JP2004081066A - Interline rod - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、魚釣りに用いる釣竿、特に、内部に釣糸を挿通する中通し竿と呼ばれるタイプの釣竿に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
いわゆる中通し竿と呼ばれるタイプの釣竿は一般に複数の竿体を連結して構成されており、その竿体の中で竿元側に位置する竿体には、リールからの釣糸を竿体内部に導入するために竿体外部と内部の釣糸通路を連通する釣糸導入口が形成されている。この釣糸導入口は一般に竿体の長手方向に長い楕円型をなし、釣糸導入口を跨ぐようにして又は釣糸導入口の竿元側に、リールからの釣糸を釣糸導入口に案内するための釣糸導入ガイドが必要に応じて設置される。
【0003】
この種の釣糸導入ガイドとしては、その強度や釣糸の円滑な竿体内への導入を可能とするために、様々な形状のものが提供されている。例えば、特開平10−313736号公報には、帯板状をした左右のサイドブリッジに内に突出したリング支持片を設け、このリング支持片にガイドリングを装着したものが開示されている(当該公報の図1など参照)。また、特開平10−127213号公報には、釣糸導入口の前後で竿体に固定される前後の固定部と、連結部と、中間支持部とを備え、中間支持部にもガイドリングを配置した釣糸導入ガイドが開示されている(当該公報の図2等参照)。これらの中通し竿では、リールからの釣糸は釣糸導入ガイドのガイドリングを介して釣糸導入口より竿体内部へ導かれ、竿体内部の釣糸通路を順次穂先側に至り、最も穂先側の竿体の穂先側端部より外部へ導出されることになる。
【0004】
このような各種提供されている釣糸導入ガイドは、その強度等を強調して金属板等で形成されており、ガイドリングもこの金属板に直接はめ込まれて固定されている。このため、予めガイドリングの竿体に対する角度は固定され任意に変更できるものではない。
しかし、釣糸の竿体内への円滑な導入のためには状況に応じてガイドリングの角度を変更するのが好ましい場合がある。例えば、竿体の長さを調整した上で釣りを行えるタイプの釣竿では、釣糸導入ガイドとリールとの軸方向距離が変化することがある。このため、良好な釣糸の飛び込み角度も変化するので、ガイドリングの角度を変更するのが好ましい場合がある。また、風が強い状況で釣りを行う場合や異なる太さの釣糸を用いるような場合、良好な釣糸の飛び込み角度が変化するので、ガイドリングの角度を変更するのが好ましいこともある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、釣糸の竿体内部への円滑な導入を可能とする中通し竿を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
発明1の中通し竿は、内部に釣糸通路を有し、釣糸通路に釣糸を導入するための釣糸導入口が周面に形成されている竿体と、釣糸導入口の周縁形状に沿って形成され釣糸導入口に合わせた開口を有し、長手方向中央付近の左右両端に軸受けを有する基部と、基部の開口に収納可能に形成されており軸受けを介して基部に回動自在に連結され、釣糸を挿通させるための挿通孔を有する回動部材とを備える。
【0007】
この中通し竿では、リールからの釣糸を釣糸導入口から竿体内部の釣糸通路に導入する。具体的には、回動部材の挿通孔に釣糸を通した上で、基部の開口を介して竿体内部に釣糸を導入する。リールからの釣糸の竿体への良好な導入角度が変化すると、回動部材もこの釣糸の導入ガイドの変化に応じて回転して、その竿体に対する角度を変化させる。そして、釣糸は円滑に竿体内部へ導入される。
【0008】
発明2の中通し竿は、発明1の中通し竿であって、回動部材は硬質部材からなるリング状の部材である。
この回動部材はリング状の部材であり、釣糸と接触してもその滑動を阻害することなく、釣糸を円滑に竿体内部に案内する。
発明3の中通し竿は、内部に釣糸通路を有し、釣糸通路に釣糸を導入するための釣糸導入口が周面に形成されている竿体と、釣糸導入口の穂先側及び竿元側の周面にそれぞれ固定される前後の固定部,釣糸導入口を長手方向に跨ぐように前後の固定部を連結する部材であり竿元側が急傾斜部分で穂先側が緩傾斜部分である連結部,及び連結部の急傾斜部分に配置されるガイドリングを有する釣糸導入ガイドとを備えている。この釣糸導入ガイドの急傾斜部分には開口が形成され、且つ、開口の左右側面には軸受けが形成されており、ガイドリングは軸受けを介して急傾斜部分に回動自在に連結されている。
【0009】
この中通し竿では、リールからの釣糸を釣糸導入ガイドを介して釣糸導入口から竿体内部の釣糸通路に導入する。ガイドリングに釣糸を通した上で、釣糸導入口から竿体内部に釣糸を導入する。リールからの釣糸の導入角度が変化すると、ガイドリングもこの釣糸の導入ガイドの変化に応じて回転して、その竿体に対する角度を変化させる。そして、釣糸は円滑に竿体内部へ導入される。
【0010】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
本発明の第1実施形態を採用した釣竿は、図1に示すように、元竿1と、元竿1の穂先側に連結される元上竿2,中竿3,穂先竿4とを有している。これらの各竿体は、所定のプリプレグ素材から構成される先細り筒状部材である。順次竿元側の竿体内部に収納可能な振出形式で連結されており、それぞれの竿体の穂先側端部内周面や竿元側端部外周面は連結時に相互に嵌合するための嵌合部分となっている。特に、元竿1と元上竿2とにあっては、元竿1内に元上竿2を収納した収納状態及び穂先側に引き出した延伸状態の何れにおいても、相互に固定可能である。
【0011】
また、元上竿2〜穂先竿4においては、竿体内部を釣糸が挿通する釣糸通路として形成している。この釣糸通路の内周面には、釣糸通路を挿通する釣糸を支持し接触面積を低減させるために螺旋状に突起を形成してもよい。
元竿1は、軸方向中央付近の周面に設けられたリール5を脱着自在に装着可能なリールシート6と、竿元側端部に脱着自在に装着される尻栓7とを有している。また、元上竿2の穂先側の周面には釣糸導入口8が設けられており、穂先竿4の穂先側端部にはトップガイド9が装着されている。リール5からの釣糸は釣糸導入口8から元上竿2内に挿入され、順次穂先側の竿体の内部の釣糸通路を挿通し、トップガイド9から外部に導出する。
【0012】
図2に示すように、元上竿2の釣糸導入口8は軸方向に長い楕円型の長孔であり、この釣糸導入口8付近の構造は、以下のようになっている。即ち、釣糸導入口8の周縁形状に沿って形成され楕円型の開口を有しているフレーム10が、この釣糸導入口8にはめ込まれている。そして、フレーム10には、ガイドリング12が回動自在に連結されている。
【0013】
フレーム10は、チタン・ステンレスなどの合金若しくは硬質プラスチックから形成される。釣糸導入口8の周縁にはめ込み固定するための固定部分10aと、固定部分10aより径外方向に突出するフランジ部分10bとからなる。このフレーム10の長手方向中央付近における楕円型の左右にはそれぞれ軸受けとなる貫通孔が左右方向に形成されている。
【0014】
ガイドリング12はセラミックスなどの硬質部材から構成されるリング部材であって、フレーム10の長手方向が長径となる楕円型である。フレーム10の開口内に収納可能な大きさに形成される。このガイドリング12の長手方向中央付近における楕円型の左右にも貫通孔がそれぞれ形成されており、上述のフレーム10の軸受けに挿入される左右1対の回動軸11がこの貫通孔にそれぞれ装着されることで、ガイドリング12は回動自在にフレーム10に連結される。
【0015】
なお、ガイドリング12と回動軸11とは比較的その装着径をきつめに設定しておき、ガイドリング12は任意の角度でフレーム10に対して固定可能にしてもよい。その他、回動軸11を例えばネジ止め固定可能とすることで、ガイドリング12を任意の角度でフレーム10に対して固定可能にしてもよい。
このような中通し竿では、上述の各竿体を穂先竿4から順次振出形式に引き出して一本の釣竿とした上で、リール5からの釣糸Lを釣糸導入口8から元上竿2内部の釣糸通路に導入することになる。具体的には、この釣糸導入口8に装着されているフレーム10に連結されているガイドリング12に釣糸Lを挿通させて、元上竿2内に導入する。
【0016】
元竿1内に元上竿2を収納した収納状態、若しくは、元竿1内から元上竿2を引き出した延伸状態の何れにおいてもこの中通し竿は元竿1と元上竿2とを連結固定して釣りを行うことができる。このような操作によってリールシート5と釣糸導入口8との軸方向距離が変化するが、このような釣糸導入角度が変化しても、ガイドリング12も任意に回動して、釣糸Lを円滑に元上竿2内に導入させることができる。
【0017】
なお、ガイドリング12を任意の回動位置で固定可能としておけば、釣人が任意の回動位置でガイドリング12を固定して、釣糸Lの導入角度を調整することができる。
[第2実施形態]
以下、第2実施形態として、第1実施形態の変形例を示す。
【0018】
この中通し竿の元上竿2の釣糸導入口8には、図3に示すように、フレーム20がはめ込まれており、フレーム20には回動自在に回動板22が連結されている。
フレーム20は、上記第1実施形態と同様のものであり、チタン・ステンレスなどの合金若しくは硬質プラスチックから形成され、固定部分・フランジ部分とからなる。そして、このフレーム20の長手方向中央付近における楕円型の左右にはそれぞれ軸受けとなる貫通孔が左右方向に形成される。
【0019】
回動板22は、セラミックスなどの硬質部材から構成される板状の部材である。フレーム20の開口内に収納可能な大きさに形成され、フレーム20の楕円の長手方向が長辺となっている。この回動板22の長手方向中央付近には左右方向(短辺方向)に貫通する貫通孔が形成されている。そして、上述のフレーム20の軸受けに挿入される回動軸21がこの貫通孔をも貫通して、回動板22はこの回動軸21を中心としてフレーム20に回動自在に連結される。なお、上記第1実施形態と同様に、回動板22と回動軸21とは比較的その装着径をきつめに設定しておき、回動板22は任意の角度でフレーム20に対して固定可能にしておいてもよい。
【0020】
また、この回動板22の長手方向の一端、詳しくは、元上竿2の穂先側に相当する一端には、回動板22の長手方向に伸びる略楕円型の挿通孔22aが形成されている。この挿通孔22aに釣糸が挿通することになる。
なお、この実施形態では回動板22そのものをセラミックスなどの硬質部材から形成しているが、回動板22自体は硬質プラスチックなどから構成し、挿通孔22aに別途セラミックス製ガイドなどを装着してもよい。
【0021】
このような中通し竿でも、第1実施形態と同様の作用効果を奏する。
[第3実施形態]
以下、本発明の第3実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
この中通し竿の元上竿2の釣糸導入口8には、図4に示すように、釣糸導入ガイド30が装着されている。
【0022】
釣糸導入ガイド30は、釣糸導入口8の穂先側及び竿元側の周面にそれぞれ固定される前後の固定部31と、釣糸導入口8を長手方向に跨ぐように前後の固定部31を連結する連結部32とを有している。固定部31及び連結部32は一枚の金属板等から打ち抜き加工され一体的に形成されている。前後の固定部31はそれぞれ元上竿2の周面に巻糸で巻回されて固定されている。
【0023】
連結部32は、釣糸導入口8の上に空間を形成しながらこの釣糸導入口8を跨いでいる。竿元側が固定部31より急傾斜で起立する急傾斜部分となっており、頭頂部分から穂先側が緩傾斜部分となっている。急傾斜部分は、図5に示すように、部分的に円形に膨らんでおり、円形部分の左右にはそれぞれ軸受けとなる左右方向に貫通する貫通孔が形成されている。
【0024】
また、連結部32の緩傾斜部分の途中の釣糸導入口8の竿元側端付近に相当する軸方向位置には、緩傾斜部分から元上竿2側に垂れ下がっている垂下部35が形成されている。この緩傾斜部分も、図6に示すように、部分的に円形に膨らんであり、円形部分の左右にはそれぞれ軸受けとなる左右方向に貫通する貫通孔が形成されている。
【0025】
急傾斜部分の円形部分に第1ガイドリング33が配置されている。第1ガイドリング33はセラミックスなどの硬質部材から構成されるリング部材であって、連結部32の急傾斜部分円形形状に合わせて、その円内に配置されている。この第1ガイドリング33の左右にも貫通孔がそれぞれ形成されており、上述の連結部32の軸受けに挿入される左右1対の回動軸34がこの貫通孔にそれぞれ装着されることで、第1ガイドリング33は回動自在に連結部32の急傾斜部分に連結される。また、緩傾斜部分の円形部分には第2ガイドリング36が配置されている。この第2ガイドリング36も第1ガイドリング33と同様であり、回動軸37を介して回動自在に連結部32の緩傾斜部分に連結される。なお、これらの第1,第2ガイドリング33,36についても、上記第1実施形態と同様に、所定の回動位置で固定可能としておいてもよい。
【0026】
この中通し竿では、リールからの釣糸を釣糸導入ガイド30を介して釣糸導入口8から元上竿2内部の釣糸通路に導入する。具体的には、この釣糸導入口8を跨ぐようにして元上竿2に装着されている釣糸導入ガイド30の連結部32の第1ガイドリング33及び第3ガイドリング36を回動させて任意の回動位置で制止させておく。そして、任意の回動位置において元上竿2に対してそれぞれのガイドリングを良好な角度に調整し、この第1ガイドリング33,第2ガイドリング36に順次釣糸を通した上で竿体内部に釣糸を導入する。
【0027】
[他の実施形態]
(a)釣糸導入ガイドとしては、上記第3実施形態のように釣糸導入口を竿体の軸方向に跨ぐように配置されるものに代えて、図7に示すように、釣糸導入口の竿元側の竿体周面に固定され竿体に対して起立しているタイプの釣糸導入ガイド40を採用してもよい。この場合も、釣糸導入ガイド40のガイドリング41をフレーム42に対して回動自在とする。
【0028】
【発明の効果】
本発明に係る中通し竿によれば、釣糸の竿体内部への円滑な導入が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を採用した中通し竿の全体図。
【図2】図1の元上竿2の釣糸導入口8付近を示した図。
【図3】本発明の第2実施形態を採用した中通し竿の図2に相当する図。
【図4】本発明の第3実施形態を採用した中通し竿の図2に相当する図。
【図5】図4の釣糸導入ガイド30の急傾斜部分の正面図。
【図6】図4の釣糸導入ガイド30の垂下部分の正面図。
【図7】本発明の他の実施形態を採用した釣糸導入ガイド40を示した図。
【符号の説明】
2 元上竿
8 釣糸導入口
10,20 フレーム
12,22 ガイドリング
30 釣糸導入ガイド
31 固定部
32 連結部
33,36 第1,第2ガイドリング[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a fishing rod used for fishing, and more particularly to a type of fishing rod called a through rod that inserts a fishing line inside.
[0002]
[Prior art]
A so-called “through rod” type fishing rod is generally constructed by connecting a plurality of rods, and the fishing rod from the reel is placed inside the rod in the rod located on the rod side. In order to introduce, a fishing line introduction port is formed which communicates the outside of the housing with the internal fishing line passage. This fishing line introduction port is generally in the shape of an ellipse that is long in the longitudinal direction of the rod, and the fishing line for guiding the fishing line from the reel to the fishing line introduction port so as to straddle the fishing line introduction port or on the base side of the fishing line introduction port. Installation guides are installed as needed.
[0003]
As this type of fishing line introduction guide, various types of fishing line introduction guides are provided in order to enable the strength and smooth introduction of the fishing line into the frame. For example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 10-313736 discloses a structure in which a ring support piece protruding inward is provided on the left and right side bridges in the shape of a band plate, and a guide ring is attached to the ring support piece (this (See FIG. 1 of the publication). Japanese Patent Application Laid-Open No. 10-127213 includes a front and rear fixing portion that is fixed to a frame before and after a fishing line introduction port, a connecting portion, and an intermediate support portion, and a guide ring is also disposed in the intermediate support portion. A fishing line introduction guide is disclosed (see FIG. 2 etc. of the publication). In these through rods, the fishing line from the reel is guided to the inside of the rod body from the fishing line introduction port through the guide ring of the fishing line introduction guide, and the fishing line passage in the rod body reaches the tip side sequentially, and the most tip side rod. It will be led out from the tip side end of the body.
[0004]
Such various provided fishing line introduction guides are formed of a metal plate or the like with emphasis on strength and the like, and the guide ring is also directly fitted and fixed to the metal plate. For this reason, the angle of the guide ring with respect to the housing is fixed in advance and cannot be arbitrarily changed.
However, it may be preferable to change the angle of the guide ring depending on the situation in order to smoothly introduce the fishing line into the frame. For example, in a type of fishing rod that allows fishing after adjusting the length of the rod, the axial distance between the fishing line introduction guide and the reel may change. For this reason, since the diving angle of a favorable fishing line also changes, it may be preferable to change the angle of a guide ring. Further, when fishing is performed in a windy situation or when using a fishing line having a different thickness, it is sometimes preferable to change the angle of the guide ring because a good fishing line jump angle changes.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
The subject of this invention is providing the penetration rod which enables the smooth introduction | transduction to the inside of a rod body of a fishing line.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The through rod of the
[0007]
In this through rod, the fishing line from the reel is introduced from the fishing line introduction port into the fishing line passage inside the rod. Specifically, after the fishing line is passed through the insertion hole of the rotating member, the fishing line is introduced into the housing through the opening of the base. When the good introduction angle of the fishing line from the reel to the rod changes, the rotating member also rotates in accordance with the change of the fishing line introduction guide to change the angle with respect to the rod. The fishing line is smoothly introduced into the inside of the housing.
[0008]
The through hole of the
This rotating member is a ring-shaped member and smoothly guides the fishing line into the housing without obstructing its sliding even when it comes into contact with the fishing line.
The through rod of the
[0009]
In this through rod, the fishing line from the reel is introduced from the fishing line introduction port into the fishing line passage inside the rod through the fishing line introduction guide. After passing the fishing line through the guide ring, the fishing line is introduced into the housing from the fishing line inlet. When the angle of introduction of the fishing line from the reel changes, the guide ring also rotates according to the change of the introduction guide of the fishing line and changes the angle with respect to the rod. The fishing line is smoothly introduced into the inside of the housing.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
[First Embodiment]
Hereinafter, a first embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
As shown in FIG. 1, the fishing rod employing the first embodiment of the present invention has a
[0011]
In addition, the former
The
[0012]
As shown in FIG. 2, the
[0013]
The
[0014]
The
[0015]
Note that the
In such a penetrating rod, each of the above-mentioned rods is sequentially drawn out from the
[0016]
In either the stowed state in which the
[0017]
If the
[Second Embodiment]
Hereinafter, as a second embodiment, a modification of the first embodiment will be described.
[0018]
As shown in FIG. 3, a
The
[0019]
The rotating
[0020]
Further, a substantially
In this embodiment, the rotating
[0021]
Even such an inside punch has the same effects as the first embodiment.
[Third Embodiment]
Hereinafter, a third embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
As shown in FIG. 4, a fishing
[0022]
The fishing
[0023]
The connecting
[0024]
In addition, a hanging
[0025]
The
[0026]
In this through rod, the fishing line from the reel is introduced from the fishing
[0027]
[Other Embodiments]
(A) As the fishing line introduction guide, instead of the fishing line introduction guide disposed so as to straddle the fishing line introduction port in the axial direction of the rod as in the third embodiment, as shown in FIG. A fishing
[0028]
【The invention's effect】
According to the penetrating rod according to the present invention, it is possible to smoothly introduce the fishing line into the rod body.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an overall view of a through hole that employs a first embodiment of the present invention.
2 is a view showing the vicinity of a fishing
FIG. 3 is a view corresponding to FIG. 2 of a through hole that employs a second embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a view corresponding to FIG. 2 of a through hole that employs a third embodiment of the present invention.
5 is a front view of a steeply inclined portion of the fishing
6 is a front view of a hanging portion of the fishing
FIG. 7 is a view showing a fishing
[Explanation of symbols]
2 Original
Claims (3)
前記釣糸導入口の周縁形状に沿って形成され前記釣糸導入口に合わせた開口を有し、長手方向中央付近の左右両端に軸受けを有する基部と、
前記基部の開口に収納可能に形成されており前記軸受けを介して前記基部に回動自在に連結され、釣糸を挿通させるための挿通孔を有する回動部材と
を備える中通し竿。A housing having a fishing line passage inside, and a fishing line introduction port for introducing a fishing line into the fishing line passage formed on the peripheral surface;
A base formed along the peripheral shape of the fishing line inlet and having an opening that matches the fishing line inlet, and has bearings on both left and right ends near the center in the longitudinal direction;
A through rod comprising: a pivot member that is formed in the opening of the base portion so as to be retractable, is pivotally connected to the base portion via the bearing, and has an insertion hole for inserting a fishing line.
前記釣糸導入口の穂先側及び竿元側の周面にそれぞれ固定される前後の固定部,前記釣糸導入口を長手方向に跨ぐように前記前後の固定部を連結する部材であり竿元側が急傾斜部分で穂先側が緩傾斜部分である連結部,及び前記連結部の急傾斜部分に配置されるガイドリングを有する釣糸導入ガイドとを備え、
前記釣糸導入ガイドの急傾斜部分には開口が形成され、且つ、前記開口の左右側面には軸受けが形成されており、
前記ガイドリングは前記軸受けを介して前記急傾斜部分に回動自在に連結されている、中通し竿。A housing having a fishing line passage inside, and a fishing line introduction port for introducing a fishing line into the fishing line passage formed on the peripheral surface;
The front and rear fixing parts fixed to the tip and side of the fishing line inlet, respectively, and the front and rear fixing parts so as to straddle the fishing line inlet in the longitudinal direction. And a fishing line introduction guide having a connecting portion whose tip side is a gently inclined portion at an inclined portion, and a guide ring arranged at a steeply inclined portion of the connecting portion,
An opening is formed in the steeply inclined portion of the fishing line introduction guide, and a bearing is formed on the left and right side surfaces of the opening,
The guide ring is a through hole that is rotatably connected to the steeply inclined portion via the bearing.
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