JP2004080387A - 画像処理装置と画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【構成】600dpi×256階調などの画像データを、主走査方向2400dpi、副走査方向600dpiの2値画像に変換する。主走査方向2400dpiの2値画像が符号化処理部の符号化能力を越える場合、2値画像を副走査方向に平行に複数に分割し、主走査方向の画素数を符号化能力以内にする。
【効果】走査方向の画素数が符号化処理部の能力を越える場合でも、符号化ができる。
【選択図】  図3

Description

【0001】
【発明の利用分野】
この発明は画像処理装置と画像処理方法に関し、特に画像データの符号化と符号化した画像データの復号とに関する。
【0002】
【従来技術】
プリンタやファクシミリ、スキャナなどの画像処理装置では、画像データの圧縮を目的として、MH(モディファイド・ホフマン)、MR(モディファイド・READ)、MMR(モディファイド・モディファイド・READ)、JBIG(Joint・bi−level・image・experts・group)などによる符号化が行われている。ところで画像データの読取に用いるCCDセンサなどでは階調データが得られ、これを例えば2値化すると、階調データを2値化する過程で画素数を増すことが可能である。このため、符号化処理部や復号処理部の処理能力を越える画素数の画像データを、取り扱う必要が生じるようになった。そしてこのような場合に、符号化処理部や復号処理部の処理能力を増して対応するのでは、画像処理装置の高価格化を招くことになる。
【0003】
【発明の課題】
この発明の課題は、画像データの主走査方向の画素数が符号化手段の符号化能力を越える場合にも、符号化が可能な画像処理装置と画像処理方法を提供することにある(請求項1〜6)。
請求項2の発明での追加の課題は、画像の分割や分割後の合成が容易に行えるようにすることにある。
請求項3の発明での追加の課題は、各ライン画素数が一定でないと符号化できない符号化方式でも、容易に符号化できるようにすることにある。
請求項4の発明での追加の課題は、画像の分割によってデータ圧縮効率が低下しないようにすることにある。
請求項5の発明での追加の課題は、分割した画像を元の画像に容易に復元できるようにすることにある。
【0004】
【用語法】
この明細書において、データとしての画像を意味する場合、画像と画像データは同義語とする。ラインは特に断らない限り主走査方向のラインを意味する。
【0005】
【発明の構成】
この発明は、画像読取手段で画像データを読み取り、符号化手段により画像データの主走査方向に沿って符号化するようにした画像処理装置において、画像読取手段で読み取った画像データの主走査方向の画素数を、符号化手段の符号化可能画素数と比較し、符号化可能画素数を越える場合に、該画像データを副走査方向に平行に分割して、分割した各部分の主走査方向の画素数を前記符号化可能画素数以下にして、前記符号化手段で符号化させるための分割手段を設けたことを特徴とする(請求項1)。
【0006】
好ましくは、前記分割手段を、分割前の画像データでの主走査方向の1ラインが、分割した画像データでの連続した複数のラインに分割され、分割前の画像データでの主走査方向の次のラインが、分割した画像データでの前記複数のラインの次の連続した複数のラインとして配置されるように、画像データを分割するように構成する(請求項2)。
さらに好ましくは、分割画像での主走査方向に沿った各ラインの画素数が共通になるように、所定のラインにダミーの画素のデータを付加するためのダミーデータ付加手段を設ける(請求項3)。
【0007】
また好ましくは、前記分割手段を、分割した各部分が各々1つのページを構成するように分割し、前記符号化手段に該各ページ毎に符号化させるように構成する(請求項4)。
【0008】
特に好ましくは、分割して符号化した画像データを、分割前の画像データに復元できるようにするための、分割情報を作成するための分割情報作成手段を設ける(請求項5)。
【0009】
この発明は、画像データを読み取り、画像データの主走査方向に沿って符号化するようにした画像処理方法において、画像データの主走査方向の画素数を符号化可能画素数と比較し、符号化可能画素数を越える場合に、該画像データを副走査方向に平行に分割して、分割した各部分の主走査方向の画素数を符号化可能画素数以下にして、前記符号化手段で符号化させるようにしたことを特徴とする(請求項6)。
【0010】
【発明の作用と効果】
この発明の画像処理装置では、主走査方向の画素数が符号化手段で符号化可能な画素数を越える場合でも、副走査方向に平行に画像データを分割するので、分割後の主走査方向の画素数は符号化可能画素数以下となり、符号化手段の能力を増強せずに、符号化可能画素数を越える画像データを符号化できる(請求項1〜5)。
【0011】
請求項2の発明では、分割前の画像データでの主走査方向の1ラインが、複数の連続したラインとなるように画像を分割するので、画像の分割や分割した画像の合成時の処理が簡単になる。
ここで各ラインの画素数が一定でないと符号化できないMR,MMRなどの符号化方式でも符号化できるように、所定のラインにダミーの画素のデータを付与すると、これらの方式でも符号化できる(請求項3)。
【0012】
請求項4の発明では、分割した各部分が各々1ページとなるように分割して、ページ毎に分割するので、各ページでの前後のライン間にデータの相関があり、符号化時のデータ圧縮効率を高くできる。
【0013】
請求項5の発明では、分割前の画像データに復元できるようにするための分割情報を作成するので、符号化した画像データを元の画像データに復元するのが容易になる。
【0014】
この発明の画像処理方法では、主走査方向の画素数が符号化手段で符号化可能な画素数を越える場合でも、副走査方向に平行に画像データを分割するので、分割後の主走査方向の画素数は符号化可能画素数以下となり、符号化手段の能力を増強せずに、符号化可能画素数を越える画像データを符号化できる(請求項6)。
【0015】
【実施例】
図1〜図5に実施例を示す。2は画像処理装置で、ファクシミリやプリンタ、コピー機、ネットワークスキャナなどの画像データの読取装置、等として用いる。4はスキャナで、画像読取手段の例であり、CCDセンサなどを備え、例えばその出力は主走査方向並びに副走査方向とも解像度が600dpiで、256階調の階調型データとする。6は画像処理部で、解像度変換部を備え、スキャナ4の画像データに対してシェーディング補正やγ補正などを施し、かつ主走査方向600dpiの画像データを主走査方向2400dpiに変換し、これと同時に256階調から2値画像へ変換する。なお副走査方向は600dpiのままである。
【0016】
8はメモリコントローラで、ラスターフォーマットで画像データを記憶するイメージメモリ10を管理し、特にイメージメモリ10への書込アドレスと読出アドレスとを発生させるアドレスジェネレータとして動作する。メモリコントローラ8は、後述のように画像データを分割する場合、画像データを分割した旨の分割情報を記憶したヘッダ情報を作成する。さらにメモリコントローラ8は、画像の分割時に各ラインの画素数を揃えるためにダミーデータを追加する場合、ダミーデータの位置と画素数とを前記のヘッダ情報に記述する。例えば画像データをN分割し、N番目のブロックにM画素ずつダミーデータを追加する場合、ヘッダ情報には、(N,N,M)のデータが含まれている。ダミーデータを付加する位置が固定の場合、付加するダミーデータの画素数Mのみをヘッダ情報に含めても良い。
【0017】
12は符号化処理部で、13は分割した画像の符号化を容易にするためのダミーデータを付加するためのダミーデータ付加部である。14は復号処理部で、15は分割画像を復号した際に、ダミーデータを除去するためのダミーデータ除去部である。実施例では、画像処理の高速化のため、符号化処理部12と復号処理部14とを別体としたが、これらを一体として共通のハードウェアを用いても良い。またダミーデータの画素数を副走査方向に沿って一定にし、ダミーデータでの画素の値は、例えば原稿画像での地色に対応する値などに固定しておく。ダミーデータの付加や除去は、メモリコントローラ8で指定された画素数だけ指定された位置に既知の値の画素を追加する(付加)、あるいはヘッダ情報に従って指定された位置の所定数の画素を除去する(除去)などの処理となり、極めて簡単である。実施例ではダミーデータ付加部12や除去部13をメモリコントローラ8と別体に示したが、メモリコントローラ8でダミーデータを付加あるいは除去することもできる。
【0018】
符号化処理部12では、MH,MR,MMR,JBIGなどの符号化方式により画像データを符号化し、これによって画像データを圧縮する。復号処理部14ではMHやMR,MMR,JBIGなどにより符号化された画像データを復号し、元の画像データを復元する。16はプリンタ制御部で、2400dpiの画像データを2400dpi相当のビデオ信号に変換して、プリンタ18に出力すると共に、プリンタ18を制御する。プリンタ18は2400dpi相当の解像度のプリンタで、20はコマンドや符号化済みの画像データなどのためのシステムバスである。
【0019】
22はCPUで、24は操作部で、26は表示部である。表示部26は例えばLCDパネルなどを用い、操作部24は、LCDパネルに重ねて設けたタッチパネルや、スイッチなどを用いる。28は符号化済みメモリで、符号化処理部12で符号化した画像データを保存し、前記のヘッダ情報は例えば符号化済みメモリ28で画像データと共に記憶する。30はプログラムなどを記憶するためのROMで、32は様々な一時的データを保存するためのRAMで、前記のヘッダ情報はRAM32で記憶しても良い。34はモデム、36はNCU(網制御ユニット)で、これらにより電話回線網などとの接続を確立し、ファクシミリ通信を行う。
【0020】
上記の他にLANインターフェースなどを設けて、LANを介してパーソナルコンピュータなどのクライアントやメールサーバなどに接続しても良い。実施例では、画像データを分割してダミーデータを付加して符号化し、符号化済みメモリ28に記憶した後に、復号処理部14で復号し、ダミーデータを除去して、分割した複数のブロックを合体して元の画像を復元し、プリンタ18でプリントする例を示す。しかし分割してダミーデータを付加し符号化した画像データをファクシミリ送信して、受信側で復号後にダミーデータを除去し合体しても良い。また文書管理装置などに読み取った画像データを記憶する際に、分割してダミーデータを付加して符号化して記憶させても良い。
【0021】
図2に、読取原稿40をスキャナ4で読み取った後、符号化するまでの過程を示す。読取原稿40をスキャナ4で読み取ると、例えば主走査方向Xと副走査方向Yのいずれもが解像度600dpiで256階調の画像データが得られる。画像処理部6は得られた画像データに対してγ補正やシェーディング補正などの画像処理を施し、プリンタでのプリントやファクシミリ送信などの便宜のために、主走査方向を4倍に引き伸ばして2400dpiとし、これと同時に256階調の画像データを2値画像に変換すると、解像度変換済みの画像データ42となる。解像度変換済みの画像データ42を、メモリコントローラ8で発生させた書込アドレスで、一旦イメージメモリ10に記憶する。
【0022】
メモリコントローラ8は、画像データをイメージメモリ10に書き込むためのアドレス生成を行う際等に、主走査方向の画素数と副走査方向のライン数を把握する。そしてこの画素数が符号化処理部12での符号化能力を越える場合、メモリコントローラ8は、画像データの読み出し時に、画像データを主走査方向の途中で副走査方向に平行にN分割する(Nは2以上の自然数で、分割数)。またダミーデータ付加部13は、分割した各ブロックの主走査方向の画素数が等しくなるように、ダミーデータを付加する。画像を分割しダミーデータを付加すると、主走査方向の画素数が符号化処理部12の符号化可能画素数を越える場合でも、同じ符号化処理部12で符号化できる。また画像を分割した旨やダミーデータの画素数は、ヘッダ情報に記述されているので、復号に支障を来さない。
【0023】
分割した画像データ44では、分割前の画像での主走査方向の1ラインが、連続した複数のNラインとなる(Nは分割数)。例えば分割前の画像で、主走査方向の第1ラインをブロック1−1〜1−4に分割し、第2ラインをブロック2−1〜2−4に分割したとする。分割後の画像では、ライン1−1〜1−4が順に並び、次にライン2−1〜2−4が順に並ぶように配置する。そして後の添字4のラインに、ダミーデータを一定画素ずつ付加する。
【0024】
ここで符号化処理部の能力について数値的な例を示す。符号化処理部12の符号化可能画素数は例えば7400画素程度で、A4用紙をその長辺方向を主走査方向として600dpiで読み取ると、主走査方向の画素数が最大で約7000画素、副走査方向の画素数が最大で約5000画素となる。主走査方向について画素数を4倍に増すと、符号化処理部12の符号化可能画素数7400画素を超過する。ここで画像データを副走査方向に平行に4分割すると、分割した各ブロックの主走査方向の画素数は最大で7400画素程度になり、符号化ができる。
【0025】
図3に画像データの構成の変化を示す。画像データ41は解像度変換前の画像データで、解像度変換後の画像データ42には、仮想的に4分割した分割線と付加するダミーデータ45とを示してある。1−1などの記号は、分割後の画像での各ラインを示し、符号化済みの画像データ48ではライン1−1〜1−4、ライン2−1〜2−4…の順に配置されている。
【0026】
図4に、実施例での符号化アルゴリズムを示す。ステップ1で画像データを読み取り、ステップ2で1ページ分の画像データをイメージメモリに格納する。ステップ3で主走査方向の画素数が符号化可能画素数を越えているかどうか、言い換えると主走査方向の幅が最大幅を越えているかどうかをチェックし、越えていない場合は、分割せずにそのまま符号化し、符号化済み画像メモリに格納する(ステップ4,5)。画像データの幅が最大幅を越えていることをステップ3で検出した場合、符号化可能画素数ずつ(最大幅ずつ)符号化するものとして、分割数をNとする。そして主走査方向の画素数がNの倍数かどうかをチェックし(ステップ6)、倍数でなければ画像データの右端(各ラインの行末)に所定数ずつダミーデータを付加する(ステップ7)。
【0027】
ステップ8で画像データを幅方向に複数の分割ブロックが並ぶように、即ち副走査方向に平行にN分割する(ステップ8)。ステップ9で、左端の分割ブロックから順に各ブロックから1ラインずつ取り出して符号化する。分割と符号化は、分割前の画像の右端に必要に応じてダミーデータを付加し、1ラインをN分割して新たな1ラインとして、符号化すれば良く、極めて簡単である。そして符号化した画像データを符号化済みメモリに格納し、この処理を全てのラインを符号化して格納するまで繰り返す(ステップ11)。全てのラインを符号化すると、ヘッダ情報を作成し、符号化済みメモリなどに格納する。
【0028】
図5に分割した画像データの復号時の処理を示す。ステップ20で、画像データを符号化済みメモリから読み出し、ステップ21で復号する。ステップ22で、ヘッダ情報を用いて、ダミーデータの有無とその位置並びにダミーデータの画素数を確認し、ダミーデータを除去し、分割したNライン(Nは分割数)を1ラインに合体し、イメージメモリに格納する(ステップ23)。この段階で符号化前の画像データを復元でき、ステップ24で画像データをイメージメモリから読み出し、ステップ25ではプリンタでプリントする。
【0029】
実施例では、プリンタの解像度に合わせて解像度変換を行い、画像データをプリンタでプリントする場合に画像データの分割を行ったが、画像データをファクシミリ送信する場合や、文書管理装置などに保存する場合にも同様の分割をすることができる。これらの場合も、画像データを分割すると、その旨と分割した数をヘッダ情報に記憶し、またダミーデータを付加した場合、その位置やダミーデータの画素数をヘッダ情報に記憶する。例えばファクシミリ送信の場合、NSS(非標準機能設定信号)を用いて、ヘッダ情報を受信側に通知し、受信側で画像データを復号した後に、ヘッダ情報に従ってダミーデータを除去し、分割した画像を合体すればよい。また文書管理装置などに画像データを保存する場合、前記のヘッダ情報を、画像データと同一ファイルに、あるいは画像データのファイルとリンクさせて保存すればよい。
【0030】
【変形例】
図6〜図8に変形例を示す。なお特に指摘した点以外は図1〜図5の実施例と同様であり、同じ符号や同じステップ番号は同じものや同じ処理を示す。また図1〜図5の実施例に関する開示は、特に指摘した点以外は、そのままこの変形例にも該当する。画像処理装置のハードウェアとしては、図1の画像処理装置2からダミーデータ付加部13とダミーデータ除去部15とを除けば良く、画像の分割や分割した各ページの合体は、メモリコントローラ8で読み出しアドレスを制御して行えばよい。またヘッダ情報46には、画像を分割した旨、例えば画像を分割した旨と分割数Nとを記述すればよい。
【0031】
図6に示すように、読取原稿40をスキャナ4で読み込み、解像度変換等を施し、解像度変換済み画像データ42の主走査方向の画素数が符号化可能画素数を越えているかどうかをメモリコントローラでチェックし、越えている場合、イメージメモリ10からの読み出し時に読み出しアドレスを制御して、例えば4ページの画像に分割する。分割したページを60〜63として示し、副走査方向に平行な分割線で画像をN分割した各ブロックを各々1ページとする。
【0032】
符号化処理部12で各ページを符号化する。この場合、ライン間の画像データの相関が強いので、画像の圧縮効率は実施例に比べて高く、変形例では、ダミーデータの付加や除去は必要ではないが、画像の分割や合体には、メモリコントローラ8での、実施例よりも複雑なアドレス制御が必要である。
【0033】
図7に符号化のアルゴリズムを示すと、ステップ1で画像を読み取り、ステップ2でイメージメモリに格納し、ステップ3で符号化可能な最大幅を幅が越えているか、即ち符号化可能画素数を主走査方向の画素数が越えているかどうかをチェックし、越えていない場合、そのまま符号化して符号化済みメモリに格納する。最大幅を越えている場合、幅方向に複数の分割ブロックが並ぶように、即ち副走査方向に平行に、例えば最大幅ずつN分割し(ステップ30)、分割した各ページごとに符号化し(ステップ31)、各ページごとにヘッダ情報を付加し(ステップ32)、符号化済みメモリに格納して(ステップ33)、全ての分割ページを符号化するまで(ステップ34)繰り返す。ヘッダ情報はページごとに付加したが、符号化済みの画像データの全体に対して付加しても良い。
【0034】
復号時には、図8に示すように、符号化済みメモリから画像データを読み出し(ステップ20)、復号し(ステップ21)、イメージメモリに格納する(ステップ23)。そしてイメージメモリから各ページを1ラインずつ読み出し、合体して1ラインとする(ステップ36)。例えばNページに分割した場合、Nラインを合体して1ラインとする。そしてプリンタでプリントする(ステップ25)。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の画像処理装置のブロック図
【図2】実施例の画像処理装置での、画像データの符号化時の処理の流れを模式的に示す図
【図3】実施例の画像処理装置での、画像データの分割構造を模式的に示す図
【図4】実施例の画像処理装置での、画像データの符号化アルゴリズムを示すフローチャート
【図5】実施例の画像処理装置での、復号アルゴリズムを示すフローチャート
【図6】変形例の画像処理装置での、画像データの符号化時の処理の流れを模式的に示す図
【図7】変形例の画像処理装置での、画像データの符号化アルゴリズムを示すフローチャート
【図8】変形例の画像処理装置での、復号アルゴリズムを示すフローチャート
【符号の説明】
2     画像処理装置
4     スキャナ
6     画像処理部
8     メモリコントローラ
10    イメージメモリ
12    符号化処理部
13    ダミーデータ付加部
14    復号処理部
15    ダミーデータ除去部
16    プリンタ制御部
18    プリンタ
20    システムバス
22    CPU
24    操作部
26    表示部
28    符号化済みメモリ
30    ROM
32    RAM
34    モデム
36    NCU
40    読取原稿
41    画像データ
42    解像度変換済み画像データ
44    分割した画像データ
45    ダミーデータ
46    ヘッダ情報
48    符号化済みの画像データ
60〜63 分割したページ

Claims (6)

  1. 画像読取手段で画像データを読み取り、符号化手段により画像データの主走査方向に沿って符号化するようにした画像処理装置において、
    画像読取手段で読み取った画像データの主走査方向の画素数を、符号化手段の符号化可能画素数と比較し、符号化可能画素数を越える場合に、該画像データを副走査方向に平行に分割して、分割した各部分の主走査方向の画素数を前記符号化可能画素数以下にして、前記符号化手段で符号化させるための分割手段を設けたことを特徴とする、画像処理装置。
  2. 前記分割手段を、分割前の画像データでの主走査方向の1ラインが、分割した画像データでの連続した複数のラインに分割され、分割前の画像データでの主走査方向の次のラインが、分割した画像データでの前記複数のラインの次の連続した複数のラインとして配置されるように、画像データを分割するように構成したことを特徴とする、請求項1の画像処理装置。
  3. 分割画像での主走査方向に沿った各ラインの画素数が共通になるように、所定のラインにダミーの画素のデータを付加するためのダミーデータ付加手段を設けたことを特徴とする、請求項2の画像処理装置。
  4. 前記分割手段を、分割した各部分が各々1つのページを構成するように分割し、前記符号化手段に該各ページ毎に符号化させるように構成したことを特徴とする、請求項1の画像処理装置。
  5. 分割して符号化した画像データを、分割前の画像データに復元できるようにするための、分割情報を作成するための分割情報作成手段を設けたことを特徴とする、請求項1〜4のいずれかの画像処理装置。
  6. 画像データを読み取り、画像データの主走査方向に沿って符号化するようにした画像処理方法において、
    画像データの主走査方向の画素数を符号化可能画素数と比較し、符号化可能画素数を越える場合に、該画像データを副走査方向に平行に分割して、分割した各部分の主走査方向の画素数を符号化可能画素数以下にして、前記符号化手段で符号化させるようにしたことを特徴とする、画像処理方法。
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