JP2004078815A

JP2004078815A - Portable information processor, information processing method, and program

Info

Publication number: JP2004078815A
Application number: JP2002241705A
Authority: JP
Inventors: Yoshimitsu Komiya; 小宮　義光; Kaori Kashimoto; 橿本　かおり; Koichi Sato; 佐藤　晃一; Shigeyuki Seko; 瀬古　茂幸
Original assignee: Sony Corp
Current assignee: Sony Corp
Priority date: 2002-08-22
Filing date: 2002-08-22
Publication date: 2004-03-11
Anticipated expiration: 2022-08-22
Also published as: JP4207496B2

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To enable a user to recognize display content in detail accurately within a limited display area. <P>SOLUTION: When input is performed for a touch pad by a stroke in a process for a step S34, the first locus for the stroke is displayed with a full size in an area with a first space. Based on the ratio of the area with the first space to the area with the second space in the process for the step S32, the second locus, for which the size of the first locus is changed, is generated by designated normalization. At the same time when the first locus is displayed in the process for a step S33, the display is controlled so that the first locus is superimposed to display the second locus on the area with the second space overlaying on the area with the first space. This invention can be applied to a PDA. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関し、特に、入力されたか、または記憶されている画像を表示する携帯情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関する。
【０００２】
【従来の技術】
ＰＤＡ（Ｐｅｒｓｏｎａｌ　Ｄｉｇｉｔａｌ　Ａｓｓｉｓｔａｎｔ）などの携帯情報処理装置が広く用いられている。携帯情報処理装置の筐体は、携帯性を考慮して、比較的小型に形成される。
【０００３】
携帯情報処理装置に設けられる表示装置の形状は、筐体の形状により、制限されるため、通常、携帯情報処理装置の表示領域は、据え置き型の情報処理装置に比較して、小さい。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
このように、携帯情報処理装置の表示領域が小さいので、使用者が、表示内容を認識しにくいという問題点があった。表示装置自身の解像度を向上させても、表示領域そのものの大きさが制限されるので、表示内容の細かい部分まで確認することが困難である。
【０００５】
また、携帯情報処理装置は、例えば、外出先の電車の中や直射日光下で利用されることも多く、使用者が表示の内容を見るには、劣悪な環境で使用されることが多い。このような場合には、表示内容を確実に認識することが、より困難になる。
【０００６】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、限られた表示領域内で、使用者に、表示内容を、詳細な部分まで、より確実に認識させることができるようにすることを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
本発明の第１の携帯情報処理装置は、入力手段へのストロークによる入力があった場合、第１の大きさの領域に、ストロークに対して原寸の第１の軌跡の表示を制御する第１の表示制御手段と、第１の大きさの領域に対する第２の大きさの領域の大きさの比率に基づいて、所定の正規化により、第１の軌跡の大きさを変更した第２の軌跡を生成する生成手段と、第１の軌跡の表示と同時に、第１の大きさの領域と重複する第２の大きさの領域に、第１の軌跡に重ねて、第２の軌跡を表示するように表示を制御する第２の表示制御手段とを含むことを特徴とする。
【０００８】
第２の表示制御手段は、入力手段への入力に基づく、複数の第２の大きさの領域のうちの、第２の軌跡が表示される、第２の大きさの領域の選択を表示するように表示を制御するようにすることができる。
【０００９】
第２の大きさの領域は、第１の大きさの領域を等分割してなすようにすることができる。
【００１０】
第２の表示制御手段は、複数の第２の大きさの領域を合わせてなる、第２の軌跡を配置して記憶する単位である第３の領域のうちの一部分であって、第１の大きさの領域と重複する部分に配置されている第２の軌跡を表示するように表示を制御するようにすることができる。
【００１１】
第２の表示制御手段は、入力手段への入力に基づいて、第１の大きさの領域と重複する、第３の領域のうちの一部分を選択して表示するように表示を制御するようにすることができる。
【００１２】
生成手段は、正規化により、第１の軌跡の大きさを２分の１とした第２の軌跡を生成するようにすることができる。
【００１３】
第１の大きさの領域は、第２の大きさの領域を等分割してなすようにすることができる。
【００１４】
携帯情報処理装置は、第２の大きさの領域に配置された第２の軌跡を記憶する記憶手段をさらに設けることができる。
【００１５】
本発明の第１の情報処理方法は、入力手段へのストロークによる入力があった場合、第１の大きさの領域に、ストロークに対して原寸の第１の軌跡の表示を制御する第１の表示制御ステップと、第１の大きさの領域に対する第２の大きさの領域の大きさの比率に基づいて、所定の正規化により、第１の軌跡の大きさを変更した第２の軌跡を生成する生成ステップと、第１の軌跡の表示と同時に、第１の大きさの領域と重複する第２の大きさの領域に、第１の軌跡に重ねて、第２の軌跡を表示するように表示を制御する第２の表示制御ステップとを含むことを特徴とする。
【００１６】
本発明の第１のプログラムは、コンピュータに、入力手段へのストロークによる入力があった場合、第１の大きさの領域に、ストロークに対して原寸の第１の軌跡の表示を制御する第１の表示制御ステップと、第１の大きさの領域に対する第２の大きさの領域の大きさの比率に基づいて、所定の正規化により、第１の軌跡の大きさを変更した第２の軌跡を生成する生成ステップと、第１の軌跡の表示と同時に、第１の大きさの領域と重複する第２の大きさの領域に、第１の軌跡に重ねて、第２の軌跡を表示するように表示を制御する第２の表示制御ステップとを実行させることを特徴とする。
【００１７】
本発明の第２の携帯情報処理装置は、第１の大きさの領域に配置されている第１の画像の表示を制御する第１の表示制御手段と、第１の大きさの領域に対する、第１の大きさの領域の一部である第２の大きさの領域の大きさの比率に基づいて、第２の大きさの領域に配置されている第１の画像の一部の大きさを変更した第２の画像を生成する生成手段と、第１の画像に重ねて、第２の画像を表示するように表示を制御する第２の表示制御手段とを含むことを特徴とする。
【００１８】
第２の大きさの領域は、第１の大きさの領域を等分割してなすようにすることができる。
【００１９】
生成手段は、第１の画像の一部の大きさを２倍とした第２の画像を生成するようにすることができる。
【００２０】
本発明の第２の情報処理方法は、第１の大きさの領域に配置されている第１の画像の表示を制御する第１の表示制御ステップと、第１の大きさの領域に対する、第１の大きさの領域の一部である第２の大きさの領域の大きさの比率に基づいて、第２の大きさの領域に配置されている第１の画像の一部の大きさを変更した第２の画像を生成する生成ステップと、第１の画像に重ねて、第２の画像を表示するように表示を制御する第２の表示制御ステップとを含むことを特徴とする。
【００２１】
本発明の第２のプログラムは、コンピュータに、第１の大きさの領域に配置されている第１の画像の表示を制御する第１の表示制御ステップと、第１の大きさの領域に対する、第１の大きさの領域の一部である第２の大きさの領域の大きさの比率に基づいて、第２の大きさの領域に配置されている第１の画像の一部の大きさを変更した第２の画像を生成する生成ステップと、第１の画像に重ねて、第２の画像を表示するように表示を制御する第２の表示制御ステップとを実行させることを特徴とする。
【００２２】
本発明の第３の携帯情報処理装置は、第１の大きさの領域に配置されている第１の画像の表示を制御する第１の表示制御手段と、第１の大きさの領域に対する、第１の大きさの領域を含む第２の大きさの領域の大きさの比率に基づいて、第２の大きさの領域に配置されている、第１の画像を含む第２の画像の大きさを変更した第３の画像を生成する生成手段と、第１の画像に重ねて、第３の画像を表示するように表示を制御する第２の表示制御手段とを含むことを特徴とする。
【００２３】
第１の大きさの領域は、第２の大きさの領域を等分割してなすようにすることができる。
【００２４】
生成手段は、第２の画像の大きさを１／２とした第３の画像を生成するようにすることができる。
【００２５】
本発明の第３の情報処理方法は、第１の大きさの領域に配置されている第１の画像の表示を制御する第１の表示制御ステップと、第１の大きさの領域に対する、第１の大きさの領域を含む第２の大きさの領域の大きさの比率に基づいて、第２の大きさの領域に配置されている、第１の画像を含む第２の画像の大きさを変更した第３の画像を生成する生成ステップと、第１の画像に重ねて、第３の画像を表示するように表示を制御する第２の表示制御ステップとを含むことを特徴とする。
【００２６】
本発明の第３のプログラムは、コンピュータに、第１の大きさの領域に配置されている第１の画像の表示を制御する第１の表示制御ステップと、第１の大きさの領域に対する、第１の大きさの領域を含む第２の大きさの領域の大きさの比率に基づいて、第２の大きさの領域に配置されている、第１の画像を含む第２の画像の大きさを変更した第３の画像を生成する生成ステップと、第１の画像に重ねて、第３の画像を表示するように表示を制御する第２の表示制御ステップとを実行させることを特徴とするプログラム。
【００２７】
本発明の第１の携帯情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムにおいては、ストロークによる入力があった場合、第１の大きさの領域に、原寸の第１の軌跡が表示される。そして、第１の大きさの領域に対する第２の大きさの領域の大きさの比率に基づいて、所定の正規化により、大きさを変更した第２の軌跡が生成され、第１の軌跡の表示と同時に、第１の軌跡に重ねて、第２の軌跡が表示される。
【００２８】
本発明の第２の携帯情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムにおいては、第１の大きさの領域に配置されている第１の画像が表示され、第１の大きさの領域と第２の大きさの領域の大きさの比率に基づいて、第１の画像の一部の大きさを変更した第２の画像が生成される。第１の画像に重ねて、第２の画像が表示される。
【００２９】
本発明の第３の携帯情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムにおいては、第１の大きさの領域に配置されている第１の画像が表示され、第１の大きさの領域と第２の大きさの領域の大きさの比率に基づいて、第２の大きさの領域に配置されている第２の画像の大きさを変更した第３の画像が生成される。第１の画像に重ねて、第３の画像が表示される。
【００３０】
【発明の実施の形態】
図１乃至図３は、本発明に係る携帯情報処理装置の一例であるＰＤＡの一実施の形態を示す図である。
【００３１】
図１は、ＰＤＡの正面図である。図２は、ＰＤＡの左側の側面図である。図３は、ＰＤＡの上面図である。
【００３２】
ＰＤＡは、片手で把持および操作が可能な大きさに、その筐体が形成されている。ＰＤＡの上部には、メモリカードスロット、および赤外線通信を用いて他の装置と情報を授受するための赤外線通信部６０（図４）が設けられている。この他、さらにＢｌｕｅｔｏｏｔｈ（商標）による無線通信を行うための無線ＬＡＮ（図示せず）などを設けるようにしてもよい。
【００３３】
ＰＤＡの下面には、公衆回線網と接続するための図示せぬモデムおよび各種データを授受するＵＳＢ（Ｕｎｉｖｅｒｓａｌ　Ｓｅｒｉａｌ　Ｂｕｓ）ポートもしくはＲＳ−２３２Ｃポート（いずれも図示せず）等が設けられている。また、ＰＤＡには、表示部２、キー３、およびジョグダイヤル４などが設けられている。
【００３４】
表示部２は、液晶表示装置などの薄型の表示装置で構成され、地図、アイコン、サムネイル、またはテキストなどの画像を表示する。表示部２の上側には、表示装置に積層して、タッチパッド２ａが設けられている。使用者は、表示部２およびタッチパッド２ａを指またはペンなどで押圧することにより、ＰＤＡのＣＰＵ５１（図４）に所定のデータまたは動作指示を入力する。
【００３５】
キー３は、ＣＰＵ５１に所定のデータまたは動作指示を入力するとき、使用者により操作される。
【００３６】
図２に示すようにＰＤＡの左側の側面に設けられたジョグダイヤル４は、例えば、表示部２に表示されたアイコン、サムネイルまたはテキストなどが使用者によって選択されるとき、図中のＡの矢印の方向若しくはＢの矢印の方向に回転操作、または本体側への押圧操作を受ける。例えば、表示部２に複数のアイコンが表示されている状態で、ジョグダイヤル４が回転操作を受けた場合、複数のアイコンの中から、所望のアイコンが選択され、ジョグダイヤル４が本体側に押圧されたとき、選択されているアイコンが確定される。そして、確定されたアイコンがアプリケーションプログラムに対応している場合、そのアプリケーションプログラムが起動される。
【００３７】
また、ジョグダイヤル４を本体側に押圧操作したまま回転させる操作を、通常の回転操作と異なる命令に対応させるようにしても良く、ジョグダイヤル４への操作と、その操作に対応する命令の内容は、この限りではない。
【００３８】
図３に示すように、メモリカード１１は、ＰＤＡの上側の面に設けられたメモリカードスロット５に、装着される。メモリカード１１は、フラッシュメモリなどの半導体メモリを内蔵する記録媒体である。
【００３９】
図４は、ＰＤＡの電気的構成例を示すブロック図である。
【００４０】
ＣＰＵ５１は、発振器５２から供給されるクロック信号に同期して、Ｆｌａｓｈ　ＲＯＭ（Ｒｅａｄ−ｏｎｌｙ　Ｍｅｍｏｒｙ）５３またはＥＤＯ　ＤＲＡＭ（Ｅｘｔｅｎｄｅｄ　Ｄａｔａ　Ｏｕｔ　Ｄｙｎａｍｉｃ　Ｒａｎｄｏｍ−Ａｃｃｅｓｓ　Ｍｅｍｏｒｙ）５４に格納されているオペレーティングシステム、または後述する手書きメモプログラムを含むアプリケーションプログラムなどの各種のプログラムを実行する。
【００４１】
Ｆｌａｓｈ　ＲＯＭ５３は、ＥＥＰＲＯＭの一種であるフラッシュメモリで構成され、一般的には、ＣＰＵ５１が使用するプログラムや演算用のパラメータのうちの基本的に固定のデータを格納する。ＥＤＯ　ＤＲＡＭ５４は、ＣＰＵ５１が実行するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータを格納する。
【００４２】
モジュールインターフェース（Ｉ／Ｆ）５５は、メモリカードスロット５に装着されているメモリカード１１から供給されるプログラムまたはデータを取得するとともに、ＣＰＵ５１から供給される、各種データをメモリカード１１に供給する。
【００４３】
ＵＳＢインターフェース（Ｉ／Ｆ）５６は、発振器５７から供給されるクロック信号に同期して、接続されているＵＳＢ機器であるドライブ７１からデータまたはプログラムを入力するとともに、ＣＰＵ５１から供給されたデータをドライブ７１に供給する。
【００４４】
ドライブ７１は、必要に応じて装着される磁気ディスク８１、光ディスク８２、または光磁気ディスク８３に記録されているデータまたはプログラムを読み出して、そのデータまたはプログラムを、ＵＳＢインターフェース５６を介して、ＣＰＵ５１またはＥＤＯ　ＤＲＡＭ５４に供給する。また、ドライブ７１は、装着されている磁気ディスク８１、光ディスク８２、または光磁気ディスク８３に、データまたはプログラムを記録させる。
【００４５】
Ｆｌａｓｈ　ＲＯＭ５３，ＥＤＯ　ＤＲＡＭ５４、モジュールインターフェース５５、およびＵＳＢインターフェース５６は、アドレスバスおよびデータバスを介して、ＣＰＵ５１に接続されている。
【００４６】
表示部２は、ＬＣＤバスを介して、ＣＰＵ５１からデータを受信し、受信したデータに対応する画像または文字などを表示する。タッチパッド制御部５８は、タッチパッド２ａが操作されたとき、操作に対応したデータ（例えば、タップされた座標を示すデータ）をタッチパッド２ａから受信し、受信したデータに対応する信号を、シリアルバスを介してＣＰＵ５１に供給する。
【００４７】
ＥＬ（Ｅｌｅｃｔｒｏ　ｌｕｍｉｎｅｓｃｅｎｃｅ）ドライバ５９は、表示部２の液晶表示部の裏側に設けられている電界発光素子を動作させ、表示部２の表示の明るさを制御する。
【００４８】
赤外線通信部６０は、ＵＡＲＴ（Ｕｎｉｖｅｒｓａｌ　ａｓｙｎｃｈｒｏｎｏｕｓ　ｒｅｃｅｉｖｅｒ−ｔｒａｎｓｍｉｔｔｅｒ）を介して、ＣＰＵ５１から受信したデータを赤外線信号として、他の機器に送信するとともに、他の機器から送信された赤外線信号を受信して、ＣＰＵ５１に供給する。ＰＤＡはまた、ＵＡＲＴを介して、他の機器と通信することができる。
【００４９】
音声再生部６２は、スピーカ、および音声のデータの復号回路などから構成され、予め記憶している音声のデータ、または他の機器から受信した音声のデータなどを復号して、再生し、音声を出力する。例えば、音声再生部６２は、バッファ６１を介して、ＣＰＵ５１から供給された音声のデータを再生して、データに対応する音声を出力する。
【００５０】
電源回路６３は、装着されているバッテリ７２または接続されているＡＣ（Ａｌｔｅｒｎａｔｉｎｇ　ｃｕｒｒｅｎｔ）アダプタ７３から供給される電源の電圧を変換して、必要な電力をＣＰＵ５１乃至音声再生部６２に、それぞれ供給する。
【００５１】
通信部６４は、例えば、ＲＳ−２３２Ｃなどのインターフェースで、通信モジュールなどと接続される。通信部６４は、通信モジュールを介してインターネットなどと接続し、ＣＰＵ５１から供給されたデータ（例えば、電子メールなど）を、所定の方式のパケットに格納して、インターネットを介して、他の機器に送信する。また、通信部６４は、インターネットを介して、他の機器から受信したパケットに格納されているデータまたはプログラムをＣＰＵ５１に出力する。
【００５２】
図５は、表示部２の表示の解像度、およびタッチパッド２ａの入力の解像度を説明する図である。
【００５３】
図５の左側の図は、表示部２の表示の解像度を示し、図５の右側の図は、タッチパッド２ａの入力の解像度を示す。
【００５４】
表示部２の表示の解像度を示す、図５の左側の図における１つの四角に対応する領域は、表示の最小単位である、表示部２の１つの画素を示す。
【００５５】
タッチパッド２ａの入力の解像度を示す、図５の右側の図における１つの四角に対応する領域は、タッチパッド２ａの入力の最小単位を示す。タッチパッド２ａによる入力のとき、入力の最小単位毎に、オンまたはオフの情報が取得される。
【００５６】
上述したように、表示部２およびタッチパッド２ａは、積層され、表示部２の表示のための領域は、タッチパッド２ａの入力のための領域と重なり、例えば、ほぼ同じ大きさの領域とされる。
【００５７】
表示部２の表示の横方向の解像度は、タッチパッド２ａの入力の横方向の解像度の２倍であり、表示部２の表示の縦方向の解像度は、タッチパッド２ａの入力の縦方向の解像度の２倍である。
【００５８】
以下、表示の横方向の座標をＸで表し、表示の縦方向の座標をＹで表す。また、入力の横方向の座標をｘで表し、入力の縦方向の座標をｙで表す。
【００５９】
例えば、（１，１），（２，１），（１，２）、および（２，２）の表示の座標に位置する表示部２の４画素は、（１，１）の入力の座標に位置するタッチパッド２ａの入力の最小単位と重なる。（３，１），（４，１），（３，２）、および（４，２）の表示の座標に位置する表示部２の４画素は、（２，１）の入力の座標に位置するタッチパッド２ａの入力の最小単位と重なる。
【００６０】
同様に、（１，３），（２，３），（１，４）、および（２，４）の表示の座標に位置する表示部２の４画素は、（１，２）の入力の座標に位置するタッチパッド２ａの入力の最小単位と重なる。（３，３），（４，３），（３，４）、および（４，４）の表示の座標に位置する表示部２の４画素は、（２，２）の入力の座標に位置するタッチパッド２ａの入力の最小単位と重なる。
【００６１】
同様に、他の所定の隣接する表示の４画素は、所定の入力の最小単位と重なる。
【００６２】
このように、表示部２の所定の画素と、タッチパッド２ａの入力の所定の最小単位とが重なるように、表示部２およびタッチパッド２ａは、積層されて設けられる。
【００６３】
次に、手書きメモプログラムを実行するＰＤＡの処理を説明する。手書きメモプログラムは、手書きのメモを入力し、入力された手書きのメモを表示する、ＣＰＵ５１により実行されるアプリケーションプログラムの一種である。
【００６４】
ここで、手書きのメモとは、タッチパッド２ａのストロークにより得られる軌跡からなる画像をいう。ストロークとは、タッチパッド２ａ上の所定の点または経路をペンまたは指などにより押圧することをいう。
【００６５】
図６は、手書きメモプログラムにより入力されたデータであって、手書きメモプログラムにより表示されるデータの構造を示す図である。
【００６６】
カテゴリは、オペレーティングシステムに管理されるカテゴリである。カテゴリは、例えば、ビジネス、プライベート、またはメモなどからなる。使用者は、カテゴリを編集することができる。１つのカテゴリには、１または複数のノートが属する。
【００６７】
ノートは、手書きメモプログラムにより、手書きデータが書き込まれるか、記憶されるか、または読み出しされるデータの単位である。ノートには、タイトルを付することができる。ノートは、１または複数のページからなる。
【００６８】
ページは、使用者が手書きデータを書き込む単位である。
【００６９】
図７は、新規のノートを開いた手書きメモプログラムを実行するＰＤＡの表示部２に表示される画像の例を示す図である。
【００７０】
タイトル領域１０１は、ノートのタイトルが入力される領域であるとともに、ノートのタイトルが表示される領域である。タイトル領域１０１の入力位置は、カーソル１１１で示される。
【００７１】
カテゴリ領域１０２は、ノートが属するカテゴリを表示するか、または選択する領域である。
【００７２】
メモリ領域１０３は、Ｆｌａｓｈ　ＲＯＭ５３の使用済みの領域（既にデータが記憶されている領域）と空きの領域（現在、さらにデータを記憶することができる領域）の大きさを示す領域である。
【００７３】
アイコン領域１０４は、手書きメモプログラムに各種の指令を与えるためのアイコンが配置される領域である。例えば、ペンの太さの設定、入力する手書きメモの軌跡の色の設定、元に戻す、繰り返すなどの操作に対応したアイコンが、アイコン領域１０４に配置される。
【００７４】
ページ領域１０５は、現在表示されているページおよび入力の対象となっているページを示すため、または、表示するか、若しくは入力の対象となるページを選択するための領域である。
【００７５】
編集領域１０６は、手書きメモプログラムで入力された手書きメモを入力するかまたは表示する、すなわちタッチパッド２ａをストロークすることにより入力された軌跡を表示するか、タッチパッド２ａをストロークして、所望の軌跡を入力するための領域である。
【００７６】
スクロールボタン１１２は、編集領域１０６に表示される領域を選択するためのボタンである。
【００７７】
グラフティエリア１０７は、テキストデータの入力のための領域、および使用頻度の高い所定のアイコンが配置されている領域である。本発明に係るＰＤＡにおいて、グラフティエリア１０７は、表示部２に画像として表示されるものと、スクリーン印刷によりなるものとがある。
【００７８】
ステータスバー１０８は、例えば、ＰＤＡの状態を示すアイコンが表示される領域である。
【００７９】
図８は、表示部２の表示のドットが横３２０ドット、縦４８０ドットからなるとき、グラフティエリア１０７を表示しない場合の、各領域の範囲の例を示す図である。
【００８０】
タイトル領域１０１乃至ページ領域１０５は、縦方向（Ｙ方向）に５０ドットからなり、編集領域１０６は、縦方向に４００ドットからなり、ステータスバー１０８は、縦方向に３０ドットからなる。
【００８１】
ステータスバー１０８には、グラフティエリア１０７を表示させるためのボタン１２１が配置される。ボタン１２１がタップされたとき、ＰＤＡは、グラフティエリア１０７を表示する。
【００８２】
タッチパッド２ａの入力の横方向の解像度は、表示の解像度の１／２であり、タッチパッド２ａの入力の縦方向の解像度は、表示の解像度の１／２なので、編集領域１０６における、入力の横方向のドット数（入力の座標の範囲）は、１６０ドットとなり、入力の縦方向のドット数（入力の座標の範囲）は、２００ドットとなる。
【００８３】
図９は、表示部２の表示のドットが横３２０ドット、縦４８０ドットからなるとき、グラフティエリア１０７を表示する場合の、各領域の範囲の例を示す図である。タイトル領域１０１乃至ページ領域１０５は、縦方向に５０ドットからなり、編集領域１０６は、縦方向に２７０ドットからなる。グラフティエリア１０７は、縦方向に１３０ドットからなり、ステータスバー１０８は、縦方向に３０ドットからなる。
【００８４】
ステータスバー１０８には、グラフティエリア１０７を消去させるためのボタン１２２が配置される。ボタン１２２がタップされたとき、ＰＤＡは、グラフティエリア１０７を消去する。
【００８５】
タッチパッド２ａの入力の横方向の解像度は、表示の解像度の１／２であり、タッチパッド２ａの入力の縦方向の解像度は、表示の解像度の１／２なので、編集領域１０６における、入力の横方向のドット数は、１６０ドットとなり、入力の縦方向のドット数は、１３５ドットとなる。
【００８６】
図１０は、手書きメモプログラムを実行するＰＤＡに手書きメモを入力するとき、または手書きメモを表示させるとき、表示部２に表示される手書きメモの例を示す図である。
【００８７】
手書きメモプログラムは、編集領域１０６がペンでストロークされたとき、ストロークされた軌跡に対応するデータを所定のノートの所定のページに格納する。すなわち、手書きメモプログラムは、Ｆｌａｓｈ　ＲＯＭ５３に軌跡を表示するためのデータを記憶させる。
【００８８】
手書きメモプログラムは、格納された軌跡のデータを基に、編集領域１０６に軌跡を表示する。すなわち、手書きメモプログラムは、Ｆｌａｓｈ　ＲＯＭ５３から軌跡のデータを読み出して、読み出した軌跡のデータを基に、表示部２の編集領域１０６に表示させる。
【００８９】
図１１は、ノートのリストを表示させたとき、手書きメモプログラムを実行するＰＤＡの表示部２に表示される画像の例を示す図である。
【００９０】
アイコン領域１３１には、新規のノートの生成、またはノートの削除など、ノートを操作するためのアイコンが配置される。ソートボタン領域１３２に配置されているアイコンがタップされたとき、手書きメモプログラムは、ノートのリストを、日付またはタイトルによりソートし、表示するノートのリストを更新する。
【００９１】
リスト領域１３３には、Ｆｌａｓｈ　ＲＯＭ５３が記憶しているノートに対応するタイトルおよび日付が表示される。
【００９２】
サムネイル領域１３４には、選択されているノートの内容に対応するサムネイルが表示される。これにより、使用者は、迅速に所望する内容が記載されているノートを選択することができる。
【００９３】
図１２は、グラフティエリア１０７を消去したとき、手書きメモプログラムを実行するＰＤＡに手書きメモを入力する場合の、表示部２に表示される画像の例を示す図である。編集領域１０６は、縦に４００ドットとなり、より多くのデータを表示できると共に、手書きメモの入力がより容易になる。
【００９４】
図１３は、グラフティエリア１０７を消去したとき、ノートのリストを表示させる場合の、手書きメモプログラムを実行するＰＤＡの表示部２に表示される画像を示す図である。リスト領域１３３は、縦により広くなり、より多くのリストを表示することができる。従って、使用者は、より容易に所望のノートを選択することができるようになる。
【００９５】
図１４は、グラフティエリア１０７がスクリーン印刷により設けられているときの、各領域の範囲の例を示す図である。タイトル領域１０１乃至ページ領域１０５は、縦方向に５０ドットからなり、編集領域１０６は、縦方向に２７０ドットからなる。
【００９６】
グラフティエリア１０７は、スクリーン印刷により設けられているので、消去できない。
【００９７】
図１５は、横方向に３２０ドット、縦方向に４００ドットである編集領域１０６を表示している場合の、手書きメモプログラムを実行するＰＤＡの縮小入力モードにおける、手書きメモの入力および表示の動作を説明する図である。
【００９８】
タッチパッド２ａによる、横方向の入力の解像度は、表示の解像度の１／２であり、縦方向の入力の解像度は、表示の解像度の１／２なので、編集領域１０６における、入力の横方向のドット数は、１６０ドットであり、入力の縦方向のドット数は、２００ドットである。
【００９９】
すなわち、編集領域１０６がペンなどによりストロークされたとき、手書きメモプログラムは、ｘ座標の範囲が１乃至１６０であり、ｙ座標の範囲が１乃至２００である座標のデータを取得する。
【０１００】
縮小画面は、図１６に示すように、領域２０１−１、領域２０１−２、領域２０１−３、および領域２０１−４からなる。領域２０１−１乃至領域２０１−４は、４つ合わせて、１つのページに対応する。
【０１０１】
領域２０１−１は、横方向に１６０ドット、縦方向に２００ドット毎に、１つのページを４つに分割した領域のうち、ページの左上の領域に対応する。すなわち、領域２０１−１のＸ座標の範囲は、１乃至１６０であり、領域２０１−１のＹ座標の範囲は、１乃至２００である。
【０１０２】
領域２０１−２は、横方向に１６０ドット、縦方向に２００ドット毎に、１つのページを４つに分割した領域のうち、ページの右上の領域に対応する。すなわち、領域２０１−２のＸ座標の範囲は、１６１乃至３２０であり、領域２０１−２のＹ座標の範囲は、１乃至２００である。
【０１０３】
領域２０１−３は、横方向に１６０ドット、縦方向に２００ドット毎に、１つのページを４つに分割した領域のうち、ページの左下の領域に対応する。すなわち、領域２０１−３のＸ座標の範囲は、１乃至１６０であり、領域２０１−３のＹ座標の範囲は、２０１乃至４００である。
【０１０４】
領域２０１−４は、横方向に１６０ドット、縦方向に２００ドット毎に、１つのページを４つに分割した領域のうち、ページの右下の領域に対応する。すなわち、領域２０１−４のＸ座標の範囲は、１６１乃至３２０であり、領域２０１−４のＹ座標の範囲は、２０１乃至４００である。
【０１０５】
領域２０１−１乃至２０１−４のそれぞれは、例えば、フォーカスボタン２０２−１乃至２０２−４に加えられた操作に対応して、選択されるか、または選択されない（非選択状態となる）。領域２０１−１乃至２０１−４を選択するとき、領域２０１−１乃至２０１−４のうちのいずれか１つを選択することができ、領域２０１−１乃至２０１−４のうちの２つ以上を同時に選択することはできない。また、領域２０１−１乃至２０１−４の全てを非選択状態とすることができる。すなわち、領域２０１−１乃至２０１−４について、同時に２つ以上の選択は禁止される。
【０１０６】
なお、領域２０１−１乃至２０１−４の境を示す線は、説明のために設けた線であり、実際には、表示部２に表示されない。以下、縮小画面を説明する図において同様である。
【０１０７】
フォーカスボタン２０２−１は、領域２０１−１が選択されているか否かを表示し、領域２０１−１を選択するためのボタンであり、領域２０１−１の左上に配置される。フォーカスボタン２０２−１は、領域２０１−１が選択されているとき、アクティブとなる。フォーカスボタン２０２−１は、領域２０１−１が選択されていないとき、非アクティブとなる。
【０１０８】
フォーカスボタン２０２−２は、領域２０１−２が選択されているか否かを表示し、領域２０１−２を選択するためのボタンであり、領域２０１−２の右上に配置される。フォーカスボタン２０２−２は、領域２０１−２が選択されているとき、アクティブとなる。フォーカスボタン２０２−２は、領域２０１−２が選択されていないとき、非アクティブとなる。
【０１０９】
フォーカスボタン２０２−３は、領域２０１−３が選択されているか否かを表示し、領域２０１−３を選択するためのボタンであり、領域２０１−３の左下に配置される。フォーカスボタン２０２−３は、領域２０１−３が選択されているとき、アクティブとなる。フォーカスボタン２０２−３は、領域２０１−３が選択されていないとき、非アクティブとなる。
【０１１０】
フォーカスボタン２０２−４は、領域２０１−４が選択されているか否かを表示し、領域２０１−４を選択するためのボタンであり、領域２０１−４の右下に配置される。フォーカスボタン２０２−４は、領域２０１−４が選択されているとき、アクティブとなる。フォーカスボタン２０２−４は、領域２０１−４が選択されていないとき、非アクティブとなる。
【０１１１】
手書きメモプログラムは、タッチパッド２ａがストロークされたとき、タッチパッド２ａのストロークにより検出された軌跡に対応する座標を取得し、編集領域１０６に、ストロークに対し原寸の軌跡を表示する。
【０１１２】
例えば、タッチパッド２ａのストロークにより検出された軌跡に含まれる座標が、（ｘ，ｙ）である場合、手書きメモプログラムは、表示の横方向の座標Ｘにとして、２＊ｘを設定し、表示の縦方向の座標Ｙとして、２＊ｙを設定する。手書きメモプログラムは、設定された座標を示すデータに正規化処理を適用して、例えば、設定されている軌跡の太さに対応して軌跡を構成する点の座標に、設定されている軌跡の色のデータを設定する。例えば、軌跡の始点または終点の形状は、正規化処理により、軌跡の太さに対応して、整形される。
【０１１３】
このように、手書きメモプログラムは、整形された、ストロークに対し原寸の軌跡を編集領域１０６に表示する。
【０１１４】
手書きメモプログラムは、領域２０１−１乃至２０１−４のいずれかが選択されているとき、タッチパッド２ａのストロークにより検出された軌跡に対応する座標を取得し、選択されている領域２０１−１乃至２０１−４のいずれかの対応する座標にデータを設定する。
【０１１５】
例えば、手書きメモプログラムは、領域２０１−１が選択されているとき、タッチパッド２ａのストロークにより検出された軌跡に対応する座標を取得し、領域２０１−１の同じ座標にデータを設定する。
【０１１６】
領域２０１−１が選択されているとき、タッチパッド２ａのストロークにより検出された軌跡に含まれる座標が、（ｘ，ｙ）である場合、表示の横方向の座標Ｘには、ｘが設定され、表示の縦方向の座標Ｙには、ｙが設定される。
【０１１７】
手書きメモプログラムは、領域２０１−１の座標に設定されたデータに、いわゆるストロークデータ化処理を適用して、領域２０１−１の座標に設定されたデータから、軌跡を表示するために必要なデータのみを抽出する。
【０１１８】
さらに、手書きメモプログラムは、抽出されたデータに正規化処理を適用して、例えば、設定されている軌跡の太さに対応して軌跡を構成する点の座標に、設定されている軌跡の色のデータを設定する。例えば、軌跡の始点または終点の形状は、正規化処理により、軌跡の太さに対応して、整形される。
【０１１９】
このように、手書きメモプログラムの正規化により、領域２０１−１上の軌跡は、より見やすい形状に整形されることになる。
【０１２０】
従って、図１５の左側に示すように、”あ”の文字が手書きで入力された場合、手書きメモプログラムによる、ストロークデータ化処理および正規化の処理により、横方向に１／２で、縦方向に１／２の”あ”の文字が領域２０１−１に設定されることになる。
【０１２１】
本明細書において、横方向にｎ倍、縦方向にｎ倍の軌跡は、大きさがｎ倍の軌跡と称する。例えば、横方向に１／２、縦方向に１／２の軌跡は、大きさが２分の１の軌跡である。
【０１２２】
例えば、手書きメモプログラムは、領域２０１−２が選択されているとき、タッチパッド２ａのストロークにより検出された軌跡に対応する座標を取得し、領域２０１−２の対応する座標にデータを設定する。
【０１２３】
より具体的には、領域２０１−２が選択されているとき、タッチパッド２ａのストロークにより検出された軌跡に含まれる座標が、（ｘ，ｙ）である場合、表示の横方向の座標Ｘには、ｘ＋１６０が設定され、表示の縦方向の座標Ｙには、ｙが設定される。
【０１２４】
手書きメモプログラムは、領域２０１−２の座標に設定されたデータに、ストロークデータ化処理を適用し、さらに正規化の処理を適用して、領域２０１−２上の軌跡を生成する。
【０１２５】
例えば、手書きメモプログラムは、領域２０１−３が選択されているとき、タッチパッド２ａのストロークにより検出された軌跡に対応する座標を取得し、領域２０１−３の対応する座標にデータを設定する。
【０１２６】
より具体的には、領域２０１−３が選択されているとき、タッチパッド２ａのストロークにより検出された軌跡に含まれる座標が、（ｘ，ｙ）である場合、表示の横方向の座標Ｘには、ｘが設定され、表示の縦方向の座標Ｙには、ｙ＋２００が設定される。
【０１２７】
手書きメモプログラムは、領域２０１−３の座標に設定されたデータに、ストロークデータ化処理を適用し、さらに正規化の処理を適用して、領域２０１−３上の軌跡を生成する。
【０１２８】
例えば、手書きメモプログラムは、領域２０１−４が選択されているとき、タッチパッド２ａのストロークにより検出された軌跡に対応する座標を取得し、領域２０１−４の対応する座標にデータを設定する。
【０１２９】
より具体的には、領域２０１−４が選択されているとき、タッチパッド２ａのストロークにより検出された軌跡に含まれる座標が、（ｘ，ｙ）である場合、表示の横方向の座標Ｘには、ｘ＋１６０が設定され、表示の縦方向の座標Ｙには、ｙ＋２００が設定される。
【０１３０】
手書きメモプログラムは、領域２０１−４の座標に設定されたデータに、ストロークデータ化処理を適用し、さらに正規化の処理を適用して、領域２０１−４上の軌跡を生成する。
【０１３１】
以上の縮小の処理をより一般的に説明すれば、選択されている領域２０１−１乃至２０１−４が、左側からｎ番目であって、上側からｍ番目の領域であり、領域２０１−１乃至２０１−４の横方向の幅がｉドットであり、領域２０１−１乃至２０１−４の縦方向の高さがｊドットであるとき、タッチパッド２ａのストロークにより検出された軌跡に含まれる座標が、（ｘ，ｙ）である場合、表示の横方向の座標Ｘには、ｘ＋（（ｎ−１）＊ｉ）が設定され、表示の縦方向の座標Ｙには、ｙ＋（（ｍ−１）＊ｊ）が設定される。演算子＊は、乗算を示す。
【０１３２】
領域２０１−１乃至２０１−４の座標に設定されたデータには、ストロークデータ化処理が適用され、さらに正規化の処理が適用され、領域２０１−１乃至２０１−４上の軌跡が生成される。
【０１３３】
手書きメモプログラムは、編集領域１０６に表示された、ストロークに対し原寸の軌跡に重ねて、編集領域１０６と重複する領域２０１−１乃至領域２０１−４上に生成された軌跡を表示する。
【０１３４】
すなわち、手書きメモプログラムは、領域２０１−１に”あ”の文字の軌跡が生成された場合、ストロークに対し原寸の”あ”を編集領域１０６に表示するとともに、ストロークに対し原寸の”あ”に重ねて、編集領域１０６と重複する領域２０１−１に生成された”あ”の文字の軌跡を表示する。
【０１３５】
手書きメモプログラムは、ストロークデータ化処理により抽出された、軌跡を表示するために必要なデータをＦｌａｓｈ　ＲＯＭ５３に記憶させる。
【０１３６】
図１７は、表示の領域として、横方向に３２０ドット、縦方向に２７０ドットである編集領域１０６を表示している場合の、手書きメモプログラムを実行するＰＤＡの縮小入力モードにおける、手書きメモの入力および表示の動作を説明する図である。
【０１３７】
タッチパッド２ａの入力の横方向の解像度は、表示の解像度の１／２であり、タッチパッド２ａの入力の縦方向の解像度は、表示の解像度の１／２なので、編集領域１０６における、入力の横方向のドット数は、１６０ドットとなり、入力の縦方向のドット数は、１３５ドットとなる。
【０１３８】
すなわち、編集領域１０６がペンなどによりストロークされたとき、手書きメモプログラムは、ｘ座標の範囲が１乃至１６０であり、ｙ座標の範囲が１乃至１３５である座標のデータを取得する。
【０１３９】
縮小画面は、図１８に示すように、領域２１１−１、領域２１１−２、領域２１１−３、領域２１１−４、領域２１１−５、および領域２１１−６からなる。領域２１１−１乃至領域２１１−６は、６つ合わせて、１つのページに対応する。
【０１４０】
領域２１１−１は、横方向に１６０ドット、縦方向に１３５ドット毎に、１つのページを６つに分割した領域のうち、ページの左上の領域に対応する。すなわち、領域２１１−１のＸ座標の範囲は、１乃至１６０であり、領域２１１−１のＹ座標の範囲は、１乃至１３５である。
【０１４１】
領域２１１−２は、横方向に１６０ドット、縦方向に１３５ドット毎に、１つのページを６つに分割した領域のうち、ページの右上の領域に対応する。すなわち、領域２１１−２のＸ座標の範囲は、１６１乃至３２０であり、領域２１１−２のＹ座標の範囲は、１乃至１３５である。
【０１４２】
領域２１１−３は、横方向に１６０ドット、縦方向に１３５ドット毎に、１つのページを６つに分割した領域のうち、ページの左側の中の領域に対応する。すなわち、領域２１１−３のＸ座標の範囲は、１乃至１６０であり、領域２１１−３のＹ座標の範囲は、１３６乃至２７０である。
【０１４３】
領域２１１−４は、横方向に１６０ドット、縦方向に１３５ドット毎に、１つのページを６つに分割した領域のうち、ページの右側の中の領域に対応する。すなわち、領域２１１−４のＸ座標の範囲は、１６１乃至３２０であり、領域２１１−４のＹ座標の範囲は、１３６乃至２７０である。
【０１４４】
領域２１１−５は、横方向に１６０ドット、縦方向に１３５ドット毎に、１つのページを６つに分割した領域のうち、ページの左下の領域に対応する。すなわち、領域２１１−５のＸ座標の範囲は、１乃至１６０であり、領域２１１−５のＹ座標の範囲は、２７１乃至４０５である。
【０１４５】
領域２１１−６は、横方向に１６０ドット、縦方向に１３５ドット毎に、１つのページを６つに分割した領域のうち、ページの右下の領域に対応する。すなわち、領域２１１−６のＸ座標の範囲は、１６１乃至３２０であり、領域２１１−６のＹ座標の範囲は、２７１乃至４０５である。
【０１４６】
領域２１１−１乃至２１１−６のそれぞれは、例えば、フォーカスボタン２０２−１乃至２０２−６に加えられた操作に対応して、選択されるか、または選択されない（非選択状態となる）。領域２１１−１乃至２１１−６を選択するとき、領域２１１−１乃至２１１−６のうちのいずれか１つを選択することができ、領域２１１−１乃至２１１−６のうちの２つ以上を同時に選択することはできない。また、領域２１１−１乃至２１１−６の全てを非選択状態とすることができる。すなわち、領域２１１−１乃至２１１−６について、同時に２つ以上の選択は禁止される。
【０１４７】
フォーカスボタン２０２−１は、領域２１１−１が選択されているか否かを表示し、領域２１１−１を選択するためのボタンであり、領域２１１−１の左側に配置される。フォーカスボタン２０２−１は、領域２１１−１が選択されているとき、アクティブとなる。フォーカスボタン２０２−１は、領域２１１−１が選択されていないとき、非アクティブとなる。
【０１４８】
フォーカスボタン２０２−２は、領域２１１−２が選択されているか否かを表示し、領域２１１−２を選択するためのボタンであり、領域２１１−２の右側に配置される。フォーカスボタン２０２−２は、領域２１１−２が選択されているとき、アクティブとなる。フォーカスボタン２０２−２は、領域２１１−２が選択されていないとき、非アクティブとなる。
【０１４９】
フォーカスボタン２０２−３は、領域２１１−３が選択されているか否かを表示し、領域２１１−３を選択するためのボタンであり、領域２１１−３の左側に配置される。フォーカスボタン２０２−３は、領域２１１−３が選択されているとき、アクティブとなる。フォーカスボタン２０２−３は、領域２１１−３が選択されていないとき、非アクティブとなる。
【０１５０】
フォーカスボタン２０２−４は、領域２１１−４が選択されているか否かを表示し、領域２１１−４を選択するためのボタンであり、領域２１１−４の右側に配置される。フォーカスボタン２０２−４は、領域２１１−４が選択されているとき、アクティブとなる。フォーカスボタン２０２−４は、領域２１１−４が選択されていないとき、非アクティブとなる。
【０１５１】
フォーカスボタン２０２−５は、領域２１１−５が選択されているか否かを表示し、領域２１１−５を選択するためのボタンであり、領域２１１−５の左側に配置される。フォーカスボタン２０２−５は、領域２１１−５が選択されているとき、アクティブとなる。フォーカスボタン２０２−５は、領域２１１−５が選択されていないとき、非アクティブとなる。
【０１５２】
フォーカスボタン２０２−６は、領域２１１−６が選択されているか否かを表示し、領域２１１−６を選択するためのボタンであり、領域２１１−６の右側に配置される。フォーカスボタン２０２−６は、領域２１１−６が選択されているとき、アクティブとなる。フォーカスボタン２０２−６は、領域２１１−６が選択されていないとき、非アクティブとなる。
【０１５３】
手書きメモプログラムは、タッチパッド２ａがストロークされたとき、タッチパッド２ａのストロークにより検出された軌跡に対応する座標を取得し、編集領域１０６に、ストロークに対し原寸の軌跡を表示する。
【０１５４】
手書きメモプログラムは、領域２１１−１乃至２１１−４のいずれかが選択されているとき、タッチパッド２ａのストロークにより検出された軌跡に対応する座標を取得し、選択されている領域２１１−１乃至２１１−４のいずれかの対応する座標にデータを設定する。
【０１５５】
例えば、手書きメモプログラムは、領域２１１−１が選択されているとき、タッチパッド２ａのストロークにより検出された軌跡に対応する座標を取得し、領域２１１−１の同じ座標にデータを設定する。
【０１５６】
領域２１１−１が選択されているとき、タッチパッド２ａのストロークにより検出された軌跡に含まれる座標が、（ｘ，ｙ）である場合、表示の横方向の座標Ｘには、ｘが設定され、表示の縦方向の座標Ｙには、ｙが設定される。
【０１５７】
手書きメモプログラムは、領域２１１−１の座標に設定されたデータに、いわゆるストロークデータ化処理を適用して、領域２１１−１の座標に設定されたデータから、軌跡を表示するために必要なデータのみを抽出する。
【０１５８】
さらに、手書きメモプログラムは、抽出されたデータに正規化処理を適用して、例えば、設定されている軌跡の太さに対応して軌跡を構成する点の座標に、設定されている軌跡の色のデータを設定する。例えば、軌跡の始点または終点の形状は、正規化処理により、軌跡の太さに対応して、整形される。
【０１５９】
このように、手書きメモプログラムの正規化により、領域２１１−１上の軌跡は、より見やすい形状に整形されることになる。
【０１６０】
従って、図１７の左側に示すように、”あ”の文字が手書きで入力された場合、手書きメモプログラムによる、ストロークデータ化処理および正規化の処理により、横方向に１／２で、縦方向に１／２の”あ”の文字が領域２１１−１に設定されることになる。
【０１６１】
例えば、手書きメモプログラムは、領域２１１−２が選択されているとき、タッチパッド２ａのストロークにより検出された軌跡に対応する座標を取得し、領域２１１−２の対応する座標にデータを設定する。
【０１６２】
より具体的には、領域２１１−２が選択されているとき、タッチパッド２ａのストロークにより検出された軌跡に含まれる座標が、（ｘ，ｙ）である場合、表示の横方向の座標Ｘには、ｘ＋１６０が設定され、表示の縦方向の座標Ｙには、ｙが設定される。
【０１６３】
手書きメモプログラムは、領域２１１−２の座標に設定されたデータに、ストロークデータ化処理を適用し、さらに正規化の処理を適用して、領域２１１−２上の軌跡を生成する。
【０１６４】
例えば、手書きメモプログラムは、領域２１１−３が選択されているとき、タッチパッド２ａのストロークにより検出された軌跡に対応する座標を取得し、領域２１１−３の対応する座標にデータを設定する。
【０１６５】
より具体的には、領域２１１−３が選択されているとき、タッチパッド２ａのストロークにより検出された軌跡に含まれる座標が、（ｘ，ｙ）である場合、表示の横方向の座標Ｘには、ｘが設定され、表示の縦方向の座標Ｙには、ｙ＋１３５が設定される。
【０１６６】
手書きメモプログラムは、領域２１１−３の座標に設定されたデータに、ストロークデータ化処理を適用し、さらに正規化の処理を適用して、領域２１１−３上の軌跡を生成する。
【０１６７】
例えば、手書きメモプログラムは、領域２１１−４が選択されているとき、タッチパッド２ａのストロークにより検出された軌跡に対応する座標を取得し、領域２１１−４の対応する座標にデータを設定する。
【０１６８】
より具体的には、領域２１１−４が選択されているとき、タッチパッド２ａのストロークにより検出された軌跡に含まれる座標が、（ｘ，ｙ）である場合、表示の横方向の座標Ｘには、ｘ＋１６０が設定され、表示の縦方向の座標Ｙには、ｙ＋１３５が設定される。
【０１６９】
手書きメモプログラムは、領域２１１−４の座標に設定されたデータに、ストロークデータ化処理を適用し、さらに正規化の処理を適用して、領域２１１−４上の軌跡を生成する。
【０１７０】
領域２１１−１乃至２１１−４の座標に設定されたデータには、ストロークデータ化処理が適用され、さらに正規化の処理が適用され、領域２１１−１乃至２１１−４上の軌跡が生成される。
【０１７１】
手書きメモプログラムは、編集領域１０６に表示された、ストロークに対し原寸の軌跡に重ねて、編集領域１０６と重複する領域２１１−１乃至領域２１１−４上に生成された軌跡を表示する。
【０１７２】
すなわち、手書きメモプログラムは、領域２１１−１に”あ”の文字の軌跡が生成された場合、ストロークに対し原寸の”あ”を編集領域１０６に表示するとともに、ストロークに対し原寸の”あ”に重ねて、編集領域１０６と重複する領域２１１−１に生成された”あ”の文字の軌跡を表示する。
【０１７３】
手書きメモプログラムは、ストロークデータ化処理により抽出された、軌跡を表示するために必要なデータをＦｌａｓｈ　ＲＯＭ５３に記憶させる。
【０１７４】
手書きメモプログラムは、編集領域１０６に、領域２１１−１に設定された軌跡、領域２１１−２に設定された軌跡、領域２１１−３に設定された軌跡、および領域２１１−４に設定された軌跡を表示するとき、領域２１１−５に設定された軌跡、および領域２１１−６に設定された軌跡を表示しない。
【０１７５】
領域２１１−１、領域２１１−２、領域２１１−３、および領域２１１−４が、編集領域１０６に表示されているとき、手書きメモプログラムは、領域２１１−４にスクロールボタン２１２を表示させる。
【０１７６】
スクロールボタン２１２がタップされた場合、手書きメモプログラムは、編集領域１０６に、領域２１１−３に設定された軌跡、領域２１１−４に設定された軌跡、領域２１１−５に設定された軌跡、および領域２１１−６に設定された軌跡を表示するとともに、選択されている領域２１１−１乃至領域２１１−６のいずれか１つを編集領域１０６全体に対応するように拡大して、選択されている領域２１１−１乃至領域２１１−６のいずれかの軌跡を表示する。
【０１７７】
例えば、領域２１１−１が選択されているとき、スクロールボタン２１２がタップされた場合、図１９に示すように、手書きメモプログラムは、編集領域１０６に、領域２１１−３に設定された軌跡、領域２１１−４に設定された軌跡、領域２１１−５に設定された軌跡、および領域２１１−６に設定された軌跡を表示するとともに、選択されている領域２１１−１を編集領域１０６全体に対応するように拡大して、選択されている領域２１１−１の軌跡を表示する。
【０１７８】
手書きメモプログラムは、編集領域１０６に、領域２１１−３に設定された軌跡、領域２１１−４に設定された軌跡、領域２１１−５に設定された軌跡、および領域２１１−６に設定された軌跡を表示するとき、領域２１１−１に設定された軌跡、および領域２１１−２に設定された軌跡を表示しない。
【０１７９】
領域２１１−３、領域２１１−４、領域２１１−５、および領域２１１−６が、編集領域１０６に表示されているとき、手書きメモプログラムは、領域２１１−４にスクロールボタン２２１を表示させる。
【０１８０】
スクロールボタン２２１がタップされた場合、手書きメモプログラムは、編集領域１０６に、領域２１１−１に設定された軌跡、領域２１１−２に設定された軌跡、領域２１１−３に設定された軌跡、および領域２１１−４に設定された軌跡を表示するとともに、選択されている領域２１１−１乃至領域２１１−６のいずれか１つを編集領域１０６全体に対応するように拡大して、選択されている領域２１１−１乃至領域２１１−６のいずれかの軌跡を表示する。
【０１８１】
また、例えば、編集領域１０６に、領域２１１−３に設定された軌跡、領域２１１−４に設定された軌跡、領域２１１−５に設定された軌跡、および領域２１１−６に設定された軌跡を表示されているとき、フォーカスボタン２０２−３がタップされた場合、図２０に示すように、手書きメモプログラムは、編集領域１０６に、領域２１１−３に設定された軌跡、領域２１１−４に設定された軌跡、領域２１１−５に設定された軌跡、および領域２１１−６に設定された軌跡を表示するとともに、領域２１１−３を選択し、選択されている領域２１１−３を編集領域１０６全体に対応するように拡大して、選択されている領域２１１−３の軌跡を表示するようにしてもよい。
【０１８２】
例えば、手書きメモプログラムは、領域２１１−５が選択されているとき、タッチパッド２ａのストロークにより検出された軌跡に対応する座標を取得し、領域２１１−５の対応する座標にデータを設定する。
【０１８３】
より具体的には、領域２１１−５が選択されているとき、タッチパッド２ａのストロークにより検出された軌跡に含まれる座標が、（ｘ，ｙ）である場合、表示の横方向の座標Ｘには、ｘが設定され、表示の縦方向の座標Ｙには、ｙ＋２７０が設定される。
【０１８４】
手書きメモプログラムは、領域２１１−５の座標に設定されたデータに、ストロークデータ化処理を適用し、さらに正規化の処理を適用して、領域２１１−５上の軌跡を生成する。
【０１８５】
例えば、手書きメモプログラムは、領域２１１−６が選択されているとき、タッチパッド２ａのストロークにより検出された軌跡に対応する座標を取得し、領域２１１−６の対応する座標にデータを設定する。
【０１８６】
より具体的には、領域２１１−６が選択されているとき、タッチパッド２ａのストロークにより検出された軌跡に含まれる座標が、（ｘ，ｙ）である場合、表示の横方向の座標Ｘには、ｘ＋１６０が設定され、表示の縦方向の座標Ｙには、ｙ＋２７０が設定される。
【０１８７】
手書きメモプログラムは、領域２１１−６の座標に設定されたデータに、ストロークデータ化処理を適用し、さらに正規化の処理を適用して、領域２１１−６上の軌跡を生成する。
【０１８８】
横方向に３２０ドット、縦方向に２７０ドットである編集領域１０６を表示している場合における、縮小の処理をより一般的に説明すれば、選択されている領域２１１−１乃至２１１−６が、左側からｎ番目であって、上側からｍ番目の領域であり、領域２１１−１乃至２１１−６の横方向の幅がｉドットであり、領域２１１−１乃至２１１−６の縦方向の高さがｊドットであるとき、タッチパッド２ａのストロークにより検出された軌跡に含まれる座標が、（ｘ，ｙ）である場合、表示の横方向の座標Ｘには、ｘ＋（（ｎ−１）＊ｉ）が設定され、表示の縦方向の座標Ｙには、ｙ＋（（ｍ−１）＊ｊ）が設定される。
【０１８９】
次に、領域２０１−１乃至２０１−４のいずれかを選択する他の方法について説明する。
【０１９０】
図２１に示すように、手書きメモプログラムは、編集領域１０６に、領域２０１−１乃至２０１−４を表示し、領域２０１−１が選択されているとき、選択されている領域２０１−１を編集領域１０６全体に対応するように拡大して、選択されている領域２０１−１の軌跡を表示する。手書きメモプログラムは、領域２０１−１の左上にトグルボタン２３１を表示する。
【０１９１】
図２２は、トグルボタン２３１による領域２０１−１乃至２０１−４のいずれかの選択を説明する図である。
【０１９２】
領域２０１−１が選択されているとき、手書きメモプログラムは、編集領域１０６に、領域２０１−１乃至２０１−４を表示し、選択されている領域２０１−１を編集領域１０６全体に対応するように拡大して、選択されている領域２０１−１の軌跡を領域２０１−１乃至２０１−４に重ねて表示するとともに、領域２０１−１の左上にトグルボタン２３１を表示する。
【０１９３】
例えば、手書きメモプログラムは、編集領域１０６に、領域２０１−１乃至２０１−４に対応する軌跡である手書き文字”あ”、”い”、”う”、および”え”を表示する。手書きメモプログラムは、選択されている領域２０１−１を編集領域１０６全体に対応するように拡大して、領域２０１−１乃至２０１−４に重ねて、選択されている領域２０１−１の軌跡である”あ”を編集領域１０６全体に大きく表示するとともに、領域２０１−１の左上にトグルボタン２３１を表示する。
【０１９４】
手書きメモリプログラムは、領域２０１−１の左上のトグルボタン２３１がタップされたとき、領域２０１−２を選択する。
【０１９５】
領域２０１−２が選択されているとき、手書きメモプログラムは、編集領域１０６に、領域２０１−１乃至２０１−４を表示し、選択されている領域２０１−２を編集領域１０６全体に対応するように拡大して、選択されている領域２０１−２の軌跡を領域２０１−１乃至２０１−４に重ねて表示するとともに、領域２０１−２の右上にトグルボタン２３１を表示する。
【０１９６】
例えば、手書きメモプログラムは、編集領域１０６に、領域２０１−１乃至２０１−４に対応する軌跡である手書き文字”あ”、”い”、”う”、および”え”を表示する。手書きメモプログラムは、選択されている領域２０１−２を編集領域１０６全体に対応するように拡大して、領域２０１−１乃至２０１−４に重ねて、選択されている領域２０１−２の軌跡である”い”を編集領域１０６全体に大きく表示するとともに、領域２０１−２の右上にトグルボタン２３１を表示する。
【０１９７】
手書きメモリプログラムは、領域２０１−２の右上のトグルボタン２３１がタップされたとき、領域２０１−３を選択する。
【０１９８】
領域２０１−３が選択されているとき、手書きメモプログラムは、編集領域１０６に、領域２０１−１乃至２０１−４を表示し、選択されている領域２０１−３を編集領域１０６全体に対応するように拡大して、選択されている領域２０１−３の軌跡を領域２０１−１乃至２０１−４に重ねて表示するとともに、領域２０１−３の左下にトグルボタン２３１を表示する。
【０１９９】
例えば、手書きメモプログラムは、編集領域１０６に、領域２０１−１乃至２０１−４に対応する軌跡である手書き文字”あ”、”い”、”う”、および”え”を表示する。手書きメモプログラムは、選択されている領域２０１−３を編集領域１０６全体に対応するように拡大して、領域２０１−１乃至２０１−４に重ねて、選択されている領域２０１−３の軌跡である”う”を編集領域１０６全体に大きく表示するとともに、領域２０１−３の左下にトグルボタン２３１を表示する。
【０２００】
手書きメモリプログラムは、領域２０１−３の左下のトグルボタン２３１がタップされたとき、領域２０１−４を選択する。
【０２０１】
領域２０１−４が選択されているとき、手書きメモプログラムは、編集領域１０６に、領域２０１−１乃至２０１−４を表示し、選択されている領域２０１−４を編集領域１０６全体に対応するように拡大して、選択されている領域２０１−４の軌跡を領域２０１−１乃至２０１−４に重ねて表示するとともに、領域２０１−４の右下にトグルボタン２３１を表示する。
【０２０２】
例えば、手書きメモプログラムは、編集領域１０６に、領域２０１−１乃至２０１−４に対応する軌跡である手書き文字”あ”、”い”、”う”、および”え”を表示する。手書きメモプログラムは、選択されている領域２０１−４を編集領域１０６全体に対応するように拡大して、領域２０１−１乃至２０１−４に重ねて、選択されている領域２０１−４の軌跡である”え”を編集領域１０６全体に大きく表示するとともに、領域２０１−４の右下にトグルボタン２３１を表示する。
【０２０３】
手書きメモリプログラムは、領域２０１−４の右下のトグルボタン２３１がタップされたとき、領域２０１−１乃至２０１−４の選択を解除する。すなわち、領域２０１−１乃至２０１−４は、いずれも選択されない。
【０２０４】
領域２０１−１乃至２０１−４のいずれも選択されていないとき、手書きメモプログラムは、編集領域１０６に、領域２０１−１乃至２０１−４を表示する。領域２０１−１乃至２０１−４のいずれも選択されていないとき、手書きメモプログラムは、領域２０１−１乃至２０１−４のいずれかの拡大された軌跡を消去する。手書きメモプログラムは、トグルボタン２３１を消去する。
【０２０５】
例えば、手書きメモプログラムは、編集領域１０６に、領域２０１−１乃至２０１−４に対応する軌跡である手書き文字”あ”、”い”、”う”、および”え”を表示する。手書きメモプログラムは、編集領域１０６全体に大きく表示されていた、領域２０１−４の軌跡である”え”を消去するとともに、領域２０１−４の右下に表示されていたトグルボタン２３１を消去する。
【０２０６】
領域２０１−１乃至２０１−４のいずれも選択されていないとき、編集領域１０６がタップされた場合、手書きメモプログラムは、領域２０１−１を選択する。
【０２０７】
図２３は、領域２０１−１乃至２０１−４のいずれか、または領域２１１−１乃至２１１−６を選択するさらに他の方法を説明する状態遷移図である。
【０２０８】
ノーマル入力モードとは、編集領域１０６のストロークを、原寸で対応するページに設定するモードをいう。
【０２０９】
縮小入力モードとは、編集領域１０６のストロークを、１／２の縮尺で対応するページの所定の領域に設定するモードをいう。
【０２１０】
なお、縮小入力モードにおける縮尺は、任意に設定することができる。
【０２１１】
縮小入力がＯｆｆである状態では、フォーカスボタン２０２−１乃至２０２−６は、非表示とされる。横方向に３２０ドット、縦方向に２７０ドットである編集領域１０６を表示しているとき、スクロールボタン２１２またはスクロールボタン２２１は、表示される。
【０２１２】
横方向に３２０ドット、縦方向に２７０ドットである編集領域１０６を表示しているとき、スクロールボタン２１２がタップされた場合、領域２１１−３乃至領域２１１−６が編集領域１０６に表示される。横方向に３２０ドット、縦方向に２７０ドットである編集領域１０６を表示しているとき、スクロールボタン２２１がタップされた場合、領域２１１−１乃至領域２１１−４が編集領域１０６に表示される。
【０２１３】
メニューにより、縮小入力Ｏｆｆまたは縮小入力Ｏｎのいずれかが選択される。
【０２１４】
メニューの選択により縮小入力Ｏｎとされた状態では、フォーカスボタン２０２−１乃至２０２−６は、表示される。メニューの選択により縮小入力Ｏｎとされた状態では、領域２０１−１乃至領域２０１−４、または領域２１１−１乃至領域２１１−６は、いずれも選択されないので、フォーカスボタン２０２−１乃至２０２−６は、非アクティブである（Ｏｆｆ状態になる）。横方向に３２０ドット、縦方向に２７０ドットである編集領域１０６を表示しているとき、スクロールボタン２１２またはスクロールボタン２２１は、表示される。
【０２１５】
縮小入力Ｏｎとされた状態で、横方向に３２０ドット、縦方向に２７０ドットである編集領域１０６を表示しているとき、スクロールボタン２１２がタップされた場合、領域２１１−３乃至領域２１１−６が編集領域１０６に表示される。横方向に３２０ドット、縦方向に２７０ドットである編集領域１０６を表示しているとき、スクロールボタン２２１がタップされた場合、領域２１１−１乃至領域２１１−４が編集領域１０６に表示される。
【０２１６】
縮小入力Ｏｎとされた状態で、アクティブではないフォーカスボタン２０２−１乃至２０２−６のいずれかがタップされた場合、タップされたフォーカスボタン２０２−１乃至２０２−６のいずれかがアクティブとなり、縮小入力モードに遷移する。
【０２１７】
より詳細に説明すれば、横方向に３２０ドット、縦方向に４００ドットである編集領域１０６を表示しているとき、アクティブではないフォーカスボタン２０２−１がタップされた場合、フォーカスボタン２０２−１がアクティブとなり、領域２０１−１が選択される。横方向に３２０ドット、縦方向に４００ドットである編集領域１０６を表示しているとき、アクティブではないフォーカスボタン２０２−２がタップされた場合、フォーカスボタン２０２−２がアクティブとなり、領域２０１−２が選択される。
【０２１８】
横方向に３２０ドット、縦方向に４００ドットである編集領域１０６を表示しているとき、アクティブではないフォーカスボタン２０２−３がタップされた場合、フォーカスボタン２０２−３がアクティブとなり、領域２０１−３が選択される。横方向に３２０ドット、縦方向に４００ドットである編集領域１０６を表示しているとき、アクティブではないフォーカスボタン２０２−４がタップされた場合、フォーカスボタン２０２−４がアクティブとなり、領域２０１−４が選択される。
【０２１９】
横方向に３２０ドット、縦方向に２７０ドットである編集領域１０６を表示しているとき、アクティブではないフォーカスボタン２０２−１がタップされた場合、フォーカスボタン２０２−１がアクティブとなり、領域２１１−１が選択される。横方向に３２０ドット、縦方向に２７０ドットである編集領域１０６を表示しているとき、アクティブではないフォーカスボタン２０２−２がタップされた場合、フォーカスボタン２０２−２がアクティブとなり、領域２１１−２が選択される。
【０２２０】
同様に、横方向に３２０ドット、縦方向に２７０ドットである編集領域１０６を表示しているとき、アクティブではないフォーカスボタン２０２−３乃至２０２−６のいずれかがタップされた場合、タップされたフォーカスボタン２０２−３乃至２０２−６のいずれかがアクティブとなり、対応する領域２１１−３乃至２１１−６のいずれかが選択される。
【０２２１】
縮小入力モードにおいて、スクロールボタン２１２またはスクロールボタン２２１は、消去される。
【０２２２】
縮小入力モードにおいて、アクティブであるフォーカスボタン２０２−１乃至２０２−６のいずれかがタップされた場合、ノーマル入力モードに遷移し、領域２０１−１乃至領域２０１−４、または領域２１１−１乃至領域２１１−６の選択が解除され、フォーカスボタン２０２−１乃至２０２−６は、非アクティブとなる。
【０２２３】
図２４は、図２３の状態遷移図に対応する、横方向に３２０ドット、縦方向に２７０ドットである編集領域１０６の表示例を示す図である。
【０２２４】
縮小入力がＯｆｆである状態で、フォーカスボタン２０２−１乃至２０２−６は、消去され、スクロールボタン２１２またはスクロールボタン２２１のいずれかが、表示される。
【０２２５】
縮小入力がＯｆｆである状態で、スクロールボタン２１２がタップされた場合、領域２１１−３乃至領域２１１−６が編集領域１０６に表示され、スクロールボタン２２１がタップされた場合、領域２１１−１乃至領域２１１−４が編集領域１０６に表示される。
【０２２６】
メニューの選択により、縮小入力Ｏｎまたは縮小入力Ｏｆｆのいずれかの状態が選択される。
【０２２７】
メニューの選択により縮小入力Ｏｎとされた状態では、フォーカスボタン２０２−１乃至２０２−６は、表示され、非アクティブとされる。縮小入力Ｏｎとされた状態においても、スクロールボタン２１２またはスクロールボタン２２１のいずれかが、表示される。
【０２２８】
縮小入力Ｏｎとされた状態で、スクロールボタン２１２がタップされた場合、領域２１１−３乃至領域２１１−６が編集領域１０６に表示され、スクロールボタン２２１がタップされた場合、領域２１１−１乃至領域２１１−４が編集領域１０６に表示される。
【０２２９】
縮小入力Ｏｎとされた状態で、アクティブではないフォーカスボタン２０２−１乃至２０２−６のいずれかがタップされた場合、タップされたフォーカスボタン２０２−１乃至２０２−６のいずれかがアクティブとなり、縮小入力モードに遷移する。アクティブとなったフォーカスボタン２０２−１乃至２０２−６のいずれかに対応する、領域２１１−１乃至２１１−６が選択される。
【０２３０】
縮小入力モードにおいて、アクティブであるフォーカスボタン２０２−１乃至２０２−６のいずれかがタップされた場合、ノーマル入力モードに遷移し、領域２１１−１乃至領域２１１−６の選択が解除され、フォーカスボタン２０２−１乃至２０２−６は、非アクティブとなる。
【０２３１】
図２５は、横方向に３２０ドット、縦方向に２７０ドットである編集領域１０６の他の表示例を示す図である。
【０２３２】
縮小入力がＯｆｆである状態で、フォーカスボタン２０２−１乃至２０２−６は、消去され、スクロールボタン２１２またはスクロールボタン２２１のいずれかが、表示される。
【０２３３】
縮小入力がＯｆｆである状態で、スクロールボタン２１２がタップされた場合、領域２１１−３乃至領域２１１−６が編集領域１０６に表示され、スクロールボタン２２１がタップされた場合、領域２１１−１乃至領域２１１−４が編集領域１０６に表示される。
【０２３４】
メニューの選択により、縮小入力Ｏｎまたは縮小入力Ｏｆｆのいずれかの状態が選択される。
【０２３５】
メニューの選択により縮小入力Ｏｎとされた状態では、フォーカスボタン２０２−１乃至２０２−６は、表示され、非アクティブとされる。縮小入力Ｏｎとされた状態においては、スクロールボタン２１２またはスクロールボタン２２１は、表示されない。
【０２３６】
縮小入力Ｏｎとされた状態で、アクティブではないフォーカスボタン２０２−１乃至２０２−６のいずれかがタップされた場合、タップされたフォーカスボタン２０２−１乃至２０２−６のいずれかがアクティブとなり、縮小入力モードに遷移する。アクティブとなったフォーカスボタン２０２−１乃至２０２−６のいずれかに対応する、領域２１１−１乃至２１１−６が選択される。
【０２３７】
縮小入力モードにおいて、アクティブであるフォーカスボタン２０２−１乃至２０２−６のいずれかがタップされた場合、ノーマル入力モードに遷移し、領域２１１−１乃至領域２１１−６の選択が解除され、フォーカスボタン２０２−１乃至２０２−６は、非アクティブとなる。
【０２３８】
図２６は、横方向に３２０ドット、縦方向に２７０ドットである編集領域１０６のさらに他の表示例を示す図である。
【０２３９】
縮小入力がＯｆｆである状態で、フォーカスボタン２０２−１乃至２０２−６は、消去され、スクロールボタン２１２またはスクロールボタン２２１のいずれかが、表示される。
【０２４０】
縮小入力がＯｆｆである状態で、スクロールボタン２１２がタップされた場合、領域２１１−３乃至領域２１１−６が編集領域１０６に表示され、スクロールボタン２２１がタップされた場合、領域２１１−１乃至領域２１１−４が編集領域１０６に表示される。
【０２４１】
メニューの選択により、縮小入力Ｏｎまたは縮小入力Ｏｆｆのいずれかの状態が選択される。
【０２４２】
縮小入力がＯｆｆである状態で、領域２１１−１乃至領域２１１−４が編集領域１０６に表示されているとき、メニューの選択により縮小入力Ｏｎとされた場合、領域２１１−１が選択され、領域２１１−１乃至領域２１１−４が編集領域１０６に表示され、スクロールボタン２１２が表示される。
【０２４３】
縮小入力がＯｆｆである状態で、領域２１１−３乃至領域２１１−６が編集領域１０６に表示されているとき、メニューの選択により縮小入力Ｏｎとされた場合、領域２１１−１が選択され、領域２１１−１乃至領域２１１−４が編集領域１０６に表示され、スクロールボタン２１２が表示される。
【０２４４】
縮小入力Ｏｎとされた状態においても、スクロールボタン２１２またはスクロールボタン２２１のいずれかが、表示される。
【０２４５】
縮小入力Ｏｎとされた状態で、スクロールボタン２１２がタップされた場合、領域２１１−３乃至領域２１１−６が編集領域１０６に表示され、スクロールボタン２２１がタップされた場合、領域２１１−１乃至領域２１１−４が編集領域１０６に表示される。
【０２４６】
縮小入力がＯｎである状態で、領域２１１−１乃至領域２１１−４が編集領域１０６に表示されているとき、メニューの選択により縮小入力Ｏｆｆとされた場合、領域２１１−１乃至領域２１１−４が編集領域１０６に表示され、スクロールボタン２１２が表示される。
【０２４７】
縮小入力がＯｎである状態で、領域２１１−３乃至領域２１１−６が編集領域１０６に表示されているとき、メニューの選択により縮小入力Ｏｆｆとされた場合、領域２１１−１乃至領域２１１−４が編集領域１０６に表示され、スクロールボタン２１２が表示される。
【０２４８】
手書きメモプログラムは、タッチパッド２ａのストロークにより検出された軌跡を拡大して設定するようにしてもよい。
【０２４９】
図２７は、表示の領域として、横方向に３２０ドット、縦方向に４００ドットである編集領域１０６を表示している場合の、手書きメモプログラムを実行するＰＤＡによる拡大入力モードの動作を説明する図である。
【０２５０】
タッチパッド２ａの入力の横方向の解像度は、表示の解像度の１／２であり、タッチパッド２ａの入力の縦方向の解像度は、表示の解像度の１／２なので、編集領域１０６における、入力の横方向のドット数は、１６０ドットとなり、入力の縦方向のドット数は、２００ドットとなる。
【０２５１】
拡大画面は、図２７に示すように、領域３０１−１、領域３０１−２、領域３０１−３、および領域３０１−４からなる。領域３０１−１乃至領域３０１−４は、４つ合わせて、１つのページに対応する。領域３０１−１乃至領域３０１−４のそれぞれの大きさは、編集領域１０６の表示領域に対応する。例えば、領域３０１−１乃至領域３０１−４のそれぞれは、横方向に３２０ドット、縦方向に４００ドットの領域である。すなわち、この場合、１つのページは、横方向に６４０ドット、縦方向に８００ドットの領域からなる。すなわち、１つのページのＸ座標の範囲は、１乃至６４０であり、１つのページのＹ座標の範囲は、２０１乃至８００である。
【０２５２】
領域３０１−１は、１つのページを４つに分割した領域のうち、ページの左上の領域に対応する。領域３０１−２は、１つのページを４つに分割した領域のうち、ページの右上の領域に対応する。
【０２５３】
領域３０１−３は、１つのページを４つに分割した領域のうち、ページの左下の領域に対応する。領域３０１−４は、１つのページを４つに分割した領域のうち、ページの右下の領域に対応する。
【０２５４】
手書きメモプログラムは、タッチパッド２ａがストロークされたとき、タッチパッド２ａのストロークにより検出された軌跡に対応する座標を取得し、編集領域１０６に、ストロークに対し原寸の軌跡を表示する。
【０２５５】
手書きメモプログラムは、タッチパッド２ａのストロークにより検出された軌跡に対応する座標を取得し、ページの対応する座標にデータを設定する。
【０２５６】
例えば、タッチパッド２ａのストロークにより検出された軌跡に含まれる座標が、（ｘ，ｙ）である場合、表示の横方向の座標Ｘには、４＊ｘが設定され、表示の縦方向の座標Ｙには、４＊ｙが設定される。
【０２５７】
手書きメモプログラムは、領域３０１−１乃至３０１−４からなるページの座標に設定されたデータに、ストロークデータ化処理を適用し、さらに正規化の処理を適用して、ページ上の軌跡を生成する。
【０２５８】
従って、図２７の左側に示すように、”あ”の文字が手書きで入力された場合、横方向に２倍で、縦方向に２倍の”あ”の文字が領域３０１−１乃至３０１−４に設定されることになる。
【０２５９】
手書きメモプログラムは、編集領域１０６に、ストロークに対し原寸の軌跡を表示するとともに、原寸の軌跡に重ねて、例えば、領域３０１−１に設定された軌跡を表示する。
【０２６０】
手書きメモプログラムは、領域３０１−１乃至３０１−４に設定されたデータからストロークデータ化処理により抽出された、軌跡を表示するために必要なデータをＦｌａｓｈ　ＲＯＭ５３に記憶させる。
【０２６１】
次に、ノーマル入力モードにおける、手書きの処理を図２８のフローチャートを参照して説明する。
【０２６２】
ステップＳ１１において、手書きメモプログラムは、タッチパッド２ａの信号を基に、ストロークに対応する座標を取得する。ステップＳ１２において、手書きメモプログラムは、ストロークに対応する原寸の軌跡の座標を演算する。
【０２６３】
より詳細に説明すれば、図５を参照して説明したように、表示部２の表示の横方向の解像度は、タッチパッド２ａの入力の横方向の解像度の２倍であり、表示部２の表示の縦方向の解像度は、タッチパッド２ａの入力の縦方向の解像度の２倍である。入力の座標（ｘ，ｙ）をそのまま表示の座標（Ｘ，Ｙ）に設定すると、１／２の縮尺の座標にストロークに対応するデータが設定されてしまう。
【０２６４】
そこで、手書きメモプログラムは、タッチパッド２ａのストロークにより検出された軌跡に含まれる座標が（ｘ，ｙ）である場合、表示の横方向の座標Ｘに、２＊ｘを設定し、表示の縦方向の座標Ｙに、２＊ｙを設定する。
【０２６５】
例えば、編集領域１０６の表示領域が、横方向に３２０ドット、縦方向に４００ドットであり、編集領域１０６のタッチパッド２ａの入力領域が、横方向に１６０ドット、縦方向に２００ドットであるとき、手書きメモプログラムは、タッチパッド２ａのストロークにより検出された軌跡に含まれる座標が（１０，２０）である場合、表示の横方向の座標Ｘとして、２＊ｘを演算し、表示の縦方向の座標Ｙとして、２＊ｙを演算し、その結果、表示の座標（２０，４０）を求める。
【０２６６】
このようにすることで、タッチパッド２ａをストロークした位置と、ほぼ同じ位置に手書きの軌跡が設定される。
【０２６７】
手書きメモプログラムは、演算された、ストロークに対応する原寸の軌跡の座標に、ストロークデータ化処理を適用して、さらに、正規化の処理を適用して、表示のための軌跡を生成する。
【０２６８】
ステップＳ１３において、手書きメモプログラムは、ステップＳ１２の処理で生成された表示のための軌跡を基に、原寸の手書きの軌跡を表示部２に表示する。
【０２６９】
ステップＳ１４において、手書きメモプログラムは、ステップＳ１２のストロークデータ化処理により抽出された、軌跡を表示するために必要なデータをＦｌａｓｈ　ＲＯＭ５３に保存して、ステップＳ１１に戻り、手書きの処理を繰り返す。
【０２７０】
このように、ノーマル入力モードにおいて、タッチパッド２ａをストロークした位置とほぼ同じ位置に軌跡が表示されるように、手書きの軌跡のデータが保存され、手書きの軌跡が表示される。
【０２７１】
次に、縮小入力モードにおける、手書きの処理を図２９のフローチャートを参照して説明する。
【０２７２】
ステップＳ３１において、手書きメモプログラムは、タッチパッド２ａの信号を基に、ストロークに対応する座標を取得する。
【０２７３】
ステップＳ３２において、手書きメモプログラムは、ストロークに対応する縮小した表示の座標を演算する。
【０２７４】
例えば、選択されている領域２０１−１乃至２０１−４が、左側からｎ番目であって、上側からｍ番目の領域であり、領域２０１−１乃至２０１−４の横方向の幅がｉドットであり、領域２０１−１乃至２０１−４の縦方向の高さがｊドットであるとき、タッチパッド２ａのストロークにより検出された軌跡に含まれる座標が、（ｘ，ｙ）である場合、手書きメモプログラムは、表示の横方向の座標Ｘに、ｘ＋（（ｎ−１）＊ｉ）を設定し、表示の縦方向の座標Ｙに、ｙ＋（（ｍ−１）＊ｊ）を設定する。
【０２７５】
例えば、領域２０１−４が選択されているとき、手書きメモプログラムは、タッチパッド２ａのストロークにより検出された軌跡に含まれる座標が（１０，２０）である場合、表示の横方向の座標Ｘとして、ｘ＋１６０を演算し、表示の縦方向の座標Ｙとして、ｙ＋２００を演算し、その結果、表示の座標（１７０，２２０）を求める。
【０２７６】
手書きメモプログラムは、演算された、ストロークに対応する縮小した表示の座標に、ストロークデータ化処理を適用して、さらに、正規化の処理を適用して、表示のための縮小された軌跡を生成する。
【０２７７】
ステップＳ３３において、手書きメモプログラムは、ステップＳ３２の処理で算出された表示のための縮小された軌跡を基に、縮小した手書きの軌跡を表示部２にさらに表示する。例えば、手書きメモプログラムは、グレイアウトした、縮小した手書きの軌跡を表示部２にさらに表示する。
【０２７８】
ステップＳ３４において、手書きメモプログラムは、ステップＳ３１の処理で取得した座標を基に、縮小した手書きの軌跡に重ねて、原寸の手書きの軌跡を表示部２にさらに表示する。
【０２７９】
手書きメモプログラムは、ステップＳ３１の処理で取得した座標から、ストロークに対応する原寸の軌跡の座標を演算し、演算された、ストロークに対応する原寸の軌跡の座標に、ストロークデータ化処理を適用する。手書きメモプログラムは、さらに、正規化の処理を適用して、原寸の表示のための軌跡を生成する。手書きメモプログラムは、このように生成された、原寸の表示のための軌跡を縮小した手書きの軌跡に重ねて表示部２にさらに表示する。
【０２８０】
ステップＳ３５において、手書きメモプログラムは、ステップＳ３２のストロークデータ化の処理により得られたデータをＦｌａｓｈ　ＲＯＭ５３に保存して、ステップＳ３１に戻り、手書きの処理を繰り返す。
【０２８１】
このように、ストロークが縮小されて、軌跡として保存され、縮小された軌跡が表示され、縮小された軌跡に重ねて原寸の軌跡が表示されるので、手書きメモプログラムを実行するＰＤＡにおいては、使用者は、より容易に、より細かい軌跡を入力することができるようになる。
【０２８２】
次に、拡大入力モードにおける、手書きの処理を図３０のフローチャートを参照して説明する。
【０２８３】
ステップＳ５１において、手書きメモプログラムは、タッチパッド２ａの信号を基に、ストロークに対応する座標を取得する。
【０２８４】
ステップＳ５２において、手書きメモプログラムは、ストロークに対応する拡大した表示の座標を演算する。
【０２８５】
例えば、タッチパッド２ａのストロークにより検出された軌跡に含まれる座標が、（ｘ，ｙ）である場合、手書きメモプログラムは、表示の横方向の座標Ｘとして、４＊ｘを演算し、表示の縦方向の座標Ｙとして、４＊ｙを演算し、表示の座標（４＊ｘ，４＊ｙ）を求める。
【０２８６】
例えば、手書きメモプログラムは、タッチパッド２ａのストロークにより検出された軌跡に含まれる座標が（１０，２０）である場合、表示の座標（４０，８０）を求める。
【０２８７】
手書きメモプログラムは、演算された、ストロークに対応する拡大した表示の座標に、ストロークデータ化処理を適用して、さらに、正規化の処理を適用して、表示のための拡大された軌跡を生成する。
【０２８８】
ステップＳ５３において、手書きメモプログラムは、ステップＳ５２の処理で生成された、拡大した手書きの軌跡を表示部２にさらに表示する。
【０２８９】
ステップＳ５４において、手書きメモプログラムは、拡大した手書きの軌跡に重ねて、原寸の手書きの軌跡を表示部２にさらに表示する。
【０２９０】
ステップＳ５５において、手書きメモプログラムは、ステップＳ５２のストロークデータ化の処理により得られたデータをＦｌａｓｈ　ＲＯＭ５３に保存して、ステップＳ５１に戻り、手書きの処理を繰り返す。
【０２９１】
このように、ストロークが拡大されて、軌跡として保存され、拡大された軌跡が表示され、拡大された軌跡に重ねて原寸の軌跡が表示されるので、手書きメモプログラムを実行するＰＤＡにおいては、使用者は、より容易に、より大きな軌跡を入力することができるようになる。
【０２９２】
以上のように、ストロークの原寸の軌跡を表示するようにした場合には、軌跡を認識させることができる。
【０２９３】
また、入力手段へのストロークによる入力があった場合、第１の大きさの領域に、ストロークに対して原寸の第１の軌跡の表示を制御し、第１の大きさの領域に対する第２の大きさの領域の大きさの比率に基づいて、所定の正規化により、第１の軌跡の大きさを変更した第２の軌跡を生成し、第１の軌跡の表示と同時に、第１の大きさの領域と重複する第２の大きさの領域に、第１の軌跡に重ねて、第２の軌跡を表示するように表示を制御するようにした場合には、限られた表示領域内で、使用者に、表示内容を、詳細な部分まで、より確実に認識させることができるようになる。
【０２９４】
次に、縮小入力モードにおける表示の処理を図３１のフローチャートを参照して説明する。
【０２９５】
ステップＳ７１において、手書きメモプログラムは、Ｆｌａｓｈ　ＲＯＭ５３に記憶されている、所定のページのデータを読み出し、ページの軌跡を表示部２に原寸で表示する。ここで言う原寸は、データに対して原寸であるという意味である。
【０２９６】
ステップＳ７２において、手書きメモプログラムは、フォーカスボタン２０２−１乃至２０２−４などの状態を基に、領域２０１−１乃至２０１−４のいずれかが選択されているか否かを判定する。
【０２９７】
ステップＳ７２において、領域２０１−１乃至２０１−４のいずれかが選択されていると判定された場合、ステップＳ７３に進み、手書きメモプログラムは、選択されている領域２０１−１乃至２０１−４のいずれかの軌跡を基に、拡大した軌跡を生成する。例えば、手書きメモプログラムは、選択されている領域２０１−１乃至２０１−４のいずれかの軌跡を２倍に拡大した軌跡を生成する。
【０２９８】
ステップＳ７４において、手書きメモプログラムは、表示部２に、ステップＳ７３の処理で生成した拡大した軌跡を、原寸の軌跡に重ねて表示し、処理は終了する。
【０２９９】
ステップＳ７２において、領域２０１−１乃至２０１−４のいずれも選択されていないと判定された場合、拡大した軌跡を表示する必要はないので、原寸の軌跡のみを表示して、処理は終了する。
【０３００】
このように、本発明に係るＰＤＡは、ページの軌跡を原寸で表示すると共に、これに重ねて、選択されている領域の軌跡を拡大して表示するので、限られた表示領域内であっても、使用者は、表示内容を、詳細な部分まで、より確実に認識することができる。
【０３０１】
次に、拡大入力モードにおける表示の処理を図３２のフローチャートを参照して説明する。
【０３０２】
ステップＳ９１において、手書きメモプログラムは、Ｆｌａｓｈ　ＲＯＭ５３に記憶されている、所定のページのデータを読み出し、ページの軌跡を表示部２に原寸で表示する。ここで言う原寸は、データに対して原寸であるという意味である。
【０３０３】
ステップＳ９２において、手書きメモプログラムは、ページと編集領域１０６の大きさの比率から、ページの軌跡を縮小した軌跡を生成する。例えば、手書きメモプログラムは、ページの軌跡を１／２に縮小した軌跡を生成する。
【０３０４】
ステップＳ９３において、手書きメモプログラムは、表示部２に、ステップＳ９２の処理で生成した縮小した軌跡を、原寸の軌跡に重ねて表示し、処理は終了する。
【０３０５】
このように、本発明に係るＰＤＡは、ページの軌跡を原寸で表示すると共に、これに重ねて、ページの軌跡を縮小して表示するので、限られた表示領域内であっても、使用者は、全体の内容を認識するとともに、表示内容を、詳細な部分まで、より確実に認識することができる。
【０３０６】
なお、ＰＤＡは、ページの軌跡を原寸で表示すると共に、これに重ねて、所定の軌跡を縮小または拡大して表示すると説明したが、手書き入力された軌跡に限らず、任意の画像について、原寸で表示すると共に、これに重ねて、画像を縮小または拡大して表示するようにすることができる。
【０３０７】
以上のように、画像を原寸で表示するようにした場合には、画像を認識させることができる。
【０３０８】
また、第１の大きさの領域に配置されている第１の画像の表示を制御し、第１の大きさの領域に対する、第１の大きさの領域の一部である第２の大きさの領域の大きさの比率に基づいて、第２の大きさの領域に配置されている第１の画像の一部の大きさを変更した第２の画像を生成し、第１の画像に重ねて、第２の画像を表示するように表示を制御するようにした場合には、限られた表示領域内で、使用者に、表示内容を、詳細な部分まで、より確実に認識させることができるようになる。
【０３０９】
また、第１の大きさの領域に配置されている第１の画像の表示を制御し、第１の大きさの領域に対する、第１の大きさの領域を含む第２の大きさの領域の大きさの比率に基づいて、第２の大きさの領域に配置されている、第１の画像を含む第２の画像の大きさを変更した第３の画像を生成し、第１の画像に重ねて、第３の画像を表示するように表示を制御するようにした場合には、限られた表示領域内で、使用者に、表示内容を、詳細な部分まで、より確実に認識させることができるようになる。
【０３１０】
なお、本発明は、ＰＤＡに限らず、携帯電話機、またはパーソナルコンピュータなどの情報処理装置または携帯端末装置にも適用できる。
【０３１１】
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、記録媒体からインストールされる。
【０３１２】
この記録媒体は、図４に示すように、コンピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク８１（フレキシブルディスクを含む）、光ディスク８２（ＣＤ−ＲＯＭ（Ｃｏｍｐａｃｔ　Ｄｉｓｃ−Ｒｅａｄ　Ｏｎｌｙ　Ｍｅｍｏｒｙ）、ＤＶＤ（Ｄｉｇｉｔａｌ　Ｖｅｒｓａｔｉｌｅ　Ｄｉｓｃ）を含む）、光磁気ディスク８３（ＭＤ（Ｍｉｎｉ−Ｄｉｓｃ）（商標）を含む）、若しくはメモリカード１１などの半導体メモリなどよりなるパッケージメディアにより構成されるだけでなく、コンピュータに予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているＦｌａｓｈ　ＲＯＭ５３や、図示せぬハードディスクなどで構成される。
【０３１３】
なお、上述した一連の処理を実行させるプログラムは、必要に応じてルータ、モデムなどのインターフェースを介して、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の通信媒体を介してコンピュータにインストールされるようにしてもよい。
【０３１４】
また、本明細書において、記録媒体に格納されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
【０３１５】
【発明の効果】
以上のように、第１の本発明によれば、ストロークによる入力された軌跡を認識させることができる。
【０３１６】
また、第１の本発明によれば、限られた表示領域内で、使用者に、表示内容を、詳細な部分まで、より確実に認識させることができるようになる。
【０３１７】
第２の本発明によれば、画像を認識させることができる。
【０３１８】
また、第２の本発明によれば、限られた表示領域内で、使用者に、表示内容を、詳細な部分まで、より確実に認識させることができるようになる。
【０３１９】
第３の本発明によれば、画像を認識させることができる。
【０３２０】
また、第３の本発明によれば、限られた表示領域内で、使用者に、表示内容を、詳細な部分まで、より確実に認識させることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図１】ＰＤＡの正面図である。
【図２】ＰＤＡの左側の側面図である。
【図３】ＰＤＡの上面図である。
【図４】ＰＤＡの電気的構成例を示すブロック図である。
【図５】表示部２の表示の解像度、およびタッチパッド２ａの入力の解像度を説明する図である。
【図６】手書きメモプログラムにより表示されるデータの構造を示す図である。
【図７】新規のノートを開いた手書きメモプログラムを実行するＰＤＡの表示部２に表示される画像の例を示す図である。
【図８】各領域の範囲の例を示す図である。
【図９】各領域の範囲の例を示す図である。
【図１０】表示部２に表示される手書きメモの例を示す図である。
【図１１】ノートのリストを表示させたとき、手書きメモプログラムを実行するＰＤＡの表示部２に表示される画像の例を示す図である。
【図１２】グラフティエリア１０７を消去したとき、手書きメモプログラムを実行するＰＤＡに手書きメモを入力する場合の、表示部２に表示される画像の例を示す図である。
【図１３】グラフティエリア１０７を消去したとき、ノートのリストを表示させる場合の、手書きメモプログラムを実行するＰＤＡの表示部２に表示される画像を示す図である。
【図１４】グラフティエリア１０７がスクリーン印刷により設けられているときの、各領域の範囲の例を示す図である。
【図１５】手書きメモプログラムを実行するＰＤＡの縮小入力モードにおける、手書きメモの入力および表示の動作を説明する図である。
【図１６】縮小画面の構成を示す図である。
【図１７】手書きメモプログラムを実行するＰＤＡの縮小入力モードにおける、手書きメモの入力および表示の動作を説明する図である。
【図１８】縮小画面の構成を示す図である。
【図１９】手書きメモプログラムを実行するＰＤＡの縮小入力モードにおける、手書きメモの入力および表示の動作を説明する図である。
【図２０】手書きメモプログラムを実行するＰＤＡの縮小入力モードにおける、手書きメモの入力および表示の動作を説明する図である。
【図２１】領域２０１−１乃至２０１−４のいずれかを選択する他の方法について説明する図である。
【図２２】領域２０１−１乃至２０１−４のいずれかを選択する他の方法について説明する図である。
【図２３】領域２０１−１乃至２０１−４のいずれか、または領域２１１−１乃至２１１−６を選択するさらに他の方法を説明する状態遷移図である。
【図２４】領域２１１−１乃至２１１−６のいずれか選択する方法を説明する図である。
【図２５】領域２１１−１乃至２１１−６のいずれか選択する他の方法を説明する図である。
【図２６】領域２１１−１乃至２１１−６のいずれか選択するさらに他の方法を説明する図である。
【図２７】手書きメモプログラムを実行するＰＤＡによる拡大入力モードの動作を説明する図である。
【図２８】ノーマル入力モードにおける、手書きの処理を説明するフローチャートである。
【図２９】縮小入力モードにおける、手書きの処理を説明するフローチャートである。
【図３０】拡大入力モードにおける、手書きの処理を説明するフローチャートである。
【図３１】縮小入力モードにおける、表示の処理を説明するフローチャートである。
【図３２】拡大入力モードにおける、表示の処理を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
２　表示部，　２ａ　タッチパッド，　１１　メモリカード，　５１　ＣＰＵ，５３　Ｆｌａｓｈ　ＲＯＭ，　５４　ＥＤＯ　ＤＲＡＭ，　８１　磁気ディスク，　８２　光ディスク，　８３　光磁気ディスク，　１０６　編集領域，　２０１−１乃至２０１−４　領域，　２０２−１乃至２０２−６　フォーカスボタン，　２１１−１乃至２１１−６　領域，　２１２　スクロールボタン，　２２１　スクロールボタン，　２３１　トグルボタン，　３０１−１乃至３０１−４　領域[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a portable information processing device, an information processing method, and a program, and more particularly, to a portable information processing device, an information processing method, and a program for displaying an input or stored image.
[0002]
[Prior art]
A portable information processing device such as a PDA (Personal Digital Assistant) is widely used. The housing of the portable information processing device is formed relatively small in consideration of portability.
[0003]
Since the shape of the display device provided in the portable information processing device is limited by the shape of the housing, the display area of the portable information processing device is usually smaller than that of the stationary information processing device.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
As described above, since the display area of the portable information processing apparatus is small, there is a problem that it is difficult for the user to recognize the display content. Even if the resolution of the display device itself is improved, the size of the display area itself is limited, so that it is difficult to confirm even a small portion of the display content.
[0005]
In addition, the portable information processing apparatus is often used, for example, in a train on the go or under direct sunlight, and is often used in a poor environment in order for the user to see the contents of the display. In such a case, it is more difficult to reliably recognize the display content.
[0006]
The present invention has been made in view of such a situation, and has an object to enable a user to more reliably recognize display contents up to a detailed portion within a limited display area. Aim.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The first portable information processing apparatus according to the present invention is configured such that, when an input is made by a stroke to the input means, a first trajectory for controlling the display of a first trajectory having an original size with respect to the stroke in an area of a first size. And a second trajectory obtained by changing the size of the first trajectory by predetermined normalization based on the display control means and the ratio of the size of the second sized region to the first sized region And displaying the first trajectory at the same time as displaying the first trajectory in the second size area overlapping the first size area. And a second display control means for controlling the display as described above.
[0008]
The second display control means displays a selection of a second size area in which a second trajectory is displayed among a plurality of second size areas based on an input to the input means. The display can be controlled as follows.
[0009]
The area of the second size can be formed by equally dividing the area of the first size.
[0010]
The second display control means is a part of a third area, which is a unit for arranging and storing a second trajectory, which is formed by combining a plurality of areas of the second size, The display can be controlled so as to display the second trajectory arranged in a portion overlapping the size area.
[0011]
The second display control means controls the display so as to select and display a part of the third area overlapping with the first size area based on an input to the input means. can do.
[0012]
The generation unit can generate a second trajectory by reducing the size of the first trajectory to half by normalization.
[0013]
The area of the first size can be formed by equally dividing the area of the second size.
[0014]
The portable information processing device may further include a storage unit that stores the second trajectory arranged in the second size area.
[0015]
According to a first information processing method of the present invention, when an input is made by a stroke to an input unit, a first trajectory that controls an original size of the stroke with respect to the stroke is controlled in an area of a first size. Based on the display control step and the ratio of the size of the second size region to the first size region, the second trajectory obtained by changing the size of the first trajectory is determined by predetermined normalization. At the same time as the generating step of generating and displaying the first trajectory, the second trajectory is displayed so as to be superimposed on the first trajectory in a second size area overlapping with the first size area. And a second display control step of controlling display.
[0016]
According to a first program of the present invention, when an input is made by a stroke to an input unit, a computer controls a display of a first trajectory of an original size with respect to a stroke in an area of a first size. And a second trajectory in which the size of the first trajectory is changed by predetermined normalization based on the display control step of (a) and the ratio of the size of the second size area to the first size area. Is generated, and simultaneously with the display of the first trajectory, the second trajectory is displayed in a region of a second size overlapping the region of the first size, overlapping the first trajectory. And a second display control step of controlling the display as described above.
[0017]
A second portable information processing apparatus according to the present invention includes: first display control means for controlling display of a first image arranged in an area of a first size; A size of a part of the first image arranged in the second size area based on a size ratio of the second size area which is a part of the first size area; And a second display control unit that controls the display so as to display the second image superimposed on the first image.
[0018]
The area of the second size can be formed by equally dividing the area of the first size.
[0019]
The generating means may generate a second image in which a part of the first image is doubled in size.
[0020]
According to a second information processing method of the present invention, a first display control step of controlling display of a first image arranged in an area of a first size; The size of a part of the first image arranged in the second size area is determined based on the size ratio of the second size area which is a part of the first size area. The method includes a generation step of generating a changed second image, and a second display control step of controlling display so as to display the second image superimposed on the first image.
[0021]
A second program according to the present invention includes: a first display control step for controlling display of a first image arranged in a first size area; A size of a part of the first image arranged in the second size area based on a size ratio of the second size area which is a part of the first size area; And a second display control step of controlling the display so as to display the second image superimposed on the first image. .
[0022]
A third portable information processing apparatus according to the present invention includes: first display control means for controlling display of a first image disposed in a first size area; The size of the second image, including the first image, arranged in the second size area based on the size ratio of the second size area including the first size area And a second display control unit configured to control the display so as to display the third image superimposed on the first image. .
[0023]
The area of the first size can be formed by equally dividing the area of the second size.
[0024]
The generating means may generate a third image in which the size of the second image is reduced to half.
[0025]
According to a third information processing method of the present invention, a first display control step of controlling display of a first image arranged in an area of a first size; The size of the second image including the first image, which is arranged in the second size area, based on the size ratio of the second size area including the size 1 area And a second display control step of controlling the display so as to display the third image superimposed on the first image.
[0026]
A third program according to the present invention includes: a first display control step of controlling a display of a first image arranged in a first size area; and a first display control step for the first size area. The size of the second image, including the first image, arranged in the second size area based on the size ratio of the second size area including the first size area Generating a third image having a changed length, and performing a second display control step of controlling display so as to display the third image superimposed on the first image. Program to do.
[0027]
In the first portable information processing device, the information processing method, and the program according to the present invention, when an input is made by a stroke, an original first trajectory is displayed in an area of a first size. Then, based on the ratio of the size of the second size region to the first size region, a second trajectory whose size has been changed is generated by predetermined normalization, and the first trajectory of the first trajectory is changed. Simultaneously with the display, the second trajectory is displayed so as to overlap the first trajectory.
[0028]
In the second portable information processing apparatus, the information processing method, and the program according to the present invention, a first image arranged in a first size area is displayed, and a first size area and a second size area are displayed. A second image in which the size of a part of the first image is changed based on the ratio of the sizes of the regions of the size is generated. A second image is displayed over the first image.
[0029]
In the third portable information processing apparatus, the information processing method, and the program according to the present invention, a first image arranged in a first size area is displayed, and a first size area and a second image are displayed. A third image is generated in which the size of the second image arranged in the second size area is changed based on the ratio of the sizes of the area of the size. A third image is displayed over the first image.
[0030]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
FIGS. 1 to 3 are diagrams showing an embodiment of a PDA which is an example of a portable information processing apparatus according to the present invention.
[0031]
FIG. 1 is a front view of the PDA. FIG. 2 is a left side view of the PDA. FIG. 3 is a top view of the PDA.
[0032]
The housing of the PDA is formed in a size that can be gripped and operated with one hand. Above the PDA, a memory card slot and an infrared communication unit 60 (FIG. 4) for exchanging information with other devices using infrared communication are provided. In addition, a wireless LAN (not shown) for performing wireless communication by Bluetooth (trademark) may be provided.
[0033]
On the lower surface of the PDA, a modem (not shown) for connecting to a public line network, a USB (Universal Serial Bus) port or an RS-232C port (both not shown) for transmitting and receiving various data, and the like are provided. The PDA is provided with a display unit 2, keys 3, a jog dial 4, and the like.
[0034]
The display unit 2 includes a thin display device such as a liquid crystal display device, and displays an image such as a map, an icon, a thumbnail, or a text. On the upper side of the display unit 2, a touch pad 2a is provided so as to be stacked on the display device. The user inputs predetermined data or an operation instruction to the CPU 51 (FIG. 4) of the PDA by pressing the display unit 2 and the touch pad 2a with a finger or a pen or the like.
[0035]
The key 3 is operated by a user when inputting predetermined data or an operation instruction to the CPU 51.
[0036]
As shown in FIG. 2, the jog dial 4 provided on the left side surface of the PDA is used, for example, when an icon, thumbnail, text, or the like displayed on the display unit 2 is selected by the user. The user receives a rotation operation in the direction or the direction of the arrow B or a pressing operation toward the main body. For example, when the jog dial 4 is rotated while the display unit 2 displays a plurality of icons, a desired icon is selected from the plurality of icons and the jog dial 4 is pressed toward the main body. At this time, the selected icon is determined. When the determined icon corresponds to the application program, the application program is started.
[0037]
Further, the operation of rotating the jog dial 4 while pressing the jog dial 4 toward the main body may be made to correspond to a command different from the normal rotation operation. The operation of the jog dial 4 and the content of the command corresponding to the operation are as follows. This is not the case.
[0038]
As shown in FIG. 3, the memory card 11 is inserted into a memory card slot 5 provided on the upper surface of the PDA. The memory card 11 is a recording medium incorporating a semiconductor memory such as a flash memory.
[0039]
FIG. 4 is a block diagram showing an example of the electrical configuration of the PDA.
[0040]
The CPU 51 synchronizes with a clock signal supplied from the oscillator 52, and stores an operating system stored in a Flash ROM (Read-Only Memory) 53 or an EDO DRAM (Extended Data Out Dynamic Random-Access Memory) 54 or described later. Various programs such as an application program including a handwritten memo program are executed.
[0041]
The flash ROM 53 is configured by a flash memory, which is a type of EEPROM, and generally stores basically fixed data of programs used by the CPU 51 and calculation parameters. The EDO DRAM 54 stores a program to be executed by the CPU 51 and parameters that change as appropriate during the execution.
[0042]
The module interface (I / F) 55 acquires a program or data supplied from the memory card 11 mounted on the memory card slot 5 and supplies various data supplied from the CPU 51 to the memory card 11.
[0043]
A USB interface (I / F) 56 inputs data or a program from a drive 71 which is a connected USB device in synchronization with a clock signal supplied from an oscillator 57 and drives data supplied from a CPU 51. 71.
[0044]
The drive 71 reads data or a program recorded on a magnetic disk 81, an optical disk 82, or a magneto-optical disk 83 mounted as necessary, and transfers the data or the program via the USB interface 56 to the CPU 51 or It is supplied to the EDO DRAM 54. The drive 71 records data or a program on the magnetic disk 81, the optical disk 82, or the magneto-optical disk 83 mounted.
[0045]
The flash ROM 53, the EDO DRAM 54, the module interface 55, and the USB interface 56 are connected to the CPU 51 via an address bus and a data bus.
[0046]
The display unit 2 receives data from the CPU 51 via the LCD bus, and displays images or characters corresponding to the received data. When the touch pad 2a is operated, the touch pad control unit 58 receives data corresponding to the operation (for example, data indicating tapped coordinates) from the touch pad 2a, and converts a signal corresponding to the received data into a serial signal. It is supplied to the CPU 51 via the bus.
[0047]
An EL (Electro Luminescence) driver 59 operates an electroluminescent element provided on the back side of the liquid crystal display unit of the display unit 2 to control the display brightness of the display unit 2.
[0048]
The infrared communication unit 60 transmits the data received from the CPU 51 as an infrared signal to another device via a UART (Universal Asynchronous Receiver-Transmitter), and receives the infrared signal transmitted from the other device. It is supplied to the CPU 51. The PDA can also communicate with other devices via the UART.
[0049]
The audio reproducing unit 62 includes a speaker and a decoding circuit for audio data. The audio reproducing unit 62 decodes and reproduces audio data stored in advance or audio data received from another device. Output. For example, the audio reproducing unit 62 reproduces the audio data supplied from the CPU 51 via the buffer 61 and outputs an audio corresponding to the data.
[0050]
The power supply circuit 63 converts the voltage of the power supplied from the attached battery 72 or the connected AC (Alternating current) adapter 73 and supplies necessary power to the CPU 51 to the audio reproducing unit 62, respectively. .
[0051]
The communication unit 64 is connected to a communication module or the like by an interface such as RS-232C. The communication unit 64 is connected to the Internet or the like via a communication module, stores data (for example, e-mail) supplied from the CPU 51 in a packet of a predetermined format, and transmits the data to another device via the Internet. Send. The communication unit 64 outputs data or a program stored in a packet received from another device to the CPU 51 via the Internet.
[0052]
FIG. 5 is a diagram illustrating the display resolution of the display unit 2 and the input resolution of the touch pad 2a.
[0053]
5 shows the display resolution of the display unit 2, and the right side of FIG. 5 shows the input resolution of the touch pad 2a.
[0054]
An area corresponding to one square in the left drawing of FIG. 5 indicating the display resolution of the display unit 2 indicates one pixel of the display unit 2 which is a minimum unit of display.
[0055]
An area corresponding to one square in the drawing on the right side of FIG. 5 indicating the resolution of the input of the touchpad 2a indicates the minimum unit of the input of the touchpad 2a. At the time of input using the touch pad 2a, ON or OFF information is acquired for each minimum input unit.
[0056]
As described above, the display unit 2 and the touchpad 2a are stacked, and the display area of the display unit 2 overlaps with the input area of the touchpad 2a, and is, for example, an area of substantially the same size. You.
[0057]
The horizontal resolution of the display of the display unit 2 is twice the horizontal resolution of the input of the touchpad 2a, and the vertical resolution of the display of the display unit 2 is the vertical resolution of the input of the touchpad 2a. It is twice as large as
[0058]
Hereinafter, the horizontal coordinates of the display are represented by X, and the vertical coordinates of the display are represented by Y. The horizontal coordinate of the input is represented by x, and the vertical coordinate of the input is represented by y.
[0059]
For example, four pixels of the display unit 2 located at the coordinates of the display of (1,1), (2,1), (1,2), and (2,2) are the coordinates of the input of (1,1). And the minimum unit of the input of the touch pad 2a located at the position. Four pixels of the display unit 2 located at the coordinates of the display of (3, 1), (4, 1), (3, 2), and (4, 2) are located at the coordinates of the input of (2, 1). Overlaps with the minimum input unit of the touchpad 2a to be input.
[0060]
Similarly, four pixels of the display unit 2 located at the coordinates of the display of (1, 3), (2, 3), (1, 4), and (2, 4) are the input pixels of (1, 2). It overlaps with the minimum input unit of the touch pad 2a located at the coordinates. Four pixels of the display unit 2 located at the coordinates of the display of (3, 3), (4, 3), (3, 4), and (4, 4) are located at the coordinates of the input of (2, 2). Overlaps with the minimum input unit of the touchpad 2a to be input.
[0061]
Similarly, four pixels of another predetermined adjacent display overlap the minimum unit of the predetermined input.
[0062]
As described above, the display unit 2 and the touch pad 2a are provided so as to be stacked so that a predetermined pixel of the display unit 2 and a predetermined minimum unit of input of the touch pad 2a overlap.
[0063]
Next, the processing of the PDA that executes the handwritten memo program will be described. The handwritten memo program is a type of application program executed by the CPU 51 for inputting a handwritten memo and displaying the input handwritten memo.
[0064]
Here, the handwritten memo refers to an image including a locus obtained by a stroke of the touch pad 2a. The stroke refers to pressing a predetermined point or path on the touch pad 2a with a pen or a finger.
[0065]
FIG. 6 is a diagram showing the structure of data input by the handwritten memo program and displayed by the handwritten memo program.
[0066]
The category is a category managed by the operating system. The category includes, for example, business, private, or memo. The user can edit the category. One or more notes belong to one category.
[0067]
A notebook is a unit of data in which handwritten data is written, stored, or read by a handwritten memo program. Notes can be given a title. A note consists of one or more pages.
[0068]
A page is a unit in which a user writes handwritten data.
[0069]
FIG. 7 is a diagram illustrating an example of an image displayed on the display unit 2 of the PDA that executes the handwritten memo program that opens a new note.
[0070]
The title area 101 is an area in which the title of the note is input and an area in which the title of the note is displayed. The input position of the title area 101 is indicated by the cursor 111.
[0071]
The category area 102 is an area for displaying or selecting a category to which a note belongs.
[0072]
The memory area 103 is an area indicating the size of a used area (an area where data is already stored) and an empty area (an area where data can be further stored) of the flash ROM 53.
[0073]
The icon area 104 is an area where icons for giving various instructions to the handwritten memo program are arranged. For example, icons corresponding to operations such as setting the thickness of the pen, setting the color of the locus of the handwritten memo to be input, returning to the original state, and repeating the operation are arranged in the icon area 104.
[0074]
The page area 105 is an area for indicating a currently displayed page and a page to be input, or for displaying or selecting a page to be input.
[0075]
The editing area 106 is used to input or display a handwritten memo input by a handwritten memo program, that is, to display a trajectory input by stroking the touch pad 2a or stroke the touch pad 2a to obtain a desired memo. This is an area for inputting a trajectory.
[0076]
The scroll button 112 is a button for selecting an area displayed in the editing area 106.
[0077]
The graffiti area 107 is an area for inputting text data and an area where predetermined frequently used icons are arranged. In the PDA according to the present invention, the graffiti area 107 includes one that is displayed as an image on the display unit 2 and one that is formed by screen printing.
[0078]
The status bar 108 is, for example, an area where icons indicating the status of the PDA are displayed.
[0079]
FIG. 8 is a diagram showing an example of the range of each area when the graffiti area 107 is not displayed when dots displayed on the display unit 2 are composed of 320 horizontal dots and 480 vertical dots.
[0080]
The title area 101 to the page area 105 are composed of 50 dots in the vertical direction (Y direction), the editing area 106 is composed of 400 dots in the vertical direction, and the status bar 108 is composed of 30 dots in the vertical direction.
[0081]
Buttons 121 for displaying the graffiti area 107 are arranged on the status bar 108. When the button 121 is tapped, the PDA displays the graffiti area 107.
[0082]
The horizontal resolution of the input of the touchpad 2a is の of the display resolution, and the vertical resolution of the input of the touchpad 2a is の of the display resolution. The number of dots in the horizontal direction (range of input coordinates) is 160 dots, and the number of dots in the vertical direction of input (range of input coordinates) is 200 dots.
[0083]
FIG. 9 is a diagram showing an example of the range of each area when the graffiti area 107 is displayed when the display dots of the display unit 2 are 320 horizontal dots and 480 vertical dots. The title area 101 to the page area 105 are composed of 50 dots in the vertical direction, and the editing area 106 is composed of 270 dots in the vertical direction. The graffiti area 107 is composed of 130 dots in the vertical direction, and the status bar 108 is composed of 30 dots in the vertical direction.
[0084]
On the status bar 108, a button 122 for deleting the graffiti area 107 is arranged. When the button 122 is tapped, the PDA erases the graffiti area 107.
[0085]
The horizontal resolution of the input of the touchpad 2a is の of the display resolution, and the vertical resolution of the input of the touchpad 2a is の of the display resolution. The number of dots in the horizontal direction is 160 dots, and the number of dots in the input vertical direction is 135 dots.
[0086]
FIG. 10 is a diagram illustrating an example of a handwritten memo displayed on the display unit 2 when a handwritten memo is input to or displayed on a PDA that executes the handwritten memo program.
[0087]
When the editing area 106 is stroked with a pen, the handwritten memo program stores data corresponding to the stroke locus on a predetermined page of a predetermined note. That is, the handwritten memo program causes the flash ROM 53 to store data for displaying a locus.
[0088]
The handwritten memo program displays a locus in the editing area 106 based on the stored locus data. That is, the handwritten memo program reads the locus data from the Flash ROM 53 and displays the data in the editing area 106 of the display unit 2 based on the read locus data.
[0089]
FIG. 11 is a diagram illustrating an example of an image displayed on the display unit 2 of the PDA that executes the handwritten memo program when a list of notes is displayed.
[0090]
In the icon area 131, icons for operating notes, such as generation of a new note or deletion of a note, are arranged. When the icon arranged in the sort button area 132 is tapped, the handwritten memo program sorts the note list by date or title, and updates the displayed note list.
[0091]
In the list area 133, a title and a date corresponding to the note stored in the Flash ROM 53 are displayed.
[0092]
In the thumbnail area 134, a thumbnail corresponding to the content of the selected note is displayed. As a result, the user can quickly select a note in which desired content is described.
[0093]
FIG. 12 is a diagram illustrating an example of an image displayed on the display unit 2 when a handwritten memo is input to the PDA that executes the handwritten memo program when the graffiti area 107 is deleted. The editing area 106 has 400 dots vertically, so that more data can be displayed and input of a handwritten memo becomes easier.
[0094]
FIG. 13 is a diagram showing an image displayed on the display unit 2 of the PDA executing the handwritten memo program when a list of notes is displayed when the graffiti area 107 is deleted. The list area 133 becomes wider vertically, and can display more lists. Therefore, the user can more easily select a desired note.
[0095]
FIG. 14 is a diagram illustrating an example of the range of each area when the graffiti area 107 is provided by screen printing. The title area 101 to the page area 105 are composed of 50 dots in the vertical direction, and the editing area 106 is composed of 270 dots in the vertical direction.
[0096]
The graffiti area 107 cannot be deleted because it is provided by screen printing.
[0097]
FIG. 15 shows the operation of inputting and displaying handwritten memos in the reduced input mode of the PDA executing the handwritten memo program when the editing area 106 having 320 dots in the horizontal direction and 400 dots in the vertical direction is displayed. FIG.
[0098]
The resolution of the input in the horizontal direction by the touchpad 2a is の of the resolution of the display, and the resolution of the input in the vertical direction is の of the resolution of the display. The number of dots is 160 dots, and the number of dots in the input vertical direction is 200 dots.
[0099]
That is, when the editing area 106 is stroked with a pen or the like, the handwritten memo program acquires coordinate data in which the range of the x coordinate is 1 to 160 and the range of the y coordinate is 1 to 200.
[0100]
As shown in FIG. 16, the reduced screen includes an area 201-1, an area 201-2, an area 201-3, and an area 201-4. The areas 201-1 to 201-4 correspond to one page in total.
[0101]
The area 201-1 corresponds to an upper left area of a page in an area obtained by dividing one page into four for every 160 dots in the horizontal direction and every 200 dots in the vertical direction. That is, the range of the X coordinate of the area 201-1 is 1 to 160, and the range of the Y coordinate of the area 201-1 is 1 to 200.
[0102]
The area 201-2 corresponds to the upper right area of the page in an area obtained by dividing one page into four in every 160 dots in the horizontal direction and every 200 dots in the vertical direction. That is, the range of the X coordinate of the area 201-2 is 161 to 320, and the range of the Y coordinate of the area 201-2 is 1 to 200.
[0103]
The area 201-3 corresponds to the area at the lower left of the page among the areas obtained by dividing one page into four for every 160 dots in the horizontal direction and every 200 dots in the vertical direction. That is, the range of the X coordinate of the area 201-3 is 1 to 160, and the range of the Y coordinate of the area 201-3 is 201 to 400.
[0104]
The area 201-4 corresponds to the area at the lower right of the page in an area obtained by dividing one page into four for every 160 dots in the horizontal direction and every 200 dots in the vertical direction. That is, the range of the X coordinate of the area 201-4 is 161 to 320, and the range of the Y coordinate of the area 201-4 is 201 to 400.
[0105]
Each of the regions 201-1 to 201-4 is selected or not selected (becomes a non-selected state), for example, in response to an operation applied to the focus buttons 202-1 to 202-4. When selecting the regions 201-1 to 201-4, any one of the regions 201-1 to 201-4 can be selected, and two or more of the regions 201-1 to 201-4 can be selected. They cannot be selected at the same time. Further, all of the regions 201-1 to 201-4 can be set to the non-selected state. That is, selection of two or more regions 201-1 to 201-4 at the same time is prohibited.
[0106]
The lines indicating the boundaries between the regions 201-1 to 201-4 are lines provided for explanation, and are not actually displayed on the display unit 2. Hereinafter, the same applies to the drawings describing the reduced screen.
[0107]
The focus button 202-1 is a button for displaying whether or not the area 201-1 has been selected and for selecting the area 201-1. The focus button 202-1 is arranged at the upper left of the area 201-1. The focus button 202-1 is activated when the area 201-1 is selected. The focus button 202-1 becomes inactive when the area 201-1 is not selected.
[0108]
The focus button 202-2 is a button for displaying whether or not the area 201-2 has been selected and for selecting the area 201-2, and is arranged at the upper right of the area 201-2. The focus button 202-2 is activated when the area 201-2 is selected. The focus button 202-2 is inactive when the area 201-2 is not selected.
[0109]
The focus button 202-3 is a button for displaying whether or not the area 201-3 has been selected and for selecting the area 201-3, and is arranged at the lower left of the area 201-3. The focus button 202-3 is activated when the area 201-3 is selected. The focus button 202-3 is inactive when the area 201-3 is not selected.
[0110]
The focus button 202-4 is a button for displaying whether or not the area 201-4 has been selected and for selecting the area 201-4, and is arranged at the lower right of the area 201-4. The focus button 202-4 becomes active when the area 201-4 is selected. The focus button 202-4 becomes inactive when the area 201-4 is not selected.
[0111]
The handwritten memo program acquires the coordinates corresponding to the trajectory detected by the stroke of the touch pad 2a when the touch pad 2a is stroked, and displays the original trajectory of the stroke in the editing area 106.
[0112]
For example, if the coordinates included in the locus detected by the stroke of the touch pad 2a are (x, y), the handwritten memo program sets 2 * x as the horizontal coordinate X of the display and displays 2 * y is set as the vertical coordinate Y of. The handwritten memo program applies a normalization process to the data indicating the set coordinates, for example, to the coordinates of points forming the trajectory corresponding to the set trajectory thickness, Set the color data. For example, the shape of the starting point or the ending point of the trajectory is shaped according to the thickness of the trajectory by normalization processing.
[0113]
As described above, the handwritten memo program displays the shaped locus of the original stroke with respect to the stroke in the editing area 106.
[0114]
When any one of the regions 201-1 to 201-4 is selected, the handwritten memo program acquires the coordinates corresponding to the trajectory detected by the stroke of the touch pad 2a, and obtains the coordinates of the selected region 201-1 to 201-4. The data is set to any of the corresponding coordinates 201-4.
[0115]
For example, when the area 201-1 is selected, the handwritten memo program acquires coordinates corresponding to a trajectory detected by a stroke of the touch pad 2a, and sets data to the same coordinates in the area 201-1.
[0116]
When the area 201-1 is selected and the coordinates included in the trajectory detected by the stroke of the touch pad 2 a are (x, y), x is set as the horizontal coordinate X of the display. , Y is set as the vertical coordinate Y of the display.
[0117]
The handwritten memo program applies a so-called stroke data conversion process to the data set to the coordinates of the area 201-1, and converts the data set to the coordinates of the area 201-1 to the data necessary for displaying the locus. Extract only
[0118]
Further, the handwritten memo program applies a normalization process to the extracted data, for example, by setting the coordinates of the points constituting the trajectory corresponding to the set trajectory thickness, the color of the set trajectory Set the data of. For example, the shape of the starting point or the ending point of the trajectory is shaped according to the thickness of the trajectory by normalization processing.
[0119]
In this way, by normalizing the handwritten memo program, the trajectory on the area 201-1 is shaped into a more legible shape.
[0120]
Therefore, as shown on the left side of FIG. 15, when the character of "a" is input by handwriting, the stroke data conversion process and the normalization process by the handwritten memo program reduce the width by 1/2 and the vertical direction. , A half of the character “A” is set in the area 201-1.
[0121]
In this specification, a locus n times in the horizontal direction and n times in the vertical direction is referred to as a locus whose size is n times. For example, a locus of の in the horizontal direction and １／ in the vertical direction is a locus whose size is の.
[0122]
For example, when the area 201-2 is selected, the handwritten memo program acquires coordinates corresponding to a locus detected by a stroke of the touch pad 2a, and sets data to the corresponding coordinates of the area 201-2.
[0123]
More specifically, when the area 201-2 is selected and the coordinates included in the trajectory detected by the stroke of the touch pad 2a are (x, y), the coordinates X in the horizontal direction of the display are displayed. Is set to x + 160, and y is set to the vertical coordinate Y of the display.
[0124]
The handwritten memo program applies stroke data conversion processing to data set to the coordinates of the area 201-2, and further applies normalization processing to generate a trajectory on the area 201-2.
[0125]
For example, when the area 201-3 is selected, the handwritten memo program acquires coordinates corresponding to a trajectory detected by a stroke of the touch pad 2a, and sets data to the corresponding coordinates of the area 201-3.
[0126]
More specifically, when the area 201-3 is selected and the coordinates included in the trajectory detected by the stroke of the touch pad 2a are (x, y), the coordinates X in the horizontal direction of the display are displayed. Is set to x, and y + 200 is set to the vertical coordinate Y of the display.
[0127]
The handwritten memo program applies stroke data conversion processing to data set to the coordinates of the area 201-3, and further applies normalization processing to generate a locus on the area 201-3.
[0128]
For example, when the area 201-4 is selected, the handwritten memo program acquires coordinates corresponding to a trajectory detected by a stroke of the touch pad 2a, and sets data to the corresponding coordinates of the area 201-4.
[0129]
More specifically, when the region 201-4 is selected and the coordinates included in the trajectory detected by the stroke of the touch pad 2a are (x, y), the coordinates X in the horizontal direction of the display are displayed. Is set to x + 160, and the coordinate Y in the vertical direction of the display is set to y + 200.
[0130]
The handwritten memo program applies stroke data conversion processing to data set to the coordinates of the area 201-4, and further applies normalization processing to generate a locus on the area 201-4.
[0131]
If the above-described reduction processing is described in more general terms, the selected areas 201-1 to 201-4 are the n-th area from the left and the m-th area from the top, and the areas 201-1 to 201-4. When the width in the horizontal direction of 201-4 is i dots and the height in the vertical direction of the regions 201-1 to 201-4 is j dots, the coordinates included in the trajectory detected by the stroke of the touch pad 2a are , (X, y), x + ((n−1) * i) is set as the horizontal coordinate X of the display, and y + ((m−1) is set as the vertical coordinate Y of the display. ) * J) is set. The operator * indicates multiplication.
[0132]
Stroke data conversion processing is applied to the data set to the coordinates of the areas 201-1 to 201-4, and further normalization processing is applied to generate trajectories on the areas 201-1 to 201-4. .
[0133]
The handwritten memo program displays the trajectory generated in the regions 201-1 to 201-4 overlapping with the editing region 106, superimposed on the original size trajectory of the stroke displayed in the editing region 106.
[0134]
That is, when the trajectory of the character “a” is generated in the area 201-1, the handwritten memo program displays the original “a” of the stroke in the editing area 106 and also displays the original “a” of the stroke. And the locus of the character “A” generated in the area 201-1 overlapping the editing area 106 is displayed.
[0135]
The handwritten memo program causes the flash ROM 53 to store data extracted by the stroke data conversion process and necessary for displaying the trajectory.
[0136]
FIG. 17 shows input of a handwritten memo in the reduced input mode of the PDA executing the handwritten memo program when the editing area 106 having 320 dots in the horizontal direction and 270 dots in the vertical direction is displayed as a display area. FIG. 7 is a diagram for explaining the display operation.
[0137]
The horizontal resolution of the input of the touchpad 2a is の of the display resolution, and the vertical resolution of the input of the touchpad 2a is の of the display resolution. The number of dots in the horizontal direction is 160 dots, and the number of dots in the input vertical direction is 135 dots.
[0138]
That is, when the editing area 106 is stroked with a pen or the like, the handwritten memo program acquires coordinate data in which the range of the x coordinate is 1 to 160 and the range of the y coordinate is 1 to 135.
[0139]
As shown in FIG. 18, the reduced screen includes an area 211-1, an area 211-2, an area 211-3, an area 211-4, an area 211-5, and an area 211-6. The area 211-1 to the area 211-6 correspond to one page in total.
[0140]
The area 211-1 corresponds to an upper left area of a page in an area obtained by dividing one page into six for every 160 dots in the horizontal direction and every 135 dots in the vertical direction. That is, the range of the X coordinate of the area 211-1 is 1 to 160, and the range of the Y coordinate of the area 211-1 is 1 to 135.
[0141]
The area 211-2 corresponds to the upper right area of the page, out of the area obtained by dividing one page into six for every 160 dots in the horizontal direction and every 135 dots in the vertical direction. That is, the range of the X coordinate of the area 211-2 is 161 to 320, and the range of the Y coordinate of the area 211-2 is 1 to 135.
[0142]
The area 211-3 corresponds to the area on the left side of the page among the areas obtained by dividing one page into six for every 160 dots in the horizontal direction and every 135 dots in the vertical direction. That is, the range of the X coordinate of the area 211-3 is 1 to 160, and the range of the Y coordinate of the area 211-3 is 136 to 270.
[0143]
The area 211-4 corresponds to the area on the right side of the page among the areas obtained by dividing one page into six for every 160 dots in the horizontal direction and every 135 dots in the vertical direction. That is, the range of the X coordinate of the area 211-4 is 161 to 320, and the range of the Y coordinate of the area 211-4 is 136 to 270.
[0144]
The area 211-5 corresponds to a lower left area of a page in an area obtained by dividing one page into six for every 160 dots in the horizontal direction and every 135 dots in the vertical direction. That is, the range of the X coordinate of the area 211-5 is 1 to 160, and the range of the Y coordinate of the area 211-5 is 271 to 405.
[0145]
The area 211-6 corresponds to a lower right area of a page in an area obtained by dividing one page into six for every 160 dots in the horizontal direction and every 135 dots in the vertical direction. That is, the range of the X coordinate of the area 211-6 is 161 to 320, and the range of the Y coordinate of the area 211-6 is 271 to 405.
[0146]
Each of the areas 211-1 to 211-6 is selected or not selected (becomes a non-selection state) in response to, for example, an operation performed on the focus buttons 202-1 to 202-6. When selecting the areas 211-1 to 211-6, any one of the areas 211-1 to 211-6 can be selected, and two or more of the areas 211-1 to 211-6 can be selected. They cannot be selected at the same time. Further, all of the regions 211-1 to 211-6 can be set to the non-selected state. That is, selection of two or more regions 211-1 to 211-6 at the same time is prohibited.
[0147]
The focus button 202-1 is a button for displaying whether or not the area 211-1 has been selected and for selecting the area 211-1. The focus button 202-1 is arranged on the left side of the area 211-1. The focus button 202-1 is activated when the area 211-1 is selected. The focus button 202-1 becomes inactive when the area 211-1 is not selected.
[0148]
The focus button 202-2 is a button for displaying whether or not the area 211-2 has been selected and for selecting the area 211-2, and is arranged on the right side of the area 211-2. The focus button 202-2 is activated when the area 211-2 is selected. The focus button 202-2 is inactive when the area 211-2 is not selected.
[0149]
The focus button 202-3 is a button for displaying whether or not the area 211-3 has been selected and for selecting the area 211-3, and is arranged on the left side of the area 211-3. The focus button 202-3 is activated when the area 211-3 is selected. The focus button 202-3 is inactive when the area 211-3 is not selected.
[0150]
The focus button 202-4 is a button for displaying whether or not the area 211-4 has been selected and for selecting the area 211-4, and is arranged on the right side of the area 211-4. The focus button 202-4 becomes active when the area 211-4 is selected. The focus button 202-4 becomes inactive when the area 211-4 is not selected.
[0151]
The focus button 202-5 is a button for displaying whether or not the area 211-5 is selected, and is a button for selecting the area 211-5, and is arranged on the left side of the area 211-5. The focus button 202-5 is activated when the area 211-5 is selected. The focus button 202-5 becomes inactive when the area 211-5 is not selected.
[0152]
The focus button 202-6 is a button for displaying whether or not the area 211-6 has been selected and for selecting the area 211-6, and is arranged on the right side of the area 211-6. The focus button 202-6 is activated when the area 211-6 is selected. The focus button 202-6 becomes inactive when the area 211-6 is not selected.
[0153]
The handwritten memo program acquires the coordinates corresponding to the trajectory detected by the stroke of the touch pad 2a when the touch pad 2a is stroked, and displays the original trajectory of the stroke in the editing area 106.
[0154]
When any of the areas 211-1 to 211-4 is selected, the handwritten memo program acquires the coordinates corresponding to the trajectory detected by the stroke of the touch pad 2a, and obtains the coordinates of the selected areas 211-1 to 211-4. Data is set to any of the corresponding coordinates of 211-4.
[0155]
For example, when the area 211-1 is selected, the handwritten memo program acquires coordinates corresponding to a trajectory detected by a stroke of the touch pad 2a, and sets data to the same coordinates in the area 211-1.
[0156]
When the area 211-1 is selected and the coordinates included in the trajectory detected by the stroke of the touch pad 2a are (x, y), x is set as the horizontal coordinate X of the display. , Y is set as the vertical coordinate Y of the display.
[0157]
The handwritten memo program applies a so-called stroke data conversion process to the data set at the coordinates of the area 211-1 and converts the data set at the coordinates of the area 211-1 into data necessary for displaying a locus. Extract only
[0158]
Further, the handwritten memo program applies a normalization process to the extracted data, for example, by setting the coordinates of the points constituting the trajectory corresponding to the set trajectory thickness, the color of the set trajectory Set the data of. For example, the shape of the starting point or the ending point of the trajectory is shaped according to the thickness of the trajectory by normalization processing.
[0159]
In this way, by normalization of the handwritten memo program, the trajectory on the area 211-1 is shaped into a more legible shape.
[0160]
Therefore, as shown on the left side of FIG. 17, when the character “A” is input by handwriting, the stroke data conversion process and the normalization process performed by the handwriting memo program reduce the width by 、 and the vertical direction. , A half of the character “A” is set in the area 211-1.
[0161]
For example, when the area 211-2 is selected, the handwritten memo program acquires coordinates corresponding to a trajectory detected by a stroke of the touch pad 2a, and sets data to the corresponding coordinates of the area 211-2.
[0162]
More specifically, when the area 211-2 is selected and the coordinates included in the trajectory detected by the stroke of the touch pad 2a are (x, y), the coordinates X in the horizontal direction of the display are set. Is set to x + 160, and y is set to the vertical coordinate Y of the display.
[0163]
The handwritten memo program applies stroke data conversion processing to data set to the coordinates of the area 211-2, and further applies normalization processing to generate a locus on the area 211-2.
[0164]
For example, when the area 211-3 is selected, the handwritten memo program acquires coordinates corresponding to a trajectory detected by a stroke of the touch pad 2a, and sets data to the corresponding coordinates of the area 211-3.
[0165]
More specifically, when the area 211-3 is selected and the coordinates included in the trajectory detected by the stroke of the touch pad 2a are (x, y), the coordinates X in the horizontal direction of the display are displayed. Is set to x, and y + 135 is set to the vertical coordinate Y of the display.
[0166]
The handwritten memo program applies stroke data conversion processing to data set to the coordinates of the area 211-3, and further applies normalization processing to generate a trajectory on the area 211-3.
[0167]
For example, when the area 211-4 is selected, the handwritten memo program acquires coordinates corresponding to a trajectory detected by a stroke of the touch pad 2a, and sets data to the corresponding coordinates of the area 211-4.
[0168]
More specifically, when the area 211-4 is selected and the coordinates included in the trajectory detected by the stroke of the touch pad 2a are (x, y), the coordinates X in the horizontal direction of the display are displayed. Is set to x + 160, and y + 135 is set to the vertical coordinate Y of the display.
[0169]
The handwritten memo program applies stroke data conversion processing to data set to the coordinates of the area 211-4, and further applies normalization processing to generate a trajectory on the area 211-4.
[0170]
Stroke data conversion processing is applied to the data set to the coordinates of the areas 211-1 to 211-4, and further normalization processing is applied to generate trajectories on the areas 211-1 to 211-4. .
[0171]
The handwritten memo program displays the trajectory generated on the area 211-1 to the area 211-4 overlapping the editing area 106 over the original trajectory of the stroke displayed in the editing area 106.
[0172]
That is, when the trajectory of the character "a" is generated in the area 211-1, the handwritten memo program displays the original "a" for the stroke in the editing area 106 and also displays the original "a" for the stroke. And the locus of the character “A” generated in the area 211-1 overlapping the editing area 106 is displayed.
[0173]
The handwritten memo program causes the flash ROM 53 to store data extracted by the stroke data conversion process and necessary for displaying the trajectory.
[0174]
The handwritten memo program includes, in the editing area 106, a locus set in the area 211-1, a locus set in the area 211-2, a locus set in the area 211-3, and a locus set in the area 211-4. Is displayed, the trajectory set in the area 211-5 and the trajectory set in the area 211-6 are not displayed.
[0175]
When the area 211-1, the area 211-2, the area 211-3, and the area 211-4 are displayed in the editing area 106, the handwritten memo program causes the scroll button 212 to be displayed in the area 211-4.
[0176]
When the scroll button 212 is tapped, the handwritten memo program displays, in the editing area 106, a locus set in the area 211-3, a locus set in the area 211-4, a locus set in the area 211-5, and The trajectory set in the area 211-6 is displayed, and any one of the selected areas 211-1 to 211-6 is enlarged so as to correspond to the entire editing area 106 and is selected. A locus of any one of the areas 211-1 to 211-6 is displayed.
[0177]
For example, if the scroll button 212 is tapped when the area 211-1 is selected, as shown in FIG. 19, the handwritten memo program stores the locus, area, and area set in the area 211-3 in the editing area 106. The trajectory set to 211-4, the trajectory set to area 211-5, and the trajectory set to area 211-6 are displayed, and the selected area 211-1 corresponds to the entire editing area 106. And the locus of the selected area 211-1 is displayed.
[0178]
The handwritten memo program includes, in the editing area 106, a locus set in the area 211-3, a locus set in the area 211-4, a locus set in the area 211-5, and a locus set in the area 211-6. Is displayed, the locus set in the area 211-1 and the locus set in the area 211-2 are not displayed.
[0179]
When the area 211-3, the area 211-4, the area 211-5, and the area 211-6 are displayed in the editing area 106, the handwritten memo program causes the scroll button 221 to be displayed in the area 211-4.
[0180]
When the scroll button 221 is tapped, the handwritten memo program displays, in the editing area 106, a locus set in the area 211-1, a locus set in the area 211-2, a locus set in the area 211-3, and The trajectory set in the area 211-4 is displayed, and one of the selected areas 211-1 to 211-6 is enlarged so as to correspond to the entire editing area 106 and is selected. A locus of any one of the areas 211-1 to 211-6 is displayed.
[0181]
Also, for example, in the editing area 106, the locus set in the area 211-3, the locus set in the area 211-4, the locus set in the area 211-5, and the locus set in the area 211-6 are displayed. When the focus button 202-3 is tapped when displayed, as shown in FIG. 20, the handwritten memo program sets the locus set in the area 211-3 and the locus set in the area 211-4 in the editing area 106. The selected locus, the locus set in the area 211-5, and the locus set in the area 211-6 are displayed, the area 211-3 is selected, and the selected area 211-3 is displayed in the entire editing area 106. And the locus of the selected area 211-3 may be displayed.
[0182]
For example, when the area 211-5 is selected, the handwritten memo program acquires the coordinates corresponding to the trajectory detected by the stroke of the touch pad 2a, and sets data to the corresponding coordinates of the area 211-5.
[0183]
More specifically, when the area 211-5 is selected and the coordinates included in the trajectory detected by the stroke of the touch pad 2a are (x, y), the coordinates X in the horizontal direction of the display are displayed. Is set to x, and y + 270 is set to the vertical coordinate Y of the display.
[0184]
The handwritten memo program applies stroke data conversion processing to data set to the coordinates of the area 211-5, and further applies normalization processing to generate a trajectory on the area 211-5.
[0185]
For example, when the area 211-6 is selected, the handwritten memo program acquires coordinates corresponding to a trajectory detected by a stroke of the touch pad 2a, and sets data to the corresponding coordinates of the area 211-6.
[0186]
More specifically, when the area 211-6 is selected and the coordinates included in the trajectory detected by the stroke of the touch pad 2a are (x, y), the coordinates X in the horizontal direction of the display are displayed. Is set to x + 160, and the coordinate Y in the vertical direction of the display is set to y + 270.
[0187]
The handwritten memo program applies stroke data conversion processing to data set to the coordinates of the area 211-6, and further applies normalization processing to generate a trajectory on the area 211-6.
[0188]
More generally, the reduction process in the case where the editing area 106 that is 320 dots in the horizontal direction and 270 dots in the vertical direction is displayed will be described. The selected areas 211-1 to 211-6 are: The n-th region from the left side and the m-th region from the top, the width of the regions 211-1 to 211-6 in the horizontal direction is idot, and the height of the regions 211-1 to 211-6 in the vertical direction. Is a j dot, and if the coordinates included in the trajectory detected by the stroke of the touch pad 2a are (x, y), the coordinates X in the horizontal direction of the display are x + ((n-1) * i) is set, and y + ((m−1) * j) is set as the vertical coordinate Y of the display.
[0189]
Next, another method for selecting any of the regions 201-1 to 201-4 will be described.
[0190]
As shown in FIG. 21, the handwritten memo program displays areas 201-1 to 201-4 in the editing area 106, and edits the selected area 201-1 when the area 201-1 is selected. The trajectory of the selected area 201-1 is displayed by enlarging it so as to correspond to the entire area 106. The handwritten memo program displays a toggle button 231 at the upper left of the area 201-1.
[0191]
FIG. 22 is a diagram illustrating selection of any of the regions 201-1 to 201-4 by the toggle button 231.
[0192]
When the area 201-1 is selected, the handwritten memo program displays the areas 201-1 to 201-4 in the editing area 106 so that the selected area 201-1 corresponds to the entire editing area 106. The locus of the selected area 201-1 is displayed so as to overlap the areas 201-1 to 201-4, and a toggle button 231 is displayed at the upper left of the area 201-1.
[0193]
For example, the handwritten memo program displays, in the editing area 106, handwritten characters “A”, “I”, “U”, and “E”, which are trajectories corresponding to the areas 201-1 to 201-4. The handwritten memo program enlarges the selected area 201-1 so as to correspond to the entire editing area 106, overlaps the areas 201-1 to 201-4, and uses the locus of the selected area 201-1. A certain “a” is displayed large in the entire editing area 106, and a toggle button 231 is displayed at the upper left of the area 201-1.
[0194]
The handwritten memory program selects the area 201-2 when the upper left toggle button 231 of the area 201-1 is tapped.
[0195]
When the area 201-2 is selected, the handwritten memo program displays the areas 201-1 to 201-4 in the editing area 106 so that the selected area 201-2 corresponds to the entire editing area 106. The locus of the selected area 201-2 is displayed so as to overlap the areas 201-1 to 201-4, and a toggle button 231 is displayed at the upper right of the area 201-2.
[0196]
For example, the handwritten memo program displays, in the editing area 106, handwritten characters “A”, “I”, “U”, and “E”, which are trajectories corresponding to the areas 201-1 to 201-4. The handwritten memo program enlarges the selected area 201-2 so as to correspond to the entire editing area 106, overlaps the areas 201-1 to 201-4 with the locus of the selected area 201-2. A certain “I” is displayed large in the entire editing area 106, and a toggle button 231 is displayed at the upper right of the area 201-2.
[0197]
The handwriting memory program selects the area 201-3 when the upper right toggle button 231 of the area 201-2 is tapped.
[0198]
When the area 201-3 is selected, the handwritten memo program displays the areas 201-1 to 201-4 in the editing area 106 so that the selected area 201-3 corresponds to the entire editing area 106. The trajectory of the selected area 201-3 is displayed so as to overlap the areas 201-1 to 201-4, and a toggle button 231 is displayed at the lower left of the area 201-3.
[0199]
For example, the handwritten memo program displays, in the editing area 106, handwritten characters “A”, “I”, “U”, and “E”, which are trajectories corresponding to the areas 201-1 to 201-4. The handwritten memo program enlarges the selected area 201-3 so as to correspond to the entire editing area 106, overlaps the areas 201-1 to 201-4 with the locus of the selected area 201-3. A certain "U" is displayed large in the entire editing area 106, and a toggle button 231 is displayed at the lower left of the area 201-3.
[0200]
The handwriting memory program selects the area 201-4 when the toggle button 231 at the lower left of the area 201-3 is tapped.
[0201]
When the area 201-4 is selected, the handwritten memo program displays the areas 201-1 to 201-4 in the editing area 106 so that the selected area 201-4 corresponds to the entire editing area 106. The trajectory of the selected area 201-4 is displayed so as to overlap the areas 201-1 to 201-4, and a toggle button 231 is displayed at the lower right of the area 201-4.
[0202]
For example, the handwritten memo program displays, in the editing area 106, handwritten characters “A”, “I”, “U”, and “E”, which are trajectories corresponding to the areas 201-1 to 201-4. The handwritten memo program enlarges the selected area 201-4 so as to correspond to the entire editing area 106, overlaps the areas 201-1 to 201-4 with the locus of the selected area 201-4. A certain "e" is displayed large in the entire editing area 106, and a toggle button 231 is displayed at the lower right of the area 201-4.
[0203]
When the toggle button 231 at the lower right of the area 201-4 is tapped, the handwritten memory program cancels the selection of the areas 201-1 to 201-4. That is, none of the regions 201-1 to 201-4 is selected.
[0204]
When none of the areas 201-1 to 201-4 is selected, the handwritten memo program displays the areas 201-1 to 201-4 in the editing area 106. When none of the areas 201-1 to 201-4 is selected, the handwritten memo program deletes the enlarged trajectory of any of the areas 201-1 to 201-4. The handwritten memo program deletes the toggle button 231.
[0205]
For example, the handwritten memo program displays, in the editing area 106, handwritten characters “A”, “I”, “U”, and “E”, which are trajectories corresponding to the areas 201-1 to 201-4. The handwritten memo program deletes “e”, which is a locus of the area 201-4, which is largely displayed in the entire editing area 106, and deletes the toggle button 231 displayed at the lower right of the area 201-4. .
[0206]
When none of the areas 201-1 to 201-4 is selected, and the editing area 106 is tapped, the handwritten memo program selects the area 201-1.
[0207]
FIG. 23 is a state transition diagram illustrating still another method of selecting any of the regions 201-1 to 201-4 or the regions 211-1 to 211-6.
[0208]
The normal input mode refers to a mode in which the stroke of the editing area 106 is set to a corresponding page in original size.
[0209]
The reduced input mode is a mode in which the stroke of the editing area 106 is set to a predetermined area of a corresponding page at a scale of 1/2.
[0210]
The scale in the reduced input mode can be set arbitrarily.
[0211]
When the reduction input is OFF, the focus buttons 202-1 to 202-6 are not displayed. When the editing area 106 having 320 dots in the horizontal direction and 270 dots in the vertical direction is displayed, the scroll button 212 or the scroll button 221 is displayed.
[0212]
If the scroll button 212 is tapped while the editing area 106 having 320 dots in the horizontal direction and 270 dots in the vertical direction is displayed, the areas 211-3 to 211-6 are displayed in the editing area 106. If the scroll button 221 is tapped while the editing area 106 having 320 dots in the horizontal direction and 270 dots in the vertical direction is displayed, the areas 211-1 to 211-4 are displayed in the editing area 106.
[0213]
Either the reduced input Off or the reduced input On is selected from the menu.
[0214]
In the state where the reduction input is turned on by selecting the menu, the focus buttons 202-1 to 202-6 are displayed. In a state where the reduction input is set to On by selecting the menu, none of the areas 201-1 to 201-4 or the areas 211-1 to 211-6 is selected, so the focus buttons 202-1 to 202-6 are selected. Are inactive (off state). When the editing area 106 having 320 dots in the horizontal direction and 270 dots in the vertical direction is displayed, the scroll button 212 or the scroll button 221 is displayed.
[0215]
When the edit area 106 having 320 dots in the horizontal direction and 270 dots in the vertical direction is displayed in a state where the reduced input is set to On, if the scroll button 212 is tapped, the areas 211-3 to 211-6 are displayed. Is displayed in the editing area 106. If the scroll button 221 is tapped while the editing area 106 having 320 dots in the horizontal direction and 270 dots in the vertical direction is displayed, the areas 211-1 to 211-4 are displayed in the editing area 106.
[0216]
When any of the inactive focus buttons 202-1 to 202-6 is tapped in a state where the reduction input is set to On, one of the tapped focus buttons 202-1 to 202-6 becomes active, and the reduction is performed. Transition to the input mode.
[0217]
More specifically, when the editing area 106 having 320 dots in the horizontal direction and 400 dots in the vertical direction is displayed, when the inactive focus button 202-1 is tapped, the focus button 202-1 is turned off. It becomes active, and the area 201-1 is selected. When the editing area 106 having 320 dots in the horizontal direction and 400 dots in the vertical direction is displayed, if the inactive focus button 202-2 is tapped, the focus button 202-2 becomes active, and the area 201-2 becomes active. Is selected.
[0218]
When the editing area 106 having 320 dots in the horizontal direction and 400 dots in the vertical direction is displayed, if the inactive focus button 202-3 is tapped, the focus button 202-3 becomes active, and the area 201-3 is activated. Is selected. When the editing area 106 having 320 dots in the horizontal direction and 400 dots in the vertical direction is displayed, if the inactive focus button 202-4 is tapped, the focus button 202-4 becomes active and the area 201-4 is activated. Is selected.
[0219]
When the editing area 106 having 320 dots in the horizontal direction and 270 dots in the vertical direction is displayed, if the inactive focus button 202-1 is tapped, the focus button 202-1 becomes active, and the area 211-1 is displayed. Is selected. When the editing area 106 having 320 dots in the horizontal direction and 270 dots in the vertical direction is displayed, if the inactive focus button 202-2 is tapped, the focus button 202-2 becomes active, and the area 211-2 becomes active. Is selected.
[0220]
Similarly, when the editing area 106 having 320 dots in the horizontal direction and 270 dots in the vertical direction is displayed, if any of the inactive focus buttons 202-3 to 202-6 is tapped, the tap is performed. One of the focus buttons 202-3 to 202-6 becomes active, and any of the corresponding areas 211-3 to 211-6 is selected.
[0221]
In the reduced input mode, the scroll button 212 or the scroll button 221 is deleted.
[0222]
In the reduced input mode, when any of the active focus buttons 202-1 to 202-6 is tapped, the mode shifts to the normal input mode, and the area 201-1 to the area 201-4 or the area 211-1 to the area 211-1 to the area 211-1 to the area are input. The selection of 211-6 is released, and the focus buttons 202-1 to 202-6 become inactive.
[0223]
FIG. 24 is a diagram showing a display example of the editing area 106 corresponding to the state transition diagram of FIG. 23, which has 320 dots in the horizontal direction and 270 dots in the vertical direction.
[0224]
When the reduction input is OFF, the focus buttons 202-1 to 202-6 are deleted, and either the scroll button 212 or the scroll button 221 is displayed.
[0225]
When the scroll button 212 is tapped in a state where the reduction input is Off, the areas 211-3 to 211-6 are displayed in the editing area 106. When the scroll button 221 is tapped, the areas 211-1 to 211-1 are displayed. 211-4 is displayed in the editing area 106.
[0226]
Either the reduced input On or the reduced input Off is selected by the menu selection.
[0227]
In a state where the reduction input is set to On by selecting a menu, the focus buttons 202-1 to 202-6 are displayed and inactive. Either the scroll button 212 or the scroll button 221 is displayed even when the reduction input is set to On.
[0228]
When the scroll button 212 is tapped with the reduction input On, the areas 211-3 to 211-6 are displayed in the editing area 106, and when the scroll button 221 is tapped, the areas 211-1 to 211-1 are set. 211-4 is displayed in the editing area 106.
[0229]
When any of the inactive focus buttons 202-1 to 202-6 is tapped in a state where the reduction input is set to On, one of the tapped focus buttons 202-1 to 202-6 becomes active, and the reduction is performed. Transition to the input mode. Areas 211-1 to 211-6 corresponding to any of the activated focus buttons 202-1 to 202-6 are selected.
[0230]
In the reduced input mode, when any of the active focus buttons 202-1 to 202-6 is tapped, the mode shifts to the normal input mode, and the selection of the areas 211-1 to 211-6 is released. 202-1 to 202-6 become inactive.
[0231]
FIG. 25 is a diagram showing another display example of the editing area 106 having 320 dots in the horizontal direction and 270 dots in the vertical direction.
[0232]
When the reduction input is OFF, the focus buttons 202-1 to 202-6 are deleted, and either the scroll button 212 or the scroll button 221 is displayed.
[0233]
When the scroll button 212 is tapped in a state where the reduction input is Off, the areas 211-3 to 211-6 are displayed in the editing area 106. When the scroll button 221 is tapped, the areas 211-1 to 211-1 are displayed. 211-4 is displayed in the editing area 106.
[0234]
Either the reduced input On or the reduced input Off is selected by the menu selection.
[0235]
In a state where the reduction input is set to On by selecting a menu, the focus buttons 202-1 to 202-6 are displayed and inactive. In the state where the reduction input is set to On, the scroll button 212 or the scroll button 221 is not displayed.
[0236]
When any of the inactive focus buttons 202-1 to 202-6 is tapped in a state where the reduction input is set to On, one of the tapped focus buttons 202-1 to 202-6 becomes active, and the reduction is performed. Transition to the input mode. Areas 211-1 to 211-6 corresponding to any of the activated focus buttons 202-1 to 202-6 are selected.
[0237]
In the reduced input mode, when any of the active focus buttons 202-1 to 202-6 is tapped, the mode shifts to the normal input mode, and the selection of the areas 211-1 to 211-6 is released. 202-1 to 202-6 become inactive.
[0238]
FIG. 26 is a diagram showing still another display example of the editing area 106 having 320 dots in the horizontal direction and 270 dots in the vertical direction.
[0239]
When the reduction input is OFF, the focus buttons 202-1 to 202-6 are deleted, and either the scroll button 212 or the scroll button 221 is displayed.
[0240]
When the scroll button 212 is tapped in a state where the reduction input is Off, the areas 211-3 to 211-6 are displayed in the editing area 106. When the scroll button 221 is tapped, the areas 211-1 to 211-1 are displayed. 211-4 is displayed in the editing area 106.
[0241]
Either the reduced input On or the reduced input Off is selected by the menu selection.
[0242]
When the area 211-1 to the area 211-4 are displayed in the editing area 106 in a state where the reduction input is Off, and if the reduction input is turned on by selecting a menu, the area 211-1 is selected. 211-1 to 211-4 are displayed in the editing area 106, and scroll buttons 212 are displayed.
[0243]
When the area 211-3 to the area 211-6 are displayed in the editing area 106 in a state where the reduction input is Off, and if the reduction input is turned on by selecting a menu, the area 211-1 is selected. 211-1 to 211-4 are displayed in the editing area 106, and scroll buttons 212 are displayed.
[0244]
Either the scroll button 212 or the scroll button 221 is displayed even when the reduction input is set to On.
[0245]
When the scroll button 212 is tapped with the reduction input On, the areas 211-3 to 211-6 are displayed in the editing area 106, and when the scroll button 221 is tapped, the areas 211-1 to 211-1 are set. 211-4 is displayed in the editing area 106.
[0246]
When the area 211-1 to the area 211-4 are displayed in the editing area 106 in a state where the reduction input is On, and when the reduction input is turned off by selecting a menu, the area 211-1 to the area 211-4. Is displayed in the editing area 106, and a scroll button 212 is displayed.
[0247]
When the area 211-3 to the area 211-6 are displayed in the editing area 106 in a state where the reduction input is On, and when the reduction input is turned off by selecting a menu, the area 211-1 to the area 211-4. Is displayed in the editing area 106, and a scroll button 212 is displayed.
[0248]
The handwritten memo program may enlarge and set the trajectory detected by the stroke of the touch pad 2a.
[0249]
FIG. 27 is a view for explaining the operation of the enlarged input mode by the PDA executing the handwritten memo program when the editing area 106 having 320 dots horizontally and 400 dots vertically is displayed as a display area. It is.
[0250]
The horizontal resolution of the input of the touchpad 2a is の of the display resolution, and the vertical resolution of the input of the touchpad 2a is の of the display resolution. The number of dots in the horizontal direction is 160 dots, and the number of dots in the input vertical direction is 200 dots.
[0251]
As shown in FIG. 27, the enlarged screen includes an area 301-1, an area 301-2, an area 301-3, and an area 301-4. The areas 301-1 to 301-4 correspond to one page in total of four. The size of each of the areas 301-1 to 301-4 corresponds to the display area of the editing area 106. For example, each of the areas 301-1 to 301-4 is an area of 320 dots in the horizontal direction and 400 dots in the vertical direction. That is, in this case, one page includes an area of 640 dots in the horizontal direction and 800 dots in the vertical direction. That is, the range of the X coordinate of one page is 1 to 640, and the range of the Y coordinate of one page is 201 to 800.
[0252]
The area 301-1 corresponds to an upper left area of a page in an area obtained by dividing one page into four. The area 301-2 corresponds to the upper right area of the page among the areas obtained by dividing one page into four.
[0253]
The area 301-3 corresponds to the lower left area of the page among the areas obtained by dividing one page into four. The area 301-4 corresponds to the lower right area of the page among the areas obtained by dividing one page into four.
[0254]
The handwritten memo program acquires the coordinates corresponding to the trajectory detected by the stroke of the touch pad 2a when the touch pad 2a is stroked, and displays the original trajectory of the stroke in the editing area 106.
[0255]
The handwritten memo program acquires coordinates corresponding to a trajectory detected by a stroke of the touch pad 2a, and sets data to corresponding coordinates of a page.
[0256]
For example, when the coordinates included in the locus detected by the stroke of the touch pad 2a are (x, y), 4 * x is set as the horizontal coordinate X of the display, and the vertical coordinate of the display is set. For Y, 4 * y is set.
[0257]
The handwritten memo program applies stroke data conversion processing to data set at the coordinates of the page including the areas 301-1 to 301-4, and further applies normalization processing to generate a trajectory on the page. .
[0258]
Therefore, as shown on the left side of FIG. 27, when the character of "a" is input by handwriting, the character of "a" is doubled in the horizontal direction and doubled in the vertical direction, in the areas 301-1 to 301-. 4 will be set.
[0259]
The handwritten memo program displays an original trajectory of the stroke in the editing area 106, and displays a trajectory set in the area 301-1 over the original trajectory, for example.
[0260]
The handwritten memo program causes the flash ROM 53 to store data necessary for displaying the trajectory, which is extracted from the data set in the areas 301-1 to 301-4 by the stroke data conversion process.
[0261]
Next, handwriting processing in the normal input mode will be described with reference to the flowchart in FIG.
[0262]
In step S11, the handwritten memo program acquires coordinates corresponding to a stroke based on a signal of the touch pad 2a. In step S12, the handwritten memo program calculates the coordinates of the original locus corresponding to the stroke.
[0263]
More specifically, as described with reference to FIG. 5, the horizontal resolution of the display of the display unit 2 is twice the horizontal resolution of the input of the touch pad 2a. The vertical resolution of the display is twice the vertical resolution of the input of the touch pad 2a. If the input coordinates (x, y) are set as the display coordinates (X, Y) as they are, the data corresponding to the stroke is set to the coordinates of the half scale.
[0264]
Therefore, when the coordinates included in the locus detected by the stroke of the touch pad 2a are (x, y), the handwritten memo program sets 2 * x as the horizontal coordinate X of the display, and sets the vertical position of the display. 2 * y is set as the coordinate Y of the direction.
[0265]
For example, when the display area of the editing area 106 is 320 dots in the horizontal direction and 400 dots in the vertical direction, and the input area of the touch pad 2a in the editing area 106 is 160 dots in the horizontal direction and 200 dots in the vertical direction. When the coordinates included in the locus detected by the stroke of the touch pad 2a are (10, 20), the handwritten memo program calculates 2 * x as the horizontal coordinate X of the display, and calculates the vertical direction of the display. 2 * y is calculated as the coordinate Y of the image, and as a result, display coordinates (20, 40) are obtained.
[0266]
By doing so, a handwritten trajectory is set at substantially the same position as the position where the touch pad 2a is stroked.
[0267]
The handwritten memo program applies a stroke data conversion process to the calculated coordinates of the full-scale locus corresponding to the stroke, and further applies a normalization process to generate a locus for display.
[0268]
In step S13, the handwritten memo program displays the original handwritten locus on the display unit 2 based on the locus for display generated in the process of step S12.
[0269]
In step S14, the handwritten memo program saves the data necessary for displaying the trajectory extracted by the stroke data conversion process in step S12 in the Flash ROM 53, returns to step S11, and repeats the handwriting process.
[0270]
As described above, in the normal input mode, the handwritten trajectory data is stored and the handwritten trajectory is displayed such that the trajectory is displayed at almost the same position as the position where the touch pad 2a is stroked.
[0271]
Next, handwriting processing in the reduced input mode will be described with reference to the flowchart in FIG.
[0272]
In step S31, the handwritten memo program acquires coordinates corresponding to a stroke based on a signal of the touch pad 2a.
[0273]
In step S32, the handwritten memo program calculates reduced display coordinates corresponding to the stroke.
[0274]
For example, the selected regions 201-1 to 201-4 are the n-th region from the left side and the m-th region from the upper side, and the horizontal width of the regions 201-1 to 201-4 is i dots. When the vertical height of the areas 201-1 to 201-4 is j dots, and the coordinates included in the trajectory detected by the stroke of the touch pad 2a are (x, y), The program sets x + ((n−1) * i) as the horizontal coordinate X of the display and y + ((m−1) * j) as the vertical coordinate Y of the display.
[0275]
For example, when the area 201-4 is selected, the handwritten memo program sets the coordinates X in the horizontal direction of the display when the coordinates included in the trajectory detected by the stroke of the touch pad 2a are (10, 20). , X + 160 and y + 200 as the vertical coordinate Y of the display, and as a result, display coordinates (170, 220) are obtained.
[0276]
The handwritten memo program generates a reduced trajectory for display by applying a stroke data conversion process to the calculated coordinates of the reduced display corresponding to the stroke and further applying a normalization process. I do.
[0277]
In step S33, the handwritten memo program further displays a reduced handwritten trajectory on the display unit 2 based on the reduced trajectory for display calculated in the process of step S32. For example, the handwritten memo program further displays a grayed-out, reduced handwritten trajectory on the display unit 2.
[0278]
In step S34, the handwritten memo program further displays the original-sized handwritten trajectory on the display unit 2 on the reduced handwritten trajectory based on the coordinates acquired in the process of step S31.
[0279]
The handwritten memo program calculates the coordinates of the full-size trajectory corresponding to the stroke from the coordinates obtained in the process of step S31, and applies the stroke data conversion process to the calculated coordinates of the full-size trajectory corresponding to the stroke. . The handwritten memo program further applies a normalization process to generate a trajectory for displaying the original size. The handwritten memo program further displays on the display unit 2 the generated trajectory for displaying the original size superimposed on the reduced handwritten trajectory.
[0280]
In step S35, the handwritten memo program saves the data obtained by the stroke data conversion process in step S32 in the Flash ROM 53, returns to step S31, and repeats the handwriting process.
[0281]
As described above, the stroke is reduced and stored as a trajectory, the reduced trajectory is displayed, and the full-scale trajectory is displayed over the reduced trajectory. The user can more easily input a finer trajectory.
[0282]
Next, handwriting processing in the enlarged input mode will be described with reference to the flowchart in FIG.
[0283]
In step S51, the handwritten memo program acquires coordinates corresponding to a stroke based on a signal of the touch pad 2a.
[0284]
In step S52, the handwritten memo program calculates the coordinates of the enlarged display corresponding to the stroke.
[0285]
For example, if the coordinates included in the trajectory detected by the stroke of the touch pad 2a are (x, y), the handwritten memo program calculates 4 * x as the horizontal coordinate X of the display, and 4 * y is calculated as the vertical coordinate Y to obtain the display coordinates (4 * x, 4 * y).
[0286]
For example, when the coordinates included in the trajectory detected by the stroke of the touch pad 2a are (10, 20), the handwritten memo program obtains display coordinates (40, 80).
[0287]
The handwritten memo program applies a stroke data conversion process to the calculated coordinates of the enlarged display corresponding to the stroke, and further applies a normalization process to generate an enlarged trajectory for display. I do.
[0288]
In step S53, the handwritten memo program further displays on the display unit 2 the enlarged handwritten trajectory generated in the process of step S52.
[0289]
In step S54, the handwritten memo program further displays the original-sized handwritten locus on the display unit 2 so as to overlap the enlarged handwritten locus.
[0290]
In step S55, the handwritten memo program stores the data obtained by the stroke data conversion process in step S52 in the Flash ROM 53, returns to step S51, and repeats the handwritten process.
[0291]
In this manner, the stroke is enlarged and stored as a trajectory, the enlarged trajectory is displayed, and the full-scale trajectory is displayed so as to overlap the enlarged trajectory. Person can more easily input a larger trajectory.
[0292]
As described above, when the original trajectory of the stroke is displayed, the trajectory can be recognized.
[0293]
Further, when there is an input by a stroke to the input means, the display of the first trajectory of the original size with respect to the stroke is controlled in the area of the first size, and the second trajectory for the area of the first size is controlled. A second trajectory in which the size of the first trajectory is changed is generated by a predetermined normalization based on the ratio of the sizes of the size regions, and the first trajectory is displayed at the same time as the first trajectory is displayed. In a case where the display is controlled so as to display the second trajectory on the first trajectory in a second size region overlapping the second trajectory region, Thus, the user can more surely recognize the display contents up to the detailed part.
[0294]
Next, display processing in the reduced input mode will be described with reference to the flowchart in FIG.
[0295]
In step S71, the handwritten memo program reads data of a predetermined page stored in the Flash ROM 53, and displays the trajectory of the page on the display unit 2 in full size. The actual size here means that it is the actual size for the data.
[0296]
In step S72, the handwritten memo program determines whether any of the areas 201-1 to 201-4 is selected based on the states of the focus buttons 202-1 to 202-4 and the like.
[0297]
If it is determined in step S72 that any of the regions 201-1 to 201-4 has been selected, the process proceeds to step S73, and the handwritten memo program proceeds to step S73. An enlarged trajectory is generated based on the trajectory. For example, the handwritten memo program generates a trajectory in which the trajectory of any of the selected areas 201-1 to 201-4 is doubled.
[0298]
In step S74, the handwritten memo program displays the enlarged locus generated in the process of step S73 on the display unit 2 so as to overlap the original locus, and the process ends.
[0299]
If it is determined in step S72 that none of the regions 201-1 to 201-4 has been selected, it is not necessary to display the enlarged trajectory, so that only the original trajectory is displayed, and the process ends.
[0300]
As described above, the PDA according to the present invention displays the trajectory of the page at its original size and superimposes and displays the trajectory of the selected area. In addition, the user can more surely recognize the display contents up to the detailed part.
[0301]
Next, a display process in the enlarged input mode will be described with reference to a flowchart of FIG.
[0302]
In step S91, the handwritten memo program reads data of a predetermined page stored in the Flash ROM 53, and displays the trajectory of the page on the display unit 2 in its original size. The actual size here means that it is the actual size for the data.
[0303]
In step S92, the handwritten memo program generates a trajectory obtained by reducing the trajectory of the page from the ratio between the size of the page and the size of the editing area 106. For example, the handwritten memo program generates a trajectory obtained by reducing the trajectory of a page to half.
[0304]
In step S93, the handwritten memo program displays the reduced locus generated in the process of step S92 on the display unit 2 so as to overlap the original locus, and the process ends.
[0305]
As described above, the PDA according to the present invention displays the trajectory of the page in its original size, and displays the trajectory of the page in a reduced size so as to overlap with the trajectory. Can recognize not only the entire contents but also the displayed contents to a more detailed part more reliably.
[0306]
Note that the PDA displays the trajectory of the page at its actual size and overlaps the trajectory of the page to reduce or enlarge the trajectory. However, the present invention is not limited to the trajectory input by handwriting. In addition to displaying the image, the image can be displayed in a reduced or enlarged state in a superimposed manner.
[0307]
As described above, when an image is displayed at its original size, the image can be recognized.
[0308]
Also, the display of the first image arranged in the first size area is controlled, and the second size, which is a part of the first size area, with respect to the first size area Based on the ratio of the sizes of the regions, a second image in which the size of a part of the first image arranged in the region of the second size is changed is generated, and the second image is superimposed on the first image. When the display is controlled so as to display the second image, it is possible to allow the user to more surely recognize the display contents up to the detailed portion within the limited display area. become able to.
[0309]
Further, the display of the first image arranged in the first size area is controlled, and the display of the second size area including the first size area with respect to the first size area is performed. Based on the size ratio, a third image in which the size of the second image including the first image, which is arranged in the second size area, is changed, is generated, and the first image is generated. In the case where the display is controlled so as to display the third image again, it is possible to allow the user to more surely recognize the display contents up to the detailed portion within the limited display area. Will be able to
[0310]
Note that the present invention is not limited to a PDA, and can be applied to an information processing device or a portable terminal device such as a mobile phone or a personal computer.
[0311]
The series of processes described above can be executed by hardware, but can also be executed by software. When a series of processing is executed by software, a program constituting the software may execute various functions by installing a computer built into dedicated hardware or installing various programs. It is installed from a recording medium into a possible general-purpose personal computer or the like.
[0312]
As shown in FIG. 4, the recording medium is a magnetic disk 81 (including a flexible disk) on which the program is recorded and an optical disk 82 (CD-ROM) which are distributed separately from the computer to provide the program to the user. A package formed of a semiconductor memory such as a ROM (Compact Disc-Read Only Memory), a DVD (including a Digital Versatile Disc), a magneto-optical disk 83 (including an MD (Mini-Disc) (trademark)), or a memory card 11 In addition to being constituted by media, it is constituted by a flash ROM 53 in which a program is recorded, which is provided to the user in a state of being incorporated in a computer in advance, and a hard disk (not shown).
[0313]
The program for executing the series of processes described above is installed on a computer via a wired or wireless communication medium such as a local area network, the Internet, or digital satellite broadcasting via an interface such as a router or a modem, as necessary. May be performed.
[0314]
In this specification, the step of describing a program stored in a recording medium may be performed in chronological order according to the described order, or may be performed in parallel or not necessarily in chronological order. This also includes processes executed individually.
[0315]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, it is possible to recognize a trajectory input by a stroke.
[0316]
Further, according to the first aspect of the present invention, it becomes possible for the user to more surely recognize the display contents up to the detailed portion within the limited display area.
[0317]
According to the second aspect of the present invention, an image can be recognized.
[0318]
Further, according to the second aspect of the present invention, it becomes possible for the user to more surely recognize the display contents up to the detailed portion within the limited display area.
[0319]
According to the third aspect of the present invention, an image can be recognized.
[0320]
Further, according to the third aspect of the present invention, it becomes possible for the user to more reliably recognize the display contents up to the detailed portion within the limited display area.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a PDA.
FIG. 2 is a left side view of the PDA.
FIG. 3 is a top view of the PDA.
FIG. 4 is a block diagram showing an example of an electrical configuration of the PDA.
FIG. 5 is a diagram illustrating a display resolution of the display unit 2 and an input resolution of the touch pad 2a.
FIG. 6 is a diagram showing a structure of data displayed by a handwritten memo program.
FIG. 7 is a diagram illustrating an example of an image displayed on a display unit of a PDA that executes a handwritten memo program in which a new note is opened.
FIG. 8 is a diagram showing an example of the range of each region.
FIG. 9 is a diagram showing an example of the range of each region.
FIG. 10 is a diagram showing an example of a handwritten memo displayed on the display unit 2.
FIG. 11 is a diagram illustrating an example of an image displayed on a display unit of a PDA that executes a handwritten memo program when a list of notes is displayed.
FIG. 12 is a diagram illustrating an example of an image displayed on the display unit 2 when a handwritten memo is input to a PDA that executes a handwritten memo program when the graffiti area 107 is deleted.
FIG. 13 is a diagram showing an image displayed on the display unit 2 of the PDA executing the handwritten memo program when a list of notes is displayed when the graffiti area 107 is deleted.
FIG. 14 is a diagram showing an example of the range of each area when the graffiti area 107 is provided by screen printing.
FIG. 15 is a diagram illustrating an operation of inputting and displaying a handwritten memo in a reduced input mode of a PDA that executes a handwritten memo program.
FIG. 16 is a diagram illustrating a configuration of a reduced screen.
FIG. 17 is a diagram illustrating an operation of inputting and displaying a handwritten memo in a reduced input mode of a PDA that executes a handwritten memo program.
FIG. 18 is a diagram illustrating a configuration of a reduced screen.
FIG. 19 is a diagram illustrating an operation of inputting and displaying a handwritten memo in a reduced input mode of a PDA that executes a handwritten memo program.
FIG. 20 is a diagram illustrating an operation of inputting and displaying a handwritten memo in a reduced input mode of a PDA that executes a handwritten memo program.
FIG. 21 is a diagram illustrating another method for selecting any of regions 201-1 to 201-4.
FIG. 22 is a diagram illustrating another method for selecting any of regions 201-1 to 201-4.
FIG. 23 is a state transition diagram for explaining still another method for selecting any of the areas 201-1 to 201-4 or the areas 211-1 to 211-6.
FIG. 24 is a diagram illustrating a method of selecting any of areas 211-1 to 211-6.
FIG. 25 is a diagram for explaining another method for selecting any one of the areas 211-1 to 211-6.
FIG. 26 is a diagram illustrating still another method of selecting any one of regions 211-1 to 211-6.
FIG. 27 is a diagram illustrating an operation in an enlarged input mode by a PDA that executes a handwritten memo program.
FIG. 28 is a flowchart illustrating handwriting processing in a normal input mode.
FIG. 29 is a flowchart illustrating handwriting processing in a reduced input mode.
FIG. 30 is a flowchart illustrating handwriting processing in the enlargement input mode.
FIG. 31 is a flowchart illustrating a display process in a reduced input mode.
FIG. 32 is a flowchart illustrating display processing in an enlargement input mode.
[Explanation of symbols]
2 display unit, 2a touch pad, 11 memory card, 51 CPU, 53 Flash ROM, 54 EDO DRAM, 81 magnetic disk, 82 optical disk, 83 magneto-optical disk, 106 editing area, 201-1 to 201-4 area, 202- 1 to 202-6 focus button, 211-1 to 211-6 area, 212 scroll button, 221 scroll button, 231 toggle button, 301-1 to 301-4 area

Claims

A portable information processing apparatus comprising a display unit having a first size area for display stacked on the input unit,
A first display control unit configured to control display of a first trajectory of an actual size with respect to the stroke in the area of the first size when an input is made by a stroke to the input unit;
Generation of generating a second trajectory in which the size of the first trajectory is changed by predetermined normalization based on a ratio of the size of the second sized region to the size of the first sized region Means,
At the same time as displaying the first trajectory, the second trajectory is displayed in the second sized area overlapping with the first sized area so as to overlap the first trajectory. And a second display control means for controlling display.

The second display control unit is configured to display the second trajectory of the plurality of second sized regions based on an input to the input unit, wherein the second trajectory is displayed. The portable information processing apparatus according to claim 1, wherein the display is controlled so as to display the selection.

2. The portable information processing apparatus according to claim 1, wherein the area of the second size is obtained by equally dividing the area of the first size.

The second display control means is a part of a third area, which is a unit for arranging and storing the second trajectory, which is formed by combining a plurality of areas of the second size, 4. The portable information processing apparatus according to claim 3, wherein display is controlled so as to display the second trajectory arranged in a portion overlapping with the first size area.

The second display control means, based on an input to the input means, displays an image so as to select and display a part of the third area overlapping with the area of the first size. The portable information processing apparatus according to claim 4, wherein the portable information processing apparatus is controlled.

The portable information processing apparatus according to claim 1, wherein the generation unit generates the second trajectory by reducing the size of the first trajectory to half by the normalization.

The portable information processing apparatus according to claim 1, wherein the first size area is formed by equally dividing the second size area.

The portable information processing apparatus according to claim 1, further comprising a storage unit configured to store the second trajectory arranged in the second size area.

An information processing method for a portable information processing apparatus, comprising: a display unit having a first size area for display stacked on an input unit; and a control unit for controlling display of the display unit.
A first display control step of controlling display of a first trajectory of an actual size with respect to the stroke in an area of the first size when an input is made by a stroke to the input unit;
Generation of generating a second trajectory in which the size of the first trajectory is changed by predetermined normalization based on a ratio of the size of the second sized region to the size of the first sized region Steps and
At the same time as displaying the first trajectory, the second trajectory is displayed so as to overlap the first trajectory in the second sized area overlapping with the first sized area. A second display control step of controlling display.

A computer that controls a portable information processing apparatus including a display unit having a first size area for display stacked on the input unit;
A first display control step of controlling display of a first trajectory of an actual size with respect to the stroke in an area of the first size when an input is made by a stroke to the input unit;
Generation of generating a second trajectory in which the size of the first trajectory is changed by predetermined normalization based on a ratio of the size of the second sized region to the size of the first sized region Steps and
At the same time as displaying the first trajectory, the second trajectory is displayed so as to overlap the first trajectory in the second sized area overlapping with the first sized area. And a second display control step of controlling display.

First display control means for controlling display of a first image arranged in a region of a first size;
Based on the ratio of the size of the second size region, which is a part of the first size region, to the first size region, the second size region is disposed in the second size region. Generating means for generating a second image obtained by changing a size of a part of the first image,
And a second display control means for controlling display so as to display the second image superimposed on the first image.

12. The portable information processing apparatus according to claim 11, wherein the area of the second size is obtained by equally dividing the area of the first size.

12. The portable information processing apparatus according to claim 11, wherein the generation unit generates the second image in which a size of a part of the first image is doubled.

In an information processing method of a portable information processing apparatus, comprising: display means for displaying an image; and control means for controlling display on the display means,
A first display control step of controlling display of a first image arranged in an area of a first size;
Based on the ratio of the size of the second size region, which is a part of the first size region, to the first size region, the second size region is disposed in the second size region. Generating a second image in which the size of a part of the first image is changed,
A second display control step of controlling display so as to display the second image superimposed on the first image.

A computer that controls a portable information processing device including a display unit that displays an image,
A first display control step of controlling display of a first image arranged in an area of a first size;
Based on the ratio of the size of the second size region, which is a part of the first size region, to the first size region, the second size region is disposed in the second size region. Generating a second image in which the size of a part of the first image is changed,
A second display control step of controlling display so as to display the second image superimposed on the first image.

First display control means for controlling display of a first image arranged in a region of a first size;
Based on the ratio of the size of the second size region including the first size region to the first size region, the second size region is arranged in the second size region. Generating means for generating a third image in which the size of a second image including the first image is changed;
And a second display control means for controlling display so as to display the third image superimposed on the first image.

17. The portable information processing apparatus according to claim 16, wherein the area of the first size is obtained by equally dividing the area of the second size.

17. The portable information processing apparatus according to claim 16, wherein the generation unit generates the third image in which the size of the second image is halved.

In an information processing method of a portable information processing apparatus, comprising: display means for displaying an image; and control means for controlling display on the display means,
A first display control step of controlling display of a first image arranged in an area of a first size;
Based on the ratio of the size of the second size region including the first size region to the first size region, the second size region is arranged in the second size region. Generating a third image in which the size of a second image including the first image is changed,
A second display control step of controlling display so as to display the third image so as to be superimposed on the first image.

A computer that controls a portable information processing device including a display unit that displays an image,
A first display control step of controlling display of a first image arranged in an area of a first size;
Based on the ratio of the size of the second size region including the first size region to the first size region, the second size region is arranged in the second size region. Generating a third image in which the size of a second image including the first image is changed,
A second display control step of controlling display so as to display the third image over the first image.