JP2004078712A - Webページ転送時間推定装置、Webページ転送時間推定方法、Webページ転送時間推定プログラム、Webページ転送時間推定プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

Webページ転送時間推定装置、Webページ転送時間推定方法、Webページ転送時間推定プログラム、Webページ転送時間推定プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

【目的】TCPおよびHTTPを解析してオブジェクト転送時間を取得し、この取得したオブジェクト転送時間に基づいてユーザが要求し実際に体感しているWebページの転送時間を推定し、もって、ユーザが実際に享受する通信品質(ユーザレベルQoS)を的確に把握することを目的とする。
【構成】Webページ転送時間推定装置であって、開始時刻と完了時刻との差分をWebページ転送時間とし、開始時刻は、ユーザ端末からWWWサーバに送信されたWebページ転送要求を受信した時刻であり、完了時刻は、Webページ転送要求の次のWebページ転送要求を受信するまでに転送の完了が確認されたオブジェクトの中で、最後に当該確認がなされたオブジェクトの転送が完了した時刻である、ように構成する。
【選択図】     図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、IP(インターネット・プロトコル)網において、ネットワークサービスの品質を推定する、装置、方法、プログラム、記録媒体に関し、特にネットワーク内を観測して得られる情報に基づいてWebページの転送時間を推定する装置、方法、プログラム、記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
[Webページ転送時間の推定]
近年は、インターネットが通信インフラとしての役目を担うようになってきている。このため、ISP(Internet Service Provider)およびASP(Apprication Service Provider)は、自社サービスを利用するユーザに対して十分な通信インフラを提供する必要がある。
【0003】
したがって、ISPやASPなどは、ユーザに対して十分な通信インフラを提供できるように、ネットワークプロビジョニングやサービスの改善などを行う際には、これらに対して、ユーザが実際に享受する通信品質(ユーザレベルQoS)、たとえば、WWW(World Wide Web)サイトに対するアクセスの快適性など、を的確に反映させる必要がある。
【0004】
よって、近年、ISPやASPなどは、この通信品質(ユーザレベルQoS)を的確に把握することに非常な関心を寄せている。
【0005】
一般に、このユーザレベルQoSは、WWWサービスの利用時において、Webページの取得にかかる時間(以下、「Webページ転送時間」という。)と強い相関を有する。
【0006】
このため、Webページの転送時間が推定できれば、ユーザレベルQoSも推定できる。
【0007】
したがって、従来より、ISPやASPなどは、あるWWWサイトに対するユーザアクセスの快適性を把握するなどの目的で、Webページの転送時間を推定している。
【0008】
[従来のWebページ転送時間の推定方法]
従来、このWebページ転送時間の推定は、以下に記す第1の推定方法から第4の推定方法により行われてきた。
【0009】
すなわち、第1の推定方法は、擬似クライアントを用いて、一般のユーザが行う動作と同様の動作を自動的に行う方法である(Web@Visy、http://www.visy.i−p−net.co.jp/htmls/Webvisy.html)。
【0010】
この第1の推定方法は、ある計測点から特定のWebサイトに対して上記の自動的なアクセスを実施し、その時間を計測するという方法である。
【0011】
第2の推定方法は、途中のProxyサーバのログを解析する方法(名部他、“インターネット・アクセスネットワーク設計のためのWWWトラヒックの分析とモデル化”、電子情報通信学会論文誌 Vol.J80−B−I No.6、1997.)である。
【0012】
第3の推定方法は、各ユーザ端末にWebページの転送時間を推定するソフトウェアを導入し、その情報を情報収集サーバにて集約する方法(VitalSuite、http://www.lucent.co.jp/vitalsuite/index.html)である。
【0013】
第4の推定方法は、Webページを構成するHTMLファイルの内容を解析する方法である。この第4の推定方法は、HTMLファイルの内容を解析して、Webページに含まれるオブジェクトに関する情報を取得し、この取得したオブジェクトに関する情報に基づいてそれらのオブジェクトの転送がすべて完了した時点を観測し、この観測した時刻とWebページの転送開始時刻との差分をWebページの転送完了時間とする方法である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、これら第1の推定方法から第4の推定方法には、それぞれ次のような問題があった。
【0015】
まず、第1の推定方法には、次の問題があった。すなわち、擬似クライアントにより取得されたWebページの転送時間は、実際のユーザのアクセスにより発生したWebページ転送時間とは異なるため、その取得結果がユーザアクセスの快適性を的確に表しているとは限らないという問題である。
【0016】
また、第1の推定方法には、実際のユーザが要求するWebページを擬似クライアントによる自動アクセス方法により、すべて網羅することは困難であるという問題もあった。
【0017】
また、第1の推定方法には、擬似クライアントによるWWWアクセスは本来不必要なトラヒックであり、この計測用トラヒックの発生により、他の用途に利用すべき通信回線の容量を圧迫してしまうという問題もあった。
【0018】
第2の推定方法には、次の問題があった。すなわち、Proxyを使う方式では必ずそのProxyを利用する必要があるため、全てのユーザのWebページの転送時間を推定するのが困難であるという問題である。
【0019】
第3の推定方法には、次の問題があった。すなわち、数百万人規模の膨大なユーザを抱えるISPやASPなどが、そのネットワーク(NW)を利用するユーザのWebページの転送時間を推定するなどの目的のために、各ユーザ端末にWebページ転送時間計測用のソフトウェアを導入するのは現実的に不可能であるという問題である。
【0020】
第4の推定方法には、次の問題があった。すなわち、ユーザ端末やネットワーク内におけるキャッシュ効果が働く場合オブジェクトの転送が行われないため、HTMLファイル内に記載され転送が期待されるファイルの一部が転送されないことがあり、このため、HTMLファイルを解析してもWebページ転送時間の終わりを正確に把握できないという問題である。
【0021】
したがって、これら第1の推定方法から第4の推定方法では、Webページ転送時間、ひいては通信品質(ユーザレベルQoS)、を的確に推定できないという問題があった。
【0022】
そこで、本発明は、かかる事情に鑑み、TCPおよびHTTPを解析してオブジェクト転送時間を取得し、この取得したオブジェクト転送時間に基づいてユーザが要求し実際に体感しているWebページの転送時間を推定し、もって、ユーザが実際に享受する通信品質(ユーザレベルQoS)を的確に把握する、Webページ転送時間推定装置、Webページ転送時間推定方法、Webページ転送時間推定プログラム、Webページ転送時間推定プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、上記課題は、前記特許請求の範囲に記載の手段により、解決される。
【0024】
すなわち、請求項1に記載の発明は、WWWサーバとユーザ端末とが送受信するデータを受信して、当該WWWサーバから当該ユーザ端末にWebページが転送される時間(以下、「Webページ転送時間」という。)を推定するWebページ転送時間推定装置であって、開始時刻と完了時刻との差分を前記Webページ転送時間とし、前記開始時刻は、前記ユーザ端末から前記WWWサーバに送信されたWebページ転送要求を受信した時刻であり、前記完了時刻は、前記Webページ転送要求の次のWebページ転送要求を受信するまでに転送の完了が確認されたオブジェクトの中で、最後に当該確認がなされたオブジェクト(以下、「最後のオブジェクト」という。)の転送が完了した時刻(以下、「最後のオブジェクト転送完了時刻」という。)である、ことを特徴とするWebページ転送時間推定装置である。
【0025】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のWebページ転送時間推定装置は、前記最後のオブジェクトがストリーミング動画に係るオブジェクトの場合には、当該ストリーミング動画に係るオブジェクトの転送の完了が確認される直前に転送の完了が確認されたオブジェクトの、当該転送の完了の時刻を、請求項1に記載の最後のオブジェクト転送完了時刻とする、ことを特徴とするWebページ転送時間推定装置である。
【0026】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のWebページ転送時間推定装置は、前記最後のオブジェクトが定期的に再読み込みがおこなわれるオブジェクトの場合には、当該定期的に再読み込みがおこなわれるオブジェクトの転送の完了が確認される直前に転送の完了が確認されたオブジェクトの、当該転送の完了の時刻を、請求項1に記載の最後のオブジェクト転送完了時刻とする、ことを特徴とするWebページ転送時間推定装置である。
【0027】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載のWebページ転送時間推定装置は、前記最後のオブジェクトがTCPのポート番号80番(HTTP)を利用しているが、Webページを構成するオブジェクトとは認められないアプリケーションに係るオブジェクトの場合には、当該TCPのポート番号80番(HTTP)を利用しているが、Webページを構成するオブジェクトとは認められないアプリケーションに係るオブジェクトの転送の完了が確認される直前に転送の完了が確認されたオブジェクトの、当該転送の完了の時刻を、請求項1に記載の最後のオブジェクト転送完了時刻とする、ことを特徴とするWebページ転送時間推定装置である。
【0028】
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のWebページ転送時間推定装置は、ネットワーク内に設置されたスイッチで複製されたネットワーク内のトラヒックを用いてWebページ転送時間を推定する、ことを特徴とするWebページ転送時間推定装置である。
【0029】
請求項6に記載の発明は、WWWサーバとユーザ端末とが送受信するデータを受信して、当該WWWサーバから当該ユーザ端末にWebページが転送される時間(以下、「Webページ転送時間」という。)を推定するWebページ転送時間推定装置において、前記ユーザ端末から前記WWWサーバに送信されたWebページ転送要求を受信した時刻を開始時刻にするステップと、前記Webページ転送要求の次のWebページ転送要求を受信するまでに転送の完了が確認されたオブジェクトの中で、最後に当該確認がなされたオブジェクト(以下、「最後のオブジェクト」という。)の転送が完了した時刻(以下、「最後のオブジェクト転送完了時刻」という。)を完了時刻にするステップと、前記開始時刻と前記完了時刻との差分を前記Webページ転送時間とするステップと、を有することを特徴とするWebページ転送時間推定方法である。
【0030】
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のWebページ転送時間推定方法は、さらに、前記最後のオブジェクトがストリーミング動画に係るオブジェクトの場合には、当該ストリーミング動画に係るオブジェクトの転送の完了が確認される直前に転送の完了が確認されたオブジェクトの、当該転送の完了の時刻を、請求項6に記載の最後のオブジェクト転送完了時刻とするステップ、を有することを特徴とするWebページ転送時間推定方法である。
【0031】
請求項8に記載の発明は、請求項6に記載のWebページ転送時間推定方法は、さらに、前記最後のオブジェクトが定期的に再読み込みがおこなわれるオブジェクトの場合には、当該定期的に再読み込みがおこなわれるオブジェクトの転送の完了が確認される直前に転送の完了が確認されたオブジェクトの、当該転送の完了の時刻を、請求項6に記載の最後のオブジェクト転送完了時刻とするステップ、を有することを特徴とするWebページ転送時間推定方法である。
【0032】
請求項9に記載の発明は、請求項6に記載のWebページ転送時間推定方法は、前記最後のオブジェクトがTCPのポート番号80番(HTTP)を利用しているが、Webページを構成するオブジェクトとは認められないアプリケーションに係るオブジェクトの場合には、当該TCPのポート番号80番(HTTP)を利用しているが、Webページを構成するオブジェクトとは認められないアプリケーションに係るオブジェクトの転送の完了が確認される直前に転送の完了が確認されたオブジェクトの、当該転送の完了の時刻を、請求項6に記載の最後のオブジェクト転送完了時刻とするステップ、を有することを特徴とするWebページ転送時間推定方法である。
【0033】
請求項10に記載の発明は、WWWサーバとユーザ端末とが送受信するデータを受信して、当該WWWサーバから当該ユーザ端末にWebページが転送される時間(以下、「Webページ転送時間」という。)を推定するWebページ転送時間推定装置に、前記ユーザ端末から前記WWWサーバに送信されたWebページ転送要求を受信した時刻を開始時刻にするステップと、前記Webページ転送要求の次のWebページ転送要求を受信するまでに転送の完了が確認されたオブジェクトの中で、最後に当該確認がなされたオブジェクト(以下、「最後のオブジェクト」という。)の転送が完了した時刻(以下、「最後のオブジェクト転送完了時刻」という。)を完了時刻にするステップと、前記開始時刻と前記完了時刻との差分を前記Webページ転送時間とするステップと、を実行させることを特徴とするWebページ転送時間推定プログラムである。
【0034】
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載のWebページ転送時間推定プログラムは、さらに、前記最後のオブジェクトがストリーミング動画に係るオブジェクトの場合には、当該ストリーミング動画に係るオブジェクトの転送の完了が確認される直前に転送の完了が確認されたオブジェクトの、当該転送の完了の時刻を、請求項10に記載の最後のオブジェクト転送完了時刻とするステップ、をWebページ転送時間推定装置に実行させることを特徴とするWebページ転送時間推定プログラムである。
【0035】
請求項12に記載の発明は、請求項10に記載のWebページ転送時間推定プログラムは、さらに、前記最後のオブジェクトが定期的に再読み込みがおこなわれるオブジェクトの場合には、当該定期的に再読み込みがおこなわれるオブジェクトの転送の完了が確認される直前に転送の完了が確認されたオブジェクトの、当該転送の完了の時刻を、請求項10に記載の最後のオブジェクト転送完了時刻とするステップ、をWebページ転送時間推定装置に実行させることを特徴とするWebペー転送時間推定プログラムである。
【0036】
請求項13に記載の発明は、請求項10に記載のWebページ転送時間推定プログラムは、前記最後のオブジェクトがTCPのポート番号80番(HTTP)を利用しているが、Webページを構成するオブジェクトとは認められないアプリケーションに係るオブジェクトの場合には、当該TCPのポート番号80番(HTTP)を利用しているが、Webページを構成するオブジェクトとは認められないアプリケーションに係るオブジェクトの転送の完了が確認される直前に転送の完了が確認されたオブジェクトの、当該転送の完了の時刻を、請求項10に記載の最後のオブジェクト転送完了時刻とするステップ、をWebページ転送時間推定装置に実行させることを特徴とするWebページ転送時間推定プログラムである。
【0037】
請求項14に記載の発明は、請求項10〜請求項13のいずれか1項に記載のWebページ転送時間推定プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0038】
図1は、本発明の原理を示す図である。
図1に示すように、ユーザがあるWebページの転送をWWWサーバに対して要求した時刻をt1、そのWebページに含まれるオブジェクト群の最終転送時刻をt2とした場合、あるWebページの転送時間Pは、“数1”で計算される。
【0039】
【数1】
Figure 2004078712
本発明は、「オブジェクト群の最終転送時刻」であるt2を、次のWebページ転送要求がされた時(すなわち、次のTEXT/HTMLファイルの転送開始要求がされた時)までに転送が完了した最後のオブジェクトの転送完了時刻とする。
【0040】
本発明は、ネットワーク内を流れるトラヒックをスイッチなどで複製し、この複製されたトラヒックを用いてユーザが実際にアクセスしたWebページの転送時間を推定する。
【0041】
したがって、本発明によれば、擬似クライアントによるWebアクセスの課題を解消できる。また、本発明によれば、実際のユーザトラヒックデータを解析できるため、ユーザが実際にアクセスしたWebページの転送時間を推定できる。
【0042】
なお、実際のWebページには、HTMLの機能を最大限利用した広告バナーなどが多用されているため、Webページの転送時間を推定することが困難な場合が多い。
【0043】
たとえば、Webページの構成によっては、広告などのオブジェクトに対して自動的に再読み込みが行われるため、最終オブジェクト転送完了時刻が変動してしまい、結果としてWebページの転送時間が正しく推定できない可能性がある。
【0044】
そこで、本発明は、かかる事情に鑑み、たとえば次の3つの例外処理を行うことをも可能とする。
【0045】
[第1の例外処理]
ストリーミング動画に係るオブジェクトは、人間の体感するWebページ転送時間との関連が低いため、Webページの構成要素となっている場合でも、Webページ転送時間として組み入れるのが適切ではない。したがってこのようなオブジェクトは、本Webページ転送時間の解析から除外する。
【0046】
この判定には、例えばクライアントのリクエストに対して、サーバのそのオブジェクトに対するContent−Typeが「application/vnd.rn−realplayer」、「application/octet−stream」などストリームを表すタイプであることを確認することで判定できる。
【0047】
[第2の例外処理]
また、広告など定期的に再読み込みがおこなわれるオブジェクトについては、再読み込みが行われるオブジェクトを提供するサイトのリストをあらかじめ作成しておき、そこから提供されるオブジェクトについては本Webページ転送時間の解析から除外する。
【0048】
特に広告サイトから提供される広告がこれに該当するが、広告はサイズが比較的小さく、その目的から高速に提供されるため、最後のオブジェクトになる可能性は極めて低い。したがって、広告を本Webページ転送時間の解析から除外しても、推定されるWebページ転送時間に大きな影響を与えることはない。
【0049】
[第3の例外処理]
また、TCPのポート番号80番(HTTP)を利用しているが、Webページを構成するオブジェクトとは認められないアプリケーションに係るオブジェクト、たとえばメッセンジャーアプリケーションに係るオブジェクトなどについては、たとえHTTPプロトコルを利用していても、本Webページ転送時間の解析から除外する。
【0050】
この判定には、たとえば、クライアントのリクエストに対して、サーバのそのオブジェクトに対するContent−Typeが、「message/rfc822」、「application/x−msn−messenger」、「application/x−compressed」、「application/x−intertrust−control−msg」などであることを確認することで判定できる。
【0051】
【発明の実施の形態】
図2は、本発明の実施の形態を適用したWebページ転送時間推定システムを示す図である。
【0052】
図2に示すように、本実施の形態を適用したWebページ転送時間推定システムは、ユーザ端末と、このユーザ端末に接続された通信リンク1と、この通信リンク1に接続されたパケット収集部と、このパケット収集部に接続されたWebページ転送時間推定装置と、このパケット収集部に接続された通信リンク2と、この通信リンク2と接続されたWWWサーバとを有している。
【0053】
また、図2に示すように、Webページ転送時間推定装置は、オブジェクト転送時間管理部とフロー管理部とを有している。
【0054】
WWWサーバは、1以上のオブジェクトを有するWebページをIPパケットに変換し、このIPパケットをユーザ端末に向けて送信する。WWWサーバから送信されたIPパケットは、通信リンク1および図2のパケット収集部を通過して、ユーザ端末に受信される。
【0055】
このように、WWWサーバとユーザ端末とは、WebページおよびWebページが有するオブジェクトをIPパケットを用いて送受信する。
【0056】
図2のパケット収集部は、この通過するIPパケットの複製を作成し、この作成した複製を図2のWWWページ転送時間推定部に送信する。
【0057】
図2のパケット収集部から送信されたIPパケットの複製は、WWWページ転送時間推定部が有する、オブジェクト転送時間管理部とフロー管理部の双方に受信される。
【0058】
パケット収集部から送信されたIPパケットの複製を受信したオブジェクト転送時間管理部は、この受信したIPパケットの複製を用いて、このIPパケットにより転送される各オブジェクトのWWWサーバからユーザ端末への転送時間を、TCP(Transmission Control Protocol)およびHTTP(HyperText Transfer Protocol)プロトコルの仕様に従い各フロー(クライアント側のIPアドレスとTCPポート番号とが同一のIPパケットの組)ごとに推定する。
【0059】
オブジェクト転送時間管理部は、各オブジェクトの転送完了が検出された時点で、オブジェクトの転送時刻をフロー管理部に通知する。
【0060】
図2のパケット収集部から送信されたIPパケットを受信した図2のWWWページ転送時間推定部のフロー管理部は、この受信したIPパケットに基づいて各フローごとのオブジェクト転送完了時刻、および、IPアドレスごとのWebページ転送開始時刻を管理する。
【0061】
以下に、上記オブジェクト転送時間管理部の動作とフロー管理部の動作とを詳細に説明する。
【0062】
図3は、オブジェクト転送時間管理部の動作を説明するためのフローチャートである。
【0063】
図2のパケット収集部から送信されたIPパケットを受信(ステップ1−1)したオブジェクト転送時間管理部は、この受信したIPパケットがオブジェクトの転送開始パケットであるか否かを判断し(ステップ1−2)、オブジェクトの転送開始パケットである場合には、そのオブジェクトのContent−Typeが「text/html」であるか否かを判断(ステップ1−3)する。
【0064】
オブジェクト転送時間管理部は、そのオブジェクトのContent−Typeが「text/html」である場合には、フロー管理部に対して、新たなWebページの転送開始が確認されたことを通知するとともに(以下、この通知を「次Webページ転送開始通知」という。)、上記IPパケットを受信した時刻(t1)をWebページ転送開始時刻として通知する(ステップ1−4)。
【0065】
一方、オブジェクト転送時間管理部は、受信したIPパケットがオブジェクトの転送開始パケットでない場合、または、オブジェクトのContent−Typeが「text/html」でない場合には、上記受信したIPパケットに係るフロー(以下、このフローを「推定フロー」という。)で転送されるオブジェクトの転送が完了したか否かを判断(ステップ1−5)する。
【0066】
オブジェクト転送時間管理部は、推定フローにおけるオブジェクトの転送が完了していないと判断した場合には、上記処理を繰り返す。
【0067】
一方、オブジェクト転送時間管理部は、推定フローにおけるオブジェクトの転送が完了したと判断した場合には、各オブジェクトの転送完了が検出された時点でフロー管理部に推定フローにおけるオブジェクトの転送完了時刻を通知する(ステップ1−6)。
【0068】
図4は、フロー管理部の動作を説明するためのフローチャートを示す図である。
【0069】
図2のパケット収集部から送信されたIPパケットを受信(ステップ2−1)したフロー管理部は、次Webページ転送開始通知を受信してからさらに次Webページ転送開始通知を受信した場合(ステップ2−2)、オブジェクト転送完了時刻リストを検索して(ステップ2−3)、推定フローと同一のIPアドレスを有するすべてのフローの中から、最終のオブジェクト転送時刻(t2)を検出し(ステップ2−4)、検出された最終のオブジェクト転送時刻(t2)とWebページ転送開始時に記録された転送開始時刻(t1)との差分(t2−t1)をWebページ転送時間として検出する(ステップ2−5)。
【0070】
一方、フロー管理部は、オブジェクト転送時間管理部から送信される次Webページ転送開始通知を受信していない場合、オブジェクト転送時間管理部から送信されるオブジェクト転送完了時刻を受信したか否かを判断し(ステップ2−6)、オブジェクト転送時間管理部から送信されるオブジェクト転送完了時刻を受信している場合には、このオブジェクト転送完了時刻をオブジェクト転送完了時刻リストに記録する(ステップ2−7)。
【0071】
一方、フロー管理部は、オブジェクト転送時間管理部から送信されるオブジェクト転送完了時刻を受信していない場合には、上記処理を繰り返す。
【0072】
以上説明したように、本実施の形態によれば、Webページ転送時間を検出できる。
【0073】
以上の仕組みを実装したソフトウェアを計算機に搭載し、実ネットワークにてWebページ転送時間を推定する実験を行った。以下に、この実験の概要および実験の結果を示す。
【0074】
[実験の概要]
図5は、実験の概要を示す図である。
【0075】
図5に示すように、ユーザのアクセスネットワークを束ねる部分とバックボーンネットワークとの間に、ユーザトラヒックを複製するためのスイッチを設置し、このスイッチを用いてIPパケットを複製した。
【0076】
複製したIPパケットを上記本実施の形態を適用したユーザトラヒック解析用計算機を用いて解析し、Webページ転送時間を推定した。
【0077】
[実験結果]
図6は、上記実験の結果であって、あるサイトに対する時間帯別のWebページ転送時間を推定した結果を示す図である。
【0078】
図6において、横軸はWebページ転送時間(小数点以下切り上げ)、縦軸はこのWebページ転送時間で転送されたページ数(度数)を示している。
この結果から、このWebサイトに対するアクセスのWebページ転送時間は、時間帯を問わず短く、90%以上のページ転送が8秒以内に転送完了していることがわかる。
【0079】
また、時間帯によってWebページ転送時間の分布が多少異なり、トラヒックピーク時間帯(A.M.0時から1時)のWebページ転送時間は、トラヒック閑散時(A.M.7時から8時)に比べて若干長い傾向があることもわかる。
【0080】
以上のように、本実施の形態を適用した上記実験によって、実ユーザのWebアクセス時間を推定することができた。
また、本実施の形態を適用した上記実験によって、ネットワーク内を流れるトラヒックを観測して得られる情報から、実ユーザのWebページ転送時間を直接算出することができた。
【0081】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、TCPおよびHTTPを解析してオブジェクト転送時間を取得し、この取得したオブジェクト転送時間に基づいてユーザが要求し実際に体感しているWebページの転送時間を推定する。
したがって、本発明によれば、ユーザが実際に享受する通信品質(ユーザレベルQoS)を的確に把握できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態を適用したWebページ転送時間推定システムを示す図である。
【図3】オブジェクト転送時間管理部の動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】フロー管理部の動作を説明するためのフローチャートを示す図である。
【図5】実験の概要を示す図である。
【図6】図5の実験において、あるサイトに対する時間帯別のWebページ転送時間を推定した結果を示す図である。

Claims (14)

  1. WWWサーバとユーザ端末とが送受信するデータを受信して、当該WWWサーバから当該ユーザ端末にWebページが転送される時間(以下、「Webページ転送時間」という。)を推定するWebページ転送時間推定装置であって、
    開始時刻と完了時刻との差分を前記Webページ転送時間とし、
    前記開始時刻は、前記ユーザ端末から前記WWWサーバに送信されたWebページ転送要求を受信した時刻であり、
    前記完了時刻は、前記Webページ転送要求の次のWebページ転送要求を受信するまでに転送の完了が確認されたオブジェクトの中で、最後に当該確認がなされたオブジェクト(以下、「最後のオブジェクト」という。)の転送が完了した時刻(以下、「最後のオブジェクト転送完了時刻」という。)である、
    ことを特徴とするWebページ転送時間推定装置。
  2. 請求項1に記載のWebページ転送時間推定装置は、
    前記最後のオブジェクトがストリーミング動画に係るオブジェクトの場合には、当該ストリーミング動画に係るオブジェクトの転送の完了が確認される直前に転送の完了が確認されたオブジェクトの、当該転送の完了の時刻を、請求項1に記載の最後のオブジェクト転送完了時刻とする、ことを特徴とするWebページ転送時間推定装置。
  3. 請求項1に記載のWebページ転送時間推定装置は、
    前記最後のオブジェクトが定期的に再読み込みがおこなわれるオブジェクトの場合には、当該定期的に再読み込みがおこなわれるオブジェクトの転送の完了が確認される直前に転送の完了が確認されたオブジェクトの、当該転送の完了の時刻を、請求項1に記載の最後のオブジェクト転送完了時刻とする、ことを特徴とするWebページ転送時間推定装置。
  4. 請求項1に記載のWebページ転送時間推定装置は、
    前記最後のオブジェクトがTCPのポート番号80番(HTTP)を利用しているが、Webページを構成するオブジェクトとは認められないアプリケーションに係るオブジェクトの場合には、当該TCPのポート番号80番(HTTP)を利用しているが、Webページを構成するオブジェクトとは認められないアプリケーションに係るオブジェクトの転送の完了が確認される直前に転送の完了が確認されたオブジェクトの、当該転送の完了の時刻を、請求項1に記載の最後のオブジェクト転送完了時刻とする、ことを特徴とするWebページ転送時間推定装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のWebページ転送時間推定装置は、ネットワーク内に設置されたスイッチで複製されたネットワーク内のトラヒックを用いてWebページ転送時間を推定する、ことを特徴とするWebページ転送時間推定装置。
  6. WWWサーバとユーザ端末とが送受信するデータを受信して、当該WWWサーバから当該ユーザ端末にWebページが転送される時間(以下、「Webページ転送時間」という。)を推定するWebページ転送時間推定装置において、
    前記ユーザ端末から前記WWWサーバに送信されたWebページ転送要求を受信した時刻を開始時刻にするステップと、
    前記Webページ転送要求の次のWebページ転送要求を受信するまでに転送の完了が確認されたオブジェクトの中で、最後に当該確認がなされたオブジェクト(以下、「最後のオブジェクト」という。)の転送が完了した時刻(以下、「最後のオブジェクト転送完了時刻」という。)を完了時刻にするステップと、
    前記開始時刻と前記完了時刻との差分を前記Webページ転送時間とするステップと、
    を有することを特徴とするWebページ転送時間推定方法。
  7. 請求項6に記載のWebページ転送時間推定方法は、
    さらに、前記最後のオブジェクトがストリーミング動画に係るオブジェクトの場合には、当該ストリーミング動画に係るオブジェクトの転送の完了が確認される直前に転送の完了が確認されたオブジェクトの、当該転送の完了の時刻を、請求項6に記載の最後のオブジェクト転送完了時刻とするステップ、を有することを特徴とするWebページ転送時間推定方法。
  8. 請求項6に記載のWebページ転送時間推定方法は、
    さらに、前記最後のオブジェクトが定期的に再読み込みがおこなわれるオブジェクトの場合には、当該定期的に再読み込みがおこなわれるオブジェクトの転送の完了が確認される直前に転送の完了が確認されたオブジェクトの、当該転送の完了の時刻を、請求項6に記載の最後のオブジェクト転送完了時刻とするステップ、を有することを特徴とするWebページ転送時間推定方法。
  9. 請求項6に記載のWebページ転送時間推定方法は、
    前記最後のオブジェクトがTCPのポート番号80番(HTTP)を利用しているが、Webページを構成するオブジェクトとは認められないアプリケーションに係るオブジェクトの場合には、当該TCPのポート番号80番(HTTP)を利用しているが、Webページを構成するオブジェクトとは認められないアプリケーションに係るオブジェクトの転送の完了が確認される直前に転送の完了が確認されたオブジェクトの、当該転送の完了の時刻を、請求項6に記載の最後のオブジェクト転送完了時刻とするステップ、を有することを特徴とするWebページ転送時間推定方法。
  10. WWWサーバとユーザ端末とが送受信するデータを受信して、当該WWWサーバから当該ユーザ端末にWebページが転送される時間(以下、「Webページ転送時間」という。)を推定するWebページ転送時間推定装置に、
    前記ユーザ端末から前記WWWサーバに送信されたWebページ転送要求を受信した時刻を開始時刻にするステップと、
    前記Webページ転送要求の次のWebページ転送要求を受信するまでに転送の完了が確認されたオブジェクトの中で、最後に当該確認がなされたオブジェクト(以下、「最後のオブジェクト」という。)の転送が完了した時刻(以下、「最後のオブジェクト転送完了時刻」という。)を完了時刻にするステップと、
    前記開始時刻と前記完了時刻との差分を前記Webページ転送時間とするステップと、
    を実行させることを特徴とするWebページ転送時間推定プログラム。
  11. 請求項10に記載のWebページ転送時間推定プログラムは、
    さらに、前記最後のオブジェクトがストリーミング動画に係るオブジェクトの場合には、当該ストリーミング動画に係るオブジェクトの転送の完了が確認される直前に転送の完了が確認されたオブジェクトの、当該転送の完了の時刻を、請求項10に記載の最後のオブジェクト転送完了時刻とするステップ、をWebページ転送時間推定装置に実行させることを特徴とするWebページ転送時間推定プログラム。
  12. 請求項10に記載のWebページ転送時間推定プログラムは、
    さらに、前記最後のオブジェクトが定期的に再読み込みがおこなわれるオブジェクトの場合には、当該定期的に再読み込みがおこなわれるオブジェクトの転送の完了が確認される直前に転送の完了が確認されたオブジェクトの、当該転送の完了の時刻を、請求項10に記載の最後のオブジェクト転送完了時刻とするステップ、をWebページ転送時間推定装置に実行させることを特徴とするWebページ転送時間推定プログラム。
  13. 請求項10に記載のWebページ転送時間推定プログラムは、
    前記最後のオブジェクトがTCPのポート番号80番(HTTP)を利用しているが、Webページを構成するオブジェクトとは認められないアプリケーションに係るオブジェクトの場合には、当該TCPのポート番号80番(HTTP)を利用しているが、Webページを構成するオブジェクトとは認められないアプリケーションに係るオブジェクトの転送の完了が確認される直前に転送の完了が確認されたオブジェクトの、当該転送の完了の時刻を、請求項10に記載の最後のオブジェクト転送完了時刻とするステップ、をWebページ転送時間推定装置に実行させることを特徴とするWebページ転送時間推定プログラム。
  14. 請求項10〜請求項13のいずれか1項に記載のWebページ転送時間推定プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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