JP2004078579A - 電子投票システム - Google Patents

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JP2004078579A
JP2004078579A JP2002238124A JP2002238124A JP2004078579A JP 2004078579 A JP2004078579 A JP 2004078579A JP 2002238124 A JP2002238124 A JP 2002238124A JP 2002238124 A JP2002238124 A JP 2002238124A JP 2004078579 A JP2004078579 A JP 2004078579A
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Junichi Torio
鳥生 淳一
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Maruto KK
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Maruto KK
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Abstract

【課題】電子投票の不正を防止することができ、また、停電等の不測事態が発生した場合でもバックアップが可能な電子投票システムを実現する。
【解決手段】各投票所において、電子投票端末11、21、……による投票者の電子投票直後に、その投票内容をロールプリンタ13、23、……により用紙に印刷し、その用紙に印刷された投票内容が投票者により確認されたときに、該用紙に印刷された投票内容の印刷部分が見えなくなるように用紙の紙送りを行うとともに、上記ロールプリンタ13、23、……により印刷された投票内容を選挙管理本部のPCサーバー1に転送する。その際、投票者による投票内容の確認は確認ボタンで行い、この確認ボタンが押されてから所定時間後、例えば3秒から6秒程度経過後に用紙の紙送りを行う。この時間は、投票者の移動時間等に応じて適宜決める。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、投票所に設置した電子投票端末を用いて投票を行う電子投票システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
選挙の投票は、有権者が所定の投票所に行き、そこで選挙葉書と台帳との照合を行って投票用紙を受け取り、その投票用紙に候補者の氏名を記入して投票箱に入れるのが一般的である。また、投票日の当日に指定の投票所に行けない有権者を考慮して、不在者投票や在宅投票など種々の投票も行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記のような従来の投票方法では、投票用紙を特定の場所に移動したり、人為的な手作業で集計を行っているので、集計に時間がかかったり、集計ミスなどが発生するなどの問題があった。
【0004】
そこで、電子的に投票用紙を読み取ったり、コンピュータを利用して投票を行うシステムも提案されているが、その電子投票における不正防止が難しく、また停電等の不測事態が発生したときの対策が難しいという問題がある。
【0005】
本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたもので、投票の不正を防止することができ、また、停電等の不測事態が発生した場合でもバックアップが可能な電子投票システムを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る電子投票システムは、投票所に電子投票端末を設置して投票を行う電子投票システムであって、前記電子投票端末による投票者の電子投票直後にその投票内容を用紙に印刷する印刷機を有し、前記用紙に印刷された投票内容が前記投票者により確認されたときに該用紙に印刷された印刷部分が見えなくなるように用紙の紙送りを行うとともに、前記印刷機により印刷された投票内容を管理サーバーに転送するように構成したものである。
【0007】
更に、前記電子投票端末による投票者の電子投票直後にその投票内容を該投票者に報知する報知手段を有し、前記報知された投票内容が前記投票者により確認されたときに印刷機により用紙に印刷された印刷部分が見えなくなるように用紙の紙送りを行うようにしたものである。
【0008】
また、投票者により投票内容の確認ボタンが押されてから所定時間後に用紙の紙送りを行うようにしたものである。
【0009】
また、前記印刷機により印刷する投票内容と管理サーバーに転送する投票内容に、同一の投票者の投票内容を識別可能な符号を含めるようにし、更に、印刷機の用紙の残量が所定値以下になったときに、その旨を表示するようにしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面について説明する。
【0011】
図1は本発明に係る電子投票システムの構成を示すブロック図である。本システムは、集計用WANに接続されたPCサーバー(管理サーバー)1とデータベース2を有し、このPCサーバー1にネットワーク3を介して各投票所の投票機10、20、……の電子投票端末11、21、……が接続されている。
【0012】
各投票機10、20、……には、上記電子投票端末11、21、……の他に、タッチ式の表示パネルを有したモニタ12、22、……、ロール式の印刷用紙を備えたロールプリンタ(印刷機)13、23、……、投票者(有権者)を検知するセンサ14、24、……、投票カードを入れるカードスロット15、25、……の他に、図示していないが、投票の確認ボタン、通信端末、また制御用のコンピュータ(CPU)などが設けられている。
【0013】
また、目の不自由な投票者(盲人)への配慮として、電子投票端末11、21、……による電子投票直後にその投票内容を該投票者に報知する報知手段を有しており、報知された投票内容を該投票者が確認したときに確認ボタン等で知らせることができるようになっている。この報知手段としては、例えばヘッドホンにより確認内容のメッセージを流すようにすることができる。
【0014】
本システムでは、各投票所において、電子投票端末11、21、……による投票者の電子投票直後にその投票内容をロールプリンタ13、23、……により用紙に印刷し、その用紙に印刷された投票内容が投票者により確認されたときに該用紙に印刷された投票内容の印刷部分が見えなくなるように用紙の紙送りを行うとともに、上記ロールプリンタ13、23、……により印刷された投票内容を選挙管理本部のPCサーバー1に転送するようになっている。
【0015】
また、目の不自由な人の場合は、電子投票端末11、21、……による電子投票直後にその投票内容を上述の報知手段により投票者に報知し、報知された投票内容が投票者により確認さたときにロールプリンタ13、23、……により用紙に印刷された印刷部分が見えなくなるように用紙の紙送りを行う。
【0016】
その際、投票者による投票内容の確認は上述の確認ボタンで行い、この確認ボタンが押されてから所定時間後、例えば3秒から6秒程度経過後に用紙の紙送りを行う。この時間は、投票者の移動時間等に応じて適宜決めれば良い。
【0017】
また、上記ロールプリンタ13、23、……により印刷する投票内容と管理側のPCサーバー1に転送する投票内容に、同一の投票者の投票内容を識別可能な符号を含めるようにする。更にその投票内容には、連番、投票所コード、投票機番号、年月日、時間、選挙コード、選挙区分、候補者コード、候補者氏名のデータの他に、それらのデータを表すバーコードを含めることができる。
【0018】
また、ロールプリンタ13、23、……の印刷用紙の残量をフィード作業毎にチェックし、残量が所定値以下になったときに、その旨をモニタ12、22、……などに表示して知らせる。その際、プリンタ13、23、……の機械番号、日時、責任者署名欄等を印刷後、その投票機10、20、……での投票は用紙交換まで停止する旨の内容を所定の表示部に表示する。
【0019】
次に、図2のフローチャートにより本実施例の投票の流れについて説明する。このフローチャートに示す制御処理は、各投票機10、20、……に設置された前述のコンピュータにより予めメモリに記憶されたプログラムに基づいて実行されるものである。
【0020】
S1では、投票待ちの画面表示となっており、電子投票の方法や手順などの案内表示となっている。この状態で、投票所に来た投票者により所定の投票カードがスロット15、25、……に挿入されると(S2)、モニタ12、22、……の表示パネルに選挙区分を表示し(S3)、続いてその選挙区分別の政党名や候補者を表示する(S4)。そして、投票者により候補者が選択され(S5)、すべての選挙区分の候補者が選択されて複数選挙の全投票が終了すると(S6)、その投票者の投票内容を画面に表示する(S7)。
【0021】
上記投票者が画面の表示内容を見て間違いないことを確認し、確認ボタンを押すと(S8)、ロールプリンタ13、23、……によりその投票内容を確認のために印刷する(S9)。そして、上記確認ボタンが押されてから例えば5秒から30秒の設定された時間が経過すると(S10)、ロールプリンタ13、23、……の印刷用紙の紙送りを行う(S11)。このとき、印刷された内容を投票者が確認して上記確認ボタンと同一あるいは別個の確認ボタンを押したときに紙送りを行うようにしても良い。
【0022】
そして、上記投票者によって確認された投票内容をデータとしてPCサーバー1に送信し(S12)、投票が終了した投票カードをスロット15、25、……から排出する(S13)。
【0023】
その後、投票者は上記スロット15、25、……に排出された投票カードを取り出し、投票所の出口等でそのカードを手渡すことで投票が終了する。一方、PCサーバー1に送信されたデータは選挙管理本部で集計され、これにより候補者の当選、落選が決定される。なお、投票者が候補者の選択をしないで棄権投票を行った場合でも、そのままの投票内容のデータが印刷及び送信される。
【0024】
ここで、本実施例では、投票者の電子投票直後にその投票内容を用紙に印刷して確認して貰うとともに、同一のデータを同一の連番にて選挙管理側に送信しており、センサ14、24、……でも人の出入りを監視できるので、2重投票など投票の不正を防止することができる。また、停電等の不測事態が発生して機械が使用できなくなった場合でも、同一データが用紙に印刷されて記録が残るので、バックアップが可能となる。
【0025】
すなわち、電子投票のプログラムの改ざんやプログラマーの不正を防止するために、投票内容を現場で印刷しており、その印刷内容を投票者本人が確認できるとともに、管理人も確認できるようにしている。
【0026】
その際、用紙に印刷した内容を次の投票者に見られないように時間を決めて紙送りを行っており、必要に応じて表示窓の閉鎖を行うこともできる。更に、印刷用紙の前面側に特殊なガラス板などを配置して、投票者以外の人が印刷内容を見ることができないようにすることもできる。
【0027】
また、印刷するデータとしては、光学式読み取り装置(OCR)や磁気記録装置により機械的に読み取り可能に、投票した候補者コード、機会番号、日時等を文字やバーコードにすることができ、再集計や再チェックも速やかに行うことができる。
【0028】
また、印刷機の故障やジャム(紙詰まり)などが発生して印刷物の読み取りが不能になった場合には、コンピュータに記録されている同一番号の投票内容を参照可能であり、投票分の再印刷も可能である。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、電子投票の不正を防止することができ、また、停電等の不測事態が発生した場合でも、バックアップが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子投票システムの構成を示すブロック図
【図2】実施例の投票の流れを示すフローチャート
【符号の説明】
1 PCサーバー
2 データベース
3 ネットワーク
10 投票機
11 電子投票端末
12 モニタ
13 ロールプリンタ
14 センサ
15 カードスロット
20 投票機
21 電子投票端末
22 モニタ
23 ロールプリンタ
24 センサ
25 カードスロット

Claims (5)

  1. 投票所に電子投票端末を設置して投票を行う電子投票システムであって、前記電子投票端末による投票者の電子投票直後にその投票内容を用紙に印刷する印刷機を有し、前記用紙に印刷された投票内容が前記投票者により確認されたときに該用紙に印刷された印刷部分が見えなくなるように用紙の紙送りを行うとともに、前記印刷機により印刷された投票内容を管理サーバーに転送することを特徴とする電子投票システム。
  2. 電子投票端末による投票者の電子投票直後にその投票内容を該投票者に報知する報知手段を有し、前記報知された投票内容が前記投票者により確認されたときに印刷機により用紙に印刷された印刷部分が見えなくなるように用紙の紙送りを行うことを特徴とする請求項1に記載の電子投票システム。
  3. 投票者により投票内容の確認ボタンが押されてから所定時間後に用紙の紙送りを行うことを特徴とする請求項1または2に記載の電子投票システム。
  4. 印刷機により印刷する投票内容と管理サーバーに転送する投票内容に、同一の投票者の投票内容を識別可能な符号を含めるようにしたことを特徴とする請求項1ないし3何れかに記載の電子投票システム。
  5. 印刷機の用紙の残量が所定値以下になったときに、その旨を表示するようにしたことを特徴とする請求項1ないし4何れかに記載の電子投票システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008055765A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Seiko Instruments Inc 用紙保持構造および電子投票装置用プリンタ
JP2010277323A (ja) * 2009-05-28 2010-12-09 Fujitsu Telecom Networks Ltd 電子投票システムおよびそのプログラム

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