JP2004077488A - 原子炉内のライザ・ブレースを修理するための方法及び装置 - Google Patents

原子炉内のライザ・ブレースを修理するための方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、ライザ・ブレース組立体(40)を原子炉容器の壁(30)に取り付ける溶接部を構造的に交換し、該ライザ・ブレース組立体(40)全体を補強するように設計され、これにより該ライザ・ブレース組立体(40)の固有振動数を増加させるクランプ装置(50)が提供される。
【解決手段】 1つの実施の形態において、クランプ装置(50)は、ライザ・ブレース(40)上の第1の溝(45a)と嵌合するようにされた第1プレート(51)と、該ライザ・ブレース(40)上の第2の溝(45b)と嵌合するようにされた第2プレート(52)とを含むことができる。該溝(45a、45b)によりクランプ装置(50)の位置合わせが可能となり、その結果第1及び第2プレート(51、52)をライザ・ブレース(40)に固定的に留め付けることができる。
【選択図】   図6

Description

 本発明は、一般に、原子炉に関し、より具体的には、沸騰水型原子炉のジェットポンプ組立体に横方向の支持を与えるライザ・ブレースを修理するための方法及び装置に関する。
 沸騰水型原子炉(BWR)の原子炉圧力容器(RPV)は、典型的には、略円筒形の形状を有し、両端が、例えば底部ベッド及び取り外し可能な上部ヘッドにより閉じられる。上部ガイドは、通常は、RPV内において炉心プレートの上方に離間して配設される。炉心シュラウドすなわちシュラウドは、典型的には、炉心を囲み、シュラウド支持構造により支持される。特に、シュラウドは、略円筒形の形状を有し、炉心プレート及び上部ガイドの両方を囲む。円筒形原子炉圧力容器と円筒形の形状をしたシュラウドとの間に空間すなわち環状部がある。
 図1は、沸騰水型原子炉の原子炉圧力容器(RPV)20の、一部を切り欠いた概略的な部分断面図である。RPV20は、略円筒形の形状を有し、一端は底部ヘッドにより閉じられ、他端は取り外し可能な上部ヘッド(図示せず)により閉じられる。上部ガイド(図示せず)がRPV20内において炉心プレート22の上方に設置される。シュラウド24は炉心プレート22を囲み、シュラウド支持構造26により支持される。降水管環状部28が、シュラウド24とRPV20の側壁30との間に形成される。
 小環ノズル32がRPV20の側壁30を貫通してジェットポンプ組立体34に連結される。ジェットポンプ組立体34は、ノズル32を貫通する熱スリーブ36、下方エルボー(図1では一部が見えているだけ)及びライザ管38を含む。熱スリーブ36は、第1端(図示せず)で下方エルボーの第2端に固定される。熱スリーブ36の第1端は、下方エルボーの第2端に溶接される。下方エルボーの第1端も、同様にライザ管38の一端に固定又は溶接される。ライザ管38はシュラウド24と側壁30との間で、これらと略平行に延びる。
 ライザ・ブレース組立体40がRPV20内でライザ管38を安定させる。ライザ・ブレース組立体40は、タイプ304のステンレス鋼から製造され、これは長期間にわたる使用後に溶接接合部で亀裂を生じやすい。ライザ・ブレース組立体40は、シュラウドと側壁30との間に連結され、図1に示すように、主としてライザ・ブレース管38を介して、ジェットポンプ組立体34に横方向の支持を与える。更に、ライザ・ブレース組立体40は、原子炉の起動及び加熱から生じる熱膨張の差を吸収し、且つ原子炉再循環ポンプに起因する原子炉水再循環システム(図示せず)内に加わる流動励起振動を吸収するように設計されている。
 図2は更に詳細に図1のライザ・ブレース組立体40を示す。ライザ・ブレース組立体40は、主としてライザ管38を介してジェットポンプ組立体34に横方向の支持を与え、ライザ・ブレースブロック43と、上方ライザ・ブレース板ばね41及び下方ライザ・ブレース板ばね42の2つのライザ・ブレース板ばねとを含む。板ばね41及び42を、溶接によりライザ・ブレースブロック43に取り付け、ライザ・ブレースブロック43を支持パッド130に溶接し、次に、該パッドをRPVの側壁30に取り付ける。他端では、ライザ・ブレース組立体40を、通常、ライザ管38に溶接された1/2インチ厚のプレートであるブレースプレート49のようなヨークに連結する。
 図2のライザ・ブレース組立体40において、溶接部は、ブレースプレート49をライザ管38に取り付ける溶接部、ライザ・ブレースブロック43を支持パッド130に取り付ける溶接部、及び板ばね41及び42を該ブレースプレート49に取り付ける溶接部を含む。これらの溶接部は、現場溶接である(現場で作られる)。ライザ・ブレース・ブロック43を上方及び下方ライザ・ブレース板ばね41及び42に連結する溶接部は、工場溶接である(例えば、工場内で予め製造される)。
 振動疲労に起因する溶接の破壊及び/又は粒界応力腐食割れ(IGSCC)に起因する溶接の割れは、ライザ・ブレース組立体40をRPV20に接合している溶接部のひとつを破壊させる場合がある。この溶接部分の近くにおけるライザ・ブレース40の分離は、BWRの安全性に悪影響を及ぼすことがある。潜在的に、ライザ・ブレース組立体40がRPV20から分離されると(例えば、RPVの側壁30において)、ライザ管38は不安定になり、ジェットポンプ組立体34に悪影響を及ぼすことになる。1つのジェットポンプ組立体だけが損傷した場合でも、大がかりな量の配管を交換又は修理のいずれかを行なわなければならない。降水管環状部28の領域における溶接部の修理は、通常、手の届きにくさ、及び作業員に対する過度の放射線被爆が現実として起こり得ることにより実用的ではないため、容器内の機械加工がほとんどないか又は全くない、割れたライザ・ブレースを修理するための方法及び装置の必要性が存在する。
 本発明は、作動しているBWRの原子炉圧力容器内のライザ・ブレース組立体を修理するための方法及び装置を提供する。ひとつの実施の形態において、装置は、溶接部(例えば、ライザ・ブレース組立体を原子炉容器の壁に取り付ける)を構造的に交換し、該ライザ・ブレース組立体全体を補強するように設計されたクランプ装置を含み、これにより、該ライザ・ブレース組立体の固有振動数を増加させる。クランプ装置の取り付けは、ジェットポンプ組立体のハードウェア又はシュラウド修理用のハードウェアのような、取り付けられている原子炉のどのようなハードウェアについても、取り外しを必要とするものであってはならない。
 1つの実施の形態において、クランプ装置は、ライザ・ブレース組立体上の第1の溝と嵌合するようにされた第1プレートと、該ライザ・ブレース組立体上の第2の溝と嵌合するようにされた第2プレートとを含むことができる。該溝によりクランプ装置の位置合わせが可能となり、その結果第1及び第2プレートをライザ・ブレース組立体に固定的に留め付けることができる。
 本発明は以下に与えられる詳細な説明及び添付図面からより完全に理解されるであろう。図面において、同じ要素は同じ参照符号により表されるが、該参照符号は単に説明の目的で与えられているに過ぎず、従って本発明を制限するものではない。
 本発明によるライザ・ブレース修理用クランプ装置は、(1)上方ライザ・ブレース板ばね及び/又は下方ライザ・ブレース板ばねをライザ・ブレース・ブロックにおいて原子炉容器の壁に取り付ける溶接部を構造的に交換し、(2)ライザ・ブレース組立体全体を補強するように設計され、それにより該ライザ・ブレース組立体の固有振動数を増加させる。一般に、この取り付けは、ライザ・ブレース・クランプ装置を取り付けること、原子炉におけるハードウェアを組み立てること、及び複数の機械式ファスナに予荷重を与えロックして、該ライザ・ブレース・クランプ装置を適当な位置に固定すること、に備えて該ライザ・ブレース組立体/RPVの側壁との界面の近くの位置に放電加工(EDM)を行なうこと含む。
 ライザ・ブレース修理用クランプ装置とRPV側壁と間に界面を形成するために、EDMにより、ライザ・ブレース組立体の一部であるライザ・ブレースブロックの上面及び下面に、二重テーパ溝を機械加工する。これらの溝が、ライザ・ブレース修理用クランプ装置の上部プレート及び支持プレートの舌部を受ける。更に、EDMにより、ライザ・ブレース組立体の上方ライザ・ブレース板ばね及び下方ライザ・ブレース板ばねを通してクリアランスホールを機械加工して、ライザ・ブレース修理用クランプ装置の中央ブロックボルトの挿通を可能にし、これにより該ライザ・ブレース修理用クランプ装置を該ライザ・ブレース組立体に固定するための付加的な支持がもたらされる。
 図3は、本発明の例示的な実施の形態によるライザ・ブレース修理用クランプ装置(以下クランプ装置50)の斜視図である。クランプ装置50は、ライザ・ブレース組立体40をRPVの側壁30に固定的に取り付ける。クランプ装置50は上部プレート51と支持プレート52とを含む。上部プレート51及び支持プレート52は、ウェッジ組立体60を間に挟む。更に説明されるように、クランプ装置50は、RPVの側壁30とライザ・ブレース組立体40との間の界面に近接して位置するように構成される。上部プレート51及び支持プレート52は、多数のクランプボルト53及びクランプボルトナット55によってウェッジ組立体60の周りに固定的に連結される。更に、クランプ装置50はブロック部分90を含み(点線参照)、該ブロック部分は、クランプ装置50をライザ・ブレース組立体40のライザ・ブレースブロック43に固定するための中央ブロックボルト91及び側部ブロックボルト92、93を含む。ブロック部分90は、実際上は、上部プレート51及び支持プレート52の一体的な部分であるが、以下に該ブロック部分90について更に詳細に述べられる保持要素の違いを明確にするためだけのものとして識別される。
 更に、以下に更に詳細に説明されるように、上部プレート51は、クランプボルトナット用ラチェットスプリング56及びブロックボルトナット用ラッチスプリング96を含む保持要素を含み、該保持要素により、クランプボルトナット55及びブロックボルトナット94の回転が一方向にだけ可能となる。ウェッジ組立体60は、ウェッジボルト72及びナットプレート81を介して互いに固定的に取り付けられる幾つかの部分又は構成部品からなるものとすることができる。ウェッジ組立体60は、更に、ウェッジボルト72を適所に固定するためのラッチ75を含む。
 更に、以下により詳細に説明されるように、上部プレート51及び支持プレート52は、ライザ・ブレース組立体40の表面に機械加工された対応する溝と嵌合するための舌部分を含む。上部プレート51は上方嵌合舌部98を含み、支持プレート52には下方嵌合舌部99を備える。更に、上部プレート51は、ウェッジ組立体60の1つのウェッジ構成部品からキー62を受けるように形成されたスロット162a及び162bを含み、該上部プレート51、該支持プレート52及び該ウェッジ組立体60が適切に位置合わせされるのを確実にする。
 図4は、クランプ装置50の取り付けに備えて行われる機械加工の前及び後の図2のライザ・ブレース組立体40を示す。上述のように、ライザ・ブレース装置40は、溶接部140によりライザ・ブレース・ブロック43に取り付けられる上方ライザ・ブレース板ばね41及び下方ライザ・ブレース板ばね42を含む。ライザ・ブレース・ブロック43を、パッド130に固定的に取り付け、次いでRPVの側壁30に固定する。ライザ・ブレース板ばね41、42は、ジェットポンプ組立体34(図示せず)を支持するライザ管38を跨ぎ、該ライザ管38に横方向の支持が与えられる。ライザ・ブレース板ばね41及び42をブレースプレート49に他端(図示せず)で取り付け、次いで、ライザ管38に溶接する。
 溶接部140に近い部分及び又は該溶接部の1つにおけるライザ・ブレース組立体40の分離は、幾つかのBWRの安全性に悪影響を及ぼす場合がある。潜在的に、ライザ・ブレース組立体40がRPV20から分離されると(例えば、RPVの側壁30において)、ライザ管38は不安定になり、従ってジェットポンプ組立体34に悪影響を及ぼすことになる。従って、以下により詳細に説明されるように、クランプ装置50は、ライザ・ブレースブロック43とライザ・ブレース板ばね41及び42との間の溶接部140近傍及び/又は該溶接部に取り付けられる。
 図4に示すように、この取り付けを容易にするために、溝45a及び45bをライザ・ブレースブロック43の上面46及び下面47に機械加工する。これらの溝は、上部プレート51及び支持プレート52の舌部98及び99を受けるものである。更に、クランプ組立体50のブロック部分90の中央ブロックボルト91を受けるために、板ばね41及び42にクリアランスホール48を機械加工する。
 図5は、図3に示されるクランプ装置50の分解斜視図である。クランプ装置50の主要構成部品は、上部プレート51と、支持プレート52と、ウェッジ組立体60と、以下で詳細に説明される関連する機械式ファスナ及び保持装置とを含む。
 上部プレート51は、クランプボルトナット用ラチェットスプリング56及びブロック部分90のブロックボルトナット用ラッチスプリング96を収容するために必要なスロット、穴及びアンダーカットを含む。例えば、上部プレート51の質量を減らすため及びクランプボルトナット用ラチェットスプリング56とブロックボルトナット用ラッチスプリング96とを受けるためにスロット251が、及びクランプボルトナット55又はブロックボルトナット94を受けるために座ぐり155が、それぞれ設けられている。舌部58a及び58b(58bは図5に示されていない)が、上部プレート51内に組み込まれ、該上部プレート51の底面151から突出する。舌部58a及び58bは、支持プレート52の「ブラインド」溝59a及び59bと嵌合する。これらの舌部及び溝部を入れ換えることができる(例えば、舌部58a/bを支持プレート52上に設け、溝59a/bを上部プレート51上に設けることができる)ことを理解されたい。更に、上部プレート51は、クランプ装置50をRPV20内に取り付けるための特別のツーリングを受けるようにタップ立てした貫通穴203を含む。
 更に、少なくとも1つのスロット162a/162bが、ウェッジ組立体60のキー付きウェッジ61のキー62と嵌合するように設けられる。如何なる所定の取り付けにおいても、1つのスロット162a/162bだけを用いることが好ましい。必要であれば、代わりのスロット162a又は162bをウェッジ組立体60の「鏡像的」取り付けが可能となるように設けて、図3、図5又は図6に示されるものとは異なり、クランプ装置50の反対側(例えば180度)から該ウェッジ組立体60を取り付けるようにすることができる。鏡像的取り付けには、可動ウェッジ69を、鏡像的可動ウェッジ部分69及び鏡像的ラッチ部75(図示せず)と置き換えることが必要になる。
 クランプボルトナット55とブロックボルトナット94は略同一である。ブロックボルトナット94は、より長いブロックボルト91乃至93を受け入れるためにクランプボルトナット55よりも長い。ブロックボルトナット94は、該ブロックボルトナット94の外周に均等な間隔で機械加工された48本のラチェット歯95により特徴付けられる。ブロックボルトナット94は内径1/2−20UNFのタップ(図示せず)でネジ切りされていることが好ましいが、他のタップ寸法も本発明の範囲内である。更に、十分なボルト頭部の空間と内部が六角形の内側形状194が形成され、これによりブロックボルトナット94を所望通りに回転させることが可能になる。
 クランプボルトナット用ラチェットスプリング56及びブロックボルトナット用ラッチスプリング96はそれぞれ、クランプボルトナット55のクランプボルトナット用ラチェット歯54及びブロックボルトナット94のブロックボルトナット用ラッチェット歯95と整合するラチェット歯57と97とを含む。ナット55、94をボルトの予荷重を増加させる方向に回転させると、これらのスプリング及びラッチは片持ち梁のように作用し、該各ナット55又は94の回転を可能にするのに必要な距離だけ撓む。ラチェット歯54/57及び95/97は、所望の方向の回転だけを可能にするように方向付けされている。スプリング56、96及びラチェット歯54/57及び95/97が「カム作用により戻され」て、対象の歯54又は95に対する間隙が形成された後にのみナット55又は94を取り外すことができる。
 クランプボルト53及びブロックボルト91乃至93は同様のものである。ブロックボルト91乃至93はクランプボルト53より長く、ブロックボルトナット94の良好な取り付けに役立つより長い先細になった端部を備えている。クランプボルト53及びブロックボルト91乃至93の両方は、遠位端100、110に外径1/2−20UNFのネジ山と、近位端(ボルト頭部の端部)101、111に9/16−20UNの左回りのネジ山を含むのが好ましい。各々のボルト53、91乃至93が、近位端101、111に設けられたフランジ153を有し、該フランジは、クランプ装置50の組立体上で支持プレート52の下側152における座ぐり凹部内に着座する。ボルト53及び91乃至93は、好ましくは、クランプボルト53及びブロックボルト91乃至93の近位端101、111内に機械加工された内径が1/4インチの六角形のソケット253を用いて、支持プレート52内に緊密に着座する。
 従って、支持プレート52の特徴は、ライザ・ブレース・ブロック43に機械加工された溝45bと嵌合するための前述の舌部99と、4つのクランプボルト53を受けるように設計された7つの座ぐりネジ付き開口部102と、3つのブロックボルト91乃至93と、上部プレート51の対応する舌部58a及び58bを受けるためのブラインド溝59a及び59bと、取り付け用のツーリングに連結するための座ぐりスロット開口部103と、該支持プレート52の質量又は重量を低減するように設計された、該プレート内に設けられたスロット104とを含む。座ぐりネジ付き開口部102は、クランプボルト53及びブロックボルト91乃至93の近位端101、111を受けるように、9/16−20UNの左回りのネジを持つ設計とすることが好ましい。このネジを選択すると、クランプボルトナット55及びブロックボルトナット94をクランプボルト53及びブロックボルト91乃至93のそれぞれに対してトルクを加える下で、該クランプボルト53及び該ブロックボルト91乃至93が緩まないことが保証される。更に、ネジ付き開口部102の直径は、組み立て中にクランプボルト53及びブロックボルト91乃至93の遠位端100、110を通すのに十分な大きさである。
 上述のように、支持プレート52のブラインド溝59a及び59bは、上部プレート51の舌部58a及び58bと嵌合する。この界面は、支持プレート52及び上部プレート51の、半径方向及び接線方向の両方についての位置合わせを確実にし、従って、適切なクランプボルト53及びブロックボルト91乃至93の位置決めを確実にする。このボルトの位置決めにより、クランプボルトナット55及びブロックボルトナット94が適切に上部プレート51の座ぐり155に中心を置くことが確実となり、これによりクランプボルトナット55上のラチェット歯54がクランプボルトナット用ラチェットスプリング56上のラチェット歯57と適切に係合すること、及びブロックボルトナット94上のラチェット歯95がブロックボルトナット用ラッチスプリング96上の歯97と適切に係合することが容易になる。上部プレート51は、該上部プレート51上に配置されたブロック部分90の反対側の縁部に、該上部プレート51の中央部で厚さを増すウェブ114を含む。上部プレート51と同様に、支持プレート52も、該支持プレート52上に配置されたブロック部分90の反対側の縁部に、ウェブを備える。ウェブ114と、該上部プレート51及び該支持プレート52の厚くなった部分116(図3及び図5参照)は、上部プレート51及び支持プレート52の曲げに対する断面係数を増加させるように、一体となって作用する。
 ウェッジ組立体60は、キー付きウェッジ61、固定ウェッジ64、可動ウェッジ69及び連結ウェッジ70の4つのウェッジ構成部品と、関連する機械式ファスナ及び保持装置からなる。これらのウェッジ構成部品の第一のものがキー付きウェッジ61である。キー付きウェッジ61の平面161が、上方ライザ・ブレース板ばね41の下側表面で嵌合する。更に、キー付きウェッジ61は、ウェッジ組立体60を上方ライザ・ブレース板ばね41に対して位置決めするのに役立つキー62を含む。更に、このキー62が、ウェッジ組立体60をクランプ装置50の他の構成部品に対して適切に位置決めするように上部プレート51と整合する。キー付きウェッジ61の反対側の傾斜面63は、160度の上反角を形成する。
 固定ウェッジ64は、キー付きウェッジ61とほぼ同一であるが、キー62がない。固定ウェッジ64の平坦な面164は、下方ライザ・ブレース板ばね42の上面と嵌合する。キー付きウェッジ61と同様に、固定ウェッジ64の反対側の傾斜面65は、160度の上反角を形成する。
 キー付きウェッジ61及び固定ウェッジ64の互いに対する位置合わせを維持するために段付きネジ66が備えられる。キー付きウェッジ61内の座ぐりクリアランスホール67により、段付きネジ66の挿通が可能になる。クリアランスホール67における座ぐりの深さは、キー付きウェッジ61と固定ウェッジ64の構成部品との間の運動範囲に対応するものである。段付きネジ66は、固定ウェッジのタップ穴68に螺入されることによって該固定ウェッジ64に固定される。キー付きウェッジ61及び固定ウェッジ64の対抗する傾斜面63及び65は、20度の傾斜角を形成する。
 ウェッジ組立体60の残りのウェッジ構成部品は、可動ウェッジ69と、連結ウェッジ70とを含む。これらのウェッジ構成部品の両方に共通の特徴は、ウェッジボルト72を受ける円形の貫通穴(連結ウェッジ70の170に示される)を含むことである。更に、可動ウェッジ69及び連結ウェッジ70は各々、20度の傾斜角を形成する傾斜面(169及び172)と、4つのクランプボルト53のための間隙を形成する切り欠き(171及び174)とを有する。可動ウェッジ69と連結ウェッジ70とは互いに向き合い、それらの傾斜面169及び172はキー付きウェッジ61及び固定ウェッジ64の傾斜面63及び65と嵌合する。
 4つのウェッジ構成部品61、64、69及び70は、傾斜面63、65、169及び172が適切に嵌合されているときは、通常位置合わせされた状態の傾向を有するが、ウェッジボルト72の軸線に垂直な方向に関しては例外である。この垂直方向において所望の位置合わせを維持するために、「レッジ」特徴部が可動ウェッジ69及び連結ウェッジ70の設計に組み込まれる。具体的には、図5及び図6を参照すると、突出部250が可動ウェッジ69及び連結ウェッジ70の縁部に形成され、これによりウェッジ組立体60が組み立てらたとき、4つのウェッジの全てがウェッジボルト72の軸線と垂直な方向で整列することを確実にする。
 可動ウェッジ69は、ウェッジボルト頭部272とウェッジボルト72とを受けるために、円形の座ぐり凹部71と、円形の貫通穴170(図示せず)とを含む。ウェッジボルト72の設計には、ボルト頭部272の外周に均等な間隔で機械加工された36本のラチェット歯73を組み込んでいる。このラチェット歯73はラッチ75の歯74と係合し、これによりウェッジボルト72は、ライザ・ブレース組立体40に固有の流動励起振動環境において緩むことが防止される。
 更に、円形の溝76をウェッジボルト72の頭部272に設ける。この円形の溝76の目的は、ウェッジボルト72の可動ウェッジ69との係留状態を維持することである。これは、ウェッジボルト72の回転軸に垂直な軸線を有する穿孔通路(図示せず)内に止めピン77を差し込むことによって達成される。止めピン77は、止めピン77と、該止めピン77の直径よりも僅かに小さい径の穿孔通路との間の締まり嵌めによって係留状態に保持される。止めピンが挿入された後、該穿孔通路の開口部を僅かに据え込んで、止めピン77を穿孔通路内に固定する。可動ウェッジ69における穿孔通路は、ウェッジボルト72の円形の溝76と一致するように精密に配置されており、よって該ウェッジボルト72の回転運動が可能になり、且つ該ウェッジボルト72の並進運動が防止される。
 ラッチ75は可動ウェッジ69の機械加工された凹部79内にあり、同様に、適当な止めピン78を取り付けることにより係留状態が保持される。ラッチ75のラチェット歯74はウェッジボルト72のラチェット歯73と相互作用して、ウェッジボルト72が回転したときに、該ラッチ75が片持ち梁状に撓むようになる。この撓みは、ウェッジボルトのチェット歯73を通すのに十分なものである。それぞれのラチェット歯73及び74に機械加工される角度は、ウェッジボルト72が可動ウェッジ69と連結ウェッジ70との間の距離が短くなる方向にだけ回転可能となるように構成される。この運動は、ウェッジ構成部品全ての傾斜面63、65、169及び172全体に働いて、キー付きウェッジ61及び固定ウェッジ64が互いに離れ、これらの平坦な面161及び164が互いに平行に維持されるようになる。
 連結ウェッジ70はナットプレート81を含み、該ナットプレートは、ウェッジボルト72を受ける円形の貫通穴170に垂直な平面181を支持するように装着される。ナットプレート81は、ウェッジボルト72のネジ付き端部83を受けるためのタップ立てした貫通穴82を含む。ナットプレート81は浮動可能であるが、回転は阻止されており、よってウェッジボルト72と共に作動して、可動ウェッジ69と連結ウェッジ70との間の相対距離を制御することができる。具体的には、ナットプレート81は連結ウェッジ70の中に圧入される止めピン84によって該連結ウェッジ70への係留状態が保持される。止めピン84はナットプレート81におけるオーバーサイズの貫通穴85を貫通し、これによって該ナットプレート81が浮動可能となるが、ウェッジボルト72の回転とは併せて動くことはできない。止めピン84は、穿孔通路85における締まり嵌めにより係留状態に保持される点で止めピン77と類似している。
 従って、ウェッジ構成部品61、64、69並びに70及びこれらと関連するファスナは、クランプ装置50の全体の質量を最小にするという意図で設計されている。更に、可動ウェッジ69の上面87に配置されている2つの小さなブラインド穴86がツーリング目的で設けられる。機械式ファスナの全てに適切に予荷重を加え、ラチェットスプリング及びラッチが適切に係合されることが確認された後に、クランプ装置50が完全に取り付けられ、従って、ライザ・ブレース組立体の修理が完了する。
 図6は、本発明の例示的な実施の形態による原子炉圧力容器(RPV)20内のクランプ装置50の連結を示す。具体的には、図6は、クランプ装置50の種々の構成部品がライザ・ブレース組立体40の構成部品とどのように界面を形成しているかをより明らかに示すために、該クランプ装置50の断面(例えば、半部分)を示している。
 上部プレート51の舌部98及び支持プレート52の舌部99は、ライザ・ブレースブロック43の上面46及び下面47に設けられた対応する二重テーパ溝45a、45bと係合するように先細にされることが好ましい。溶接部140においてライザ・ブレースブロック43に取り付けられるライザ・ブレース板ばね41及び42は、上部プレート51又は支持プレート52とウェッジ組立体60との間に挟まれる。クランプ装置50のブロック部分90をライザ・ブレース・ブロック43に固定するために、中央ブロックボルト91をクリアランスホール48に挿通させる。
 ウェッジ組立体60は調整可能であり、ライザ・ブレース板ばね41と42との間に取り付けられ、このようにして該板ばね41と42との間の空間を埋める。
ウェッジ組立体60の構成部品は、前述のライザ・ブレース上に応力を均等に配分するように構成される。上部プレート51及び支持プレート52は、それぞれ上方ライザ・ブレース板ばね41の上と、下方ライザ・ブレース板ばね42の下に取り付けられる。機械式ファスナをクランプ装置50の隅部に設けて機械的な予荷重を加え(例えば、クランプボルト53、クランプボルトナット55など)、更にウェッジボルト72及びナットプレート81によりウェッジ組立体60に予荷重を加えるようにする。上部プレート51と支持プレート52との間の舌部と溝との界面(例えば、舌部58aと溝59aとの間の界面)は、接線方向及び半径方向の両方において上部プレート51と支持プレート52との位置合わせをもたらし、RPV20の軸に対して軸線方向に摺動することを可能にする。キー付きウェッジ61におけるキー62を省く場合には、ウェッジ組立体60が板ばね41及び42と適切に係合するように該ウェッジ組立体60を正確に配置するための機構はなくなる。
 クランプ装置50について述べてきたが、次にライザ・ブレース組立体40における溶接部を修理/交換するための方法を説明する。以下の説明の理解を助けるために、更に、図3乃至図6を参照されたい。
 図7は、本発明によるライザ・ブレース組立体を修理する例示的な方法を示すフローチャートである。一般に、保守/修理人員用の原子炉安全手順に従って、取り付け位置の全体の検査を録画して、ライザ・ブレース組立体の施工完了時の構造に関して予期していなかったあらゆるものを探査した後、クランプ装置50が取り付けられる位置が準備される。クランプ装置50の構成部品は、幾つかの位置(支持プレート52の穴103、可動ウェッジ69のタップ立てされた穴86、及び上部プレート51のタップ立てされた貫通穴203)で、クランプ装置50に連結される特別なツーリングにより、RPV20内の液没位置にまで移動させられる。
 特に、ライザ・ブレースブロック43の一部を機械加工する(段階S10)。これは、ライザ・ブレース・ブロック43の所望の部分を機械加工して取り除く容器内機械加工(例えば放電加工(EDM))により達成することができる。具体的には、ライザ・ブレースブロック43の上面46及び下面47をEDMにより機械加工して、ライザ・ブレースブロックとライザ・ブレース板ばね界面におけるあらゆる溶接クラウンを取り除く。
 更に、この機械加工段階において、二重テーパ溝45a、45bをライザ・ブレースブロック43の上面46及び下面47に機械加工する。ライザ・ブレースブロック43の上面46及び下面47の各々に1つずつ、2つの溝を機械加工して、すなわち二重テーパ溝とする。更に、この機械加工段階の間に、クリアランスホール48が上方ライザ・ブレース板ばね41及び下方ライザ・ブレース板ばね42に設けられて、クランプ装置50のブロック部分90における中央ブロックボルト91の挿通が可能となる。
 二重テーパ溝45a、45bについて、必要な機械加工のための測定を行なう(段階S20)。これらの測定を用いると、舌部98及び99が二重テーパ溝45a、45b内に適切に嵌合することが確実になる。この測定に基づいて、舌部98及び99は現場で機械加工されて、適切な嵌合が確実となる。
 クランプ装置50を取り付ける前に、ウェッジ組立体60を組み立てて取り付ける(段階S30)。クランプ装置50は、アクセスカバーから60フィートを超えて離れ、且つ液没していることが多いライザ・ブレース組立体40に遠隔的に取り付けられることになり、RPV20内の操作が困難である場合には、可能な限り多くの構成部品を予め組み立てておくことが実用的である。一般に、キー付きウェッジ61、固定ウェッジ64、可動ウェッジ69及び連結ウェッジ70は、段付きネジ66、ラッチ75、ナットプレート81、ウェッジボルト72、及び既にそれぞれのウェッジ構成部品に挿入され固定されている止めピン77、78及び84により予め組み立てておく。上方ライザ・ブレース板ばね41及び下方ライザ・ブレース板ばね42との間の空間には、如何なる異物も存在しないことを確認する(板ばね表面は滑らかで且つ平坦にすべきである)。ライザ・ブレース板ばね41と42との間の取り付けを容易にするために、上方ライザ・ブレース板ばね41と下方ライザ・ブレース板ばね42との間の距離又は空間を確認し、ウェッジ組立体60の厚さを所定の厚さに設定する。次に、所望の位置に配置されたキー付きウェッジ61が、上方ライザ・ブレース板ばね41に接触して支持する状態で、ウェッジ組立体60全体を該ライザ・ブレース板ばね41及び42の間に取り付ける。
 クランプ装置50の残りの部品を組み立てる(段階S40)。支持プレート52(クランプボルト53及びブロックボルト91乃至93を備える)を、ライザ・ブレース板ばね41及び42のクリアランスホール48を貫通して延びる中央ブロックボルト91と共に、及びライザ・ブレース・ブロック43の下面47の溝45bに係合する支持プレート52の舌部99と共に、RPV内に位置決めする。クランプボルトナット用ラチェットスプリング56及びブロックボルトナット用ラッチスプリング96が既に所定の位置に固定された上部プレート51を、ボア開口部255から延びるクランプボルト53及びブロックボルト91乃至93の上方で且つこれを覆うように位置決めする。RPV20内の取り付けの複雑さを制限するために、ウェッジ組立体60と同様に、これらの構成部品をRPV20の外部で予め組み立てる(例えば、現場で組み立てる)。
 特に、上部プレート51及び関連するナット55及び94を、ライザ・ブレースブロック43の上面46の溝45aに係合する該上部プレートの舌部98によりRPV内に位置決めし、キー付きウェッジ61のキー62を該上部プレート51のスロット162aに係合させる。図6に示すように、クランプボルト53がウェッジ組立体60を跨ぐ状態で、且つ該クランプボルト53及びブロックボルト91乃至93が上部プレート51のボア開口部255を貫通して突出する状態で、該上部プレート51は上方ライザ・ブレース板ばね41の上面と接触すべきであり、且つ支持プレート52は下方ライザ・ブレース板ばね42の下側表面と接触すべきである。
 クランプ力を加え(段階S50)、クランプ装置50をライザ・ブレース組立体40に固定的に留め付ける。3つのブロックナット91乃至93及び4つのクランプボルトナット55を取り付け、最初に所望のトルク(例えば、2+/−1lb−ftなど)まで締め付ける。クランプ装置50に均等な圧力を維持するように交互に各クランプボルトナット55に徐々にトルクを与える(例えば、30lb−ftまで5lb−ft増加刻みで)。
 ウェッジボルト72は、ウェッジ組立体60の厚さを増加させて、上方ライザ・ブレース板ばね41と下方ライザ・ブレース板ばね42との間の空間を埋めるために、最初にトルクを与えられる(例えば、10+/−2.5lb−ftまでなど)。ウェッジボルト72にトルクを与える工程は、ラッチ75の歯74が該ウェッジボルト72の歯73と完全に係合するまで繰り返される。必要であれば、対象のラッチ歯74が完全に係合するように、ウェッジボルト72のトルクを増加させる。同様に、クランプボルトナット用ラッチェットスプリング56の歯57及びブロックボルトナット用ラッチスプリング96の歯97もクランプボルトナット55の歯54及びブロックボルトナット94の歯95とそれぞれ完全に係合していることを確認する。必要であれば、対象のラッチ歯95、54が完全に係合するように、ブロックボルトナット94及びクランプボルトナット55のトルクを増加させる。
 取り付けられたクランプ装置50は、上方ライザ・ブレース板ばね41及び/又は下方ライザ・ブレース板ばね42をライザ・ブレース・ブロック43に取り付けている溶接部140を構造的に交換するものである。更に、取り付けられたクランプ装置50は、ライザ・ブレース組立体40全体を補強し、これにより該ライザ・ブレース組立体40の固有振動数が増加する。これは、BMRのジェットポンプ組立体34に固有の流動励起振動に起因する重要なことである。ライザ・ブレース組立体40は、原子炉の起動及び加熱から生じる熱膨張の差を吸収し、且つ原子炉再循環ポンプに起因する原子炉水再循環システム(図示せず)内に加わる流動励起振動を吸収するように設計されている。これは、本発明の該方法及びクランプ装置により、ライザ・ブレース組立体40の固有振動数が、如何なるポンプ速度においても、再循環ポンプの羽根通過振動数よりも大きくなることによる。
 以上、本発明を説明したが、同じものを多くの方法により変更できることが明らかであろう。なお、特許請求の範囲に記載された符号は、理解容易のためであってなんら発明の技術的範囲を実施例に限縮するものではない。
沸騰水型原子炉の一部を切り欠いた概略的な部分断面図。 本発明の例示的な実施の形態によるライザ・ブレース組立体を示す図。 本発明の例示的な実施の形態によるライザ・ブレース修理用クランプ装置の斜視図。 本発明による機械加工の前と後のライザ・ブレース組立体の詳細図。 本発明の例示的な実施の形態による、図3に示されるクランプ装置の分解斜視図。 本発明の例示的な実施の形態による原子炉圧力容器(RPV)内のクランプ装置の連結を示す図。 本発明によるライザ・ブレース組立体を修理するための例示的な方法を示すフローチャート。
符号の説明
 40 ライザ・ブレース組立体
 41 上方ライザ・ブレース板ばね
 42 下方ライザ・ブレース板ばね
 43 ライザ・ブレース・ブロック
 30 RPVの側壁
 38 ライザ管
 50 クランプ装置
 34 ジェットポンプ組立体
 45a 第1の溝
 45b 第2の溝
 51 第1プレート、上部プレート
 52 第2プレート、支持プレート
 60 ウェッジ組立体

Claims (22)

  1. 原子炉内のジェットポンプ組立体(34)を支持するライザ・ブレース(40)を修理するためのクランプ装置(50)であって、
     前記ライザ・ブレース(40)上の第1の溝(45a)と嵌合するようにされた第1プレート(51)と、
     前記ライザ・ブレース(40)上の第2の溝(45b)と嵌合するようにされた第2プレート(52)と、
    を備え、
     前記第1及び第2プレート(51、52)が前記ライザ・ブレース(40)に固定的に取り付けられた、
    ことを特徴とするクランプ装置(50)。
  2. 前記第1及び第2プレート(51、52)の間に設けられたウェッジ組立体(60)を更に備える請求項1に記載のクランプ装置(50)。
  3. 前記ライザ・ブレース(40)が、前記第1プレート(51)と係合する上面(46)を有する上方板ばね(41)と、前記第2プレート(52)と係合する底面(47)を有する底部板ばね(42)とを含み、
     前記第1及び第2プレート(51、52)の間の前記ウェッジ組立体(60)が、前記上方板ばね(41)の底面(47)と前記底部板ばね(42)の上面(46)とに係合する、
    請求項2に記載のクランプ装置(50)。
  4. 前記ウェッジ組立体(60)が、応力を前記ライザ・ブレース(40)の表面上に均等に配分するための複数のウェッジ構成部品(61、64、69、70)を更に含む請求項2に記載のクランプ装置(50)。
  5. 前記ウェッジ構成部品(61)の1つが、前記第1又は第2プレート(51、52)のスロット(162a、162b)と係合するキー(62)を含む請求項4に記載のクランプ装置(50)。
  6. 前記ライザ・ブレース(40)が、前記ライザ・ブレース(40)を前記原子炉の壁に連結するブロック(43)を含み、前記ブロック(43)が前記第1及び第2プレート(51、52)と係合するための上面(46)上に設けられた第1の溝(45a)と下面上に設けられた第2の溝(45b)とを含む請求項1に記載のクランプ装置(50)。
  7. 前記第1及び第2プレート(51、52)が、前記第1及び第2の溝(45a、45b)と係合する舌部分(98、99)を含む請求項1に記載のクランプ装置(50)。
  8. 前記舌部分(98、99)が先細である請求項7に記載のクランプ装置(50)。
  9. 前記第1及び第2プレート(51、52)が、前記第1及び第2の溝(45a、45b)と係合する舌部分(98、99)を含む請求項6に記載のクランプ装置(50)。
  10. 前記舌部分(98、99)が先細である請求項9に記載のクランプ装置(50)。
  11. 前記第1及び第2プレート(51、52)が、クランプ力を与えるように適合された機械式ファスナ(53、55)により、前記ライザ・ブレース(40)に固定的に取り付けられている請求項1に記載のクランプ装置(50)。
  12. 前記第1及び第2プレート(51、52)が、舌部と溝の界面(58a、58b、59a、59b)を介して互いに係合する請求項1に記載のクランプ装置。
  13. 原子炉の壁と前記原子炉内のジェットポンプ組立体を支持するライザ・ブレースとの間にクランプ装置を取り付けるための方法であって、
     前記ライザ・ブレースの上面及び底面に溝を機械加工し、
     前記クランプ装置の部分を前記溝の中に挿入し、
     クランプ力を加えて、前記クランプ装置を界面において前記ライザ・ブレースに固定する、
    段階を含む方法。
  14. 前記クランプ装置が第1及び第2プレートを含み、
     該第1及び第2プレートの間にウェッジ組立体を挿入する、
    段階を更に含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. ウェッジ組立体を挿入する前記段階が、
     前記ウェッジ組立体の上面を前記ライザ・ブレースの表面に係合させ、
     前記ウェッジ組立体の底面を前記ライザ・ブレースの別の表面に係合させる、
    ことを更に含む請求項13に記載の方法。
  16. 前記クランプ装置の部分を挿入する段階が、前記クランプ装置の舌部分を前記機械加工された溝に係合させることを含む請求項13に記載の方法。
  17. 前記舌部分が先細である請求項16に記載の方法。
  18. 前記クランプ力を加える段階が、前記第1及び第2プレートを機械式ファスナにより前記ライザ・ブレースに締め付けることを含む請求項13に記載の方法。
  19. 上方及び下方ライザ・ブレース板ばねを有するライザ・ブレース組立体を原子炉の壁に取り付けるために用いられる溶接部を構造的に交換する方法であって、
     前記ライザ・ブレース組立体のブロック部分に溝を機械加工して、前記ライザ・ブレースの一部を取り除き、
     ウェッジ組立体を前記ライザ・ブレース板ばねの間に取り付け、
     前記ライザ・ブレース板ばねの両面に、前記ブロック部分に機械加工された前記溝と嵌合する舌部分をそれぞれ有する上部及び底部プレートを取り付け、
     クランプ力を加えて前記上部及び底部プレートを前記ライザ・ブレース板ばねに固定する、
    段階を含む方法。
  20. 上方及び下方ライザ・ブレース板ばね(41、42)を有し、且つ原子炉内でジェットポンプ組立体を支持するライザ・ブレース組立体(40)を取り付けるために用いられる溶接部(140)に欠陥がある場合に、該溶接部を構造的に交換するためのクランプ装置(50)であって、
     前記上方ライザ・ブレース板ばね(41)上の第1の溝(45a)と嵌合するようにされた上部プレート(51)と、
     前記下方ライザ・ブレース板ばね(42)上の第2の溝(45b)と嵌合するようにされた支持プレート(52)と、
     前記上部プレート(51)と支持プレート(52)との間に設けられ、前記第1及び第2の溝(45a、45b)の反対側にある前記上方及び下方ライザ・ブレース板ばね(41、42)の表面に対して力を加えるウェッジ組立体(60)と、
    を含むクランプ装置(50)。
  21. クランプ力をかけて、前記上部プレート(51)及び支持プレート(52)を前記ライザ・ブレース板ばね(41、42)に固定的に取り付けるための複数のファスナ(53、55)を更に備える請求項20に記載のクランプ装置(50)。
  22. 前記上部及び支持プレート(51、52)が、舌部と溝の界面(58a、58b、59a、59b)を介して互いに係合するようになった請求項20に記載のクランプ装置(50)。
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