JP2004070581A - 情報通信端末、情報通信装置、情報通信システム、情報通信方法、情報通信プログラム、及び、コンピュータ読取可能な記録媒体 - Google Patents
情報通信端末、情報通信装置、情報通信システム、情報通信方法、情報通信プログラム、及び、コンピュータ読取可能な記録媒体 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】コールバックが不要な場合にはコールバックをしなくてもPPP接続が可能な情報通信端末を提供すること。
【解決手段】この情報通信端末10は、情報通信装置20から送信される回線接続要求を受信する接続要求受信部101と、当該受信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、当該通信回線を用いてPPP接続するためのPPP接続要求を情報通信装置20に送信するPPP要求送信部102と、を含む。
【選択図】 図1
【解決手段】この情報通信端末10は、情報通信装置20から送信される回線接続要求を受信する接続要求受信部101と、当該受信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、当該通信回線を用いてPPP接続するためのPPP接続要求を情報通信装置20に送信するPPP要求送信部102と、を含む。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報通信端末、情報通信装置、情報通信システム、情報通信方法、情報通信プログラム、及び、コンピュータ読取可能な記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
PDA(Personal Digital Assistance)といった個人用の情報通信端末は通信機能を持っているものが増えている。しかしながら、情報通信端末は小型軽量にすることが求められており、機能を簡略化するためにPPP(Point to Point Protocol)着信機能を持たないものが多い。従って、情報通信センタ側に設置されているサーバといった情報通信装置から情報通信端末に接続する場合には、最初に情報通信装置から情報通信端末を呼び出し、一度通信回線を切断する。その後、情報通信端末から通信回線を接続してPPP接続を確立するといういわゆるコールバックをする必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のように必ず情報通信端末側からコールバックをする場合には、コールバックをしない場合に比較して通信料金が多くかかってしまう。また、情報通信装置が情報通信端末を呼び出してからコールバックするまでの間は、情報通信装置側でリモートアクセスを待ち受ける必要があり、情報通信装置に対する不正アクセスの危険性が高くなる。
【0004】
そこで本発明では、コールバックが不要な場合にはコールバックをしなくてもPPP接続が可能な、情報通信端末、情報通信装置、情報通信システム、情報通信方法、情報通信プログラム、及び、コンピュータ読取可能な記録媒体を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の情報通信端末は、情報通信装置から送信される回線接続要求を受信する接続要求受信手段と、当該受信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、当該通信回線を用いてPPP接続するためのPPP接続要求を、回線接続要求を送信した情報通信装置に送信するPPP要求送信手段と、を含む。
【0006】
本発明の情報通信プログラムは、コンピュータを、情報通信装置から送信される回線接続要求を受信する接続要求受信手段と、当該受信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、当該通信回線を用いてPPP接続するためのPPP接続要求を、回線接続要求を送信した情報通信装置に送信するPPP要求送信手段と、して機能させる。
【0007】
本発明の情報通信端末によれば、情報通信装置側からの回線接続要求に基づいて接続される通信回線を用いて、PPP接続要求を情報通信装置に送信するので、回線接続を始める側とPPP接続を始める側とが異なることとなる。従って、情報通信装置側からの回線接続要求に応じて接続された通信回線を切断する必要がなくなり、情報通信端末側から必ずコールバックをする必要がなくなる。また、コンピュータを用いて本発明の情報通信プログラムを実行しても同様の作用を奏する。
【0008】
本発明の情報通信端末は、情報通信装置から送信される回線接続要求を受信する接続要求受信手段と、当該受信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、当該通信回線を用いてコールバックの要否を特定するコールバック情報を受信する要否情報受信手段と、当該コールバック情報がコールバックを要しないものである場合にはそのまま通信回線の接続を維持し、当該コールバック情報がコールバックを要するものである場合には接続されている通信回線を切断する回線切断手段と、回線切断手段が通信回線を切断した場合に、情報通信装置に回線接続要求を送信する再接続要求送信手段と、当該送信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、当該通信回線を用いてPPP接続するためのPPP接続要求を、情報通信装置に送信するPPP要求送信手段と、を含む。
【0009】
本発明の情報通信プログラムは、コンピュータを、情報通信装置から送信される回線接続要求を受信する接続要求受信手段と、当該受信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、当該通信回線を用いてコールバックの要否を特定するコールバック情報を受信する要否情報受信手段と、当該コールバック情報がコールバックを要しないものである場合にはそのまま通信回線の接続を維持し、当該コールバック情報がコールバックを要するものである場合には接続されている通信回線を切断する回線切断手段と、回線切断手段が通信回線を切断した場合に、情報通信装置に回線接続要求を送信する再接続要求送信手段と、当該送信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、当該通信回線を用いてPPP接続するためのPPP接続要求を、情報通信装置に送信するPPP要求送信手段と、して機能させる。
【0010】
本発明の情報通信端末によれば、情報通信装置側からの回線接続要求に基づいて接続される通信回線を用いて、コールバックを要するか否かのコールバック情報を受信するので、コールバックの要否に応じた通信が可能となる。例えば、コールバックが必要な場合には、接続されている通信回線を切断し、情報通信端末側からのコールバックによって再度接続した通信回線を用いてPPP接続要求を情報通信装置に送信できる。一方、コールバックが必要でない場合には、そのまま接続されている通信回線を用いてPPP接続要求を情報通信装置に送信できる。また、コンピュータを用いて本発明の情報通信プログラムを実行しても同様の作用を奏する。
【0011】
本発明の情報通信装置は、選択された情報通信端末に回線接続要求を送信する接続要求送信手段と、当該送信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、情報通信端末から送信されるPPP接続要求を受信してPPP接続を確立するPPP要求受信手段と、を含む。
【0012】
本発明の情報通信プログラムは、コンピュータを、選択された情報通信端末に回線接続要求を送信する接続要求送信手段と、当該送信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、情報通信端末から送信されるPPP接続要求を受信してPPP接続を確立するPPP要求受信手段と、して機能させる。
【0013】
本発明の情報通信装置によれば、回線接続要求を送信した相手側の情報通信端末から送信されるPPP接続要求を受信してPPP接続を確立するので、回線接続を始める側とPPP接続を始める側とが異なることとなる。従って、情報通信端末に送信した回線接続要求に応じて接続された通信回線を切断する必要がなくなり、情報通信端末側から必ずコールバックをする必要がなくなる。また、コンピュータを用いて本発明の情報通信プログラムを実行しても同様の作用を奏する。
【0014】
本発明の情報通信装置は、選択された情報通信端末に回線接続要求を送信する接続要求送信手段と、当該送信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、当該通信回線を用いて情報通信端末にコールバックの要否を特定するコールバック情報を送信する要否情報送信手段と、当該コールバック情報を受信した情報通信端末が通信回線を切断した後に、情報通信端末から送信される回線接続要求を受信する再接続要求受信手段と、当該受信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、情報通信端末から送信されるPPP接続要求に基づいてPPP接続を確立するPPP要求受信手段と、を含む。
【0015】
本発明の情報通信プログラムは、コンピュータを、選択された情報通信端末に回線接続要求を送信する接続要求送信手段と、当該送信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、当該通信回線を用いて情報通信端末にコールバックの要否を特定するコールバック情報を送信する要否情報送信手段と、当該コールバック情報を受信した情報通信端末が通信回線を切断した後に、情報通信端末から送信される回線接続要求を受信する再接続要求受信手段と、当該受信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、情報通信端末から送信されるPPP接続要求に基づいてPPP接続を確立するPPP要求受信手段と、して機能させる。
【0016】
本発明の情報通信装置によれば、情報通信端末に送信した回線接続要求に基づいて接続される通信回線を用いて、コールバックを要するか否かのコールバック情報を送信するので、コールバックの要否に応じた通信が可能となる。例えば、コールバックが必要な場合には、接続されている通信回線を切断し、情報通信端末側からのコールバックによって再度接続した通信回線を用いてPPP接続要求を受信できる。一方、コールバックが必要でない場合には、そのまま接続されている通信回線を用いてPPP接続要求を受信できる。また、コンピュータを用いて本発明の情報通信プログラムを実行しても同様の作用を奏する。
【0017】
本発明の情報通信システムは、選択された情報通信端末に回線接続要求を送信する接続要求送信手段と、当該送信された回線接続要求を受信する接続要求受信手段と、当該受信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、当該通信回線を用いてPPP接続するためのPPP接続要求を、回線接続要求を送信した情報通信装置に送信するPPP要求送信手段と、当該送信されたPPP接続要求を受信してPPP接続を確立するPPP要求受信手段と、を含む。
【0018】
本発明の情報通信方法は、接続要求送信手段が、選択された情報通信端末に回線接続要求を送信する接続要求送信ステップと、接続要求受信手段が、当該送信された回線接続要求を受信する接続要求受信ステップと、当該受信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、PPP要求送信手段が、当該通信回線を用いてPPP接続するためのPPP接続要求を、回線接続要求を送信した情報通信装置に送信するPPP要求送信ステップと、PPP要求受信手段が、当該送信されたPPP接続要求を受信してPPP接続を確立するPPP要求受信ステップと、を含む。
【0019】
本発明の情報通信システム及び情報通信方法によれば、情報通信装置側からの回線接続要求に基づいて接続される通信回線を用いて、情報通信端末がPPP接続要求を情報通信装置に送信するので、回線接続を始める側とPPP接続を始める側とが異なることとなる。従って、情報通信装置側からの回線接続要求に応じて接続された通信回線を切断する必要がなくなり、情報通信端末側から必ずコールバックをする必要がなくなる。
【0020】
本発明の情報通信システムは、選択された情報通信端末に回線接続要求を送信する接続要求送信手段と、当該送信された回線接続要求を受信する接続要求受信手段と、送信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、当該通信回線を用いて情報通信端末にコールバックの要否を特定するコールバック情報を送信する要否情報送信手段と、当該送信されたコールバック情報を受信する要否情報受信手段と、当該コールバック情報がコールバックを要しないものである場合にはそのまま通信回線の接続を維持し、当該コールバック情報がコールバックを要するものである場合には接続されている通信回線を切断する回線切断手段と、回線切断手段が通信回線を切断した場合に、情報通信装置に回線接続要求を送信する再接続要求送信手段と、当該送信された回線接続要求を受信する再接続要求受信手段と、当該送信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、当該通信回線を用いてPPP接続するためのPPP接続要求を、情報通信装置に送信するPPP要求送信手段と、当該送信されたPPP接続要求を受信してPPP接続を確立するPPP要求受信手段と、を含む。
【0021】
本発明の情報通信方法は、接続要求送信手段が、選択された情報通信端末に回線接続要求を送信する接続要求送信ステップと、接続要求受信手段が、当該送信された回線接続要求を受信する接続要求受信ステップと、送信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、要否情報送信手段が、当該通信回線を用いて情報通信端末にコールバックの要否を特定するコールバック情報を送信する要否情報送信ステップと、要否情報受信手段が、当該送信されたコールバック情報を受信する要否情報受信ステップと、回線切断手段が、当該コールバック情報がコールバックを要しないものである場合にはそのまま通信回線の接続を維持し、当該コールバック情報がコールバックを要するものである場合には接続されている通信回線を切断する回線切断ステップと、回線切断手段が通信回線を切断した場合に、再接続要求送信手段が、情報通信装置に回線接続要求を送信する再接続要求送信ステップと、再接続要求受信手段が、当該送信された回線接続要求を受信する再接続要求受信ステップと、当該送信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、PPP要求送信手段が、当該通信回線を用いてPPP接続するためのPPP接続要求を、情報通信装置に送信するPPP要求送信ステップと、PPP要求受信手段が、当該送信されたPPP接続要求を受信してPPP接続を確立するPPP要求受信ステップと、を含む。
【0022】
本発明の情報通信システム及び情報通信方法によれば、情報通信装置側からの回線接続要求に基づいて接続される通信回線を用いて、コールバックを要するか否かのコールバック情報を受信するので、コールバックの要否に応じた通信が可能となる。例えば、コールバックが必要な場合には、接続されている通信回線を切断し、情報通信端末側からのコールバックによって再度接続した通信回線を用いてPPP接続要求を情報通信装置に送信できる。一方、コールバックが必要でない場合には、そのまま接続されている通信回線を用いてPPP接続要求を情報通信装置に送信できる。
【0023】
本発明のコンピュータ読取可能な記録媒体は、上記いずれかの情報通信プログラムが記録されている。コンピュータを用いて、本発明の記録媒体に記録された情報通信プログラムを実行すると、情報通信装置側からの回線接続要求に基づいて接続される通信回線を用いて、PPP接続要求を情報通信装置に送信するので、回線接続を始める側とPPP接続を始める側とが異なることとなる。従って、情報通信装置側からの回線接続要求に応じて接続された通信回線を切断する必要がなくなり、情報通信端末側から必ずコールバックをする必要がなくなる。
【0024】
【発明の実施の形態】
本発明の知見は、例示のみのために示された添付図面を参照して以下の詳細な記述を考慮することによって容易に理解することができる。引き続いて、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
【0025】
本発明の実施形態である情報通信システムについて図1を用いて説明する。図1は情報通信システム1を説明するための図である。情報通信システム1は、センタ側サーバとしての情報通信装置20及び情報通信端末10を含む。情報通信装置20と情報通信端末10とは図示しない移動体通信網を介して通信可能なように構成されている。図示しない移動体通信網は、音声通話のための音声通信網と、データ通信のためのパケット通信網又はデータ通信のための回線交換網とを含むものである。
【0026】
まず、情報通信装置20について説明する。情報通信装置20は、物理的には、CPU(中央処理装置)、メモリ、マウスやキーボードといった入力装置、ディスプレイといった表示装置、ハードディスクといった格納装置、モデムといった通信装置などを備えたコンピュータシステム(若しくはコンピュータシステムの集合体)として構成されている。
【0027】
情報通信装置20は、機能的な構成要素として、接続要求送信部(接続要求送信手段)201と、PPP要求受信部(PPP要求受信手段)202と、要否情報送信部(要否情報送信手段)203と、再接続要求受信部(再接続要求受信手段)204と、を含む。引き続いて、各構成要素について詳細に説明する。
【0028】
接続要求送信部201は、通信先として選択された情報通信端末10に回線接続要求を送信する部分である。例えば、情報通信装置20に含まれるメールチェックエージェントやウェブチェックエージェントといったエージェントプログラムが、データ更新の必要性を適宜チェックし、その結果データ更新の必要性が認められる情報通信端末を選択するといった態様で情報通信端末10が選択される。
【0029】
PPP要求受信部202は、接続要求送信部201が送信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、その通信回線を使用して情報通信端末10から送信されるPPP接続要求を受信してPPP接続を確立する部分である。
【0030】
要否情報送信部203は、接続要求送信部201が送信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、その通信回線を使用して情報通信端末10にコールバックの要否を特定するコールバック情報を送信する部分である。コールバックとは、情報通信端末10から情報通信装置20に対して回線接続要求をすることを意味する。
【0031】
再接続要求受信部204は、コールバック情報を受信した情報通信端末10が通信回線を切断した後に、情報通信端末10から送信される回線接続要求を受信する部分である。再接続要求受信部204は、回線接続要求を受信すると情報通信端末10との間で通信回線を接続する。
【0032】
引き続いて、情報通信端末10について説明する。情報通信端末10は、物理的には、CPU(中央処理装置)、メモリ、マウスやキーパッドといった入力装置、ディスプレイといった表示装置、ハードディスクといった格納装置、モデムといった通信装置などを備えた携帯型のコンピュータシステムとして構成されており、一般的にはPDAと呼称されているものを含む。
【0033】
情報通信端末10は機能的な構成要素として、接続要求受信部(接続要求受信手段)101と、PPP要求送信部(PPP要求送信手段)102と、要否情報受信部(要否情報受信手段)103と、回線切断部(回線切断手段)104と、再接続要求送信部(再接続要求送信手段)105と、を含む。引き続いて、各構成要素について詳細に説明する。
【0034】
接続要求受信部101は、情報通信装置20から送信される回線接続要求を受信する部分である。接続要求受信部101は回線接続要求を受信すると情報通信装置20との間で通信回線を接続する。
【0035】
PPP要求送信部102は、接続要求受信部101が受信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、その通信回線を用いてPPP接続するためのPPP接続要求を情報通信装置20に送信する部分である。より具体的には、情報通信端末20がPPP接続要求を送信する前に、擬似的に回線接続処理を自身が行なったものと認識させてPPP接続処理を行なうこととなる。
【0036】
要否情報受信部103は、接続要求受信部101が受信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、その通信回線を用いて情報通信装置20から送信されるコールバックの要否を特定するコールバック情報を受信する部分である。
【0037】
回線切断部104は、要否情報受信部103が受信したコールバック情報がコールバックを要しない旨のものである場合には既に接続されている通信回線をそのまま維持し、コールバックを要する旨のものである場合には既に接続されている通信回線を切断する部分である。再接続要求送信部105は、回線切断部104が通信回線を切断した場合に、情報通信装置20に回線接続要求を送信する部分である。
【0038】
引き続いて、情報通信システム1を用いてPPP接続を行う方法について、図2を用いて説明する。図2は、情報通信システム1を用いてPPP接続を行う方法を示したシーケンス図である。情報通信装置20の接続要求送信部201から情報通信端末10に回線接続要求が送信される(ステップS01)。
【0039】
情報通信装置20から送信された回線接続要求は情報通信端末10の接続要求受信部101が受信し、情報通信端末10と情報通信装置20との間で通信回線が接続される(ステップS02)。情報通信端末10のPPP要求送信部102は、その通信回線を用いてPPP接続要求を情報通信装置20に送信する(ステップS03)。
【0040】
情報通信端末10から送信されたPPP接続要求は情報通信装置20のPPP要求受信部202が受信し、情報通信装置20と情報通信端末10との間でPPP接続が確立される(ステップS04)。
【0041】
引き続いて、情報通信システム1を用いてコールバックを行う方法について、図3を用いて説明する。図3は、情報通信システム1を用いてコールバックを行う方法を示したシーケンス図である。情報通信装置20の接続要求送信部201から情報通信端末10に回線接続要求が送信される(ステップS11)。
【0042】
情報通信装置20から送信された回線接続要求は情報通信端末10の接続要求受信部101が受信し、情報通信端末10と情報通信装置20との間で通信回線が接続される(ステップS02)。その通信回線を用いて、情報通信装置20から情報通信端末10に制御情報が受け渡される。制御情報には、情報通信端末10から情報通信装置20にコールバックをする必要があるかどうかのコールバック情報が含まれている。また制御情報には、情報通信端末10がコールバックする際の接続先電話番号や接続用IDや接続用パスワードといった情報が含まれていてもよい。
【0043】
情報通信装置20から送信されたコールバック情報は、情報通信端末10の要否情報受信部103が受信する。コールバック情報を受信した要否情報受信部103は、コールバックする必要があるかどうかを判断する(ステップS14)。その判断結果は回線切断部104に出力される。
【0044】
回線切断部104は、要否情報受信部103が受信したコールバック情報がコールバックを要しない旨のものである場合には既に接続されている通信回線をそのまま維持し、コールバックを要する旨のものである場合には既に接続されている通信回線を切断する(ステップS15)。
【0045】
ステップS15において通信回線が切断された場合には、再接続要求送信部105が情報通信装置20に回線接続要求を送信する(ステップS16)。情報通信端末10から送信された回線接続要求は、情報通信装置20の再接続要求受信部204が受信する。再接続要求受信部204が回線接続要求を受信すると、情報通信端末10と情報通信装置20との間で通信回線が接続される(ステップS17)。
【0046】
情報通信端末10のPPP要求送信部102は、その通信回線を用いてPPP接続要求を情報通信装置20に送信する(ステップS18)。情報通信端末10から送信されたPPP接続要求は情報通信装置20のPPP要求受信部202が受信し、情報通信装置20と情報通信端末10との間でPPP接続が確立される(ステップS19)。
【0047】
次にコンピュータを、本実施形態の情報通信端末10として機能させるための情報通信プログラム82及びそれが記録されているコンピュータ読取可能な記録媒体8について説明する。図4は、情報通信プログラム82が記録されている記録媒体8の構成を示した図である。記録媒体8としては、例えば、磁気ディスク、光ディスク、CD−ROM、コンピュータに内蔵されたメモリなどが該当する。記録媒体8は、図4に示すように、プログラムを記録するプログラム領域81を備えている。
【0048】
プログラム領域81には、情報通信プログラム82が記録されている。情報通信プログラム82は、処理を統括するメインモジュール821と、接続要求受信モジュール822と、PPP要求送信モジュール823と、要否情報受信モジュール824と、回線切断モジュール825と、再接続要求送信モジュール826とを備える。ここで、接続要求受信モジュール822、PPP要求送信モジュール823、要否情報受信モジュール824、回線切断モジュール825、再接続要求送信モジュール826のそれぞれを動作させることによって実現する機能は、上記情報通信端末10の接続要求受信部101、PPP要求送信部102、要否情報受信部103、回線切断部104、再接続要求送信部105のそれぞれの機能と同様である。
【0049】
次にコンピュータを、本実施形態の情報通信装置20として機能させるための情報通信プログラム92及びそれが記録されているコンピュータ読取可能な記録媒体9について説明する。図5は、情報通信プログラム92が記録されている記録媒体9の構成を示した図である。記録媒体9としては、例えば、磁気ディスク、光ディスク、CD−ROM、コンピュータに内蔵されたメモリなどが該当する。記録媒体9は、図5に示すように、プログラムを記録するプログラム領域91を備えている。
【0050】
プログラム領域91には、情報通信プログラム92が記録されている。情報通信プログラム92は、処理を統括するメインモジュール921と、接続要求送信モジュール922と、PPP要求受信モジュール923と、要否情報送信モジュール924と、再接続要求受信モジュール925とを備える。ここで、接続要求送信モジュール922、PPP要求受信モジュール923、要否情報送信モジュール924、再接続要求受信モジュール925のそれぞれを動作させることによって実現する機能は、上記情報通信装置20の接続要求送信部201、PPP要求受信部202、要否情報送信部203、再接続要求受信部204のそれぞれの機能と同様である。
【0051】
本実施形態においては、情報通信装置20側からの回線接続要求に基づいて接続される通信回線を用いて、情報通信端末10がコールバックを要するか否かのコールバック情報を受信するので、コールバックの要否に応じた通信が可能となる。既に説明したように、コールバックが必要な場合には、接続されている通信回線を切断し、情報通信端末10側からのコールバックによって再度接続した通信回線を用いてPPP接続要求を情報通信装置20に送信できる。一方、コールバックが必要でない場合には、そのまま接続されている通信回線を用いてPPP接続要求を情報通信装置20に送信できる。
【0052】
【発明の効果】
本発明によれば、情報通信装置側からの回線接続要求に基づいて接続される通信回線を用いて、コールバックを要するか否かのコールバック情報を受信するので、コールバックの要否に応じた通信が可能となる。例えば、コールバックが必要な場合には、接続されている通信回線を切断し、情報通信端末側からのコールバックによって再度接続した通信回線を用いてPPP接続要求を情報通信装置に送信できる。一方、コールバックが必要でない場合には、そのまま接続されている通信回線を用いてPPP接続要求を情報通信装置に送信できる。従って本発明の目的とする、コールバックが不要な場合にはコールバックをしなくてもPPP接続が可能な、情報通信端末、情報通信装置、情報通信システム、情報通信方法、情報通信プログラム、及び、コンピュータ読取可能な記録媒体を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である情報通信システムを説明するための図である。
【図2】図1の情報通信システムを用いてPPP接続を行う方法を示したシーケンス図である。
【図3】図1の情報通信システムを用いてPPP接続を行う方法を示したシーケンス図である。
【図4】本発明の実施形態である情報通信プログラムを説明するための図である。
【図5】本発明の実施形態である情報通信プログラムを説明するための図である。
【符号の説明】
1…情報通信システム、10…情報通信端末、20…情報通信装置、101…接続要求受信部、102…PPP要求送信部、103…要否情報受信部、104…回線切断部、105…再接続要求送信部、201…接続要求送信部、202…PPP要求受信部、203…要否情報送信部、204…再接続要求受信部。
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報通信端末、情報通信装置、情報通信システム、情報通信方法、情報通信プログラム、及び、コンピュータ読取可能な記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
PDA(Personal Digital Assistance)といった個人用の情報通信端末は通信機能を持っているものが増えている。しかしながら、情報通信端末は小型軽量にすることが求められており、機能を簡略化するためにPPP(Point to Point Protocol)着信機能を持たないものが多い。従って、情報通信センタ側に設置されているサーバといった情報通信装置から情報通信端末に接続する場合には、最初に情報通信装置から情報通信端末を呼び出し、一度通信回線を切断する。その後、情報通信端末から通信回線を接続してPPP接続を確立するといういわゆるコールバックをする必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のように必ず情報通信端末側からコールバックをする場合には、コールバックをしない場合に比較して通信料金が多くかかってしまう。また、情報通信装置が情報通信端末を呼び出してからコールバックするまでの間は、情報通信装置側でリモートアクセスを待ち受ける必要があり、情報通信装置に対する不正アクセスの危険性が高くなる。
【0004】
そこで本発明では、コールバックが不要な場合にはコールバックをしなくてもPPP接続が可能な、情報通信端末、情報通信装置、情報通信システム、情報通信方法、情報通信プログラム、及び、コンピュータ読取可能な記録媒体を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の情報通信端末は、情報通信装置から送信される回線接続要求を受信する接続要求受信手段と、当該受信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、当該通信回線を用いてPPP接続するためのPPP接続要求を、回線接続要求を送信した情報通信装置に送信するPPP要求送信手段と、を含む。
【0006】
本発明の情報通信プログラムは、コンピュータを、情報通信装置から送信される回線接続要求を受信する接続要求受信手段と、当該受信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、当該通信回線を用いてPPP接続するためのPPP接続要求を、回線接続要求を送信した情報通信装置に送信するPPP要求送信手段と、して機能させる。
【0007】
本発明の情報通信端末によれば、情報通信装置側からの回線接続要求に基づいて接続される通信回線を用いて、PPP接続要求を情報通信装置に送信するので、回線接続を始める側とPPP接続を始める側とが異なることとなる。従って、情報通信装置側からの回線接続要求に応じて接続された通信回線を切断する必要がなくなり、情報通信端末側から必ずコールバックをする必要がなくなる。また、コンピュータを用いて本発明の情報通信プログラムを実行しても同様の作用を奏する。
【0008】
本発明の情報通信端末は、情報通信装置から送信される回線接続要求を受信する接続要求受信手段と、当該受信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、当該通信回線を用いてコールバックの要否を特定するコールバック情報を受信する要否情報受信手段と、当該コールバック情報がコールバックを要しないものである場合にはそのまま通信回線の接続を維持し、当該コールバック情報がコールバックを要するものである場合には接続されている通信回線を切断する回線切断手段と、回線切断手段が通信回線を切断した場合に、情報通信装置に回線接続要求を送信する再接続要求送信手段と、当該送信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、当該通信回線を用いてPPP接続するためのPPP接続要求を、情報通信装置に送信するPPP要求送信手段と、を含む。
【0009】
本発明の情報通信プログラムは、コンピュータを、情報通信装置から送信される回線接続要求を受信する接続要求受信手段と、当該受信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、当該通信回線を用いてコールバックの要否を特定するコールバック情報を受信する要否情報受信手段と、当該コールバック情報がコールバックを要しないものである場合にはそのまま通信回線の接続を維持し、当該コールバック情報がコールバックを要するものである場合には接続されている通信回線を切断する回線切断手段と、回線切断手段が通信回線を切断した場合に、情報通信装置に回線接続要求を送信する再接続要求送信手段と、当該送信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、当該通信回線を用いてPPP接続するためのPPP接続要求を、情報通信装置に送信するPPP要求送信手段と、して機能させる。
【0010】
本発明の情報通信端末によれば、情報通信装置側からの回線接続要求に基づいて接続される通信回線を用いて、コールバックを要するか否かのコールバック情報を受信するので、コールバックの要否に応じた通信が可能となる。例えば、コールバックが必要な場合には、接続されている通信回線を切断し、情報通信端末側からのコールバックによって再度接続した通信回線を用いてPPP接続要求を情報通信装置に送信できる。一方、コールバックが必要でない場合には、そのまま接続されている通信回線を用いてPPP接続要求を情報通信装置に送信できる。また、コンピュータを用いて本発明の情報通信プログラムを実行しても同様の作用を奏する。
【0011】
本発明の情報通信装置は、選択された情報通信端末に回線接続要求を送信する接続要求送信手段と、当該送信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、情報通信端末から送信されるPPP接続要求を受信してPPP接続を確立するPPP要求受信手段と、を含む。
【0012】
本発明の情報通信プログラムは、コンピュータを、選択された情報通信端末に回線接続要求を送信する接続要求送信手段と、当該送信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、情報通信端末から送信されるPPP接続要求を受信してPPP接続を確立するPPP要求受信手段と、して機能させる。
【0013】
本発明の情報通信装置によれば、回線接続要求を送信した相手側の情報通信端末から送信されるPPP接続要求を受信してPPP接続を確立するので、回線接続を始める側とPPP接続を始める側とが異なることとなる。従って、情報通信端末に送信した回線接続要求に応じて接続された通信回線を切断する必要がなくなり、情報通信端末側から必ずコールバックをする必要がなくなる。また、コンピュータを用いて本発明の情報通信プログラムを実行しても同様の作用を奏する。
【0014】
本発明の情報通信装置は、選択された情報通信端末に回線接続要求を送信する接続要求送信手段と、当該送信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、当該通信回線を用いて情報通信端末にコールバックの要否を特定するコールバック情報を送信する要否情報送信手段と、当該コールバック情報を受信した情報通信端末が通信回線を切断した後に、情報通信端末から送信される回線接続要求を受信する再接続要求受信手段と、当該受信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、情報通信端末から送信されるPPP接続要求に基づいてPPP接続を確立するPPP要求受信手段と、を含む。
【0015】
本発明の情報通信プログラムは、コンピュータを、選択された情報通信端末に回線接続要求を送信する接続要求送信手段と、当該送信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、当該通信回線を用いて情報通信端末にコールバックの要否を特定するコールバック情報を送信する要否情報送信手段と、当該コールバック情報を受信した情報通信端末が通信回線を切断した後に、情報通信端末から送信される回線接続要求を受信する再接続要求受信手段と、当該受信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、情報通信端末から送信されるPPP接続要求に基づいてPPP接続を確立するPPP要求受信手段と、して機能させる。
【0016】
本発明の情報通信装置によれば、情報通信端末に送信した回線接続要求に基づいて接続される通信回線を用いて、コールバックを要するか否かのコールバック情報を送信するので、コールバックの要否に応じた通信が可能となる。例えば、コールバックが必要な場合には、接続されている通信回線を切断し、情報通信端末側からのコールバックによって再度接続した通信回線を用いてPPP接続要求を受信できる。一方、コールバックが必要でない場合には、そのまま接続されている通信回線を用いてPPP接続要求を受信できる。また、コンピュータを用いて本発明の情報通信プログラムを実行しても同様の作用を奏する。
【0017】
本発明の情報通信システムは、選択された情報通信端末に回線接続要求を送信する接続要求送信手段と、当該送信された回線接続要求を受信する接続要求受信手段と、当該受信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、当該通信回線を用いてPPP接続するためのPPP接続要求を、回線接続要求を送信した情報通信装置に送信するPPP要求送信手段と、当該送信されたPPP接続要求を受信してPPP接続を確立するPPP要求受信手段と、を含む。
【0018】
本発明の情報通信方法は、接続要求送信手段が、選択された情報通信端末に回線接続要求を送信する接続要求送信ステップと、接続要求受信手段が、当該送信された回線接続要求を受信する接続要求受信ステップと、当該受信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、PPP要求送信手段が、当該通信回線を用いてPPP接続するためのPPP接続要求を、回線接続要求を送信した情報通信装置に送信するPPP要求送信ステップと、PPP要求受信手段が、当該送信されたPPP接続要求を受信してPPP接続を確立するPPP要求受信ステップと、を含む。
【0019】
本発明の情報通信システム及び情報通信方法によれば、情報通信装置側からの回線接続要求に基づいて接続される通信回線を用いて、情報通信端末がPPP接続要求を情報通信装置に送信するので、回線接続を始める側とPPP接続を始める側とが異なることとなる。従って、情報通信装置側からの回線接続要求に応じて接続された通信回線を切断する必要がなくなり、情報通信端末側から必ずコールバックをする必要がなくなる。
【0020】
本発明の情報通信システムは、選択された情報通信端末に回線接続要求を送信する接続要求送信手段と、当該送信された回線接続要求を受信する接続要求受信手段と、送信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、当該通信回線を用いて情報通信端末にコールバックの要否を特定するコールバック情報を送信する要否情報送信手段と、当該送信されたコールバック情報を受信する要否情報受信手段と、当該コールバック情報がコールバックを要しないものである場合にはそのまま通信回線の接続を維持し、当該コールバック情報がコールバックを要するものである場合には接続されている通信回線を切断する回線切断手段と、回線切断手段が通信回線を切断した場合に、情報通信装置に回線接続要求を送信する再接続要求送信手段と、当該送信された回線接続要求を受信する再接続要求受信手段と、当該送信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、当該通信回線を用いてPPP接続するためのPPP接続要求を、情報通信装置に送信するPPP要求送信手段と、当該送信されたPPP接続要求を受信してPPP接続を確立するPPP要求受信手段と、を含む。
【0021】
本発明の情報通信方法は、接続要求送信手段が、選択された情報通信端末に回線接続要求を送信する接続要求送信ステップと、接続要求受信手段が、当該送信された回線接続要求を受信する接続要求受信ステップと、送信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、要否情報送信手段が、当該通信回線を用いて情報通信端末にコールバックの要否を特定するコールバック情報を送信する要否情報送信ステップと、要否情報受信手段が、当該送信されたコールバック情報を受信する要否情報受信ステップと、回線切断手段が、当該コールバック情報がコールバックを要しないものである場合にはそのまま通信回線の接続を維持し、当該コールバック情報がコールバックを要するものである場合には接続されている通信回線を切断する回線切断ステップと、回線切断手段が通信回線を切断した場合に、再接続要求送信手段が、情報通信装置に回線接続要求を送信する再接続要求送信ステップと、再接続要求受信手段が、当該送信された回線接続要求を受信する再接続要求受信ステップと、当該送信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、PPP要求送信手段が、当該通信回線を用いてPPP接続するためのPPP接続要求を、情報通信装置に送信するPPP要求送信ステップと、PPP要求受信手段が、当該送信されたPPP接続要求を受信してPPP接続を確立するPPP要求受信ステップと、を含む。
【0022】
本発明の情報通信システム及び情報通信方法によれば、情報通信装置側からの回線接続要求に基づいて接続される通信回線を用いて、コールバックを要するか否かのコールバック情報を受信するので、コールバックの要否に応じた通信が可能となる。例えば、コールバックが必要な場合には、接続されている通信回線を切断し、情報通信端末側からのコールバックによって再度接続した通信回線を用いてPPP接続要求を情報通信装置に送信できる。一方、コールバックが必要でない場合には、そのまま接続されている通信回線を用いてPPP接続要求を情報通信装置に送信できる。
【0023】
本発明のコンピュータ読取可能な記録媒体は、上記いずれかの情報通信プログラムが記録されている。コンピュータを用いて、本発明の記録媒体に記録された情報通信プログラムを実行すると、情報通信装置側からの回線接続要求に基づいて接続される通信回線を用いて、PPP接続要求を情報通信装置に送信するので、回線接続を始める側とPPP接続を始める側とが異なることとなる。従って、情報通信装置側からの回線接続要求に応じて接続された通信回線を切断する必要がなくなり、情報通信端末側から必ずコールバックをする必要がなくなる。
【0024】
【発明の実施の形態】
本発明の知見は、例示のみのために示された添付図面を参照して以下の詳細な記述を考慮することによって容易に理解することができる。引き続いて、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
【0025】
本発明の実施形態である情報通信システムについて図1を用いて説明する。図1は情報通信システム1を説明するための図である。情報通信システム1は、センタ側サーバとしての情報通信装置20及び情報通信端末10を含む。情報通信装置20と情報通信端末10とは図示しない移動体通信網を介して通信可能なように構成されている。図示しない移動体通信網は、音声通話のための音声通信網と、データ通信のためのパケット通信網又はデータ通信のための回線交換網とを含むものである。
【0026】
まず、情報通信装置20について説明する。情報通信装置20は、物理的には、CPU(中央処理装置)、メモリ、マウスやキーボードといった入力装置、ディスプレイといった表示装置、ハードディスクといった格納装置、モデムといった通信装置などを備えたコンピュータシステム(若しくはコンピュータシステムの集合体)として構成されている。
【0027】
情報通信装置20は、機能的な構成要素として、接続要求送信部(接続要求送信手段)201と、PPP要求受信部(PPP要求受信手段)202と、要否情報送信部(要否情報送信手段)203と、再接続要求受信部(再接続要求受信手段)204と、を含む。引き続いて、各構成要素について詳細に説明する。
【0028】
接続要求送信部201は、通信先として選択された情報通信端末10に回線接続要求を送信する部分である。例えば、情報通信装置20に含まれるメールチェックエージェントやウェブチェックエージェントといったエージェントプログラムが、データ更新の必要性を適宜チェックし、その結果データ更新の必要性が認められる情報通信端末を選択するといった態様で情報通信端末10が選択される。
【0029】
PPP要求受信部202は、接続要求送信部201が送信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、その通信回線を使用して情報通信端末10から送信されるPPP接続要求を受信してPPP接続を確立する部分である。
【0030】
要否情報送信部203は、接続要求送信部201が送信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、その通信回線を使用して情報通信端末10にコールバックの要否を特定するコールバック情報を送信する部分である。コールバックとは、情報通信端末10から情報通信装置20に対して回線接続要求をすることを意味する。
【0031】
再接続要求受信部204は、コールバック情報を受信した情報通信端末10が通信回線を切断した後に、情報通信端末10から送信される回線接続要求を受信する部分である。再接続要求受信部204は、回線接続要求を受信すると情報通信端末10との間で通信回線を接続する。
【0032】
引き続いて、情報通信端末10について説明する。情報通信端末10は、物理的には、CPU(中央処理装置)、メモリ、マウスやキーパッドといった入力装置、ディスプレイといった表示装置、ハードディスクといった格納装置、モデムといった通信装置などを備えた携帯型のコンピュータシステムとして構成されており、一般的にはPDAと呼称されているものを含む。
【0033】
情報通信端末10は機能的な構成要素として、接続要求受信部(接続要求受信手段)101と、PPP要求送信部(PPP要求送信手段)102と、要否情報受信部(要否情報受信手段)103と、回線切断部(回線切断手段)104と、再接続要求送信部(再接続要求送信手段)105と、を含む。引き続いて、各構成要素について詳細に説明する。
【0034】
接続要求受信部101は、情報通信装置20から送信される回線接続要求を受信する部分である。接続要求受信部101は回線接続要求を受信すると情報通信装置20との間で通信回線を接続する。
【0035】
PPP要求送信部102は、接続要求受信部101が受信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、その通信回線を用いてPPP接続するためのPPP接続要求を情報通信装置20に送信する部分である。より具体的には、情報通信端末20がPPP接続要求を送信する前に、擬似的に回線接続処理を自身が行なったものと認識させてPPP接続処理を行なうこととなる。
【0036】
要否情報受信部103は、接続要求受信部101が受信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、その通信回線を用いて情報通信装置20から送信されるコールバックの要否を特定するコールバック情報を受信する部分である。
【0037】
回線切断部104は、要否情報受信部103が受信したコールバック情報がコールバックを要しない旨のものである場合には既に接続されている通信回線をそのまま維持し、コールバックを要する旨のものである場合には既に接続されている通信回線を切断する部分である。再接続要求送信部105は、回線切断部104が通信回線を切断した場合に、情報通信装置20に回線接続要求を送信する部分である。
【0038】
引き続いて、情報通信システム1を用いてPPP接続を行う方法について、図2を用いて説明する。図2は、情報通信システム1を用いてPPP接続を行う方法を示したシーケンス図である。情報通信装置20の接続要求送信部201から情報通信端末10に回線接続要求が送信される(ステップS01)。
【0039】
情報通信装置20から送信された回線接続要求は情報通信端末10の接続要求受信部101が受信し、情報通信端末10と情報通信装置20との間で通信回線が接続される(ステップS02)。情報通信端末10のPPP要求送信部102は、その通信回線を用いてPPP接続要求を情報通信装置20に送信する(ステップS03)。
【0040】
情報通信端末10から送信されたPPP接続要求は情報通信装置20のPPP要求受信部202が受信し、情報通信装置20と情報通信端末10との間でPPP接続が確立される(ステップS04)。
【0041】
引き続いて、情報通信システム1を用いてコールバックを行う方法について、図3を用いて説明する。図3は、情報通信システム1を用いてコールバックを行う方法を示したシーケンス図である。情報通信装置20の接続要求送信部201から情報通信端末10に回線接続要求が送信される(ステップS11)。
【0042】
情報通信装置20から送信された回線接続要求は情報通信端末10の接続要求受信部101が受信し、情報通信端末10と情報通信装置20との間で通信回線が接続される(ステップS02)。その通信回線を用いて、情報通信装置20から情報通信端末10に制御情報が受け渡される。制御情報には、情報通信端末10から情報通信装置20にコールバックをする必要があるかどうかのコールバック情報が含まれている。また制御情報には、情報通信端末10がコールバックする際の接続先電話番号や接続用IDや接続用パスワードといった情報が含まれていてもよい。
【0043】
情報通信装置20から送信されたコールバック情報は、情報通信端末10の要否情報受信部103が受信する。コールバック情報を受信した要否情報受信部103は、コールバックする必要があるかどうかを判断する(ステップS14)。その判断結果は回線切断部104に出力される。
【0044】
回線切断部104は、要否情報受信部103が受信したコールバック情報がコールバックを要しない旨のものである場合には既に接続されている通信回線をそのまま維持し、コールバックを要する旨のものである場合には既に接続されている通信回線を切断する(ステップS15)。
【0045】
ステップS15において通信回線が切断された場合には、再接続要求送信部105が情報通信装置20に回線接続要求を送信する(ステップS16)。情報通信端末10から送信された回線接続要求は、情報通信装置20の再接続要求受信部204が受信する。再接続要求受信部204が回線接続要求を受信すると、情報通信端末10と情報通信装置20との間で通信回線が接続される(ステップS17)。
【0046】
情報通信端末10のPPP要求送信部102は、その通信回線を用いてPPP接続要求を情報通信装置20に送信する(ステップS18)。情報通信端末10から送信されたPPP接続要求は情報通信装置20のPPP要求受信部202が受信し、情報通信装置20と情報通信端末10との間でPPP接続が確立される(ステップS19)。
【0047】
次にコンピュータを、本実施形態の情報通信端末10として機能させるための情報通信プログラム82及びそれが記録されているコンピュータ読取可能な記録媒体8について説明する。図4は、情報通信プログラム82が記録されている記録媒体8の構成を示した図である。記録媒体8としては、例えば、磁気ディスク、光ディスク、CD−ROM、コンピュータに内蔵されたメモリなどが該当する。記録媒体8は、図4に示すように、プログラムを記録するプログラム領域81を備えている。
【0048】
プログラム領域81には、情報通信プログラム82が記録されている。情報通信プログラム82は、処理を統括するメインモジュール821と、接続要求受信モジュール822と、PPP要求送信モジュール823と、要否情報受信モジュール824と、回線切断モジュール825と、再接続要求送信モジュール826とを備える。ここで、接続要求受信モジュール822、PPP要求送信モジュール823、要否情報受信モジュール824、回線切断モジュール825、再接続要求送信モジュール826のそれぞれを動作させることによって実現する機能は、上記情報通信端末10の接続要求受信部101、PPP要求送信部102、要否情報受信部103、回線切断部104、再接続要求送信部105のそれぞれの機能と同様である。
【0049】
次にコンピュータを、本実施形態の情報通信装置20として機能させるための情報通信プログラム92及びそれが記録されているコンピュータ読取可能な記録媒体9について説明する。図5は、情報通信プログラム92が記録されている記録媒体9の構成を示した図である。記録媒体9としては、例えば、磁気ディスク、光ディスク、CD−ROM、コンピュータに内蔵されたメモリなどが該当する。記録媒体9は、図5に示すように、プログラムを記録するプログラム領域91を備えている。
【0050】
プログラム領域91には、情報通信プログラム92が記録されている。情報通信プログラム92は、処理を統括するメインモジュール921と、接続要求送信モジュール922と、PPP要求受信モジュール923と、要否情報送信モジュール924と、再接続要求受信モジュール925とを備える。ここで、接続要求送信モジュール922、PPP要求受信モジュール923、要否情報送信モジュール924、再接続要求受信モジュール925のそれぞれを動作させることによって実現する機能は、上記情報通信装置20の接続要求送信部201、PPP要求受信部202、要否情報送信部203、再接続要求受信部204のそれぞれの機能と同様である。
【0051】
本実施形態においては、情報通信装置20側からの回線接続要求に基づいて接続される通信回線を用いて、情報通信端末10がコールバックを要するか否かのコールバック情報を受信するので、コールバックの要否に応じた通信が可能となる。既に説明したように、コールバックが必要な場合には、接続されている通信回線を切断し、情報通信端末10側からのコールバックによって再度接続した通信回線を用いてPPP接続要求を情報通信装置20に送信できる。一方、コールバックが必要でない場合には、そのまま接続されている通信回線を用いてPPP接続要求を情報通信装置20に送信できる。
【0052】
【発明の効果】
本発明によれば、情報通信装置側からの回線接続要求に基づいて接続される通信回線を用いて、コールバックを要するか否かのコールバック情報を受信するので、コールバックの要否に応じた通信が可能となる。例えば、コールバックが必要な場合には、接続されている通信回線を切断し、情報通信端末側からのコールバックによって再度接続した通信回線を用いてPPP接続要求を情報通信装置に送信できる。一方、コールバックが必要でない場合には、そのまま接続されている通信回線を用いてPPP接続要求を情報通信装置に送信できる。従って本発明の目的とする、コールバックが不要な場合にはコールバックをしなくてもPPP接続が可能な、情報通信端末、情報通信装置、情報通信システム、情報通信方法、情報通信プログラム、及び、コンピュータ読取可能な記録媒体を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である情報通信システムを説明するための図である。
【図2】図1の情報通信システムを用いてPPP接続を行う方法を示したシーケンス図である。
【図3】図1の情報通信システムを用いてPPP接続を行う方法を示したシーケンス図である。
【図4】本発明の実施形態である情報通信プログラムを説明するための図である。
【図5】本発明の実施形態である情報通信プログラムを説明するための図である。
【符号の説明】
1…情報通信システム、10…情報通信端末、20…情報通信装置、101…接続要求受信部、102…PPP要求送信部、103…要否情報受信部、104…回線切断部、105…再接続要求送信部、201…接続要求送信部、202…PPP要求受信部、203…要否情報送信部、204…再接続要求受信部。
Claims (13)
- 情報通信装置から送信される回線接続要求を受信する接続要求受信手段と、
当該受信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、当該通信回線を用いてPPP接続するためのPPP接続要求を、前記回線接続要求を送信した情報通信装置に送信するPPP要求送信手段と、
を含む情報通信端末。 - 情報通信装置から送信される回線接続要求を受信する接続要求受信手段と、
当該受信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、当該通信回線を用いてコールバックの要否を特定するコールバック情報を受信する要否情報受信手段と、
当該コールバック情報がコールバックを要しないものである場合にはそのまま通信回線の接続を維持し、当該コールバック情報がコールバックを要するものである場合には接続されている通信回線を切断する回線切断手段と、
前記回線切断手段が通信回線を切断した場合に、前記情報通信装置に回線接続要求を送信する再接続要求送信手段と、
当該送信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、当該通信回線を用いてPPP接続するためのPPP接続要求を、前記情報通信装置に送信するPPP要求送信手段と、
を含む情報通信端末。 - 選択された情報通信端末に回線接続要求を送信する接続要求送信手段と、
当該送信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、前記情報通信端末から送信されるPPP接続要求を受信してPPP接続を確立するPPP要求受信手段と、
を含む情報通信装置。 - 選択された情報通信端末に回線接続要求を送信する接続要求送信手段と、
当該送信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、当該通信回線を用いて前記情報通信端末にコールバックの要否を特定するコールバック情報を送信する要否情報送信手段と、
当該コールバック情報を受信した前記情報通信端末が前記通信回線を切断した後に、前記情報通信端末から送信される回線接続要求を受信する再接続要求受信手段と、
当該受信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、前記情報通信端末から送信されるPPP接続要求に基づいてPPP接続を確立するPPP要求受信手段と、
を含む情報通信装置。 - 選択された情報通信端末に回線接続要求を送信する接続要求送信手段と、
当該送信された回線接続要求を受信する接続要求受信手段と、
当該受信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、当該通信回線を用いてPPP接続するためのPPP接続要求を、前記回線接続要求を送信した情報通信装置に送信するPPP要求送信手段と、
当該送信されたPPP接続要求を受信してPPP接続を確立するPPP要求受信手段と、
を含む情報通信システム。 - 選択された情報通信端末に回線接続要求を送信する接続要求送信手段と、
当該送信された回線接続要求を受信する接続要求受信手段と、
前記送信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、当該通信回線を用いて前記情報通信端末にコールバックの要否を特定するコールバック情報を送信する要否情報送信手段と、
当該送信されたコールバック情報を受信する要否情報受信手段と、
当該コールバック情報がコールバックを要しないものである場合にはそのまま通信回線の接続を維持し、当該コールバック情報がコールバックを要するものである場合には接続されている通信回線を切断する回線切断手段と、
前記回線切断手段が通信回線を切断した場合に、情報通信装置に回線接続要求を送信する再接続要求送信手段と、
当該送信された回線接続要求を受信する再接続要求受信手段と、
当該送信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、当該通信回線を用いてPPP接続するためのPPP接続要求を、前記情報通信装置に送信するPPP要求送信手段と、
当該送信されたPPP接続要求を受信してPPP接続を確立するPPP要求受信手段と、
を含む情報通信システム。 - 接続要求送信手段が、選択された情報通信端末に回線接続要求を送信する接続要求送信ステップと、
接続要求受信手段が、当該送信された回線接続要求を受信する接続要求受信ステップと、
当該受信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、PPP要求送信手段が、当該通信回線を用いてPPP接続するためのPPP接続要求を、前記回線接続要求を送信した情報通信装置に送信するPPP要求送信ステップと、PPP要求受信手段が、当該送信されたPPP接続要求を受信してPPP接続を確立するPPP要求受信ステップと、
を含む情報通信方法。 - 接続要求送信手段が、選択された情報通信端末に回線接続要求を送信する接続要求送信ステップと、
接続要求受信手段が、当該送信された回線接続要求を受信する接続要求受信ステップと、
前記送信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、要否情報送信手段が、当該通信回線を用いて前記情報通信端末にコールバックの要否を特定するコールバック情報を送信する要否情報送信ステップと、
要否情報受信手段が、当該送信されたコールバック情報を受信する要否情報受信ステップと、
回線切断手段が、当該コールバック情報がコールバックを要しないものである場合にはそのまま通信回線の接続を維持し、当該コールバック情報がコールバックを要するものである場合には接続されている通信回線を切断する回線切断ステップと、
前記回線切断手段が通信回線を切断した場合に、再接続要求送信手段が、情報通信装置に回線接続要求を送信する再接続要求送信ステップと、
再接続要求受信手段が、当該送信された回線接続要求を受信する再接続要求受信ステップと、
当該送信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、PPP要求送信手段が、当該通信回線を用いてPPP接続するためのPPP接続要求を、前記情報通信装置に送信するPPP要求送信ステップと、
PPP要求受信手段が、当該送信されたPPP接続要求を受信してPPP接続を確立するPPP要求受信ステップと、
を含む情報通信方法。 - コンピュータを、
情報通信装置から送信される回線接続要求を受信する接続要求受信手段と、
当該受信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、当該通信回線を用いてPPP接続するためのPPP接続要求を、前記回線接続要求を送信した情報通信装置に送信するPPP要求送信手段と、
して機能させるための情報通信プログラム。 - コンピュータを、
情報通信装置から送信される回線接続要求を受信する接続要求受信手段と、
当該受信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、当該通信回線を用いてコールバックの要否を特定するコールバック情報を受信する要否情報受信手段と、
当該コールバック情報がコールバックを要しないものである場合にはそのまま通信回線の接続を維持し、当該コールバック情報がコールバックを要するものである場合には接続されている通信回線を切断する回線切断手段と、
前記回線切断手段が通信回線を切断した場合に、前記情報通信装置に回線接続要求を送信する再接続要求送信手段と、
当該送信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、当該通信回線を用いてPPP接続するためのPPP接続要求を、前記情報通信装置に送信するPPP要求送信手段と、
して機能させるための情報通信プログラム。 - コンピュータを、
選択された情報通信端末に回線接続要求を送信する接続要求送信手段と、
当該送信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、前記情報通信端末から送信されるPPP接続要求を受信してPPP接続を確立するPPP要求受信手段と、
して機能させるための情報通信プログラム。 - コンピュータを、
選択された情報通信端末に回線接続要求を送信する接続要求送信手段と、
当該送信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、当該通信回線を用いて前記情報通信端末にコールバックの要否を特定するコールバック情報を送信する要否情報送信手段と、
当該コールバック情報を受信した前記情報通信端末が前記通信回線を切断した後に、前記情報通信端末から送信される回線接続要求を受信する再接続要求受信手段と、
当該受信した回線接続要求に基づいて通信回線が接続された後に、前記情報通信端末から送信されるPPP接続要求に基づいてPPP接続を確立するPPP要求受信手段と、
して機能させるための情報通信プログラム。 - 請求項9から12のいずれか1項に記載の情報通信プログラムが記録されたことを特徴とするコンピュータ読取可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002227449A JP2004070581A (ja) | 2002-08-05 | 2002-08-05 | 情報通信端末、情報通信装置、情報通信システム、情報通信方法、情報通信プログラム、及び、コンピュータ読取可能な記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002227449A JP2004070581A (ja) | 2002-08-05 | 2002-08-05 | 情報通信端末、情報通信装置、情報通信システム、情報通信方法、情報通信プログラム、及び、コンピュータ読取可能な記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004070581A true JP2004070581A (ja) | 2004-03-04 |
Family
ID=32014485
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002227449A Pending JP2004070581A (ja) | 2002-08-05 | 2002-08-05 | 情報通信端末、情報通信装置、情報通信システム、情報通信方法、情報通信プログラム、及び、コンピュータ読取可能な記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004070581A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006048925A1 (ja) * | 2004-11-02 | 2006-05-11 | Fujitsu Limited | 通信中継方法、通信中継プログラムおよび通信中継装置 |
-
2002
- 2002-08-05 JP JP2002227449A patent/JP2004070581A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2006048925A1 (ja) * | 2004-11-02 | 2006-05-11 | Fujitsu Limited | 通信中継方法、通信中継プログラムおよび通信中継装置 |
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