JP2004069244A - 吹き矢の、矢と吹き筒 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の、吹き矢の、矢と吹き筒との関係において起きる、装填
した矢が吹き筒内を滑り落ちるという問題を解決する。
【解決手段】従来の、吹き矢の、矢のコーン4に磁石6を、吹き筒2の外面に磁石7を、それぞれ設け、前記二つの磁石が互いの磁力で引き合う
ことで、矢を吹き筒内に保持する。
【選択図】 図3
した矢が吹き筒内を滑り落ちるという問題を解決する。
【解決手段】従来の、吹き矢の、矢のコーン4に磁石6を、吹き筒2の外面に磁石7を、それぞれ設け、前記二つの磁石が互いの磁力で引き合う
ことで、矢を吹き筒内に保持する。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は吹き矢の、矢と吹き筒の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は、従来の吹き矢の、矢の一例を示す。
図4に示されるように矢1はコーン4と軸5とからなっている。
図5は、従来の吹き矢の矢を吹き筒に装填したときの一例を示す。
図5に示されるように矢を吹き筒2に装填して吹き口3から息を吹き込むと、吹き筒を塞いでいるコーンによって吹き込んだ息の力が矢の推進力に変わり、矢を吹き筒から飛び出させる構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
矢を吹き筒から飛び出させるときに吹き込んだ息の力が矢の推進力に変わる効率は、吹き込んだ息がコーンと吹き筒との隙間から漏れるのを防ぐことで高まる。 したがって、前記効率を高めるために、コーンの吹き筒の塞ぎ方、すなわちコーンと吹き筒の内壁との接触度を強めることは妥当だが、強める度合いによっては、コーンと吹き筒の内壁との間に生じる摩擦力で、吹き込んだ息の力では矢を飛び出させ得ない状態、すなわち矢詰まり、が起き、吹き矢として用を成さなくなる。
そこで、従来の吹き矢は、コーンと吹き筒の内壁との最適の接触度を、矢を装填した吹き筒の先を下方に向けたときに、矢が自重で吹き筒内を滑り落ちる程度の接触度として作られている。
そのため、従来の吹き矢には、前記最適の接触度を原因とする、吹き筒の先を下方に向けた狙撃が不可能という欠点があり、吹き筒の先をうっかり下方に向けたために矢が滑り落ち、滑り落ちた矢を紛失する問題もある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明は、矢を吹き筒内の所定の位置に保持するための、磁力を利用した保持手段を有してなる、吹き矢の、矢と吹き筒を提供することで上記課題を解決する。
【0005】
【実施例】
この発明の吹き矢は、図1に示されるように、矢1のコーン4内の軸5の基部に磁石6を、図2に示されるように、吹き筒2の外面の吹き口3の下部に磁石7を、それぞれ設けてある。
矢1を、図3に示されるように、吹き筒2に装填したとき、磁石6と磁石7は、コーン4と吹き筒2それぞれの材料および空気を介して、互いの磁力で引き合うように設けられている。
また、前記二つの磁石が引き合う磁力は、矢を装填した吹き筒2の先を垂直の下方に向けたときの矢の重量を支え得る強さにしてある。
したがって、矢を装填した吹き筒2の先をいかなる下方に向けても、矢は吹き筒2内に図3で示すように保持され、自重で滑り落ちることはない。
また、前記磁力は、吹き口3から吹き込まれた息の力に抗し得ない強さ、すなわち前記息の力により図3で示す吹き筒2内での矢の保持が解除される強さにしてある。
したがって、吹き口3から息を吹き込めば、吹き込んだ息の力で矢を吹き筒2内を走らせ飛び出させることができる。
【0006】
【発明の効果】
この発明は、吹き筒の先を垂直の下方に向けても矢を吹き筒内に保持できるから、吹き筒の先を下方に向けた狙撃が可能になり、吹き筒の先をうっかり下方に向けたために矢が滑り落ち、滑り落ちた矢を紛失するということもなくなる。
また、吹き矢を、吹き筒の外面の磁石を設けてある部分が上面、または下面に位置するように決めて使用することによって、吹き筒の中に保持される矢の姿勢が一定化する。前記一定化は矢の飛び出し後の飛行姿勢を一定化し、矢が飛行して到達する標的上の着矢位置を一定化するから、命中率を上げる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る吹き矢の、矢の断面図である。
【図2】この発明に係る吹き矢の、吹き筒の断面図である。
【図3】この発明に係る吹き矢の、矢を吹き筒に装填したときの断面図である。
【図4】従来の吹き矢の、矢の断面図である。
【図5】従来の吹き矢の、矢を吹き筒に装填したときの断面図である。
【符号の説明】
1 矢
2 吹き筒
3 吹き口
4 コーン
5 軸
6 磁石
7 磁石
【発明の属する技術分野】
この発明は吹き矢の、矢と吹き筒の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は、従来の吹き矢の、矢の一例を示す。
図4に示されるように矢1はコーン4と軸5とからなっている。
図5は、従来の吹き矢の矢を吹き筒に装填したときの一例を示す。
図5に示されるように矢を吹き筒2に装填して吹き口3から息を吹き込むと、吹き筒を塞いでいるコーンによって吹き込んだ息の力が矢の推進力に変わり、矢を吹き筒から飛び出させる構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
矢を吹き筒から飛び出させるときに吹き込んだ息の力が矢の推進力に変わる効率は、吹き込んだ息がコーンと吹き筒との隙間から漏れるのを防ぐことで高まる。 したがって、前記効率を高めるために、コーンの吹き筒の塞ぎ方、すなわちコーンと吹き筒の内壁との接触度を強めることは妥当だが、強める度合いによっては、コーンと吹き筒の内壁との間に生じる摩擦力で、吹き込んだ息の力では矢を飛び出させ得ない状態、すなわち矢詰まり、が起き、吹き矢として用を成さなくなる。
そこで、従来の吹き矢は、コーンと吹き筒の内壁との最適の接触度を、矢を装填した吹き筒の先を下方に向けたときに、矢が自重で吹き筒内を滑り落ちる程度の接触度として作られている。
そのため、従来の吹き矢には、前記最適の接触度を原因とする、吹き筒の先を下方に向けた狙撃が不可能という欠点があり、吹き筒の先をうっかり下方に向けたために矢が滑り落ち、滑り落ちた矢を紛失する問題もある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明は、矢を吹き筒内の所定の位置に保持するための、磁力を利用した保持手段を有してなる、吹き矢の、矢と吹き筒を提供することで上記課題を解決する。
【0005】
【実施例】
この発明の吹き矢は、図1に示されるように、矢1のコーン4内の軸5の基部に磁石6を、図2に示されるように、吹き筒2の外面の吹き口3の下部に磁石7を、それぞれ設けてある。
矢1を、図3に示されるように、吹き筒2に装填したとき、磁石6と磁石7は、コーン4と吹き筒2それぞれの材料および空気を介して、互いの磁力で引き合うように設けられている。
また、前記二つの磁石が引き合う磁力は、矢を装填した吹き筒2の先を垂直の下方に向けたときの矢の重量を支え得る強さにしてある。
したがって、矢を装填した吹き筒2の先をいかなる下方に向けても、矢は吹き筒2内に図3で示すように保持され、自重で滑り落ちることはない。
また、前記磁力は、吹き口3から吹き込まれた息の力に抗し得ない強さ、すなわち前記息の力により図3で示す吹き筒2内での矢の保持が解除される強さにしてある。
したがって、吹き口3から息を吹き込めば、吹き込んだ息の力で矢を吹き筒2内を走らせ飛び出させることができる。
【0006】
【発明の効果】
この発明は、吹き筒の先を垂直の下方に向けても矢を吹き筒内に保持できるから、吹き筒の先を下方に向けた狙撃が可能になり、吹き筒の先をうっかり下方に向けたために矢が滑り落ち、滑り落ちた矢を紛失するということもなくなる。
また、吹き矢を、吹き筒の外面の磁石を設けてある部分が上面、または下面に位置するように決めて使用することによって、吹き筒の中に保持される矢の姿勢が一定化する。前記一定化は矢の飛び出し後の飛行姿勢を一定化し、矢が飛行して到達する標的上の着矢位置を一定化するから、命中率を上げる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る吹き矢の、矢の断面図である。
【図2】この発明に係る吹き矢の、吹き筒の断面図である。
【図3】この発明に係る吹き矢の、矢を吹き筒に装填したときの断面図である。
【図4】従来の吹き矢の、矢の断面図である。
【図5】従来の吹き矢の、矢を吹き筒に装填したときの断面図である。
【符号の説明】
1 矢
2 吹き筒
3 吹き口
4 コーン
5 軸
6 磁石
7 磁石
Claims (1)
- 矢を吹き筒内の所定の位置に保持するための、磁力を利用した保持手段を有してなる、吹き矢の、矢と吹き筒。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002232259A JP2004069244A (ja) | 2002-08-09 | 2002-08-09 | 吹き矢の、矢と吹き筒 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002232259A JP2004069244A (ja) | 2002-08-09 | 2002-08-09 | 吹き矢の、矢と吹き筒 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004069244A true JP2004069244A (ja) | 2004-03-04 |
Family
ID=32017723
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002232259A Pending JP2004069244A (ja) | 2002-08-09 | 2002-08-09 | 吹き矢の、矢と吹き筒 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004069244A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108273274A (zh) * | 2017-01-06 | 2018-07-13 | 威力霸玩具(香港)有限公司 | 玩具飞镖 |
-
2002
- 2002-08-09 JP JP2002232259A patent/JP2004069244A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108273274A (zh) * | 2017-01-06 | 2018-07-13 | 威力霸玩具(香港)有限公司 | 玩具飞镖 |
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