JP2004069115A - Grinding rotor and flash drying apparatus using the same - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転により旋回気流を発生させるとともに原料を粉砕して粉粒体を生成する粉砕ロータに関する。また本発明は、粉砕ロータにより生成された粉粒体を乾燥して排出する気流乾燥装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の気流乾燥装置は図8に示すように構成されている。気流乾燥装置は複数の筒状の部材を連結した筐体5を備えている。筐体5の下部には熱風発生源(不図示)より供給される熱風を筐体5内に取入れる流入口1が設けられている。流入口1の上方にはベルト14を介して駆動モータ10により回転駆動される粉砕ロータ12が設けられている。
【0003】
粉砕ロータ12は筐体5の内壁に対峙して放射状に配される複数のブレード4を有し、ブレード4の回転により原料を粉粒体に粉砕する粉砕部3が形成されている。粉砕部3の上方には原料を供給する原料供給部9が設けられている。原料供給部9にはスクリューフィーダ(不図示)が設けられ、ホッパー(不図示)等に蓄えられる原料を排出口9aから送出して粉砕部3に落下させるようになっている。
【0004】
筐体5の上部には粉粒体の分級を行う分級部6が設けられている。分級部6は複数の薄板から成る分級ブレード13が放射状に立設されて駆動モータ8により回転駆動されるようになっている。分級ブレード13は図9に示すように中心線6aに対して所定の角度αだけ傾斜して配されている。
【0005】
これにより、分級ブレード13の回転速度を抑制するとともに分級部6の内部への粉粒体の侵入を制限するようになっている。また、分級部6の上方に設けられる排気ダクト7は送風機(不図示)により吸引されており、粉粒体が空気及び水蒸気とともに排出されるようになっている。
【0006】
上記構成の気流乾燥装置において、駆動モータ10の駆動により回転する粉砕ロータ12上に原料供給部9から水分を含む原料が落下して供給される。塊状の原料はブレード4との衝突により粉粒体に粉砕される。該粉粒体は流入口1から筐体5内に流入する熱風によりブレード4の下方から吹上げられ、筐体5内を上昇する間に更に分散して乾燥される。
【0007】
また、駆動モータ8の駆動によって回転する分級ブレード13は旋回気流を発生させる。筐体5内を上昇して分級部6付近に到達した粉粒体には該旋回気流による遠心力が働く。空気及び水蒸気を排出して軽量化した粉粒体には分級部6に吸引される向心力が働く。分散が充分でない粉粒体は遠心力の作用の方が大きく、分級部6の外側に飛ばされ落下し粉砕部3に送られて更に熱風に曝される。
【0008】
再度分散が行われて乾燥された粉粒体は向心力の作用の方が大きくなり、分級ブレード13間の隙間6bから分級部6の内部に侵入する。そして、排気ダクト7の排気口7aから排出されて均一な大きさの乾燥した粉粒体が得られるようになっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来の気流乾燥装置によると、原料が水分を含むために筐体5の内壁に粉粒体が付着しやすい。このため、付着した粉粒体が成長して粉砕部を通過する熱風の圧力損失が大きくなる問題や、筐体5内を閉塞して気流乾燥装置が使用できなくなる問題があった。
【0010】
ブレード4と筐体5との間隔を狭くして付着物を除去することもできるが、ブレード4の全体により同時に粉粒体が掻き落されるため、駆動モータ10の負荷変動が大きくなる。このため、最大出力の大きな駆動モータ10を用いる必要があり、気流乾燥装置のコストが増大する。
【0011】
本発明は、低コストで原料の付着による性能劣化を防止することのできる粉砕ロータ及び気流乾燥装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の粉砕ロータは、回転可能な板状部材と、前記板状部材に放射状に立設された複数のブレードとを備え、回転により旋回気流を発生するとともに前記ブレードに供給される原料を粉砕する粉砕ロータにおいて、前記ブレードの周面に突起部を形成し、前記突起部の軸方向の位置が互いに異なる前記ブレードを設けるとともに、前記突起部の軸方向の位置が同じ前記ブレードを回転軸に対して対称に配置したことを特徴としている。
【0013】
この構成によると、円筒状の筐体内に配された粉砕ロータ上に供給される原料は薄板から成るブレードにより粉粒体に粉砕され、旋回気流により筐体内を旋回して乾燥する。ブレードの周面には筐体の内壁と対峙する突起部が形成され、例えば、上部に突起部を形成した2つのブレードが回転軸に対して対称な位置に配置されるとともに、下部に突起部を形成した2つのブレードが回転軸に対して対称な位置に配置される。ブレードの周面と筐体の内壁との間に付着する粉粒体は突起部により除去される。
【0014】
また本発明は上記構成の粉砕ロータにおいて、前記突起部を一部の前記ブレードにのみ設け、前記突起部を有さない前記ブレードの外周を前記突起部の外周よりも内周側にしたことを特徴としている。この構成によると、突起部を持たないブレードと筐体の内壁との間隙が大きくなる。
【0015】
また本発明は上記構成の粉砕ロータにおいて、前記ブレードの下部に設けられた前記突起部よりも前記ブレードの上部に設けられた前記突起部の軸方向の長さを短くしたことを特徴としている。この構成によると、筐体の内壁に付着する粉粒体を除去する際に、ブレードの上部に形成された突起部に加わる力が下部に形成された突起部に加わる力よりも小さくなる。
【0016】
また本発明は上記構成の粉砕ロータにおいて、前記板状部材は放射状に形成された第1溝と環状に形成された第2溝とを有するとともに、前記ブレードは底面側を径方向に延設した延設部と前記延設部の上面側に設けられた溝部とを有し、第1溝に嵌合された前記ブレードの前記溝部とともに第2溝に環状部材を嵌合して前記ブレードを保持したことを特徴としている。
【0017】
また本発明の気流乾燥装置は、縦型筒状の筐体と、板状部材に放射状に立設された複数のブレードを有して前記筐体内で回転して旋回気流を発生するとともに原料を粉砕して粉粒体を生成する粉砕ロータと、前記粉砕ロータに原料を落下供給する原料供給部と、該粉粒体に下方から熱風を供給する熱風供給部と、該熱風により乾燥した粉粒体を前記筐体の上部から排出する排出部とを備えた気流乾燥装置において、前記筐体の内壁に対峙する前記ブレードの周面に突起部を形成し、前記突起部の軸方向の位置が互いに異なる前記ブレードを設けるとともに、前記突起部の軸方向の位置が同じ前記ブレードを回転軸に対して対称に配置したことを特徴としている。
【0018】
この構成によると、原料供給部から粉砕ロータ上に供給される原料は薄板から成るブレードにより粉粒体に粉砕され、熱風供給部から供給される熱風により筐体内を吹上げられながら旋回し、乾燥した後排出部より排出される。
【0019】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を図を参照して説明する。説明の便宜上、従来例の図8と同一の部分については同一の符号を付している。図1は第1実施形態の気流乾燥装置を用いた乾燥システムを示す概略構成図である。気流乾燥装置25の略中央部にはホッパー14を有して気流乾燥装置25内に原料を供給する原料供給部9が設けられている。
【0020】
原料供給部9の下方には気流乾燥装置25内に熱風を供給する熱風発生装置24が連結されている。気流乾燥装置25の上部には排気ダクト7が設けられ、気流乾燥装置25内で粉砕及び乾燥された粉粒体を水蒸気とともに気流乾燥装置25から排出するようになっている。
【0021】
排気ダクト7には捕集器26が連結されており、捕集器26には送風機27が連結されている。送風機27の駆動によって粉粒体が捕集器26に吸引され、矢印Aに示すように回収される。排気ダクト7から排出される水蒸気は送風機27を通過して外部に放出される。
【0022】
図2は気流乾燥装置25の断面図を示している。同図において、粉砕ロータ12は後述する図4のAOA’断面を示している。気流乾燥装置25は円筒状の上ケーシング5a、ライナー5b及び下ケーシング5cから成る筐体5に覆われている。上ケーシング5a及び下ケーシング5cは鋼板等により形成されている。
【0023】
ライナー5bは後述する粉砕ロータ12の回転によって原料が衝突して生じる破損や磨耗を防止するため、上ケーシング5a及び下ケーシング5cよりも高強度の材質により形成されている。
【0024】
ライナー5bには鍔部5d、5eが複数のボルト36により一体化されている。上ケーシング5aは複数のボルト58とナット59によりガスケット57を介して鍔部5dに締結されている。下ケーシング5cは複数のボルト49とナット50によりガスケット57を介して鍔部5eに締結されている。ガスケット57は筐体5内の気密性を保持するために設けられている。また、下ケーシング5cと鍔部5eとの間には上昇気流を整流する整流板40が設けられている。
【0025】
下ケーシング5cには流入口1が開口しており、熱風発生装置24(図1参照)からの熱風を筐体5内に取り入れるようになっている。下ケーシング5cの下端には底板51が溶接されている。底板51には軸受43、44、45のハウジング55がボルト54により取り付けられている。また、底板51にはハウジング55内への粉粒体の侵入を防止する防塵カバー52がボルト53により取り付けられている。
【0026】
軸受43、44、45にはシャフト42が嵌挿されている。シャフト42の下端にはプーリー41が取り付けられ、ベルト(不図示)を介して駆動モータ10(図1参照)に連結されている。また、軸受43、44、45の上方から注油して下方から廃油するオイルチューブ56a、56bが注油装置(不図示)に連結され、潤滑油を循環するようになっている。
【0027】
シャフト42の上端には、フランジ46がボルト47により取り付けられている。フランジ46には円板(板状部材)32及びブレード31から成る粉砕ロータ12がボルト48により取り付けられている。粉砕ロータ12の上面図を図4に示すとともに、図4のAOA’断面図を図5に示す。これらの図に示すように、円板32には厚みtの複数のブレード31が円板32の外周から突出してライナー5b(図2参照)に対峙するように放射状に立設されている。
【0028】
ブレード31は底面側に支持部31bを有し、円板32に放射状に設けられた第1溝32aに支持部31bを嵌入してブレード31が立設されている。支持部31bには内径方向に延びた延設部31cが設けられ、延設部31cの上面側には溝部31dが形成されている。
【0029】
円板32には環状の第2溝32bが形成されている。ブレード31は溝部31dが第2溝32bと同心になるように設置され、溝部31d及び第2溝32bに環状部材33が嵌合されている。環状部材33はボルト33aにより円板32に固定され、これによりブレード31が保持されている。従って、ブレード31を容易に着脱できるようになっている。
【0030】
ブレード31は3種類の形状を有している。ブレード31sは周面の下部に径方向に突出した突起部35が形成されている。ブレード31tは周面の上部に径方向に突出した突起部35が形成されている。ブレード31uは図6に示すように、突起部35が形成されない。
【0031】
ブレード31uの外径d3は、ブレード31s、31tの突起部35の外径d1よりも小さくなっており、突起部35が形成されない部分の外径d2と略等しくなっている。これにより、ブレード31uの周面はライナー5bとの距離が離れ、ブレード31s、31tの突起部35がライナー5bと近接してライナー5bに付着する粉粒体を掻き取るようになっている。
【0032】
本実施形態では、ブレード31sを2枚、ブレード31tを2枚、ブレード31uを8枚の合計12枚を円板32上に立設し、粉砕ロータ12の回転軸(点O)に対して同じ形状のブレードが対称に配置されている。即ち、2枚のブレード31sが回転軸に対して対称に配置され、2枚のブレード31tが回転軸に対して対称に配置されている。各ブレードの枚数は本実施形態に限られるものではない。
【0033】
図2において、粉砕ロータ12の上方には筐体5と略同心のガイドリング30が設けられ、筐体5内の外周部分と内周部分とを隔離している。ガイドリング30に面した粉砕部3の上方には、原料供給部9が筐体5内に突設されている。原料供給部9内に設けられるスクリューフィーダ9aの回転により、排出口9bから塊状の原料が粉砕ロータ12上に落下供給される。
【0034】
粉砕ロータ12上に供給される原料は粉砕ロータ12の回転による遠心力により外周方向に導かれ、ブレード31により粉粒体に粉砕される。これにより、原料を粉砕する粉砕部3が構成されている。尚、シャフト42部分への原料の侵入防止と粉砕ロータ12の外周方向への原料の移動を容易にするために、円錐形のカバー34が円板32上に設けられている。
【0035】
上ケーシング5aの側部には筐体5内を視認できるガラス製の視認窓39が設けられている。上ケーシング5aの上部には分級部6が取り付けられている。図3は分級部6を示す断面図である。分級部6は分級ロータ79を有し、分級ロータ79の回転駆動部は複数のボルトとナット(いずれも不図示)により締結された上部カバー71と下部カバー70により覆われている。
【0036】
上部カバー71の内側には軸受68、69のハウジング75a、75bが溶接され、軸受68、69にはシャフト63が嵌挿されている。上部カバー71の側部には駆動モータ8(図1参照)を設置するアングル72が設けられている。シャフト63はベルト(不図示)を介して駆動モータ8に連結され、駆動モータ8により回転駆動されるようになっている。また、上部カバー71の上方にはシャフト71の回転数を検知する光電スイッチ74が設けられている。
【0037】
下部カバー70の下端はシャフト63が上ケーシング5a内に貫通するように開口している。下部カバー70の上方はシール部材76により遮蔽されている。下部カバー70の周面には開口部70aが形成され、開口部70aを覆う円管77が溶接されている。
【0038】
下部カバー70及び円管77により排気ダクト7が構成されている。これにより、従来例(図8参照)のような湾曲した円管により形成された排気ダクト7よりもシャフト63の周囲の排気通路の断面積を広くし、排気ダクト7の内壁に付着する粉粒体による閉塞を防止している。
【0039】
下部カバー70内を貫通するシャフト63にはキー67により一体回転する外筒64が外嵌されている。外筒64には下部カバー70の内壁に付着する粉粒体を掻き落す薄板状のスクレパ66が一体化されている。スクレパ66には排気ダクト7内の圧力損失を低減する孔部66aが形成されている。
【0040】
上ケーシング5a内に突出するシャフト63の下端には円板61がボルト62により取り付けられ、キー78により一体回転するようになっている。円板61には薄板から成る複数の分級ブレード13が放射状に立設されている。各分級ブレード13の上端はリング形状の環状部材65により溶接されている。従って、円板61、分級ブレード13及び環状部材65から成る分級ロータ79がシャフト63と一体に回転するようになっている。
【0041】
上記構成の気流乾燥機25によると、スクリューフィーダ9aの回転により水分を含む塊状の原料が、駆動モータ10の駆動によりD方向に回転する粉砕ロータ12上に落下する。粉砕ロータ12の回転により原料には遠心力が働いて原料は粉砕ロータ12の外周方向へ導かれる。そして、原料はブレード31に衝突して粉粒体に粉砕される。
【0042】
熱風発生装置24(図1参照)の駆動により矢印B1に示すように流入口1から熱風が流入し、矢印B2に示すように防塵カバー55の外側を通って、矢印B3に示すように円板32とライナー5bとの隙間を通過する。この時、ブレード31により粉砕された粉粒体は熱風により更に分散しながら旋回して上方に吹上げられ、矢印B4に示すようにガイドリング30の外側を熱風とともに粉粒体が筐体5内を上昇する。
【0043】
また、粉砕ロータ12に面してライナー5bに付着した粉粒体はブレード31sの突起部35により下部が掻き取られ、ブレード31tの突起部35により上部が掻き取られる。掻き取られた粉粒体は熱風とともに筐体5内を上昇する。
【0044】
駆動モータ8の駆動によって回転する分級ブレード13は旋回気流を発生させる。筐体5内を上昇して分級部6付近に到達した粉粒体には該旋回気流による遠心力が働く。また、粉粒体は排気ダクト7に吸引されるため向心力が働く。乾燥が充分でない粉粒体は遠心力の方が大きく、分級部6の外側に飛ばされた後、ガイドリング30の内側を降下して粉砕部3へ導かれる。これにより、粉粒体はガイドリング30の内周側と外周側とを循環して充分な乾燥が行われる。
【0045】
充分分散して空気及び水蒸気の排出により乾燥した粉粒体は向心力の方が大きく、分級ブレード13間の隙間6bから矢印B5に示すように分級部6の内部に侵入する。これにより、分級部6により粉粒体が分級される。そして、矢印B6に示すように排気ダクト7の排気口7aから排出されて均一な大きさの乾燥した粉粒体が得られるようになっている。
【0046】
本実施形態によると、粉砕ロータ12のブレード31にライナー5bと近接する突起部35を形成するので、ライナー5bに付着した粉粒体が接触面積の小さい突起部35により掻き取られる。このため、駆動モータ10の負荷変動が少ない状態で容易に粉粒体を除去することができる。従って、最大出力の低い駆動モータ10を使用することができ、気流乾燥装置の製造コストを削減することができる。また、突起部35の接触面積が小さいためブレード31の変形を防止することができる。
【0047】
また、下部に突起部35を有するブレード31sを回転軸に対して対称な位置に配置し、上部に突起部35を有するブレード31tを回転軸に対して対称な位置に配置しているので、粉砕ロータ12には対称な位置に略同じ力が加わる。このため、粉砕ロータ12に加わる軸方向の捻りが抑制され、粉砕ロータ12の変形を防止することができる。尚、ブレードに応じて例えばブレードの上部、中部、下部に突起部35を形成しても良く、より多くの異なる位置に形成しても良い。
【0048】
更に、ブレード31sの下部に形成される突起部35の軸方向の長さL1(図5参照)よりも、ブレード31tの上部に形成される突起部35の軸方向の長さL2(図5参照)を短くしている。このため、円板32から離れた上部に加わる力が小さく、曲げモーメントが減少するのでブレード31の変形を防止することができる。
【0049】
加えて、ブレード31uには突起部35が形成されず、ライナー5aとの距離が大きいため大きな力が加わらない。これにより、粉砕ロータ12全体に加わる負荷を低減して駆動モータ10の出力をより低くすることができる。
【0050】
次に、図7は第2実施形態の気流乾燥装置25を示す断面図である。前述の図1〜図6に示す第1実施形態と同一の部分には同一の符号を付している。本実施形態の原料供給部9にはパイプ91が設けられている。粉砕ロータ12は前述の図4、図5と同様の構成になっており、パイプ91を挿通する開口部92bを有したディスク92がボルト95により粉砕ロータ12に固定されている。ディスク92はワッシャー(不図示)等を挟んで円板32と所定量の隙間を有する平板部92aが形成されている。
【0051】
原料供給部9はパイプ91内の原料を加熱するヒータ(不図示)を有している。粉粒体が水に混合されたスラリーや液状の原料は原料タンク(不図示)に貯溜され、ヒータにより加熱されて筐体5内に送出される。
【0052】
また、筐体5の上部には従来例(図8参照)と同様の分級部6が設けられている。分級部6を上ケーシング5aから取外して、排気ダクト7’に取り替えると、分級ロータ79を使用せずに粉粒体を排出できるようになっている。この時、排気ダクト7’の内径や上ケーシング5a内への突出量を適切に選択することで粉粒体を分級することが可能である。その他の構成は第1実施形態と同様である。
【0053】
上記構成の気流乾燥装置25によると、粉粒体が多量の水に混合されたスラリーや液状の原料はパイプ91内を通り、ヒータの加熱により水分が蒸発される。これにより、パイプ91内の原料の流速が増加して乱流となり、伝熱効果が向上して更に水分が蒸発する。
【0054】
そして、原料は筐体5内に導かれて水及び水蒸気を含む原料がパイプ91内を流下し、ディスク92の開口部92bから円板32上に供給される。原料は表面張力によってディスク92と円板32との隙間内を広がるため、円板32の周方向の全体に分散される。
【0055】
その後、回転するブレード31により原料は細かい粒滴に分散されて熱風と熱交換が行われる。これにより、スラリーや液状の原料であっても充分乾燥させることが可能となる。尚、乾燥効率は低下するが、原料を常温のまま筐体5内に送出してもよい。
【0056】
本実施形態においても第1実施形態と同様の効果を得ることができる。即ち、ブレード31に突起部35を形成するので、最大出力の小さい駆動モータ10を使用することができる。また、ブレード31に加わる力が減少するとともに同じ形状のブレードを対称に配置して捻りを防止し、ブレード31の変形を防止することができる。
【0057】
また、ブレードの下部に形成される突起部35の軸方向の長さよりも、ブレードの上部に形成される突起部35の軸方向の長さを短くしているので、曲げモーメントを減少してブレード31の変形を防止することができる。加えて、ブレード31uには突起部35が形成されないので粉砕ロータ12に加わる負荷を低減して駆動モータ10の出力をより低くすることができる。
【0058】
【発明の効果】
本発明によると、粉砕ロータのブレードに突起部を形成するので、筐体内壁に付着した粉粒体が接触面積の小さい突起部により掻き取られる。このため、粉砕ロータの駆動モータの負荷変動が少ない状態で容易に粉粒体を除去することができる。従って、最大出力の低い駆動モータを使用することができ、気流乾燥装置の製造コストを削減することができる。また、突起部の接触面積が小さいためブレードの変形を防止することができる。
【0059】
また、突起部の軸方向の位置が互いに異なる前記ブレードを設けるとともに、突起部の軸方向の位置が同じブレードを回転軸に対して対称に配置したので、粉砕ロータには対称な位置に略同じ力が加わる。このため、粉砕ロータに加わる軸方向の捻りが抑制され、粉砕ロータの変形を防止することができる。
【0060】
また本発明によると、ブレードの下部に設けられた突起部よりもブレードの上部に設けられた突起部の軸方向の長さを短くしたので、板状部材から離れた上部に加わる力が小さく、曲げモーメントが減少するのでブレードの変形を防止することができる。
【0061】
また本発明によると、突起部を一部の前記ブレードにのみ設け、突起部を持たないブレードの外周を突起部の外周よりも内周側にしたので、突起部を持たないブレードと筐体内壁との距離が大きいため大きな力が加わらない。従って、粉砕ロータ全体に加わる負荷を低減して駆動モータの出力をより低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の気流乾燥装置を用いた乾燥システムを示す構成図である。
【図2】本発明の第1実施形態の気流乾燥装置を示す断面図である。
【図3】本発明の第1実施形態の気流乾燥装置の分級部を示す断面図である。
【図4】本発明の第1実施形態の気流乾燥装置の粉砕ロータを示す平面図である。
【図5】図4のAOA’断面図である。
【図6】本発明の第1実施形態の気流乾燥装置の一のブレードを示す側面図である。
【図7】本発明の第2実施形態の気流乾燥装置を示す断面図である。
【図8】従来の気流乾燥装置を示す断面図である。
【図9】従来の気流乾燥装置の分級ブレードを示す平面図である。
【符号の説明】
1 流入口
3 粉砕部
4 ブレード
5 筐体
5a 上ケーシング
5b ライナー
5c 下ケーシング
6 分級部
7、7’ 排気ダクト
8、10 駆動モータ
9 原料供給部
9a スクリューフィーダ
12 粉砕ロータ
13 分級ブレード
14 ホッパ
24 熱風発生装置
25 気流乾燥装置
26 捕集器
27 送風機
31、31s、31t、31u ブレード
32 円板
33 環状部材
35 突起
39 視認窓
40 整流板
42 シャフト
43、44、45 ベアリング
46 フランジ
51 底板
52 防塵カバー
55 ハウジング
57 ガスケット
61 円板
63 シャフト
65 環状部材
66 スクレパ
68、69 軸受
79 分級ロータ
91 パイプ
92 ディスク[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a pulverizing rotor that generates a swirling airflow by rotation and pulverizes raw materials to generate particles. The present invention also relates to an air-flow drying device that dries and discharges the granular material generated by the grinding rotor.
[0002]
[Prior art]
A conventional airflow drying apparatus is configured as shown in FIG. The airflow drying apparatus includes a
[0003]
The crushing
[0004]
A classifying
[0005]
Thereby, the rotational speed of the
[0006]
In the airflow drying apparatus having the above-described configuration, the raw material containing moisture is dropped and supplied from the raw material supply unit 9 onto the crushing
[0007]
Further, the
[0008]
The powder that has been dispersed and dried again has a greater centripetal force, and enters the
[0009]
[Problems to be solved by the invention]
However, according to the above-described conventional airflow drying apparatus, the raw material contains moisture, so that the granular material easily adheres to the inner wall of the
[0010]
Although the deposits can be removed by narrowing the distance between the
[0011]
An object of this invention is to provide the grinding | pulverization rotor and airflow drying apparatus which can prevent the performance degradation by adhesion of a raw material at low cost.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a grinding rotor according to the present invention comprises a rotatable plate-like member and a plurality of blades erected radially on the plate-like member, and generates a swirling airflow by rotation and the blade. In the crushing rotor for crushing the raw material supplied to the blade, a protrusion is formed on the peripheral surface of the blade, and the blade is provided with the blades having different positions in the axial direction, and the position of the protrusion in the axial direction is The same blade is arranged symmetrically with respect to the rotation axis.
[0013]
According to this configuration, the raw material supplied onto the crushing rotor arranged in the cylindrical casing is pulverized into powder particles by the blades made of thin plates, and is swirled in the casing by the swirling airflow to be dried. Protrusions that oppose the inner wall of the housing are formed on the peripheral surface of the blade. For example, two blades having protrusions on the top are arranged at positions symmetrical to the rotation axis, and protrusions on the bottom Are arranged at positions symmetrical with respect to the rotation axis. The granular material adhering between the peripheral surface of the blade and the inner wall of the housing is removed by the protrusion.
[0014]
Further, in the grinding rotor having the above-described configuration, the protrusion is provided only on a part of the blades, and the outer periphery of the blade that does not have the protrusions is located on the inner peripheral side of the outer periphery of the protrusion. It is a feature. According to this configuration, the gap between the blade having no protrusion and the inner wall of the housing is increased.
[0015]
According to the present invention, in the grinding rotor configured as described above, the length in the axial direction of the protrusion provided on the upper portion of the blade is shorter than the protrusion provided on the lower portion of the blade. According to this configuration, when removing the granular material adhering to the inner wall of the housing, the force applied to the protrusion formed on the upper portion of the blade is smaller than the force applied to the protrusion formed on the lower portion.
[0016]
According to the present invention, in the grinding rotor having the above-described configuration, the plate-shaped member has a first groove formed radially and a second groove formed annularly, and the blade extends in the radial direction on the bottom surface side. An extension member and a groove portion provided on the upper surface side of the extension portion are provided, and an annular member is fitted into the second groove together with the groove portion of the blade fitted into the first groove to hold the blade. It is characterized by that.
[0017]
The airflow drying apparatus of the present invention has a vertical cylindrical housing and a plurality of blades erected on a plate-like member in a radial manner, and rotates in the housing to generate a swirling airflow and to produce a raw material. A pulverizing rotor that pulverizes to generate powder, a raw material supply unit that supplies the raw material to the pulverizing rotor, a hot air supply unit that supplies hot air to the powder from below, and a powder that is dried by the hot air In the airflow drying device comprising a discharge unit for discharging the body from the upper part of the casing, a protrusion is formed on the peripheral surface of the blade facing the inner wall of the casing, and the axial position of the protrusion is The blades are different from each other, and the blades having the same position in the axial direction of the protrusion are arranged symmetrically with respect to the rotation axis.
[0018]
According to this configuration, the raw material supplied from the raw material supply unit onto the pulverization rotor is pulverized into a granular material by a thin blade, swirled while being blown up inside the casing by the hot air supplied from the hot air supply unit, and dried. After that, it is discharged from the discharge section.
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
An embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. For convenience of explanation, the same parts as those of the conventional example shown in FIG. FIG. 1 is a schematic configuration diagram showing a drying system using the airflow drying apparatus of the first embodiment. A raw material supply unit 9 that has a
[0020]
A
[0021]
A
[0022]
FIG. 2 shows a cross-sectional view of the
[0023]
The liner 5b is formed of a material having higher strength than the
[0024]
The
[0025]
An inflow port 1 is opened in the lower casing 5c, and hot air from the hot air generator 24 (see FIG. 1) is taken into the
[0026]
A
[0027]
A
[0028]
The
[0029]
An annular
[0030]
The
[0031]
The outer diameter d3 of the
[0032]
In this embodiment, a total of 12
[0033]
In FIG. 2, a
[0034]
The raw material supplied onto the pulverizing
[0035]
A
[0036]
The
[0037]
The lower end of the
[0038]
An
[0039]
An
[0040]
A
[0041]
According to the
[0042]
As the hot air generator 24 (see FIG. 1) is driven, hot air flows from the inflow port 1 as indicated by an arrow B1, passes through the outside of the dustproof cover 55 as indicated by an arrow B2, and is a disk as indicated by an arrow B3. 32 passes through the gap between the liner 5b. At this time, the granular material pulverized by the
[0043]
Further, the lower part of the granular material adhering to the liner 5b facing the grinding
[0044]
The
[0045]
The granular material that has been sufficiently dispersed and dried by discharging air and water vapor has a greater centripetal force, and enters the inside of the classifying
[0046]
According to the present embodiment, the
[0047]
Further, the
[0048]
Furthermore, the axial length L2 (see FIG. 5) of the
[0049]
In addition, no
[0050]
Next, FIG. 7 is sectional drawing which shows the
[0051]
The raw material supply unit 9 has a heater (not shown) for heating the raw material in the
[0052]
In addition, a
[0053]
According to the air
[0054]
Then, the raw material is introduced into the
[0055]
Thereafter, the raw material is dispersed into fine droplets by the
[0056]
In this embodiment, the same effect as that of the first embodiment can be obtained. That is, since the
[0057]
Further, since the axial length of the
[0058]
【The invention's effect】
According to the present invention, since the protrusion is formed on the blade of the grinding rotor, the granular material adhering to the inner wall of the casing is scraped off by the protrusion having a small contact area. For this reason, a granular material can be easily removed in the state with few load fluctuations of the drive motor of a grinding | pulverization rotor. Therefore, a drive motor with a low maximum output can be used, and the manufacturing cost of the airflow drying device can be reduced. Further, since the contact area of the protrusion is small, the blade can be prevented from being deformed.
[0059]
In addition, the blades having the protrusions with different axial positions are provided, and the blades with the same axial position of the protrusions are arranged symmetrically with respect to the rotation axis. Power is added. For this reason, axial twist applied to the grinding rotor is suppressed, and deformation of the grinding rotor can be prevented.
[0060]
Also, according to the present invention, the axial length of the protrusion provided on the upper part of the blade is shorter than the protrusion provided on the lower part of the blade, so that the force applied to the upper part away from the plate-like member is small. Since the bending moment is reduced, deformation of the blade can be prevented.
[0061]
Further, according to the present invention, since the protrusion is provided only on some of the blades and the outer periphery of the blade without the protrusion is on the inner peripheral side with respect to the outer periphery of the protrusion, the blade without the protrusion and the inner wall of the housing A large force is not applied because of the large distance. Therefore, the load applied to the entire grinding rotor can be reduced and the output of the drive motor can be further reduced.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram showing a drying system using an airflow drying apparatus according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view showing the airflow drying apparatus according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a cross-sectional view showing a classification unit of the airflow drying apparatus according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a plan view showing a crushing rotor of the air flow drying device according to the first embodiment of the present invention.
5 is a cross-sectional view taken along the line AOA ′ of FIG.
FIG. 6 is a side view showing one blade of the air flow drying device according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 7 is a cross-sectional view showing an airflow drying apparatus according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a cross-sectional view showing a conventional airflow drying apparatus.
FIG. 9 is a plan view showing a classification blade of a conventional airflow drying apparatus.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (5)
前記ブレードの周面に突起部を形成し、前記突起部の軸方向の位置が互いに異なる前記ブレードを設けるとともに、前記突起部の軸方向の位置が同じ前記ブレードを回転軸に対して対称に配置したことを特徴とする粉砕ロータ。In a crushing rotor comprising a plate-like member and a plurality of blades erected radially on the plate-like member, generating a swirling airflow by rotation and crushing a raw material supplied to the blade,
Protruding portions are formed on the peripheral surface of the blade, the blades having the axial positions of the protruding portions different from each other are provided, and the blades having the same axial position of the protruding portions are arranged symmetrically with respect to the rotation axis A pulverizing rotor characterized by the above.
前記筐体の内壁に対峙する前記ブレードの周面に突起部を形成し、前記突起部の軸方向の位置が互いに異なる前記ブレードを設けるとともに、前記突起部の軸方向の位置が同じ前記ブレードを回転軸に対して対称に配置したことを特徴とする気流乾燥装置。Pulverization that has a vertical cylindrical casing and a plurality of blades erected on a plate-like member in a radial manner, generates a swirling airflow by rotation within the casing, and pulverizes the raw materials to generate powder particles A rotor, a raw material supply unit that supplies the raw material to the pulverization rotor, a hot air supply unit that supplies hot air to the granular material from below, and a granular material dried by the hot air is discharged from the upper part of the housing In the air flow drying device including the discharge unit,
Protruding portions are formed on the peripheral surface of the blade facing the inner wall of the housing, and the blades having different axial positions of the protruding portions are provided, and the blades having the same axial position of the protruding portions are provided. An airflow drying apparatus characterized by being arranged symmetrically with respect to a rotation axis.
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