JP2004069082A - Grain stirring device - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、穀槽に貯蔵される穀物を攪拌する穀物攪拌装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
累積攪拌混合乾燥貯蔵装置としては、例えば特開平9−12151号記載のものがある。この累積攪拌混合乾燥貯蔵装置は、穀槽を備えており、穀槽には籾が張り込まれて累積貯蔵される。穀槽内には乾燥風が送風され、これにより、穀槽に貯蔵された籾が乾燥される。
【0003】
穀槽内には、図13に示す攪拌機200が設けられている。攪拌機200は円筒状のガイドシャフト202を備えており、ガイドシャフト202は、穀槽内の上部に設けられて、一端側を中心に水平面上を公転される。
【0004】
ガイドシャフト202には、複数の略逆五角形筒状の支持機枠204がガイドシャフト202を取り囲んだ状態で支持されており、各支持機枠204はガイドシャフト202に対し回転自在とされている。
【0005】
各支持機枠204は、ダウンオーガ206の上部を支持しており、各ダウンオーガ206は穀槽内の籾に挿入されている。各ダウンオーガ206は、ガイドシャフト202と共に公転されると共に、中心軸を中心に常に一定速度で自転され、これにより、穀槽内の籾が攪拌(混合)される。
【0006】
ところで、ダウンオーガ206は、ガイドシャフト202と共に公転されることで、籾内を移動することによる抵抗を受けて、ガイドシャフト202公転方向の反対側へ傾斜される。
【0007】
ここで、ダウンオーガ206が傾斜されたままガイドシャフト202と共に公転されると、ダウンオーガ206の軸方向に籾の抵抗の分力が作用し、しかも、この籾の抵抗の分力はダウンオーガ206の傾斜角度θが大きくなる程大きくなり、攪拌機200が損傷することがある。
【0008】
このため、ダウンオーガ206が一定角度(約10°)以上傾斜されると、ガイドシャフト202の公転が停止される構成とされている。これにより、ダウンオーガ206はガイドシャフト202の公転が停止された状態で中心軸を中心に自転される。そのため、ダウンオーガ206の周囲の籾が十分攪拌されて籾の抵抗が解除され、ダウンオーガ206の傾斜角度θが徐々に小さくされる。さらにその後、ダウンオーガ206の傾斜角度θが一定角度未満となると、ガイドシャフト202の公転が再開されて、再度ダウンオーガ206がガイドシャフト202と共に公転されて正常状態に戻る。
【0009】
これにより、ダウンオーガ206が傾斜されたままガイドシャフト202と共に公転されることによりダウンオーガ206の軸方向に作用する籾の抵抗の分力の大きさを一定値未満に維持して、攪拌機200(特にダウンオーガ206及び支持機枠204)の損傷が防止された構成とされている。
【0010】
ここで、このような攪拌機200においては、ダウンオーガ206が一定角度以上傾斜された際に、できるだけ早くダウンオーガ206の傾斜角度θを小さくすることで、早く正常状態に戻すことができることが望まれている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事実を考慮し、攪拌部材が傾斜された際に早く攪拌部材の傾斜角度を小さくすることができる穀物攪拌装置を得ることが目的である。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の穀物攪拌装置は、穀物が貯蔵される穀槽に設けられ、穀槽内を移動されるガイドシャフトと、前記ガイドシャフトに回転自在に支持されると共に穀物内に挿入され、前記ガイドシャフトと共に移動されると共に自転されることで穀物を攪拌する攪拌部材と、前記攪拌部材が特定角度以上傾斜された際には前記攪拌部材の自転速度を大きくする制御手段と、を備えている。
【0013】
請求項1に記載の穀物攪拌装置では、穀物が貯蔵される穀槽に設けられたガイドシャフトが穀槽内を移動される。また、ガイドシャフトに回転自在に支持された攪拌部材が穀物内に挿入されており、攪拌部材がガイドシャフトと共に移動されると共に自転されることで穀物を攪拌する。
【0014】
ところで、攪拌部材は、ガイドシャフトと共に移動されることで、穀物内を移動することによる抵抗を受けて、ガイドシャフト移動方向の反対側へ傾斜される。
【0015】
ここで、攪拌部材が特定角度以上傾斜された際には、制御手段が攪拌部材の自転速度を大きくする。このため、早く攪拌部材の周囲の穀物が十分攪拌されて穀物の抵抗が解除され、これにより、早く攪拌部材の傾斜角度を小さくすることができる。
【0016】
請求項2に記載の穀物攪拌装置は、穀物が貯蔵される穀槽に設けられ、前記穀槽内を移動されるガイドシャフトと、前記ガイドシャフトに回転自在に支持されると共に穀物内に挿入され、前記ガイドシャフトと共に移動されると共に自転されることで穀物を攪拌する攪拌部材と、前記攪拌部材が傾斜された際には前記攪拌部材の傾斜角度が大きい程前記攪拌部材の自転速度を大きくする制御手段と、を備えている。
【0017】
請求項2に記載の穀物攪拌装置では、穀物が貯蔵される穀槽に設けられたガイドシャフトが穀槽内を移動される。また、ガイドシャフトに回転自在に支持された攪拌部材が穀物内に挿入されており、攪拌部材がガイドシャフトと共に移動されると共に自転されることで穀物を攪拌する。
【0018】
ところで、攪拌部材は、ガイドシャフトと共に移動されることで、穀物内を移動することによる抵抗を受けて、ガイドシャフト移動方向の反対側へ傾斜される。
【0019】
ここで、攪拌部材が傾斜された際には、攪拌部材の傾斜角度が大きい程、制御手段が攪拌部材の自転速度を大きくする。このため、いち早く攪拌部材の周囲の穀物が十分攪拌されて穀物の抵抗が解除され、これにより、いち早く攪拌部材の傾斜角度を小さくすることができる。
【0020】
請求項3に記載の穀物攪拌装置は、請求項1または請求項2に記載の穀物攪拌装置において、前記制御手段は、前記攪拌部材が所定角度以上傾斜された際には前記ガイドシャフトの移動を停止する、ことを特徴としている。
【0021】
請求項3に記載の穀物攪拌装置では、攪拌部材が所定角度以上傾斜された際に、制御手段がガイドシャフトの移動を停止する。このため、攪拌部材がガイドシャフトと共に移動されることにより攪拌部材に作用する穀物の抵抗をなくすことができ、一層早く攪拌部材の傾斜角度を小さくすることができる。
【0022】
しかもこのため、攪拌部材が傾斜されたままガイドシャフトと共に移動されることにより攪拌部材の自転軸方向に作用する穀物の抵抗の分力を、所定値未満に維持することができる。これにより、穀物攪拌装置の損傷を防止することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
[第1の実施の形態]
図7には、本発明の穀物攪拌装置が適用されて構成された第1の実施の形態に係る累積攪拌混合乾燥貯蔵装置10が縦断面図にて示されている。
【0024】
本実施の形態に係る累積攪拌混合乾燥貯蔵装置10は、屋外設置型の非循環式のものとされており、穀槽12(ビン)を備えている。穀槽12は、円筒状または多角形筒状とされた周壁14を有しており、周壁14の軸方向は上下方向に平行とされている。また、周壁14の上面開口は、略円錐状とされた屋根16に被覆されており、屋根16の頂部には排気口18が形成されている。
【0025】
周壁14内は、周壁14の底面近傍において床板20に仕切られており、床板20上側の周壁14内は貯蔵室22とされると共に、床板20下側の周壁14内は導風路24とされている。床板20は網部材等とされて通気性を有する一方、穀物としての籾Mは床板20を通過できない構成とされている。また、床板20の中央には排出口26が形成されており、排出口26は排出蓋28によって閉鎖されている。
【0026】
穀槽12の近傍には、揚穀機30が立設されている。揚穀機30の下部には張込ホッパ32が設けられており、張込ホッパ32から揚穀機30内の下部に籾Mが張り込まれる。揚穀機30内にはバケットコンベア(図示省略)が設けられており、揚穀機30内の下部に張り込まれた籾Mがバケットコンベアによって揚穀機30内の上部まで持上搬送される。
【0027】
揚穀機30の上部と屋根16の頂部との間には、張込機34が架け渡されており、張込機34内には揚穀機30内の上部まで搬送された籾Mが流下される。張込機34内にはベルトコンベア36が設けられており、張込機34内に流下された籾Mがベルトコンベア36によって屋根16内の頂部まで搬送される。
【0028】
屋根16内の中央には固定枠38が固定されており、固定枠38内には均分機40が固定されている。均分機40は案内ホッパ42を有しており、案内ホッパ42には屋根16内の頂部まで搬送された籾Mが流下される。案内ホッパ42の直下には円盤状の均分盤44が設けられており、案内ホッパ42に流下された籾Mが、案内ホッパ42に案内されて回転される均分盤44の上面に流下されることで、遠心力によって貯蔵室22へ均等に放散分配される。これにより、貯蔵室22(穀槽12内)に籾Mが張り込まれて累積(堆積)貯蔵される。また、籾Mは、貯蔵室22へ数日間かけて張り込まれ、貯蔵室22に数ヶ月間貯蔵される。
【0029】
穀槽12の近傍には乾燥風生成装置46が設けられており、乾燥風生成装置46は導風路24に連通されている。乾燥風生成装置46は、乾燥風(熱風または自然風)を生成して導風路24及び床板20を介して貯蔵室22へ送風し、さらに、この乾燥風が屋根16の頂部の排気口18から排気される。これにより、籾Mが貯蔵室22へ張り込まれる際及び籾Mが貯蔵室22に貯蔵されている際に、貯蔵室22内の籾Mが乾燥風を浴びせられてじっくり乾燥される。
【0030】
床板20の下方には排出機48が設けられており、排出機48は、床板20中央の排出口26の直下から導風路24内を経て周壁14の下部を貫通し、さらに、穀槽12外の屋内(図示省略)まで架け渡されている。貯蔵室22内の籾Mを出荷する際には、排出蓋28が排出口26を開放して籾Mが排出機48に流下される。排出機48にはベルトコンベア50が設けられており、排出機48に流下された籾Mがベルトコンベア50によって搬送されて屋内へ排出される。
【0031】
床板20の直上には排出オーガ52(スクリュー)が設けられており、排出オーガ52は排出口26の直上から周壁14の近傍まで架け渡されている。排出オーガ52は、排出口26側端を中心に公転自在とされると共に、周壁14側端に円盤状の回転盤54が固定されている。ここで、貯蔵室22内の籾Mの排出最終段階において、排出オーガ52が中心軸を中心に自転されることで、回転盤54が床板20を回転して排出オーガ52が排出口26側端を中心に公転される。これにより、貯蔵室22内の籾Mが排出オーガ52によって排出口26へ搬送され、貯蔵室22内から籾Mが良好に排出される。
【0032】
貯蔵室22内には、穀物攪拌装置としての攪拌機56が設けられている。攪拌機56は、棒状の公転アーム58を備えており、公転アーム58の一端は固定枠38に回転自在に支持されて貯蔵室22の上部かつ周壁14の中心軸上に配置されると共に、公転アーム58は水平に配置されている。公転アーム58の他端にはギヤボックス60の上部が固定されており、ギヤボックス60内には減速機構(図示省略)が設けられると共に、ギヤボックス60には回転モータ62が取り付けられている。
【0033】
ギヤボックス60の下部には、公転アーム58の下方において円筒状(円柱状でもよい)のガイドシャフト64の一端が支持されており、ガイドシャフト64は公転アーム58に平行とされて水平に配置されている。ガイドシャフト64は、周壁14の中心軸上を経て他端側が周壁14の近傍まで延伸されており、ガイドシャフト64他端近傍の全周には凹部66が形成されている(図8参照)。
【0034】
図8に詳細に示す如く、周壁14の内面には円筒状の支持筒68が所定数のボルト及びナット70によって固定されており、支持筒68の内面には全周に亘って断面L字状のレール72が一体に設けられている。レール72の先端側は上方へ突出しており、レール72の先端が上記凹部66の底面に接触されることでレール72がガイドシャフト64の他端側を支持している。
【0035】
ここで、ガイドシャフト64は、ギヤボックス60内の減速機構を経て回転モータ62の出力軸に接続されており、回転モータ62が駆動されることで、回転モータ62の出力軸の回転が減速機構を経てガイドシャフト64に伝達される。これにより、ガイドシャフト64が中心軸を中心にゆっくり自転されると共に、ガイドシャフト64の凹部66がレール72の先端をゆっくり回転して、ガイドシャフト64が、公転アーム58、ギヤボックス60及び回転モータ62と共に周壁14の中心軸を中心に水平面上をゆっくり公転(移動)される。
【0036】
ガイドシャフト64には、他端近傍(凹部66よりも一端側)と一端近傍とにおいて、それぞれ円環板状の反転プレート74、反転プレート76が固定されており、反転プレート74、76はガイドシャフト64と一体に自転される。
【0037】
ガイドシャフト64には、他端側から一端側へ向けて略逆五角形筒状の固定支持機枠78、所定数(本実施の形態では1つであるが通常1つから3つであり周壁14の径が大きくなるほど多くなる)の従動支持機枠80、及び、駆動支持機枠82が、ガイドシャフト64を取り囲んだ状態で設けられている。また、固定支持機枠78は反転プレート74のガイドシャフト64他端側に配置されると共に、従動支持機枠80及び駆動支持機枠82は反転プレート74と反転プレート76との間に配置されている。
【0038】
図5に示す如く、固定支持機枠78及び従動支持機枠80の内面には、それぞれ球状のベアリング84が複数回転自在に設けられており、複数のベアリング84がガイドシャフト64の周面に周方向に等間隔な位置において接触することで、固定支持機枠78及び従動支持機枠80がガイドシャフト64に支持されている。このため、固定支持機枠78及び従動支持機枠80は、各ベアリング84によってガイドシャフト64に対し回転自在とされて、ガイドシャフト64の自転を許可すると共に、従動支持機枠80はガイドシャフト64の軸方向へ移動可能とされている。
【0039】
図4に示す如く、駆動支持機枠82の内面には、上記と同様のベアリング84が複数回転自在に設けられると共に、断面逆U字板状の支持枠86が回転可能に支持されており、支持枠86の内部には円柱状(または円筒状)の駆動ロール88が回転自在に支持されている。複数のベアリング84及び駆動ロール88はガイドシャフト64の周面に周方向に等間隔な位置において接触しており、これにより、駆動支持機枠82がガイドシャフト64に支持されている。このため、駆動支持機枠82は、各ベアリング84及び駆動ロール88によってガイドシャフト64に対し回転自在とされて、ガイドシャフト64の自転を許可する。さらに、駆動ロール88の軸方向がガイドシャフト64の軸方向に対し傾斜された際には、駆動ロール88がガイドシャフト64の周面を回転することで、駆動支持機枠82がガイドシャフト64の軸方向へ移動される。また、駆動ロール88の周面はローレット加工されている。
【0040】
図4及び図5に示す如く、固定支持機枠78、従動支持機枠80及び駆動支持機枠82の一側面には攪拌モータ90が設けられており、各攪拌モータ90の出力軸には駆動プーリ92が固定されている。
【0041】
固定支持機枠78、従動支持機枠80及び駆動支持機枠82の他側部には、攪拌部材としてのダウンオーガ94(スクリュー)の上部が支持されており、各ダウンオーガ94の上端には従動プーリ96が固定されている。各駆動プーリ92と各従動プーリ96との間にはベルト98が架け渡されており、各攪拌モータ90が駆動されることで、各駆動プーリ92、各ベルト98及び各従動プーリ96を介して各ダウンオーガ94が中心軸を中心に自転される。各ダウンオーガ94は、垂下されて貯蔵室22内の籾Mに挿入されており、これにより、貯蔵室22内の籾Mが上方への力を受けて攪拌(混合)される。
【0042】
図2に示す如く、所定数の従動支持機枠80及び駆動支持機枠82には連結杆100がネジ止めにより固定されて、所定数の従動支持機枠80及び駆動支持機枠82が連結杆100によって連結されており、各従動支持機枠80と駆動支持機枠82とのガイドシャフト64軸方向への相対移動が阻止されている。
【0043】
従動支持機枠80の上壁上面には、反転プレート74側端において、到達検出装置102(リミットスイッチ)が固定されており、到達検出装置102には突出部104が設けられている。突出部104は従動支持機枠80から反転プレート74側へ突出すると共に、突出部104の先端には円柱状の反転ロール106が回転自在に設けられており、突出部104の先端(反転ロール106)が反転プレート74に接触することで、従動支持機枠80が反転プレート74に到達したことが検出される。
【0044】
図3にも示す如く、駆動支持機枠82の上壁上面には、反転プレート76側端において、到達検出装置108(リミットスイッチ)が固定されており、到達検出装置108には突出部110が設けられている。突出部110は駆動支持機枠82から反転プレート76側へ突出すると共に、突出部110の先端には円柱状の反転ロール112が回転自在に設けられており、突出部110の先端(反転ロール112)が反転プレート76に接触することで、駆動支持機枠82が反転プレート76に到達したことが検出される。
【0045】
駆動支持機枠82の上壁上面上方には、反転モータ114が固定されており、反転モータ114の出力軸114Aは駆動支持機枠82の上壁を挿通されて上記支持枠86の上面中央に固定されている(図4参照)。反転モータ114は正逆回転可能なギヤドモータとされており、反転モータ114が駆動されることで、駆動ロール88軸方向のガイドシャフト64軸方向に対する傾斜方向が変更される。
【0046】
駆動支持機枠82の上壁上面には、長尺板状の反転レバー116が設けられており、反転レバー116の基端は反転モータ114の出力軸114Aに固定される(図4参照)と共に、反転レバー116は駆動ロール88の軸方向に対し垂直に配置されている。
【0047】
駆動支持機枠82の上壁上面には、反転レバー116の反転プレート76側において、傾斜検出装置118(リミットスイッチ)が固定されており、傾斜検出装置118には突起部120が設けられている。突起部120は反転レバー116側へ突出すると共に、突起部120の先端には円柱状の検出ロール122が回転自在に設けられており、反転モータ114の駆動により駆動ロール88と共に反転レバー116が回転されて、反転レバー116が突起部120の先端(検出ロール122)に接触することで、駆動ロール88の軸方向がガイドシャフト64の軸方向に対し一側に傾斜されたこと(駆動ロール88の反ガイドシャフト64自転方向側が反転プレート76側へ傾斜されたこと)が検出される。
【0048】
駆動支持機枠82の上壁上面には、反転レバー116の反転プレート74側において、傾斜検出装置124(リミットスイッチ)が固定されており、傾斜検出装置124には突起部126が設けられている。突起部126は反転レバー116側へ突出すると共に、突起部126の先端には円柱状の検出ロール128が回転自在に設けられており、反転モータ114の駆動により駆動ロール88と共に反転レバー116が回転されて、反転レバー116が突起部126の先端(検出ロール128)に接触することで、駆動ロール88の軸方向がガイドシャフト64の軸方向に対し他側に傾斜されたこと(駆動ロール88の反ガイドシャフト64自転方向側が反転プレート74側へ傾斜されたこと)が検出される。
【0049】
駆動支持機枠82の上壁上面には、反転レバー116先端の反転プレート76側及び反転プレート74側において、それぞれ四角柱状のストッパ130及びストッパ132が固定されており、反転モータ114の駆動により駆動ロール88と共に反転レバー116が回転されて、反転レバー116の先端がストッパ130またはストッパ132に当接することで、反転レバー116の回転が制限されて、駆動ロール88軸方向のガイドシャフト64軸方向に対する一側または他側への傾斜角度が制限される。
【0050】
駆動支持機枠82の上壁上面には、制御手段を構成する制御装置134が固定されており、制御装置134には、到達検出装置102、108、反転モータ114及び傾斜検出装置118、124が接続されている。
【0051】
ここで、制御装置134によって反転モータ114が駆動されて反転レバー116の先端がストッパ130に当接することで、駆動ロール88の軸方向がガイドシャフト64の軸方向に対し一側に傾斜された際には、自転されるガイドシャフト64の周面を駆動ロール88が回転されることで、駆動支持機枠82及び従動支持機枠80が反転プレート76側(ガイドシャフト64一端側)へ移動される。
【0052】
その後、到達検出装置108により駆動支持機枠82が反転プレート76に到達したことが検出された際には、制御装置134によって反転モータ114が駆動されて反転レバー116の先端がストッパ132に当接することで、駆動ロール88の軸方向がガイドシャフト64の軸方向に対し他側に傾斜される。これにより、自転されるガイドシャフト64の周面を駆動ロール88が回転されることで、駆動支持機枠82及び従動支持機枠80が反転プレート74側(ガイドシャフト64他端側)へ移動される。
【0053】
さらに、到達検出装置102により従動支持機枠80が反転プレート74に到達したことが検出された際には、制御装置134によって反転モータ114が駆動されることで、再度反転レバー116の先端がストッパ130に当接して、駆動ロール88の軸方向がガイドシャフト64の軸方向に対し一側に傾斜される。これにより、駆動支持機枠82及び従動支持機枠80が反転プレート76側へ移動される。
【0054】
これにより、駆動支持機枠82及び従動支持機枠80のガイドシャフト64一端側への移動が駆動支持機枠82が反転プレート76に到達した際に反転されると共に、駆動支持機枠82及び従動支持機枠80のガイドシャフト64他端側への移動が従動支持機枠80が反転プレート74に到達した際に反転されて、駆動支持機枠82及び従動支持機枠80が反転プレート74と反転プレート76との間を往復移動される。
【0055】
したがって、駆動支持機枠82、従動支持機枠80及び固定支持機枠78に設けられた各ダウンオーガ94がガイドシャフト64と共に公転されるのみならず、駆動支持機枠82及び従動支持機枠80に設けられた各ダウンオーガ94がガイドシャフト64の軸方向へ往復移動され、これにより、貯蔵室22内の籾Mが均一に攪拌される構成である。
【0056】
制御装置134には、回転モータ62、各攪拌モータ90及び乾燥風生成装置46が接続されており、傾斜検出装置118が駆動ロール88軸方向のガイドシャフト64軸方向に対する一側への傾斜(反転レバー116の突起部120先端への接触)を検出せず、かつ、傾斜検出装置124が駆動ロール88軸方向のガイドシャフト64軸方向に対する他側への傾斜(反転レバー116の突起部126先端への接触)を検出しない状態が、所定時間(回転モータ62の駆動により駆動ロール88軸方向のガイドシャフト64軸方向に対する傾斜方向が一側と他側との間で変更されるのに要する時間)よりも長く継続された際(駆動ロール88のガイドシャフト64に対する傾斜不良の際)には、制御装置134によって回転モータ62、各攪拌モータ90及び乾燥風生成装置46の駆動が停止され、運転が全停止される。
【0057】
制御装置134には、警報装置(図示省略)が接続されており、上記駆動ロール88のガイドシャフト64に対する傾斜不良の際には、警報装置が警報を発する構成である。
【0058】
ところで、各ダウンオーガ94は、ガイドシャフト64と共に公転されることで、籾M内を移動することによる抵抗を受けて、ガイドシャフト64公転方向の反対側へ傾斜される。
【0059】
図1に示す如く、駆動支持機枠82、従動支持機枠80及び固定支持機枠78には、それぞれ制御手段を構成する長方体箱状の水銀スイッチ136が設けられており、各水銀スイッチ136は水平に配置されている。ここで、上述の如く各ダウンオーガ94がガイドシャフト64公転方向の反対側へ傾斜された際には、各ダウンオーガ94と共にガイドシャフト64の周りを駆動支持機枠82、従動支持機枠80及び固定支持機枠78がそれぞれ回転されることで、各水銀スイッチ136が傾斜される。
【0060】
図6(A)に示す如く、水銀スイッチ136内には水銀138が所定量収容されると共に、水銀スイッチ136の内面には第1電極140及び第2電極142が固定されており、第1電極140と第2電極142との間には電圧が印加されている。第1電極140は水銀138に浸漬される一方、第2電極142は水銀138に浸漬されておらず、このため、第1電極140と第2電極142との間に電流が流れずに水銀スイッチ136がOFFとされている。ここで、ダウンオーガ94がガイドシャフト64公転方向の反対側へ特定角度(例えば10°)以上傾斜された際には、図6(B)に示す如く、これに伴う水銀スイッチ136の傾斜によって第1電極140及び第2電極142が水銀138に浸漬されることで、第1電極140と第2電極142との間に電流が流れて水銀スイッチ136がONとなる。これにより、ダウンオーガ94がガイドシャフト64公転方向の反対側へ特定角度以上傾斜されたことを、水銀スイッチ136が検出する構成である。
【0061】
図9に示す如く、上記制御装置134には、上記回転モータ62及び各水銀スイッチ136が接続されており、水銀スイッチ136の少なくとも1つによってダウンオーガ94の少なくとも1つがガイドシャフト64公転方向の反対側へ特定角度(所定角度)以上傾斜されたことが検出された際には、回転モータ62の駆動が停止される。これにより、ガイドシャフト64の自転が停止されて、ガイドシャフト64の公転が停止される。
【0062】
さらに、制御装置134には、制御手段を構成するインバータ144が接続されており、インバータ144には、上記各攪拌モータ90及び各攪拌モータ90の駆動電源146が接続されている。ここで、水銀スイッチ136の少なくとも1つによってダウンオーガ94の少なくとも1つがガイドシャフト64公転方向の反対側へ特定角度以上傾斜されたことが検出された際には、制御装置134がインバータ144を制御することで、全攪拌モータ90の回転数が大きくされ、これにより、全ダウンオーガ94の自転速度が大きくされる構成である。
【0063】
次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0064】
以上の構成の累積攪拌混合乾燥貯蔵装置10では、穀槽12内の貯蔵室22に籾Mが貯蔵され、乾燥風生成装置46が乾燥風を貯蔵室22へ送風することで、貯蔵室22内の籾Mが乾燥風を浴びせられて乾燥される。
【0065】
穀槽12内には攪拌機56が設けられており、攪拌機56のガイドシャフト64は、回転モータ62によって、中心軸を中心に自転されると共に、一端側を中心に穀槽12内を公転される。また、ガイドシャフト64には、固定支持機枠78、従動支持機枠80及び駆動支持機枠82が回転自在に支持されており、駆動支持機枠82における駆動ロール88の軸方向がガイドシャフト64の軸方向に対し一側と他側とへ交互に傾斜されることで、従動支持機枠80及び駆動支持機枠82がガイドシャフト64をガイドシャフト64の一端側(反転プレート76)とガイドシャフト64の他端側(反転プレート74)との間で往復移動される。
【0066】
固定支持機枠78、従動支持機枠80及び駆動支持機枠82には、それぞれ攪拌モータ90及びダウンオーガ94が支持されると共に、各ダウンオーガ94は籾M内に挿入されており、各ダウンオーガ94が各攪拌モータ90によって中心軸を中心に自転されると共にガイドシャフト64と共に公転され、さらに、従動支持機枠80及び駆動支持機枠82のダウンオーガ94が従動支持機枠80及び駆動支持機枠82と共に往復移動される。これにより、穀槽12内の籾Mが均一に攪拌される。
【0067】
また、仮に駆動ロール88がガイドシャフト64に対し傾斜不良となった際(特に駆動ロール88の軸方向がガイドシャフト64の軸方向に対し平行となった際)には、制御装置134により回転モータ62、各攪拌モータ90及び乾燥風生成装置46の駆動が停止され、運転が全停止される。さらにこの際には、制御装置134により警報装置が駆動されて警報が発せられ、オペレータ等に報知される。
【0068】
このため、籾Mの乾燥斑が発生することを未然に防止できる。また、駆動ロール88がガイドシャフト64周面の一定部分のみを回転してガイドシャフト64の周面が局所的に磨耗する(凹む)ことを確実に防止でき、ガイドシャフト64の修理が効かなくなることを確実に防止できる。
【0069】
さらに、駆動ロール88がガイドシャフト64に対し傾斜不良となったことが上記警報によってオペレータ等にいち早く報知されるため、乾燥風の送風されない穀槽12内に籾Mが長時間放置されることを防止できて、籾Mが熟れることを防止することができる。
【0070】
ところで、各ダウンオーガ94は、ガイドシャフト64と共に公転されることで、籾M内を移動することによる抵抗を受けて、固定支持機枠78、従動支持機枠80、駆動支持機枠82と共にガイドシャフト64公転方向の反対側へ傾斜される。
【0071】
ここで、固定支持機枠78、従動支持機枠80及び駆動支持機枠82のそれそれに設けられた水銀スイッチ136の少なくとも1つによってダウンオーガ94の少なくとも1つがガイドシャフト64公転方向の反対側へ特定角度(所定角度)以上傾斜されたことが検出された際(水銀スイッチ136の少なくとも1つがONとなった際)には、制御装置134がインバータ144を制御することで、全攪拌モータ90の回転数が大きくされ、これにより、全ダウンオーガ94の自転速度が大きくされる。このため、早く各ダウンオーガ94の周囲の籾Mが十分攪拌されて籾Mの抵抗が解除され、これにより、早く各ダウンオーガ94の傾斜角度を小さくすることができる。
【0072】
さらにこの際には、制御装置134が回転モータ62の駆動を停止させることで、ガイドシャフト64の公転が停止される。このため、各ダウンオーガ94がガイドシャフト64と共に公転されることにより各ダウンオーガ94に作用する籾Mの抵抗をなくすことができ、一層早く各ダウンオーガ94の傾斜角度を小さくすることができる。
【0073】
しかもこのため、各ダウンオーガ94が傾斜されたままガイドシャフト64と共に公転されることにより各ダウンオーガ94の中心軸方向(自転軸方向)に作用する籾Mの抵抗の分力を、所定値未満に維持することができる。これにより、攪拌機56(特に各ダウンオーガ94、固定支持機枠78、従動支持機枠80及び駆動支持機枠82)の損傷を防止することができる。
【0074】
またその後、各水銀スイッチ136によって全ダウンオーガ94の傾斜角度が特定角度未満となったことが検出された際(全水銀スイッチ136がOFFとなった際)には、制御装置134によって、回転モータ62の駆動が再開されてガイドシャフト64の公転が再開されると共に、全ダウンオーガ94の自転速度が通常速度に戻されて、攪拌機56が正常状態に戻される。
【0075】
また、全攪拌モータ90が1つのインバータ144に接続された構成とされているため、インバータ144の数を少なくして、攪拌機56を安価にすることができる。
【0076】
なお、本実施の形態では、全攪拌モータ90が接続された1つのインバータ144を攪拌モータ90の駆動電源146に接続すると共にこのインバータ144を制御装置134に接続した構成としたが、図10に示す如く、各攪拌モータ90がそれぞれ接続された各インバータ144を攪拌モータ90の駆動電源146に接続すると共に各インバータ144をそれぞれ制御装置134に接続した構成としてもよい。これにより、各ダウンオーガ94の何れかがガイドシャフト64公転方向の反対側へ特定角度以上傾斜された際に当該ダウンオーガ94のみの自転速度を大きくさせることができるため、各ダウンオーガ94を別々に制御できる。
【0077】
[第2の実施の形態]
図11には、本発明の穀物攪拌装置が適用されて構成された第2の実施の形態に係る累積攪拌混合乾燥貯蔵装置150の主要部が斜視図にて示されている。
【0078】
本実施の形態に係る累積攪拌混合乾燥貯蔵装置150は、上記第1の実施の形態の累積攪拌混合乾燥貯蔵装置10とほぼ同様の構成であるが、以下の点で異なる。
【0079】
累積攪拌混合乾燥貯蔵装置150の攪拌機152における駆動支持機枠82、従動支持機枠80及び固定支持機枠78には、それぞれ制御手段を構成する角度センサ154(ポテンショメータ)が設けられている。
【0080】
各角度センサ154は、長方体状のセンサ本体156を有しており、各センサ本体156はそれぞれ駆動支持機枠82、従動支持機枠80及び固定支持機枠78に固定されている。各角度センサ154は棒状の重り158を有しており、各重り158の上端は各センサ本体156に回転自在に支持されて垂下されると共に、各重り158の下端は球状に拡径されて重量が重くされている。各重り158の上部には接触端子159が設けられており、各接触端子159は各重り158と一体に回転する。
【0081】
図12に示す如く、センサ本体156には円弧状の巻き線抵抗160が設けられており、巻き線抵抗160の中心には重り158の上端が配置されると共に、巻き線抵抗160には接触端子159が接触されている。巻き線抵抗160の両端間には攪拌モータ90の駆動電源146が接続されると共に、巻き線抵抗160の一端と接触端子159との間には攪拌モータ90(例えばサーボモータ)が接続されている。
【0082】
ここで、各ダウンオーガ94がガイドシャフト64公転方向の反対側へ傾斜された際には、各ダウンオーガ94と共にガイドシャフト64の周りを駆動支持機枠82、従動支持機枠80、固定支持機枠78が回転されることで、各角度センサ154において各重り158及び各接触端子159は垂下されたまま各センサ本体156のみが傾斜される。このため、各巻き線抵抗160を各接触端子159が摺動して両者の接点が変化されることで、各ダウンオーガ94の傾斜角度に比例して大きくされたアナログ電圧が各攪拌モータ90に出力されて、各攪拌モータ90の回転数が大きくされる。
【0083】
これにより、この際には、各ダウンオーガ94の傾斜角度に比例して(例えば各ダウンオーガ94の傾斜角度が1°大きくなる毎に各ダウンオーガ94の自転速度がその正常の自転速度の5%から7%程度大きくなる割合で)、各ダウンオーガ94の自転速度が大きくされる構成である。
【0084】
なお、本実施の形態に係る攪拌機152には、上記第1の実施の形態におけるインバータ144は設けられていない。
【0085】
次に、本実施の形態の作用を説明する。
【0086】
以上の構成の累積攪拌混合乾燥貯蔵装置150でも、攪拌機152の各ダウンオーガ94は、ガイドシャフト64と共に公転されることで、籾M内を移動することによる抵抗を受けて、固定支持機枠78、従動支持機枠80、駆動支持機枠82と共にガイドシャフト64公転方向の反対側へ傾斜される。
【0087】
ここで、ダウンオーガ94がガイドシャフト64公転方向の反対側へ傾斜された際には、角度センサ154において重り158及び接触端子159は垂下されたままセンサ本体156のみが傾斜されて巻き線抵抗160と接触端子159との接点が変化されることで、ダウンオーガ94の傾斜角度に比例して大きくされたアナログ電圧が攪拌モータ90に出力される。このため、ダウンオーガ94の傾斜角度に比例してダウンオーガ94の自転速度が大きくされ、これにより、いち早くダウンオーガ94の周囲の籾Mが十分攪拌されて籾Mの抵抗が解除され、いち早くダウンオーガ94の傾斜角度を小さくすることができる。
【0088】
また、ダウンオーガ94の傾斜角度が小さくなる際には、ダウンオーガ94の傾斜角度の減少に比例してダウンオーガ94の自転速度が小さくされる。
【0089】
さらに、固定支持機枠78、従動支持機枠80及び駆動支持機枠82のそれそれに設けられた水銀スイッチ136の少なくとも1つによってダウンオーガ94の少なくとも1つが特定角度(所定角度)以上傾斜されたことが検出された際(水銀スイッチ136の少なくとも1つがONとなった際)には、制御装置134が回転モータ62の駆動を停止させることで、ガイドシャフト64の公転が停止される。このため、各ダウンオーガ94がガイドシャフト64と共に公転されることにより各ダウンオーガ94に作用する籾Mの抵抗をなくすことができ、一層早く各ダウンオーガ94の傾斜角度を小さくすることができる。
【0090】
しかもこのため、各ダウンオーガ94が傾斜されたままガイドシャフト64と共に公転されることにより各ダウンオーガ94の中心軸方向(自転軸方向)に作用する籾Mの抵抗の分力を、所定値未満に維持することができる。これにより、攪拌機56(特に各ダウンオーガ94、固定支持機枠78、従動支持機枠80及び駆動支持機枠82)の損傷を防止することができる。
【0091】
またその後、各水銀スイッチ136によって全ダウンオーガ94の傾斜角度が特定角度未満となったことが検出された際(全水銀スイッチ136がOFFとなった際)には、制御装置134によって、回転モータ62の駆動が再開されてガイドシャフト64の公転が再開されることで、正常状態に戻される。
【0092】
なお、上記第1の実施の形態及び第2の実施の形態では、ダウンオーガ94がガイドシャフト64公転方向の反対側へ特定角度以上傾斜された際に第1電極140及び第2電極142が水銀138に浸漬されて水銀スイッチ136がONとなる一方、ダウンオーガ94の傾斜角度が特定角度未満である際に第2電極142が水銀138に浸漬されずに水銀スイッチ136がOFFとなる構成としたが、ダウンオーガ(攪拌部材)がガイドシャフト公転(移動)方向の反対側へ特定角度以上傾斜された際に第1電極及び第2電極の少なくとも一方が水銀に浸漬されずに水銀スイッチがOFFとなる一方、ダウンオーガの傾斜角度が特定角度未満である際に第1電極及び第2電極が水銀に浸漬されて水銀スイッチがONとなる構成としてもよい。
【0093】
また、本実施の形態では、ガイドシャフト64が中心軸を中心に自転されると共に一端側を中心に穀槽12内を公転される構成としたが、穀槽の周壁が四角形筒状とされた際等には、ガイドシャフトが中心軸を中心に自転されると共に例えば軸直角方向へ穀槽内を往復移動される構成としてもよい。
【0094】
【発明の効果】
請求項1に記載の穀物攪拌装置では、攪拌部材が特定角度以上傾斜された際に制御手段が攪拌部材の自転速度を大きくするため、早く攪拌部材の周囲の穀物が十分攪拌されて穀物の抵抗が解除され、早く攪拌部材の傾斜角度を小さくできる。
【0095】
請求項2に記載の穀物攪拌装置では、攪拌部材が傾斜された際に攪拌部材の傾斜角度が大きい程制御手段が攪拌部材の自転速度を大きくするため、いち早く攪拌部材の周囲の穀物が十分攪拌されて穀物の抵抗が解除され、いち早く攪拌部材の傾斜角度を小さくできる。
【0096】
請求項3に記載の穀物攪拌装置では、攪拌部材が所定角度以上傾斜された際に、制御手段がガイドシャフトの移動を停止する。このため、攪拌部材がガイドシャフトと共に移動されることにより攪拌部材に作用する穀物の抵抗をなくすことができ、一層早く攪拌部材の傾斜角度を小さくできる。しかも、攪拌部材が傾斜されたままガイドシャフトと共に移動されることにより攪拌部材の自転軸方向に作用する穀物の抵抗の分力を所定値未満に維持でき、穀物攪拌装置の損傷を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る攪拌機を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る攪拌機の主要部を示す平面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係る攪拌機の駆動支持機枠を示す斜視図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る攪拌機の駆動支持機枠を示す一部破断した側面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る攪拌機の固定支持機枠(従動支持機枠)を示す一部破断した側面図である。
【図6】(A)及び(B)は、本発明の第1の実施の形態に係る攪拌機の水銀スイッチを示す断面図であり、(A)は、水銀スイッチがOFFである状態を示す図であり、(B)は、水銀スイッチがONである状態を示す図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態に係る累積攪拌混合乾燥貯蔵装置を示す縦断面図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態に係る累積攪拌混合乾燥貯蔵装置におけるガイドシャフト他端側の支持状況を詳細に示す断面図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態に係る攪拌機における制御装置、水銀スイッチ及びインバータ等の接続状況を示すブロック図である。
【図10】本発明の第1の実施の形態に係る攪拌機における制御装置、水銀スイッチ及びインバータ等の接続状況の別例を示すブロック図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態に係る攪拌機を示す斜視図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態に係る攪拌機の角度センサの構成を示す回路図である。
【図13】従来の攪拌機の主要部を示す一部破断した側面図である。
【符号の説明】
10 累積攪拌混合乾燥貯蔵装置
12 穀槽
56 攪拌機(穀物攪拌装置)
64 ガイドシャフト
94 ダウンオーガ(攪拌部材)
134 制御装置(制御手段)
136 水銀スイッチ(制御手段)
144 インバータ(制御手段)
150 累積攪拌混合乾燥貯蔵装置
152 攪拌機(穀物攪拌装置)
154 角度センサ(制御手段)
M 籾(穀物)[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a grain stirring device for stirring grains stored in a grain tank.
[0002]
[Prior art]
An example of a cumulative stirring, mixing, drying and storage device is described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 9-12151. This accumulating, stirring, mixing, and drying storage device includes a grain tank, and paddy is stuck in the grain tank and accumulated and stored. Dry air is blown into the grain tank, thereby drying the paddy stored in the grain tank.
[0003]
An
[0004]
A plurality of substantially inverted pentagonal cylindrical supporting
[0005]
Each supporting
[0006]
By the way, the
[0007]
Here, when the
[0008]
Therefore, when the
[0009]
Thereby, the magnitude of the component force of the resistance of the paddy acting on the
[0010]
Here, in such a
[0011]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made in view of the above-described circumstances, and has as its object to provide a grain stirring device that can quickly reduce the inclination angle of the stirring member when the stirring member is inclined.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
The grain stirring device according to claim 1 is provided in a grain tank in which grains are stored, and a guide shaft moved in the grain tank, and is rotatably supported by the guide shaft and inserted into the grain, A stirring member that stirs the grains by being rotated together with the guide shaft and rotating, and a control unit that increases the rotation speed of the stirring member when the stirring member is inclined by a specific angle or more. I have.
[0013]
In the grain stirring device according to the first aspect, a guide shaft provided in a grain tank in which grains are stored is moved in the grain tank. In addition, a stirring member rotatably supported by the guide shaft is inserted into the grain, and the stirring member is moved together with the guide shaft and rotates to stir the grain.
[0014]
By the way, when the stirring member is moved together with the guide shaft, the stirring member receives the resistance caused by moving in the grain, and is inclined to the opposite side in the guide shaft moving direction.
[0015]
Here, when the stirring member is tilted at a specific angle or more, the control means increases the rotation speed of the stirring member. For this reason, the grains around the stirring member are sufficiently stirred, and the resistance of the grains is released, whereby the inclination angle of the stirring member can be quickly reduced.
[0016]
The grain stirring device according to claim 2 is provided in a grain tank in which grains are stored, and a guide shaft that is moved in the grain tank, and is rotatably supported by the guide shaft and inserted into the grain. A stirring member that stirs the grains by being moved and rotated together with the guide shaft, and when the stirring member is inclined, the rotation speed of the stirring member increases as the inclination angle of the stirring member increases. Control means.
[0017]
In the grain stirring device according to the second aspect, a guide shaft provided in a grain tank in which grains are stored is moved in the grain tank. In addition, a stirring member rotatably supported by the guide shaft is inserted into the grain, and the stirring member is moved together with the guide shaft and rotates to stir the grain.
[0018]
By the way, when the stirring member is moved together with the guide shaft, the stirring member receives the resistance caused by moving in the grain, and is inclined to the opposite side in the guide shaft moving direction.
[0019]
Here, when the stirring member is inclined, the control means increases the rotation speed of the stirring member as the inclination angle of the stirring member increases. For this reason, the grain around the stirring member is sufficiently agitated as soon as possible, and the resistance of the grain is released, whereby the inclination angle of the stirring member can be reduced quickly.
[0020]
The grain stirring device according to claim 3 is the grain stirring device according to claim 1 or 2, wherein the control unit moves the guide shaft when the stirring member is inclined by a predetermined angle or more. To stop.
[0021]
In the grain stirring device according to the third aspect, when the stirring member is inclined by a predetermined angle or more, the control means stops the movement of the guide shaft. Therefore, the resistance of the grains acting on the stirring member by moving the stirring member together with the guide shaft can be eliminated, and the inclination angle of the stirring member can be reduced more quickly.
[0022]
Moreover, for this reason, the component force of the resistance of the grain acting in the rotation axis direction of the stirring member by moving the stirring member together with the guide shaft while being inclined can be maintained at less than a predetermined value. Thereby, damage to the grain stirring device can be prevented.
[0023]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
[First Embodiment]
FIG. 7 is a longitudinal sectional view showing a cumulative stirring, mixing, drying and storing
[0024]
The cumulative stirring, mixing, drying and storing
[0025]
The inside of the
[0026]
In the vicinity of the
[0027]
Between the upper part of the graining
[0028]
A fixed
[0029]
A drying air generation device 46 is provided near the
[0030]
A
[0031]
A discharge auger 52 (screw) is provided immediately above the
[0032]
In the
[0033]
One end of a cylindrical (or cylindrical) guide
[0034]
As shown in detail in FIG. 8, a
[0035]
Here, the
[0036]
An
[0037]
The
[0038]
As shown in FIG. 5, a plurality of
[0039]
As shown in FIG. 4, a plurality of
[0040]
As shown in FIGS. 4 and 5, a stirring
[0041]
On the other side of the fixed supporting
[0042]
As shown in FIG. 2, a connecting
[0043]
An arrival detecting device 102 (limit switch) is fixed to the upper surface of the upper wall of the driven supporting
[0044]
As shown in FIG. 3, an arrival detecting device 108 (limit switch) is fixed to the upper surface of the upper wall of the drive supporting
[0045]
A reversing
[0046]
A long plate-shaped reversing
[0047]
A tilt detection device 118 (limit switch) is fixed to the upper surface of the upper wall of the
[0048]
A tilt detection device 124 (limit switch) is fixed to the upper surface of the upper wall of the
[0049]
A rectangular column-shaped
[0050]
A
[0051]
Here, when the reversing
[0052]
Thereafter, when the
[0053]
Further, when the
[0054]
Accordingly, the movement of the
[0055]
Therefore, not only the down augers 94 provided on the
[0056]
The
[0057]
An alarm device (not shown) is connected to the
[0058]
By the way, each down
[0059]
As shown in FIG. 1, a rectangular box-shaped
[0060]
As shown in FIG. 6A, a predetermined amount of
[0061]
As shown in FIG. 9, the
[0062]
Further, the
[0063]
Next, the operation of the present embodiment will be described.
[0064]
In the cumulative stirring, mixing, and drying
[0065]
A
[0066]
A stirring
[0067]
Also, if the
[0068]
Therefore, it is possible to prevent the occurrence of dry spots on the rice M. Further, it is possible to reliably prevent the peripheral surface of the
[0069]
In addition, since the above-mentioned alarm promptly notifies the operator or the like that the
[0070]
By the way, each down
[0071]
Here, at least one of the down augers 94 is moved to the opposite side of the revolving direction of the
[0072]
Further, at this time, the revolution of the
[0073]
Moreover, for this reason, when each down
[0074]
Thereafter, when each
[0075]
Further, since all the agitating
[0076]
In the present embodiment, one
[0077]
[Second embodiment]
FIG. 11 is a perspective view showing a main part of a cumulative stirring, mixing, drying and storing
[0078]
The cumulative stirring, mixing, drying, and storing
[0079]
The
[0080]
Each
[0081]
As shown in FIG. 12, an arc-shaped winding
[0082]
Here, when each down
[0083]
In this case, in this case, the rotation speed of each down
[0084]
Note that the
[0085]
Next, the operation of the present embodiment will be described.
[0086]
In the cumulative stirring, mixing, drying, and
[0087]
Here, when the
[0088]
When the inclination angle of the
[0089]
Further, at least one of the down augers 94 is inclined by a specific angle (predetermined angle) or more by at least one of the mercury switches 136 provided on each of the fixed
[0090]
Moreover, for this reason, when each down
[0091]
Thereafter, when each
[0092]
In the first and second embodiments, when the
[0093]
Further, in the present embodiment, the
[0094]
【The invention's effect】
In the grain stirring device according to the first aspect, when the stirring member is tilted at a specific angle or more, the control unit increases the rotation speed of the stirring member, so that the grains around the stirring member are sufficiently stirred quickly and the resistance of the grains is reduced. Is released, and the inclination angle of the stirring member can be reduced quickly.
[0095]
In the grain stirring device according to claim 2, when the stirring member is tilted, the control means increases the rotation speed of the stirring member as the inclination angle of the stirring member increases, so that the grains around the stirring member are sufficiently stirred quickly. As a result, the resistance of the grain is released, and the inclination angle of the stirring member can be reduced quickly.
[0096]
In the grain stirring device according to the third aspect, when the stirring member is inclined by a predetermined angle or more, the control means stops the movement of the guide shaft. Therefore, the resistance of the grains acting on the stirring member by moving the stirring member together with the guide shaft can be eliminated, and the inclination angle of the stirring member can be reduced more quickly. In addition, since the stirring member is moved together with the guide shaft while being inclined, the component of the resistance of the grain acting in the rotation axis direction of the stirring member can be maintained below a predetermined value, and damage to the grain stirring device can be prevented.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a stirrer according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a plan view showing a main part of the stirrer according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a perspective view showing a drive support frame of the stirrer according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a partially cutaway side view showing a drive supporting machine frame of the stirrer according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a partially broken side view showing a fixed supporting machine frame (a driven supporting machine frame) of the stirrer according to the first embodiment of the present invention.
FIGS. 6A and 6B are cross-sectional views illustrating a mercury switch of the stirrer according to the first embodiment of the present invention, and FIG. 6A is a view illustrating a state where the mercury switch is OFF. (B) is a diagram showing a state in which the mercury switch is ON.
FIG. 7 is a longitudinal sectional view showing a cumulative stirring, mixing, drying and storing apparatus according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a cross-sectional view showing in detail a support state of the other end side of the guide shaft in the cumulative stirring, mixing, drying and storing apparatus according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 9 is a block diagram showing connection states of a control device, a mercury switch, an inverter, and the like in the stirrer according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 10 is a block diagram showing another example of a connection state of a control device, a mercury switch, an inverter, and the like in the stirrer according to the first embodiment of the present invention.
FIG. 11 is a perspective view showing a stirrer according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 12 is a circuit diagram showing a configuration of an angle sensor of a stirrer according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 13 is a partially broken side view showing a main part of a conventional stirrer.
[Explanation of symbols]
10 Cumulative stirring, mixing and drying
64
134 control device (control means)
136 Mercury switch (control means)
144 inverter (control means)
150 Cumulative stirring, mixing, drying and
154 Angle sensor (control means)
M paddy (cereal)
Claims (3)
前記ガイドシャフトに回転自在に支持されると共に穀物内に挿入され、前記ガイドシャフトと共に移動されると共に自転されることで穀物を攪拌する攪拌部材と、
前記攪拌部材が特定角度以上傾斜された際には前記攪拌部材の自転速度を大きくする制御手段と、
を備えた穀物攪拌装置。A guide shaft that is provided in a grain tank where grains are stored and is moved in the grain tank,
A stirring member that is rotatably supported by the guide shaft and is inserted into the grain, and stirs the grain by being rotated together with the guide shaft and rotated.
Control means for increasing the rotation speed of the stirring member when the stirring member is inclined at a specific angle or more,
A grain stirrer equipped with.
前記ガイドシャフトに回転自在に支持されると共に穀物内に挿入され、前記ガイドシャフトと共に移動されると共に自転されることで穀物を攪拌する攪拌部材と、
前記攪拌部材が傾斜された際には前記攪拌部材の傾斜角度が大きい程前記攪拌部材の自転速度を大きくする制御手段と、
を備えた穀物攪拌装置。A guide shaft that is provided in a grain tank where grains are stored and is moved in the grain tank,
A stirring member that is rotatably supported by the guide shaft and is inserted into the grain, and stirs the grain by being rotated together with the guide shaft and rotated.
When the stirring member is inclined, control means for increasing the rotation speed of the stirring member as the inclination angle of the stirring member is large,
A grain stirrer equipped with.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002224926A JP2004069082A (en) | 2002-08-01 | 2002-08-01 | Grain stirring device |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2004069082A true JP2004069082A (en) | 2004-03-04 |
Family
ID=32012752
Family Applications (1)
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JP (1) | JP2004069082A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008148430A (en) * | 2006-12-08 | 2008-06-26 | Toyota Motor Corp | Varnish treatment apparatus and varnish treatment method |
-
2002
- 2002-08-01 JP JP2002224926A patent/JP2004069082A/en active Pending
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