JP2004065877A - 殺菌機能付食器洗浄機 - Google Patents
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Abstract
【課題】安全で清浄な殺菌機能付食器洗浄機を提供する。
【解決手段】交流やパルス波形の高電圧電源を用いた沿面放電方式、および針状電極に直流、交流またはパルス波形の高電圧を印加するコロナ放電方式、または直接放電方式を用いたマイナスイオン発生器を、食器乾燥機内に配設することにより、安全で長期にわたり殺菌能力が持続する食器乾燥機を提供することができる。
【解決手段】交流やパルス波形の高電圧電源を用いた沿面放電方式、および針状電極に直流、交流またはパルス波形の高電圧を印加するコロナ放電方式、または直接放電方式を用いたマイナスイオン発生器を、食器乾燥機内に配設することにより、安全で長期にわたり殺菌能力が持続する食器乾燥機を提供することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高濃度のマイナスイオンを発生させることが出来るマイナスイオン発生器を食器洗浄機内に配設し、長期使用中に雑菌が繁殖しないか死滅させる殺菌機能付食器洗浄機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、食器洗浄機は、食器を速やかに洗浄乾燥させて、食器の衛生的保管を確実に行うため、その衛生面には配慮が払われ、多くの工夫が実用化されてきた。
【0003】
しかし、食器を食器洗浄機に収納した後、食器洗浄機内部を完全に乾燥するには長時間が必要であり、また洗浄剤が残っていることもある。このような不完全な洗浄乾燥状態では、食器洗浄機内部に残存する雑菌が繁殖しやすく、異臭が発生するという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の食器洗浄機では、雑菌の繁殖を防ぐため、熱湯水で洗浄したり、多数回のすすぎ工程を行うようにした食器洗浄機が考案されてきた。
しかし、これらの機能では必ずしも完全な効果は得られなかった。
【0005】
また、食器洗浄機内部に、抗菌性プラスチックを使用したり、殺菌剤を置くことが試みられた。しかし、長期間にわたり、抗菌性や殺菌性を保持することは困難である。また、その安全性に疑問のある素材も多かった。
【0006】
本発明はこのような課題を解決するもので、安全性が高く、長期間使用可能で、清潔な食器洗浄機を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本発明は、高濃度のマイナスイオンを発生させることが出来るマイナスイオン発生器を、食器洗浄機内部に配設するようにしたものである。
【0008】
マイナスイオンは、従来より精神安定・疲労感の軽減・体機能の向上・免疫力向上など人体に良いとされていた。本発明では、このマイナスイオンを高濃度で発生させ雑菌に照射することを特徴とする。
【0009】
マイナスイオン発生器としては、交流やパルス波形の高電圧電源を用いた沿面放電方式、および針状電極に直流、交流またはパルス波形の高電圧を印加するコロナ放電方式、または直接放電方式のものが用いられる。
【0010】
【実施例】
実施例として、沿面放電方式のイオン発生素子を使用し、パルス波形の高電圧電源を用いたマイナスイオン発生器を配設した食器洗浄機を作製した。
【0011】
マイナスイオン発生器のイオン発生素子は沿面放電方式の他に、針状電極のコロナ放電方式や直接放電方式でもよく、また高電圧電源としては、パルス波形の他に、交流および直流高電圧のようなものでもよい。
【0012】
トマト灰色カビ病菌(Botrytis cinerea)を接種したシャーレを20℃で7日間培養した実験では、マイナスイオンを照射している場合は、7日後でもカビのコロニーの発生は認められなかったが、マイナスイオンを照射しないブランクテストでは、カビのコロニーの発生が3日目から観察され、7日後にはシャーレ全面に広がった。
【0013】
次に大腸菌(Escherichia coli)を接種したシャーレを30℃で3日間培養した実験では、マイナスイオンを照射している場合は、3日後でも大腸菌のコロニーは認められないが、マイナスイオンを照射しないブランクテストでは、1日後には多数の大腸菌のコロニーが認められた。
【0014】
本発明の構成によれば、上記食器洗浄機内部にマイナスイオン発生器を配設することにより、食器表面の清浄度を向上させる作用を有するものである。
【0015】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば食器洗浄機内にマイナスイオン発生器を配設することにより、食器および食器収納容器内の雑菌を死滅させ、長期にわたり安全で清浄な食器洗浄機として利用することができる。
【発明の属する技術分野】
本発明は、高濃度のマイナスイオンを発生させることが出来るマイナスイオン発生器を食器洗浄機内に配設し、長期使用中に雑菌が繁殖しないか死滅させる殺菌機能付食器洗浄機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、食器洗浄機は、食器を速やかに洗浄乾燥させて、食器の衛生的保管を確実に行うため、その衛生面には配慮が払われ、多くの工夫が実用化されてきた。
【0003】
しかし、食器を食器洗浄機に収納した後、食器洗浄機内部を完全に乾燥するには長時間が必要であり、また洗浄剤が残っていることもある。このような不完全な洗浄乾燥状態では、食器洗浄機内部に残存する雑菌が繁殖しやすく、異臭が発生するという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の食器洗浄機では、雑菌の繁殖を防ぐため、熱湯水で洗浄したり、多数回のすすぎ工程を行うようにした食器洗浄機が考案されてきた。
しかし、これらの機能では必ずしも完全な効果は得られなかった。
【0005】
また、食器洗浄機内部に、抗菌性プラスチックを使用したり、殺菌剤を置くことが試みられた。しかし、長期間にわたり、抗菌性や殺菌性を保持することは困難である。また、その安全性に疑問のある素材も多かった。
【0006】
本発明はこのような課題を解決するもので、安全性が高く、長期間使用可能で、清潔な食器洗浄機を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために本発明は、高濃度のマイナスイオンを発生させることが出来るマイナスイオン発生器を、食器洗浄機内部に配設するようにしたものである。
【0008】
マイナスイオンは、従来より精神安定・疲労感の軽減・体機能の向上・免疫力向上など人体に良いとされていた。本発明では、このマイナスイオンを高濃度で発生させ雑菌に照射することを特徴とする。
【0009】
マイナスイオン発生器としては、交流やパルス波形の高電圧電源を用いた沿面放電方式、および針状電極に直流、交流またはパルス波形の高電圧を印加するコロナ放電方式、または直接放電方式のものが用いられる。
【0010】
【実施例】
実施例として、沿面放電方式のイオン発生素子を使用し、パルス波形の高電圧電源を用いたマイナスイオン発生器を配設した食器洗浄機を作製した。
【0011】
マイナスイオン発生器のイオン発生素子は沿面放電方式の他に、針状電極のコロナ放電方式や直接放電方式でもよく、また高電圧電源としては、パルス波形の他に、交流および直流高電圧のようなものでもよい。
【0012】
トマト灰色カビ病菌(Botrytis cinerea)を接種したシャーレを20℃で7日間培養した実験では、マイナスイオンを照射している場合は、7日後でもカビのコロニーの発生は認められなかったが、マイナスイオンを照射しないブランクテストでは、カビのコロニーの発生が3日目から観察され、7日後にはシャーレ全面に広がった。
【0013】
次に大腸菌(Escherichia coli)を接種したシャーレを30℃で3日間培養した実験では、マイナスイオンを照射している場合は、3日後でも大腸菌のコロニーは認められないが、マイナスイオンを照射しないブランクテストでは、1日後には多数の大腸菌のコロニーが認められた。
【0014】
本発明の構成によれば、上記食器洗浄機内部にマイナスイオン発生器を配設することにより、食器表面の清浄度を向上させる作用を有するものである。
【0015】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば食器洗浄機内にマイナスイオン発生器を配設することにより、食器および食器収納容器内の雑菌を死滅させ、長期にわたり安全で清浄な食器洗浄機として利用することができる。
Claims (3)
- マイナスイオンによりカビ菌、大腸菌および黄色ブドウ球菌等の雑菌を死滅、または発育抑制させることを特徴とする殺菌機能を持つマイナスイオン発生器が付いた食器洗浄機。
- 前記食器洗浄機のマイナスイオン発生器において、そのマイナスイオン発生方法としては、交流やパルス波形の高電圧電源を用いた沿面放電方式、および針状電極に直流、交流またはパルス波形の高電圧を印加するコロナ放電方式、または直接放電方式を用いることを特徴とする請求項1記載の殺菌機能付洗浄機。
- 前記マイナスイオン発生器において、マイナスイオン量がイオン発生器近傍で10万個/CC以上、好ましくは100万個/CC以上であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の殺菌機能付食器洗浄機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002260573A JP2004065877A (ja) | 2002-08-02 | 2002-08-02 | 殺菌機能付食器洗浄機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002260573A JP2004065877A (ja) | 2002-08-02 | 2002-08-02 | 殺菌機能付食器洗浄機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004065877A true JP2004065877A (ja) | 2004-03-04 |
Family
ID=32024564
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002260573A Pending JP2004065877A (ja) | 2002-08-02 | 2002-08-02 | 殺菌機能付食器洗浄機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004065877A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006117201A1 (de) * | 2005-05-03 | 2006-11-09 | Juan Horn | Verfahren zum reinigen, entkeimen und desinfizieren von essgeschirr und anderen küchenbehelfsmitteln und reinigungsvorrichtung |
WO2011110343A1 (en) * | 2010-03-10 | 2011-09-15 | Max-Planck-Gesellschaft Zur Foerderung Der Wissenschaften E.V | Appliance, particularly kitchen appliance or laboratory table and deodorant device |
WO2011141263A1 (de) * | 2010-04-15 | 2011-11-17 | BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH | Hausgerät mit plasmagenerator und verfahren zu seinem betrieb |
EP2387907A1 (en) * | 2010-05-19 | 2011-11-23 | Max-Planck-Gesellschaft zur Förderung der Wissenschaften e.V. | Appliance, particularly kitchen appliance or laboratory table |
WO2011144344A3 (en) * | 2010-05-19 | 2012-02-16 | Max-Planck-Gesellschaft Zur Foerderung Der Wissenschaften E.V. | Appliance for at least partially sterilizing a contaminated surface |
-
2002
- 2002-08-02 JP JP2002260573A patent/JP2004065877A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006117201A1 (de) * | 2005-05-03 | 2006-11-09 | Juan Horn | Verfahren zum reinigen, entkeimen und desinfizieren von essgeschirr und anderen küchenbehelfsmitteln und reinigungsvorrichtung |
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CN102970913A (zh) * | 2010-04-15 | 2013-03-13 | Bsh博世和西门子家用电器有限公司 | 具有等离子体发生器的家用器具及其运行方法 |
EP2387907A1 (en) * | 2010-05-19 | 2011-11-23 | Max-Planck-Gesellschaft zur Förderung der Wissenschaften e.V. | Appliance, particularly kitchen appliance or laboratory table |
WO2011144344A3 (en) * | 2010-05-19 | 2012-02-16 | Max-Planck-Gesellschaft Zur Foerderung Der Wissenschaften E.V. | Appliance for at least partially sterilizing a contaminated surface |
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