JP2004065803A - データ送受信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】トレーニング中における有用なデータを被験者が容易に得ることのできるデータ送受信システムを提供する。
【解決手段】データ送受信システムは、ユーザU(被験者)の身体各部に装着可能な第1〜第5無線センサ装置1A〜1E、この無線センサ装置1A〜1Eと通信可能であってユーザUの腕に装着可能な腕時計端末2とで構成されている。第1無線センサ装置1AはユーザUの腹筋Aに貼着され、第2無線センサ装置1Bは背筋Bに貼着され、第3無線センサ装置1Cは大腿直筋Cに貼着され、第4無線センサ装置1Dは大腿二頭筋Dに貼着され、第5無線センサ装置1Eは大殿筋Eに貼着されている。そして、第1〜第5無線センサ装置1A〜1Eから、腹筋A、背筋B、大腿直筋C、大腿二頭筋D、大殿筋Eの筋電データを腕時計端末2に送信し、フォーム判定等を行う。
【選択図】 図1
【解決手段】データ送受信システムは、ユーザU(被験者)の身体各部に装着可能な第1〜第5無線センサ装置1A〜1E、この無線センサ装置1A〜1Eと通信可能であってユーザUの腕に装着可能な腕時計端末2とで構成されている。第1無線センサ装置1AはユーザUの腹筋Aに貼着され、第2無線センサ装置1Bは背筋Bに貼着され、第3無線センサ装置1Cは大腿直筋Cに貼着され、第4無線センサ装置1Dは大腿二頭筋Dに貼着され、第5無線センサ装置1Eは大殿筋Eに貼着されている。そして、第1〜第5無線センサ装置1A〜1Eから、腹筋A、背筋B、大腿直筋C、大腿二頭筋D、大殿筋Eの筋電データを腕時計端末2に送信し、フォーム判定等を行う。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】
本発明は、各種スポーツのトレーニング用いることのできるデータ送受信システムに関する。
【0003】
【従来の技術】
【0004】
従来、被験者のトレーニングを支援し得る装置として、脈拍計や心拍計など内蔵器官の状態を検出するセンサを有し、このセンサで検出した脈拍や心拍データを表示する機能を備えた腕時計、あるいは、心電センサを胸ベルトに具備して、心拍信号を電磁誘導通信で腕時計に送信し、腕時計の表示部に心拍数を表示するハートレートモニターシステム等が市販されるに至っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、これら従来の装置やシステムにあっては、運動に伴って変化する脈拍や心拍等の内臓器官の状態を検出して表示するものである。したがって、従来のシステムを利用して特定のスポーツのトレーニングをしている者は、内蔵器官に関するデータを得ることはできても、トレーニング中において最も関心のある自己の身体動きに関するデータを得ることができるものではなかった。
【0007】
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、トレーニング中における有用なデータを被験者が容易に得ることのできるデータ送受信システムを提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記課題を解決するために請求項1記載の発明にあっては、人体の複数の部位の動きを検出する複数のセンサ、及びこれら複数のセンサで得られた検出データを送信する送信手段を有する検出装置と、前記人体の腕に装着可能であって、前記検出装置から送信される前記検出データを受信する受信手段を有する電子機器とからなる。したがって、検出データが検出装置から人体の腕に装着されている電子機器に送信される。この検出データは、人体の複数部位の動き、つまりは筋肉の動きに関するデータであることから、特定のスポーツのトレーニングを行っている被験者にとって最も有用なデータとなり、この最も有用なデータが腕に装着した電子機器で何時でも容易に得られることとなる。
【0010】
また、請求項2記載の発明にあっては、前記電子機器は、前記検出データを連続的に記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された検出データを時系列的に表示する表示手段とを備える。したがって、被験者がこの表示手段に表示された時系列的に表示された検出データを見ることにより、トレーニングに伴う自己の身体の動きの変化、すなわちトレーニングの身体的成果を確認することができる。
【0011】
また、請求項3記載の発明にあっては、前記電子機器は、前記検出データを連続的に記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶されている過去の検出データと前記受信手段により受信される検出データとを比較する比較手段と、この比較手段の比較結果に基づき上達度を判定する判定手段とを備える。したがって、あるスポーツのトレーニングを行っている被験者は、腕に装着した電子機器で当該スポーツにおけるトレーニングに伴う自己の上達度を知ることができる。
【0012】
また、請求項4記載の発明にあっては、前記電子機器は、前記検出データと所定の判定基準データとを比較して、運動のフォームを判定する判定手段と、この判定手段による判定結果を報知する報知手段とを備える。したがって、被験者は報知手段からの報知により、検出された自己の筋肉の動きが、理想的なフォームにおける筋肉の動きと比較して、どの程度異なるかを知ることができる。
【0013】
また、請求項5記載の発明にあっては、前記判定手段は、時間又は距離に応じて前記判定基準データを変更する。すなわち、トレーニングの最初と、ある程度の距離、あるいはある程度の長時間トレーニングした時点では、トレーニング内容も異なるので、これに応じて基準データも変更する。
【0014】
また、請求項6記載の発明にあっては、前記報知手段は、前記判定結果を音により報知する。したがって、腕に装着している電子機器を目視せずとも、トレーニングを行いつつ耳で判定結果を知ることができる。
【0015】
また、請求項7記載の発明にあっては、前記判定手段は、前記判定基準データとして以前の検出データから選択したものを使用する。したがって、過去における自己のフォームと比較して、どの程度進歩したかが判定される
【0016】
【発明の実施の形態】
【0017】
以下、本発明の実施の形態を図に従って説明する。
図1に示すように、本発明の一実施の形態に係るデータ送受信システムは、ユーザU(被験者)の身体各部に装着可能な複数(本実施の形態においては5個)の第1〜第5無線センサ装置1A〜1E、この無線センサ装置1A〜1Eと通信可能であってユーザUの腕に装着可能な腕時計端末2(電子機器)とで構成されている。第1無線センサ装置1AはユーザUの腹筋Aに貼着され、第2無線センサ装置1Bは背筋Bに貼着され、第3無線センサ装置1Cは大腿直筋Cに貼着され、第4無線センサ装置1Dは大腿二頭筋Dに貼着され、第5無線センサ装置1Eは大殿筋Eに貼着されている。
【0018】
無線センサ装置1A〜1Eは同一の構成からなる筋電図(EMC)センサ機能を有するものであって、図2に示すように、ユーザUの身体から筋電図(筋肉の電気的刺激に対する電気的反応を記録した図)データを検出する公知の筋電センサ装置101、この筋電センサ装置101を駆動するセンサ駆動回路102、筋電センサ装置101からの信号を増幅するセンスAMP.103、この増幅された信号をA/D変換するA/D変換器104、及びこの変換されたデータを記憶するセンサデータメモリ105、このデータを圧縮するFFT等の圧縮符号器130が設けられている。また、これらセンサ駆動回路102からセンサデータメモリ105を制御するセンサ制御部106、通信相手となる外部機器(腕時計端末2)のIDを記憶する外部機器ID部107が設けられている。
【0019】
さらに無線センサ装置1A〜1Eには、電池108からの電源を各部に供給する電源制御部109、各部を制御する制御回路110が設けられているとともに、時計/タイマー111、ROM/Flash112、RAM/Flash113が設けられている。制御回路110には、操作部114が接続されているとともに、入出力I/F115及び無線リンク部116が接続されている。無線リンク部116は、変復調/送信部117と、符号/復号器118と、ベースバンド制御部119とで構成され、変復調/送信部117にはアンテナ120が接続されている。
【0020】
腕時計端末2には、電池201からの電源を各部に供給する電源制御部202、及び各部を制御する制御部203が設けられているとともに、操作部204、表示部205、音声や報知音を発生する報知部206が設けられている。また、所定周波数のクロックを生成する発振部207、この発振部207からのクロックに基づく現在時刻を生成する時計部208、及び前記無線センサ装置1A〜1Eから送信されてきたデータあるいはセンサデータメモリ209に記憶されたデータを圧縮、伸長する圧縮伸長/符号復号器230が設けられている。なお、センサデータメモリ209は、本実施の形態においてセンサデータメモリ209から送信されてきたデータを記憶する記憶手段を構成するものである。
【0021】
さらに腕時計端末2には、プログラムメモリ210及びデータメモリ211が設けられている。プログラムメモリ210には、後述する図7のフローチャートに示す処理を実行するための身体運動データ解析プログラム、無線センサ装置1A〜1Eと無線通信を行うための無線用プログラムが予め記憶されているとともに、その他のダウンロードプログラムが記憶される。データメモリ211には、後述する判定基準データが予め記憶されている。
【0022】
また、制御部203には、入出力制御部212を介して無線リンク部213が接続されている。無線リンク部213は、ベースバンド制御部214と、符号/復号器215、及びアンテナ217が接続された変復調/送受信部216とで構成されいる。そして、この無線リンク部213により腕時計端末2は、前記無線センサ装置1A〜1Eと近距離無線リンク接続可能に構成されているとともに、ユーザUが所有するPC3とも無線リンク部301を介して近距離無線リンク接続可能に構成されている。
【0023】
前記無線センサ装置1A〜1Eは、図3に示すように、装置本体150とこの装置本体150の内部に収容配置された電池及び図2に示した構成よりなる回路部151とを備えている。装置本体150の一面側には、一対の電極152、153が突設されているとともに、粘着層154、及び剥離シール層155が設けられている。そして、無線センサ装置1A〜1Eは、剥離シール層155を除去した後、粘着層154にて前述したユーザUの身体各部に貼着し、電極152、153を各部の肌に接触させて装着されている。
【0024】
前記データメモリ211には、図4に示した第1基準データD1、図5に示した第2基準データD2、及び図6に示した第3基準データD3が予め記憶されている。第1基準データD1は、その上部に模式的に示したように、正しいフォームでウォーキング(歩行)を行った場合の腹筋A、背筋B、大腿直筋C、大腿二頭筋D、大殿筋E(図1参照)の筋電図データである。第2基準データD2は、その上部に模式的に示したように、正しいフォームでエクササイズウォーキング(大股速足の歩行)を行った場合の腹筋A、背筋B、大腿直筋C、大腿二頭筋D、大殿筋Eの筋電図データである。第3基準データD3は、その上部に模式的に示したように、正しいフォームでジョギング(走行)を行った場合の腹筋A、背筋B、大腿直筋C、大腿二頭筋D、大殿筋Eの筋電図データである。
【0025】
また、前記データメモリ211には、前記第1〜第3基準データD1〜D3と、ユーザUの腹筋A、背筋B、大腿直筋C、大腿二頭筋D、大殿筋Eから検出した筋電図データとの比較結果に応じたアドバイス、例えば「膝をもっと上げろ」「腕をもっと振れ」等のアドバイスを表示するためのアドバイスデータが予め記憶されている。さらに、データメモリ211には、操作部204での操作でユーザUにより予め入力された当該ユーザUの歩幅の値も記憶されている。
【0026】
次に、以上の構成に係る本実施の動作について説明する。なお、本実施の形態におけるトレーニングは、4Kmまではウォーキング、4〜7Kmはエクササイズウォーキング、7〜10Kmはジョギングを行うものである。かかるトレーニングを行うに際して、ユーザUは図1に示したように、腕時計端末2を腕に装着するとともに、第1無線センサ装置1Aは腹筋Aに、第2無線センサ装置1Bは背筋Bに、第3無線センサ装置1Cは大腿直筋Cに、第4無線センサ装置1Dは大腿二頭筋Dに、第5無線センサ装置1Eは大殿筋Eに、各々前記粘着層154により貼着する。
【0027】
しかる後、ユーザUは先ずウォーキングを開始する。すると、ウォーキングに伴う腹筋A、背筋B、大腿直筋C、大腿二頭筋D、大殿筋Eの変化を示す検出データ(筋電図データ)が対応する無線センサ装置1A〜1Eの筋電センサ装置101により検出されて、無線センサ装置1A〜1Eから送信される。
【0028】
一方、腕時計端末2は、プログラムメモリ210に記憶されているプログラムに基づき制御部203が処理を実行することにより、図7のフローチャートに示すように動作する。すなわち、無線センサ装置1A〜1Eから送信されてくるユーザUの身体各部の検出データを受信する(ステップS1)。そして、この検出データを連続的にセンサデータメモリ209に記憶させるとともに(ステップS2)、このセンサデータメモリ209に記憶された検出データを時系列的に表示部205にグラフ(波形)表示する(ステップS3)。
【0029】
次に、前記ステップS1で受信した検出データ及びセンサデータメモリ209に記憶された検出データの波形に基づき、ユーザUが一歩前進したか否かを検出する。ユーザUが一歩前進したならば、前述のデータメモリ211予め入力された当該ユーザUの歩幅の値を用いて、現時点までの距離を積算する(ステップS5)。引き続き、この積算した距離が所定の区切り距離であるか否かを判断する(ステップS6)。ここで、本実施の形態における区切り距離は、4、7、10Kmであり、積算した距離がこの区切り距離のいずれかに到達した場合には、報知部206を動作させて放音を行う(ステップS7)。
【0030】
したがって、ユーザUは報知部206からの放音がない間はウォーキングを行い、1回目の放音があったらウォーキングをやめてエクササイズウォーキングを開始し、2回目の放音があったらエクササイズウォーキングをやめてジョギングを開始し、3回目の放音があったらトレーニングを終了するというように、予定のトレーニングを適正に行うことができる。
【0031】
次に、前記積算した距離が0〜4Km、4〜7Km、7〜10Kmのいずれであるかを判断する(ステップS8)。そして、積算した距離が0〜4Kmであった場合には、このときユーザUはウォーキングを行っているので、図4に示した第1基準データD1と、センサデータメモリ209に記憶されている最新の波形と比較し(ステップS9)。この比較結果に基づき、「良い」「悪い」の判定を行い(ステップS10)、この判定結果を表示部205に表示する(ステップS11)。
【0032】
さらに、前記判定結果が「BAD(悪い)」であったか否かを判断し(ステップS12)、「BAD(悪い)」であった場合には、データメモリ211に記憶されているアドバイスデータを読み出して、表示部205に表示する(ステップS13)。これにより、表示部205には、「膝をもっと上げろ」「腕をもっと振れ」等のアドバイスが表示される。しかる後に、前記判定結果「良い」「悪い」を報知部206から音声により報知して(ステップS24)、ステップS1からの処理を繰り返す。
【0033】
また、ステップS8での判断の結果、積算した距離が4〜7Kmであった場合には、このときユーザUはエクササイズウォーキングを行っているので、図5に示した第2基準データD2と、センサデータメモリ209に記憶されている最新の波形と比較する(ステップS9)。そして、ステップS15〜S18で前述したステップS10〜S13の同様の処理を実行し、さらにステップS24の処理を実行してステップS1に戻る。
【0034】
また、ステップS8での判断の結果、積算した距離が7〜10Kmであった場合には、このときユーザUはジョギングを行っているので、図6に示した第3基準データD3と、センサデータメモリ209に記憶されている最新の波形と比較する(ステップS9)。そして、ステップS20〜S23で前述したステップS10〜S13の同様の処理を実行し、さらにステップS24の処理を実行してステップS1に戻る。
【0035】
なお、本実施の形態においては、正しいフォームでウォーキングを行った場合の第1基準データD1、正しいフォームでエクササイズウォーキングを行った場合の第2基準データD2、正しいフォームでジョギングを行った場合の第3基準データD3を予めデータメモリ211に記憶させておくようにした。しかし、予め記憶させておくことなく、センサデータメモリ105に記憶された当該ユーザUの過去の筋電図データと、新たに受信した当該ユーザUの筋電図データとをステップS9、S14、S15で比較し、ステップS10、S15、S20で度上達度を判定するようにすることもできる。これにより、ユーザUはトレーニングに伴う自己の上達度を知ることができる。
【0036】
この場合、センサデータメモリ105に記憶された当該ユーザUの過去の筋電図データのどの部分を規準データとするかを、操作部204での操作によりユーザUが選択可能とすることことより、選択した筋電図データに対応する時点との上達度を知ることができる。
【0037】
また、本実施の形態においては、ステップS8で距離を判断し、距離に応じてステップS9、S14、S19で基準データを変更するようにしたが、ステップS8で時間を判断し、時間に応じてステップS9、S14、S19で基準データを変更するようにしてもよい。さらに、本実施の形態においては、ウォーキング、エクササイズウォーキング、ジョギングを順次行うトレーニングに本発明を適用した場合を示したが、これに限ることなく、例えばゴルフのスイングトレーニングや、野球の投球、バットスイングトレーニング等にも適用することができる。
【0038】
【発明の効果】
【0039】
以上説明したように本発明によれば、人体の複数の部位の動きを複数のセンサで検出した検出データを送信し、これを腕に装着可能な電子機器で受信するようにした。よって、人体の複数部位の動き、つまりは特定のスポーツのトレーニングを行っている被験者にとって最も有用な筋肉の動きに関するデータを腕に装着した電子機器で何時でも容易に得ることができる。
【0040】
また、電子機器にて検出データを連続的に記憶して時系列的に表示することから、トレーニングに伴う自己の身体の動きの変化、すなわちトレーニングの身体的成果を確認することができる。また、記憶されている過去の検出データと受信した検出データとの比較結果に基づき上達度を判定するようにしたことから、当該スポーツにおけるトレーニングに伴う自己の上達度を知ることができる。また、検出データと所定の判定基準データとを比較して、運動のフォームを判定するようにしたことから、検出された自己の筋肉の動きが、理想的な筋肉の動きと比較して、どの程度異なるかを知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の装着状体を示図である。
【図2】無線センサ装置、腕時計端末の回路構成示すブロック図である。
【図3】無線センサ装置の構造を示す断面図である。
【図4】第1基準データを示す波形図である。
【図5】第2基準データを示す波形図である。
【図6】第3基準データを示す波形図である。
【図7】腕時計端末の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1A 第1無線センサ装置
1B 第2無線センサ装置
1C 第3無線センサ装置
1D 第4無線センサ装置
1E 第5無線センサ装置
2 腕時計端末
101 筋電センサ装置
102 センサ駆動回路
106 センサ制御部
114 操作部
203 制御部
205 表示部
206 報知部
209 センサデータメモリ
210 プログラムメモリ
211 データメモリ
213 無線リンク部
A 腹筋
B 背筋
C 大腿直筋
D 大腿二頭筋
E 大殿筋
U ユーザ
【発明の属する技術分野】
【0002】
本発明は、各種スポーツのトレーニング用いることのできるデータ送受信システムに関する。
【0003】
【従来の技術】
【0004】
従来、被験者のトレーニングを支援し得る装置として、脈拍計や心拍計など内蔵器官の状態を検出するセンサを有し、このセンサで検出した脈拍や心拍データを表示する機能を備えた腕時計、あるいは、心電センサを胸ベルトに具備して、心拍信号を電磁誘導通信で腕時計に送信し、腕時計の表示部に心拍数を表示するハートレートモニターシステム等が市販されるに至っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、これら従来の装置やシステムにあっては、運動に伴って変化する脈拍や心拍等の内臓器官の状態を検出して表示するものである。したがって、従来のシステムを利用して特定のスポーツのトレーニングをしている者は、内蔵器官に関するデータを得ることはできても、トレーニング中において最も関心のある自己の身体動きに関するデータを得ることができるものではなかった。
【0007】
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、トレーニング中における有用なデータを被験者が容易に得ることのできるデータ送受信システムを提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記課題を解決するために請求項1記載の発明にあっては、人体の複数の部位の動きを検出する複数のセンサ、及びこれら複数のセンサで得られた検出データを送信する送信手段を有する検出装置と、前記人体の腕に装着可能であって、前記検出装置から送信される前記検出データを受信する受信手段を有する電子機器とからなる。したがって、検出データが検出装置から人体の腕に装着されている電子機器に送信される。この検出データは、人体の複数部位の動き、つまりは筋肉の動きに関するデータであることから、特定のスポーツのトレーニングを行っている被験者にとって最も有用なデータとなり、この最も有用なデータが腕に装着した電子機器で何時でも容易に得られることとなる。
【0010】
また、請求項2記載の発明にあっては、前記電子機器は、前記検出データを連続的に記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された検出データを時系列的に表示する表示手段とを備える。したがって、被験者がこの表示手段に表示された時系列的に表示された検出データを見ることにより、トレーニングに伴う自己の身体の動きの変化、すなわちトレーニングの身体的成果を確認することができる。
【0011】
また、請求項3記載の発明にあっては、前記電子機器は、前記検出データを連続的に記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶されている過去の検出データと前記受信手段により受信される検出データとを比較する比較手段と、この比較手段の比較結果に基づき上達度を判定する判定手段とを備える。したがって、あるスポーツのトレーニングを行っている被験者は、腕に装着した電子機器で当該スポーツにおけるトレーニングに伴う自己の上達度を知ることができる。
【0012】
また、請求項4記載の発明にあっては、前記電子機器は、前記検出データと所定の判定基準データとを比較して、運動のフォームを判定する判定手段と、この判定手段による判定結果を報知する報知手段とを備える。したがって、被験者は報知手段からの報知により、検出された自己の筋肉の動きが、理想的なフォームにおける筋肉の動きと比較して、どの程度異なるかを知ることができる。
【0013】
また、請求項5記載の発明にあっては、前記判定手段は、時間又は距離に応じて前記判定基準データを変更する。すなわち、トレーニングの最初と、ある程度の距離、あるいはある程度の長時間トレーニングした時点では、トレーニング内容も異なるので、これに応じて基準データも変更する。
【0014】
また、請求項6記載の発明にあっては、前記報知手段は、前記判定結果を音により報知する。したがって、腕に装着している電子機器を目視せずとも、トレーニングを行いつつ耳で判定結果を知ることができる。
【0015】
また、請求項7記載の発明にあっては、前記判定手段は、前記判定基準データとして以前の検出データから選択したものを使用する。したがって、過去における自己のフォームと比較して、どの程度進歩したかが判定される
【0016】
【発明の実施の形態】
【0017】
以下、本発明の実施の形態を図に従って説明する。
図1に示すように、本発明の一実施の形態に係るデータ送受信システムは、ユーザU(被験者)の身体各部に装着可能な複数(本実施の形態においては5個)の第1〜第5無線センサ装置1A〜1E、この無線センサ装置1A〜1Eと通信可能であってユーザUの腕に装着可能な腕時計端末2(電子機器)とで構成されている。第1無線センサ装置1AはユーザUの腹筋Aに貼着され、第2無線センサ装置1Bは背筋Bに貼着され、第3無線センサ装置1Cは大腿直筋Cに貼着され、第4無線センサ装置1Dは大腿二頭筋Dに貼着され、第5無線センサ装置1Eは大殿筋Eに貼着されている。
【0018】
無線センサ装置1A〜1Eは同一の構成からなる筋電図(EMC)センサ機能を有するものであって、図2に示すように、ユーザUの身体から筋電図(筋肉の電気的刺激に対する電気的反応を記録した図)データを検出する公知の筋電センサ装置101、この筋電センサ装置101を駆動するセンサ駆動回路102、筋電センサ装置101からの信号を増幅するセンスAMP.103、この増幅された信号をA/D変換するA/D変換器104、及びこの変換されたデータを記憶するセンサデータメモリ105、このデータを圧縮するFFT等の圧縮符号器130が設けられている。また、これらセンサ駆動回路102からセンサデータメモリ105を制御するセンサ制御部106、通信相手となる外部機器(腕時計端末2)のIDを記憶する外部機器ID部107が設けられている。
【0019】
さらに無線センサ装置1A〜1Eには、電池108からの電源を各部に供給する電源制御部109、各部を制御する制御回路110が設けられているとともに、時計/タイマー111、ROM/Flash112、RAM/Flash113が設けられている。制御回路110には、操作部114が接続されているとともに、入出力I/F115及び無線リンク部116が接続されている。無線リンク部116は、変復調/送信部117と、符号/復号器118と、ベースバンド制御部119とで構成され、変復調/送信部117にはアンテナ120が接続されている。
【0020】
腕時計端末2には、電池201からの電源を各部に供給する電源制御部202、及び各部を制御する制御部203が設けられているとともに、操作部204、表示部205、音声や報知音を発生する報知部206が設けられている。また、所定周波数のクロックを生成する発振部207、この発振部207からのクロックに基づく現在時刻を生成する時計部208、及び前記無線センサ装置1A〜1Eから送信されてきたデータあるいはセンサデータメモリ209に記憶されたデータを圧縮、伸長する圧縮伸長/符号復号器230が設けられている。なお、センサデータメモリ209は、本実施の形態においてセンサデータメモリ209から送信されてきたデータを記憶する記憶手段を構成するものである。
【0021】
さらに腕時計端末2には、プログラムメモリ210及びデータメモリ211が設けられている。プログラムメモリ210には、後述する図7のフローチャートに示す処理を実行するための身体運動データ解析プログラム、無線センサ装置1A〜1Eと無線通信を行うための無線用プログラムが予め記憶されているとともに、その他のダウンロードプログラムが記憶される。データメモリ211には、後述する判定基準データが予め記憶されている。
【0022】
また、制御部203には、入出力制御部212を介して無線リンク部213が接続されている。無線リンク部213は、ベースバンド制御部214と、符号/復号器215、及びアンテナ217が接続された変復調/送受信部216とで構成されいる。そして、この無線リンク部213により腕時計端末2は、前記無線センサ装置1A〜1Eと近距離無線リンク接続可能に構成されているとともに、ユーザUが所有するPC3とも無線リンク部301を介して近距離無線リンク接続可能に構成されている。
【0023】
前記無線センサ装置1A〜1Eは、図3に示すように、装置本体150とこの装置本体150の内部に収容配置された電池及び図2に示した構成よりなる回路部151とを備えている。装置本体150の一面側には、一対の電極152、153が突設されているとともに、粘着層154、及び剥離シール層155が設けられている。そして、無線センサ装置1A〜1Eは、剥離シール層155を除去した後、粘着層154にて前述したユーザUの身体各部に貼着し、電極152、153を各部の肌に接触させて装着されている。
【0024】
前記データメモリ211には、図4に示した第1基準データD1、図5に示した第2基準データD2、及び図6に示した第3基準データD3が予め記憶されている。第1基準データD1は、その上部に模式的に示したように、正しいフォームでウォーキング(歩行)を行った場合の腹筋A、背筋B、大腿直筋C、大腿二頭筋D、大殿筋E(図1参照)の筋電図データである。第2基準データD2は、その上部に模式的に示したように、正しいフォームでエクササイズウォーキング(大股速足の歩行)を行った場合の腹筋A、背筋B、大腿直筋C、大腿二頭筋D、大殿筋Eの筋電図データである。第3基準データD3は、その上部に模式的に示したように、正しいフォームでジョギング(走行)を行った場合の腹筋A、背筋B、大腿直筋C、大腿二頭筋D、大殿筋Eの筋電図データである。
【0025】
また、前記データメモリ211には、前記第1〜第3基準データD1〜D3と、ユーザUの腹筋A、背筋B、大腿直筋C、大腿二頭筋D、大殿筋Eから検出した筋電図データとの比較結果に応じたアドバイス、例えば「膝をもっと上げろ」「腕をもっと振れ」等のアドバイスを表示するためのアドバイスデータが予め記憶されている。さらに、データメモリ211には、操作部204での操作でユーザUにより予め入力された当該ユーザUの歩幅の値も記憶されている。
【0026】
次に、以上の構成に係る本実施の動作について説明する。なお、本実施の形態におけるトレーニングは、4Kmまではウォーキング、4〜7Kmはエクササイズウォーキング、7〜10Kmはジョギングを行うものである。かかるトレーニングを行うに際して、ユーザUは図1に示したように、腕時計端末2を腕に装着するとともに、第1無線センサ装置1Aは腹筋Aに、第2無線センサ装置1Bは背筋Bに、第3無線センサ装置1Cは大腿直筋Cに、第4無線センサ装置1Dは大腿二頭筋Dに、第5無線センサ装置1Eは大殿筋Eに、各々前記粘着層154により貼着する。
【0027】
しかる後、ユーザUは先ずウォーキングを開始する。すると、ウォーキングに伴う腹筋A、背筋B、大腿直筋C、大腿二頭筋D、大殿筋Eの変化を示す検出データ(筋電図データ)が対応する無線センサ装置1A〜1Eの筋電センサ装置101により検出されて、無線センサ装置1A〜1Eから送信される。
【0028】
一方、腕時計端末2は、プログラムメモリ210に記憶されているプログラムに基づき制御部203が処理を実行することにより、図7のフローチャートに示すように動作する。すなわち、無線センサ装置1A〜1Eから送信されてくるユーザUの身体各部の検出データを受信する(ステップS1)。そして、この検出データを連続的にセンサデータメモリ209に記憶させるとともに(ステップS2)、このセンサデータメモリ209に記憶された検出データを時系列的に表示部205にグラフ(波形)表示する(ステップS3)。
【0029】
次に、前記ステップS1で受信した検出データ及びセンサデータメモリ209に記憶された検出データの波形に基づき、ユーザUが一歩前進したか否かを検出する。ユーザUが一歩前進したならば、前述のデータメモリ211予め入力された当該ユーザUの歩幅の値を用いて、現時点までの距離を積算する(ステップS5)。引き続き、この積算した距離が所定の区切り距離であるか否かを判断する(ステップS6)。ここで、本実施の形態における区切り距離は、4、7、10Kmであり、積算した距離がこの区切り距離のいずれかに到達した場合には、報知部206を動作させて放音を行う(ステップS7)。
【0030】
したがって、ユーザUは報知部206からの放音がない間はウォーキングを行い、1回目の放音があったらウォーキングをやめてエクササイズウォーキングを開始し、2回目の放音があったらエクササイズウォーキングをやめてジョギングを開始し、3回目の放音があったらトレーニングを終了するというように、予定のトレーニングを適正に行うことができる。
【0031】
次に、前記積算した距離が0〜4Km、4〜7Km、7〜10Kmのいずれであるかを判断する(ステップS8)。そして、積算した距離が0〜4Kmであった場合には、このときユーザUはウォーキングを行っているので、図4に示した第1基準データD1と、センサデータメモリ209に記憶されている最新の波形と比較し(ステップS9)。この比較結果に基づき、「良い」「悪い」の判定を行い(ステップS10)、この判定結果を表示部205に表示する(ステップS11)。
【0032】
さらに、前記判定結果が「BAD(悪い)」であったか否かを判断し(ステップS12)、「BAD(悪い)」であった場合には、データメモリ211に記憶されているアドバイスデータを読み出して、表示部205に表示する(ステップS13)。これにより、表示部205には、「膝をもっと上げろ」「腕をもっと振れ」等のアドバイスが表示される。しかる後に、前記判定結果「良い」「悪い」を報知部206から音声により報知して(ステップS24)、ステップS1からの処理を繰り返す。
【0033】
また、ステップS8での判断の結果、積算した距離が4〜7Kmであった場合には、このときユーザUはエクササイズウォーキングを行っているので、図5に示した第2基準データD2と、センサデータメモリ209に記憶されている最新の波形と比較する(ステップS9)。そして、ステップS15〜S18で前述したステップS10〜S13の同様の処理を実行し、さらにステップS24の処理を実行してステップS1に戻る。
【0034】
また、ステップS8での判断の結果、積算した距離が7〜10Kmであった場合には、このときユーザUはジョギングを行っているので、図6に示した第3基準データD3と、センサデータメモリ209に記憶されている最新の波形と比較する(ステップS9)。そして、ステップS20〜S23で前述したステップS10〜S13の同様の処理を実行し、さらにステップS24の処理を実行してステップS1に戻る。
【0035】
なお、本実施の形態においては、正しいフォームでウォーキングを行った場合の第1基準データD1、正しいフォームでエクササイズウォーキングを行った場合の第2基準データD2、正しいフォームでジョギングを行った場合の第3基準データD3を予めデータメモリ211に記憶させておくようにした。しかし、予め記憶させておくことなく、センサデータメモリ105に記憶された当該ユーザUの過去の筋電図データと、新たに受信した当該ユーザUの筋電図データとをステップS9、S14、S15で比較し、ステップS10、S15、S20で度上達度を判定するようにすることもできる。これにより、ユーザUはトレーニングに伴う自己の上達度を知ることができる。
【0036】
この場合、センサデータメモリ105に記憶された当該ユーザUの過去の筋電図データのどの部分を規準データとするかを、操作部204での操作によりユーザUが選択可能とすることことより、選択した筋電図データに対応する時点との上達度を知ることができる。
【0037】
また、本実施の形態においては、ステップS8で距離を判断し、距離に応じてステップS9、S14、S19で基準データを変更するようにしたが、ステップS8で時間を判断し、時間に応じてステップS9、S14、S19で基準データを変更するようにしてもよい。さらに、本実施の形態においては、ウォーキング、エクササイズウォーキング、ジョギングを順次行うトレーニングに本発明を適用した場合を示したが、これに限ることなく、例えばゴルフのスイングトレーニングや、野球の投球、バットスイングトレーニング等にも適用することができる。
【0038】
【発明の効果】
【0039】
以上説明したように本発明によれば、人体の複数の部位の動きを複数のセンサで検出した検出データを送信し、これを腕に装着可能な電子機器で受信するようにした。よって、人体の複数部位の動き、つまりは特定のスポーツのトレーニングを行っている被験者にとって最も有用な筋肉の動きに関するデータを腕に装着した電子機器で何時でも容易に得ることができる。
【0040】
また、電子機器にて検出データを連続的に記憶して時系列的に表示することから、トレーニングに伴う自己の身体の動きの変化、すなわちトレーニングの身体的成果を確認することができる。また、記憶されている過去の検出データと受信した検出データとの比較結果に基づき上達度を判定するようにしたことから、当該スポーツにおけるトレーニングに伴う自己の上達度を知ることができる。また、検出データと所定の判定基準データとを比較して、運動のフォームを判定するようにしたことから、検出された自己の筋肉の動きが、理想的な筋肉の動きと比較して、どの程度異なるかを知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の装着状体を示図である。
【図2】無線センサ装置、腕時計端末の回路構成示すブロック図である。
【図3】無線センサ装置の構造を示す断面図である。
【図4】第1基準データを示す波形図である。
【図5】第2基準データを示す波形図である。
【図6】第3基準データを示す波形図である。
【図7】腕時計端末の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1A 第1無線センサ装置
1B 第2無線センサ装置
1C 第3無線センサ装置
1D 第4無線センサ装置
1E 第5無線センサ装置
2 腕時計端末
101 筋電センサ装置
102 センサ駆動回路
106 センサ制御部
114 操作部
203 制御部
205 表示部
206 報知部
209 センサデータメモリ
210 プログラムメモリ
211 データメモリ
213 無線リンク部
A 腹筋
B 背筋
C 大腿直筋
D 大腿二頭筋
E 大殿筋
U ユーザ
Claims (7)
- 人体の複数の部位の動きを検出する複数のセンサ、及びこれら複数のセンサで得られた検出データを送信する送信手段を有する検出装置と、
前記人体の腕に装着可能であって、前記検出装置から送信される前記検出データを受信する受信手段を有する電子機器と
からなることを特徴とするデータ送受信システム。 - 前記電子機器は、
前記検出データを連続的に記憶する記憶手段と、
この記憶手段に記憶された検出データを時系列的に表示する表示手段と
を備えることを特徴とする請求項1記載のデータ送受信システム。 - 前記電子機器は、
前記検出データを連続的に記憶する記憶手段と、
この記憶手段に記憶されている過去の検出データと前記受信手段により受信される検出データとを比較する比較手段と、
この比較手段の比較結果に基づき上達度を判定する判定手段と
を備えることを特徴とする請求項1記載のデータ送受信システム。 - 前記電子機器は、前記検出データと所定の判定基準データとを比較して、運動のフォームを判定する判定手段と、
この判定手段による判定結果を報知する報知手段と
を備えることを特徴とする請求項1記載のデータ送受信システム。 - 前記判定手段は、時間又は距離に応じて前記判定基準データを変更することを特徴とする請求項4記載のデータ送受信システム。
- 前記報知手段は、前記判定結果を音により報知することを特徴とする請求項4記載のデータ送受信システム。
- 前記判定手段は、前記判定基準データとして以前の検出データから選択したものを使用することを特徴とする請求項4記載のデータ送受信システム。
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