JP2004062855A - 出力支援サーバ、出力支援方法、および出力支援システム - Google Patents

出力支援サーバ、出力支援方法、および出力支援システム Download PDF

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Abstract

【課題】応答時間を短縮する。
【解決手段】ネットワークを経由してクライアント端末側で行う各種出力を支援する出力支援サーバにおいて、前記クライアント端末からの要求に応じて前記クライアント端末側で出力する出力データの標準的な構成を規定する出力用テンプレートを蓄積するテンプレート蓄積部から出力用テンプレートを読み出して送信するテンプレート応答部と、このテンプレート応答部によって送信した後、前記ネットワーク経由で受け取った当該出力用テンプレートに対し前記クライアント端末側で行った構成変更操作に応じて前記出力データを生成し、当該出力データをクライアント端末側で出力させるために送信する出力データ生成部とを備えたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は出力支援システムに関し、例えば、予め用意されているテンプレートに基づいて、表示や印刷などの各種出力をクライアント端末側で行うことを支援する場合などに適用したものである。
【0002】
また、出力支援サーバ及び出力支援方法に関するものである。
【0003】
【従来の技術】
近年、各種業務処理をインターネット上に構築されたハイパーテキストシステムを利用して行うことができるサービスが増えてきている。従来のこの種のシステムとしては、下記の特許文献1に記載されたものがある。
【0004】
特許文献1のシステムでは、クライアント端末上のWebブラウザへユーザが入力した情報をインターネット上のWebサーバが受け取り、この情報をもとにWebサーバ側で印刷データを編集し、Webサーバ側で印刷出力を行っている。また、必要ならば、Webサーバ側で編集した印刷データをWebブラウザに返送してクライアント端末側で印刷出力することもできる。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−284937(P2000−284937A)号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
一般的に、このようなハイパーテキストシステムを利用した業務処理サービスでは、Webサーバ側に多数のクライアント端末が同時にアクセスすることが多く、Webサーバ側の処理能力には大きな負荷がかかる反面、使い勝手のよい業務処理サービスを提供するためには、ユーザがWebブラウザ上で行った操作に対するWebサーバ側からの応答がWebブラウザへ返送されるまでに要する時間(応答時間)は十分に短縮する必要がある。
【0007】
以上のような問題点に鑑み、本発明は、出力支援サーバ(例えば、Webサーバ)側における負荷軽減の効率的な実現法の1つを提案することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するために、第1の発明では、ネットワークを経由してクライアント端末側で行う各種出力を支援する出力支援サーバにおいて、前記クライアント端末側で出力する出力データの標準的な構成を規定する出力用テンプレートを蓄積するテンプレート蓄積部と、前記クライアント端末からの要求に応じて当該テンプレート蓄積部から出力用テンプレートを読み出し、クライアント端末へ返送するテンプレート応答部と、前記ネットワーク経由で受け取った当該出力用テンプレートに対し前記クライアント端末側で行った構成変更操作に応じて、前記出力データを生成し、当該出力データをクライアント端末側で出力させるために返送する出力データ生成部とを備えたことを特徴とする。
【0009】
また、第2の発明では、ネットワークを経由して接続される出力支援サーバとクライアント端末が通信を行うことで、当該クライアント端末側で行う各種出力を支援する出力支援システムにおいて、前記出力支援サーバは、前記クライアント端末からの要求に応じて前記クライアント端末側で出力する出力データの標準的な構成を規定する出力用テンプレートを蓄積するテンプレート蓄積部から出力用テンプレートを読み出し、クライアント端末へ送信するテンプレート応答部と、前記ネットワーク経由で受け取った当該出力用テンプレートに対し前記クライアント端末側で行った構成変更操作に応じて、前記出力データを生成し、当該出力データをクライアント端末側で出力させるために送信する出力データ生成部とを備え、前記クライアント端末は、前記出力用テンプレートについて、前記各種出力のうちの1つである画面表示出力を実行するための表示部と、ユーザから前記構成変更操作を受けるための操作部とを備えたことを特徴とする。
【0010】
さらに、第3の発明では、ネットワークを経由してクライアント端末側で行う各種出力を支援する出力支援方法において、テンプレート蓄積部を用いて、前記クライアント端末側で出力する出力データの標準的な構成を規定する出力用テンプレートを蓄積しておき、前記クライアント端末からの要求に応じてテンプレート応答部が当該テンプレート蓄積部から出力用テンプレートを読み出してクライアント端末へ送信し、前記ネットワーク経由で受け取った当該出力用テンプレートに対し前記クライアント端末側で行った構成変更操作に応じて、出力データ生成部が前記出力データを生成し、当該出力データをクライアント端末側で出力させるために送信することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
(A)実施形態
以下、本発明にかかる実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。
【0012】
(A−1)実施形態の構成
本実施形態にかかる通信システム10の全体構成例を図3に示す。
【0013】
図3において、当該通信システム10は、ネットワーク11と、Webサーバ12と、通信端末13、14と、プリンタ装置15,16とを備えている。
【0014】
このうちネットワーク11は、Webサーバ12と、通信端末13(または14)のあいだを接続するネットワークである。ネットワーク11は、LAN(ローカルエリアネットワーク)などであってもよいが、ここでは、インターネットであるものとする。
【0015】
前記通信端末13,14は、ネットワーク11を介してWebサーバ12と通信する情報処理装置で、具体的には、例えば、ネットワーク機能を備えたパーソナルコンピュータなどであってよい。通信端末13はユーザU1によって使用され、通信端末14はユーザU2によって使用されるものとする。
【0016】
当該プリンタ装置(例えば、15)は、接続された通信端末(例えば、13)からの要求に応じて印刷出力を実行する機能を有する。
【0017】
プリンタ装置15,16などのプリンタ装置には大きく分けて2つのタイプがある。その1つは、通信端末(13,14)とは別個に自身でフォント(プリンタフォント)をROMなどに格納して搭載しているタイプであり、もう一つは、このようなプリンタフォントを自身では搭載していないタイプである。
【0018】
自身でプリンタフォントを搭載していないタイプのプリンタ装置では、通常、文字の印刷出力と画像の印刷出力は区別なく処理されるのに対し、自身でプリンタフォントを搭載しているタイプのプリンタ装置では文字の印刷出力はプリンタフォントに基づいて処理され、画像の印刷出力と異なる処理が実行される。原理的に、プリンタフォントが通信端末側が搭載しているフォント(スクリーンフォント)と一致している必要はない。
【0019】
フォントは、そのフォントを収容したファイル(フォントファイル)に付与されるフォント名によって一義的に識別することができる。
【0020】
通信端末13,14の内部構成は、例えば、図2に示すとおりであってよい。
【0021】
図2において、当該通信端末13は、通信部20と、制御部21と、記憶部22と、表示部23と、操作部24とを備えている。
【0022】
このうち通信部20は、前記ネットワーク11を介してWebサーバ12と通信するために必要な機能のほか、前記プリンタ装置15と通信する機能も備えている。インターネット11経由でWebサーバ12と通信するためには、当該通信部20は、OSI参照モデルのネットワーク層でIPプロトコルに対応した通信を行い、トランスポート層でTCPプロトコルに対応した通信を行い、プレゼンテーション層からアプリケーション層では、HTTPプロトコルに対応した通信を行う必要があるため、各プロトコルの通信を行うためのモジュールが、この通信部20内に設けられる。
【0023】
制御部21は、ハードウエア的には当該通信端末13の中央処理装置(CPU)に相当し、ソフトウエア的にはオペレーティングシステム(OS(このOSをOS21Bとする))に相当する部分である。
【0024】
本実施形態において通信端末13はWebページを閲覧するためのプログラムであるWebブラウザ21Aを搭載しているが、当該Webブラウザ21Aも、この制御部21に該当し得る。ただしWebブラウザ21Aは、当該OS21Bからみた場合、通信端末13上に搭載され得る多数のアプリケーションのうちの1つである。
【0025】
記憶部22は、当該制御部21の管理下にある記憶装置である。通信端末13が通常のパーソナルコンピュータであれば、揮発性の記憶装置(RAMなど)とともに、不揮発性の記憶装置(ハードディスクなど)が当該記憶部22に含まれる。
【0026】
表示部23はユーザU1に対して画面表示を行う部分で、例えば、前記Webサーバ12が提供するWebページをWebブラウザ21Aで閲覧するとき、当該Webページの内容は、Webブラウザ21Aによって整形されてこの表示部23に画面表示される。
【0027】
操作部24は、ユーザU1が通信端末13に対して行う操作を受け付ける部分である。通信端末13が通常のパーソナルコンピュータであれば、マウスやトラックボールなどのポインティングデバイスのほか、キーボードなども、この操作部24に含まれる。
【0028】
このような構成を有する通信端末13や14などと、前記ネットワーク11を介して通信するWebサーバ12の内部構成は、例えば、図1に示すようなものであってよい。通信端末13がアクセスしてきた場合、当該Webサーバ12は、同じWebサイト内に設置されたデータベース40と通信して、Webページ(作業支援テンプレートTPなども含む)を通信端末13へ返す機能を有する。
【0029】
一般的なWebページの作成では、Webページ上でフォントを指定してもWebブラウザ側にそのフォントがインストールされていないと予期せぬ表示になってしまうためフォントの指定は行わないほうがよいとされているが、本実施形態でWebサーバ12が提供するWebページ(特に、作業支援テンプレート)では、その性質上、フォントの指定を行うことが必要である。
【0030】
図1において、当該Webサーバ12は、通信部30と、記憶部31と、制御部32と、提供データ作成部33と、テンプレート変換部34と、フォント適合性判定部35と、検査要否判定部36と、課金処理部37と、認証部38と、メール送信部39とを備えている。
【0031】
このうち通信部30は、前記ネットワーク11を介して前記通信端末13の通信部20と対向する部分で、前記IPプロトコル、TCPプロトコル、HTTPプロトコルに対応した通信を行うためのモジュールを備えている。当該通信部30はまた、データベース40と通信する機能も備えている。データベース(DBMSを含む)38との通信は、ベンダ固有のプロトコルによって行われるのが普通である。
【0032】
データベース40は、ハードウエア的にはハードディスクなどの記憶装置によって構成され、例えば、関係モデルに対応したRDBMSなどのデータベース管理システムによって管理されている。
【0033】
データベース40にはWebサイトの運営や、顧客管理(ユーザ管理)などのデータも含め、種々のデータが蓄積され管理されているが、これらのデータのうち本実施形態において特徴的なデータは、作業支援テンプレート(例えば、TP)およびその管理のための管理テーブルMT1〜MT3である。作業支援テンプレートの実体であるデータを収容したファイルは、フォルダの中に格納しておき、管理テーブルMT1〜MT3はRDBMSで管理するものであってよい。
【0034】
各作業支援テンプレートは、様々な印刷物の標準的な構造を備え、ユーザ(例えば、U1)がその印刷物を構成し、取得する作業を容易化するとともに、印刷物の出力に際してWebサーバ12の処理能力にかかる負荷の軽減を実現するためのデータである。まったく何も規定されていない状態からユーザU1がWebサーバ12上で印刷物の編集作業を行う場合には、作業支援テンプレートを利用すれば、編集作業の自由度は制限されるものの、Webサーバ12にかかる負荷を軽減することができる。
【0035】
データベース40内には複数種類の作業支援テンプレートを格納しておき、アクセスするときにユーザU1がWebブラウザ21Aに入力した情報(自然言語やURL)により、いずれの作業支援テンプレートをユーザU1に返すかが決まる。
【0036】
ユーザU1が、前記印刷物として、例えば、スーパーマーケットの折り込みチラシ等のための作業支援テンプレートであるTPを指す情報(選択情報)を入力してHTTPリクエストを送信した場合、このHTTPリクエストを受け取ったWebサーバ12からは、HTTPレスポンスとして作業支援テンプレートTPが、通信端末13へ返される。
【0037】
この作業支援テンプレートTPが前記通信端末13に受信され、Webブラウザ21Aによって処理されると、一例として、図11に示すような画面が、通信端末13の表示部23に画面表示され、この画面を利用して、ユーザU1による折り込みチラシの編集作業が行われる。
【0038】
図11において、当該作業支援テンプレートTPは、表示要素P1、P2,ボタンBT1,BT2を備えている。表示要素P1とP2は、いわゆるフレームの機能を利用し、本来、別の文書であるものを1画面上に表示したものであってよい。
【0039】
表示要素P1は、作業支援テンプレートTPの主要部で、後で実際に印刷出力される折り込みチラシの内容をシュミレートした領域である。
【0040】
例えば、「お買い得!!」等のチラシのタイトルとなり得る文字P11と、予め決定された絵や模様などの画像P12と、選択された画像を配置する画像配置領域13と、フィールドP14とを備えている。
【0041】
フィールドP14内には、具体的に、どのような商品がどのような価格で買うことができるかを、スーパーマーケットの顧客などに伝える内容の自然言語を記述する。したがって、このような作業支援テンプレートTPを指す前記選択情報を入力するユーザU1は、通常、スーパーマーケットの当該業務担当者ということになる。
【0042】
また、表示要素P2は、その内部に、内容の異なる6つの画像P21〜P26を備えている。
【0043】
前記通信端末13の表示部23でこの作業支援テンプレートTPの画像を目視するユーザU1は、前記操作部24に含まれるポインティングデバイスなどを用いて、6つの画像P21〜P26のなかから1つの画像(例えば、P23)を選択し、「挿入」ボタンBT1を操作すれば、選択した画像P23が拡大されて画像配置領域P13に配置(挿入)される。
【0044】
画像P21〜P26の選択や挿入はこれと同様な操作を繰り返すことで何回でもやり直すことができる。
【0045】
Webブラウザのなかには、Webページ上の文字のフォントを変更できる機能を持つものもあるが、Webブラウザ21AがこのようなタイプのWebブラウザである場合には、もし必要ならば、編集作業の一部として、文字P11のフォントを変更してもかまわない。
【0046】
最終的に、画像配置領域P13に配置する画像が決まり、フィールドP14に記述する内容などが決まって、編集作業が終了し、折り込みチラシの内容が確定したとき、ユーザU1は「印刷」ボタンBT2を操作すると、そのとき表示部23に表示されている表示要素P1と同様な内容の折り込みチラシを、前記プリンタ装置15から印刷出力させることができる。
【0047】
本実施形態では、作業支援テンプレートTPを通信端末13へ返送したあと、Webサーバ12は、前記折り込みチラシを印刷出力するための処理にほとんど関与する必要はないため、Webサーバ12の処理能力にかかる負荷は従来に比べて極めて低い。
【0048】
図1に示すWebサーバ12の制御部32は、ハードウエア的には当該Webサーバ12のCPUに相当し、ソフトウエア的にはOSに相当する部分である。
【0049】
ハイパーテキストシステムでは、1つのHTTPリクエストと、それに対する1つのHTTPレスポンス(すなわち、前記表示部23に新しいWebページが1つ表示されるごとに)で通信端末13とWebサーバ12のあいだのセッションが切断されるから、制御部32は、個々のユーザ(例えば、U1)からの一連のアクセス(一連のHTTPリクエスト)を識別して矛盾の無い応答(HTTPレスポンス)を返すためにセッション管理を行う必要がある。
【0050】
記憶部31は、当該制御部32の管理下にある記憶装置である。前記通信端末13の場合と同様、通常、Webサーバ12には、揮発性の記憶装置(RAMなど)とともに、不揮発性の記憶装置(ハードディスクなど)が搭載されるが、各記憶装置の記憶容量は、通信端末13よりも大きいのが普通である。
【0051】
制御部32に接続されている構成要素33〜39は本実施形態において特徴的な機能を持つ部分である。
【0052】
構成要素33〜39のうち検査要否判定部36は、フォントの適合性(フォント適合性)に関する検査を行う必要があるか否かを判定する部分である。
【0053】
フォント適合性とは、Webサーバ12にアクセスしてきた通信端末(例えば、13)のWebブラウザ(21A)が、Webサーバ12からWebページとして提供する作業支援テンプレート(例えば、TP)を、例えば、前記「お買い得!!」などの文字P11のフォントも含め、忠実に出力(画面表示出力や印刷出力)することができる性質を指す。
【0054】
アクセスしてきた通信端末が、作業支援テンプレート中の文字のフォントにつき、フォント適合性がある場合には、そのまま当該作業支援テンプレートを提供することができるが、適合性がない場合には、そのまま作業支援テンプレートを提供した場合、通信端末13側における画面表示出力や印刷出力がフォントに忠実に行われない。
【0055】
その場合には、前記「お買い得!!」などの文字P11はフォント付きの文字データとしてではなく、画像データとして提供される。もちろんそのためには、フォント付きの文字データを、そのフォントに忠実な形状や大きさを持つ画像データに変換する処理を施す必要があり、その変換処理を実行するのが、前記テンプレート変換部34である。
【0056】
当該テンプレート変換部34により、標準的なデータ形式(例えば、JPEGやGIFなど)の画像データに変換すれば、インターネット上で利用されるほぼ全てのWebブラウザで画面表示可能である。
【0057】
前記検査要否判定部36を設けた理由は、折り込みチラシなどに限定せず、一般的な作業支援テンプレートを想定した場合、最初から、前記「お買い得!!」などのフォント付きの文字データを含まないテンプレートもあり得るからである。フォント付きの文字データを含まない作業支援テンプレートの場合、フォント適合性があるか否かを判定すること自体を省略可能である。
【0058】
上述したフォント適合性があるか否かの判定に関わるのは、Webサーバ12側では、前記フォント適合性判定部35である。
【0059】
場合によっては、前記HTTPリクエストのヘッダ中に含まれているWebブラウザの名称やバージョンの情報を参照するだけでも、フォント適合性の有無を判定することは可能である。例えば、Webブラウザ21Aの名称やバージョンが分かればOS21Bの名称やバージョンも推測でき、そのOS21Bが予め搭載しているフォントも推測できるからである。ただし本実施形態では、より正確かつ詳細にこの判定を行うため、プラグインソフト(適合性検査プラグイン)CH1や適合性検査アプレットAP1を利用する。
【0060】
適合性検査プラグインCH1は、アクセスしてきた通信端末13に対し、Webサーバ12側から前記ネットワーク11経由で送信する独立したプログラムで、Webブラウザ21A側で、前記フォント適合性を検査し、その検査結果をWebサーバ12側へ送信する機能を有する。
【0061】
また、適合性検査アプレットAP1はWebページとともにネットワーク11経由で送信され、Webブラウザ21A上で動作して、前記フォント適合性を検査し、その検査結果をWebサーバ12側へ送信する機能を有する。
【0062】
フォント適合性を検査する際の適合性検査プラグインCH1や、適合性検査アプレットAP1の検査対象は、通信端末13側のフォント管理の仕組みに依存して決まる。
【0063】
例えば、通信端末13の前記制御部21に含まれるOS21Bが一元的に全てのフォントファイルを特定のフォルダ(フォントフォルダ)で管理しており、Webブラウザ21Aなどのアプリケーションが当該フォントフォルダ内のフォントファイルを共用する形のフォント管理が行われている場合ならば、このフォントフォルダ内に収容されている各フォントファイルのフォント名が検査対象となり得る。
【0064】
また、Webブラウザ21Aの設定によって、Webブラウザ21Aが前記表示部23で行う画面表示のフォントに影響が出る場合なら、Webブラウザ21Aの設定内容も、検査対象となり得る。
【0065】
さらに、プリンタ装置15が上述したプリンタフォントを搭載しているタイプである場合には、プリンタフォントについても検査対象とすることが望ましい。
【0066】
なお、適合性検査プラグインCH1や適合性検査アプレットAP1が、プリンタ装置15側に搭載されているプリンタフォントを直接、検査することが難しい場合には、通信端末13側に当該プリンタ装置15を駆動するために格納されているプリンタドライバなどを検査することをもって、プリンタフォントの検査に替えることができる可能性もある。
【0067】
プリンタ装置13がプリンタフォントを搭載していないタイプである場合には、通信端末13がWYSIWYG方式の情報処理装置であれば、表示部23に表示される画面表示用のフォントと、プリンタ装置15から印刷される印刷用のフォントのあいだに実質的な差(画面表示と印刷の解像度の相違などにより、ドットフォントとアウトラインフォント程度の差が発生することはあるとしても)はないため、印刷用のフォントのために特別な検査を行う必要はないものと考えられる。
【0068】
前記適合性検査アプレットAP1の機能にはセキュリティ上の理由からの制約が設けられるが、適合性検査プラグインCH1にはそのような制約はない。このため、適合性検査プラグインCH1は、通信端末13上で、通常のミドルウエアが実行可能なあらゆる処理(例えば、ハードディスク(記憶部22)へのアクセスなども含む)を実行するように構成することができる。したがって一般的に検査の能力は、適合性検査プラグインCH1のほうが、適合性検査アプレットAP1よりも高いといえる。
【0069】
Webサーバ12側で適合性検査プラグインCH1と適合性検査アプレットAP1の双方を用意するか、いずれか一方だけを用意するかは自由に選択可能であるが、適合性検査プラグインCH1だけを用意しておくと、そのインストールがユーザU1に拒否され場合に対応できなくなるため、少なくとも、適合性検査アプレットAP1は用意しておくようにするとよい。
【0070】
適合性検査プラグインCH1や適合性検査アプレットAP1で、フォント適合性の検査までは行わず、検査に必要な情報(基礎情報)を通信端末13から収集してWebサーバ12へ送信し、フォント適合性の検査は、当該基礎情報を利用してフォント適合性判定部35で実行することも可能であるが、ここでは、フォント適合性の検査そのものを適合性検査プラグインCH1や適合性検査アプレットAP1が通信端末13側で実行するものとした。できるだけ多くの処理を通信端末13側で行わせるほうが、Webサーバ12側にかかる負荷を軽減することになるからである。
【0071】
したがって、本実施形態のフォント適合性判定部35は、適合性検査プラグインCH1や適合性検査アプレットAP1が送信してきた検査結果を解釈し、解釈結果に応じて、テンプレート変換部34や提供データ作成部33を動作させる機能を持つだけで足りる。
【0072】
前記提供データ作成部33は、ユーザ(例えば、U1)へ提供するWebページを作成する部分で、例えば、前記作業支援テンプレート(例えば、TP)を通信端末(例えば、13)側へ送信する際、必要に応じて、作業支援テンプレートを再構成し、作成する。
【0073】
例えば、前記表示要素P1とP2をデータベース40内で別個に管理している場合などには、ユーザU1が入力した前記選択情報にしたがって、当該提供データ作成部33が、表示要素P1とP2を組合せて作業支援テンプレートTPを作成することになる。
【0074】
また、前記テンプレート変換部34が行った変換処理の結果を受けて作業支援テンプレートを再構成して、ユーザU1に提供する作業支援テンプレートを作成するのも、この提供データ作成部33である。
【0075】
前記課金処理部37は、ユーザU1などに対する課金処理を実行する部分である。本実施形態ではWebサーバ12は会員制を取り、予め会員登録を行ったユーザだけにサービスを提供するものとする。会員登録時に、各ユーザには、ユーザIDやパスワードが付与される。図8に示す管理テーブルMT1中のユーザID、パスワードが、当該ユーザID、パスワードに対応する。
【0076】
課金方式には様々なものがあり得るが、ここでは、1つの作業支援テンプレートに基づいた印刷出力を実行するするたびに課金する課金方式を採用するものとする。この場合、印刷出力が正常に行われた場合には確実に課金しなければならないし、その反対に、印刷出力が正常に行えなかった場合には、決して、課金してはならない。
【0077】
しかしながら上述したように本実施形態では、印刷出力は通信端末(例えば、13)側で実行されるため、Webサーバ12側では、印刷出力が行われたか否か、あるいは、行われた場合でも、正常に(例えば、前記フォントに忠実に)行われたか否かを直接、認識することはできない。
【0078】
そこで、本実施形態では、課金処理のためにも、プラグインソフトまたはアプレットを用いるものとする。課金処理のためのプラグインソフトを課金検査プラグインCH2とし、アプレットを課金検査アプレットAP2とする。
【0079】
課金検査プラグインCH2および課金検査アプレットAP2は、通信端末13側で作業支援テンプレートTPを用いた印刷出力が正常に行われたか否かを検査し、その検査結果をWebサーバ12へ送信する機能を有する。
【0080】
セキュリティ上の制約や検査能力などに関しては、課金検査プラグインCH2は前記適合性検査プラグインCH1と同じであり、課金検査アプレットAP2は前記適合性検査アプレットAP1と同じである。
【0081】
必要ならば、CH2の機能は前記CH1に集約し、AP2の機能は前記AP1に集約するようにしてもよい。CH2とCH1を集約すれば、ユーザU1はインストールの意思確認の回数が減って操作負担が軽減できる。また、CH2とCH1を集約した場合もAP2とAP1を集約した場合も、Webサーバ12側からはプラグインソフトやアプレットを送信する回数が減るため、負荷の軽減に有効である。さらに、通信トラフィック低減の点でもこれらを集約したほうが有利である。
【0082】
上述した十分に短い応答時間を実現するためには、通信トラフィックがボトルネックになる可能性もあるから、通信トラフィックの低減にも配慮する必要がある。すなわち、前記応答時間は、伝送路における通信に要する時間とWebサーバ12における処理に要する時間の和に相当するため、前記通信端末13とWebサーバ12のあいだの伝送路の通信帯域に比較して、通信トラフィックが十分に低くない場合には、Webサーバ12による処理がいくら高速であっても応答時間を短縮することはできないからである。
【0083】
課金検査プラグインCH2や課金検査アプレットAP2(CH1やAP1も含む)を通信端末13へ送信する場合に機能するのは、前記提供データ作成部33であってよいが、課金検査プラグインCH2や課金検査アプレットAP2が、通信端末13上から送信してきた検査結果を用いてユーザU1に対する課金処理を実行するのは、前記課金処理部37である。
【0084】
前記認証部38は、Webサーバ12にアクセスしてきたユーザに対してユーザ認証を実行する部分である。ユーザ認証は、会員登録時に付与された前記ユーザIDやパスワードを用いて実行される。
【0085】
メール送信部39は、前記課金処理部37が行う課金処理の結果としてユーザU1に請求する金額をユーザに伝える電子メールを、ユーザU1に送信する部分である。この電子メールの宛先となるユーザU1の電子メールアドレスは、前記会員登録時などに、予め取得しておくことができる。図8に示す管理テーブルMT1中のメールアドレスが、当該電子メールアドレスに対応する。
【0086】
図示のように当該メール送信部39をWebサーバ12内に設ける場合、Webメールの機構を利用して当該電子メールを送信することができる。
【0087】
図4および図6は通信端末(例えば、13)側の動作を示すフローチャートで、図4はS401〜S405の各ステップから構成され、図6はS601〜S610の各ステップから構成されている。
【0088】
図5および図7はWebサーバ12側の動作を示すフローチャートで、S501〜S510の各ステップから構成され、図7はS701〜S703の各ステップから構成されている。
【0089】
以下、上記のような構成を有する本実施形態の動作を、図4〜図6のフローチャートを用いて説明する。
【0090】
(A−2)実施形態の動作
Webサーバ12には、ユーザU2なども含め、多数のユーザが同時にアクセスする可能性があるが、ここでは、前記ユーザU1が通信端末13を用いてWebサーバ12と通信し、前記作業支援テンプレートTPを取得する場合を例に取る。
【0091】
ユーザU1が通信端末13を操作してWebサーバ12にアクセスすると、図4のステップS401で、例えば、図12に示すようなログイン画面LPが、前記表示部23に画面表示される。当該ログイン画面LPには、ユーザ名、パスワード、カテゴリ、詳細を記述するためのフィールドF1〜F4と、「送信」ボタンBT3が設けられている。
【0092】
フィールドF1のユーザ名やフィールドF2のパスワードは、前記会員登録の際にユーザU1に付与されたものを入力する。フィールドF3のカテゴリやフィールドF4の詳細は、その都度、ユーザU1が希望するものを入力する。カテゴリとは、前記作業支援テンプレート(例えば、TP)の属するカテゴリであり、詳細とは、あるカテゴリ内におけるさらに小さな分類の単位を指す。
【0093】
ログイン画面LP中の各フィールドF1〜F4に対する記述内容が確定すると、ユーザU1はポインティングデバイス等を利用して「送信」ボタンBT3を押下し、Webブラウザ21Aがその押下を検知する(S402)と、フィールドF1〜F4の記述内容をWebサーバ12に送信する。
【0094】
当該「送信」ボタンBT3の押し下げ後、通信端末13はWebサーバ12からの応答を待つ受信待ちの状態となる(S403)。
【0095】
一方、当該フィールドF1〜F4の記述内容を受信するWebサーバ12側では、受信したフィールドF1とF2の記述内容を用いて図8に示す管理テーブルMT1を検索することで、ユーザU1のユーザ認証を行う(S501,S502)。このとき、フィールドF1のユーザIDに一致するユーザIDを含み、なおかつ、フィールドF2のパスワードに一致するパスワードを含む行が管理テーブルMT1中にあれば、認証結果はOKとなるが、無ければNGとなる。
【0096】
認証結果がNGであればWebサーバ12側の処理をここで停止するか、あるいは、所定のエラーメッセージを通信端末13側へ返すものであってよい。このエラーメッセージには、会員登録を促す記述を含ませることができる。
【0097】
認証結果がOKであれば、フィールドF1,F2とともに受信されたフィールドF3,F4の記述内容をもとに、前記データベース40内に蓄積されている複数の作業支援テンプレートのなかから該当するテンプレートを抽出するステップS503の処理を実行する。
【0098】
このとき、前記管理テーブルMT2とMT3を検索する。
【0099】
この検索では、最初に、前記フィールドF3に記述されたカテゴリと、フィールドF4に記述された詳細(商品名、タイトル、季節)を検索キーとして管理テーブルMT2を検索することで、検索結果として該当するファイルパスを取得し、次にそのファイルパスを用いて前記フォルダのなかから該当する作業支援テンプレートTPを取り出す。管理テーブルMT2を検索すれば、当該ファイルパスと同時にインデックスも得ることができる。このインデックスは、索引順編成ファイルにおけるデータ(ここでは、作業支援テンプレートの構成要素)の格納場所を物理的に指定する識別子である。
【0100】
なお、ファイル編成(すなわち、データベースの物理設計)は、ここで述べた索引順編成に限定する必要はないことは当然である。
【0101】
管理テーブルMT2中のフォントは、前記フォント名に対応する値を格納しておく列を示す。したがって当該管理テーブルMT2を検索すれば、前記ファイルパスやインデックスと同時に、指定された作業支援テンプレートTPのタイトルである文字(「お買い得!!」)P11のフォント名を得ることができる。
【0102】
ここでは、作業支援テンプレートと画像P21〜P26の画像データを別に蓄積しているものとしているため、ステップS503につづくステップS504では当該画像データを取得している。
【0103】
次に、Webサーバ12内の前記提供データ作成部33が、前記適合性検査プラグインCH1または適合性検査アプレットAP1を通信端末13へ送信して(S505)、CH1またはAP1が検査結果を送信してくるのを待つことになる(S506)。通信端末13へ送信する際には、前記適合性検査プラグインCH1または適合性検査アプレットAP1に、前記管理テーブルMT2の検索で得られたフォント名を収容させることができる。
【0104】
これにより、前記適合性検査プラグインCH1または適合性検査アプレットAP1は、自身が収容しているフォント名と、通信端末13側で検出したフォント名(例えば、前記フォントフォルダ中の各フォントファイルに付与されているフォント名)とを照合することで、フォント適合性を検査することが可能になる。
【0105】
上述したセッション管理は一定の時間だけ待っても検査結果が送信されてこない場合には、Webサーバ12側から接続を切断するようにしてもよい。
【0106】
ステップS505でWebサーバ12が送信した前記適合性検査プラグインCH1または適合性検査アプレットAP1を受信した通信端末13では、前記ステップS403の受信待ちの状態にあるとき、CH1またはAP1を受信する。
【0107】
したがって、前記ステップS402でログイン画面LPの「送信」ボタンBT3を押し下げてから、適合性検査プラグインCH1を受信して、インストールの意思確認を行う画面が前記表示部23に表示されるまで(または、適合性検査アプレットAP1とともに送信されるWebページが前記表示部23に表示されるまで)の時間が、ユーザU1にとって、上述した応答時間にあたる。
【0108】
この間、Webサーバ12側では、前記ステップS501〜S505の処理など、負荷の軽い処理しか行っていないため、この応答時間は十分に短くすることができる。
【0109】
なお、前記ステップS504の画像P21〜P26は、フォント適合性と無関係であるため、処理の順番を変更して、ステップS504よりも先にステップS505を実行することもでき、これにより応答時間をいっそう短縮することが可能である。
【0110】
適合性検査プラグインCH1や適合性検査アプレットAP1が通信端末13上で検査を開始したり、検査結果をWebサーバ12へ送信したりする一連の動作は、ユーザU1の意思と関係なく自動的に行われるものであってもよいが、検査開始の可否や検査結果の送信の可否をユーザU1に問い合わせる画面を前記表示部23に表示するようにしてもよい。
【0111】
検査が確実に短時間(例えば、前記3秒よりも十分に短い時間)で終了する場合はよいが、長時間(例えば、前記8秒以上)を要する可能性がある場合には、このような問い合わせを行うようにしたほうが望ましい。ユーザU1が検査中であること等を知らなければ、検査の時間が長いことは、前記応答時間が長い場合とほとんど同じ心理的なストレスを、ユーザU1に与えるものと考えられるからである。
【0112】
この適合性検査プラグインCH1または適合性検査アプレットAP1によるフォント適合性の検査が完了すると(S404)、検査結果は通信端末13からWebサーバ12へ送信される(S405)。
【0113】
Webサーバ12側では、当該通信端末13上の前記適合性検査プラグインCH1または適合性検査アプレットAP1から有効な検査結果が得られると(S506)、前記フォント適合性判定部35がその検査結果を解釈し、解釈結果に応じた動作を行う(S507)。
【0114】
すなわち、検査結果がフォント適合性が有ることを示している場合には、ステップS507はYES側に分岐して、前記提供データ作成部33が、前記ステップS503、S504で得られたデータをもとに、作業支援テンプレートTPをそのまま通信端末13に送信する(S510)が、フォント適合性がないことを示している場合には、ステップS507はNO側に分岐する。
【0115】
ステップS507のNO側につづくステップS508では、前記テンプレート変換部34が前記「お買い得!!」などの文字P11をフォント付きの文字データから、画像データに変換する変換処理を施す。
【0116】
次に、この変換処理後の画像データを用いて、前記提供データ作成部33が作業支援テンプレートTP(ただし、フォントを含まない)を再構成し、通信端末13へ送信する。
【0117】
ユーザU1にとって、前記適合性検査プラグインCH1または適合性検査アプレットAP1による最後の問い合わせ(例えば、検査結果の送信の可否を意思確認する問い合わせ)に応えてから、当該作業支援テンプレートTPが表示部23に表示されるまでが、もう1つの応答時間となる。この間も、Webサーバ12側ではそれほど負荷の重い処理を実行していないため、この応答時間も十分に短くすることが可能である。
【0118】
なお、上述したCH1とCH2の集約あるいはAP1とAP2の集約を行わない場合には、ステップS510またはS509で作業支援テンプレートTPを送信するときに、Webサーバ12は、前記課金検査プラグインCH2や課金検査アプレットAP2の送信も行うことになる。
【0119】
図11に示すような作業支援テンプレートTPの画面が表示部23に表示されると(S601)、ユーザU1は、この画面を目視しながら操作部24に属するポインティングデバイスやキーボードを操作して、上述した編集作業を行うことになる。
【0120】
編集作業が終了してユーザU1が前記「印刷」ボタンBT2を押し下げ、それをWebブラウザ21Aが検知すると(S602)、Webブラウザ21AからWebサーバ12にその事実が通知される(S603)。これとともに通信端末13側では、編集作業後の表示要素P1の状態に忠実な印刷データが生成され(S604)、この印刷データがプリンタスプールに送信されて(S605)、印刷が実行される(S606)。
【0121】
この印刷が正常に行われた場合(すなわち、印刷成功の場合)には、ステップS607がYES側に分岐して前記課金検査プラグインCH2または課金検査アプレットAP2の機能により、その旨の検査結果がWebサーバ12へ送信される(S608)。
【0122】
図6に実線で示したフローチャートでは、この印刷が成功しなかった場合、ステップS607がNO側に分岐してフォント変更検知が行われ(S609)、処理が、もう1度、ステップS602まで戻ることになっている。これは、ユーザU1が操作するWebブラウザ21Aが、Webページ上の文字のフォントを変更できる機能を持っている場合に対応した手順である。
【0123】
すなわち、ユーザU1がWebブラウザ21Aの機能によって文字P11のフォントを変更し、その変更がWebブラウザ21Aによって検知されると処理がステップS502へ戻る。
【0124】
このステップS602,S603,S604,S605,S606,S607,S609によって構成されるループは、ユーザU1の希望に応じて、何回でも繰り返すことができる。
【0125】
ただし、Webブラウザ21AがこのようにWebページ上の文字のフォントを変更できる機能を持たない場合には、実線のような手順は実行不可能となる。その場合には、例えば、図6に点線で示したように、課金検査プラグインCH2または課金検査アプレットAP2が、印刷が失敗した旨をWebサーバ12へ通知し(S610)、Webサーバ12から前記作業支援テンプレートTPと同等な作業支援テンプレートであって、文字P11のフォントだけが相違するものを、再度、通信端末13へ送信するようにしてもよい。このとき、ステップS601につづいて、前記ステップS601が処理され、以降は同様な処理が繰り返し実行可能となる。
【0126】
ただしこのような繰り返しはWebサーバ12の負荷を増大させるため、文字P11のフォントだけが相違する作業支援テンプレートTPの送信回数には一定の上限値を設定するようにしてもよい。
【0127】
通信端末13側で印刷が成功し、前記ステップS608でその旨がWebサーバ12に通知されると、図7に示すように、Webサーバ12側では、その通知を受信し(S701)、前記課金処理部37が前記管理テーブルMT1のなかのユーザU1に対応する行の印刷終了数を1だけ増加し、請求金額を更新(増加)する(S702)。
【0128】
そして、前記メール送信部39が、その増加後の請求金額を記述した電子メールを、前記管理テーブルMT1のユーザU1に対応する行から得られるメールアドレスに宛てて送信する(S703)。
【0129】
これによって、ユーザU1に対する一連の処理は終了するが、図7のフローチャートも含め、すべてのフローチャートは、Webサーバ12にアクセスしてくる各ユーザについて実行され得ることは当然である。
【0130】
(A−3)実施形態の効果
以上の説明から明らかなように、本実施形態によれば、Webサーバ(12)の処理能力にかかる負荷を効率的に軽減することができるため、コストを抑制しながら十分に短い応答時間を実現することが可能である。
【0131】
また、本実施形態のWebサーバ(12)はサーバ負荷分散装置と併用できるため、必要に応じて、サーバ負荷分散装置を用いれば、コストは上昇するものの、さらなる応答時間の短縮が可能となる。
【0132】
(B)他の実施形態
なお、図6のフローチャートでは、ステップS603で、ユーザU1が前記「印刷」ボタンBT2を押し下げたことをWebブラウザ21AがWebサーバ12に通知するようにしたが、このステップS603は省略可能である。
【0133】
さらに、上記実施形態では、フォント適合性が無い場合、前記「お買い得!!」などの文字P11をフォント付きの文字データから、画像データに変換する変換処理を実行したが、この変換処理では、画像データではなく、フォント適合性のあるフォント付きの文字データに変換するようにしてもよい。
【0134】
フォント適合性の有無を検査せず、フォント付きの文字データ(P11など)を直ちに画像データに変換して通信端末13に提供すれば、図5のフローチャートから、ステップS505〜S507およびS510を省略したものになる。
【0135】
【発明の効果】
本発明によれば、応答時間を十分に短縮することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るWebサーバの構成例を示す概略図である。
【図2】実施形態に係る通信端末の構成例を示す概略図である。
【図3】実施形態に係る通信システムの全体構成例を示す概略図である。
【図4】実施形態の動作を示すフローチャートである。
【図5】実施形態の動作を示すフローチャートである。
【図6】実施形態の動作を示すフローチャートである。
【図7】実施形態の動作を示すフローチャートである。
【図8】実施形態で使用するテーブルの構成例を示す概略図である。
【図9】実施形態で使用するテーブルの構成例を示す概略図である。
【図10】実施形態で使用するテーブルの構成例を示す概略図である。
【図11】実施形態で使用する作業支援テンプレートの画面構成例を示す概略図である。
【図12】実施形態で使用するログイン画面の構成例を示す概略図である。
【符号の説明】
10…通信システム、11…ネットワーク、12…Webサーバ、13、14…通信端末、15,16…プリンタ装置。

Claims (5)

  1. ネットワークを経由してクライアント端末側で行う各種出力を支援する出力支援サーバにおいて、
    前記クライアント端末からの要求に応じて前記クライアント端末側で出力する出力データの標準的な構成を規定する出力用テンプレートを蓄積するテンプレート蓄積部から出力用テンプレートを読み出して送信するテンプレート応答部と、
    このテンプレート応答部によって送信した後、前記ネットワーク経由で受け取った当該出力用テンプレートに対し前記クライアント端末側で行った構成変更操作に応じて前記出力データを生成し、当該出力データをクライアント端末側で出力させるために送信する出力データ生成部とを備えたことを特徴とする出力支援サーバ。
  2. 請求項1の出力支援サーバにおいて、
    前記クライアント端末側のフォントデータに関する処理能力であるフォント処理能力の詳細を検査してその検査結果を報告する機能を持つフォント処理能力検査プログラムを、当該クライアント端末に送信するフォント処理能力応答部と、
    当該フォント処理能力検査プログラムがクライアント端末上から報告してきた前記フォント処理能力と、当該出力用テンプレートが含む文字データのフォントデータが適合するか否かを検査する適合性判断部と、
    この適合性判断部によって、適合しないと判断された場合には、当該文字データをそのフォントデータに忠実な画像データに変換するように出力用テンプレートに変換処理を施すテンプレート変換部とを備え、
    前記テンプレート応答部は、当該テンプレート変換部が変換処理を施したあとの出力用テンプレートをクライアント端末へ送信することを特徴とする出力支援サーバ。
  3. ネットワークを経由して接続される出力支援サーバとクライアント端末が通信を行うことで、当該クライアント端末側で行う各種出力を支援する出力支援システムにおいて、
    前記出力支援サーバは、
    前記クライアント端末からの要求に応じて前記クライアント端末側で出力する出力データの標準的な構成を規定する出力用テンプレートを蓄積するテンプレート蓄積部から出力用テンプレートを読み出し、クライアント端末へ送信するテンプレート応答部と、
    前記ネットワーク経由で受け取った当該出力用テンプレートに対し前記クライアント端末側で行った構成変更操作に応じて、前記出力データを生成し、当該出力データをクライアント端末側で出力させるために送信する出力データ生成部とを備え、
    前記クライアント端末は、
    前記出力用テンプレートについて、前記各種出力のうちの1つである画面表示出力を実行するための表示部と、
    ユーザから前記構成変更操作を受けるための操作部とを備えたことを特徴とする出力支援システム。
  4. ネットワークを経由してクライアント端末側で行う各種出力を支援する出力支援方法において、
    テンプレート蓄積部を用いて、前記クライアント端末側で出力する出力データの標準的な構成を規定する出力用テンプレートを蓄積しておき、
    前記クライアント端末からの要求に応じてテンプレート応答部が当該テンプレート蓄積部から出力用テンプレートを読み出してクライアント端末へ送信し、
    前記ネットワーク経由で受け取った当該出力用テンプレートに対し前記クライアント端末側で行った構成変更操作に応じて、出力データ生成部が前記出力データを生成し、当該出力データをクライアント端末側で出力させるために送信することを特徴とする出力支援方法。
  5. 請求項4の出力支援方法において、
    前記クライアント端末側のフォントデータに関する処理能力であるフォント処理能力の詳細を検査してその検査結果を報告する機能を持つフォント処理能力検査プログラムを、フォント処理能力応答部が当該クライアント端末に送信し、
    適合性判断部によって、当該フォント処理能力検査プログラムがクライアント端末上から報告してきた前記フォント処理能力と当該出力用テンプレートが含む文字データのフォントデータが適合するか否かを検査し、適合しない場合には、テンプレート変換部が当該文字データをそのフォントデータに忠実な画像データに変換するように出力用テンプレートに変換処理を施し、
    前記テンプレート応答部は、当該テンプレート変換部が変換処理を施したあとの出力用テンプレートをクライアント端末へ送信することを特徴とする出力支援方法。
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