JP2004060441A - 発電装置 - Google Patents
発電装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004060441A JP2004060441A JP2002215382A JP2002215382A JP2004060441A JP 2004060441 A JP2004060441 A JP 2004060441A JP 2002215382 A JP2002215382 A JP 2002215382A JP 2002215382 A JP2002215382 A JP 2002215382A JP 2004060441 A JP2004060441 A JP 2004060441A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power generator
- support
- support column
- gear
- sea surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/30—Energy from the sea, e.g. using wave energy or salinity gradient
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/70—Wind energy
- Y02E10/72—Wind turbines with rotation axis in wind direction
Landscapes
- Other Liquid Machine Or Engine Such As Wave Power Use (AREA)
- Wind Motors (AREA)
Abstract
【課題】常に安定して大きな力を有する海水の流動、即ち、潮力、波力に着目し、これを有効に利用して発電を行なうことと、設備費やメンテナンス費等の低廉化と、汚染の虞もなく、資源欠乏の虞もない発電装置を提供することを目的としているもので、従来の潮力発電のように満潮時の海水をストックし、落下させるもの等とは異なり、その海水の動きそのもので発電機を駆動させることを可能とした発電装置とする。
【解決手段】海底に設けられた基礎上に、先端が海面上に突出する支持体を固設し、その支持体に海面より上方に位置する下面を開口したシリンダ−体を取り付け、そのシリンダ−体の下面開口に密に摺接するピストン体を嵌合し、そのピストン体の下端に海面に浮設されたフロ−ト体を固設するとともに、前記シリンダ−体の上面に逆止弁を介して、シリンダ−体内のエアの圧縮及び吸引に伴なって駆動するエアタ−ビンを設け、そのエアタ−ビンを発電機と連結させることとし、前記した支持体は少なくとも一対以上の複数個が設けられていることとする。
【選択図】 図1
【解決手段】海底に設けられた基礎上に、先端が海面上に突出する支持体を固設し、その支持体に海面より上方に位置する下面を開口したシリンダ−体を取り付け、そのシリンダ−体の下面開口に密に摺接するピストン体を嵌合し、そのピストン体の下端に海面に浮設されたフロ−ト体を固設するとともに、前記シリンダ−体の上面に逆止弁を介して、シリンダ−体内のエアの圧縮及び吸引に伴なって駆動するエアタ−ビンを設け、そのエアタ−ビンを発電機と連結させることとし、前記した支持体は少なくとも一対以上の複数個が設けられていることとする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は発電装置に関し、特に発電機を稼動させるための動力源として海の水の自然流動、即ち、潮力や波力を利用した発電装置に関する。
【0002】
【発明の背景】
現在、発電の原動力として主たるものは水力、火力そして原子力であり、自然力である風力、地熱、波力、潮力等はごくわずかの割合を占めているにすぎない。前記した水力、火力、原子力のうち、水力は雨量にもよるが一定した供給が見込めるものであるが、火力は燃焼源としての資源が心配であり、原子力は常に発電所の周域に汚染の危険性が伴なっている。
【0003】
【発明の目的】
そこで、本発明は上記した現状に鑑みて、常に安定して大きな力を有する海水の流動、即ち、潮力、波力に着目し、これを有効に利用して発電を行なうことと、設備費やメンテナンス費等の低廉化と、汚染の虞もなく、資源欠乏の虞もない発電装置を提供することを目的としているもので、従来の潮力発電のように満潮時の海水をストックし、落下させるもの等とは異なり、その海水の動きそのもので発電機を駆動させることを可能とした発電装置を提供することも目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本発明に係る発電装置は海底に設けられた基礎上に、先端が海面上に突出する支持体を固設し、その支持体に海面より上方に位置する下面を開口したシリンダ−体を取り付け、そのシリンダ−体の下面開口に密に摺接するピストン体を嵌合し、そのピストン体の下端に海面に浮設されたフロ−ト体を固設するとともに、前記シリンダ−体の上面に逆止弁を介して、シリンダ−体内のエアの圧縮及び吸引に伴なって駆動するエアタ−ビンを設け、そのエアタ−ビンを発電機と連結させることを特徴とし、前記した支持体は少なくとも一対以上の複数個が設けられていることを特徴としている。
【0005】
また、本発明に係る発電装置は海底に設けられた基礎上に、上端が海面上に突出する支持柱を固設し、その支持柱を貫通させたフロ−ト体を海面上に浮設してあり、前記した支持柱の内面側にラックギアを連続して設け、前記したフロ−ト体上にそのラックギアと噛合する第一のピニオンギアを設け、その第一のピニオンギアの軸に伝導小径ギアを設け、その伝導小径ギアに大径ギアを噛合させる伝達機構を複数連結し、最終的な大径ギアの軸に発電機を連結させることを特徴とし、前記した支持柱は相対向して一対設け、両方の支持柱のラックギアから前記したギア連結機構を形成してあることを特徴とし、前記したギア連結機構はギアボックス内に収容されていることを特徴とし、前記した支持柱の外面側にもラックギアを設け、そのラックギアには前記したフロ−ト体に立設固定されたスタンドに取り付けられギアを噛合して位置決めをしてあることを特徴としている。
【0006】
さらに、本発明に係る発電装置は海底に設けられた基礎上に、上端が海面上に突出する支持柱を固設し、その支持柱を貫通させたフロ−ト体を海面上に浮設し、そのフロ−ト体上に下端を弾発手段で支持したスタンド部材を設け、そのスタンド部材の先端に前記支持柱と転接するロ−ラを備え、そのロ−ラを発電機と連結させることを特徴とし、前記した支持柱に対し、スタンド部材及びロ−ラと発電機を複数セット対応させてあることを特徴とし、前記したロ−ラはチュ−ブレスタイヤを使用してあることを特徴とし、前記した支持柱には弾発手段で支持された揺れ止め用のベアリングが転接されていることを特徴とし、前記した支持柱を貫通させるフロ−ト体の貫通孔はラッパ状に下方が拡開され、かつ、支持柱は下端近くで徐々に大径とされていることを特徴としている。
【0007】
そして、本発明に係る発電装置は海面上に浮設されたフロ−ト体の一端に延設部を設けて、その延設部を固定されたガイドに取り付け、かつ、フロ−ト体の先端部に海底に支持された支持柱を貫通させ、一方、フロ−ト体上に弾発手段で支持したスタンド体を設け、そのスタンド体の先端にロ−ラ取付部材を固設し、そのロ−ラ取付部材には上下方向に前記支持柱と転接する複数個のロ−ラを列設し、その各々のロ−ラに発電機を連結してあることを特徴とし、前記したフロ−ト体の先端部分は底部を先端に向けて薄く形成してあり、かつ、支持柱を貫通させる貫通孔はラッパ状に下方に向けて拡開し、支持柱は下端近くで徐々に大径としてあることを特徴とし、前記したスタンド体及びロ−ラ取付部材等は複数セットを支持柱に対応させてあることを特徴としている。
【0008】
【作用】
上記した構成によって、潮の干満による海面の上昇、下降及び波力に同期してフロ−ト体も動き、その動きによってエアタ−ビンが駆動されたり、大きな回転力を得られることとなり、そのパワ−を発電機に伝えることで、発電作用が生じることとなる。この構成によれば、海水の自然流動を原動力とするため、環境汚染の虞や、資源欠乏の虞も一切なく、従来の潮力、波力発電の構成とも異なり、自然の力をそのまま応用したもので、格別に海水のストックや流出等の設備も不要なものとなるのである。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の好ましい実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の第一の実施の形態を示す図、図2は同じく第二の実施の形態を示す図、図3は同じくギアの構造を示す斜視図、図4は同じく第三の実施の形態を示す図、図5は同じく第四の実施の形態を示す図である。
【0010】
これらの図にあって1は海底を示し、2・2はその海底に設置された基礎を示している。第一の実施の形態を示す図1にあって3・3は前記した基礎2・2上に固設された支持体であり、この支持体3・3は海面S上へ突出され、その上方部分は対向方向へ鈍角に屈折されている。なお、図1でこの支持体3・3は二本を示してあるが、放射状に複数本を設けることが可能である。
【0011】
前記した支持体3・3の先端には下向きに開口されたシリンダ−体4が固設されているもので、このシリンダ−体4の下面開口位置は海面Sよりも高く設定されている。
【0012】
また、前記したシリンダ−体4には下方からピストン体5が密に嵌合されており、このピストン体5の下端には海面に浮設されるフロ−ト体6が固設されている。即ち、潮の干満に応じてフロ−ト体6がその位置を上下動させることにより、ピストン体5も上下動し、シリンダ−体4内を上下方向に摺動するようになっている。
【0013】
さらに、前記したシリンダ−体4の天面略中央位置には、フロ−ト体6の上昇に伴なうシリンダ−体4内の圧縮空気で駆動されるエアタ−ビン7が逆止弁7aを介して設置されており、このエアタ−ビン7による回転力を発電機に伝え発電作業を行なうものとしている。
【0014】
前記したエアタ−ビン7のサイドにはフロ−ト体6の下降に伴ない、シリンダ−体4内に生じる負圧、即ち、外気が吸引によって駆動するエアタ−ビン8・8も逆止弁8a・8aを介して設置されており、このエアタ−ビン8・8もその回転力を発電機に伝えるものとしている。つまり、この第一の実施の形態によると、潮の干満のいずれの場合にもどちらかのエアタ−ビン7、8・8を作動させ、常時発電作業を続行することができるものとなっている。
【0015】
次に、図2及び図3で示す第二の実施の形態を説明する。この場合は基礎2・2上に相対向する直状の支持柱9・9が固定立設されており、この支持柱9・9の上方は海面Sより上方に突出されている。この支持柱9・9には貫通孔10a・10aによって、海面S上に浮設されるフロ−ト体10が嵌め付けられている。
【0016】
また、前記した支持柱9・9の上方部分内面にはラックギア11・11が連続形成されており、そのラックギア11・11には第一のピニオンギア12・12が噛合されている。この第一のピニオンギア12の回転軸13には小径伝導ギア14が取り付けられており、この小径伝導ギア14には第二のピニオンギア12aが噛合されている。この第二のピニオンギア12aの回転軸にも前記と同様の小径伝導ギア14が取り付けられ、この機構が複数連続され最終のピニオンギア12nまでつなげられている。この最終のピニオンギア12nにあっては第一のピニオンギア12における回転速度が大きく増幅され、かなりの高速となるもので、この最終のピニオンギア12nにおける回転軸の力を発電機に伝え、発電作業を行なうものとしている。なお、図中15はかかるギア機構を収容するギアボックスを示している。
【0017】
さらに、前記した支持柱9・9の上方外面側にもラックギア16・16が連続形成されている。このラックギア16・16にはフロ−ト体10の上面に固設されたスタンド17・17の上端に軸支されたピニオンギア18・18が噛合され、揺れ止めを図っている。
【0018】
また、図4として示す第三の実施の形態の場合には基礎2・2上に支持柱19・19が固定立設されており、この支持柱19・19は下方部分で徐々に径を大きくした裾広がりの形状をしたものとなっており、その上方部分を海面Sより突出させている。
【0019】
この支持柱19・19にはラッパ状に下方を拡開させた貫通孔20a・20aによってフロ−ト体20が嵌め付けられ、このフロ−ト体20は海面S上に浮設される。このフロ−ト体20上にあっては支持柱19・19を挟んであるいは囲んで、下端を弾発手段であるコイルスプリング21・21‥で弾設されたスタンド部材22・22‥が設けられている。
【0020】
このスタンド部材22・22‥は支持柱19・19に対して斜状に形成されており、その先端は支持柱19・19に対し直交するように屈折されている。このスタンド部材22・22‥の先端には支持柱19・19と転接するロ−ラ、特にここではチュ−ブレスタイヤ23・23が軸支されており、そのチュ−ブレスタイヤ23・23の回転軸に発電機24・24が連接されている。
【0021】
さらに、フロ−ト体20上で支持柱19・19の近くにはベアリングホルダ−25・25がフロ−ト体20上をスライド可能に設けられており、そのベアリングホルダ−25・25の内面に取り付けられたボ−ルベアリング26・26が支持柱19・19と転接され揺れ止めを図っている。
【0022】
前記したベアリングホルダ−25・25‥はその背面でフロ−ト体20上に固定された受部材27・27‥との間で弾発手段であるコイルスプリング28・28で常に前方へ附勢され、緩衝されたものとなっている。
【0023】
この第三の実施の形態によると、潮の干満によるフロ−ト体20の上下動に加え、波力によるフロ−ト体20の揺動によっても、スタンド部材22・22‥がコイルスプリング21・21‥で支持されていることからチュ−ブレスタイヤ23・23の支持柱19・19との転接が得られ、発電機24・24による発電作業を得ることができるようになっている。尚、図面では支持柱19・19を挟むようにスタンド部材22・22‥を配置したが、図における手前側や奥側にもスタンド部材22・22‥を配置することが可能で、支持柱19のサイズによっては放射状に配置してやることも可能である。
【0024】
そして、図5に示す第四の実施の形態によると、この場合は海面S上に浮設したフロ−ト体29の一端(後端)を例えば岸壁G等に固定したガイドレ−ル30と連接してある。この連接はフロ−ト体29の一部に突出部29aを形成し、その突出部29aにア−ム部材31をピン等で枢着し、そのア−ム部材31をガイドレ−ル30の上下方向に形成されたガイド溝と係合させたものとしている。この構成で、ア−ム部材31を基部としてフロ−ト体29自体が枢動するものとされている。
【0025】
このフロ−ト体29は先端近くの底面29bが先に向って薄く形成されており、その一部に下方に向けてラッパ状に拡開した貫通孔29cが形成され、その貫通孔29cに対し、基礎2上に固定立設された支持柱32が貫通され、その支持柱32の上方部分は海面S上に突出されている。
【0026】
また、フロ−ト体29上には前記した支持柱32を挟んで、あるいは囲んでスタンド部材33・33がその基部の下面、前後を弾発手段であるコイルスプリング34・34‥で支持され設置されている。このスタンド部材33・33は支持柱32方向に向けて斜状に形成され、その突端は支持柱32に向けて直交する構成とされている。
【0027】
このスタンド部材33・33の先端には回転ロ−ラ、特にチュ−ブレスタイヤの取付部材35・35が固定されており、この取付部材35・35は上下方向の長尺材とされ、その長手方向が支持柱32に沿うものとされている。
【0028】
この取付部材35・35には上下方向に複数の、支持柱32と転接するロ−ラ、特にチュ−ブレスタイヤ36・36‥が所定のピッチで列設されており、このチュ−ブレスタイヤ36・36‥の回転軸を発電機37・37‥と連接し、発電作業を得るものとしている。
【0029】
この第四の実施の形態は係る構成としてあるので、潮の干満によるフロ−ト体29の上下動により、チュ−ブレスタイヤ36・36‥が支持柱32と転接して回転力を得ることに加え、フロ−ト体29のガイドレ−ル30との連結構造による枢動、及び先端を薄くしてある構成から、波力によってその先端部分は大きく揺れ、チュ−ブレスタイヤ36・36‥に回転力を得ることができるようになっている。
【0030】
【発明の効果】
本発明に係る発電装置は上述のように構成され、作用する。資源として欠乏してしまう虞がない海水の自然流動を基本的な動力源としており、海水のストックや落下等の格別な設備も必要なく発電作業を実行することができるうえ、干満のいずれの場合においても駆動源を稼動させることができ、波力も応用して利用することができるので発電の時間的制約を受けることも従来に比べはるかに小さくなっており、環境を汚染してしまう虞も一切なく、発電装置としては低廉な価格で設備を構築することができるものとなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示す図である。
【図2】第二の実施の形態を示す図である。
【図3】ギアの構造を示す斜視図である。
【図4】第三の実施の形態を示す図である。
【図5】第四の実施の形態を示す図である。
【符号の説明】
1 海底
2 基礎
3 支持体
4 シリンダ−体
5 ピストン体
6 フロ−ト体
7 エアタ−ビン
7a 逆止弁
8 エアタ−ビン
8a 逆止弁
9 支持柱
10 フロ−ト体
10a 貫通孔
11 ラックギア
12 ピニオンギア
13 回転軸
14 小径伝導ギア
15 ギアボックス
16 ラックギア
17 スタンド
18 ピニオンギア
19 支持柱
20 フロ−ト体
20a 貫通孔
21 コイルスプリング
22 スタンド部材
23 チュ−ブレスタイヤ
24 発電機
25 ベアリングホルダ−
26 ボ−ルベアリング
27 受部材
28 コイルスプリング
29 フロ−ト体
29a 突出部
29b 底面
29c 貫通孔
30 ガイドレ−ル
31 ア−ム部材
32 支持柱
33 スタンド部材
34 コイルスプリング
35 取付部材
36 チュ−ブレスタイヤ
37 発電機
【発明の属する技術分野】
本発明は発電装置に関し、特に発電機を稼動させるための動力源として海の水の自然流動、即ち、潮力や波力を利用した発電装置に関する。
【0002】
【発明の背景】
現在、発電の原動力として主たるものは水力、火力そして原子力であり、自然力である風力、地熱、波力、潮力等はごくわずかの割合を占めているにすぎない。前記した水力、火力、原子力のうち、水力は雨量にもよるが一定した供給が見込めるものであるが、火力は燃焼源としての資源が心配であり、原子力は常に発電所の周域に汚染の危険性が伴なっている。
【0003】
【発明の目的】
そこで、本発明は上記した現状に鑑みて、常に安定して大きな力を有する海水の流動、即ち、潮力、波力に着目し、これを有効に利用して発電を行なうことと、設備費やメンテナンス費等の低廉化と、汚染の虞もなく、資源欠乏の虞もない発電装置を提供することを目的としているもので、従来の潮力発電のように満潮時の海水をストックし、落下させるもの等とは異なり、その海水の動きそのもので発電機を駆動させることを可能とした発電装置を提供することも目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために、本発明に係る発電装置は海底に設けられた基礎上に、先端が海面上に突出する支持体を固設し、その支持体に海面より上方に位置する下面を開口したシリンダ−体を取り付け、そのシリンダ−体の下面開口に密に摺接するピストン体を嵌合し、そのピストン体の下端に海面に浮設されたフロ−ト体を固設するとともに、前記シリンダ−体の上面に逆止弁を介して、シリンダ−体内のエアの圧縮及び吸引に伴なって駆動するエアタ−ビンを設け、そのエアタ−ビンを発電機と連結させることを特徴とし、前記した支持体は少なくとも一対以上の複数個が設けられていることを特徴としている。
【0005】
また、本発明に係る発電装置は海底に設けられた基礎上に、上端が海面上に突出する支持柱を固設し、その支持柱を貫通させたフロ−ト体を海面上に浮設してあり、前記した支持柱の内面側にラックギアを連続して設け、前記したフロ−ト体上にそのラックギアと噛合する第一のピニオンギアを設け、その第一のピニオンギアの軸に伝導小径ギアを設け、その伝導小径ギアに大径ギアを噛合させる伝達機構を複数連結し、最終的な大径ギアの軸に発電機を連結させることを特徴とし、前記した支持柱は相対向して一対設け、両方の支持柱のラックギアから前記したギア連結機構を形成してあることを特徴とし、前記したギア連結機構はギアボックス内に収容されていることを特徴とし、前記した支持柱の外面側にもラックギアを設け、そのラックギアには前記したフロ−ト体に立設固定されたスタンドに取り付けられギアを噛合して位置決めをしてあることを特徴としている。
【0006】
さらに、本発明に係る発電装置は海底に設けられた基礎上に、上端が海面上に突出する支持柱を固設し、その支持柱を貫通させたフロ−ト体を海面上に浮設し、そのフロ−ト体上に下端を弾発手段で支持したスタンド部材を設け、そのスタンド部材の先端に前記支持柱と転接するロ−ラを備え、そのロ−ラを発電機と連結させることを特徴とし、前記した支持柱に対し、スタンド部材及びロ−ラと発電機を複数セット対応させてあることを特徴とし、前記したロ−ラはチュ−ブレスタイヤを使用してあることを特徴とし、前記した支持柱には弾発手段で支持された揺れ止め用のベアリングが転接されていることを特徴とし、前記した支持柱を貫通させるフロ−ト体の貫通孔はラッパ状に下方が拡開され、かつ、支持柱は下端近くで徐々に大径とされていることを特徴としている。
【0007】
そして、本発明に係る発電装置は海面上に浮設されたフロ−ト体の一端に延設部を設けて、その延設部を固定されたガイドに取り付け、かつ、フロ−ト体の先端部に海底に支持された支持柱を貫通させ、一方、フロ−ト体上に弾発手段で支持したスタンド体を設け、そのスタンド体の先端にロ−ラ取付部材を固設し、そのロ−ラ取付部材には上下方向に前記支持柱と転接する複数個のロ−ラを列設し、その各々のロ−ラに発電機を連結してあることを特徴とし、前記したフロ−ト体の先端部分は底部を先端に向けて薄く形成してあり、かつ、支持柱を貫通させる貫通孔はラッパ状に下方に向けて拡開し、支持柱は下端近くで徐々に大径としてあることを特徴とし、前記したスタンド体及びロ−ラ取付部材等は複数セットを支持柱に対応させてあることを特徴としている。
【0008】
【作用】
上記した構成によって、潮の干満による海面の上昇、下降及び波力に同期してフロ−ト体も動き、その動きによってエアタ−ビンが駆動されたり、大きな回転力を得られることとなり、そのパワ−を発電機に伝えることで、発電作用が生じることとなる。この構成によれば、海水の自然流動を原動力とするため、環境汚染の虞や、資源欠乏の虞も一切なく、従来の潮力、波力発電の構成とも異なり、自然の力をそのまま応用したもので、格別に海水のストックや流出等の設備も不要なものとなるのである。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の好ましい実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の第一の実施の形態を示す図、図2は同じく第二の実施の形態を示す図、図3は同じくギアの構造を示す斜視図、図4は同じく第三の実施の形態を示す図、図5は同じく第四の実施の形態を示す図である。
【0010】
これらの図にあって1は海底を示し、2・2はその海底に設置された基礎を示している。第一の実施の形態を示す図1にあって3・3は前記した基礎2・2上に固設された支持体であり、この支持体3・3は海面S上へ突出され、その上方部分は対向方向へ鈍角に屈折されている。なお、図1でこの支持体3・3は二本を示してあるが、放射状に複数本を設けることが可能である。
【0011】
前記した支持体3・3の先端には下向きに開口されたシリンダ−体4が固設されているもので、このシリンダ−体4の下面開口位置は海面Sよりも高く設定されている。
【0012】
また、前記したシリンダ−体4には下方からピストン体5が密に嵌合されており、このピストン体5の下端には海面に浮設されるフロ−ト体6が固設されている。即ち、潮の干満に応じてフロ−ト体6がその位置を上下動させることにより、ピストン体5も上下動し、シリンダ−体4内を上下方向に摺動するようになっている。
【0013】
さらに、前記したシリンダ−体4の天面略中央位置には、フロ−ト体6の上昇に伴なうシリンダ−体4内の圧縮空気で駆動されるエアタ−ビン7が逆止弁7aを介して設置されており、このエアタ−ビン7による回転力を発電機に伝え発電作業を行なうものとしている。
【0014】
前記したエアタ−ビン7のサイドにはフロ−ト体6の下降に伴ない、シリンダ−体4内に生じる負圧、即ち、外気が吸引によって駆動するエアタ−ビン8・8も逆止弁8a・8aを介して設置されており、このエアタ−ビン8・8もその回転力を発電機に伝えるものとしている。つまり、この第一の実施の形態によると、潮の干満のいずれの場合にもどちらかのエアタ−ビン7、8・8を作動させ、常時発電作業を続行することができるものとなっている。
【0015】
次に、図2及び図3で示す第二の実施の形態を説明する。この場合は基礎2・2上に相対向する直状の支持柱9・9が固定立設されており、この支持柱9・9の上方は海面Sより上方に突出されている。この支持柱9・9には貫通孔10a・10aによって、海面S上に浮設されるフロ−ト体10が嵌め付けられている。
【0016】
また、前記した支持柱9・9の上方部分内面にはラックギア11・11が連続形成されており、そのラックギア11・11には第一のピニオンギア12・12が噛合されている。この第一のピニオンギア12の回転軸13には小径伝導ギア14が取り付けられており、この小径伝導ギア14には第二のピニオンギア12aが噛合されている。この第二のピニオンギア12aの回転軸にも前記と同様の小径伝導ギア14が取り付けられ、この機構が複数連続され最終のピニオンギア12nまでつなげられている。この最終のピニオンギア12nにあっては第一のピニオンギア12における回転速度が大きく増幅され、かなりの高速となるもので、この最終のピニオンギア12nにおける回転軸の力を発電機に伝え、発電作業を行なうものとしている。なお、図中15はかかるギア機構を収容するギアボックスを示している。
【0017】
さらに、前記した支持柱9・9の上方外面側にもラックギア16・16が連続形成されている。このラックギア16・16にはフロ−ト体10の上面に固設されたスタンド17・17の上端に軸支されたピニオンギア18・18が噛合され、揺れ止めを図っている。
【0018】
また、図4として示す第三の実施の形態の場合には基礎2・2上に支持柱19・19が固定立設されており、この支持柱19・19は下方部分で徐々に径を大きくした裾広がりの形状をしたものとなっており、その上方部分を海面Sより突出させている。
【0019】
この支持柱19・19にはラッパ状に下方を拡開させた貫通孔20a・20aによってフロ−ト体20が嵌め付けられ、このフロ−ト体20は海面S上に浮設される。このフロ−ト体20上にあっては支持柱19・19を挟んであるいは囲んで、下端を弾発手段であるコイルスプリング21・21‥で弾設されたスタンド部材22・22‥が設けられている。
【0020】
このスタンド部材22・22‥は支持柱19・19に対して斜状に形成されており、その先端は支持柱19・19に対し直交するように屈折されている。このスタンド部材22・22‥の先端には支持柱19・19と転接するロ−ラ、特にここではチュ−ブレスタイヤ23・23が軸支されており、そのチュ−ブレスタイヤ23・23の回転軸に発電機24・24が連接されている。
【0021】
さらに、フロ−ト体20上で支持柱19・19の近くにはベアリングホルダ−25・25がフロ−ト体20上をスライド可能に設けられており、そのベアリングホルダ−25・25の内面に取り付けられたボ−ルベアリング26・26が支持柱19・19と転接され揺れ止めを図っている。
【0022】
前記したベアリングホルダ−25・25‥はその背面でフロ−ト体20上に固定された受部材27・27‥との間で弾発手段であるコイルスプリング28・28で常に前方へ附勢され、緩衝されたものとなっている。
【0023】
この第三の実施の形態によると、潮の干満によるフロ−ト体20の上下動に加え、波力によるフロ−ト体20の揺動によっても、スタンド部材22・22‥がコイルスプリング21・21‥で支持されていることからチュ−ブレスタイヤ23・23の支持柱19・19との転接が得られ、発電機24・24による発電作業を得ることができるようになっている。尚、図面では支持柱19・19を挟むようにスタンド部材22・22‥を配置したが、図における手前側や奥側にもスタンド部材22・22‥を配置することが可能で、支持柱19のサイズによっては放射状に配置してやることも可能である。
【0024】
そして、図5に示す第四の実施の形態によると、この場合は海面S上に浮設したフロ−ト体29の一端(後端)を例えば岸壁G等に固定したガイドレ−ル30と連接してある。この連接はフロ−ト体29の一部に突出部29aを形成し、その突出部29aにア−ム部材31をピン等で枢着し、そのア−ム部材31をガイドレ−ル30の上下方向に形成されたガイド溝と係合させたものとしている。この構成で、ア−ム部材31を基部としてフロ−ト体29自体が枢動するものとされている。
【0025】
このフロ−ト体29は先端近くの底面29bが先に向って薄く形成されており、その一部に下方に向けてラッパ状に拡開した貫通孔29cが形成され、その貫通孔29cに対し、基礎2上に固定立設された支持柱32が貫通され、その支持柱32の上方部分は海面S上に突出されている。
【0026】
また、フロ−ト体29上には前記した支持柱32を挟んで、あるいは囲んでスタンド部材33・33がその基部の下面、前後を弾発手段であるコイルスプリング34・34‥で支持され設置されている。このスタンド部材33・33は支持柱32方向に向けて斜状に形成され、その突端は支持柱32に向けて直交する構成とされている。
【0027】
このスタンド部材33・33の先端には回転ロ−ラ、特にチュ−ブレスタイヤの取付部材35・35が固定されており、この取付部材35・35は上下方向の長尺材とされ、その長手方向が支持柱32に沿うものとされている。
【0028】
この取付部材35・35には上下方向に複数の、支持柱32と転接するロ−ラ、特にチュ−ブレスタイヤ36・36‥が所定のピッチで列設されており、このチュ−ブレスタイヤ36・36‥の回転軸を発電機37・37‥と連接し、発電作業を得るものとしている。
【0029】
この第四の実施の形態は係る構成としてあるので、潮の干満によるフロ−ト体29の上下動により、チュ−ブレスタイヤ36・36‥が支持柱32と転接して回転力を得ることに加え、フロ−ト体29のガイドレ−ル30との連結構造による枢動、及び先端を薄くしてある構成から、波力によってその先端部分は大きく揺れ、チュ−ブレスタイヤ36・36‥に回転力を得ることができるようになっている。
【0030】
【発明の効果】
本発明に係る発電装置は上述のように構成され、作用する。資源として欠乏してしまう虞がない海水の自然流動を基本的な動力源としており、海水のストックや落下等の格別な設備も必要なく発電作業を実行することができるうえ、干満のいずれの場合においても駆動源を稼動させることができ、波力も応用して利用することができるので発電の時間的制約を受けることも従来に比べはるかに小さくなっており、環境を汚染してしまう虞も一切なく、発電装置としては低廉な価格で設備を構築することができるものとなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示す図である。
【図2】第二の実施の形態を示す図である。
【図3】ギアの構造を示す斜視図である。
【図4】第三の実施の形態を示す図である。
【図5】第四の実施の形態を示す図である。
【符号の説明】
1 海底
2 基礎
3 支持体
4 シリンダ−体
5 ピストン体
6 フロ−ト体
7 エアタ−ビン
7a 逆止弁
8 エアタ−ビン
8a 逆止弁
9 支持柱
10 フロ−ト体
10a 貫通孔
11 ラックギア
12 ピニオンギア
13 回転軸
14 小径伝導ギア
15 ギアボックス
16 ラックギア
17 スタンド
18 ピニオンギア
19 支持柱
20 フロ−ト体
20a 貫通孔
21 コイルスプリング
22 スタンド部材
23 チュ−ブレスタイヤ
24 発電機
25 ベアリングホルダ−
26 ボ−ルベアリング
27 受部材
28 コイルスプリング
29 フロ−ト体
29a 突出部
29b 底面
29c 貫通孔
30 ガイドレ−ル
31 ア−ム部材
32 支持柱
33 スタンド部材
34 コイルスプリング
35 取付部材
36 チュ−ブレスタイヤ
37 発電機
Claims (14)
- 海底に設けられた基礎上に、先端が海面上に突出する支持体を固設し、その支持体に海面より上方に位置する下面を開口したシリンダ−体を取り付け、そのシリンダ−体の下面開口に密に摺接するピストン体を嵌合し、そのピストン体の下端に海面に浮設されたフロ−ト体を固設するとともに、前記シリンダ−体の上面に逆止弁を介して、シリンダ−体内のエアの圧縮及び吸引に伴なって駆動するエアタ−ビンを設け、そのエアタ−ビンを発電機と連結させることを特徴とする発電装置。
- 前記した支持体は少なくとも一対以上の複数個が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の発電装置。
- 海底に設けられた基礎上に、上端が海面上に突出する支持柱を固設し、その支持柱を貫通させたフロ−ト体を海面上に浮設してあり、前記した支持柱の内面側にラックギアを連続して設け、前記したフロ−ト体上にそのラックギアと噛合する第一のピニオンギアを設け、その第一のピニオンギアの軸に伝導小径ギアを設け、その伝導小径ギアに大径ギアを噛合させる伝達機構を複数連結し、最終的な大径ギアの軸に発電機を連結させることを特徴とする発電装置。
- 前記した支持柱は相対向して一対設け、両方の支持柱のラックギアから前記したギア連結機構を形成してあることを特徴とする請求項3に記載の発電装置。
- 前記したギア連結機構はギアボックス内に収容されていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の発電装置。
- 前記した支持柱の外面側にもラックギアを設け、そのラックギアには前記したフロ−ト体に立設固定されたスタンドに取り付けられギアを噛合して位置決めをしてあることを特徴とする請求項3、請求項4または請求項5に記載の発電装置。
- 海底に設けられた基礎上に、上端が海面上に突出する支持柱を固設し、その支持柱を貫通させたフロ−ト体を海面上に浮設し、そのフロ−ト体上に下端を弾発手段で支持したスタンド部材を設け、そのスタンド部材の先端に前記支持柱と転接するロ−ラを備え、そのロ−ラを発電機と連結させることを特徴とする発電装置。
- 前記した支持柱に対し、スタンド部材及びロ−ラと発電機を複数セット対応させてあることを特徴とする請求項7に記載の発電装置。
- 前記したロ−ラはチュ−ブレスタイヤを使用してあることを特徴とする請求項7または請求項8に記載の発電装置。
- 前記した支持柱には弾発手段で支持された揺れ止め用のベアリングが転接されていることを特徴とする請求項7、請求項8または請求項9に記載の発電装置。
- 前記した支持柱を貫通させるフロ−ト体の貫通孔はラッパ状に下方が拡開され、かつ、支持柱は下端近くで徐々に大径とされていることを特徴とする請求項7、請求項8、請求項9または請求項10に記載の発電装置。
- 海面上に浮設されたフロ−ト体の一端に延設部を設けて、その延設部を固定されたガイドに取り付け、かつ、フロ−ト体の先端部に海底に支持された支持柱を貫通させ、一方、フロ−ト体上に弾発手段で支持したスタンド体を設け、そのスタンド体の先端にロ−ラ取付部材を固設し、そのロ−ラ取付部材には上下方向に前記支持柱と転接する複数個のロ−ラを列設し、その各々のロ−ラに発電機を連結してあることを特徴とする発電装置。
- 前記したフロ−ト体の先端部分は底部を先端に向けて薄く形成してあり、かつ、支持柱を貫通させる貫通孔はラッパ状に下方に向けて拡開し、支持柱は下端近くで徐々に大径としてあることを特徴とする請求項12に記載の発電装置。
- 前記したスタンド体及びロ−ラ取付部材等は複数セットを支持柱に対応させてあることを特徴とする請求項12または請求項13に記載の発電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002215382A JP2004060441A (ja) | 2002-07-24 | 2002-07-24 | 発電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002215382A JP2004060441A (ja) | 2002-07-24 | 2002-07-24 | 発電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004060441A true JP2004060441A (ja) | 2004-02-26 |
Family
ID=31937428
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002215382A Pending JP2004060441A (ja) | 2002-07-24 | 2002-07-24 | 発電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004060441A (ja) |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101003457B1 (ko) | 2009-01-16 | 2010-12-28 | 조길연 | 조력 발전장치 |
KR101015204B1 (ko) * | 2006-05-30 | 2011-02-18 | 넥스탑 주식회사 | 파력을 이용한 공기압축기 |
CN1945011B (zh) * | 2006-06-12 | 2011-04-13 | 丁陶生 | 一种地锚钢架大立柱风能波浪能联合发电厂机组系列机组 |
KR101078529B1 (ko) * | 2008-10-29 | 2011-10-31 | 김충걸 | 파력발전장치 |
KR101096278B1 (ko) * | 2009-06-26 | 2011-12-20 | 김홍철 | 낮은 파도에서 높은 파도의 효과를 내는 파력발전기 |
CN102338046A (zh) * | 2010-07-15 | 2012-02-01 | 陈文渊 | 离岸式风力发电装置及其基座 |
KR101119482B1 (ko) * | 2009-11-20 | 2012-03-20 | 에스티(주) | 조력 발전 장치 |
CN102980324A (zh) * | 2012-12-12 | 2013-03-20 | 李宏江 | 新型海浪能冷暖空调装置 |
KR101331960B1 (ko) | 2010-03-04 | 2013-11-21 | 현대중공업 주식회사 | 조류력 발전기 실증 방법 |
WO2014181354A3 (en) * | 2013-04-26 | 2015-04-09 | Eesavyasa Technologies Pvt. Ltd | Method for power generation using tidal waves by trapping compressed air produced |
CN106979120A (zh) * | 2017-04-28 | 2017-07-25 | 李宏江 | 海浪发电装置或制冰、冷库、自来水装置 |
CN108386308A (zh) * | 2018-05-10 | 2018-08-10 | 李秦亮 | 一种海洋发电装置 |
CN112196721A (zh) * | 2020-10-10 | 2021-01-08 | 上海海事大学 | 一种用于复杂海况的宽功率复合波浪发电系统 |
CN112253398A (zh) * | 2020-09-11 | 2021-01-22 | 明阳智慧能源集团股份公司 | 一种海上风电机组单桩基础内部气体自动排放方法 |
-
2002
- 2002-07-24 JP JP2002215382A patent/JP2004060441A/ja active Pending
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101015204B1 (ko) * | 2006-05-30 | 2011-02-18 | 넥스탑 주식회사 | 파력을 이용한 공기압축기 |
CN1945011B (zh) * | 2006-06-12 | 2011-04-13 | 丁陶生 | 一种地锚钢架大立柱风能波浪能联合发电厂机组系列机组 |
KR101078529B1 (ko) * | 2008-10-29 | 2011-10-31 | 김충걸 | 파력발전장치 |
KR101003457B1 (ko) | 2009-01-16 | 2010-12-28 | 조길연 | 조력 발전장치 |
KR101096278B1 (ko) * | 2009-06-26 | 2011-12-20 | 김홍철 | 낮은 파도에서 높은 파도의 효과를 내는 파력발전기 |
KR101119482B1 (ko) * | 2009-11-20 | 2012-03-20 | 에스티(주) | 조력 발전 장치 |
KR101331960B1 (ko) | 2010-03-04 | 2013-11-21 | 현대중공업 주식회사 | 조류력 발전기 실증 방법 |
CN102338046A (zh) * | 2010-07-15 | 2012-02-01 | 陈文渊 | 离岸式风力发电装置及其基座 |
CN102980324A (zh) * | 2012-12-12 | 2013-03-20 | 李宏江 | 新型海浪能冷暖空调装置 |
WO2014181354A3 (en) * | 2013-04-26 | 2015-04-09 | Eesavyasa Technologies Pvt. Ltd | Method for power generation using tidal waves by trapping compressed air produced |
CN106979120A (zh) * | 2017-04-28 | 2017-07-25 | 李宏江 | 海浪发电装置或制冰、冷库、自来水装置 |
CN108386308A (zh) * | 2018-05-10 | 2018-08-10 | 李秦亮 | 一种海洋发电装置 |
CN112253398A (zh) * | 2020-09-11 | 2021-01-22 | 明阳智慧能源集团股份公司 | 一种海上风电机组单桩基础内部气体自动排放方法 |
CN112196721A (zh) * | 2020-10-10 | 2021-01-08 | 上海海事大学 | 一种用于复杂海况的宽功率复合波浪发电系统 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004060441A (ja) | 発電装置 | |
CN101737263B (zh) | 风、潮流、波浪合能发电的能量采集装置 | |
TW201305432A (zh) | 多動力波浪發電系統 | |
CN102979661B (zh) | 一种采能单元和棘轮以及波力发动机 | |
US6208035B1 (en) | Power generation apparatus utilizing energy produced from ocean level fluctuation | |
US20120171035A1 (en) | Leverage-maximizing vertical axis reciprocating blade hydro power generator | |
CN201593476U (zh) | 跷跷板式水浪发电装置 | |
JP2013533419A (ja) | 波力発電装置 | |
CN201908773U (zh) | 摇臂式海浪发电装置 | |
WO2020199301A1 (zh) | 海浪发电装置 | |
CN203948223U (zh) | 一种用于深海的垂荡浮箱式波浪能发电装置 | |
KR20140066579A (ko) | 해수면의 파고에 따른 부력과 풍력과 태양광을 이용한 전력발전장치 | |
CN203214231U (zh) | 一种浮体发电装置 | |
JP2012518752A (ja) | 電力捕捉装置 | |
CN111207025A (zh) | 波浪能发电装置 | |
CN102536623A (zh) | 水动摆波浪能发电装置 | |
CN102705146A (zh) | 圆弧齿条式波能发动机 | |
TWM621832U (zh) | 浪潮發電裝置 | |
WO2009065178A1 (en) | Floating sea wave power-generating plant | |
TWI744633B (zh) | 具舉升功能之往復式水力發電機構 | |
CN203230528U (zh) | 一种潮流能发电装置 | |
KR101905737B1 (ko) | 원통형 파력발전시스템 | |
CN112682261A (zh) | 一种新型流体发电装置 | |
CN202360291U (zh) | 水动摆波浪能发电装置 | |
CN106194568B (zh) | 基于stewart平台原理的下沉式水浪发电装置 |