JP2004057731A - Golf club shaft made of fiber reinforced plastic - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、繊維強化樹脂製のゴルフシャフトに関するものであり、さらに詳細には、断面が概ね円形で、かつ、その表面に連続的に凹凸を形成したことを特徴とするゴルフシャフトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
繊維強化樹脂製のゴルフシャフトの製造方法としては、従来から公知のシートワインディング製法やフィラメントワインディング製法のほか、近年、曲げ剛性分布、線密度分布の設計自由度が大きく、また曲げ強度、ねじり強度共に発現性が良好である、ブレイディング製法によるゴルフシャフト(ブレイディングシャフト)が見られるようになった。前記方法によるゴルフシャフトの成形方法は以下のとおりである。
【0003】
すなわち、前記シートワインディング製法は、強化繊維を一方向に引き揃えたものに合成樹脂を含浸してシート状に形成された、いわゆるシートプリプレグを成形用マンドレルに巻き付け、その外側に、前記巻き付けたプリプレグを固定させるためにラッピングテープを螺旋状に巻回した状態で加熱硬化して成形されるものである。前記硬化成形後の前記ラッピングテープを剥離させた素管の表面は、シート状のプリプレグを巻き付けたものであるためプリプレグによる凹凸はあまり見られないが、前記ラッピングテープ目の凹凸が形成されており、このような素管の表面の凹凸を落とすために研磨加工を施すことで、表面を滑らかにして仕上げ加工を施しているのである。また、その表面の仕上げについては、従来から様々な方法が提案されている。
【0004】
フィラメントワインディング製法は、炭素繊維の単繊維または繊維束に樹脂を含浸させて半硬化状態にしたフィラメント、又は、トウプリプレグを、予め設定された巻き付け角度で、前記角度が左右対称となるようにマンドレルに巻きつけて加熱硬化して成形されるものである。また、前記硬化成形後の表面は、前記トウプリプレグの凹凸の程度が大きく、かつ、予め研磨外径が設定され、その外径になるように機械研磨をすることで表面を滑らかにする(NC研磨)のが、一般的である。
【0005】
ブレイディング製法によるゴルフシャフト(ブレイディングシャフト)は、数千本の炭素繊維を引き揃えた炭素繊維トウに成形用樹脂を予め含浸させて成るトウプリプレグを、シャフト軸線に対して左右対称の配向角度を有する組糸と、前記シャフト軸線に対して0°の配向角度をもつ中央糸に用い、組紐機により前記組糸同士(2軸編み)あるいは組糸と中央糸(3軸編み)で編み組みして組物層を形成し、該組物層を複数層積層したものである。また、前記硬化成形後の表面は、左右の組糸である2軸、あるいは組糸と中央糸の3軸が重なる部分と重ならない部分が生じ、これらの段差部分が生じるといった場合があり、その段差部分の凹凸の影響が大きい為、一般的には、フィラメントワインディング製法のゴルフシャフトと同様、予め研磨外径が設定されていて、その外径になるように機械研磨をすることで表面を滑らかにしている(NC研磨)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ゴルフシャフトは前記したいずれかの方法により成形することになるが、いずれの場合にも最終製品にする前に、研磨加工を施してゴルフシャフトの表面を滑らかにし、その上面に塗装などの表面処理を施し、見栄えの良いようにしている。
【0007】
前記製法においては、たとえば、シートワインディング製法のゴルフシャフトは、前記螺旋状に巻回したラッピングテープを剥離させた状態の素管に対して、その螺旋状のラッピングテープ目の凹凸を落とすために研磨加工を施すことで、表面を滑らかにしているが、この製法では、成形材料としてシート状のプリプレグを使用しているため前記ラッピングテープ目の凹凸は比較的小さくまた、その凹凸はほとんど成形用樹脂で形成されたものであるため、素管の表面の凹凸を落とすための研磨加工量が少なくて済む、すなわち、強化繊維や成形用樹脂の研磨量が少ないのでゴルフシャフトの特性にあまり悪影響を及ぼさない。更に、ゴルフクラブヘッドの嵌合する部分の先端部の強度を保持する目的で、先端から0mm〜100乃至300mm付近迄に補強用のプリプレグを巻回している為、概ねそのプリプレグの厚み分の凹凸がその付近に必然的に現れ、それ故に、前記補強用のプリプレグによる凹凸を有するシャフトの外観は、見栄えの良くないシャフトも存在するという問題点を有する。
【0008】
一方、フィラメントワインディング製法やブレイディング製法のゴルフシャフトは、その表面の凹凸の程度が比較的大きいため、その表面が滑らかになるように、予め研磨外径を設定し、その外径になるように機械研磨をすることで表面を滑らかにしている(NC研磨)。したがって、研磨量も多く、表面近くの炭素繊維を研磨工程で切断している部分もシャフト全長に点在するため、シャフトの絶対的な強度とその安定性の低下等の問題も生じる。
【0009】
そこで、本発明は、断面が概ね円形で、かつ、表面に凹凸を有することを特徴とする繊維強化樹脂製のゴルフクラブ用シャフトであって、そのような構成とすることで安定した強度を発現し、かつ、その凹凸を有するシャフト全体の外観の見栄えも良いゴルフシャフトを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成する為に、請求項1記載の発明は、ゴルフシャフトの先端から100mmまでの範囲、及び、グリップ後端から200mmまでの範囲を除くシャフト部の表面に、強化繊維の交織による凹凸が形成されたゴルフシャフトであって、前記凹凸は、前記シャフト部の50%以上100%以下の範囲でほぼ連続的に、かつ、その凹凸の差が0.010〜0.150mmの範囲内に形成されていることを特徴とする繊維強化樹脂製ゴルフクラブシャフトである。
【0011】
請求項2記載の発明は、前記凹凸は、少なくとも最表層に組物層を積層することにより形成され、かつ、その凹凸が概ね規則的に形成されていることを特徴とする請求項1記載の繊維強化樹脂製ゴルフシャフトである。
【0012】
請求項3記載の発明は、前記凹凸は、ゴルフシャフトの先端側ほど凹凸の周期が短く、グリップ後端側ほど凹凸の周期が長いことを特徴とする請求項1または2記載の繊維強化樹脂製ゴルフシャフトである。
【0013】
請求項4記載の発明は、前記ゴルフシャフトの最表層の表面には、0.2%〜10.0%の光輝性粒子を含む透明又は半透明の表面保護層を設けたことを特徴とする請求項1、2、または3記載の繊維強化樹脂製ゴルフシャフトである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に、図面に基づき、本発明の望ましい実施の形態とともに、本発明について詳細に説明する。
図1〜図7は、本発明の一実施例のゴルフシャフト1を説明する図であり、図1は断面が概ね円形で、かつ、シャフト表面に連続的に凹凸を有することを特徴とする繊維強化樹脂製のゴルフシャフトを組み付けたゴルフクラブの説明図で、図2は、図1のA部拡大斜視図、図3および図4は図1のa−a線切断断面説明図で、それぞれ凹凸の周期の異なる場合を説明した拡大図である。図5は図1のb−b線切断断面説明図で、表面保護層を形成した状態の説明図。
図6は本実施例のゴルフシャフト1の積層構造を説明する図であり、図7はゴルフシャフト1の凹凸差の分布をあらわすグラフで、横軸にゴルフシャフトの先端からの位置、縦軸にその位置に対する凹凸差の分布を示す。
【0015】
本実施例のゴルフシャフト1は、FRP(繊維強化樹脂材料)により成形されたものであり、後述するトウプリプレグを交織した層を積層するブレイディング製法により製造している。
図1に示すように、ゴルフシャフト1の先端3にはウッド型のゴルフヘッド5を取り付け、後端4にはグリップ6を装着している。ゴルフシャフト1の表面の、該ゴルフシャフト1の先端3から100mmまでの範囲、および、ゴルフシャフト1の後端4から200mmまでの範囲を除くシャフト部2の表面には、図2に示すように、凹凸7が連続的に形成されている。そしてその凹凸の差は図3〜図5に示すように、0.010mm以上0.150mm以下である。前記凹凸の差とは、ゴルフシャフト1のシャフト軸線Cから凹部7aの表面までの距離(半径)r1と凸部7bの表面までの距離(半径)r2との差を意味していて、本発明ではこの凹部と凸部が交互に現出しているものである。
【0016】
ここで、前記凹凸差の測定方法を以下に示す。
この測定方法は、JIS B0601の「表面粗さの定義と表示」に概ね準じた。ゴルフシャフトの一端を固定し、該ゴルフシャフトの長手方向に2mmピッチで、ある基準位置からゴルフシャフト表面までの距離を計測し、その位置の粗さ曲線の平均線(曲線;測定値の偏差の二乗和が最小になるように設定した曲線)と測定値との差を算出した。
但し、この規格に関しては、「工業製品の表面粗さを表す中心線平均粗さ(Ra),最大粗さ(Rmax)及び十点平均粗さ(Rz)の定義と表示」を説明しているが、本発明のゴルフシャフト表面の凹凸の大きさが大きすぎるため、この規格の範囲を超えている。それ故に、この規格の測定方法に従い、その位置の粗さ曲線の平均線(曲線;測定値の偏差の二乗和が最小になるように設定した曲線)と測定値との差を算出し、十点平均粗さを計算した。
【0017】
本発明を最も効果的に実施するには、フィラメントワインディング製法やブレイディング製法により形成したゴルフシャフトが有効である。
前記製法によるゴルフシャフトは、強化繊維よりなるトウプリプレグを各々、予め設定された巻き付け角度に交織(織り、あるいは、交差)して形成したものであり、前記トウプリプレグがシャフト長手方向に関して連続しているため、ゴルフシャフトの方向性に悪影響を及ぼさない範囲の凹凸構成にしてゴルフシャフトを成形したものである。
このようにすることにより、強化繊維を一方向に引き揃えてなるシート状プリプレグを適宜形状に切断したものを複数層積層して形成するシートワインディング製法に比べて、強化繊維の性能を有効に発現出来るものである。
【0018】
具体的には、ブレイディング製法によるゴルフシャフトにおいては、トウプリプレグを、シャフト軸線に対して左右対称の配向角度を有する組糸と、前記シャフト軸線に対して0°の配向角度をもつ中央糸に用い、組紐機により前記組糸同士(2軸編み)あるいは組糸と中央糸(3軸編み)で編み組みして組物層を形成し、該組物層を複数層積層して形成する場合に、最外層あるいは、最外層から内層側へ2〜3層にわたって、該層を構成する炭素繊維トウの繊度を600tex以下としたり、それらの層の炭素繊維の繊度の総量が10000g/km(10000tex)以上の構成とすることにより、前記トウプリプレグの交織によりゴルフシャフト表面に形成される凹凸の該凹凸差を0.010mm〜0.150mmの範囲内にして、ゴルフシャフトの方向性に悪影響を及ぼすことなく、強化繊維の切断を極力少なくできるものである。
【0019】
【実施例】
図6に本発明をブレイディング製法のゴルフシャフト1に実施した例を説明する。トウプリプレグは、炭素繊維トウとして400texの炭素繊維トウである東レ株式会社製「T700−6000」に、日石三菱株式会社製1液性変性エポキシ樹脂を38%含浸させたものを用いた。
前記トウプリプレグを用いて図6に示すように、内側から、2軸の組物層(組糸16本)を全長にわたりシャフト軸2に対し概ね45度(約30〜60度の範囲)で編み組みした第1の層10と,3軸の組物層(組糸16本と中央糸8本)を全長にわたりシャフト軸2に対し約20〜40度の範囲で編み組みした第2の層11と、3軸の組物層(組糸16本と中央糸8本)を先端から手元端にかけてシャフト軸2に対し30度から10度に漸次変化させて編み組みした第3の層12と、2軸の組物層(組糸16本)を先端から手元端にかけてシャフト軸2に対し30度から10度に漸次変化させて編み組みした最表層13で形成し、加圧加熱硬化成形後、表面を少量研磨してゴルフシャフト7を得た。前記ゴルフシャフト1は表面トウを切断するに至るまでの研磨量には及ばないものの、表面の凹凸差は所定の範囲内に連続的に存在し、また、見栄えの良いゴルフシャフトができた。
【0020】
図7および図8には、横軸にゴルフシャフト1の先端3からの位置、縦軸にその位置に対する凹凸差の分布を参考に示していて、図7は本発明による実施例の2本のゴルフシャフトの凹凸差の分布であり、図8は従来のゴルフシャフトの凹凸差の分布を示し、シートワインデリングシャフトの表面と、前記表面をNC研磨により表面を研磨したものを表している。
本発明品に関しては、ゴルフシャフト1の先端3から後端4に向かって約100mmの位置から約900mmの位置にかけて、周期的に凹凸差が0.010mm以上0.150mm以下であるが、従来例のシートワインディングシャフトは、先端3から後端4に向かって0mm〜100mm乃至400mmの位置付近に補強材の凹凸と見られる凹凸差が存在することが分かる。また、大きな表面凹凸を修正するための多量の表面研磨(NC研磨)を施したゴルフシャフトに関しては、概ね全長にわたり凹凸差は、0.010mm以下であることが分かる。
【0021】
表1に、各ゴルフシャフトの凹凸差(十点平均粗さ)を測定し、前記した方法による計算値を示す。本発明品は、先端3から後端4に向かって100mmの位置から900mmの位置にかけて、0.010mm以上かつ0.150mm以下であることが分かる。一方、従来品に関しては、一部、0.010mm以上の部分も存在するが、概ね、0.010mmより小さいことが分かる。
【0022】
【表1】
【0023】
表2には、各ゴルフシャフトの凹凸数の周期性を示す。本発明品共に、ゴルフシャフトの先端3から200mm乃至400mmの位置の範囲の凹凸数が最も多く、グリップ部にかけて、凹凸数も微減していることが分かる。
【0024】
【表2】
【0025】
また、ゴルフシャフト1の表面の凹凸7は、ゴルフシャフト1の長手方向(図5参照)及び周方向(図3,4参照)に、その凹凸7が概ね規則的に存在することを特徴とするゴルフシャフト1である。
特に長手方向の周期性に関しては、上記範囲内で、ゴルフシャフト1の先端3側から後端4側にかけて、概ね同一周期でも良いが、ゴルフシャフト1の先端3側ほど凹凸7の周期が短く、後端4側ほど凹凸7の周期が長くするゴルフシャフトは、先端3側ほど軟らかくする為に細かく編み組し、後端4側ほど硬くする為に大まかに編み組みするといった設計面がビジュアル的に表現できるという利点がある。
更に、昨今、大型化するヘッドの装着されたクラブは、あるクラブ長さに設定されていてもその長さの割に短く感じられたりする傾向にあるが、その凹凸を有するシャフトを装着したゴルフクラブを構えると、そういった違和感が軽減ざれる傾向にある。
【0026】
実際、ヘッド体積として大きい部類にある380mlのヘッドで、本発明の凹凸を有するシャフトと従来のシートシャフトを各々装着した44.75”のクラブに対して、感じるクラブ長さの調査を実施したところ、
本発明シャフト(凹凸シャフト):
5%(44.0”) 25%(44.5”) 65%(45.0”) 5%(45.5”)
従来シャフト(シートシャフト):
25%(44.0”) 70%(44.5”) 5%(45.0”) 0%(45.5”)
概ね設定とおりのクラブ長さを被験者のゴルファーは感じていることが分かった。
【0027】
また、ブレイディング製法の繊維強化樹脂製ゴルフシャフトを例に説明したが、フィラメントワインディング製法の繊維強化樹脂製ゴルフシャフトでも同様である。更に、従来のシートワインディング製法に各製法を複合的に用いて成形された複合シャフトでも同様である。
【0028】
本発明において、ゴルフシャフトの凹凸差が、0.010mmより小さいと、通常の滑らかに研磨したシャフトと大差なく、研磨量を多くすることになりゴルフシャフトを構成する強化繊維の多くを研磨により切断することになるため好ましくないし、本発明のビジュアル的な効果を発揮できない。
150mmより大きいと、ゴルフシャフトの円周方向の特性について、該円周方向の位置によりばらつきが生じる原因ともなり、方向性にも悪影響を及ぼすため好ましくない。また、螺旋状に巻回したラッピングテープを剥離させた状態の素管に対して、その螺旋状のラッピングテープ目の凹凸を落とすために研磨加工を施す程度では、ラッピングテープ目の凹凸が落ちない部分が存在し、醜く、見栄えが良くない。また、成形完了した素管状態において、凹凸差の大きい部分は、強化繊維が十分に存在していない箇所、言い換えると、樹脂の溜まりやすい箇所,ボイドの残りやすい箇所であるため、逆に強度の低下する要因の1つになる恐れを有する。
【0029】
ゴルフシャフトの先端から100mmまでの範囲は、ヘッドを嵌合する部分を有し、接着強度のためにも、概ね0.010mmより小さい凹凸差に設定すべきである。
また、後端から200mmまでの範囲は、グリップを挿入する部分で、特にこの部分は、極端な凸部を有すると、グリップ感に違和感が生じる可能性があるため、極力、概ね0.010mmより小さい凹凸差に設定すべきである。
更に、凹凸差を有する部分の長さは、前記シャフト部の長さ方向の概ね50%よりも短い範囲であると、構成する強化繊維の切断量が多いことになり、繊維の特性を充分生かすことが出来ないし、成形不良品や半完成品にしか見えず、逆に見栄えの悪いシャフトとなりがちであるため、好ましくは、前記シャフト部の50%以上の部分に存在するのが効果的であり、最も好ましくは100%存在するのがよい。
【0030】
さらに、図5に示すように、本発明の繊維強化樹脂製のゴルフシャフトの最表層の表面には、光輝性を有する粒子8を混在させた、透明か半透明の塗膜保護層9を形成する。前記光輝性を有する粒子8は、粒径10〜4000μm、厚さ1〜20μmのガラスフレークまたはアルミニウム合金の薄箔状粒子であり、これらを前記塗膜保護層の0.2%〜10.0%混入させる。前記粒子の大きさは、前記範囲より小さいと意匠的効果が得られないし、前記範囲より大きいと、密着が悪くなるため好ましくない。また、前記塗膜保護層の混入量は、0.2%以下であると意匠的効果が得られないし、10.0%以上であると、塗膜保護層を構成する合成樹脂中に均等に分散しないため好ましくない。
この塗装を施すことで、光量によりゴルファー自身にゴルフシャフトの素地の編み組み目が見え、かつ、保護層内の粒子の反射光が見え、シャフト部に存在する凹凸差の濃淡が観察でき、非常に見栄えの良いシャフトになる。
【0031】
【発明の効果】
以上のように、本発明のゴルフシャフトは、ゴルフシャフトの先端から100mmまでの範囲、及び、グリップ後端から200mmまでの範囲を除くシャフト部の表面に、強化繊維の交織による凹凸が形成されたゴルフシャフトであって、前記凹凸は、前記シャフト部の50%以上100%以下の範囲でほぼ連続的に、かつ、その凹凸の差が0.010mm〜0.150mmの範囲内に形成されていることにより、硬化成形後の研磨仕上げについて、樹脂のみの研磨となり強化繊維トウを研磨により切断させることがないので、効率的な設計ができるとともに耐久性も向上した。
また、前記凹凸は、少なくとも最表層に組物層を積層することにより形成され、かつ、その凹凸が概ね規則的に形成されていることにより、強化繊維の積層を密に出来るので、ゴルフシャフト全体のボイド含有率を少なくでき、安定した強度を有するゴルフシャフトが形成できた。
さらに、前記ゴルフシャフトの最外層には、0.2%〜10.0%の光輝性粒子を含む透明又は半透明の表面保護層を設けたことで、見栄えもよいゴルフシャフトを提供するという目的を達成できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のゴルフシャフトを組み付けたゴルフクラブの説明図。
【図2】本発明の一実施例のゴルフシャフトのA部拡大斜視図。
【図3】本発明の一実施例のゴルフシャフトのA部拡大斜視図。
【図4】本発明の一実施例のゴルフシャフトのa−a線切断断面説明。
【図5】本発明の一実施例のゴルフシャフトのa−a線切断断面説明。
【図6】本発明の一実施例のゴルフシャフト1の積層構造の説明図。
【図7】本発明の一実施例のゴルフシャフト1の凹凸差の分布をあらわすグラフ。
【図8】従来のゴルフシャフトの凹凸差の分布をあらわすグラフ。
【符号の説明】
1 ゴルフシャフト
2 シャフト部
3 先端
4 後端
5 ゴルフヘッド
6 グリップ
7 凹凸
7a 凹部
7b 凸部
8 粒子
9 塗膜保護層
10 第1の層
11 第2の層
12 第3の層
13 最表層
c シャフト軸
r1 シャフト軸線Cから凹部の表面までの距離
r2 シャフト軸線Cから凸部の表面までの距離[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a golf shaft made of fiber reinforced resin, and more particularly, to a golf shaft characterized by having a substantially circular cross section and continuously forming irregularities on the surface thereof. .
[0002]
[Prior art]
In addition to the conventionally known sheet winding method and filament winding method, the manufacturing method of the golf shaft made of fiber reinforced resin has recently increased flexibility in design of bending stiffness distribution and linear density distribution, and both bending strength and torsional strength. Golf shafts (blading shafts) produced by a braiding method with good expression have been found. The method for forming a golf shaft by the above method is as follows.
[0003]
That is, in the sheet winding method, a so-called sheet prepreg formed in a sheet shape by impregnating a reinforcing resin in one direction and impregnated with a synthetic resin is wound around a molding mandrel, and the wound prepreg is wound on the outside thereof. In order to fix the wrapping tape, the wrapping tape is spirally wound in a state of being heat-cured and molded. The surface of the blank tube from which the wrapping tape after the curing molding is peeled is a sheet-like prepreg wound, so that the prepreg is not very uneven, but the wrapping tape has unevenness. In order to remove the irregularities on the surface of such a raw tube, the surface is smoothed to finish the surface. In addition, various methods have been proposed for finishing the surface.
[0004]
The filament winding method is a mandrel in which a filament or tow prepreg in which a carbon fiber single fiber or fiber bundle is impregnated with a resin, or a tow prepreg is symmetric at a predetermined winding angle. It is formed by being wound around and cured by heating. Further, the surface after the curing molding has a large degree of unevenness of the tow prepreg, and a polishing outer diameter is set in advance, and the surface is smoothed by mechanical polishing so as to be the outer diameter (NC Polishing) is common.
[0005]
Golf shafts (brading shafts) produced by the braiding method have a tow prepreg made by pre-impregnating a carbon fiber tow with several thousand carbon fibers in alignment with a molding resin. Used for the center yarn having an orientation angle of 0 ° with respect to the shaft axis, and braided between the braids (biaxial knitting) or the braided yarn and the central yarn (triaxial knitting) by a braiding machine Thus, a braided layer is formed, and a plurality of the braided layers are laminated. In addition, the surface after the curing molding may have a portion that does not overlap with the two shafts that are the left and right braids, or the portion where the three shafts of the braid and the central yarn overlap, and these step portions may occur. Since the unevenness of the stepped portion is large, generally, like a golf shaft made by a filament winding method, a polished outer diameter is set in advance, and the surface is smoothed by mechanical polishing so that the outer diameter becomes the same. (NC polishing).
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
The golf shaft is molded by any of the methods described above. In any case, before making the final product, the surface of the golf shaft is smoothed by polishing, and the upper surface thereof is subjected to a surface treatment such as painting. To make it look good.
[0007]
In the manufacturing method, for example, the golf shaft of the sheet winding method is polished to remove the irregularities of the spiral wrapping tape from the spirally wound wrapping tape. The surface is smoothed by processing, but in this manufacturing method, since the sheet-like prepreg is used as a molding material, the unevenness of the wrapping tape is relatively small, and the unevenness is almost no molding resin. Therefore, the amount of polishing to remove the irregularities on the surface of the blank tube is small, that is, the amount of polishing of the reinforcing fiber and molding resin is small, so the characteristics of the golf shaft are not adversely affected. Absent. Furthermore, since the reinforcing prepreg is wound from 0 mm to around 100 to 300 mm from the tip for the purpose of maintaining the strength of the tip of the portion to which the golf club head is fitted, the unevenness corresponding to the thickness of the prepreg is approximately. Inevitably appear in the vicinity thereof, and therefore, the appearance of the shaft having unevenness due to the reinforcing prepreg has a problem that there is a shaft that does not look good.
[0008]
On the other hand, since the degree of irregularities on the surface of the golf shaft of the filament winding method or the braiding method is relatively large, the outer diameter is set in advance so that the surface is smooth, The surface is smoothed by mechanical polishing (NC polishing). Accordingly, the amount of polishing is large, and the portions where the carbon fibers near the surface are cut in the polishing process are scattered throughout the entire length of the shaft, which causes problems such as a decrease in the absolute strength of the shaft and its stability.
[0009]
Accordingly, the present invention provides a golf club shaft made of fiber-reinforced resin, characterized in that the cross section is generally circular and the surface has irregularities, and such a configuration provides stable strength. And it aims at providing the appearance of the appearance of the whole shaft which has the unevenness | corrugation with the good appearance.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the invention according to
[0011]
The invention according to
[0012]
The invention according to claim 3 is characterized in that the unevenness has a shorter unevenness period toward the front end side of the golf shaft and a longer unevenness period toward the rear end side of the grip. It is a golf shaft.
[0013]
The invention according to
[0014]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described in detail together with preferred embodiments of the present invention based on the drawings.
FIGS. 1-7 is a figure explaining the
FIG. 6 is a view for explaining the laminated structure of the
[0015]
The
As shown in FIG. 1, a wood-type golf head 5 is attached to the front end 3 of the
[0016]
Here, the measurement method of the unevenness difference is shown below.
This measurement method generally conformed to “Definition and display of surface roughness” of JIS B0601. One end of the golf shaft is fixed, the distance from a reference position to the surface of the golf shaft is measured at a pitch of 2 mm in the longitudinal direction of the golf shaft, and the average line of the roughness curve at the position (curve; deviation of measured value) The difference between the measured value and the curve set to minimize the sum of squares was calculated.
However, regarding this standard, “the definition and display of centerline average roughness (Ra), maximum roughness (Rmax) and ten-point average roughness (Rz) representing the surface roughness of industrial products” is described. However, since the size of the irregularities on the surface of the golf shaft of the present invention is too large, it exceeds the range of this standard. Therefore, according to the measurement method of this standard, the difference between the average value of the roughness curve at that position (curve; a curve set so that the sum of squares of the deviation of the measured value is minimized) and the measured value is calculated. The point average roughness was calculated.
[0017]
In order to implement the present invention most effectively, a golf shaft formed by a filament winding method or a braiding method is effective.
The golf shaft according to the manufacturing method is formed by weaving (weaving or crossing) tow prepregs made of reinforcing fibers at a predetermined winding angle, and the tow prepregs are continuously formed in the longitudinal direction of the shaft. Therefore, the golf shaft is molded with a concavo-convex configuration in a range that does not adversely affect the directionality of the golf shaft.
By doing so, the performance of the reinforcing fiber is effectively expressed compared to the sheet winding method in which a sheet-like prepreg formed by aligning reinforcing fibers in one direction is cut into a suitable shape and laminated in multiple layers. It is possible.
[0018]
Specifically, in a golf shaft produced by a braiding method, the tow prepreg is divided into a braid having a bilaterally symmetric orientation angle with respect to the shaft axis and a central yarn having an orientation angle of 0 ° with respect to the shaft axis. When using a braid machine to form a braided layer by braiding the braids together (biaxial knitting) or braided yarn and central yarn (triaxial knitting), and laminating a plurality of the braided layers Further, the fineness of the carbon fiber tow constituting the outer layer or the outermost layer to the inner layer side is set to 600 tex or less, or the total fineness of the carbon fibers of these layers is 10,000 g / km (10000 tex). ) By adopting the above configuration, the unevenness difference of the unevenness formed on the golf shaft surface by the interweaving of the tow prepreg is set within a range of 0.010 mm to 0.150 mm, Without adversely affecting the direction of the Rufushafuto, in which the cutting of the reinforcing fibers can be minimized.
[0019]
【Example】
FIG. 6 illustrates an example in which the present invention is applied to a
As shown in FIG. 6 using the tow prepreg, a biaxial braided layer (16 braids) is knitted from the inside at approximately 45 degrees (in the range of about 30 to 60 degrees) with respect to the
[0020]
7 and 8, the horizontal axis shows the position from the tip 3 of the
Regarding the product of the present invention, the unevenness difference is periodically 0.010 mm or more and 0.150 mm or less from the position of about 100 mm to the position of about 900 mm from the front end 3 to the
[0021]
In Table 1, the unevenness | corrugation difference (ten-point average roughness) of each golf shaft is measured, and the calculated value by an above described method is shown. It can be seen that the product of the present invention is 0.010 mm or more and 0.150 mm or less from the position of 100 mm to the position of 900 mm from the front end 3 toward the
[0022]
[Table 1]
[0023]
Table 2 shows the periodicity of the number of irregularities of each golf shaft. It can be seen that both the products of the present invention have the largest number of irregularities in the range of 200 mm to 400 mm from the tip 3 of the golf shaft, and the number of irregularities slightly decreases toward the grip portion.
[0024]
[Table 2]
[0025]
Further, the
In particular, regarding the periodicity in the longitudinal direction, within the above range, the same period may be used from the front end 3 side to the
Furthermore, clubs equipped with heads that have become larger recently tend to feel shorter than the length of a certain club, but golf equipped with a shaft with irregularities. Setting up a club tends to reduce such discomfort.
[0026]
Actually, a 380 ml head with a large head volume and a 44.75 "club each equipped with the uneven shaft of the present invention and a conventional seat shaft were investigated for the club length to be felt. ,
Invention shaft (concave / convex shaft):
5% (44.0 ") 25% (44.5") 65% (45.0 ") 5% (45.5")
Conventional shaft (seat shaft):
25% (44.0 ") 70% (44.5") 5% (45.0 ") 0% (45.5")
It was found that the golfer of the subject felt the club length almost as set.
[0027]
Further, although a fiber reinforced resin golf shaft made by a braiding method has been described as an example, the same applies to a fiber reinforced resin golf shaft made by a filament winding method. Further, the same applies to a composite shaft formed by using each manufacturing method in combination with a conventional sheet winding manufacturing method.
[0028]
In the present invention, when the unevenness difference of the golf shaft is smaller than 0.010 mm, the amount of polishing is increased without much difference from a normal smooth polished shaft, and many of the reinforcing fibers constituting the golf shaft are cut by polishing. Therefore, the visual effect of the present invention cannot be exhibited.
When the diameter is larger than 150 mm, the characteristics of the golf shaft in the circumferential direction may be varied depending on the position in the circumferential direction, and the directionality is adversely affected. In addition, the unevenness of the wrapping tape does not drop to such an extent that the unwrapped spiral wrapping tape is peeled to remove the unevenness of the spiral wrapping tape. There is a part, it's ugly and it doesn't look good. In addition, in the finished tube state, the portion with a large difference in unevenness is a portion where sufficient reinforcing fibers are not present, in other words, a portion where the resin tends to accumulate and a portion where the void tends to remain. There is a risk of becoming one of the factors of decline.
[0029]
The range from the tip of the golf shaft to 100 mm has a portion to which the head is fitted, and the unevenness difference should be set to be smaller than 0.010 mm for the adhesive strength.
In addition, the range from the rear end to 200 mm is the part where the grip is inserted, and particularly when this part has an extreme convex part, there is a possibility that the grip feeling will be uncomfortable, so as much as possible from about 0.010 mm. It should be set to a small unevenness difference.
Furthermore, if the length of the portion having the unevenness is in a range shorter than about 50% in the length direction of the shaft portion, the amount of the reinforcing fiber to be formed is large, and the characteristics of the fiber are fully utilized. It can be seen only as a defective molding or a semi-finished product, and tends to be a poor-looking shaft. Therefore, it is effective to be present in a portion of 50% or more of the shaft portion. Most preferably 100%.
[0030]
Further, as shown in FIG. 5, a transparent or translucent coating film protective layer 9 in which
By applying this paint, the golfer himself can see the braid of the base of the golf shaft by the amount of light, the reflected light of the particles in the protective layer can be seen, and the unevenness of the unevenness in the shaft can be observed, It will be a good looking shaft.
[0031]
【The invention's effect】
As described above, in the golf shaft of the present invention, irregularities due to the interweaving of reinforcing fibers were formed on the surface of the shaft portion excluding the range from the front end of the golf shaft to 100 mm and the range from the rear end of the grip to 200 mm. In the golf shaft, the unevenness is formed substantially continuously in a range of 50% or more and 100% or less of the shaft portion, and a difference in the unevenness is formed in a range of 0.010 mm to 0.150 mm. As a result, since the polishing finish after the curing molding is performed by polishing only the resin and the reinforcing fiber tow is not cut by polishing, an efficient design and durability can be improved.
Further, the unevenness is formed by laminating a braid layer on at least the outermost layer, and the unevenness is generally regularly formed, whereby the reinforcing fiber can be densely laminated, so that the entire golf shaft Thus, a golf shaft having a stable strength could be formed.
Further, an object of providing a golf shaft having a good appearance by providing a transparent or translucent surface protective layer containing 0.2% to 10.0% of glitter particles on the outermost layer of the golf shaft. Was achieved.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an explanatory view of a golf club assembled with a golf shaft according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an enlarged perspective view of a portion A of a golf shaft according to an embodiment of the present invention.
FIG. 3 is an enlarged perspective view of a portion A of a golf shaft according to an embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a sectional view taken along line aa of the golf shaft of one embodiment of the present invention.
FIG. 5 is a sectional view taken along line aa of the golf shaft of one embodiment of the present invention.
FIG. 6 is an explanatory diagram of a laminated structure of a
FIG. 7 is a graph showing the distribution of unevenness of the
FIG. 8 is a graph showing the distribution of unevenness of a conventional golf shaft.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (4)
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---|---|---|---|
JP2002224121A JP2004057731A (en) | 2002-07-31 | 2002-07-31 | Golf club shaft made of fiber reinforced plastic |
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Country | Link |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009045129A (en) * | 2007-08-15 | 2009-03-05 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | Golf club shaft and method of manufacturing the same |
JP2010136908A (en) * | 2008-12-12 | 2010-06-24 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | Method of manufacturing golf club shaft |
US8602908B2 (en) | 2009-05-11 | 2013-12-10 | Sri Sports Limited | Golf club shaft |
US20220378028A1 (en) * | 2021-06-01 | 2022-12-01 | Shimano Inc. | Fishing rod |
-
2002
- 2002-07-31 JP JP2002224121A patent/JP2004057731A/en active Pending
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