JP2004056417A - 復号装置および復号方法 - Google Patents

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【課題】回路規模の増大をある程度に抑えて、クロック周波数を上げることができ、復号結果の出力速度を高速にできる復号装置を提供すること。
【解決手段】本発明は、所定の情報に対して可変長のビット列からなる符号語を割り当てて符号化した符号データを復号するための復号装置において、1つの符号語の入力に対して復号情報を出力する第1の復号テーブルT1と、情報量が所定量より少ない符号語が複数連続した符号語パターンの入力に対して複数符号語分の復号情報を出力する第2の復号テーブルT2と、第1の復号テーブルT1の出力と第2の復号テーブルT2の出力とのどちらか一方を選択するためのセレクタ4とを備えている。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ハフマン符号などの可変長符号の復号装置に関し、特に復号速度が高速である復号装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
データの伝送時の高速化、蓄積時の効率化のために、データ圧縮、データ符号化の技術が広く用いられている。画像データの圧縮符号化については様々な方式があるが、その中の1つとして、DCT(離散コサイン変換)とハフマン符号などの可変長符号化を組み合わせた方式が用いられている。この方式の代表的な例としてJPEG方式がある。
【0003】
このようなDCTと可変長符号化を組み合わせた方式による画像符号化について図2をもとに説明する。フルカラーの画像の場合は、複数の色成分を、Y−Cb−Crや、R−G−Bや、Y−M−C−Kなどのように、単色成分に分離して、それぞれの色成分ごとに独立して処理する。画像の中の8×8画素の領域を、DCT、量子化、ジグザグ変換によって、64個の係数の数列に変換する。
【0004】
この数列の中で、連続するゼロとその後に現れる非ゼロの係数に対して、可変長のビット列の符号語シンボル1個を割り当てる。非ゼロの係数が連続するときは、係数1個に符号語シンボル1個を割り当てる。この符号語のビット列の集合が符号ファイルである。以上は、符号化の過程について説明したが、この過程を逆にたどることによって符号ファイルを復号し画像を得ることができる。
【0005】
このような方式の復号をおこなうための装置の従来例としては、特開平5−63586号公報に開示されて復号装置がある。図5をもとに、この装置について説明する。符号入力部11は記憶手段(図示せず)を備えており、符号ビット列中の処理中の複数ビットを保持する。
【0006】
符号切り出し部12は、符号入力部11が保持するビット列の中から、復号処理が終わっていない部分を切り出すための選択回路(図示せず)を備える。この符号切り出し部12は、バレルシフタなどの回路で実装される。切り出された符号ビット列は、復号のためのテーブルTに入力される。
【0007】
テーブルTは、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)や、それと同等の動作をするPLD(programmable logic device)、組み合わせ論理回路などで実装される。テーブルTの出力は、後段の復号結果出力部15を介して逆量子化回路、IDCT(逆離散コサイン変換)回路に出力される。
【0008】
テーブルTからは、復号した可変長符号の符号長も出力され、この値は符号位置管理部13で累積加算され、次の符号語の切り出し位置を決めたり、符号入力部11に次の符号ビット列を取り込むために使う。
【0009】
このような装置をクロック信号に同期させて動作させると、1クロックサイクルに1シンボルを復号することができる。このように、符号切り出し部、復号テーブルを持ち、復号済みの符号のビット長を累積加算することによって、1クロックサイクルに1シンボルをデコードする例は、この公報以外にも多数公開されている。
【0010】
別の従来例として、特開平9−246988号公報に開示される技術がある。この技術では、複数シンボルを1サイクルで復号するために複数の復号テーブル(デコードRAM)を備えている。しかし、第1のテーブルの出力を第2のテーブルの入力とするような構成になっているので、回路のクリティカルパス(遅延時間が最大の信号伝播経路)が長くなり、動作クロックの周波数を上げられない。例えば、前例の回路が100MHzで1クロックサイクルに1シンボルをデコードし、この例の回路が50MHzで1クロックサイクルに2シンボルをデコードするならば、復号結果の出力速度は変わらないことになる。
【0011】
さらに別の従来例として、特開平8−265165号公報に開示される技術がある。この技術では、1サイクルに2シンボルをデコードするために、クロック信号の上昇エッジと下降エッジの両方をつかっており、やはりクロック周波数を上げられない。むしろ、回路が複雑化するため、動作速度が低下してしまう。
【0012】
さらに別の従来例として、特開平9−261076号公報に開示される技術がある。この技術では、1回の復号テーブルアクセスで複数のシンボルをデコードするために、複数シンボルが連続して表れるビット列に対する復号情報をテーブルに持っている。
【0013】
例えばJPEG(Joint Photographic coding Experts Group)方式では、前述の例のように1サイクルに1シンボルを復号する場合のテーブルのエントリ数は約160である。しかし、この例の方法で1サイクルに2シンボルを復号する場合は160×160=25600エントリ、1サイクルに3シンボルを復号する場合は160×160×160=4096000エントリ必要となり、テーブルが巨大化する。
【0014】
さらに別の従来例として、特開平7−249994号公報に開示される技術がある。図6をもとに、この例について説明する。この例では、1サイクル2シンボル復号するために、1個目のシンボル用のテーブル1面と、2個目のシンボル用のテーブルを複数面備えている。
【0015】
すなわち、符号入力部21は記憶手段(図示せず)を備えており、符号ビット列中の処理中の複数ビットを保持する。符号切り出し部22は、符号入力部21が保持するビット列の中から、復号処理が終わっていない部分を切り出すための選択回路(図示せず)を備える。
【0016】
2個目のシンボル用のテーブルは、1個目のシンボルのビット長が分かる前に2個目のシンボルのデコードができるように、1個目のシンボルのビット長として予測される分だけ符号ビット列をずらして複数用意されている。
【0017】
1個目のシンボルのビット長が確定したら、2個目のシンボル用の複数のテーブルの出力からセレクタ24によって1個だけを選んで2個目のシンボルの復号結果とする。セレクタ24からの出力は、後段の復号結果出力部25を介して逆量子化回路、IDCT(逆離散コサイン変換)回路に出力される。
【0018】
また、テーブルからは、復号した可変長符号の符号長も出力され、この値はセレクタ24を介して符号位置管理部23で累積加算され、次の符号語の切り出し位置を決めたり、符号入力部21に次の符号ビット列を取り込むために使う。
【0019】
この例では、回路のクリティカルパスがあまり長くならないので、高速動作が期待できる。しかし、JPEGの符号をこの回路で復号するためには2個目のシンボル用の復号テーブルが24面も必要になる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来例のように、1クロックサイクルに1シンボルを復号する回路は、比較的容易に達成できるが、それ以上の復号速度を得るのは困難であった。クリティカルパスが長くなりクロック周波数を上げられず復号結果の出力速度があまり変わらなかったり、回路規模が膨大になりコストに見合ったパフォーマンス効果が得られないといった問題がある。そこで、本発明では、回路規模の増大をある程度に抑えて、クロック周波数を上げることができ、復号結果の出力速度を高速にできる復号装置を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】
本発明は、このような課題を解決するために成されたものである。すなわち、本発明は、所定の情報に対して可変長のビット列からなる符号語を割り当てて符号化した符号データを復号するための復号装置において、1つの符号語の入力に対して復号情報を出力する第1の復号テーブルと、情報量が所定量より少ない符号語が複数連続した符号語パターンの入力に対して複数符号語分の復号情報を出力する第2の復号テーブルと、第1の復号テーブルの出力と第2の復号テーブルの出力とのどちらか一方を選択するための選択手段とを備えている。
【0022】
また、DCT(離散コサイン変換)と可変長符号を組み合わせて用い、DCT係数の数列の連続するゼロ係数とその後の非ゼロ係数に可変長ビットの符号語を割り当てた画像符号化方式で符号化された符号データを復号するための復号装置において、全ての種類の符号語のうち1個の符号語が現れたときに復号情報を出力する第1の復号テーブルと、ゼロランがある所定量より少ない情報に割り当てられた符号語が複数連続した符号語パターンの入力に対して複数符号語分の復号情報を出力する第2の復号テーブルと、第1の復号テーブルの出力と第2の復号テーブルの出力とのどちらか一方を選択するための選択手段とを備えるものでもある。
【0023】
また、上記復号装置を用い、符号データを第1の復号テーブルと第2の復号テーブルとの両方に与えて復号を並列におこない、第2の復号テーブルによって複数符号語が同時に復号された場合は前記選択手段によって第2の復号テーブルの出力を選択し、第2の復号テーブルによって復号できなかった場合は選択手段によって第1の復号テーブルの出力を選択する復号方法でもある。
【0024】
このような本発明では、多数のDCT係数に割り当てられた符号語シンボルは、第1の復号テーブルで1シンボルずつ復号され、少数のDCT係数に割り当てられた符号語シンボルは、第2の復号テーブルで複数個のシンボルをまとめて復号されるので、出力結果は多数のDCT係数に相当する情報になり、復号結果の出力速度が高速化される。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図に基づき説明する。図1は、本実施形態に係る復号装置を説明するブロック図である。すなわち、この復号装置は、符号入力部1、符号切り出し部2、第1の復号テーブルT1、第2の復号テーブルT2、復号テーブルT1、T2の出力を切換えるセレクタ4、復号結果出力部5、符号位置管理部3で構成される。
【0026】
符号入力部1は、符号ファイルの先頭から順に符号ビット列を読み出して複数ビットを保持し、この複数ビットを並列に符号切り出し部に与える。保持しているビット列の復号がすすむと、復号済みのビット列を破棄して、新たなビット列を読み込む。符号切り出し部に符号ビット列を継続的に提供し続けるために、縦続接続された2段以上のシフトレジスタで構成する。
【0027】
符号切り出し部2は、符号入力部1から提供されたビット列から、処理済みのビットと、未処理のビットを切り分ける。後段のテーブルへの出力は、テーブルアクセスのためのアドレスとして使うので、未処理のビットの先頭がアドレスの最上位ビットになるように出力する。バレルシフタなどで実装する。
【0028】
符号位置管理部3は、符号入力部1から符号切り出し部2に渡されるビット列のどの位置が処理済ビットと未処理ビットの境目であるかを管理する。そのために、符号語シンボルを復号するたびに復号した符号のビット長を累積加算する。この符号位置管理部3は、符号切り出し部2に対してバレルシフタのシフト量を与える。さらに、符号入力部1に対して新たなビット列の読み込みを指示する信号を与える。
【0029】
第1の復号テーブルT1では、すべての種類の符号語シンボルが1語だけ現れた場合に復号結果を得ることができる。テーブルは、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)や、それと同等の動作をするPLD(programmable logic device)、組み合わせ論理回路などで実装する。
【0030】
符号切り出し部2から入力されるビット列は、復号テーブルT1のアドレス入力とする。出力は、復号した符号語シンボルのビット長、ゼロランの個数、符号語シンボルの後に付加されている付加ビットのビット長、符号語と付加ビットの合計のビット長などである。
【0031】
JPEG(Joint Photographic coding Experts Group)の符号割り当ての場合は、符号語シンボルの種類は約160である。これを単純にROMに実装すると、同じデータを保持するアドレスが大量に存在してしまうので非効率である。復号テーブルの有効なエントリ160種類の情報を与えて、論理合成用のソフトウエアツールを用いて、ROMと同等の動作をする組み合わせ論理回路を生成すると回路規模を削減できる。
【0032】
第2の復号テーブルT2では、ゼロランが小さい符号語シンボルが複数連続して現れた場合に復号結果を得ることができる。テーブルT2の入力は符号のビット列で、出力は、復号した符号語シンボルのビット長、ゼロランの個数、符号語シンボルの後に付加されている付加ビットのビット長、複数の符号語と付加ビットの合計のビット長などに加えて、複数シンボルの同時復号ができたのかできなかったのかを示す信号である。
【0033】
例として、JPEGの符号割り当てで、ゼロランがゼロのシンボルが2回連続して現れたときに同時復号する場合を考えてみる。ゼロランがゼロのシンボルは10種類である。これが2個連続して現れる場合のパターンは10×10=100種類である。
【0034】
これをROMに実装すると入力ビット数が増えるのでワード数の多いROMが必要になるが、前述のように論理合成ツールで組み合わせ論理回路を生成すると、テーブルのエントリ数で回路規模が決まるので、回路規模を削減できる。よって、第1のテーブルと第2のテーブルはほぼ同規模の回路になる。
【0035】
復号テーブルの出力を切換えるセレクタ4は、第2の復号テーブルT2から出力される「複数シンボルの同時復号ができたのかできなかったのかを示す信号」によって、第1の復号テーブルT1の出力と第2の復号テーブルT2の出力とを切換える。
【0036】
つまり、第2の復号テーブルT2で複数シンボルの復号ができた場合は第2の復号テーブルT2の出力を出力し、第2の復号テーブルT2で複数シンボルの復号ができなかった場合は第1の復号テーブルT1の出力を出力する。
【0037】
復号結果出力部5は、符号切り出し部2から出力される符号ビット列と、セレクタ4からの出力とを同期をとって後段に出力する。後段では、これらの値からDCT(離散コサイン変換)係数の数列を復元し、さらに、逆量子化、IDCT(逆離散コサイン変換)をおこなって画像を復元する。
【0038】
ここで、図2に示すように、1個の符号語シンボルを復号したときに、何個のDCT係数が得られるかは、ゼロの連続する数(ゼロラン)によってきまる。ゼロランの多い符号語シンボルを復号すると多数のDCT係数が得られ、ゼロランがゼロの符号語シンボルを復号すると1個のDCT係数しか得られない。
【0039】
そこで、本実施形態では、上記のような復号装置を用いることで、ゼロランが少ない符号語シンボルを複数まとめて1サイクルで復号できるようにし、ゼロランが多い符号語シンボルは1個を1サイクルで復号する。
【0040】
つまり、すべての種類の符号語シンボルが1語だけ現れた場合に復号結果を得るための第1の復号テーブルと、ゼロランが少ない符号語シンボルが連続して現れた場合に復号結果を得るための第2の復号テーブルとを持ち、両方のテーブルに同時に符号ビット列を入力し、第2のテーブルに該当する情報が有った場合は第2のテーブルの出力を復号結果とし、第2のテーブルに該当する情報が無かった場合は第1のテーブルの出力を復号結果とする。
【0041】
これにより、多数のDCT係数に割り当てられた符号語シンボルは、第1の復号テーブルで1シンボルずつ復号され、少数のDCT係数に割り当てられた符号語シンボルは、第2の復号テーブルで複数個のシンボルをまとめて復号されるので、出力結果は多数のDCT係数に相当する情報になり、復号結果の出力速度が高速化される。
【0042】
次に、本実施形態と従来技術との比較を行う。本実施形態(図1)と従来技術▲1▼(図5)、従来技術▲2▼(図6)とを比較する。これらの構成は、クリティカルパスの長さがほぼ同等なので、ほぼ同等のクロック周波数で動作すると仮定する。
【0043】
JPEG方式の符号を復号する場合、従来技術▲1▼では1個のテーブルが必要である。従来技術▲2▼の場合は、1個目のシンボルのビット長によって必要なテーブルの個数が決まり、JPEG方式の場合は24個のテーブルが必要である。本実施形態の場合は、ゼロランがゼロのシンボルを2個まとめて復号するならば、前述の実施例のように2面のテーブルが必要である。よって、回路規模を比較すると、
本実施形態:従来技術▲1▼:従来技術▲2▼ = 2:1:25
となる。
【0044】
次に、復号速度を比較する。復号速度は、DCT係数の数列にいくつゼロが出現するか、つまり処理する画像に依存する。DCT係数にゼロがほとんど現れないような最悪値の場合で評価する。
【0045】
まったくゼロが無かった場合を図3に示す。それぞれの構成での処理サイクル数は、従来技術▲1▼=64サイクル、従来技術▲2▼=33サイクル、本実施形態=33サイクルである。
【0046】
本実施形態でサイクル数が最悪値になるのは、第2のテーブルが全く機能しないような場合である。このような場合の例を図4に示す。それぞれの構成での処理サイクル数は、従来技術▲1▼=43サイクル、従来技術▲2▼=22サイクル、本実施形態=43サイクルである。
【0047】
図3と図4の場合を合わせて考えると、サイクル数の最悪値は、従来技術▲1▼=64サイクル、従来技術▲2▼=33サイクル、本実施形態=43サイクルである。よって、復号速度を比較すると、
本発明:従来技術▲1▼:従来技術▲2▼ = 1.5 :1:2
となる。
【0048】
まとめると、従来例▲1▼のように1サイクル1シンボルのよくある構成を基準に考えると、従来技術▲2▼は復号速度は2倍になっているが、回路規模が25倍になっており、回路規模増大に見合った効果が得られていない。本技術は、復号速度1.5倍に対して、回路規模は2倍に抑えられている。
【0049】
【発明の効果】
本発明の復号装置によれば、ゼロランの少ないシンボルを複数まとめて復号するので、DCT係数の数列を少ないサイクル数で得ることができ、復号結果の画像を高速に得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態を説明する構成図である。
【図2】DCTとハフマン符号を組み合わせた画像符号化方式の説明図である。
【図3】復号速度を比較する説明図である。
【図4】復号速度を比較する説明図である。
【図5】従来例(その1)を示す構成図である。
【図6】従来例(その2)を示す構成図である。
【符号の説明】
1…符号入力部、2…符号切り出し部、3…符号位置管理部、4…セレクタ、5…復号結果出力部、T1…第1の復号テーブル、T2…第2の復号テーブル

Claims (4)

  1. 所定の情報に対して可変長のビット列からなる符号語を割り当てて符号化した符号データを復号するための復号装置において、
    1つの符号語の入力に対して復号情報を出力する第1の復号テーブルと、
    情報量が所定量より少ない符号語が複数連続した符号語パターンの入力に対して複数符号語分の復号情報を出力する第2の復号テーブルと、
    前記第1の復号テーブルの出力と前記第2の復号テーブルの出力とのどちらか一方を選択するための選択手段と
    を備えることを特徴とする復号装置。
  2. DCT(離散コサイン変換)と可変長符号を組み合わせて用い、DCT係数の数列の連続するゼロ係数とその後の非ゼロ係数に可変長ビットの符号語を割り当てた画像符号化方式で符号化された符号データを復号するための復号装置において、
    全ての種類の符号語のうち1個の符号語が現れたときに復号情報を出力する第1の復号テーブルと、
    ゼロランがある所定量より少ない情報に割り当てられた符号語が複数連続した符号語パターンの入力に対して複数符号語分の復号情報を出力する第2の復号テーブルと、
    前記第1の復号テーブルの出力と前記第2の復号テーブルの出力とのどちらか一方を選択するための選択手段と
    を備えることを特徴とする復号装置。
  3. 所定の情報に対して可変長のビット列からなる符号語を割り当てて符号化した符号データを復号するための復号方法において、
    1つの符号語の入力に対して復号情報を出力する第1の復号テーブルと、情報量が所定量より少ない符号語が複数連続した符号語パターンの入力に対して複数符号語分の復号情報を出力する第2の復号テーブルと、前記第1の復号テーブルの出力と前記第2の復号テーブルの出力とのどちらか一方を選択するための選択手段とを備える復号装置を用い、
    符号データを前記第1の復号テーブルと前記第2の復号テーブルとの両方に与えて復号を並列におこない、前記第2の復号テーブルによって複数符号語が同時に復号された場合は前記選択手段によって前記第2の復号テーブルの出力を選択し、
    前記第2の復号テーブルによって復号できなかった場合は前記選択手段によって前記第1の復号テーブルの出力を選択する
    ことを特徴とする復号方法。
  4. DCT(離散コサイン変換)と可変長符号を組み合わせて用い、DCT係数の数列の連続するゼロ係数とその後の非ゼロ係数に可変長ビットの符号語を割り当てた画像符号化方式で符号化された符号データを復号するための復号方法において、
    全ての種類の符号語のうち1個の符号語が現れたときに復号情報を出力する第1の復号テーブルと、ゼロランがある所定量より少ない情報に割り当てられた符号語が複数連続した符号語パターンの入力に対して複数符号語分の復号情報を出力する第2の復号テーブルと、前記第1の復号テーブルの出力と前記第2の復号テーブルの出力とのどちらか一方を選択するための選択手段とを備える復号装置を用い、
    符号データを前記第1の復号テーブルと前記第2の復号テーブルとの両方に与えて復号を並列におこない、前記第2の復号テーブルによって複数符号語が同時に復号された場合は前記選択手段によって前記第2の復号テーブルの出力を選択し、
    前記第2の復号テーブルによって復号できなかった場合は前記選択手段によって前記第1の復号テーブルの出力を選択する
    ことを特徴とする復号方法。
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