JP2004056274A - 視聴者参加型のテレビ番組システム - Google Patents
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Abstract
【課題】テレビの放送電波のテレビ番組と、Webシステムのテレビ番組とを、シームレスで融合して両テレビ番組の利点を同時に有効活用する。
【解決手段】テレビの放送電波を受信するテレビ受信回路と、テレビ受信回路からの信号を蓄積し、所望の信号について即時に再生し得る蓄積装置と、ネットワーク上のWebシステムと連動するWeb連動装置と、リモコンスイッチと、リモコンスイッチから選択情報を受け取り、その一部をWeb連動装置に送るリモコン入力装置と、テレビ放送電波を受信し直ぐに提示するか、蓄積された放送電波に係る信号を再生するか、Webシステムからの映像音声を提示するかを、リモコンスイッチからリモコン入力装置を経由する制御指示により、制御する映像音声情報制御装置とを、有するテレビ受信装置と、モニタと、Webシステムとで、構成される、視聴者参加型のテレビ番組システムを提供する。
【選択図】図1
【解決手段】テレビの放送電波を受信するテレビ受信回路と、テレビ受信回路からの信号を蓄積し、所望の信号について即時に再生し得る蓄積装置と、ネットワーク上のWebシステムと連動するWeb連動装置と、リモコンスイッチと、リモコンスイッチから選択情報を受け取り、その一部をWeb連動装置に送るリモコン入力装置と、テレビ放送電波を受信し直ぐに提示するか、蓄積された放送電波に係る信号を再生するか、Webシステムからの映像音声を提示するかを、リモコンスイッチからリモコン入力装置を経由する制御指示により、制御する映像音声情報制御装置とを、有するテレビ受信装置と、モニタと、Webシステムとで、構成される、視聴者参加型のテレビ番組システムを提供する。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビ放送受信手段、受信信号の蓄積手段、及びWebシステム(インターネット)を利用するテレビ番組システムに関する。特に、視聴者のモニタ上にそれらの映像及び音声をシームレスで提示することにより、テレビ番組の内容に一貫性を保たせつつ、視聴者の要望に基づいて視聴者自身が参加する番組を運用するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
いわゆる視聴者参加型のテレビ番組は、BS/CS放送における双方向番組が開発されて以来、様々に実用化されている。
【0003】
例えば、特開2001−218183号に開示されるシステムでは、既に作成された補助番組と、実時間の放送電波で送られてくる番組とについて、放送時間前にその送信の順番を自由に変更することによって、複数の番組を作成することができる。
【0004】
現状では、視聴者参加型テレビ番組に係る放送においては、多数の番組が予め用意されていて、その中から個々の視聴者が所望のものを選択する、というのが一般的である。現在のこのような放送システムにおいては、以下のような点について改善が望ましいとされている。
(1)視聴者参加型テレビ番組では、番組スタジオ観覧者だけでなく多数の視聴者がリアルタイムにて参加することが、番組の趣旨に鑑みてより望ましいとも言える。しかし、リアルタイムで多数の視聴者に参加させることには、相応の設備が必要であり、時間調整の困難さが不可避である。
(2)一方、今日、視聴者参加型テレビ番組がWebシステムを利用して作成されることも多い。そのような番組では、番組製作者がインターネットや電話を介して情報を受信(受付)することが容易であり、しかも製作コストも低い。けれども、従来のテレビの放送電波で送られてくる番組の備えるような臨場感(等)を与えることは、不可能である。
【0005】
ところで、従来からテレビ番組の放送時間は、30分、90分、120分といように、予め決定されて固定されている。このように放送時間が固定されている場合には、例えば、リアルタイムで進行する番組の中でオークションを実施しようとしても、そのセリ時間の長さは予測不能であるから、視聴者参加型テレビ番組の内容(コンテンツ)として取り上げることは非常に難しい。然も、夫々の視聴者においては、一つのセリに参加するとしても、その一部の時間のみに参加し後の大半の時間には参加する必要がない場合や、あるセリにはそもそも全く参加しない場合がある。以上を考え合わせると、リアルタイムのオークションを視聴者参加型テレビ番組のコンテンツとすることは実質不可能である。
【0006】
言い換えれば、個々の視聴者が参加する時間だけ、番組の放送時間を自動的に延長させる機能、例えば、予め1時間の放送時間を有する番組で、その一部の拡張部分にある視聴者が45分参加して、その視聴者にとって1時間45分の番組にするといった機能を持つテレビ番組システムは、存在しない。
【0007】
確かに、ニュース番組などで、番組中の特定のニュースを多数の視聴者がより詳細に知りたいという要望を有するような場合、あらかじめ詳細なニュース情報が用意されていれば、時間を延長することは可能である。
【0008】
しかしながら、上記のことは、視聴者が直接に参加して拡張することではなく、単に前もって用意された番組が放映されることに他ならない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明では、テレビの放送電波を受信するシステムに、蓄積機能を持たせた上で、テレビの放送電波で送られてくるテレビ番組と、Webシステムで作成されるテレビ番組とを、シームレスで融合することにより、両テレビ番組の属性における利点を、同時に有効活用することを目的とする。
【0010】
端的に言うと、今までのテレビ番組では用意されたシナリオを実現することが本質であった。本発明では、テレビ番組の内容に一貫性を保ちながら放映時間の制約を外して、視聴者が自らの要望に基づきアドリブでテレビ番組に参加することを許容する。さらに、テレビ放送受信手段、受信信号の蓄積手段、及びWebシステム(インターネット)を、単純に組み合わせるだけではなく、従来存在しない新しい特性を備えるテレビ番組システムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものである。請求項1に記載の視聴者参加型のテレビ番組システムは、
テレビの放送電波を受信するテレビ受信回路と、
上記テレビ受信回路から送出される信号を蓄積し、所望の信号について即時に再生することを可能にする蓄積装置と、
ネットワーク上のWebシステムと連動するWeb連動装置と、
リモコンスイッチと、
上記リモコンスイッチから、選択された放送又は映像音声内容情報を受け取るリモコン入力装置と、
上記テレビ放送電波を受信し直ぐに提示するか、蓄積された放送電波に係る信号を再生するか、Webシステムから送られてきた映像音声を提示するかを、上記リモコンスイッチから上記リモコン入力装置を経由して送られてくる制御指示により、制御する映像音声情報制御装置とを、有するテレビ受信装置と、
上記テレビ受信装置の映像音声情報制御装置から送られる映像音声を提示するモニターと、
上記テレビ受信装置のWeb連動装置とネットワークで連動し、ネットワーク経由で情報を収集、分析、加工、又は配信するWebシステムとで、構成される。
【0012】
請求項2に記載の視聴者参加型のテレビ番組システムは、
上記リモコンスイッチからの信号によって、テレビの放送電波で送られる実時間の番組が提示されている最中に、Webシステムから送られてくる映像音声に切り換えられて提示されると、
上記映像音声情報制御装置により、その切り換えられた時刻が記憶され、
その後Webシステムから送られてきた映像音声が提示され、
更に、上記リモコンスイッチからの信号によりテレビの放送電波に切り換えられると、上記の切り換えられた時刻における映像音声から、蓄積装置に蓄積された信号が自動的に再生されることを特徴とする、
請求項1に記載の視聴者参加型のテレビ番組システムである。
【0013】
請求項3に記載の視聴者参加型のテレビ番組システムは、
所定時間のテレビの放送電波が送出された後に、上記Webシステムにてその放送内容と関連する映像音声情報が一定時間作成され、
上記Webシステムは、ネットワーク経由で、上記Web連動装置と連携して情報のやり取りが可能な状態となり、上記リモコンスイッチからの入力に応じて上記Web連動装置と連動し、上記映像音声情報制御装置に情報を送ることを特徴とする、
請求項1に記載の視聴者参加型のテレビ番組システムである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下において、図面を参照しつつ、本発明に係る好適な実施形態を説明する。
【0015】
図1に示される本発明に係る好適な実施形態であるテレビ番組システム2は、テレビの放送電波を受信するテレビ受信回路12、テレビの放送電波を受信し提示する際にそれと同時に映像・音声信号を蓄積する蓄積装置16、Webシステム8にて作成された番組をネットワーク(例えば、インターネット10)を介して取り込むWeb連動装置14、リモコンスイッチ22から視聴者30による選択(制御)情報を取り込むリモコン入力装置18、テレビの放送電波で送られた番組とWebシステム8で作成された番組をシームレスで結合し提示する映像音声情報制御装置20から構成される。
【0016】
本実施形態において、テレビ番組は以下の2つの経路により受信される。
(A)従来のようにテレビの放送電波で送られる実時間で放映される番組。
(B)視聴者30が参加することが想定されたWebシステム8で作成される番組。
ここで、上記(B)の番組は、単にインターネット10上のWeb画面を見せるものではなく、視聴者30があくまでも従来のテレビ番組と同様の品質で視聴できるものが好ましく、品質的に(A)と(B)の差がないのが好ましい。
【0017】
従来のテレビ番組では、あるイベントが発生すれば相応するアクションを実施する、というシナリオが必要である。ところが、本実施形態のWebシステム8で作成される番組(B)は、後で詳しく説明するように、テレビの放送電波で送られてくる番組(A)の所定の区切り時点(時刻)から始まるように設定されるため、両番組は同時に並行して放送され、よって、シナリオは不要となる。
【0018】
また、視聴者30が番組(B)に参加することは義務ではなく、参加するかどうかは視聴者30の自由である。つまり、視聴者30は、興味があれば参加ができ、興味がなければ番組(A)の続きを見ることができる。
【0019】
本発明に係る好適な実施形態であるテレビ番組システムでは、テレビの放送電波で送られる実時間で放映される番組(A)と、視聴者30が自身の興味/趣向/要望で参加するWebシステム8で作成された番組(B)とを連動させる。
【0020】
具体例を挙げて説明する。テレビの放送電波で送られる実時間で放映される60分のテレビ番組があり、それを内容から12分割できるものとする。この時の分割は一つの切れ目であり、全体としての連続性は変わらない。クイズ番組、オークション番組、将棋番組等は、このように数個に分割することが可能である。即ち、クイズ番組では出題毎に、オークション番組では販売する商品毎に、将棋では局面毎に、分割するという具合である。
【0021】
テレビの放送電波で送られる実時間で放映されるテレビ番組(A)では、分割されたクイズ/商品/局面は、連続して紹介される。例えば、1時から開始され、5分毎に商品が紹介され続けているオークションテレビ番組において、視聴者30が、1時5分紹介開始の商品に興味がある場合、その商品説明後の1時10分から、その視聴者30はオークションに参加することができる。実際にオークションに参加する時は、Webシステムで作成される番組(B)の中のコンピュータによる仮想の「オークション会場」に参加することになる。
【0022】
このとき、リモコンスイッチ22からオークションに参加することを示す指示信号が入力され、リモコン入力装置18はそれを受ける。その指示信号は、リモコン入力装置18から映像音声情報制御装置20に与えられ、それによって、映像音声情報制御装置20は、Web連動装置14を介して、Webシステムで作成された番組(B)をインターネット10から取り込むように制御する。すると、モニタ24にはWebシステムで作成される番組(B)が提示され、視聴者30はリモコンスイッチ22を介して「オークション会場」に参加する。また、映像音声情報制御装置20には、「オークションテレビ番組の1時10分」に、テレビの放送電波で送られるテレビ番組(A)からWebシステムで作成される番組(B)に切り換えられたことが記録される。
【0023】
視聴者30がオークションに参加している間も、1時10分紹介開始の商品情報、1時15分紹介開始の商品情報、更にその後の商品情報などは、同時に蓄積装置16に蓄積されている。ここで、蓄積装置16は、HDD(ハードディスク装置)などを含む、デジタル情報の蓄積装置であることが好ましい。
【0024】
上記例にて、視聴者30がオークションに1時10分から23分まで参加した後、再び実時間で放映されるテレビ番組(A)に戻ることをリモコンスイッチ22から指示すると、その指示信号は、リモコン入力装置18から映像音声情報制御装置20に与えられる。映像音声情報制御装置20は、「オークションテレビ番組の1時10分」以降の、テレビの放送電波で送られたテレビ番組(A)を、蓄積装置16からモニタ24に提示するよう制御する。この「オークションテレビ番組の1時10分」は、前に説明したように、テレビの放送電波で送られるテレビ番組(A)からWebシステムで作成される番組(B)に切り換えられたときに、映像音声情報制御装置20に記録された情報である。視聴者30は、1時10分から放映されたオークション商品を蓄積装置16から見ることになる(図2及び図3参照)。
【0025】
上記技術の総合的な組み合わせにより、テレビ番組を提示しながら、同時にその番組を蓄積し、リモコンスイッチ22によりWebシステム8で作成された番組の提示へ移り、更にリモコンスイッチ22により、テレビの放送電波で送られた番組の元の位置からの提示に自動的に戻ることが可能となる。このテレビ番組システム2を利用すれば、Webシステム8作成番組に参加する場合は、番組全体の放送時間が長くなることになる。即ち、例えば、実時間で放映されるテレビ番組自体は60分であるが、個別の視聴者30は、90分や120分の番組として視聴することが可能となる。
【0026】
本実施形態においては、実時間で放映される番組(A)とWebシステム8で作成される番組(B)とが、リモコン入力装置18により自動的に切り替わり、かつ番組内容に連続性があるので、視聴者30にとっては、一つの番組を見続けていることになる。つまり、視聴者30がどの情報源から番組を見ているかを気に留める必要がないような番組を、放送することが可能となる。
【0027】
図2は、テレビの放送電波で送られる実時間で放映される番組(A)と、視聴者30が参加することが想定されたWebシステム8で作成される番組(B)との、タイムチャートの例を示す。図2のタイムチャートでは、A1からA8まで、8区切りをつけられた(A)の番組を、実時間で放送すると同時に、蓄積装置16に蓄積することを示している。A1とA2との間で開始可能な(Webシステム8で作成された)サービス単位をB1、A2とA3の間で開始可能なサービス単位をB2とする(以下、同様である)。基本的には、B1はAの番組と同時にサービスを開始する。ただし、サービスの内容によって、B1のサービスの開始時間は異なるが、遅くともA1が終了するまでには、サービスが開始される。Bの終了時間は制限されない。個別のサービス単位(B1、B2、B3、B4・・・)の終了時間も同様に制限されない。
【0028】
図2において、ある視聴者30が、
・A1を見る。
・A2に興味を持つ。――>B2を見る。
・A3に興味を持つ。――>B3を見る。
・A4を見る。
・A5を見る。
という動作を行なったとすると、その視聴者30は、図3のような構成の番組を見たことになる。
【0029】
A1〜A5の時間は所定のものである。一方、B2、B3は、Webシステム8により作成されるテレビ番組である。B2、B5では、サービスの内容によって時間が異なり、更に、視聴者30は視聴中に興味がなくなった場合には、Aのライン(A3、A4、A6、A7・・・)に戻ることができる。
【0030】
ここで、A1、A2は、実時間で放送されたものであるが、A3、A4、A5は、蓄積装置16に蓄積された番組を再生したもの、ということになる。
【0031】
テレビの放送電波で送られる実時間で放映される番組(A)は、所定の進行に沿って進められる。視聴者30は、通常のテレビと同じようにそれを見て楽しむことができる。Webシステム8で作成される番組(B)は、如何にコンピュータ関連技術が進歩したとしても人間の手で作成された番組よりも、一般的には臨場感等が劣る。しかしながら、前に挙げたクイズ番組、オークション番組、将棋番組等は、Webシステム作成番組とすることにより、コンピュータから新たな機能が得られ、かつコストを大幅に抑えることができる。
【0032】
家族が家庭で一緒に回答するクイズ番組や、商品の価格が時々刻々と変化するオークション番組等は、回答や価格をコンピュータで集計し、コンピュータグラフィックスで説明することにより、従来に無い面白さを提示することができる。また、将棋番組では、全体の戦略を解説したり、次の一手に関して説明したりするレベルは、実際のプロ棋士などのそれには及ばないが、視聴者30が試してみたい次の一手が(プロ棋士などにより)解説されない場合、それに関して納得するまで追求を試みるというような、細かい用件に対応することができる。そして、その一手の解析を終えた後、後続の指し手からテレビ番組(A)に戻ることができる。
【0033】
従来の技術でも、予め作成された番組のユニット(単位)を組み合わせることは可能である。図4の(ケース2)にそのタイムチャートの例を示す。
【0034】
これまでは、まず、A1の次にB1がきて、A2、A3がその後にくるというストーリーが想定されていた。ここで、上記で説明した図2の例と同じように、B1とB3が省かれてもストーリー全体の理解において支障があるわけではないとする。
【0035】
本発明との重要な差異は、B1とB3が割り込む点とそれらの放送時間が決まっている点である。例えば、図4のように、A1→B1→A2(ケース2)と見たい人と、A1→A2(ケース1)とだけ見たい人が存在する場合、両者を満足させるテレビ番組を作成することは不可能である。
【0036】
【発明の効果】
以上の本発明を利用することで、次のような効果を奏することができる。
【0037】
テレビ放送電波を受信しすぐに視聴するか、蓄積された受信信号に係る映像/音声を視聴するか、Webシステムから送られてきた映像/音声を視聴するかを、視聴者の選択で切り替えることによって、テレビの放送電波で送られる実時間で放映される番組を試聴している最中に、任意のタイミングでWebシステムで作成される番組を試聴することができる。加えて、Webシステムで作成される番組に移行する時点の、テレビの放送電波で送られてくる番組の状態に、戻る機能を有することによって、実時間の放送電波で送られてくる番組の途中でWebシステム作成番組を試聴しているにもかかわらず、テレビの放送電波で送られてくる番組を連続して試聴することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る好適な実施形態であるテレビ番組システムのブロック図である。
【図2】テレビの放送電波で送られる実時間で放映される番組と、視聴者が参加することが想定されたWebシステムで作成される番組との、タイムチャートの例を示す。
【図3】図2のテレビ番組の、視聴の例である。
【図4】図2に対応する、従来技術のテレビ番組の構成の例である。
【符号の説明】
2・・・テレビ番組システム、8・・・Webシステム、10・・・インターネット、12・・・テレビ受信回路、14・・・Web連動装置、16・・・蓄積装置、18・・・リモコン有力装置、20・・・映像/音声情報制御装置、22・・・リモコンスイッチ、24・・・モニター。
【発明の属する技術分野】
本発明は、テレビ放送受信手段、受信信号の蓄積手段、及びWebシステム(インターネット)を利用するテレビ番組システムに関する。特に、視聴者のモニタ上にそれらの映像及び音声をシームレスで提示することにより、テレビ番組の内容に一貫性を保たせつつ、視聴者の要望に基づいて視聴者自身が参加する番組を運用するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
いわゆる視聴者参加型のテレビ番組は、BS/CS放送における双方向番組が開発されて以来、様々に実用化されている。
【0003】
例えば、特開2001−218183号に開示されるシステムでは、既に作成された補助番組と、実時間の放送電波で送られてくる番組とについて、放送時間前にその送信の順番を自由に変更することによって、複数の番組を作成することができる。
【0004】
現状では、視聴者参加型テレビ番組に係る放送においては、多数の番組が予め用意されていて、その中から個々の視聴者が所望のものを選択する、というのが一般的である。現在のこのような放送システムにおいては、以下のような点について改善が望ましいとされている。
(1)視聴者参加型テレビ番組では、番組スタジオ観覧者だけでなく多数の視聴者がリアルタイムにて参加することが、番組の趣旨に鑑みてより望ましいとも言える。しかし、リアルタイムで多数の視聴者に参加させることには、相応の設備が必要であり、時間調整の困難さが不可避である。
(2)一方、今日、視聴者参加型テレビ番組がWebシステムを利用して作成されることも多い。そのような番組では、番組製作者がインターネットや電話を介して情報を受信(受付)することが容易であり、しかも製作コストも低い。けれども、従来のテレビの放送電波で送られてくる番組の備えるような臨場感(等)を与えることは、不可能である。
【0005】
ところで、従来からテレビ番組の放送時間は、30分、90分、120分といように、予め決定されて固定されている。このように放送時間が固定されている場合には、例えば、リアルタイムで進行する番組の中でオークションを実施しようとしても、そのセリ時間の長さは予測不能であるから、視聴者参加型テレビ番組の内容(コンテンツ)として取り上げることは非常に難しい。然も、夫々の視聴者においては、一つのセリに参加するとしても、その一部の時間のみに参加し後の大半の時間には参加する必要がない場合や、あるセリにはそもそも全く参加しない場合がある。以上を考え合わせると、リアルタイムのオークションを視聴者参加型テレビ番組のコンテンツとすることは実質不可能である。
【0006】
言い換えれば、個々の視聴者が参加する時間だけ、番組の放送時間を自動的に延長させる機能、例えば、予め1時間の放送時間を有する番組で、その一部の拡張部分にある視聴者が45分参加して、その視聴者にとって1時間45分の番組にするといった機能を持つテレビ番組システムは、存在しない。
【0007】
確かに、ニュース番組などで、番組中の特定のニュースを多数の視聴者がより詳細に知りたいという要望を有するような場合、あらかじめ詳細なニュース情報が用意されていれば、時間を延長することは可能である。
【0008】
しかしながら、上記のことは、視聴者が直接に参加して拡張することではなく、単に前もって用意された番組が放映されることに他ならない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明では、テレビの放送電波を受信するシステムに、蓄積機能を持たせた上で、テレビの放送電波で送られてくるテレビ番組と、Webシステムで作成されるテレビ番組とを、シームレスで融合することにより、両テレビ番組の属性における利点を、同時に有効活用することを目的とする。
【0010】
端的に言うと、今までのテレビ番組では用意されたシナリオを実現することが本質であった。本発明では、テレビ番組の内容に一貫性を保ちながら放映時間の制約を外して、視聴者が自らの要望に基づきアドリブでテレビ番組に参加することを許容する。さらに、テレビ放送受信手段、受信信号の蓄積手段、及びWebシステム(インターネット)を、単純に組み合わせるだけではなく、従来存在しない新しい特性を備えるテレビ番組システムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものである。請求項1に記載の視聴者参加型のテレビ番組システムは、
テレビの放送電波を受信するテレビ受信回路と、
上記テレビ受信回路から送出される信号を蓄積し、所望の信号について即時に再生することを可能にする蓄積装置と、
ネットワーク上のWebシステムと連動するWeb連動装置と、
リモコンスイッチと、
上記リモコンスイッチから、選択された放送又は映像音声内容情報を受け取るリモコン入力装置と、
上記テレビ放送電波を受信し直ぐに提示するか、蓄積された放送電波に係る信号を再生するか、Webシステムから送られてきた映像音声を提示するかを、上記リモコンスイッチから上記リモコン入力装置を経由して送られてくる制御指示により、制御する映像音声情報制御装置とを、有するテレビ受信装置と、
上記テレビ受信装置の映像音声情報制御装置から送られる映像音声を提示するモニターと、
上記テレビ受信装置のWeb連動装置とネットワークで連動し、ネットワーク経由で情報を収集、分析、加工、又は配信するWebシステムとで、構成される。
【0012】
請求項2に記載の視聴者参加型のテレビ番組システムは、
上記リモコンスイッチからの信号によって、テレビの放送電波で送られる実時間の番組が提示されている最中に、Webシステムから送られてくる映像音声に切り換えられて提示されると、
上記映像音声情報制御装置により、その切り換えられた時刻が記憶され、
その後Webシステムから送られてきた映像音声が提示され、
更に、上記リモコンスイッチからの信号によりテレビの放送電波に切り換えられると、上記の切り換えられた時刻における映像音声から、蓄積装置に蓄積された信号が自動的に再生されることを特徴とする、
請求項1に記載の視聴者参加型のテレビ番組システムである。
【0013】
請求項3に記載の視聴者参加型のテレビ番組システムは、
所定時間のテレビの放送電波が送出された後に、上記Webシステムにてその放送内容と関連する映像音声情報が一定時間作成され、
上記Webシステムは、ネットワーク経由で、上記Web連動装置と連携して情報のやり取りが可能な状態となり、上記リモコンスイッチからの入力に応じて上記Web連動装置と連動し、上記映像音声情報制御装置に情報を送ることを特徴とする、
請求項1に記載の視聴者参加型のテレビ番組システムである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下において、図面を参照しつつ、本発明に係る好適な実施形態を説明する。
【0015】
図1に示される本発明に係る好適な実施形態であるテレビ番組システム2は、テレビの放送電波を受信するテレビ受信回路12、テレビの放送電波を受信し提示する際にそれと同時に映像・音声信号を蓄積する蓄積装置16、Webシステム8にて作成された番組をネットワーク(例えば、インターネット10)を介して取り込むWeb連動装置14、リモコンスイッチ22から視聴者30による選択(制御)情報を取り込むリモコン入力装置18、テレビの放送電波で送られた番組とWebシステム8で作成された番組をシームレスで結合し提示する映像音声情報制御装置20から構成される。
【0016】
本実施形態において、テレビ番組は以下の2つの経路により受信される。
(A)従来のようにテレビの放送電波で送られる実時間で放映される番組。
(B)視聴者30が参加することが想定されたWebシステム8で作成される番組。
ここで、上記(B)の番組は、単にインターネット10上のWeb画面を見せるものではなく、視聴者30があくまでも従来のテレビ番組と同様の品質で視聴できるものが好ましく、品質的に(A)と(B)の差がないのが好ましい。
【0017】
従来のテレビ番組では、あるイベントが発生すれば相応するアクションを実施する、というシナリオが必要である。ところが、本実施形態のWebシステム8で作成される番組(B)は、後で詳しく説明するように、テレビの放送電波で送られてくる番組(A)の所定の区切り時点(時刻)から始まるように設定されるため、両番組は同時に並行して放送され、よって、シナリオは不要となる。
【0018】
また、視聴者30が番組(B)に参加することは義務ではなく、参加するかどうかは視聴者30の自由である。つまり、視聴者30は、興味があれば参加ができ、興味がなければ番組(A)の続きを見ることができる。
【0019】
本発明に係る好適な実施形態であるテレビ番組システムでは、テレビの放送電波で送られる実時間で放映される番組(A)と、視聴者30が自身の興味/趣向/要望で参加するWebシステム8で作成された番組(B)とを連動させる。
【0020】
具体例を挙げて説明する。テレビの放送電波で送られる実時間で放映される60分のテレビ番組があり、それを内容から12分割できるものとする。この時の分割は一つの切れ目であり、全体としての連続性は変わらない。クイズ番組、オークション番組、将棋番組等は、このように数個に分割することが可能である。即ち、クイズ番組では出題毎に、オークション番組では販売する商品毎に、将棋では局面毎に、分割するという具合である。
【0021】
テレビの放送電波で送られる実時間で放映されるテレビ番組(A)では、分割されたクイズ/商品/局面は、連続して紹介される。例えば、1時から開始され、5分毎に商品が紹介され続けているオークションテレビ番組において、視聴者30が、1時5分紹介開始の商品に興味がある場合、その商品説明後の1時10分から、その視聴者30はオークションに参加することができる。実際にオークションに参加する時は、Webシステムで作成される番組(B)の中のコンピュータによる仮想の「オークション会場」に参加することになる。
【0022】
このとき、リモコンスイッチ22からオークションに参加することを示す指示信号が入力され、リモコン入力装置18はそれを受ける。その指示信号は、リモコン入力装置18から映像音声情報制御装置20に与えられ、それによって、映像音声情報制御装置20は、Web連動装置14を介して、Webシステムで作成された番組(B)をインターネット10から取り込むように制御する。すると、モニタ24にはWebシステムで作成される番組(B)が提示され、視聴者30はリモコンスイッチ22を介して「オークション会場」に参加する。また、映像音声情報制御装置20には、「オークションテレビ番組の1時10分」に、テレビの放送電波で送られるテレビ番組(A)からWebシステムで作成される番組(B)に切り換えられたことが記録される。
【0023】
視聴者30がオークションに参加している間も、1時10分紹介開始の商品情報、1時15分紹介開始の商品情報、更にその後の商品情報などは、同時に蓄積装置16に蓄積されている。ここで、蓄積装置16は、HDD(ハードディスク装置)などを含む、デジタル情報の蓄積装置であることが好ましい。
【0024】
上記例にて、視聴者30がオークションに1時10分から23分まで参加した後、再び実時間で放映されるテレビ番組(A)に戻ることをリモコンスイッチ22から指示すると、その指示信号は、リモコン入力装置18から映像音声情報制御装置20に与えられる。映像音声情報制御装置20は、「オークションテレビ番組の1時10分」以降の、テレビの放送電波で送られたテレビ番組(A)を、蓄積装置16からモニタ24に提示するよう制御する。この「オークションテレビ番組の1時10分」は、前に説明したように、テレビの放送電波で送られるテレビ番組(A)からWebシステムで作成される番組(B)に切り換えられたときに、映像音声情報制御装置20に記録された情報である。視聴者30は、1時10分から放映されたオークション商品を蓄積装置16から見ることになる(図2及び図3参照)。
【0025】
上記技術の総合的な組み合わせにより、テレビ番組を提示しながら、同時にその番組を蓄積し、リモコンスイッチ22によりWebシステム8で作成された番組の提示へ移り、更にリモコンスイッチ22により、テレビの放送電波で送られた番組の元の位置からの提示に自動的に戻ることが可能となる。このテレビ番組システム2を利用すれば、Webシステム8作成番組に参加する場合は、番組全体の放送時間が長くなることになる。即ち、例えば、実時間で放映されるテレビ番組自体は60分であるが、個別の視聴者30は、90分や120分の番組として視聴することが可能となる。
【0026】
本実施形態においては、実時間で放映される番組(A)とWebシステム8で作成される番組(B)とが、リモコン入力装置18により自動的に切り替わり、かつ番組内容に連続性があるので、視聴者30にとっては、一つの番組を見続けていることになる。つまり、視聴者30がどの情報源から番組を見ているかを気に留める必要がないような番組を、放送することが可能となる。
【0027】
図2は、テレビの放送電波で送られる実時間で放映される番組(A)と、視聴者30が参加することが想定されたWebシステム8で作成される番組(B)との、タイムチャートの例を示す。図2のタイムチャートでは、A1からA8まで、8区切りをつけられた(A)の番組を、実時間で放送すると同時に、蓄積装置16に蓄積することを示している。A1とA2との間で開始可能な(Webシステム8で作成された)サービス単位をB1、A2とA3の間で開始可能なサービス単位をB2とする(以下、同様である)。基本的には、B1はAの番組と同時にサービスを開始する。ただし、サービスの内容によって、B1のサービスの開始時間は異なるが、遅くともA1が終了するまでには、サービスが開始される。Bの終了時間は制限されない。個別のサービス単位(B1、B2、B3、B4・・・)の終了時間も同様に制限されない。
【0028】
図2において、ある視聴者30が、
・A1を見る。
・A2に興味を持つ。――>B2を見る。
・A3に興味を持つ。――>B3を見る。
・A4を見る。
・A5を見る。
という動作を行なったとすると、その視聴者30は、図3のような構成の番組を見たことになる。
【0029】
A1〜A5の時間は所定のものである。一方、B2、B3は、Webシステム8により作成されるテレビ番組である。B2、B5では、サービスの内容によって時間が異なり、更に、視聴者30は視聴中に興味がなくなった場合には、Aのライン(A3、A4、A6、A7・・・)に戻ることができる。
【0030】
ここで、A1、A2は、実時間で放送されたものであるが、A3、A4、A5は、蓄積装置16に蓄積された番組を再生したもの、ということになる。
【0031】
テレビの放送電波で送られる実時間で放映される番組(A)は、所定の進行に沿って進められる。視聴者30は、通常のテレビと同じようにそれを見て楽しむことができる。Webシステム8で作成される番組(B)は、如何にコンピュータ関連技術が進歩したとしても人間の手で作成された番組よりも、一般的には臨場感等が劣る。しかしながら、前に挙げたクイズ番組、オークション番組、将棋番組等は、Webシステム作成番組とすることにより、コンピュータから新たな機能が得られ、かつコストを大幅に抑えることができる。
【0032】
家族が家庭で一緒に回答するクイズ番組や、商品の価格が時々刻々と変化するオークション番組等は、回答や価格をコンピュータで集計し、コンピュータグラフィックスで説明することにより、従来に無い面白さを提示することができる。また、将棋番組では、全体の戦略を解説したり、次の一手に関して説明したりするレベルは、実際のプロ棋士などのそれには及ばないが、視聴者30が試してみたい次の一手が(プロ棋士などにより)解説されない場合、それに関して納得するまで追求を試みるというような、細かい用件に対応することができる。そして、その一手の解析を終えた後、後続の指し手からテレビ番組(A)に戻ることができる。
【0033】
従来の技術でも、予め作成された番組のユニット(単位)を組み合わせることは可能である。図4の(ケース2)にそのタイムチャートの例を示す。
【0034】
これまでは、まず、A1の次にB1がきて、A2、A3がその後にくるというストーリーが想定されていた。ここで、上記で説明した図2の例と同じように、B1とB3が省かれてもストーリー全体の理解において支障があるわけではないとする。
【0035】
本発明との重要な差異は、B1とB3が割り込む点とそれらの放送時間が決まっている点である。例えば、図4のように、A1→B1→A2(ケース2)と見たい人と、A1→A2(ケース1)とだけ見たい人が存在する場合、両者を満足させるテレビ番組を作成することは不可能である。
【0036】
【発明の効果】
以上の本発明を利用することで、次のような効果を奏することができる。
【0037】
テレビ放送電波を受信しすぐに視聴するか、蓄積された受信信号に係る映像/音声を視聴するか、Webシステムから送られてきた映像/音声を視聴するかを、視聴者の選択で切り替えることによって、テレビの放送電波で送られる実時間で放映される番組を試聴している最中に、任意のタイミングでWebシステムで作成される番組を試聴することができる。加えて、Webシステムで作成される番組に移行する時点の、テレビの放送電波で送られてくる番組の状態に、戻る機能を有することによって、実時間の放送電波で送られてくる番組の途中でWebシステム作成番組を試聴しているにもかかわらず、テレビの放送電波で送られてくる番組を連続して試聴することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る好適な実施形態であるテレビ番組システムのブロック図である。
【図2】テレビの放送電波で送られる実時間で放映される番組と、視聴者が参加することが想定されたWebシステムで作成される番組との、タイムチャートの例を示す。
【図3】図2のテレビ番組の、視聴の例である。
【図4】図2に対応する、従来技術のテレビ番組の構成の例である。
【符号の説明】
2・・・テレビ番組システム、8・・・Webシステム、10・・・インターネット、12・・・テレビ受信回路、14・・・Web連動装置、16・・・蓄積装置、18・・・リモコン有力装置、20・・・映像/音声情報制御装置、22・・・リモコンスイッチ、24・・・モニター。
Claims (3)
- テレビの放送電波を受信するテレビ受信回路と、
上記テレビ受信回路から送出される信号を蓄積し、所望の信号について即時に再生することを可能にする蓄積装置と、
ネットワーク上のWebシステムと連動するWeb連動装置と、
リモコンスイッチと、
上記リモコンスイッチから、選択された放送又は映像音声内容情報を受け取るリモコン入力装置と、
上記テレビ放送電波を受信し直ぐに提示するか、蓄積された放送電波に係る信号を再生するか、Webシステムから送られてきた映像音声を提示するかを、上記リモコンスイッチから上記リモコン入力装置を経由して送られてくる制御指示により、制御する映像音声情報制御装置とを、有するテレビ受信装置と、
上記テレビ受信装置の映像音声情報制御装置から送られる映像音声を提示するモニターと、
上記テレビ受信装置のWeb連動装置とネットワークで連動し、ネットワーク経由で情報を収集、分析、加工、又は配信するWebシステムとで、構成される、視聴者参加型のテレビ番組システム。 - 上記リモコンスイッチからの信号によって、テレビの放送電波で送られる実時間の番組が提示されている最中に、Webシステムから送られてくる映像音声に切り換えられて提示されると、
上記映像音声情報制御装置により、その切り換えられた時刻が記憶され、
その後Webシステムから送られてきた映像音声が提示され、
更に、上記リモコンスイッチからの信号によりテレビの放送電波に切り換えられると、上記の切り換えられた時刻における映像音声から、蓄積装置に蓄積された信号が自動的に再生されることを特徴とする、
請求項1に記載の視聴者参加型のテレビ番組システム。 - 所定時間のテレビの放送電波が送出された後に、上記Webシステムにてその放送内容と関連する映像音声情報が一定時間作成され、
上記Webシステムは、ネットワーク経由で、上記Web連動装置と連携して情報のやり取りが可能な状態となり、上記リモコンスイッチからの入力に応じて上記Web連動装置と連動し、上記映像音声情報制御装置に情報を送ることを特徴とする、
請求項1に記載の視聴者参加型のテレビ番組システム。
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Publications (1)
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ID=31932523
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JP (1) | JP2004056274A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016213884A (ja) * | 2010-10-01 | 2016-12-15 | サターン ライセンシング エルエルシーSaturn Licensing LLC | 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム |
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2002
- 2002-07-17 JP JP2002208351A patent/JP2004056274A/ja active Pending
Cited By (2)
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JP2016213884A (ja) * | 2010-10-01 | 2016-12-15 | サターン ライセンシング エルエルシーSaturn Licensing LLC | 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム |
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