JP2004056208A - 移動通信端末、移動通信システムおよび移動通信のデータ伝送速度表示方法 - Google Patents

移動通信端末、移動通信システムおよび移動通信のデータ伝送速度表示方法 Download PDF

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    • H04W28/18Negotiating wireless communication parameters
    • H04W28/22Negotiating communication rate

Abstract

【課題】個々のユーザに対応した基準で伝送速度を表示することができる移動通信システムを提供する。
【解決手段】移動端末100が受信する、無線基地局200から送信されるパイロット信号を、予め定めた規則に従って伝送速度と関連付けする。さらに、関連付けた伝送速度と表示シンボルとの関連付けを行う。そして、移動端末100が受信したパイロット信号に関連付けられている伝送速度を特定し、さらに、当該移動端末100のユーザに対し、特定した伝送速度に関連付けられている画像シンボルを、当該移動端末100の表示部に表示させる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移動通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、パソコンだけではなく、携帯電話や、PDA(Personal Digital(Data)Assistants)や、その他の移動通信端末を用いて行う、動画や音楽などの大容量データ通信の需要が増加している。かかるデータ通信において、単位時間に運ぶデータ量を示す伝送速度は、データ通信に要する時間や、通信費用を把握する上で重要な要素となる。
【0003】
ところで、移動通信システムの場合、伝送速度は、基地局側からの距離、移動通信端末の移動速度等により変化する。
【0004】
したがって、通信を行う前にユーザに現在の伝送速度を提示できれば、ユーザは、伝送速度が遅い場合に、大量のデータを通信することを控える。このことにより、通信キャリア側は、ユーザの長時間にわたる回線の占有による回線効率悪化を減少させることができる。一方、ユーザ側は、現在行っている通信処理時間の目処を立てることができ、また、通信費用の予想も立てることもできる。
【0005】
従来から、有線通信の分野ではデータの伝送時間の伝送速度を表示する例はある。また、移動体通信分野においても特開2000−261370号公報には、端末から基地局に行う上りの伝送速度について移動通信端末に表示させる技術が記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ライフスタイルの多様化に伴い、ユーザが通信するデータは、様々な分野、種類におよぶ。また、ユーザ毎に通信を行うデータの種類は異なることが多く、それに伴い、通信を行うユーザ毎に必要としている伝送速度についても異なる傾向にある。
【0007】
しかしながら、上述の従来の技術は、ユーザが必要とする伝送速度について、個々のユーザに対応した基準で表示させるものではない。そこで、本発明は、個々のユーザに対応した基準で伝送速度を表示することを目的とする。
【0008】
また、移動通信システムの伝送速度は、上述のように基地局側からの距離、移動通信端末の移動速度等により変化する。そのため、ユーザが、データ通信に最適であると判断した伝送速度であっても、通信中に伝送速度が悪化することがある。そこで、本発明は、伝送速度の変化の傾向を反映させた伝送速度を表示することを目的とする。
【0009】
さらに、移動通信においては、ネットワークのトラフィックの輻輳等の何らかの理由により通信キャリア側において、ユーザの通信を抑制・喚起したい場合がある。そこで、本発明は、伝送速度を基地局側で決定し、ユーザに対して決定した伝送速度を表示することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明では、移動通信端末が受信する、基地局から送信されるパイロット信号を、予め定めた規則に従って伝送速度と関連付けする。さらに、関連付けた伝送速度と表示シンボルとの関連付けを行う。そして、移動通信端末が受信したパイロット信号に関連付けられている伝送速度を特定し、さらに、当該移動通信端末のユーザに対し、特定した伝送速度に関連付けられている表示シンボルを、当該移動通信端末の表示装置に表示させる。
【0011】
例えば、本発明の第1の態様の移動通信システムは、移動通信端末と、該移動通信端末に接続される移動通信基地局と、を備えて構成される。
【0012】
移動通信端末は、前記移動通信基地局からの伝送速度を計測するための信号を受信する受信部と、前記受信部が受信した信号から前記伝送速度に関するデータを計測する信号処理部と、前記信号処理部が計測したデータから予め定めた規則にしたがって、伝送速度を特定し、該特定した伝送速度を速度クラスに分類し、さらに、該分類した速度クラスに予め対応付けられている画像シンボルを特定するシンボル決定部と、前記シンボル決定部が特定した画像シンボルを表示する表示部と、を有する。
【0013】
ここで、移動通信端末は、前記速度クラスと、前記伝送速度の範囲と、前記画像シンボルとを予め関連付けて格納しているシンボル決定テーブルを記憶する記憶部を有し、前記シンボル決定部は、前記特定した伝送速度を、前記シンボル決定テーブルに格納されたデータに基づいて、前記特定した伝送速度が属する速度クラスに分類して、該分類した速度クラスに対応した画像シンボルの特定を行なうこととしてもよい。
【0014】
また、前記シンボル決定テーブルの速度クラスの登録および変更と、前記シンボル決定テーブルの画像シンボルの登録および変更と、を受付けるユーザインタフェース部を有することとしてもよい。
【0015】
移動通信基地局は、前記移動通信端末宛てに伝送速度を計測するための信号を送信する通信処理部を有する。
【0016】
このように本発明の第1の態様は、移動通信端末の表示部に、伝送速度を、それが属する速度クラスに分類して画像シンボルとして表示するため、ユーザは、データ通信に要する時間や費用等を判断してから、データ通信を行うことができる。また、本発明の第1の態様は、ユーザが移動通信端末に表示する伝送速度の画像シンボルの速度クラスを自由に設定できるため、ユーザの利用する通信データに応じた適切な伝送速度表示を行うことができる。
【0017】
なお、本態様において、移動通信端末で特定した伝送速度に関するデータについて、予め定めた統計処理を行い、該統計処理のデータに基づいて表示させる画像シンボルを変更することとしてもよい。
【0018】
例えば、移動通信端末において、前記シンボル決定部は、前記信号処理部が計測した伝送速度に関するデータの増減傾向値を求める統計処理を行い、該統計処理により求めた増減傾向値が予め定めた値より減少傾向を示すものである場合に、前記特定した速度クラスに対応した画像シンボルから、1クラス下げた速度クラスに対応した画像シンボルを特定し、前記表示部に前記特定した画像シンボルを表示させることとする。このような構成により、移動通信端末の表示部に、伝送速度の変化の傾向を踏まえた伝送速度の速度クラスに対応した画像シンボル表示を行うことができる。そのため、特に長時間を費やす大容量のデータを受信するユーザに対して、データの受信を行うか否かについての適切な判断材料を提供することができ、ユーザの満足度を向上させることができる。
【0019】
また、上記課題を解決するため、本発明の第2の態様は、移動通信基地局が伝送速度を決定することとし、決定した伝送速度を通知する信号を移動通信端末に送信する。そして、移動通信端末は伝送速度を通知する信号を受信して伝送速度を通知する信号に関連付けられている表示シンボルを、当該移動通信端末の表示装置に表示させる。
【0020】
例えば、本発明の第2の態様の移動通信システムは、上記の第1の態様の移動通信システムと同様に、移動通信端末と、移動通信基地局と、を備えて構成される。
【0021】
移動通信端末は、前記移動通信基地局からの伝送速度を指定するデータを含む信号を受信する受信部と、前記受信部が受信した信号に含まれている前記伝送速度を指定するデータから、予め定めた規則にしたがって伝送速度に関連付けられた画像シンボルを特定するシンボル決定部と、前記シンボル決定部が特定した画像シンボルを表示する表示部と、を有する。
【0022】
移動通信基地局は、前記移動通信端末宛てに、伝送速度を指定するデータを含む信号を送信する通信処理部を有する。
【0023】
このように、本発明の第2の態様は、移動通信基地局で決定した伝送速度を、移動通信端末に伝送速度に関するシンボルとして表示させることができる。そのため、移動通信基地局側で、例えばネットワークのトラフィックを考慮した伝送速度を決定し、それを移動通信端末に表示することで、ユーザに対し、データ通信を抑制、又は、喚起させることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
【0025】
先ず、本発明の第1の実施形態について説明する。
【0026】
図1は、本発明の第1実施形態が適用された移動通信システムの概略図である。
【0027】
図示するように、本実施形態の移動通信システムは、移動端末100a、100b、100c、100d(以下、単に「移動端末100」とも呼ぶ)と、無線基地局200と、無線移動交換局300と、を備えて構成される。
【0028】
ここで、移動端末100は、無線基地局200と無線によるデータ通信を行うもので、さらに、単位時間に運ぶデータ量を示す伝送速度に関するデータを表示する機能を有する。
【0029】
図2に、移動端末100の機能構成を示す。
【0030】
図示するように、移動端末100は、シンボル表示部110と、シンボル決定部120と、信号処理部130と、送受信部140と、ユーザインタフェース部150と、記憶部160と、アンテナ170と、を備えている。
【0031】
シンボル表示部110は、伝送速度に関連付けたシンボル、通信データのコンテンツその他のデータを表示する。
【0032】
記憶部160は、移動端末100を動作させるプログラムと、伝送速度に関するデータと表示するシンボルとを関連付けて格納しているシンボル決定テーブル600と、基地局200から送信されるパイロット信号の関するデータと基地局200に要求する伝送速度のデータとを関連付けて格納している伝送速度決定テーブル650とを記憶している。このシンボル決定テーブル600と、伝送速度決定テーブル650のデータ構造の詳細については後述する。
【0033】
送受信部140は、伝送速度を決定するためのパイロット信号を受信する。また、送受信部140は、無線基地局200に対して伝送速度の要求データを送信する。さらに、送受信部140は、無線基地局200との間でデータ通信を行う。
【0034】
信号処理部130は、送受信部140が受信したパイロット信号を受付けて、パイロット信号から伝送速度に関するデータを測定して、該測定した伝送速度に関するデータをシンボル決定部120に送信する。また、信号処理部130は、後述する伝送速度要求データをシンボル決定部120から受信して、該伝送速度要求データを、送受信部140に無線基地局200宛てに送信させる。
【0035】
シンボル決定部120は、信号処理部130が、測定した伝送速度に関するデータと、記憶部160に格納されている伝送速度決定テーブル650のデータとに基づいて伝送速度要求値を決定し、決定した伝送速度要求値を、信号処理部130に送信する。さらに、シンボル決定部120は、信号処理部130が測定した前記の伝送速度に関するデータと、記憶部160に記憶されているシンボル決定テーブル600に格納されたデータとに基づいて、シンボル表示部110に表示させるシンボルを決定して、当該決定したシンボルを表示部110に表示させる。
【0036】
このように、本実施形態の移動端末100は、移動端末100側で受信する伝送速度を決定することができる。また、その決定した伝送速度と関連付けられたシンボルを移動端末100がデータ送信する前に、シンボル表示部110に表示させることができる。
【0037】
移動端末100には、例えば、携帯電話機や、移動通信機能を備えた、あるいは携帯電話機等を接続可能に構成されたPDA(Personal Digital(Data) Assistants)や、カーナビゲーション端末装置を用いることができる。
【0038】
無線基地局200は、移動端末100を移動交換局300に中継する。
【0039】
図3に、無線基地局200の機能構成を示す。
【0040】
図示するように、無線基地局200は、各移動端末100の伝送速度に関するデータを測定する計測部210と、移動端末100とデータ通信を行う通信処理部220と、無線基地局200内の各種制御を行う制御部230と、伝送速度に関するデータや回線効率等の統計処理を行う統計処理部240と、通信データと無線基地局200を動作させるプログラムとを記憶する記憶部250と、移動交換局300と接続するためのインタフェース部(以下「INF部」という)260と、アンテナ270と、を備えている。
【0041】
通信処理部220は、パイロット信号を移動端末100に送信する。また、移動端末100の送受信部140から送信される移動端末100の伝送速度の要求データを受信する。
【0042】
計測部210は、通信処理部220が受信した受信データから伝送速度の要求値を計測する。
【0043】
制御部230は、計測部210が計測した伝送速度の要求値から伝送速度を決定する。また、制御部230は、移動端末100の要求に応じて、決定した伝送速度で移動端末100に対して要求されたデータの送信を、通信処理部220に行わせる。
【0044】
無線基地局200には、例えば、移動端末100と接続する無線通信機能、および、移動交換局300と接続する通信機能を備えたコンピュータシステムを用いることができる。
【0045】
移動交換局300は、移動通信の回線交換を行なう。また、移動交換局300は、ルータ310を備えている。ルータ310は、移動端末100を、他の移動通信網や有線網などの他のネットワーク400に接続する。これにより、移動端末100および他のネットワーク400との間でデータ中継が行なわれる。
【0046】
次に、本実施形態の移動通信システムの、移動端末100および基地局間のデータ伝送速度の決定動作について、データ通信にHDR(Hight Data Rate)システムを適用した場合を例に取り説明する。
【0047】
図4は、データ通信にHDRシステムを適用した場合における第1実施形態の移動通信システムの伝送速度決定シーケンスを説明するための図である。
【0048】
無線基地局200において、通信処理部220は、各移動端末100に対してパイロット信号を送信する(S701)。
【0049】
各移動端末100において、送受信部140は、パイロット信号を受信し、該パイロット信号を信号処理部130に送信する(S702)。これを受けて、信号処理部130は、パイロット信号の搬送波対干渉雑音電力比(C/I:Carrier to Interference Power Ratio)値を測定する(S703)。その後、信号処理部130は、決定したC/I値のデータをシンボル決定部120に送信する(S704)。
【0050】
シンボル決定部120は、信号処理部130よりC/I値のデータを受け取ると、記憶部160に格納されている、後述する伝送速度決定テーブル650のデータを参照して、C/I値に対応する伝送速度に関する数値であるDRC(Data Rate Control)値を決定する(S705)。そして、該決定したDRC値のデータを信号処理部130に送信する(S706)。
【0051】
信号処理部130は、シンボル決定部120より受け取ったDRC値のデータを送受信部140に送る(S707)。送信部140は、無線基地局200にDRC値のデータを送信する(S708)。
【0052】
無線基地局200において、通信処理部220は、無線基地局200宛てのDRC値のデータを受け取ると、これを計測部210に渡す。計測部210は、通信処理部220より受け取ったDRC値のデータから伝送速度の要求値を計測する。そして、制御部230は、計測したDRC要求レートの伝送速度で移動端末100にデータを送信する。(S709)。
【0053】
図5は、移動端末100の記憶部160に記憶される伝送速度決定テーブル650のデータ構造の一例を模擬的に示している。
【0054】
図示するように、伝送速度決定テーブル650は、伝送速度(kbps)を登録するエントリ651と、DRC値を登録するエントリ652と、C/I(dB)値を登録するエントリ653とを備えている。ここで、伝送速度決定テーブル650の各データは、移動端末100の提供者が予め格納しておくこととする。
【0055】
例えば、C/I値「−12.5(dB)」、伝送速度「38.4(kbps)」およびDRC値「0×1」を、互いに対応付けて、エントリ653、エントリ651およびエントリ652に予め格納しておく。なお、本例で示した伝送速度決定テーブル650は、実際には、さらに細かい区分で各エントリにデータが格納されている。
【0056】
例えば、シンボル決定部120は、信号処理部130から受信したC/I値が「−12.5(dB)」の場合には、伝送速度決定テーブル650を参照して、エントリ653からC/I値「−12.5(dB)」を特定する。そして、このC/I値「−12.5(dB)」に対応付けられてエントリ652に登録されているDRC値「0×1」を選択し、このデータを信号処理部130に送信する。
【0057】
信号処理部130は、送受信部140を介して無線基地局200にDRC値「0×1」のデータを送信する。無線基地局200は要求されたDRC値の「0×1」に対応する伝送レート「38.4(kbps)」で、移動端末100に対してデータの送信を行う。このように、移動端末100が、予め伝送速度決定テーブル650を有しているため、移動端末100側において要求する伝送速度を決定でき、要求する伝送速度で無線基地局200からデータを受信することができる。
【0058】
なお、図5の伝送速度決定テーブル650は、データ通信にHDRシステムが適用されることを前提としている。また、以下においても、データ通信にHDRシステムが適用されることを前提として説明する。しかし、本実施形態は、これに限定されない。無線によるデータ通信が行える通信システムであればいい。
【0059】
図6は、移動端末100の記憶部160に記憶されるシンボル決定テーブル600のデータ構造の一例を模擬的に示している。
【0060】
図示するように、シンボル決定テーブル600は、指定クラステーブル601と、デフォルトテーブル610と、ユーザ定義テーブル620と、シンボル定義テーブル630と、を有する。
【0061】
シンボル定義テーブル630には、シンボルの種別(「デフォルト」、「ユーザ設定(1)」、「ユーザ設定(2)」、「ユーザ設定(3)」、「ユーザ設定(4)」、「ユーザ設定(5)」)毎に、移動端末100の表示させる伝送速度を表すシンボルが登録されている(631〜636)。
【0062】
デフォルトテーブル610は、速度クラスを登録するエントリ611と、伝送速度を登録するエントリ612と、シンボル種別を登録するエントリ613と、を備えている。ここで、デフォルトテーブル610の各データは、移動端末100の提供者が予め格納しておくこととする。
【0063】
エントリ611に登録される速度クラスは、伝送速度を速度別にクラス分けしたものである。ここでは、4つの速度クラスに分けている。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく複数の速度クラスに分けて構成されていればよい。エントリ612に登録される伝送速度は、4つに分けた速度クラス611各々に伝送速度を対応付け(分類)したものである。そして、エントリ613に登録されるシンボルは、移動端末100のシンボル表示部110に表示させるシンボルの種類を定義したものである。
【0064】
例えば、図6に示すデフォルトデーブル610には、速度クラス「1」には伝送速度「2.4〜2.0(Mbps)」が、速度クラス「2」には伝送速度「2.0〜1.0(Mbps)」が、速度クラス「3」には伝送速度「1.0〜0.5(Mbps)」が、そして、速度クラス「4」には伝送速度「〜0.5(Mbps)」が格納されている。また、シンボル種別として、シンボル定義テーブル630に格納されているシンボル種別「デフォルト」が格納されている。
【0065】
ユーザ定義テーブル620は、デフォルトテーブル610と同様に、速度クラスを登録するエントリ621と、伝送速度を登録するエントリ622と、シンボル種別を登録するエントリ623とを備えている。ユーザ定義テーブル620は、移動端末100のシンボル表示部110に、上記のデフォルトの伝送速度表示のシンボルと異なるシンボル表示させる場合に用いられるものである。
【0066】
例えば、図6に示すユーザ定義テーブル620には、速度クラス「1」には伝送速度「2.4〜1.5(Mbps)」が、速度クラス「2」には伝送速度「1.5〜0.8(Mbps)」が、速度クラス「3」には伝送速度「0.8〜0.1(Mbps)」が、そして、速度クラス「4」には伝送速度「〜0.1(Mbps)」が格納されている。また、シンボル種別として、シンボル定義テーブル630に格納されているシンボル種別「ユーザ設定(1)」が格納されている。なお、ユーザ定義テーブル620のシンボル種別を登録するエントリ623には、シンボル定義テーブル630に格納されているその他のシンボル種別を格納させことができる。
【0067】
このように、ユーザが伝送速度のシンボル表示の速度クラスの分類を自由に変更できることとしているため、ユーザは自己の通信するデータの傾向に応じた伝送速度の速度クラスでシンボルを表示させることができる。また、ユーザは自分の好みのシンボルを表示することができる。なお、移動端末100が行う伝送速度に関するシンボル表示の処理の流れは後段で詳細に説明する。
【0068】
指定クラステーブル601は、移動端末100が表示するシンボル表示の態様を指定する識別子を格納したものである。指定クラステーブル601には、この例では、「0:デフォルト」の識別子、「1:ユーザ指定(速度)」の識別子、「2:ユーザ指定(シンボル)」の識別子、「4:ユーザ指定(速度およびシンボル)」の識別子、のいずれかが格納されるようにしている。
【0069】
例えば、速度クラスの決定および表示に使用するシンボルの決定の両方に、デフォルトテーブル610に登録されているものを用いる場合、指定クラステーブル601には、「0:デフォルト」が格納される。この場合、シンボル決定部120は、指定クラステーブル601の「0:デフォルト」から、速度クラスおよびシンボルの決定の参照テーブルとして、デフォルトテーブル610を選択する。
【0070】
また、例えば、速度クラスの決定にデフォルトテーブル610に登録されているものを用い、表示に使用するシンボルの決定にユーザ定義テーブル620に登録されているものを用いる場合、指定クラステーブル601には、「2:ユーザ指定(シンボル)」が格納される。この場合、シンボル決定部120は、指定クラステーブル601の「2:ユーザ指定(シンボル)」から、速度クラスおよびシンボルの決定の参照テーブルとして、それぞれ、デフォルトテーブル610およびユーザ定義テーブル620を選択する。
【0071】
その後、シンボル決定部120は、シンボル種別の参照テーブルに登録されているシンボル種別に対応付けられてシンボル定義テーブル630に登録されているシンボルデータと、伝送速度の参照テーブルに登録されている伝送速度に対応する速度クラスとを決定する。
【0072】
次に、本実施形態の移動通信システムの、移動端末100による伝送速度に応じたシンボル表示動作について説明する。
【0073】
図7は、第1実施形態の移動通信システムの、移動端末100による伝送速度に応じたシンボル表示動作シーケンスを説明するための図である。なお、図7において、図4に示すフローと同じ処理に対しては同じ符号を付している。
【0074】
最初に、移動端末100の記憶部160の指定クラステーブル601に、伝送速度およびシンボルの両方に、デフォルトテーブル610に登録されているものを用いることを示す「0:デフォルト」が登録されている場合について説明する。
【0075】
まず、図4で示したS701〜S703と同じフローが図7においても行われる。これにより、信号処理部130により、該パイロット信号のC/I値が測定される。このC/I値の測定は、例えば1秒間に600回行われる。そして、信号処理部130は、測定したC/I値の統計処理を行い、DRC値の引数とするためのC/I値を決定する(S710)。ここで、本発明においては、上記の統計処理の方法はどのようなものでもよい。例えば、測定したC/I値に対して、予め定めた単位時間当たりの平均値を算出して、該平均値を伝送速度の決定の引数の値としてもよい。その後、信号処理部130は、決定したC/I値を予め定めたタイミングでシンボル決定部120に送信し、DRC値の要求を行う(S704)。
【0076】
シンボル決定部120は、信号処理部130から送信されたC/I値と、記憶部160に格納されている伝送速度決定テーブル650とに基づいてDRC値を決定する(S705)。そして、決定したDRC値を信号処理部130に送信する(S706)。
【0077】
信号処理部130は、シンボル決定部120よりDRC値を受信したら、シンボル要求指示をシンボル決定部120に行う(S711)。その後、シンボル表示の処理は、シンボル決定部120で行われる。
【0078】
シンボル決定部120は、指定クラステーブル601に定義されているクラスに基づいて指定クラスの判定を行い(S712)、参照するテーブルを決定する(S713)。ここでは、指定クラスは「0:デフォルト」に設定されているため、参照するテーブルとして、デフォルトテーブル610が選定される。
【0079】
例えば、上記で決定したDRC値に対応する伝送速度の値が「1.5Mbps」である場合は、当該伝送速度値の「1.5Mbps」と、デフォルトテーブル610とから、速度クラス「2」を決定する。また、デフォルトテーブル610のシンボル種別「デフォルト」と、シンボル定義テーブル630とから、表示させるシンボルを決定する(S714)。
【0080】
シンボル決定部120は、当該決定したシンボルを、当該決定した速度クラスに応じた表示態様で表示するように、シンボル表示部110に指示する(S715、S716)。シンボル表示部110は、該指示にしたがい、シンボル表示を行う(S717)。
【0081】
図8は、シンボル表示部110が表示するシンボル表示画面の一例を示したものである。ここでは、速度クラスが「1」の場合に、シンボルを3つ表示し、速度クラスが「2」の場合にシンボルを2つ表示し、速度クラスが「3」の場合にシンボルを1つ表示し、速度クラスが「4」の場合にシンボルを表示しないこととしている。例えば、シンボル表示部110が、シンボル決定部120から「速度クラス:2、シンボル:デフォルト」の表示指示を受けた場合は、表示画面510に示すように、シンボル種別「デフォルト」に対応する「バケツ」のデザインのシンボルを2つ表示させる。
【0082】
次に、移動端末100の記憶部160の指定クラステーブル601に、伝送速度はユーザ定義テーブル620に登録されているものを用い、シンボルはデフォルトテーブル610に登録されているものを用いることを示す「1:ユーザ指定(速度)」が登録されている場合について図7を用いて説明する。
【0083】
図7において、信号処理部130がシンボル決定部120にシンボル要求の指示をするところまでは、指定クラステーブル601に「0:デフォルト」が登録されている場合と同じである(S701〜S711)。ここで、シンボル決定部120が決定したDRC値に対応した伝送速度の値が「1.5Mbps」であるとする。
【0084】
さて、シンボル決定部120は、指定クラステーブル601に定義されているクラスに基づいて指定クラスの判定を行い(S712)、参照するテーブルを決定する(S713)。ここでは、指定クラスは「1:ユーザ指定(速度)」に設定されているため、参照するテーブルとして、速度クラスの決定についてユーザ定義テーブル620が選択され、表示するシンボルの決定についてはデフォルトテーブル610が選定される。
【0085】
シンボル決定部120は、ユーザ定義テーブル620の速度クラス、および、伝送速度の関係に基づいて、速度クラスを決定する。また、デフォルトテーブル610のシンボル種別「デフォルト」に基づいて、シンボル定義テーブル630から表示に使用するシンボルを決定する(S714)。
【0086】
ここでは、DRC値に対応する伝送速度が「1.5Mbps」であるため、シンボル決定部120は、図6のユーザ定義テーブル620において、伝送速度「1.5Mbps」に対応する速度クラス「1」を選定し、デフォルトテーブル610のシンボル種別「デフォルト」に対応するシンボルを、シンボル定義テーブル630から決定する。
【0087】
その後、シンボル決定部120は、当該決定したシンボルを、当該決定した速度クラスに応じた表示態様で表示するように、シンボル表示部110に指示する(S715、S716)。シンボル表示部110は、該指示にしたがい、シンボル表示を行う(S717)。
【0088】
図9は、シンボル表示部110が表示するシンボル表示画面の一例を示したものである。ここでは、速度クラスの決定にユーザ定義テーブル620が適用されるため、伝送速度「1.5Mbps」に対応する速度クラスとして、速度クラス「1」が選定される(デフォルトテーブル610が適用された場合は速度クラス「2」となる)。このため、シンボル表示部110は、表示画面520に示すように、シンボル種別「デフォルト」に対応する「バケツ」のデザインのシンボルを3つ表示させる。
【0089】
次に、移動端末100の記憶部160の指定クラステーブル601に、伝送速度はデフォルトテーブル610に登録されているものを用い、シンボルはユーザ定義テーブル620に登録されているものを用いることを示す「2:ユーザ指定(シンボル)」が登録されている場合について図7を用いて説明する。
【0090】
図7において、信号処理部130がシンボル決定部120にシンボル要求の指示をするところまでは、指定クラステーブル601に「0:デフォルト」が登録されている場合と同じである(S701〜S711)。ここで、シンボル決定部120が決定したDRC値に対応した伝送速度の値が「1.5Mbps」であるとする。
【0091】
さて、シンボル決定部120は、指定クラステーブル601に定義されているクラスに基づいて指定クラスの判定を行い(S712)、参照するテーブルを決定する(S713)。ここでは、指定クラスは「2:ユーザ指定(シンボル)」に設定されているため、参照するテーブルとして、速度クラスの決定についてデフォルトテーブル610が選択され、表示するシンボルの決定についてはユーザ定義テーブル620が選定される。
【0092】
シンボル決定部120は、デフォルトテーブル610の速度クラス、および、伝送速度の関係に基づいて、速度クラスを決定する。また、ユーザ定義テーブル620のシンボル種別「ユーザ(1)」に基づいて、シンボル定義テーブル630から表示に使用するシンボルを決定する(S714)。
【0093】
ここでは、DRC値に対応する伝送速度が「1.5Mbps」であるため、シンボル決定部120は、図6のデフォルトテーブル610において、伝送速度「1.5Mbps」に対応する速度クラス「2」を選定し、ユーザ定義テーブル620のシンボル種別「ユーザ(1)」に対応するシンボルを、シンボル定義テーブル630から決定する。
【0094】
その後、シンボル決定部120は、当該決定したシンボルを、当該決定した速度クラスに応じた表示態様で表示するように、シンボル表示部110に指示する(S715、S716)。シンボル表示部110は、該指示にしたがい、シンボル表示を行う(S717)。
【0095】
図10は、シンボル表示部110が表示するシンボル表示画面の一例を示したものである。ここでは、速度クラスの決定にデフォルトテーブル610が適用されるため、伝送速度「1.5Mbps」に対応する速度クラスとして、速度クラス「2」が選定される。このため、シンボル表示部110は、表示画面530に示すように、シンボル種別「ユーザ(1)」に対応する「ハート」のデザインのシンボルを2つ表示させる。
【0096】
次に、移動端末100の記憶部160の指定クラステーブル601に、伝送速度およびシンボルの両方にユーザ定義テーブル620に登録されているものを用いることを示す「3:ユーザ指定(速度およびシンボル)」が登録されている場合について図7を用いて説明する。
【0097】
図7において、信号処理部130がシンボル決定部120にシンボル要求の指示をするところまでは、指定クラステーブル601に「0:デフォルト」が登録されている場合と同じである(S701〜S711)。ここで、シンボル決定部120が決定したDRC値に対応した伝送速度の値が「1.5Mbps」であるとする。
【0098】
さて、シンボル決定部120は、指定クラステーブル601に定義されているクラスに基づいて指定クラスの判定を行い(S712)、参照するテーブルを決定する(S713)。ここでは、指定クラスは「3:ユーザ指定(速度およびシンボル)」に設定されているため、参照するテーブルとして、ユーザ定義テーブル620が選定される。
【0099】
シンボル決定部120は、ユーザ定義テーブル620の速度クラスおよび伝送速度の関係に基づいて、速度クラスを決定する。また、ユーザ定義テーブル620のシンボル種別「ユーザ(1)」に基づいて、シンボル定義テーブル630から表示に使用するシンボルを決定する(S714)。
【0100】
ここでは、DRC値に対応する伝送速度が「1.5Mbps」であるため、シンボル決定部120は、図6のユーザ定義テーブル620において、伝送速度「1.5Mbps」に対応する速度クラス「1」を選定し、ユーザ定義テーブル620のシンボル種別「ユーザ(1)」に対応するシンボルを、シンボル定義テーブル630から決定する。
【0101】
その後、シンボル決定部120は、当該決定したシンボルを、当該決定した速度クラスに応じた表示態様で表示するように、シンボル表示部110に指示する(S715、S716)。シンボル表示部110は、該指示にしたがい、シンボル表示を行う(S717)。
【0102】
図11は、シンボル表示部110が表示するシンボル表示画面の一例を示したものである。ここでは、速度クラスの決定にユーザ定義テーブル610が適用されるため、伝送速度「1.5Mbps」に対応する速度クラスとして、速度クラス「1」が選定される。このため、シンボル表示部110は、表示画面540に示すように、シンボル種別「ユーザ(1)」に対応する「ハート」のデザインのシンボルを3つ表示させる。
【0103】
次に、本実施形態の移動通信システムの、移動端末100によるシンボル定義テーブルおよびユーザ定義テーブル登録・更新動作について説明する。
【0104】
図12は、第1実施形態の移動通信システムの、移動端末100によるシンボル定義テーブルおよびユーザ定義テーブル登録・更新動作シーケンスを説明するための図である。
【0105】
移動端末100において、ユーザインタフェース部150は、シンボル表示部110に、シンボル定義テーブル630にシンボルデータを登録・更新するためのインタフェース画面を表示して(図示せず)、ユーザから、任意の画像データを、シンボル種別と共にシンボルデータとして受付ける(S721)。ここで、ユーザインタフェース部150がユーザからの任意の画像データを受付ける方法は、どのような方法であってもよい。例えば、移動端末100が送受信部140を介してインターネットのウェブサイト上で提供されている画像シンボルデータをダウンロードして、該画像データをユーザインタフェース部150が受付けることとしてもよい。
【0106】
ユーザインタフェース部150は、シンボル決定部120に対して前記受付けた画像データを送信し、ユーザから受付けた任意画像の登録指示を行う(S722)。シンボル決定部120は、ユーザインタフェース部150からの指示を受けて記憶部160に格納されているシンボル定義テーブル630に、受付けた画像データを受付けたシンボル種別に対応付けて格納する(S723)。
【0107】
また、ユーザインタフェース部150は、シンボル表示部110が表示するシンボル種別の変更を受付けるため、シンボル表示部110にシンボル種別変更のためのインタフェース画面を表示して(図示せず)、ユーザからのシンボル種別の変更要求を受付ける(S724)。
【0108】
ユーザインタフェース部150は、シンボル決定部120に対して前記受付けたシンボル種別の変更要求のデータを送信する(S725)。シンボル決定部120は、ユーザインタフェース部150からのシンボル種別の変更要求のデータに基づいて、記憶部160に格納されている指定クラステーブル601のデータと、ユーザ定義テーブル620のシンボル種別623のデータとを更新する(S726)。
【0109】
例えば、シンボル決定テーブル600が全てデフォルトで設定されている場合において、ユーザインタフェース部150が、表示するシンボル種別をシンボル定義テーブル630に格納されているユーザ設定(1)631のシンボルに変更する要求を受けたとする。かかる場合にシンボル決定部120は、ユーザインタフェース部150からの上記のシンボル変更要求データを受けて、指定クラステーブル601のデータを、「0:デフォルト」から、「2:ユーザ指定(シンボル)」に変更し、かつ、ユーザ定義テーブル620のシンボル種別623に「ユーザ設定(1)」を格納する。
【0110】
また、ユーザインタフェース部150は、シンボル表示部110に、シンボル決定テーブル600の速度クラスの分類を変更するためのインタフェース画面を表示して(図示せず)、ユーザからの速度クラスの分類の変更を受付ける(S727)。
【0111】
ユーザインタフェース部150は、シンボル決定部120に、前記受付けた速度クラスの分類の変更要求データを送信する(S728)。シンボル決定部120は、ユーザインタフェース部150からの速度クラスの分類の変更要求データに基づいて、記憶部160に格納されている指定クラステーブル601のデータと、ユーザ定義テーブル620の伝送速度622のデータとを変更する(S729)。
【0112】
以上のように本発明の第1の実施形態によれば、移動端末100のシンボル表示部110に、伝送速度を、それが属する速度クラスに分類してシンボルで表示するため、ユーザは、データ通信に要する時間や費用等を判断してから、データ通信を行うことができる。
【0113】
また、本発明の第1の実施形態によれば、ユーザが移動端末100に表示する伝送速度のシンボルの速度クラスを自由に設定できるため、ユーザの利用する通信データに応じた適切な伝送速度表示を移動端末100に行うことができる。このような、ユーザの利用する通信データに応じた適切な伝送速度表示により、例えば、通信データとの関係において伝送速度が遅い場合に、ユーザはデータ通信を控える。このことは、ネットワークの回線効率の向上をもたらすこととなり、通信キャリア側の移動端末100のユーザに対するサービス性を向上させる。
【0114】
さらに、本発明の第1の実施形態によれば、移動端末100に表示させる伝送速度のシンボル種別をユーザが自己の好みに応じて設定できるため、ユーザの満足度を向上させることができる。
【0115】
次に本発明の第2の実施形態について説明する。
【0116】
本発明の第2の実施形態は移動端末100において、決定したC/I値についての統計処理を行い、統計処理のデータに基づいて表示させるシンボルを変更するというものである。
【0117】
本発明の第2の実施形態が適用された移動通信システムの概略は、図1に示す本発明の第1の実施形態における移動通信システムと同じである。また、無線基地局200の機能構成についても図3で示した本発明の第1の実施形態の無線基地局200の機能構成と同じである。
【0118】
移動端末100の機能構成は、図2で示した本発明の第1の実施形態とシンボル決定部120の行う処理の一部が異なる以外は同じである。なお、第2の実施形態の説明では、上記の第1の実施形態と同じ構成については、同じ符号を用いることとする。
【0119】
さて、本発明の第2の実施形態の移動通信システムの、移動端末100による伝送速度に応じたシンボル表示動作について説明する。
【0120】
図13は、第2の実施形態の移動通信システムの、移動端末100による伝送速度に応じたシンボル表示動作シーケンスを説明するための図である。
【0121】
なお、図13において、図7に示すフローと同じ処理に対しては同じ符号を付している。
【0122】
シンボル決定部120で該当するシンボルを決定するところまでは図7に示す第1の実施形態の場合と同じである(S701〜S714)。
【0123】
シンボル決定部120は、さらに、シンボル決定後、任意の間隔でDRC値の決定の基にしたC/I値の統計処理を行う(S719)。統計処理では、予め定めた時間当たりのC/I値の増減傾向値を求める。この総計処理の方法はどのようなものでもよい。予め定めた時間当たりのC/I値の増減傾向の値が求められるものであればよい。
【0124】
シンボル決定部120は、統計処理の結果のC/I値の増減傾向の値が、予め定めている値より減少傾向を示すものである場合は(S720)、表示する速度クラスを現状の速度クラスから一つ下げ(S721)、それをシンボル表示部110に指示する(S715、S716)。
【0125】
例えば、移動端末100のシンボル決定テーブル600が全てデフォルトで設定されており、シンボル表示の引数のDRC値に対応する伝送速度が「1.5Mbps」であるとする。この場合に、シンボル決定部120が上記の統計処理により速度クラスを下げる判断をしたときは(S719〜721)、デフォルトテーブル610と、伝送速度「1.5Mbps」とから特定される速度クラスを「2」から一つ下げて「3」とする。したがって、シンボル表示部110に表示されるシンボルは、図14に示すシンボル表示画面550のように、「バケツ」のシンボルが1つ表示される(速度クラスを下げる判断がされなければ、図8に示すシンボル表示画面510のようにシンボルが2つ表示される)。
【0126】
以上のように、本発明の第2の実施形態は、伝送速度の変化の傾向を踏まえた伝送速度の速度クラスのシンボル表示を行っている。そのため、特に長時間を費やす大容量のデータを受信するユーザに対して、データの受信を行うか否かについての適切な判断材料を提供することができ、ユーザの満足度を向上させることができる。
【0127】
次に本発明の第3の実施形態について説明する。本発明の第3の実施形態は移動端末100側で伝送速度に応じたシンボル表示を決定するのではなく、無線基地局200側で伝送速度を決定して、該決定した伝送速度に応じたシンボルを移動端末100が表示するものである。
【0128】
本発明の第3の実施形態が適用された移動通信システムの概略は、図1に示す本発明の第1の実施形態における移動通信システムと同じである。
【0129】
無線基地局200の機能構成は、制御部230と統計処理部240とが行う処理の一部が異なる以外は、図3で示した第1の実施形態の無線基地局200の機能構成と同じである。無線基地局200の制御部230は、通信処理部220にパイロット信号の送信を行わせる。また、制御部230は、移動端末100に対して行うデータ通信の伝送速度を決定する。さらに、制御部230は、通信処理部220に送信させるパイロット信号に前記の決定した伝送速度を示すフラグを含める。この伝送速度を示すフラグは、移動端末100の記憶部160に格納されているシンボル決定テーブルのデータに関連付けられている。
【0130】
また、本発明の第3の実施形態は制御部230が行う伝送速度の決定の方法は特に限定しない。例えば、統計処理部240が、計測部210が計測した移動端末100からの伝送速度の要求データに対して任意に統計処理をし、その結果に基づいて伝送速度を決定することとしてもよい。また、ネットワークのトラフィックの状態や、無線基地局200側の何らかの事情によりユーザの使用を抑制、喚起したい場合に制御部230が伝送速度を決定することとしてもよい。また、通信キャリア側がユーザに対して複数種類の通信サービスを提供することとして、無線基地局200側において、ユーザとの通信契約に応じた伝送速度を決定することとしてもよい。
【0131】
移動端末100の機能構成は、図2に示す第1の実施形態と、信号処理部130の行う処理の一部と、シンボル決定部120の行う処理の一部とが異なる以外は同じである。なお、第3の実施形態の説明では、上記の第1の実施形態と同じ構成については、同じ符号を用いることとする。
【0132】
ここで、移動端末100の記憶部160に格納されているシンボル決定テーブルについて説明する。図15は、本発明の第3の実施形態のシンボル決定テーブル640のデータ構造の一例を模擬的に示したものである。
【0133】
図示するように、シンボル決定テーブル640は、項番を登録するエントリ641と、シンボル種別を登録するエントリ642とを備えている。ここで、シンボル決定テーブル640の各データは、移動端末100の提供者が予め格納しておくものとする。例えば、シンボル決定テーブル640には、項番別(「1」、「2」、「3」)毎に、移動端末100に表示させる伝送速度を表すシンボルが互いに対応付けて格納されている。本例のシンボル種別を登録するエントリ642には、「大容量データの通信に最適な伝送速度を表すシンボル643」と、「電子メールの通信に最適な伝送速度を表すシンボル644」と、「非常に伝送速度が遅いことを表すシンボル645」と、が格納されている。
【0134】
図16は、第3の実施形態の移動通信システムの、移動端末100による伝送速度に応じたシンボル表示動作シーケンスを説明するための図である。
【0135】
なお、図16では、図7に示すフローと同じ処理に対しては同じ符号を付している。
【0136】
無線基地局200の通信処理部220はパイロット信号を送信する(S701)。このパイロット信号の任意の場所には、上述の通り、移動端末100のシンボル決定テーブル640に格納されているデータと関連付けられている伝送速度を示すフラグデータが含まれている。
【0137】
移動端末100のシンボル決定部120が信号処理部130にDRC値の回答する処理については、図7に示す第1の実施形態と同じである(S702〜S706)。信号処理部130は、これらの処理に加えて、パイロット信号に含まれるシンボル決定テーブル640に格納されているデータと関連付けられているフラグデータを読み出して(S718)、該フラグデータをシンボル決定部120に送信し、シンボル要求指示を行う(S711)。
【0138】
シンボル要求指示を受けたシンボル決定部120は、上記フラグデータと、シンボル決定テーブル640のデータとに基づいてシンボルを決定し(S719)、シンボル表示部110にシンボル表示の指示を行う(S716)。シンボル表示部110は、シンボル決定部120の指示にしたがって、伝送速度に基づいたシンボル表示を行う(S716)。
【0139】
図17は、本発明の第3の実施形態における移動端末100のシンボル表示画面を例示したものである。本例は、無線基地局200が送信するパイロット信号に、「電子メールの通信に最適な伝送速度」を示すフラグデータが含まれていた場合を示している。シンボル決定部120は、上記フラグデータと、図15に示したシンボル決定テーブル640とから、表示するシンボルを決定し、シンボル表示部110にシンボル表示画面560に示すように、「電子メールの通信に最適な伝送速度を表した手紙644」のデザインのシンボルを表示させる。
【0140】
以上のように、本発明の第3の実施形態によれば、無線基地局200側で決定した伝送速度を、移動端末100側に伝送速度に関するシンボルとして表示させることができる。そのため、無線基地局200側で、例えばネットワークのトラフィックを考慮した伝送速度を決定し、それを移動端末100に表示することで、ユーザに対し、データ通信を抑制、又は、喚起させることができる。
【0141】
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。第4の実施形態は、第1の実施形態が伝送速度の速度クラスをシンボルの数でクラス分けして表示していたのに対して、シンボルの種別でクラス分けして表示するものである。
【0142】
本発明の第4の実施形態は、移動端末100の記憶部160に記憶されるシンボル決定テーブルのデータ構造が異なる以外は、本発明の第1の実施形態と同じである。なお、第4の実施形態の説明では、上記の第1の実施形態と同じ構成については、同じ符号を用いることとする。
【0143】
図18は本発明の第4の実施形態の移動端末100の記憶部160に記憶されるシンボル決定テーブル800のデータ構造の一例を模擬的の示したものである。
【0144】
図示するように、シンボル決定テーブル800は、指定クラステーブル801と、デフォルトテーブル810と、ユーザ定義テーブル820と、を有する。
【0145】
デフォルトテーブル810は、速度クラスを登録するエントリ811と、伝送速度を登録するエントリ812と、シンボル種別を登録するエントリ813と、を備えている。ここでデフォルトテーブル810の各データは、移動端末100の提供者が予め格納しておくこととする。エントリ811に登録される速度クラスは、伝送速度を速度別にクラス分けしたものである。ここでは、3つの速度クラスに分けているが、本発明は特にこれに限定されるものではなく、複数の速度クラスに分けて構成されていればよい。エントリ812に登録される伝送速度は、3つに分けた速度クラス811各々に伝送速度を対応付け(分類)したものである。そして、エントリ813に登録されるシンボルは、移動端末100のシンボル表示部110に表示させるシンボルの種類を定義したものである。
【0146】
例えば、図18に示すデフォルトテーブル810には、速度クラスが「1」には、伝送速度に「2.4〜2.0(Mbps)」、シンボル種別に「大容量データの通信に最適な伝送速度を表すシンボル814」が格納されている。また、速度クラスが「2」には、伝送速度に「2.0〜0.5(Mbps)」、シンボル種別に「電子メールの通信に最適な伝送速度を表すシンボル815」が格納されている。また、速度クラスが「3」には、伝送速度に「〜0.5(Mbps)」、シンボル種別に「非常に伝送速度が遅いことを表すシンボル816」が格納されている。
【0147】
ユーザ定義テーブル820は、デフォルト定義テーブル810と同様に、速度クラスを登録するエントリ821と、伝送速度を登録するエントリ822と、シンボル種別を登録するエントリ823とを備えている。ユーザ定義テーブル820は、移動端末100のシンボル表示部110に、上記デフォルトの伝送速度のシンボルと異なるシンボル表示させる場合に用いられるものである。
【0148】
例えば、図18に示すユーザ定義テーブル820には、速度クラス821が「1」には、伝送速度822に「2.4〜1.5(Mbps)」、シンボル種別823に「画像データの通信に最適な速度クラスを示すカメラ(写真)のシンボル824」が格納されている。また、速度クラス821が「2」には、伝送速度822に「1.5〜0.1(Mbps)」、シンボル種別823に「メール(手紙)のシンボル825」が格納されている。速度クラス821が「3」には、伝送速度822に「〜0.1(Mbps)」、シンボル種別823に「非常に伝送速度が遅いことを表すシンボル826が格納されている。
【0149】
指定クラステーブル801のデータ構造は、第1の実施形態において示した指定クラステーブル601と同じである。
【0150】
続いて、本発明の第4の実施形態の移動通信システムの、移動端末100による伝送速度に応じたシンボル表示動作について図7と、図18とを用いて説明する。ここでは、シンボル決定テーブル800が、全てデフォルトで設定されており、かつ、シンボル決定部120が用いるシンボル表示の引数のDRC値に対応する伝送速度が「1.5Mbps」であるとする。
【0151】
シンボル決定部120にて指定クラスを判定するところまでは第1の実施形態と同じである(S701〜712)。シンボル決定部120は参照するテーブルとして、デフォルトテーブル810を選定する(S713)。また、シンボル決定部120は、デフォルトテーブル810と、シンボル表示の引数のDRC値に対応する伝送速度の「1.5Mbps」とに基づいて、表示するデータを決定し(S714)、シンボル表示部110にシンボル表示の指示を行う(S715,S716)。
【0152】
本例においては、シンボル表示部110には、図17に示すように、伝送速度「1.5Mbps」に対応する速度クラス「2」の「手紙(メール)」のシンボルが表示される(S717)。なお、伝送速度と、表示シンボルとをユーザ側にて設定した場合は、シンボル決定部120は参照するテーブルとして、ユーザ定義テーブル820を選定する(S713)。
【0153】
以上のように、本発明の第4の実施形態によれば、移動端末100において、伝送速度の速度クラスのシンボル表示をシンボルの種類で行うため、ユーザは、通信するのに最適な伝送速度を、シンボル種別により一見して把握できる。また、本発明の第4の実施形態によれば、ユーザが移動端末100に表示する伝送速度のシンボルの速度クラスの分類を自由に設定して、それに対応する速度表示をシンボルの種別で行なえるため、ユーザの利用する通信データに応じた適切な伝送速度表示を移動端末100に行うことができる。
【0154】
なお、本発明は以上で説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形が可能である。例えば、図1に示すように無線基地局200に移動交換局300が接続されるのではなく、無線基地局200と直接他のネットワークが接続される構成としともよい。
【0155】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、移動通信システムにおいて、ユーザが行う通信データの種類に応じた伝送速度に関連付けたシンボル表示ができる。また、本発明によれば、基地局側で決定した伝送速度に関連付けたシンボル表示ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態が適用された移動通信システムの概略図である。
【図2】本発明の第1実施形態が適用された移動端末100の機能構成を示す図である。
【図3】本発明の第1実施形態が適用された無線基地局200の機能構成を示す図である。
【図4】データ通信にHDRシステムを適用した場合における第1実施形態の移動通信システムの伝送速度決定シーケンスを説明するための図である。
【図5】本発明を適用した移動端末100の伝送速度決定テーブル650のデータ構造の一例を模擬的に示した図である。
【図6】本発明の第1の実施形態を適用した移動端末100のシンボル決定テーブル600のデータ構造の一例を模擬的に示した図である。
【図7】第1実施形態の移動通信システムの、移動端末100による伝送速度に応じたシンボル表示動作シーケンスを説明するための図である。
【図8】本発明の第1の実施形態が適用された移動端末100のシンボル表示部110が表示するシンボル表示画面の一例を示したものである。
【図9】本発明の第1の実施形態が適用された移動端末100のシンボル表示部110が表示するシンボル表示画面の一例を示したものである。
【図10】本発明の第1の実施形態が適用された移動端末100のシンボル表示部110が表示するシンボル表示画面の一例を示したものである。
【図11】本発明の第1の実施形態が適用された移動端末100のシンボル表示部110が表示するシンボル表示画面の一例を示したものである。
【図12】本発明の第1の実施形態の移動通信システムの、移動端末100によるシンボル定義テーブルおよびユーザ定義テーブル登録・更新動作シーケンスを説明するための図である。
【図13】本発明の第2の実施形態の移動通信システムの、移動端末100による伝送速度に応じたシンボル表示動作シーケンスを説明するための図である。
【図14】本発明の第2の実施形態が適用された移動端末100のシンボル表示部110が表示するシンボル表示画面の一例を示したものである。
【図15】第3の実施形態において、記憶部160に格納されるシンボル決定テーブル640のデータ構造の一例を模擬的に示したものである。
【図16】第3の実施形態の移動通信システムの、移動端末100による伝送速度に応じたシンボル表示動作シーケンスを説明するための図である。
【図17】本発明の第3の実施形態が適用された移動端末100のシンボル表示部110が表示するシンボル表示画面の一例を示したものである。
【図18】第4の実施形態の移動端末100の記憶部160に記憶されるシンボル決定テーブル800のデータ構造の一例を模擬的の示したものである。
【符号の説明】
100a,b,c,d…移動端末、110…シンボル表示部、120…シンボル決定部、130…信号処理部、140…送受信部、150…ユーザインタフェース部、160…記憶部、170…アンテナ、200…無線基地局、210…計測部、220…通信処理部、230…制御部、240…統計処理部、250…記憶部、260…インタフェース部、270…アンテナ、300…移動交換局、310…ルータ、400…他のネットワーク、510…シンボル表示画面例1、520…シンボル表示画面例2、530…シンボル表示画面例3、540…シンボル画面表示例4、550…シンボル画面表示例5、560…シンボル画面表示例6、600…シンボル決定テーブル、601…指定クラステーブル、610…デフォルトテーブル、611…速度クラス、612…伝送速度、613…シンボル種別、620…ユーザ定義テーブル、621…速度クラス、622…伝送速度、623…シンボル種別、630…シンボル定義テーブル、631…デフォルト、632…ユーザ設定(1)、633…ユーザ設定(2)、634…ユーザ設定(3)、635…ユーザ設定(4)、636…ユーザ設定(5)、640…シンボル決定テーブル、641…項番、642…シンボル種別、643…大容量通信可能な速度クラスのシンボル、644…電子メールの送受信の最適な速度クラスのシンボル、645…伝送速度が非常に低いことを示す速度クラスのシンボル、650…伝送速度決定テーブル、651…伝送速度、652…DRC値、653…C/I値、800…シンボル決定テーブル、801…指定クラステーブル、810…デフォルトテーブル、811…速度クラス、812…伝送速度、813…シンボル種別、814…大容量通信可能な速度クラスのシンボル、815…電子メールの送受信の最適な速度クラスのシンボル、816…伝送速度が非常に低いことを示す速度クラスのシンボル、820…ユーザ定義テーブル、821…速度クラス、822…伝送速度、823…シンボル種別、824…画像データの送受信の最適な速度クラスのシンボル、825…電子メールの送受信の最適な速度クラスのシンボル、826…伝送速度が非常に低いことを示す速度クラスのシンボル。

Claims (9)

  1. 移動通信基地局を介して移動通信を行なう移動通信端末において、
    前記移動通信基地局からの伝送速度を計測するための信号を受信する受信部と、
    前記受信部が受信した信号から前記伝送速度に関するデータを計測する信号処理部と、
    前記信号処理部が計測したデータから予め定めた規則にしたがって、伝送速度を特定し、該特定した伝送速度を速度クラスに分類し、さらに、該分類した速度クラスに予め対応付けられている画像シンボルを特定するシンボル決定部と、
    前記シンボル決定部が特定した画像シンボルを表示する表示部と、
    を有すること
    を特徴とする移動通信端末。
  2. 請求項1に記載の移動通信端末において、
    前記速度クラスと、前記伝送速度の範囲と、前記画像シンボルとを予め関連付けて格納しているシンボル決定テーブルを記憶する記憶部を有し、
    前記シンボル決定部は、
    前記特定した伝送速度を、前記シンボル決定テーブルに格納されたデータに基づいて、前記特定した伝送速度が属する速度クラスに分類して、該分類した速度クラスに対応した画像シンボルの特定を行なうこと
    を特徴とする移動通信端末。
  3. 請求項2に記載の移動通信端末において、
    前記シンボル決定テーブルの速度クラスの登録および変更と、
    前記シンボル決定テーブルの画像シンボルの登録および変更と、を受付けるユーザインタフェース部を有すること
    を特徴とする移動通信端末。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の移動通信端末において、
    前記シンボル決定部は、
    前記信号処理部が計測した伝送速度に関するデータの増減傾向値を求める統計処理を行い、該統計処理により求めた増減傾向値が予め定めた値より減少傾向を示すものである場合に、前記特定した速度クラスに対応した画像シンボルから、1クラス下げた速度クラスに対応した画像シンボルを特定し、前記表示部に前記特定した画像シンボルを表示させること
    を特徴とする移動通信端末。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の移動通信端末と、前記移動通信端末と接続する移動通信基地局と、を備え、
    前記移動通信基地局は、
    前記移動通信端末宛てに伝送速度を計測するための信号を送信する通信処理部を有すること
    を特徴とする移動通信システム。
  6. 移動通信基地局を介して移動通信を行なう移動通信端末において、
    前記移動通信基地局からの伝送速度を指定するデータを含む信号を受信する受信部と、
    前記受信部が受信した信号に含まれている前記伝送速度を指定するデータから、予め定めた規則にしたがって伝送速度に関連付けられた画像シンボルを特定するシンボル決定部と、
    前記シンボル決定部が特定した画像シンボルを表示する表示部と、
    を有すること
    を特徴とする移動通信端末。
  7. 請求項6に記載の移動通信端末と、前記移動通信端末と接続する移動通信基地局と、を備え、
    前記移動通信基地局は、
    前記移動通信端末宛てに、伝送速度を指定するデータを含む信号を送信する通信処理部を有すること
    を特徴とする移動通信システム。
  8. 移動通信基地局を介して移動通信を行なう移動通信端末の表示画面に通信データの伝送速度を表示させる、移動通信のデータ伝送速度表示方法であって、
    移動通信基地局において、
    前記移動通信端末宛てに伝送速度を計測するための信号を送信する送信処理を実行し、
    前記移動通信端末において、
    前記送信処理により送信された伝送速度を計測するための信号を受信する受信処理を実行し、
    前記受信処理が受信した信号から前記伝送速度に関するデータを計測する信号処理を実行し、
    前記信号処理が計測したデータから予め定めた規則にしたがって、伝送速度を特定し、該特定した伝送速度について速度クラスに分類し、さらに、該分類した速度クラスに予め対応付けられた画像シンボルを特定するシンボル決定処理を実行し、
    前記シンボル決定処理が特定した画像シンボルを前記表示画面に表示する表示処理を実行すること
    を特徴とする移動通信のデータ伝送速度表示方法。
  9. 移動通信基地局を介して移動通信を行なう移動通信端末の表示画面に通信データの伝送速度を表示させる、移動通信のデータ伝送速度表示方法であって、
    移動通信基地局において、
    前記移動通信端末宛てに、伝送速度を指定するデータを含む信号を送信する送信処理を実行し、
    前記移動通信端末において、
    前記移動通信基地局からの伝送速度を計測するための信号を受信する受信処理を実行し、
    前記受信処理が受信した信号に含まれている前記伝送速度を指定するデータから、予め定めた規則にしたがって該伝送速度に関連付けられた画像シンボルを特定するシンボル決定処理を実行し、
    前記シンボル決定処理が特定した画像シンボルを前記表示画面に表示する表示処理を実行すること
    を特徴とする移動通信のデータ伝送速度表示方法。
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