JP2004052199A - お太鼓結び帯保護具 - Google Patents

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Hisae Kaneda
金田 寿恵
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Abstract

【課題】座席と背中の間に置く事により、保護具本体の開口部にお太鼓結び帯が入り、型崩れを防ぐように作った、お太鼓結び帯保護具である。
【解決手段】任意のお太鼓結び帯の、お太鼓外周を背面座席部に押しつぶされないように囲む形状よりなる保護具本体と、保護具を座席に固定する固定具とよりなるお太鼓結び帯保護具。
保護具本体は、浮き袋状となっており、弁を有する空気入排出口により、膨張、圧縮可能となっていることを特徴とする請求項1記載のお太鼓結び帯保護具。
使用しない時は空気を抜き、たためるので携帯にも便利である。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は和服を着て自動車にのった時、お太鼓結び帯の型崩れを防ぐ。使用する時は空気出し入れ口より空気を入れ、座席と背中の間に置く。中央の四角い開口部にお太鼓結び帯が入る。本体の枠が背中をささえるため、お太鼓結び帯が崩れない、お太鼓結び帯保護具である。
【0002】
【従来の技術】
従来は、和服を着て自動車に乗った時、お太鼓結び帯の型崩れを防ぐ保護具はなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
(イ)和服を着て自動車に乗ると、後ろに寄りかかって座るので、お太鼓結びの帯がつぶれてしまった。
(ロ)和服を着て運転する時は、強く後ろに寄りかかるので、結んだ帯の硬い所が背中の一部に当たり痛いときもあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
任意のお太鼓結び帯の、お太鼓外周を背面座席部に押しつぶされないように囲む形状よりなる保護具本体と、保護具を座席に固定する固定具とよりなるお太鼓結び帯保護具。
【0005】
【本発明の実施の形態】
以下本発明の実施例について説明をする
図1に示すように、保護具本体は開口部を有するものであり、左右にひもが設けられている。保護具本体は図2に示すようにビニール等のカバー部材により、浮き輪のように膨らませて使用するものである。
空気の入排出をおこなうために弁付きの空気出し入れ口が設けられている保護具本体の開口部は、お太鼓結びの帯が入る大きさの形状であり、かつ、お太鼓結び帯の奥行きよりも厚くなるような幅よりなっている。
この際、お太鼓結び帯が当たる位置に保護具開口部が来るように取り付ける。この開口部にお太鼓結び帯が入るようにして座席シートに座ることにより、保護具でお太鼓結び帯がシートに押し付けられるのを防ぐ役割をなす。
これによりお太鼓結び帯が型崩れをしない。また、保護具が背中と腰を支えるので、安定した姿勢で車に乗ることができる。
使用しない時は、図4に示すように空気を抜いたうえで、折りたたみ小さくして持ち運ぶ。
以下、その他の実態の形態を説明する。
図5に示すように、カバー内部にクッション材を入れたものである。全体の形状は前記実施の形態と同様である。クッション材としては、発砲ウレタン等の軽く形状の崩れないものが望ましい。これを同様に使用する。なお、クッション材として、衣服を汚さない素材を使用するときは、カバーがなくても構わない。
本説明は以上のような構造で、使用しない時は空気を抜き、小さくたためるので携帯にも便利である。
【0006】
【発明の効果】
帯の型崩れを気にしないで安心して自動車にのれるようになった。
運転をする時は、保護具本体を固定具により座席に固定するので、ずれる事も無く、強くよりかかっても背中も痛くないので、安心して運転が出来るようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の正面図である
【図2】本発明の断面図である
【図3】本発明の使用側面図である
【図4】押したたんだところ
【図5】その他の素材を示す図
【符号の説明】
1.保護具本体
2.開口部
3.ひも
4.空気出し入れ口
5.お太鼓結び帯
6.カバー
7.クッション材
8.座席シート

Claims (2)

  1. 任意のお太鼓結び帯の、お太鼓外周を背面座席部に押しつぶさないように囲む形状よりなる保護具本体と、保護具を座席に固定する固定具とよりなるお太鼓結び帯保護具。
  2. 保護具本体は、浮き袋状となっており、弁を有する空気入排出口により、膨張、圧縮可能となっていることを特徴とする請求項1記載のお太鼓結び帯保護具。
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