JP2004049861A - 介護用バランスリフト - Google Patents
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Abstract
【課題】身体不自由者のリフトによる移動や、入浴について、簡単な機構で場処とらず、取り扱いが簡単で、機器の着脱が容易で、低価格の製作を可能とするバランスリフト。
【解決手段】支柱1に回転状に取り付けた主軸5に、吊腕上梁10を取り付け、吊腕上梁10には吊籠20を吊り下げる。他方、同じ主軸5に固定した力梁25の誘導軸37に、支柱1のブラケット取付軸70に可動状に取り付けたフリーシリンダー45のブラケットを可動状に取り付け、フリーシリンダー45の他端ブラケットを力梁25の誘導軸37に可動状に取り付けた時、誘導軸37と主軸5との距離を調整することで、吊籠20に乗せる要介護人の体重の変化に対応することができる。
【選択図】図13
【解決手段】支柱1に回転状に取り付けた主軸5に、吊腕上梁10を取り付け、吊腕上梁10には吊籠20を吊り下げる。他方、同じ主軸5に固定した力梁25の誘導軸37に、支柱1のブラケット取付軸70に可動状に取り付けたフリーシリンダー45のブラケットを可動状に取り付け、フリーシリンダー45の他端ブラケットを力梁25の誘導軸37に可動状に取り付けた時、誘導軸37と主軸5との距離を調整することで、吊籠20に乗せる要介護人の体重の変化に対応することができる。
【選択図】図13
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、身体不自由な要介護人の移乗装置としてのバランスリフトと、要介護人を入浴させる装置としてのバランスリフト構造に関係する。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術では、浴室や、浴槽内で電気を使えば感電の危険を生じ、油圧装置を使えば油漏れの心配があり、更に、入浴には機器が浴槽内を占拠して不便を感じた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
入浴装置で浴槽内を占拠することなく、浴室で電気も、浴槽内で油圧も使わない、しかも、小型で簡単な構造を創造する問題点を解決し、又、一般のリフトとしても使用可能な機構を課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
課題解決の手段として、要介護人の体重を無重力化状態にすれば、介護者が僅かな力で、要介護人を浴室の洗い場床から浴槽内のお湯の中へ出し入れできる。従って、要介護人の体重とバランスさせ無重力にする為に、フリーシリンダーを機構の一部として使用する。
【0005】
使用する市販のフリーシリンダー45について説明する。図4上図に示すように、シリンダー46の円筒の内部構造は、ピストン47とピストンロッド48は一体であり、ピストンロッド48の内部に貫通孔を設け、貫通孔内を移動するブッシュロッド49が開閉バルブ50を開閉することで、ピストン47内のオリフス54を通って、オイル53がAB室間を移動する。
【0006】
又、フリーピストン51は圧力窒素ガス52とオイル53を分かち、常に圧力窒素ガス52の圧力はフリーピストン51を介して、A室内のオイル53に及びピストン47と開閉バルブ50に圧力をかけている。
【0007】
ブッシュロッド先端57を外力でフリーシリンダー45の内部方向に押せば、ピストン47の開閉バルブ50は開き、ピストン47のA室側の受圧面積が、B室側の受圧面積より大きいので、B室からA室へオイル53はオリフス54を通って移り、ピストン47とピストンロッド48は前方に前進する。移動する反発力は、ピストン47のA室側の受圧面積に、圧力窒素ガス52により発生したA室内のオイル53圧力を乗じた値である。
【0008】
外力でブッシュロッド先端57を押して開閉バルブ50を開きつつ、ピストンロッド48を内部へ戻す方向へ反発以上の力を加えれば、A室内のオイル53はオリフス54を通ってB室内に戻り、ピストンロッド48はシリンダー46内を後退する。
【0009】
フリーシリンダー45のピストンロッド48が発生する反発圧力と、要介護人の体重をバランスさせることにより、要介護人の体重は無重力化する。
【0010】
図4下図にて、フリーシリンダー45の操作方法は、ブッシュロッド先端57を外力でブッシュロッド49の内部へ押し込む方法として、ピストンロッド48の先端に先端ブラケッド58をネジ止めし、先端ブラケッド58のレバー軸孔61に、レバー60を可動状にピン止めし、レバー60他端のワイヤ取り付け溝63にワイヤ64を取り付ける。その折り、ワイヤチューブ65端はチューブワイヤ保持具62に固定する、ワイヤ64はワイヤチューブ65内を移動する。
【0011】
次にワイヤチューブ65の反対側では、くの字形のワイヤ操作レバー66の上端ワイヤ止め端69にワイヤ64を固定し、逆くの字形の握り手67上端のチューブ支え76にワイヤチューブ65端を固定する。中心68でワイヤ操作レバー66と握り手67を可動状に固定する。
【0012】
ワイヤ操作レバー66と握り手67を握ると、ワイヤ止め端69がワイヤ64を引き、先端ブラケッド58のレバー60を引く力となり、ブッシュロッド先端57はレバー60を介してピストンロッド48の中へ押し込める。結果としてピストン47の開閉バルブ50は開き、AB室間をオリフス54を介してオイル53が移動し、ピストンロッド48の前進、又は後退する。
【0013】
【発明の実施の形態】
【実施例】
図1には本装置の背骨に当たる支柱1がある。図の左が正面図で、図の中央が側面図である。側面図において、右側が支柱1の正面で左側が支柱1の裏面である。支柱1の副支柱2には主軸孔3があり、主軸5を回転状に挿入する。主軸5は図2と図3に関連し、副軸4は図2に関連し、ブラケット取付軸70と止め輪71は図4に関連する。
【0014】
図2の説明をする。関連図として図1、図5参照、リンク機構の部品図である。吊腕上梁10の吊軸結合孔11は、図1の主軸5の吊力軸端7に固着し、主軸5の入力軸端6は副支柱2の主軸孔3へ回転状に挿入する。吊腕下梁16の副軸遊合孔17は、図1の副支柱2の副軸4に回転状に取り付ける。吊竿13の吊竿上端孔14は吊腕上梁10の吊腕上遊合孔12と、吊腕下梁16の吊腕下遊合孔18は吊竿13の吊竿下端孔15とそれぞれ回転状に取り付ける、すると、副支柱2の主軸孔3と、副軸4と、吊腕上遊合孔12と、吊腕下遊合孔18を軸とした吊腕上梁10、吊腕下梁16、吊竿13と副支柱2でリンク機構が成立する。吊竿13の吊籠用孔19には吊籠20の吊籠孔21を固定する。吊籠20の吊籠曲線22は腰当て23に要介護人が腰掛けた時、重心による垂直を保つ為のものである。腰当て23に腰当て平面24を取り付ける。図5は正面から見たバランスリフトの組立図である。
【0015】
図3は支柱1の裏側にある力梁25の部品及び組立図で、フリーシリンダー45に関連する重要部品である。図1、図3、図4、図9参照、図9はバランスリフトを裏側から見た図で、支柱1のブラケット取付軸70に、図4のフリーシリンダー45の後ブラケット55のブラケット取付孔56が可動状に取り付けられ、他方、フリーシリンダー45の先ブラケット孔59は、力梁25の両軸40に可動状に取り付けられる。
【0016】
図3の力梁25は主軸結合孔26を主軸5の入力軸端6に固着し、力梁25の体重ガイド溝27内には、ガイド軸31がガイド軸孔28に回転状に挿入される。体重調整ネジ29には、誘導軸37のメスネジ39を稔合し、両軸40に前記のフリーシリンダー45の先ブラケット孔59を可動状に取り付け、更に、挿入後のネジのガイド軸31右端にはハンドル本体33のハンドル軸孔35を挿入し、ノックピン孔32とハンドルピン孔36にノックピンを挿入して固定する。組み上がった図が図3の最下図である。
【0017】
ハンドル34を回転すれば、体重ガイド溝27の中を誘導軸37は左右に移動する。移動することは誘導軸37の両軸40に回転状に取り付けたフリーシリンダー45の先ブラケット孔59が移動し、力梁25の主軸結合孔26とフリーシリンダー45の先ブラケット孔59との距離を変えることで、要介護人の体重とフリーシリンダー45のピストンロッド48の反発力とが適合し、無重力化してバランスがとれる。
【0018】
実際には、この時、要介護人を吊りあげる為の設定圧力は、要介護人の体重より約5kg〜10kg位強く、ハンドル34を回転させて調整しておく、図4のオリフス54と握り手67の操作で要介護人はゆっくりと持ち上がる。
【0019】
図ではフリーシリンダー45の存在を解り易くする為に、フリーシリンダー45を一本しか図示してないが、誘導軸37を両軸40にしたことは、フリーシリンダー45を2本使用できることで、フリーシリンダー45の力の偏りを無くし、万一フリーシリンダー45の一つが故障しても要介護人が急な落下防止を意味する。誘導軸37の両軸ピン孔41はフリーシリンダー45を取り付ける為のノックピン孔である。
【0020】
バランスリフト機構を、正面からと裏側から見た構造を説明した。図5は、バランスリフトが組み上がった図で、図11では最初の動作を実線で画き、洗い場の床38で要介護人が、吊籠20の腰当て平面24に腰掛けてた最初の入浴行動を示す。動作が移行して浴槽43内までの動作は点線で示す。
【0021】
組み立てたバランスリフトの浴室への取り付けは、図11に示すように浴室内の天井77と床38に、図1の支柱上端8と支柱下端9を、図10の十字梁73を使用して、支柱固定具75と締めネジ74で確実に固定し、床38と浴槽43との関係位置を確保する。
【0022】
作用としては、吊籠20の腰当て平面24に要介護人を乗せ、図4下図左端の握り手67とワイヤ操作レバー66を手で握る。結果としてピストンロッド48は前進して、図5では要介護人の体重と吊り合って体重は一瞬、無重力となり、次に予め設定しておいた、体重プラス約5kg〜10kg位の力でゆっくり要介護人を上へ吊り上げる。
【0023】
図6では、フリーシリンダー45のピストンロッド48が伸びて要介護人を最上部まで運び、吊腕上梁10、吊腕下梁16、吊竿13が垂直に位置する。この時、介護の付き添え人により吊竿13を軽く浴槽43方向に押しながら、吊籠20を下方へ約5kg〜10kg位の力で押さえると、図7のように要介護人を乗せた吊籠20は浴槽壁を乗り越え、図8の状態を経てから浴槽43の中へ下降する。ただし、浴槽43内にお湯が入っている時は浮力が生じる。浴槽43に要介護人が入ったら握り締めていた握り手67、ワイヤ操作レバー66を開放すると、フリーシリンダー45の働きは停止して、要介護人を浴槽43内に留置する。
【0024】
要介護人が浴槽43から出る時は、再び、握り手67とワイヤ操作レバー66を握れば、ピストンロッド48のブッシュロッド先端57は押され、フリーシリンダー45は働いて吊籠20は今迄とは逆に、再び図8の状態から図7となり、支柱1と吊竿13は上昇して要介護人を最上部まで運び、吊腕上梁10、吊腕下梁16、吊竿13が垂直に位置する。介護の付き添え人により吊竿13を軽く床38の方向に引きながら、吊籠20を下方へ約5kg〜10kg位の力で押さえると、図6のように要介護人を乗せた吊籠20は浴槽壁を乗り越えて床38へ下降する。床38に要介護人が着いたら、握り締めていた握り手67、ワイヤ操作レバー66を開放すると、フリーシリンダー45の働きは停止し、入浴作業は終わる。
【0025】
以上をまとめると、支柱1に、回転状に取り付けた主軸5に、吊腕上梁10の吊軸結合孔11を固着し、吊腕上梁10の吊腕上遊合孔12に吊籠20を吊り下げる。同じ主軸5に力梁25の主軸結合孔26を固着する。他方、支柱1のブラケット取付軸70にフリーシリンダー45のブラケットを止め輪71と止めネジ72で可動状に取り付け、フリーシリンダー45の他端ブラケットを力梁25の誘導軸37の両軸40に可動状に取り付ける、かくして、誘導軸37と主軸5との距離を調整することで、吊籠20に乗せる要介護人の体重の変化に対応することができる。
【0026】
更に、フリーシリンダー45のブッシュロット先端57を操作することで、開閉バルブを開きフリーシリンダー45の反発力と、要介護者の体重をバランスさせ無重力化に近い状態を醸しだす。
【0027】
更に、入浴についてまとめると、予めフリーシリンダー45の反発力を要介護人の体重プラス約5kg〜10kg位に設定し、吊籠20に要介護人を乗せ、握り手67とワイヤ操作レバー66を手で握ると、フリーシリンダー45のピストンロッド48は前進して、要介護人の体重は無重力となり、ゆっくりと上へ吊上げる。要介護人を最上部の位置で、付き添え人により浴槽43方向に押しながら、吊籠20を下方へ約5kg〜10kg位の力で押さえると、要介護人は浴槽壁を乗り越え、浴槽43内へ下降定置する、握り手67、ワイヤ操作レバー66を離せば、フリーシリンダー45は停止する。要介護人を浴槽43から出す時は、逆の操作をする。
【0028】
リンク機構を採用しない時の機構は、図12、図13に示すように吊腕上梁10を一本しか使用しない。支柱1の主軸5の吊力軸端7に吊腕上梁10の吊軸結合孔11を固着し、吊腕上梁10の吊腕上遊合孔12と吊竿13の吊竿上端孔14は可動状に軸付けし、吊竿13に吊籠20を固定する。
【0029】
図13は、リンク機構を採用しない時の機構を裏側から見た図で、支柱1のブラケット取付軸70に、フリーシリンダー45のブラケット取付孔56を可動状に取り付け、他方、力梁25の主軸結合孔26を主軸5の入力軸端6に固定し、力梁25の体重ガイド溝27内には、誘導軸37を挿入、両軸40には、フリーシリンダー45の先ブラケット孔59を、回転状に取り付ける。フリーシリンダー45の伸縮は、力梁25と吊腕上梁10に及び、力梁25と吊腕上梁10は同軸ゆえに動きは一体となる。
【0030】
要介護人の体重は人により異なる。異なる体重を無重力に近い状態にして上下させるには、支点と力点の距離の調整である。距離の調整の方法について、一例として記述した力梁25の例の他に考えられることとして、写真の三脚のように2本のパイプを重ねて伸縮させる方法、体重のより重く設定したフリーシリンダーの反発力を、吊り籠20に適度の重垂を加えることで体重とバランスをとる方法、フリーシリンダーの反発力をスプリングで制御して調整をとる方法、中央の六角パイプの両端に右ネジと左ネジの雌ネジを加工し、左ネジと右ネジの雄ネジボルトを捻合し、中央のナットを回転すると、両端のブラケットは伸縮して距離の伸縮調整がとれる等が考えられる。ここに一例として力梁25による距離の調整を記述したが、何れの方法を使っても可能である。
【0031】
以上説明した本発明のバランスリフトは、入浴用に限らず、ベッドから車椅子への移乗等、要介護者の生活の総てに応用することができる。
【0032】
【発明の効果】
身体不自由者のを家庭内での入浴については、未だ簡単な機構の入浴機器は無く、浴室内、浴槽内での場所をとらず、取り扱いが簡単で、機器の着脱も容易、価格も低廉な機器が要望されている。本発明により一挙に過去のデメリットを解決する。
【図面の簡単な説明】
【図1】支柱1の正面図と側面図。
【図2】支柱1に関係する部品の展開図。
【図3】力梁25を構成する部品の展開図。
【図4】フリーシリンダー45の機構図。
【図5】バランスリフトの初動機能関連図。
【図6】バランスリフトが最高に位置した機能関連図。
【図7】吊籠20が浴槽43の縁を乗り越した機能関連図。
【図8】吊籠20が浴槽43の中心位置にきた機能関連図。
【図9】バランスリフトを裏側から見た機能関連図。
【図10】支柱1の取り付け固定金具の平面図。
【図11】浴室に固定金具で支柱1の取り付けをした正面図。
【図12】吊籠20を一本の吊腕上梁10で使用した正面図。
【図13】吊籠20を一本の吊腕上梁10で使用した裏面図。
【符号の説明】
1:支柱 2:副支柱 3:主軸孔 4:副軸 5:主軸
6:入力軸端 7:吊力軸端 8:支柱上端 9:支柱下端
10:吊腕上梁 11:吊軸結合孔 12:吊腕上遊合孔
13:吊竿 14:吊竿上端孔 15:吊竿下端孔 16:吊腕下梁
17:副軸遊合孔 18:吊腕下遊合孔 19:吊籠用孔
20:吊籠 21:吊籠孔 22:吊籠曲線 23:腰当て
24:腰当て平面 25:力梁 26:主軸結合孔 27:体重ガイド溝
28:ガイド軸孔 29:体重調整ネジ 30:鍔 31:ガイド軸
32:ノックピン孔 33:ハンドル本体 34:ハンドル
35:ハンドル軸孔 36:ハンドルピン孔 37:誘導軸 38:床
39:メスネジ 40:両軸 41:両軸 ピン孔 42:両軸鍔
43:浴槽 44:取り付け鍔 45:フリーシリンダー
46:シリンダー 47:ピストン 48:ピストンロッド
49:ブッシュロッド 50:開閉バルブ 51:フリーピストン
52:窒素ガス 53:オイル 54:オリフス 55:後ブラケット
56:ブラケット取付孔 57:ブッシュロッド先端
58:先端ブラケッド 59:先ブラケット孔 60:レバー
61:レバー軸孔 62:チューブ保持具 63:ワイヤ取り付け溝
64:ワイヤ 65:ワイヤチューブ 66:ワイヤ操作レバー
67:握り手 68:中心 69:ワイヤ止め端
70:ブラケット取付軸 71:止め輪 72:止めネジ 73:十字梁
74:締めネジ 75:支柱固定具 76:チューブ支え 77:天井
【発明の属する技術分野】
本発明は、身体不自由な要介護人の移乗装置としてのバランスリフトと、要介護人を入浴させる装置としてのバランスリフト構造に関係する。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術では、浴室や、浴槽内で電気を使えば感電の危険を生じ、油圧装置を使えば油漏れの心配があり、更に、入浴には機器が浴槽内を占拠して不便を感じた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
入浴装置で浴槽内を占拠することなく、浴室で電気も、浴槽内で油圧も使わない、しかも、小型で簡単な構造を創造する問題点を解決し、又、一般のリフトとしても使用可能な機構を課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
課題解決の手段として、要介護人の体重を無重力化状態にすれば、介護者が僅かな力で、要介護人を浴室の洗い場床から浴槽内のお湯の中へ出し入れできる。従って、要介護人の体重とバランスさせ無重力にする為に、フリーシリンダーを機構の一部として使用する。
【0005】
使用する市販のフリーシリンダー45について説明する。図4上図に示すように、シリンダー46の円筒の内部構造は、ピストン47とピストンロッド48は一体であり、ピストンロッド48の内部に貫通孔を設け、貫通孔内を移動するブッシュロッド49が開閉バルブ50を開閉することで、ピストン47内のオリフス54を通って、オイル53がAB室間を移動する。
【0006】
又、フリーピストン51は圧力窒素ガス52とオイル53を分かち、常に圧力窒素ガス52の圧力はフリーピストン51を介して、A室内のオイル53に及びピストン47と開閉バルブ50に圧力をかけている。
【0007】
ブッシュロッド先端57を外力でフリーシリンダー45の内部方向に押せば、ピストン47の開閉バルブ50は開き、ピストン47のA室側の受圧面積が、B室側の受圧面積より大きいので、B室からA室へオイル53はオリフス54を通って移り、ピストン47とピストンロッド48は前方に前進する。移動する反発力は、ピストン47のA室側の受圧面積に、圧力窒素ガス52により発生したA室内のオイル53圧力を乗じた値である。
【0008】
外力でブッシュロッド先端57を押して開閉バルブ50を開きつつ、ピストンロッド48を内部へ戻す方向へ反発以上の力を加えれば、A室内のオイル53はオリフス54を通ってB室内に戻り、ピストンロッド48はシリンダー46内を後退する。
【0009】
フリーシリンダー45のピストンロッド48が発生する反発圧力と、要介護人の体重をバランスさせることにより、要介護人の体重は無重力化する。
【0010】
図4下図にて、フリーシリンダー45の操作方法は、ブッシュロッド先端57を外力でブッシュロッド49の内部へ押し込む方法として、ピストンロッド48の先端に先端ブラケッド58をネジ止めし、先端ブラケッド58のレバー軸孔61に、レバー60を可動状にピン止めし、レバー60他端のワイヤ取り付け溝63にワイヤ64を取り付ける。その折り、ワイヤチューブ65端はチューブワイヤ保持具62に固定する、ワイヤ64はワイヤチューブ65内を移動する。
【0011】
次にワイヤチューブ65の反対側では、くの字形のワイヤ操作レバー66の上端ワイヤ止め端69にワイヤ64を固定し、逆くの字形の握り手67上端のチューブ支え76にワイヤチューブ65端を固定する。中心68でワイヤ操作レバー66と握り手67を可動状に固定する。
【0012】
ワイヤ操作レバー66と握り手67を握ると、ワイヤ止め端69がワイヤ64を引き、先端ブラケッド58のレバー60を引く力となり、ブッシュロッド先端57はレバー60を介してピストンロッド48の中へ押し込める。結果としてピストン47の開閉バルブ50は開き、AB室間をオリフス54を介してオイル53が移動し、ピストンロッド48の前進、又は後退する。
【0013】
【発明の実施の形態】
【実施例】
図1には本装置の背骨に当たる支柱1がある。図の左が正面図で、図の中央が側面図である。側面図において、右側が支柱1の正面で左側が支柱1の裏面である。支柱1の副支柱2には主軸孔3があり、主軸5を回転状に挿入する。主軸5は図2と図3に関連し、副軸4は図2に関連し、ブラケット取付軸70と止め輪71は図4に関連する。
【0014】
図2の説明をする。関連図として図1、図5参照、リンク機構の部品図である。吊腕上梁10の吊軸結合孔11は、図1の主軸5の吊力軸端7に固着し、主軸5の入力軸端6は副支柱2の主軸孔3へ回転状に挿入する。吊腕下梁16の副軸遊合孔17は、図1の副支柱2の副軸4に回転状に取り付ける。吊竿13の吊竿上端孔14は吊腕上梁10の吊腕上遊合孔12と、吊腕下梁16の吊腕下遊合孔18は吊竿13の吊竿下端孔15とそれぞれ回転状に取り付ける、すると、副支柱2の主軸孔3と、副軸4と、吊腕上遊合孔12と、吊腕下遊合孔18を軸とした吊腕上梁10、吊腕下梁16、吊竿13と副支柱2でリンク機構が成立する。吊竿13の吊籠用孔19には吊籠20の吊籠孔21を固定する。吊籠20の吊籠曲線22は腰当て23に要介護人が腰掛けた時、重心による垂直を保つ為のものである。腰当て23に腰当て平面24を取り付ける。図5は正面から見たバランスリフトの組立図である。
【0015】
図3は支柱1の裏側にある力梁25の部品及び組立図で、フリーシリンダー45に関連する重要部品である。図1、図3、図4、図9参照、図9はバランスリフトを裏側から見た図で、支柱1のブラケット取付軸70に、図4のフリーシリンダー45の後ブラケット55のブラケット取付孔56が可動状に取り付けられ、他方、フリーシリンダー45の先ブラケット孔59は、力梁25の両軸40に可動状に取り付けられる。
【0016】
図3の力梁25は主軸結合孔26を主軸5の入力軸端6に固着し、力梁25の体重ガイド溝27内には、ガイド軸31がガイド軸孔28に回転状に挿入される。体重調整ネジ29には、誘導軸37のメスネジ39を稔合し、両軸40に前記のフリーシリンダー45の先ブラケット孔59を可動状に取り付け、更に、挿入後のネジのガイド軸31右端にはハンドル本体33のハンドル軸孔35を挿入し、ノックピン孔32とハンドルピン孔36にノックピンを挿入して固定する。組み上がった図が図3の最下図である。
【0017】
ハンドル34を回転すれば、体重ガイド溝27の中を誘導軸37は左右に移動する。移動することは誘導軸37の両軸40に回転状に取り付けたフリーシリンダー45の先ブラケット孔59が移動し、力梁25の主軸結合孔26とフリーシリンダー45の先ブラケット孔59との距離を変えることで、要介護人の体重とフリーシリンダー45のピストンロッド48の反発力とが適合し、無重力化してバランスがとれる。
【0018】
実際には、この時、要介護人を吊りあげる為の設定圧力は、要介護人の体重より約5kg〜10kg位強く、ハンドル34を回転させて調整しておく、図4のオリフス54と握り手67の操作で要介護人はゆっくりと持ち上がる。
【0019】
図ではフリーシリンダー45の存在を解り易くする為に、フリーシリンダー45を一本しか図示してないが、誘導軸37を両軸40にしたことは、フリーシリンダー45を2本使用できることで、フリーシリンダー45の力の偏りを無くし、万一フリーシリンダー45の一つが故障しても要介護人が急な落下防止を意味する。誘導軸37の両軸ピン孔41はフリーシリンダー45を取り付ける為のノックピン孔である。
【0020】
バランスリフト機構を、正面からと裏側から見た構造を説明した。図5は、バランスリフトが組み上がった図で、図11では最初の動作を実線で画き、洗い場の床38で要介護人が、吊籠20の腰当て平面24に腰掛けてた最初の入浴行動を示す。動作が移行して浴槽43内までの動作は点線で示す。
【0021】
組み立てたバランスリフトの浴室への取り付けは、図11に示すように浴室内の天井77と床38に、図1の支柱上端8と支柱下端9を、図10の十字梁73を使用して、支柱固定具75と締めネジ74で確実に固定し、床38と浴槽43との関係位置を確保する。
【0022】
作用としては、吊籠20の腰当て平面24に要介護人を乗せ、図4下図左端の握り手67とワイヤ操作レバー66を手で握る。結果としてピストンロッド48は前進して、図5では要介護人の体重と吊り合って体重は一瞬、無重力となり、次に予め設定しておいた、体重プラス約5kg〜10kg位の力でゆっくり要介護人を上へ吊り上げる。
【0023】
図6では、フリーシリンダー45のピストンロッド48が伸びて要介護人を最上部まで運び、吊腕上梁10、吊腕下梁16、吊竿13が垂直に位置する。この時、介護の付き添え人により吊竿13を軽く浴槽43方向に押しながら、吊籠20を下方へ約5kg〜10kg位の力で押さえると、図7のように要介護人を乗せた吊籠20は浴槽壁を乗り越え、図8の状態を経てから浴槽43の中へ下降する。ただし、浴槽43内にお湯が入っている時は浮力が生じる。浴槽43に要介護人が入ったら握り締めていた握り手67、ワイヤ操作レバー66を開放すると、フリーシリンダー45の働きは停止して、要介護人を浴槽43内に留置する。
【0024】
要介護人が浴槽43から出る時は、再び、握り手67とワイヤ操作レバー66を握れば、ピストンロッド48のブッシュロッド先端57は押され、フリーシリンダー45は働いて吊籠20は今迄とは逆に、再び図8の状態から図7となり、支柱1と吊竿13は上昇して要介護人を最上部まで運び、吊腕上梁10、吊腕下梁16、吊竿13が垂直に位置する。介護の付き添え人により吊竿13を軽く床38の方向に引きながら、吊籠20を下方へ約5kg〜10kg位の力で押さえると、図6のように要介護人を乗せた吊籠20は浴槽壁を乗り越えて床38へ下降する。床38に要介護人が着いたら、握り締めていた握り手67、ワイヤ操作レバー66を開放すると、フリーシリンダー45の働きは停止し、入浴作業は終わる。
【0025】
以上をまとめると、支柱1に、回転状に取り付けた主軸5に、吊腕上梁10の吊軸結合孔11を固着し、吊腕上梁10の吊腕上遊合孔12に吊籠20を吊り下げる。同じ主軸5に力梁25の主軸結合孔26を固着する。他方、支柱1のブラケット取付軸70にフリーシリンダー45のブラケットを止め輪71と止めネジ72で可動状に取り付け、フリーシリンダー45の他端ブラケットを力梁25の誘導軸37の両軸40に可動状に取り付ける、かくして、誘導軸37と主軸5との距離を調整することで、吊籠20に乗せる要介護人の体重の変化に対応することができる。
【0026】
更に、フリーシリンダー45のブッシュロット先端57を操作することで、開閉バルブを開きフリーシリンダー45の反発力と、要介護者の体重をバランスさせ無重力化に近い状態を醸しだす。
【0027】
更に、入浴についてまとめると、予めフリーシリンダー45の反発力を要介護人の体重プラス約5kg〜10kg位に設定し、吊籠20に要介護人を乗せ、握り手67とワイヤ操作レバー66を手で握ると、フリーシリンダー45のピストンロッド48は前進して、要介護人の体重は無重力となり、ゆっくりと上へ吊上げる。要介護人を最上部の位置で、付き添え人により浴槽43方向に押しながら、吊籠20を下方へ約5kg〜10kg位の力で押さえると、要介護人は浴槽壁を乗り越え、浴槽43内へ下降定置する、握り手67、ワイヤ操作レバー66を離せば、フリーシリンダー45は停止する。要介護人を浴槽43から出す時は、逆の操作をする。
【0028】
リンク機構を採用しない時の機構は、図12、図13に示すように吊腕上梁10を一本しか使用しない。支柱1の主軸5の吊力軸端7に吊腕上梁10の吊軸結合孔11を固着し、吊腕上梁10の吊腕上遊合孔12と吊竿13の吊竿上端孔14は可動状に軸付けし、吊竿13に吊籠20を固定する。
【0029】
図13は、リンク機構を採用しない時の機構を裏側から見た図で、支柱1のブラケット取付軸70に、フリーシリンダー45のブラケット取付孔56を可動状に取り付け、他方、力梁25の主軸結合孔26を主軸5の入力軸端6に固定し、力梁25の体重ガイド溝27内には、誘導軸37を挿入、両軸40には、フリーシリンダー45の先ブラケット孔59を、回転状に取り付ける。フリーシリンダー45の伸縮は、力梁25と吊腕上梁10に及び、力梁25と吊腕上梁10は同軸ゆえに動きは一体となる。
【0030】
要介護人の体重は人により異なる。異なる体重を無重力に近い状態にして上下させるには、支点と力点の距離の調整である。距離の調整の方法について、一例として記述した力梁25の例の他に考えられることとして、写真の三脚のように2本のパイプを重ねて伸縮させる方法、体重のより重く設定したフリーシリンダーの反発力を、吊り籠20に適度の重垂を加えることで体重とバランスをとる方法、フリーシリンダーの反発力をスプリングで制御して調整をとる方法、中央の六角パイプの両端に右ネジと左ネジの雌ネジを加工し、左ネジと右ネジの雄ネジボルトを捻合し、中央のナットを回転すると、両端のブラケットは伸縮して距離の伸縮調整がとれる等が考えられる。ここに一例として力梁25による距離の調整を記述したが、何れの方法を使っても可能である。
【0031】
以上説明した本発明のバランスリフトは、入浴用に限らず、ベッドから車椅子への移乗等、要介護者の生活の総てに応用することができる。
【0032】
【発明の効果】
身体不自由者のを家庭内での入浴については、未だ簡単な機構の入浴機器は無く、浴室内、浴槽内での場所をとらず、取り扱いが簡単で、機器の着脱も容易、価格も低廉な機器が要望されている。本発明により一挙に過去のデメリットを解決する。
【図面の簡単な説明】
【図1】支柱1の正面図と側面図。
【図2】支柱1に関係する部品の展開図。
【図3】力梁25を構成する部品の展開図。
【図4】フリーシリンダー45の機構図。
【図5】バランスリフトの初動機能関連図。
【図6】バランスリフトが最高に位置した機能関連図。
【図7】吊籠20が浴槽43の縁を乗り越した機能関連図。
【図8】吊籠20が浴槽43の中心位置にきた機能関連図。
【図9】バランスリフトを裏側から見た機能関連図。
【図10】支柱1の取り付け固定金具の平面図。
【図11】浴室に固定金具で支柱1の取り付けをした正面図。
【図12】吊籠20を一本の吊腕上梁10で使用した正面図。
【図13】吊籠20を一本の吊腕上梁10で使用した裏面図。
【符号の説明】
1:支柱 2:副支柱 3:主軸孔 4:副軸 5:主軸
6:入力軸端 7:吊力軸端 8:支柱上端 9:支柱下端
10:吊腕上梁 11:吊軸結合孔 12:吊腕上遊合孔
13:吊竿 14:吊竿上端孔 15:吊竿下端孔 16:吊腕下梁
17:副軸遊合孔 18:吊腕下遊合孔 19:吊籠用孔
20:吊籠 21:吊籠孔 22:吊籠曲線 23:腰当て
24:腰当て平面 25:力梁 26:主軸結合孔 27:体重ガイド溝
28:ガイド軸孔 29:体重調整ネジ 30:鍔 31:ガイド軸
32:ノックピン孔 33:ハンドル本体 34:ハンドル
35:ハンドル軸孔 36:ハンドルピン孔 37:誘導軸 38:床
39:メスネジ 40:両軸 41:両軸 ピン孔 42:両軸鍔
43:浴槽 44:取り付け鍔 45:フリーシリンダー
46:シリンダー 47:ピストン 48:ピストンロッド
49:ブッシュロッド 50:開閉バルブ 51:フリーピストン
52:窒素ガス 53:オイル 54:オリフス 55:後ブラケット
56:ブラケット取付孔 57:ブッシュロッド先端
58:先端ブラケッド 59:先ブラケット孔 60:レバー
61:レバー軸孔 62:チューブ保持具 63:ワイヤ取り付け溝
64:ワイヤ 65:ワイヤチューブ 66:ワイヤ操作レバー
67:握り手 68:中心 69:ワイヤ止め端
70:ブラケット取付軸 71:止め輪 72:止めネジ 73:十字梁
74:締めネジ 75:支柱固定具 76:チューブ支え 77:天井
Claims (4)
- 支柱(1)に、回転状に取り付けた主軸(5)に、吊腕上梁(10)の吊軸結合孔(11)を固着し、吊腕上梁(10)の吊腕上遊合孔(12)に吊籠(20)を吊り下げる。同じ主軸(5)に力梁(25)の主軸結合孔(26)を固着する。他方、支柱(1)のブラケット取付軸(70)にフリーシリンダー(45)のブラケットを可動状に取り付け、フリーシリンダー(45)の他端ブラケットを力梁(25)の誘導軸(37)の両軸(40)に可動状に取り付ける、かくして、誘導軸(37)と主軸(5)との距離を調整することで、吊籠(20)に乗せる要介護人の体重の変化に対応することができる、介護用バランスリフト。
- フリーシリンダー(45)のブッシュロット先端(57)を操作することで、開閉バルブを開きフリーシリンダー(45)の反発力と、要介護者の体重をバランスさせ無重力化に近い状態を醸しだした、請求項1記載の介護用バランスリフト。
- 組み立てたバランスリフトは、図11に示すように浴室内の天井(77)と床(38)に、図1の支柱上端(8)と支柱下端(9)を、図10の十字梁(73)を使用して、支柱固定具(75)と締めネジ(74)で確実に固定し、床(38)と浴槽(43)との関係位置を確保する請求項1記載の介護用バランスリフト。
- 入浴については、予めフリーシリンダー(45)の反発力を要介護人の体重プラス約5kg〜10kg位の多めに設定し、吊籠(20)に要介護人を乗せ、握り手(67)とワイヤ操作レバー(66)を手で握ると、フリーシリンダー(45)のピストンロッド(48)は前進して、要介護人の体重は無重力となり、ゆっくりと上へ吊上げる。要介護人を最上部の位置で、付き添え人により浴槽(43)方向に押しながら、吊籠(20)を下方へ約5kg〜10kg位の多めの力で押さえると、要介護人は浴槽壁を乗り越え、浴槽(43)内へ下降定置する、握り手(67)、ワイヤ操作レバー(66)を離せば、フリーシリンダー(45)は停止する。要介護人を浴槽(43)から出す時は、逆の操作をする請求項1記載の介護用バランスリフト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002245973A JP2004049861A (ja) | 2002-07-22 | 2002-07-22 | 介護用バランスリフト |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2002245973A JP2004049861A (ja) | 2002-07-22 | 2002-07-22 | 介護用バランスリフト |
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JP2002245973A Pending JP2004049861A (ja) | 2002-07-22 | 2002-07-22 | 介護用バランスリフト |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011066743A1 (zh) * | 2009-12-01 | 2011-06-09 | 湖南三一智能控制设备有限公司 | 用于大型计量装置的校称装置 |
JP2012066011A (ja) * | 2010-09-27 | 2012-04-05 | Sakai Medical Co Ltd | 入浴システムの着座部揺動機構 |
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2002
- 2002-07-22 JP JP2002245973A patent/JP2004049861A/ja active Pending
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