JP2004049579A - 医療用測定装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】指等の測定箇所へ装着するときに発光素子と受光素子の位置決めの手間を省き、取り付けるだけで発光素子と受光素子が相対した位置関係にあるように装着できる医療用測定装置を提供する。
【解決手段】医療用測定装置Sは、指先を挟むことができるように側面視略「J」字形状に形成してある装着体1と、センサ保持部材3と、センサ保持部材3を覆う剥離シート4を備えている。センサ保持部材3は、発光素子22と受光素子23を備えており、発光素子22と受光素子23は、装着体1に対して相対するように設けてある。
【選択図】 図1
【解決手段】医療用測定装置Sは、指先を挟むことができるように側面視略「J」字形状に形成してある装着体1と、センサ保持部材3と、センサ保持部材3を覆う剥離シート4を備えている。センサ保持部材3は、発光素子22と受光素子23を備えており、発光素子22と受光素子23は、装着体1に対して相対するように設けてある。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、発光素子から光を照射し、装着した指等の測定箇所を透過した光を受光素子で受けることにより、例えば、酸素飽和度や脈拍等が測定できる医療用測定装置に関する。更に詳しくは、指等の測定箇所へ装着するときに発光素子と受光素子の位置決めの手間を省いたものに関する。
【0002】
【従来技術】
従来、例えば、血液中の酸素飽和度を指先で測定する場合としては、図5及び図6に示すような測定装置が使用されている。
図5は従来の酸素飽和度測定装置を示す斜視説明図、図6は図5に示す酸素飽和度測定装置の使用状態説明図である(従来例としては、例えば、特開昭60−34432号がある)。
【0003】
図5を参照する。酸素飽和度測定装置9は、上面に粘着層が設けてあるシート基材90を備えている。シート基材90の両長辺側の略中央には、相対して凹部900,900が形成してある。シート基材90には、所要間隔を設けて通孔920,921が形成された帯状のセンサ保持部材92が接着してある。センサ装置は発光素子910と受光素子911を備えており、これは発光素子910を通孔920に対応させて、受光素子911を通孔921に対応させてセンサ保持部材92に設けてある。シート基材90の表面には、透明な剥離シート93が貼り付けてある。酸素飽和度測定装置9は全体として柔軟性を有している。図5は剥離シート93が最上部に位置した状態を示している。
【0004】
酸素飽和度測定装置9は、剥離シート93をシート基材90及びセンサ保持部材92より剥がし、指先をシート基材90の凹部900,900の間に当てて、シート基材90とセンサ保持部材92を折り曲げて指の腹側と背側に貼り付けることで装着される(図6参照)。そして、発光素子910から光を照射し、指を透過した光を受光素子911で受けることによって血液中の酸素飽和度が測定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来の酸素飽和度測定装置9には、次のような課題があった。
即ち、従来の酸素飽和度測定装置9は、全体として柔軟性を有しているので、取り付ける者の技量によっては発光素子910と受光素子911が相対せず、ずれた状態で取り付けられてしまうことがあった。酸素飽和度測定装置9は、指を透過した光によって血液中の酸素飽和度を測定するものであるため、発光素子910と受光素子911が相対しておらずずれていれば、正しい値を測定することができない。このような状態で本来の値とは異なる値を測定してしまった場合では、誤った処方をしてしまうことも考えられ、危険である。
【0006】
(本発明の目的)
本発明の目的は、指等の測定箇所へ装着するときに発光素子と受光素子の位置決めの手間を省き、取り付けるだけで発光素子と受光素子が相対した位置関係にあるように装着できる医療用測定装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために講じた本発明の手段は次のとおりである。
第1の発明にあっては、
測定箇所に装着可能な保形性を有する装着部を有し、当該装着部には、発光素子と受光素子とが予め相対した位置関係に配置されており、当該位置関係は、予め決められた位置関係を変えることなく測定箇所へ装着するときも保つことができるようにしたことを特徴とする、
医療用測定装置である。
【0008】
第2の発明にあっては、
装着部は、所要長さを有する板状体を曲げて、測定箇所を挟むことができる形状に形成してあることを特徴とする、
第1の発明に係る医療用測定装置である。
【0009】
第3の発明にあっては、
測定箇所に固定した状態を維持するための粘着または接着手段が設けてあることを特徴とする、
第1または第2の発明に係る医療用測定装置である。
【0010】
本発明に係る医療用測定装置は、特に限定するものではないが、例えば、血液中の酸素飽和度や、脈拍を測定するものとして使用することができる。
【0011】
本発明に係る医療用測定装置が装着可能な測定部材は、特に限定するものではないが、例えば、指先(手、足)、鼻、耳(耳たぶ)、足の裏から甲にかけての部分、手のひらから甲にかけての部分等を挙げることができる。
【0012】
(作 用)
本発明に係る医療用測定装置は、装着部を測定箇所に装着するときでも、予め相対した位置関係に配置された発光素子と受光素子とが、予め決められた位置関係を変えることなく装着できる。
【0013】
装着部が、所要長さを有する板状体を曲げて、測定箇所を挟むことができる形状に形成してあるものは、上記板状体で測定箇所を挟むだけで装着できる。
【0014】
測定箇所に固定した状態を維持するための粘着または接着手段が設けてあるものは、粘着または接着手段を測定箇所に貼り付けることにより、医療用測定装置が測定箇所に固定された状態が維持できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づき更に詳細に説明する。
図1は本発明に係る医療用測定装置の一実施の形態を示す使用状態説明図、
図2は図1に示す医療用測定装置の側面図、
図3はセンサ装置の発光素子や受光素子等をセンサ保持部材に備える状態を示す説明図、
図4は装着体とセンサ保持部材と剥離シートを一体に設ける状態を示す分解斜視説明図である。
なお、図2及び図4における想像線は、変形する前の装着体の常態における形状を示している。
【0016】
符号Sは医療用測定装置を示している。医療用測定装置Sは、保形性を有する装着部である装着体1と、センサ装置と、センサ装置の発光素子22(後述)や受光素子23(後述)等を備えるセンサ保持部材3と、センサ保持部材3を覆う剥離シート4(図4参照)を備えている。
なお、本実施の形態で示す医療用測定装置Sは、指先に装着するのに好適なものを示している。しかし、医療用測定装置Sは、測定箇所を指先に限定するものではなく、鼻や耳(特に耳たぶ)に対しても使用することができる。
【0017】
各部の構成について説明する。
装着体1は、準剛性、可撓性または弾性を有する所要幅の薄板状体を曲げて、測定箇所(本実施の形態では指先)を挟むことができるように側面視略「J」字形状に形成してある。装着体1は、常態で「J」字形状を保つ保形性を有しており(図1及び図2参照)、指に装着した際に指の背側に配置される部分(長片側A)と指の腹側に配置される部分(短片側B)が、指が差し込まれていない状態で互いに略平行に形成してある。なお、装着体1は、弾性力に抗して上記「J」字形状から変形させて略平板状にすることが可能である。
装着体1は、曲げた部分(湾曲部10)の内側に指先が当たるように差し込んで嵌めたときに、長片側Aの端部が、背側の中節骨と基節骨の間の近位指節間関節70(いわゆる第二関節)より指先側に位置し、短片側Bの端部が、腹側の末節骨と中節骨の間の遠位指節間関節71(いわゆる第一関節)より指先側に位置する大きさを有している。
【0018】
センサ装置は、外皮ケーブル20を切除して露出させた二本の絶縁コード21a,21bを有し、一方の絶縁コード21aの先端に光を発する発光素子22と、他方の絶縁コード21bの先端に光を受ける受光素子23を備えた構造を有している。発光素子22と受光素子23は、合成樹脂製の取着基板24a、24bに取り付けてある。センサ装置は、公知技術のものを使用したので、詳細な説明は省略する。
【0019】
センサ保持部材3は、表面と裏面(両面)の略全面に粘着手段である粘着層(接着層)が設けられた柔軟性を有する合成樹脂シートで形成してある。センサ保持部材3は、シートの長さ方向の二箇所に折り曲げ線30,30を設け、装着体1と略同じ幅になるように、長さ方向に沿う両側を内側に折り曲げて形成される。
【0020】
このセンサ保持部材3のうち折り曲げ線30,30で挟まれた内側において、一端側と中央よりやや他端側寄りの箇所には、それぞれ貫通した通孔31,32が形成されている。この通孔31と通孔32は、一端側の通孔31を指の腹側(もしくは背側)の所要位置に設け、他端側の通孔32を指の背側(もしくは腹側)に折り返して設けたときに、通孔31と通孔32が相対する位置に設けられる間隔で形成されている。
【0021】
センサ保持部材3には、発光素子22が一端側の通孔31に位置し、受光素子23が他端側の通孔32に位置するよう取着基板24a、24bが貼り付けられる。こうして発光素子22は光が通孔31を通り、通孔32を通った光は受光素子23で受光できる。
本実施の形態でセンサ保持部材3は、両面に粘着面(接着面)を有する合成樹脂シートを使用したが、センサ保持部材を形成する材料は特に限定しない。
【0022】
図4を参照して、医療用測定装置Sの組み立て手順を説明する。
装着体1には、装着体1を略「J」字形状に曲がった状態から変形させて略平板状にし、その上面に発光素子22と受光素子23を備えたセンサ保持部材3が、通孔31,32を露出するように重ねて接着される。このときセンサ保持部材3は、発光素子22が設けてある側が、曲がっていた状態のときに短片側Bとなっていた装着体1の一端側に位置するように端部を合わせて設けられ、装着体1の形状を復帰させたときに、発光素子22と受光素子23が相対するように設けられる。
【0023】
センサ保持部材3を接着した後は、更に装着体1を略平板状にした状態のままで、センサ保持部材3の上面に粘着層を覆うよう剥離シート4を設ける。装着体1は、センサ保持部材3と剥離シート4を設けた後に、「J」字形状に復帰させる。医療用測定装置Sは、このようにしてつくられる。
なお、本実施の形態で示す医療用測定装置Sは、予め略「J」字形状に形成した装着体1にセンサ保持部材3等を設けて組み立てたが、これは限定するものではなく、例えば、装着体1にセンサ保持部材3を設けた後に、装着体1を略「J」字形状に形成することもできる。
【0024】
本実施の形態で装着体1は生分解性を有する合成樹脂で形成した。しかし、これは限定するものではなく、例えば、生分解性を備えない合成樹脂、金属、天然ゴム、合成ゴム、天然樹脂、木材、これらの混合物等で形成することもできる。
【0025】
(作 用)
図1ないし図4を参照して、本実施の形態で示す医療用測定装置Sを指先に装着する際の作用について説明する。
医療用測定装置Sは、次のようにして装着される。
まず、剥離シート4を取り除き、粘着面を露出させる。
次に、装着体1の湾曲部10より長片側Aが指の背側に配置され、短片側Bが腹側に配置されるように、装着体1の形状に沿って曲がっているセンサ保持部材3の間に指先を差し込み、先端を湾曲部10の内側に当てる。このとき装着体1は、長片側Aと短片側Bの開き角度が自然に拡がり、指の太さに合うようになる。
そして、センサ保持部材3の粘着面を指先の表面に貼り付けて、固定した状態を維持する。
こうして装着体1を指先に装着することで、発光素子22と受光素子23が相対した状態で指先に取り付けられる。
【0026】
このように医療用測定装置Sは、装着体1が保形性を有しており、発光素子22と受光素子23が装着体1において相対する位置に設けてあるので、指先に取り付けるだけで予め決められた位置関係を変えることなく、発光素子22と受光素子23を相対した位置に設けた状態で装着できる。
【0027】
つまり、医療用測定装置Sは、指を差し込むだけで装着できるので、発光素子と受光素子の位置決めの手間を省くことができ、装着にあたって熟練を要さない。また、装着のし方に不備が生じ難く、測定値に対する信頼性も高い。
【0028】
医療用測定装置Sは、装着体1が準剛性、可撓性または弾性を有する薄板状体で形成してあるので、上記のように長片側Aと短片側Bの開き角度を変えて指の太さに合うようにすることが可能である。また、医療用測定装置Sの側方は、開放状態になっている。従って、医療用測定装置Sは、指の太さに関係なく、例えば、手や足の親指から小指までひとつのサイズのもので対応でき、また子供から大人まで同じものが使用できる。
更には、医療用測定装置Sは、長片側Aと短片側Bの開き角度を拡げたり、狭めたりして挟むことができるように形成することで、鼻や耳たぶ等の測定箇所に対しても使用できる。
【0029】
医療用測定装置Sは、通常、使い捨て式であり使用後は廃棄される。廃棄は、装着体1とセンサ装置とセンサ保持部材3とを分別して処理されるが、装着体1は生分解性を備える合成樹脂で形成してあるので処理が容易である。
【0030】
本実施の形態で示す装着体1は、準剛性、可撓性または弾性を備えるように形成したが、これは限定するものではなく、例えば、剛性を備えたものを使用することもできる。
また、装着体1は、薄板状体を曲げて形成したものを示したが、これも限定するものではなく、例えば、筒状形状のものを使用することもできる。
【0031】
本実施の形態で医療用測定装置Sは、先端が装着体1の湾曲部10に当たるように指を差し込んで嵌めたが、指に対する医療用測定装置Sの装着形態はこれに限定するものではなく、例えば、湾曲部10が指の側方に位置するように装着することもできる。
【0032】
本明細書で使用している用語と表現は、あくまでも説明上のものであって、なんら限定的なものではなく、本明細書に記述された特徴およびその一部と等価の用語や表現を除外する意図はない。また、本発明の技術思想の範囲内で、種々の変形態様が可能であるということは言うまでもない。
【0033】
【発明の効果】
本発明は上記構成を備え、次の効果を有する。
(a)本発明に係る医療用測定装置は、装着部を測定箇所に装着するときでも、予め相対した位置関係に配置された発光素子と受光素子とが、予め決められた位置関係を変えることなく装着できる。つまり、医療用測定装置は、装着部を測定箇所に取り付けるだけで発光素子と受光素子が相対した位置関係にあるように装着することができる。従って、発光素子と受光素子の位置決めの手間を省くことができ、装着にあたって熟練を要さない。また、装着のし方に不備が生じ難く、測定値に対する信頼性も高い。
【0034】
(b)装着部が、所要長さを有する板状体を曲げて、測定箇所を挟むことができる形状に形成してあるものは、装着体で測定箇所を挟むだけで装着できるので、装着が簡単であり熟練を要さない。
【0035】
(c)測定箇所に固定した状態を維持するための粘着または接着手段が設けてあるものは、粘着または接着手段を測定箇所に貼り付けることにより、医療用測定装置が測定箇所に固定された状態が維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る医療用測定装置の一実施の形態を示す使用状態説明図。
【図2】図1に示す医療用測定装置の側面図。
【図3】センサ装置の発光素子や受光素子等をセンサ保持部材に備える状態を示す説明図。
【図4】装着体とセンサ保持部材と剥離シートを一体に設ける状態を示す分解斜視説明図。
【図5】従来の酸素飽和度測定装置を示す斜視説明図。
【図6】図5に示す酸素飽和度測定装置の使用状態説明図。
【符号の説明】
S 医療用測定装置
A 長片側
B 短片側
1 装着体
10 湾曲部
20 外皮ケーブル
21a 絶縁コード
21b 絶縁コード
22 発光素子
23 受光素子
3 センサ保持部材
30 折り曲げ線
31 通孔
32 通孔
4 剥離シート
70 近位指節間関節
71 遠位指節間関節
9 酸素飽和度測定装置
90 シート基材
900 凹部
910 発光素子
911 受光素子
92 センサ保持部材
93 剥離シート
920 通孔
921 通孔
【発明の属する技術分野】
本発明は、発光素子から光を照射し、装着した指等の測定箇所を透過した光を受光素子で受けることにより、例えば、酸素飽和度や脈拍等が測定できる医療用測定装置に関する。更に詳しくは、指等の測定箇所へ装着するときに発光素子と受光素子の位置決めの手間を省いたものに関する。
【0002】
【従来技術】
従来、例えば、血液中の酸素飽和度を指先で測定する場合としては、図5及び図6に示すような測定装置が使用されている。
図5は従来の酸素飽和度測定装置を示す斜視説明図、図6は図5に示す酸素飽和度測定装置の使用状態説明図である(従来例としては、例えば、特開昭60−34432号がある)。
【0003】
図5を参照する。酸素飽和度測定装置9は、上面に粘着層が設けてあるシート基材90を備えている。シート基材90の両長辺側の略中央には、相対して凹部900,900が形成してある。シート基材90には、所要間隔を設けて通孔920,921が形成された帯状のセンサ保持部材92が接着してある。センサ装置は発光素子910と受光素子911を備えており、これは発光素子910を通孔920に対応させて、受光素子911を通孔921に対応させてセンサ保持部材92に設けてある。シート基材90の表面には、透明な剥離シート93が貼り付けてある。酸素飽和度測定装置9は全体として柔軟性を有している。図5は剥離シート93が最上部に位置した状態を示している。
【0004】
酸素飽和度測定装置9は、剥離シート93をシート基材90及びセンサ保持部材92より剥がし、指先をシート基材90の凹部900,900の間に当てて、シート基材90とセンサ保持部材92を折り曲げて指の腹側と背側に貼り付けることで装着される(図6参照)。そして、発光素子910から光を照射し、指を透過した光を受光素子911で受けることによって血液中の酸素飽和度が測定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来の酸素飽和度測定装置9には、次のような課題があった。
即ち、従来の酸素飽和度測定装置9は、全体として柔軟性を有しているので、取り付ける者の技量によっては発光素子910と受光素子911が相対せず、ずれた状態で取り付けられてしまうことがあった。酸素飽和度測定装置9は、指を透過した光によって血液中の酸素飽和度を測定するものであるため、発光素子910と受光素子911が相対しておらずずれていれば、正しい値を測定することができない。このような状態で本来の値とは異なる値を測定してしまった場合では、誤った処方をしてしまうことも考えられ、危険である。
【0006】
(本発明の目的)
本発明の目的は、指等の測定箇所へ装着するときに発光素子と受光素子の位置決めの手間を省き、取り付けるだけで発光素子と受光素子が相対した位置関係にあるように装着できる医療用測定装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために講じた本発明の手段は次のとおりである。
第1の発明にあっては、
測定箇所に装着可能な保形性を有する装着部を有し、当該装着部には、発光素子と受光素子とが予め相対した位置関係に配置されており、当該位置関係は、予め決められた位置関係を変えることなく測定箇所へ装着するときも保つことができるようにしたことを特徴とする、
医療用測定装置である。
【0008】
第2の発明にあっては、
装着部は、所要長さを有する板状体を曲げて、測定箇所を挟むことができる形状に形成してあることを特徴とする、
第1の発明に係る医療用測定装置である。
【0009】
第3の発明にあっては、
測定箇所に固定した状態を維持するための粘着または接着手段が設けてあることを特徴とする、
第1または第2の発明に係る医療用測定装置である。
【0010】
本発明に係る医療用測定装置は、特に限定するものではないが、例えば、血液中の酸素飽和度や、脈拍を測定するものとして使用することができる。
【0011】
本発明に係る医療用測定装置が装着可能な測定部材は、特に限定するものではないが、例えば、指先(手、足)、鼻、耳(耳たぶ)、足の裏から甲にかけての部分、手のひらから甲にかけての部分等を挙げることができる。
【0012】
(作 用)
本発明に係る医療用測定装置は、装着部を測定箇所に装着するときでも、予め相対した位置関係に配置された発光素子と受光素子とが、予め決められた位置関係を変えることなく装着できる。
【0013】
装着部が、所要長さを有する板状体を曲げて、測定箇所を挟むことができる形状に形成してあるものは、上記板状体で測定箇所を挟むだけで装着できる。
【0014】
測定箇所に固定した状態を維持するための粘着または接着手段が設けてあるものは、粘着または接着手段を測定箇所に貼り付けることにより、医療用測定装置が測定箇所に固定された状態が維持できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づき更に詳細に説明する。
図1は本発明に係る医療用測定装置の一実施の形態を示す使用状態説明図、
図2は図1に示す医療用測定装置の側面図、
図3はセンサ装置の発光素子や受光素子等をセンサ保持部材に備える状態を示す説明図、
図4は装着体とセンサ保持部材と剥離シートを一体に設ける状態を示す分解斜視説明図である。
なお、図2及び図4における想像線は、変形する前の装着体の常態における形状を示している。
【0016】
符号Sは医療用測定装置を示している。医療用測定装置Sは、保形性を有する装着部である装着体1と、センサ装置と、センサ装置の発光素子22(後述)や受光素子23(後述)等を備えるセンサ保持部材3と、センサ保持部材3を覆う剥離シート4(図4参照)を備えている。
なお、本実施の形態で示す医療用測定装置Sは、指先に装着するのに好適なものを示している。しかし、医療用測定装置Sは、測定箇所を指先に限定するものではなく、鼻や耳(特に耳たぶ)に対しても使用することができる。
【0017】
各部の構成について説明する。
装着体1は、準剛性、可撓性または弾性を有する所要幅の薄板状体を曲げて、測定箇所(本実施の形態では指先)を挟むことができるように側面視略「J」字形状に形成してある。装着体1は、常態で「J」字形状を保つ保形性を有しており(図1及び図2参照)、指に装着した際に指の背側に配置される部分(長片側A)と指の腹側に配置される部分(短片側B)が、指が差し込まれていない状態で互いに略平行に形成してある。なお、装着体1は、弾性力に抗して上記「J」字形状から変形させて略平板状にすることが可能である。
装着体1は、曲げた部分(湾曲部10)の内側に指先が当たるように差し込んで嵌めたときに、長片側Aの端部が、背側の中節骨と基節骨の間の近位指節間関節70(いわゆる第二関節)より指先側に位置し、短片側Bの端部が、腹側の末節骨と中節骨の間の遠位指節間関節71(いわゆる第一関節)より指先側に位置する大きさを有している。
【0018】
センサ装置は、外皮ケーブル20を切除して露出させた二本の絶縁コード21a,21bを有し、一方の絶縁コード21aの先端に光を発する発光素子22と、他方の絶縁コード21bの先端に光を受ける受光素子23を備えた構造を有している。発光素子22と受光素子23は、合成樹脂製の取着基板24a、24bに取り付けてある。センサ装置は、公知技術のものを使用したので、詳細な説明は省略する。
【0019】
センサ保持部材3は、表面と裏面(両面)の略全面に粘着手段である粘着層(接着層)が設けられた柔軟性を有する合成樹脂シートで形成してある。センサ保持部材3は、シートの長さ方向の二箇所に折り曲げ線30,30を設け、装着体1と略同じ幅になるように、長さ方向に沿う両側を内側に折り曲げて形成される。
【0020】
このセンサ保持部材3のうち折り曲げ線30,30で挟まれた内側において、一端側と中央よりやや他端側寄りの箇所には、それぞれ貫通した通孔31,32が形成されている。この通孔31と通孔32は、一端側の通孔31を指の腹側(もしくは背側)の所要位置に設け、他端側の通孔32を指の背側(もしくは腹側)に折り返して設けたときに、通孔31と通孔32が相対する位置に設けられる間隔で形成されている。
【0021】
センサ保持部材3には、発光素子22が一端側の通孔31に位置し、受光素子23が他端側の通孔32に位置するよう取着基板24a、24bが貼り付けられる。こうして発光素子22は光が通孔31を通り、通孔32を通った光は受光素子23で受光できる。
本実施の形態でセンサ保持部材3は、両面に粘着面(接着面)を有する合成樹脂シートを使用したが、センサ保持部材を形成する材料は特に限定しない。
【0022】
図4を参照して、医療用測定装置Sの組み立て手順を説明する。
装着体1には、装着体1を略「J」字形状に曲がった状態から変形させて略平板状にし、その上面に発光素子22と受光素子23を備えたセンサ保持部材3が、通孔31,32を露出するように重ねて接着される。このときセンサ保持部材3は、発光素子22が設けてある側が、曲がっていた状態のときに短片側Bとなっていた装着体1の一端側に位置するように端部を合わせて設けられ、装着体1の形状を復帰させたときに、発光素子22と受光素子23が相対するように設けられる。
【0023】
センサ保持部材3を接着した後は、更に装着体1を略平板状にした状態のままで、センサ保持部材3の上面に粘着層を覆うよう剥離シート4を設ける。装着体1は、センサ保持部材3と剥離シート4を設けた後に、「J」字形状に復帰させる。医療用測定装置Sは、このようにしてつくられる。
なお、本実施の形態で示す医療用測定装置Sは、予め略「J」字形状に形成した装着体1にセンサ保持部材3等を設けて組み立てたが、これは限定するものではなく、例えば、装着体1にセンサ保持部材3を設けた後に、装着体1を略「J」字形状に形成することもできる。
【0024】
本実施の形態で装着体1は生分解性を有する合成樹脂で形成した。しかし、これは限定するものではなく、例えば、生分解性を備えない合成樹脂、金属、天然ゴム、合成ゴム、天然樹脂、木材、これらの混合物等で形成することもできる。
【0025】
(作 用)
図1ないし図4を参照して、本実施の形態で示す医療用測定装置Sを指先に装着する際の作用について説明する。
医療用測定装置Sは、次のようにして装着される。
まず、剥離シート4を取り除き、粘着面を露出させる。
次に、装着体1の湾曲部10より長片側Aが指の背側に配置され、短片側Bが腹側に配置されるように、装着体1の形状に沿って曲がっているセンサ保持部材3の間に指先を差し込み、先端を湾曲部10の内側に当てる。このとき装着体1は、長片側Aと短片側Bの開き角度が自然に拡がり、指の太さに合うようになる。
そして、センサ保持部材3の粘着面を指先の表面に貼り付けて、固定した状態を維持する。
こうして装着体1を指先に装着することで、発光素子22と受光素子23が相対した状態で指先に取り付けられる。
【0026】
このように医療用測定装置Sは、装着体1が保形性を有しており、発光素子22と受光素子23が装着体1において相対する位置に設けてあるので、指先に取り付けるだけで予め決められた位置関係を変えることなく、発光素子22と受光素子23を相対した位置に設けた状態で装着できる。
【0027】
つまり、医療用測定装置Sは、指を差し込むだけで装着できるので、発光素子と受光素子の位置決めの手間を省くことができ、装着にあたって熟練を要さない。また、装着のし方に不備が生じ難く、測定値に対する信頼性も高い。
【0028】
医療用測定装置Sは、装着体1が準剛性、可撓性または弾性を有する薄板状体で形成してあるので、上記のように長片側Aと短片側Bの開き角度を変えて指の太さに合うようにすることが可能である。また、医療用測定装置Sの側方は、開放状態になっている。従って、医療用測定装置Sは、指の太さに関係なく、例えば、手や足の親指から小指までひとつのサイズのもので対応でき、また子供から大人まで同じものが使用できる。
更には、医療用測定装置Sは、長片側Aと短片側Bの開き角度を拡げたり、狭めたりして挟むことができるように形成することで、鼻や耳たぶ等の測定箇所に対しても使用できる。
【0029】
医療用測定装置Sは、通常、使い捨て式であり使用後は廃棄される。廃棄は、装着体1とセンサ装置とセンサ保持部材3とを分別して処理されるが、装着体1は生分解性を備える合成樹脂で形成してあるので処理が容易である。
【0030】
本実施の形態で示す装着体1は、準剛性、可撓性または弾性を備えるように形成したが、これは限定するものではなく、例えば、剛性を備えたものを使用することもできる。
また、装着体1は、薄板状体を曲げて形成したものを示したが、これも限定するものではなく、例えば、筒状形状のものを使用することもできる。
【0031】
本実施の形態で医療用測定装置Sは、先端が装着体1の湾曲部10に当たるように指を差し込んで嵌めたが、指に対する医療用測定装置Sの装着形態はこれに限定するものではなく、例えば、湾曲部10が指の側方に位置するように装着することもできる。
【0032】
本明細書で使用している用語と表現は、あくまでも説明上のものであって、なんら限定的なものではなく、本明細書に記述された特徴およびその一部と等価の用語や表現を除外する意図はない。また、本発明の技術思想の範囲内で、種々の変形態様が可能であるということは言うまでもない。
【0033】
【発明の効果】
本発明は上記構成を備え、次の効果を有する。
(a)本発明に係る医療用測定装置は、装着部を測定箇所に装着するときでも、予め相対した位置関係に配置された発光素子と受光素子とが、予め決められた位置関係を変えることなく装着できる。つまり、医療用測定装置は、装着部を測定箇所に取り付けるだけで発光素子と受光素子が相対した位置関係にあるように装着することができる。従って、発光素子と受光素子の位置決めの手間を省くことができ、装着にあたって熟練を要さない。また、装着のし方に不備が生じ難く、測定値に対する信頼性も高い。
【0034】
(b)装着部が、所要長さを有する板状体を曲げて、測定箇所を挟むことができる形状に形成してあるものは、装着体で測定箇所を挟むだけで装着できるので、装着が簡単であり熟練を要さない。
【0035】
(c)測定箇所に固定した状態を維持するための粘着または接着手段が設けてあるものは、粘着または接着手段を測定箇所に貼り付けることにより、医療用測定装置が測定箇所に固定された状態が維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る医療用測定装置の一実施の形態を示す使用状態説明図。
【図2】図1に示す医療用測定装置の側面図。
【図3】センサ装置の発光素子や受光素子等をセンサ保持部材に備える状態を示す説明図。
【図4】装着体とセンサ保持部材と剥離シートを一体に設ける状態を示す分解斜視説明図。
【図5】従来の酸素飽和度測定装置を示す斜視説明図。
【図6】図5に示す酸素飽和度測定装置の使用状態説明図。
【符号の説明】
S 医療用測定装置
A 長片側
B 短片側
1 装着体
10 湾曲部
20 外皮ケーブル
21a 絶縁コード
21b 絶縁コード
22 発光素子
23 受光素子
3 センサ保持部材
30 折り曲げ線
31 通孔
32 通孔
4 剥離シート
70 近位指節間関節
71 遠位指節間関節
9 酸素飽和度測定装置
90 シート基材
900 凹部
910 発光素子
911 受光素子
92 センサ保持部材
93 剥離シート
920 通孔
921 通孔
Claims (3)
- 測定箇所に装着可能な保形性を有する装着部を有し、当該装着部には、発光素子と受光素子とが予め相対した位置関係に配置されており、当該位置関係は、予め決められた位置関係を変えることなく測定箇所へ装着するときも保つことができるようにしたことを特徴とする、
医療用測定装置。 - 装着部は、所要長さを有する板状体を曲げて、測定箇所を挟むことができる形状に形成してあることを特徴とする、
請求項1記載の医療用測定装置。 - 測定箇所に固定した状態を維持するための粘着または接着手段が設けてあることを特徴とする、
請求項1または2記載の医療用測定装置。
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