JP2004049204A - 任意可潜集魚浮き - Google Patents

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Yasuo Tamaki
玉木 康雄
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Abstract

【課題】立体的な広範囲の水域の魚を集魚し、尚且集魚物体方向に指向した魚の警戒心を利用し効率よく魚を釣り上げることのできる任意可潜集魚浮きを提供する。
【解決手段】使用者の簡単な操作をしたときのみ働くように潜航舵を構造体の喫水線より上に取り付けたこと、並びにその本体の動きによって集魚された魚を効率よく針掛かりさせるため間隔をとって取りつけられた餌を本体の動きを利用して自然に動かすことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、静止状態では浮きとして使用できる本釣用具が使用者の任意で水面下に潜航や浮上をし、それによっておこる水流や水音等によって本体近くに魚を誘導し、同時に本体から一定の距離を保って連結されている釣針につけられた餌に自然な動きを与え魚の捕食時の警戒心を鈍らせて針掛かりさせる任意可潜集魚浮きに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、釣りの手法には主に重たい重りを使用したぶっ込み釣り、重りを軽めにした囮引き釣り、浮きを使用して魚信を伺う浮き釣り、擬似餌釣り等があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
これらには次のような欠点があった。ぶっ込み釣りは重りの重量ゆえに海底の魚しか対象とできず、一か所に投入した後、動きに乏しく確率が低い釣りだった。囮引き釣りは軽めの重りを使用し広い面積を餌を動かして誘うため確率はぶっ込み釣りに対して非常に高い反面、海底近くに限定して餌を動かしながらの釣り故、いわゆる根掛かりといって海底の突起物に針が食い込み仕掛けすべてを喪失することが多発した。浮き釣りは餌の深度の調整さえ誤らなければ根掛かりは回避できるものの狭い範囲を静かにを狙う釣りでそこに魚が居なければ釣果はなく仕掛けを動かしたとしてもその動きは水平的で魚の誘因には効果が乏しかった。さらに近年流行の擬似餌を使用した釣りの場合、擬似餌本体に動きを直接伝えての釣りのため魚の行動活性の高い時はよいのだが活性が低く警戒心の高い状態の時は動きのある擬似餌を捕食せず、また動きを抑えた擬似餌は贋物であることが簡単に魚に見破られるという欠点があった。相手が生き物である以上常に能動的に動かすだけではなく時には受動的に静止状態で待つことによって魚は釣れるのだが擬似餌本体の動きで釣る方法故この欠点も解決できなかった。効率よく魚を釣るには、仕掛けを立体的にすなわち深く浅く、遠く近く自由に送り込み、時には静止し魚信を伺い、時には誘いをかけて動き、しかもその動きが捕食にきた魚に簡単に見破られない工夫が必要であるのだがこれらを同時に解決できる用具はなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
中空構造のカプセル構造体(1)の内部に浮力の確保ができるだけの浮力素材(2)をセットし構造体下部分(3)をバラストタンクとする。カプセル構造体(1)の中心部上下及び浮力素材(2)に釣り糸通し用の穴(4)を穿孔し、カプセル構造体(1)外部に水面静止時の喫水線より上で尚且(4)を結ぶ中心線を避けた位置に潜航舵(5)を中心線に対して90度以内の潜航角度をもって取り付けたものです。ミチ糸(6)を(4)に通しサル管(7)等にて釣針のついたハリス(8)に連結します。(8)の釣針には(12)餌の小魚等をつけます。(6)を通したあとの(4)にはゴムピン(9)を差し込み適宜固定します。上部注水口(10)下部注水口(11)は潜航状態の微調整並びに気泡発生補助用、集魚剤散布用に各0個〜数個開口しますが(9)同様のゴムピンにより通常は閉鎖しておきます。静止状態では通常の浮きとしても機能し(6)を使用者が引くことにより本体が傾斜し(5)潜航舵が水をつかみ潜航を開始し、それを追尾し(7)(8)(12)も動くことになる。本発明は、以上の構成よりなる任意可潜集魚浮きである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。カプセル構造体(1)は内部メンテナンスを考え上下に分割可能で接合部はネジ構造の他、素材の柔軟性が許せばはめあわせ等の構造でもよい。もちろん使用者の微調整を排除して強度を重視した非分割式の構造も考えられる。浮力素材(2)とあいまって静止時の浮力が確保でき、耐水性、実用強度があれば良い。(3)にはバランス保持用に重りを入れる。粒状重りを何個か入れると集魚に役立つラトル音の発生もあり、また重りを兼ねて集魚剤をいれても有効である。この場合(10)並びに(11)を開口状態にすると集魚のための潜航時のみ(10)より注水された水が(11)から排水されると同時に集魚剤を散布し非常に効率的である。潜航舵(5)は喫水線より上部に本体傾斜時に潜航舵として働く範囲であれば任意の角度、大きさで取り付け可能で場合によっては差し込み交換式とし、状況に応じてつけ替えすることも考えられる。但しどの場合でも、釣り糸を引いて本体が静止状態から傾いた時、潜行舵が必ず水面下に入り込むよう下側にくるように、浮力やバランスを妨げない程度の小型の重りをつけたり素材自体の密度を高めて、潜航舵部分の全体に対する比重を高める。また潜航させず静止状態の時の安定性を確保しなければならないから静止状態では潜航舵が水面上に位置することを要件とする。
使用方法は本体に(6)(7)(8)を連結し釣針に餌(12)をつけて水面に仕掛け全体を投入する。そのままで魚が餌に食いつけば本体が水面下に没することで魚が針に掛かったことを使用者に知らせる。魚のあたりいわゆる魚信がまったくないときは使用者は(6)をたぐりよせる。すると本体が傾き潜航舵(5)が水面下に入り潜航角度にしたがって、使用者が(6)を引くかぎり潜航角度が無効にならない範囲で潜航を続ける。連結されている(8)も本体を追うように動き、使用者が引くのをやめると本体は浮上を開始し(8)も同様となる。本体が潜航を開始する瞬間の水没音、波紋、気泡は小動物が水面を跳ねる状況を演出する。浮上時の水面に出現する瞬間も同様である。ここで重要なことはこの集魚効果のある本体の動きはかなりの広範囲の魚を集魚できるのだがその反面、魚が捕食行動を起こすには派手過ぎて、集まった魚たちは本体の動きに誘われながら捕食に来たにもかかわらず、警戒してなかなか直接本体を捕食の対象とすることができない、魚がこの葛藤状態のとき、本体より一調子遅れてしかも本体とは違い使用者が直接操作しない為、本体の浮力、水流、水の抵抗、といったさまざまな間接的な要因でより自然に動く(8)部分についている餌(12)がすぐ間近に漂っているので、これに容易に食いつくことになる。したがって本体と(12)の餌部分は一定程度の間隔を開けて連結されている必要があるが、その間隔は使用時の状況に応じて本体に直接(12)をつけることを除けば任意である。本体が動作時の魚信のとりかたは潜航時は(6)が張っているので使用者は重さを感じた時、浮上時は本体が浮上しなかった時がそれぞれ針掛かりと判断できるので非常に単純で明確である。
【0006】
【実施例】
本発明は魚の警戒心が強く、食いの悪い状態の時でも成果を上げることができた。夜間は本体を透明素材にし内部に発光体を仕込んだものを使用する。発光体が使用者にとっての目印となるだけでなく、潜航時発生する気泡に発光が映り込み水面下より見ると発光生物が水中に群がる状態を演出する。集魚剤を仕込んだ場合も少ない量の集魚剤が集魚動作に連動して放出され効果が認められた。いずれの場合にも本体の集魚動作で水平方向のみならず深い深度からも多数の魚が集まり、少し離れた位置にある餌部分に飛びついてくる。魚の活性にもよるだろうが本体の動きによって誘因されても直接本体に捕食行動を掛ける魚は確認できなかった。魚はかなりの距離から大きな動きをした物体の位置、大きさ、といった情報を正確に感知してから接近していて、少なくとも自分が逆に捕食対象となる相手でないことだけは承知しているがやはり未知の相手と考えかなりの警戒心をもって接近してきている。この依然警戒しながらの状態の時、自分同様本体付近を遊泳する小魚(12)を発見すると、捕食魚は他の魚の存在に安心すると同時に本体に対する警戒心を保ちながら取り敢えず目前の餌に飛びかかるのである。本発明のもっとも効果のある使用法がこの餌部分を小魚、あるいは小魚を模したソフトルアーをつけて本体から1〜2メートル位の位置に来るようにハリス糸の長さを調整して仕掛けをセットした場合であった。広い範囲にいる魚を集めるにはある程度派手な動きが必要な反面、それによって野生の生物が一度抱いた警戒心を簡単に消すことはできない。また警戒心を抱かせない静かな自然の動きは捕食者に安心感を与え針掛りさせるには最適だが集魚にはほとんど効果がない。であるならば集魚と針掛けを最初から分離し、しかも使用者の一挙手一投足でこの二つが連動しながら動き相互にまったく違った役割を果たさせることが最も効率的な釣りなのであり、本発明によってこれが実現できたのである。主に自分より小さな魚を好んで捕食する魚全般に非常に効果がある。
【0007】
【発明の効果】
本発明は単純な仕掛けに加え単純な操作で従来にない広い範囲の水域を立体的に釣ることができ、それでいて根掛かりといった問題は、最大潜航深度の調整が任意に簡単にできることで発生せず、本体と連結された餌部分の組み合わせでさまざまな種類の魚の警戒本能を逆用し高い確率での釣りを可能としたものです。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の断面図である
【図2】本発明の使用中の図である
【符号の説明】
1 カプセル構造体
2 浮力素材
3 バラスト
4 糸通し用穴
5 潜航舵
6 ミチ糸
7 サル管
8 ハリス
9 ゴムピン
10上部注水口
11下部注水口
12餌
13捕食魚

Claims (1)

  1. 釣り仕掛けのミチ糸から釣針のハリス糸との間に一定の間隔を保って連結される、浮力体の水面静止時の喫水線より上の位置に使用者の操作によって働く潜航舵を設けた任意可潜集魚浮き。
JP2002242687A 2002-07-19 2002-07-19 任意可潜集魚浮き Pending JP2004049204A (ja)

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