JP2004049015A - Tillage tine mounting apparatus and normally and reversely rotating rotary tillage apparatus - Google Patents
Tillage tine mounting apparatus and normally and reversely rotating rotary tillage apparatus Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004049015A JP2004049015A JP2002207050A JP2002207050A JP2004049015A JP 2004049015 A JP2004049015 A JP 2004049015A JP 2002207050 A JP2002207050 A JP 2002207050A JP 2002207050 A JP2002207050 A JP 2002207050A JP 2004049015 A JP2004049015 A JP 2004049015A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- claw
- shaft
- rotary shaft
- base
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Soil Working Implements (AREA)
Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、耕耘爪を軸に取り付けるための耕耘爪取付装置、そして、耕耘爪が耕土に対して下向きに回転切削するダウンカットロータリと、逆に上向きに回転切削するアップカットロータリとを適宜切換可能な正逆転ロータリ耕耘装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
正逆転ロータリ耕耘装置では、ダウンカット時には耕耘爪がその根元側から順に耕土に切り込むようにして切削する際の抵抗を抑えるようにする必要があり、アップカット時には装置の進行方向とは逆方向に耕土中を耕耘爪が回転するためダウンカットの時よりも大きな抵抗を受けることからその対策を講じる必要がある。
【0003】
ダウンカット用に根元から後ろ方向に湾曲した耕耘爪を使用すると、アップカットではそのまま使用することができないため耕耘爪を取り替えることが必要となるが、手間がかかることから、耕耘爪を直刀形状に成形して回転方向に揺動することが考えられている。例えば、特公平6−75441号公報では、ロータリ軸と直交する方向に延びる爪取付フランジを固設し、その先端部に枢支ピンにより両側端縁に刃縁を形成した作業爪を枢着した点が記載されている。作業爪は爪取付フランジに設けられたストッパにより所定角度だけ揺動可能に規制されている。また、特公平6−12961号公報には、爪軸とほぼ直交する方向にブラケットを固定し、ブラケットに耕耘爪を装着して枢軸を支点に揺動可能とした点が記載されており、そして、耕耘爪の両側縁にダウンカット用刃部とアップカット用刃部をそれぞれ湾曲して形成し、それぞれの切削時の抵抗を減少するようにしている。
【0004】
また、特許第3264730号公報では、耕耘軸にホルダを固設してホルダ内に耕耘爪の取付基部を嵌挿し、取付基部とホルダとにピンを挿通して抜け止めするとともに、ホルダ内に取付基部を押圧する押えバネを装着して耕耘爪のがたつきを抑えるようにした点が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
以上のような従来技術では、いずれもロータリ軸に固定されたフランジやブラケットに耕耘爪を装着しているため、取付位置が固定されてしまう。したがって、耕土の状況に応じた設定を行うことが困難である。また、フランジやブラケットへの耕耘爪の取り付けをピンで枢支しているため、使用している間にがたつきが生じてくることは避けられない。特許第3264730号公報のように、押えバネを用いることも考えられるが、構造が複雑になり、また、長期間使用すればいずれがたつきが生じてくるようになる。
【0006】
そこで、本発明では、簡単な構造でダウンカット及びアップカットでの切削時の抵抗を減少し効率的な耕耘作業を行うことが可能な耕耘爪取付装置及び正逆転ロータリ耕耘装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る耕耘爪取付装置は、爪部と棒状の軸に嵌合する基部とを有し前記軸の軸方向に移動自在であるとともに前記軸の回りを回動自在である爪部材と、前記爪部材を前記軸の回動動作に追従して回動させるとともに前記爪部材が所定角度だけ前記軸の回りを回動自在となるようにする規制手段を備えたことを特徴とする。さらに、前記爪部材の基部には、前記軸の軸心を中心とする円周に沿って円弧状の長孔が穿設されており、前記規制手段は、前記軸に嵌合し前記軸の軸方向にのみ移動自在であるとともに前記軸の回動動作に追従して回動する回動部材と、前記回動部材に突設され前記爪部材の長孔に遊嵌する規制部材とを備えており、前記爪部材は、前記規制部材により前記長孔の両端で規定される所定角度だけ前記軸の回りを回動自在とされていることを特徴とする。
【0008】
そして、本発明に係る正逆転ロータリ耕耘装置は、上記の耕耘爪取付装置により取り付けた爪部材を所定間隔置いてロータリ軸に複数嵌合されていることを特徴とする。さらに、各爪部材の爪部が前記ロータリ軸の軸方向からみて所定角度ずつずれて配置されていることを特徴とする。
【0009】
本発明に係る耕耘爪取付装置は、上記のような構成を有することで、爪部材の基部自体が軸の回りを回動するようになるため、ダウンカット及びアップカットのいずれの場合にも耕土に爪部材の爪部が接地した際に爪部材全体が所定角度回動して耕土の切削動作に入るようになり、徐々に爪部材が耕土内に入っていくことでその抵抗を減少させることができる。また、爪部材全体が回動することから、爪部の側縁全体で接地するようにすることが容易であるから、爪部材にかかる負荷が一部に集中することを避けることができる。さらに、爪部材の基部が軸に嵌合しているため、従来技術のようなピンで枢支する場合のようながたつきを生じるようなことはない。そして、爪部材は軸方向に移動自在であることから、爪部材の軸方向の取付位置を任意に設定でき、取り付ける爪部材の数に応じて軸方向に適宜取り付ければよい。また、爪部材は回動自在でもあることから、爪部材の回転方向の取付位置も任意で設定でき、軸方向から見て所定角度ずつずらせてスクリューのように取り付けることも簡単にできるようになる。このような耕耘爪取付装置により複数の爪部材をロータリ軸に装着した正逆転ロータリ耕耘装置は、装着する爪部材の数を選択したり、取付位置も適宜設定でき、またスクリューのように爪部材をずらせて取り付けることで、耕土の状況に応じた最適の耕耘作業を行うことができる。特に、スクリューのように爪部材を取り付けることで、耕耘動作時の振動が減少し、駆動装置の馬力も小さくできるとともに、耕土の反転も全体にバランスよく行うことができる。
【0010】
爪部材の基部に円弧状の長孔を穿設し、規制手段として、上記のような回動部材と規制部材を用いることで、簡単な構造で確実に爪部材を規制しながら軸の回動に追従して回動させることができる。また、各部材を軸に嵌合するだけで取り付けることができるので、取付作業を簡略化することが可能となる。
【0011】
また、本発明に係る正逆転ロータリ耕耘装置は、正六角形の断面形状を有するロータリ軸と、前記ロータリ軸の断面である正六角形の頂点を結ぶ円とほぼ同一形状の嵌合孔が穿設され該嵌合孔で前記ロータリ軸に嵌合する基部を有する爪部材と、前記爪部材の基部を挟むように設けられた2つの円板からなるとともに前記各円板はその中心部に前記ロータリ軸の断面である正六角形とほぼ同一形状の装着孔が穿設され該装着孔で前記ロータリ軸に嵌合する回動部材とを備え、前記爪部材の基部には、前記ロータリ軸の軸心を中心とする円周に沿って円弧状の長孔が穿設されており、前記回動部材の2つの円板には、それぞれ前記爪部材の長孔に対向する部分に穴部が穿設されており、該穴部を貫通するとともに前記長孔に遊嵌する棒状の規制部材を備えていることを特徴とする。
【0012】
さらに、前記爪部材及び前記回動部材を1単位として、複数の単位が所定の間隔を置いて前記ロータリ軸に嵌合されていることを特徴とする。
【0013】
さらに、前記各単位の間には、所定の長さの筒体が前記ロータリ軸に嵌装されており、前記筒体の両端は、前記各単位の回動部材の円板に設けられた突起部で支持されていることを特徴とする。
【0014】
さらに、前記各単位の爪部材の基部には、円弧状の前記長孔が複数穿設され各長孔は同一形状で所定角度ずつずれて形成されており、前記各単位の回動部材の2つの円板には、複数の前記長孔に対向する部分に前記穴部が所定角度ずつずれて複数穿設されており、前記規制部材は、前記各単位の爪部材の爪部が前記ロータリ軸の軸方向からみて所定角度ずつずれて配置されるように前記各単位の爪部材の前記長孔に遊嵌されていることを特徴とする。そして、前記規制部材は、前記ロータリ軸にほぼ平行に支持された直線状の複数の棒状部材からなり各棒状部材は前記各単位の爪部材の基部に設けられた前記長孔に遊嵌するとともに遊嵌された長孔に対応する前記各円板の前記穴部を貫通していることを特徴とする。
【0015】
上記のような構成を有することで、爪部材はロータリ軸の断面である正六角形の頂点を結ぶ円とほぼ同一形状の嵌合孔を有するからロータリ軸に対して軸方向に移動自在で軸の回りを回動自在となり、回動部材を構成する2つの円板はロータリ軸の断面である正六角形とほぼ同一形状の装着孔を有するから軸方向のみ移動自在とすることができる。そして、爪部材に穿設された円弧状の長孔に爪部材を両側から挟む円板に穿設された穴部を貫通して棒状部材からなる規制部材を遊嵌しているので、爪部材はその長孔の長さだけロータリ軸の回りを回動自在になる。このように簡単な構造で確実に爪部材全体が所定角度だけ軸の回りを回動自在となるようにすることができる。
【0016】
そして、爪部材及び回動部材を1単位としてその間に所定の長さの筒体を嵌装すれば、各単位を所定の間隔で配置することができ、筒体の長さを変更することで各単位の取付位置を簡単に変更することが可能となる。また、各爪部材の長孔とそれに対応する各円板の穴部を複数設け、ロータリ軸にほぼ平行に支持された直線状の棒状部材で各爪部材の長孔と対応する各円板の穴部を貫通することで、簡単な構造で各爪部材を位置決めできるとともにその爪部をロータリ軸の軸方向から見て所定の角度ずつずらせていくことが容易に設定可能となる。
【0017】
本発明に係る正逆転ロータリ耕耘装置は、棒状の支持軸と、爪部と前記支持軸に嵌合する基部とを有する複数の爪部材と、複数の前記爪部材を連結し一体として動作させる連結部材と、前記支持軸の軸心を通る直線とほぼ一致する軸心を有するロータリ軸と、前記ロータリ軸に嵌合し前記ロータリ軸を中心に回動自在である作動部材と、前記作動部材を前記ロータリ軸の回動動作に追従して回動させるとともに前記作動部材が所定角度だけ前記ロータリ軸の回りを回動自在となるようにする規制手段とを備え、前記連結部材は前記作動部材に連結されており、前記ロータリ軸の回動により前記作動部材が回動することで前記連結部材を介して複数の前記爪部材が一体として回動することを特徴とする。
【0018】
さらに、前記爪部材の基部には、前記支持軸の軸心を中心とする円周に沿って所定角度ずつずらして複数の位置決め穴部が穿設されており、前記連結部材は、前記支持軸にほぼ平行に支持された直線状の複数の棒状部材からなり、前記各棒状部材は前記各爪部材の基部に設けられた前記位置決め穴部を貫通していることを特徴とする。
【0019】
さらに、前記連結部材の各棒状部材は、前記各爪部材の爪部が前記支持軸の軸方向からみて所定角度ずつずれて配置されるように前記各爪部材の基部の設けられた前記位置決め穴部に貫通していることを特徴とする。
【0020】
さらに、前記作動部材には、前記ロータリ軸の軸心を中心とする円周に沿って円弧状の長孔が穿設されており、前記規制手段は、前記ロータリ軸の回動動作に追従して回動する回動部材と前記回動部材に突設され前記作動部材の長孔に遊嵌する規制部材とを備えていることを特徴とする。
【0021】
さらに、複数の前記爪部材が所定の間隔を置いて前記支持軸に嵌合されていることを特徴とする。
【0022】
さらに、複数の前記爪部材の間には、所定の長さの筒体が前記支持軸に嵌装されており、前記筒体の両端は、前記各爪部材の基部に設けられた突起部で支持されていることを特徴とする。
【0023】
上記のような構成を有することで、支持軸に嵌合された複数の爪部材を連結部材で一体化してこれら全体が作動部材とともに所定角度だけロータリ軸の回りを回動自在なるようにすることができる。したがって、ダウンカット及びアップカットのいずれの場合にも耕土に爪部材の爪部が接地した際に爪部材全体が所定角度回動して耕土の切削動作に入るようになり、徐々に爪部材が耕土内に入っていくことでその抵抗を減少させることができる。また、爪部材は支持軸に対して軸方向に移動自在であることから、爪部材の数、その軸方向の取付位置を任意に設定できる。その際各爪部材の間に所定の長さの筒体を嵌装すれば、簡単かつ確実に爪部材を位置決めできる。そして、爪部材の基部に設けた複数の位置決め穴部を貫通して棒状部材を設けることで簡単な構造で一体化できるとともに、棒状部材に貫通する位置決め穴部をずらしていくことで、軸方向から見た各爪部材の爪部を所定角度ずつずらせて設定することが容易にできる。したがって、スクリューのように取り付けることで耕耘時の抵抗を減少することが可能となる。
【0024】
本発明に係るロータリ耕耘装置用爪部材は、軸に装着される基部と、該基部とは別体の爪部と、前記基部に前記爪部を固定する固定部材とを備えたロータリ耕耘装置用爪部材であって、前記基部は、所定の間隔を置いて貫通して穿設された2つの基孔を有するとともに2つの基孔の間に当接部が形成されており、前記爪部は、所定の間隔を置いて貫通して穿設された2つの取付孔を有するとともに2つの取付孔の間に切欠部が形成されており、前記固定部材は、前記基孔及び前記取付孔に挿入して前記爪部を前記基部に固定する部材であり、前記爪部は、前記切欠部で前記当接部を跨ぐように前記基部に装着して前記固定部材により固定可能であることを特徴とする。
【0025】
上記のような構成を有することで、爪部を基部の一方の面に固定する場合と爪部の切欠部で基部の当接部を跨ぐように装着して固定する場合とで爪部を設定することができる。すなわち、基部の一方の面が耕耘装置の進行方向に沿っているときに、爪部を跨いで固定する場合、進行方向に対して爪部は斜めに設定されることになり、外向きの斜めに設定されれば、爪部は耕耘しながら外方向に土を寄せ集め、内向きの斜めに設定されれば、爪部は耕耘しながら内方向に土を寄せ集めるようになり、爪部を適宜設定して様々な耕耘を行うことができ、さらにその設定を簡単に変更することができる。特に、爪部の根元から斜めになっているので、耕土の反転がよくなり、例えば溝掘り作業を効率よく行うことができるようになる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る耕耘爪取付装置及び正逆転ロータリ耕耘装置に関する実施形態について詳しく説明する。図1は、正逆転ロータリ装置全体の概略図である。図示しないトラクタに昇降可能に取り付けられた機体1には、中央部のギアボックス2と、それから横方向に延びる横フレーム3及び伝達軸フレーム4、横フレーム3から垂下して設けられた支持フレーム5、伝動軸フレーム4から垂下して設けられたチェーンフレーム7がそれぞれ取り付けられている。ギアボックス2内には、図示しないトラクタの駆動装置からの駆動力を伝達する傘歯車等の歯車機構10が収納されており、伝達軸フレーム4内には、伝達軸11が軸支されている。チェーンフレーム7内には、伝達軸11の端部にスプロケット12が固定されている。一方、支持フレーム5及びチェーンフレーム7の下部には両者の間に横架されたロータリ軸15が軸支されており、チェーンフレーム7内にはロータリ軸15に固定されたスプロケット14が収納されている。そして、スプロケット12及びスプロケット14にはチェーン13が懸架されている。ロータリ軸15には、後述する複数の爪部材16が嵌合されており、各爪部材16の間には筒体17が嵌装されて所定の間隔を保持するようになっている。
【0027】
図示しないトラクタからの駆動力は、歯車機構10で適宜正逆回転に切り換えられて伝達軸11に伝達される。伝達軸11の回転によりスプロケット12が回転するとチェーン13及びスプロケット14を介してロータリ軸15が回転する。ロータリ軸15の回転により爪部材16がロータリ軸15の回りを回転し、耕土を切削していく。爪部材16の上部にはカバー18が爪部材16全体を覆うように配設されており、耕耘時に石等が飛散するのを防止する。
【0028】
図2は、耕耘爪取付装置の構造を分解斜視図で示したものである。ロータリ軸15は断面形状が正六角形となるように成形されている。爪部材16は、基部20及び爪部21からなる。図3には、爪部材16の正面図と側面図が示されており、基部20は、中央部にロータリ軸15に嵌合する嵌合孔23が穿設されており、嵌合孔23は、ロータリ軸15の断面形状である正六角形の頂点を結ぶ円周とほぼ一致する形状とされている。また、基部20には、嵌合孔23の周囲に3つの長孔22が穿設されており、各長孔22は、ロータリ軸15の軸心を中心に所定の半径で描いた円周に沿って、所定の幅を有する円弧状となっている。そして、各長孔22の形状は同一で、120度ずつずれて形成されている。爪部21は、基部20と一体化しており、基部20の上部へ延出する板状で先端部は湾曲して耕耘時のすくい部を形成している。爪部21の両側縁は刃部が形成されており、ダウンカット時及びアップカット時に刃部が耕土に接地して切削する。基部20の爪部が一体化した部分以外の外形は、ロータリ軸15の軸心を中心とする円形状に形成されている。
【0029】
図2に示すように、爪部材16の両側には回動部材24がロータリ軸15に嵌合しており、装着時には爪部材16の基部20に密着して装着される。図4に示すように、回動部材24は、中央部にロータリ軸15の断面形状である正六角形にほぼ一致する形状の装着孔27が穿設されている。装着孔27の周囲には3つの穴部26が穿設されており、各穴部26は、後述する長尺状の棒状部材28が挿通可能な形状となっている。そして、装着時に各穴部26は爪部材16の各長孔22に対向するように120度ずつずれて形成されている。回動部材24の外周は、爪部材16の基部20の円形状とほぼ同一の円板状となっており、爪部材16の基部20との当接面は平面上となっているが、当接面と逆の面にはフランジ部25が外周より小さい同心円状に形成されている。
【0030】
ロータリ軸15に装着する際には、爪部材16の両側に回動部材24が密着したグループを一単位として複数の単位を装着し、各単位の間には筒体17が嵌装されて所定の間隔に保たれる。筒体17は、その両端を回動部材24のフランジ部25に嵌め込むことで、保持されるようになっている。3本の長尺状の棒状部材28が各単位の回動部材24の穴部26とそれに対応する爪部材16の長孔22を貫通している。各棒状部材28は、ボルト状に形成されており、一方の端部に頭部が形成され、他方の端部にネジ溝が形成されている。一番外側に位置する回動部材24の穴部26を貫通して突出したネジ溝にナットを螺着して爪部材16、回動部材24及び筒体17が密着して保持されるようにする。
【0031】
以上のように装着された爪部材16は、嵌合孔23がロータリ軸15の断面形状である正六角形の頂点を結ぶ円周とほぼ一致する形状であるから、ロータリ軸15の回りを回動自在となっているが、基部20の長孔22に棒状部材28が遊嵌されているため、図5に示すように、棒状部材28に規制されて長孔22の円弧状の長さだけ回動自在とされている。そして、回動部材24の装着孔27はロータリ軸15の断面形状と同じ正六角形であることから、回動部材24はロータリ軸15に追従して回転し、回動部材24の穴部26で保持された棒状部材28は回動部材24とともに回転する。したがって、爪部材16は長孔22の端部に棒状部材28が係合してロータリ軸15の周りを回動するようになる。
爪部材16は、ロータリ軸15の回りを回動して耕土に接地すると、上述したように長孔22の円弧状の長さ分だけ回動自在であるため、耕土に押圧されて一旦逆方向に回動してから、長孔22の端部に棒状部材28が係合してロータリ軸15の回動力が伝達されて耕土を切削するようになる。ダウンカット時及びアップカット時のいずれの場合にも同様の動作がなされるため、いずれの場合にも耕土に爪部材16の爪部21が押入する際の抵抗を減少することができるとともに、爪部21の先端部に負荷が集中することもない。
【0032】
各単位の爪部材16の爪部21は、各棒状部材28に遊嵌する長孔22をずらすことで、図6に示すように、ロータリ軸15の軸方向から見て120度ずつずらして装着することができる。全体からみると、爪部21がスクリュー状に配列されるようになり、この装着状態でロータリ軸15を回動すると、各爪部21が順次耕土に押入されるので、爪部21の押入時の抵抗が減少して小さい馬力で効率よく耕耘作業を行うことができる。
【0033】
上記の例では、3つの爪部21を120度ずつずらせた3連スクリュータイプを説明したが、爪部材をスクリュー状にずらす角度を小さくしていくと爪部材の回動自在となる角度が小さくなる。そこで、爪部材の回動自在となる角度をそのまま維持してスクリュー状にずらす角度を小さくすることができる例を説明する。
【0034】
図7には、6連スクリューの場合の分解斜視図を示している。爪部材16、支持円板33及び筒体17は正六角形の断面形状を有する支持軸29に嵌合されている。支持軸29は筒状に形成され、ロータリ軸15の端部には円柱状の差込部30が延設されており、支持軸29の一方の端部に差込部30を挿入することで支持軸29はロータリ軸15により回動自在に軸支される。爪部材16の基部20には、中央部に支持軸29の断面形状とほぼ同一の正六角形の嵌合孔31が穿設されており、その周囲には支持軸29の軸心を中心とする円周に沿って60度ずつずらせて6つの位置決め穴部32が穿設されている。支持円板33には、支持軸29の断面形状とほぼ同一の正六角形の貫通孔35が穿設され、その周囲には上述した位置決め穴部32と同じ円周上の位置に120度ずつずらせて穴部34が穿設されている。支持円板33の外周は、爪部材16の基部20の円形状とほぼ同一の円板状となっており、爪部材16の基部20との当接面は平面上となっているが、当接面と逆の面にはフランジ部36が外周より小さい同心円状に形成されている。
【0035】
支持円板33は爪部材16の基部20に両側から密着するように装着され、支持円板33の3つの穴部34は、基部20の6つの位置決め穴部32のうち1つおきに選択される3つの位置決め穴部32と一致するように装着される。そして、1つの爪部材16及び2つの支持円板33を1単位として複数単位を支持軸29に嵌合する。各単位の爪部材16の爪部21を支持軸29に対して60度ずつずらして嵌合すれば、図8に示すように支持軸29の軸方向から見てスクリュー状に装着することができる。そして、各単位の間に筒体17を嵌装し、筒体17の両端を支持円板33のフランジ部36に嵌合して所定間隔を保つようにする。
【0036】
各単位の支持円板33の3つの穴部34及びこれらに一致する爪部材16の基部20の位置決め穴部32には長尺状の3つの支持棒48が挿通されて支持軸29とほぼ平行に支持されている。各支持棒48の一方の端部はボルトの頭部状に形成され、他方の端部はネジ溝が形成されている。支持軸29のロータリ軸15側の端部には、一番外側にカバー部材45が支持軸29に嵌合されている。カバー部材45は、円形状で後述する作動部材37を覆うためのものである。そして、その中央部には支持軸29の断面形状とほぼ一致する正六角形の貫通孔47が穿設されており、貫通孔47の周囲には上述した3つの支持棒48が貫通する3つの穴部46が穿設されている。
【0037】
一方ロータリ軸15は断面形状を正六角形に成形されており、端部には上述のように差込部30が形成されて支持軸29が軸支されている。そして、円板状の作動部材37及び回動部材41がロータリ軸15に嵌合されている。作動部材37は、中央部にロータリ軸15に嵌合する嵌合孔39が穿設されており、嵌合孔39は、ロータリ軸15の断面形状である正六角形の頂点を結ぶ円周とほぼ一致する形状とされている。したがって、作動部材37は、ロータリ軸15の回りに回動自在となっている。また、嵌合孔39の周囲に3つの長孔38が穿設されており、各長孔38は、ロータリ軸15の軸心を中心に所定の半径で描いた円周に沿って、所定の幅を有する円弧状となっている。そして、各長孔22の形状は同一で、120度ずつずれて形成されている。各長孔38と嵌合孔39との間には上記の3つの支持棒48の端部に形成されたネジ溝がそれぞれ螺着して固定するための3つのネジ穴40が穿設されている。
【0038】
回動部材41は、作動部材37を中心にカバー部材45とは反対側に装着され、カバー部材45と同様に円形状に成形されており、カバー部材45の周囲に突設したフランジ部と密着して作動部材37を被覆する。回動部材41の中央部には、ロータリ軸15の断面形状である正六角形とほぼ同一の形状の装着孔43が穿設されており、装着孔43の周囲には3つの穴部42が作動部材37に形成された3つの長孔38に対応して120度ずつずれて穿設されている。3つの穴部42には棒状部材44が挿通して長孔38に遊嵌しており、棒状部材44の端部には長孔38からの抜け止めのためナット等が止着されている。作動部材37は、長孔38に棒状部材44が遊嵌されているため、長孔の円弧状の長さ分だけロータリ軸15の回りを回動自在となっている。
【0039】
図9には、ロータリ軸15及び支持軸29の接合部分付近の分解正面図を示している。支持軸29は、ロータリ軸15の差込部30が挿入されて軸支される。支持軸29に支持円板33、爪部材16、支持円板33、筒体17、カバー部材45が順番に嵌合されており、支持棒48により貫通されて連結されている。ロータリ軸15には作動部材37及び回動部材41が嵌合されており、両者は棒状部材44で連結されている。
【0040】
以上の構成でロータリ軸15が回動すると、回動部材41は正六角形の装着孔43でロータリ軸15に嵌合しているため、ロータリ軸15に追従して回動する。回動部材42が回動すると、穴部42に挿通された棒状部材44が追従して回動するが、作動部材37の長孔38に棒状部材44が遊嵌されているため、長孔38の一端に棒状部材44が係止したときに作動部材37が追従して回動するようになる。作動部材37には3つの支持棒48の一端が固定されているため、支持棒48が貫通して連結されたカバー部材45、支持円板33、爪部材16及び筒体17が一体として作動部材37に追従して回動するようになる。したがって、ロータリ軸15が回動して爪部材16が耕土に接地すると、耕土から抵抗を受けて一旦ロータリ軸15とは逆方向に回動するが、作動部材37が長孔38で棒状部材44で規制されるとロータリ軸15に追従して回動し、爪部材16は耕土に押入されて耕土を切削するようになる。したがって、爪部材16の押入時の抵抗を減少することができ、また6つの爪部材16をスクリュー状に配列できるので、よりバランスよく耕耘することが可能となる。
【0041】
上記実施例においては、爪部材16は基部20及び爪部21が一体となったもので説明したが、基部20及び爪部21を別体とすることも可能である。図10に示すように、基部20には、図3と同様に長孔22と嵌合孔23が穿設されており、上部に当接部50と2つの基孔52が穿設されている。爪部21には、下部に2つの基孔52に対応して2つの取付孔53が穿設されており、取付孔53の間には切欠部51が形成されている。図11に示すように、基部20の一方の面に爪部21の下部を密着させて基孔52及び取付孔53を一致させ固定部材54で固定する。固定部材54としては、ボルト及びナットを用いることができるが、固定することが可能であればよく、特に限定されない。
【0042】
また、図12に示すように、切欠部51で当接部50に跨ぐように基部20に爪部21を装着して固定部材54で固定すれば、基部20に対して爪部21を斜めにして取り付けることができる。こうして爪部21が斜めに取り付けられると、爪部21が回動したときに、耕土を進行方向に対して一方のサイドに寄せ集めることができる。従来の爪部材でもこうした効果をねらって捻るように湾曲した形状に形成することが行われているが、成形が難しくまた根元から捻ることができなかった。本発明の爪部材は、簡単に加工でき、さらに根元から斜めに取り付けられるので、耕耘作業性も向上する。また、固定部材を取り外すだけで爪部の装着方向を簡単に変えることができるので、爪部の取付作業を簡単に短時間で行うことが可能となる。
【0043】
また、図13には、図7に示す爪部材16について基部20及び爪部21を別体とした場合の基部20を示している。図10と同様に基孔52に爪部21を取り付けて爪部材16を構成することができる。また、図14及び図15は、基部20の上下に当接部51及び基孔52を設けた例である。図16に示すように、上下に2つの爪部21を固定部材54で固定すれば、爪部の数を2倍に増やすことができる。また、図12と同様に爪部21を適宜斜めに取り付けるようにすることもでき、種々の耕耘作業に対して簡単に対応することが可能となる。
【0044】
【発明の効果】
以上に説明したとおり、本発明に係る耕耘爪取付装置は、爪部材はロータリ軸の断面である正六角形の頂点を結ぶ円とほぼ同一形状の嵌合孔を有するからロータリ軸に対して軸方向に移動自在で軸の回りを回動自在となり、回動部材を構成する2つの円板はロータリ軸の断面である正六角形とほぼ同一形状の装着孔を有するから軸方向のみ移動自在とすることができる。そして、爪部材に穿設された円弧状の長孔に爪部材を両側から挟む円板に穿設された穴部を貫通して棒状部材からなる規制部材を遊嵌しているので、爪部材はその長孔の長さだけロータリ軸に対して回動自在になる。このように簡単な構造で確実に爪部材全体を所定角度だけ軸の回りを回動自在をすることができる。
【0045】
本発明に係る正逆転ロータリ耕耘装置は、爪部材及び回動部材を1単位としてその間に所定の長さの筒体を嵌装すれば、各単位を所定の間隔で配置することができ、筒体の長さを変更することで各単位の取付位置を簡単に変更することが可能となる。また、各爪部材の長孔とそれに対応する各円板の穴部を複数設け、ロータリ軸にほぼ平行に支持された直線状の棒状部材で各爪部材の長孔と対応する各円板の穴部を貫通することで、簡単な構造で各爪部材を位置決めできるとともにその爪部をロータリ軸の軸方向から見て所定の角度ずつずらせていくことが容易に設定可能となる。
【0046】
本発明に係る正逆転ロータリ耕耘装置は、支持軸に嵌合された複数の爪部材を連結部材で一体化してこれら全体を作動部材とともに所定角度だけロータリ軸に対して相対的に回動自在とすることができる。したがって、ダウンカット及びアップカットのいずれの場合にも耕土に爪部材の爪部が接地した際に爪部材全体が所定角度回動して耕土の切削動作に入るようになり、徐々に爪部材が耕土内に入っていくことでその抵抗を減少させることができる。また、爪部材は支持軸に対して軸方向に移動自在であることから、爪部材の数、その軸方向の取付位置を任意に設定できる。その際各爪部材の間に所定の長さの筒体を嵌装すれば、簡単かつ確実に爪部材を位置決めできる。そして、爪部材の基部に設けた複数の位置決め穴部を貫通して棒状部材を設けることで簡単な構造で一体化できるとともに、棒状部材に貫通する位置決め穴部をずらしていくことで、軸方向から見た各爪部材の爪部を所定角度ずつずらせて設定することが容易にできる。したがって、スクリューのように取り付けることで耕耘時の抵抗を減少することが可能となる。
【0047】
本発明に係るロータリ耕耘装置用爪部材は、爪部を基部の一方の面に固定する場合と爪部の切欠部で基部の当接部を跨ぐように装着して固定する場合とで爪部を設定することができる。すなわち、基部の一方の面が耕耘装置の進行方向に沿っているときに、爪部を跨いで固定する場合、進行方向に対して爪部は斜めに設定されることになり、外向きの斜めに設定されれば、爪部は耕耘しながら外方向に土を寄せ集め、内向きの斜めに設定されれば、爪部は耕耘しながら内方向に土を寄せ集めるようになり、爪部を適宜設定して様々な耕耘を行うことができ、さらにその設定を簡単に変更することができる。特に、爪部の根元から斜めになっているので、耕土の反転がよくなり、例えば溝掘り作業を効率よく行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態の正逆転ロータリ耕耘装置の概略図である。
【図2】本発明に係る実施形態の正逆転ロータリ耕耘装置の分解斜視図である。
【図3】本発明に係る実施形態の爪部材の正面図及び側面図である。
【図4】本発明に係る実施形態の回動部材の正面図及び側面図である。
【図5】本発明に係る実施形態の爪部材のロータリ軸の軸方向から見た動作図である。
【図6】本発明に係る実施形態の複数の爪部材のロータリ軸の軸方向から見た図である。
【図7】本発明に係る実施形態の正逆転ロータリ耕耘装置の分解斜視図である。
【図8】本発明に係る実施形態の複数の爪部材のロータリ軸の軸方向から見た図である。
【図9】本発明に係る実施形態の正逆転ロータリ耕耘装置の分解正面図である。
【図10】本発明に係る実施形態の爪部材の分解図である。
【図11】本発明に係る実施形態の爪部材の組立図である。
【図12】本発明に係る実施形態の爪部材の組立図である。
【図13】本発明に係る実施形態の爪部材の基部の正面図である。
【図14】本発明に係る実施形態の爪部材の基部の正面図である。
【図15】本発明に係る実施形態の爪部材の基部の正面図である。
【図16】本発明に係る実施形態の爪部材の組立図である。
【符号の説明】
1 機体
2 ギアボックス
3 横フレーム
4 伝達軸フレーム
5 支持フレーム
7 チェーンフレーム
10 歯車機構
11 伝達軸
12 スプロケット
13 チェーン
14 スプロケット
15 ロータリ軸
16 爪部材
17 筒体
18 カバー
20 基部
21 爪部
22 長孔
23 嵌合孔
24 回動部材
25 フランジ部
26 穴部
27 装着孔
28 棒状部材
29 支持軸
30 差込部
31 嵌合孔
32 位置決め穴部
33 支持円板
34 穴部
35 貫通孔
36 ブランジ部
37 作動部材
38 長孔
39 嵌合孔
40 ネジ穴
41 回動部材
42 穴部
43 装着孔
44 棒状部材
45 カバー部材
46 穴部
47 貫通孔
48 支持棒
50 当接部
51 切欠部
52 基孔
53 取付孔
54 固定部材[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention provides a tilling claw mounting device for mounting a tilling claw on a shaft, and appropriately switches between a down-cut rotary in which the tilling claw is rotated downward with respect to the cultivated soil and an up-cut rotary in which the tillable claw is rotationally cut upward. It relates to a possible forward / reverse rotary tillage device.
[0002]
[Prior art]
In a forward / reverse rotary tilling device, it is necessary to reduce the resistance when cutting by cutting the tilling claw in order from the root side at the time of down cutting, and to reverse the direction of travel of the device at the time of up cutting. It is necessary to take countermeasures because the tilling nails rotate in the cultivated soil and receive greater resistance than when downcutting.
[0003]
If you use a tilling nail that curves backward from the root for the down cut, you cannot use the tilling nail as it is with the up cut, so you need to replace the tilling nail. And swinging in the rotation direction. For example, in Japanese Patent Publication No. Hei 6-75441, a claw mounting flange extending in a direction perpendicular to the rotary shaft is fixedly provided, and a work claw having blade edges formed on both side edges by a pivot pin is pivotally attached to a tip end thereof. Points are listed. The working claw is regulated to be swingable by a predetermined angle by a stopper provided on the claw mounting flange. Japanese Patent Publication No. 6-12961 discloses that a bracket is fixed in a direction substantially perpendicular to a claw axis, a tilling claw is attached to the bracket, and the pivot can be pivoted about a pivot, and Down cutting blades and up cutting blades are formed on both side edges of the tilling claw, respectively, so as to reduce the resistance during cutting.
[0004]
Further, in Japanese Patent No. 3264730, a holder is fixed to a tilling shaft, a mounting base of a tilling claw is inserted into the holder, a pin is inserted into the mounting base and the holder to prevent it from coming off, and the holder is mounted in the holder. It is described that a holding spring for pressing a base is attached to suppress rattling of a tilling nail.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In the above-described conventional technologies, the tilling claws are mounted on the flange or the bracket fixed to the rotary shaft, so that the mounting position is fixed. Therefore, it is difficult to make settings according to the situation of cultivated soil. Moreover, since the attachment of the tilling nail to the flange and the bracket is pivotally supported by the pin, it is inevitable that rattling occurs during use. As described in Japanese Patent No. 3264730, it is conceivable to use a pressing spring, but the structure becomes complicated, and if the device is used for a long period of time, some rattling will occur.
[0006]
Therefore, in the present invention, there is provided a tilling claw mounting device and a forward / reverse rotary tilling device capable of reducing the resistance at the time of cutting in down cut and up cut with a simple structure and performing efficient tilling work. It is the purpose.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The tilling claw attachment device according to the present invention includes a claw member having a claw portion and a base portion fitted to a rod-shaped shaft, the claw member being movable in the axial direction of the shaft, and being rotatable around the shaft, A regulating means is provided for rotating the claw member following the rotation of the shaft and for allowing the claw member to be rotatable around the shaft by a predetermined angle. Further, an arc-shaped long hole is formed in the base of the claw member along a circumference centered on the axis of the shaft, and the restricting means is fitted to the shaft, and A rotating member that is movable only in the axial direction and that rotates in accordance with the rotating operation of the shaft; and a regulating member protruding from the rotating member and loosely fitting into the elongated hole of the claw member. The claw member is rotatable around the axis by a predetermined angle defined by both ends of the elongated hole by the regulating member.
[0008]
And the forward / reverse rotary tillage device according to the present invention is characterized in that a plurality of claw members attached by the above-described tillage claw attachment device are fitted to a rotary shaft at predetermined intervals. Further, the claw portions of each claw member are arranged so as to be shifted by a predetermined angle when viewed from the axial direction of the rotary shaft.
[0009]
The tilling claw attachment device according to the present invention has the above-described configuration, so that the base itself of the claw member rotates around an axis. When the claw portion of the claw member comes into contact with the ground, the entire claw member rotates by a predetermined angle to start cutting operation of cultivated soil, and the resistance is gradually reduced by gradually moving the claw member into the cultivated soil. Can be. In addition, since the entire claw member rotates, it is easy to ground the entire side edge of the claw portion, so that the load applied to the claw member can be prevented from being concentrated on a part. Furthermore, since the base of the claw member is fitted on the shaft, there is no wobble that occurs when pivoting with a pin as in the prior art. Since the claw member is movable in the axial direction, the mounting position of the claw member in the axial direction can be arbitrarily set, and the claw member may be appropriately mounted in the axial direction according to the number of claw members to be mounted. Further, since the claw member is also rotatable, the mounting position in the rotation direction of the claw member can be arbitrarily set, and the claw member can be easily mounted like a screw by being shifted by a predetermined angle when viewed from the axial direction. . With such a tilling claw mounting device, a forward / reverse rotary tilling device in which a plurality of claw members are mounted on a rotary shaft, the number of claw members to be mounted can be selected, the mounting position can be appropriately set, and a claw member like a screw can be set. By shifting the installation, it is possible to perform the most suitable tilling work according to the situation of the cultivated soil. In particular, by attaching a claw member like a screw, vibration during the tilling operation is reduced, the horsepower of the driving device can be reduced, and the reversal of the tilled soil can be performed in a well-balanced manner as a whole.
[0010]
A circular arc-shaped long hole is formed in the base of the claw member, and the rotation member and the restriction member as described above are used as the restriction means. And can be rotated. In addition, since each member can be mounted simply by fitting the member to the shaft, the mounting operation can be simplified.
[0011]
Further, the forward / reverse rotary tillage device according to the present invention is provided with a rotary shaft having a regular hexagonal cross-sectional shape, and a fitting hole having substantially the same shape as a circle connecting a vertex of the regular hexagonal cross-section of the rotary shaft. A claw member having a base fitted to the rotary shaft through the fitting hole; and two disks provided so as to sandwich the base of the claw member, wherein each of the disks has the rotary shaft at its center. A mounting hole having substantially the same shape as a regular hexagon which is a cross section of the rotary shaft is provided, and a rotating member is fitted to the rotary shaft through the mounting hole.The base of the claw member is provided with an axial center of the rotary shaft. An arc-shaped long hole is formed along the circumference of the center, and holes are formed in the two discs of the rotating member at portions opposed to the long holes of the claw members, respectively. And a rod-shaped restriction that penetrates the hole and fits loosely into the elongated hole. Characterized in that it comprises a timber.
[0012]
Further, a plurality of units are fitted to the rotary shaft at predetermined intervals with the claw member and the rotating member as one unit.
[0013]
Further, a cylindrical body of a predetermined length is fitted on the rotary shaft between each of the units, and both ends of the cylindrical body are provided with protrusions provided on a disk of a rotating member of each of the units. It is characterized by being supported by a part.
[0014]
Further, a plurality of the arc-shaped long holes are formed at the base of the claw member of each unit, and the long holes are formed in the same shape and shifted by a predetermined angle. In one of the discs, a plurality of the hole portions are formed at positions opposed to the plurality of the long holes by being shifted by a predetermined angle, and the regulating member includes a claw portion of each claw member of the rotary shaft. The claw member of each unit is loosely fitted in the elongated hole so as to be displaced by a predetermined angle when viewed from the axial direction. The regulating member is composed of a plurality of linear rods supported substantially in parallel with the rotary shaft, and each rod is loosely fitted into the long hole provided at the base of the claw member of each unit. It is characterized in that it penetrates through the hole of each of the discs corresponding to the loosely fitted long holes.
[0015]
With the above configuration, the claw member has a fitting hole having substantially the same shape as a circle connecting the vertices of a regular hexagon, which is a cross section of the rotary shaft, so that the claw member is freely movable in the axial direction with respect to the rotary shaft. The two disks constituting the rotating member have a mounting hole having substantially the same shape as a regular hexagon which is a cross section of the rotary shaft, so that they can be moved only in the axial direction. Then, the regulating member formed of a rod-shaped member is loosely fitted in the arc-shaped long hole formed in the claw member and penetrates the hole formed in the disk sandwiching the claw member from both sides. Is rotatable around the rotary shaft by the length of the slot. With such a simple structure, the entire claw member can be surely rotatable around the axis by a predetermined angle.
[0016]
If the claw member and the rotating member are defined as one unit and a cylindrical body having a predetermined length is fitted therebetween, each unit can be arranged at a predetermined interval, and by changing the length of the cylindrical body. The mounting position of each unit can be easily changed. In addition, a plurality of elongated holes of each claw member and a plurality of holes of each disk corresponding thereto are provided, and a linear rod-like member supported substantially parallel to the rotary shaft is provided with a hole of each disk corresponding to the elongated hole of each claw member. By penetrating the hole, each claw member can be positioned with a simple structure, and the claw can be easily set to be shifted by a predetermined angle when viewed from the axial direction of the rotary shaft.
[0017]
A forward / reverse rotary tillage device according to the present invention includes a plurality of claw members having a rod-shaped support shaft, a claw portion, and a base fitted to the support shaft, and a plurality of the claw members connected to each other to operate integrally. A member, a rotary shaft having an axis substantially coincident with a straight line passing through the axis of the support shaft, an operating member fitted to the rotary shaft and rotatable around the rotary shaft, and the operating member. Regulating means for rotating the rotary member following the rotating operation of the rotary shaft and allowing the operating member to be rotatable around the rotary shaft by a predetermined angle, wherein the connecting member is provided on the operating member. The plurality of claw members are integrally connected via the connecting member when the operating member is rotated by the rotation of the rotary shaft.
[0018]
Further, a plurality of positioning holes are formed in the base of the claw member at predetermined angles along a circumference centered on the axis of the support shaft, and the connecting member is provided with the support shaft. And a plurality of linear rod-like members supported substantially in parallel with each other, wherein each of said rod-like members penetrates through the positioning hole provided at the base of each of said claw members.
[0019]
Further, each of the rod-shaped members of the connecting member is provided with a positioning hole provided at a base of each of the claw members such that the claw portions of each of the claw members are displaced by a predetermined angle when viewed from the axial direction of the support shaft. Characterized in that it penetrates the part.
[0020]
Further, the operating member is formed with an arc-shaped long hole along a circumference centered on the axis of the rotary shaft, and the regulating means follows the turning operation of the rotary shaft. And a regulating member projecting from the rotating member and loosely fitting into a long hole of the operating member.
[0021]
Further, a plurality of the claw members are fitted to the support shaft at predetermined intervals.
[0022]
Furthermore, between the plurality of claw members, a cylindrical body of a predetermined length is fitted on the support shaft, and both ends of the cylindrical body are projections provided at the base of each of the claw members. It is characterized by being supported.
[0023]
With the above configuration, the plurality of claw members fitted to the support shaft are integrated with the connecting member so that the whole of them can rotate around the rotary shaft by a predetermined angle together with the operating member. Can be. Therefore, in both cases of the down cut and the up cut, when the claw portion of the claw member comes into contact with the cultivated soil, the entire claw member rotates by a predetermined angle and starts cutting operation of the cultivated soil. By going into the arable soil, its resistance can be reduced. Further, since the claw members are movable in the axial direction with respect to the support shaft, the number of the claw members and the mounting position in the axial direction can be arbitrarily set. At this time, if a cylindrical body having a predetermined length is fitted between the claw members, the claw members can be positioned easily and reliably. And, by providing a rod-shaped member through a plurality of positioning holes provided in the base of the claw member, the rod-shaped member can be integrated with a simple structure, and the positioning holes penetrating through the rod-shaped member can be shifted in the axial direction. Can be easily set by shifting the claw portions of each claw member viewed from above by a predetermined angle. Therefore, it becomes possible to reduce the resistance at the time of tilling by attaching like a screw.
[0024]
A claw member for a rotary tillage device according to the present invention is for a rotary tillage device including a base mounted on a shaft, a claw portion separate from the base portion, and a fixing member for fixing the claw portion to the base portion. A claw member, wherein the base has two base holes penetrating therethrough at a predetermined interval, and a contact portion is formed between the two base holes; And two notches formed through the holes at predetermined intervals, and a notch is formed between the two holes. The fixing member is inserted into the base hole and the holes. And a member for fixing the claw portion to the base portion, wherein the claw portion is attached to the base portion so as to straddle the contact portion with the cutout portion and can be fixed by the fixing member. I do.
[0025]
By having the above configuration, the claw portion is set in a case where the claw portion is fixed to one surface of the base portion and a case where the claw portion is attached and fixed so as to straddle the contact portion of the base portion with the cutout portion of the claw portion. can do. In other words, when one surface of the base is along the traveling direction of the tilling device and the struts are fixed across the claws, the claws will be set obliquely with respect to the traveling direction, and the obliquely outward direction will be set. If it is set to, the claws gather the soil outward while tilling, and if it is set inward and diagonally, the claws will gather the soil inward while tilling, Various tillage can be performed by appropriately setting, and the setting can be easily changed. In particular, since the claw portion is inclined from the root, the cultivated soil is more easily inverted, and, for example, a trenching operation can be performed efficiently.
[0026]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of a tilling claw mounting device and a forward / reverse rotary tilling device according to the present invention will be described in detail. FIG. 1 is a schematic view of the entire forward / reverse rotation rotary device. A body 1 mounted on a tractor (not shown) so as to be able to move up and down is provided with a gearbox 2 at a central portion, a horizontal frame 3 and a transmission shaft frame 4 extending laterally therefrom, and a
[0027]
The driving force from the tractor (not shown) is transmitted to the transmission shaft 11 by being appropriately switched between forward and reverse rotation by the gear mechanism 10. When the sprocket 12 is rotated by the rotation of the transmission shaft 11, the
[0028]
FIG. 2 is an exploded perspective view showing the structure of the tilling claw attachment device. The
[0029]
As shown in FIG. 2, rotating
[0030]
When mounted on the
[0031]
The
When the
[0032]
The
[0033]
In the above example, the triple screw type in which the three
[0034]
FIG. 7 shows an exploded perspective view in the case of a six-unit screw. The
[0035]
The
[0036]
Three
[0037]
On the other hand, the
[0038]
The rotating
[0039]
FIG. 9 is an exploded front view of the vicinity of the joint between the
[0040]
When the
[0041]
In the above embodiment, the
[0042]
As shown in FIG. 12, if the
[0043]
FIG. 13 shows the base 20 when the
[0044]
【The invention's effect】
As described above, in the tilling claw attachment device according to the present invention, since the claw member has a fitting hole having substantially the same shape as a circle connecting the vertices of a regular hexagon which is a cross section of the rotary shaft, the claw member has an axial direction with respect to the rotary shaft. The two disks constituting the rotating member have mounting holes that are almost the same shape as a regular hexagon, which is a cross section of the rotary shaft, so that they can be moved only in the axial direction. Can be. Then, the regulating member formed of a rod-shaped member is loosely fitted in the arc-shaped long hole formed in the claw member and penetrates the hole formed in the disk sandwiching the claw member from both sides. Is rotatable with respect to the rotary shaft by the length of the long hole. With such a simple structure, it is possible to reliably rotate the entire claw member around the axis by a predetermined angle.
[0045]
The forward / reverse rotary tillage device according to the present invention can arrange each unit at a predetermined interval by fitting a claw member and a rotation member as one unit and fitting a cylinder of a predetermined length therebetween. By changing the length of the body, the mounting position of each unit can be easily changed. In addition, a plurality of elongated holes of each claw member and a plurality of holes of each disk corresponding thereto are provided, and a linear rod-like member supported substantially parallel to the rotary shaft is provided with a hole of each disk corresponding to the elongated hole of each claw member. By penetrating the hole, each claw member can be positioned with a simple structure, and the claw can be easily set to be shifted by a predetermined angle when viewed from the axial direction of the rotary shaft.
[0046]
The forward / reverse rotary tillage device according to the present invention is configured such that a plurality of claw members fitted to the support shaft are integrated with a connecting member, and the whole of them is rotatable relative to the rotary shaft by a predetermined angle together with the operating member. can do. Therefore, in both cases of the down cut and the up cut, when the claw portion of the claw member comes into contact with the cultivated soil, the entire claw member rotates by a predetermined angle to start the cutting operation of the cultivated soil, and the claw member gradually moves. By going into the arable soil, its resistance can be reduced. Further, since the claw members are movable in the axial direction with respect to the support shaft, the number of the claw members and the mounting position in the axial direction can be arbitrarily set. At this time, if a cylindrical body having a predetermined length is fitted between the claw members, the claw members can be positioned easily and reliably. And, by providing a rod-shaped member through a plurality of positioning holes provided in the base of the claw member, the rod-shaped member can be integrated with a simple structure, and the positioning holes penetrating through the rod-shaped member can be shifted in the axial direction. Can be easily set by shifting the claw portions of each claw member viewed from above by a predetermined angle. Therefore, it becomes possible to reduce the resistance at the time of tilling by attaching like a screw.
[0047]
The claw member for a rotary tillage device according to the present invention includes a claw portion for fixing the claw portion to one surface of the base portion and a case where the claw portion is attached and fixed so as to straddle the contact portion of the base portion with the cutout portion of the claw portion. Can be set. In other words, when one surface of the base is along the traveling direction of the tilling device and the struts are fixed across the claws, the claws will be set obliquely with respect to the traveling direction, and the obliquely outward direction will be set. If it is set to, the claws gather the soil outward while tilling, and if it is set inward and diagonally, the claws will gather the soil inward while tilling, Various tillage can be performed by appropriately setting, and the setting can be easily changed. In particular, since the claw portion is inclined from the root, the cultivated soil is more easily inverted, and, for example, a trenching operation can be performed efficiently.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic view of a forward / reverse rotary tillage device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an exploded perspective view of a forward / reverse rotary tillage device according to the embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a front view and a side view of a claw member according to the embodiment of the present invention.
FIG. 4 is a front view and a side view of the rotating member according to the embodiment of the present invention.
FIG. 5 is an operation diagram of the claw member according to the embodiment of the present invention as viewed from an axial direction of a rotary shaft.
FIG. 6 is a view of a plurality of claw members of the embodiment according to the present invention as viewed from the axial direction of a rotary shaft.
FIG. 7 is an exploded perspective view of a forward / reverse rotary tiller according to the embodiment of the present invention.
FIG. 8 is a view of the plurality of claw members according to the embodiment of the present invention, as viewed from an axial direction of a rotary shaft.
FIG. 9 is an exploded front view of the forward / reverse rotary tillage device of the embodiment according to the present invention.
FIG. 10 is an exploded view of the claw member according to the embodiment of the present invention.
FIG. 11 is an assembly view of a claw member according to the embodiment of the present invention.
FIG. 12 is an assembly diagram of a claw member according to the embodiment of the present invention.
FIG. 13 is a front view of a base of the claw member according to the embodiment of the present invention.
FIG. 14 is a front view of a base of the claw member according to the embodiment of the present invention.
FIG. 15 is a front view of a base of the claw member according to the embodiment of the present invention.
FIG. 16 is an assembly view of a claw member according to the embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
1 aircraft
2 Gearbox
3 Horizontal frame
4 Transmission shaft frame
5 Support frame
7 Chain frame
10 Gear mechanism
11 Transmission shaft
12 sprockets
13 chain
14 Sprocket
15 Rotary shaft
16 Claw members
17 cylinder
18 Cover
20 base
21 Claw
22 long hole
23 Mating hole
24 Rotating member
25 Flange
26 hole
27 Mounting hole
28 Bar-shaped member
29 Support shaft
30 insertion part
31 Mating hole
32 Positioning hole
33 Support disk
34 hole
35 Through hole
36 Blunge part
37 Working members
38 Slot
39 Mating hole
40 screw holes
41 Rotating member
42 hole
43 Mounting hole
44 Bar-shaped member
45 Cover member
46 hole
47 Through hole
48 support rod
50 Abutment
51 Notch
52 base hole
53 Mounting hole
54 Fixing member
Claims (16)
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002207050A JP3735322B2 (en) | 2002-07-16 | 2002-07-16 | Tillage claw attachment device and forward / reverse rotary tillage device |
CNB2005100836156A CN100396169C (en) | 2002-07-16 | 2003-06-09 | Rotary tillage tine |
CNB2005100833389A CN100349503C (en) | 2002-07-16 | 2003-06-09 | Rotary tillage tine and rotary tillage tine mounting apparatus |
CNB2005100833374A CN100345474C (en) | 2002-07-16 | 2003-06-09 | Normally and reversely rotating rotary tillage apparatus |
CNB031411207A CN1274195C (en) | 2002-07-16 | 2003-06-09 | Tillage machine and rotary ploughing claw parts rotary ploughing claw mounting apparatus and rotary ploughing apparatus |
CNB2005100836160A CN100396170C (en) | 2002-07-16 | 2003-06-09 | Rotary tillage tine mounting apparatus and rotary tillage apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002207050A JP3735322B2 (en) | 2002-07-16 | 2002-07-16 | Tillage claw attachment device and forward / reverse rotary tillage device |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005198343A Division JP4078363B2 (en) | 2005-07-07 | 2005-07-07 | Claw member for rotary tiller |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004049015A true JP2004049015A (en) | 2004-02-19 |
JP3735322B2 JP3735322B2 (en) | 2006-01-18 |
Family
ID=31931612
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002207050A Expired - Fee Related JP3735322B2 (en) | 2002-07-16 | 2002-07-16 | Tillage claw attachment device and forward / reverse rotary tillage device |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3735322B2 (en) |
CN (4) | CN100396170C (en) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102972110A (en) * | 2012-12-19 | 2013-03-20 | 长铃集团有限公司 | 1WG3 type micro-cultivating blade set |
CN109392324A (en) * | 2018-12-25 | 2019-03-01 | 高邮市北方动力机械有限公司 | A kind of coulter easy to disassemble |
CN109737189A (en) * | 2019-02-22 | 2019-05-10 | 银芳丽 | A kind of agricultural ploughing machine ridging gearbox |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110313253A (en) * | 2019-07-24 | 2019-10-11 | 王宜春 | A kind of mini-tiller being conveniently replaceable walking manner and its application method |
KR200492282Y1 (en) * | 2019-12-18 | 2020-09-10 | 최낙우 | Rotabator |
CN111742629B (en) * | 2020-07-14 | 2022-08-19 | 吉林省农业科学院 | Adjustable deep-loosening rotary tillage operation device |
CN112154723B (en) * | 2020-10-14 | 2022-04-12 | 中国热带农业科学院南亚热带作物研究所 | Device for ridging, laminating and dropper laying for pineapple planting |
CN112970356B (en) * | 2021-02-03 | 2022-09-23 | 程燕红 | Soil loosening equipment for agricultural planting |
Family Cites Families (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3734197A (en) * | 1971-07-22 | 1973-05-22 | Rental Equipment Manuf Co | Knife structure for a knife reel |
JPS5418402U (en) * | 1977-07-08 | 1979-02-06 | ||
JPS5985203A (en) * | 1982-11-06 | 1984-05-17 | 株式会社クボタ | Plough pawl attaching structure used in both forward and reverse rotations |
JPS6049702U (en) * | 1983-09-12 | 1985-04-08 | ヤンマーディーゼル株式会社 | tilling claw device |
JPS6147209U (en) * | 1984-08-30 | 1986-03-29 | 株式会社クボタ | Mounting structure for tilling claws that can be used in both forward and reverse directions |
JPS61104004U (en) * | 1984-12-14 | 1986-07-02 | ||
JPS61158701A (en) * | 1984-12-27 | 1986-07-18 | 株式会社クボタ | Rotary plow apparatus |
CN85103271B (en) * | 1985-05-02 | 1987-04-08 | 北京农业工程大学 | Rotation tillage parts |
JPH0612961B2 (en) * | 1985-07-25 | 1994-02-23 | 株式会社クボタ | Forward / reverse rotary tiller |
JPH0675441B2 (en) * | 1985-10-12 | 1994-09-28 | 小橋工業株式会社 | Forward / reverse rotary device |
CN2135230Y (en) * | 1992-08-31 | 1993-06-09 | 何登焕 | Grass burying rotary cultvating axle assembly for paddy field |
JPH0725701U (en) * | 1994-10-28 | 1995-05-16 | 三菱農機株式会社 | Tillage claw |
JPH08294304A (en) * | 1995-04-26 | 1996-11-12 | Shigeki Sano | Ridging device in power tiller |
CN2272643Y (en) * | 1996-12-16 | 1998-01-21 | 江苏理工大学 | Housing and knife roller of reverse stubble cleaning rotary cultivator |
CN2278332Y (en) * | 1996-12-31 | 1998-04-15 | 江苏省东台市农业机械化研究所 | Forward and reverse rotating device for rotavator |
JP3720156B2 (en) * | 1997-01-27 | 2005-11-24 | ヤンマー株式会社 | Tillage claw shaft mounting structure |
CN2322356Y (en) * | 1998-01-06 | 1999-06-09 | 沈永祥 | Rotary cultivator attachment capable of plowing to edge of field |
JP2001016901A (en) * | 1999-07-09 | 2001-01-23 | Kida Nousan Kk | Weeding and tilling rotor and weeder and tiller using the same |
JP2001028901A (en) * | 1999-07-23 | 2001-02-06 | Kobashi Kogyo Co Ltd | Tillage tine |
CN2411655Y (en) * | 2000-04-20 | 2000-12-27 | 江苏省黄海农场农机服务中心 | Frame type regeneratively rotating, tillage ploughing stalk removing, seeding and fertilizer applicating machine |
-
2002
- 2002-07-16 JP JP2002207050A patent/JP3735322B2/en not_active Expired - Fee Related
-
2003
- 2003-06-09 CN CNB2005100836160A patent/CN100396170C/en not_active Expired - Fee Related
- 2003-06-09 CN CNB2005100833374A patent/CN100345474C/en not_active Expired - Fee Related
- 2003-06-09 CN CNB2005100833389A patent/CN100349503C/en not_active Expired - Fee Related
- 2003-06-09 CN CNB2005100836156A patent/CN100396169C/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102972110A (en) * | 2012-12-19 | 2013-03-20 | 长铃集团有限公司 | 1WG3 type micro-cultivating blade set |
CN109392324A (en) * | 2018-12-25 | 2019-03-01 | 高邮市北方动力机械有限公司 | A kind of coulter easy to disassemble |
CN109737189A (en) * | 2019-02-22 | 2019-05-10 | 银芳丽 | A kind of agricultural ploughing machine ridging gearbox |
CN109737189B (en) * | 2019-02-22 | 2023-09-19 | 广西玉林市德高机械有限公司 | Farming machine hilling gearbox |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN100396169C (en) | 2008-06-25 |
CN1720774A (en) | 2006-01-18 |
CN1720772A (en) | 2006-01-18 |
CN1720773A (en) | 2006-01-18 |
JP3735322B2 (en) | 2006-01-18 |
CN100345474C (en) | 2007-10-31 |
CN1720771A (en) | 2006-01-18 |
CN100349503C (en) | 2007-11-21 |
CN100396170C (en) | 2008-06-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2242213C (en) | String trimmer with fixed string head | |
US7703268B2 (en) | Rotary cutter bar mechanism and blade pin coupling | |
JP2004049015A (en) | Tillage tine mounting apparatus and normally and reversely rotating rotary tillage apparatus | |
BRPI0615802A2 (en) | soil tillage device | |
JPH0458284B2 (en) | ||
EP3076778B1 (en) | Dual direction cutting device | |
JP2009219389A (en) | Rotary-type weeding and harrowing device | |
JP3136543U (en) | Cutting blade guard for brush cutter and brush cutter provided with the same | |
CN107371582B (en) | Stable form weeder | |
JP4886341B2 (en) | Brush cutter and linear blade rotating unit | |
JP4078363B2 (en) | Claw member for rotary tiller | |
JP3164525U (en) | Crushed soil and screw-type steel board for weeding mounted on mowers | |
JP2011045266A (en) | Joint structure of horticultural tool, and horticultural tool equipped with the same | |
CN218456704U (en) | Cutting disc structure of stubble breaking and ridge cleaning working part | |
JP2004236526A (en) | Tillage tine member and tillage tine-attached apparatus | |
CN210986908U (en) | Rotary blade of mini-tiller | |
RU2224393C2 (en) | Soil tillage rotavator with variable cutting angle of knife | |
JP6539613B2 (en) | lawn mower | |
JPH0458285B2 (en) | ||
JP2024054662A (en) | Plastic cord mounting jig, and mower having the same | |
KR20010011930A (en) | a weeder | |
KR200150016Y1 (en) | Attaching device for cultivating blade | |
US20230217856A1 (en) | Mechanical shearing and harvesting tool | |
CN107624278B (en) | Rotary tillage cutter | |
JP4158991B2 (en) | Cutlery for mowing and harvesting rice |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050421 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050510 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050707 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050920 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20051021 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081028 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081028 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091028 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101028 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101028 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111028 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111028 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121028 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131028 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |