JP2004048365A - 無線通信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】送信時にハードウェアそのもの或いはそのハードウェアを制御するソフトウェアの異常を検出して自動的に送信を停止する。
【解決手段】異常検出対象であるハードウェアとの間で定期的な通信を行う異常送信停止回路12と、異常送信停止回路12による通信間隔時間を測定する時間測定回路14と、時間測定回路14により測定された通信間隔時間と予め設定されている閾値を比較する比較回路15と、比較回路15の比較結果により異常検出対象であるハードウェアの処理が異常であるかを判定し、ハードウェアの処理が異常と判定されると送信系の動作を停止する異常送信停止回路12とを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】異常検出対象であるハードウェアとの間で定期的な通信を行う異常送信停止回路12と、異常送信停止回路12による通信間隔時間を測定する時間測定回路14と、時間測定回路14により測定された通信間隔時間と予め設定されている閾値を比較する比較回路15と、比較回路15の比較結果により異常検出対象であるハードウェアの処理が異常であるかを判定し、ハードウェアの処理が異常と判定されると送信系の動作を停止する異常送信停止回路12とを備える。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線通信装置に係り、特に送信時に前記無線通信装置を構成するハードウェア或いはこのハードウェアを制御するソフトウェアの異常を検出する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話に代表される無線通信装置は広く普及している。しかし、携帯電話の高機能化に伴い、装置を構成しているハードウェア並びにそのハードウェアを制御するソフトウェア処理が複雑化している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そのため、何らかの要因でハードウェアそのものが異常を来したり或いは、このハードウェアを制御するソフトウェアが正常な処理を行えなくなることがある。このような場合、当該携帯電話が送信中に例えばソフトウェアの異常処理に起因した異常電波を出し、これによって他の携帯電話機の通信に干渉して通信妨害などを起こす可能性が高くなってきた。
【0004】
本発明は、上述の如き従来の課題を解決するためになされたもので、その目的は、送信時にハードウェアそのもの或いは、そのハードウェアを制御するソフトウェアの異常を検出して自動的に送信を停止することができる無線通信装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する為の本発明の無線通信装置は、アンテナから信号を送信する送信系を備えた無線通信装置において、異常検出対象であるハードウェアとの間で定期的な通信を行う通信手段(異常送信停止回路12)と、前記通信手段による通信間隔時間を測定する時間測定手段(時間測定回路14)と、前記時間測定手段により測定された通信間隔時間と予め設定されている閾値を比較する比較手段(検出時間閾値設定回路13、比較回路15)と、前記比較手段の比較結果により前記異常検出対象であるハードウェアの処理が異常であるかを判定し、前記ハードウェアの処理が異常と判定されると前記送信系の動作を停止する制御手段(異常送信停止回路12)と、を具備する。
【0006】
上記発明によれば、異常検出対象であるハードウェアとの間で定期的な通信を行ない、この通信間隔時間を測定する。測定された通信間隔時間と予め設定されている閾値を比較し、この比較結果により前記異常検出対象であるハードウェアの処理が異常かどうかを判定し、前記ハードウェアの処理が異常と判定されると前記送信系の動作を停止する。但し、前記ハードウェアの処理の異常判定は、ハードウェアの異常またはこのハードウェアを制御するソフトウェアの異常を判定することである。
【0007】
本発明の無線通信装置は、前記異常検出対象であるハードウェアの処理が異常であると判定する基準となる前記閾値は任意の値に設定することができる。
【0008】
上記発明によれば、前記異常検出対象であるハードウェアやこれを制御するソフトウェアの種類によってハードウェアの処理が異常であると判定する基準も異なるため、状況に応じた適切な閾値を設定する。
【0009】
本発明の無線通信装置は、前記制御手段は、前記送信系の動作を停止すると、前記無線通信装置の動作を管理するシステム制御部に前記送信系の動作停止を通知する。
【0010】
上記発明によれば、前記送信系の動作が停止されると、前記無線通信装置の動作を管理するシステム制御部に前記送信系の動作停止を通知する。
【0011】
本発明の無線通信装置は、前記制御手段は、前記比較手段により前記測定された通信間隔時間が前記閾値を超えたことが検出されると、前記異常検出対象であるハードウェアの処理が異常であると判定する。
【0012】
上記発明によれば、前記測定された通信間隔時間が前記閾値を超えたことが検出されると、前記異常検出対象であるハードウェアの処理が異常であると判定する。
【0013】
本発明の無線通信装置は、前記異常検出対象であるハードウェアは、通信用の演算装置であることを特徴とする。
【0014】
上記発明によれば、通信用の演算装置との間で定期的な通信が行われ、この通信間隔が前記閾値を超えると、演算装置の処理が異常であると判定する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る無線通信装置の送信停止回路の構成を示したブロック図である。
【0016】
送信停止回路は、送信処理部を制御する通信処理用のDSP11、DSP11の異常を検出する異常送信停止回路12、送信パワーの調整や送信変調を行う送信処理ブロック17、変調信号を送信周波数にしてアンテナから送信する無線処理ブロック18、無線通信装置の動作を全体的に管理するシステム管理部(CPU)16及び送信電波を出すアンテナを有している。
【0017】
ここで、異常送信停止回路12はDSP11の処理が異常であると判定するための検出時間として任意の値が設定される検出時間閾値設定回路13、異常送信停止回路12に対するDSP11からの通信間隔を測定する時間測定回路14、検出時間閾値設定回路13に設定されている閾値と時間測定回路14の測定時間を比較する比較回路15を有している。
【0018】
尚、19は異常送信停止回路12がDSP11の処理の異常を検出した時に異常送信停止回路12から送信処理ブロック17に出力する送信処理停止制御信号で、20は異常送信停止回路12が送信停止を行ったことをシステム管理部16へ通知するための信号である。
【0019】
次に本実施の形態の動作について説明する。DSP11で処理された音声信号などが送信処理ブロック17により変調され、更に送信パワーが調整されて無線処理ブロック18に出力される。無線処理ブロック18は入力される変調信号を送信周波数に変換してアンテナから電波として送信する。
【0020】
上記のような無線通信装置の送信動作期間中、通信処理用のDSP11は送信処理ブロック17に対して定期的に通信を行うと共に、異常送信停止回路12に対しても定期的に通信を行う。
【0021】
異常送信停止回路12の時間測定回路14はDSP11との間で行われる定期的な通信の時間間隔を測定する。比較回路14は時間測定回路14により測定された時間間隔と検出時間閾値設定回路13に予め設定されている検出時間閾値とを比較する。
【0022】
異常送信停止回路12は、測定時間間隔が検出時間閾値を超えたことが比較回路15によって検出されると、DSP11が異常処理を行っていると判定する。これは検出時間閾値設定回路13とDSP11間の定期的なやり取りが滞る(前記通信間隔時間が長くなり検出時間閾値を超えること)ような場合、ハードウェアとしてのDSP11そのもの或いは、DSP11を制御するソフトウェアに異常が生じたと判定できるためである。
【0023】
異常送信停止回路12は、DSP11が異常処理を行っていると判定すると、送信処理停止制御信号100を送信処理ブロック17に出力して、送信を停止する。また、これに伴い、異常送信停止回路12は、送信停止を通知する信号200をシステム管理部16に出力して、DSP11そのもの或いは、それを制御するソフトウェアが異常であるため送信を停止したことを知らせる。
【0024】
システム管理部16はこの異常検出を受け取ると、必要な処理、例えば送信を停止したことを表示するなどの処理を行う。
【0025】
図2はDSP11の異常検出動作の手順を示したフローチャートである。異常送信停止回路12は送信処理ブロック17が送信処理中または非送信処理中であるかを判定する(ステップS21)。
【0026】
送信中であると判定した場合は、時間測定回路14によって測定したDSP11との通信間隔時間(カウンター値)と検出時間閾値設定回路13の検出時間閾値とを比較回路15により比較し、DSP11の処理に異常があるかどうかを判定する(ステップS22)。
【0027】
その結果、DSP11が異常であると判定した場合は、送信処理ブロック17の動作を停止して送信停止を行うと共に、自動送信停止処理を行ったことをシステム管理部16に通知して処理を終了する(ステップS23)。
【0028】
本実施の形態によれば、異常検出対象であるDSP11との間の通信間隔時間が予め設定してある検出時間閾値を超えた場合、DSP11の処理が滞って異常を来したと判定して送信を停止することができ、これにより、異常電波を出して他の携帯電話の通信を妨害することを防止することができる。
【0029】
また、検出時間閾値設定回路13にはDSP11の性能やこれを動作させるソフトウェアの複雑さなどに応じて適切な閾値を設定することができるため、DSP11の処理の異常を常に精度良く判定することができ、誤動作を防止することができる。
【0030】
尚、本発明は上記実施の形態に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲において、具体的な構成、機能、作用、効果において、他の種々の形態によっても実施することができ、例えば、本発明を携帯電話以外のPDA(Personal Digital Assistants)や通信機能を有する携帯用パソコン等に適用して同様の効果を得ることができる。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、異常検出対象のハードウェアとの間で定期的な通信を行って、この通信間隔が前記閾値を超えると、前記ハードウェアの処理が異常であるという判定をすることにより、送信時にハードウェアそのもの或いは、そのハードウェアを制御するソフトウェアが異常を起こしていることを検出して送信停止処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る無線通信装置の送信停止回路の構成を示したブロック図である。
【図2】図1に示したDSPの異常検出動作の手順を示したフローチャートである。
【符号の説明】
11 DSP
12 異常送信停止回路
13 検出時間閾値設定回路
14 時間測定回路
15 比較回路
16 システム管理部
17 送信処理ブロック
18 無線処理ブロック
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線通信装置に係り、特に送信時に前記無線通信装置を構成するハードウェア或いはこのハードウェアを制御するソフトウェアの異常を検出する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話に代表される無線通信装置は広く普及している。しかし、携帯電話の高機能化に伴い、装置を構成しているハードウェア並びにそのハードウェアを制御するソフトウェア処理が複雑化している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
そのため、何らかの要因でハードウェアそのものが異常を来したり或いは、このハードウェアを制御するソフトウェアが正常な処理を行えなくなることがある。このような場合、当該携帯電話が送信中に例えばソフトウェアの異常処理に起因した異常電波を出し、これによって他の携帯電話機の通信に干渉して通信妨害などを起こす可能性が高くなってきた。
【0004】
本発明は、上述の如き従来の課題を解決するためになされたもので、その目的は、送信時にハードウェアそのもの或いは、そのハードウェアを制御するソフトウェアの異常を検出して自動的に送信を停止することができる無線通信装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する為の本発明の無線通信装置は、アンテナから信号を送信する送信系を備えた無線通信装置において、異常検出対象であるハードウェアとの間で定期的な通信を行う通信手段(異常送信停止回路12)と、前記通信手段による通信間隔時間を測定する時間測定手段(時間測定回路14)と、前記時間測定手段により測定された通信間隔時間と予め設定されている閾値を比較する比較手段(検出時間閾値設定回路13、比較回路15)と、前記比較手段の比較結果により前記異常検出対象であるハードウェアの処理が異常であるかを判定し、前記ハードウェアの処理が異常と判定されると前記送信系の動作を停止する制御手段(異常送信停止回路12)と、を具備する。
【0006】
上記発明によれば、異常検出対象であるハードウェアとの間で定期的な通信を行ない、この通信間隔時間を測定する。測定された通信間隔時間と予め設定されている閾値を比較し、この比較結果により前記異常検出対象であるハードウェアの処理が異常かどうかを判定し、前記ハードウェアの処理が異常と判定されると前記送信系の動作を停止する。但し、前記ハードウェアの処理の異常判定は、ハードウェアの異常またはこのハードウェアを制御するソフトウェアの異常を判定することである。
【0007】
本発明の無線通信装置は、前記異常検出対象であるハードウェアの処理が異常であると判定する基準となる前記閾値は任意の値に設定することができる。
【0008】
上記発明によれば、前記異常検出対象であるハードウェアやこれを制御するソフトウェアの種類によってハードウェアの処理が異常であると判定する基準も異なるため、状況に応じた適切な閾値を設定する。
【0009】
本発明の無線通信装置は、前記制御手段は、前記送信系の動作を停止すると、前記無線通信装置の動作を管理するシステム制御部に前記送信系の動作停止を通知する。
【0010】
上記発明によれば、前記送信系の動作が停止されると、前記無線通信装置の動作を管理するシステム制御部に前記送信系の動作停止を通知する。
【0011】
本発明の無線通信装置は、前記制御手段は、前記比較手段により前記測定された通信間隔時間が前記閾値を超えたことが検出されると、前記異常検出対象であるハードウェアの処理が異常であると判定する。
【0012】
上記発明によれば、前記測定された通信間隔時間が前記閾値を超えたことが検出されると、前記異常検出対象であるハードウェアの処理が異常であると判定する。
【0013】
本発明の無線通信装置は、前記異常検出対象であるハードウェアは、通信用の演算装置であることを特徴とする。
【0014】
上記発明によれば、通信用の演算装置との間で定期的な通信が行われ、この通信間隔が前記閾値を超えると、演算装置の処理が異常であると判定する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る無線通信装置の送信停止回路の構成を示したブロック図である。
【0016】
送信停止回路は、送信処理部を制御する通信処理用のDSP11、DSP11の異常を検出する異常送信停止回路12、送信パワーの調整や送信変調を行う送信処理ブロック17、変調信号を送信周波数にしてアンテナから送信する無線処理ブロック18、無線通信装置の動作を全体的に管理するシステム管理部(CPU)16及び送信電波を出すアンテナを有している。
【0017】
ここで、異常送信停止回路12はDSP11の処理が異常であると判定するための検出時間として任意の値が設定される検出時間閾値設定回路13、異常送信停止回路12に対するDSP11からの通信間隔を測定する時間測定回路14、検出時間閾値設定回路13に設定されている閾値と時間測定回路14の測定時間を比較する比較回路15を有している。
【0018】
尚、19は異常送信停止回路12がDSP11の処理の異常を検出した時に異常送信停止回路12から送信処理ブロック17に出力する送信処理停止制御信号で、20は異常送信停止回路12が送信停止を行ったことをシステム管理部16へ通知するための信号である。
【0019】
次に本実施の形態の動作について説明する。DSP11で処理された音声信号などが送信処理ブロック17により変調され、更に送信パワーが調整されて無線処理ブロック18に出力される。無線処理ブロック18は入力される変調信号を送信周波数に変換してアンテナから電波として送信する。
【0020】
上記のような無線通信装置の送信動作期間中、通信処理用のDSP11は送信処理ブロック17に対して定期的に通信を行うと共に、異常送信停止回路12に対しても定期的に通信を行う。
【0021】
異常送信停止回路12の時間測定回路14はDSP11との間で行われる定期的な通信の時間間隔を測定する。比較回路14は時間測定回路14により測定された時間間隔と検出時間閾値設定回路13に予め設定されている検出時間閾値とを比較する。
【0022】
異常送信停止回路12は、測定時間間隔が検出時間閾値を超えたことが比較回路15によって検出されると、DSP11が異常処理を行っていると判定する。これは検出時間閾値設定回路13とDSP11間の定期的なやり取りが滞る(前記通信間隔時間が長くなり検出時間閾値を超えること)ような場合、ハードウェアとしてのDSP11そのもの或いは、DSP11を制御するソフトウェアに異常が生じたと判定できるためである。
【0023】
異常送信停止回路12は、DSP11が異常処理を行っていると判定すると、送信処理停止制御信号100を送信処理ブロック17に出力して、送信を停止する。また、これに伴い、異常送信停止回路12は、送信停止を通知する信号200をシステム管理部16に出力して、DSP11そのもの或いは、それを制御するソフトウェアが異常であるため送信を停止したことを知らせる。
【0024】
システム管理部16はこの異常検出を受け取ると、必要な処理、例えば送信を停止したことを表示するなどの処理を行う。
【0025】
図2はDSP11の異常検出動作の手順を示したフローチャートである。異常送信停止回路12は送信処理ブロック17が送信処理中または非送信処理中であるかを判定する(ステップS21)。
【0026】
送信中であると判定した場合は、時間測定回路14によって測定したDSP11との通信間隔時間(カウンター値)と検出時間閾値設定回路13の検出時間閾値とを比較回路15により比較し、DSP11の処理に異常があるかどうかを判定する(ステップS22)。
【0027】
その結果、DSP11が異常であると判定した場合は、送信処理ブロック17の動作を停止して送信停止を行うと共に、自動送信停止処理を行ったことをシステム管理部16に通知して処理を終了する(ステップS23)。
【0028】
本実施の形態によれば、異常検出対象であるDSP11との間の通信間隔時間が予め設定してある検出時間閾値を超えた場合、DSP11の処理が滞って異常を来したと判定して送信を停止することができ、これにより、異常電波を出して他の携帯電話の通信を妨害することを防止することができる。
【0029】
また、検出時間閾値設定回路13にはDSP11の性能やこれを動作させるソフトウェアの複雑さなどに応じて適切な閾値を設定することができるため、DSP11の処理の異常を常に精度良く判定することができ、誤動作を防止することができる。
【0030】
尚、本発明は上記実施の形態に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲において、具体的な構成、機能、作用、効果において、他の種々の形態によっても実施することができ、例えば、本発明を携帯電話以外のPDA(Personal Digital Assistants)や通信機能を有する携帯用パソコン等に適用して同様の効果を得ることができる。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、異常検出対象のハードウェアとの間で定期的な通信を行って、この通信間隔が前記閾値を超えると、前記ハードウェアの処理が異常であるという判定をすることにより、送信時にハードウェアそのもの或いは、そのハードウェアを制御するソフトウェアが異常を起こしていることを検出して送信停止処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る無線通信装置の送信停止回路の構成を示したブロック図である。
【図2】図1に示したDSPの異常検出動作の手順を示したフローチャートである。
【符号の説明】
11 DSP
12 異常送信停止回路
13 検出時間閾値設定回路
14 時間測定回路
15 比較回路
16 システム管理部
17 送信処理ブロック
18 無線処理ブロック
Claims (5)
- アンテナから信号を送信する送信系を備えた無線通信装置において、
異常検出対象であるハードウェアとの間で定期的な通信を行う通信手段と、
前記通信手段による通信間隔時間を測定する時間測定手段と、
前記時間測定手段により測定された通信間隔時間と予め設定されている閾値を比較する比較手段と、
前記比較手段の比較結果により前記異常検出対象であるハードウェアの処理が異常であるかを判定し、前記ハードウェアの処理が異常と判定されると前記送信系の動作を停止する制御手段と、
を具備することを特徴とする無線通信装置。 - 前記異常検出対象であるハードウェアの処理が異常であると判定する基準となる前記閾値は任意の値に設定することができることを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。
- 前記制御手段は、前記送信系の動作を停止すると、前記無線通信装置の動作を管理するシステム制御部に前記送信系の動作停止を通知することを特徴とする請求項1又は2に記載の無線通信装置。
- 前記制御手段は、前記比較手段により前記測定された通信間隔時間が前記閾値を超えたことが検出されると、前記異常検出対象であるハードウェアの処理が異常であると判定することを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項に記載の無線通信装置。
- 前記異常検出対象であるハードウェアは、通信用の演算装置であることを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項に記載の無線通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002202803A JP2004048365A (ja) | 2002-07-11 | 2002-07-11 | 無線通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002202803A JP2004048365A (ja) | 2002-07-11 | 2002-07-11 | 無線通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004048365A true JP2004048365A (ja) | 2004-02-12 |
Family
ID=31708890
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002202803A Pending JP2004048365A (ja) | 2002-07-11 | 2002-07-11 | 無線通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004048365A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012060826A (ja) * | 2010-09-10 | 2012-03-22 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | フリッカ監視システム、及びフリッカ監視方法 |
-
2002
- 2002-07-11 JP JP2002202803A patent/JP2004048365A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012060826A (ja) * | 2010-09-10 | 2012-03-22 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | フリッカ監視システム、及びフリッカ監視方法 |
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