JP2004046639A - インタフェース回路及び半導体集積回路 - Google Patents

インタフェース回路及び半導体集積回路 Download PDF

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Abstract

【課題】シリアルデータバスとパラレルデータバスとの間の送受信に用いられるFIFOにおいて語数に無駄が生じるのを防止し、コスト低減に寄与する。
【解決手段】一つのFIFOメモリ1を送信FIFO2と受信FIFO3のそれぞれの語数をシステムの仕様に応じて割り振る。送信FIFO2の語数はレジスタ17、18に格納された上限アドレス、下限アドレスにより設定され、受信FIFO3の語数はレジスタ19、20に格納された上限アドレス、下限アドレスにより設定される。これにより、外部のシステムとの間の送受信の転送レートに相違がある場合にも、送信FIFO2と受信FIFO3のそれぞれの語数に無駄が生じることが無く、使用効率が向上する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インタフェース回路、またインタフェース回路を含む半導体集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
MPU(Microprocessing Unit)を内蔵するチップに設けられた周辺回路において、MPUに接続された内部のパラレルデータバスと、外部のシステムに接続されたシリアルデータバスとを接続する部分に、インタフェース回路が設けられている。このインタフェース回路における内部バスと送受信ポートとの間には、外部のシリアルデータバスのデータ転送レートと内部バスのパラレルデータバスのデータ転送レートの相違を吸収するため、FIFO(First−In−First−Out)が配置されている。
【0003】
ここで、FIFOの語数は、外部シリアルデータバスの瞬間的な最大データ転送レート及び平均的なデータ転送レートと、内部データバスの瞬間的な最大データ転送レート及び平均的なデータ転送レートとの関係から適当な値に設定される。
【0004】
従来のインタフェース回路の構成を、図7に示す。このインタフェース回路206は、MPU208に接続された内部バス207と、外部のシステムへデータをシリアルに送信する送信ポート203及び外部のシステムからデータをシリアルに受信する受信ポート204との間に配置されており、内部バスインタフェース部205と、送信FIFO201、受信FIFO202とを備えている。
【0005】
このように、従来のインタフェース回路206は、送信データ用と受信データ用とで独立した2個のFIFO201、202を有していた。ここで、それぞれのFIFOの語数は、送信FIFO201と受信FIFO202とで独立に設定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のインタフェース回路では、送信ポート203に接続された外部シリアルデータバスのデータ転送レートと、受信ポート204に接続された外部シリアルデータバスのデータ転送レートとが異なる場合、送信FIFO201、受信FIFO202のうち、データ転送レートの遅い側のFIFOに空き領域が生じてハードウェアの無駄となっていた。即ち、各システムの仕様に応じて送信側のFIFOと受信側のFIFOとで最適な語数に設定することができず、使用効率が低くコストの増加を招いていた。
【0007】
本発明は上記事情に鑑み、シリアルデータバスとパラレルデータバスとの間の送受信に用いられるFIFOにおいてシステムの仕様に応じて語数を最適に設定しハードウェアに無駄が生じるのを防止し、コスト低減に寄与することが可能なインタフェース回路、及びインタフェース回路を含む半導体集積回路を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明のインタフェース回路は、外部シリアルバスと内部パラレルバスとの間に設けられ、前記内部パラレルバスから与えられ前記外部シリアルバスへ送信するデータを格納するための送信データ用メモリ領域と、前記外部シリアルバスから与えられ前記内部パラレルバスへ受信するデータを格納するための受信データ用メモリ領域とを有するFIFOメモリと、前記FIFOメモリにおける前記送信データ用メモリ領域の語数と前記受信データ用メモリ領域の語数とを設定するレジスタとを備え、前記FIFOメモリにおける前記送信データ用メモリ領域の語数と前記受信データ用メモリ領域の語数とが可変であることを特徴とする。
【0009】
本発明の半導体集積回路は、前記外部シリアルバスに接続された前記インタフェース回路と、前記インタフェース回路と前記内部パラレルバスを介して接続された処理装置とを備えることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0011】
(1)第1の実施の形態
図1に、本発明の第1の実施の形態によるインタフェース回路130の構成を示す。このインタフェース回路130は、同一半導体集積回路に内蔵されたMPU121と、パラレルにデータを転送する内部バス122と、外部のシステムからデータをシリアルに受信する受信ポート8、また外部のシステムへデータをシリアルに送信する送信ポート9との間に設けられている。
【0012】
そして、このインタフェース回路130は、先ずFIFOを構成するものとして送信データ、受信データを格納するFIFOメモリ1、送信FIFO書き込みポインタを格納するレジスタ4、送信FIFO読み出しポインタを格納するレジスタ5、受信FIFO書き込みポインタを格納するレジスタ6、受信FIFO読み出しポインタを格納するレジスタ7を有している。
【0013】
さらにインタフェース回路130は、受信ポート8に接続され、送られてきたシリアルデータをパラレルデータに変換するシリアル/パラレル変換器10、送信ポート9に接続され、送信すべきパラレルデータをシリアルデータに変換するパラレル/シリアル変換器11、送信データレジスタから出力されたデータとシリアル/パラレル変換器10から出力されたデータとを選択して出力するセレクタ12、受信FIFO3から出力された受信データを格納する受信データレジスタ13、MPU121から出力され内部バス122、内部バスインタフェース部21を介して与えられた送信データを格納する送信データレジスタ14、さらに後述する比較制御回路15及び16、送信FIFO2の上限アドレスを格納するレジスタ17、送信FIFO2の下限アドレスを格納するレジスタ18、受信FIFO3の上限アドレスを格納するレジスタ19、受信FIFO3の下限アドレスを格納するレジスタ20とを備えている。
【0014】
本実施の形態では、一つのFIFOメモリ1が、送信FIFO2及び受信FIFO3とに分割して用いられる。それぞれの語数(メモリ領域)の割り振りは、予めMPU121が設定してレジスタ17〜20にそれぞれ格納させた送信FIFOの上限アドレス及び下限アドレス、受信FIFOの上限アドレス及び下限アドレスにより設定される。
【0015】
一般にFIFOは、メモリと、書き込み時のアドレスを示す書き込みポインタを格納するレジスタ及び読み出し時のアドレスを示す読み出しポインタを格納するレジスタとを有する。
【0016】
本実施例は上述のように、一つのFIFOメモリ1を送信FIFO2と受信FIFO3とに振り分けて使用するために、送信FIFO2の書き込みポインタを格納するレジスタ4及び読み出しポインタを格納するレジスタ5、受信FIFO3の書き込みポインタを格納するレジスタ6及び読み出しポインタを格納するレジスタ7に加えて、送信FIFO4の上限アドレス、下限アドレスを格納するレジスタ17、18、受信FIFO3の上限アドレス、下限アドレスを格納するレジスタ19、20、さらに送信FIFO2の書き込みポインタ及び読み出しポインタの制御を行う比較制御回路15、受信FIFO3の書き込みポインタ及び読み出しポインタの制御を行う比較制御回路16を有している。
【0017】
送信FIFO2、受信FIFO3におけるそれぞれの書き込みポインタ4、6、読み出しポインタ5、7は、対応する送信FIFO2又は受信FIFO3へのアクセスが発生するたびに「1」の値が加算されていく。
【0018】
比較制御回路15は、レジスタ4の送信FIFO書き込みポインタ、レジスタ5の送信FIFO読み出しポインタとレジスタ17の上限アドレスとを比較し、上限アドレスに達するとレジスタ18の下限アドレスにリセットする。同様に、比較制御回路16は、レジスタ6の送信FIFO書き込みポインタ、レジスタ7の送信FIFO読み出しポインタとレジスタ19の上限アドレスとを比較し、上限アドレスに達するとレジスタ20の下限アドレスにリセットする。
【0019】
外部のシステムからシリアルにデータを受信する場合の動作について述べる。外部から受信ポート8にシリアルに受信されたデータは、シリアル/パラレル変換器10でパラレルデータに変換され、セレクタ12を介してFIFOメモリ1においてレジスタ6び受信FIFO用書き込みポインタの示すアドレスに書かれ、受信FIFO用書き込みポインタは「1」加算される。
【0020】
予め設定された語数のデータが受信FIFO3に格納されると、MPU121に読み出し要求が出される。MPU121から受信データの読み出し要求が出力されると、FIFOメモリ1においてレジスタ7の受信FIFO用読み出しポインタの示すアドレスから受信データが読み出されて受信データレジスタ13に一旦格納され、読み出しポインタが「1」加算される。送信データレジスタ13に格納されたデータは、内部バスインタフェース部21、内部バス122を介してMPU121にパラレルに転送される。
【0021】
内部から外部のシステムへデータを送信する場合の動作は以下のようである。MPU121から出力されたデータが、内部バス122、内部バスインタフェース部21を介して送信データレジスタ14に与えられ、送信データが一旦書き込まれる。送信データレジスタ14に書かれたデータは、FIFOメモリ1における、レジスタ4の送信FIFO用書き込みポインタの指すアドレスに格納され、書き込みポインタが「1」加算される。
【0022】
そして、予め設定された語数のデータが送信FIFO2に格納されると、レジスタ5の送信FIFO用読み出しポインタの指すアドレスから送信データが読み出され、読み出しポインタが「1」加算される。
【0023】
FIFOメモリ1から読み出された送信データは、パラレル/シリアル変換器11でシリアルデータに変換された後、送信ポート9から外部へシリアルに出力される。
【0024】
ここで、外部からの受信データの受信FIFO3への書きこみと、内部からの送信データの送信FIFO2への書きこみとが重複した場合には、外部から送られてきたデータが消失しないように受信データの受信FIFO3への書きこみが優先されるように動作する。同様に、送信データの送信FIFO2からの読み出しと受信データの受信FIFO3からの読み出しとが重複した場合には、外部から与えられた受信データの受信FIFO3からの読み出しが優先されるように動作する。
【0025】
上述のように、本実施の形態では一つのFIFOメモリ1を送信FIFO2と受信FIFO3とで分割して使用し、それぞれの語数は送信FIFO2がレジスタ17、18における上限アドレス、下限アドレスで設定され、受信FIFO3がレジスタ19、20における上限アドレス、下限アドレスで設定される。これらの上限アドレスと下限アドレスは、システムの仕様に応じて最適な割り振りとなるように、予め内部バスインタフェース部21を経由してMPU121が設定し、レジスタ17〜20に記憶させる。
【0026】
従って、本実施の形態によれば、FIFOメモリ1を送信FIFO2と受信FIFO3とで共用し、その構成語数をシステムの仕様に応じて可変とすることで、受信ポート8から受信されるデータ転送レートと送信ポート9から送信されるデータ転送レートとが不均衡な場合にも、FIFOメモリの領域の無駄をなくすことができ、コスト低減に寄与することが可能である。
【0027】
(2)第2の実施の形態
本発明の第2の実施の形態によるインタフェース回路について、図2を用いて説明する。本実施の形態は、送信FIFO2の語数と受信FIFO3の語数とを、送信FIFO2へのアクセス回数と受信FIFO3へのアクセス回数の相対的な差に従って動的に変化させるため、上記第1の実施の形態における構成に加えて、アップダウンカウンタ101及びデコーダ104をさらに備えている。このような構成により、送信FIFO2に書き込むためアクセスした回数の総和と、受信FIFO3に書き込むためアクセスした回数の総和との差に従って、それぞれのFIFOメモリ1の語数を動的に制御する。以下、本実施の形態における動作を詳述する。
【0028】
アップダウンカウンタ101が、送信FIFO2への書き込みを指示する送信FIFO書き込み信号102と受信FIFOへの書き込みを指示する受信FIFO書き込み信号103とを与えられ、一方を与えられたときはカウントアップ、他方を与えられたときはカウントダウンを行う。ここで、送信FIFO書き込み信号102は送信データレジスタ14にデータが書き込まれると出力され、受信FIFO書き込み信号103は外部のシステム側から出力される。アップダウンカウンタ101のカウンタ値は、予め設定された最大値(上限アドレス)と最小値(下限アドレス)との範囲内で変動する。
【0029】
デコーダ104は、このアップダウンカウンタ101のカウンタ値に基づいて、送信FIFO2の上限アドレス及び下限アドレス、受信FIFO3の上限アドレス及び下限アドレスをデコードし、対応するレジスタ17〜20に与えて保持させる。
【0030】
外部から受信ポート8を介してシリアルデータを受信し、受信FIFO3に書き込み動作が行われるたびに、受信FIFO書き込み信号103がアップダウンカウンタ101に与えられ、例えばカウンタ値がカウントアップされる。逆に、MPU121がデータを外部へ送信しようとして、送信FIFO2にデータの書き込み動作が行われるたびに、送信FIFO書き込み信号102がアップダウンカウンタ101に与えられ、カウンタ値がカウントダウンされる。これにより、アップダウンカウンタ101には送信のアクセス数の総和と受信のアクセス数の総和との差が記憶されることになる。デコーダ104がこのアップダウンカウンタのカウンタ値をデコードすることにより、送信FIFO2と受信FIFO3のそれぞれの上限アドレス、下限アドレスを決定する。
【0031】
ここで、デコーダ104がカウンタ値をデコードして上限アドレス、下限アドレスを設定する一例を図3に示す。上述したように、カウンタ値が上限値「1111 1111」に達すると、受信FIFO3に書き込みが発生してもカウンタ値はこれ以上増加しない。逆に、カウンタ値が下限値「0000 0000」まで降下すると、送信FIFO2に書き込みが発生してもカウンタ値はこれより低くならない。
【0032】
カウンタ値が「1111 1111〜0000 0000」の範囲内において、相対的に「1111 1111」に近い大きい値であるときは、受信FIFO3への書き込み数の方が送信FIFO2への書き込み数よりも多いので、相対的に受信FIFO3の語数をより大きく設定する。逆に、相対的に「0000 0000」に近い小さい値であるときは、受信FIFO3への書き込み数よりも送信FIFO2への書き込み数の方が多いので、相対的に送信FIFO2の語数をより大きく設定する。カウンタ値がほぼ中間の範囲「1001 1111」にあるときは、アクセス数がほぼ同程度であるので送信FIFO2と受信FIFO3との語数を同じ値に設定する。
【0033】
本実施の形態によれば、上記第1の実施の形態と同様に、送信データ用FIFOと受信データFIFOとで一つのFIFOメモリ1を共用して構成語数を可変とすることで、受信の回数と送信の回数とが不均衡な場合にFIFOメモリ1の語数の無駄をなくすことができると共に、アクセスの状況に応じて動的に変化させることができるので、よりFIFOメモリの使用効率を向上させることができ、コストを低減させることが可能である。
【0034】
(3)第3の実施の形態
本発明の第3の実施の形態について、図4を参照して説明する。
【0035】
本実施の形態は、上記第1の実施の形態と第2の実施の形態とを併用したものに相当する。上記第1及び第2の実施の形態の構成に加えて、セレクタ141〜144を備えている。これらのセレクタ141〜144は、デコーダ104の出力側とレジスタ17〜20の入力側との間にそれぞれ設けられ、MPU121からの制御信号に応じて切替動作が制御される。
【0036】
上記第1の実施の形態と同様に動作するモードでは、セレクタ141〜144はデコーダ104とレジスタ17〜20との接続を分離し、システムに応じてMPU121が予め設定した上限アドレス及び下限アドレスが対応するレジスタ17〜20に与えられ保持される。以下の動作は、上述した第1の実施の形態におけるものと同様である。
【0037】
上記第2の実施の形態と同様に動作するモードでは、セレクタ141〜144はデコーダ104とレジスタ17〜20とが接続される。そして、デコーダ104から出力された上限アドレス及び下限アドレスが対応するレジスタ17〜20に与えられ保持される。以下の動作は、上記第2の実施の形態におけるものと同様である。
【0038】
このように、本実施の形態によれば、送信FIFO2と受信FIFO3のそれぞれの語数を予め設定する動作モードと、それぞれの語数をアクセス状況に応じて動的に変化させる動作モードとを選択することが可能であり、よりシステムの仕様に応じて柔軟に対処しFIFOメモリの使用効率を向上させることができる。
【0039】
(4)第4の実施の形態
本発明の第4の実施の形態による半導体集積回路について、図5を用いて説明する。本実施の形態は、上記第1乃至第3の実施の形態によるインタフェース回路を内蔵した半導体集積回路に相当する。
【0040】
この半導体集積回路300は、MPU301と、ユーザの仕様に応じて設計されるユーザロジック回路302とを備えている。ユーザロジック回路302には、内部パラレルバス306を介してMPU301に接続されたシリアルインタフェース回路303、パラレルインタフェース回路304、PCI(Peripheral Component Interconnect)インタフェース回路305が含まれている。
【0041】
ここで、シリアルインタフェース回路303が、上記第1乃至第3の実施の形態によるインタフェース回路の構成を備えている。これにより、外部のシステムからこの半導体集積回路へのデータの送受信のアクセス頻度に応じて、シリアルインタフェース回路303が有するFIFOメモリの使用効率を向上させることができる。
【0042】
(5)第5の実施の形態
本発明の第5の実施の形態による半導体集積回路について、図6を用いて説明する。本実施の形態は、上記第1乃至第3の実施の形態によるインタフェース回路を内蔵した半導体集積回路に相当する。
【0043】
このデジタルテレビ用半導体集積回路400は、MPU401、MPU401に内部パラレルバス407を介して接続されたグラフィック回路402、シリアルインタフェース回路403、パラレルインタフェース回路404、PCIインタフェース回路405、AVデコーダ406を備えている。そして、シリアルインタフェース回路303が、上記第1乃至第3の実施の形態によるインタフェース回路の構成を有している。これにより、外部からのデータ送受信のアクセス頻度に応じて、シリアルインタフェース回路403に含まれるFIFOメモリの使用効率を向上させることが可能である。
【0044】
上述した実施の形態は一例であり、本発明を限定するものではない。例えば、上記第2の実施の形態においてアクセス状況に応じて送信FIFOと受信FIFOの語数を動的に変化させる場合の図5に示されたデコード動作は一例であり、これに限らず任意に設定することができる。
【0045】
また、上記実施の形態におけるFIFOメモリは、例えばフリップフロップ、あるいはSRAM(Static Random Access Memory)等で構成してもよい。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のインタフェース回路及び半導体集積回路は、FIFOメモリを送信データ用メモリ領域と受信データ用メモリ領域とに分割し、それぞれの語数をレジスタに設定することで、送受信の状況に適合するようにそれぞれの語数を可変とすることができるため、メモリ領域の使用効率を向上させコスト低減に寄与することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるインタフェース回路の構成を示すブロック。
【図2】本発明の第2の実施の形態によるインタフェース回路の構成を示すブロック図。
【図3】同インタフェース回路において、送受信の回数に基づいて送信FIFOと受信FIFOとの語数の設定の一例を示した説明図。図。
【図4】本発明の第3の実施の形態によるインタフェース回路の構成を示すブロック図。
【図5】上記第1乃至第3の実施の形態によるインタフェース回路を内蔵する本発明の第4の実施の形態による半導体集積回路の構成の一例を示すレイアウト図。
【図6】上記第1乃至第3の実施の形態によるインタフェース回路を内蔵する本発明の第5の実施の形態によるデジタルテレビ用半導体集積回路の構成の一例を示すレイアウト図。
【図7】従来のインタフェース回路の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1 FIFOメモリ
2 送信FIFO
3 受信FIFO
4 送信FIFO書き込みポインタ用レジスタ
5 送信FIFO読み出しポインタ用レジスタ
6 受信FIFO書き込みポインタ用レジスタ
7 受信FIFO読み出しポインタ用レジスタ
8 受信ポート
9 送信ポート
10 シリアル−パラレル変換回路
11 パラレル−シリアル変換回路
12 セレクタ
13 受信データレジスタ
14 送信データレジスタ
15、16 比較制御回路
17 送信FIFOの上限アドレス用レジスタ
18 送信FIFOの下限アドレス用レジスタ
19 受信FIFOの上限アドレス用レジスタ
20 受信FIFOの下限アドレス用レジスタ
21 内部バスインタフェース部
101 アップダウンカウンタ
102 送信FIFO書き込み信号
103 受信FIFO書き込み信号
104 デコーダ
121、301、401 MPU
122 内部バス
141〜144 セレクタ
130 インタフェース回路
300、400 半導体集積回路
302 ユーザロジック回路
303、403 シリアルインタフェース
304、404 パラレルインタフェース
305、405 PCIインタフェース
402 グラフィック回路
406 AVデコーダ

Claims (7)

  1. 外部シリアルバスと内部パラレルバスとの間に設けられたインタフェース回路において、
    前記内部パラレルバスから与えられ前記外部シリアルバスへ送信するデータを格納するための送信データ用メモリ領域と、前記外部シリアルバスから与えられ前記内部パラレルバスへ受信するデータを格納するための受信データ用メモリ領域とを有するFIFOメモリと、
    前記FIFOメモリにおける前記送信データ用メモリ領域の語数と前記受信データ用メモリ領域の語数とを設定するレジスタと、
    を備え、
    前記FIFOメモリにおける前記送信データ用メモリ領域の語数と前記受信データ用メモリ領域の語数とが可変であることを特徴とするインタフェース回路。
  2. 前記レジスタに格納された前記送信データ用メモリ領域の語数と前記受信データ用メモリ領域の語数とに基づいて、前記送信データ用メモリ領域に書き込みを行う時のアドレスを示す第1の書き込みポインタと、前記送信データ用メモリ領域から読み出しを行う時のアドレスを示す第1の読み出しポインタと、前記受信データ用メモリ領域に書き込みを行う時のアドレスを示す第2の書き込みポインタと、前記受信データ用メモリ領域から読み出しを行う時のアドレスを示す第2の読み出しポインタとを制御するポインタ制御部をさらに備えることを特徴とする請求項1記載のインタフェース回路。
  3. 前記第1の書き込みポインタを格納する第1のポインタレジスタと、前記第1の読み込みポインタを格納する第2のポインタレジスタと、前記第2の書き込みポインタを格納する第3のポインタレジスタと、前記第2の読み込みポインタを格納する第4のポインタレジスタとをさらに備え、
    前記レジスタには、前記送信データ用メモリ領域の上限アドレスを格納する第1のアドレスレジスタと、前記送信データ用メモリ領域の下限アドレスを格納する第2のアドレスレジスタと、前記受信データ用メモリ領域の上限アドレスを格納する第3のアドレスレジスタと、前記受信データ用メモリ領域の下限アドレスを格納する第4のアドレスレジスタとが含まれ、
    前記ポインタ制御部には、前記第1のポインタレジスタに格納された前記第1の書き込みポインタが前記第1のアドレスレジスタに格納された上限アドレスに到達すると、前記第2のアドレスレジスタに格納された下限アドレスにリセットし、前記第2のポインタレジスタに格納された前記第1の読み込みポインタが前記第1のアドレスレジスタに格納された上限アドレスに到達すると、前記第2のアドレスレジスタに格納された下限アドレスにリセットする第1の制御回路と、前記第3のポインタレジスタに格納された前記第2の書き込みポインタが前記第3のアドレスレジスタに格納された上限アドレスに到達すると、前記第4のアドレスレジスタに格納された下限アドレスにリセットし、前記第4のポインタレジスタに格納された前記第2の読み出しポインタが前記第3のアドレスレジスタに格納された上限アドレスに到達すると、前記第4のアドレスレジスタに格納された下限アドレスにリセットする第2の制御回路とが含まれることを特徴とする請求項2記載のインタフェース回路。
  4. 前記送信データ用メモリ領域への書き込み回数と、前記受信データ用メモリ領域への書き込み回数とを相対的に比較し、前記レジスタに設定される前記送信データ用メモリ領域の語数と前記受信データ用メモリ領域の語数とを動的に変化させる語数制御部をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のインタフェース回路。
  5. 前記語数制御部には、
    前記送信データ用メモリ領域への書き込み回数と前記受信データ用メモリ領域への書き込み回数とをカウントするカウンタと、
    前記カウンタのカウンタ値に基づいて、前記レジスタに設定される前記送信データ用メモリ領域の語数と前記受信データ用メモリ領域の語数とを設定するデコーダと、
    を含むことを特徴とする請求項4記載のインタフェース回路。
  6. 前記外部シリアルバスに接続された、請求項1乃至5のいずれかに記載の前記インタフェース回路と、
    前記インタフェース回路と前記内部パラレルバスを介して接続された処理装置と、
    を備えることを特徴とする半導体集積回路。
  7. 前記インタフェース回路は、前記デコーダの出力端子と前記レジスタの入力端子との間に設けられ、前記処理装置の制御によりオン/オフを制御されるセレクタをさらに備え、
    前記処理装置が前記レジスタに前記送信データ用メモリ領域の語数と前記受信データ用メモリ領域の語数とを予め設定し、前記処理装置が前記セレクタをオフして前記デコーダと前記レジスタとを分離する第1の動作モードと、
    前記処理装置が前記セレクタをオンして前記デコーダと前記レジスタとを接続し、前記デコーダが前記カウンタのカウンタ値に基づいて、前記レジスタに設定される前記送信データ用メモリ領域の語数と前記受信データ用メモリ領域の語数とを設定する第2の動作モードのいずれかを選択可能なことを特徴とする請求項6記載の半導体集積回路。
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JP2002204634A Pending JP2004046639A (ja) 2002-07-12 2002-07-12 インタフェース回路及び半導体集積回路

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JP (1) JP2004046639A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011070564A (ja) * 2009-09-28 2011-04-07 Saxa Inc 画像処理装置
JP2013531845A (ja) * 2010-06-04 2013-08-08 ザイリンクス インコーポレイテッド 集積回路のための入出力バンクアーキテクチャ

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