JP2004046297A - Shopping computer and shopping calculation program - Google Patents
Shopping computer and shopping calculation program Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004046297A JP2004046297A JP2002199146A JP2002199146A JP2004046297A JP 2004046297 A JP2004046297 A JP 2004046297A JP 2002199146 A JP2002199146 A JP 2002199146A JP 2002199146 A JP2002199146 A JP 2002199146A JP 2004046297 A JP2004046297 A JP 2004046297A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shopping
- conversion
- calculation
- input
- key
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Calculators And Similar Devices (AREA)
Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、買物合計金額やお釣りの算出などユーザが買物時に必要な計算を行うことができる買物計算機および買物計算プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
電子卓上計算機は、複雑な関数計算を行うときだけではなく、日常生活における簡単な計算を行うとき、たとえば、買物合計金額の計算など買物時の計算を行うときにも用いられている。しかし、一般的な電子卓上計算機は、数値計算を行うことを主目的として構成されており、計算の履歴を記憶したり、複数の数値をグループとして記憶したりする機能は備えられていない。そのため、買物時に行った計算の履歴を後で確認したり、検算したりする場合は、買物合計金額やお釣りなどの金額情報は別途、紙などに記録しておき、電子卓上計算機は計算のみに利用されている。
【0003】
計算履歴を記憶し、検算計算を行うことができる電子卓上計算機として、特開平11−66012号公報記載の卓上加減乗除計算機がある。この卓上加減乗除計算機は、検算計算のできる電子卓上計算機であり、入力した数値に対応して、2個別々のカウンタに入力項番号と総入力項数を表示できるようにし、過去の計算履歴から後で検算することを可能としている。
【0004】
また、買物時の計算に関する情報処理装置としては、特開平7−98787号公報記載の商品販売データ処理装置がある。商品販売データ処理装置は、店頭にある電子式キャッシュレジスタのような金銭処理装置であり、通貨投入口から投入された通貨の合計金額を預かり金額として、その預かり金額と1取引における合計金額とを比較し、その預かり金額が合計金額以上のときにはその差額分を釣銭金額として自動支払いする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
買物時の計算では、購入商品の価格、買物合計金額、お釣りなど複数種類の金額情報が取り扱われる。そのため、買物時の計算の履歴を確認するためには、前述の金額情報の保存に加えて、買物をした店ごとに金額情報を管理するなどの専用の機能を備えた電子卓上計算機が必要となる。
【0006】
前述の卓上加減乗除計算機では、情報の保存や管理の機能を十分有していないので、買物時の計算に用いた場合に不便である。また、前述の商品販売データ処理装置は、一般消費者であるユーザが使用できる装置ではない。
【0007】
さらに、買物時の計算のように扱う情報の種類が多くなると、計算機の操作が複雑になり、操作性が悪くなってしまう。
【0008】
本発明の目的は、買物時に必要な計算を簡単に行うことができ、利便性および操作性が向上した買物計算機および買物計算プログラムを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、買物計算部と、換算部と、前記買物計算部を動作させる買物計算モードと前記換算部を動作させる換算計算モードとを切り換えて設定するモード設定部とを備え、
買物計算モードが設定されたときは、前記買物計算部を動作させ、入力される購入商品価格を合計して買物合計金額を算出し、入力される元金から買物合計金額を減算して釣銭金額を算出する買物計算を行うとともに、前記買物合計金額、元金および釣銭金額を買物情報として記憶し、買物計算実行時は計算の進行に従って入力値および算出結果を順次表示し、買物計算非実行時はユーザによって指示されたときに買物情報を表示し、
換算計算モードが設定されたときは、前記換算部を動作させ、入力された換算対象金額を表示するとともに、入力された換算対象金額および予め記憶されている換算比率に基づいて換算計算を行い、換算計算による換算結果を表示し、
換算計算モードから買物計算モードに切り換えられたときは、切り換え直前の換算計算による換算結果を、前記買物計算部に購入商品価格として与えることを特徴とする買物計算機である。
【0010】
また本発明は、買物計算部と、換算部と、前記買物計算部を動作させる買物計算モードと前記換算部を動作させる換算計算モードとを切り換えて設定するモード設定部とを備え、
買物計算モードが設定されたときは、前記買物計算部を動作させ、
入力される購入商品価格を合計して買物合計金額を算出し、入力される元金から買物合計金額を減算して釣銭金額を算出する買物計算を行い、
買物計算ごとの前記買物合計金額、元金および釣銭金額を買物情報として記憶し、さらに買物計算を行った店舗ごとに前記買物情報をグループ分けして記憶するとともに、各店舗に対応するグループ内の買物情報には買物計算を行った順番を示す買物カウントを付加して記憶し、
買物計算実行時は計算の進行に従って入力値および算出結果を順次表示し、買物計算非実行時はユーザによって指定された店舗および買物カウントに対応する買物情報を表示し、
換算計算モードが設定されたときは、前記換算部を動作させ、
入力された換算対象金額を表示するとともに、入力された換算対象金額および予め記憶されている換算比率に基づいて換算計算を行い、換算計算による換算結果を表示し、
換算計算モードから買物計算モードに切り換えられたときは、切り換え直前の換算計算による換算結果を、前記買物計算部に購入商品価格として与えることを特徴とする買物計算機である。
【0011】
また本発明は、買物計算部と、換算部と、前記買物計算部を動作させる買物計算モードと前記換算部を動作させる換算計算モードとを切り換えて設定するモード設定部とを備え、
買物計算モードが設定されたときは、前記買物計算部を動作させ、入力される購入商品価格を合計して買物合計金額を算出し、入力される元金から買物合計金額を減算して釣銭金額を算出する買物計算を行うとともに、前記買物合計金額、元金および釣銭金額を買物情報として記憶し、買物計算実行時は計算の進行に従って入力値および算出結果を順次表示し、買物計算非実行時はユーザによって指示されたときに買物情報を表示し、
換算計算モードが設定されたときは、前記換算部を動作させ、入力される換算対象金額を表示するとともに、換算比率を識別する比率番号と対応付けられて予め記憶されている複数種類の換算比率の中からユーザによって指定された比率番号に対応する換算比率および入力された換算対象金額に基づいて換算計算を行い、換算計算による換算結果を表示し、
換算計算モードから買物計算モードに切り換えられたときは、前記換算計算による換算結果を、前記買物計算部に購入商品価格として与えることを特徴とする買物計算機である。
【0012】
また本発明は、買物計算部と、換算部と、前記買物計算部を動作させる買物計算モードと前記換算部を動作させる換算計算モードとを切り換えて設定するモード設定部とを備え、
買物計算モードが設定されたときは、前記買物計算部を動作させ、
入力される購入商品価格を合計して買物合計金額を算出し、入力される元金から買物合計金額を減算して釣銭金額を算出する買物計算を行い、
買物計算ごとの前記買物合計金額、元金および釣銭金額を買物情報として記憶し、さらに買物計算を行った店舗ごとに前記買物情報をグループ分けして記憶するとともに、各店舗に対応するグループ内の買物情報には買物計算を行った順番を示す買物カウントを付加して記憶し、
買物計算実行時は計算の進行に従って入力値および算出結果を順次表示し、買物計算非実行時はユーザによって指定された店舗および買物カウントに対応する買物情報を表示し、
換算計算モードが設定されたときは、前記換算部を動作させ、入力される換算対象金額を表示するとともに、換算比率を識別する比率番号と対応付けられて予め記憶されている複数種類の換算比率の中からユーザによって指定された比率番号に対応する換算比率および入力された換算対象金額に基づいて換算計算を行い、換算計算による換算結果を表示し、
換算計算モードから買物計算モードに切り換えられたときは、切り換え直前の換算計算による換算結果を、前記買物計算部に購入商品価格として与えることを特徴とする買物計算機である。
【0013】
本発明に従えば、ユーザはモード設定部を操作して買物計算モードまたは換算モードのいずれかを設定することができる。
【0014】
買物計算モードが設定されたときは、買物計算部が動作する。買物計算を行うときは、ユーザは購入商品価格を順番に入力する。買物計算部は、入力された購入商品価格を表示するとともに、入力された購入商品価格を合計して買物合計金額を算出して表示する。表示された買物合計金額を見て確認したユーザは、元金を入力する。買物計算部は、入力された元金を表示するとともに、入力された元金から買物合計金額を減算して釣銭金額を算出して表示する。買物計算部は、上記の買物計算を行うとともに、前記買物合計金額、元金および釣銭金額を買物情報として記憶する。また、買物計算を行っていないときは、ユーザが買物情報の表示を指示すると、指示された買物情報が表示される。
【0015】
また、換算計算モードが設定されたときは、換算部が動作する。換算計算を行うときは、ユーザは換算対象金額を入力する。換算部は、入力された換算対象金額を表示するとともに、入力された換算対象金額と予め記憶されている換算比率とに基づいて換算計算を行い、換算計算による換算結果を表示する。
【0016】
このとき、ユーザが換算計算モードから買物計算モードに切り換えると、切り換え直前の換算計算による換算結果が、買物計算部に購入商品価格として与えられる。
【0017】
このように、ユーザは、為替計算など入力された数値を所定の換算比率に基づいて算出し直す換算計算と、ユーザが買物する際に必要な買物合計金額、釣銭金額を算出する買物計算とを切り換えて行うことができるので、利便性が向上する。また、ユーザは必要なときに買物情報として、1回の買物における買物合計金額、釣銭金額および元金を見ることができるので、買物計算の確認を容易に行うことができる。さらに、換算計算モードから買物計算モードに切り換えると、切り換え直前に計算された換算結果が購入商品価格として買物計算部に与えられるので、換算部で計算された換算結果を購入商品価格として買物計算に用いる場合であっても、ユーザは、換算結果を改めて入力する必要が無いので、利便性、操作性が向上し、計算作業に要する時間を短縮することができる。
【0018】
また、ユーザが複数の店舗で買物を行うような場合、買物計算部は、買物計算を行った店舗ごとに前記買物情報をグループ分けして記憶するとともに、各店舗に対応するグループ内の買物情報には買物計算を行った順番を示す買物カウントを付加して記憶する。買物計算を行っていないときは、ユーザが店舗および買物カウントを指示すると、指示された店舗および買物カウントに対応する買物情報が表示される。
【0019】
これにより、ユーザが買物をした店舗ごと、および店舗で買物計算を行った順番ごとに買物情報が記憶され、ユーザは、店舗および買物カウントを指示することで、それらに対応する買物情報を表示させることができるので、詳細な買物計算の履歴を容易に確認することができる。
【0020】
また、複数種類の換算比率が予め記憶されている場合、それらは換算比率を識別する比率番号と対応付けられて記憶されており、換算部は、ユーザによって指定された比率番号に対応する換算比率および入力された換算対象金額に基づいて換算計算を行う。
【0021】
これにより、ユーザは、比率番号を指定することで、換算計算に用いる換算比率を複数種類の中から指定できるので、利便性がさらに向上する。
【0022】
また本発明は、前記換算部は、複数種類の換算比率と換算比率を識別する比率番号とが対応付けられて予め記憶されている換算比率記憶手段と、
ユーザによって入力された換算比率を前記換算比率記憶手段に記憶させる換算比率設定手段と、
前記換算比率記憶手段に記憶されている換算比率を確認するためにユーザによって指定された比率番号に対応する換算比率を表示させる換算比率確認手段とを備えることを特徴とする。
【0023】
本発明に従えば、ユーザが換算比率を入力すると、換算比率設定手段は、ユーザによって入力された換算比率を換算比率記憶手段に記憶させる。換算比率記憶手段は、複数種類の換算比率を、換算比率を識別する比率番号と対応付けて予め記憶しており、換算比率記憶手段に記憶されている換算比率を確認するために、ユーザによって比率番号が指定されると、換算比率確認手段は、指定された比率番号に対応する換算比率を表示させる。
【0024】
これにより、ユーザは、換算比率を入力して設定することができるとともに、比率番号を入力するだけで、設定した換算比率を容易に確認することができる。
【0025】
また本発明は、買物計算モードおよび換算計算モードのいずれのモードが設定されているかをユーザに報知する報知手段を有することを特徴とする。
【0026】
本発明に従えば、報知手段は、買物計算モードおよび換算モードのいずれのモードが設定されているかをユーザに報知する。
【0027】
これにより、ユーザは設定されているモードを容易に判断することができ、正しく買物計算を行うことができる。
【0028】
また本発明は、前記買物計算部が持つ表示手段と、前記換算部が持つ表示手段とを1つの表示手段で構成したことを特徴とする。
【0029】
本発明に従えば、買物計算部が持つ表示手段と、換算部が持つ表示手段とが1つの表示手段で構成される。
【0030】
これにより、買物計算の算出結果、買物情報、換算計算の換算結果および記憶された換算比率を1つの表示手段だけで表示することができるので、買物計算機を小型化することができる。
【0031】
また本発明は、買物計算モードが設定されたときは、記憶されている買物情報のうちユーザが指定した買物情報を書き換え、換算計算モードが設定されたときは、記憶されている換算比率のうちユーザが指定した換算比率を書き換える修正手段を有することを特徴とする。
【0032】
本発明に従えば、買物計算モードが設定されたときに、ユーザが修正したい買物情報を指定すると、修正手段は記憶されている買物情報のうちユーザによって指定された買物情報を書き換える。換算計算モードが設定されたときに、ユーザが修正したい換算比率を指定すると、修正手段は記憶されている換算比率のうちユーザによって指定された換算比率を書き換える。
【0033】
これにより、ユーザは間違った買物情報および換算比率など修正したい買物情報および換算比率を指定して書き換えることができる。
【0034】
また本発明は、前記修正手段によって買物情報の元金が書き換えられると、前記買物計算部は、元金が書き換えられた買物情報について、書き換えられた元金を用いて新たに釣銭金額を算出して書き換えることを特徴とする。
【0035】
本発明に従えば、修正手段によって買物情報の元金が書き換えられると、買物計算部は、元金が書き換えられた買物情報について、書き換えられた元金を用いて新たに釣銭金額を算出して書き換える。
【0036】
これにより、買物情報の元金が書き換えられたときに、釣銭金額も新たに算出されて書き換えられるので、ユーザが釣銭金額を新たに算出する操作をしなくても正しい買物情報を記憶することができる。
【0037】
また本発明は、記憶されている買物情報および換算比率を削除する削除手段を備え、
該削除手段は、買物計算モードが設定されたときは、ユーザによって店舗および買物カウントが指示されると指示された店舗および買物カウントに対応する買物情報を削除するとともに、指示された店舗に対応する買物情報のうち、前記指示された買物カウントより大きな買物カウントを持つ買物情報についてはそれぞれの買物カウントを1減算した値に書き換え、換算計算モードのときは、ユーザによって比率番号がされると指示された比率番号に対応する換算比率を削除するとともに、前記指示された比率番号より大きな比率番号を1減算した値に書き換えることを特徴とする。
【0038】
本発明に従えば、買物計算モードが設定されたときに、ユーザが削除したい買物情報の店舗および買物カウントを指示すると、削除手段はユーザによって指示された店舗および買物カウントに対応する買物情報を削除するとともに、指示された店舗に対応する買物情報のうち、指示された買物カウントより大きな買物カウントを持つ買物情報については、それぞれの買物カウントを1減算した値に書き換える。
【0039】
換算計算モードが設定されたときは、ユーザが削除したい比率番号を指示すると、削除手段はユーザによって指示された比率番号に対応する換算比率を削除するとともに、指示された比率番号より大きな比率番号を1減算した値に書き換える。
【0040】
これにより、ユーザは不要な買物情報および換算比率などを指定して削除することができる。また、買物情報および換算比率を削除しても、記憶されている買物カウントおよび比率番号の連続性が保たれるので、ユーザは買物情報および換算比率を確認しやすい。
【0041】
また本発明は、表示内容の変更を指示する表示内容変更指示手段を備え、
ユーザによって表示内容の変更が指示されると、買物計算モードのときは、現在表示している買物情報の買物カウントより1大きいかまたは1小さい買物カウントを持つ買物情報を表示させ、換算モードのときは、現在表示している換算比率の比率番号より1大きいかまたは1小さい比率番号を持つ換算比率を表示させることを特徴とする。
【0042】
本発明に従えば、買物計算モードが設定されたときに、ユーザが表示内容の変更を指示すると、表示内容変更指示手段は、現在表示している買物情報の買物カウントより1大きいかまたは1小さい買物カウントを持つ買物情報を表示させる。また、換算モードが設定されたときに、ユーザが表示内容の変更を指示すると、表示内容変更指示手段は、現在表示している換算比率の比率番号より1大きいかまたは1小さい比率番号をもつ換算比率を表示する。
【0043】
これにより、ユーザは簡単な操作で買物情報および換算比率を連続的に表示させて確認することができる。
【0044】
また本発明は、コンピュータを上記の買物計算機として機能させるための買物計算プログラムである。
【0045】
本発明に従えば、コンピュータを上記の買物計算機として機能させるための買物計算プログラムとして提供することができる。
【0046】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施の一形態である電子卓上計算機1の外観を示す平面図である。本実施形態においては、電子卓上計算機1に本発明を適用した場合を例として説明するが、ポケットコンピュータ、携帯情報ツールおよび電子メモなどと称される情報処理装置に本発明を適用しても構わない。
【0047】
電子卓上計算機(以下、「計算機」と略称する。)1は、表示装置2、太陽電池パネル3およびキーボード4を備える。
【0048】
表示装置2は、たとえばLCD(液晶表示装置)で実現され、四則演算の計算結果、買物合計金額、元金、釣銭金額、買物カウント、店番号および換算レート番号などを表示する表示手段である。買物合計金額、元金、釣銭金額、および買物カウントは、後述のキー操作によって算出される買物情報である。表示装置2の表示部には、数値部21、買物カウンタ部22、換算/店カウンタ部23があり、数値と各種シンボルとが表示される。シンボルは、表示部に表示されている数値の種類をユーザに示すために数値とともに表示される。特に“店”シンボルおよび“換算”シンボルは、計算機1が買物計算モードで動作しているか、換算計算モードで計算しているかをユーザに報知する報知手段である。
【0049】
太陽電池パネル3は、太陽光などの光を受光して電力に変換することが可能で、計算機1内部の各部位および内蔵バッテリなどに電力を供給する。
【0050】
キーボード4は、0〜9の数値を置数するための置数キー、小数点を置数するための小数点キー“・”、四則計算を行うための加算キー“+”、減算キー“−”、乗算キー“×”、除算キー“÷”、計算結果を得るためのイコールキー“=”、サインチェンジキー“+/−”、パーセントキー“%”を含む四則演算用キー40およびお釣り計算するための“元金”キー41、“お釣”キー42、税計算するための“税込”キー43、“税抜”キー44、買物計算モードと換算計算モードとを切り換えるための“換算⇔店”キー45、所定の換算比率による換算計算を行うための“A→B”キー46、“B→A”キー47、合計金額を確認するための“合計確認”キー48、買物カウントを指定するための“カウント”キー49、買物情報を修正するための“修正”キー50、買物情報を削除するための“削除”キー51、履歴を確認するための“↑”キー52、“↓”キー53、“→”キー54、メモリに一時的に記憶されたデータをクリアするための“C・CE”キー55、“CA”キー56を含む買物計算用キーを有する。各キー操作の詳細については後述する。
【0051】
図2は、計算機1の電気的構成を示すブロック図である。計算機1は、表示装置2、キーボード4、CPU(中央演算処理装置)11、ROM(リードオンリメモリ)12、RAM(ランダムアクセスメモリ)13、スイッチ14および外部記憶装置15を備え、キーボード4からの入力に応じて処理を行い表示装置2に処理結果を出力する。
【0052】
CPU11は、マスクロムおよびフラッシュロムなどで実現されるROM12に記憶されたプログラムに従って、計算機1全体の動作を統括的に制御する。たとえば、各種キーの読み込み処理、四則演算処理、および各種計算結果の出力処理などを制御する。したがって、ROM12にはこれらの処理のためのプログラムが記憶される。RAM13は、買物情報および換算比率を含む各種データの一時保管のために用いられる。RAM13には、四則演算記憶領域、買物合計金額記憶領域、元金記憶領域、釣銭金額記憶領域およびその他記憶領域からなり、四則演算に必要なデータ、買物合計金額、元金、釣銭金額およびその他のデータが記憶される。また、四則演算記憶領域には、Xレジスタ13a、Yレジスタ13b、演算子フラグ13eおよび状態フラグ13fが格納され、その他記憶領域には表示カウンタ13c、内部カウンタ13dが格納されている。
【0053】
Xレジスタ13aは、置数値、演算結果などの値を格納する。Yレジスタ13bは、演算途中の値を格納する。表示カウンタ13cは、表示装置2に表示する買物カウントおよび換算レート番号を格納する。内部カウンタ13dは、計数された買物カウントおよび入力された換算レート番号の最大値を格納する。演算子フラグ13eは、+、−、×、÷の各演算キーのいずれのキーが入力されたかを示す。状態フラグ13fは、置数状態か、演算子キーが押されて演算が行われる前の状態か、演算実行後の状態かを示し、各キーの処理における制御用あるいはシンボル点灯の制御用に使用される。
【0054】
スイッチ14は、演算結果の丸め処理方法などを設定するためにユーザが操作する。外部記憶装置15は、記憶媒体に記憶されたプログラムなどを読み取って入力することができる。
【0055】
また、CPU11は複数の端子を有し、各端子はキーボード4および表示装置2が有する端子と接続される。キーボード4は、前述の各種キーにそれぞれ接続される複数の端子を有し、各端子は、CPU11の端子とそれぞれ接続される。入力装置であるキーボード4からの入力に基づくCPU11の制御によって、表示装置2を構成する電極が表示状態となる。
【0056】
CPU11は計算回路としての機能を備え、たとえば、キーボード4の置数キーを用いて数値が入力されると、入力された数値はRAM13に一時的に記憶され、キーボード4の四則計算キーの入力によって加算、減算、乗算、および除算のうちのいずれかの計算が指定されると、入力された数値に基づいて指定された計算を行う。さらに、CPU11は、表示駆動回路としての機能を備え、計算した結果を表示装置2に表示するように制御する。
【0057】
なお、後述のように、買物計算部は買物計算モードで動作する部位からなり、換算部は、換算計算モードで動作する部位からなる。モード設定部は、CPU11および“換算⇔店”キー45からなる。
【0058】
キーボード4の各キー操作と内部回路の動作について説明する。
買物合計金額の算出は、四則演算用キー40、CPU11、ROM12およびRAM13によって行われ、入力された数値(購入商品価格)に基づいて四則演算を行い買物合計金額を算出する。具体的には、“換算⇔店”キー45の入力によって計算機1が買物計算モードで動作している状態で、四則演算用キー40の置数キーを用いて数値が入力されると、入力された数値は記憶手段であるRAM13のXレジスタ13aを含む四則演算記憶領域に記憶され、加算、減算、乗算および除算キーのうちのいずれかを入力して計算が指定されると、CPU11は、入力された数値に基づいて、指定された計算を行う。計算結果は、買物合計金額としてRAM13の買物合計金額記憶領域に記憶されるとともに、表示装置2の数値部21に表示され、“買物合計”シンボルが表示される。
【0059】
また、買物合計金額を算出する際に、税計算が必要な場合には、買物計算モードで動作している状態で、“税込”キー43もしくは“税抜2キー44が入力されると、CPU11は、予め定められた税率と、算出された買物合計金額とから、税込み金額もしくは税抜き金額を算出するとともに、RAM13に新たな買物合計金額として記憶する。
【0060】
釣銭金額の算出は、“元金”キー41、“お釣”キー42、CPU11、ROM12およびRAM13によって行われ、元金として入力された数値から買物合計金額を引いて釣銭金額を算出する。具体的には、“元金”キー41の入力に続いて数値が入力されると、RAM13の元金記憶領域に数値が記憶される。お釣キー42が入力されると、RAM13に記憶されている元金から買物合計金額を引いて釣銭金額を算出するとともに、釣銭金額をRAM13の釣銭金額記憶領域に記憶する。
【0061】
また、買物カウントは、“元金”キー41が入力されたときに次のように計数される。“元金”キー41が入力されると、CPU11は、内部カウンタ13dに記憶されている買物カウント(整数値)を1増加させるとともに表示カウンタ13cに記憶されている表示買物カウントも1増加させる。なお、買物カウントは、ユーザが買物した店舗で買物計算を行った順番を示し、元金、買物合計金額および釣銭金額は、買物カウントと対応付けられ、店舗を識別する店番号ごとにグループ化され、買物カウントとともに買物情報として買物情報記憶手段であるRAM13に記憶される。表示買物カウントは、表示装置2に表示する買物カウントの値で、表示カウンタ13cに記憶され、表示装置2は、この値を参照し対応付けられた金額を表示する。買物カウントは、“元金”キー41入力時にのみ増加するので、後述の買物履歴を表示する際に表示買物カウントの値にかかわらず、“元金”キー41入力時には、内部カウンタ13dに記憶されている買物カウントが1増加することになる。
【0062】
店番号は、1または複数の買物情報からなるグループを識別するための情報であり、グループ化された買物情報と記憶される。本実施形態では、ユーザが買物を行った店ごとに、1から順に店番号を設定するものとし、内部カウンタ13dには、設定された店番号のうち最大の店番号が記憶される。表示店番号は、表示装置2に表示する店番号の値で、表示カウンタ13cに記憶され、表示装置2は、この値を参照して “店”の文字とともに表示する。ユーザが買物計算の履歴を参照するときは、店番号および買物カウントと、買物情報が表示装置2に表示されるので、ユーザは、買物情報を識別することができる。なお、買物カウントは店番号ごとにカウントされるので、新たな店番号が設定されると、買物カウント手段は、内部カウンタ13dに記憶されている買物カウントを0にする。
【0063】
換算比率設定手段は、四則演算用キー40、“A→B”キー46、CPU11、ROM12およびRAM13から構成され、換算計算で用いる換算比率(レート)を設定するために予め入力する。具体的には、“換算⇔店”キー45の入力によって計算機1が換算計算モードで動作している状態で、四則演算用キー40の置数キーおよび“A→B”キー46を用いて、換算レートを識別するための情報である換算比率(レート)番号と、換算レートとが入力されると、換算レート番号と換算レートとは関連付けられ、換算情報として換算比率記憶手段であるRAM13に記憶される。換算レート番号は、買物カウントと同様に、内部カウンタ13dに記憶され、表示装置2に表示されている換算レートを示す表示換算レート番号は、表示買物カウントと同様に表示カウンタ13cに記憶される。記憶された換算レートは、換算レート番号と、“B→A”キー47とが入力されると、換算比率確認手段である表示装置2に、“換算”の文字とともに表示される。
【0064】
換算計算は、四則演算用キー40、“A→B”キー46、“B→A”キー47、CPU11、ROM12およびRAM13によって行われ、入力された数値を、換算比率設定手段によって予め記憶された換算レートに基づいて換算する。具体的には、“換算⇔店”キー45の入力によって計算機1が換算モードで動作している状態で、四則演算用キー40を用いて、換算レート番号を入力し、換算したい数値を入力して“A→B”キー46もしくは“B→A”キー47を入力すると、RAM13に記憶されている換算レート番号に対応する換算レートと、入力された数値とから換算結果が算出される。計算機1では、2種類のパターンの換算計算を行うことができる。換算計算は、計算式A×R=B(Rは換算レート)に基づいて計算される。第1のパターンは、“A→B”キー46を入力して行うA→Bパターンの換算計算で、前述の計算式における“A”を入力すると、入力された数値と換算レートとを乗算して“B”を算出する。第2のパターンは、“B→A”キー47を入力して行うB→Aパターンの換算計算で、前述の計算式における“B”を入力すると、入力された数値を換算レートで除算して“A”を算出する。
【0065】
また、換算計算による換算結果は、購入商品価格として買物合計金額の算出に用いられる。たとえば、換算計算モードにおいて、換算部によって算出された換算結果は、買物計算部に与えられ、RAM13のXレジスタ13aに記憶される。これに続いて、四則演算用キー40の“=”キーを入力すると、買物計算モードでの動作に切り換わり、四則演算用キー40の“+”キーなどを入力すると、Xレジスタ13aに記憶された換算結果を用いて四則演算を行うことが可能となり、買物合計金額および釣銭金額の算出を行うことができる。
【0066】
買物計算のうち、特に外国における買物計算では、たとえば為替レートを換算レートとして計算機1に記憶しておくことで、容易に為替計算を含めた買物計算を行うことができる。
【0067】
買物情報および換算レートの表示について説明する。
釣銭金額、買物合計金額、元金のいずれかが表示装置2に表示されているときに、“→”キー54を入力すると、同じ買物カウントに対応付けられた釣銭金額、買物合計金額、元金が順番に表示される。表示される金額が切り換わると同時に表示されるシンボルも、釣銭金額、買物合計金額および元金の3種類からなる金額の種類に応じて“お釣り”シンボル、“買物合計”シンボル、“元金”シンボルの順に切り換わる。
【0068】
“合計確認”キー48が入力されると、算出した買物合計金額の総合計が表示装置2に表示される。また、総合計を表示していることを示すシンボル、内部カウンタ13dに記憶されている店番号および店番号に対応する買物カウントも同時に表示される。続いて“→”キー54を入力すると、元金の総合計金額、釣銭金額の総合成金額が順番に表示される。さらに、買物計算モードで動作している状態で、置数キー、“合計確認”キー48を入力すると、入力した店番号に対応する買物合計金額の総合計金額が表示される。たとえば、1、“合計確認”キー48の順に入力すると、店番号“1”に対応する買物合計金額の総合計金額が表示される。
【0069】
表示内容変更指示手段は、“↑”キー52、“↓”キー53、CPU11、ROM12およびRAM13からなり、表示装置2に表示されている買物情報または換算比率の表示内容の変更を指示する。すでに複数回の買物計算を行っていれば、買物計算モードの状態で“↑”キー52を入力すると、CPU11は、表示カウンタ13cに記憶されている表示買物カウントを1減少させ、“↑”キー52入力前に表示していた種類の金額、たとえば釣銭金額を表示していた場合は、減少した表示買物カウントに対応する釣銭金額を表示装置2に表示する。また、“↓”キー53を入力すると、CPU11は、表示カウント13cに記憶されている表示買物カウントを1増加させ、“↓”キー53入力前に表示していた種類の金額、たとえば釣銭金額を表示していた場合は、増加した表示買物カウントに対応する釣銭金額を表示装置2に表示する。さらに、買物計算モードの状態で、置数キー、“カウント”キー49を入力すると入力した店番号の買物カウントに対応する各金額を直接指定して表示する。たとえば、置数キー、“カウント”キー49を用いて、1,“カウント”,3の順に入力すると店番号“1”の買物カウント“3”に対応する買物合計金額が表示される。また、最後に“合計確認”キー48を入力すれば入力した店番号での入力した買物カウントまでの買物合計金額の合計と、入力した店番号および買物カウントとを表示する。
【0070】
また換算計算モードの状態で、“↑”キー52を入力すると、CPU11は、表示カウンタ13cに記憶されている換算レート番号を1減少させ、減少した換算レート番号に対応する換算レートを表示装置2に表示する。また、“↓”キー53を入力すると、CPU11は、表示カウント13cに記憶されている換算レート番号を1増加させ、増加した換算レート番号に対応する換算レートを表示装置2に表示する。さらに、換算計算モードの状態で、置数キー、B→Aキー47を入力すると入力した換算レート番号に対応する換算レートを直接指定して表示する。たとえば、1キー、“=”キー、B→Aキー47の順に入力すると換算レート番号1に対応する換算レートが表示される。
【0071】
買物情報および換算レートの修正について説明する。
修正手段は、“修正”キー50、CPU11、ROM12およびRAM13からなり、RAM13に記憶されている買物情報もしくは換算レートを修正する。
【0072】
買物情報を修正する場合は、まず買物計算モードの状態で、修正したい金額、たとえば元金を表示させる。元金を表示させるには、買物計算モードの状態で、“↑”キー52、“↓”キー53、“→”キー54を必要な回数だけ入力して表示する方法と、店番号および買物カウントを指定して表示する方法とがある。店番号および買物カウントを指定して表示する場合、たとえば、“カウント”キー49、“修正”キー50、置数キーを用いて、1、“カウント”、2、“修正”の順に入力すると、店番号“1”の買物カウント“2”における元金が表示される。続いて“修正”キー50、“元金”キー41、置数キー用いて、“元金”、1000、“修正”の順に入力すると、表示されている元金が1000に書き換えられる。
【0073】
また、換算レートを修正したい場合は、換算計算モードの状態で、置数キー、“=”キー、“B→A”キー47を用いて修正したい換算レートを表示させる。修正したい換算レートの換算レート番号が“2”であれば、2、“=”、“B→A”の順に入力すると、換算レート番号が2の換算レートが表示される。続いて“修正”キー50、“A→B”キー46、置数キーを用いて、“修正”、100、“A→B”の順に入力すると、換算レート番号“2”の換算レートが100に書き換えられる。
【0074】
なお、元金が修正された場合は、修正された元金を用いて釣銭金額が再計算され、修正された元金とともに買物情報としてRAM13に記憶される。
【0075】
買物履歴および換算レートの削除について説明する。
削除手段は、“削除”キー51、CPU11、ROM12およびRAM13からなり、RAM13に記憶されている買物情報もしくは換算レートを削除する。
【0076】
買物計算モードの状態で、削除したい買物情報を店番号および買物カウントで指定して削除する。置数キー、“カウント”キー49、“削除”キー51を用いて、たとえば、2、“カウント”、2、“削除”の順に入力すると、店番号“2”の買物カウント“2”の買物情報が削除されるとともに、削除された買物情報の買物カウントより大きい買物カウントから1が引かれる。この例の場合、店番号“2”の買物カウント“3”は、店番号“2”の買物カウント“2”となり、店番号“2”の買物カウント“4”は、店番号“3”の買物カウント“2”となる。また、換算計算モードの状態で、削除したい換算レート番号を指定して削除する。置数キー、“=”キー、“削除”キー51を用いて、たとえば、1、“=”、“削除”の順に入力すると、換算レート番号“1”の換算レートが削除されるとともに、削除された換算レートの換算レート番号より大きい換算レート番号から1が引かれる。この例の場合、換算レート番号“2”は、換算レート番号“1”となり、換算レート番号“3”は、換算レート番号“2”となる。
【0077】
図3〜8は、計算機1による換算計算処理と店舗別の買物計算処理の操作例を示す図である。以下に示す操作例は、ユーザが複数の店で複数回の買物を行い、一回の買物において複数の商品を購入するときの操作例である。なお、買物カウントと店番号と換算レート番号とは2桁の正の整数とし、どの演算に対しても数値は加算される。なお、( )内の数字は、図3〜8の操作例の( )内の番号と対応している。
【0078】
[計算機1の起動]
(1)ユーザが“CA”キー56を押すと、電源が入り、オールクリア状態の画面が表示される。オールクリア状態とは、表示装置2の数値部21、買物カウンタ部22、換算/店カウンタ部23にともに0が表示されている状態である。
【0079】
[買物計算モード]
(2)まず、買物計算モードに設定するために、“換算⇔店”キー45を入力すると、買物計算モードを示す“店”シンボル24が表示される。
【0080】
[1番目の店における買物情報の入力]
1番目の店における1回目の買物情報を入力する場合を説明する。1回目の買物では、価格が300の商品と456の商品を購入する場合を想定する。店番号を1とし、最初の商品の価格を300として、置数キーおよび“=”キーを用いて1,=,300の順に入力すると、換算/店カウンタ部23には01が表示され、数値部21には300が表示される。買物カウンタ部22には00が表示されている。
(3)次の商品の価格を入力するために、演算子として“+”キーを入力する。表示は変化しない。
(4)2つ目の商品は価格456の商品であるので、置数キーを用いて456を入力すると、数値部21には456が表示される。
(5)1回目の合計額を求めるために“=”キーを入力すると、数値部21には合計額の756が表示される。また、“買物合計”シンボル25が表示される。
(6)元金を入力するために“元金”キー41を入力すると、“買物合計”シンボル25が消え、“元金”シンボル26が表示され、買物カウンタ部22には01が表示される。
(7)元金を1000として、置数キーを用いて1000を入力すると、数値部21には1000が表示される。
(8)釣銭金額を算出するために“お釣”キー42を入力すると、釣銭金額が計算され(1000−756=244)、数値部21には244が表示される。また、“元金”シンボル26が消え、“お釣”シンボル27が表示される。
(9)続いて、1番目の店における2回目の買物情報を入力する場合を説明する。2回目の買物では、価格が1500の商品と2000の商品を購入する場合を想定する。最初の商品の価格が1500のとき、置数キーを用いて1500を入力すると、数値部21には1500が表示される。買物カウンタ部22および換算/店カウンタ部23には、01が表示されている。“お釣”シンボル27は消える。
(10)次の商品の価格を入力するために、演算子として“+”キーを入力する。表示は変化しない。
(11)次の商品の価格は2000であるので、置数キーを用いて2000を入力すると数値部21には2000が表示される。
(12)2回目の合計額を求めるために“=”キーを入力すると、数値部21には合計額の3500が表示される。また、”買物合計”シンボル25が表示される。
(13)元金を入力するために“元金”キー41を入力すると、“買物合計”シンボル25が消えて、“元金”シンボル26が表示される。買物カウントは+1され、買物カウンタ部22には02が表示される。
(14)元金を5000として、置数キーを用いて5000を入力すると、数値部21には5000が表示される。
(15)釣銭金額を算出するために“お釣”キー42を入力すると、釣銭金額が計算され(5000−3500=1500)、数値部21には1500が表示される。また、“元金”シンボル26が消え、”お釣”シンボル27が表示される。
(16)ここで、買物計算の履歴を表示するために、“↑”キー52を入力すると、数値部21には、1回目の買物の釣銭金額である244が表示される。買物カウントは−1され、買物カウンタ部22には01が表示される。
(17)1回目の買物情報の元金を表示するために、“→”キー54を2回入力すると、数値部21には1000が表示される。“お釣”シンボル27が消え、“元金”シンボル26が表示される。
(18)2回目の買物情報の元金を表示するために、“↓”キー53を入力すると、数値部21には5000が表示される。買物カウントは+1され、買物カウンタ部22には02が表示される。
【0081】
[1番目の店における買物情報の削除]
(19)買物情報を削除するために、“削除”キー51を入力すると、表示されていた元金を含む2回目の買物情報が削除される。買物カウントは−1され、買物カウンタ部22には01が表示されるとともに、数値部21には1回目の買物情報の元金である1000が表示される。
【0082】
[2番目の店における買物情報の入力]
(20)2番目の店における1回目の買物情報を入力する場合を説明する。1回目の買物では、価格が700の商品と380の商品を購入する場合を想定する。店番号を2とし、最初の商品の価格を700として、置数キーおよび“=”キーを用いて2,=,700の順に入力する。換算/店カウンタ部23には02が表示され、数値部21には700が表示される。買物カウンタ部22には00が表示されている。“元金”シンボル27は消える。
(21)次の商品の価格を入力するために、演算子として“+”キーを入力する。表示は変化しない。
(22)次の商品の価格を380として、置数キーを用いて380を入力すると、数値部21には380が表示される。
(23)2番目の店における1回目の合計額を求めるために“=”キーを入力すると、数値部21には合計額の1080が表示される。また、“買物合計”シンボル25が表示される。
(24)元金を入力するために“元金”キー41を入力すると、“買物合計”シンボル25が消え、“元金”シンボル26が表示される。買物カウントは+1され、買物カウンタ部22には01が表示される。
(25)元金を2000として、置数キーを用いて2000を入力すると数値部21には2000が表示される。
(26)釣銭金額を算出するために“お釣”キー42を入力すると、釣銭金額が計算され(2000−1080=920)、数値部21には920が表示される。また、“元金”シンボル26が消えて、“お釣”シンボル27が表示される。
(27)続いて、2番目の店における2回目の買物情報を入力する場合を説明する。2回目の買物では、価格が1300の商品と4000の商品とを購入する場合を想定する。最初の商品の価格を1300として、置数キーを用いて1300を入力すると、数値部21には1300が表示される。買物カウンタ部22には01、換算/店カウンタ部23には、02が表示されている。“お釣”シンボル27は消える。
(28)次の商品の価格を入力するために、演算子として“+”キーを入力する。表示は変化しない。
(29)次の商品の価格を4000として、置数キーを用いて4000を入力すると、数値部21には4000が表示される。
(30)2番目の店における2回目の合計額を求めるために“=”キーを入力すると、数値部21には合計額の5300が表示される。また、“買物合計”シンボル25が表示される。
(31)元金を入力するために“元金”キー41を入力すると、“買物合計”シンボル25が消えて、“元金”シンボル26が表示される。買物カウントは+1され、買物カウンタ部22には02が表示される。
(32)元金を10000として、置数キーを用いて10000を入力すると数値部21には10000が表示される。
(33)釣銭金額を算出するために“お釣”キー42を入力すると、釣銭金額が計算され(10000−5300=4700)、数値部21には4700が表示される。また、“元金”シンボル26が消えて、“お釣”シンボル27が表示される。
(34)ここで、元金を表示させるために、“→”キー54を2回入力すると、数値部21には2回目の買物情報の元金である10000が表示される。また、“元金”シンボル26が表示される。
(35)買物計算の履歴を表示するために、“↑”キー52を入力すると、数値部21には、1回目の買物情報の元金である2000が表示される。買物カウントは−1され、買物カウンタ部22には01が表示される。
【0083】
[買物情報の修正]
(36)1回目の買物の元金を修正するために、修正後の元金を1100として、置数キー、“元金”キー41、“修正”キー50を用いて、“修正”、“元金”、1100、“修正”の順に入力すると、1回目の買物の元金が修正され、数値部21には1100が表示される。元金の修正に伴って、1回目の買物の釣銭金額は再計算される(1100−1080=20)。また、“元金”シンボル26が表示される。
(37)元金を修正したので、釣銭金額を確認するために、“お釣”キー42を入力すると、数値部21には20が表示される。また、“元金”シンボル26が消えて、“お釣”シンボル27が表示される。
【0084】
[3番目の店における買物情報の入力]
(38)次に、3番目の店における1回目の買物情報を入力する場合を説明する。1回目の買物では、価格が600の商品と770の商品を購入する場合を想定する。店番号を3とし、最初の商品の価格を600として、置数キーおよび“=”キーを用いて3,=,600の順に入力する。換算/店カウンタ部23には03が表示され、数値部21には600が表示される。買物カウンタ部22には00が表示されている。“お釣”シンボル27は消える。
(39)次の商品の価格を入力するために、演算子として“+”キーを入力する。表示は変化しない。
(40)次の商品の価格を770として、置数キーを用いて770を入力すると、数値部21には770が表示される。
(41)3番目の店における1回目の合計額を求めるために“=”キーを入力すると、数値部21には合計額の1370が表示される。また、“買物合計”シンボル25が表示される。
(42)元金を入力するために“元金”キー41を入力すると、“買物合計”シンボル25が消えて、“元金”シンボル26が表示される。買物カウントは+1され、買物カウンタ部22には01が表示される。
(43)元金を3000として、置数キーを用いて3000を入力すると、数値部21には3000が表示される。
(44)釣銭金額を算出するために“お釣”キー42を入力すると、釣銭金額が計算され(3000−1370=1630)、数値部21には1630が表示される。また、“元金”シンボル26が消えて、“お釣”シンボル27が表示される。
(45)続いて、3番目の店における2回目の買物情報を入力する場合を説明する。2回目の買物では、価格が1800の商品と2200の商品を購入する場合を想定する。最初の商品の価格を1800として、置数キーを用いて1800を入力すると、数値部21には1800が表示される。買物カウンタ部22には01、換算/店カウンタ部23には、03が表示されている。“お釣”シンボル27は消える。
(46)次の商品の価格を入力するために、演算子として“+”キーを入力する。表示は変化しない。
(47)次の商品の価格を2200として、置数キーを用いて2200を入力すると、数値部21には2200が表示される。
(48)3番目の店における2回目の合計額を求めるために“=”キーを入力すると、数値部21には合計額の4000が表示される。また、“買物合計”シンボル25が表示される。
(49)元金を入力するために“元金”キー41を入力すると、“買物合計”シンボル25が消えて、“元金”シンボル26が表示される。買物カウントは+1され、買物カウンタ部22には02が表示される。
(50)元金を5000として、置数キーを用いて5000を入力すると、数値部21には5000が表示される。
(51)釣銭金額を算出するために“お釣”キー42を入力すると、釣銭金額が計算され(5000−4000=1000)、数値部21には1000が表示される。また、“元金”シンボル26が消えて、“お釣”シンボル27が表示される。
(52)続いて、3番目の店における3回目の買物情報を入力する場合を説明する。3回目の買物では、価格が1700の商品と3100の商品を購入する場合を説明する。最初の商品の価格を1700として、置数キーを用いて1700を入力すると、数値部21には1700が表示される。買物カウンタ部22には02、換算/店カウンタ部23には、03が表示されている。“お釣”シンボル27は消える。
(53)次の商品の価格を入力するために、演算子として“+”キーを入力する。表示は変化しない。
(54)次の商品の価格を3100として、置数キーを用いて3100を入力すると、数値部21には3100が表示される。
(55)3番目の店における3回目の合計額を求めるために“=”キーを入力すると、数値部21には合計額の4800が表示される。また、“買物合計”シンボル25が表示される。
(56)元金を入力するために“元金”キー41を入力すると、“買物合計”シンボル25が消えて、“元金”シンボル26が表示される。買物カウントは+1され、買物カウンタ部22には03が表示される。
(57)元金を5000として、置数キーを用いて5000を入力すると数値部21には5000が表示される。
(58)釣銭金額を算出するために“お釣”キー42を入力すると、釣銭金額が計算され(5000−4800=200)、数値部21には200が表示される。また、“元金”シンボル26が消えて、“お釣”シンボル27が表示される。
【0085】
[3番目の店における買物情報の合計額の算出]
(59)3番目の店における1〜3回目までの買物総合計金額を求めるために、置数キー、“合計確認”キー48を用いて、3、“合計確認”の順に入力すると、3回目までの買物総合計金額が計算され(1370+4000+4800=10170)、数値部21には10170が表示される。買物カウンタ部22には3回目までの買物総合計金額であることを示す03が表示され、換算/店カウンタ部23には3番目の店における買物総合計金額であることを示す03が表示される。また、“お釣”シンボル27が消えて、“買物合計”シンボル25が表示される。さらに、数値部21に表示されている数値が総合計であることを示す“●”シンボル28が表示される。
(60)3番目の店における1〜3回目までの元金総合計を求めるために、“→”キー54を入力すると、元金総合計が計算され(3000+5000+5000=13000)、数値部21には13000が表示される。買物カウンタ部22には3回目までの元金総合計であることを示す03が表示され、換算/店カウンタ部23には3番目の店における元金総合計であることを示す03が表示される。また、“買物合計”シンボル25が消えて、“元金”シンボル26が表示される。
(61)3番目の店における1〜2回目までの買物総合計金額を求めるために、置数キー、“カウント”キー49、“合計確認”キー48を用いて、3、“カウント”、2、“合計確認”の順に入力すると、2回目までの買物総合計金額が計算され(1370+4000=5370)、数値部21には5370が表示される。買物カウンタ部22には2回目までの買物総合計金額であることを示す02が表示され、換算/店カウンタ部23には3番目の店における買物総合計金額であることを示す03が表示される。また、“元金”シンボル26が消えて、“買物合計”シンボル25が表示される。
(62)3番目の店における1〜2回目までの元金総合計を求めるために、“→”キー54を入力すると、元金総合計が計算され(3000+5000=8000)、数値部21には8000が表示される。買物カウンタ部22には2回目までの元金総合計であることを示す02が表示され、換算/店カウンタ部23には3番目の店における元金総合計であることを示す03が表示される。また、“買物合計”シンボル25が消えて、“元金”シンボル26が表示される。
【0086】
[買物情報の総合計の算出]
(63)1〜3番目の店までの買物総合計金額を求めるために、“合計確認”キー48を入力すると、買物総合計金額が計算され(756+1080+5300+1370+4000+4800=17306)、数値部21には17306が表示される。買物カウンタ部22には3回目までの買物総合計金額であることを示す03が表示され、換算/店カウンタ部23には3番目の店までの買物総合計金額であることを示す03が表示される。また、“元金”シンボル26が消えて、“買物合計”シンボル25が表示される。さらに、数値部21に表示されている数値が全て(1〜3番目)の店までの総合計であることを示すために“●”シンボル28が点滅表示される。
(64)1〜3番目の店までの元金総合計を求めるために、“→”キー54を入力すると、元金総合計が計算され(1000+1100+10000+3000+5000+5000=25100)、数値部21には25100が表示される。買物カウンタ部22には3回目までの元金総合計であることを示す03が表示され、換算/店カウンタ部23には3番目の店までの元金総合計であることを示す03が表示される。また、“買物合計”シンボル25が消えて、“元金”シンボル26が表示される。さらに、数値部21に表示されている数値が全て(1〜3番目)の店までの総合計であることを示すために“●”シンボル28が点滅表示される。
(65)1〜3番目の店までの釣銭金額総合計を求めるために、“→”キー54を入力すると、釣銭金額総合計が計算され(244+20+4700+1630+1000+200=7794)、数値部21には7794が表示される。買物カウンタ部22には3回目までの釣銭金額総合計であることを示す03が表示され、換算/店カウンタ部23には3番目の店までの釣銭金額総合計であることを示す03が表示される。また、“元金”シンボル26が消えて、“お釣”シンボル26が表示される。さらに、数値部21に表示されている数値が全て(1〜3番目)の店までの総合計であることを示すために“●”シンボル28が点滅表示される。
【0087】
[買物情報の修正]
(66)3番目の店における2回目の買物情報の元金を修正するために、置数キー、“カウント”キー49、“修正”キー50を用いて、3、“カウント”、2、“修正”の順に入力すると、数値部21には3番目の店における2回目の元金である5000が表示される。買物カウンタ部22には02が表示され、換算/店カウンタ部23には03が表示される。また、“お釣”シンボル26および“●”シンボル28が消えて、“元金”シンボル26が表示される。
(67)元金を6000に修正するために、置数キー、“元金”キー41、“修正”キー50を用いて、“元金”、6000、“修正”の順に入力すると、数値部21には修正された元金である6000が表示される。釣銭金額は再計算される(6000−4000=2000)。
【0088】
[買物情報の表示確認]
(68)元金を修正したので、釣銭金額を確認するために、“→”キー54を入力すると、数値部21には2000が表示される。また、“元金”シンボル26が消えて、“お釣”シンボル27が表示される。
(69)3番目の店における2回目の買物情報を表示するために、置数キー、“元金”キー41、“カウント”キー49を用いて、3、“カウント”、2、“元金”の順に入力すると、数値部21には元金である6000が表示される。買物カウンタ部22には02が表示され、換算/店カウンタ部23には03が表示される。また、“お釣”シンボル27が消えて、“元金”シンボル26が表示される。
【0089】
[買物情報の削除]
(70)3番目の店における2回目の買物情報を削除するために、“削除”キー51を入力すると、買物情報が削除され、数値部21には3回目の買物情報の元金として記憶されていた5000が表示される。買物カウントは−1され、買物カウンタ部22には02が表示される。
【0090】
[買物情報の表示確認]
(71)買物情報が削除されたか否かを確認するために、置数キー、“合計確認”キー48を用いて、店番号としての3、“合計確認”の順に入力すると、削除が反映された2回目までの買物総合計金額が計算され(1370+4800=6170)、数値部21には6170が表示される。買物カウンタ部22には2回目までの買物総合計金額であることを示す02が表示され、換算/店カウンタ部23には3番目の店における買物総合計金額であることを示す03が表示される。また、“元金”シンボル26が消えて、“買物合計”シンボル25が表示される。さらに、数値部21に表示されている数値が総合計であることを示す“●”シンボル28が表示される。
(72)買物情報が削除されたのか否かをさらに確認するために、“→”キー54を入力すると、削除が反映された元金総合計が計算され(3000+5000=8000)、数値部21には8000が表示される。買物カウンタ部22には2回目までの元金総合計であることを示す02が表示され、換算/店カウンタ部23には3番目の店における元金総合計であることを示す03が表示される。また、“買物合計”シンボル25が消えて、“元金”シンボル26が表示される。
【0091】
[換算計算モード]
(73)買物計算モードから換算計算モードに切り換えるために、“換算⇔店”キー45を入力すると、“店”シンボル24が消え、換算計算モードであることを示す“換算”シンボル29が表示されて換算計算モードに移行する。
【0092】
[換算比率の設定入力]
1番目の換算比率(換算レート)、すなわち換算レート番号1の換算レートを設定する場合は、置数キー、“=”キーを用いて、1、“=”の順に入力すると、買物カウンタ部22には00、換算/店カウンタ部23には01が表示され、1番目の換算レートの入力待ち状態となる。また、数値部21には0が表示される。“●”シンボル28は消える。
(74)換算レートを入力するために、置数キー、“A→B”キー46を用いて、“A→B”、10、“A→B”の順に入力すると、数値部21には10が表示され、“A→”シンボル30が表示される。また、換算/店カウンタ部23には01が表示されている。
(75)2番目の換算レート、すなわち換算レート番号2の換算レートを設定する場合は、置数キー、“=”キーを用いて、2、“=”の順に入力すると、買物カウンタ部22には00、換算/店カウンタ部23には02が表示され、2番目の換算レートの入力待ち状態となる。また、数値部21には0が表示される。“A→”シンボル30は消える。
(76)換算レートを入力するために、置数キー、“A→B”キー46を用いて、“A→B”、50、“A→B”の順に入力すると、数値部21には50が表示され、“A→”シンボル30が表示される。また、換算/店カウンタ部23には02が表示されている。
(77)3番目の換算レート、すなわち換算レート番号3の換算レートを設定する場合は、置数キー、“=”キーを用いて、3、“=”の順に入力すると、買物カウンタ部22には00、換算/店カウンタ部23には03が表示され、3番目の換算レートの入力待ち状態となる。また、数値部21には0が表示される。“A→”シンボル30は消える。
(78)換算レートを入力するために、置数キー、“A→B”キー46を用いて、“A→B”、100、“A→B”の順に入力すると、数値部21には100が表示され、“A→”シンボル30が表示される。また、換算/店カウンタ部23には03が表示されている。
【0093】
[換算計算]
(79)換算レート番号1の換算レートで換算計算する場合は、置数キー、“=”キーを用いて、1、“=”の順に入力する。数値部21には0が表示される。換算/店カウンタ部23には01が表示される。“A→”シンボル30は消える。
(80)換算パターンが“A→B”の場合、商品の価格を5000として、置数キー、“A→B”キー46を用いて、5000、“A→B”の順に入力すると、換算計算され(5000×10=50000)、数値部21には50000が表示される。また、“A→”シンボル30が表示される。
(81)換算パターンが“B→A”の場合、商品の価格を10000として、置数キー、“B→A”キー47を用いて、10000、“B→A”の順に入力すると、換算計算され(10000÷10=1000)、数値部21には1000が表示される。また、“A→”シンボル30が消えて、“→B”シンボル31が表示される。
【0094】
[換算レートの表示確認]
(82)換算レート番号1の換算レートを確認する場合は、まず“C・CE”キー55を入力してクリアの状態にし、続いて置数キー、“=”キーを用いて、1、“=”の順に入力する。数値部21には0が表示される。換算/店カウンタ部23には換算レートの換算レート番号として01が表示される。“→B”シンボル31は消える。
(83)換算レート番号1の換算レートを表示させるために、“B→A”キー47を入力すると、数値部21には10が表示される。また、“→B”シンボル31が表示される。
(84)続けて換算レート番号2の換算レートを表示させるために、“↓”キー53を入力すると、数値部21には50が表示される。また、換算/店カウンタ部23には換算レート番号として02が表示される。
【0095】
[換算レートの修正]
(85)換算レートの修正は、修正すべき換算レートを表示させた状態で行う。たとえば操作(84)で2番目の換算レートを表示させた状態で、換算レートを50から200に修正する場合は、置数キー、“A→B”キー46、“修正”キー50を用いて、“修正”、200、“A→B”の順に入力すると、数値部21には200が表示される。また、“→B”シンボル31が消えて、“A→”シンボル30が表示される。
(86)換算レート番号1の換算レートを再確認するために、“↑”キー52を入力すると、数値部21には10が表示される。換算/店カウンタ部23には01が表示され、“A→”シンボル30が消え、“→B”シンボル31が表示される。
【0096】
[換算計算を利用した買物情報の入力]
(87)4番目の店における1回目の買物情報を入力する場合を説明する。まず、“換算⇔店”キー45を入力すると、“換算”シンボル29が消え、買物計算モードを示す“店”シンボル24が表示されて買物計算モードに移行する。ここでは、3つの商品を購入する場合を想定する。店番号を4とし、最初の商品の価格を200として、置数キーおよび“=”キーを用いて、4,=,200の順に入力すると、換算/店カウンタ部23には04が表示され、数値部21には200が表示される。買物カウンタ部22には00が表示されている。“→B”シンボル31は消える。
(88)次の商品の価格を入力するために、演算子として“+”キーを入力する。表示は変化しない。
(89)ここで、外貨による買物計算を想定する。外貨との換算レートとして換算レート番号2の換算レートを使用する場合、換算計算を行うために、置数キー、“=”キー、“換算⇔店”キー45を用いて、“換算⇔店”、2、“=”の順に入力すると、“店”シンボル24が消え、換算計算モードを示す“換算”シンボル29が表示され、換算/店カウンタ部23には02が表示される。また、数値部21には0が表示される。なお、モード切換え前に行っていた買物計算の情報はそのまま保持されている。
(90)外貨による次の商品の価格を150000として、置数キー、“B→A”キー47を用いて、150000、“B→A”の順に入力すると、換算計算され(150000÷50=3000)、数値部21には3000が表示される。また、“→B”シンボル29が表示される。
(91)換算された価格を含めた合計額を求めるために、“=”キーを入力すると、数値部21には、合計額の3200が表示され、換算/店カウンタ部23には04が表示される。また、“換算”シンボル29および“→B”シンボル29が消えて、“店”シンボル24および“買物合計”シンボル25が表示される。つまり、“=”キーを入力した段階で換算計算モードから買物計算モードに移行し、換算計算モードに移行する前の状態に戻り、買物計算が行われる。
(92)続いて3つ目の商品の価格を入力するために、演算子として“+”キーを入力し、次の商品の価格を5000として、置数キーを用いて5000を入力すると、数値部21には5000が表示される。“買物合計”シンボル25は消える。
(93)1回目の買物の合計額を求めるために“=”キーを入力すると、数値部21には合計額の8200が表示される。また、“買物合計”シンボル25が表示される。
(94)元金を入力するために“元金”キー41を入力すると、“買物合計”シンボル25が消え、“元金”シンボル26が表示され、買物カウンタ部22には01が表示される。
(95)元金を10000として、置数キーを用いて10000を入力すると数値部21には10000が表示される。
(96)釣銭金額を算出するために“お釣”キー42を入力すると、釣銭金額が計算され(10000−8200=1800)、数値部21には1800が表示される。また、“元金”シンボル26が消えて、“お釣”シンボル27が表示される。
【0097】
[換算レートの修正]
(97)換算レート番号2の換算レートを変更する場合は、まず“換算⇔店”キー45を入力する。この操作によって、換算モードであることを示す”換算”シンボル29が表示されて換算モードに移行する。続いて、置数キー、“=”キー、“B→A”キー47を用いて、2、“=”、“B→A”の順に入力すると、買物カウンタ部22には00、換算/店カウンタ部23には02が表示される。また、数値部21には200が表示される。“お釣”シンボル27は消える。
(98)修正換算レートを入力するために、置数キー、“A→B”キー46、“修正”キー50を用いて、“修正”、5、“A→B”の順に入力する。数値部21には5が表示され、“A→”シンボル30が表示される。
【0098】
[換算レートの削除]
(99)換算レート番号3の換算レートを削除する場合は、置数キー、“=”キー、“削除”キー51を用いて、3、“=”、“削除”の順に入力すると、数値部21には0が表示され、換算/店カウンタ部23には03が表示される。
(100)換算レート番号2の換算レートを確認するために、“↑”キー52を入力すると、数値部21には5が表示され、換算/店カウンタ部23には02が表示される。また、“A→”シンボル30が消えて、“→B”シンボル31が表示される。
(101)換算レート番号2の換算レートを削除するために、“削除”キー51を入力すると、数値部21には0が表示される。また、“→B”シンボル31が消えて、“A→”シンボル30が表示される。
【0099】
図9および10は、計算機1による買物計算処理を示すフローチャートである。本フローチャートは、前述の操作例における操作(1)〜(15),(20)〜(33),(37)〜(58)の処理を示している。まず、ステップS1では“CA”キー56が入力されたかどうかをCPU11が判断する。入力されていればステップS2に進み、入力されていなければ待機する。ステップS2では、“換算⇔店”キー45が入力されたかどうかをCPU11が判断する。“換算⇔店”キー45が入力されていればステップS4に進み、入力されていなければステップS3に進む。ステップS3では置数キーが入力されたかどうかをCPU11が判断する。置数キーが入力されていれば、ステップS10に進み、入力されていなければS2に戻る。
【0100】
ステップS4では、買物計算モードで動作しているか否かをCPU11が判断し、買物計算モードであればステップS6に進み、買物計算モードでなければステップS5に進む。ステップS5では、換算計算モードで動作しているか否かをCPU11が判断し、換算計算モードであれば後述の換算処理を行い、換算計算モードでなければステップS4に戻る。
【0101】
ステップS6では、置数キーが入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS7に進み、入力されていなければ待機する。ステップS7では“=”キーが入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS8に進み、入力されていなければ待機する。ステップS8では、入力された数値を店番号としてRAM13に記憶し、換算/店カウンタ部23に表示してステップS9に進む。ステップS9では、置数キーが入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていれば、数値をXレジスタ13aに記憶するとともに数値部21に表示して、ステップS10に進む。置数キーが入力されていなければ待機する。ステップS10では、演算子キーが入力され、四則演算が行われたかどうかをCPU11が判断する。行われていればステップS11に進み、行われていなければステップS9に戻る。
【0102】
ステップS11では、“=”キー入力後の四則計算の結果を買物合計金額としてRAM13に記憶するとともに数値部21に表示し、“買物合計”シンボル25を表示してステップS12に進む。ステップS12では、“元金”キー41が入力されたかどうかをCPU11が判断する。“元金”キー41が入力されていればステップS13に進み、入力されていなければステップS9に戻る。ステップS13では、表示カウンタ13cおよび内部カウンタ13dに記憶されている買物カウントに+1する。また、数値部21に0を表示し、“元金”シンボル26を表示してステップS14に進む。ステップS14では、置数キーが入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS15に進み、入力されていなければ待機する。ステップS15では、入力された数値を数値部21に表示する。
【0103】
ステップS16で“お釣”キー42が入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていれば、入力された数値を元金としてRAM13に記憶してステップS17に進み、入力されていなければ待機する。ステップS17では、RAM13に記憶されている元金の値−買物合計金額の値(=釣銭金額)を計算し、計算結果を数値部21に表示するとともに“お釣”シンボル27を表示してステップS18に進む。
【0104】
ステップS18では、“→”キー54が入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されればS19に進み、入力されなければステップS2に戻る。
ステップS19では、現在数値部21に釣銭金額を表示していれば、買物合計金額表示に切り換わり、“買物合計”シンボル25を表示する。現在買物金額を表示していれば、元金表示に切り換わり、“元金”シンボル26を表示する。現在元金を表示していれば、釣銭金額表示に切り換わり、“お釣”シンボル27を表示する。
【0105】
図11〜13は、計算機1による合計確認、修正および削除処理を示すフローチャートである。本フローチャートは、前述の操作例における操作(19),(36),(59),(61),(63),(66),(67),(69)〜(71)の処理を示している。ステップS18では“CA”キー56が入力されたかどうかをCPU11が判断する。入力されていればステップS19に進み、入力されていなければ待機する。ステップS19では、“換算⇔店”キー45が入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS20に進み、入力されていなければステップS18に戻る。ステップS20では、買物計算モードで動作しているか否かをCPU11が判断し、買物計算モードであればステップS22に進み、買物計算モードでなければステップS21に進む。ステップS21では、換算計算モードで動作しているか否かをCPU11が判断し、換算計算モードであれば後述の換算処理を行い、換算計算モードでなければステップS20に戻る。ステップS22では、置数キーが入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS23に進み、入力されていなければ待機する。
【0106】
ステップS23では、“合計確認”キー48が入力されたかどうかをCPU11が判断する。“合計確認”キー入力されていればステップS25に進み、入力されていなければステップS26に進む。ステップS25では、入力された数値を店番号として、RAM13に記憶されているその店番号までの全ての買物合計金額の和を計算し、計算結果を買物総合計金額として数値部21に表示する。買物カウンタ部22には、内部カウンタ13dに記憶されている買物カウントを表示し、換算/店カウンタ部23には、内部カウンタ13dに記憶されている店番号を表示する。また、総合計額であることがわかるように“●”シンボル28を点滅表示するとともに“買物合計”シンボル25を表示する。
【0107】
ステップS26では、“カウント”キー49が入力されたかどうかをCPU11が判断する。“カウント”キー49が入力されていればステップS27に進み、入力されていなければステップS18に戻る。ステップS27では、置数キーが入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS28に進み、入力されていなければ待機する。
【0108】
ステップS28では、“合計確認”キー48が入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS31に進み、入力されていなければステップS29に進む。ステップS29では、“修正”キー50が入力されたかどうかをCPU11が判断する。“修正”キー50が入力されていればステップS32に進み、入力されていなければステップS30に進む。ステップS30では、“削除”キー51が入力されたかどうかをCPU11が判断する。“削除”キー51が入力されていればステップS37に進み、入力されていなければステップS28に戻る。
【0109】
ステップS31では、ステップS22で入力された数値を店番号とし、ステップS27で入力された数値を買物カウントとして、その店番号における買物カウント(買物回数)までの買物総合計金額を計算し、計算結果を数値部21表示する。買物カウンタ部22には入力された買物カウントを表示し、換算/店カウンタ部23には入力された店番号を表示する。また、総合計額であることがわかるように“●”シンボル28を表示するとともに、“買物合計”シンボル25を表示する。
【0110】
ステップS32では、ステップS22で入力された数値を店番号とし、ステップS27で入力された数値を買物カウントとして、その店番号における買物カウント(買物回数)の元金を表示する。買物カウンタ部22には入力された買物回数を表示し、換算/店カウンタ部23には入力された店番号を表示する、また、“元金”シンボル26を表示してステップS33に進む。
【0111】
ステップS33では、“元金”キーが入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS34に進み、入力されていなければ待機する。ステップS34では、置数キーが入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS35に進み、入力されていなければ待機する。ステップS35では、“修正”キーが入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS36に進み、入力されていなければ待機する。
【0112】
ステップS36では、ステップS34で入力した数値を新たな元金としてRAM13に記憶するとともに、数値部21に表示する。ステップS37では、ステップS22で入力された数値を店番号とし、ステップS27で入力された数値を買物カウントとして、その店番号における買物カウント(買物回数)の買物情報を削除する。内部カウンタ13dに記憶されている買物カウントのうち、削除された買物情報の買物カウントより大きな買物カウントは−1され、−1した買物カウンタに対応する元金を表示する。
【0113】
図14および15は、既に買物計算モードで動作している場合の買物計算処理を示すフローチャートである。本フローチャートは、前述の操作例における操作(20)〜(33),(38)〜(58)の処理を示している。ステップS38では既に買物計算モードで、“店”シンボル24を表示しているかどうかをCPU11が判断し、買物計算モードで“店”シンボル24を表示していれば、ステップS6に進む。買物計算モードでなく“店”シンボル24を表示していなければ、ステップS39に進み、換算計算モードで“換算”シンボル29を表示しているかどうかをCPU11が判断する。換算計算モードで“換算”シンボル29を表示していれば後述の換算処理を行い、表示していなければステップS38に戻る。なお、ステップS6からステップS19は図9および10のフローチャートで説明した各ステップと同様の動作を行うので説明は省略する。
【0114】
図16〜18は、既に買物計算モードで動作している場合の合計確認、修正、削除処理を示すフローチャートである。本フローチャートは、前述の操作例のける操作(19),(36),(59),(61),(63),(66),(67),(69)〜(71)の処理を示している。ステップS40では既に買物計算モードで、“店”シンボル24を表示しているかどうかをCPU11が判断し、買物計算モードで“店”シンボル24を表示していれば、ステップS22に進む。買物計算モードでなく“店”シンボル24を表示していなければ、ステップS41に進み、換算計算モードで“換算”シンボル29を表示しているかどうかをCPU11が判断する。換算計算モードで“換算”シンボル29を表示していれば後述の換算処理を行い、表示していなければステップS40に戻る。なお、ステップS22からステップS37は図11〜13のフローチャートで説明した各ステップと同様の動作を行うので説明は省略する。
【0115】
図19は、計算機1による換算レート設定処理を示すフローチャートである。本フローチャートは、前述の操作例における操作(73)〜(78)の処理を示している。まず、ステップS42では、“CA”キー56が入力されたかどうかをCPU11が判断する。入力されていればステップS43に進み、入力されていなければ待機する。ステップS43では、“換算⇔店”キー45が入力されたかどうかをCPU11が判断する。“換算⇔店”キー45が入力されていればステップS45に進み、入力されていなければステップS44に進む。
【0116】
ステップS44では、置数キーが入力されたかどうかをCPU11が判断する。置数キーが入力されていればステップS54に進み、入力されていなければステップS43に戻る。ステップS45では、換算計算モードで動作しているかどうかをCPU11が判断する。換算計算モードであればステップS47に進み、換算計算モードでなければステップS46に進む。ステップS46では、買物計算モードで動作しているかどうかをCPU11が判断し、買物計算モードであれば、前述の買物計算処理を行い、買物計算モードでなければステップS45に戻る。ステップS47では、置数キーが入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS48に進み、入力されていなければ待機する。ステップS48では、“=”キーが入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS49に進み、入力されていなければ待機する。
【0117】
ステップS49では、入力された数値を、換算レート番号として表示カウンタ13cおよび内部カウンタ13dに記憶するとともに、換算/店カウンタ部23に表示してステップS50に進む。ステップS50では、“A→B”キー46が入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS51に進み、入力されていなければ待機する。ステップS51では、置数キーが入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS52に進み、入力されていなければ待機する。ステップS52では、“A→B”キー46が入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS53に進み、入力されていなければ待機する。ステップS53では、ステップS51で入力された数値を換算レートとして、換算レート番号に対応付けて記憶する。ステップS54では、演算子が入力され四則演算が行われたかどうかをCPU11が判断する。演算が行われていればステップS55に進み、行われていなければ待機する。ステップS55では、四則演算の結果を数値部21に表示する。
【0118】
図20は、計算機1による換算レート確認処理を示すフローチャートである。本フローチャートは、前述の操作例における操作(82),(83)の処理を示している。まずステップS56では、“CA”キー56が入力されたかどうかをCPU11が判断する。入力されていればステップS57に進み、入力されていなければ待機する。ステップS57では、“換算⇔店”キー45が入力されたかどうかをCPU11が判断する。“換算⇔店”キー45が入力されていればステップS59に進み、入力されていなければステップS58に進む。ステップS58では、置数キーが入力されたかどうかをCPU11が判断する。置数キーが入力されていればステップS66に進み、入力されていなければステップS57に戻る。ステップS59では、換算計算モードで動作しているかどうかをCPU11が判断する。換算計算モードであればステップS61に進み、換算計算モードでなければステップS60に進む。ステップS60では、買物計算モードで動作しているかどうかをCPU11が判断し、買物計算モードであれば、前述の買物計算処理を行い、買物計算モードでなければステップS59に戻る。
【0119】
ステップS61では、置数キーが入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS62に進み、入力されていなければ待機する。ステップS62では、“=”キーが入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS63に進み、入力されていなければ待機する。ステップS63では、入力された数値を換算レート番号として換算/店カウンタ部23に表示してステップS64に進む。ステップS64では、“B→A”キー47が入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS65に進み、入力されていなければ待機する。ステップS65では、入力された換算レート番号に対応するRAM13に記憶された換算レートを数値部21に表示する。ステップS66では、演算子が入力され四則演算が行われたかどうかをCPU11が判断する。演算が行われていればステップS67に進み、行われていなければ待機する。ステップS67では、四則演算の結果を数値部21に表示する。
【0120】
図21は、計算機1による換算計算処理を示すフローチャートである。本フローチャートは、前述の操作例における操作(79)〜(81)の処理を示している。まずステップS68では、“CA”キー56が入力されたかどうかをCPU11が判断する。入力されていればステップS69に進み、入力されていなければ待機する。ステップS69では、“換算⇔店”キー45が入力されたかどうかをCPU11が判断する。“換算⇔店”キー45が入力されていればステップS71に進み、入力されていなければステップS70に進む。ステップS70では、置数キーが入力されたかどうかをCPU11が判断する。置数キーが入力されていればステップS81に進み、入力されていなければステップS69に戻る。
【0121】
ステップS71では、換算計算モードで動作しているかどうかをCPU11が判断する。換算計算モードであればステップS73に進み、換算計算モードでなければステップS72に進む。ステップS72では、買物計算モードで動作しているかどうかをCPU11が判断し、買物計算モードであれば、前述の買物計算処理を行い、買物計算モードでなければステップS71に戻る。ステップS73では、置数キーが入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS74に進み、入力されていなければ待機する。ステップS74では、“=”キーが入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS75に進み、入力されていなければ待機する。
【0122】
ステップS75では、入力された数値を換算レート番号として換算/店カウンタ部23に表示してステップS76に進む。ステップS76では、置数キーが入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS77に進み、入力されていなければ待機する。ステップS77では、“B→A”キー47が入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS78に進み、入力されていなければステップS79に進む。ステップS78では、入力された換算レート番号に対応する換算レートを用いて、“B→A”パターン(ステップS76で入力された値を換算レートで除算する)の換算計算を行う。計算結果を数値部21に表示する。ステップS79では、“A→B”キーが入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS80に進み、入力されていなければステップS77に戻る。
【0123】
ステップS80では、入力された換算レート番号に対応する換算レートを用いて、“A→B”パターン(ステップS76で入力された値と換算レートと乗算する)の換算計算を行う。計算結果を数値部21に表示する。
【0124】
ステップS81では、演算子が入力され四則演算が行われたかどうかをCPU11が判断する。演算が行われていればステップS82に進み、行われていなければ待機する。ステップS81では、四則演算の結果を数値部21に表示する。
【0125】
図22は、既に換算計算モードで動作している場合の換算レート設定処理を示すフローチャートである。本フローチャートは、前述の操作例における操作(75)〜(78)の処理を示している。ステップS83では既に換算計算モードで、“換算”シンボル29を表示しているかどうかをCPU11が判断し、換算計算モードで“換算”シンボル29を表示していれば、ステップS47に進む。換算計算モードでなく“換算”シンボル29を表示していなければ、ステップS84に進み、買物計算モードで“店”シンボル24を表示しているかどうかをCPU11が判断する。買物計算モードで“店”シンボル24を表示していれば後述の買物計算処理を行い、表示していなければステップS83に戻る。なお、ステップS47からステップS53は図19のフローチャートで説明した各ステップと同様の動作を行うので説明は省略する。
【0126】
図23は、既に換算計算モードで動作している場合の換算レート確認処理を示すフローチャートである。本フローチャートは、前述の操作例における操作(82),(83)の処理を示している。ステップS85では既に換算計算モードで、“換算”シンボル29を表示しているかどうかをCPU11が判断し、換算計算モードで“換算”シンボル29を表示していれば、ステップS87に進む。換算計算モードでなく“換算”シンボル29を表示していなければ、ステップS86に進み、買物計算モードで“店”シンボル24を表示しているかどうかをCPU11が判断する。買物計算モードで“店”シンボル24を表示していれば後述の買物計算処理を行い、表示していなければステップS85に戻る。ステップS87では、“C・CE”キー55が入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS61に進み、入力されていなければ待機する。なお、ステップS61からステップS65は図20のフローチャートで説明した各ステップと同様の動作を行うので説明は省略する。
【0127】
図24は、既に換算計算モードで動作している場合の換算計算処理を示すフローチャートである。本フローチャートは、前述の操作例における操作(79)〜(81)の処理を示している。ステップS88では既に換算計算モードで、“換算”シンボル29を表示しているかどうかをCPU11が判断し、換算計算モードで“換算”シンボル29を表示していれば、ステップS73に進む。換算計算モードでなく“換算”シンボル29を表示していなければ、ステップS89に進み、買物計算モードで“店”シンボル24を表示しているかどうかをCPU11が判断する。買物計算モードで“店”シンボル24を表示していれば後述の買物計算処理を行い、表示していなければステップS88に戻る。なお、ステップS73からステップS80は図21のフローチャートで説明した各ステップと同様の動作を行うので説明は省略する。
【0128】
図25〜27は、買物計算および換算計算切り換え処理を示すフローチャートである。本フローチャートは、前述の操作例における操作(87)〜(96)の処理を示している。まず、ステップS90ではCPU11が“CA”キー56が入力されたかどうかをCPU11が判断する。入力されていればステップS91に進み、入力されていなければ待機する。ステップS91では、CPU11が“換算⇔店”キー45が入力されたかどうかをCPU11が判断する。“換算⇔店”キー45が入力されていればステップS93に進み、入力されていなければステップS92に進む。ステップS92ではCPU11が置数キーが入力されたかどうかをCPU11が判断する。置数キーが入力されていれば、ステップS99に進み、入力されていなければS91に戻る。ステップS93では、買物計算モードで動作しているか否かをCPU11が判断し、買物計算モードであればステップS95に進み、買物計算モードでなければステップS94に進む。ステップS94では、換算計算モードで動作しているか否かをCPU11が判断し、換算計算モードであれば後述の換算処理を行い、換算計算モードでなければステップS93に戻る。
【0129】
ステップS95では、置数キーが入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS96に進み、入力されていなければ待機する。ステップS96では“=”キーが入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS97に進み、入力されていなければ待機する。ステップS97では、入力された数値を店番号としてRAM13に記憶し、換算/店カウンタ部23に表示してステップS98に進む。ステップS98では、置数キーが入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていれば、数値をXレジスタ13aに記憶するとともに数値部21に表示して、ステップS99に進む。置数キーが入力されていなければ待機する。ステップS99では、“+”キーが入力されたかどうかをCPU11が判断する。入力されていればS100に進み、入力されていなければ待機する。ステップS100では、“換算⇔店”キー45が入力されされたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればS101に進んで換算計算モードで動作する。入力されていなければステップS110に進む。
【0130】
ステップS102では、置数キーが入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS103に進み、入力されていなければ待機する。ステップS103では、“=”キーが入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS104に進み、入力されていなければ待機する。
【0131】
ステップS104では、ステップS102で入力された数値を換算レート番号として換算/店カウンタ部23に表示してステップS105に進む。ステップS105では、置数キーが入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS106に進み、入力されていなければ待機する。ステップS106では、“B→A”キー47が入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS108に進み、入力されていなければステップS107に進む。ステップS107では、“A→B”キー46が入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS109に進み、入力されていなければステップS111に進む。ステップS108では、入力された換算レート番号に対応する換算レートを用いて、“B→A”パターン(ステップS105で入力された値を換算レートで除算するパターン)の換算計算を行う。計算結果を数値部21に表示する。ステップS109では、入力された換算レート番号に対応する換算レートを用いて、“A→B”パターン(ステップS105で入力された値と換算レートと乗算するパターン)の換算計算を行う。計算結果を数値部21に表示する。ステップS110では、置数キーが入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS111に進み、入力されていなければ待機する。ステップS111では、“=”キーが入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS112に進み、入力されていなければ待機する。ステップS112では、四則計算の結果を買物合計金額としてRAM13に記憶するとともに数値部21に表示し、“買物合計”シンボル25を表示してステップS113に進む。
【0132】
ステップS113では、“元金”キー41が入力されたかどうかをCPU11が判断する。“元金”キーが入力されていればステップS114に進み、入力されていなければステップS99に戻る。ステップS114では、表示カウンタ13cおよび内部カウンタ13dに記憶されている買物カウントに+1する。また、数値部21に0を表示し、“元金”シンボル26を表示してステップS115に進む。ステップS115では、置数キーが入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS116に進み、入力されていなければ待機する。ステップS116では、入力された数値を数値部21に表示する。
【0133】
ステップS117で“お釣”キー42が入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていれば、入力された数値を元金としてRAM13に記憶してステップS118に進み、入力されていなければ待機する。ステップS118では、RAM13に記憶されている元金の値−買物合計金額の値(釣銭金額)を計算し、計算結果を数値部21に表示するとともに“お釣”シンボル27を表示してステップS119に進む。ステップS119では、“→”キー54が入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されればS120に進み、入力されなければステップS91に戻る。ステップS120では、現在数値部21に釣銭金額を表示していれば、買物合計金額表示に切り換わり、“買物合計”シンボル25を表示する。現在買物金額を表示していれば、元金表示に切り換わり、“元金”シンボル26を表示する。現在元金を表示していれば、釣銭金額表示に切り換わり、“お釣”シンボル27を表示する。
【0134】
図28は、計算機1による換算レートの修正および削除処理を示すフローチャートである。本フローチャートは、前述の操作例における操作(85),(98),(99),(101)の処理を示している。まず、ステップS121では、“CA”キー56が入力されたかどうかをCPU11が判断する。入力されていればステップS122に進み、入力されていなければ待機する。ステップS122では、“換算⇔店”キー45が入力されたかどうかをCPU11が判断する。“換算⇔店”キー45が入力されていればステップS123に進み、入力されていなければステップS121に戻る。ステップS123では、換算計算モードで動作しているかどうかをCPU11が判断する。換算計算モードであればステップS125に進み、換算計算モードでなければステップS124に進む。ステップS124では、買物計算モードで動作しているかどうかをCPU11が判断し、買物計算モードであれば、前述の買物計算処理を行い、買物計算モードでなければステップS123に戻る。
【0135】
ステップS125では、置数キーが入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS126に進み、入力されていなければ待機する。ステップS126では、“=”キーが入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS127aに進み、入力されていなければ待機する。ステップS127aでは、入力された数値を換算レート番号として換算/店カウンタ部23に表示してステップS127bに進む。ステップS127bでは、“B→A”キー47が入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS127cに進み、入力されていなければ待機する。ステップS127cでは、入力された換算レート番号に対応するRAM13に記憶された換算レートを数値部21に表示する。
【0136】
ステップS128では、“修正”キー50が入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS130に進み、入力されていなければステップS129に進む。ステップS130では、置数キーが入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS131に進み、入力されていなければ待機する。ステップS131では、“A→B”キー46が入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS132に進み、入力されていなければ待機する。ステップS132では、ステップS130で入力された数値を、入力された換算レート番号に対する新たな換算レートとしてRAM13に記憶するとともに、数値部21に表示する。また、“A→”シンボル30が表示される。
【0137】
ステップS129では、“削除”キー51が入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS133に進み、入力されていなければステップS128に戻る。ステップS133では、入力された換算レート番号に対応する換算レートを削除する。内部カウンタ13dに記憶されている換算レート番号のうち、削除された換算レートの換算レート番号より大きな換算レート番号は−1され、−1した換算レート番号に対応する換算レートを表示する。また、“A→”シンボル30が表示される。
【0138】
図29は、既に換算計算モードで動作している場合の換算レートの修正および削除処理を示すフローチャートである。本フローチャートは、前述の操作例における操作(85),(97)〜(99),(101)の処理を示している。ステップS134では既に換算計算モードで、“換算”シンボル29を表示しているかどうかをCPU11が判断し、換算計算モードで“換算”シンボル29を表示していれば、ステップS125に進む。換算計算モードでなく“換算”シンボル29を表示していなければ、ステップS135に進み、買物計算モードで“店”シンボル24を表示しているかどうかをCPU11が判断する。買物計算モードで“店”シンボル24を表示していれば後述の買物計算処理を行い、表示していなければステップS134に戻る。なお、ステップS125からステップS133は、図28のフローチャートで説明した各ステップと同様の動作を行うので説明は省略する。
【0139】
図30および31は、計算機1による換算レート表示処理を示すフローチャートである。本フローチャートは、前述の操作例における操作(84)〜(86),(100),(101)の処理を示している。ステップS56からステップS67は、図20のフローチャートで説明した各ステップと同様の動作を行うので説明は省略する。また、ステップS128からステップS133は、図28のフローチャートで説明した各ステップと同様の動作を行うので説明は省略する。したがって、ステップS136からステップS139の動作について説明する。ステップS136では“↑”キー52が入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS137に進み、入力されていなければステップS138に進む。ステップS137では、表示カウンタ13cに記憶されている換算レート番号から1を引いて、現在表示されている換算レート番号より1小さい換算レート番号に対応する換算レートを数値部21に表示する。ステップS138では“↓”キー53が入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS139に進む。ステップS139では、表示カウンタ13cに記憶されている換算レート番号に1を加えて、現在表示されている換算レート番号より1大きい換算レート番号に対応する換算レートを数値部21に表示する。
【0140】
図32〜35は、計算機1による買物履歴表示処理を示すフローチャートである。本フローチャートは、前述の操作例における操作(1)〜(72)の処理を示している。なお、ステップS1からステップS19は、図9のフローチャートで説明した各ステップと同様の動作を行うので説明は省略する。ステップS140では“↑”キー52が入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS142に進み、入力されていなければステップS141に進む。ステップS141では、“↓”キー53が入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS143に進む。ステップS142では、表示カウンタ13cに記憶されている買物カウントから1を引いて、現在表示されている買物カウントより1小さい買物カウントに対応する元金、買物合計金額、釣銭金額のいずれかを数値部21に表示する。ステップS143では、表示カウンタ13cに記憶されている買物カウントに1を加えて、現在表示されている買物カウントより1大きい買物カウントに対応する元金、買物合計金額、釣銭金額のいずれかを数値部21に表示する。ステップS144では、元金を表示しているかどうかをCPU11が判断し、表示されていればステップS145に進み、表示されていなければステップS9に戻る。
【0141】
ステップS145では、“修正”キー50が入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS147に進み、入力されていなければステップS146に進む。ステップS147では、“元金”キー41が入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS148に進み、入力されていなければ待機する。ステップS148では、置数キーが入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS149に進み、入力されていなければ待機する。ステップS149では、“修正”キー50が入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS150に進み、入力されていなければ待機する。ステップS150では、ステップS148で入力された数値を、表示カウンタ13cに記憶されている買物カウントに対応する新たな元金としてRAM13に記憶し、数値部21に表示する。また、“元金”シンボル26が表示される。
【0142】
ステップS146では、“削除”キー51が入力されたかどうかをCPU11が判断し、入力されていればステップS151に進む。ステップS151では、表示カウンタ13cに記憶されている買物カウントに対応する買物情報を削除する。内部カウンタ13dに記憶されている買物カウントのうち、削除された買物情報の買物カウントより大きな買物カウントから1を引いて、1引いた買物カウンタに対応する元金を表示する。
【0143】
以上のように、ユーザは、為替計算など入力された数値を所定の比率に基づいて算出し直す換算計算と、ユーザが買物する際に必要な買物合計金額、釣銭金額を算出する買物計算とを切り換えて行うことが可能であり利便性が向上する。また、換算部で得られた換算結果を購入商品価格として買物計算に用いる場合であっても、ユーザは、換算結果を入力する必要が無いので、利便性、操作性が向上し、計算作業に要する時間を短縮することができる。
【0144】
さらに、買物計算に用いられる買物合計金額、元金および釣銭金額など複数種類の金額に関する情報が、ユーザが買物をした店舗ごと、および店舗で買物計算を行った順番ごとに記憶され、ユーザの指示によって表示されるので、ユーザは、買物計算の履歴を容易に確認することができる。
【0145】
また、換算計算に用いる換算レートを複数種類の中から指定できるので、利便性がさらに向上する。
【0146】
また、買物計算モード動作時には、“店”シンボル24が表示され、換算計算モード動作時には、“換算”シンボル29が表示されるので、ユーザは動作しているモードを容易に判断することができ、正しく買物計算を行うことができる。
【0147】
また、ユーザが買物後に履歴を確認する場合でも、“↑”キー52、“↓”キー53、“→”キー54を入力することで簡単な操作で履歴を見ることが可能であり、買物合計金額や釣銭金額などが店ごとにまとめて表示されるので確認しやすい。
【0148】
さらに、買物情報および換算比率が間違っている場合や不要となった場合に、修正したり、削除したりすることも可能である。
【0149】
なお、計算機1は、買物計算プログラムをコンピュータが実行することでも実現可能である。買物計算プログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されている。本発明では、記録媒体として、CPU11で処理が行われるために使用されるメモリ、たとえばROM12そのものが記録媒体であってもよいし、また外部記憶装置15としてプログラム読み取り装置が設けられ、そこに挿入することで読み取り可能となるような記録媒体であってもよい。
【0150】
記録媒体に格納されている買物計算プログラムは、CPU11がアクセスして実行可能な構成であればよい。あるいは、買物計算プログラムを読み出し、読み出したプログラムを図示されていないプログラム記録エリアにダウンロードして、プログラムを実行する構成であればよい。なお、このダウンロード用のプログラムは予め計算機1に格納されているものとする。
【0151】
計算機1と分離可能に構成される場合、記録媒体は、磁気テープやカセットテープなどのテープ系、フレキシブルディスクやハードディスクなどの磁気ディスクやCD−ROM(Compact Disk−Read Only memory)/MO(Magneto OpticalDisk)/MD(Mini Disk)/DVD(Digital Versatile Disk)などの光ディスクのディスク系、IC(Integrated Circuit)カード(メモリカードを含む)/光カードなどのカード系、あるいはマスクROM、EPROM(ErasableProgrammable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically ErasableProgrammable Read Only Memory)、フラッシュROMなどによる半導体メモリを含め、固定的にプログラムを担持する記録媒体であればよい。
【0152】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、ユーザは、為替計算など入力された数値を所定の換算比率に基づいて算出し直す換算計算と、ユーザが買物する際に必要な買物合計金額、釣銭金額を算出する買物計算とを切り換えて行うことができるので、利便性が向上する。また、ユーザは必要なときに買物情報として、1回の買物における買物合計金額、釣銭金額および元金を見ることができるので、買物計算の確認を容易に行うことができる。さらに、換算計算モードから買物計算モードに切り換えると、切り換え直前に計算された換算結果が購入商品価格として買物計算部に与えられるので、換算部で計算された換算結果を購入商品価格として買物計算に用いる場合であっても、ユーザは、換算結果を改めて入力する必要が無いので、利便性、操作性が向上し、計算作業に要する時間を短縮することができる。
【0153】
また本発明によれば、ユーザが複数の店舗で買物を行うような場合、ユーザが買物をした店舗ごと、および店舗で買物計算を行った順番ごとに買物情報が記憶され、ユーザは、店舗および買物カウントを指示することで、それらに対応する買物情報を表示させることができるので、詳細な買物計算の履歴を容易に確認することができる。
【0154】
また本発明によれば、複数種類の換算比率が予め記憶されている場合、ユーザは、比率番号を指定することで、換算計算に用いる換算比率を複数種類の中から指定できるので、利便性がさらに向上する。
【0155】
また本発明によれば、ユーザは、換算比率を入力して設定することができるとともに、比率番号を入力するだけで、設定した換算比率を容易に確認することができる。
【0156】
また本発明によれば、ユーザは、買物計算モードおよび換算モードのいずれのモードが設定されているかを容易に判断することができ、正しく買物計算を行うことができる。
【0157】
また本発明によれば、買物計算の算出結果、買物情報、換算計算の換算結果および記憶された換算比率を1つの表示手段だけで表示することができるので、買物計算機を小型化することができる。
【0158】
また本発明によれば、ユーザは間違った買物情報および換算比率など修正したい買物情報および換算比率を指定して書き換えることができる。
【0159】
また本発明によれば、買物情報の元金が書き換えられたときに、釣銭金額も新たに算出されて書き換えられるので、ユーザが釣銭金額を新たに算出する操作をしなくても正しい買物情報を記憶することができる。
【0160】
また本発明に従えば、ユーザは不要な買物情報および換算比率などを指定して削除することができる。さらに買物情報および換算比率を削除しても、記憶されている買物カウントおよび比率番号の連続性が保たれるので、ユーザは買物情報および換算比率を確認しやすい。
【0161】
また本発明によれば、ユーザは簡単な操作で買物情報および換算比率を連続的に表示させて確認することができる。
【0162】
また本発明に従えば、コンピュータを上記の買物計算機として機能させるための買物計算プログラムとして提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態である電子卓上計算機1の外観を示す平面図である。
【図2】電子卓上計算機1の電気的構成を示すブロック図である。
【図3】電子卓上計算機1による換算計算処理と店別の買物計算処理の操作例を示す図である。
【図4】電子卓上計算機1による換算計算処理と店別の買物計算処理の操作例を示す図である。
【図5】電子卓上計算機1による換算計算処理と店別の買物計算処理の操作例を示す図である。
【図6】電子卓上計算機1による換算計算処理と店別の買物計算処理の操作例を示す図である。
【図7】電子卓上計算機1による換算計算処理と店別の買物計算処理の操作例を示す図である。
【図8】電子卓上計算機1による換算計算処理と店別の買物計算処理の操作例を示す図である。
【図9】電子卓上計算機1による買物計算処理を示すフローチャートである。
【図10】電子卓上計算機1による買物計算処理を示すフローチャートである。
【図11】電子卓上計算機1による合計確認、修正および削除処理を示すフローチャートである。
【図12】電子卓上計算機1による合計確認、修正および削除処理を示すフローチャートである。
【図13】電子卓上計算機1による合計確認、修正および削除処理を示すフローチャートである。
【図14】既に買物計算モードで動作している場合の買物計算処理を示すフローチャートである。
【図15】既に買物計算モードで動作している場合の買物計算処理を示すフローチャートである。
【図16】既に買物計算モードで動作している場合の合計確認、修正、削除処理を示すフローチャートである。
【図17】既に買物計算モードで動作している場合の合計確認、修正、削除処理を示すフローチャートである。
【図18】既に買物計算モードで動作している場合の合計確認、修正、削除処理を示すフローチャートである。
【図19】電子卓上計算機1による換算レート設定処理を示すフローチャートである。
【図20】電子卓上計算機1による換算レート確認処理を示すフローチャートである。
【図21】電子卓上計算機1による換算計算処理を示すフローチャートである。
【図22】既に換算モードで動作している場合の換算レート設定処理を示すフローチャートである。
【図23】既に換算モードで動作している場合の換算レート確認処理を示すフローチャートである。
【図24】既に換算モードで動作している場合の換算計算処理を示すフローチャートである。
【図25】買物計算および換算計算切り換え処理を示すフローチャートである。
【図26】買物計算および換算計算切り換え処理を示すフローチャートである。
【図27】買物計算および換算計算切り換え処理を示すフローチャートである。
【図28】電子卓上計算機1による換算レートの修正および削除処理を示すフローチャートである。
【図29】既に換算モードで動作している場合の換算レートの修正および削除処理を示すフローチャートである。
【図30】電子卓上計算機1による換算レート表示処理を示すフローチャートである。
【図31】電子卓上計算機1による換算レート表示処理を示すフローチャートである。
【図32】電子卓上計算機1による買物履歴表示処理を示すフローチャートである。
【図33】電子卓上計算機1による買物履歴表示処理を示すフローチャートである。
【図34】電子卓上計算機1による買物履歴表示処理を示すフローチャートである。
【図35】電子卓上計算機1による買物履歴表示処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 電子卓上計算機
2 表示装置
3 太陽電池パネル
4 キーボード
11 CPU(中央演算処理装置)
12 ROM(リードオンリメモリ)
13 RAM(ランダムアクセスメモリ)
13a Xレジスタ
13b Yレジスタ
13c 表示カウンタ
13d 内部カウンタ
13e 演算子フラグ
13f 状態フラグ
14 スイッチ
15 外部記憶装置
21 数値部
22 買物カウンタ部
23 換算/店カウンタ部
24 “店”シンボル
25 “買物合計”シンボル
26 “元金”シンボル
27 “お釣り”シンボル
28 “●”シンボル
29 “換算”シンボル
40 四則演算用キー
41 “元金”キー
42 “お釣”キー
43 “税込”キー
44 “税抜”キー
45 “換算⇔店”キー
46 “A→B”キー
47 “B→A”キー
48 “合計確認”キー
49 “カウント”キー
50 “修正”キー
51 “削除”キー
52 “↑”キー
53 “↓”キー
54 “→”キー
55 “C・CE”キー
56 “CA”キー[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a shopping calculator and a shopping calculation program that allow a user to perform necessary calculations at the time of shopping, such as calculation of a total purchase amount and change.
[0002]
[Prior art]
The electronic desk calculator is used not only when performing a complicated function calculation but also when performing a simple calculation in daily life, for example, when performing a calculation at the time of shopping such as a calculation of a total purchase amount. However, a general electronic desk calculator is mainly configured to perform a numerical calculation, and does not have a function of storing a calculation history or a plurality of numerical values as a group. For this reason, when checking the history of calculations performed at the time of shopping or recalculating, the price information such as the total purchase amount and change should be separately recorded on paper, etc., and the electronic desk calculator will only perform calculations. It's being used.
[0003]
As an electronic desk calculator capable of storing a calculation history and performing a check calculation, there is a desk addition, subtraction, multiplication, and division calculator described in JP-A-11-66012. This desktop addition, subtraction, multiplication, and division calculator is an electronic desk calculator that can perform a check calculation, and can display the input item number and the total number of input items on two separate counters in accordance with the input numerical value. It is possible to check later.
[0004]
Further, as an information processing apparatus relating to calculations at the time of shopping, there is a merchandise sales data processing apparatus described in JP-A-7-98787. The merchandise sales data processing device is a money processing device such as an electronic cash register in a store, and uses the total amount of currency input from a currency slot as a deposit amount and calculates the deposit amount and the total amount in one transaction. If the deposit amount is equal to or greater than the total amount, the difference is automatically paid as the change amount.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In the calculation at the time of shopping, a plurality of types of price information such as the price of the purchased product, the total purchase price, and change are handled. Therefore, in order to check the calculation history at the time of shopping, in addition to saving the above-mentioned amount information, an electronic desk calculator equipped with dedicated functions such as managing the amount information for each shop where shopping was done is necessary Become.
[0006]
The above-mentioned table addition / subtraction multiplication / division calculator does not have sufficient information storage and management functions, and is inconvenient when used in calculations at the time of shopping. Further, the above-mentioned merchandise sales data processing apparatus is not an apparatus that can be used by a user who is a general consumer.
[0007]
Furthermore, when the types of information handled like the calculation at the time of shopping increase, the operation of the computer becomes complicated, and the operability deteriorates.
[0008]
SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a shopping calculator and a shopping calculation program which can easily perform calculations required for shopping and have improved convenience and operability.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The present invention includes a shopping calculation unit, a conversion unit, and a mode setting unit that switches and sets a shopping calculation mode for operating the shopping calculation unit and a conversion calculation mode for operating the conversion unit,
When the shopping calculation mode is set, the shopping calculation section is operated to calculate the total shopping price by summing the input purchased product prices, and subtract the total shopping price from the input principal to change the change amount. The shopping total amount, the principal and the change amount are stored as shopping information, and the input value and the calculation result are sequentially displayed according to the progress of the calculation when the shopping calculation is performed, and when the shopping calculation is not performed. Displays shopping information when instructed by the user,
When the conversion calculation mode is set, the conversion unit is operated to display the input conversion target amount, and perform the conversion calculation based on the input conversion target amount and the conversion ratio stored in advance, Display the conversion result by the conversion calculation,
The shopping calculator is characterized in that, when the mode is switched from the conversion calculation mode to the shopping calculation mode, a conversion result obtained by the conversion calculation immediately before the switching is given to the shopping calculation section as a purchased commodity price.
[0010]
The present invention also includes a shopping calculation unit, a conversion unit, and a mode setting unit that switches and sets a shopping calculation mode for operating the shopping calculation unit and a conversion calculation mode for operating the conversion unit.
When the shopping calculation mode is set, operate the shopping calculation unit,
The total purchase price entered is calculated to calculate the total purchase price, and the total purchase price is subtracted from the input principal to calculate the change amount.
The shopping total amount, principal and change amounts for each shopping calculation are stored as shopping information, and the shopping information is further divided into groups for each store where the shopping calculation was performed, and stored. The shopping information is stored with a shopping count indicating the order in which the shopping calculation was performed,
When the shopping calculation is executed, the input value and the calculation result are sequentially displayed according to the progress of the calculation, and when the shopping calculation is not executed, the shopping information corresponding to the store and the shopping count specified by the user is displayed,
When the conversion calculation mode is set, operate the conversion unit,
While displaying the input conversion target amount, performing the conversion calculation based on the input conversion target amount and the conversion ratio stored in advance, displaying the conversion result by the conversion calculation,
The shopping calculator is characterized in that, when the mode is switched from the conversion calculation mode to the shopping calculation mode, a conversion result obtained by the conversion calculation immediately before the switching is given to the shopping calculation section as a purchased commodity price.
[0011]
The present invention also includes a shopping calculation unit, a conversion unit, and a mode setting unit that switches and sets a shopping calculation mode for operating the shopping calculation unit and a conversion calculation mode for operating the conversion unit.
When the shopping calculation mode is set, the shopping calculation section is operated to calculate the total shopping price by summing the input purchased product prices, and subtract the total shopping price from the input principal to change the change amount. The shopping total amount, the principal and the change amount are stored as shopping information, and the input value and the calculation result are sequentially displayed according to the progress of the calculation when the shopping calculation is performed, and when the shopping calculation is not performed. Displays shopping information when instructed by the user,
When the conversion calculation mode is set, the conversion unit is operated to display the input conversion target amount, and a plurality of types of conversion ratios stored in advance in association with a ratio number for identifying the conversion ratio. Conversion calculation is performed based on the conversion ratio corresponding to the ratio number specified by the user and the conversion target amount entered, and the conversion result by the conversion calculation is displayed.
The shopping calculator is characterized in that when the mode is switched from the conversion calculation mode to the shopping calculation mode, the conversion result obtained by the conversion calculation is given to the shopping calculation section as a purchased commodity price.
[0012]
The present invention also includes a shopping calculation unit, a conversion unit, and a mode setting unit that switches and sets a shopping calculation mode for operating the shopping calculation unit and a conversion calculation mode for operating the conversion unit.
When the shopping calculation mode is set, operate the shopping calculation unit,
The total purchase price entered is calculated to calculate the total purchase price, and the total purchase price is subtracted from the input principal to calculate the change amount.
The shopping total amount, principal and change amounts for each shopping calculation are stored as shopping information, and the shopping information is further divided into groups for each store where the shopping calculation was performed, and stored. The shopping information is stored with a shopping count indicating the order in which the shopping calculation was performed,
When the shopping calculation is executed, the input value and the calculation result are sequentially displayed according to the progress of the calculation, and when the shopping calculation is not executed, the shopping information corresponding to the store and the shopping count specified by the user is displayed,
When the conversion calculation mode is set, the conversion unit is operated to display the input conversion target amount, and a plurality of types of conversion ratios stored in advance in association with a ratio number for identifying the conversion ratio. Conversion calculation is performed based on the conversion ratio corresponding to the ratio number specified by the user and the conversion target amount entered, and the conversion result by the conversion calculation is displayed.
The shopping calculator is characterized in that, when the mode is switched from the conversion calculation mode to the shopping calculation mode, a conversion result obtained by the conversion calculation immediately before the switching is given to the shopping calculation section as a purchased commodity price.
[0013]
According to the present invention, the user can operate the mode setting unit to set either the shopping calculation mode or the conversion mode.
[0014]
When the shopping calculation mode is set, the shopping calculation unit operates. When performing the shopping calculation, the user inputs the purchase commodity prices in order. The shopping calculation unit displays the input purchase commodity price, and calculates and displays the total purchase price by summing the input purchase commodity prices. The user who checks the displayed total shopping price inputs the principal. The shopping calculation unit displays the input principal, and calculates and displays the change amount by subtracting the total purchase amount from the input principal. The shopping calculation unit performs the above-described shopping calculation, and stores the total shopping amount, the principal and the change amount as shopping information. When the shopping calculation is not performed, when the user instructs to display the shopping information, the instructed shopping information is displayed.
[0015]
When the conversion calculation mode is set, the conversion unit operates. When performing the conversion calculation, the user inputs a conversion target amount. The conversion unit displays the input conversion target amount, performs a conversion calculation based on the input conversion target amount and a conversion ratio stored in advance, and displays a conversion result by the conversion calculation.
[0016]
At this time, when the user switches from the conversion calculation mode to the shopping calculation mode, the conversion result obtained by the conversion calculation immediately before the switching is given to the shopping calculation unit as the purchased product price.
[0017]
As described above, the user performs the conversion calculation for recalculating an input numerical value such as an exchange calculation based on a predetermined conversion ratio, and the shopping calculation for calculating the total purchase amount and change amount required when the user buys. Since the switching can be performed, the convenience is improved. In addition, the user can see the shopping total amount, change amount, and principal amount in one shopping as shopping information when necessary, so that the shopping calculation can be easily confirmed. Further, when the mode is switched from the conversion calculation mode to the shopping calculation mode, the conversion result calculated immediately before the switching is given to the shopping calculation unit as the purchase product price, so the conversion result calculated by the conversion unit is used as the purchase product price for the shopping calculation. Even in the case of using, the user does not need to input the conversion result again, so that the convenience and the operability are improved, and the time required for the calculation work can be shortened.
[0018]
Further, in a case where the user performs shopping at a plurality of stores, the shopping calculation unit stores the shopping information in groups for each store that has performed the shopping calculation, and stores the shopping information in the group corresponding to each store. Is stored with a shopping count indicating the order in which the shopping calculation was performed. When the shopping calculation is not performed, when the user instructs the store and the shopping count, shopping information corresponding to the instructed store and the shopping count is displayed.
[0019]
As a result, the shopping information is stored for each store where the user has made a purchase and for each order in which the shopping has been performed at the store, and the user instructs the store and the shopping count to display the corresponding shopping information. Therefore, it is possible to easily confirm the history of the detailed shopping calculation.
[0020]
When a plurality of types of conversion ratios are stored in advance, they are stored in association with a ratio number for identifying the conversion ratio, and the conversion unit converts the conversion ratio corresponding to the ratio number specified by the user. And a conversion calculation based on the input conversion target amount.
[0021]
Thus, the user can specify the conversion ratio to be used for the conversion calculation from a plurality of types by specifying the ratio number, so that the convenience is further improved.
[0022]
Further, in the present invention, the conversion unit, conversion ratio storage means in which a plurality of types of conversion ratio and a ratio number for identifying the conversion ratio are stored in advance in association with each other,
Conversion ratio setting means for storing the conversion ratio input by the user in the conversion ratio storage means,
A conversion ratio confirmation unit for displaying a conversion ratio corresponding to a ratio number designated by a user for confirming the conversion ratio stored in the conversion ratio storage unit.
[0023]
According to the present invention, when the user inputs the conversion ratio, the conversion ratio setting means stores the conversion ratio input by the user in the conversion ratio storage means. The conversion ratio storage unit stores a plurality of types of conversion ratios in advance in association with ratio numbers for identifying the conversion ratios. The user can check the conversion ratios stored in the conversion ratio storage unit. When the number is specified, the conversion ratio confirmation means displays the conversion ratio corresponding to the specified ratio number.
[0024]
Thus, the user can input and set the conversion ratio, and can easily confirm the set conversion ratio simply by inputting the ratio number.
[0025]
Further, the present invention is characterized in that it has an informing means for informing the user which of the shopping calculation mode and the conversion calculation mode is set.
[0026]
According to the present invention, the notifying unit notifies the user which of the shopping calculation mode and the conversion mode is set.
[0027]
Thereby, the user can easily determine the set mode, and can correctly perform the shopping calculation.
[0028]
Further, the invention is characterized in that the display means of the shopping calculation unit and the display means of the conversion unit are constituted by one display means.
[0029]
According to the present invention, the display means of the shopping calculation unit and the display means of the conversion unit are constituted by one display means.
[0030]
As a result, the calculation result of the shopping calculation, the shopping information, the conversion result of the conversion calculation, and the stored conversion ratio can be displayed on only one display means, so that the shopping calculator can be downsized.
[0031]
Further, according to the present invention, when the shopping calculation mode is set, the shopping information specified by the user among the stored shopping information is rewritten, and when the conversion calculation mode is set, the stored conversion ratio is changed. A correction means for rewriting a conversion ratio designated by a user is provided.
[0032]
According to the present invention, when the user specifies shopping information to be corrected when the shopping calculation mode is set, the correction unit rewrites the shopping information specified by the user among the stored shopping information. When the user specifies a conversion ratio to be corrected when the conversion calculation mode is set, the correction unit rewrites the conversion ratio specified by the user among the stored conversion ratios.
[0033]
As a result, the user can specify and rewrite shopping information and conversion ratio to be corrected, such as wrong shopping information and conversion ratio.
[0034]
Further, according to the present invention, when the principal of the shopping information is rewritten by the correcting means, the shopping calculation unit newly calculates a change amount using the rewritten principal for the shopping information with the principal rewritten. It is characterized by rewriting.
[0035]
According to the present invention, when the principal of the shopping information is rewritten by the correction means, the shopping calculation unit calculates a new change amount using the rewritten principal for the shopping information in which the principal is rewritten. rewrite.
[0036]
Thus, when the principal of the shopping information is rewritten, the change amount is also newly calculated and rewritten, so that the correct shopping information can be stored without the user having to perform the operation of newly calculating the change amount. it can.
[0037]
Further, the present invention includes a deletion means for deleting the stored shopping information and the conversion ratio,
When the shopping calculation mode is set, the deletion unit deletes the store and the shopping information corresponding to the specified shopping count when the user specifies the store and the shopping count, and also corresponds to the specified store. Of the shopping information, the shopping information having a shopping count larger than the indicated shopping count is rewritten to a value obtained by subtracting one from each shopping count, and in the conversion calculation mode, the user is instructed that a ratio number is to be given. The conversion ratio corresponding to the specified ratio number is deleted, and the ratio number larger than the specified ratio number is rewritten to a value obtained by subtracting one.
[0038]
According to the present invention, when the user specifies the store and the shopping count of the shopping information to be deleted when the shopping calculation mode is set, the deletion unit deletes the shopping information corresponding to the store and the shopping count specified by the user. At the same time, of the shopping information corresponding to the designated store, the shopping information having a shopping count larger than the specified shopping count is rewritten to a value obtained by subtracting one from each shopping count.
[0039]
When the conversion calculation mode is set, when the user indicates a ratio number to be deleted, the deletion unit deletes the conversion ratio corresponding to the ratio number specified by the user and sets a ratio number larger than the specified ratio number. Rewrite the value with 1 subtracted.
[0040]
Thus, the user can specify and delete unnecessary shopping information and conversion ratios. Further, even if the shopping information and the conversion ratio are deleted, the continuity of the stored shopping count and ratio number is maintained, so that the user can easily check the shopping information and the conversion ratio.
[0041]
Further, the present invention includes a display content change instructing means for instructing a change of display content,
When the user instructs to change the display content, in the shopping calculation mode, the shopping information having a shopping count one greater or one less than the shopping count of the currently displayed shopping information is displayed, and in the conversion mode. Is characterized by displaying a conversion ratio having a ratio number one larger or one smaller than the ratio number of the conversion ratio currently displayed.
[0042]
According to the present invention, if the user instructs to change the display content when the shopping calculation mode is set, the display content change instructing means is one greater or one less than the shopping count of the currently displayed shopping information. Display shopping information having a shopping count. When the user instructs to change the display content when the conversion mode is set, the display content change instructing means changes the conversion number having a ratio number one larger or one smaller than the ratio number of the currently displayed conversion ratio. Display the ratio.
[0043]
This allows the user to continuously display and confirm the shopping information and the conversion ratio with a simple operation.
[0044]
Further, the present invention is a shopping calculation program for causing a computer to function as the above shopping calculator.
[0045]
According to the present invention, it is possible to provide a shopping calculation program for causing a computer to function as the shopping calculator.
[0046]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
FIG. 1 is a plan view showing the appearance of an
[0047]
An electronic desk calculator (hereinafter abbreviated as “calculator”) 1 includes a
[0048]
The
[0049]
The
[0050]
The
[0051]
FIG. 2 is a block diagram illustrating an electrical configuration of the
[0052]
The
[0053]
The
[0054]
The
[0055]
The
[0056]
The
[0057]
As will be described later, the shopping calculation unit includes a part that operates in the shopping calculation mode, and the conversion unit includes a part that operates in the conversion calculation mode. The mode setting section includes the
[0058]
The operation of each key of the
The calculation of the total shopping amount is performed by the four
[0059]
If a tax calculation is required when calculating the total shopping amount, if the “tax included” key 43 or the “excl. 2 key 44” is input while operating in the shopping calculation mode, the
[0060]
The change amount is calculated by the "principal" key 41, the "change" key 42, the
[0061]
The shopping count is counted as follows when the "principal" key 41 is input. When the "principal" key 41 is input, the
[0062]
The shop number is information for identifying a group including one or a plurality of pieces of shopping information, and is stored as grouped shopping information. In the present embodiment, it is assumed that a store number is set in order from 1 for each store where the user has performed shopping, and the maximum store number among the set store numbers is stored in the internal counter 13d. The display store number is a value of the store number to be displayed on the
[0063]
The conversion ratio setting means is composed of four
[0064]
The conversion calculation is performed by the four
[0065]
Further, the conversion result obtained by the conversion calculation is used for calculating the total purchase price as the purchase commodity price. For example, in the conversion calculation mode, the conversion result calculated by the conversion unit is given to the shopping calculation unit and stored in the
[0066]
In the shopping calculation, especially in a foreign country, the shopping calculation including the exchange calculation can be easily performed by storing the exchange rate in the
[0067]
Display of shopping information and conversion rates will be described.
When any of the change amount, the total purchase amount, and the principal is displayed on the
[0068]
When the “confirm total”
[0069]
The display content change instructing means includes a “↑” key 52, a “↓”
[0070]
When the "@" key 52 is input in the conversion calculation mode, the
[0071]
The modification of the shopping information and the exchange rate will be described.
The correction means includes a "correction" key 50, a
[0072]
When the shopping information is to be corrected, an amount to be corrected, for example, a principal is displayed in the shopping calculation mode. In order to display the principal, a method of inputting and displaying the "入 力" key 52, "↓"
[0073]
If the user wants to modify the conversion rate, he or she uses the numeric key, “=” key, and “B → A” key 47 to display the conversion rate to be modified in the conversion calculation mode. If the conversion rate number of the conversion rate to be corrected is “2”, the user inputs “2”, “=”, and “B → A” in this order, and the conversion rate with the conversion rate number of 2 is displayed. Subsequently, using the “correction” key 50, the “A → B” key 46, and the numeric key, inputting “correction”, 100, and “A → B” in this order, the conversion rate of the conversion rate number “2” becomes 100. Is rewritten as
[0074]
When the principal is modified, the change amount is recalculated using the modified principal, and is stored in the
[0075]
The deletion of the shopping history and the exchange rate will be described.
The deletion means includes a "delete" key 51, the
[0076]
In the shopping calculation mode, the shopping information to be deleted is specified by the shop number and the shopping count and deleted. For example, using the numeric key, the "count" key 49, and the "delete" key 51 to input, for example, 2, "count", "2" and "delete" in order, the shop number "2" and the shop count "2" are purchased. As the information is deleted, 1 is subtracted from the shopping count larger than the shopping count of the deleted shopping information. In this example, the shop count “3” of the shop number “2” becomes the shop count “2” of the shop number “2”, and the shop count “4” of the shop number “2” becomes the shop count “4” of the shop number “3”. The shopping count becomes “2”. In addition, in the state of the conversion calculation mode, a conversion rate number to be deleted is designated and deleted. For example, when the input is performed in the order of 1, “=”, and “delete” using the numeric key, the “=” key, and the “delete” key 51, the conversion rate of the conversion rate number “1” is deleted and deleted. 1 is subtracted from the conversion rate number larger than the conversion rate number of the converted conversion rate. In this example, the conversion rate number "2" becomes the conversion rate number "1", and the conversion rate number "3" becomes the conversion rate number "2".
[0077]
3 to 8 are diagrams illustrating operation examples of the conversion calculation process by the
[0078]
[Startup of Computer 1]
(1) When the user presses the "CA" key 56, the power is turned on and a screen in an all-clear state is displayed. The all clear state is a state in which 0 is displayed in the
[0079]
[Shopping calculation mode]
(2) First, when the "conversion @ store"
[0080]
[Input of shopping information at the first store]
The case where the first shopping information in the first shop is input will be described. In the first shopping, it is assumed that a product with a price of 300 and a product with a price of 456 are purchased. When the store number is set to 1, the price of the first product is set to 300, and input is made in the order of 1, =, 300 using the numeric key and the “=” key, 01 is displayed in the conversion /
(3) To enter the price of the next product, enter the "+" key as an operator. The display does not change.
(4) Since the second product is a product with a price of 456, if 456 is input using the numeric key, 456 is displayed in the
(5) When the “=” key is input to obtain the first total amount, the
(6) When the "principal" key 41 is entered to enter the principal, the "total shopping"
(7) When the principal is set to 1000 and 1000 is input using the numeral key, 1000 is displayed in the
(8) When the "change" key 42 is input to calculate the change amount, the change amount is calculated (1000-756 = 244), and 244 is displayed in the
(9) Next, a case where the second shopping information in the first store is input will be described. In the second shopping, it is assumed that a product with a price of 1500 and a product with a price of 2000 are purchased. When the price of the first product is 1500 and 1500 is entered using the numeric key, 1500 is displayed in the
(10) To enter the price of the next product, enter the "+" key as an operator. The display does not change.
(11) Since the price of the next product is 2000, if 2000 is input using the numeric key, 2000 is displayed in the
(12) When the “=” key is input to obtain the second total amount, 3500 of the total amount is displayed in the
(13) When the "principal" key 41 is entered to enter the principal, the "total purchase"
(14) When the principal is set to 5000 and 5000 is input using the numeral key, 5000 is displayed in the
(15) When the "change" key 42 is input to calculate the change amount, the change amount is calculated (5000-3500 = 1500), and 1500 is displayed in the
(16) Here, when the "@" key 52 is input to display the history of the shopping calculation, the
(17) When the “→” key 54 is input twice in order to display the principal of the first shopping information, 1000 is displayed in the
(18) When the “↓”
[0081]
[Deletion of shopping information at the first store]
(19) When the "delete" key 51 is input to delete the shopping information, the displayed second shopping information including the principal is deleted. The shopping count is decremented by one, 01 is displayed on the
[0082]
[Input of shopping information at the second store]
(20) A case where the first shopping information in the second store is input will be described. In the first shopping, it is assumed that a product with a price of 700 and a product with a price of 380 are purchased. Assuming that the store number is 2 and the price of the first product is 700, the input is made in the order of 2, =, 700 using the numeric key and the “=” key. 02 is displayed in the conversion /
(21) Enter the "+" key as an operator to enter the price of the next product. The display does not change.
(22) When the price of the next product is set to 380 and 380 is input using the numeric key, 380 is displayed in the
(23) When the “=” key is input to obtain the total amount for the first time in the second store, 1080 of the total amount is displayed in the
(24) When the "principal" key 41 is entered to enter the principal, the "total purchase"
(25) When the principal is set to 2000 and 2000 is input using the numeral key, 2000 is displayed in the
(26) When the "change" key 42 is input to calculate the change amount, the change amount is calculated (2000-1080 = 920), and 920 is displayed in the
(27) Next, a case where the second shopping information in the second store is input will be described. In the second shopping, it is assumed that a product with a price of 1300 and a product with a price of 4000 are purchased. When the price of the first product is set to 1300 and 1300 is input using the numeric key, 1300 is displayed in the
(28) To enter the price of the next product, enter the "+" key as an operator. The display does not change.
(29) When the price of the next product is set to 4000 and 4000 is entered using the numeral key, 4000 is displayed in the
(30) When the “=” key is input to obtain the second total amount in the second store, 5300 of the total amount is displayed in the
(31) When the "principal" key 41 is entered to enter the principal, the "total shopping"
(32) When the principal is set to 10000 and 10,000 is input using the numeric key, 10,000 is displayed in the
(33) When the "change" key 42 is input to calculate the change amount, the change amount is calculated (10000-5300 = 4700), and 4700 is displayed in the
(34) Here, when the “→” key 54 is input twice to display the principal, the numeral part 10,000 of the principal of the second shopping information is displayed in the
(35) When the "@" key 52 is input to display the shopping calculation history, the
[0083]
[Correction of shopping information]
(36) In order to correct the principal of the first shopping, the modified principal is set to 1100, and the “correction”, “correction” is performed using the numeral key, the “principal” key 41, and the “correction”
(37) Since the principal has been corrected, when the “change” key 42 is input to confirm the change amount, “20” is displayed in the
[0084]
[Input of shopping information at the third store]
(38) Next, a case where the first shopping information in the third store is input will be described. In the first shopping, it is assumed that a product with a price of 600 and a product with a price of 770 are purchased. Assuming that the store number is 3 and the price of the first product is 600, the numbers are input in the order of 3, =, 600 using the numeric key and the “=” key. 03 is displayed in the conversion /
(39) To enter the price of the next product, enter the "+" key as an operator. The display does not change.
(40) When the price of the next product is set to 770 and 770 is input using the numeric key, 770 is displayed in the
(41) When the “=” key is input to obtain the first total amount in the third store, 1370 of the total amount is displayed in the
(42) When the "principal" key 41 is entered to enter the principal, the "total purchase"
(43) When the principal is set to 3000 and 3000 is input using the numeral key, 3000 is displayed in the
(44) When the "change" key 42 is input to calculate the change amount, the change amount is calculated (3000-1370 = 1630), and 1630 is displayed in the
(45) Next, a case where the second shopping information in the third store is input will be described. In the second shopping, it is assumed that a product with a price of 1800 and a product with a price of 2200 are purchased. When the price of the first product is 1800 and 1800 is input using the numeric key, 1800 is displayed in the
(46) To enter the price of the next product, enter the "+" key as an operator. The display does not change.
(47) When the price of the next product is set to 2200 and 2200 is input using the numeric key, 2200 is displayed in the
(48) When the “=” key is input to obtain the total amount for the second time at the third store, the
(49) When the "principal" key 41 is entered to enter the principal, the "total purchase"
(50) When the principal is set to 5000 and 5000 is input using the numeral key, 5000 is displayed in the
(51) When the "change" key 42 is input to calculate the change amount, the change amount is calculated (5000-4000 = 1000), and 1000 is displayed in the
(52) Subsequently, a case where the third shopping information at the third store is input will be described. In the third shopping, a case will be described in which a product with a price of 1700 and a product with a price of 3100 are purchased. When the price of the first product is set to 1700 and 1700 is input using the numeric key, 1700 is displayed in the
(53) To enter the price of the next product, enter the "+" key as an operator. The display does not change.
(54) When the price of the next product is set to 3100 and 3100 is input using the numeric key, 3100 is displayed in the
(55) When the “=” key is input to obtain the total amount for the third time in the third store, 4800 of the total amount is displayed in the
(56) When the "principal" key 41 is entered to enter the principal, the "total purchase"
(57) When the principal is set to 5000 and 5000 is input using the numeral key, 5000 is displayed in the
(58) When the "change" key 42 is input to calculate the change amount, the change amount is calculated (5000-4800 = 200), and 200 is displayed in the
[0085]
[Calculation of total amount of shopping information in third store]
(59) In order to obtain the total sum of the first to third purchases at the third store, using the numeric key and the "total confirmation" key 48, enter "3" and "total confirmation" in this order. The total shopping amount up to is calculated (1370 + 4000 + 4800 = 10170), and 10170 is displayed in the
(60) Enter the “→” key 54 in order to obtain the first to third principal sum totals at the third store, and the principal sum total is calculated (3000 + 5000 + 5000 = 13000). 13000 is displayed. The
(61) In order to obtain the total sum of the first to second purchases at the third store, the number key, the "count" key 49, and the "total confirmation" key 48 are used to obtain 3, "count" and "2". , "Total confirmation", the total shopping amount up to the second purchase is calculated (1370 + 4000 = 5370), and 5370 is displayed in the
(62) When the “→” key 54 is input to obtain the first to second principal sum total at the third store, the principal sum total is calculated (3000 + 5000 = 8000). 8000 is displayed. The
[0086]
[Calculation of shopping information total]
(63) When the “total confirmation” key 48 is input in order to obtain the total shopping amount up to the first to third stores, the total shopping amount is calculated (756 + 1080 + 5300 + 1370 + 4000 + 4800 = 17306). Is displayed. The
(64) When the "→" key 54 is input to obtain the total sum of the principal from the first to the third store, the total sum of the principal is calculated (1000 + 1100 + 10000 + 3000 + 5000 + 5000 = 25100), and 25100 is displayed in the
(65) When the "→" key 54 is input to obtain the total change amount of the first to third stores, the total change amount is calculated (244 + 20 + 4700 + 1630 + 1000 + 200 = 7794), and 7794 is displayed in the
[0087]
[Correction of shopping information]
(66) In order to correct the principal of the second shopping information at the third store, using the numeral key, the "count" key 49, and the "correction" key 50, 3, "count", 2, "" In the order of "correction", the
(67) In order to correct the principal to 6000, using the numeric key, the “principal” key 41, and the “correction” key 50 to input “principal”, 6000, and “correction” in this order, 21 displays the corrected principal of 6000. The change amount is recalculated (6000-4000 = 2000).
[0088]
[Check shopping information display]
(68) Since the principal has been corrected, when the “→” key 54 is input to confirm the change amount, 2000 is displayed in the
(69) In order to display the second shopping information at the third store, using the numeral key, the "principal" key 41, and the "count" key 49, 3, "count", 2, "principal" In this case, the
[0089]
[Delete Shopping Information]
(70) When the "delete" key 51 is input to delete the second shopping information in the third store, the shopping information is deleted, and the
[0090]
[Check shopping information display]
(71) To confirm whether or not the shopping information has been deleted, enter the
(72) In order to further confirm whether or not the shopping information has been deleted, when the “→” key 54 is input, the principal sum total reflecting the deletion is calculated (3000 + 5000 = 8000). Is displayed as 8000. The
[0091]
[Conversion calculation mode]
(73) When the "conversion @ store"
[0092]
[Conversion ratio setting input]
When the first conversion ratio (conversion rate), that is, the conversion rate of the
(74) In order to input the conversion rate, using the numeric key and the “A → B” key 46 to input “A → B”, 10 and “A → B” in this order, Is displayed, and the “A →”
(75) When setting the second conversion rate, that is, the conversion rate of the
(76) In order to input the conversion rate, using the numeric key and the “A → B” key 46 to input “A → B”, 50, and “A → B” in this order, 50 Is displayed, and the “A →”
(77) To set the third conversion rate, that is, the conversion rate of the
(78) In order to input the conversion rate, using the numeric key and the “A → B” key 46 to input “A → B”, 100, and “A → B” in this order, Is displayed, and the “A →”
[0093]
[Conversion calculation]
(79) When performing the conversion calculation using the conversion rate of the
(80) If the conversion pattern is “A → B”, the price of the product is set to 5000, and the input is made in the order of 5000 and “A → B” using the numeric key and the “A → B” key 46, and the conversion calculation is performed. (5000 × 10 = 50000), and 50000 is displayed in the
(81) When the conversion pattern is “B → A”, the price of the product is set to 10000, and the input is made in the order of 10000 and “B → A” using the numeral key and the “B → A”
[0094]
[Confirmation of conversion rate display]
(82) When confirming the conversion rate of the
(83) When the “B → A”
(84) If the user then presses the “↓” key 53 to display the conversion rate of the
[0095]
[Modification of exchange rate]
(85) The conversion rate is corrected while the conversion rate to be corrected is displayed. For example, when correcting the conversion rate from 50 to 200 while the second conversion rate is displayed in the operation (84), the numeral key, the “A → B” key 46, and the “correction” key 50 are used. , “Correction”, 200, and “A → B” in this order, 200 is displayed in the
(86) When the user inputs the “@” key 52 to reconfirm the conversion rate of the
[0096]
[Input of shopping information using conversion calculation]
(87) A case where the first shopping information in the fourth store is input will be described. First, when the "conversion @ store"
(88) To enter the price of the next product, enter the "+" key as an operator. The display does not change.
(89) Here, it is assumed that shopping is calculated using foreign currency. When the exchange rate of the
(90) Assuming that the price of the next product in a foreign currency is 150,000 and inputting in the order of 150,000 and “B → A” using the numeric key and the “B → A”
(91) When the “=” key is pressed to obtain the total amount including the converted price, 3200 of the total amount is displayed in the
(92) Then, in order to input the price of the third product, enter the “+” key as an operator, set the price of the next product to 5000, and enter 5000 using the numeric key. 5000 is displayed in the
(93) When the “=” key is input to obtain the total amount of the first purchase, 8200 of the total amount is displayed in the
(94) When the "principal" key 41 is entered to enter the principal, the "total shopping"
(95) When the principal is set to 10000 and 10,000 is entered using the numeric key, 10000 is displayed in the
(96) When the "change" key 42 is input to calculate the change amount, the change amount is calculated (10000-8200 = 1800), and 1800 is displayed in the
[0097]
[Modification of exchange rate]
(97) To change the conversion rate of the
(98) In order to input the correction conversion rate, the input is made in the order of “correction”, 5 and “A → B” using the numeric key, the “A → B” key 46, and the “correction”
[0098]
[Delete exchange rate]
(99) In order to delete the conversion rate of the conversion rate No. 3, if the numeric key, “=” key, and “delete” key 51 are used to input in the order of 3, “=” and “delete, 0 is displayed in 21, and 03 is displayed in the conversion /
(100) When the "@" key 52 is input to confirm the conversion rate of the
(101) When the “delete” key 51 is input to delete the conversion rate of the
[0099]
9 and 10 are flowcharts showing the shopping calculation process by the
[0100]
In step S4, the
[0101]
In step S6, the
[0102]
In step S11, the result of the four arithmetic calculations after inputting the "=" key is stored in the
[0103]
In step S16, the
[0104]
In step S18, the
In step S19, if the change amount is currently displayed in the
[0105]
11 to 13 are flowcharts showing the total confirmation, correction and deletion processing by the
[0106]
In step S23, the
[0107]
In step S26, the
[0108]
In step S28, the
[0109]
In step S31, the numerical value input in step S22 is set as the store number, the numerical value input in step S27 is set as the shopping count, and the total shopping amount up to the shopping count (number of purchases) in the store number is calculated. Is displayed in the
[0110]
In step S32, the principal value of the shopping count (number of purchases) at the store number is displayed, with the numerical value input in step S22 as the store number and the numerical value input in step S27 as the shopping count. The
[0111]
In step S33, the
[0112]
In step S36, the numerical value input in step S34 is stored in the
[0113]
FIGS. 14 and 15 are flowcharts showing the shopping calculation process in the case of already operating in the shopping calculation mode. This flowchart shows the processing of the operations (20) to (33) and (38) to (58) in the above-described operation example. In step S38, the
[0114]
FIGS. 16 to 18 are flowcharts showing the total confirmation, correction, and deletion processing when already operating in the shopping calculation mode. This flowchart shows the processing of the operations (19), (36), (59), (61), (63), (66), (67), (69) to (71) in the above-described operation example. ing. In step S40, the
[0115]
FIG. 19 is a flowchart showing the conversion rate setting process by the
[0116]
In step S44, the
[0117]
In step S49, the input numerical value is stored as a conversion rate number in the display counter 13c and the internal counter 13d, and displayed on the conversion /
[0118]
FIG. 20 is a flowchart showing the conversion rate confirmation processing by the
[0119]
In step S61, the
[0120]
FIG. 21 is a flowchart showing the conversion calculation processing by the
[0121]
In step S71, the
[0122]
In step S75, the input numerical value is displayed on the conversion /
[0123]
In step S80, the conversion calculation of the “A → B” pattern (the value input in step S76 is multiplied by the conversion rate) is performed using the conversion rate corresponding to the input conversion rate number. The calculation result is displayed in the
[0124]
In step S81, the
[0125]
FIG. 22 is a flowchart showing a conversion rate setting process when the operation is already performed in the conversion calculation mode. This flowchart shows the processing of the operations (75) to (78) in the above-described operation example. In step S83, the
[0126]
FIG. 23 is a flowchart showing the conversion rate confirmation processing when the operation is already performed in the conversion calculation mode. This flowchart shows the processing of the operations (82) and (83) in the above-mentioned operation example. In step S85, the
[0127]
FIG. 24 is a flowchart showing the conversion calculation processing when the operation is already performed in the conversion calculation mode. This flowchart shows the processing of the operations (79) to (81) in the aforementioned operation example. In step S88, the
[0128]
25 to 27 are flowcharts showing the shopping calculation and conversion calculation switching processing. This flowchart shows the processing of the operations (87) to (96) in the above-described operation example. First, in step S90, the
[0129]
In step S95, the
[0130]
In step S102, the
[0131]
In step S104, the numerical value input in step S102 is displayed on the conversion /
[0132]
In step S113, the
[0133]
In step S117, the
[0134]
FIG. 28 is a flowchart showing the conversion rate correction and deletion processing by the
[0135]
In step S125, the
[0136]
In step S128, the
[0137]
In step S129, the
[0138]
FIG. 29 is a flowchart showing the conversion rate correction and deletion processing when the conversion rate calculation mode has already been operated. This flowchart shows the processing of the operations (85), (97) to (99), and (101) in the above-described operation example. In step S134, the
[0139]
30 and 31 are flowcharts showing the conversion rate display processing by the
[0140]
32 to 35 are flowcharts showing the shopping history display processing by the
[0141]
In step S145, the
[0142]
In step S146, the
[0143]
As described above, the user performs a conversion calculation for recalculating an input numerical value such as an exchange calculation based on a predetermined ratio, and a shopping calculation for calculating a total purchase amount and a change amount required when the user buys. Switching can be performed, and convenience is improved. In addition, even when the conversion result obtained by the conversion unit is used for the purchase calculation as the purchase product price, the user does not need to input the conversion result, so that the convenience and the operability are improved, and the calculation work is improved. The time required can be reduced.
[0144]
Furthermore, information on a plurality of types of amounts such as a total purchase amount, a principal amount, and a change amount used in the shopping calculation is stored for each store where the user has performed shopping and for each order in which the shopping calculation has been performed at the store, and the instruction of the user is stored. Is displayed, the user can easily check the history of the shopping calculation.
[0145]
Further, since the conversion rate used for the conversion calculation can be designated from a plurality of types, the convenience is further improved.
[0146]
Further, the "store"
[0147]
In addition, even when the user checks the history after shopping, the user can view the history by a simple operation by inputting the "↑" key 52, the "↓"
[0148]
Furthermore, when the shopping information and the conversion ratio are incorrect or unnecessary, it can be corrected or deleted.
[0149]
[0150]
The shopping calculation program stored in the recording medium may be any configuration that can be accessed and executed by the
[0151]
When the recording medium is configured to be separable from the
[0152]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the user can perform conversion calculation for recalculating an input numerical value such as an exchange calculation based on a predetermined conversion ratio, and the total purchase amount and change amount required when the user buys. Since the shopping calculation to be calculated can be switched, the convenience is improved. In addition, the user can see the shopping total amount, change amount, and principal amount in one shopping as shopping information when necessary, so that the shopping calculation can be easily confirmed. Further, when the mode is switched from the conversion calculation mode to the shopping calculation mode, the conversion result calculated immediately before the switching is given to the shopping calculation unit as the purchase product price, so the conversion result calculated by the conversion unit is used as the purchase product price for the shopping calculation. Even in the case of using, the user does not need to input the conversion result again, so that the convenience and the operability are improved, and the time required for the calculation work can be shortened.
[0153]
Further, according to the present invention, in a case where the user performs shopping at a plurality of stores, shopping information is stored for each store where the user has performed shopping and for each order in which the shopping calculation has been performed at the store, and the user can store and store the information. By instructing the shopping count, the corresponding shopping information can be displayed, so that the detailed shopping calculation history can be easily confirmed.
[0154]
Further, according to the present invention, when a plurality of types of conversion ratios are stored in advance, the user can specify a conversion ratio to be used for conversion calculation from a plurality of types by specifying a ratio number. Further improve.
[0155]
Further, according to the present invention, the user can input and set the conversion ratio, and can easily confirm the set conversion ratio simply by inputting the ratio number.
[0156]
Further, according to the present invention, the user can easily determine which of the shopping calculation mode and the conversion mode is set, and can correctly perform the shopping calculation.
[0157]
Further, according to the present invention, the calculation result of the shopping calculation, the shopping information, the conversion result of the conversion calculation, and the stored conversion ratio can be displayed on only one display means, so that the shopping calculator can be downsized. .
[0158]
Further, according to the present invention, the user can specify and rewrite shopping information and conversion ratios to be corrected, such as wrong shopping information and conversion ratios.
[0159]
Further, according to the present invention, when the principal of the shopping information is rewritten, the change amount is also newly calculated and rewritten, so that the correct shopping information can be obtained without the user having to perform the operation of newly calculating the change amount. Can be memorized.
[0160]
Further, according to the present invention, the user can specify and delete unnecessary shopping information and conversion ratio. Further, even if the shopping information and the conversion ratio are deleted, the continuity of the stored shopping count and the ratio number is maintained, so that the user can easily check the shopping information and the conversion ratio.
[0161]
Further, according to the present invention, the user can display and confirm the shopping information and the conversion ratio continuously by a simple operation.
[0162]
Further, according to the present invention, it is possible to provide a shopping calculation program for causing a computer to function as the above-described shopping calculator.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view showing an appearance of an
FIG. 2 is a block diagram showing an electrical configuration of the
FIG. 3 is a diagram showing an operation example of conversion calculation processing and shop-specific shopping calculation processing by the
FIG. 4 is a diagram illustrating an operation example of conversion calculation processing and shop-specific shopping calculation processing by the
FIG. 5 is a diagram illustrating an operation example of conversion calculation processing and shop-specific shopping calculation processing by the
FIG. 6 is a diagram showing an operation example of conversion calculation processing and shop-specific shopping calculation processing by the
FIG. 7 is a diagram showing an operation example of conversion calculation processing and shop-specific shopping calculation processing by the
FIG. 8 is a diagram showing an operation example of conversion calculation processing and shop-specific shopping calculation processing by the
FIG. 9 is a flowchart illustrating a shopping calculation process performed by the
FIG. 10 is a flowchart showing a shopping calculation process performed by the
FIG. 11 is a flowchart showing total confirmation, correction and deletion processing by the
FIG. 12 is a flowchart showing total confirmation, correction and deletion processing by the
FIG. 13 is a flowchart showing total confirmation, correction, and deletion processing by the
FIG. 14 is a flowchart showing a shopping calculation process in a case where the shopping calculation mode has already been operated.
FIG. 15 is a flowchart showing a shopping calculation process in a case where the shopping calculation mode has already been operated.
FIG. 16 is a flowchart illustrating total confirmation, correction, and deletion processing when the operation is already performed in the shopping calculation mode.
FIG. 17 is a flowchart showing total confirmation, correction, and deletion processing when the operation is already performed in the shopping calculation mode.
FIG. 18 is a flowchart showing total confirmation, correction, and deletion processing when the operation is already performed in the shopping calculation mode.
FIG. 19 is a flowchart showing conversion rate setting processing by the
FIG. 20 is a flowchart showing a conversion rate confirmation process by the
FIG. 21 is a flowchart showing a conversion calculation process by the
FIG. 22 is a flowchart showing a conversion rate setting process in the case where the operation is already performed in the conversion mode.
FIG. 23 is a flowchart showing a conversion rate confirmation process when already operating in the conversion mode.
FIG. 24 is a flowchart illustrating a conversion calculation process when the operation is already performed in the conversion mode.
FIG. 25 is a flowchart showing a shopping calculation and conversion calculation switching process.
FIG. 26 is a flowchart showing a shopping calculation and conversion calculation switching process.
FIG. 27 is a flowchart showing a shopping calculation and conversion calculation switching process.
FIG. 28 is a flowchart showing conversion rate correction and deletion processing by the
FIG. 29 is a flowchart showing conversion rate correction and deletion processing when the conversion rate is already operating.
FIG. 30 is a flowchart showing conversion rate display processing by the
FIG. 31 is a flowchart showing conversion rate display processing by the
FIG. 32 is a flowchart showing shopping history display processing by the
FIG. 33 is a flowchart showing shopping history display processing by the
FIG. 34 is a flowchart showing shopping history display processing by the
FIG. 35 is a flowchart showing shopping history display processing by the
[Explanation of symbols]
1 electronic desk calculator
2 Display device
3 Solar panel
4 Keyboard
11 CPU (Central Processing Unit)
12 ROM (read only memory)
13 RAM (random access memory)
13a X register
13b Y register
13c Display counter
13d internal counter
13e operator flag
13f Status flag
14 switches
15 External storage device
21 Numerical part
22 Shopping counter
23 Conversion / store counter
24 “Store” Symbol
25 "Total Shopping" Symbol
26 “principal” symbol
27 “Change” symbol
28 “●” symbol
29 "Conversion" symbol
40 keys for four arithmetic operations
41 "Principal" key
42 "Change" key
43 "tax included" key
44 “Tax Excluded” Key
45 "Conversion @ Store" key
46 “A → B” key
47 “B → A” key
48 “Total confirmation” key
49 “Count” key
50 "Modify" key
51 "Delete" key
52 “↑” key
53 “↓” key
54 "→" key
55 “C ・ CE” key
56 “CA” key
Claims (12)
買物計算モードが設定されたときは、前記買物計算部を動作させ、入力される購入商品価格を合計して買物合計金額を算出し、入力される元金から買物合計金額を減算して釣銭金額を算出する買物計算を行うとともに、前記買物合計金額、元金および釣銭金額を買物情報として記憶し、買物計算実行時は計算の進行に従って入力値および算出結果を順次表示し、買物計算非実行時はユーザによって指示されたときに買物情報を表示し、
換算計算モードが設定されたときは、前記換算部を動作させ、入力された換算対象金額を表示するとともに、入力された換算対象金額および予め記憶されている換算比率に基づいて換算計算を行い、換算計算による換算結果を表示し、
換算計算モードから買物計算モードに切り換えられたときは、切り換え直前の換算計算による換算結果を、前記買物計算部に購入商品価格として与えることを特徴とする買物計算機。A shopping calculation unit, a conversion unit, and a mode setting unit that switches and sets a shopping calculation mode for operating the shopping calculation unit and a conversion calculation mode for operating the conversion unit,
When the shopping calculation mode is set, the shopping calculation section is operated to calculate the total shopping price by summing the input purchased product prices, and subtract the total shopping price from the input principal to change the change amount. The shopping total amount, the principal and the change amount are stored as shopping information, and the input value and the calculation result are sequentially displayed according to the progress of the calculation when the shopping calculation is performed, and when the shopping calculation is not performed. Displays shopping information when instructed by the user,
When the conversion calculation mode is set, the conversion unit is operated to display the input conversion target amount, and perform the conversion calculation based on the input conversion target amount and the conversion ratio stored in advance, Display the conversion result by the conversion calculation,
A shopping calculator, wherein when the mode is switched from the conversion calculation mode to the shopping calculation mode, a conversion result obtained by the conversion calculation immediately before the switching is given to the shopping calculation unit as a purchased commodity price.
買物計算モードが設定されたときは、前記買物計算部を動作させ、
入力される購入商品価格を合計して買物合計金額を算出し、入力される元金から買物合計金額を減算して釣銭金額を算出する買物計算を行い、
買物計算ごとの前記買物合計金額、元金および釣銭金額を買物情報として記憶し、さらに買物計算を行った店舗ごとに前記買物情報をグループ分けして記憶するとともに、各店舗に対応するグループ内の買物情報には買物計算を行った順番を示す買物カウントを付加して記憶し、
買物計算実行時は計算の進行に従って入力値および算出結果を順次表示し、買物計算非実行時はユーザによって指定された店舗および買物カウントに対応する買物情報を表示し、
換算計算モードが設定されたときは、前記換算部を動作させ、
入力された換算対象金額を表示するとともに、入力された換算対象金額および予め記憶されている換算比率に基づいて換算計算を行い、換算計算による換算結果を表示し、
換算計算モードから買物計算モードに切り換えられたときは、切り換え直前の換算計算による換算結果を、前記買物計算部に購入商品価格として与えることを特徴とする買物計算機。A shopping calculation unit, a conversion unit, and a mode setting unit that switches and sets a shopping calculation mode for operating the shopping calculation unit and a conversion calculation mode for operating the conversion unit,
When the shopping calculation mode is set, operate the shopping calculation unit,
The total purchase price entered is calculated to calculate the total purchase price, and the total purchase price is subtracted from the input principal to calculate the change amount.
The shopping total amount, principal and change amounts for each shopping calculation are stored as shopping information, and the shopping information is further divided into groups for each store where the shopping calculation was performed, and stored. The shopping information is stored with a shopping count indicating the order in which the shopping calculation was performed,
When the shopping calculation is executed, the input value and the calculation result are sequentially displayed according to the progress of the calculation, and when the shopping calculation is not executed, the shopping information corresponding to the store and the shopping count specified by the user is displayed,
When the conversion calculation mode is set, operate the conversion unit,
While displaying the input conversion target amount, performing the conversion calculation based on the input conversion target amount and the conversion ratio stored in advance, displaying the conversion result by the conversion calculation,
A shopping calculator, wherein when the mode is switched from the conversion calculation mode to the shopping calculation mode, a conversion result obtained by the conversion calculation immediately before the switching is given to the shopping calculation unit as a purchased commodity price.
買物計算モードが設定されたときは、前記買物計算部を動作させ、入力される購入商品価格を合計して買物合計金額を算出し、入力される元金から買物合計金額を減算して釣銭金額を算出する買物計算を行うとともに、前記買物合計金額、元金および釣銭金額を買物情報として記憶し、買物計算実行時は計算の進行に従って入力値および算出結果を順次表示し、買物計算非実行時はユーザによって指示されたときに買物情報を表示し、
換算計算モードが設定されたときは、前記換算部を動作させ、入力される換算対象金額を表示するとともに、換算比率を識別する比率番号と対応付けられて予め記憶されている複数種類の換算比率の中からユーザによって指定された比率番号に対応する換算比率および入力された換算対象金額に基づいて換算計算を行い、換算計算による換算結果を表示し、
換算計算モードから買物計算モードに切り換えられたときは、前記換算計算による換算結果を、前記買物計算部に購入商品価格として与えることを特徴とする買物計算機。A shopping calculation unit, a conversion unit, and a mode setting unit that switches and sets a shopping calculation mode for operating the shopping calculation unit and a conversion calculation mode for operating the conversion unit,
When the shopping calculation mode is set, the shopping calculation section is operated to calculate the total shopping price by summing the input purchased product prices, and subtract the total shopping price from the input principal to change the change amount. The shopping total amount, the principal and the change amount are stored as shopping information, and the input value and the calculation result are sequentially displayed according to the progress of the calculation when the shopping calculation is performed, and when the shopping calculation is not performed. Displays shopping information when instructed by the user,
When the conversion calculation mode is set, the conversion unit is operated to display the input conversion target amount, and a plurality of types of conversion ratios stored in advance in association with a ratio number for identifying the conversion ratio. Conversion calculation is performed based on the conversion ratio corresponding to the ratio number specified by the user and the conversion target amount entered, and the conversion result by the conversion calculation is displayed.
A shopping calculator, wherein when the mode is switched from the conversion calculation mode to the shopping calculation mode, the conversion result obtained by the conversion calculation is given to the shopping calculation section as a purchased commodity price.
買物計算モードが設定されたときは、前記買物計算部を動作させ、
入力される購入商品価格を合計して買物合計金額を算出し、入力される元金から買物合計金額を減算して釣銭金額を算出する買物計算を行い、
買物計算ごとの前記買物合計金額、元金および釣銭金額を買物情報として記憶し、さらに買物計算を行った店舗ごとに前記買物情報をグループ分けして記憶するとともに、各店舗に対応するグループ内の買物情報には買物計算を行った順番を示す買物カウントを付加して記憶し、
買物計算実行時は計算の進行に従って入力値および算出結果を順次表示し、買物計算非実行時はユーザによって指定された店舗および買物カウントに対応する買物情報を表示し、
換算計算モードが設定されたときは、前記換算部を動作させ、入力される換算対象金額を表示するとともに、換算比率を識別する比率番号と対応付けられて予め記憶されている複数種類の換算比率の中からユーザによって指定された比率番号に対応する換算比率および入力された換算対象金額に基づいて換算計算を行い、換算計算による換算結果を表示し、
換算計算モードから買物計算モードに切り換えられたときは、切り換え直前の換算計算による換算結果を、前記買物計算部に購入商品価格として与えることを特徴とする買物計算機。A shopping calculation unit, a conversion unit, and a mode setting unit that switches and sets a shopping calculation mode for operating the shopping calculation unit and a conversion calculation mode for operating the conversion unit,
When the shopping calculation mode is set, operate the shopping calculation unit,
The total purchase price entered is calculated to calculate the total purchase price, and the total purchase price is subtracted from the input principal to calculate the change amount.
The shopping total amount, principal and change amounts for each shopping calculation are stored as shopping information, and the shopping information is further divided into groups for each store where the shopping calculation was performed, and stored. The shopping information is stored with a shopping count indicating the order in which the shopping calculation was performed,
When the shopping calculation is executed, the input value and the calculation result are sequentially displayed according to the progress of the calculation, and when the shopping calculation is not executed, the shopping information corresponding to the store and the shopping count specified by the user is displayed,
When the conversion calculation mode is set, the conversion unit is operated to display the input conversion target amount, and a plurality of types of conversion ratios stored in advance in association with a ratio number for identifying the conversion ratio. Conversion calculation is performed based on the conversion ratio corresponding to the ratio number specified by the user and the conversion target amount entered, and the conversion result by the conversion calculation is displayed.
A shopping calculator, wherein when the mode is switched from the conversion calculation mode to the shopping calculation mode, a conversion result obtained by the conversion calculation immediately before the switching is given to the shopping calculation unit as a purchased commodity price.
ユーザによって入力された換算比率を前記換算比率記憶手段に記憶させる換算比率設定手段と、
前記換算比率記憶手段に記憶されている換算比率を確認するためにユーザによって指定された比率番号に対応する換算比率を表示させる換算比率確認手段とを備えることを特徴とする請求項4記載の買物計算機。The conversion unit, a conversion ratio storage means in which a plurality of types of conversion ratios and ratio numbers for identifying the conversion ratios are stored in advance in association with each other,
Conversion ratio setting means for storing the conversion ratio input by the user in the conversion ratio storage means,
5. The shopping system according to claim 4, further comprising a conversion ratio confirmation unit for displaying a conversion ratio corresponding to a ratio number specified by a user to confirm the conversion ratio stored in the conversion ratio storage unit. calculator.
該削除手段は、買物計算モードが設定されたときは、ユーザによって店舗および買物カウントが指示されると指示された店舗および買物カウントに対応する買物情報を削除するとともに、指示された店舗に対応する買物情報のうち、前記指示された買物カウントより大きな買物カウントを持つ買物情報についてはそれぞれの買物カウントを1減算した値に書き換え、換算計算モードのときは、ユーザによって比率番号がされると指示された比率番号に対応する換算比率を削除するとともに、前記指示された比率番号より大きな比率番号を1減算した値に書き換えることを特徴とする請求項4記載の買物計算機。A deletion unit for deleting the stored shopping information and the conversion ratio,
When the shopping calculation mode is set, the deletion unit deletes the store and the shopping information corresponding to the specified shopping count when the user specifies the store and the shopping count, and also corresponds to the specified store. Of the shopping information, the shopping information having a shopping count larger than the specified shopping count is rewritten to a value obtained by subtracting one from each shopping count. In the conversion calculation mode, the user is instructed that a ratio number is to be given. The shopping calculator according to claim 4, wherein the conversion ratio corresponding to the ratio number is deleted, and the conversion ratio is rewritten to a value obtained by subtracting 1 from the ratio number larger than the designated ratio number.
ユーザによって表示内容の変更が指示されると、買物計算モードのときは、現在表示している買物情報の買物カウントより1大きいかまたは1小さい買物カウントを持つ買物情報を表示させ、換算モードのときは、現在表示している換算比率の比率番号より1大きいかまたは1小さい比率番号を持つ換算比率を表示させることを特徴とする請求項4記載の買物計算機。A display content change instructing means for instructing a change of display content;
When the user instructs to change the display content, in the shopping calculation mode, the shopping information having a shopping count one larger or one smaller than the shopping count of the currently displayed shopping information is displayed. 5. The shopping calculator according to claim 4, wherein the display unit displays a conversion ratio having a ratio number one larger or one smaller than the ratio number of the conversion ratio currently displayed.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002199146A JP2004046297A (en) | 2002-07-08 | 2002-07-08 | Shopping computer and shopping calculation program |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002199146A JP2004046297A (en) | 2002-07-08 | 2002-07-08 | Shopping computer and shopping calculation program |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004046297A true JP2004046297A (en) | 2004-02-12 |
Family
ID=31706400
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002199146A Pending JP2004046297A (en) | 2002-07-08 | 2002-07-08 | Shopping computer and shopping calculation program |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004046297A (en) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107562678A (en) * | 2016-06-30 | 2018-01-09 | 卡西欧计算机株式会社 | Computing device, computational methods and the storage medium for storing program |
CN107562677A (en) * | 2016-06-30 | 2018-01-09 | 卡西欧计算机株式会社 | Computing device, computational methods and the recording medium having program recorded thereon |
JP2018106320A (en) * | 2016-12-26 | 2018-07-05 | カシオ計算機株式会社 | Calculation device, calculation method, and program |
JP2018156456A (en) * | 2017-03-17 | 2018-10-04 | カシオ計算機株式会社 | Computing device, computing method, and program |
-
2002
- 2002-07-08 JP JP2002199146A patent/JP2004046297A/en active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107562678A (en) * | 2016-06-30 | 2018-01-09 | 卡西欧计算机株式会社 | Computing device, computational methods and the storage medium for storing program |
CN107562677A (en) * | 2016-06-30 | 2018-01-09 | 卡西欧计算机株式会社 | Computing device, computational methods and the recording medium having program recorded thereon |
JP2018005529A (en) * | 2016-06-30 | 2018-01-11 | カシオ計算機株式会社 | Calculation device, calculation method, and program |
CN107562678B (en) * | 2016-06-30 | 2020-12-29 | 卡西欧计算机株式会社 | Computing device, computing method, and storage medium storing program |
CN107562677B (en) * | 2016-06-30 | 2021-02-26 | 卡西欧计算机株式会社 | Calculation device, calculation method, and recording medium having program recorded thereon |
JP2018106320A (en) * | 2016-12-26 | 2018-07-05 | カシオ計算機株式会社 | Calculation device, calculation method, and program |
JP2018156456A (en) * | 2017-03-17 | 2018-10-04 | カシオ計算機株式会社 | Computing device, computing method, and program |
JP2021180036A (en) * | 2017-03-17 | 2021-11-18 | カシオ計算機株式会社 | Display control device, display control method, and display control program |
JP7136289B2 (en) | 2017-03-17 | 2022-09-13 | カシオ計算機株式会社 | Display control device, display control method, and display control program |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004046297A (en) | Shopping computer and shopping calculation program | |
JP4684875B2 (en) | Product sales data processing device | |
JP3344641B2 (en) | Electronic desk calculator | |
JPH10105519A (en) | Electronic equipment | |
JP3757154B2 (en) | Information processing apparatus with shopping calculation function, shopping calculation program, and recording medium | |
JP3696108B2 (en) | Shopping calculation processing method and information processing apparatus with shopping calculation function | |
US4964072A (en) | Electronic device with calendar function | |
JP3757138B2 (en) | Information processing apparatus with shopping calculation function and computer-readable storage medium | |
JP2005141559A (en) | Information processor with conversion function and conversion processing program | |
JPH0887550A (en) | Graph data editing method and information display terminal equipment | |
JP2001273266A (en) | Information processor, method and device for display therefor | |
JP2000268002A (en) | Information processor | |
JPH10187622A (en) | Tax calculator and tax calculating method | |
JP4135257B2 (en) | Computing device | |
JP7279355B2 (en) | Calculator, display method, and program | |
JP3786141B2 (en) | Electronic computer and verification control method | |
JP2002099516A (en) | Electronic desk-top calculator | |
JP3536337B2 (en) | Portable information terminal | |
JP3071201U (en) | Calculator | |
JP3098250U (en) | Calculator without power key | |
JP2680736B2 (en) | Electronic device having schedule management function | |
JP2002055962A (en) | Electronic desktop calculator | |
JP2018106754A (en) | Electronic calculator, control method of the same, and program | |
JP5128435B2 (en) | Portable terminal device and program | |
JP2001160034A (en) | Information processor and method for displaying the same |