JP2004045311A - 遠隔検針システム - Google Patents

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JP2004045311A
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Tomoo Ashizawa
芦沢 友雄
Kyoji Kawasaki
川崎 亨二
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Abstract

【課題】積算電力量計に接続している2重定格を有するCTのCT比が変更されても、計器乗率を誤ることなく、正しい使用電力量を計算機システムで算出する遠隔検針システムを実現する。
【解決手段】2重定格を有する変流器により測定された電流値に基づいて電力量を積算すると共に、前記変流器の設定された定格に応じて所定の計器乗率へ切替える計器乗率切替手段と、この計器乗率切替手段により切替えられた計器乗率と前記積算された電力量とを含む電文を送信する通信インターフェース回路とを含む積算電力量計を各顧客毎に有し、各顧客毎の前記通信インターフェース回路により送信された電文を通信回線網を介して収集し、前記電文より読み取った電力量と計器乗数に基づいて各顧客毎の使用電力量を算出する電力供給事業者の計算機とを備えた。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、顧客の使用する電力量のデータを遠隔にて収集する遠隔検針システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3は、従来の遠隔検針システムの構成図を示したものである。図3において、1は検針データを収集するための電力供給事業者の管理する計算機システム、2は各顧客毎に設置された機器と計算機システム1を接続する通信回線網、3は顧客側に設置されている検針端末、4は使用電力量を計測するための積算電力量計である。また、5aは高圧配電線の電圧を計測するためのPT(変圧器)、5bは高圧配電線の電流を計測するためのCT(変流器)である。
【0003】
次に、図4は、遠隔検針システムの計算機システム1が各顧客毎に設置された検針端末3から通信回線網2を介して電力量データを収集するときに使用する通信用電文の一例を示したものである。図4では、1本100バイトの電文の中に顧客ID、積算電力量計機器識別番号(メータID)、使用電力量指示値、計器乗率6などの計算機システム1で遠隔検針処理に必要とされるデータが1つのまとまったデータとして収集される。
【0004】
続いて、上記従来の遠隔検針システムにおける動作について説明する。
一般に、工場やビルなどの高電圧を使用する顧客に対しては、引き込み配電線に積算電力量計4を取り付け、その計量値を毎月検針することにより、毎月の電力使用量を算出し、その使用量に応じて電気料金の支払いを行う。
【0005】
配電線と積算電力量計4との接続は、一般的に配電線にPT/CTを取り付けて、AC110[V]/5[A]に変圧・変流して入力している。積算電力量計4は、電力量を計量、積算してそのデータを表示および蓄積している。
【0006】
また、遠隔検針用の計算機システム1は、必要に応じて例えば図4に示す下り指令電文(12桁)により積算電力量計4にデータの要求指令を出力すると、検針端末3からは図4に示す上り応答電文(100桁)により電力使用量のデータが計算機システム1へ収集される。
【0007】
例えば、1月1日に検針した時の電文の内容が電力量計指示数111.11で、乗率が×100とし、2月1日に検針した時の電文の内容が電力量指示数123.45とすると、1ケ月の使用電力量は、
123.45−111.11=12.34
より、12.34×100[kWh]となり、その料金を電力使用量として支払うこととなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
配電線に取り付けるCTは、定格CT比が1つのものと、2つのものとがある。例えば、ある工場の負荷が150[A]程度とすると、CT比としては通常200/5を選定する。しかし、近い将来に設備の増設が計画され、負荷が250[A]程度に増加する計画がされている場合には、設備増設時に配電線に取り付けるCTのCT比が300/5のものに交換する必要がある。
【0009】
その手間を省くために、このようなケースを予め想定し、例えば、400/5,200/5といった2重定格を有するCTを取り付ける場合が多い。ただし、積算電力量計4へのCTからの入力は2重定格のうちいずれの定格を用いても5[A]となっているため、2重定格のうちいずれの定格が選定されているのか判断がつけられず、この場合は、積算電力量計4のメータの前面に2種類の計器乗率を予め表示させておくことにより、使用しているCT比と使用する計器乗率を確認する必要がある。
【0010】
しかし、従来の遠隔検針システムにおいては、積算電力量計4が出力する電文の中の計器乗率は×100固定であるため、計算機システム1で収集した電文データのみで使用電力量を算出すると、実際は×200の計器乗数であるにもかかわらず×100の計器乗率として電力使用量を計算してしまうといった問題があった。
【0011】
この発明は、以上のような問題を解決するためになされたものであり、積算電力量計に接続している2重定格を有するCTのCT比が変更されても、計器乗率を誤ることなく、正しい使用電力量を計算機システムで算出する遠隔検針システムを実現することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る遠隔検針システムは、2重定格を有する変流器により測定された電流値に基づいて電力量を積算すると共に、前記変流器の設定された定格に応じて所定の計器乗率へ切替える計器乗率切替手段と、この計器乗率切替手段により切替えられた計器乗率と前記積算された電力量とを含む電文を送信する通信インターフェース回路とを含む積算電力量計を各顧客毎に有し、各顧客毎の前記通信インターフェース回路により送信された電文を通信回線網を介して収集し、前記電文より読み取った電力量と計器乗数に基づいて各顧客毎の使用電力量を算出する電力供給事業者の計算機とを備えたものである。
【0013】
また、2重定格を有する変流器により測定された電流値に基づいて電力量を積算する積算電力量計と、前記変流器の設定された定格に応じて所定の計器乗数へ切替える計器乗率切替手段と、この計器乗率切替手段により切替えられた計器乗数と前記積算電力量計により積算された電力量とを含む電文を送信する通信インターフェース回路とを含む検針端末とを各顧客毎に有し、各顧客毎の前記通信インターフェース回路により送信された電文を通信回線網を介して収集し、前記電文より読み取った電力量と計器乗数に基づいて各顧客毎の使用電力量を算出する電力供給事業者の計算機とを備えたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る遠隔検針システムにおける積算電力量計の内部構成図である。
【0015】
図1において、11は各顧客毎に設置された積算電力量計、12は電力供給事業者の計算機システム1と電文の通信を行うための通信インターフェース回路、13は電力量を演算する処理部、14はPT/CT入力回路、15は使用するCTに合わせて計器乗率を変更するための計器乗率切替手段の乗率スイッチである。
【0016】
次に、上記構成による動作について説明する。高圧配電線から2重定格のCTにより測定された電流値は、PT/CT入力回路14に入力される。乗率スイッチ15は、使用するCTの定格が基本定格であれば乗率設定を×1とし、大きい定格を使用する場合には×2へ切替える。
【0017】
上記乗率スイッチ12が変更されると処理部13では、通信インターフェース回路12から出力する電文中の乗率6を乗率切替スイッチ15の切替えに応じて予め対応した計器乗率である×100或いは×200へ変更する。
【0018】
以上のように、本実施の形態1によれば、計算機システム1に対して送信する電文中の計器乗率6を実際に使用しているCTの定格に対応したものとすることができ、積算電力量計11に内蔵された計器乗率切替手段15を切替えるだけで電文中の計器乗率を変更することができるので、計算機システム側で正確な電力使用量の計算が可能となる。
【0019】
実施の形態2.
図2は、この発明の実施の形態2に係る遠隔検針システムにおける検針端末の内部構成図である。なお、遠隔検針システム全体の構成としては、図3に示した従来の遠隔検針システムと略同一であるため、その説明を省略する。
【0020】
図2において、21は検針端末、22は電力供給事業者の計算機システム1と電文の通信を行うための通信インターフェース回路、23は処理部、24は各顧客毎の積算電力量計4の積算電力量メータと通信するためのメータインターフェース回路、25は使用するCTに合わせて計器乗率を変更するための計器乗率切替手段の乗率スイッチである。
【0021】
次に、上記構成による動作について説明する。高圧配電線から2重定格のCTにより測定された電流値は、積算電力量計4の積算電力量メータにて積算され、検針端末21のメータインターフェース回路24に対して積算電力量が出力される。
【0022】
処理部23では、上記実施の形態1における積算電力量計11内の処理部12と同様にして、検針端末25内の通信インターフェース回路22から出力する電文中の乗率6を乗率切替スイッチ25の切替えに応じて予め対応した計器乗率である×100或いは×200へ変更する。
【0023】
以上のように、本実施の形態2によれば、計算機システム1に対して送信する電文中の計器乗率6を実際に使用しているCTの定格に対応したものとすることができ、検針端末21に内蔵された計器乗率切替手段25を切替えるだけで電文中の計器乗率を変更することができるので、計算機システム1側で正確な電力使用量計算が可能となる。
【0024】
【発明の効果】
この発明に係る遠隔検針システムは、積算電力量計に内蔵された計器乗率切替手段を切替えるだけで電文中の計器乗率を変更することができるので、計算機側で正確な電力使用量計算が可能となる。
【0025】
また、検針端末に内蔵された計器乗率切替手段を切替えるだけで電文中の計器乗率を変更することができるので、計算機側で正確な電力使用量計算が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1に係る遠隔検針システムにおける積算電力量計11の内部構成図である。
【図2】この発明の実施の形態2に係る遠隔検針システムにおける検針端末21の内部構成図である。
【図3】従来の遠隔検針システムの全体構成図である。
【図4】従来の遠隔検針システムの計算機システム1が電力量データを収集するときに使用する通信用電文の一例である。
【符号の説明】
1 計算機システム、2 通信回線網、3 検針端末、4 積算電力量計、5a PT、5b CT、6 計器乗率、11 積算電力量計、12 通信インターフェース回路、13 処理部、14 PT/CT入力回路、15 乗率スイッチ、21 検針端末、22 通信インターフェース回路、23 処理部、24 メータインターフェース回路、25 乗率スイッチ。

Claims (2)

  1. 2重定格を有する変流器により測定された電流値に基づいて電力量を積算すると共に、前記変流器の設定された定格に応じて所定の計器乗率へ切替える計器乗率切替手段と、この計器乗率切替手段により切替えられた計器乗率と前記積算された電力量とを含む電文を送信する通信インターフェース回路とを含む積算電力量計を各顧客毎に有し、
    各顧客毎の前記通信インターフェース回路により送信された電文を通信回線網を介して収集し、前記電文より読み取った電力量と計器乗数に基づいて各顧客毎の使用電力量を算出する電力供給事業者の計算機と
    を備えた遠隔検針システム。
  2. 2重定格を有する変流器により測定された電流値に基づいて電力量を積算する積算電力量計と、
    前記変流器の設定された定格に応じて所定の計器乗数へ切替える計器乗率切替手段と、この計器乗率切替手段により切替えられた計器乗数と前記積算電力量計により積算された電力量とを含む電文を送信する通信インターフェース回路とを含む検針端末と
    を各顧客毎に有し、
    各顧客毎の前記通信インターフェース回路により送信された電文を通信回線網を介して収集し、前記電文より読み取った電力量と計器乗数に基づいて各顧客毎の使用電力量を算出する電力供給事業者の計算機と
    を備えた遠隔検針システム。
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