JP2004040486A - 携帯電話機、および該携帯電話機を用いた情報伝達システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】携帯電話機A10において、各種情報を表示するための表示手段11と、各種通信網に接続するための通信手段13と、接写機能を有する撮像手段15と、撮影した画像に含まれる情報内容を解析するための情報解析手段12と、解析された情報に基づいて、情報別に所定のデータを分類して保存するための記憶手段14と、記憶手段14に保持されたデータを選択し、他の携帯電話機B20の撮像手段25で認識できるように情報を加工するための情報加工手段16を備えるものとする。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報の伝達方法を改善した携帯電話機、および該携帯電話機を用いた情報伝達システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯電話機およびこれを用いた情報伝達システムが種々提案されている。例えば、特開2001−222483号公報には、携帯電話機と情報端末における情報の転送方法に関する技術が開示されている。
【0003】
すなわち、特開2001−222483号公報に開示された技術は、携帯電話機のディスプレイ上に転送情報をコード表示し、このコード表示をコンピュータに内蔵したカメラにより映像として捉え、画像認識を行って転送情報に変換した後、ハードディスク記憶装置等に蓄積する。一方、携帯電話機は、内蔵カメラによりコンピュータのLCD上の受信確認表示を撮像して画像認識を行う。これにより、携帯電話機内に格納されたユーザー情報等を非接触でコンピュータに転送することができ、携帯電話機側も、画像認識を行うことによりコンピュータに対する情報転送を確認することができるとされている。
【0004】
しかしながら、上述した方法は、携帯電話機とコンピュータの間における情報転送を行うものであり、携帯電話機同士の間における情報転送の場合には対応することができないという問題がある。
また、情報転送を管理するための手段がないため、情報が自由に伝達されてしまい、自己の管理外に情報が伝達されるおそれがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来、携帯電話機同士の間における情報の交換は、メール、無線、有線を用いた伝達が主だった方法であり、最近では、迷惑メールの氾濫が問題となり、その防護策として、故意にメールアドレスを長く設定する人が多い。このため、メールアドレスを口頭で伝達したのでは間違いやすく面倒である。
また、携帯電話機に備わったキーを用いた入力は操作性に限度があるため、メールアドレスを入力する際に間違いやすく、入力操作が面倒である。
【0006】
これらの面倒な操作を避けるために、携帯電話機のメール機能を使って、インターネットを介してメールアドレスや電話番号を自己のパソコンに送信したり、パソコンに友人のメールを送信してもらい、そのメールを携帯電話機に転送するという方法もあるが、この方法も煩雑な操作が必要である。
【0007】
また、情報を加工する場合に、その端末(携帯電話機A)の持主aさんが相手bさん(携帯電話機B)に伝えたい情報を加工し、携帯電話機Bの情報として記憶手段に保存した後、bさんが別の人cさんに対してaさんの情報を加工して転送すること、すなわち、持主以外の情報を簡単に転送することは、個人のプライバシーやモラルの点で問題がある。
【0008】
また、個人の情報が本人の管理を離れて流通し始めると、人間は不安感や苛立ちを感じ、誰が情報を流したのかを知りたがる傾向にある。
【0009】
本発明は、上述した従来の問題点に鑑み提案されたもので、個人情報を適切に管理することが可能な携帯電話機、および該携帯電話機を用いた情報伝達システムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る携帯電話機、および該携帯電話機を用いた情報伝達システムは、上述した目的を達成するため、以下の特徴点を備えている。
すなわち、本発明に係る携帯電話機は、各種情報を表示するための表示手段と、各種通信網に接続するための通信手段と、接写機能を有する撮像手段と、撮影した画像に含まれる情報内容を解析するための情報解析手段と、解析された情報に基づいて、情報別に所定のデータを分類して保存するための記憶手段と、前記記憶手段に保持されたデータを選択し、他の携帯電話機の撮像手段で認識できるように情報を加工するための情報加工手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0011】
また、前記携帯電話機において、前記情報加工手段は、情報を加工する際の複製条件を設定するための複製条件加工手段を備え、前記情報解析手段は、前記複製条件加工手段で加工された情報を解読するための複製条件解読手段を備えるように構成することが可能である。
【0012】
また、前記携帯電話機において、前記複製条件加工手段における複製条件の段階を増加させるとともに、当該複製条件によって設定される付加情報を増加させ、前記情報解析手段は、情報の持主と、携帯電話機の持主を判定するための持主判定手段を備えるように構成することが可能である。
【0013】
また、前記携帯電話機において、データを加工して他の機器にデータを渡すとともに、情報の持主が情報の流れを把握するための照合番号管理手段を備え、前記情報加工手段は、第三者に情報が流れた場合における情報元の携帯電話機に対する接続を行うための接続選択手段を備えるように構成することが可能である。
【0014】
また、前記携帯電話機において、前記情報加工手段は、バックアップ処理手段を備えるように構成することが可能である。
【0015】
本発明に係る情報伝達システムは、前記何れかの携帯電話機を複数用いて構成することを特徴とするものである。
【0016】
また、前記情報伝達システムにおいて、前記何れかの携帯電話機に接続するための通信手段と、登録されているユーザーの情報を格納するための記憶手段と、該記憶手段に記憶されている情報の中から必要な情報を抽出するための検索手段と、登録されたユーザーが所望のアドレスを設定可能なアドレス発行手段と、登録されている不要アドレスを消去可能なアドレス消去手段と、前記記憶手段に記憶されているユーザー情報と前記アドレス発行手段により設定された任意のアドレスを管理するための情報管理手段を有する取次ぎセンターとを備えて構成することが可能である。
【0017】
また、前記情報伝達システムにおいて、前記情報管理手段は、ユーザーが匿名で、前記取次ぎセンターを介して相手方と接続可能となるよう管理することが可能である。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図16に示す具体的な実施例に基づいて、本発明に係る携帯電話機、および該携帯電話機を用いた情報伝達システムの実施形態を説明する。
図1は本発明の実施例1に係る携帯電話機、および該携帯電話機を利用した情報伝達システムの構成を示すブロック図、図6は実施例1における情報交換の手順を示すフローチャート、図13は実施例1に係る携帯電話機に保存されている個人情報の模式図である。
【0019】
実施例1は、図1に示すように、携帯電話機A10およびB20に、それぞれ表示手段11,21、通信手段13,23、接写機能を有する撮像手段15,25、撮影した画像に含まれる図形が示す情報内容を解析するための情報解析手段12,22、解析された情報に基づいて、情報別に所定のデータを分類して保存するための記憶手段14,24、記憶手段14,24に保持されたデータを選択し、他の携帯電話機B20,A10の撮像手段25,15で認識できるように情報を加工するための情報加工手段16,26をそれぞれ備えたものである。
【0020】
次に、実施例1による個人情報の交換について、携帯電話機A10および携帯電話機B20を用いて個人情報を交換する場合を例にとって図面を参照して説明する。
図6は実施例1における情報交換の手順の一例を示すフローチャート、図13は携帯電話機A10または携帯電話機B20の記憶手段14,24に保存されている個人情報を示す模式図である。なお、図13において、X3、X4の欄は空白となっているが、図の構成上わかり易く表現したものであって、何かデータが入っていることを表したものではない。
【0021】
携帯電話機A10および携帯電話機B20を用いて情報交換を行うには、図6に示すように、まず、携帯電話機A10において、記憶手段14に記憶された情報を表示手段11に表示し(S1)、情報加工手段16により二次元バーコードに変換し(S2)、加工した図を表示手段11に表示する(S3)。
【0022】
一方、携帯電話機B20は、携帯電話機A10の表示手段11に表示されている図を撮像手段25で撮影し(S4)、情報解析手段22により、その内容を解析して(S5)、表示手段21に表示する(S6)。そして、携帯電話機B20に表示された情報に基づいて、情報別にデータを分類して記憶手段24に保存する(S7)。
以上の手順によって、携帯電話機A10から携帯電話機B20に対して、簡単に情報の送受信を行うことができる。
【0023】
尚、実施例1では、個人情報の交換を行う場合を例にとって説明したが、個人情報だけではなく、例えば、Webから入手したデータやメール等で取得した情報も上述した手順により伝達することができる。
【0024】
次に、実施例2として、携帯電話機A10,B20の情報加工手段16,26によりデータを加工する際に、個人情報が第三者に複製されることを制御する場合について図面を参照して説明する。
図2は本発明の実施例2に係る携帯電話機、および該携帯電話機を利用した情報伝達システムの構成を示すブロック図、図7は実施例2における情報交換の手順を示すフローチャート、図14は実施例2に係る携帯電話機に保存されている個人情報の模式図である。
【0025】
実施例2は、図14に示すように、複製条件X6,X7を付加するとともに、図1に示す情報解析手段12,22に対して複製条件解読手段33,43,53を付加することにより、個人情報が第三者に複製されることを制御するようにされている。
【0026】
なお、図2における図中の符号30および40は、それぞれ携帯電話機AおよびBを示す。また、情報解析手段32,42は、それぞれ複製条件解読手段33,43を有するとともに、情報加工手段36,46に対して複製条件38,48(図14参照)が加えられている。
【0027】
また、符号50は携帯電話機Cであり、前記携帯電話機A30およびB40と同様に、複製条件解読手段53を有した情報解析手段52、表示手段51、通信手段54、撮像手段55、記憶手段56、および図14に示すような複製条件58が加えられた情報加工手段57を備えている。
【0028】
ここで、複製条件について説明する。
複製条件には、図14に示すように、段階がある。
すなわち、「複製不可」(X6,Y1)の場合は、相手端末(携帯電話機)に渡されたデータは、当該相手端末では正しく解析されるが、当該相手端末の情報加工手段57で加工することはできない。
【0029】
また、「複製許可」(X7,Y1)の場合は、相手端末で得たデータを情報加工手段で加工して、第三者の誰に渡してもよい。
【0030】
次に、実施例2において、複製条件(X6,Y1)および(X7,Y1)を付加してデータを加工し、携帯電話機A30から携帯電話機B40に対してデータを移す場合の手順について説明する。
【0031】
複製条件を付加してデータを加工するには、図7に示すように、携帯電話機A30において加工したいデータを記憶手段14から選択し(S11)、加工したいデータの複製条件38を選択し(S12)、情報加工手段36により二次元バーコードに変換し(S13)、変換された図を携帯電話機A30の表示手段11に表示する(S14)。
【0032】
そして、携帯電話機B40の撮像手段25により携帯電話機A30の表示手段11を撮影し(S15)、情報解析手段42により図の情報内容を解析する(S16)。続いて、情報解析手段42の複製条件解読手段43により、携帯電話機A30において設定された複製条件38を解読し(S17)、携帯電話機B40の表示手段21に表示するとともに(S18)、情報別に分類して記憶手段24に保存する(S19)。
【0033】
実施例2によれば、情報加工手段36により付加された複製条件38を読むことはできるが、携帯電話機B40において、携帯電話機A30で設定された複製条件38は表示手段21に表示されることはなく、変更されることもない。このため、携帯電話機B40に存在する携帯電話機A30の情報を、上述した方法により携帯電話機C50に移そうとした場合であっても、この複製条件38は変更されることがない。
したがって、複製不可(X6)の場合には、携帯電話機B40の情報加工手段46において、データを加工することができない。
【0034】
一方、複製許可(X7)の場合には、情報加工手段46においてデータを加工することができ、携帯電話機C50に情報を移すことができる。
上述したように、情報毎に複製条件を設定することで、必要以上の個人情報が流出するのを防ぐことができる。
【0035】
次に、実施例3として、利便性やセキュリティ性に柔軟に対応できるようにした場合について図面を参照して説明する。
図3は本発明の実施例3に係る携帯電話機、および該携帯電話機を利用した情報伝達システムの構成を示すブロック図、図8は実施例3における情報交換の手順を示すフローチャート、図15は実施例3に係る携帯電話機に保存されている個人情報の模式図である。
【0036】
実施例3は、複製条件(図15におけるX6,X7,X8,X9)を細かく設定し、図3に示すように、携帯電話機A60、携帯電話機B70、携帯電話機C80のそれぞれの情報加工手段66,76,57に対して、接続選択手段39,49,59と、持主判定手段130,131,132を付加して、利便性やセキュリティ性に柔軟に対応するようにされている。
【0037】
実施例3では、図15に示すように、「複製応相談」(X8)の場合は、データが相手端末(携帯電話機)で解析された後、そのデータを加工するために情報元の承認が必要である。また、「複製取次」(X9)の場合は、後述するサーバを介した接続を行う。これにより、さらに個人情報の無制限な流出を防止することができる。
【0038】
ここで、実施例3において、複製条件の「複製応相談」(X8)を指定した携帯電話機A60のデータが、二次元コードに変換されるまでの手順について説明する。なお、図15に示すデータは、携帯電話機A60の持主の個人情報を表にしたものである。
【0039】
携帯電話機A60のデータを二次元コードに変換するには、図8に示すように、携帯電話機A60において加工したいデータを記憶手段14から選択し(S31)、加工したいデータの複製条件38を「複製応相談」(図15(X8:Y4)参照)と指定する(S32)。
【0040】
続いて、接続選択手段39の相談接続情報と、対象となっている情報を示すアドレス(X5:Y4)を設定し(S33)、情報加工手段66により二次元バーコードに変換し(S34)、携帯電話機A60の表示手段11に表示する(S35)。
【0041】
そして、携帯電話機B70の撮像手段25により、携帯電話機A60の表示手段11に表示されている二次元バーコードを撮影し(S36)、情報解析手段72により画像を解析する(S37)。
【0042】
続いて、複製条件解読手段43により複製条件を解読し(S38)、解析された情報を、携帯電話機B70の表示手段21に表示する(S39)。
そして、携帯電話機B70の持主は、必要に応じて解析された情報を記憶手段24に保存する(S40)。
【0043】
この時、携帯電話機A60で設定された複製条件(図15(X8:Y4)参照)が示される。
この付加情報は、携帯電話機のユーザーには見えない情報で、携帯電話機A60から他の機器に情報が移され、さらに別の端末に移された際、すなわち、第三者への複製の場合に必要とされる情報で、情報主ではないユーザーは、この付加情報を変更、編集、加工することはできない。
【0044】
また、相談接続情報とは、携帯電話機A60に接続するための電話番号や端末が固有に持つ端末IDのことである。
この相談接続情報は、第三者が加工することも見ることもできないが、携帯電話機A60に接続する手段を携帯電話機A60が保持している。
【0045】
第三者に対する複製か否かは、持主フラグ(図14,図15,図16参照)におけるX3の値が、2以上になったか否かで判断される。
持主フラグは、情報加工手段66、76、57で情報が加工される際に、加工される情報の情報元であるX4の値と、操作されている携帯電話機の持主情報を比較する持主判定手段130,131,132によって判定される。
【0046】
ここで、持主のデータである場合には、持主フラグを「0」に設定し、持主のデータでない場合には、持主フラグに「1」を加算する。このように、持主フラグの値を新たに設定することで、複製の回数を指定することができる。
【0047】
次に、実施例4として、上述した実施例3と同様の機能をもつ携帯電話機C80に対して、携帯電話機B70が保有する携帯電話機A60から取得した情報を渡そうとした場合について図面を参照して説明する。
図3は実施例3と同様に実施例4に係る携帯電話機、および該携帯電話機を利用した情報伝達システムの構成を示すブロック図、図9は実施例4における情報交換の手順を示すフローチャート、図15は実施例3と同様に実施例4に係る携帯電話機に保存されている個人情報の模式図である。
実施例4においては、携帯電話機B70の持主の個人情報は、図15に示すようになっている。
【0048】
携帯電話機C80に対して携帯電話機B70が保有する携帯電話機A60から取得した情報を渡す場合には、図9に示すように、携帯電話機B70の記憶手段24から、二次元バーコードに変換したい携帯電話機A60の情報(図15(X2:Y2−7)参照)を選択し(S50)、情報加工手段76により二次元バーコードに変換し(S51)、複製条件解読手段43により情報を順番に検査する(S52)。
【0049】
以下、理解を容易にするため、図15における(X5:Y4)の複製条件を検査する場合について説明する。
すなわち、「複製応相談」と判定されると、携帯電話機B70の付加情報(図15(X10:Y4)参照)を、接続選択手段49と対象の情報(図15(X5:Y4)参照)を表すアドレスデータとして、図16に示す(X5:Y4)に移す(S53)。
【0050】
続いて、携帯電話機A60を照合するために、照合番号管理手段121が発行する照合番号を加え、情報加工手段76により図16に示す情報を二次元バーコードに変換し(S54)、携帯電話機B70の表示手段21に表示する(S55)。
【0051】
そして、携帯電話機C80の撮像手段55により、携帯電話機B70の表示手段21を撮影する(S57)。一方、携帯電話機B70は、照合番号管理手段121が発行した照合番号を、通信手段54を介して携帯電話機A60に送信する(S56)。
【0052】
携帯電話機C80は、情報解析手段82でデータを解析し(S58)、接続選択手段59を用いて携帯電話機A60へ接続する(S59)。続いて、通信手段54により、情報解析手段82で解析されたデータの照合番号を携帯電話機A60へ通知する(S60)。
【0053】
そして、携帯電話機A60は、携帯電話機B70とC80が送信した照合番号を判定し(S61)、照合番号判定が正しければ、携帯電話機B70から情報が流れたことを携帯電話機A60の持主は知ることができる。
【0054】
また、携帯電話機C80は、データの開示を要求する(S62)。そして、上記処理の結果、携帯電話機A60の持主は、データの開示、不開示を選択し、携帯電話機C80に回答する(S63)。
【0055】
ここで、回答が開示の場合には、携帯電話機A60の対象となっている情報(図15(X5:Y4)参照)を表すアドレスから情報を抽出して送信することにより(S64)、携帯電話機C80が携帯電話機A60の情報を取得することができる。
【0056】
一方、回答が不開示の場合には、携帯電話機C80における携帯電話機A60の情報を削除するコマンドを発行する(S65)。そして、携帯電話機C80が情報を受け取り、コマンドを実行する(S66)。
【0057】
次に、実施例5として、複製条件が「複製取次」の場合について図面を参照して説明する。
図4は本発明の実施例5に係る携帯電話機、および該携帯電話機を利用した情報伝達システムの構成を示すブロック図、図10は実施例5における情報交換の手順を示すフローチャートである。
【0058】
実施例5に係る情報伝達システムは、図4に示すように、携帯電話機60,70,80と取次ぎセンター90により構成される。
前記携帯電話機60,70,80のユーザーは、取次ぎセンター90に設置されたサーバを経由して、他のユーザーとコミュニケーションをとることができる。
【0059】
ところで、チャットや出会い系サイト等のように相手の素性が解らない場合のコミュニケーションの場合には、なかなか本当の個人情報を明かしたくないのが実情である。この点、本実施形態に係る情報伝達システムでは、取次ぎセンター90を介して接続することにより、この問題を解決している。なお、サービスを受けたいユーザーは、取次ぎセンター90に自分の情報を予め登録しておく必要がある。
【0060】
実施例5に係る情報伝達システムの取次ぎセンター90は、通信手段92、記憶手段96、検索手段95、情報管理手段91、アドレス発行手段93、およびアドレス消去手段94を備えて構成されている。
【0061】
前記通信手段92は、携帯電話機とあらゆる手段で接続することができる。すなわち、通常の音声による会話以外に、例えば、チャットに代表される文字通信、メール、掲示板画像と音声のリアルタイム通信等を行うことができる。
【0062】
前記記憶手段96には、取次ぎセンター90に登録されているユーザー情報が記憶されている。前記検索手段95は、記憶手段96にあるユーザーの中から、特定のユーザーを抽出するものである。前記情報管理手段91は、取次ぎセンター90に記憶されたユーザー情報と、取次ぎセンター90において設定可能な任意のユーザーアドレスを管理するものである。
【0063】
前記アドレス発行手段93は、取次ぎセンター90におけるユーザーアドレスを発行するための手段で、ユーザーは自由に自分の好きなアドレスを設定することができる。
前記アドレス消去手段94は、何らかの問題で不要となったユーザーアドレスを消去するものである。
【0064】
次に、実施例5に係る情報伝達システムにおける処理の手順を図面を参照して説明する。
なお、図10に示す処理の手順の一部(S70〜S79)は、図9に示す処理の手順の一部(S50〜S56)と同様であるため説明を省略し、ステップ80(S80)以降の処理についてのみ説明する。
【0065】
携帯電話機C80は、情報解析手段82により撮影した図の内容を解析し(S80)、解読結果に基づいて取次ぎセンター90に接続し(S81)、携帯電話機A60を表す参照番号を送信する(S82)。
前記取次センター90では、検索手段95により、参照番号から接続先を抽出し(S88)、携帯電話機A60にアクセスする手段を判定して(S95)、携帯電話機A60に接続する(S89)。
前記携帯電話機A60では、接続を許可するか否かを判定して(S91)、回答を取次ぎセンター90に送信する(S92)。
【0066】
ここで、不接続と判定した場合には、携帯電話機C80からの情報を受付け、記憶手段96に保存する(S93)。一方、接続と判定した場合には、取次ぎセンター90を介して携帯電話機Cと接続する(S92,S83,S94)。
【0067】
次に、実施例6として、携帯電話機に記憶された情報のバックアップについて図面を参照して説明する。
携帯電話機は、携帯されるものであり、持主個人の情報源となっている。このため、携帯電話機の記憶手段にあるデータは、非常に大切なものとなっている。
しかしながら、現状では、操作の煩わしさ等から、携帯電話機に記憶されたデータのバックアップが殆ど行われていない。この点、本実施形態に係る携帯電話機では、容易にバックアップを行うことができる。
【0068】
図5は実施例6に係る携帯電話機の構成を示すブロック図、図11は実施例6における情報をバックアップする手順を示すフローチャート、図12は実施例6におけるバックアップしたデータの情報交換の手順を示すフローチャートである。
【0069】
実施例6では、図5,図11,および図12を参照して、本実施例に係る携帯電話機に記憶された情報のバックアップの手順について説明する。なお、図5に示す携帯電話機A140は、図3に示す携帯電話機A60とほぼ同様の構成となっているが、情報加工手段142に対してバックアップ処理手段141が付加されている点が異なっている。
【0070】
携帯電話機A140の記憶手段14に記憶された情報をバックアップするには、図11に示すように、まずバックアップ処理手段141を呼び出し(S101)、バックアップを行う情報の種類を選択する(S102)。ここで、情報の種類とは、アドレス帳に記載されたデータ(名前、電話番号、メールアドレス)、メール送受信記録簿、お気に入りのURL、写真に代表される画像データ、動画データ等のデータであり、情報の種類を示すものである。なお、各データは、種類毎に分割することはできるが、部分的に情報を抽出するようなバックアップはできない。
【0071】
続いて、情報種類のコード化を許可するために、携帯電話機の固有番号と持主の暗証番号を入力し(S103)、当該情報を二次元バーコード化し(S104)、図化(二次元バーコード化)されたデータを、プリントアウトできる機器(例えば、プリンタやfax)に送信して出力する(S105)。そして、紙に印刷して保存したり、PCやメモリーカード(例えば、メモリースティック、SDカード)に保存したり、インターネット上に存在するデータ保存サーバに保存したりする。
【0072】
次に、出力された二次元バーコードを元の端末に戻す場合を説明する。
出力された二次元バーコードを元の端末に戻すには、図12に示すように、まず、撮像手段15により二次元バーコードを読取り(S110)、情報解析手段42によりデータを解読する(S111)。
【0073】
続いて、データ内に含まれる携帯電話機の固有番号が正しいか否かを判定するとともに(S112)、入力された暗証番号が正しいか否かを判定する(S113)。ここで、固有番号あるいは暗証番号のいずれか1つでも正しくないと判定された場合には、データの解読を中止する(S113)。一方、固有番号および暗証番号の双方とも正しいと判定された場合には、データの解読が行われる(S115)。
【0074】
このように、実施例6によれば、個人情報を二次元バーコードの状態で保存することにより、他人が一見的に内容を把握することができないようになる。
さらに、暗証番号を付加することにより、万が一、データが保存された媒体を不用意に落としてしまった場合であっても、他人が簡単に個人情報を解析することができないので、情報を安全に保護することができる。
【0075】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明の請求項1〜8に記載の携帯電話機、および該携帯電話機を用いた情報伝達システムによれば、以下の効果を奏することができる。すなわち、本発明に係る携帯電話機、および該携帯電話機を用いた情報伝達システムによれば、情報を図化した画像を携帯電話機に表示し、他の携帯電話機により当該画像を撮像して解析することにより、複数の携帯電話機間で容易に情報を交換することができる。
【0076】
また、本発明によれば、記憶手段に保持されたデータを選択し、他の携帯電話機の撮像手段で認識できるように情報を加工するための情報加工手段に対して複製条件を付加することにより、第三者への情報の流出を制御することができる。
また、本発明によれば、複製条件をさらに細かく設定し、情報解析手段に対して持主判定手段を付加するとともに、情報加工手段に対して接続選択手段を付加することにより、柔軟に第三者への情報流出を制御することができる。
【0077】
また、本発明によれば、情報の持主が、その情報の複製条件を決定し、さらに付加情報も規定することができるが、別の端末に情報が移動した場合であっても、情報の持主以外は複製条件および付加情報を変更することができないため、不用意に情報が流出するのを防止することができる。
また、本発明によれば、情報が何処から流れたのかを情報主が知ることができるので、第三者に情報が流れた場合であっても、情報の流通経路に不信感を抱く必要がない。
【0078】
また、本発明によれば、取次ぎセンターを介して相手と通信を行うことができるので、例えば、匿名で相手と会話を行ったり、メールを送信したり、チャット掲示板に対する書き込み等を行うことができる。
さらに、本発明によれば、携帯電話機の情報を紙媒体等に保存してバックアップを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る携帯電話機、および該携帯電話機を利用した情報伝達システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例2に係る携帯電話機、および該携帯電話機を利用した情報伝達システムの構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施例3および実施例4に係る携帯電話機、および該携帯電話機を利用した情報伝達システムの構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施例5に係る携帯電話機、および該携帯電話機を利用した情報伝達システムの構成を示すブロック図である。
【図5】実施例6に係る携帯電話機の構成を示すブロック図である。
【図6】実施例1における情報交換の手順を示すフローチャートである。
【図7】実施例2における情報交換の手順を示すフローチャートである。
【図8】実施例3における情報交換の手順を示すフローチャートである。
【図9】実施例4における情報交換の手順を示すフローチャートである。
【図10】実施例5における情報交換の手順を示すフローチャートである。
【図11】実施例6における情報をバックアップする手順を示すフローチャートである。
【図12】実施例6におけるバックアップしたデータの情報交換の手順を示すフローチャートである。
【図13】実施例1に係る携帯電話機に保存されている個人情報の模式図である。
【図14】実施例2に係る携帯電話機に保存されている個人情報の模式図である。
【図15】実施例3および実施例4に係る携帯電話機に保存されている個人情報の模式図である。
【図16】図15の情報をデータ変換した状態の個人情報の模式図である。
【符号の説明】
10、30、60、140 携帯電話機A
11、21、51 表示手段
12、22、32、42、52、62、72、82 情報解析手段
13、23、54、92、113 通信手段
14、24、56、96 記憶手段
15、25、55、115 撮像手段
16、26、36、46、57、66、76、142 情報加工手段
20、40、70 携帯電話機B
33、43、53 複製条件解読手段
38、48、58 複製条件
39、49、59 接続選択手段
50、80 携帯電話機C
61、81、130、131、132 持主判定手段
90 取次ぎセンター
91 情報管理手段
93 アドレス発行手段
94 アドレス消去手段
95 検索手段
120、121、122 照合番号管理手段
141 バックアップ処理手段
Claims (8)
- 各種情報を表示するための表示手段と、
各種通信網に接続するための通信手段と、
接写機能を有する撮像手段と、
撮影した画像に含まれる情報内容を解析するための情報解析手段と、
解析された情報に基づいて、情報別に所定のデータを分類して保存するための記憶手段と、
前記記憶手段に保持されたデータを選択し、他の携帯電話機の撮像手段で認識できるように情報を加工するための情報加工手段とを備えたことを特徴とする携帯電話機。 - 前記情報加工手段は、情報を加工する際の複製条件を設定するための複製条件加工手段を備え、
前記情報解析手段は、前記複製条件加工手段で加工された情報を解読するための複製条件解読手段を備えることを特徴とする請求項1記載の携帯電話機。 - 前記複製条件加工手段における複製条件の段階を増加させるとともに、当該複製条件によって設定される付加情報を増加させ、
前記情報解析手段は、情報の持主と、携帯電話機の持主を判定するための持主判定手段を備えることを特徴とする請求項2記載の携帯電話機。 - データを加工して他の機器にデータを渡すとともに、情報の持主が情報の流れを把握するための照合番号管理手段を備え、
前記情報加工手段は、第三者に情報が流れた場合における情報元の携帯電話機に対する接続を行うための接続選択手段を備えることを特徴とする請求項3記載の携帯電話機。 - 前記情報加工手段は、バックアップ処理手段を備えることを特徴とする請求項4記載の携帯電話機。
- 請求項1乃至5のうちの何れか一項に記載の携帯電話機を複数用いて構成することを特徴とする情報伝達システム。
- 請求項1乃至5のうちの何れか一項に記載の携帯電話機に接続するための通信手段と、
登録されているユーザーの情報を格納するための記憶手段と、
該記憶手段に記憶されている情報の中から必要な情報を抽出するための検索手段と、
登録されたユーザーが所望のアドレスを設定可能なアドレス発行手段と、
登録されている不要アドレスを消去可能なアドレス消去手段と、
前記記憶手段に記憶されているユーザー情報と前記アドレス発行手段により設定された任意のアドレスを管理するための情報管理手段を有する取次ぎセンターとを備えたことを特徴とする請求項6に記載の情報伝達システム。 - 前記情報管理手段は、ユーザーが匿名で、前記取次ぎセンターを介して相手方と接続可能となるよう管理することを特徴とする請求項7記載の情報伝達システム。
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