JP2004040374A - 仮想ネットワーク設計装置及びサブネットワーク設計装置及び仮想ネットワーク設計方法 - Google Patents

仮想ネットワーク設計装置及びサブネットワーク設計装置及び仮想ネットワーク設計方法 Download PDF

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Abstract

【課題】仮想ネットワークの設計、メンテナンスを短時間で正確に完了させる。
【解決手段】物理ネットワーク構成部142が、ノードと回線を含む物理ネットワークを設計し、物理ネットワーク表示部151が表示画面に物理ネットワークの構成を表示し、仮想ネットワークマネジメント部153が物理ネットワーク上に仮想ネットワークを設計し、仮想ネットワーク表示部154が設計された仮想ネットワークの構成を物理ネットワークの構成の上に重ねて表示し、アドレス空間割当て部161が仮想ネットワークごとにネットワークアドレス空間を割当て、ノードアドレス割当て部162が仮想ネットワークのノードごとにネットワークアドレスを割当て、割当てたネットワークアドレスを物理ネットワークの構成、仮想ネットワークの構成に重ねて表示する。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は仮想ネットワークの設計を行う装置、方法等に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、VLAN(Virtual Local Area Network)やVPN(Virtual Private Network)等の仮想ネットワークの設計、メンテナンス作業は自動化されておらず、ネットワークエンジニアが物理トポロジーと論理的トポロジーの対応関係を頭の中でイメージしながらマニュアル作業(例えば、一覧表や二進数電卓を使用)によって行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
大規模なネットワークでは一つの物理トポロジーの上に、数十から数百にも及ぶ仮想ネットワークが形成される。このような大規模ネットワークでは、多数の質的に異なるトポロジーをマニュアル作業にて把握することは困難であり、このため仮想ネットワークの設計、メンテナンスに時間、手間がかかり、更には作業ミスが発生するおそれが高いという問題がある。また、いったん作業ミスが発生すると、時間的、人的資源をトラブルシューティングに費やさざるを得ず管理コストの上昇要因となってしまう。更には、作業ミスにより他のネットワークをも巻き込んだトラブルが発生する恐れもある。
【0004】
本発明は、以上の問題を解消することを目的の一つとしており、仮想ネットワークの設計、メンテナンスを短時間で正確に完了させる装置、方法等を実現する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る仮想ネットワーク設計装置は、
表示画面を有する表示装置と、
ノードと回線とを含む物理ネットワークの構成を表示画面に表示する物理ネットワーク表示部と、
物理ネットワーク表示部が表示画面に表示した物理ネットワークの構成の少なくとも一部を選択して仮想ネットワークの構成を設計し、設計した仮想ネットワークの構成を物理ネットワークの構成とあわせて表示画面に表示する仮想ネットワーク構成部と
を備えたことを特徴とする。
【0006】
上記仮想ネットワーク設計装置は、さらに、
ノードのアイコンを表示画面に表示するアイコン表示部と、
アイコン表示部により表示されたノードのアイコンを用いてノードを表示画面にマッピングしマッピングしたノードを回線で接続することにより表示画面に物理ネットワークの構成を設計する物理ネットワーク構成部と
を備えたことを特徴とする。
【0007】
上記仮想ネットワーク構成部は、
物理ネットワーク表示部が表示画面に表示した物理ネットワークの構成に含まれた回線を選択し選択した回線に対して仮想ネットワークのリンクを設定することにより仮想ネットワークの構成を設計すると共に、設計した仮想ネットワークに対してリンクを追加削除して仮想ネットワークを更新する仮想ネットワークマネジメント部を備えたことを特徴とする。
【0008】
上記仮想ネットワーク構成部は、さらに、
リンクを回線の上にオーバラップさせて表示画面に表示するリンクオーバラップ表示部を備えたことを特徴とする。
【0009】
上記仮想ネットワーク構成部は、さらに、
仮想ネットワークマネジメント部により一つの回線に対して複数のリンクが設定された場合に、複数のリンクが互いに識別できるように複数のリンクを並列に隣接配置して表示画面に表示するリンク識別表示部を備えたことを特徴とする。
【0010】
上記仮想ネットワーク構成部は、さらに、
リンクの端部を剣先状にしてリンクの先端部をノード中央に配置してノードとリンクとの接続を表示画面に表示するリンク剣先表示部を備えたことを特徴とする。
【0011】
上記仮想ネットワーク構成部は、さらに、
ノード内にリングを表示し、リンクの端部をノード内のリングに接続してノードとリンクとの接続を表示画面に表示するリング接続表示部を備えたことを特徴とする。
【0012】
上記仮想ネットワーク構成部は、さらに、
複数の仮想ネットワークのリンクが接続されルーティング処理をするノードに対して、複数の仮想ネットワーク間のルーティング処理をするノードであることを示すために、複数の仮想ネットワークを互いに識別するネットワーク識別マークをノード上にオーバラップさせて表示する識別マーク表示部を備えたことを特徴とする。
【0013】
上記仮想ネットワーク設計装置は、さらに、
仮想ネットワーク構成部が設計した仮想ネットワークに対して、ネットワークアドレス空間を割当てるアドレス空間割当て部と、
アドレス空間割当て部が割当てたネットワークアドレス空間を用いて、仮想ネットワークに含まれるノードに対してネットワークアドレスを割当てるノードアドレス割当て部と
を備えたことを特徴とする。
【0014】
上記仮想ネットワーク設計装置は、さらに、
ノードアドレス割当て部によりネットワークアドレスが割当てられたノードのコンフィギュレーションを生成するコンフィギュレーション生成部を備えたことを特徴とする。
【0015】
上記仮想ネットワーク設計装置は、さらに、
仮想ネットワーク毎に仮想ネットワークのデータトラフィックをモニタするトラフィックモニタ部と、
トラフィックモニタ部がモニタした結果を入力し、仮想ネットワークのデータトラフィックを表示画面に表示するトラフィック表示部と
を備えたことを特徴とする。
【0016】
上記仮想ネットワーク構成部は、さらに、
仮想ネットワークマネジメント部により複数の仮想ネットワークが設計された場合に、複数の仮想ネットワークの中から特定の仮想ネットワークを選択し、選択した仮想ネットワークの構成を表示画面に表示する仮想ネットワーク選択表示部を備えたことを特徴とする。
【0017】
上記仮想ネットワーク構成部は、さらに、
物理ネットワーク表示部が表示画面に表示した物理ネットワークの構成のうち、仮想ネットワークマネジメント部が単一の仮想ネットワークとして設計できる最大の範囲を設計許容範囲として判断する設計許容範囲判断部と、
設計許容範囲判断部により判断された設計許容範囲を表示画面に表示する設計許容範囲表示部と
を備えたことを特徴とする。
【0018】
本発明に係るサブネットワーク設計装置は、
表示画面を有する表示装置と、
ノードと回線とを含む主ネットワークの構成を表示画面に表示する主ネットワーク表示部と、
主ネットワーク表示部が表示画面に表示した主ネットワークの構成の少なくとも一部を選択してサブネットワークの構成を設計し、設計したサブネットワークの構成を主ネットワークの構成とあわせて表示画面に表示するサブネットワーク構成部と
を備えたことを特徴とする。
【0019】
本発明に係る仮想ネットワーク設計方法は、
表示画面と記憶装置とグラフィカルユーザインタフェース(GUI)とを有し、仮想ネットワークを設計する仮想ネットワーク設計装置の仮想ネットワーク設計方法であって、
GUIを介してユーザの指示を受けつけ、表示画面にノードをマッピングしマッピングしたノードを回線で接続することにより表示画面に物理ネットワークの構成を表示すると共に、物理ネットワークの構成を記憶装置に記憶し、
GUIを介してユーザの指示を受けつけ、表示画面に表示された物理ネットワークの少なくとも一部を選択して仮想ネットワークを設計し、設計した仮想ネットワークの構成を物理ネットワークの構成とあわせて表示画面に表示すると共に、物理ネットワークの構成に対応させて仮想ネットワークの構成を記憶装置に記憶し、
GUIを介してユーザの指示を受けつけ、仮想ネットワークに対して、ネットワークアドレス空間を割当て、割当てたネットワークアドレス空間を用いて、仮想ネットワークに含まれるノードに対してネットワークアドレスを割当てると共に、仮想ネットワークのノードに対応させてネットワークアドレスを記憶装置に記憶し、
GUIを介してユーザの指示を受けつけ、記憶装置に記憶した物理ネットワークと仮想ネットワークとネットワークアドレスとを表示画面に表示してメンテナンスする
ことを特徴とする。
【0020】
本発明に係るプログラムは、
表示画面と記憶装置とグラフィカルユーザインタフェース(GUI)とを有するコンピュータに仮想ネットワークの設計を行わせるためのプログラムであって、
GUIを介してユーザの指示を受けつけ、表示画面にノードをマッピングしマッピングしたノードを回線で接続することにより表示画面に物理ネットワークの構成を表示すると共に、物理ネットワークの構成を記憶装置に記憶する処理と、GUIを介してユーザの指示を受けつけ、表示画面に表示された物理ネットワークの少なくとも一部を選択して仮想ネットワークを設計し、設計した仮想ネットワークの構成を物理ネットワークの構成とあわせて表示画面に表示すると共に、物理ネットワークの構成に対応させて仮想ネットワークの構成を記憶装置に記憶する処理と、
GUIを介してユーザの指示を受けつけ、仮想ネットワークに対して、ネットワークアドレス空間を割当て、割当てたネットワークアドレス空間を用いて、仮想ネットワークに含まれるノードに対してネットワークアドレスを割当てると共に、仮想ネットワークのノードに対応させてネットワークアドレスを記憶装置に記憶する処理と、
GUIを介してユーザの指示を受けつけ、記憶装置に記憶した物理ネットワークと仮想ネットワークとネットワークアドレスとを表示画面に表示してメンテナンスする処理と
を備えたことを特徴とするプログラムであることを特徴とする。
【0021】
本発明に係るプログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、
表示画面と記憶装置とグラフィカルユーザインタフェース(GUI)とを有するコンピュータに仮想ネットワークの設計を行わせるためのプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
GUIを介してユーザの指示を受けつけ、表示画面にノードをマッピングしマッピングしたノードを回線で接続することにより表示画面に物理ネットワークの構成を表示すると共に、物理ネットワークの構成を記憶装置に記憶する処理と、GUIを介してユーザの指示を受けつけ、表示画面に表示された物理ネットワークの少なくとも一部を選択して仮想ネットワークを設計し、設計した仮想ネットワークの構成を物理ネットワークの構成とあわせて表示画面に表示すると共に、物理ネットワークの構成に対応させて仮想ネットワークの構成を記憶装置に記憶する処理と、
GUIを介してユーザの指示を受けつけ、仮想ネットワークに対して、ネットワークアドレス空間を割当て、割当てたネットワークアドレス空間を用いて、仮想ネットワークに含まれるノードに対してネットワークアドレスを割当てると共に、仮想ネットワークのノードに対応させてネットワークアドレスを記憶装置に記憶する処理と、
GUIを介してユーザの指示を受けつけ、記憶装置に記憶した物理ネットワークと仮想ネットワークとネットワークアドレスとを表示画面に表示してメンテナンスする処理と
を備えたプログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体であることを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1〜12を参照して本実施の形態に係る仮想ネットワーク設計装置について説明する。
図1は、本実施の形態に係る仮想ネットワーク設計装置の構成例を示す図である。
図1において、1は、本実施の形態に係る仮想ネットワーク設計装置である。10は、ユーザとのインタフェースをとるグラフィカルユーザインタフェース(GUI)である。11は表示画面を表示する表示装置である。12は、仮想ネットワーク設計装置の諸機能を実現するためのCPU(Central Processing Unit)である。13は、物理ネットワークの設計結果、仮想ネットワークの設計結果等を記憶する記憶装置である。
【0023】
14は、物理ネットワークの設計を行う物理ネットワーク設計部である。物理ネットワーク設計部14は、図4に示すL1画面40上で物理ネットワークの設計を行う。L1画面40は、OSI(Open System Interconnection)参照モデルのレイヤ1に関する画面である。
ここで、物理ネットワークとは、例えば、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、インターネット、またはこれらの組合せを意味する。
【0024】
物理ネットワーク設計部14には、アイコン表示部141及び物理ネットワーク構成部142が含まれる。
アイコン表示部141は、各種ノードを示すアイコンを、例えば図4のL2スイッチ41、L3スイッチ42、ルータ43、サーバ44(以下、41〜44を区別しないときは単にノードという)のように円形状アイコンで表示する。ここで、L2スイッチとは、例えば、レイヤ2のスイッチ機能をもつスイッチングハブをいう。また、L3スイッチとは、例えば、レイヤ3のネットワークアドレス単位のルーティング処理をするスイッチングハブをいう。なお、図4に示した41〜44は、例示であり、この他に、基地局、通信衛星、パーソナルコンピュータ、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistants)など、どのような通信装置でもノードとして定義可能である。
物理ネットワーク構成部142は、ユーザからの入力を受付け、ノード及び回線により構成される物理ネットワークの設計を行い、図4に示すL1画面40上に物理ネットワークの構成を表示する。すなわち、物理ネットワーク構成部142は、ユーザからGUI10を介して指定されたノードをL1画面上にマッピングし、またユーザの指定に従い、ノード間に回線(図4の実線)を設定して物理ネットワークを設計し、設計した物理ネットワークのトポロジーをL1画面40上に表示する。また、物理ネットワーク構成部142は、表示画面への表示とともに、物理ネットワークの構成について記憶装置13への書き込みも行う。
なお、図4では、回線として有線回線を表示しているが、無線回線を表示することも可能である。
【0025】
15は、VLAN、VPN等の仮想ネットワークの設計を行う仮想ネットワーク設計部である。仮想ネットワーク設計部15は、図5に示すL1/L2画面50上で仮想ネットワークの設計を行う。L1/L2画面50はOSI参照モデルのレイヤ1、レイヤ2間の関係を定義するための画面である。
以下では、仮想ネットワークとしてVLANを例にして説明するが、仮想ネットワーク設計部15は以下に示す手順によりVPNの設計も可能である。また、その他の仮想ネットワークの設計にも利用可能である。また、VLANの方式には、ポートベースVLAN、MACアドレスベースVLAN、ポリシーベースVLAN、タグベースLAN等が存在するが、いずれの方式にも対応可能であり、また、他の形式のVLANにも対応可能である。また、複数の形式が混在しているネットワークにも対応可能である。
【0026】
仮想ネットワーク設計部15には、物理ネットワーク表示部151及び仮想ネットワーク構成部152が含まれる。
物理ネットワーク表示部151は、物理ネットワーク構成部142で設計された物理ネットワークの構成を記憶装置13から読み出してL1/L2画面50上に表示する。
仮想ネットワーク構成部152は、仮想ネットワークマネジメント部153と仮想ネットワーク表示部154から構成される。
仮想ネットワークマネジメント部153は、ユーザからの入力を受付け、物理ネットワークの回線のうちユーザから指定された回線に対して仮想ネットワーク(VLAN)のリンクを設定して仮想ネットワークを設計し、設計した仮想ネットワークの構成を物理ネットワークの構成に対応させて記憶装置13に書き込む。また、設計済みの仮想ネットワーク(VLAN)についてリンクを追加削除して更新し、更新後の仮想ネットワーク(VLAN)の構成を記憶装置13に書き込む。仮想ネットワークマネジメント部153は、図2に示すように、ネットワーク生成部1531、リンク追加部1532、リンク削除部1533より構成される。ネットワーク生成部1531は、仮想ネットワーク(VLAN)の新規設計の際に物理ネットワークの回線に対してリンクを設定する。リンク追加部1532は、設計済みの仮想ネットワークについてリンクの追加を行う。リンク削除部1533は、設計済みの仮想ネットワークについてリンクの削除を行う。
また、仮想ネットワーク表示部154は、仮想ネットワークマネジメント部153により設定されたリンクを対象となる回線の上にオーバラップ表示する。つまり、仮想ネットワークマネジメント部153がユーザから指定された回線に対してリンクを設定し設定内容を記憶装置13に書き込むと同時に、仮想ネットワーク表示部154は記憶装置13から読み出しを行い、物理ネットワークの回線上にリンクをオーバラップさせてL1/L2画面上に表示する。仮想ネットワーク表示部154は、図2に示すように、例えば、リンクオーバラップ表示部1541、リンク識別表示部1542、リンク剣先表示部1543、識別マーク表示部1544から構成される。
リンクオーバラップ表示部1541は、物理ネットワークの回線に対して仮想ネットワークのリンクをオーバラップさせてL1/L2画面上に表示する。
リンク識別表示部1542は、一つの回線に対して複数のリンクが設定される場合に、それぞれのリンクを識別できるように、例えば、図6の61に示すように、複数のリンクを色分けして並列に隣接表示することにより、それぞれのリンクがどの仮想ネットワークに属するのかが明らかになるようにする。
また、リンク剣先表示部1543は、一つの回線に対して複数のリンクが設定される場合に、例えば図6の62に示すように、リンクの端部を剣先状に表示し、リンクの先端部をノードの中央に配置することにより、それぞれのリンクについてノードとの接続関係を明らかにする。
識別マーク表示部1544は、仮想ネットワーク間のルーティング処理を行うノードに対して、ルーティング処理を行うノードであることを示すために複数の仮想ネットワークを互いに識別するネットワーク識別マークをノードにオーバラップさせてL1/L2画面に表示する。例えば、図6の63に示すようにしてネットワーク識別マークを表示する。
【0027】
16は、仮想ネットワークに含まれるノードに対してネットワークアドレス(例えば、IPアドレス)を割当てるアドレス割当て部である。アドレス割当て部16には、アドレス空間割当て部161及びノードアドレス割当て部162が含まれる。
アドレス空間割当て部161は、図11又は図12のアドレス空間割当画面を用いてネットワークアドレスのアドレス空間の割当てを行う。なお、図11はIPv(Internet Protocol version)4に対応するアドレス空間の割当て画面であり、図12はIPv6に対応するアドレス空間の割当て画面の例を示している。
ノードアドレス割当て部162は、図8に示すネットワークアドレス割当て画面81を用いて、所定の仮想ネットワークに割当てられたネットワークアドレス空間の中から当該仮想ネットワークに含まれるノードに対してネットワークアドレスを割当て、割当てたネットワークアドレスをL2/L3画面80に表示する。L2/L3画面80はOSI参照モデルのレイヤ2、レイヤ3間の関係を定義する画面である。
【0028】
なお、仮想ネットワーク設計装置1は、専用機であってもよいし、パーソナルコンピュータのような専用機以外の計算機であってもよい。また、クライアント−サーバ形式やウェブ形式のように複数の計算機により表示操作を行ってもよい。また、GUI10と表示装置11は遠隔地にあってもよい。
【0029】
また、物理ネットワーク設計部14、仮想ネットワーク設計部15、アドレス割当て部16は、ハードウェアによって実現されてもよいし、ソフトウェア(プログラム)によって実現されてもよいし、ハードウェアとソフトウェアとの組合せによって実現されてもよい。なお、ソフトウェアによる場合には、物理ネットワーク設計部14、仮想ネットワーク設計部15、アドレス割当て部16の各要素を実現するプログラムを記憶装置13に記憶させ、CPU12がこれらのプログラムを読み込むことにより実現することができる。
なお、これらのプログラムを計算機で読みとり可能な記録媒体に記録することも可能である。更には、これらのプログラムを通信網を介して転送することも可能である。
【0030】
次に、図3を用いて本実施の形態に係る仮想ネットワークの新規設計の手順を説明する。
まず、ステップS31で、物理ネットワークの設計を行う。
物理ネットワークの設計は図4に示すL1画面40を用いて行われる。
ユーザは、41〜44に示す各種ノードのアイコンからL1画面40上にマッピングすべきノードのアイコンを選択し、L1画面40上のマッピング位置をGUI10を介して指定(入力)する。物理ネットワーク構成部142はユーザから指定されたマッピング位置に選択されたノードをマッピングする。また、ユーザは、マッピングしたノードのうち回線を接続するノードをGUI10を介して指定(入力)し、物理ネットワーク構成部142はユーザからの指定(入力)に従ってノード間に回線を表示する。このようにして、物理ネットワーク構成部142は、L1画面40上に物理ネットワークの構成を表示していく。また、物理ネットワーク構成部142は、L1画面40への表示とともに、物理ネットワークの構成を記憶装置13に書き込む。
【0031】
次に、ステップS32で、仮想ネットワーク(VLAN)の設計を行う。
仮想ネットワーク(VLAN)の設計は、図5に示すL1/L2画面50を用いて行われる。
ユーザから表示画面の切替指示が入力されると、表示装置11には図5に示すL1/L2画面50が表示される。L1/L2画面50には、ステップS31で設計された物理ネットワークの構成が表示される。L1/L2画面への物理ネットワーク構成の表示は、記憶装置13に記憶された物理ネットワークの構成を物理ネットワーク表示部151が読み出すことにより行われる。
そして、ユーザは、L1/L2画面50に示された物理ネットワークの回線のうち仮想ネットワーク(VLAN)のリンクを設定すべき回線をGUI10を介して指定(入力)する。仮想ネットワークマネジメント部153のネットワーク生成部1531は、ユーザから指定(入力)された回線にリンクを設定し、仮想ネットワーク表示部154が当該回線にリンクをオーバラップさせてL1/L2画面上に表示する。このように、ユーザからの指定(入力)に従って、物理ネットワークの回線上にリンクを順次オーバラップ表示していくことで仮想ネットワーク(VLAN)の設計が行われる。
図6に示すL1/L2画面60は、仮想ネットワーク(VLAN4、VLAN5、VLAN7)のリンクが物理ネットワークの回線にオーバラップ表示されている状態を示している。
仮想ネットワークの設計の際に、ユーザがVLAN名、VLAN番号を指定すれば、L1/L2画面60に示すように、各リンクにVLAN名、VLAN番号を表示することもできる。更には、いったん指定したVLAN名、VLAN番号を後から変更することも可能である。
仮想ネットワーク表示部154は、一つの回線に複数のリンクを表示する場合には、図6の61に示すように複数のリンクを色分けして並列に隣接表示する。なお、ここでは、複数のリンクを色分けすることとしているが、複数のリンクが識別できるのであれば他の方法であってもよい。
また、一つの回線に複数のリンクを表示する場合には、ノードとリンクの接続関係を明確にするために図6の62に示すように各リンクの端部を剣先状にし、かつその先端をノード中央にして表示する。なお、図6の62に示す剣先表示の拡大図を図17に示す。
また、複数のリンクが接続され複数の仮想ネットワーク(VLAN)間のルーティング処理をするノード(例えば、図6の64のL3スイッチ)が存在する場合は、仮想ネットワーク表示部154は、図6の63に示すように、複数の仮想ネットワーク(VLAN)を互いに識別するネットワーク識別マークを当該ノード上にオーバラップさせて表示する。このようにネットワーク識別マークを表示することにより、複数の仮想ネットワーク(VLAN)間でルーティング処理をするノードが明確になる。
また、ネットワーク識別マークの数が多く重ね合わすノードからはみ出して表示されるような場合は、ネットワーク識別マークの数に応じてノードのアイコンを大きく表示してネットワーク識別マークがはみ出さないように調整することも可能である。
また、図6の63では、ネットワーク識別マークを一列に表示しているが、ルーティング処理を行う仮想ネットワークがグループ化されている場合、例えば、VLAN4、VLAN5の間でルーティングを行い、VLAN7とはルーティングを行わないといった場合には、ネットワーク識別マークを二段構成にし、VLAN4、VLAN5のネットワーク識別マークを上段に表示し、VLAN7のネットワーク識別マークを下段に表示するようにしてもよい。
【0032】
このように物理ネットワークの回線上に仮想ネットワークのリンクを重ねて表示することにより、どの回線にどのような仮想ネットワークが構成されているかという全体像の把握と、ある仮想ネットワークがどの回線上でどのように構成されているかという仮想ネットワークごとの把握が容易になる。
なお、以上の説明では、物理ネットワークと仮想ネットワーク(VLAN)とを完全に重ね合わせる場合を説明したが、一部ずらして表示することをも可能である。また、物理ネットワークと仮想ネットワーク(VLAN)をそれぞれ半透明に表示してもよいし、一方のみを半透明にして表示してもよい。
【0033】
また、仮想ネットワーク表示部154は、図7のL1/L2画面70に示すように、特定の仮想ネットワーク(VLAN)に含まれるリンクのみを強調して表示することもできる。図7のL1/L2画面70では、VLAN7に含まれるリンクを太線で強調して表示している。
また、特定の仮想ネットワーク(VLAN)のリンクのみを表示し、他の仮想ネットワーク(VLAN)のリンクは表示しないといったことも可能である。
また、例えば、リンクの帯域幅に応じて、リンクの線幅を太くしたり、細くしたりする表示も可能である。
【0034】
次に、ステップS33で、仮想ネットワーク(VLAN)ごとにアドレス空間を割当てる。ステップS33のアドレス空間の割当ては、図11又は図12のアドレス空間割当て画面を用いて行われる。図11はIPv4に対応したアドレス空間の割当て画面であり、図12はIPv6に対応したアドレス空間の割当て画面である。
図11のアドレス空間割当て画面を用いた場合を例にしてステップS33の処理を説明する。
図11において、110は設計済みのVLANのVLAN番号等を示しており、111はアドレス空間の割当て状況を示している。111において、横軸はIPアドレスを示しており、縦軸はIPアドレスのインクリメント幅を示している。インクリメント幅は上部にあるインクリメント幅指定カーソル112により指定する。例えば、図11では、インクリメント幅は“9ビット”が指定されている。図11では、1マスを8ビット(IPアドレス256個分)として表示しており、インクリメント幅が9ビットの場合は2マス(IPアドレス512個分)が縦軸に表示される。1つの仮想ネットワーク(VLAN)に割当てるアドレス空間の単位は1マス(IPアドレス256個分)であり、No5のVLAN7には“192.168.8.0+0.0.1.0”以上“192.168.8.0+0.0.2.0”未満のアドレス空間、すなわち、“192.168.9.0”から“192.168.9.255”までのネットワークアドレスが割当てられている。No1とNo5に割当てられているアドレス空間以外は未割当てのアドレス空間である。既に割当て済みのアドレス空間に対しては、新たな割当ては行えない。
ユーザは、図11のアドレス空間割当て画面を参照し、仮想ネットワーク(VLAN)ごとに割当てるべきアドレス空間を指定(入力)する。例えば、ユーザは、マウス操作により、110に表示されているVLAN番号を111の未割当てのアドレス空間のマスにドロップしてアドレス空間を指定する。
アドレス空間割当て部161は、ユーザの指定(入力)に基づき、仮想ネットワーク(VLAN)ごとにアドレス空間を割当て、割当て結果を記憶装置13に書き込む。
【0035】
次に、ステップS34で、割当てたアドレス空間を用いてノードごとにネットワークアドレスを割当てる。
ステップS34のネットワークアドレスの割当ては、図8のL2/L3画面80及びネットワークアドレス割当て画面81を用いて行われる。
ユーザから表示画面の切替指示が入力されると、表示装置11には図8のL2/L3画面80が表示される。
ユーザがL2/L3画面80に表示されたノードのうちネットワークアドレスを割当てるべきノードを指定(入力)すると、ノードアドレス割当て部162はネットワークアドレス割当て画面81を表示し、更に、ユーザに指定されたノードが属する仮想ネットワーク(VLAN)に割当てられたすべてのネットワークアドレスを表示(例えば、プルダウン表示)する。ユーザは、表示されたネットワークアドレスから当該ノードに割当てるネットワークアドレスをGUI10を介して指定(入力)し、ノードアドレス割当て部162は指定されたネットワークアドレスを割当て、割当て結果を記憶装置13に書き込む。
【0036】
さらに、ノードアドレス割当て部162は、ステップS35で、L1/L2画面に表示した物理ネットワーク及び仮想ネットワークの構成とともに、割当てたネットワークアドレスをL2/L3画面に表示する。
図8のL2/L3画面80では、VLAN7に属するRouter1に“192.188.9.1”が割当てられ、Router2に“192.168.9.2”が割当てられたことが示されている。
なお、割当てるのはIPアドレスに限らず、IPXアドレスやその他のネットワークアドレスでも構わない。
【0037】
また、設計済みの仮想ネットワークに対してリンクの追加削除等のメンテナンスを行う場合には、ユーザはL1/L2画面上でリンクの追加又は削除を指示し、仮想ネットワークマネジメント部153のリンク追加部1532又はリンク削除部1533がリンクの追加又は削除を行い、仮想ネットワーク表示部154がリンク追加内容又はリンク削除内容をL1/L2画面に表示する。
【0038】
このように、本実施の形態に係る仮想ネットワーク設計装置は、物理ネットワークと仮想ネットワーク(VLAN)とを一つの画面に完全に重ね合わせて表示し、物理ネットワークと仮想ネットワーク(VLAN)との対応関係を一目で分かるように表示するため、大規模なネットワークであっても正確かつ効率的に仮想ネットワーク(VLAN)の設計、メンテナンスができる。つまり、本実施の形態に係る仮想ネットワーク設計装置によれば、熟達したネットワークエンジニアでも設計、管理に困難を憶える複雑な仮想ネットワークを視覚的に表示することで、仮想ネットワークを簡単かつ効率的に設計できる。
【0039】
例えば、キャンパスネットワークでは、毎年新たな研究テーマやワークグループが発生・消滅するため、頻繁にVLAN/サブネットの構成変更が発生する。VLAN/サブネットの作成・変更は多数のスイッチ、ルータ、サーバに対して同時に実施する必要があるため、手間がかかる上に、作業でミスが発生したときに他のネットワークをも巻き込んだトラブルに発展する可能性が出てくる。
しかし、本実施の形態に係る仮想ネットワーク設計装置によれば、ネットワーク全体をにらみながらVLAN/サブネットの設計ができるため、上記手間やトラブルが発生するリスクを大幅に軽減することができる。
【0040】
また、データセンターでは顧客ごとにVLAN/サブネットを作成し、セキュリティと接続性の提供を両立させているが、顧客の数が増えてくるとVLAN/サブネットの数が非常に増大し、優秀な管理者の雇用やトラブルシューティングの難易度増大といった管理コストの上昇要因になる。
しかし、本実施の形態に係る仮想ネットワーク設計装置を用いることで、非常に多数のVLAN/サブネットを簡単・確実に管理できるようになる。
【0041】
また、企業内バックボーンでは、ビジネスニーズやトラフィック・ポリシー、セキュリティポリシー等に応じてVLAN/サブネットを多数生成する。昨今のビジネス環境では、ビジネスニーズが頻繁に変化するが、企業内のさまざまなニーズに応えながらこの作業を遂行するのは非常に困難である。
しかし、本実施の形態に係る仮想ネットワーク設計装置を用いることで、これらの多数のVLAN/サブネットを効率よく設計・管理することができ、ビジネスニーズや各種ポリシーに柔軟に対応できる。
【0042】
また、本実施の形態に係る仮想ネットワーク設計装置は、一つの回線に対して複数のリンクが設定された場合に、複数のリンクが互いに識別できるように複数のリンクを並列に隣接配置して表示画面に表示するので、複数リンクが設定された場合であっても物理ネットワークの回線と仮想ネットワークのリンクとの対応関係を容易に判断することができる。
【0043】
また、本実施の形態に係る仮想ネットワーク設計装置は、リンクの端部を剣先状にしてリンクの先端部をノード中央に配置してノードとリンクとの接続を表示画面に表示するため、一つの回線上に複数のリンクが設定された場合であっても、リンクとノードとの接続関係を容易に視認することができる。
【0044】
また、本実施の形態に係る仮想ネットワーク設計装置は、L2とL3(あるいはL1とL2とL3)の情報を一つの画面に重ね合わせて表示し、ネットワークアドレス割当て状況を仮想ネットワークと比較して一目で分かるように表示するため、ユーザはネットワークアドレスの割当て状況を的確に把握することができ、アドレス空間の不足、アドレスの重複割当て、アドレスの割当ミス(別のインタフェースに割当ててしまった等)といった問題を回避することができる。
【0045】
また、非常に大きなネットワークの場合、ある大きさを持った空いているアドレス範囲を割当済アドレス空間の中から探したり、割り当て状況を確認して新たな割り当てを請求するなどの面倒な作業が多々発生するが、本実施の形態に係る仮想ネットワーク設計装置によれば、アドレスの利用状況を二次元のマップとして表現しているため、アドレスの利用状況を直感的に把握することができる。また、面倒なアドレスの割当も、GUIによるマウス操作だけで完結させることができ、例えば、画面上のVLAN番号をアドレスマップの空いている領域にドロップするだけすむ。従来は一覧表や二進数電卓を併用して面倒な作業を行っていたが、本実施の形態に係る仮想ネットワーク設計装置を利用することで、アドレス割当て作業の効率が飛躍的に上がる。
【0046】
なお、以上の説明では、レイヤ1〜レイヤ3について説明したが、レイヤ4〜レイヤ7の設計、メンテナンスについても同様に、レイヤ4〜レイヤ7の各レイヤに関する表示を重ね合わせることもできる。
【0047】
また、以上の説明では、物理ネットワーク及び仮想ネットワークを例にして説明したが、これに限らず、主となる主ネットワークが存在し、この主ネットワーク上にいくつかのサブネットワークが配置されている構成のネットワークであれば仮想ネットワーク設計装置を適用することができる。この場合は仮想ネットワーク設計装置は、サブネットワーク設計装置として機能することになり、上記の物理ネットワーク表示部は主ネットワーク表示部として機能し、仮想ネットワーク構成部はサブネットワーク構成部として機能する。
【0048】
実施の形態2.
図9、図10、図13を参照して本実施の形態に係る仮想ネットワーク設計装置について説明する。
本実施の形態に係る仮想ネットワーク設計装置の全体的な構成は、図1に示したものと同様であるが、仮想ネットワーク表示部154の内部構成が図2と異なっている。図13に仮想ネットワーク表示部154の内部構成を示す。
図13では、図2のリンク剣先表示部1543及び識別マーク表示部1544に代えてリング接続表示部1545が配置されている。リング接続表示部1545以外の要素は図2と同様である。
【0049】
図9の91は、リング接続表示部1545がL1/L2画面に表示する際の表示例を示しており、一つの回線に対して複数のリンクが設定される場合に、剣先状の表示に代えて、ノード内に同心円状にリングを表示し、リンクの端部をノード内のリングに接続して表示することにより、それぞれのリンクについてノードとの接続関係を示す。図9では、同じハッチングで表現されているリンクは同じ仮想ネットワーク(VLAN)に属していることを意味する。
図10の101は、リング接続表示部1545がL2/L3画面に表示する際の表示例を示しており、仮想ネットワーク内に仮想ネットワーク間のルーティング処理を行うノードが含まれている場合には、ルーティング処理により接続可能となるリンクを同心円の内部に表示して、仮想ネットワーク間の接続関係を示す。図10では、VLAN2とVLAN3との間でルーティング処理が行われてることを示している。
【0050】
このように、本実施の形態に係る仮想ネットワーク設計装置は、ノード内にリングを表示し、リンクの端部をノード内のリングに接続してノードとリンクとの接続を表示画面に表示するため、一つの回線上に複数のリンクが設定された場合であっても、リンクとノードとの接続関係を容易に視認することができる。
【0051】
実施の形態3.
図14を参照して、実施の形態3に係る仮想ネットワーク設計装置を説明する。
図14は、実施の形態3に係る仮想ネットワーク設計装置の構成を示す図である。
図14において、17はネットワークアドレスが割当てられたノードのコンフィギュレーションを生成するコンフィギュレーション生成部である。コンフィギュレーション生成部17は、複数のネットワーク機器ベンダーのコンフィギュレーションを生成可能である。
なお、コンフィギュレーション生成部17以外の要素は、図1に示したものと同じなので、説明を省略する。
【0052】
図3に示した処理手順に従って仮想ネットワーク(VLAN)に含まれるノードに対してネットワークアドレスが割当てられた後、コンフィギュレーション生成部17は、L1画面を用いてユーザからの入力を受付ける。ユーザは、例えば、ノードのベンダー名、ノードの機種名等を入力し、コンフィギュレーション生成部17は、これらノードのベンダー名、ノードの機種名等と、図3に示した処理手順に従って設定されたノードのネットワークアドレス、VLAN名等とをコンフィギュレーション生成のための情報として記憶装置13に書き込む。
そして、ユーザからコンフィギュレーション生成の指示があった場合には、コンフィギュレーション生成部17は、ノードごとにコンフィギュレーション生成のための情報を記憶装置13から読み出し、各ノードのコンフィギュレーションを生成する。生成されたコンフィギュレーションは、各ノードの設定のために利用される。
【0053】
このように、本実施の形態に係る仮想ネットワーク設計装置によれば、仮想ネットワーク(VLAN)の設計に連動して正確なコンフィギュレーションが自動的に生成できるため、仮想ネットワークの設計が完了すれば直ちに仮想ネットワークを動作させることができる。
また、マニュアル作業によりコンフィギュレーションを生成する場合には、作業ミスにより誤った設定を行うおそれが高いが、本実施の形態に係る仮想ネットワーク設計装置によれば、正確なコンフィギュレーションが自動的に生成できるので、ノートラブルでユーザの意図した通りに仮想ネットワークを機能させることができる。
更に、複数のベンダーのコンフィギュレーションを生成できるので、マルチベンダー環境への対応も容易である。
【0054】
実施の形態4.
図15、図16を参照して、実施の形態4に係る仮想ネットワーク設計装置を説明する。
図15は、実施の形態4に係る仮想ネットワーク設計装置の構成を示す図である。
図15において、18は仮想ネットワーク(VLAN)のデータトラフィックを測定し、測定結果を表示するトラフィック解析部である。トラフィック解析部18は、トラフィックモニタ部181とトラフィック表示部182から構成される。
トラフィックモニタ部181は、仮想ネットワーク(VLAN)ごとに仮想ネットワーク(VLAN)のデータトラフィックをモニタする。トラフィックモニタ部181によるモニタ方法としては、例えば、仮想ネットワーク設計装置1をモニタ対象となるネットワークに物理的に接続して仮想ネットワーク(VLAN)ごとのデータトラフィックを測定してもよいし、またモニタ対象となるネットワークより一定周期ごとに仮想ネットワーク(VLAN)ごとのデータトラフィックの履歴情報を受信するようにしてもよい。
トラフィック表示部182は、トラフィックモニタ部181によるモニタ結果を入力し、仮想ネットワークのデータトラフィックを表示画面に表示する。トラフィック表示部182は、たとえば、図16に示すような形で仮想ネットワーク(VLAN)ごとのデータトラフィックを表示する。
また、各仮想ネットワーク(VLAN)を職務(開発、設計、企画等)ごとにカテゴライズし、データトラフィックを職務ごとに表示するようにしてもよい。
【0055】
このように、本実施の形態に係る仮想ネットワーク設計装置は、仮想ネットワークのデータトラフィックを表示画面に表示するため、ユーザは仮想ネットワークのメンテナンスを行う際に仮想ネットワークごとのデータトラフィックに応じたメンテナンスを行うことができる。
【0056】
実施の形態5.
複数の仮想ネットワークを設計する場合に、複数の仮想ネットワークの全体像と一部の仮想ネットワークについての像とを切り替えて作業をすると便利なことが多い。これは、ネットワーク設計の過程で定義される要素の中に、ネットワーク全体に影響を及ぼす内容と、部分的・局所的にのみ影響を及ぼす内容があるためである。前者は全体像の中で位置付けを行いながら作業を行うことによって効率が向上するし、後者は影響を及ぼす範囲の情報だけを参照しながら設計すると効率が向上する。簡単にいえば「ある局面の設計をするために必要な情報を絞り込んで、それだけを表示する」ことが効率の向上につながる。
このため、本実施の形態に係る仮想ネットワーク設計装置は、複数の仮想ネットワークの全体像を表示画面に表示するとともに、特定の仮想ネットワークを選択し、選択した仮想ネットワークの構成を表示画面に表示する。
【0057】
図18〜図20を参照して本実施の形態に係る仮想ネットワーク設計装置を説明する。
本実施の形態に係る仮想ネットワーク設計装置の全体的な構成は、図1に示したものと同様であるが、仮想ネットワーク表示部154の内部構成が図2と異なっている。図18に本実施の形態に係る仮想ネットワーク表示部154の内部構成を示す。
図18では、図2の構成に仮想ネットワーク選択表示部1546を追加している。仮想ネットワーク選択表示部1546以外の要素は図2と同様である。なお、実施の形態2に示したように、リンク剣先表示部1543及び識別マーク表示部1544に代えてリング接続表示部1545を配置してもよい。
【0058】
仮想ネットワーク選択表示部1546は、仮想ネットワークマネジメント部153により複数の仮想ネットワークが設計された場合に、ユーザからの入力に従い、複数の仮想ネットワークのうち特定の仮想ネットワークを選択し、選択した仮想ネットワークの構成を表示画面に表示する。
【0059】
前述したように、仮想ネットワークの設計においては、ネットワーク(複数の仮想ネットワーク)全体でそれぞれの仮想ネットワークがどのように定義されているかを示す像と、個別の仮想ネットワークがどのように設計されているかを示す像の二種類を用意し、設計の局面に応じて両方の像を切り替えて用いることで、作業効率が向上する。
前者では、所与の物理的なネットワークの上にどのような仮想ネットワーク(VLAN)が設定されているかを定義し、後者では、ある特定の仮想ネットワーク(VLAN)におけるスパニングツリーの詳細設定情報を定義する。
【0060】
ネットワークの全体像(複数の仮想ネットワークの構成)は、実施の形態1に示したように、ネットワーク生成部1531、リンクオーバラップ表示部1541等によりL1/L2画面に表示される。
個別の仮想ネットワーク(VLAN)がどのよに設計されているかを示す画面は、仮想ネットワーク選択表示部1546により表示画面に表示される。仮想ネットワーク選択表示部1546により表示される画面を、VLANセグメントビューと呼ぶ。
VLANセグメントビューでは、ユーザによって指定されたある特定のIDを持つ仮想ネットワーク(VLAN)だけが表示され、指定の仮想ネットワーク(VLAN)に属さない一切のリンク・ノード(機器)の表示は省略される。
【0061】
たとえば、図19に示す仮想ネットワークが設計され、L1/L2画面に表示されていると仮定する。図19では、VLAN2とVLAN3の二つの仮想ネットワーク(VLAN)が設計されている。
この場合に、ユーザがGUI10を介してVLAN2を指定(入力)すると、仮想ネットワーク選択表示部1546は、ユーザからの指定(入力)に従い、図20に示すようにVLAN2の構成を示す画面をVLANセグメントビューとして表示する。
両者を比較すると、全体像(図19)の中から、VLAN2に関係していない余計な情報が消されており、VLAN2に直接接続されている要素(ノードとリンク)だけが表示されていることがわかる。
仮想ネットワーク選択表示部1546は、記憶装置13よりVLAN2のノード、リンクの構成情報を読み出して表示装置11に引き渡してもよいし、VLAN2とVLAN3の双方についてノード、リンクの構成情報を読み出し、VLAN2でフィルタリングしてVLAN2のノード、リンクの構成情報を表示装置11に引き渡してもよい。
この結果、ユーザによって選択されたVLAN以外の情報は表示されることはなくなり、VLANセグメントビューを実現することができる。
【0062】
図20では、VLAN2の設計に用いるパラメータとして、機器の優先順位(図中の32000(Route))、およびスパニングツリーにおけるコスト(図中の100)を併せて表示している。これら詳細設計レベルのパラメータ(スパニングツリーにおけるコスト、タイムアウト、機器の優先順位等)は、VLANセグメントビューのみで表示されているので、全体像が必要以上に情報過多になることがない。
なお、VLANセグメントビューにおいてこれら詳細設計レベルのパラメータを表示せずに、選択されたVLAN2のノードとリンクのみを表示するようにしてもよい。
【0063】
VLANセグメントビューを用いることにより、ネットワーク設計者は、全体と部分とを行き来しながら設計作業を行うことができる。ある部分の設計に集中しながらそこで発生した不具合を全体の設計に反映するとか、全体の設計を部分部分の詳細設計に落とし込んでいくといった作業をサポートすることによって、ネットワーク設計の効率を大幅に向上させることができる。
【0064】
また、図19に示すネットワークの全体像と、図20に示すVLANセグメントビューとを同一画面上に同時に(並べて)表示してもよい。これらの図を行き来することによって、短時間で正確にネットワーク設計を完了させることができる。
【0065】
また、VLANセグメントビューと全体像とは互いに連動しており、変更内容が互いに反映されるようになっている。例えば全体像での編集の結果、VLANの範囲、構成が拡大すると、そのVLANのVLANセグメントビューの内容もそれにつれて変化する。また、VLANそのものが消滅するとか範囲が縮減した場合にも、VLANセグメントビューに直ちに反映される。
【0066】
このように、本実施の形態に係る仮想ネットワーク設計装置は、複数の仮想ネットワークのそれぞれの相互関係を示すためにすべての仮想ネットワークに影響する普遍的な情報を表示し編集する画面と、ある特定の仮想ネットワークにのみ影響する詳細なパラメータを表示し編集する画面とを用意し、必要に応じて画面を切り替えて設計を行うため、ネットワーク設計の効率を大幅に向上させることができる。
【0067】
実施の形態6.
仮想ネットワーク技術を用いた場合、単一の物理回線上を複数の仮想ネットワークが走る可能性があるため、あるトラフィック(フレーム、パケット)がどの仮想ネットワークに属するものであるかは自明ではない。例えばあるノード(機器)がブロードキャストパケットフレーム(パケット)を中継するとして、それをどの範囲(どの仮想ネットワーク内)で中継すればよいかは自明ではない。
【0068】
この解としては、フレーム(パケット)にどの仮想ネットワークに属するかを示すIDを付与して識別できるようにするのが一般的である。VLANの場合にはVLAN IDと呼ばれる識別子を用いる。同じVLAN IDを持つリンクは、同じ仮想ネットワークに属するとみなされ、トラフィックを共有する。例えば上記ブロードキャストフレームの事例では、ブロードキャストフレームは同じVLAN IDを持つリンクに対して中継されることになる。
このIDがユニークである範囲が存在する。VLANの場合にはスイッチのようなレイヤ1/2機器が接続されている範囲内である。もしどこかにルータのようなレイヤ3以上の機器が存在すれば、その機器の両端に同じIDのVLANがあったとしても、それらは互いに異なるVLANであり、たまたま同じID番号を持っているだけというように考えなければならない。
例えば図21の例ではルータ2(212)の両端にVLAN 2(ID 2)を持つリンクが存在しているが、これは間に入っているルータ2(212)によって分断されており、同じVLAN IDを持っていてもルータ2(212)の右側と左側は異なるVLANとして扱う必要がある。
つまり、中央のルータ2(212)を境界として、左端のルータ1(211)から中央のルータ2(212)までの範囲及び中央のルータ2(212)から右端のルータ3(213)の範囲は、それぞれ、VLAN IDがユニークである範囲(限度)であり、物理ネットワークの構成のうち仮想ネットワークマネジメント部が単一の仮想ネットワークとして設計できる最大の範囲(限度)である。このような単一の仮想ネットワークとして設計ができる最大の範囲を以後、設計許容範囲という。設計許容範囲の外にある仮想ネットワークはその設計許容範囲の内側にある仮想ネットワークとは別の仮想ネットワークとして扱われる。
【0069】
そして、設計許容範囲(VLAN IDの有効範囲)を理解することは、あるトラフィックがどこまで中継されていく可能性があるかを知る上で非常に重要である。もし事故によってたまたま同じIDを持つVLANを複数作ってしまった場合には、設計者の意図しないトラフィックが発生してデータ消失等のトラブルの原因となる。図21でいうと、中央のルータ2(212)の右半分で閉じる予定のトラフィックが左半分にも流れてしまうと、設計者の予想しないトラブルが発生することになる。
【0070】
本実施の形態に係る仮想ネットワーク設計装置は、物理ネットワークの構成について設計許容範囲を判断し、設計許容範囲を表示画面に表示するものである。以下、図21〜図24を参照して本実施の形態に係る仮想ネットワーク設計装置を説明する。
【0071】
本実施の形態に係る仮想ネットワーク設計装置の全体的な構成は、図1に示したものと同様であるが、仮想ネットワークマネジメント部153及び仮想ネットワーク表示部154の内部構成が図2と異なっている。図22に本実施の形態に係る仮想ネットワークマネジメント部153および仮想ネットワーク表示部154の内部構成を示す。
図22では、図2の構成に設計許容範囲判断部1534及び設計許容範囲表示部1547を追加している。設計許容範囲判断部1534及び設計許容範囲表示部1547以外の要素は図2と同様である。なお、実施の形態2に示したように、リンク剣先表示部1543及び識別マーク表示部1544に代えてリング接続表示部1545を配置してもよい。
【0072】
設計許容範囲判断部1534は、物理ネットワークの構成を解析し、設計許容範囲を判断する。
設計許容範囲表示部1547は、設計許容範囲判断部1534により判断された設計許容範囲をL1/L2画面上に表示する。
【0073】
設計許容範囲表示部1547は、設計許容範囲(IDがユニークである範囲)が明確になるように表示する。図23は、図21のネットワークに対して設計許容範囲を表示した例を示す。図23では、左端のルータ1(211)から中央のルータ2(212)までの範囲を設計許容範囲1とし、中央のルータ2(212)から右端のルータ3(213)までの範囲を設計許容範囲2とし、設計許容範囲1を囲む枠線(図では破線で表現)設計許容範囲2を囲む枠線(図では破線で表現)とが異なるように表示している。また、別の方法として、設計許容範囲1と設計許容範囲2とを色分けして識別表示してもよい。また、それぞれの設計許容範囲を例えばカーソルにて指定すると色が反転するようにし、それによってどこまでが設計許容範囲か(つまりIDをユニークとして扱ってくれる範囲はどこまでか)を判断することができるようにしてもよい。
【0074】
この設計許容範囲を表示することによって、VLANの影響範囲が明確になり、トラフィックが思わぬ範囲にまで流れてしまったといったトラブルを撲滅することができる。
【0075】
ここで、設計許容範囲判断部1534による設計許容範囲の判断手順を図24を参照して説明する。
まず、設計許容範囲のIDを設定する(ステップS241)。つまり設計許容範囲を示す全体でユニークなID値を計算し、記憶する。
次に、いずれの設計許容範囲にも含まれていないリンクをひとつ選択する(ステップS242)。
次に、選択したリンクの両端の機器(ノード)を調査し、記憶する(ステップS243)。
次に、両端の機器(ノード)のうち、任意の一台の機器を選択する(ステップS244)。
次に、選択した機器についてステップS246以降の処理が行われたか否かを判断し(ステップS245)、処理が行われている場合はステップS249に移り、処理が行われていない場合はその機器がレイヤ2機器であるか、レイヤ3機器であるかを識別する(ステップS246)。
ステップS246における識別結果が、レイヤ2機器の場合には、その機器が接続されているリンクをすべて調べ、設計許容範囲候補リンクとして記憶する(ステップS247)。
一方、レイヤ3機器の場合には、何もしない。
次に、現在選択されているリンクに対してステップS241で設定した設計許容範囲のIDを付与することで、このリンクを設計許容範囲に加える(ステップS248)。
また、両端のもう一方の機器に対して、ステップS245〜S248の手順を繰り返す(ステップS249)。
ステップS247で記憶した設計許容範囲候補リンクの中から、探索を行っていないものを任意に選択し(ステップS250、S251)、ステップS243〜S251の手順を繰り返す。
すべての設計許容範囲候補リンクの探索が終了したら、処理を終了する。
また、もしある設計許容範囲内で、リンクの追加・削除・移動等のイベントが発生したら、もう一度上記手続きを行い、設計許容範囲を新たに定義する。
【0076】
以上の図24に示した処理手順を図21を例にして説明する。
例えば、設計許容範囲のIDとして、1を設定し(ステップS241)、リンク214を選択する(ステップS242)。
そして、リンク214の両端のノードであるルータ211及びスイッチ1(219)を調査し、記憶する(ステップS243)。
次に、例えば、リンク214の右にあるスイッチ1(219)を選択する(ステップS244)。このスイッチ1(219)はまだステップS246以降の処理を行っておらず(ステップS245)、このためレイヤ2機器であると識別される(ステップS246)。
次に、スイッチ1(219)に接続されているリンク215、リンク216を設計許容範囲候補リンクとして記憶し(ステップS247)、現在の対象となっているリンク214をIDが1の設計許容範囲に含ませる(ステップS248)。
次に、リンク214の他方に配置されているルータ211についてステップS245〜S248の手順を繰り返すが(ステップS249)、ルータ1(211)はレイヤ3機器なので何もせず、ステップS250に移り、設計許容範囲候補リンクであるリンク215、リンク216の探索が済んでいないことを判断し(ステップS250)、例えば、次に、リンク215についてステップS243〜S251の手順を繰り返す。
このように、リンク214から順次進んでいき、リンク218に到達した時点で左側のスイッチ3(221)は既に処理済であり、右側のルータ2(212)はレイヤ3機器なので更に探索の対象となるリンクは存在しないことになり、処理を終了する。
この結果、図23に示す範囲が設計許容範囲1として判断される。
また、設計許容範囲2も同様の手順にて判断される。
【0077】
このように、本実施の形態に係る仮想ネットワーク設計装置は、設計許容範囲を判断し、判断した設計許容範囲を表示画面に表示するため、ユーザは、仮想ネットワークの設計前に設計許容範囲を予め認識したり、仮想ネットワークの設計後に設計許容範囲を確認したりすることができ、この結果、仮想ネットワーク上を流れるトラフィックを適正に保つことができる。
【0078】
【発明の効果】
本発明の実施の形態によれば、物理ネットワークと仮想ネットワークとの対応関係を一目で分かるように表示するため、大規模なネットワークであっても正確かつ効率的に仮想ネットワークの設計、メンテナンスができる。
【0079】
また、本発明によれば、一つの回線に対して複数のリンクが設定された場合に、複数のリンクが互いに識別できるように複数のリンクを並列に隣接配置して表示画面に表示するので、複数リンクが設定された場合であっても物理ネットワークの回線と仮想ネットワークのリンクとの対応関係を容易に判断することができる。
【0080】
また、本発明の実施の形態によれば、リンクの端部を剣先状にしてリンクの先端部をノード中央に配置してノードとリンクとの接続を表示画面に表示するため、一つの回線上に複数のリンクが設定された場合であっても、リンクとノードとの接続関係を容易に視認することができる。
【0081】
また、本発明の実施の形態によれば、ノード内にリングを表示し、リンクの端部をノード内のリングに接続してノードとリンクとの接続を表示画面に表示するため、一つの回線上に複数のリンクが設定された場合であっても、リンクとノードとの接続関係を容易に視認することができる。
【0082】
また、本発明の実施の形態によれば、ネットワークアドレス割当て状況を一目で分かるように表示するため、ネットワークアドレスの割当て状況を的確に把握することができ、正確なアドレス割当てが可能となる。
【0083】
また、本発明の実施の形態によれば、仮想ネットワークの設計に連動して正確なコンフィギュレーションが自動的に生成できるため、仮想ネットワークの設計が完了すれば直ちに仮想ネットワークを動作させることができる。
【0084】
また、本発明の実施の形態によれば、仮想ネットワークのデータトラフィックをモニタし、仮想ネットワークのデータトラフィックを表示画面に表示するため、ユーザは仮想ネットワークのメンテナンスを行う際に仮想ネットワークごとのデータトラフィックに応じたメンテナンスを行うことができる。
【0085】
また、本発明の実施の形態によれば、複数の仮想ネットワークが設計された場合に、仮想ネットワークの全体構成を表示するとともに、特定の仮想ネットワークの構成を表示することができるため、ネットワーク設計の効率を大幅に向上させることができる。
【0086】
また、本発明の実施の形態によれば、設計許容範囲を判断し、判断した設計許容範囲を表示画面に表示するため、仮想ネットワーク上を流れるトラフィックを適正に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1に係る仮想ネットワーク設計装置の構成例を示す図。
【図2】実施の形態1に係る仮想ネットワーク設計装置の仮想ネットワーク構成部の詳細例を示す図。
【図3】実施の形態1に係る仮想ネットワークの設計手順例を示すフローチャート図。
【図4】L1画面の例を示す図。
【図5】L1/L2画面の例を示す図。
【図6】L1/L2画面の例を示す図。
【図7】特定の仮想ネットワークを強調した際のL1/L2画面の例を示す図。
【図8】L2/L3画面及びネットワークアドレス割当て画面の例を示す図。
【図9】L1/L2画面上のリング表示の例を示す図。
【図10】L2/L3画面上のリング表示の例を示す図。
【図11】IPv4対応のアドレス空間割当て画面の例を示す図。
【図12】IPv6対応のアドレス空間割当て画面の例を示す図。
【図13】実施の形態2に係る仮想ネットワーク設計装置の仮想ネットワーク構成部の詳細例を示す図。
【図14】実施の形態3に係る仮想ネットワーク設計装置の構成例を示す図。
【図15】実施の形態4に係る仮想ネットワーク設計装置の構成例を示す図。
【図16】実施の形態4に係るデータトラフィックの表示例を示す図。
【図17】剣先表示の拡大図。
【図18】実施の形態5に係る仮想ネットワーク設計装置の仮想ネットワーク構成部の詳細例を示す図。
【図19】仮想ネットワークの全体構成の表示例を示す図。
【図20】選択された仮想ネットワークの構成の表示例を示す図。
【図21】ルータによって分断された仮想ネットワークの例を示す図。
【図22】実施の形態6に係る仮想ネットワーク設計装置の仮想ネットワーク構成部の詳細例を示す図。
【図23】設計許容範囲の表示例を示す図。
【図24】設計許容範囲の判断処理を示すフローチャート図。
【符号の説明】
1 仮想ネットワーク設計装置、10 GUI、11 表示装置、12 CPU、13 記憶装置、14 物理ネットワーク設計部、15 仮想ネットワーク設計部、16 アドレス割当て部、17 コンフィギュレーション生成部、18トラフィック解析部、141 アイコン表示部、142 物理ネットワーク構成部、151 物理ネットワーク表示部、152 仮想ネットワーク構成部、153 仮想ネットワークマネジメント部、154 仮想ネットワーク表示部、161 アドレス空間割当て部、162 ノードアドレス割当て部、181 トラフィックモニタ部、182 トラフィック表示部、1531 ネットワーク生成部、1532 リンク追加部、1533 リンク削除部、1534 設計許容範囲判断部、1541 リンクオーバラップ表示部、1542 リンク識別表示部、1543 リンク剣先表示部、1544 識別マーク表示部、1545 リング接続表示部、1546 仮想ネットワーク選択表示部、1547 設計許容範囲表示部。

Claims (17)

  1. 表示画面を有する表示装置と、
    ノードと回線とを含む物理ネットワークの構成を表示画面に表示する物理ネットワーク表示部と、
    物理ネットワーク表示部が表示画面に表示した物理ネットワークの構成の少なくとも一部を選択して仮想ネットワークの構成を設計し、設計した仮想ネットワークの構成を物理ネットワークの構成とあわせて表示画面に表示する仮想ネットワーク構成部と
    を備えたことを特徴とする仮想ネットワーク設計装置。
  2. 上記仮想ネットワーク設計装置は、さらに、
    ノードのアイコンを表示画面に表示するアイコン表示部と、
    アイコン表示部により表示されたノードのアイコンを用いてノードを表示画面にマッピングしマッピングしたノードを回線で接続することにより表示画面に物理ネットワークの構成を設計する物理ネットワーク構成部と
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の仮想ネットワーク設計装置。
  3. 上記仮想ネットワーク構成部は、
    物理ネットワーク表示部が表示画面に表示した物理ネットワークの構成に含まれた回線を選択し選択した回線に対して仮想ネットワークのリンクを設定することにより仮想ネットワークの構成を設計すると共に、設計した仮想ネットワークに対してリンクを追加削除して仮想ネットワークを更新する仮想ネットワークマネジメント部を備えたことを特徴とする請求項1記載の仮想ネットワーク設計装置。
  4. 上記仮想ネットワーク構成部は、さらに、
    リンクを回線の上にオーバラップさせて表示画面に表示するリンクオーバラップ表示部を備えたことを特徴とする請求項3記載の仮想ネットワーク設計装置。
  5. 上記仮想ネットワーク構成部は、さらに、
    仮想ネットワークマネジメント部により一つの回線に対して複数のリンクが設定された場合に、複数のリンクが互いに識別できるように複数のリンクを並列に隣接配置して表示画面に表示するリンク識別表示部を備えたことを特徴とする請求項3記載の仮想ネットワーク設計装置。
  6. 上記仮想ネットワーク構成部は、さらに、
    リンクの端部を剣先状にしてリンクの先端部をノード中央に配置してノードとリンクとの接続を表示画面に表示するリンク剣先表示部を備えたことを特徴とする請求項3記載の仮想ネットワーク設計装置。
  7. 上記仮想ネットワーク構成部は、さらに、
    ノード内にリングを表示し、リンクの端部をノード内のリングに接続してノードとリンクとの接続を表示画面に表示するリング接続表示部を備えたことを特徴とする請求項3記載の仮想ネットワーク設計装置。
  8. 上記仮想ネットワーク構成部は、さらに、
    複数の仮想ネットワークのリンクが接続されルーティング処理をするノードに対して、複数の仮想ネットワーク間のルーティング処理をするノードであることを示すために、複数の仮想ネットワークを互いに識別するネットワーク識別マークをノード上にオーバラップさせて表示する識別マーク表示部を備えたことを特徴とする請求項3記載の仮想ネットワーク設計装置。
  9. 上記仮想ネットワーク設計装置は、さらに、
    仮想ネットワーク構成部が設計した仮想ネットワークに対して、ネットワークアドレス空間を割当てるアドレス空間割当て部と、
    アドレス空間割当て部が割当てたネットワークアドレス空間を用いて、仮想ネットワークに含まれるノードに対してネットワークアドレスを割当てるノードアドレス割当て部と
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の仮想ネットワーク設計装置。
  10. 上記仮想ネットワーク設計装置は、さらに、
    ノードアドレス割当て部によりネットワークアドレスが割当てられたノードのコンフィギュレーションを生成するコンフィギュレーション生成部を備えたことを特徴とする請求項9記載の仮想ネットワーク設計装置。
  11. 上記仮想ネットワーク設計装置は、さらに、
    仮想ネットワーク毎に仮想ネットワークのデータトラフィックをモニタするトラフィックモニタ部と、
    トラフィックモニタ部がモニタした結果を入力し、仮想ネットワークのデータトラフィックを表示画面に表示するトラフィック表示部と
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の仮想ネットワーク設計装置。
  12. 上記仮想ネットワーク構成部は、さらに、
    仮想ネットワークマネジメント部により複数の仮想ネットワークが設計された場合に、複数の仮想ネットワークの中から特定の仮想ネットワークを選択し、選択した仮想ネットワークの構成を表示画面に表示する仮想ネットワーク選択表示部を備えたことを特徴とする請求項3記載の仮想ネットワーク設計装置。
  13. 上記仮想ネットワーク構成部は、さらに、
    物理ネットワーク表示部が表示画面に表示した物理ネットワークの構成のうち、仮想ネットワークマネジメント部が単一の仮想ネットワークとして設計できる最大の範囲を設計許容範囲として判断する設計許容範囲判断部と、
    設計許容範囲判断部により判断された設計許容範囲を表示画面に表示する設計許容範囲表示部と
    を備えたことを特徴とする請求項3記載の仮想ネットワーク設計装置。
  14. 表示画面を有する表示装置と、
    ノードと回線とを含む主ネットワークの構成を表示画面に表示する主ネットワーク表示部と、
    主ネットワーク表示部が表示画面に表示した主ネットワークの構成の少なくとも一部を選択してサブネットワークの構成を設計し、設計したサブネットワークの構成を主ネットワークの構成とあわせて表示画面に表示するサブネットワーク構成部と
    を備えたことを特徴とするサブネットワーク設計装置。
  15. 表示画面と記憶装置とグラフィカルユーザインタフェース(GUI)とを有し、仮想ネットワークを設計する仮想ネットワーク設計装置の仮想ネットワーク設計方法であって、
    GUIを介してユーザの指示を受けつけ、表示画面にノードをマッピングしマッピングしたノードを回線で接続することにより表示画面に物理ネットワークの構成を表示すると共に、物理ネットワークの構成を記憶装置に記憶し、
    GUIを介してユーザの指示を受けつけ、表示画面に表示された物理ネットワークの少なくとも一部を選択して仮想ネットワークを設計し、設計した仮想ネットワークの構成を物理ネットワークの構成とあわせて表示画面に表示すると共に、物理ネットワークの構成に対応させて仮想ネットワークの構成を記憶装置に記憶し、
    GUIを介してユーザの指示を受けつけ、仮想ネットワークに対して、ネットワークアドレス空間を割当て、割当てたネットワークアドレス空間を用いて、仮想ネットワークに含まれるノードに対してネットワークアドレスを割当てると共に、仮想ネットワークのノードに対応させてネットワークアドレスを記憶装置に記憶し、
    GUIを介してユーザの指示を受けつけ、記憶装置に記憶した物理ネットワークと仮想ネットワークとネットワークアドレスとを表示画面に表示してメンテナンスする
    ことを特徴とする仮想ネットワーク設計方法。
  16. 表示画面と記憶装置とグラフィカルユーザインタフェース(GUI)とを有するコンピュータに仮想ネットワークの設計を行わせるためのプログラムであって、
    GUIを介してユーザの指示を受けつけ、表示画面にノードをマッピングしマッピングしたノードを回線で接続することにより表示画面に物理ネットワークの構成を表示すると共に、物理ネットワークの構成を記憶装置に記憶する処理と、GUIを介してユーザの指示を受けつけ、表示画面に表示された物理ネットワークの少なくとも一部を選択して仮想ネットワークを設計し、設計した仮想ネットワークの構成を物理ネットワークの構成とあわせて表示画面に表示すると共に、物理ネットワークの構成に対応させて仮想ネットワークの構成を記憶装置に記憶する処理と、
    GUIを介してユーザの指示を受けつけ、仮想ネットワークに対して、ネットワークアドレス空間を割当て、割当てたネットワークアドレス空間を用いて、仮想ネットワークに含まれるノードに対してネットワークアドレスを割当てると共に、仮想ネットワークのノードに対応させてネットワークアドレスを記憶装置に記憶する処理と、
    GUIを介してユーザの指示を受けつけ、記憶装置に記憶した物理ネットワークと仮想ネットワークとネットワークアドレスとを表示画面に表示してメンテナンスする処理と
    を備えたことを特徴とするプログラム。
  17. 表示画面と記憶装置とグラフィカルユーザインタフェース(GUI)とを有するコンピュータに仮想ネットワークの設計を行わせるためのプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    GUIを介してユーザの指示を受けつけ、表示画面にノードをマッピングしマッピングしたノードを回線で接続することにより表示画面に物理ネットワークの構成を表示すると共に、物理ネットワークの構成を記憶装置に記憶する処理と、GUIを介してユーザの指示を受けつけ、表示画面に表示された物理ネットワークの少なくとも一部を選択して仮想ネットワークを設計し、設計した仮想ネットワークの構成を物理ネットワークの構成とあわせて表示画面に表示すると共に、物理ネットワークの構成に対応させて仮想ネットワークの構成を記憶装置に記憶する処理と、
    GUIを介してユーザの指示を受けつけ、仮想ネットワークに対して、ネットワークアドレス空間を割当て、割当てたネットワークアドレス空間を用いて、仮想ネットワークに含まれるノードに対してネットワークアドレスを割当てると共に、仮想ネットワークのノードに対応させてネットワークアドレスを記憶装置に記憶する処理と、
    GUIを介してユーザの指示を受けつけ、記憶装置に記憶した物理ネットワークと仮想ネットワークとネットワークアドレスとを表示画面に表示してメンテナンスする処理と
    を備えたプログラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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