JP2004037058A - 受動式床下換気装置 - Google Patents

Abstract

【課題】電力等を使用せずに自動始動停止する健康に配慮した安価で取付も容易な受動式床下換気装置の方法および発明。
【解決手段】雨水排水の落下エネルギーを利用して、駆動力を得て床下換気装置を作動させる装置の発明。自然から発生するエネルギーを動力とする為、電力不用・健康性向上・自動始動停止・安価・容易な取付を実現する。
【選択図】図１

Description

【０００１】雨が降り始めると、建築物および構造物の屋根又は最上部より集水した雨水が樋又は配管内を通り、装置１により電力等を使わずに自動的に駆動力に変換する。
【０００２】装置１により変換された駆動力は装置２内の伝達ベルト４により伝達され、装置３の動力となる。
【０００３】伝達された動力は装置３内のプロペラファン６を駆動させ、建築物又は構造物の床下の空気を換気および通風させ、床下および床表面の除湿させる。
【０００４】雨が降り止むと装置１の駆動が停止するので、電力およびセンサー類を使用せずとも自動的に停止する。
【０００５】一連の装置の可動に対し、電力・ガス等のエネルギーは使用しない為、環境を配慮した装置である。
【発明の属する技術分野】
【０００６】建築設備
【従来の技術】
【０００７】電力によるセンサー又はスイッチ付き床下換気装置。
【発明が解決しようとする課題】
【０００８】電力を利用せず、環境に配慮した装置。
【０００９】近年問題となるアトピー性皮膚炎の原因であるダニの繁殖しやすい湿気の除去。
【００１０】スイッチ入れ又は消し忘れによる、わずらわしさと電力浪費の解消。
【００１１】従来の電力式よりも安価での製作。
【００１２】特殊な職能無くとも取付できるようにする。
【課題を解決するための手段】
【００１３】電力を使わずに駆動力を得る為に、自然にあるものとして既存している雨水排水の落下エネルギーを利用する。
【００１４】湿気除去の為に床下換気を行なう。
【００１５】始動および停止は雨水排水を利用する為、自動である。
【００１６】安価で製作できるよう機械式装置とする。
【００１７】取付を容易にする為、電動ドライバーと接着剤のみで取りつけられる。
【発明の実施の形態】
【００１８】建築物又は構造物の雨水樋又は配管とその建築物又は構造物の床下換気口に接続・設置する。
【実施例】
【００１９】２階建て木造既存住宅の北側雨水樋および床下換気口への複数設置。
【発明の効果】
【００２０】電力使用料の低減による環境配慮。
【００２１】床下湿気除去による健康向上。
【００２２】始動・停止が自動のためわずらわしさの解消。
【００２３】安価での購入が可能。
【００２４】特殊な職能が不用で取付が容易の為、一般個人で取付が可能。
【図面の簡単な説明】
【図１】装置実施の全体を示した斜影図である。
【図２】装置自身を示した断面図である。
【符号の説明】
１　雨水の落下又は流体エネルギーを駆動力に変換する装置
２　駆動力を伝達する装置
３　床下換気装置
４　羽根車
５　伝達ベルト
６　プロペラファン

Claims (5)

1. 各種建築物および構造物に取り付けられた又は取り付ける雨水排水に利用される樋又は配管内の雨水の落下エネルギーおよび流速エネルギーを駆動力に変える装置の発明。
2. 請求項１の装置より伝達された駆動力を床下換気口に取りつけられた換気装置に伝達する装置の発明。
3. 請求項２の装置より伝達された駆動力により換気を行なう装置の発明。
4. 請求項１．２．３．を一体とした電力等を使用しない受動式床下換気装置の発明。
5. 請求項４を実施する為の雨水排水を利用した実施の方法の発明。

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