JP2004036529A - Exhaust muffler for vehicle - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動二輪車等においてエンジンからの排気を排出するための車両用排気マフラーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動二輪車に配設されてエンジンの排気を排出するための排気マフラーは、図8に示すように、多数の孔が形成されたパンチングメタルをローリングして成る内筒部材101と、該内筒部材101の外表面を覆って形成された耐熱性を有する吸音材102と、外吸音材の外側を覆うとともに内筒部材101と同軸上に配設された該当部材103とから成るハウジングを有し、該ハウジング内が仕切部材104及び105にて隔成され、3つの室(室X、Y及びZ)を形成して構成されている。
【0003】
また、上記排気マフラー100には、室Yと外気とを連通すべく仕切部材105に形成された貫通孔105aにテールパイプ111が挿通されるとともに、室Xと室Zとを連通する第1パイプ112、及び室Zと室Yとを連通する第2パイプ113が配設されており、導入口部材106からハウジング内に導入された排気を各室内において流動させた後、テールパイプ111から外気へ排出し得るよう構成されている。尚、同図中符号114は、室X内に配設されたバッフルプレートを示している。
【0004】
テールパイプ111は、パンチングメタルをローリング加工して成るものであり、その外気側端部にはテールパイプカバー109が設けられている。更に、テールパイプ111の外周面には、外周パイプ108が溶接されており、該外周パイプ108とテールパイプ111との間には、排出される排気で生じる騒音を吸収するための吸音材107が配設されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の車両用排気マフラーにおいては、以下のような問題があった。即ち、テールパイプ111の外周面に配設された吸音材107は、例えば我国等騒音規制が厳しい国で用いる車両においては、当該規制をクリアすべく必要であるが、当該騒音規制は車両が用いられる国によって異なり、我国より騒音規制が緩やかな国や規制自体がない国もあり、そのような国で用いる場合においては、吸音材107が必要でないこともある。
【0006】
吸音材107が不要となれば、当然それを保持するための外周パイプ105も不要となり、テールパイプ111の外周面と仕切部材105の貫通孔105a内周面とを溶接すれば足りるのであるが、当該テールパイプ111の外径は貫通孔105aの内径より外周パイプ108の分だけ小さく形成されているため、仕切部材105の貫通孔105a内にテールパイプ111を挿通した際、これらの間に大きなクリアランスが生じ、溶接することができなかった。
【0007】
従って、吸音材107をテールパイプに設けない排気マフラーを製造するには、仕切部材105の貫通孔105a内にテールパイプ111を挿通した際にこれらの間のクリアランスを溶接し得るものとすべく、貫通孔105aが小さな仕切部材を新たに用意するか、或いはテールパイプ111を径が大きなものに変更する必要があり、部品管理等の問題で製造コストが悪化してしまうという虞があった。
【0008】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、製造コストの悪化を抑制しつつ、吸音材を有さないテールパイプを具備することができる車両用排気マフラーを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、略円筒状に形成された筒状部材と、該筒状部材内を複数の室に区画する仕切部材と、該仕切部材に形成された貫通孔に挿通され、その状態で前記仕切部材に溶接されることにより、前記筒状部材内で区画された室と外気とを連通するテールパイプとを有し、前記筒状部材内に導入した排気を前記テールパイプから排出し得る車両用排気マフラーにおいて、前記テールパイプは、その外周面の前記仕切部材との溶接部近傍のみに、前記仕切部材の貫通孔内周面と当接し得るよう任意に寸法設定された当接部材が形成されたことを特徴とする。
【0010】
かかる構成によれば、テールパイプを仕切部材の貫通孔に挿通した際、貫通孔内周面とテールパイプの外周面とが当接部材を介して当接しているので、該当接部位を溶接すれば仕切部材の貫通孔内にテールパイプを溶接固定することができる。この当接部材は、任意寸法設定されることにより、貫通孔内周面と当接するようテールパイプ外周面に配設されている。
【0011】
請求項2記載の発明は、前記テールパイプが、その室側端部にフレア加工が施されていることを特徴とする。
【0012】
請求項3記載の発明は、前記当接部材が、内部に空間を有するべく中空状に形成され、該空間内にグラスウールが介装されたことを特徴とする
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係る車両用排気マフラーは、自動二輪車に配設されてエンジンの排気を排出するためのもので、図1に示すように、多数の孔が形成されたパンチングメタルをローリングして成る内筒部材1と、該内筒部材1の外表面を覆って形成された耐熱性を有する吸音材2と、該吸音材2の外側を覆うとともに内筒部材1と同軸上に配設された外筒部材3とから成るハウジングを有し、該ハウジング内が仕切部材4、5にて隔成され、複数の室(第1室A、第2室B及び第3室C)を形成して構成されている。尚、内筒部材1又は該当部材3は、本発明に係る筒状部材を構成している。
【0014】
上記排気マフラーの基端側(同図中左端)には、自動二輪車のエキゾーストパイプ(不図示)とボルトbにて連結するための導入口部材6が取り付けられる一方、先端側(同図中右端)には内側部材7、外側部材8及びテールパイプカバー9とから成る排出口部材10が取り付けられている。尚、当該内側部材7及び外側部材8のフランジ部と外筒部材3の先端とはPの位置で一括して溶接され、一体構成とされている。
【0015】
このテールパイプカバー9は、排気マフラーの先端側で内側部材7及び外側部材8により支持されるとともに、後述するテールパイプ11を傾斜した状態で当該先端側を固定するものである。尚、基端側については、仕切部材5における貫通孔5aで支持されているが、詳細については後述する。
【0016】
また、該仕切部材4、5で仕切られた各室間及び外気との連結は、第1パイプ12、第2パイプ13及びテールパイプ11により行われる。第1パイプ12は、一端が第1室Aに開口するとともに他端が第3室Cに開口するよう配設されており、当該第1室Aと第3室Cとを連結しており、第2パイプ13は、一端が第2室Bに開口するとともに他端が第3室Cに開口するよう配設されており、当該第2室Bと第3室Cとを連結している。
【0017】
即ち、仕切部材4の下方には、図2に示すような孔4aが形成されており、該孔4aに第1パイプ12の一端側が挿通された状態で溶接されるとともに、仕切部材5の下方には、図3に示すような孔5bが形成されており、該孔5bに第1パイプ12の他端側が挿通された状態で溶接されることにより、当該仕切部材4及び5に亘って第1パイプ12が固定された状態とされている。
【0018】
一方、図3に示すように、仕切部材5には2つの孔5cが形成されており、これら孔5cのそれぞれに第2パイプ13が挿通された状態で溶接され、第2室Bと第3室Cとを連結させた構成としている。また、同図に示すように、仕切部材5における上方にも貫通孔5aが形成されており、該貫通孔5aにテールパイプ11が傾斜した状態にて挿通され溶接されている。
【0019】
かかるテールパイプ11は、複数の孔を有するパンチングメタルをローリングして成り、基端側(図1中左端側)がフレア加工を施されたものである。そして、このテールパイプ11には、その外周面の仕切部材5との溶接部近傍のみに当接部材15を有しており、該当接部材15は仕切部材5の貫通孔5a内周面と当接し得るよう任意に寸法設定されている。
【0020】
即ち、図4で示すように、貫通孔5aの内径D(図3参照)より小さな外径dに形成されたテールパイプ11の外周面に当接部材15が溶接固定されることにより、仕切部材5の貫通孔5aに挿通される部位の外径が略D(貫通孔5aに挿通するためには若干Dより小さな寸法が好ましい)となって当該貫通孔5a内周面に当接するのである。
【0021】
従って、テールパイプ11と仕切部材5との溶接が可能となり、外周の略全面に亘って吸音材を有するテールパイプであって当該吸音材を取り除いたもの、及びその際に使用されていた仕切部材をそのまま車両用排気マフラー内に組み付けることができ、製造コストの悪化を抑制することができる。
【0022】
また、当接部材15は、薄肉板材の上下端部を曲げ加工したものをテールパイプ11の図示の位置に形成されているため、内部に空間を有するべく中空状に形成されているとともに、該空間内にグラスウール16が介装されている。このグラスウール16が当接部材15内に配設されることにより、当該当接部材15をテールパイプ11に溶接する際や仕切部材5の貫通孔5a内周面に溶接する際、内面の酸化を抑制することができる。
【0023】
即ち、溶接時の酸化は空気中の酸素と当接部材15の材質とが反応して生じてしまうので、当接部材15内にグラスウール16が介装されていれば、当該当接部材15内における空間で空気の流動が抑制され、溶接時の酸化が抑制されるのである。従って、当接部材15とテールパイプ11及び仕切部材5との溶接強度を向上させることができ、車両用排気マフラー全体の品質を向上させることができる。
【0024】
上記のような構成により、自動二輪車のエキゾーストパイプから導出された排気は、第1室Aから第1パイプ12を介して第3室Cに導かれた後、2つの第2パイプ13を介して第2室Bに導入され、そこからテールパイプ11を介して外に排出される。
【0025】
また、第1室A内には、パンチングメタルから成るバッフルプレート14が配設され、第1室A内を排気が通過する際に生じる音波の周波数を高くしている。これは、内筒部材1と外筒部材3との間に介在された吸音材3が、低域の周波数の音よりも高域の周波数の音の方が吸収しやすいので、排気がバッフルプレート14を通過するよう構成したことによる。
【0026】
次に、上記排気マフラーの組み付け方法について説明する。
まず、図5に示すように、仕切部材5の内径Dと略同一の外径を有する当接部材15内にグラスウール16を介装し、その状態でフレア加工が施されたテールパイプ11の先端側(フレア加工が施されていない側の端部)から当該当接部材15を挿嵌させる。そして、テールパイプ11における仕切部材5に挿通される位置で当接部材15を溶接固定し、これら部材を一体化させる。
【0027】
その後、図6に示すように、仕切部材4及び5の孔4a及び5bに第1パイプ12を挿通させて溶接にて固定、仕切部材5の孔5cに第2パイプ13を挿通させて溶接にて固定するとともに、当接部材15が溶接されたテールパイプ11を仕切部材5の貫通孔5a内周面に溶接にて固定し、サブアッシを製造しておく。
【0028】
かかるサブアッシを内筒部材1に対し先端側から挿入し、当該内筒部材1と内側部材7の先端側とを溶接するとともに、仕切部材4及び5をそれぞれの位置で内筒部材1と溶接することにより、これらを一体化する。この時、内筒部材1と各構成部材(仕切部材4及び5)との溶接は、アークスポット溶接により所定ポイントのみに対して行われており、溶接熱による影響を最小限なものにしている。
【0029】
次に、図7に示すように、仕切部材4及び5で隔成された第1室A、第2室B及び第3室のうち、第1室Aの所定の位置にバッフルプレート14を嵌め込んで内筒部材1の内周面に対し溶接にて固定するとともに、内筒部材の外周面に円筒状に形成された吸音材2を装着する。そして、図1に示すように、端部が導入口部材6と溶接された外筒部材3を吸音材2の外周面に装着し、テールパイプカバー9及び外側部材8をテールパイプ11側に装着する。
【0030】
その後、外筒部材3の先端と、内筒部材1及び外側部材8のフランジとを一括して溶接し、これらを一体構成とすることにより、一連の排気マフラーの主な組み付け工程が終了する。このように製造された排気マフラーにおける外筒部材3の外周面に所望の研磨、塗装工程等が施されて自動二輪車のエキゾーストパイプ(不図示)にボルトbにより取り付けられることとなる。
【0031】
上記車両用排気マフラーによれば、外周全面に吸音材を配設していたテールパイプ及びそれが挿通される仕切部材が寸法変更を行わずそのまま使用されることとなるので、部品の共通化を行うことができ、製造コストの悪化を抑制することができる。また、当接部材15内にグラスウール16が介装されているので、当該当接部材15の溶接時における内部の酸化を抑制することができる。
【0032】
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば他の車両における排気マフラーに適用してもよい。また、外径が仕切部材の貫通孔内径と略同一となるよう厚肉部材をテールパイプの外周面に溶接固定し、これを当接部材としてもよく、この場合、内部に空間が形成されないため、溶接時の内部の酸化がなく、グラスウール等の介装が不要となる。尚、グラスウールに代えて、スチールウール等他のものとしてもよい。
【0033】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、テールパイプを仕切部材の貫通孔に挿通した際、当接部材が貫通孔内周面と当接するよう任意寸法設定されてテールパイプ外周面に設けられているので、テールパイプ及び仕切部材の双方を変更することなく、当該テールパイプを仕切部材に溶接固定することができ、製造コストの悪化を抑制しつつ、製造コストの悪化を抑制しつつ、吸音材を有さないテールパイプを具備することができる。
【0034】
請求項2の発明によれば、テールパイプに吸音材が必要なものと不要なものとで、テールパイプが共通して使用することができるので、フレア加工による排気マフラーの出力特性を維持しつつ、製造コストの悪化を抑制することができる。
【0035】
請求項3の発明によれば、当接部材内部にグラスウールが介装されているので、当接部材のテールパイプ外周面への溶接時、或いは仕切部材の貫通孔内周面への溶接時に、当該当接部材内部の酸化を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る車両用排気マフラーを示す縦断面図
【図2】図1中のII−II線断面図
【図3】図1中のIII−III線断面図
【図4】本発明の実施形態に係る車両用排気マフラーにおけるテールパイプの端部を示す拡大図
【図5】本発明の実施形態に係る車両用排気マフラーにおける組み付け過程を示す模式図
【図6】本発明の実施形態に係る車両用排気マフラーにおける組み付け過程を示す模式図
【図7】本発明の実施形態に係る車両用排気マフラーにおける組み付け過程を示す模式図
【図8】従来の車両用排気マフラーを示す縦断面図
【符号の説明】
1…内筒部材
2…吸音材
3…外筒部材
4、5…仕切部材
6…導入口部材
7…内側部材
8…外側部材
9…テールパイプカバー
10…排出口部材
11…テールパイプ
12…第1パイプ
13…第2パイプ
14…バッフルプレート
15…当接部材
16…グラスウール
4a、5b、5c…孔
5a…貫通孔
b…ボルト[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a vehicle exhaust muffler for discharging exhaust from an engine in a motorcycle or the like.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, as shown in FIG. 8, an exhaust muffler disposed on a motorcycle for exhausting engine exhaust includes an
[0003]
A tail pipe 111 is inserted into the
[0004]
The tail pipe 111 is formed by rolling a punched metal, and a
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, the conventional vehicle exhaust muffler has the following problems. In other words, the
[0006]
If the
[0007]
Therefore, in order to manufacture an exhaust muffler in which the
[0008]
The present invention has been made in view of such circumstances, and it is an object of the present invention to provide a vehicle exhaust muffler that can be provided with a tail pipe having no sound absorbing material while suppressing deterioration in manufacturing cost.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to
[0010]
According to this configuration, when the tail pipe is inserted into the through hole of the partition member, the inner peripheral surface of the through hole and the outer peripheral surface of the tail pipe are in contact with each other via the contact member. If this is the case, the tail pipe can be welded and fixed in the through hole of the partition member. The contact member is arranged on the outer peripheral surface of the tail pipe so as to be in contact with the inner peripheral surface of the through hole by setting an arbitrary dimension.
[0011]
The invention according to
[0012]
The invention according to
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be specifically described with reference to the drawings.
The vehicle exhaust muffler according to the present embodiment is provided in a motorcycle for discharging engine exhaust, and as shown in FIG. 1, is formed by rolling a punching metal having a large number of holes formed therein. An
[0014]
At the base end side (left end in the figure) of the exhaust muffler, an inlet member 6 for connection with an exhaust pipe (not shown) of the motorcycle by bolts b is attached, while at the front end side (right end in the figure). ) Is provided with a
[0015]
The tail pipe cover 9 is supported by the
[0016]
The connection between the chambers separated by the
[0017]
That is, a hole 4a as shown in FIG. 2 is formed below the partition member 4, and is welded in a state where one end of the
[0018]
On the other hand, as shown in FIG. 3, two
[0019]
The
[0020]
That is, as shown in FIG. 4, the
[0021]
Therefore, the
[0022]
Since the
[0023]
That is, the oxidation during welding is caused by the reaction between the oxygen in the air and the material of the
[0024]
With the above-described configuration, the exhaust gas derived from the exhaust pipe of the motorcycle is guided from the first chamber A to the third chamber C via the
[0025]
A
[0026]
Next, a method of assembling the exhaust muffler will be described.
First, as shown in FIG. 5, a
[0027]
Thereafter, as shown in FIG. 6, the
[0028]
The sub-assembly is inserted into the
[0029]
Next, as shown in FIG. 7, the
[0030]
Thereafter, the distal end of the
[0031]
According to the vehicle exhaust muffler, the tail pipe having the sound absorbing material disposed on the entire outer periphery and the partition member into which the tail pipe is inserted are used as they are without changing the dimensions. And the deterioration of the manufacturing cost can be suppressed. Further, since the
[0032]
Although the present embodiment has been described above, the present invention is not limited to this, and may be applied to, for example, an exhaust muffler in another vehicle. In addition, the thick member is welded and fixed to the outer peripheral surface of the tail pipe so that the outer diameter is substantially the same as the inner diameter of the through hole of the partition member, and this may be used as an abutting member. In this case, since no space is formed inside, In addition, there is no internal oxidation at the time of welding, and no intervention such as glass wool is required. It should be noted that instead of glass wool, another material such as steel wool may be used.
[0033]
【The invention's effect】
According to the first aspect of the present invention, when the tail pipe is inserted into the through hole of the partition member, the contact member is provided on the tail pipe outer peripheral surface with an arbitrary dimension set so as to contact the inner peripheral surface of the through hole. The tail pipe can be welded and fixed to the partition member without changing both the tail pipe and the partition member, and the sound absorbing material is provided while suppressing the deterioration of the production cost and the production cost. Tail pipe can be provided.
[0034]
According to the second aspect of the present invention, the tail pipe can be used in common with the one that does not require the sound absorbing material and the tail pipe that does not require the sound absorbing material. In addition, it is possible to suppress a decrease in manufacturing cost.
[0035]
According to the invention of
[Brief description of the drawings]
1 is a longitudinal sectional view showing a vehicle exhaust muffler according to an embodiment of the present invention; FIG. 2 is a sectional view taken along line II-II in FIG. 1; FIG. 3 is a sectional view taken along line III-III in FIG. 4 is an enlarged view showing an end portion of a tail pipe in a vehicle exhaust muffler according to an embodiment of the present invention. FIG. 5 is a schematic diagram showing an assembling process in a vehicle exhaust muffler according to an embodiment of the present invention. FIG. 7 is a schematic diagram illustrating an assembling process in a vehicle exhaust muffler according to an embodiment of the present invention. FIG. 7 is a schematic diagram illustrating an assembling process in a vehicle exhaust muffler according to an embodiment of the present invention. Longitudinal cross section shown [Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
Claims (3)
該筒状部材内を複数の室に区画する仕切部材と、
該仕切部材に形成された貫通孔に挿通され、その状態で前記仕切部材に溶接されることにより、前記筒状部材内で区画された室と外気とを連通するテールパイプと、
を有し、前記筒状部材内に導入した排気を前記テールパイプから排出し得る車両用排気マフラーにおいて、
前記テールパイプは、その外周面の前記仕切部材との溶接部近傍のみに、前記仕切部材の貫通孔内周面と当接し得るよう任意に寸法設定された当接部材が形成されたことを特徴とする車両用排気マフラー。A cylindrical member formed in a substantially cylindrical shape,
A partition member for partitioning the inside of the tubular member into a plurality of chambers,
A tail pipe that is inserted into a through hole formed in the partition member and is welded to the partition member in that state, thereby communicating a room partitioned in the tubular member with outside air,
In the vehicle exhaust muffler having a, which can discharge the exhaust introduced into the cylindrical member from the tail pipe,
The tail pipe is characterized in that a contact member arbitrarily set so as to be able to contact the inner peripheral surface of the through-hole of the partition member is formed only in the vicinity of a welded portion of the tail pipe with the partition member. Exhaust muffler for vehicles.
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-
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- 2002-07-04 JP JP2002195926A patent/JP2004036529A/en active Pending
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