JP2004036513A - ガスタービン冷却装置 - Google Patents

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Tatsuo Ishiguro
石黒 達男
Yukihiro Hashimoto
橋本 幸弘
Katsunori Tanaka
田中 克則
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Abstract

【課題】圧縮機吐出空気を不必要に用いることなく、タービン冷却に各段に合った圧縮機抽気空気を用いることで、損失を低減し、サイクル効率の向上が図れるガスタービン冷却装置を提供する。
【解決手段】空気圧縮機1の吐出空気および中間段抽気によってタービン静翼4〜7を冷却するようにしたガスタービンにおいて、前記空気圧縮機1の中間段抽気を前記タービン静翼5,6を経てタービン動翼13,14に供給し、冷却する冷却系A,Bを設けた。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンバインドサイクルプラント(以下、単にプラントという)を構成するガスタービンにおいて、圧縮機から吐出された高圧空気と供給された燃料との燃焼により発生する、高温、高圧の燃焼ガス中で作動する動翼および静翼等の冷却を行うガスタービン冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種ガスタービンの冷却装置として、従来、例えば図7に示すようなものがある。
図7において、軸流式の空気圧縮機1とタービン2が一体に形成されたガスタービンは、一対の軸受3で支えられている。また、タービンの内車室には、第1段静翼4、第2段静翼5、第3段静翼6、第4段静翼7が順次設けられており、タービンディスク8、9、10、11に設けられた第1段動翼12、第2段動翼13、第3段動翼14、第4段動翼15がそれぞれ静翼と交互に配置されている。尚、図7は系統図のため、タービンの構造等については、要部のみを概略的に示している。
【0003】
そして、空気圧縮機1からの吐出空気の一部は、配管16を通して第1段静翼4へ供給され、これを冷却している。また、空気圧縮機1の中間段抽気は、それぞれ外部配管17、18、19を通して第2段静翼5、第3段静翼6、第4段静翼7へ供給され、各段の静翼をそれぞれ冷却している。更に、空気圧縮機1からの吐出空気の他の一部は外部に導かれ、空気濾過器20および空気冷却器21を経て再びタービンへ流入し、タービンディスク8、9、10、11や各動翼12、13、14、15を冷却する。これらタービンを冷却した空気は、主ガスに合流する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年、ガスタービンの高効率化(高温化)に伴いタービン入口温度は、1500℃にも達しており、適切な冷却を行う必要がある。上述したように、通常タービンディスク8、9、10、11や各動翼12、13、14、15等のロータ(回転系)の冷却空気は、車室より抽気して空気冷却器21で温度を下げた後ロータに供給している。この際、冷却が必要な動翼は、4段タービンのガスタービンで、1段から3段までである。
【0005】
ところが、1段タービン(第1段動翼12)の圧力レベルは高いので、車室抽気の高温・高圧の冷却空気が必要となるが、2段、3段タービン(第2段動翼13、第3段動翼14)は圧力レベルが低いにもかかわらず、高温・高圧の車室抽気空気を使用するため、損失が大きく、サイクル効率が悪いという問題点があった。
【0006】
本発明は、前述した状況に鑑みてなされたもので、圧縮機吐出空気を不必要に用いることなく、タービン冷却に各段に合った圧縮機抽気空気を用いることで、損失を低減し、サイクル効率の向上が図れるガスタービン冷却装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
斯かる目的を達成するための本発明に係るガスタービン冷却装置は、空気圧縮機の吐出空気および中間段抽気によってタービン静翼を冷却するようにしたガスタービンにおいて、前記空気圧縮機の中間段抽気を前記タービン静翼を経てタービン動翼に供給し、冷却する冷却系を設けたことを特徴とする。
【0008】
また、前記冷却系は、前記タービン静翼の各翼内部を縦に貫通して前記中間段抽気を通すシールチューブと、該シールチューブと連通して前記各翼内側に設けられたボックス部材と、該ボックス部材に明けられて同ボックス部材内に供給された前記中間段抽気の一部をシール用としてボックス部材上流側に供給する通孔と、同ボックス部材の内側を嵌装してタービンロータの外周面に気密的に嵌合するリング部材と、該リング部材を貫通して一端が前記ボックス部材内部に気密的に連通し他端が前記タービン静翼後段のタービン動翼の各翼の冷却流路が開口した前記タービン静翼とタービン動翼間の密閉空間に通じる冷却流路とを具えることを特徴とする。
【0009】
また、前記タービン静翼の各翼内部に冷却用サーペンタイン通路を形成するリブの少なくとも一部を断面くの字に形成したことを特徴とする。
【0010】
また、前記リング部材の冷却流路は前記タービン動翼の回転方向にひねられていることを特徴とする。
【0011】
また、前記リング部材と前記タービン動翼との間に前記密閉空間を形成すべく第1シール部を設けると共に、前記各翼のシュラウド部と前記タービン動翼との間に第2シール部を設けたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るガスタービン冷却装置を実施例により図面を用いて詳細に説明する。
【0013】
[第1実施例]
図1は本発明の第1実施例を示すガスタービン冷却装置の系統図、図2は同じくタービンの冷却系を示すタービンの要部断面図、図3は同じくタービン静翼の各翼の断面図及びその中子型の説明図、図4は同じくボックス部材間のシール構造の説明図、図5は同じくリング部材の冷却流路の説明図である。
【0014】
図1に示すように、空気圧縮機1からの吐出空気の一部は、配管16を通して第1段静翼4へ供給され、これを冷却している。また、空気圧縮機1の中間段抽気は、それぞれ外部配管17、18、19を通して第2段静翼5、第3段静翼6、第4段静翼7へ供給され、各段の静翼をそれぞれ冷却すると共に、第2段静翼5と第3段静翼6からは矢印で示す冷却系A、Bにより第2段動翼13と第3段動翼14にそれぞれ中間段抽気が供給され、これらを冷却している。
【0015】
一方、空気圧縮機1からの吐出空気の他の一部は外部に導かれ、空気濾過器20および空気冷却器21を経て再びタービンへ流入し、タービンディスク8を含む第1段動翼12を冷却する。尚、第4段動翼15はタービンディスク11とともに特に冷却しない。また、図1においてその他の構成は図7と同様なので、図7と同一部材には同一符号を付して重複する説明は省略する。
【0016】
前記冷却系B(冷却系Aも同様の構成である)は、図2に示すように、前記第3段静翼6の各翼の羽根部6a内を縦に貫通して前記配管18と連通することにより中間段抽気を通すシールチューブ30と、該シールチューブ30と連通して前記各翼の羽根部6a内側にシュラウド部6bを介して一体的に設けられたボックス部材31と、該ボックス部材31に明けられて同ボックス部材31内に供給された前記中間段抽気の一部をシール用としてボックス部材31上流側に供給する通孔32と、同ボックス部材31の内側(内周部)を嵌装してタービンロータ33の外周面にシールプレート34を介して気密的に嵌合する断面凹型のリング部材35と、該リング部材35を貫通して一端がシールパイプ36を介して前記ボックス部材31内部に気密的に連通し他端が前記第3段静翼6後段の第3段動翼14の各翼の冷却流路37が開口した前記第3段静翼6と第3段動翼14間の密閉空間イに口金38を介して開口した冷却流路39とから構成される。
【0017】
前記シールチューブ30は、図3に示すように、各翼の羽根部6a内を1本宛貫通されて前記第3段動翼14の冷却用と第3段静翼6上流側の各部シール用の中間段抽気を十分な流量で供給できるようになっている。また、各翼の羽根部6a内に当該羽根部6a自体を冷却するためのサーペンタイン通路(折れ曲がり通路)を形成するリブ40の一つ(又は全部)が断面くの字に形成され、これにより前記シールチューブ30を貫通させるための通路断面積が確保されると共に、当該羽根部6aの鋳造の際における中子型41a〜41dを用いての中子Wの成形が容易となる。
【0018】
前記リング部材35は半割り等の分割で製作されて組み立ててリングになる。このリング部材35の外周に複数個嵌装される前記ボックス部材31の、隣接する相互間のシールは、図4に示すように、ラビリンスシール42等のシール構造が採用されている。従って、従来のようにリング部材43のリング溝44に嵌合した各翼に対応したシールプレート45の、隣接する相互間のシールを同じく一枚のシールプレート46で行う場合よりはるかにシール性が良い。つまり、図4中矢印で示すようなシールプレート46の下端とリング溝44の底面との隙間を通る中間段抽気の漏れは抑制できるのである。勿論、ラビリンスシール42に代えて、従来用いたシールプレート46を多重に配置しても良い。
【0019】
前記リング部材35の周方向に所定間隔離間して複数本形成される冷却流路39は、図5に示すように、第3段動翼14の回転方向(図5中矢印方向)にひねられて中間段抽気のポンピングロスを可及的に減らすようになっている。また、中間段抽気の流量が多ければ冷却流路39を翼形に形成しても良い。
【0020】
また、図2に示すように、前記リング部材35と前記第3段動翼14側との間に、前記密閉空間イを形成すべく第1シール部47が設けられると共に、前記シュラウド部6bと前記第3段動翼14側との間には第2シール部48が設けられている。前記第1シール部47は羽根等を有して中間段抽気を常に上流側に戻すような自律型に構成すると好適である。
【0021】
このように構成されるため、ガスタービンの稼働時には、空気圧縮機1からの高温・高圧の吐出空気の一部は、配管16を通して圧力レベルの高い第1段静翼4へ供給され、これを冷却すると共に、空気圧縮機1の比較的低温・低圧の中間段抽気は、それぞれ外部配管17、18、19を通して比較的圧力レベルの低い第2段静翼5、第3段静翼6、第4段静翼7へ各段の圧力レベルに合わせて供給され、各段の静翼をそれぞれ冷却するのは従前通りである。
【0022】
また、空気圧縮機1からの高温・高圧の吐出空気の他の一部は外部に導かれ、空気濾過器20および空気冷却器21を経て再びタービンへ流入し、圧力レベルの高いタービンディスク8を含む第1段動翼12を冷却するのも従前通りである。
【0023】
一方、第1段動翼12と比較して圧力レベルの低い第2段動翼13と第3段動翼14には、前記第2段静翼5と第3段静翼6に供給された空気圧縮機1の中間段抽気が冷却系A、Bにより各段の圧力レベルに合わせて供給されてそれぞれ冷却される(以上図1参照)。
【0024】
例えば、冷却系Bにおいては、外部配管18により第3段静翼6部に供給された中間段抽気は、シールチューブ30を介してボックス部材31内に供給され、ここからその一部が通孔32よりシール用として第3段静翼6上流側に供給される。一方、他の一部は冷却用としてシールパイプ36を介してリング部材35の冷却流路39を流れて第3段静翼6と第3段動翼14間の密閉空間イに供給され、ここから第3段動翼14の各翼の冷却流路37に供給される(以上図2参照)。
【0025】
この際、本実施例では、シールチューブ30、ボックス部材31部におけるラビリンスシール42等のシール構造、シールパイプ36及び第1シール部47と第2シール部48の二段シール構造等により、中間段抽気の漏れは確実に防止される。また、前記リング部材35が熱膨張して拡径しても周方向へ複数個に分割されたシールプレート34が内方へ熱膨張してタービンロータ33の外周面との隙間を埋めるので当該部の気密性は保持される。
【0026】
このようにして本実施例では、空気圧縮機1の吐出空気を不必要に用いることなく、空気圧縮機1の抽気空気を効果的に各段に合ったタービン冷却に用いることができるので、損失を低減し、サイクル効率の向上が図れる。
【0027】
また、本実施例では、リング部材35における冷却流路39の開口部に口金38を備えるので、ガスタービンの設置場所に応じて口径の異なる口金38を変更することで、流量調整が簡単に行える。
【0028】
[第2実施例]
図6は本発明の第2実施例を示すタービン静翼のボックス部材部の断面図である。
【0029】
これは、第1実施例におけるシールパイプ36を廃止して第3段静翼6のシュラウド部6bと一体に形成されたボックス部材31Aの下面とリング部材35の上面との間に、ボックス部材31Aの切欠き孔50とリング部材35の冷却流路39との連通部の下流側に位置してリング部材35を取り巻く帯状のシール(ガスケット等)51を介装した例である。
【0030】
これによれば、第1実施例と同様の作用・効果に加えて第3段静翼6とリング部材35との組付けが容易となる利点がある。
【0031】
尚、本発明は上記各実施例に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、ボックス部材やリング部材の形状変更等各種変更が可能であることはいうまでもない。
【0032】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明の請求項1に係る発明は、空気圧縮機の吐出空気および中間段抽気によってタービン静翼を冷却するようにしたガスタービンにおいて、前記空気圧縮機の中間段抽気を前記タービン静翼を経てタービン動翼に供給し、冷却する冷却系を設けたので、圧縮機吐出空気を不必要に用いることなく、タービン冷却に各段に合った圧縮機抽気空気を用いることができ、依って損失を低減してサイクル効率の向上が図れる。
【0033】
本発明の請求項2に係る発明は、前記冷却系は、前記タービン静翼の各翼内部を縦に貫通して前記中間段抽気を通すシールチューブと、該シールチューブと連通して前記各翼内側に設けられたボックス部材と、該ボックス部材に明けられて同ボックス部材内に供給された前記中間段抽気の一部をシール用としてボックス部材上流側に供給する通孔と、同ボックス部材の内側を嵌装してタービンロータの外周面に気密的に嵌合するリング部材と、該リング部材を貫通して一端が前記ボックス部材内部に気密的に連通し他端が前記タービン静翼後段のタービン動翼の各翼の冷却流路が開口した前記タービン静翼とタービン動翼間の密閉空間に通じる冷却流路とを具えるので、冷却用の中間段抽気をタービン静翼からタービン動翼へ漏れを防いで十分な流量で確実に供給することができる。
【0034】
本発明の請求項3に係る発明は、前記タービン静翼の各翼内部に冷却用サーペンタイン通路を形成するリブの少なくとも一部を断面くの字に形成したので、シールチューブを貫通させるための通路断面積をリブの本数を減らすことなく効果的に確保できる一方で、羽根部の鋳造の際における中子型を用いての中子の成形が容易となる。
【0035】
本発明の請求項4に係る発明は、前記リング部材の冷却流路は前記タービン動翼の回転方向にひねられているので、中間段抽気のポンピングロスを可及的に減らすことができ、タービン動翼への十分な流量が確保できる。
【0036】
本発明の請求項5に係る発明は、前記リング部材と前記タービン動翼との間に前記密閉空間を形成すべく第1シール部を設けると共に、前記各翼のシュラウド部と前記タービン動翼との間に第2シール部を設けたので、前記密閉空間のシール性がより一層高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すガスタービン冷却装置の系統図である。
【図2】同じくタービンの冷却系を示すタービンの要部断面図である。
【図3】同じくタービン静翼の各翼の断面図及びその中子型の説明図である。
【図4】同じくボックス部材間のシール構造の説明図である。
【図5】同じくリング部材の冷却流路の説明図である。
【図6】本発明の第2実施例を示すボックス部材部の断面図である。
【図7】従来のガスタービン冷却装置の系統図である。
【符号の説明】
1 空気圧縮機
2 タービン
3 軸受
4 第1段静翼
5 第2段静翼
6 第3段静翼
6a 羽根部
6b シュラウド部
7 第4段静翼
8〜11 タービンディスク
12 第1段動翼
13 第2段動翼
14 第3段動翼
15 第4段動翼
16 配管
17〜19 外部配管
20 空気濾過器
21 空気冷却器
30 シールチューブ
31,31A ボックス部材
32 通孔
33 タービンロータ
34 シールプレート
35 リング部材
36 シールパイプ
37 第3段動翼14の各翼の冷却流路
38 口金
39 リング部材の冷却流路
40 リブ
41a〜41d 中子型
42 ラビリンスシール
43 リング部材
44 リング溝
45,46 シールプレート
47 第1シール部
48 第2シール部
50 切欠き孔
51 シール
A,B 冷却系
W 中子

Claims (5)

  1. 空気圧縮機の吐出空気および中間段抽気によってタービン静翼を冷却するようにしたガスタービンにおいて、前記空気圧縮機の中間段抽気を前記タービン静翼を経てタービン動翼に供給し、冷却する冷却系を設けたことを特徴とするガスタービン冷却装置。
  2. 前記冷却系は、前記タービン静翼の各翼内部を縦に貫通して前記中間段抽気を通すシールチューブと、該シールチューブと連通して前記各翼内側に設けられたボックス部材と、該ボックス部材に明けられて同ボックス部材内に供給された前記中間段抽気の一部をシール用としてボックス部材上流側に供給する通孔と、同ボックス部材の内側を嵌装してタービンロータの外周面に気密的に嵌合するリング部材と、該リング部材を貫通して一端が前記ボックス部材内部に気密的に連通し他端が前記タービン静翼後段のタービン動翼の各翼の冷却流路が開口した前記タービン静翼とタービン動翼間の密閉空間に通じる冷却流路とを具えることを特徴とする請求項1記載のガスタービン冷却装置。
  3. 前記タービン静翼の各翼内部に冷却用サーペンタイン通路を形成するリブの少なくとも一部を断面くの字に形成したことを特徴とする請求項2記載のガスタービン冷却装置。
  4. 前記リング部材の冷却流路は前記タービン動翼の回転方向にひねられていることを特徴とする請求項2又は3記載のガスタービン冷却装置。
  5. 前記リング部材と前記タービン動翼との間に前記密閉空間を形成すべく第1シール部を設けると共に、前記各翼のシュラウド部と前記タービン動翼との間に第2シール部を設けたことを特徴とする請求項2、3又は4記載のガスタービン冷却装置。
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