JP2004035201A - リサイクル用ストックケース - Google Patents
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Abstract
【課題】安価で見栄えが良く、且つ、様々なリサイクル品をそれぞれ分別して効率良く個々に収納できるリサイクル用ストックケースを提供する。
【解決手段】内部に柔軟な持ち手付き袋物Pを係着して缶や瓶、ペットボトル、牛乳パック使用済みの新聞等をストックしておくシート部材より成る箱体1であって、当該箱体1の両側部12、14の所定部位に切り抜き形成した把手口4、4を形成すると共に、前記各側板の上端、および、前記把手口4の上縁より各々対向するように一対のスリット付き固定孔7、9を設け、前記袋物Pの持ち手P1を仮固定し、袋物を開口状態にする係着機構とした。これにより、袋物Pを弛ませず箱体内に簡単にセットすることができ、上記した様々なリサイクル品をそれぞれ分別して効率良く収納することができる。
【選択図】 図4
【解決手段】内部に柔軟な持ち手付き袋物Pを係着して缶や瓶、ペットボトル、牛乳パック使用済みの新聞等をストックしておくシート部材より成る箱体1であって、当該箱体1の両側部12、14の所定部位に切り抜き形成した把手口4、4を形成すると共に、前記各側板の上端、および、前記把手口4の上縁より各々対向するように一対のスリット付き固定孔7、9を設け、前記袋物Pの持ち手P1を仮固定し、袋物を開口状態にする係着機構とした。これにより、袋物Pを弛ませず箱体内に簡単にセットすることができ、上記した様々なリサイクル品をそれぞれ分別して効率良く収納することができる。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内部にポリエチレン製等の柔軟シート部材で成る袋物(ポリ袋)を係着し、当該ポリ袋内に缶、瓶、ペットボトル、牛乳パック、使用済みの新聞等のリサイクル品を効率良く整然とストックしておくことのできるリサイクル用ストックケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
どこの家庭も、スーパーマーケット、コンビニエンスストアー等で買い物をした時に商品を入れて持ち帰ったポリ袋が沢山保管されているものである。これらポリ袋には、購入品の量や大きさに応じて比較的大きめのものから小さいものまで幾通りかのサイズが用意されている。持ち帰ったポリ袋はそのまま廃棄されることなく、家庭内にあって屑入れや台所の流しにおいて生ゴミの水切り袋等として有効に利用されている場合が多い。
【0003】
ところで、近年、環境意識の高まりから資源の再利用(リサイクル)運動が盛んになり、その一環として毎日各家庭等から出されるゴミ類をリサイクル資源と廃棄ゴミとに分別すると共に、リサイクル資源となる古新聞、缶や瓶、ペットボトル、牛乳パック等を個々に分別して所定のゴミ出し日まで各家庭内で一時的に保管しておく必要に迫られている。
そこで、各家庭では、これらのリサイクル品を空き段ボール箱や市販されているカラフルな成形樹脂製の容器等を用いて収納したり、或いは、上記ポリ袋にそのまま収納しておいたりしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記した様々なリサイクル品を分別して収納しておく段ボール箱等を常時用意しておくのは面倒であり、且つ、成形樹脂製の容器はスペース的にも負担が大きい。加えて、これら分別品を無造作に置いておくと少々見た目も悪く、且つ、不潔感も禁じ得ない。また、ポリ袋も便利であるが、そのまま使用しても個々のリサイクル品を整然と収納し難く、これもまた、外観面や衛生面、或いは効率的収納の面で満足できるものとは言い難い。
【0005】
本発明は、上記した従来の不便さを解消するために成されたもので、安価で見栄えが良く、且つ、様々なリサイクル品をそれぞれ分別して効率良く個々に収納できるリサイクル用ストックケースを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち、請求項1に記載の本発明は、内部に柔軟な持ち手付き袋物(ポリ袋)を係着して缶や瓶、ペットボトル、牛乳パック、使用済みの新聞等をストックしておくシート部材で成る箱体であって、当該箱体の両側板の所定部位に把手口を形成すると共に、前記各側板の上端、または、上端および前記把手口の上縁より各々対向するように一対のスリット付き固定孔を設け、前記袋物の持ち手部分を仮固定し、袋物を開口状態にする係着機構とした。
上記請求項1の構成では、箱体の各側部に形成したスリット付き固定孔を利用し、このスリットにポリ袋の持ち手を押し入れてスリット先端部の固定孔に固定すると、ポリ袋を弛ませずに箱体内にきちんとセットすることができる。
即ち、適正サイズのポリ袋や、やや小さめのポリ袋をセットする場合は、側部上端のスリット付き固定孔のみを使用して持ち手を片側2カ所で固定する。また、大型サイズのポリ袋をセットする場合は、先ず、側部上端のスリット付き固定孔に持ち手を押し入れて固定し、余った持ち手の端部を把手口上縁のスリット付き固定孔に押し入れて固定する。これにより、袋物の開口部を広げて固定し、外観上もすっきりする。
【0007】
また、請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載のリサイクル用ストックケースにおいて、前記把手口上縁の一対の固定孔を、前記側板上端の一対の固定孔の内側に位置するように形成した。
上記請求項2の構成では、大型サイズのポリ袋をセットする場合のように、持ち手を4カ所で固定すると手持ちが逆ハ字状となり、収納物が重い場合に生じる手持ちのズレ(滑り)を抑制することができ、ポリ袋の弛みを防止できる。
【0008】
また、請求項3に記載の本発明は、請求項1または請求項2の何れかに記載のリサイクル用ストックケースにおいて、前記箱体の上部開口部を二重構造とした。
上記請求項3の構成では、箱体の強度が強化されて物品収納による形状の歪みが防止される。また、外観の見栄えも良くなる。
【0009】
また、請求項4に記載の本発明は、請求項1から請求項3までの何れかに記載のリサイクル用ストックケースにおいて、前記把手口の上縁に、内側に折り返す折返片を形成して構成した。
上記請求項4に記載の構成では、内側に折り返した折返片により、箱体を持ち運ぶ際の把手口の握り感が改善され、重い物を運ぶ時でも、その縁部で手の平を痛くなりにくい。
【0010】
また、請求項5に記載の本発明は、請求項1から請求項4までの何れかに記載のリサイクル用ストックケースにおいて、前記箱体は、折り曲げにより角筒状本体を画成する背部、左右両側部、前部、および、組底式の底部を各々折曲線を介して一体的に連接したシート部材と、当該角筒状本体に着脱自在に取り付け可能なシート状の蓋体を有し、且つ、前記底部より延設した相係合する所定の組底用舌辺の基端部に係合抜けを防止するくの字形の切り込みを設けて構成した。
上記請求項5に記載の構成では、本箱体は1枚のシート部材を所定の折曲線で折り曲げることにより四角状筒体に形成できるため、組立は極めて容易である。また、底部は組底式とし、組底用舌辺同士の係合基端部にくの字形の切り込みを設けて組底を外れにくくし、強度を向上している。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図5に基づいて本発明の実施形態を説明する。
ここで、図1は本発明に係るリサイクル用ストックケースの外観斜視図、図2は持ち手の係着機構を示す要部側面図、図3はリサイクル用ストックケースの展開図、図4および図5はリサイクル用ストックケースにポリ袋をセットする方法を示す説明図である。
【0012】
図1に示すように、本実施形態のリサイクル用ストックケース10(以下、単にストックケース1と呼ぶ)は、内部に柔軟な持ち手付き袋物(例えば、スーパーマーケット等で使用されるポリ袋)を係着して使用済みの新聞、缶や瓶、ペットボトル、牛乳パック等のリサイクル資源を一時的にストックしておくための容器で、角状を成すケース本体1と、ネジパーツ3、3にて回動自在、且つ着脱自在にネジ止めされたシート状の蓋体2とで構成される。
ケース本体1および蓋体2の素材として、軽くて耐熱性や剛性に富み、且つ、透明性、光沢性が良好で外観の見栄えも良好な、例えば、PPシート(ポリプロピレンシート)を使用し、後述するシート部材の折り曲げ加工により、缶やペットボトル、開いた牛乳パック、使用済みの新聞等を最小限のスペースで保管できる直方体形に組み立てられる。
【0013】
また、ケース本体1の左右両側部12、14の上部には、切り抜き形成した把手口4が設けてあり、且つ、この把手口4の上縁に折曲線5aから内側(矢印方向)に折り返す折返片5が切り抜き形成してある。
【0014】
加えて、図2に示すように、このケース本体1の側部12(14)の上端より下向きのスリット6付き固定孔7、7を横一列に形成すると共に、この一対のスリット付き固定孔7、7の内側に位置するように、前記把手口4の上縁より各々上記固定孔7、7に対応する一対の上向きのスリット8付き固定孔9、9を横一列に形成して、ケース内に収納されたポリ袋(P)の持ち手(P1)を固定するための係着機構を構成している。
【0015】
図3に示すシート部材30によれば、図中の破線で示す各々縦折曲線を介して背部11、右側部12、前部13、左側部14が順に連設されていると共に、これら背部11、右側部12、前部13、左側部14の下端には、破線で示す横折曲線を介して組底式を構成する複数の底部15が各々連設され、且つ、各々底部15より組み底の際にその基端部が相係合する複数の組底用舌辺15a〜15gが延設されている。
また、上記した左側部14の右端には、箱体組立時に背部11と接合される斜線で示す糊代(貼着部)14aが形成されている。尚、左右側部14、12の上部一端に蓋体2を回動自在に取り付けるためのネジ3が貫通する孔24、25が設けてある。
【0016】
一方、背部11および前部13の上端には、折り曲げにより箱体幅方向の開口部を2重構造とするための補強辺16、17が延設されており、且つ、その先端部に図中斜線で示す貼着部16a、17aを設け、この補強辺16、17を各々横折曲線に沿って2回折りして貼着部16aを背部11の内側に、また貼着部17aを前部13の内側に接着(例えば、溶着)する。こうすることにより、ケース本体1の強度が強化されて物品収納時の歪みが防止されると共に、ケース本体1の開口縁部に厚みが生じるため、外観の見栄えも良くなり、開口縁部の厚み部分に蓋体2が乗るため、安定した蓋の閉じ方ができる。
【0017】
上記構成のシート部材30を箱状に組み立てるには、先ず、角筒状になるように各縦折曲線を山折りにして左側部14の貼着部14aを背部11の左端内側に重ね合わせて接着し、角筒体を構成する。次に底部15の横折曲線を山折りにし、この時、対向する一方の各組底用舌辺15a〜15bと他方の各組底用舌辺15e〜15g同士が各々咬合して底部を形成し、直方体形状の箱体となる。
【0018】
尚、この組底工程において、本実施形態では、組底用舌辺15bの基端部18が係合する組底用舌辺15fの基端部21、および組底用舌辺15bのもう一方の基端部19と係合する組底用舌辺15eの基端部20のそれぞれに、くの字形状の切り込み23、22を設けて係合を外れにくくし、強固な組底構成と成している。
また、本実施形態では、同素材の中敷き(図示せず)が用意されており、組底された底部15にこの中敷きを重ねることにより、底部の強度をより一層強いものにしている。
【0019】
これで、ケース本体1の組立は完了し、最後にケース本体1の開口部に蓋体2を取り付ければ、図1に示した本発明のストックケース10が完成する。
【0020】
次に、図4および図5に基づいて本発明のストックケース10にポリ袋Pを係着する方法を説明する。
【0021】
図4は、比較的大きなポリ袋Pをストックケース1にセットする場合を示している。
先ず、持ち手P1がストックケース1の把手口側に向くようにポリ袋Pをケース内に収納し、ケースより突出したポリ袋Pの持ち手P1の基部付近をそれぞれ側板12(14)上端のスリット6、6から固定孔7、7に押し入れる。この作業は、ポリ袋Pの開口を引っ張りながら行うと、ポリ袋Pを弛ますことなくケース内にきちんとセットすることができる。
図4の場合、セットするポリ袋Pが大型サイズであるから、余った持ち手部分を再度ケース外側より把手口4のスリット8に押し入れて固定孔9に引っ掛け、持ち手P1の端部をケース内に収めるようにする。これで、ポリ袋Pはケース内にしっかりと係着され、同時に余分な持ち手部分がケース内に隠されるため、家庭内に置いても見栄えが良い。
【0022】
本構成では、把手口縁部の固定孔9、9を側部上端の固定孔7、7の内側に位置するようにしてあるので、持ち手P1を左右側部の4カ所で固定すると、図4のようにケース外に露出する持ち手部分が逆ハ字状となって、これにより、リサイクル品を収納した際、収納物によるポリ袋Pの加重で持ち手P1の先端側に加わる引っ張り力を軽減でき、収納物が特に重い場合に生じ易い持ち手P1の係着ズレ(滑り)を抑制することができ、きちんとセットしたポリ袋P1の弛みを防止できる。
【0023】
図5は、適正サイズのポリ袋Pや、幾分小さめのポリ袋P等をセットする場合を示している。この場合、持ち手P1は短いため、係着の際に持ち手P1に上記のような余りは生じないから、側部上端のスリット付き固定孔7のみを使用する。係着の要領は上記同様である。
【0024】
以上説明した本発明のストックケース10において、ケース本体1のサイズを奥行き(D)135×高さ(H)320×幅(W)300mmの直方体形状とした。このようなサイズに設定した理由は、様々なリサイクル品を隙間無く効率的に収納できるよう考慮したためである。因みに、
(1)牛乳パックは、開いた状態にするとケース幅方向(W)にきちんと収まる。
(2)雑誌(月刊誌)は、横向きにするとケース幅方向(W)にきちんと収まり、且つ、奥行き方向(D)に約12冊が収まる。
(3)350ミリリットルの飲料缶は、縦置きで奥行き方向(D)に2本、幅方向(W)に8本並び、且つ、高さ方向(H)に2段きちんと収まる。
また、横置きで幅方向(W)に4本並び、且つ、高さ方向(H)に5段きちんと収まる。
(4)2リットルのペットボトルは、縦置きで幅方向(W)に3本が収まり、横置きで高さ方向(H)に重ねて3本が収まる。
といった具合で、何れも効率的な収納が行えるようになっている。
【0025】
また、上記のように、様々なリサイクル品を収納して重くなったストックケース10を持ち運ぶ場合、把手口4の上縁に形成した折返片5により把手口4の握り感が改善され、縁部で手の平を痛くすることもない。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の本発明によれば、箱体の両側部の所定部位に把手口を形成すると共に、各側部の上端、および、把手口の上縁より各々対向するように左右一対のスリット付き固定孔を設け、袋物の持ち手部分を仮固定する係着機構を形成したので、袋物を弛ませずに箱体内に簡単にセットすることができ、使用後の新聞、缶や瓶、ペットボトル、牛乳パック等、様々なリサイクル品を分別してそれぞれを効率良く収納することができる。
【0027】
また、請求項2に記載の本発明によれば、把手口縁部の固定孔を側部上端の固定孔の内側に位置するように形成したので、大型サイズのポリ袋をセットする場合のように、持ち手を片側4カ所で固定すると持ち手が逆ハ字状となり、特に収納物の重い場合に生じ易い手持ちの係着ズレ(滑り)を抑制することができ、ポリ袋の弛みを防止できる。
【0028】
また、請求項3に記載の本発明によれば、箱体の開口部を二重構造としたので、箱体の強度が強化され、物品収納による形状の歪みが防止される。また、箱体の開口縁部に厚みが生じるから、外観の見栄えも良くなる。
【0029】
また、請求項4に記載の本発明によれば、把手口の上縁に、内側に折り返す折返片を形成したので、箱体を持ち運ぶ際の把手口の握り感が改善され、その縁部で手の平を痛くすることもなくなる。
【0030】
また、請求項5に記載の本発明によれば、箱体は、折り曲げにより角筒状本体を画成する背部、左右両側部、前部、および、組底式の底部を各々折曲線を介して一体的に連接したシート部材と、当該角筒状本体に着脱自在に取り付け可能なシート状の蓋体を有し、且つ、前記底部より延設した相係合する所定の組底用舌辺の基端部にくの字形の切り込みを設けて構成したので、本箱体は1枚のシート部材を所定の折曲線で折り曲げることにより箱状にできるため、組立は極めて容易である。
また、組底用舌辺の係合基端部にくの字形の切り込みを設けたことにより、係合が外れにくい強固な組底構造とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリサイクル用ストックケースの外観斜視図。
【図2】持ち手の係着機構を示すリサイクル用ストックケースの要部側面図。
【図3】リサイクル用ストックケースの展開図。
【図4】リサイクル用ストックケースにポリ袋をセットする時の説明図。
【図5】リサイクル用ストックケースにポリ袋をセットする時の図4とは別の説明図。
【符号の説明】
1 箱体(ケース本体)
2 蓋体
4 把手口
5 折返片
6、8 スリット
7、9 固定孔
10 リサイクル用ストックケース
11 背部
12 右側部
13 前部
14 左側部
15 底部
15a〜15g 組底用舌辺
18〜21 基端部
22、23 切り込み
30 シート部材
P 袋物(ポリ袋)
P1 持ち手
【発明の属する技術分野】
本発明は、内部にポリエチレン製等の柔軟シート部材で成る袋物(ポリ袋)を係着し、当該ポリ袋内に缶、瓶、ペットボトル、牛乳パック、使用済みの新聞等のリサイクル品を効率良く整然とストックしておくことのできるリサイクル用ストックケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
どこの家庭も、スーパーマーケット、コンビニエンスストアー等で買い物をした時に商品を入れて持ち帰ったポリ袋が沢山保管されているものである。これらポリ袋には、購入品の量や大きさに応じて比較的大きめのものから小さいものまで幾通りかのサイズが用意されている。持ち帰ったポリ袋はそのまま廃棄されることなく、家庭内にあって屑入れや台所の流しにおいて生ゴミの水切り袋等として有効に利用されている場合が多い。
【0003】
ところで、近年、環境意識の高まりから資源の再利用(リサイクル)運動が盛んになり、その一環として毎日各家庭等から出されるゴミ類をリサイクル資源と廃棄ゴミとに分別すると共に、リサイクル資源となる古新聞、缶や瓶、ペットボトル、牛乳パック等を個々に分別して所定のゴミ出し日まで各家庭内で一時的に保管しておく必要に迫られている。
そこで、各家庭では、これらのリサイクル品を空き段ボール箱や市販されているカラフルな成形樹脂製の容器等を用いて収納したり、或いは、上記ポリ袋にそのまま収納しておいたりしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記した様々なリサイクル品を分別して収納しておく段ボール箱等を常時用意しておくのは面倒であり、且つ、成形樹脂製の容器はスペース的にも負担が大きい。加えて、これら分別品を無造作に置いておくと少々見た目も悪く、且つ、不潔感も禁じ得ない。また、ポリ袋も便利であるが、そのまま使用しても個々のリサイクル品を整然と収納し難く、これもまた、外観面や衛生面、或いは効率的収納の面で満足できるものとは言い難い。
【0005】
本発明は、上記した従来の不便さを解消するために成されたもので、安価で見栄えが良く、且つ、様々なリサイクル品をそれぞれ分別して効率良く個々に収納できるリサイクル用ストックケースを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち、請求項1に記載の本発明は、内部に柔軟な持ち手付き袋物(ポリ袋)を係着して缶や瓶、ペットボトル、牛乳パック、使用済みの新聞等をストックしておくシート部材で成る箱体であって、当該箱体の両側板の所定部位に把手口を形成すると共に、前記各側板の上端、または、上端および前記把手口の上縁より各々対向するように一対のスリット付き固定孔を設け、前記袋物の持ち手部分を仮固定し、袋物を開口状態にする係着機構とした。
上記請求項1の構成では、箱体の各側部に形成したスリット付き固定孔を利用し、このスリットにポリ袋の持ち手を押し入れてスリット先端部の固定孔に固定すると、ポリ袋を弛ませずに箱体内にきちんとセットすることができる。
即ち、適正サイズのポリ袋や、やや小さめのポリ袋をセットする場合は、側部上端のスリット付き固定孔のみを使用して持ち手を片側2カ所で固定する。また、大型サイズのポリ袋をセットする場合は、先ず、側部上端のスリット付き固定孔に持ち手を押し入れて固定し、余った持ち手の端部を把手口上縁のスリット付き固定孔に押し入れて固定する。これにより、袋物の開口部を広げて固定し、外観上もすっきりする。
【0007】
また、請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載のリサイクル用ストックケースにおいて、前記把手口上縁の一対の固定孔を、前記側板上端の一対の固定孔の内側に位置するように形成した。
上記請求項2の構成では、大型サイズのポリ袋をセットする場合のように、持ち手を4カ所で固定すると手持ちが逆ハ字状となり、収納物が重い場合に生じる手持ちのズレ(滑り)を抑制することができ、ポリ袋の弛みを防止できる。
【0008】
また、請求項3に記載の本発明は、請求項1または請求項2の何れかに記載のリサイクル用ストックケースにおいて、前記箱体の上部開口部を二重構造とした。
上記請求項3の構成では、箱体の強度が強化されて物品収納による形状の歪みが防止される。また、外観の見栄えも良くなる。
【0009】
また、請求項4に記載の本発明は、請求項1から請求項3までの何れかに記載のリサイクル用ストックケースにおいて、前記把手口の上縁に、内側に折り返す折返片を形成して構成した。
上記請求項4に記載の構成では、内側に折り返した折返片により、箱体を持ち運ぶ際の把手口の握り感が改善され、重い物を運ぶ時でも、その縁部で手の平を痛くなりにくい。
【0010】
また、請求項5に記載の本発明は、請求項1から請求項4までの何れかに記載のリサイクル用ストックケースにおいて、前記箱体は、折り曲げにより角筒状本体を画成する背部、左右両側部、前部、および、組底式の底部を各々折曲線を介して一体的に連接したシート部材と、当該角筒状本体に着脱自在に取り付け可能なシート状の蓋体を有し、且つ、前記底部より延設した相係合する所定の組底用舌辺の基端部に係合抜けを防止するくの字形の切り込みを設けて構成した。
上記請求項5に記載の構成では、本箱体は1枚のシート部材を所定の折曲線で折り曲げることにより四角状筒体に形成できるため、組立は極めて容易である。また、底部は組底式とし、組底用舌辺同士の係合基端部にくの字形の切り込みを設けて組底を外れにくくし、強度を向上している。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図5に基づいて本発明の実施形態を説明する。
ここで、図1は本発明に係るリサイクル用ストックケースの外観斜視図、図2は持ち手の係着機構を示す要部側面図、図3はリサイクル用ストックケースの展開図、図4および図5はリサイクル用ストックケースにポリ袋をセットする方法を示す説明図である。
【0012】
図1に示すように、本実施形態のリサイクル用ストックケース10(以下、単にストックケース1と呼ぶ)は、内部に柔軟な持ち手付き袋物(例えば、スーパーマーケット等で使用されるポリ袋)を係着して使用済みの新聞、缶や瓶、ペットボトル、牛乳パック等のリサイクル資源を一時的にストックしておくための容器で、角状を成すケース本体1と、ネジパーツ3、3にて回動自在、且つ着脱自在にネジ止めされたシート状の蓋体2とで構成される。
ケース本体1および蓋体2の素材として、軽くて耐熱性や剛性に富み、且つ、透明性、光沢性が良好で外観の見栄えも良好な、例えば、PPシート(ポリプロピレンシート)を使用し、後述するシート部材の折り曲げ加工により、缶やペットボトル、開いた牛乳パック、使用済みの新聞等を最小限のスペースで保管できる直方体形に組み立てられる。
【0013】
また、ケース本体1の左右両側部12、14の上部には、切り抜き形成した把手口4が設けてあり、且つ、この把手口4の上縁に折曲線5aから内側(矢印方向)に折り返す折返片5が切り抜き形成してある。
【0014】
加えて、図2に示すように、このケース本体1の側部12(14)の上端より下向きのスリット6付き固定孔7、7を横一列に形成すると共に、この一対のスリット付き固定孔7、7の内側に位置するように、前記把手口4の上縁より各々上記固定孔7、7に対応する一対の上向きのスリット8付き固定孔9、9を横一列に形成して、ケース内に収納されたポリ袋(P)の持ち手(P1)を固定するための係着機構を構成している。
【0015】
図3に示すシート部材30によれば、図中の破線で示す各々縦折曲線を介して背部11、右側部12、前部13、左側部14が順に連設されていると共に、これら背部11、右側部12、前部13、左側部14の下端には、破線で示す横折曲線を介して組底式を構成する複数の底部15が各々連設され、且つ、各々底部15より組み底の際にその基端部が相係合する複数の組底用舌辺15a〜15gが延設されている。
また、上記した左側部14の右端には、箱体組立時に背部11と接合される斜線で示す糊代(貼着部)14aが形成されている。尚、左右側部14、12の上部一端に蓋体2を回動自在に取り付けるためのネジ3が貫通する孔24、25が設けてある。
【0016】
一方、背部11および前部13の上端には、折り曲げにより箱体幅方向の開口部を2重構造とするための補強辺16、17が延設されており、且つ、その先端部に図中斜線で示す貼着部16a、17aを設け、この補強辺16、17を各々横折曲線に沿って2回折りして貼着部16aを背部11の内側に、また貼着部17aを前部13の内側に接着(例えば、溶着)する。こうすることにより、ケース本体1の強度が強化されて物品収納時の歪みが防止されると共に、ケース本体1の開口縁部に厚みが生じるため、外観の見栄えも良くなり、開口縁部の厚み部分に蓋体2が乗るため、安定した蓋の閉じ方ができる。
【0017】
上記構成のシート部材30を箱状に組み立てるには、先ず、角筒状になるように各縦折曲線を山折りにして左側部14の貼着部14aを背部11の左端内側に重ね合わせて接着し、角筒体を構成する。次に底部15の横折曲線を山折りにし、この時、対向する一方の各組底用舌辺15a〜15bと他方の各組底用舌辺15e〜15g同士が各々咬合して底部を形成し、直方体形状の箱体となる。
【0018】
尚、この組底工程において、本実施形態では、組底用舌辺15bの基端部18が係合する組底用舌辺15fの基端部21、および組底用舌辺15bのもう一方の基端部19と係合する組底用舌辺15eの基端部20のそれぞれに、くの字形状の切り込み23、22を設けて係合を外れにくくし、強固な組底構成と成している。
また、本実施形態では、同素材の中敷き(図示せず)が用意されており、組底された底部15にこの中敷きを重ねることにより、底部の強度をより一層強いものにしている。
【0019】
これで、ケース本体1の組立は完了し、最後にケース本体1の開口部に蓋体2を取り付ければ、図1に示した本発明のストックケース10が完成する。
【0020】
次に、図4および図5に基づいて本発明のストックケース10にポリ袋Pを係着する方法を説明する。
【0021】
図4は、比較的大きなポリ袋Pをストックケース1にセットする場合を示している。
先ず、持ち手P1がストックケース1の把手口側に向くようにポリ袋Pをケース内に収納し、ケースより突出したポリ袋Pの持ち手P1の基部付近をそれぞれ側板12(14)上端のスリット6、6から固定孔7、7に押し入れる。この作業は、ポリ袋Pの開口を引っ張りながら行うと、ポリ袋Pを弛ますことなくケース内にきちんとセットすることができる。
図4の場合、セットするポリ袋Pが大型サイズであるから、余った持ち手部分を再度ケース外側より把手口4のスリット8に押し入れて固定孔9に引っ掛け、持ち手P1の端部をケース内に収めるようにする。これで、ポリ袋Pはケース内にしっかりと係着され、同時に余分な持ち手部分がケース内に隠されるため、家庭内に置いても見栄えが良い。
【0022】
本構成では、把手口縁部の固定孔9、9を側部上端の固定孔7、7の内側に位置するようにしてあるので、持ち手P1を左右側部の4カ所で固定すると、図4のようにケース外に露出する持ち手部分が逆ハ字状となって、これにより、リサイクル品を収納した際、収納物によるポリ袋Pの加重で持ち手P1の先端側に加わる引っ張り力を軽減でき、収納物が特に重い場合に生じ易い持ち手P1の係着ズレ(滑り)を抑制することができ、きちんとセットしたポリ袋P1の弛みを防止できる。
【0023】
図5は、適正サイズのポリ袋Pや、幾分小さめのポリ袋P等をセットする場合を示している。この場合、持ち手P1は短いため、係着の際に持ち手P1に上記のような余りは生じないから、側部上端のスリット付き固定孔7のみを使用する。係着の要領は上記同様である。
【0024】
以上説明した本発明のストックケース10において、ケース本体1のサイズを奥行き(D)135×高さ(H)320×幅(W)300mmの直方体形状とした。このようなサイズに設定した理由は、様々なリサイクル品を隙間無く効率的に収納できるよう考慮したためである。因みに、
(1)牛乳パックは、開いた状態にするとケース幅方向(W)にきちんと収まる。
(2)雑誌(月刊誌)は、横向きにするとケース幅方向(W)にきちんと収まり、且つ、奥行き方向(D)に約12冊が収まる。
(3)350ミリリットルの飲料缶は、縦置きで奥行き方向(D)に2本、幅方向(W)に8本並び、且つ、高さ方向(H)に2段きちんと収まる。
また、横置きで幅方向(W)に4本並び、且つ、高さ方向(H)に5段きちんと収まる。
(4)2リットルのペットボトルは、縦置きで幅方向(W)に3本が収まり、横置きで高さ方向(H)に重ねて3本が収まる。
といった具合で、何れも効率的な収納が行えるようになっている。
【0025】
また、上記のように、様々なリサイクル品を収納して重くなったストックケース10を持ち運ぶ場合、把手口4の上縁に形成した折返片5により把手口4の握り感が改善され、縁部で手の平を痛くすることもない。
【0026】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の本発明によれば、箱体の両側部の所定部位に把手口を形成すると共に、各側部の上端、および、把手口の上縁より各々対向するように左右一対のスリット付き固定孔を設け、袋物の持ち手部分を仮固定する係着機構を形成したので、袋物を弛ませずに箱体内に簡単にセットすることができ、使用後の新聞、缶や瓶、ペットボトル、牛乳パック等、様々なリサイクル品を分別してそれぞれを効率良く収納することができる。
【0027】
また、請求項2に記載の本発明によれば、把手口縁部の固定孔を側部上端の固定孔の内側に位置するように形成したので、大型サイズのポリ袋をセットする場合のように、持ち手を片側4カ所で固定すると持ち手が逆ハ字状となり、特に収納物の重い場合に生じ易い手持ちの係着ズレ(滑り)を抑制することができ、ポリ袋の弛みを防止できる。
【0028】
また、請求項3に記載の本発明によれば、箱体の開口部を二重構造としたので、箱体の強度が強化され、物品収納による形状の歪みが防止される。また、箱体の開口縁部に厚みが生じるから、外観の見栄えも良くなる。
【0029】
また、請求項4に記載の本発明によれば、把手口の上縁に、内側に折り返す折返片を形成したので、箱体を持ち運ぶ際の把手口の握り感が改善され、その縁部で手の平を痛くすることもなくなる。
【0030】
また、請求項5に記載の本発明によれば、箱体は、折り曲げにより角筒状本体を画成する背部、左右両側部、前部、および、組底式の底部を各々折曲線を介して一体的に連接したシート部材と、当該角筒状本体に着脱自在に取り付け可能なシート状の蓋体を有し、且つ、前記底部より延設した相係合する所定の組底用舌辺の基端部にくの字形の切り込みを設けて構成したので、本箱体は1枚のシート部材を所定の折曲線で折り曲げることにより箱状にできるため、組立は極めて容易である。
また、組底用舌辺の係合基端部にくの字形の切り込みを設けたことにより、係合が外れにくい強固な組底構造とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリサイクル用ストックケースの外観斜視図。
【図2】持ち手の係着機構を示すリサイクル用ストックケースの要部側面図。
【図3】リサイクル用ストックケースの展開図。
【図4】リサイクル用ストックケースにポリ袋をセットする時の説明図。
【図5】リサイクル用ストックケースにポリ袋をセットする時の図4とは別の説明図。
【符号の説明】
1 箱体(ケース本体)
2 蓋体
4 把手口
5 折返片
6、8 スリット
7、9 固定孔
10 リサイクル用ストックケース
11 背部
12 右側部
13 前部
14 左側部
15 底部
15a〜15g 組底用舌辺
18〜21 基端部
22、23 切り込み
30 シート部材
P 袋物(ポリ袋)
P1 持ち手
Claims (5)
- 内部に柔軟な持ち手付き袋物を係着して缶や瓶、ペットボトル、牛乳パック、使用済みの新聞等をストックしておくシート部材で成る箱体であって、
当該箱体の両側部の所定部位に把手口を形成すると共に、前記各側板の上端、または、上端および前記把手口の上縁より各々対向するように一対のスリット付き固定孔を設け、前記袋物の持ち手部分を仮固定し、袋物を開口状態にする係着機構としたことを特徴とするリサイクル用ストックケース。 - 前記把手口上縁の一対の固定孔が前記側部上端の一対の固定孔の内側に位置するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のリサイクル用ストックケース。
- 前記箱体の上部開口部を二重構造としたことを特徴とする請求項1または請求項2の何れかに記載のリサイクル用ストックケース。
- 前記把手口の上縁に、内側に折り返す折返片を形成して成ることを特徴とする請求項1から請求項3までの何れかに記載のリサイクル用ストックケース。
- 前記箱体は、折り曲げにより角筒状本体を画成する背部、左右両側部、前部、および、組底式の底部を各々折曲線を介して一体的に連接したシート部材と、当該角筒状本体に着脱自在に取り付け可能なシート状の蓋体を有し、
且つ、前記底部より延設した相係合する所定の組底用舌辺の基端部に係合抜けを防止するくの字形の切り込みを設けたことを特徴とする請求項1から請求項4までの何れかに記載のリサイクル用ストックケース。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2002195969A JP2004035201A (ja) | 2002-07-04 | 2002-07-04 | リサイクル用ストックケース |
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JP2002195969A JP2004035201A (ja) | 2002-07-04 | 2002-07-04 | リサイクル用ストックケース |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2004035201A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2932785A1 (fr) * | 2008-06-23 | 2009-12-25 | Arccades Sas | Casier pour dechets tres faiblement radiactifs |
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JP2013152033A (ja) * | 2012-01-24 | 2013-08-08 | Noritz Corp | 貯湯ユニット |
KR101394477B1 (ko) | 2012-11-30 | 2014-05-13 | 엔피씨(주) | 속포장재를 고정시킬 수 있는 상자 |
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-
2002
- 2002-07-04 JP JP2002195969A patent/JP2004035201A/ja active Pending
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