JP2004033212A - バッテリー付勢式発光ロッド - Google Patents
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Abstract
【課題】高効率、長寿命の適切な光源を用いる、発光釣りロッドを提供する。
【解決手段】バッテリー付勢式発光釣りロッド20は、前方端部を有するハンドル22と、該ハンドル22の前方端部から延在するシャフト32と、該シャフト32に固定された電子蛍光灯44と、電力を該電子蛍光灯44に供給するための電源をグリップ26内に備える。
【選択図】 図1
【解決手段】バッテリー付勢式発光釣りロッド20は、前方端部を有するハンドル22と、該ハンドル22の前方端部から延在するシャフト32と、該シャフト32に固定された電子蛍光灯44と、電力を該電子蛍光灯44に供給するための電源をグリップ26内に備える。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、発光釣り用ロッドに関する。より詳しくは、本発明は、少なくとも1つの電気冷光発光デバイスが形成された、発光釣り用ロッドに関するが、これに限定されるものではない。
【0002】
【従来技術】
夜間釣りは、様々な理由のため人気の高い活動である。残念ながら、夜間釣りに伴う貧弱な照明は、釣り人にとって相当数の問題を孕んでいる。例えば、魚が餌に食いついたことを示すロッド先端の運動を釣り人が視覚的に識別することは不可能でないにしても困難であり、魚の食いつきがあるときロッドを発見することは困難であり、糸の絡みを検出することが困難であり、当該エリアにいる他の人々が釣り糸が切れていることに気づかないこともあり得る、等々である。
【0003】
これらの問題に取り組み、全体として夜間釣り人を援助するため幾つかの発光釣りロッドが開発されてきた。従来技術の装置の所望の特徴は、魚の食いつきの準備指示を与える先端ライトと、釣り人がポールに沿った釣り糸を観察することができるように糸案内部を照明するライトと、釣り人がリールを離れていく糸を観察することができるように又は当該糸に餌をつけることを援助するため増大した光を持つことができるように設けられたリールの前方の光と、魚が餌に食いつくとき1つ以上のライトが自動的に照明するように設けられた食いつき検出センサーと、を含む。一般的には、これらの従来技術のロッドは、パワーをこれらのライトに、並びに、当該ライトを巧みに操作するためのスイッチとして良好にライトにパワーを提供するため、ロッドハンドル中にバッテリーを収容している。
【0004】
多数の従来技術装置は、光が必要とされているところに光を送るため装置と結合したハンドル内に収容されている光源を用いている。これらの装置内に用いられている例えば白熱電球等の光源は、ロッドそれ自体上での配置の助けとなる形状を持っていない傾向があり、かくして、光源をハンドル内に収容する必要性及び輸送機構の必要性を持っている。そのような装置は、透明又は半透明のロッドの内部を照明するか、釣り糸を照明するためロッドの外側に沿ってビームを放射するか、或いは、繊維光学ストランドを介してロッドを照明するかのいずれかである。これらの装置は、バッテリー寿命を減少させる比較的非効率で、比較的短い電球寿命を有する、白熱電流が好都合である。
【0005】
白熱電球又は一点から光を放射する他の型式の電灯を用いるロッドの一つの制限は、エリアに亘って均等な照明を達成することが困難であるということである。例えば、光ファイバー、光配管材料、又は、透明ロッド等の輸送機構を用いたとしても、電球の近傍で照明が最大となる。
【0006】
トエルケンに付与された米国特許番号6,061,946号は、釣り人が、夜間の使用で魚の食らい付きに応答した先端部の運動を視覚的に検出することができるように、LEDがロッドの先端部内に配置されている、発光ロッドを開示している。LEDが、効率及び電球寿命の問題点を幾分軽減することができるが、糸案内部を介して糸を監視するのに十分な光を提供せず、当該ロッドに沿った取り付けの助けとはならず、典型的には、LEDが光をビーム状パターンに放射する傾向にあり、このためLEDの明るさは、視覚角度に有意に依存して変動する。加えて、米国特許番号6,061,946号のLED装置は、それが、先端部とは異なるロッドの任意部分を照明するようには配置されていない。従って、米国特許番号6,061,946号のLED装置は、ロッドの先端部の運動の検出を援助するという用途に限定されてしまう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
かくして、本発明の目的は、比較的高い効率及び比較的長い寿命の適切な光源を用いる、発光釣りロッドを提供することである。
【0008】
本発明の更なる目的は、魚の食らい付きに応じたロッドの先端部の運動を検出する際に夜間釣り人の必要性に合致する選択可能な光源を提供することである。
本発明の更なる目的は、ロッドの長さに沿った釣り糸の状態を監視し、又は、フックに餌を付けたり若しくは釣り糸の絡みをほどくときのように当該釣り糸を用いた作業で、夜間釣り人の必要性に合致する、選択可能な光源を提供することである。
【0009】
本発明の更なる目的は、ロッドの外観又はロッドの機能のいずれにも悪影響を及ぼすことなく、釣りロッドの任意部分に沿った配置の助けとなる光源を組み込むことである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、必要性を満足し、上述した問題を軽減するバッテリー付勢式発光釣りロッドを提供する。他の発光釣りロッドに関して、本発明の発光ロッドは、光源にパワーを供給するためのハンドル内部のバッテリーと、釣り人によるアクセスを準備するためのハンドル取り付け式スイッチと、を収容している。しかし、従来技術の装置とは異なり、本発明に係るシステムは、単一のポイントというよりも表面に亘って光を放射する少なくとも1つの電子蛍光(EL)発光装置を備え、これにより、放射される光が目触りである問題を軽減し、視角を改善する。
EL発光装置は、EL装置が、所望の位置でロッドの回りに材料を包み、該材料をロッドに接着させることにより、ロッドに取り付けることができるように薄い可撓性材料から製造されている。
【0011】
一態様では、本発明の装置は、低光度又は光が無い条件で、魚の食らい付きの視覚的兆候を提供するため、ロッド先端に近接して幅広い均等な照明を提供する。
【0012】
別の態様では、本発明は、ロッドに沿った釣り糸状態の監視を可能にするため、及び、例えばかぎ針への餌の取り付け、釣り糸のほぐし等々の
活動のための作業光を提供するため、釣りロッドの一部分に沿って幅広い均等な照明を提供する。
【0013】
更に別の態様では、本発明は、釣りロッド内に従来のバッテリーにより実際に提供されるよりも高い電圧を必要とするか又は適切な作動のため交流を必要とする、照明装置の使用を可能にするため電気コンバータを備えるバッテリー付勢式釣りロッドを提供する。
【0014】
更に別の態様では、本発明は、発光釣り糸ロッドの電灯を付勢することに連係された電気回路を収容するハウジングと、ロッドの握り表面を形成するためハウジング上に受け入れられたカバーと、を備える釣りロッド用ハンドルを提供する。
【0015】
本発明の更なる目的、特徴及び利点は、添付図面を参照しつつ好ましい実施形態の次の説明を読むとき当業者にとって明らかであろう。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明を詳細に説明する前に、本発明は、図示された構成及び本明細書に記載された工程の詳細にその応用を限定するものではないことを理解することが重要である。本発明は、他の実施形態を可能とし、様々な方法で実施され、実行することができる。本明細書で用いられる、用法及び専門用語は、説明の目的のためであり、これに限定するものではないことが理解されるべきである。
【0017】
本発明の好ましい実施形態の装置が以下に示され、全体として「釣りロッド」として説明されるが、釣りロッドは、特定の種の魚、特定サイズの魚、特定の釣り環境等のため意図されている、様々なスタイル(例えば、クラッピー用のロッド、スピニングロッド、キャスティングロッド、トリガーロッド等々)で利用可能であり、そのような全ての釣りロッドが、幾つかの共通の構成要素を分与し、類似の外観を持つので、及び、本発明はそのような用途の全てに適合可能であるので、「釣りロッド」という用語は、任意型式の釣りロッドを含むように幅広く解釈されるべきである。
【0018】
ここで、図面を参照すると、同様の参照番号は、幾つかの図面を通して同じ部品を指し示しており、本発明のバッテリー付勢発光ロッド20の好ましい実施形態が図1に示されている。好ましくは、ロッド20は、キャップ24、グリップ26、リールマウント28及び光スイッチ30を有する操作アッセンブリ22と、前方先端部48を有する操作アッセンブリ22から前方に延在するシャフト32と、該シャフト32に固定されたライン案内手段34及びライン案内手段36であって、ライン案内手段34及びライン案内手段36の間にあるシャフト32とほぼ直列に延びる経路に釣り糸が従うように整列した、該ライン案内手段34及びライン案内手段36と、シャフト32の末端部又は先端部48に向かって配置された電子蛍光灯44と、リールマウント28の前方にシャフト32に配置された電子蛍光灯46と、を備えている。
【0019】
方向に関する用語、即ち前方、後方、左方、右方等は、本発明に係る装置を使用した釣り人の立場から眺めたときの釣りロッドに対する方向又は位置を指し示すために使用される。釣りロッドは、釣り任の前方に典型的に保持されているので、「前方」又は「前方に」という用語は、ロッド20の遠方先端部48に向かって配置された特徴に関して使用される。これに対し、「後方」又は「後方に」という用語は、ハンドル22に向かって配置された特徴に関して使用される。
【0020】
次に、図2を参照すると、操作アッセンブリ22は、外側にねじが形勢された前部ボス52を有する前部50と、シャフト32を保持するためボス52上に螺合されている前方キャップ54と、前部50から後方に延在し且つ外側にねじ形成されたボス56を含むリールマウント28と、ボス56上で螺合され且つ外側がねじ形成された後方ボス60を有するグリップアッセンブリ26と、ボス60上に螺合されたバッテリーキャップ62と、を備える。
【0021】
上述したように、本発明は、電子蛍光灯44及び46(図1)を用いる。そのような電灯は当該技術分野で周知されており、電灯の、表面領域又は選択された表面領域に亘って均等に光を放射することが特徴である。そのような電灯は、AC電場で蛍光誘電体を励起することによって光を放射する。当業者に認知されるであろうように、電子蛍光灯は、典型的には150VACのオーダーにある比較的高いAC電圧を必要とし、これに対し、バッテリーは典型的には比較的低いDC電圧を提供する。かくして、容易に利用可能なバッテリーからそのような電灯を付勢するために、電灯に、必須な電力を提供するためインバーター40が必要とされている。好ましくは、インバーター40及びバッテリー42a及び42bはグリップ26内に収容されている。
【0022】
本発明のロッドにおける回路の配置に関して、幾つかの考察事項が惹起される。例えば、回路は、密封室内に収容されるのが好ましい。釣りロッドは、常に湿った環境で使用され、時折、水中に落下することもあるからである。別の考察は、電子蛍光灯と、インバーターとの間の配線のためのルートを提供するということである。更に別の考察は、バッテリーの容易な再配置を可能にするバッテリー室を提供するということである。
【0023】
これらの考察を鑑みて、グリップ26は、ハウジング部分64と、カバー66とのを備える。図3乃至図6を更に参照すると、ハウジング部分64は、外側表面68と、ハウジング部分64の内部に形成された空洞部70と、外側表面68を通ってハウジング64の頂部から空洞部70へ突出するアパーチャ72と、外側表面68を通ってハウジング64の底部から空洞部70へ突出するアパーチャ74と、を備える。ハウジング部分64は、シャフト32を収容するためその前方端部78でスプーン形状の開口76も備えている。通路80は、制御回路40(図7)から中空シャフト32の中心82へとワイヤを通すため、空洞部70をスプーン形状開口76に接続している。
【0024】
次に、図8を参照すると、インバーター40は、バッテリー42a及び42bから、比較的低いDC電圧、即ち3VDCを受け取り、スイッチ30の作動時には、比較的高いAC電圧を、一方又は両方のEL電灯44及び46に提供する。
好ましくは、インバーター40は、マイクロコントローラ84と、マイクロコントローラ84のデジタル出力90及び92により各々選択的に駆動されるインジケーター86及び88と、トランジスター94、ダイオード96及びレジスター98からなるパワー制御回路と、デジタル出力104及び106により各々制御される一対のトランジスター100及び102と、一対の変圧器108及び110と、を備えている。
【0025】
なお、「マイクロコントローラ」という用語は、事実上任意型式のプログラム可能な装置を説明するため本明細書で幅広く使用される。例を用いると、そのような装置の例は、マイクロプロセッサ、FPGA装置、及び、プログラム可能な論理アレイ、並びに、マイクロコントローラと一般に称される装置を含んでいるが、これらに限定するものではない。
【0026】
最初に、インバーターがオフにされた場合、回路を付勢するため電流がバッテリー42bの負端子から流れることができないように、レジスター8によって、トランジスター94は、その非導電状態に保持される。スイッチ30を押下すると、トランジスター94のゲートは、ダイオード96によりハイ側に引っ張られ、回路をパワーアップさせる。一旦、パワーが印加されると、マイクロコントローラ84は、スイッチ30の解放後にトランジスター94がその伝導状態を維持するように出力112をハイ状態にセットするようにプログラムされる。次に、マイクロコントローラ84は、出力104をそのハイ状態及びロー状態の間でトグルし始め、トランジスター100に交互にオンオフを切り替えさせ、次に、変圧器108の一次巻き線114を通して交流を流れさせる。変圧器108は、その2次巻き線116で与えられた電圧がEL電灯44を駆動するのに十分であるような巻数比を持っている。
【0027】
スイッチ30は、マイクロコントローラ84が、スイッチ30の引き続くスイッチ閉鎖に基づいてインバータ40の作動を制御することができるように入力部118に接続されている。スイッチ30の次の押下時には、マイクロコントローラ84は、トグル出力104を停止させ、トグル出力106を開始する。上述されたのと同じ態様で、トランジスター102は、EL電灯46を駆動するため2次巻き線122で比較的高いAC電圧を生成するため変圧器110の一次巻き線120に交流を発生させる。
【0028】
スイッチ30の次の押下時には、マイクロコントローラ84は、EL電灯44及び46の両方が照射するように、出力104のトグルを再開始する。スイッチ30の4番目の押下時には、マイクロコントローラ84は、スイッチ30の解放時に、トランジスター94がその非伝導状態に戻り、これによりインバータ回路をパワーダウンするように、出力112をロー側にセットする。スイッチ30の引き続く押下は、当該プロセスを周期的な態様で繰り返させる。
【0029】
インジケータ86及び88は、いずれの電灯が発光されるべきか又はその代わりにスイッチ30を照明するため使用することができるかを指令するためEL電灯44及び46のものと類似の態様でオンオフを周期的に繰り返すことができる。
【0030】
ここで、図7を参照すると、ハウジング64の底部(図7に垂直方向に逆転されて示されている)から、インバータ40は、シール部124、スイッチオーバーレイ126、シール部128、インバータ40、バッテリー接点130、及び、上側リテイナー132をアパーチャ74を通して挿入することにより、空洞部70内に密封される。シール部134及び下側リテイナー136は、ねじ138を用いてハウジング64に固定され、スイッチオーバーレイ126がアパーチャ72を通して眼に見えるようにインバータ40を空洞部70内のその適切な位置に固定する(図1に最も良く示されている)。なお、ハウジング64内へのインバータ40の組み付け前に、ワイヤ140及び142は、シャフト32の中心82(図6)を通してEL電灯44及び46に回送されなければならない。電灯のワイヤ140及び146への接続を可能にするため、電灯44及び46の下方又は隣接して小孔(図示せず)をシャフト32に設けることもできる。
【0031】
図2を更に参照すると、次のカバー66は、アパーチャ74に亘って後方に摺動される。カバー66は、カバー66がハウジング64と適切に係合するとき、グリップ部26が円柱外観を持ち、釣り人のために心地よい握り表面を提供し、スイッチ30を、釣り人により容易にアクセス可能な位置に配置し、インジケータ86及び88を眼に見える位置に配置するように、ハウジング64のスプーン形状の開口76と相補的なスプーン形状開口144を備えている。
【0032】
図7を引き続き参照すると、キャップ24は、挿入体148に回転可能に固定された外側シェル146を備えている。挿入体148は、バッテリー42a及び42bと適切に整列された状態に挿入体148を留まらせることを確実にするため、グリップ部分26のキー150、152及び154を受け入れるキー溝(図示せず)を備えている。バッテリーパッド156は、ねじ158を用いて挿入体148に固定され、バッテリー42aの正端子と接触する伝導材料から形成されるのが好ましい。スプリング162は、2つのバッテリー42a及び42bを直列に接続するためバッテリー42aの負端子と接触する。シール部160は、キャップ24がグリップ26上に締結されるとき、その接続が耐水性を持つようにボス60に亘って受け入れられている。
【0033】
キャップ24がグリップ26に固定されたとき、バッテリー42a及び42bは、スプリング164がバッテリー42bの負端子と接触するようにバッテリー接点130内に前方に押される。電力は、バッテリー接点130からワイヤ166によりインバータ40に分配される。
【0034】
このように組み付けられた場合、本発明の発光ロッドは、釣りリールを受け取る準備ができたことになる。夜間の釣りの間、釣り人は、EL電灯44又は46のいずれか、又は、両方を選択的に照明するため、上述のようにスイッチ30を簡単に操作することができる。
【0035】
当業者に明らかであるように、本発明にかかる発光釣りロッドは、マイクロコントローラベースのインバータを使用するものとして説明されたが、代替の設計も可能であり、そのような設計も本発明の範囲及び精神の範囲内にある。例を用いると、マイクロコントローラ装置とは反対に離散的論理を使用したインバータを用いることもできる。
【0036】
当業者にとって明らかであるように、本発明の釣りロッドの好ましい実施形態が、2つのEL電灯を持ち、一方がマイクロバルブ端部に向かって配置され、他方が操作端部に向かって配置されたものとして図示され、説明されたが、EL電灯の数及び当該ロッドに沿ったそれらの配置は、本発明にとって本質的ではない。かくして、本発明の実施形態は、EL電灯の任意数を持つ可能性がある。
【0037】
本発明の好ましい実施形態は、電子蛍光灯に関して論じられたが、類似の結果が、一定型式のガス放電電灯を用いて得ることができることは当業者により理解されよう。そのような電灯は、高電圧源を用いた励起を同様に必要とし、かくして、バッテリーにより供給された電圧を、ガス放電装置の作動にとって適切なレベルにまで増加させるためのインバータを必要とする。
【0038】
このように、本発明は、課題を実行し、上記された目的及び利点並びに本発明に固有の作用を達成するように良く適合される。現在のところ好ましい実施形態は、この開示の目的のために記載されたが、多数の変更及び変形が当業者には明らかである。そのような変更及び変形は、請求の範囲により画定された本発明の精神内に包含される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に従って構成されたバッテリー付勢釣りロッドの斜視図を示す。
【図2】図2は、本発明に従って構成されたバッテリー付勢発光釣りロッドの好ましい操作アッセンブリの破断図を示す。
【図3】図3は、本発明の発光ロッドのための制御回路を収容する操作アッセンブリのハウジング部分の底面図を示す。
【図4】図4は、図3のライン4−4から見たハウジング部分の破断側面図を示す。
【図5】図5は、本発明の発光ロッドの操作アッセンブリのハウジング部分の側面図を示す。
【図6】図6は、図5のライン6−6から見たハウジング部分の破断端面図を示す。
【図7】図7は、ハウジング内への回路の組み付けを示すハウジング部分の破断斜視図を示す。
【図8】図8は、本発明に係る発光ロッドのための好ましい制御回路の概略図を示す。
【発明の属する技術分野】
本発明は、発光釣り用ロッドに関する。より詳しくは、本発明は、少なくとも1つの電気冷光発光デバイスが形成された、発光釣り用ロッドに関するが、これに限定されるものではない。
【0002】
【従来技術】
夜間釣りは、様々な理由のため人気の高い活動である。残念ながら、夜間釣りに伴う貧弱な照明は、釣り人にとって相当数の問題を孕んでいる。例えば、魚が餌に食いついたことを示すロッド先端の運動を釣り人が視覚的に識別することは不可能でないにしても困難であり、魚の食いつきがあるときロッドを発見することは困難であり、糸の絡みを検出することが困難であり、当該エリアにいる他の人々が釣り糸が切れていることに気づかないこともあり得る、等々である。
【0003】
これらの問題に取り組み、全体として夜間釣り人を援助するため幾つかの発光釣りロッドが開発されてきた。従来技術の装置の所望の特徴は、魚の食いつきの準備指示を与える先端ライトと、釣り人がポールに沿った釣り糸を観察することができるように糸案内部を照明するライトと、釣り人がリールを離れていく糸を観察することができるように又は当該糸に餌をつけることを援助するため増大した光を持つことができるように設けられたリールの前方の光と、魚が餌に食いつくとき1つ以上のライトが自動的に照明するように設けられた食いつき検出センサーと、を含む。一般的には、これらの従来技術のロッドは、パワーをこれらのライトに、並びに、当該ライトを巧みに操作するためのスイッチとして良好にライトにパワーを提供するため、ロッドハンドル中にバッテリーを収容している。
【0004】
多数の従来技術装置は、光が必要とされているところに光を送るため装置と結合したハンドル内に収容されている光源を用いている。これらの装置内に用いられている例えば白熱電球等の光源は、ロッドそれ自体上での配置の助けとなる形状を持っていない傾向があり、かくして、光源をハンドル内に収容する必要性及び輸送機構の必要性を持っている。そのような装置は、透明又は半透明のロッドの内部を照明するか、釣り糸を照明するためロッドの外側に沿ってビームを放射するか、或いは、繊維光学ストランドを介してロッドを照明するかのいずれかである。これらの装置は、バッテリー寿命を減少させる比較的非効率で、比較的短い電球寿命を有する、白熱電流が好都合である。
【0005】
白熱電球又は一点から光を放射する他の型式の電灯を用いるロッドの一つの制限は、エリアに亘って均等な照明を達成することが困難であるということである。例えば、光ファイバー、光配管材料、又は、透明ロッド等の輸送機構を用いたとしても、電球の近傍で照明が最大となる。
【0006】
トエルケンに付与された米国特許番号6,061,946号は、釣り人が、夜間の使用で魚の食らい付きに応答した先端部の運動を視覚的に検出することができるように、LEDがロッドの先端部内に配置されている、発光ロッドを開示している。LEDが、効率及び電球寿命の問題点を幾分軽減することができるが、糸案内部を介して糸を監視するのに十分な光を提供せず、当該ロッドに沿った取り付けの助けとはならず、典型的には、LEDが光をビーム状パターンに放射する傾向にあり、このためLEDの明るさは、視覚角度に有意に依存して変動する。加えて、米国特許番号6,061,946号のLED装置は、それが、先端部とは異なるロッドの任意部分を照明するようには配置されていない。従って、米国特許番号6,061,946号のLED装置は、ロッドの先端部の運動の検出を援助するという用途に限定されてしまう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
かくして、本発明の目的は、比較的高い効率及び比較的長い寿命の適切な光源を用いる、発光釣りロッドを提供することである。
【0008】
本発明の更なる目的は、魚の食らい付きに応じたロッドの先端部の運動を検出する際に夜間釣り人の必要性に合致する選択可能な光源を提供することである。
本発明の更なる目的は、ロッドの長さに沿った釣り糸の状態を監視し、又は、フックに餌を付けたり若しくは釣り糸の絡みをほどくときのように当該釣り糸を用いた作業で、夜間釣り人の必要性に合致する、選択可能な光源を提供することである。
【0009】
本発明の更なる目的は、ロッドの外観又はロッドの機能のいずれにも悪影響を及ぼすことなく、釣りロッドの任意部分に沿った配置の助けとなる光源を組み込むことである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、必要性を満足し、上述した問題を軽減するバッテリー付勢式発光釣りロッドを提供する。他の発光釣りロッドに関して、本発明の発光ロッドは、光源にパワーを供給するためのハンドル内部のバッテリーと、釣り人によるアクセスを準備するためのハンドル取り付け式スイッチと、を収容している。しかし、従来技術の装置とは異なり、本発明に係るシステムは、単一のポイントというよりも表面に亘って光を放射する少なくとも1つの電子蛍光(EL)発光装置を備え、これにより、放射される光が目触りである問題を軽減し、視角を改善する。
EL発光装置は、EL装置が、所望の位置でロッドの回りに材料を包み、該材料をロッドに接着させることにより、ロッドに取り付けることができるように薄い可撓性材料から製造されている。
【0011】
一態様では、本発明の装置は、低光度又は光が無い条件で、魚の食らい付きの視覚的兆候を提供するため、ロッド先端に近接して幅広い均等な照明を提供する。
【0012】
別の態様では、本発明は、ロッドに沿った釣り糸状態の監視を可能にするため、及び、例えばかぎ針への餌の取り付け、釣り糸のほぐし等々の
活動のための作業光を提供するため、釣りロッドの一部分に沿って幅広い均等な照明を提供する。
【0013】
更に別の態様では、本発明は、釣りロッド内に従来のバッテリーにより実際に提供されるよりも高い電圧を必要とするか又は適切な作動のため交流を必要とする、照明装置の使用を可能にするため電気コンバータを備えるバッテリー付勢式釣りロッドを提供する。
【0014】
更に別の態様では、本発明は、発光釣り糸ロッドの電灯を付勢することに連係された電気回路を収容するハウジングと、ロッドの握り表面を形成するためハウジング上に受け入れられたカバーと、を備える釣りロッド用ハンドルを提供する。
【0015】
本発明の更なる目的、特徴及び利点は、添付図面を参照しつつ好ましい実施形態の次の説明を読むとき当業者にとって明らかであろう。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明を詳細に説明する前に、本発明は、図示された構成及び本明細書に記載された工程の詳細にその応用を限定するものではないことを理解することが重要である。本発明は、他の実施形態を可能とし、様々な方法で実施され、実行することができる。本明細書で用いられる、用法及び専門用語は、説明の目的のためであり、これに限定するものではないことが理解されるべきである。
【0017】
本発明の好ましい実施形態の装置が以下に示され、全体として「釣りロッド」として説明されるが、釣りロッドは、特定の種の魚、特定サイズの魚、特定の釣り環境等のため意図されている、様々なスタイル(例えば、クラッピー用のロッド、スピニングロッド、キャスティングロッド、トリガーロッド等々)で利用可能であり、そのような全ての釣りロッドが、幾つかの共通の構成要素を分与し、類似の外観を持つので、及び、本発明はそのような用途の全てに適合可能であるので、「釣りロッド」という用語は、任意型式の釣りロッドを含むように幅広く解釈されるべきである。
【0018】
ここで、図面を参照すると、同様の参照番号は、幾つかの図面を通して同じ部品を指し示しており、本発明のバッテリー付勢発光ロッド20の好ましい実施形態が図1に示されている。好ましくは、ロッド20は、キャップ24、グリップ26、リールマウント28及び光スイッチ30を有する操作アッセンブリ22と、前方先端部48を有する操作アッセンブリ22から前方に延在するシャフト32と、該シャフト32に固定されたライン案内手段34及びライン案内手段36であって、ライン案内手段34及びライン案内手段36の間にあるシャフト32とほぼ直列に延びる経路に釣り糸が従うように整列した、該ライン案内手段34及びライン案内手段36と、シャフト32の末端部又は先端部48に向かって配置された電子蛍光灯44と、リールマウント28の前方にシャフト32に配置された電子蛍光灯46と、を備えている。
【0019】
方向に関する用語、即ち前方、後方、左方、右方等は、本発明に係る装置を使用した釣り人の立場から眺めたときの釣りロッドに対する方向又は位置を指し示すために使用される。釣りロッドは、釣り任の前方に典型的に保持されているので、「前方」又は「前方に」という用語は、ロッド20の遠方先端部48に向かって配置された特徴に関して使用される。これに対し、「後方」又は「後方に」という用語は、ハンドル22に向かって配置された特徴に関して使用される。
【0020】
次に、図2を参照すると、操作アッセンブリ22は、外側にねじが形勢された前部ボス52を有する前部50と、シャフト32を保持するためボス52上に螺合されている前方キャップ54と、前部50から後方に延在し且つ外側にねじ形成されたボス56を含むリールマウント28と、ボス56上で螺合され且つ外側がねじ形成された後方ボス60を有するグリップアッセンブリ26と、ボス60上に螺合されたバッテリーキャップ62と、を備える。
【0021】
上述したように、本発明は、電子蛍光灯44及び46(図1)を用いる。そのような電灯は当該技術分野で周知されており、電灯の、表面領域又は選択された表面領域に亘って均等に光を放射することが特徴である。そのような電灯は、AC電場で蛍光誘電体を励起することによって光を放射する。当業者に認知されるであろうように、電子蛍光灯は、典型的には150VACのオーダーにある比較的高いAC電圧を必要とし、これに対し、バッテリーは典型的には比較的低いDC電圧を提供する。かくして、容易に利用可能なバッテリーからそのような電灯を付勢するために、電灯に、必須な電力を提供するためインバーター40が必要とされている。好ましくは、インバーター40及びバッテリー42a及び42bはグリップ26内に収容されている。
【0022】
本発明のロッドにおける回路の配置に関して、幾つかの考察事項が惹起される。例えば、回路は、密封室内に収容されるのが好ましい。釣りロッドは、常に湿った環境で使用され、時折、水中に落下することもあるからである。別の考察は、電子蛍光灯と、インバーターとの間の配線のためのルートを提供するということである。更に別の考察は、バッテリーの容易な再配置を可能にするバッテリー室を提供するということである。
【0023】
これらの考察を鑑みて、グリップ26は、ハウジング部分64と、カバー66とのを備える。図3乃至図6を更に参照すると、ハウジング部分64は、外側表面68と、ハウジング部分64の内部に形成された空洞部70と、外側表面68を通ってハウジング64の頂部から空洞部70へ突出するアパーチャ72と、外側表面68を通ってハウジング64の底部から空洞部70へ突出するアパーチャ74と、を備える。ハウジング部分64は、シャフト32を収容するためその前方端部78でスプーン形状の開口76も備えている。通路80は、制御回路40(図7)から中空シャフト32の中心82へとワイヤを通すため、空洞部70をスプーン形状開口76に接続している。
【0024】
次に、図8を参照すると、インバーター40は、バッテリー42a及び42bから、比較的低いDC電圧、即ち3VDCを受け取り、スイッチ30の作動時には、比較的高いAC電圧を、一方又は両方のEL電灯44及び46に提供する。
好ましくは、インバーター40は、マイクロコントローラ84と、マイクロコントローラ84のデジタル出力90及び92により各々選択的に駆動されるインジケーター86及び88と、トランジスター94、ダイオード96及びレジスター98からなるパワー制御回路と、デジタル出力104及び106により各々制御される一対のトランジスター100及び102と、一対の変圧器108及び110と、を備えている。
【0025】
なお、「マイクロコントローラ」という用語は、事実上任意型式のプログラム可能な装置を説明するため本明細書で幅広く使用される。例を用いると、そのような装置の例は、マイクロプロセッサ、FPGA装置、及び、プログラム可能な論理アレイ、並びに、マイクロコントローラと一般に称される装置を含んでいるが、これらに限定するものではない。
【0026】
最初に、インバーターがオフにされた場合、回路を付勢するため電流がバッテリー42bの負端子から流れることができないように、レジスター8によって、トランジスター94は、その非導電状態に保持される。スイッチ30を押下すると、トランジスター94のゲートは、ダイオード96によりハイ側に引っ張られ、回路をパワーアップさせる。一旦、パワーが印加されると、マイクロコントローラ84は、スイッチ30の解放後にトランジスター94がその伝導状態を維持するように出力112をハイ状態にセットするようにプログラムされる。次に、マイクロコントローラ84は、出力104をそのハイ状態及びロー状態の間でトグルし始め、トランジスター100に交互にオンオフを切り替えさせ、次に、変圧器108の一次巻き線114を通して交流を流れさせる。変圧器108は、その2次巻き線116で与えられた電圧がEL電灯44を駆動するのに十分であるような巻数比を持っている。
【0027】
スイッチ30は、マイクロコントローラ84が、スイッチ30の引き続くスイッチ閉鎖に基づいてインバータ40の作動を制御することができるように入力部118に接続されている。スイッチ30の次の押下時には、マイクロコントローラ84は、トグル出力104を停止させ、トグル出力106を開始する。上述されたのと同じ態様で、トランジスター102は、EL電灯46を駆動するため2次巻き線122で比較的高いAC電圧を生成するため変圧器110の一次巻き線120に交流を発生させる。
【0028】
スイッチ30の次の押下時には、マイクロコントローラ84は、EL電灯44及び46の両方が照射するように、出力104のトグルを再開始する。スイッチ30の4番目の押下時には、マイクロコントローラ84は、スイッチ30の解放時に、トランジスター94がその非伝導状態に戻り、これによりインバータ回路をパワーダウンするように、出力112をロー側にセットする。スイッチ30の引き続く押下は、当該プロセスを周期的な態様で繰り返させる。
【0029】
インジケータ86及び88は、いずれの電灯が発光されるべきか又はその代わりにスイッチ30を照明するため使用することができるかを指令するためEL電灯44及び46のものと類似の態様でオンオフを周期的に繰り返すことができる。
【0030】
ここで、図7を参照すると、ハウジング64の底部(図7に垂直方向に逆転されて示されている)から、インバータ40は、シール部124、スイッチオーバーレイ126、シール部128、インバータ40、バッテリー接点130、及び、上側リテイナー132をアパーチャ74を通して挿入することにより、空洞部70内に密封される。シール部134及び下側リテイナー136は、ねじ138を用いてハウジング64に固定され、スイッチオーバーレイ126がアパーチャ72を通して眼に見えるようにインバータ40を空洞部70内のその適切な位置に固定する(図1に最も良く示されている)。なお、ハウジング64内へのインバータ40の組み付け前に、ワイヤ140及び142は、シャフト32の中心82(図6)を通してEL電灯44及び46に回送されなければならない。電灯のワイヤ140及び146への接続を可能にするため、電灯44及び46の下方又は隣接して小孔(図示せず)をシャフト32に設けることもできる。
【0031】
図2を更に参照すると、次のカバー66は、アパーチャ74に亘って後方に摺動される。カバー66は、カバー66がハウジング64と適切に係合するとき、グリップ部26が円柱外観を持ち、釣り人のために心地よい握り表面を提供し、スイッチ30を、釣り人により容易にアクセス可能な位置に配置し、インジケータ86及び88を眼に見える位置に配置するように、ハウジング64のスプーン形状の開口76と相補的なスプーン形状開口144を備えている。
【0032】
図7を引き続き参照すると、キャップ24は、挿入体148に回転可能に固定された外側シェル146を備えている。挿入体148は、バッテリー42a及び42bと適切に整列された状態に挿入体148を留まらせることを確実にするため、グリップ部分26のキー150、152及び154を受け入れるキー溝(図示せず)を備えている。バッテリーパッド156は、ねじ158を用いて挿入体148に固定され、バッテリー42aの正端子と接触する伝導材料から形成されるのが好ましい。スプリング162は、2つのバッテリー42a及び42bを直列に接続するためバッテリー42aの負端子と接触する。シール部160は、キャップ24がグリップ26上に締結されるとき、その接続が耐水性を持つようにボス60に亘って受け入れられている。
【0033】
キャップ24がグリップ26に固定されたとき、バッテリー42a及び42bは、スプリング164がバッテリー42bの負端子と接触するようにバッテリー接点130内に前方に押される。電力は、バッテリー接点130からワイヤ166によりインバータ40に分配される。
【0034】
このように組み付けられた場合、本発明の発光ロッドは、釣りリールを受け取る準備ができたことになる。夜間の釣りの間、釣り人は、EL電灯44又は46のいずれか、又は、両方を選択的に照明するため、上述のようにスイッチ30を簡単に操作することができる。
【0035】
当業者に明らかであるように、本発明にかかる発光釣りロッドは、マイクロコントローラベースのインバータを使用するものとして説明されたが、代替の設計も可能であり、そのような設計も本発明の範囲及び精神の範囲内にある。例を用いると、マイクロコントローラ装置とは反対に離散的論理を使用したインバータを用いることもできる。
【0036】
当業者にとって明らかであるように、本発明の釣りロッドの好ましい実施形態が、2つのEL電灯を持ち、一方がマイクロバルブ端部に向かって配置され、他方が操作端部に向かって配置されたものとして図示され、説明されたが、EL電灯の数及び当該ロッドに沿ったそれらの配置は、本発明にとって本質的ではない。かくして、本発明の実施形態は、EL電灯の任意数を持つ可能性がある。
【0037】
本発明の好ましい実施形態は、電子蛍光灯に関して論じられたが、類似の結果が、一定型式のガス放電電灯を用いて得ることができることは当業者により理解されよう。そのような電灯は、高電圧源を用いた励起を同様に必要とし、かくして、バッテリーにより供給された電圧を、ガス放電装置の作動にとって適切なレベルにまで増加させるためのインバータを必要とする。
【0038】
このように、本発明は、課題を実行し、上記された目的及び利点並びに本発明に固有の作用を達成するように良く適合される。現在のところ好ましい実施形態は、この開示の目的のために記載されたが、多数の変更及び変形が当業者には明らかである。そのような変更及び変形は、請求の範囲により画定された本発明の精神内に包含される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に従って構成されたバッテリー付勢釣りロッドの斜視図を示す。
【図2】図2は、本発明に従って構成されたバッテリー付勢発光釣りロッドの好ましい操作アッセンブリの破断図を示す。
【図3】図3は、本発明の発光ロッドのための制御回路を収容する操作アッセンブリのハウジング部分の底面図を示す。
【図4】図4は、図3のライン4−4から見たハウジング部分の破断側面図を示す。
【図5】図5は、本発明の発光ロッドの操作アッセンブリのハウジング部分の側面図を示す。
【図6】図6は、図5のライン6−6から見たハウジング部分の破断端面図を示す。
【図7】図7は、ハウジング内への回路の組み付けを示すハウジング部分の破断斜視図を示す。
【図8】図8は、本発明に係る発光ロッドのための好ましい制御回路の概略図を示す。
Claims (7)
- バッテリー付勢式釣りロッドであって、
ハンドルであって、前方端部、該ハンドル内に収容されたインバータ及び該ハンドル内に収容された少なくとも1つのバッテリーを有し、該インバータは、DC電圧を受け取るための入力部及び電子蛍光灯を付勢するのに適した第1の出力部を有し、前記バッテリーは前記入力部にDC電圧を提供する、前記ハンドルと、
前記前方端部から延在するシャフトと、
前記シャフトに固定され、且つ、前記出力部と導通する第1の電子蛍光灯と、を備える、バッテリー付勢式釣りロッド。 - 前記第1の出力部は、前記インバータの複数の出力の部のうちの一つの出力部であり、該複数の出力部の各々は、電子蛍光灯を付勢するのに適した電圧を提供し、該第1の電子蛍光灯は、複数の電子蛍光灯のうちの一つの電子蛍光灯であり、各々の電子蛍光灯は、前記複数の出力部の一つの出力部と導通している、請求項1に記載のバッテリー付勢式釣りロッド。
- 釣り人が前記複数の電子蛍光灯の特定の電子蛍光灯の照明を選択することができるように、前記インバータと連通したスイッチを更に備えている、請求項2に記載のバッテリー付勢式釣りロッド。
- 前記スイッチは、前記ハンドル内に収容され、該ハンドルの外部からアクセス可能である、請求項3に記載のバッテリー付勢式釣りロッド。
- 前記ハンドルは、
前記インバータを内部に収容させるハウジングと、
前記ハウジングの一部分に亘って収容されたカバーであって、該ハウジング及び該カバーは握り表面を形成する、前記カバーと、
を更に備える、請求項1に記載のバッテリー付勢式釣りロッド。 - ハンドルを備える発光ロッドであって、
前記ハンドルは、
前方端部と、
ハウジングと、
前記ハウジング内に収容されたインバータであって、該インバータはバッテリー電圧を受け取るための入力部と、該バッテリー電圧より高い電灯電圧で電力を提供する出力部と、を有する、前記インバータと、
前記入力部と導通しているバッテリーと、
前記ハンドル上の握り表面を形成するため前記ハウジングの一部分を覆うためのカバーと、
を有し、
更に、前記前方端部から延在するシャフトと、
前記釣りロッドを発光させるため少なくとも1つの電灯であって、該電灯は、作動のため電灯電圧を必要とする、少なくとも1つの電灯と、
を有する、発光ロッド。 - 前記電灯は、電子蛍光灯である、請求項6に記載の発光釣りロッド。
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