JP2004032633A - 伝送ネットワーク監視システムおよび伝送ネットワークの監視方法 - Google Patents
伝送ネットワーク監視システムおよび伝送ネットワークの監視方法 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】OAMサービスを提供すべきシステムの数によらず、少数の監視装置で高品質のOAMサービスを提供することの可能な伝送ネットワーク監視システムおよび伝送ネットワークの監視方法を低コストで提供する。
【解決手段】光伝送装置21〜2nと監視装置1とをLANスイッチ3を介して接続する。LANスイッチ3が備えるVLANトランク機能を利用し、ダブルリングA〜Zにそれぞれ対応するVLAN1〜3をネットワーク内に形成する。そして、各ダブルリングと監視装置1との間のデータ授受を、VLAN1〜3を介して実施することにより、あるダブルリングから監視装置1宛てに送出された、リップやハローなどのブロードキャストデータも含むデータが他のダブルリングに入り込むことを防止する。同様に、監視装置1からあるダブルリングに宛てて送出されたデータが他のダブルリングに入り込むことを防止する。
【選択図】 図2
【解決手段】光伝送装置21〜2nと監視装置1とをLANスイッチ3を介して接続する。LANスイッチ3が備えるVLANトランク機能を利用し、ダブルリングA〜Zにそれぞれ対応するVLAN1〜3をネットワーク内に形成する。そして、各ダブルリングと監視装置1との間のデータ授受を、VLAN1〜3を介して実施することにより、あるダブルリングから監視装置1宛てに送出された、リップやハローなどのブロードキャストデータも含むデータが他のダブルリングに入り込むことを防止する。同様に、監視装置1からあるダブルリングに宛てて送出されたデータが他のダブルリングに入り込むことを防止する。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、SDH(Synchronous Digital Hierarchy)/SONET(Synchronous Optical Network)などの規格に準拠するサブネットワークを複数備える伝送ネットワークを監視/制御するための伝送ネットワーク監視システムおよび伝送ネットワークの監視方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に伝送ネットワークは、情報伝送を担うノード装置と、ネットワークに対してOAM(Operations,Administration and Maintenance)サービスを提供する監視装置とを備える。近年では波長多重技術の進歩により、互いに異なる波長が割り当てられたサブネットワークを多重して大規模な伝送ネットワークを構成する手法が採られる。普通、各サブネットワークはSDH/SONETアーキテクチャのもとで構成され、また障害への耐性を高めるためにリング状に形成されることが多い。
【0003】
図6は、従来の伝送ネットワーク監視システムの構成を概略的に示す図である。このシステムは、それぞれ2つのリングネットワークからなる系(以下ダブルリングと称する)A,B,〜,Zを、各一つの監視装置1A,1B,〜,1Zで管理する形態をしている。各リングネットワークはそれぞれ複数(図6では4つ)の光伝送装置2を光ファイバ回線FLでリング状に接続したものである。
【0004】
各ダブルリングA,B,〜,Zに属するリングネットワークのいずれか一つの光伝送装置2が、それぞれLAN5A,5B,〜5Zを介して監視装置1A,1B,〜,1Zに接続される。監視装置1A,1B,〜,1Zは、それぞれダブルリングA,B,〜,Zに閉じた単位でのOAMサービスを実施する。このようにリング数が比較的少ない場合には、従来では各ダブルリングごとに監視装置を設けるようにしている。
【0005】
図7は、従来の伝送ネットワーク監視システムの別の構成を概略的に示す図である。近年ではネットワークの大規模化に伴い、ダブルリングの数が増えてきている。図7のシステムは、図6と比較して多数のダブルリングを備えるとする。この場合各ダブルリングごとに監視装置を設けると、フロアスペースやコストの増大を招くので好ましくない。そこで図7に示されるように、各リングネットワークに属する光伝送装置2を共通のLAN5を介して1台の監視装置1に接続したいというニーズがある。
【0006】
しかしながらこのようなシステム形態では、全ての光伝送装置2から送出されるトラフィックがLAN5に集中するためパフォーマンスの低下を招く。すなわち光伝送装置2の要求仕様に対するデータ量がオーバフローし、このため通信の信頼性を確保することが困難になる。
【0007】
また当然ながら、全ての光伝送装置2から送出されるデータがLAN5を介して全ての光伝送装置2に送られることになる。これは、セキュリティ確保などの面から極めて好ましくない。
【0008】
さらに、共通のLAN5を介して監視装置1と通信するためのプロトコルの実装など、光伝送装置2を変更してその機能をバージョンアップする必要も生じるため、コストも増加する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来の伝送ネットワーク監視システムは、OAMサービスを提供する対象となるシステムの数が増えるに伴い監視装置の数を増やさなくてはならず、コストの増大などの不具合を招く。また敢えて1台または少数の監視装置で全システムを監視制御しようとすると通信の信頼性が保証されず、またセキュリティなどの面にも不備があり、さらには光伝送装置(すなわちノード装置)の変更のための手間やコストがかかるという不具合が有る。
【0010】
本発明は上記事情によりなされたもので、その目的は、OAMサービスを提供すべきシステムの数によらず、少数の監視装置で高品質のOAMサービスを提供することの可能な伝送ネットワーク監視システムおよび伝送ネットワークの監視方法を低コストで提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、複数のノード装置(例えば光伝送装置)が通信回線(例えば光ファイバ回線FL)を介して接続されるサブネットワーク(例えば個々のリングネットワーク)を複数備える伝送ネットワークに対してOAM(Operations,Administration and Maintenance)サービスを提供する伝送ネットワーク監視システムにあって、前記複数のサブネットワークごとにそれぞれ少なくとも一つのノード装置(例えば光伝送装置21,22,23,34,2m、2n)とOAM用データを授受して、当該複数のサブネットワークのそれぞれに対して前記OAMサービスを提供する監視装置(例えば監視装置1)と、この監視装置と当該監視装置と前記OAM用データを授受するノード装置とに接続される擬似通信網形成手段(例えばLANスイッチ3と制御部4)とを具備することを特徴とする。そして、擬似通信網形成手段により、OAMサービスを提供すべきドメイン(例えばダブルリングA,B,〜,Z)ごとに閉じたデータ通信環境を提供する擬似通信網(例えばVLAN)を形成するようにする。
【0012】
このような手段を講じることにより、各ダブルリングA,B,〜,Zと監視装置は、それぞれ閉じたデータ通信環境VLANを基盤としてデータ通信を行なうことができる。これにより、或るダブルリングに属する光伝送装置から監視装置1宛てに送出されるデータが他の光伝送装置に入り込むことを防止できる。従って少なくとも1台の監視装置で複数のリングネットワークを監視することが可能となり、集中監視の実現、監視装置の削減、設置面積の省スペース化を実現することができる。従って、OAMサービスを提供すべきシステムの数によらず、少数の監視装置で高品質のOAMサービスを提供することの可能な伝送ネットワーク監視システムおよび伝送ネットワークの監視方法を低コストで提供することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明に係わる伝送ネットワーク監視システムの実施の形態を示すシステム構成図である。なお図1において図6、図7と共通する部分には同一の符号を付し、ここでは異なる部分についてのみ説明する。
【0014】
図1において、各ダブルリングA,B,〜,Zを形成するリングネットワークに属する光伝送装置2のうち、それぞれ一つがLANスイッチ3に接続される。LANスイッチ3に接続されるこれらの光伝送装置に、区別のため21,22,23,24,〜,2m,2nなる符号を付す。LANスイッチ3は監視装置1に接続され、その通信制御動作は制御部4により制御される。このような構成であるので、各リングネットワークと監視装置1との間でのデータの授受は、光伝送装置21,22,23,24,〜,2m,2nからLANスイッチ3を介して実施される。
【0015】
LANスイッチ3はいわゆるスイッチングハブと称され、MAC(media access control)アドレスに基づいてレイヤ2レベルでのフレーム転送処理を行なう。またLANスイッチ3は、ネットワーク内にVLAN(Virtual LAN)を形成するためのVLAN機能と、この機能を実現するためのVLANトランク機能とを備える。
【0016】
VLANとは、ネットワーク内の端末を物理的なLAN構成とは独立にレイヤ2レベルでグループ化する機能である。または、その機能により論理的に構成されるLANのことを意味する。VLAN機能を利用することにより、物理的な接続形態に縛られずに論理的なサブネットを構成することが可能になる。
【0017】
VLAN機能とは、IEEE標準802.1Qなどに準拠する機能である。この標準には、フレームにタグを付与することでそのフレームがどのVLANに属するのかを識別するタギング方式と呼ばれるVLANグループ識別方法が規定されている。
【0018】
ネットワーク内にVLANが定義されると、ブリッジング通信はそのVLAN内に閉じたものとなる。よってVLANを定義するということは、ブロードキャストフレームが届く範囲(ブロードキャストドメイン)をMACレベルで制限するということを意味する。
【0019】
VLANトランク機能とは、LANスイッチの1または複数のポートと他のネットワーク機器(他のLANスイッチやルータなど)との間に設定されるポイント・ツウ・ポイントリンクである。VLANトランク機能を利用して複数のVLANトラフィックを転送することにより、ネットワーク全体にわたってVLANを拡張することができる。
【0020】
図2は、図1の構成において光伝送装置21〜2nから監視装置1に対してデータが伝送される様子を示す模式図である。図2において、光伝送装置21から送出されるデータをA1,光伝送装置22から送出されるデータをA2とする。また光伝送装置23から送出されるデータをB3,光伝送装置24から送出されるデータをB4とする。また光伝送装置2mから送出されるデータをC5,光伝送装置2nから送出されるデータをC6とする。
【0021】
図2において、光伝送装置21と22、光伝送装置23と24、光伝送装置2mと2nに対してそれぞれVLANが形成される。これらをそれぞれVLAN1,VLAN2,VLAN3として区別する。従ってダブルリングA、ダブルリングB,ダブルリングZに対応してそれぞれVLAN1,VLAN2,VLAN3が形成されることになる。
【0022】
図3は、図2に示される動作を説明するためのフローチャートである。このフローチャートでは光伝送装置21から監視装置1にデータを送信する場合につき説明する。図3において、光伝送装置21は監視装置1にデータを送信するにあたりまずLANスイッチ3にデータA1を送信する(ステップS11)。そうすると、LANスイッチ3は光伝送装置21が送信したデータをVLANトランク機能を使用して制御部4へ送信する(ステップS12)。
【0023】
制御部4は、データA1の宛先に監視装置1のMACアドレスが記載されていることを確認してこのデータA1をLANスイッチ3に送信(返信)する(ステップS13)。これを受けてLANスイッチ3は、制御部4から送信されたデータA1を監視装置1に送信する(ステップS14)。
【0024】
このように、光伝送装置21から送出されるデータはLANスイッチ3を仲介とし、制御部4を経由して監視装置1に送られる。他の光伝送装置22〜2nから送出されるデータも同様の手順により監視装置1に転送される。
【0025】
このような手順を経てデータ転送が実施されることにより、図2に示されるような各々独立したVLANが形成される。これにより例えばVLAN1に属する光伝送装置21,22から送出されるデータが他のVLAN2,3に入り込むことを防止できる。他のVLANへの入り込みを防止されるデータとしてはポイント・ツウ・ポイントで授受されるデータのほか、リップやハローなどのブロードキャストデータも含まれ、要するにデータの形式を問わずに他のVLANへの入り込みが防止される。これにより、VLAN2,3におけるデータトラフィックの輻そうを防止できる。
【0026】
同様に、VLAN2に属する光伝送装置23,24から送出されるデータがVLAN1,3に入り込むことを防止できる。またVLAN3に属する光伝送装置2m,2nから送出されるデータがVLAN1,2に入り込むことを防止できる。これらのことから、各VLAN1,2,3におけるデータトラフィックの輻そうを防止できる。
【0027】
図4は、図1の構成において監視装置1から光伝送装置21〜2nに対してデータが伝送される様子を示す模式図である。図4において、監視装置1から光伝送装置21宛てに送出されるデータをA1,光伝送装置22宛てに送出されるデータをA2とする。また監視装置1から光伝送装置23宛てに送出されるデータをB3,光伝送装置24宛てに送出されるデータをB4とする。また監視装置1から光伝送装置2m宛てに送出されるデータをC5,光伝送装置2n宛てに送出されるデータをC6とする。
【0028】
図5は、図4に示される動作を説明するためのフローチャートである。このフローチャートでは監視装置1から光伝送装置21にデータを送信する場合につき説明する。図5において、監視装置1は光伝送装置21にデータを送信するにあたり、各光伝送装置宛てのデータA1〜C6を含むフレームをまずLANスイッチ3に送信する(ステップS21)。そうすると、LANスイッチ3は監視装置1が送信したデータA1〜C6をVLANトランク機能を使用して制御部4へ送信する(ステップS22)。
【0029】
制御部4は、各データA1〜C6のヘッダなどに宛先の光伝送装置のMACアドレスが記載されていることを確認し、各データA1〜C6をLANスイッチ3に送信する(ステップS23)。これを受けてLANスイッチ3は、制御部4により送信されたデータA1〜C6を、LANトランク機能を使用してアドレス指定された光伝送装置だけに送信する(ステップS24)。
【0030】
このように、監視装置1から送出されるデータはLANスイッチ3を仲介とし、制御部4を経由してそれぞれ宛先とする光伝送装置だけに送られる。このような手順を経てデータ転送が実施されることにより、図4に示されるような各VLAN1〜3だけに閉じた形でのデータ通信が実現される。これにより監視装置1から例えばVLAN1に属する光伝送装置21または22に宛てたデータが他のVLAN2,3に入り込むことを防止できる。これにより、VLAN2,3におけるデータトラフィックの輻そうを防止できる。
【0031】
同様に、監視装置1からVLAN2に属する光伝送装置23または24に宛てたデータがVLAN1,3に入り込むことを防止できる。また監視装置1からVLAN3に属する光伝送装置2mまたは2nに宛てたデータがVLAN1,2に入り込むことを防止できる。これらのことから、各VLAN1,2,3におけるデータトラフィックの輻そうを防止できる。
【0032】
このように本実施形態では、光伝送装置21〜2nと監視装置1とをLANスイッチ3を介して接続する。LANスイッチ3が備えるVLANトランク機能を利用し、ダブルリングA〜Zにそれぞれ対応するVLAN1〜3をネットワーク内に形成する。そして、各ダブルリングと監視装置1との間のデータ授受を、VLAN1〜3を介して実施することにより、あるダブルリングから監視装置1宛てに送出された、リップやハローなどのブロードキャストデータも含むデータが他のダブルリングに入り込むことを防止する。同様に、監視装置1からあるダブルリングに宛てて送出されたデータが他のダブルリングに入り込むことを防止するようにしている。
【0033】
このようにしたので、各ダブルリングA〜Zと監視装置1との間のデータ授受を、それぞれ他のダブルリングに影響を与えることなく実施できるようになり、通信媒体におけるデータトラフィックの輻そうを防止して、少なくとも1台の監視装置によりシステム全体にわたるOAMサービスを提供することが可能となる。しかも、光伝送装置から見れば、監視装置1に対するインタフェースは従来と何ら変わるところがない。従って光伝送装置を変更する必要が無く、既存の装置を利用して新たな伝送ネットワーク監視システムを構築することができるので、コスト的にも有利となる。
【0034】
さらに、1台の監視装置にて複数のリングネットワークを監視することができることから、ネットワークの集中監視を実現することができ、ひいては設置面積の省スペース化を図ることが可能となる。
【0035】
これらのことから、OAMサービスを提供すべきシステムの数によらず、少数の監視装置で高品質のOAMサービスを提供することの可能な伝送ネットワーク監視システムおよび伝送ネットワークの監視方法を低コストで提供することが可能となる。
【0036】
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。例えばLANスイッチ3としては、入力パケットの第3層(ネットワーク層)アドレスをもとにパケットを転送処理する、いわゆるレイヤ3スイッチを使用しても良い。
このほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施を行うことができる。
【0037】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、OAMサービスを提供すべきシステムの数によらず、少数の監視装置で高品質のOAMサービスを提供することの可能な伝送ネットワーク監視システムおよび伝送ネットワークの監視方法を低コストで提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる伝送ネットワーク監視システムの実施の形態を示すシステム構成図。
【図2】図1の構成において光伝送装置21〜2nから監視装置1に対してデータが伝送される様子を示す模式図。
【図3】図2に示される動作を説明するためのフローチャート。
【図4】図1の構成において監視装置1から光伝送装置21〜2nに対してデータが伝送される様子を示す模式図。
【図5】図4に示される動作を説明するためのフローチャート。
【図6】従来の伝送ネットワーク監視システムの構成を概略的に示す図。
【図7】従来の伝送ネットワーク監視システムの別の構成を概略的に示す図。
【符号の説明】
1…監視装置
2…光伝送装置
21,22,23,24,〜,2m,2n…光伝送装置
3…LANスイッチ
4…制御部
A,B,〜,Z…ダブルリング
【発明の属する技術分野】
本発明は、SDH(Synchronous Digital Hierarchy)/SONET(Synchronous Optical Network)などの規格に準拠するサブネットワークを複数備える伝送ネットワークを監視/制御するための伝送ネットワーク監視システムおよび伝送ネットワークの監視方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に伝送ネットワークは、情報伝送を担うノード装置と、ネットワークに対してOAM(Operations,Administration and Maintenance)サービスを提供する監視装置とを備える。近年では波長多重技術の進歩により、互いに異なる波長が割り当てられたサブネットワークを多重して大規模な伝送ネットワークを構成する手法が採られる。普通、各サブネットワークはSDH/SONETアーキテクチャのもとで構成され、また障害への耐性を高めるためにリング状に形成されることが多い。
【0003】
図6は、従来の伝送ネットワーク監視システムの構成を概略的に示す図である。このシステムは、それぞれ2つのリングネットワークからなる系(以下ダブルリングと称する)A,B,〜,Zを、各一つの監視装置1A,1B,〜,1Zで管理する形態をしている。各リングネットワークはそれぞれ複数(図6では4つ)の光伝送装置2を光ファイバ回線FLでリング状に接続したものである。
【0004】
各ダブルリングA,B,〜,Zに属するリングネットワークのいずれか一つの光伝送装置2が、それぞれLAN5A,5B,〜5Zを介して監視装置1A,1B,〜,1Zに接続される。監視装置1A,1B,〜,1Zは、それぞれダブルリングA,B,〜,Zに閉じた単位でのOAMサービスを実施する。このようにリング数が比較的少ない場合には、従来では各ダブルリングごとに監視装置を設けるようにしている。
【0005】
図7は、従来の伝送ネットワーク監視システムの別の構成を概略的に示す図である。近年ではネットワークの大規模化に伴い、ダブルリングの数が増えてきている。図7のシステムは、図6と比較して多数のダブルリングを備えるとする。この場合各ダブルリングごとに監視装置を設けると、フロアスペースやコストの増大を招くので好ましくない。そこで図7に示されるように、各リングネットワークに属する光伝送装置2を共通のLAN5を介して1台の監視装置1に接続したいというニーズがある。
【0006】
しかしながらこのようなシステム形態では、全ての光伝送装置2から送出されるトラフィックがLAN5に集中するためパフォーマンスの低下を招く。すなわち光伝送装置2の要求仕様に対するデータ量がオーバフローし、このため通信の信頼性を確保することが困難になる。
【0007】
また当然ながら、全ての光伝送装置2から送出されるデータがLAN5を介して全ての光伝送装置2に送られることになる。これは、セキュリティ確保などの面から極めて好ましくない。
【0008】
さらに、共通のLAN5を介して監視装置1と通信するためのプロトコルの実装など、光伝送装置2を変更してその機能をバージョンアップする必要も生じるため、コストも増加する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来の伝送ネットワーク監視システムは、OAMサービスを提供する対象となるシステムの数が増えるに伴い監視装置の数を増やさなくてはならず、コストの増大などの不具合を招く。また敢えて1台または少数の監視装置で全システムを監視制御しようとすると通信の信頼性が保証されず、またセキュリティなどの面にも不備があり、さらには光伝送装置(すなわちノード装置)の変更のための手間やコストがかかるという不具合が有る。
【0010】
本発明は上記事情によりなされたもので、その目的は、OAMサービスを提供すべきシステムの数によらず、少数の監視装置で高品質のOAMサービスを提供することの可能な伝送ネットワーク監視システムおよび伝送ネットワークの監視方法を低コストで提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、複数のノード装置(例えば光伝送装置)が通信回線(例えば光ファイバ回線FL)を介して接続されるサブネットワーク(例えば個々のリングネットワーク)を複数備える伝送ネットワークに対してOAM(Operations,Administration and Maintenance)サービスを提供する伝送ネットワーク監視システムにあって、前記複数のサブネットワークごとにそれぞれ少なくとも一つのノード装置(例えば光伝送装置21,22,23,34,2m、2n)とOAM用データを授受して、当該複数のサブネットワークのそれぞれに対して前記OAMサービスを提供する監視装置(例えば監視装置1)と、この監視装置と当該監視装置と前記OAM用データを授受するノード装置とに接続される擬似通信網形成手段(例えばLANスイッチ3と制御部4)とを具備することを特徴とする。そして、擬似通信網形成手段により、OAMサービスを提供すべきドメイン(例えばダブルリングA,B,〜,Z)ごとに閉じたデータ通信環境を提供する擬似通信網(例えばVLAN)を形成するようにする。
【0012】
このような手段を講じることにより、各ダブルリングA,B,〜,Zと監視装置は、それぞれ閉じたデータ通信環境VLANを基盤としてデータ通信を行なうことができる。これにより、或るダブルリングに属する光伝送装置から監視装置1宛てに送出されるデータが他の光伝送装置に入り込むことを防止できる。従って少なくとも1台の監視装置で複数のリングネットワークを監視することが可能となり、集中監視の実現、監視装置の削減、設置面積の省スペース化を実現することができる。従って、OAMサービスを提供すべきシステムの数によらず、少数の監視装置で高品質のOAMサービスを提供することの可能な伝送ネットワーク監視システムおよび伝送ネットワークの監視方法を低コストで提供することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明に係わる伝送ネットワーク監視システムの実施の形態を示すシステム構成図である。なお図1において図6、図7と共通する部分には同一の符号を付し、ここでは異なる部分についてのみ説明する。
【0014】
図1において、各ダブルリングA,B,〜,Zを形成するリングネットワークに属する光伝送装置2のうち、それぞれ一つがLANスイッチ3に接続される。LANスイッチ3に接続されるこれらの光伝送装置に、区別のため21,22,23,24,〜,2m,2nなる符号を付す。LANスイッチ3は監視装置1に接続され、その通信制御動作は制御部4により制御される。このような構成であるので、各リングネットワークと監視装置1との間でのデータの授受は、光伝送装置21,22,23,24,〜,2m,2nからLANスイッチ3を介して実施される。
【0015】
LANスイッチ3はいわゆるスイッチングハブと称され、MAC(media access control)アドレスに基づいてレイヤ2レベルでのフレーム転送処理を行なう。またLANスイッチ3は、ネットワーク内にVLAN(Virtual LAN)を形成するためのVLAN機能と、この機能を実現するためのVLANトランク機能とを備える。
【0016】
VLANとは、ネットワーク内の端末を物理的なLAN構成とは独立にレイヤ2レベルでグループ化する機能である。または、その機能により論理的に構成されるLANのことを意味する。VLAN機能を利用することにより、物理的な接続形態に縛られずに論理的なサブネットを構成することが可能になる。
【0017】
VLAN機能とは、IEEE標準802.1Qなどに準拠する機能である。この標準には、フレームにタグを付与することでそのフレームがどのVLANに属するのかを識別するタギング方式と呼ばれるVLANグループ識別方法が規定されている。
【0018】
ネットワーク内にVLANが定義されると、ブリッジング通信はそのVLAN内に閉じたものとなる。よってVLANを定義するということは、ブロードキャストフレームが届く範囲(ブロードキャストドメイン)をMACレベルで制限するということを意味する。
【0019】
VLANトランク機能とは、LANスイッチの1または複数のポートと他のネットワーク機器(他のLANスイッチやルータなど)との間に設定されるポイント・ツウ・ポイントリンクである。VLANトランク機能を利用して複数のVLANトラフィックを転送することにより、ネットワーク全体にわたってVLANを拡張することができる。
【0020】
図2は、図1の構成において光伝送装置21〜2nから監視装置1に対してデータが伝送される様子を示す模式図である。図2において、光伝送装置21から送出されるデータをA1,光伝送装置22から送出されるデータをA2とする。また光伝送装置23から送出されるデータをB3,光伝送装置24から送出されるデータをB4とする。また光伝送装置2mから送出されるデータをC5,光伝送装置2nから送出されるデータをC6とする。
【0021】
図2において、光伝送装置21と22、光伝送装置23と24、光伝送装置2mと2nに対してそれぞれVLANが形成される。これらをそれぞれVLAN1,VLAN2,VLAN3として区別する。従ってダブルリングA、ダブルリングB,ダブルリングZに対応してそれぞれVLAN1,VLAN2,VLAN3が形成されることになる。
【0022】
図3は、図2に示される動作を説明するためのフローチャートである。このフローチャートでは光伝送装置21から監視装置1にデータを送信する場合につき説明する。図3において、光伝送装置21は監視装置1にデータを送信するにあたりまずLANスイッチ3にデータA1を送信する(ステップS11)。そうすると、LANスイッチ3は光伝送装置21が送信したデータをVLANトランク機能を使用して制御部4へ送信する(ステップS12)。
【0023】
制御部4は、データA1の宛先に監視装置1のMACアドレスが記載されていることを確認してこのデータA1をLANスイッチ3に送信(返信)する(ステップS13)。これを受けてLANスイッチ3は、制御部4から送信されたデータA1を監視装置1に送信する(ステップS14)。
【0024】
このように、光伝送装置21から送出されるデータはLANスイッチ3を仲介とし、制御部4を経由して監視装置1に送られる。他の光伝送装置22〜2nから送出されるデータも同様の手順により監視装置1に転送される。
【0025】
このような手順を経てデータ転送が実施されることにより、図2に示されるような各々独立したVLANが形成される。これにより例えばVLAN1に属する光伝送装置21,22から送出されるデータが他のVLAN2,3に入り込むことを防止できる。他のVLANへの入り込みを防止されるデータとしてはポイント・ツウ・ポイントで授受されるデータのほか、リップやハローなどのブロードキャストデータも含まれ、要するにデータの形式を問わずに他のVLANへの入り込みが防止される。これにより、VLAN2,3におけるデータトラフィックの輻そうを防止できる。
【0026】
同様に、VLAN2に属する光伝送装置23,24から送出されるデータがVLAN1,3に入り込むことを防止できる。またVLAN3に属する光伝送装置2m,2nから送出されるデータがVLAN1,2に入り込むことを防止できる。これらのことから、各VLAN1,2,3におけるデータトラフィックの輻そうを防止できる。
【0027】
図4は、図1の構成において監視装置1から光伝送装置21〜2nに対してデータが伝送される様子を示す模式図である。図4において、監視装置1から光伝送装置21宛てに送出されるデータをA1,光伝送装置22宛てに送出されるデータをA2とする。また監視装置1から光伝送装置23宛てに送出されるデータをB3,光伝送装置24宛てに送出されるデータをB4とする。また監視装置1から光伝送装置2m宛てに送出されるデータをC5,光伝送装置2n宛てに送出されるデータをC6とする。
【0028】
図5は、図4に示される動作を説明するためのフローチャートである。このフローチャートでは監視装置1から光伝送装置21にデータを送信する場合につき説明する。図5において、監視装置1は光伝送装置21にデータを送信するにあたり、各光伝送装置宛てのデータA1〜C6を含むフレームをまずLANスイッチ3に送信する(ステップS21)。そうすると、LANスイッチ3は監視装置1が送信したデータA1〜C6をVLANトランク機能を使用して制御部4へ送信する(ステップS22)。
【0029】
制御部4は、各データA1〜C6のヘッダなどに宛先の光伝送装置のMACアドレスが記載されていることを確認し、各データA1〜C6をLANスイッチ3に送信する(ステップS23)。これを受けてLANスイッチ3は、制御部4により送信されたデータA1〜C6を、LANトランク機能を使用してアドレス指定された光伝送装置だけに送信する(ステップS24)。
【0030】
このように、監視装置1から送出されるデータはLANスイッチ3を仲介とし、制御部4を経由してそれぞれ宛先とする光伝送装置だけに送られる。このような手順を経てデータ転送が実施されることにより、図4に示されるような各VLAN1〜3だけに閉じた形でのデータ通信が実現される。これにより監視装置1から例えばVLAN1に属する光伝送装置21または22に宛てたデータが他のVLAN2,3に入り込むことを防止できる。これにより、VLAN2,3におけるデータトラフィックの輻そうを防止できる。
【0031】
同様に、監視装置1からVLAN2に属する光伝送装置23または24に宛てたデータがVLAN1,3に入り込むことを防止できる。また監視装置1からVLAN3に属する光伝送装置2mまたは2nに宛てたデータがVLAN1,2に入り込むことを防止できる。これらのことから、各VLAN1,2,3におけるデータトラフィックの輻そうを防止できる。
【0032】
このように本実施形態では、光伝送装置21〜2nと監視装置1とをLANスイッチ3を介して接続する。LANスイッチ3が備えるVLANトランク機能を利用し、ダブルリングA〜Zにそれぞれ対応するVLAN1〜3をネットワーク内に形成する。そして、各ダブルリングと監視装置1との間のデータ授受を、VLAN1〜3を介して実施することにより、あるダブルリングから監視装置1宛てに送出された、リップやハローなどのブロードキャストデータも含むデータが他のダブルリングに入り込むことを防止する。同様に、監視装置1からあるダブルリングに宛てて送出されたデータが他のダブルリングに入り込むことを防止するようにしている。
【0033】
このようにしたので、各ダブルリングA〜Zと監視装置1との間のデータ授受を、それぞれ他のダブルリングに影響を与えることなく実施できるようになり、通信媒体におけるデータトラフィックの輻そうを防止して、少なくとも1台の監視装置によりシステム全体にわたるOAMサービスを提供することが可能となる。しかも、光伝送装置から見れば、監視装置1に対するインタフェースは従来と何ら変わるところがない。従って光伝送装置を変更する必要が無く、既存の装置を利用して新たな伝送ネットワーク監視システムを構築することができるので、コスト的にも有利となる。
【0034】
さらに、1台の監視装置にて複数のリングネットワークを監視することができることから、ネットワークの集中監視を実現することができ、ひいては設置面積の省スペース化を図ることが可能となる。
【0035】
これらのことから、OAMサービスを提供すべきシステムの数によらず、少数の監視装置で高品質のOAMサービスを提供することの可能な伝送ネットワーク監視システムおよび伝送ネットワークの監視方法を低コストで提供することが可能となる。
【0036】
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。例えばLANスイッチ3としては、入力パケットの第3層(ネットワーク層)アドレスをもとにパケットを転送処理する、いわゆるレイヤ3スイッチを使用しても良い。
このほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施を行うことができる。
【0037】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、OAMサービスを提供すべきシステムの数によらず、少数の監視装置で高品質のOAMサービスを提供することの可能な伝送ネットワーク監視システムおよび伝送ネットワークの監視方法を低コストで提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる伝送ネットワーク監視システムの実施の形態を示すシステム構成図。
【図2】図1の構成において光伝送装置21〜2nから監視装置1に対してデータが伝送される様子を示す模式図。
【図3】図2に示される動作を説明するためのフローチャート。
【図4】図1の構成において監視装置1から光伝送装置21〜2nに対してデータが伝送される様子を示す模式図。
【図5】図4に示される動作を説明するためのフローチャート。
【図6】従来の伝送ネットワーク監視システムの構成を概略的に示す図。
【図7】従来の伝送ネットワーク監視システムの別の構成を概略的に示す図。
【符号の説明】
1…監視装置
2…光伝送装置
21,22,23,24,〜,2m,2n…光伝送装置
3…LANスイッチ
4…制御部
A,B,〜,Z…ダブルリング
Claims (5)
- 複数のノード装置が通信回線を介して接続されるサブネットワークを複数備える伝送ネットワークに対してOAM(Operations,Administration and Maintenance)サービスを提供する伝送ネットワーク監視システムにおいて、
前記複数のサブネットワークごとにそれぞれ少なくとも一つのノード装置とOAM用データを授受して、当該複数のサブネットワークのそれぞれに対して前記OAMサービスを提供する監視装置と、
この監視装置と、当該監視装置と前記OAM用データを授受するノード装置とに接続され、前記OAMサービスを提供すべきドメインごとに閉じたデータ通信環境を提供する擬似通信網を形成する擬似通信網形成手段とを具備することを特徴とする伝送ネットワーク監視システム。 - 前記擬似通信網形成手段は、前記OAMサービスを提供すべきドメインごとにVLAN(Virtual LAN)を形成することを特徴とする請求項1に記載の伝送ネットワーク監視システム。
- 前記擬似通信網形成手段はレイヤ2レベルでのフレーム転送処理を行ない、VLANトランク機能を備えるLANスイッチであり、前記VLANトランク機能により前記VLANを形成することを特徴とする請求項2に記載の伝送ネットワーク監視システム。
- 複数のノード装置が通信回線を介して接続されるサブネットワークを複数備える伝送ネットワークに設けられる監視装置から当該伝送ネットワークに対してOAM(Operations,Administration and Maintenance)サービスを提供する伝送ネットワークの監視方法において、
前記監視装置が前記OAMサービスを提供すべきドメインごとに、当該監視装置とOAM用データを授受するノード装置と当該監視装置との間で閉じたデータ通信環境を提供する擬似通信網を形成する第1ステップと、
前記監視装置が、前記複数のサブネットワークごとにそれぞれ少なくとも一つのノード装置と前記OAM用データを授受して当該複数のサブネットワークのそれぞれに対して前記OAMサービスを提供する第2ステップとを具備することを特徴とする伝送ネットワークの監視方法。 - 前記第1ステップは、前記OAMサービスを提供すべきドメインごとにVLAN(Virtual LAN)を形成することを特徴とする請求項4に記載の伝送ネットワークの監視方法。
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JP2002189666A JP2004032633A (ja) | 2002-06-28 | 2002-06-28 | 伝送ネットワーク監視システムおよび伝送ネットワークの監視方法 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2009048163A1 (ja) * | 2007-10-10 | 2009-04-16 | Nec Corporation | ネットワーク監視システム、サーバ装置、ネットワーク監視方法 |
US8595333B2 (en) | 2009-02-18 | 2013-11-26 | Fujitsu Limited | Communication apparatus, communication system, communication program, and control method |
US9246750B2 (en) | 2010-05-20 | 2016-01-26 | Nec Corporation | Wireless communication apparatus and wireless communication method |
-
2002
- 2002-06-28 JP JP2002189666A patent/JP2004032633A/ja active Pending
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