JP2004032531A - 音場調整用スピーカ装置及びスピーカ取付装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】サラウンドスピーカシステムの特にリアスピーカ位置を適正位置に調整可能な音場調整用スピーカ装置及びスピーカ取付装置を提供する。
【解決手段】室内の天井22や壁21等にガイドレール部材20(20L,20R,20B,20B1 ,20B2 )を敷設し、ガイドレール20上を摺動可能となしたスピーカ装置30(14,15,16,17,18,19)を所定位置に配設し、ロックすることでガイドレール部材20の所定位置に固定させて最適音場で聴取可能な音場調整用スピーカ装置及びスピーカ取付装置を得る。
【選択図】 図1
【解決手段】室内の天井22や壁21等にガイドレール部材20(20L,20R,20B,20B1 ,20B2 )を敷設し、ガイドレール20上を摺動可能となしたスピーカ装置30(14,15,16,17,18,19)を所定位置に配設し、ロックすることでガイドレール部材20の所定位置に固定させて最適音場で聴取可能な音場調整用スピーカ装置及びスピーカ取付装置を得る。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、サラウンドスピーカ装置に用いて有用な音場調整用スピーカ装置及びスピーカ取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、図6に示す様にスピーカ取付装置として、自動車の車体や天井部2に設けた荷物棚4にラック本体3を設け、このラック本体3の開口部の上下にガイドレール5,6を敷設し、これらガイドレール5,6に案内子7,8を摺動自在に枢着し、この案内子7,8にスピーカボックス9を共に移動できる様に取付け、スピーカボックス9内にスピーカ10を付設した車両用スピーカ取付装置1が実開平2−87644号公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述の従来構成に示されたスピーカの取付装置ではスピーカボックス9の上下に2本のガイドレール5,6を必要とするだけでなく、スピーカボックス9を所定位置に移動させた後でスピーカボックス9をネジでガイドレールに固定した後にスピーカ10を取り付ける構造の為に移動後のスピーカの配線が極めて繁雑となる課題が生ずる。
【0004】
本発明は叙上の課題を解消すると共にサラウンドスピーカシステムの音響効果を簡単に高め得る音場調整用スピーカ装置とロック位置でスピーカへの配線が完了可能なスピーカ取付装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の音場調整用スピーカ装置は室内の所定の固定個所にガイドレール部材を敷設し、ガイドレール部材に摺動可能にスピーカ装置を装着し、音場調整時にスピーカ装置をガイドレールに沿って移動させ所定位置設定時に該移動させたスピーカ装置をロックさせる様に成したものであり、本発明のスピーカ取付装置は固定部に装着されたガイドレール部材と、ガイドレール部材に摺動可能になされた摺動部材と、この摺動部材に装着されたスピーカ装置とを具備し、ガイドレール部材の所定位置にスピーカ装置を移動後にスピーカ装置をロック可能なロック部材を有するものである。
【0006】
本発明の音場調整用スピーカ装置及びスピーカ取付装置に依れば、サラウンドスピーカシステムの特にリアスピーカ装置を天井や壁面に固定する際にガイドレール部材を敷設し、該ガイドレール部材の長手方向に摺動自在と成し、サラウンドシステムでの音響効果が最大に発揮される位置にスピーカ装置を持ち来す様にスライドさせて、ロック手段を介して、所定位置にロックさせることで簡単に最適位置に固定可能なものが得られる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の1形態例を図1乃至図3を用いて説明する。図1は本発明の音場調整用スピーカ装置を室内配置した場合の平面図及びサラウンドシステムのリア部分の側面図、図2はスピーカ装置の取付状態を示す分解斜視図、図3は図2のガイドレール部材にスピーカ装置を装着した状態を示す側断面図である。
【0008】
図1(A)は室内11に配置したサラウンドスピーカシステムのスピーカ配置を示す1例であり、聴取者12の前方には駆動用の電力増幅器(以下アンプと記す)13と共に前面スピーカ装置(FS)14、左前方スピーカ装置(FLS)15、右前方スピーカ装置(FRS)16が配置される。又、聴取者12の後方には後方スピーカ装置(RS)17、左後方スピーカ装置(LLS)18、右後方スピーカ装置(LRS)19が配設される。
【0009】
上述の聴取者12の後方に配置されるRS17,LLS18,LRS19の夫々のスピーカ装置は通常は室11が狭いため天井22や壁21に金具を介してビス等で直接固定される場合が多い。然し、この様なケースで各スピーカ装置のRS17,LLS18,LRS19の固定位置が最適位置であれば良いが最適位置でない場合は、敷設場所を数cm移動すると音響効果が大きく変化して、サラウンドのスピーカシステム音響効果を充分に発揮できないことと、一度RS17,LLS18,LRS19を固定させてしまうと、従来のスピーカ装置を取り付ける金具では取り外しが大変な為ユーザはS17,LLS18,LRS19をそのままの位置で使用するために迫力があり臨場感豊かな、理想的なサラウンドスピーカシステム環境を体験できないまま利用することになる。
【0010】
そこで、本発明に於いては、図1(A)に示す様に室11の後方の天井(図1B参照)22或は壁21に左右のガイドレール部材20L,20R及び後方のガイドレール部材20Bをビス等で固定し、固定させた各ガイドレール部材20L,20R,20Bに対し、夫々LLS18,LRS19,RS17を各ガイドレール部材20L,20R,20Bの長手方向に摺動可能に装着させる。
【0011】
図1Bに示す形態例ではRS17を壁21に高さ方向にスピーカ装置位置が調整可能となる様にガイドレール部材20B1 を固定した場合と、天井22の左右に室11の奥行方向に配設したガイドレール部材20L,20Rから垂下させ、高さ方向位置を調整可能なガイドレール部材20B2 にRS17を高さ方向に摺動可能に装着させたものであり、左右のガイドレール部材20L及び20Rに垂下するガイドレール部材20B2 は左右のガイドレール部材20L及び20Rの長手方向に摺動可能な例えば、断面が逆T字状の継手部材を介して結合されている。
【0012】
上述の夫々のガイドレール部材20L,20R,20B,20B1 ,20B2 (以下符号20と記す)の1形態例を図2及び図3によって詳記する。
【0013】
図2に示すガイドレール部材20はスチール等の金属、或は合成樹脂材料を引抜方法によって形成する。例えば中空方形の引抜管の一方の面に開口溝23を形成して長手方向と直交する断面がC字状と成され、背面板24には天井22へビス28を介して取付ける為の取付孔25aが穿たれ、前面板25側にはガイドレール部材20の長手方向に沿って開口溝23が形成されている。
【0014】
又、左右側板(図2では上下)26L,26Rの内面には給電線27をガイドレール部材20が金属の場合は絶縁させ、合成樹脂の場合は一体に埋め込み成型する等してガイドレール部材20の長手方向に沿って敷設する。
【0015】
上述のガイドレール部材20の開口溝23に挿入可能で且つ摺動自在と成され、スピーカ装置のFS14,FLS15,FRS16,RS17,LLS18,LRS19(以下、スピーカ装置30と記す)を装着可能な摺動部材29を形成する。
【0016】
この摺動部材29は図2及び図3に示す様に略直方体状に形成されたスピーカ装置30の取付部31とこの取付部31の略中央位置から一方向に延設した略T字状の摺動部32より構成されている。
【0017】
T字状に形成された摺動部32の先端の水平部32Hの幅Wはガイドレール部材20の開口溝23の溝幅W1 に比べて小さく(W<W1 )選択される。従って、摺動部32の水平部32Hは開口部23を通して、前面板25側から挿入可能である。
【0018】
又、摺動部32の垂直部32Vの幅W3 はガイドレール部材20の開口溝23の幅W1 より大きく(W3 >W1 )選択する。
【0019】
摺動部32の水平部32Hの左右端には接点33L,33Rが配設され、夫々の接点33L,33Rは図3の側断面図に示すように、取付部31の右端に立設させた端子34L,34Rにワイヤ42等を介して夫々独立に接続されている。
【0020】
更に、取付部31の前面側には図2に示す様にスピーカ装置30を固定するための雌ネジ35が形成されている。
【0021】
スピーカ装置30のスピーカボックス36内にバッフル板に穿った放音孔に対向してスピーカ37が固定され、スピーカボックス36の背面板38には摺動部材31の取付部31に形成した雌ネジ35位置に対応する透孔39を介して背面板38が雄ネジ40で固定される。背面板に立設した端子41L,41Rは取付部の端子34L,34Rと夫々接続されている。
【0022】
上述構成のガイドレール部材20と、スピーカ装置30に固定された摺動部材29の取付方法を以下説明する。
【0023】
先ず、室内のリア用スピーカ装置配置位置近傍の例えば天井22と後部の壁21にビス28を介してガイドレール部材20を固定する。
【0024】
次に、摺動部材29が固定されたスピーカ装置30を横にすると摺動部材29は図2(A)に示す様に直方体状の取付部31及び摺動部32の水平部32Hの長手方向は水平方向(X軸方向)に成される。
【0025】
この状態では摺動部32の水平部32Hと垂直部32Vはガイドレール部材20の前面板25側から開口溝23内に容易に挿入可能である。
【0026】
この状態でスピーカ装置30を開口溝23に沿ってサラウンドスピーカシステムの音場が最適となる位置に摺動させて、所定適正位置でスピーカ装置30を90度回転させて図2(B)に示す様に摺動部材29の取付部31を垂直方向(Y軸方向)に立てる様にスピーカ装置30を垂直に回転させれば摺動部32の水平部32Hは図2(B)の様にY軸方向に立ち上り、左右の接点33L及び33Rがガイドレール部材20の左右側板26L及び26R内に敷設した給電線27と接触すると同時に摺動部32の垂直部32Vがガイドレール部材20の開口溝23内で90度回転する。
【0027】
従って、ガイドレール部材20の前面板25の開口溝23の両端縁間の距離W1 に比べて垂直部32Vの幅W3 はW1 <W3 の関係から、開口溝23の両端縁は垂直部32Vの上下端を挟着することで、スピーカ装置30をロック状態にすると同時に、スピーカ装置30のスピーカ37を給電線27を介して電力増幅器やテレビジョン受像機に接続可能と成る。
【0028】
上述の説明では摺動部材29に予めスピーカ装置30を取り付けた状態でのスピーカ装置取付方法を説明したが、摺動部材29をガイドレール部材20の所定位置に摺動させて、ロック状態とした後に、図2(B)に示すスピーカ37を内蔵したスピーカボックス36の背面板38を取付部31に雄ネジ40を介して螺着後にスピーカ37との配線を行なった後に図示しないがスピーカボックス36を背面板38にワンタッチで固定する様にすることも出来る。
【0029】
図4は本発明のスピーカ取付装置の他の形態例を示すものである。図4に於いて、スピーカ装置30の背面板38には端子兼用のプラグとなる雄コンタクト部材44を2本立設する。このコンタクト部材44は図3の摺動部材29と略同一動作が行なわれる。また並設され雄コンタクト部材44のスピーカボックス36内ではスピーカ37と配線が成される。
【0030】
天井22や壁21に固定されるガイドレール部材は図4の側断面図に示すように、通常のテーブルタップと同様に構成される。ただし、ガイドレール部材20内に固定した2組の雌コンタクト部材45は夫々紙面と直交する方向にガイドレール部材20の筺体部を構成する本体46及びカバー47と同様に延設されている。
【0031】
即ち2組の雌コンタクト部材45は、その断面がコ字状に折り曲げられたコ字状の開放端を内側に所定曲率で折り曲げてバネ力が付与される様な形状と成され、燐青銅等のバネ素材でバネ部材49が成形されている。
【0032】
上述の折り曲げ部が接する位置と対向して、カバー47には雄コンタクト部材44が挿通可能な溝48が図4の紙面と直交する方向に延設されている。
【0033】
上述構成のガイドレール部材20によれば、スピーカ装置30を長手方向に延設されたカバー47の溝48上をスライドさせ、最適音響効果の得られる所定位置にスピーカボックスの背面に立設した雄コンタクト44、即ちプラグを押し込めば雌コンタクト45のバネ部材49によってプラグ44は挟着され、スピーカ37への音響信号の導通と同時にバネ部材49がロック機構として機能し、スピーカ装置30を所定位置にワンタッチで保持することが出来る。
【0034】
図5は本発明のスピーカ取付装置の更に他の構成を示す側面図である。図5の構成ではガイドレール部材20として軸受間に架設したスクリューネジ51に断面が略逆T字状の図3での摺動部材29と略同一動作を行なう案内部材52の螺合部53に螺合させスクリューネジ51の長手方向に移動可能となす。
【0035】
又、案内部材52を構成する取付部54の下端にはスピーカ37を内蔵したスピーカボックス36から成るスピーカ装置30を適宜方法で固定する。
【0036】
軸受50及び50間にはスクリューネジ51を挟んで2本の給電線27が架張され、これら2本の給電請27は案内部材52の螺合部53を貫通する様に配設され、2本の給電線27の各々の一端は電力増幅器(AMP)13へ接続されている。
【0037】
案内部材52の螺合部53の給電線27が貫通する貫通孔と対向して、摺動接点が形成されワイヤを介して取付部54の一方の側壁に設けた端子34L及び34Rに接続されている。端子34L,34Rとスピーカ装置30の端子41L,41Rとはリード線を介して接続する。
【0038】
又、スクリューネジ51を支持する一方の軸受50から突出させたシャフト55の一端にハンドル56をシャフト55が回動可能に枢着させて、スクリューネジ51を回動可能としている。
【0039】
上述構成のスピーカ取付装置によれば、ハンドル56を回動させることでシャフト55を含むスクリューネジ51が軸受50,50間で回動し、スクリューネジ51の雄ネジと、螺合する案内部材52の螺合部53の雌ネジはスクリューネジ51のピッチに応じて長手方向に移動可能であり、スピーカ装置30をスクリューネジ51の長手方向の所定位置に固定可能となる。
【0040】
上述の構成でのロック機能は停止位置でのスクリューネジ51の雄ネジと螺合部53の雌ネジ間の摩擦による螺合度合いで自動的にロックされることになる。
【0041】
尚、上述ではハンドル56でスクリューネジ51を回動させたがシャフト55にモータ等を配設して自動的にオン、オフ制御してスピーカ装置を所定位置に移動させることが出来る。
【0042】
本発明の音場調整用スピーカ装置及びスピーカ取付装置によれば極めて簡単にサラウンドスピーカシステムのスピーカ位置を移動可能となり、リアスピーカを固定した場合に比べて容易に移動可能でサラウンドスピーカシステムの立体感、臨場感等を最適位置に配設させることが出来る。
【0043】
【発明の効果】
本発明によれば以下の効果を容易に得ることが出来る。
1.ワンタッチで簡単にサラウンドスピーカの位置を移動することが出来る。
2.スピーカの位置を数cm単位で移動出来るためユーザは音の立体感、臨場感が最適になる位置にスピーカを設置し、理想的なAV環境を体験することが出来る。
3.レールをつなぎ足せばスピーカの設置範囲が広がり映像や音楽の種類により変化するスピーカの最適位置に対応することも出来る。
4.ユーザには映像や音楽を見聞きするだけでなく、スピーカの位置による音響変化を体験し、ハードをさわる楽しさも知ってもらえる。
5.聴取している部屋の中に、音の迫力が足りない場合があった場合、そこにスピーカを増設することも容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音場調整用スピーカ装置を室内配置した場合の平面図及びサラウンドシステムのリア部分の側面図である。
【図2】本発明のスピーカ取付装置を示す分解斜視図である。
【図3】図2のガイドレール部材にスピーカ装置を装着した状態を示す側断面図である。
【図4】本発明のスピーカ取付装置の他の構成を示す図3と同様の側断面図である。
【図5】本発明のスピーカ取付装置の更に他の構成を示す一部を断面とした側面図である。
【図6】従来のスピーカ取付装置を示す要部の側断面図である。
【符号の説明】
11‥‥室、12‥‥聴取者、14‥‥前面スピーカ装置(FS)、15‥‥左前方スピーカ装置(FLS)、16‥‥右前方スピーカ装置(FRS)、17‥‥後方スピーカ装置(RS)、18‥‥左後方スピーカ装置(LLS)、19‥‥右後方スピーカ装置(LRS)、20,20L,20R‥‥ガイドレール部材、27‥‥給電線、29‥‥摺動部材、30‥‥スピーカ装置、31‥‥取付部、32‥‥摺動部、36‥‥スピーカボックス、37‥‥スピーカ
【発明の属する技術分野】
本発明は、サラウンドスピーカ装置に用いて有用な音場調整用スピーカ装置及びスピーカ取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、図6に示す様にスピーカ取付装置として、自動車の車体や天井部2に設けた荷物棚4にラック本体3を設け、このラック本体3の開口部の上下にガイドレール5,6を敷設し、これらガイドレール5,6に案内子7,8を摺動自在に枢着し、この案内子7,8にスピーカボックス9を共に移動できる様に取付け、スピーカボックス9内にスピーカ10を付設した車両用スピーカ取付装置1が実開平2−87644号公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述の従来構成に示されたスピーカの取付装置ではスピーカボックス9の上下に2本のガイドレール5,6を必要とするだけでなく、スピーカボックス9を所定位置に移動させた後でスピーカボックス9をネジでガイドレールに固定した後にスピーカ10を取り付ける構造の為に移動後のスピーカの配線が極めて繁雑となる課題が生ずる。
【0004】
本発明は叙上の課題を解消すると共にサラウンドスピーカシステムの音響効果を簡単に高め得る音場調整用スピーカ装置とロック位置でスピーカへの配線が完了可能なスピーカ取付装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の音場調整用スピーカ装置は室内の所定の固定個所にガイドレール部材を敷設し、ガイドレール部材に摺動可能にスピーカ装置を装着し、音場調整時にスピーカ装置をガイドレールに沿って移動させ所定位置設定時に該移動させたスピーカ装置をロックさせる様に成したものであり、本発明のスピーカ取付装置は固定部に装着されたガイドレール部材と、ガイドレール部材に摺動可能になされた摺動部材と、この摺動部材に装着されたスピーカ装置とを具備し、ガイドレール部材の所定位置にスピーカ装置を移動後にスピーカ装置をロック可能なロック部材を有するものである。
【0006】
本発明の音場調整用スピーカ装置及びスピーカ取付装置に依れば、サラウンドスピーカシステムの特にリアスピーカ装置を天井や壁面に固定する際にガイドレール部材を敷設し、該ガイドレール部材の長手方向に摺動自在と成し、サラウンドシステムでの音響効果が最大に発揮される位置にスピーカ装置を持ち来す様にスライドさせて、ロック手段を介して、所定位置にロックさせることで簡単に最適位置に固定可能なものが得られる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の1形態例を図1乃至図3を用いて説明する。図1は本発明の音場調整用スピーカ装置を室内配置した場合の平面図及びサラウンドシステムのリア部分の側面図、図2はスピーカ装置の取付状態を示す分解斜視図、図3は図2のガイドレール部材にスピーカ装置を装着した状態を示す側断面図である。
【0008】
図1(A)は室内11に配置したサラウンドスピーカシステムのスピーカ配置を示す1例であり、聴取者12の前方には駆動用の電力増幅器(以下アンプと記す)13と共に前面スピーカ装置(FS)14、左前方スピーカ装置(FLS)15、右前方スピーカ装置(FRS)16が配置される。又、聴取者12の後方には後方スピーカ装置(RS)17、左後方スピーカ装置(LLS)18、右後方スピーカ装置(LRS)19が配設される。
【0009】
上述の聴取者12の後方に配置されるRS17,LLS18,LRS19の夫々のスピーカ装置は通常は室11が狭いため天井22や壁21に金具を介してビス等で直接固定される場合が多い。然し、この様なケースで各スピーカ装置のRS17,LLS18,LRS19の固定位置が最適位置であれば良いが最適位置でない場合は、敷設場所を数cm移動すると音響効果が大きく変化して、サラウンドのスピーカシステム音響効果を充分に発揮できないことと、一度RS17,LLS18,LRS19を固定させてしまうと、従来のスピーカ装置を取り付ける金具では取り外しが大変な為ユーザはS17,LLS18,LRS19をそのままの位置で使用するために迫力があり臨場感豊かな、理想的なサラウンドスピーカシステム環境を体験できないまま利用することになる。
【0010】
そこで、本発明に於いては、図1(A)に示す様に室11の後方の天井(図1B参照)22或は壁21に左右のガイドレール部材20L,20R及び後方のガイドレール部材20Bをビス等で固定し、固定させた各ガイドレール部材20L,20R,20Bに対し、夫々LLS18,LRS19,RS17を各ガイドレール部材20L,20R,20Bの長手方向に摺動可能に装着させる。
【0011】
図1Bに示す形態例ではRS17を壁21に高さ方向にスピーカ装置位置が調整可能となる様にガイドレール部材20B1 を固定した場合と、天井22の左右に室11の奥行方向に配設したガイドレール部材20L,20Rから垂下させ、高さ方向位置を調整可能なガイドレール部材20B2 にRS17を高さ方向に摺動可能に装着させたものであり、左右のガイドレール部材20L及び20Rに垂下するガイドレール部材20B2 は左右のガイドレール部材20L及び20Rの長手方向に摺動可能な例えば、断面が逆T字状の継手部材を介して結合されている。
【0012】
上述の夫々のガイドレール部材20L,20R,20B,20B1 ,20B2 (以下符号20と記す)の1形態例を図2及び図3によって詳記する。
【0013】
図2に示すガイドレール部材20はスチール等の金属、或は合成樹脂材料を引抜方法によって形成する。例えば中空方形の引抜管の一方の面に開口溝23を形成して長手方向と直交する断面がC字状と成され、背面板24には天井22へビス28を介して取付ける為の取付孔25aが穿たれ、前面板25側にはガイドレール部材20の長手方向に沿って開口溝23が形成されている。
【0014】
又、左右側板(図2では上下)26L,26Rの内面には給電線27をガイドレール部材20が金属の場合は絶縁させ、合成樹脂の場合は一体に埋め込み成型する等してガイドレール部材20の長手方向に沿って敷設する。
【0015】
上述のガイドレール部材20の開口溝23に挿入可能で且つ摺動自在と成され、スピーカ装置のFS14,FLS15,FRS16,RS17,LLS18,LRS19(以下、スピーカ装置30と記す)を装着可能な摺動部材29を形成する。
【0016】
この摺動部材29は図2及び図3に示す様に略直方体状に形成されたスピーカ装置30の取付部31とこの取付部31の略中央位置から一方向に延設した略T字状の摺動部32より構成されている。
【0017】
T字状に形成された摺動部32の先端の水平部32Hの幅Wはガイドレール部材20の開口溝23の溝幅W1 に比べて小さく(W<W1 )選択される。従って、摺動部32の水平部32Hは開口部23を通して、前面板25側から挿入可能である。
【0018】
又、摺動部32の垂直部32Vの幅W3 はガイドレール部材20の開口溝23の幅W1 より大きく(W3 >W1 )選択する。
【0019】
摺動部32の水平部32Hの左右端には接点33L,33Rが配設され、夫々の接点33L,33Rは図3の側断面図に示すように、取付部31の右端に立設させた端子34L,34Rにワイヤ42等を介して夫々独立に接続されている。
【0020】
更に、取付部31の前面側には図2に示す様にスピーカ装置30を固定するための雌ネジ35が形成されている。
【0021】
スピーカ装置30のスピーカボックス36内にバッフル板に穿った放音孔に対向してスピーカ37が固定され、スピーカボックス36の背面板38には摺動部材31の取付部31に形成した雌ネジ35位置に対応する透孔39を介して背面板38が雄ネジ40で固定される。背面板に立設した端子41L,41Rは取付部の端子34L,34Rと夫々接続されている。
【0022】
上述構成のガイドレール部材20と、スピーカ装置30に固定された摺動部材29の取付方法を以下説明する。
【0023】
先ず、室内のリア用スピーカ装置配置位置近傍の例えば天井22と後部の壁21にビス28を介してガイドレール部材20を固定する。
【0024】
次に、摺動部材29が固定されたスピーカ装置30を横にすると摺動部材29は図2(A)に示す様に直方体状の取付部31及び摺動部32の水平部32Hの長手方向は水平方向(X軸方向)に成される。
【0025】
この状態では摺動部32の水平部32Hと垂直部32Vはガイドレール部材20の前面板25側から開口溝23内に容易に挿入可能である。
【0026】
この状態でスピーカ装置30を開口溝23に沿ってサラウンドスピーカシステムの音場が最適となる位置に摺動させて、所定適正位置でスピーカ装置30を90度回転させて図2(B)に示す様に摺動部材29の取付部31を垂直方向(Y軸方向)に立てる様にスピーカ装置30を垂直に回転させれば摺動部32の水平部32Hは図2(B)の様にY軸方向に立ち上り、左右の接点33L及び33Rがガイドレール部材20の左右側板26L及び26R内に敷設した給電線27と接触すると同時に摺動部32の垂直部32Vがガイドレール部材20の開口溝23内で90度回転する。
【0027】
従って、ガイドレール部材20の前面板25の開口溝23の両端縁間の距離W1 に比べて垂直部32Vの幅W3 はW1 <W3 の関係から、開口溝23の両端縁は垂直部32Vの上下端を挟着することで、スピーカ装置30をロック状態にすると同時に、スピーカ装置30のスピーカ37を給電線27を介して電力増幅器やテレビジョン受像機に接続可能と成る。
【0028】
上述の説明では摺動部材29に予めスピーカ装置30を取り付けた状態でのスピーカ装置取付方法を説明したが、摺動部材29をガイドレール部材20の所定位置に摺動させて、ロック状態とした後に、図2(B)に示すスピーカ37を内蔵したスピーカボックス36の背面板38を取付部31に雄ネジ40を介して螺着後にスピーカ37との配線を行なった後に図示しないがスピーカボックス36を背面板38にワンタッチで固定する様にすることも出来る。
【0029】
図4は本発明のスピーカ取付装置の他の形態例を示すものである。図4に於いて、スピーカ装置30の背面板38には端子兼用のプラグとなる雄コンタクト部材44を2本立設する。このコンタクト部材44は図3の摺動部材29と略同一動作が行なわれる。また並設され雄コンタクト部材44のスピーカボックス36内ではスピーカ37と配線が成される。
【0030】
天井22や壁21に固定されるガイドレール部材は図4の側断面図に示すように、通常のテーブルタップと同様に構成される。ただし、ガイドレール部材20内に固定した2組の雌コンタクト部材45は夫々紙面と直交する方向にガイドレール部材20の筺体部を構成する本体46及びカバー47と同様に延設されている。
【0031】
即ち2組の雌コンタクト部材45は、その断面がコ字状に折り曲げられたコ字状の開放端を内側に所定曲率で折り曲げてバネ力が付与される様な形状と成され、燐青銅等のバネ素材でバネ部材49が成形されている。
【0032】
上述の折り曲げ部が接する位置と対向して、カバー47には雄コンタクト部材44が挿通可能な溝48が図4の紙面と直交する方向に延設されている。
【0033】
上述構成のガイドレール部材20によれば、スピーカ装置30を長手方向に延設されたカバー47の溝48上をスライドさせ、最適音響効果の得られる所定位置にスピーカボックスの背面に立設した雄コンタクト44、即ちプラグを押し込めば雌コンタクト45のバネ部材49によってプラグ44は挟着され、スピーカ37への音響信号の導通と同時にバネ部材49がロック機構として機能し、スピーカ装置30を所定位置にワンタッチで保持することが出来る。
【0034】
図5は本発明のスピーカ取付装置の更に他の構成を示す側面図である。図5の構成ではガイドレール部材20として軸受間に架設したスクリューネジ51に断面が略逆T字状の図3での摺動部材29と略同一動作を行なう案内部材52の螺合部53に螺合させスクリューネジ51の長手方向に移動可能となす。
【0035】
又、案内部材52を構成する取付部54の下端にはスピーカ37を内蔵したスピーカボックス36から成るスピーカ装置30を適宜方法で固定する。
【0036】
軸受50及び50間にはスクリューネジ51を挟んで2本の給電線27が架張され、これら2本の給電請27は案内部材52の螺合部53を貫通する様に配設され、2本の給電線27の各々の一端は電力増幅器(AMP)13へ接続されている。
【0037】
案内部材52の螺合部53の給電線27が貫通する貫通孔と対向して、摺動接点が形成されワイヤを介して取付部54の一方の側壁に設けた端子34L及び34Rに接続されている。端子34L,34Rとスピーカ装置30の端子41L,41Rとはリード線を介して接続する。
【0038】
又、スクリューネジ51を支持する一方の軸受50から突出させたシャフト55の一端にハンドル56をシャフト55が回動可能に枢着させて、スクリューネジ51を回動可能としている。
【0039】
上述構成のスピーカ取付装置によれば、ハンドル56を回動させることでシャフト55を含むスクリューネジ51が軸受50,50間で回動し、スクリューネジ51の雄ネジと、螺合する案内部材52の螺合部53の雌ネジはスクリューネジ51のピッチに応じて長手方向に移動可能であり、スピーカ装置30をスクリューネジ51の長手方向の所定位置に固定可能となる。
【0040】
上述の構成でのロック機能は停止位置でのスクリューネジ51の雄ネジと螺合部53の雌ネジ間の摩擦による螺合度合いで自動的にロックされることになる。
【0041】
尚、上述ではハンドル56でスクリューネジ51を回動させたがシャフト55にモータ等を配設して自動的にオン、オフ制御してスピーカ装置を所定位置に移動させることが出来る。
【0042】
本発明の音場調整用スピーカ装置及びスピーカ取付装置によれば極めて簡単にサラウンドスピーカシステムのスピーカ位置を移動可能となり、リアスピーカを固定した場合に比べて容易に移動可能でサラウンドスピーカシステムの立体感、臨場感等を最適位置に配設させることが出来る。
【0043】
【発明の効果】
本発明によれば以下の効果を容易に得ることが出来る。
1.ワンタッチで簡単にサラウンドスピーカの位置を移動することが出来る。
2.スピーカの位置を数cm単位で移動出来るためユーザは音の立体感、臨場感が最適になる位置にスピーカを設置し、理想的なAV環境を体験することが出来る。
3.レールをつなぎ足せばスピーカの設置範囲が広がり映像や音楽の種類により変化するスピーカの最適位置に対応することも出来る。
4.ユーザには映像や音楽を見聞きするだけでなく、スピーカの位置による音響変化を体験し、ハードをさわる楽しさも知ってもらえる。
5.聴取している部屋の中に、音の迫力が足りない場合があった場合、そこにスピーカを増設することも容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音場調整用スピーカ装置を室内配置した場合の平面図及びサラウンドシステムのリア部分の側面図である。
【図2】本発明のスピーカ取付装置を示す分解斜視図である。
【図3】図2のガイドレール部材にスピーカ装置を装着した状態を示す側断面図である。
【図4】本発明のスピーカ取付装置の他の構成を示す図3と同様の側断面図である。
【図5】本発明のスピーカ取付装置の更に他の構成を示す一部を断面とした側面図である。
【図6】従来のスピーカ取付装置を示す要部の側断面図である。
【符号の説明】
11‥‥室、12‥‥聴取者、14‥‥前面スピーカ装置(FS)、15‥‥左前方スピーカ装置(FLS)、16‥‥右前方スピーカ装置(FRS)、17‥‥後方スピーカ装置(RS)、18‥‥左後方スピーカ装置(LLS)、19‥‥右後方スピーカ装置(LRS)、20,20L,20R‥‥ガイドレール部材、27‥‥給電線、29‥‥摺動部材、30‥‥スピーカ装置、31‥‥取付部、32‥‥摺動部、36‥‥スピーカボックス、37‥‥スピーカ
Claims (9)
- 室内の天井或は壁にガイドレール部材を敷設し、該ガイドレールに摺動可能にスピーカ装置を装着し、音場調整時に該スピーカ装置を該ガイドレールに沿って移動させ所定位置設定時に該移動させた該スピーカ装置をロックさせる様に成したことを特徴とする音場調整用スピーカ装置。
- 固定部に装着されたガイドレール部材と、
上記ガイドレール部材に摺動可能になされた摺動部材と、
上記摺動部材に装着されたスピーカ装置とを具備し、
上記ガイドレール部材の所定位置に上記スピーカ装置を移動後に該スピーカ装置をロック可能なロック部材を有することを特徴とするスピーカ取付装置。 - 前記ガイドレール部材は長手方向と直交する断面がC型の開口溝を有し、前記摺動部材の摺動部は上記開口溝内に挿入及び摺動可能であり、該摺動部材に装着した前記スピーカを90度回転させると該開口溝両端が該摺動部材を挟着して前記ロック部材を構成させたことを特徴とする請求項2記載のスピーカ取付装置。
- 前記ガイドレール部材にはアンプに接続可能な給電線を設け、前記ロック部材を動作させるとスピーカの配線が完了する様に成したことを特徴とする請求項1記載の音場調整用スピーカ装置。
- 前記ガイドレール部材にはアンプに接続可能な給電線を設け、前記ロック部材を動作させるとスピーカの配線が完了する様に成したことを特徴とする請求項2又は請求項3記載のいづれか1項記載のスピーカ取付装置。
- 前記ガイドレール部材は長手方向に対向するバネ部材を有し、互に絶縁された2組の雌コンタクト部材から構成され、前記摺動部材は前記スピーカ装置に装着した雄コンタクト部材で構成し、前記ロック部材を該バネ部材と成したことを特徴とする請求項2記載のスピーカ取付装置。
- 前記ガイドレール部材が長手方向に敷設したネジ部材であり、前記摺動部材は該ネジ部材に螺合する案内部材であり、前記ロック部材は、該螺子部と該案内部の螺合部で構成されていることを特徴とする請求項2記載のスピーカ取付装置。
- 前記摺動部材が給電線を構成するコンタクト部材或は給電線を内蔵し、該給電線は前記ガイドレール部材の前記給電線に摺動可能に対接する様に成したことを特徴とする請求項4記載の音場調整用スピーカ装置。
- 前記摺動部材が給電線を構成するコンタクト部材或は給電線を内蔵し、該給電線は前記ガイドレール部材の前記給電線に摺動可能に対接する様に成したことを特徴とする請求項5記載のスピーカ取付装置。
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- 2002-06-27 JP JP2002188265A patent/JP2004032531A/ja active Pending
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