JP2004031571A - 電子機器 - Google Patents

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JP2004031571A
JP2004031571A JP2002184589A JP2002184589A JP2004031571A JP 2004031571 A JP2004031571 A JP 2004031571A JP 2002184589 A JP2002184589 A JP 2002184589A JP 2002184589 A JP2002184589 A JP 2002184589A JP 2004031571 A JP2004031571 A JP 2004031571A
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Seiji Shibazaki
柴崎 聖二
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】発熱部品を放熱器と取付金具とで挟んで固定する場合の取付作業時間を低減できる電子機器を提供すること。
【解決手段】電子機器の基板20に取り付けられたトランジスタ等の発熱部品40には、この本体45に貫通孔44を設けてある。シャシフレーム等に固定した取付金具60には、突出部63が形成してあり、この突出部63を発熱部品40の貫通孔44に係合させて位置決めし、発熱部品40を放熱器50と取付金具60とで挟持するとともに突出部63を介して放熱させるようにした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、放熱器と取付金具との間に発熱部品が挟み込まれて固定された電子機器に関するものである。
【0002】
【従来技術】
従来、この種の電子機器は、図3に示すように、基板100と、それぞれ貫通孔210と貫通孔310を有し、基板100に端子が接続されたパワートランジスタなどの発熱部品200および発熱部品300とを備え、両発熱部品200、300が取付金具400と放熱器500との間に挟まれた状態で、発熱部品200の貫通孔210および発熱部品300の貫通孔310を放熱器500側から貫通させた2本のねじ610、620により取付金具400にねじ留めされ、固定されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような従来の電子機器では、すべての発熱部品200、300に対応した数のねじ610、620を用意しておき、個々にねじ留めしていたために、ねじ留め作業が多くなりその分、取付作業時間が長くなるという問題があった。
本発明はこのような問題を解決するためになされたもので、発熱部品を放熱器と取付金具とで挟んで固定する場合の取付作業時間を低減できるようにした電子機器を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の電子機器は、基板と、本体に貫通孔が形成され前記基板に接続された発熱部品と、前記発熱部品の一方の面側に取り付けられた放熱器と、前記発熱部品の他方の面側から前記発熱部品の前記貫通孔に係合した突出部を有する取付金具とを備え、前記発熱部品が前記放熱器と前記取付金具とに挟まれて固定されている構成を有している。この構成により、発熱部品がこの貫通孔に取付金具の突出部が係合されて保持されることとなるので、ねじ留めなどの締結作業が不要となり、取付作業時間を短縮することができることとなる。
【0005】
また、本発明の電子機器は、基板と、本体に貫通孔が形成され前記基板に接続された発熱部品と、前記発熱部品の一方の面側に取り付けられた放熱器と、前記発熱部品の他方の面側から前記発熱部品の前記貫通孔に係合した突出部を有する取付金具とを備え、前記発熱部品が前記放熱器と前記取付金具とに挟まれて固定されているとともに、前記突出部が、前記取付金具の一部分が押し出しにより突出されて前記取付金具に一体に形成されている構成を有している。この構成により、発熱部品を取付金具に取り付ける突出部を安価に製作することが可能となる。
【0006】
また、本発明の電子機器は、基板と、本体に貫通孔が形成され前記基板に接続された発熱部品と、前記発熱部品の一方の面側に取り付けられた放熱器と、前記発熱部品の他方の面側から前記発熱部品の前記貫通孔に係合した突出部を有する取付金具とを備え、前記発熱部品が前記放熱器と前記取付金具とに挟まれて固定されているとともに、前記放熱器の前記取付金具への取り付けが、前記放熱器の前記取付金具への締結具が前記発熱部品と別の発熱部品の貫通孔を貫通してなされている構成を有している。この構成により、複数の発熱部品がある場合に別の発熱部品のみ締結具にて取付金具に固定するだけで済みその他の発熱部品は締結作業が不要となって発熱部品全体の取付作業時間を短縮することが可能となる。
【0007】
また、本発明の電子機器の組立方法は、本体に貫通孔を有する発熱部品の端子を基板に挿入した後、前記発熱部品の貫通孔と取付金具に設けた突出部とを係合可能な位置に前記発熱部品を前記取付金具に固定具で仮固定してから、前記端子を基板にハンダ付けしたら、前記固定具による仮固定をはずし、次いで前記発熱部品の前記取付金具と反対側に放熱器を当接させて前記発熱部品の貫通孔に前記突出部を係合させた状態で前記発熱部品を前記放熱器と前記取付金具とで挟んで前記放熱器を前記取付金具に締結具により固定する構成を有している。この構成により、発熱部品がこの貫通孔に取付金具の突出部が係合されて保持されることとなるので、ねじ留めなどの締結作業を不要とすることができ、取付作業時間を短縮することができることとなる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態の電子機器10の分解斜視図である。また、図2は本発明の第1の実施の形態の電子機器10を側方からみた要部断面図である。
【0009】
図1および図2に示すように、電子機器10は、電子部品が設けられた基板20と、基板20にそれぞれ3本の端子31、32、33および端子41、42、43が電気的に接続されたパワートランジスタ等の発熱する2個の発熱部品30、40と、両発熱部品30、40の一方の面側に取り付けた放熱器50と、両発熱部品30、40の一方の面側に設けた取付金具60とを有する。
【0010】
発熱部品30および発熱部品40は、パワートランジスタ等を内蔵した本体35および本体45の中央部にそれぞれ取付用の貫通孔34と貫通孔44とが形成されている。
放熱器50は、アルミニウムなどの熱伝導性の優れた材料で作られ、両発熱部品30、40への取付面側とは反対側の面にそれぞれ放熱を促進する4個のリブ51、52、53、および54が形成されるとともに、取付金具60への取付時に発熱部品30の貫通孔34に合致する位置に貫通した雌ねじ部55が設けられている。
【0011】
取付金具60は、鉄などの金属製でこの下端部が図示しないシャシフレームに固定され、この下端部から垂直上方に伸ばした平板状の取付部61には、両発熱部品30、40の取付時に発熱部品30の貫通孔34と合致する位置に雌ねじ部62を、また発熱部品40の貫通孔44と合致する位置にプレス加工などで発熱部品40側に向けて突出させた突出部63をそれぞれ設けてある。
【0012】
そして、発熱部品30は、この3本の端子31、32、および33が基板20にハンダ付けされて電気的に接続されており、本体35がこの一方の側が放熱器50に、また他方の側が取付金具60にそれぞれ当接されてこれらにより挟まれた状態で貫通孔34を貫通させたねじ70で取付金具60に固定されている。
【0013】
一方、発熱部品40は、この3本の端子41、42、および43が基板20にハンダ付けされて電気的に接続されており、貫通孔44に取付金具60の突出部63が挿入係合された状態で本体45がこの一方の側が放熱器50に、また他方の側が取付金具60にそれぞれ当接されてこれらにより挟まれた状態で取付金具60に固定されている。
【0014】
次に、発熱部品30と発熱部品40との取付金具60への取り付け作業について説明する。まず、発熱部品30と発熱部品40とは、これらの3本の端子21、32、33および端子41、42、43を基板20の所定の取付穴にそれぞれ挿入する。次いで、発熱部品30の貫通孔34が取付金具60の雌ねじ部62と合致し、発熱部品40の貫通孔44が取付金具60の突出部63に係合するようにこれらの位置関係を調整した後、発熱部品30と発熱部品40とをクリップなどの固定具で挟んでそれぞれ取付金具60に仮固定する。
【0015】
発熱部品30と発熱部品40を取付金具60に仮固定したら、発熱部品30と発熱部品40との3本の端子31、32、33および端子41、42、43を基板20へハンダ付けする。そして、両発熱部品30、40の固定具をはずして仮固定を解除してから、放熱器50を発熱部品30と発熱部品40との取付金具60と反対側の面側からこれらにあてがい、ねじ70を放熱器50の雌ねじ部55側から発熱部品40の貫通孔44を貫通させて取付金具60の雌ねじ部62に螺合させる。この結果、両発熱部品30、40は、放熱器50と取付金具60とに挟持されて固定されることとなる。
【0016】
以上のように、本発明の第1の実施の形態の電子機器は、取付金具60に突出部63を設けて発熱部品40の貫通孔44に係合させて発熱部品40を放熱器50と取付金具60とで挟んで保持するようにしたので、ねじなどの締結具およびこれらによる締結作業が不要となる。また、金属製の突出部63が発熱部品40に接触し、発熱部品40と取付金具60との接触面のみならず、突出部63を通じても発熱部品40で発熱した熱を取付金具60側へ流すので、単に発熱部品を放熱器50と取付金具60とで挟んだ場合よりも放熱効果が大きくなる。さらに、発熱部品40の貫通孔44に取付金具60の突出部63が係合しているので、発熱部品40が取付金具60からずれるのを防止でき確実に固定することができる。
【0017】
また、別の発熱部品30は、貫通孔34にねじ70を貫通させて放熱器50と取付金具60とで挟んでねじ留めしているので、放熱器50を取付金具60に固定する締結具を兼用できる。この場合、別の発熱部品40には他の発熱部品30より発熱量が大きいものを用いれば、別の発熱部品40で生じた熱が熱伝導量の多いねじ70を伝わって取付金具60と放熱器50へ流れるので、突起部63を用いた場合より放熱能力を向上させることが可能となる。
【0018】
なお、上記実施の形態では発熱部品を2個用いた場合につき説明したが、さらに多数の発熱部品を用いた場合にも適用でき、この場合、取付金具60の突出部63を係合させる発熱部品を増やせば、その分、取付作業時間が短縮され、かつねじ等の締結具も減って重量低減にもなる。また、ねじ70は、放熱器50側から取付金具60側へ向けてねじ込むようにしたが、この逆でもよい。この場合は、このねじ70を発熱部品40の取付金具60への仮固定に用いる固定具として利用することが可能となる。したがって、仮固定したねじ70を外すことなく、放熱器50を発熱部品40にあてがってねじ70をそのままねじ込めば放熱器50の取付金具60への取り付けが完了する。さらに、取付金具60の突出部63は、先端が開口した円筒状などに形成して発熱部品40との接触面積を大きくするなどしてもよく、またプレス加工以外形成してもよい。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は取付金具に設けた突出部を発熱部品の貫通孔に係合させて発熱部品を放熱器と取付金具とで挟持するようにしたことにより、発熱部品の取付金具への取付作業時間を低減することができるというすぐれた効果を有する電子機器を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の電子機器の分解斜視図
【図2】同電子機器の要部側面断面図
【図3】従来の電子機器の分解斜視図
【符号の説明】
10 電子機器
20 基板
30 発熱部品
34 貫通孔
35 本体
40 発熱部品
44 貫通孔
45 本体
50 放熱器
60 取付金具
62 雌ねじ部
63 突出部
70 ねじ

Claims (4)

  1. 基板と、本体に貫通孔が形成され前記基板に接続された発熱部品と、前記発熱部品の一方の面側に取り付けられた放熱器と、前記発熱部品の他方の面側から前記発熱部品の前記貫通孔に係合した突出部を有する取付金具とを備え、前記発熱部品が前記放熱器と前記取付金具とに挟まれて固定されていることを特徴とする電子機器。
  2. 前記突出部が、前記取付金具の一部分が押し出しにより突出されて前記取付金具に一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記放熱器の前記取付金具への取り付けは、前記放熱器の前記取付金具への締結具が前記発熱部品と別の発熱部品の貫通孔を貫通してなされていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子機器。
  4. 本体に貫通孔を有する発熱部品の端子を基板に挿入した後、前記発熱部品の貫通孔と取付金具に設けた突出部とを係合可能な位置に前記発熱部品を前記取付金具に固定具で仮固定してから、前記端子を基板にハンダ付けしたら、前記固定具による仮固定をはずし、次いで前記発熱部品の前記取付金具と反対側に放熱器を当接させて前記発熱部品の貫通孔に前記突出部を係合させた状態で前記発熱部品を前記放熱器と前記取付金具とで挟んで前記放熱器を前記取付金具に締結具により固定することを特徴とする電子機器の組立方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014203979A (ja) * 2013-04-05 2014-10-27 Tdk株式会社 電源装置
JP2017169357A (ja) * 2016-03-16 2017-09-21 京セラ株式会社 電力変換装置

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