JP2004030170A - Device and method for collecting questionnaires, and program and storage medium - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アンケート集計装置及び方法、並びにプログラム及び記憶媒体に関し、特に公衆網を介して携帯通信端末やPC(パーソナルコンピュータ)によるアンケートの結果を集計するアンケート集計装置及び、並びにプログラム及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、マーケットにおける一般消費者(以下「ユーザ」という。)が所有する携帯電話やPDA等の携帯情報端末のモニタに、ユーザ自身が気に入ったイメージを持つ商品名(例えば、「BOSS(登録商標)」等)や商号のブランドロゴの画像を表示させることが盛んに行われており、インターネットに接続したユーザが、数多くのブランドロゴの中から自分に好適なブランドロゴを選択し、且つ自分の携帯電話やPDA等にダウンロードできるダウンロードネットシステムも幾つか存在している。
【0003】
一方、ユーザが商品名や商号等のブランドに対して抱くイメージ(以下「ブランドイメージ」という。)は、そのブランドを使用する企業(以下「クライアント」という。)にとって、商品の開発戦略や企業の経営戦略を決定する重要な指標の1つである。
【0004】
従来、マーケットにおけるユーザが抱くブランドイメージ(以下「マーケットのブランドイメージ」という。)の調査方法として、クライアントがアンケートの集計業者にブランドイメージのアンケートを委託し、委託された集計業者がユーザに面談やインターネットや携帯電話等によってブランドイメージのアンケートを行い、そのアンケートの結果を集計し、該集計した結果をマーケットのブランドイメージとしてクライアントに提示する調査方法が知られている。
【0005】
また、このアンケートの結果をクライアントにとって理解し易くするために、複数のカテゴリを使用するアンケート方法が知られている。
【0006】
このアンケート方法では、各カテゴリ毎にブランドに対する具体的なイメージをアンケート項目として複数設定し、各アンケート項目についてユーザがそのブランドはアンケート項目として設定されたイメージを連想させると思うときは1点と、イメージを連想させないと思うときは0点として点数で評価するアンケートを多数のユーザに対して行い、評価されたアンケート項目の点数を各カテゴリ毎に集計し、各カテゴリ毎に集計した点数をアンケートの結果として提示する。
【0007】
さらに、この各カテゴリ毎に集計した点数を応用する上述したダウンロードネットシステムとして、自分に好適なブランドロゴの選択の際に、ユーザに上述したアンケート方法における各ブランドの各カテゴリ毎に集計した点数を提示することによって、該集計された点数を提示されたユーザが自分に好適なブランドを知ることができるブランドリコメンドシステムが知られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したリコメンドシステムでは、ユーザは提示された点数に基づいて主観的に自分に好適なブランドを判断するのみであり、ブランドと自分との相性を具体的に知ることができないので、自分に好適なブランドを簡単且つ正確に知ることができない。
【0009】
また、上述したブランドイメージの調査方法では、集計したアンケートの結果をクライアントに提示するのみであり、アンケートの結果を具体的な指標によって提示しないので、クライアントはマーケットにおけるブランドイメージとクライアント自身との関係を具体的に把握することができない。
【0010】
さらに、上述したアンケート方法では、アンケートの結果を各カテゴリ毎に集計した点数で提示するので、クライアントはマーケットのブランドイメージを具体的に把握することができるが、他のブランドイメージとの比較の結果は提示しないので、クライアントはマーケットのブランドイメージを各カテゴリ間で総合的に把握することができない。
【0011】
本発明の目的は、ユーザが自分に好適なブランドを簡単且つ正確に知ることができるアンケート集計装置及び方法、並びにプログラム及び記憶媒体を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載のアンケート集計装置は、所定の商品情報に対するユーザの価値観情報及び前記ユーザの個人情報を入力する入力手段と、前記入力された価値観情報及び個人情報を夫々集計する集計手段と、前記集計された価値観情報及び個人情報、前記集計された価値観情報の少なくとも2つ、又は前記集計された個人情報の少なくとも2つを互いに比較する比較手段とを備えることを特徴とする。
【0013】
請求項1記載のアンケート集計装置によれば、集計された価値観情報及び個人情報、又は前記集計された価値観情報の少なくとも2つ、又は前記集計された個人情報の少なくとも2つを互いに比較するので、ユーザが自分に好適なブランドを簡単且つ適確に知ることができる。
【0014】
請求項2記載のアンケート集計装置は、請求項1記載のアンケート集計装置において、前記比較手段は、前記集計された価値観情報及び個人情報、前記集計された価値観情報の少なくとも2つ、又は前記集計された個人情報の少なくとも2つの各々について相互の情報距離を算出することを特徴する。
【0015】
請求項3記載のアンケート集計装置は、請求項1記載のアンケート集計装置において、前記集計手段は、前記集計された価値観情報の変化量を算出する変化量算出手段を有し、前記比較手段は、さらに、前記集計された価値観情報及び前記算出された変化量、前記集計された個人情報及び前記算出された変化量、又は前記算出された変化量の少なくとも2つを互いに比較することを特徴とする。
【0016】
請求項4記載のアンケート集計装置は、請求項3記載のアンケート集計装置において、前記比較手段は、前記集計された価値観情報及び個人情報、前記集計された価値観情報の少なくとも2つ、前記集計された個人情報の少なくとも2つ、前記集計された価値観情報及び前記算出された変化量、前記集計された個人情報及び前記算出された変化量、又は前記算出された変化量の少なくとも2つの各々について相互の情報距離を算出することを特徴する。
【0017】
請求項5記載のアンケート集計装置は、請求項1乃至4いずれか1項に記載のアンケート集計装置において、前記入力手段は、公衆回線を介して前記集計手段に接続された情報端末であることを特徴とする。
【0018】
請求項6記載のアンケート集計装置は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のアンケート集計装置において、前記商品情報は所定の商品のブランドであることを特徴とする。
【0019】
請求項7記載のアンケート集計装置は、請求項6記載のアンケート集計装置において、前記価値観情報は、前記商品のブランドの「優しさ」、「知性」、「強固」、「女性らしさ」、「優越」、「空想」、及び「和風」の少なくとも1つに対する前記ユーザの価値観であり、前記個人情報は、「優しさ」、「知性」、「強固」、「女性らしさ」、「優越」、「空想」、及び「和風」の少なくとも1つに対する前記ユーザの価値観であることを特徴とする。
【0020】
請求項8記載のアンケート集計装置は、請求項7記載のアンケート集計装置において、前記「優しさ」に対する前記ユーザの価値観は、「あったかい」、「大きな心の」、「思いやりのある」、「柔らかい」、「きめ細かい」、「心遣いのある」、「スムーズな」、及び「天然の」の少なくとも1つの項目から前記ユーザによって選択されたものであることを特徴とする。
【0021】
請求項9記載のアンケート集計装置は、請求項7又は8記載のアンケート集計装置において、前記「知性」に対する前記ユーザの価値観は、「アカデミックな」、「理路整然とした」、及び「独創的な」の少なくとも1つの項目から前記ユーザによって選択されたものであることを特徴とする。
【0022】
請求項10記載のアンケート集計装置は、請求項7乃至9のいずれか1項に記載のアンケート集計装置において、前記「強固」に対する前記ユーザの価値観は、「達人の」、「味のある」、「頑固な」、「リーダーの」、「追求型の」、及び「質実剛健な」の少なくとも1つの項目から前記ユーザによって選択されたものであることを特徴とする。
【0023】
請求項11記載のアンケート集計装置は、請求項7乃至10のいずれか1項に記載のアンケート集計装置において、前記「女性らしさ」に対する前記ユーザの価値観は、「色気のある」、「お姉さんらしい」、「艶っぽい」、「セクシーな」、及び「マダム的な」の少なくとも1つの項目から前記ユーザによって選択されたものであることを特徴とする。
【0024】
請求項12記載のアンケート集計装置は、請求項7乃至11のいずれか1項に記載のアンケート集計装置において、前記「優越」に対する前記ユーザの価値観は、「ゴージャスな」、「高級な」、「値段が高い」、及び「上級者の」の少なくとも1つの項目から前記ユーザによって選択されたものであることを特徴とする。
【0025】
請求項13記載のアンケート集計装置は、請求項7乃至12のいずれか1項に記載のアンケート集計装置において、前記「空想」に対する前記ユーザの価値観は、「不思議な」、「おとぎ話の」、及び「ごちゃごちゃした」の少なくとも1つの項目から前記ユーザによって選択されたものであることを特徴とする。
【0026】
請求項14記載のアンケート集計装置は、請求項7乃至13のいずれか1項に記載のアンケート集計装置において、前記「和風」に対する前記ユーザの価値観は、「泥臭い」、「田舎の」、及び「古風的な」の少なくとも1つの項目から前記ユーザによって選択されたものであることを特徴とする。
【0027】
請求項15記載のアンケート集計装置は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のアンケート集計装置において、前記商品情報は所定の映画であることを特徴とする。
【0028】
請求項16記載のアンケート集計装置は、請求項15記載のアンケート集計装置において、前記価値観情報は、前記所定の映画の「家庭」、「親近感」、「爽快感」、「恐怖」、「悲壮」、「リアリティー」、「低俗」、及び「官能」の少なくとも1つに対する前記ユーザの価値観であり、前記個人情報は、「家庭」、「親近感」、「爽快感」、「恐怖」、「悲壮」、「リアリティー」、「低俗」、及び「官能」の少なくとも1つに対する前記ユーザの価値観であることを特徴とする。
【0029】
請求項17記載のアンケート集計装置は、請求項16記載のアンケート集計装置前記「家庭」に対する前記ユーザの価値観は、「童心に帰れる」、「アットホームな」、「家庭的な」、「ほのぼのした」、「癒される」、「優しい」、及び「ノスタルジックな」の少なくとも1つの項目から前記ユーザによって選択されたものであることを特徴とする。
【0030】
請求項18記載のアンケート集計装置は、請求項16又は17記載のアンケート集計装置において、前記「親近感」に対する前記ユーザの価値観は、「実感できる」、「共感できる」、「身近な」、「親しみのある」、及び「カジュアルな」の少なくとも1つの項目から前記ユーザによって選択されたものであることを特徴とする。
【0031】
請求項19記載のアンケート集計装置は、請求項16乃至18のいずれか1項に記載のアンケート集計装置において、前記「爽快感」に対する前記ユーザの価値観は、「希望が湧く」、「励みになる」、「高潔な」、及び「爽快な」の少なくとも1つの項目から前記ユーザによって選択されたものであることを特徴とする。
【0032】
請求項20記載のアンケート集計装置は、請求項16乃至19のいずれか1項に記載のアンケート集計装置において、前記「恐怖」に対する前記ユーザの価値観は、「怖い」、「ショッキングな」、「残虐な」、「ホラーの」、「ぞくぞくとする」、及び「冷酷な」の少なくとも1つの項目から前記ユーザによって選択されたものであることを特徴とする。
【0033】
請求項21記載のアンケート集計装置は、請求項16乃至20のいずれか1項に記載のアンケート集計装置において、前記「悲壮」に対する前記ユーザの価値観は、「悲劇の」、「悲運の」、及び「暗い」の少なくとも1つの項目から前記ユーザによって選択されたものであることを特徴とする。
【0034】
請求項22記載のアンケート集計装置は、請求項16乃至21のいずれか1項に記載のアンケート集計装置において、前記「リアリティー」に対する前記ユーザの価値観は、「実際の」、及び「現実味のある」の少なくとも1つの項目から前記ユーザによって選択されたものであることを特徴とする。
【0035】
請求項23記載のアンケート集計装置は、請求項16乃至22のいずれか1項に記載のアンケート集計装置において、前記「低俗」に対する前記ユーザの価値観は、「ナンセンスな」、「間抜けな」、及び「幼稚な」の少なくとも1つの項目から前記ユーザによって選択されたものであることを特徴とする。
【0036】
請求項24記載のアンケート集計装置は、請求項16乃至23のいずれか1項に記載のアンケート集計装置において、前記「官能」に対する前記ユーザの価値観は、「エロティックな」、及び「刺激的な」の少なくとも1つの項目から前記ユーザによって選択されたものであるをことを特徴とする。
【0037】
上記目的を達成するために、請求項25記載のアンケート集計方法は、所定の商品情報に対するユーザの価値観情報及び前記ユーザの個人情報を入力する入力ステップと、前記入力された価値観情報及び個人情報を夫々集計する集計ステップと、前記集計された価値観情報及び個人情報、前記集計された価値観情報の少なくとも2つ、又は前記集計された個人情報の少なくとも2つを互いに比較する比較ステップとを備えることを特徴とする。
【0038】
請求項25記載のアンケート集計方法によれば、請求項1と同様の効果を奏することができる。
【0039】
上記目的を達成するために、請求項26記載のアンケート集計プログラムは、所定の商品情報に対するユーザの価値観情報及び前記ユーザの個人情報を入力する入力ステップと、前記入力された価値観情報及び個人情報を夫々集計する集計ステップと、前記集計された価値観情報及び個人情報、前記集計された価値観情報の少なくとも2つ、又は前記集計された個人情報の少なくとも2つを互いに比較する比較ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0040】
請求項26記載のアンケート集計プログラムによれば、請求項1と同様の効果を奏することができる。
【0041】
上記目的を達成するために、請求項27記載の記憶媒体は、アンケート集計プログラムが格納されたコンピュータ読取り可能な記憶媒体であって、アンケート集計プログラムは、所定の商品情報に対するユーザの価値観情報及び前記ユーザの個人情報を入力する入力ステップと、前記入力された価値観情報及び個人情報を夫々集計する集計ステップと、前記集計された価値観情報及び個人情報、前記集計された価値観情報の少なくとも2つ、又は前記集計された個人情報の少なくとも2つを互いに比較する比較ステップとを備えることを特徴とする。
【0042】
請求項27記載の記憶媒体によれば、請求項1と同様の効果を奏することができる。
【0043】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係るアンケート集計装置を図面を参照して説明する。
【0044】
図1は、本発明の実施の形態に係るアンケート集計装置の概略を示す構成図である。
【0045】
図1において、アンケート集計装置としてのバリュープロジェクションシステム100は、電子メールの文書等を表示するモニタ101を備える携帯電話102(入力手段)であって、本システムの加入者であるメンバー103の各々が所持する携帯電話102と、バリュープロジェクションシステム100を運営する会社(サプライヤー)が管理するサーバ104であって、ターミナルアンプ105、CPU106及びメモリ107等を備えるサーバ104と、携帯電話102とサーバ104とを接続するインターネット等の公衆網108とによって構成される。
【0046】
バリュープロジェクションシステム100はメンバー103のみに開放されるシステムである。
【0047】
メンバー103は、携帯電話102を介してバリュープロジェクション100へログインするとき等に、所定のブランドに対するイメージ(価値観)のデータを作成すべく、携帯電話102において後述する図3のブランドイメージ入力処理を行い、このブランドイメージ入力処理結果が公衆網108を介してサーバ104のターミナルアダプタ105に伝送される。
【0048】
サーバ104において、ターミナルアダプタ105は伝送されたブランドイメージ入力処理結果を受信し、メモリ107は受信したブランドイメージ入力処理結果を格納し、CPU106(集計手段、比較手段))は後述する図5のブランドイメージ分析処理を実行してメンバー103の有するブランドに対する価値観を分析し、ターミナルアダプタ105は分析された価値観を公衆網108を介して携帯電話102に伝送し、携帯電話102は伝送された価値観をモニタ101に表示する。
【0049】
バリュープロジェクションシステム100は、メンバー103が携帯電話102を介して、バリュープロジェクションシステム100へログインすると、携帯電話102のモニタ101に、ブランドイメージ入力メニュー及びブランドイメージメニューを含み、バリュープロジェクションシステム100が提供するサービスのメニューを表示するTOPメニューサイトを表示し、ブランドイメージ入力メニューでは後述する図3のブランドイメージ入力処理を行い、ブランドイメージメニューでは後述する図5のブランドイメージ分析処理を行う。
【0050】
モニタ101において、上記TOPメニューサイトからブランドイメージ入力メニューを選択すると、サプライヤーが予めメモリ107に登録した複数の所定のブランドに対応する複数の分野(カテゴリー)が表示され、この表示された複数の分野から1つの分野を選択すると、上記複数のブランドが表示され、この複数のブラントの中から任意に1つのブランドを選択すると、この選択されたブランドに対するブランドイメージ入力画面(図2)が表示される。なお、上記選択はメンバー103により携帯電話102を介して行われる。
【0051】
図2において、所定のブランドに対するメンバー103の価値観を一定の尺度で測定すべく、このブランドに対する「優しさ」、「知性」、「強固」、「女性らしさ」、「優越」、「空想」、「和風」の8個のイメージをブランドの価値観を表す構成概念として設定し、さらに、「優しさ」に対しては、「あったかい」、「大きな心の」、「思いやりのある」、「柔らかい」、「きめ細かい」、「心遣いのある」、「スムーズな」、「天然の」を、「知性」に対しては、「アカデミックな」、「理路整然とした」、「独創的な」を、「強固」に対しては、「達人の」、「味のある」、「頑固な」、「リーダーの」、「追求型の」、「質実剛健な」を、「女性らしさ」に対しては、「色気のある」、「お姉さんらしい」、「艶っぽい」、「セクシーな」、「マダム的な」を、「優越」に対しては、「ゴージャスな」、「高級な」、「値段が高い」、「上級者の」を、「空想」に対しては、「不思議な」、「おとぎ話の」、「ごちゃごちゃした」を、「和風」に対しては、「泥臭い」、「田舎の」、「古風的な」を夫々の構成概念を適切に示す項目として設定している。
【0052】
また、図2のブランドイメージ入力画面において、各項目に対応したチェック欄と、登録ボタンとが設けられており、チェック欄は、後述する図3のブランドイメージ入力処理において、選択されたブランドに対し自己が持つイメージに該当する項目に対するチェック欄にチェックを付するためのものであり、登録ボタンは、上記チェック欄へのチェックが終了したことを示すためのものである。
【0053】
上記ブランドイメージの構成概念、及び構成概念を示す項目は、多数ブランドイメージの構成概念及び構成概念を示す項目を設定し、その夫々に対して不特定多数の者を対象としたアンケート調査を行った結果に基づいて、多変量解析を行うことによりブランドの価値観を適確に表す一定の尺度として設定したものである。
【0054】
図3は、バリュープロジェクションシステム100が実行するブランドイメージ入力処理を示すフローチャートである。
【0055】
メンバー103が携帯電話102を介してバリュープロジェクションシステム100にログインすると、メンバー103がバリュープロジェクションシステム100に既に会員登録をしているか否かを判別する(ステップS11)。
【0056】
ステップS11の判別の結果、会員登録をしていないときは(ステップS11でNO)、後述する図4の会員登録処理を行った(ステップS12)後に、既に会員登録をしているときは(ステップS11でYES)、直ちに携帯電話102のモニタ101にTOPメニューサイトを表示し(ステップS13)、このTOPメニューサイトからブランドイメージ入力メニューが選択されると(ステップS14)、上述のサプライヤーが予めメモリ107に登録した複数の所定のブランドに対応する複数の分野を表示する(ステップS15)。
【0057】
この表示された複数の分野から1つの分野が選択されると(ステップS16)、上記複数のブランドを表示し(ステップS17)、この複数のブラントの中から任意に1つのブランドが選択されると(ステップS18)、この選択されたブランドに対するブランドイメージ入力画面を表示する(ステップS19)。
【0058】
次いで、表示したブランドイメージ入力画面のブランドイメージの各構成概念に対応する各項目の中から、メンバー103により、ステップS16においてメンバー103が選択されたブランドに対して自分自身が持つイメージに該当する項目の各々にチェックマークが付され(ステップS20)、メンバー103により、ブランドイメージ入力画面の内容が確認された後、登録ボタンが選択されると(ステップS21)、モニタ101に上記ステップS18で選択されたブランドを使用したことがあるか否かを選択する画面を表示し、メンバー103によりこの使用の有無が選択されると(ステップS22)携帯電話102からブランドイメージ入力画面の内容を公衆網108及びサーバ104のターミナルアダプタ105を介してCPU106が受信して(ステップS23)、CPU106は受信したブランドイメージ入力画面の各項目に対し、チェックマークが付されているか否かを判別する(ステップS24)。
【0059】
ステップS24の判別の結果、項目にチェックマークが付されていると判別されると(ステップS24でYES)、この項目に対して点数として1点を付した後に(ステップS25)、一方、項目にチェックマークが付されていないと判別されると(ステップS24でNO)、この項目に対し点数として0点を付した後に(ステップS26)、構成概念の夫々について点数を集計し(ステップS27)、構成概念毎に集計した点数を選択ブランドに対するメンバー103のブランドイメージデータとして更新状況、例えばブランドイメージ入力処理を実行した日付と関連付けてメモリ107に格納し(ステップS28)、本処理を終了する。
【0060】
なお、ステップS28においてメモリ107に格納されるブランドイメージデータは、ステップS22において使用したことがないと選択されたものを使用前ブランドイメージデータとして、ステップS22において使用したことがあると選択されたものを使用後ブランドイメージデータとして格納される。
【0061】
また、メンバー103は、同一のブランドに対して上記ブランドイメージ入力処理を何度でも行うことができ、メンバー103の同一のブランドに対するブランドイメージデータが更新され続けると、メモリ107内には更新されたすべてのブランドイメージデータが格納されることになるため、メンバー103の同一ブランドに対するブランドイメージデータが所定の個数まで格納されたときは、もっとも古く作成されたブランドイメージデータをメモリ107から削除するようにしてもよい。
【0062】
本処理によれば、メンバー103の所定のブランドに対するブランドイメージが上記図2の各構成概念及びその夫々に対応する各項目に該当するか否かでこのブランドのイメージデータを作成するので、メンバー103の有するこのブランドに対するブランドイメージを適確に表すことができる。また、ステップS22において、このブランドを使用したことがあるか否かが選択されるので、ブランドの使用の有無により異なったブランドイメージデータを作成することができ、更にブランドイメージデータを適確に表すことができる。
【0063】
図4は、図3のステップS12において実行されるバリュープロジェクションシステム100への会員登録処理を示すフローチャートである。
【0064】
図3のステップ12の判別の結果、会員登録をしていないと判別されると(ステップS12でNO)、本処理を開始し、図示しない会員登録画面をモニタ101に表示する(ステップS31)。
【0065】
次いで会員登録画面においてメンバー103により、メンバー103の氏名、住所、電話番号、生年月日、及び携帯電話102のメールアドレス等を所定の事項が登録され(ステップS32)、この登録事項が確認されて登録ボタンが選択されると(ステップS33)、ステップS32における登録内容を公衆網108及びサーバ104のターミナルアダプタ105を介してCPU106が受信し(ステップS34)、CPU106はこの登録内容をメモリ107に格納する(ステップS35)。
【0066】
次いで、後述する図5の個人イメージデータ作成処理を行い(ステップS34)、本処理を終了する。
【0067】
上記個人イメージデータ作成処理は、後述する図6のブランドイメージ分析処理を行うべく、ブランドイメージの構成概念夫々に対するメンバー103のイメージデータを作成するものであり、各構成概念に対するメンバー103の価値観の尺度を設定するものである。例えば、構成概念「優しさ」に対してメンバー103自身が持つイメージに該当する項目を選択して、メンバー103の有する構成概念「優しさ」に対するイメージデータを作成するものである。
【0068】
図5は、図4のステップS36で実行される個人イメージデータ作成処理を示すフローチャートである。
【0069】
個人イメージデータ作成処理は図4のステップS35に次いで行われ、図2のブランドイメージ入力画面が表示される(ステップS41)。
【0070】
次いで、メンバー103により、表示されたブランドイメージ入力画面の各構成概念に対応する各項目の中から、その構成概念に対してメンバー103自身が持つイメージに該当する項目の各々にチェックマークが付され(ステップS42)、ブランドイメージ入力画面の内容を確認された後、登録ボタンが選択されると(ステップS43)、携帯電話102からブランドイメージ入力画面の内容を公衆網108及びサーバ104のターミナルアダプタ105を介してCPU106が受信して(ステップS44)、CPU106は受信したブランドイメージ入力画面の各項目に対し、チェックマークが付されているか否かを判別する(ステップS45)。
【0071】
ステップS45の判別の結果、項目にチェックマークが付されていると判別されると(ステップS45でYES)、この項目に対して点数として1点を付した後に(ステップS46)、一方、項目にチェックマークが付されていないと判別されると(ステップS45でNO)、この項目に対し点数として0点を付した後に(ステップS47)、構成概念の夫々について点数を集計し(ステップS48)、構成概念毎に集計した点数を各構成概念対するメンバー103の個人イメージデータとして更新状況、例えば個人イメージ作成処理を実行した日付と関連付けてメモリ107に格納し(ステップS49)、本処理を終了する。
【0072】
本処理によれば、ブランドイメージ入力画面の各構成概念に対応する各項目の中から自分自身が持つイメージに該当するものを選択し(ステップS42)、構成概念の夫々について点数を集計するので(ステップS48)、各構成概念に対するメンバー103独自の価値観を表すことができ、後述する図6のブランドイメージ分析処理において、各ブランドイメージとメンバー103の価値観との関係を一定の尺度で測定することができる。
【0073】
また、メンバー103は、上記個人イメージ作成処理を何度でも行うことができ、メンバー103の個人イメージデータが更新され続けると、メモリ107内には更新されたすべての個人イメージデータが格納されることになるため、メンバー103の個人イメージデータが所定の個数まで格納されたときは、もっとも古く作成された個人イメージデータをメモリ107から削除するようにしてもよい。
【0074】
なお、個人イメージ作成処理は更新することができないものとしてもよい。
【0075】
図6は、バリュープロジェクションシステム100で実行されるブランド分析処理のフローチャートである。
【0076】
本処理はCPU106において行われる。
【0077】
図6において、ブランドイメージ分析処理は、後述する図7のブランドイメージ分析処理1を行い(ステップS51)、後述する図8のブランドイメージ分析処理2を行い(ステップS52)、次いで、後述する図9のブランドイメージ分析処理3を行い(ステップS53)、その後本処理を終了する。
【0078】
上記ブランドイメージ分析処理1〜3は、所定のメンバー103の所定のブランド(ステップS18)に対する上述の図3のブランドイメージデータ入力処理によって作成された使用前ブランドイメージデータ及び使用後ブランドイメージデータ、並びに図5の個人イメージデータ作成処理によって作成された個人イメージデータに対し、ユークリッド距離を算出し、この算出された各ユークリッド距離を夫々比較することによりブランドとメンバー103とを結びつけるものである。
【0079】
図7は、図6のステップS51で実行されるブランドイメージ処理1のフローチャートである。
【0080】
図7において、図3のブランドイメージ入力処理においてメンバー103の使用前ブランドイメージデータが更新されたか否かを判別し(ステップS61)、メンバー103の使用前ブランドイメージデータが更新されていないときは(ステップS61でNO)、図3の処理においてメンバー103の使用後ブランドイメージデータが更新されているか否かを判別し(ステップS62)、メンバー103の使用後ブランドイメージデータが更新されていないときは(ステップS62でNO)、本処理を終了する。
【0081】
一方、ステップS61の判別の結果、メンバー103の使用前ブランドイメージデータが更新されているときは直ちに、ステップS62の判別の結果、メンバー103の使用後ブランドイメージデータが更新されているときは、メモリ107に格納されている最も新しく作成されたメンバー103の使用前ブランドイメージデータP1とメモリ107に格納されている最も新しく作成されたメンバー103の使用後ブランドイメージデータP2の各構成概念の点数のユークリッド距離Z1を算出する(ステップS63)。
【0082】
次いで、この算出したユークリッド距離Z1をメンバー103及び更新状況、例えばブランドイメージデータ分析処理1を実行した日付と関連付けてメモリ107に格納し(ステップS64)、本処理を終了する。
【0083】
図8は、図6のステップS52で実行されるブランドイメージ処理2のフローチャートである。
【0084】
図8において、図3のブランドイメージ入力処理においてメンバー103の使用前ブランドイメージデータが更新されたか否かを判別し(ステップS71)、メンバー103の使用前ブランドイメージデータが更新されていないときは(ステップS71でNO)、図5の処理においてメンバー103の個人イメージデータが更新されているか否かを判別し(ステップS72)、メンバー103の個人イメージデータが更新されていないときは(ステップS72でNO)、本処理を終了する。
【0085】
一方、ステップS71の判別の結果、メンバー103の使用前ブランドイメージデータが更新されているときは直ちに、ステップS72の判別の結果、メンバー103の個人イメージデータが更新されているときは、メモリ107に格納されている最も新しく作成されたメンバー103の使用前ブランドイメージデータP1とメモリ107に格納されている最も新しく作成されたメンバー103の個人イメージデータP3の各構成概念の点数のユークリッド距離Z2を算出する(ステップS73)。
【0086】
次いで、この算出したユークリッド距離Z2をメンバー103及び更新状況、例えばブランドイメージデータ分析処理2を実行した日付と関連付けてメモリ107に格納し(ステップS74)、本処理を終了する。
【0087】
図9は、図6のステップS53で実行されるブランドイメージ処理3のフローチャートである。
【0088】
図9において、図3のブランドイメージ入力処理においてメンバー103の使用後ブランドイメージデータが更新されたか否かを判別し(ステップS81)、メンバー103の使用後ブランドイメージデータが更新されていないときは(ステップS81でNO)、図5の処理においてメンバー103の個人イメージデータが更新されているか否かを判別し(ステップS82)、メンバー103の個人イメージデータが更新されていないときは(ステップS82でNO)、本処理を終了する。
【0089】
一方、ステップS81の判別の結果、メンバー103の使用後ブランドイメージデータが更新されているときは直ちに、ステップS82の判別の結果、メンバー103の個人イメージデータが更新されているときは、メモリ107に格納されている最も新しく作成されたメンバー103の使用後ブランドイメージデータP2とメモリ107に格納されている最も新しく作成されたメンバー103の個人イメージデータP3の各構成概念の点数のユークリッド距離Z3を算出する(ステップS83)。
【0090】
次いで、この算出したユークリッド距離Z3をメンバー103及び更新状況、例えばブランドイメージデータ分析処理3を実行した日付と関連付けてメモリ107に格納し(ステップS84)、本処理を終了する。
【0091】
上記図7〜9の処理において算出されたユークリッド距離Z1〜Z3は、携帯電話102の表示部101に表示することができ、メンバー103は、携帯電話を介してをこのユークリッド距離を知ることができる。
【0092】
図7のステップS64、図8のステップS74、及び図9のステップS84におけるユークリッド距離Z1〜Z3の算出法を以下に示す。
【0093】
ユークリッド距離Zの算出は下記式(1)で行われる。
【0094】
Z={(S−s)2+(T−t)2+(U−u)2 +(V−v)2+(W−w)2 }1/2 …(1)
式(1)においては、ユークリッド距離をZ、使用前又は使用後ブランドイメージデータをPa、個人イメージデータをPbとし、使用前又は使用後ブランドイメージデータPa及び個人イメージデータPbの各構成概念イ、ロ、ハ、ニ、ホの点数を夫々表1に示すようにS〜W及びs〜wとする。
【0095】
【表1】
【0096】
具体的には、本実施の形態におけるブランドイメージ入力処理(図3)及び構成概念イメージ作成処理(図5)により作成された使用前ブランドイメージデータP1、使用後ブランドイメージデータP2、及び個人イメージデータP3を図10に示すものとすると、例えば、ユークリッド距離Z3は、式(1)及び図7より、
Z3={(5−4)2+(1−2)2+(1−3)2+(5−3)2+(1−2)2 +(1−2)2+(3−2)2}1/2
となり、Z1は3.61と算出される。
【0097】
図6のブランドイメージ分析処理によれば、メンバー103のブランドAに対する使用前ブランドイメージデータP1と使用後ブランドイメージデータP2の各構成概念のユークリッド距離Z1を算出するので、メンバー103のブランドAの使用前後でのブランドAのイメージを関係を算出することができ、メンバー103のブランドAに対する使用前ブランドイメージデータP1と個人イメージデータP3の各構成概念のユークリッド距離Z2を算出するので、メンバー103の価値観とメンバー103のブランドAの使用前のイメージとの関係を算出することができ、メンバー103のブランドAに対する使用後ブランドイメージデータP2と個人イメージデータP3の各構成概念のユークリッド距離Z3を算出して、メンバー103の価値観とメンバー103のブランドAの使用後のイメージとの関係を算出することができる。
【0098】
すなわち、ユークリッド距離Z1の値が大きいほど、ブランドAの使用前後でのメンバー103のブランドAのイメージに大きな変化があり、ユークリッド距離Z1の値が小さいほど、ブランドAの使用前後でのメンバー103のブランドAのイメージに変化がないと判断できる。また、ユークリッド距離Z2又はZ3の値が大きいほど、ブランドAを使用前又は使用後でのブランドAとメンバー103との関係が強いと、ユークリッド距離Z2又はZ3が小さいほど、ブランドAを使用前又は使用後でのブランドAとメンバー103との関係が弱いと判断でき、ブランドAの商品開発等に反映することができる。
【0099】
図6のブランドイメージ分析処理においては、メンバー103の使用前ブランドイメージデータP1と使用後ブランドイメージデータP2、メンバー103の使用前ブランドイメージデータP1と個人イメージデータP3、メンバー103の使用後ブランドイメージデータP2と個人イメージデータP3のユークリッド距離(Z1〜Z3)を算出するものであったがこれに限るものではなく、例えば、メンバー103の更新前後の使用前ブランドイメージデータ、メンバー103の更新前後の使用後ブランドイメージデータ、メンバー103の更新前後の個人イメージデータや、メンバー103の使用前ブランドイメージデータP1と他のメンバー103の使用前ブランドイメージデータP1、メンバー103の使用後ブランドイメージデータP2と他のメンバー103の使用後ブランドイメージデータP2、メンバー103の個人イメージデータP3と他のメンバー103の個人イメージデータP2のユークリッド距離を算出するものであってもよい。
【0100】
また、メンバー103はもとより、ブランドの製造元である企業(マーケター)に対しても上記図3のブランドイメージ入力処理、図5の個人イメージデータ作成処理を行い、図6のブランドイメージ分析処理において、ステップS53の後に、上記マーケターのブランドイメージ入力処理結果及び個人イメージデータ作製処理結果に対して図7〜9と同様の分析処理を行うことにより、このブランドにおける需要者の見積もり等のマーケターの狙いと、実際の需要者(メンバー103)のこのブランドに対するイメージとを比較をすることができる。
【0101】
すなわち、ブランドAの製造元等であるマーケターBのブランドAに対する図3のブランドイメージデータP4及びメンバー103のブランドAに対する使用前ブランドイメージデータP1又は使用後ブランドイメージデータP2の各構成概念のユークリッド距離Z4を算出することにより、このユークリッド距離Z4が大きければマーケターBのブランドAの開発の狙いと、実際の需要者(メンバー103)のブランドAに対する価値観との差が大きく、このユークリッド距離Z4が小さければマーケターBのブランドAの開発の狙いと、実際の需要者(メンバー103)のブランドAに対する価値観との差が小さいと判断でき、また、これと需要者(メンバー103)の個性を表すともいえる個人イメージデータP3とを比較することにより、マーケターBはブランドAの狙いを修正することができる。
【0102】
さらに、例えば、図3のブランドイメージ入力処理において、メンバー103の使用前ブランドイメージデータ及び使用後ブランドイメージデータが作成されたときに、又は、メンバー103の使用前ブランドイメージデータ又は使用後ブランドイメージデータが更新されたときに、メンバー103の使用前ブランドイメージデータと使用後ブランドイメージデータの各構成概念の点数差を、メンバー103の使用前後のブランドイメージデータの変化量P5として算出し、ステップS28と同様にしてメモリ107に格納するようにしてもよい。
【0103】
この場合、メンバー103のブランドAの使用前後のブランドイメージデータの変化量P5に対しても上記図6のブランドイメージ分析処理を実行することができ、例えば、メンバー103の個人イメージデータP3とメンバー103のブランドAの使用前後のブランドイメージデータの変化量P5、マーケターBのブランドAのブランドイメージデータP4とメンバー103のブランドAの使用前後のブランドイメージデータの変化量P5のユークリッド距離を算出することができ、ブランドAとメンバー103との関係をより適確に知ることができ、マーケターBはブランドAの狙いをさらに適確に修正することができる。
【0104】
なお、本実施の形態における価値観の評価対象はブランドに限るものではなく、例えば、映画にしてもよい。この場合、図2のブランドイメージ入力画面の構成概念及び各項目は図11に示す映画イメージ入力画面に変更されるものとする。すなわち、所定の映画に対するメンバー103の価値観を一定の尺度で測定すべく、この映画に対する「家庭」、「親近性」、「爽快感」、「恐怖」、「悲壮」、「リアリティー」、「低俗」、「官能」の9個のイメージを映画の価値観を表す構成概念として設定し、さらに、「家庭」に対しては、「童心に帰れる」、「アットホームな」、「家庭的な」、「ほのぼのした」、「癒される」、「優しい」、「ノスタルジックな」を、「親近感」に対しては、「実感できる」、「共感できる」、「身近な」、「親しみのある」、「カジュアルな」を、「爽快感」に対しては、「希望が湧く」、「励みになる」、「高潔な」、「爽快な」を、「恐怖」に対しては、「怖い」、「ショッキングな」、「残虐な」、「ホラーの」、「ぞくぞくとする」、「冷酷な」を、「悲壮」に対しては、「悲劇の」、「悲運の」、「暗い」を、「リアリティー」に対しては、「実際の」、「現実味のある」を、「低俗」に対しては、「ナンセンスな」、「間抜けな」、「幼稚な」を、「官能」に対しては、「エロティックな」、「刺激的な」を夫々の構成概念を適切に示す項目として設定している。
【0105】
また、本実施の形態において算出するユークリッド距離はユークリッド距離Z1〜4に限るものではなく、例えば、異なるメンバー103の夫々の使用前ブランドイメージデータP1を比較したもの、又は使用後ブランドイメージデータP2を比較したもの、個人イメージデータP3を比較したもの、異なるマーケターの夫々のブランドイメージデータを比較したものであってもよい。
【0106】
さらに、多数のメンバー103の使用前ブランドイメージデータP1、使用後ブランドイメージデータP2、及び個人イメージデータP3や、マーケターBのブランドAに対するブランドイメージデータP4に対して、例えば、クラスター分析を行い、ブランドの種類や需要者(メンバー103)の種類を細分化して上記比較をしてもよい。細分化することで図6のブランドイメージ分析処理の分析対象が同質化されてより適確に分析をすることができる。
【0107】
なお、本実施の形態において携帯電話102は、PDAを含む携帯通信端末やパーソナルコンピュータとしてもよい。
【0108】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、請求項1記載のアンケート集計装置及び請求項25記載の方法、並びに請求項26記載のプログラム及び請求項27記載の記憶媒体によれば、集計された価値観情報及び個人情報、又は前記集計された価値観情報の少なくとも2つ、又は前記集計された個人情報の少なくとも2つを互いに比較するので、ユーザが自分に好適なブランドを簡単且つ適確に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るアンケート集計装置の概略を示す構成図である。
【図2】ブランドイメージ入力画面を示す図である。
【図3】バリュープロジェクションシステム100が実行するブランドイメージ入力処理を示すフローチャートである。
【図4】図3のステップS12において実行される会員登録処理を示すフローチャートである。
【図5】図4のステップS36で実行される個人イメージデータ作成処理を示すフローチャートである。
【図6】バリュープロジェクションシステム100で実行されるブランド分析処理のフローチャートである。
【図7】図6のステップS51で実行されるブランドイメージ処理1のフローチャートである。
【図8】図6のステップS52で実行されるブランドイメージ処理2のフローチャートである。
【図9】図6のステップS53で実行されるブランドイメージ処理3のフローチャートである。
【図10】使用前ブランドイメージデータP1、使用後ブランドイメージデータP2、及び個人イメージデータP3の各構成概念の点数を示す図である。
【図11】映画イメージ入力画面を示す図である。
【符号の説明】
100 ブランドプロジェクションシステム
101 モニタ
102 携帯電話
103 メンバー
104 サーバ
105 ターミナルアンプ
106 CPU
107 メモリ
108 公衆網[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a questionnaire tallying device and method, and a program and a storage medium, and more particularly to a questionnaire tallying device and a program and a storage medium for tallying a result of a questionnaire by a mobile communication terminal or a PC (personal computer) via a public network. .
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art In recent years, a product name (for example, “BOSS (registered trademark)”) having an image that the user himself likes is displayed on a monitor of a portable information terminal such as a mobile phone or a PDA owned by a general consumer (hereinafter, referred to as “user”) in a market. ) Etc. and the image of the brand logo of the trade name are actively displayed, and a user connected to the Internet selects a brand logo suitable for one of the many brand logos and displays his / her mobile phone. There are some download net systems that can be downloaded to telephones and PDAs.
[0003]
On the other hand, the image that a user has for a brand such as a product name or a trade name (hereinafter referred to as a “brand image”) is determined by a company using the brand (hereinafter referred to as a “client”) to a product development strategy or a company. It is one of the important indicators that determine the management strategy.
[0004]
2. Description of the Related Art Conventionally, as a method of researching a brand image held by a user in a market (hereinafter referred to as a “market brand image”), a client entrusts a survey of a brand image to a questionnaire tallying company, and the entrusted tallying company conducts interviews and There is known a survey method in which a questionnaire on a brand image is conducted through the Internet, a mobile phone, or the like, the results of the questionnaire are totaled, and the totaled result is presented to a client as a brand image of a market.
[0005]
In addition, a questionnaire method using a plurality of categories is known in order to make it easier for a client to understand the result of the questionnaire.
[0006]
In this questionnaire method, a specific image of a brand is set as a questionnaire item for each category, and when the user thinks that the brand is associated with the image set as the questionnaire item for each questionnaire item, one point is added. If you do not think that the image is associated, conduct a questionnaire with a score of 0 as a score for many users, count the score of the questionnaire items evaluated for each category, and calculate the score totaled for each category in the questionnaire. Present as a result.
[0007]
Further, as the above-mentioned download net system applying the points totaled for each category, when selecting a brand logo suitable for oneself, the points totaled for each category of each brand in the questionnaire method described above to the user are selected. There is known a brand recommendation system in which a user presented with the totaled score can know a brand suitable for the user by presenting the totalized score.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
However, according to the recommendation system described above, the user only subjectively determines a suitable brand for himself based on the presented score, and cannot know specifically the compatibility between the brand and himself. The preferred brand cannot be easily and accurately known.
[0009]
In addition, the above-described method of investigating brand image only presents the results of the questionnaire to the client and does not present the result of the questionnaire using specific indices. Cannot be specifically grasped.
[0010]
Furthermore, in the above-described questionnaire method, since the results of the questionnaire are presented as points totaled for each category, the client can grasp the brand image of the market specifically, but the result of comparison with other brand images Is not presented, the client cannot comprehensively grasp the brand image of the market between the categories.
[0011]
It is an object of the present invention to provide a questionnaire totaling apparatus and method, and a program and a storage medium that allow a user to easily and accurately know a brand suitable for him / her.
[0012]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, a questionnaire totaling device according to
[0013]
According to the questionnaire totalizing device of
[0014]
The questionnaire tallying device according to
[0015]
The questionnaire totaling device according to
[0016]
According to a fourth aspect of the present invention, in the questionnaire totaling apparatus according to the third aspect, the comparing means includes at least two of the aggregated value information and personal information, the aggregated value information, and the aggregated value information. At least two of the collected personal information, the totalized value information and the calculated change amount, the totaled personal information and the calculated change amount, or at least two of the calculated change amount Is characterized in that a mutual information distance is calculated.
[0017]
According to a fifth aspect of the present invention, in the questionnaire totaling apparatus according to any one of the first to fourth aspects, the input unit is an information terminal connected to the totaling unit via a public line. Features.
[0018]
According to a sixth aspect of the present invention, in the questionnaire totaling apparatus according to any one of the first to fifth aspects, the product information is a brand of a predetermined product.
[0019]
The questionnaire tallying device according to claim 7 is the questionnaire tallying device according to claim 6, wherein the value information includes “kindness”, “intelligence”, “strongness”, “femininity”, “femininity” of the brand of the product. The user's values for at least one of “superior”, “fantasy”, and “Japanese style”, and the personal information is “kindness”, “intelligence”, “strong”, “femininity”, “superiority” , "Fantasy", and "Japanese style".
[0020]
The questionnaire tallying device according to claim 8 is the questionnaire tallying device according to claim 7, wherein the values of the user for the “kindness” are “warm”, “big heart”, “caring”, “ It is selected by the user from at least one of soft, fine-grained, attentive, smooth, and natural.
[0021]
The questionnaire tallying device according to claim 9 is the questionnaire tallying device according to claim 7 or 8, wherein the values of the user for the “intelligence” are “academic”, “orderly”, and “ingenious”. Selected from the at least one item by the user.
[0022]
According to a tenth aspect of the present invention, in the questionnaire totaling apparatus according to any one of the seventh to ninth aspects, the values of the user with respect to the “strong” are “master” and “tasteful”. , "Stubborn", "leader", "pursuit", and "real and robust".
[0023]
The questionnaire tallying device according to claim 11 is the questionnaire tallying device according to any one of claims 7 to 10, wherein the values of the user with respect to the “femininity” are “sexy” and “sister”. The item is selected by the user from at least one item of "likely", "lustrous", "sexy", and "madame".
[0024]
According to a twelfth aspect of the present invention, in the questionnaire totaling apparatus according to any one of the seventh to eleventh aspects, the value of the user with respect to the “superiority” is “gorgeous”, “luxury”, The item is selected by the user from at least one of "expensive" and "advanced".
[0025]
The questionnaire tallying device according to claim 13 is the questionnaire tallying device according to any one of claims 7 to 12, wherein the values of the user with respect to the “fantasy” are “mysterious”, “fairy tale”, And at least one item of "messy" is selected by the user.
[0026]
The questionnaire tallying device according to
[0027]
According to a fifteenth aspect of the present invention, in the questionnaire totaling apparatus according to any one of the first to fifth aspects, the product information is a predetermined movie.
[0028]
The questionnaire tallying device according to
[0029]
The questionnaire tallying device according to claim 17 is the questionnaire tallying device according to
[0030]
The questionnaire tallying device according to
[0031]
According to a nineteenth aspect of the present invention, in the questionnaire totaling apparatus according to any one of the sixteenth to eighteenth aspects, the values of the user with respect to the “exhilaration” are “hope for hope” and “encouraging”. The item is selected by the user from at least one of the following items: "Naru", "Noble", and "Refreshing".
[0032]
The questionnaire tallying device according to
[0033]
The questionnaire tallying device according to claim 21 is the questionnaire tallying device according to any one of
[0034]
The questionnaire tallying device according to
[0035]
The questionnaire tallying device according to claim 23 is the questionnaire tallying device according to any one of
[0036]
The questionnaire tallying device according to
[0037]
In order to achieve the above object, a questionnaire totalizing method according to
[0038]
According to the questionnaire totalizing method of the twenty-fifth aspect, the same effect as that of the first aspect can be obtained.
[0039]
In order to achieve the above object, a questionnaire totalizing program according to
[0040]
According to the questionnaire totalizing program described in
[0041]
In order to achieve the above object, a storage medium according to claim 27 is a computer-readable storage medium storing a questionnaire totalizing program, wherein the questionnaire totalizing program stores user value information and predetermined product information. An input step of inputting the user's personal information, a totalizing step of totalizing the input value information and personal information, and at least one of the totaled value information and personal information, and the totaled value information And comparing at least two of the collected personal information with each other.
[0042]
According to the storage medium of claim 27, the same effect as that of
[0043]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, a questionnaire totaling apparatus according to an embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0044]
FIG. 1 is a configuration diagram schematically showing a questionnaire totaling device according to an embodiment of the present invention.
[0045]
In FIG. 1, a
[0046]
The
[0047]
When the
[0048]
In the
[0049]
When the
[0050]
When the brand image input menu is selected from the TOP menu site on the
[0051]
In FIG. 2, "kindness", "intelligence", "strongness", "femininity", "superiority", "fancy" for this brand in order to measure the value of the
[0052]
Further, on the brand image input screen of FIG. 2, a check box corresponding to each item and a registration button are provided, and the check box is provided for a brand selected in a brand image input process of FIG. The check box for the item corresponding to the image held by the user is checked, and the registration button is for indicating that the check in the check box has been completed.
[0053]
For the above-mentioned concept of the brand image and the items indicating the concept, the items indicating the concept and the concept of the many brand images were set, and a questionnaire survey was conducted for each of them with an unspecified number of persons. Based on the results, multivariate analysis is performed to set a certain scale that accurately represents brand values.
[0054]
FIG. 3 is a flowchart showing a brand image input process executed by the
[0055]
When the
[0056]
If the result of determination in step S11 is that member registration has not been performed (NO in step S11), member registration processing of FIG. 4 described below has been performed (step S12), and if member registration has already been performed (step S12). (YES in S11), the TOP menu site is immediately displayed on the
[0057]
When one field is selected from the displayed fields (step S16), the plurality of brands are displayed (step S17). When one brand is arbitrarily selected from the plurality of brands, (Step S18), a brand image input screen for the selected brand is displayed (Step S19).
[0058]
Next, from among the items corresponding to each configuration concept of the brand image on the displayed brand image input screen, the item corresponding to the image which the
[0059]
As a result of the determination in step S24, if it is determined that a check mark is attached to the item (YES in step S24), one point is given to this item as a score (step S25), and then, If it is determined that the check mark is not added (NO in step S24), this item is given a score of 0 (step S26), and the scores of each of the constituent concepts are totaled (step S27). The points totaled for each configuration concept are stored in the memory 107 as the brand image data of the
[0060]
The brand image data stored in the memory 107 in step S28 is the brand image data that has not been used in step S22 and the brand image data that has been used in step S22 as the pre-use brand image data. Is stored as brand image data after use.
[0061]
In addition, the
[0062]
According to this processing, the image data of the
[0063]
FIG. 4 is a flowchart showing a member registration process to the
[0064]
If it is determined that the member has not been registered as a result of the determination in
[0065]
Next, predetermined items such as the name, address, telephone number, date of birth, and mail address of the
[0066]
Next, the personal image data creation processing of FIG. 5 described later is performed (step S34), and this processing ends.
[0067]
The personal image data creating process creates the image data of the
[0068]
FIG. 5 is a flowchart showing the personal image data creation processing executed in step S36 in FIG.
[0069]
The personal image data creation processing is performed after step S35 in FIG. 4, and the brand image input screen in FIG. 2 is displayed (step S41).
[0070]
Next, the
[0071]
As a result of the determination in step S45, if it is determined that a check mark is attached to the item (YES in step S45), one point is given to this item as a score (step S46), and then, one item is added to the item. If it is determined that the check mark is not added (NO in step S45), this item is given a score of 0 (step S47), and the scores of each of the constituent concepts are totaled (step S48). The points totaled for each construct are stored in the memory 107 as personal image data of the
[0072]
According to this processing, an item corresponding to the image of the user himself / herself is selected from among the items corresponding to the respective concepts on the brand image input screen (step S42), and the scores for each of the concepts are totaled ( Step S48), it is possible to represent the values unique to the
[0073]
In addition, the
[0074]
The personal image creation process may not be updated.
[0075]
FIG. 6 is a flowchart of the brand analysis process executed by the
[0076]
This processing is performed by the
[0077]
6, in the brand image analysis process, a brand
[0078]
The above-described brand image analysis processes 1 to 3 include the before-use brand image data and the after-use brand image data created by the above-described brand image data input process of FIG. 3 for the predetermined brand (step S18) of the
[0079]
FIG. 7 is a flowchart of the
[0080]
In FIG. 7, it is determined whether or not the pre-use brand image data of the
[0081]
On the other hand, if the pre-use brand image data of the
[0082]
Next, the calculated Euclidean distance Z1 is stored in the memory 107 in association with the
[0083]
FIG. 8 is a flowchart of the
[0084]
In FIG. 8, it is determined whether or not the pre-use brand image data of the
[0085]
On the other hand, if the pre-use brand image data of the
[0086]
Next, the calculated Euclidean distance Z2 is stored in the memory 107 in association with the
[0087]
FIG. 9 is a flowchart of the
[0088]
In FIG. 9, it is determined whether or not the used brand image data of the
[0089]
On the other hand, if the used brand image data of the
[0090]
Next, the calculated Euclidean distance Z3 is stored in the memory 107 in association with the
[0091]
The Euclidean distances Z1 to Z3 calculated in the processes of FIGS. 7 to 9 can be displayed on the
[0092]
The method of calculating the Euclidean distances Z1 to Z3 in step S64 in FIG. 7, step S74 in FIG. 8, and step S84 in FIG. 9 will be described below.
[0093]
The calculation of the Euclidean distance Z is performed by the following equation (1).
[0094]
Z = {(S−s)2+ (T-t)2+ (U-u)2+ (V−v)2+ (W−w)2}1/2… (1)
In the equation (1), the Euclidean distance is Z, the brand image data before or after use is Pa, the personal image data is Pb, and the constituent concepts of the brand image data Pa before and after use and the personal image data Pb are a. The scores of b, c, d, and e are S to W and sw, respectively, as shown in Table 1.
[0095]
[Table 1]
[0096]
Specifically, before-use brand image data P1, after-use brand image data P2, and personal image data created by the brand image input process (FIG. 3) and the conceptual image creation process (FIG. 5) in the present embodiment. Assuming that P3 is as shown in FIG. 10, for example, the Euclidean distance Z3 can be calculated from the equation (1) and FIG.
Z3 = {(5-4)2+ (1-2)2+ (1-3)2+ (5-3)2+ (1-2)2+ (1-2)2+ (3-2)2}1/2
And Z1 is calculated as 3.61.
[0097]
According to the brand image analysis processing of FIG. 6, the Euclidean distance Z1 of each constituent concept of the brand image data P1 before use and the brand image data P2 after use for the brand A of the
[0098]
That is, as the value of the Euclidean distance Z1 is larger, the image of the
[0099]
In the brand image analysis processing of FIG. 6, the brand image data P1 before and after use of the
[0100]
Also, the brand image input processing shown in FIG. 3 and the personal image data creation processing shown in FIG. 5 are performed not only on the
[0101]
That is, the Euclidean distance Z4 of each constituent concept of the brand image data P4 in FIG. 3 for the brand A of the marketer B, which is the manufacturer of the brand A, and the brand image data P1 before use or the brand image data P2 for the
[0102]
Further, for example, in the brand image input processing of FIG. 3, when the before-use brand image data and the after-use brand image data of the
[0103]
In this case, the brand image analysis processing of FIG. 6 can be performed on the change amount P5 of the brand image data before and after the use of the brand A of the
[0104]
It should be noted that the evaluation target of the values in the present embodiment is not limited to brands, and may be, for example, movies. In this case, the configuration concept and each item of the brand image input screen in FIG. 2 are changed to the movie image input screen shown in FIG. That is, in order to measure the value of the
[0105]
Further, the Euclidean distance calculated in the present embodiment is not limited to the Euclidean distances Z1 to Z4. For example, a comparison between the before-use brand image data P1 of the
[0106]
Further, for example, a cluster analysis is performed on the before-use brand image data P1, the after-use brand image data P2, the personal image data P3, and the brand image data P4 of the marketer B for the brand A, and the brand Or the type of the customer (member 103) may be subdivided to make the comparison. By subdividing, the analysis target of the brand image analysis processing in FIG. 6 is homogenized, and more accurate analysis can be performed.
[0107]
In the present embodiment, the
[0108]
【The invention's effect】
As described in detail above, according to the questionnaire tallying device according to
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram schematically showing a questionnaire totaling device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a diagram showing a brand image input screen.
FIG. 3 is a flowchart showing a brand image input process executed by the
FIG. 4 is a flowchart showing a member registration process executed in step S12 of FIG.
FIG. 5 is a flowchart showing a personal image data creation process executed in step S36 of FIG.
FIG. 6 is a flowchart of brand analysis processing executed by the
FIG. 7 is a flowchart of
FIG. 8 is a flowchart of
FIG. 9 is a flowchart of
FIG. 10 is a diagram showing scores of respective constituent concepts of brand image data before use P1, brand image data after use P2, and personal image data P3.
FIG. 11 is a diagram showing a movie image input screen.
[Explanation of symbols]
100 brand projection system
101 monitor
102 mobile phone
103 members
104 server
105 terminal amplifier
106 CPU
107 memory
108 public network
Claims (27)
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2002184671A JP2004030170A (en) | 2002-06-25 | 2002-06-25 | Device and method for collecting questionnaires, and program and storage medium |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100528951B1 (en) * | 2002-12-13 | 2005-11-16 | 가부시키가이샤 덴츠 | Brand personality diagnosis processing method and system of the same |
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-
2002
- 2002-06-25 JP JP2002184671A patent/JP2004030170A/en active Pending
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