JP2004027446A - 花輪装飾体 - Google Patents

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Abstract

【課題】夜間でも視認できるようにして夜間の広告、宣伝効果を向上させることができると共に、構造が簡単で生産性に優れ、表示する文字を容易に変更することができるので汎用性に優れ、且つ外観に優れた花輪装飾体を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の花輪装飾体1は、脚部3と、脚部3により立設支持され複数の造花部4が前面部2aに配設された花輪部2と、を備えた花輪装飾体1であって、前面部2a及び/又は脚部3の前面側に配設された面状発光部5と、面状発光部5を前面部2a及び/又は脚部3の前面側に固定する面上発光部固定部と、面状発光部5の発光面上に貼着又は記載された文字形成部6と、を備えた構成を有している。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、開店祝い、改装祝い、葬祭等に使用される花輪装飾体に関し、特に、夜間でも視認できるようにして夜間の広告、宣伝効果や表示効果を向上させることができる花輪装飾体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、一般に、店舗等における開店祝い、改装祝い等の場合には、広告、宣伝効果を向上させるために店名や提供先等を記載し表示した花輪装飾体を店頭等に設置している。また、葬祭式場における葬祭等の場合には、従来より葬祭式場に花輪装飾体を設置することが慣習となっている。このような花輪装飾体は、複数の造花を円形板上に並べてスタンド等の脚部により垂直に立設させたものであり、広告や宣伝に使用される場合は、通行人等の目を惹くよう造花として赤や黄色等の鮮やかな色彩で形成されたものを用いたり、脚部に鮮やかな色彩の塗料を塗ったりテープを巻着したりして視認性を向上させている。しかしながら、造花を目立つ色彩で形成した場合であっても、夜間等になり周囲が暗くなると視認し難くなり、花輪装飾体の有する広告、宣伝効果や表示効果が低下するという問題点があった。
【0003】
近年、このような花輪装飾体に発光体を取り付けて、夜間等であっても視認性を向上させ、広告、宣伝効果を向上させたものが開発されている。
従来の発光体を有する花輪装飾体としては、特開平10−204711号公報(以下、イ号公報という)に、「鋼管材等の棒状基材を井桁状、鳥居状、或いは略Aの字状等に組み合わせて形成した骨組み枠体に対し、通電により発光する発光体が造花やリボン、額縁等の装飾部適所に配置され、それらが1以上の回路で点滅自在となるように配線された電飾花輪部を、着脱自在に組み合わせてなることを特徴とする電飾花輪体」が開示されている。
また、特開平11−200128号公報(以下、ロ号公報という)に、「装飾円板の外輪にそのほぼ全周に亘って花弁が取り付けられると共に、装飾円板の内輪の外周面には装飾花が貼着され、装飾円板の中心部には発光表示板により形成され忌引きを表す文字板が貼着されている花輪」が開示されている。
更に、特開平10−25609号公報(以下、ハ号という)に、「花環本体の前面に設けた氏名表示部の氏名表示板の背後から、蛍光灯を点灯して氏名などを表示するとともに、花環外周部上に一定間隔で取り付けたライトを点灯する電光による花環」が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来の技術では、以下のような課題を有していた。
(1)イ号公報に開示の電飾花輪体では、複数の発光ダイオード等の発光体を文字の形状に並べて電飾花輪部に固定して発光表示する文字を形成しているため、各々の発光部の配線等が増加し、また、制御装置や電源装置等が複雑化して、構造が複雑になり生産性や取り扱い性に欠けるという課題を有していた。
(2)また、表示する文字を変更する場合は、固定している発光体を取り外し、新たに並べ替えて固定する必要があり作業が煩雑であると共に、容易に表示する文字を変更することができず汎用性に欠けるという課題を有していた。
(3)ロ号公報に開示の花輪では、装飾円板の中心に貼着された文字板はEL板等の発光表示用薄板を表示文字に合わせて切り抜いて形成されているため、電極等が形成されたEL板を複雑な文字や図形に切り抜くことは困難であり、特に文字として漢字等を表示する場合は文字の種類が多く、且つ形状が複雑であるため容易に製作できず生産性に欠けるという課題を有していた。
(4)また、表示する文字を変更する場合は、別の発光表示用薄板を製作しなければならず製作コストが高くなると共に、容易に表示する文字を変更することができず汎用性に欠けるという課題を有していた。
(5)更に、装飾円板が外輪及び内輪を備え、内輪が外輪から所定の間隔を有して前面側に離隔して配設されているため、装飾円板の前面側が突出して省スペース性に欠けると共に、構造が複雑で部品点数も多く生産性に欠けるという課題を有していた。
(6)ハ号公報に開示の花輪では、氏名表示部の氏名表示板の背後から蛍光灯を点灯して氏名などを表示しているため、蛍光灯を収納するための収納部が必要であり氏名表示部の厚みが増し省スペース性に欠けると共に、花輪の前面に厚みの大きい氏名表示部を配設しているため外観に欠けるという課題を有していた。
【0005】
本発明は上記従来の課題を解決するもので、夜間でも視認できるようにして夜間の広告、宣伝効果を向上させることができると共に、構造が簡単で生産性に優れ、表示する文字を容易に変更することができるので汎用性に優れ、且つ外観に優れた花輪装飾体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明の花輪装飾体は、以下の構成を有している。
本発明の請求項1に記載の花輪装飾体は、脚部と、前記脚部により立設支持され複数の造花部が前面部に配設された花輪部と、を備えた花輪装飾体であって、前記前面部及び/又は前記脚部の前面側に配設された面状発光部と、前記面状発光部を前記前面部及び/又は前記脚部の前面側に固定する面上発光部固定部と、前記面状発光部の発光面上に貼着又は記載された文字形成部と、を備えた構成を有している。
【0007】
この構成により、以下のような作用を有する。
(1)面状発光部を発光させることにより、夜間でも視認できるようにして夜間の広告、宣伝効果を向上させることができる。
(2)面状発光部を常時発光や点滅発光させたり、またインバータ等により点滅速度を変化させて発光させたり、或いはそれらを組み合わせて種々の形式で発光させることができるので、視認性を向上させ人目につき易くすることができ広告、宣伝効果を向上させることができる。
(3)花輪部や脚部として、従来より開店祝い、改装祝い、葬祭等で用いられている花輪を使用することができると共に、面状発光部固定部によりシート状やパネル状等の面状発光部を花輪部の前面部や脚部の前面側に固定することができるので、既存の花輪装飾体等に面状発光部を容易に取り付けることができ構造が簡単で生産性に優れる。
(4)面状発光部がシート状やパネル状等に形成されているので、面状発光部を花輪部の前面部上に接着や係着により容易に配設固定することができ取り付け作業が容易であると共に、花輪装飾体が軽量化できるため搬送が容易になり搬送性に優れる。
(5)面状発光部が厚みが薄いシート状やパネル状に形成されているので、面状発光部を花輪部の前面部の中央部等に配設することができ、面状発光部が前面部から突出して配設されることがないので場所を取らず省スペース性に優れると共に外観に優れる。
(6)文字形成部が、所定の文字の形状に切り抜いて面状発光部の発光面上に貼着して形成されるか、或いは面状発光部の発光面上に直接記載して形成されているため、表示する文字を容易に変更でき汎用性に優れる。
【0008】
ここで、面状発光部としては、シート状やパネル状に形成された発光体が用いられる。また、可撓性を有するものや厚みの薄いもの、軽量なものが好適に用いられる。面状発光部の種類としては、例えば、エレクトロルミネッセンスパネル(以下、ELパネルという)、エレクトロルミネッセンスシート(以下、ELシートという)、ペーパーネオン、ペーパーライト等の内いずれか1、或いはこれらの組み合わせが用いられる。
特に、面状発光部として、ELパネルやELシート等のエレクトロルミネッセンスによる発光体を用いた場合は、散乱光や光軸が無数に発生するため視認性が高く、発光による発熱が殆ど生じないため安全性及び省エネルギ性に優れる。また、応答速度が速いため点滅発光を短い周期であっても円滑に行うことができ、種々のパターンの発光を行うことができる。更に、可撓性を有するような材料及び厚みで形成することができるので、柔軟性を有し取り付けや取り外しが容易であると共に、前面部に沿って配設することができるので省スペース性及び外観に優れる。
面状発光部固定部としては、接着剤や粘着テープ、面ファスナー等を用いることができ、或いは、フック等を用いて面状発光部を前面部に掛止して固定することもできる。
文字形成部としては、所定の文字の形状に切り抜いて形成された紙材やプラスチックシート等の合成樹脂材を用いて、面状発光部の発光面上に貼着して表示する文字を形成するか、或いはフェルトペン等の筆記具等により面状発光部の発光面上に直接記載したものが用いられる。面状発光部に表示する文字を直接記載する場合は、表示する文字を容易に変更できるように、拭き取る等して容易に消すことができる顔料を使用したペン等を用いることが好ましい。また、文字形成部として、所定の文字の形状に形成され裏面に接着部を有するシール等を用いることもできる。これにより、貼着したものを剥がし取り、他の文字を新たに貼着するだけで容易に表示する文字を変更することができる。
また、文字形成部は光を透過させない非光透過性材料により形成されることが好ましい。これにより、面状発光部を発光させた場合に、発光面上の文字形成部が影になるため明瞭に文字を表示することができる。なお、文字形成部は、面状発光部の発光していない状態での表面色と区別できるような色で形成されることが好ましい。これにより、昼間等で面状発光部を発光させていない場合であっても文字形成部により文字を表示することができる。
【0009】
請求項2に記載の花輪装飾体は、請求項1に記載の発明において、前記花輪部の前記前面部上に沿って配設された1以上の線状発光部と、前記線状発光部を前記前面部上に固定する線状発光部固定部と、を備えた構成を有している。
【0010】
この構成により、請求項1の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)線状発光部を常時発光や点滅発光させたり、またインバータ等により点滅速度を変化させて発光させたり、或いはそれらを組み合わせて種々の形式で発光させることができるので、視認性を向上させ人目につき易くすることができ広告、宣伝効果を向上させることができる。
(2)花輪部や脚部として、従来より開店祝い、改装祝い、葬祭等で用いられている花輪を使用することができると共に、線状発光部固定部によりコード状やチューブ状等の線状発光部を花輪部の前面部に固定することができるので、既存の花輪装飾体等に線状発光部を容易に取り付けることができ構造が簡単で生産性に優れる。
(3)線状発光部を花輪部の前面部に種々の形状に形成して配線することができるので、配線の自在性に優れる。
【0011】
線状発光部としては、コード状やチューブ状、線状の発光体が用いられる。線状発光部の断面形状や太さ等は、使用される形態に応じて適宜選択されることが好ましい。なお、線状発光部としては、柔軟性を有するものが好適に用いられる。これにより、取り付け取り外しが容易で生産性に優れると共に、種々の形状に取り付けることができ外観を向上させることができる。線状発光部の種類としては、エレクトロルミネッセンスチューブ(以下、ELチューブという)、エレクトロルミネセンスファイバー(以下、ELファイバーという)、ミラクルライト等の内いずれか1、或いはこれらを組み合わせて形成されたものが用いられる。
特に、線状発光部として、ELチューブやELファイバー等のエレクトロルミネッセンスによる発光体を用いた場合は、散乱光や光軸が無数に発生するため視認性が高く、発光による発熱が殆ど生じないため安全性及び省エネルギ性に優れる。また、応答速度が速いため点滅発光を短い周期であっても円滑に行うことができ、種々のパターンの発光を行うことができる。更に、ELチューブやELファイバーの外側の透明の被膜を種々の色で形成することにより、種々の色で発光させることができる。
線状発光部固定部としては紐や針金等が用いられ、線状発光部は花輪部の骨組み等に結着する等して固定される。これにより、線状発光部を花輪部の前面部に、例えば造花部の基部に沿って多重円形状に配線する等、種々の形状に形成して配線することができ配線の自在性に優れる。
【0012】
請求項3に記載の花輪装飾体は、請求項2に記載の発明において、前記花輪部の前記前面部上に複数の前記線状発光部が配設され複数の前記線状発光部の外側の透明の被膜が各々着色されている構成を有している。
【0013】
この構成により、請求項2の作用に加え、以下のような作用を有する。
(1)花輪部の前面部上に沿って複数の線状発光部を配設しているので、リレー等により発光させる順序を適宜設定して種々の形式で発光させることができると共に、複数の線状発光部の外側の透明の被膜が各々種々の色に着色されているので、例えば複数の線状発光部の被膜を赤、橙、黄、黄緑、緑、青、紫等に着色しそれらを並設して虹のように発光させる等して視認性を向上させ人目につき易くすることができ広告、宣伝効果を向上させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態について、図を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は本実施の形態1における花輪装飾体の正面図である。
図中、1は本実施の形態1における花輪装飾体、2は円板状に形成された花輪部、2aは花輪部2の前面部、3は花輪部2を上部に固定して立設支持する脚部、4は花輪部2の前面部2aに多重の円形状に並べられて複数配設された造花部、5は花輪部2の前面部2aの略中央に接着剤や粘着テープにより貼着され配設されたシート状の面状発光部、6は面状発光部5の表面の文字形成部、7aは複数配設された造花部4の内隣接する2つの造花部4の間を縫うように前面部2aの中心から多重の円形状に配設された線状発光部、7bは花輪部2の前面部2aの最外周部に配設された線状発光部、8は線状発光部7a、7bを花輪部2の前面部2aに固定する線状発光部固定部である。
【0015】
花輪部2としては、円板状の木材、紙材、樹脂材により形成されるか、或いは木材、紙材、樹脂材等を組み合わせて円形に形成したもの等が用いられる。
脚部3は、金属製の鋼材や管材、或いは木材や樹脂材等の棒材を組み合わせて形成されている。また、脚部3は、花輪部2を立設支持することができるように、鳥居状、三角状、或いは三脚状等に形成されている。なお、花輪部2や脚部3としては、従来より、開店祝い、改装祝い、葬祭等で用いられている花輪を使用することができる。
造花部4としては、花や花弁を象った造花等が用いられる。なお、造花部4の色や形状等は、開店祝い、改装祝い、葬祭等の使用形態に応じて、好ましいものに適宜選択され用いられる。本実施の形態1においては、鮮やかな色で形成され形状は花や花弁等を象った造花部4を用い、開店祝い、改装祝い等の祝い事に用いられる場合について説明している。
【0016】
面状発光部5は、ELパネル、ELシート、ペーパーネオン、ペーパーライト等の内いずれか1、或いはこれらを組み合わせることにより形成されている。また、面状発光部5は可撓性を有するシート状に形成されている。これにより、面状発光部5を前面部2a上に接着や係着により容易に配設固定することができ取り付け作業が容易であり生産性に優れると共に、花輪装飾体1を軽量化できるため搬送が容易であり搬送性に優れる。
文字形成部6は、所定の文字の形状に切り抜いて形成された紙材やプラスチックシート等の合成樹脂材を用いて、面状発光部5の発光面上に貼着されている。なお、文字形成部6はこれに限られるものではなくフェルトペン等の筆記具等により面状発光部5の発光面上に直接記載することもできる。これにより、貼着した文字形成部6を剥がし取り、他の文字を形成したものを新たに貼着したり、記載した文字形成部6を拭き取って書き替えたりするだけで容易に表示する文字を変更することができる。
線状発光部7a、7bは、ELチューブ、ELファイバー、ミラクルライト等の内いずれか1、或いはこれらを組み合わせて形成されたものが用いられる。なお、線状発光部7a、7bとしては、柔軟性を有するものが好適に用いられる。これにより、取り付け取り外しが容易で生産性に優れると共に、種々の形状に取り付けることができ外観を向上させることができる。
線状発光部固定部8としては、線状発光部7a、7bを花輪部2の図示しない骨組み等に結着して固定する紐や針金等が用いられる。
【0017】
面状発光部5及び線状発光部7a、7bは、図示しないリレー等のスイッチ回路やインバータ等により制御されている。なお、面状発光部5及び線状発光部7a、7bは、常時発光するように制御してもよく、或いは点滅発光するように制御してもよい。点滅発光する場合は、インバータやスイッチング素子により点滅の周期や速度を変化させることもできる。また、リレー等により複数の線状発光部7a、7bの点滅する順序を適宜設定して制御することもできる。これにより、視認性を向上させ人目につき易くすることができ広告、宣伝効果を向上させることができる。
【0018】
以上のように構成された本実施の形態1における花輪装飾体1の動作について、以下図を用いて説明する。
面状発光部5は、図示しないインバータ等により任意に設定可能な所定の周期で点滅発光される。文字形成部6は「大」、「爆」、「勝」の3文字の形状に形成され、各々面状発光部5上に貼着されている。面状発光部5の発光により文字形成部6が影になるため、面状発光部5に明瞭に文字が表示される。
また、線状発光部7a、7bは、図示しないインバータ等により任意に設定可能な所定の周期で点滅発光される。また、線状発光部7a、7bの点滅する順序を適宜設定して、例えば、内側の線状発光部7aから外側の線状発光部7bへ順次発光させることもできる。さらに、複数の線状発光部7aの被膜を各々赤、橙、黄、黄緑、緑、青、紫等に着色しそれらを並設して虹のように発光させることもできる。
【0019】
以上のように、本実施の形態1における花輪装飾体1は構成されているので、以下のような作用を有する。
(1)面状発光部5や線状発光部7a、7bにより、夜間でも鮮明に視認できるようにして夜間の広告、宣伝効果を向上させることができる。
(2)常時発光や点滅発光、或いはそれらを組み合わせたり発光させる順序を適宜設定したりして制御し、種々の形式で発光させることができるので、昼間でも視認性を向上させ人目につき易くすることができ広告、宣伝効果を向上させることができる。
(3)花輪部2や脚部3として、従来より開店祝い、改装祝い、葬祭等で用いられている花輪を使用することができると共に、面状発光部固定部や線状発光部固定部により既存の花輪装飾体等にシート状やパネル状の面状発光部5や線状やチューブ状の線状発光部7a、7bを花輪部2の前面部2aに容易に取り付けることができ構造が簡単で生産性に優れる。
(4)面状発光部5を前面部2a上に接着や係着により容易に配設固定することができ取り付け作業が容易であると共に、花輪装飾体1を軽量化できるため搬送が容易になり搬送性に優れる。
(5)面状発光部5がシート状やパネル状に形成されているので、面状発光部5を花輪部2の前面部2aに沿って配設することができ場所を取らず省スペース性に優れると共に外観に優れる。
(6)文字形成部6が、所定の文字の形状に切り抜いて面状発光部5の発光面上に貼着して形成されるか、或いは面状発光部5の発光面上に直接記載して形成されているため、表示する文字を容易に変更でき汎用性に優れる。
(7)線状発光部7a、7bを線状発光部固定部8により花輪部2の前面部2aに種々の形状に形成して配線することができるので、配線の自在性に優れる。
【0020】
なお、本実施の形態1においては、面状発光部固定部として接着剤や粘着テープを用いたものについて説明し、線状発光部固定部8として紐や針金等で結着するものについて説明しているが、これらに限られるものではなく、任意に貼ったり剥がしたりできる粘着テープや面ファスナーを使用してもよく、或いは、掛止して固定できるようなフック等を使用してもよい。
【0021】
(実施の形態2)
図2は本実施の形態2における花輪装飾体の正面図である。
図中、2は花輪部、2aは前面部、3は脚部、4は造花部、6は文字形成部、7a、7bは線状発光部であり、これらは図1において説明したものと同様であるので同一の符号を付けて説明を省略する。1aは本実施の形態2における花輪装飾体、5aは脚部3の前面側に配設された面状発光部である。
【0022】
本実施の形態2における花輪装飾体1aが実施の形態1と異なる点は、面状発光部5aが脚部3に配設されている点である。この相異により、本実施の形態2における花輪装飾体1aは、実施の形態1の作用に加え、面状発光部5aを脚部3に配設することで、更に視認性を向上させ人目につき易くすることができ広告、宣伝効果を向上させることができるという作用を有する。
【発明の効果】
以上説明したように本発明の花輪装飾体によれば、以下のような有利な効果が得られる。
【0023】
請求項1に記載の発明によれば、
(1)面状発光部を発光させることにより、夜間でも視認できるようにして夜間の広告、宣伝効果を向上させることができる花輪装飾体を提供することができる。
(2)面状発光部を常時発光や点滅発光させたり、またインバータ等により点滅速度を変化させて発光させたり、或いはそれらを組み合わせて種々の形式で発光させることができるので、視認性を向上させ人目につき易くすることができ広告、宣伝効果を向上させることができる花輪装飾体を提供することができる。
(3)花輪部や脚部として、従来より開店祝い、改装祝い、葬祭等で用いられている花輪を使用することができると共に、面状発光部固定部によりシート状やパネル状等の面状発光部を花輪部の前面部や脚部の前面側に固定することができるので、既存の花輪装飾体等に面状発光部を容易に取り付けることができ構造が簡単で生産性に優れる花輪装飾体を提供することができる。
(4)面状発光部がシート状やパネル状等に形成されているので、面状発光部を花輪部の前面部上に接着や係着により容易に配設固定することができ取り付け作業が容易であると共に、花輪装飾体が軽量化できるため搬送が容易になり搬送性に優れる花輪装飾体を提供することができる。
(5)面状発光部が厚みが薄いシート状やパネル状に形成されているので、面状発光部を花輪部の前面部の中央部等に配設することができ、面状発光部が前面部から突出して配設されることがないので場所を取らず省スペース性に優れると共に外観に優れる花輪装飾体を提供することができる。
(6)文字形成部が、所定の文字の形状に切り抜いて面状発光部の発光面上に貼着して形成されるか、或いは面状発光部の発光面上に直接記載して形成されているため、表示する文字を容易に変更でき汎用性に優れる花輪装飾体を提供することができる。
【0024】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加え、
(1)線状発光部を常時発光や点滅発光させたり、またインバータ等により点滅速度を変化させて発光させたり、或いはそれらを組み合わせて種々の形式で発光させることができるので、視認性を向上させ人目につき易くすることができ広告、宣伝効果を向上させることができる花輪装飾体を提供することができる。
(2)花輪部や脚部として、従来より開店祝い、改装祝い、葬祭等で用いられている花輪を使用することができると共に、線状発光部固定部によりコード状やチューブ状等の線状発光部を花輪部の前面部に固定することができるので、既存の花輪装飾体等に線状発光部を容易に取り付けることができ構造が簡単で生産性に優れる花輪装飾体を提供することができる。
(3)線状発光部を花輪部の前面部に種々の形状に形成して配線することができるので、配線の自在性に優れる花輪装飾体を提供することができる。
【0025】
請求項3に記載の発明によれば、請求項2の効果に加え、
(1)花輪部の前面部上に沿って複数の線状発光部を配設しているので、リレー等により発光させる順序を適宜設定して種々の形式で発光させることができると共に、複数の線状発光部の外側の透明の被膜が各々種々の色に着色されているので、例えば複数の線状発光部の被膜を赤、橙、黄、黄緑、緑、青、紫等に着色しそれらを並設して虹のように発光させる等して視認性を向上させ人目につき易くすることができ広告、宣伝効果を向上させることができる花輪装飾体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1における花輪装飾体の正面図
【図2】実施の形態2における花輪装飾体の正面図
【符号の説明】
1、1a 花輪装飾体
2 花輪部
2a 前面部
3 脚部
4 造花部
5、5a 面状発光部
6 文字形成部
7a、7b 線状発光部
8 線状発光部固定部

Claims (3)

  1. 脚部と、前記脚部により立設支持され複数の造花部が前面部に配設された花輪部と、を備えた花輪装飾体であって、前記前面部及び/又は前記脚部の前面側に配設された面状発光部と、前記面状発光部を前記前面部及び/又は前記脚部の前面側に固定する面上発光部固定部と、前記面状発光部の発光面上に貼着又は記載された文字形成部と、を備えていることを特徴とする花輪装飾体。
  2. 前記花輪部の前記前面部上に沿って配設された1以上の線状発光部と、前記線状発光部を前記前面部上に固定する線状発光部固定部と、を備えていることを特徴とする請求項1に記載の花輪装飾体。
  3. 前記花輪部の前記前面部上に複数の前記線状発光部が配設され複数の前記線状発光部の外側の透明の被膜が各々着色されていることを特徴とする請求項2に記載の花輪装飾体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005336687A (ja) * 2004-05-24 2005-12-08 Eiji Kimura エレクトロルミネッセンスを用いた花輪
KR20060002542A (ko) * 2004-07-02 2006-01-09 양원동 광섬유와 엘이디를 이용한 인공 화환 장치
KR200455756Y1 (ko) 2011-05-26 2011-09-22 이효정 조립식 화환

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KR20060002542A (ko) * 2004-07-02 2006-01-09 양원동 광섬유와 엘이디를 이용한 인공 화환 장치
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