JP2004026551A - カーボンナノチューブを製造する方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】有毒であったり取扱いにくい薬剤を用いることなく、低温でCNTを製造する方法を提供することにある。
【解決手段】金属粒子の群と、疎水性基を有する有機配位子との混合物を、セラミックからなる担体に支持させた状態で、加熱することにより前記有機配位子を炭化させることを特徴とする。この発明によれば、混合物中で金属粒子が有機配位子で保護されている。その幾何学的構造は、上記有機配位子が疎水性基を有することから、金属粒子を核として疎水性基が径方向に延びるようになっている。従って、これを担体に支持させた状態で加熱することにより触媒作用が発現して有機配位子が炭化され、疎水性基が金属粒子を起点として径方向に延びるCNTに変化する。
【選択図】図1
【解決手段】金属粒子の群と、疎水性基を有する有機配位子との混合物を、セラミックからなる担体に支持させた状態で、加熱することにより前記有機配位子を炭化させることを特徴とする。この発明によれば、混合物中で金属粒子が有機配位子で保護されている。その幾何学的構造は、上記有機配位子が疎水性基を有することから、金属粒子を核として疎水性基が径方向に延びるようになっている。従って、これを担体に支持させた状態で加熱することにより触媒作用が発現して有機配位子が炭化され、疎水性基が金属粒子を起点として径方向に延びるCNTに変化する。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、カーボンナノチューブ(以下、「CNT」という。)を製造する方法に属し、特にチューブの長さや太さを容易に制御することのできる方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
CNTの合成法としては、従来よりアーク放電、金属−黒鉛をターゲットとするレーザー蒸発、化学気相成長、3d遷移金属(Fe、Co、Ni)触媒上での一酸化炭素と水素との混合ガスの不均化、金属触媒上での炭化水素(主にメタン、アセチレン、エチレン、ベンゼンなど)と水素との混合ガスの熱分解などが知られている。そして、これらの方法がいずれも600−1000℃という高温を必要とし、コストが高いことから、最近では四塩化エチレンをFe/Au複合触媒の存在下で金属カリウムによって200℃という低温で還元する方法が提案された(J.Phys.Chem.B2002,106,933−937)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、四塩化エチレンは有毒であるし、金属カリウムは極めて活性であるので取扱いにくい。
それ故、この発明の課題は、有毒であったり取扱いにくい薬剤を用いることなく、低温でCNTを製造する方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
その課題を解決するために、この発明のCNT製造方法は、
金属粒子の群と、疎水性基を有する有機配位子との混合物を、セラミックからなる担体に支持させた状態で、加熱することにより前記有機配位子を炭化させることを特徴とする。
【0005】
この発明によれば、混合物中で金属粒子が有機配位子で保護されている。その幾何学的構造は、上記有機配位子が疎水性基を有することから、金属粒子を核として疎水性基が径方向に延びるようになっている。従って、これを担体に支持させた状態で加熱することにより触媒作用が発現して有機配位子が炭化され、疎水性基が金属粒子を起点として径方向に延びるCNTに変化する。CNT自体の直径は、混合物中の金属粒子量を増すことで大きくすることができるし、CNTの長さは疎水性基の長さにほぼ比例する。従って、CNTの直径や長さを所望の通りに制御することが可能である。
【0006】
金属粒子を構成する金属が金であると、金は耐酸化性を有するから、それをそのまま量子ドットとし、CNTを配線とすることにより、単電子トランジスタなどに適用することができて好ましい。
前記有機配位子がアルカンチオールであるとき、アルカンチオールが金などの貴金属粒子に配位しやすいほか、アルキル基の種類を変えることによりCNTの長さを変えることができるので、好ましい。
この発明によれば温度50℃〜400℃という低温でCNTを合成することができるので、格別の高温装置を必要としない。
【0007】
この発明の最適の構成は、前記金属粒子の群が塩化金酸や塩化白金酸などの金属酸イオンに由来し、前記混合物が、その金属酸イオンを含む水溶液と有機溶媒との二相系に四級アンモニウム塩を加えて金属酸イオンを有機溶媒相に移動させ、有機溶媒相に疎水性基を有する有機配位子を加えた後、金属酸イオンを水素化ホウ素ナトリウムなどの還元剤で還元することによって得られたものである。
この最適構成において更に好ましいのは、前記混合物から溶媒を留去し、有機配位子及び四級アンモニウム塩の融点より高く且つそれらの沸点より低い温度、例えば150℃〜230℃で熱処理するものである。この熱処理中に四級アンモニウム塩が有機配位子の溶媒として機能し、有機配位子が個々の金属粒子の周囲に均等に配位し、粒径の揃った金属粒子群が得られるし、金属粒子の粒径を熱処理温度によって制御することもできるからである。従って、こうして得られた金属粒子は、直径が1〜15nmで標準偏差が1nm以下というばらつきの少ないものであり、量子ドットに適している。
【0008】
【実施例】
−実施例1−
10mMの塩化金(III)酸水溶液60mLにトルエン140mLを加え、更に60mMのテトラオクチルアンモニウムブロマイド(TOAB)20mLを添加し、塩化金(III)酸の全量がトルエン相に移動するまで撹拌した。次いでトルエン相に30mMのドデカンチオール20mLを加え、更に100mMの水素化ホウ素ナトリウム(還元剤)60mLを加えて撹拌した。
トルエン相を水相と分離し、トルエン相からトルエンを留去した後、固形物をトルエン30mLに再溶解し、メタノール500mLを加えると、粒子群の沈殿が得られた。この沈殿をゲル濾過によって精製した。
【0009】
精製された粒子群、ドデカンチオール及びTOABをそれぞれ赤外分光法(IR)で分析したところ、粒子群のスペクトルはいずれもドデカンチオールのそれとほぼ同一であったが、TOABに対応するピークは無かった。よって、粒子群にドデカンチオールが含まれ、TOABは除去されていることが認められた。また、粒子群をX線光電子分光法(XPS)で分析したところ、どの粒子群にも金属Auが含まれていることが認められた。
【0010】
次に、精製物をシリカ−アルミナSiO2・Al2O3複合酸化物からなる粉末(アルドリッチ社製グレード135)とともに複合酸化物に対する金の量が0.5重量%となるように混合し、速度2−5℃/分で昇温し、50℃〜400℃の所定温度で30分焼成した。そして、混合物を透過型電子顕微鏡(TEM)で撮影した。撮影写真を図1に示す。図1は最上段左が焼成温度50℃、同右が100℃、2段目左が150℃、同右が200℃、3段目左が250℃、同右が300℃、最下段左が350℃、同右が400℃のものである。
図1に見られるように、どの焼成温度でも特に50℃という低温でさえ直径8nm、長さ300nm程度のCNTが生成していた。尚、図中の黒点は金粒子である。
【0011】
−実施例2−
有機配位子としてドデカンチオール(以下、DT)に代えてオクタデカンチオール(以下、ODT)を用いるか、又は担体として複合酸化物に代えてアルミナ(アルドリッチ社製アクチベーテド、アシディック、スタンダードグレード、150メッシュ以下)、シリカ(アルドリッチ社製ヒュームド、380m2/g)及びチタニア(アルドリッチ社製325メッシュ以下)のうちから選ばれる1種を用い、熱処理時の保持温度を350℃とした以外は、実施例1と同一条件でCNTを製造した。得られたCNTのTEM画像に基づく直径を製造条件とともに表1に併記する。
【0012】
【表1】
表1に見られるように、この発明によれば有機配位子や担体の種類を変えてもCNTが得られることが明らかである。
【0013】
−実施例3−
有機配位子としてDTに代えてODTを用い、複合酸化物に対する金量を種々変え、焼成温度を350℃とした以外は、実施例1と同一条件でCNTを製造した。得られたCNTのTEM画像に基づく直径を金量とともに表2に併記する。
【0014】
【表2】
表2のCNT直径と実施例1のCNT直径(=8nm)との対比から、金量に関わらず、有機配位子の疎水性基を長くすることによりCNT直径が大きくなることが明らかとなった。
【0015】
−実施例4−
実施例1においてトルエン留去後の固形物を一旦150℃で熱処理し、30分間保持し、冷却後、トルエン30mLに再溶解し、メタノール500mLを加えて沈殿を得たことと、精製物と複合酸化物との混合物を焼成する前に10mgのTOABを添加したこと以外は、実施例1と同様にしてCNTを製造した。焼成温度は350℃とした。TEM画像を観察したところ、図1の最下段左の画像に比べてCNTの本数が著しく多かった。
【0016】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば有毒であったり取扱いにくい薬剤を用いることなく、低温でCNTを製造することができるので、各種の先端技術分野での利用を期待することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】金粒子と有機配位子の混合物を種々の温度で焼成して得られたCNTのTEM画像を示す写真である。
【発明の属する技術分野】
この発明は、カーボンナノチューブ(以下、「CNT」という。)を製造する方法に属し、特にチューブの長さや太さを容易に制御することのできる方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
CNTの合成法としては、従来よりアーク放電、金属−黒鉛をターゲットとするレーザー蒸発、化学気相成長、3d遷移金属(Fe、Co、Ni)触媒上での一酸化炭素と水素との混合ガスの不均化、金属触媒上での炭化水素(主にメタン、アセチレン、エチレン、ベンゼンなど)と水素との混合ガスの熱分解などが知られている。そして、これらの方法がいずれも600−1000℃という高温を必要とし、コストが高いことから、最近では四塩化エチレンをFe/Au複合触媒の存在下で金属カリウムによって200℃という低温で還元する方法が提案された(J.Phys.Chem.B2002,106,933−937)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、四塩化エチレンは有毒であるし、金属カリウムは極めて活性であるので取扱いにくい。
それ故、この発明の課題は、有毒であったり取扱いにくい薬剤を用いることなく、低温でCNTを製造する方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
その課題を解決するために、この発明のCNT製造方法は、
金属粒子の群と、疎水性基を有する有機配位子との混合物を、セラミックからなる担体に支持させた状態で、加熱することにより前記有機配位子を炭化させることを特徴とする。
【0005】
この発明によれば、混合物中で金属粒子が有機配位子で保護されている。その幾何学的構造は、上記有機配位子が疎水性基を有することから、金属粒子を核として疎水性基が径方向に延びるようになっている。従って、これを担体に支持させた状態で加熱することにより触媒作用が発現して有機配位子が炭化され、疎水性基が金属粒子を起点として径方向に延びるCNTに変化する。CNT自体の直径は、混合物中の金属粒子量を増すことで大きくすることができるし、CNTの長さは疎水性基の長さにほぼ比例する。従って、CNTの直径や長さを所望の通りに制御することが可能である。
【0006】
金属粒子を構成する金属が金であると、金は耐酸化性を有するから、それをそのまま量子ドットとし、CNTを配線とすることにより、単電子トランジスタなどに適用することができて好ましい。
前記有機配位子がアルカンチオールであるとき、アルカンチオールが金などの貴金属粒子に配位しやすいほか、アルキル基の種類を変えることによりCNTの長さを変えることができるので、好ましい。
この発明によれば温度50℃〜400℃という低温でCNTを合成することができるので、格別の高温装置を必要としない。
【0007】
この発明の最適の構成は、前記金属粒子の群が塩化金酸や塩化白金酸などの金属酸イオンに由来し、前記混合物が、その金属酸イオンを含む水溶液と有機溶媒との二相系に四級アンモニウム塩を加えて金属酸イオンを有機溶媒相に移動させ、有機溶媒相に疎水性基を有する有機配位子を加えた後、金属酸イオンを水素化ホウ素ナトリウムなどの還元剤で還元することによって得られたものである。
この最適構成において更に好ましいのは、前記混合物から溶媒を留去し、有機配位子及び四級アンモニウム塩の融点より高く且つそれらの沸点より低い温度、例えば150℃〜230℃で熱処理するものである。この熱処理中に四級アンモニウム塩が有機配位子の溶媒として機能し、有機配位子が個々の金属粒子の周囲に均等に配位し、粒径の揃った金属粒子群が得られるし、金属粒子の粒径を熱処理温度によって制御することもできるからである。従って、こうして得られた金属粒子は、直径が1〜15nmで標準偏差が1nm以下というばらつきの少ないものであり、量子ドットに適している。
【0008】
【実施例】
−実施例1−
10mMの塩化金(III)酸水溶液60mLにトルエン140mLを加え、更に60mMのテトラオクチルアンモニウムブロマイド(TOAB)20mLを添加し、塩化金(III)酸の全量がトルエン相に移動するまで撹拌した。次いでトルエン相に30mMのドデカンチオール20mLを加え、更に100mMの水素化ホウ素ナトリウム(還元剤)60mLを加えて撹拌した。
トルエン相を水相と分離し、トルエン相からトルエンを留去した後、固形物をトルエン30mLに再溶解し、メタノール500mLを加えると、粒子群の沈殿が得られた。この沈殿をゲル濾過によって精製した。
【0009】
精製された粒子群、ドデカンチオール及びTOABをそれぞれ赤外分光法(IR)で分析したところ、粒子群のスペクトルはいずれもドデカンチオールのそれとほぼ同一であったが、TOABに対応するピークは無かった。よって、粒子群にドデカンチオールが含まれ、TOABは除去されていることが認められた。また、粒子群をX線光電子分光法(XPS)で分析したところ、どの粒子群にも金属Auが含まれていることが認められた。
【0010】
次に、精製物をシリカ−アルミナSiO2・Al2O3複合酸化物からなる粉末(アルドリッチ社製グレード135)とともに複合酸化物に対する金の量が0.5重量%となるように混合し、速度2−5℃/分で昇温し、50℃〜400℃の所定温度で30分焼成した。そして、混合物を透過型電子顕微鏡(TEM)で撮影した。撮影写真を図1に示す。図1は最上段左が焼成温度50℃、同右が100℃、2段目左が150℃、同右が200℃、3段目左が250℃、同右が300℃、最下段左が350℃、同右が400℃のものである。
図1に見られるように、どの焼成温度でも特に50℃という低温でさえ直径8nm、長さ300nm程度のCNTが生成していた。尚、図中の黒点は金粒子である。
【0011】
−実施例2−
有機配位子としてドデカンチオール(以下、DT)に代えてオクタデカンチオール(以下、ODT)を用いるか、又は担体として複合酸化物に代えてアルミナ(アルドリッチ社製アクチベーテド、アシディック、スタンダードグレード、150メッシュ以下)、シリカ(アルドリッチ社製ヒュームド、380m2/g)及びチタニア(アルドリッチ社製325メッシュ以下)のうちから選ばれる1種を用い、熱処理時の保持温度を350℃とした以外は、実施例1と同一条件でCNTを製造した。得られたCNTのTEM画像に基づく直径を製造条件とともに表1に併記する。
【0012】
【表1】
表1に見られるように、この発明によれば有機配位子や担体の種類を変えてもCNTが得られることが明らかである。
【0013】
−実施例3−
有機配位子としてDTに代えてODTを用い、複合酸化物に対する金量を種々変え、焼成温度を350℃とした以外は、実施例1と同一条件でCNTを製造した。得られたCNTのTEM画像に基づく直径を金量とともに表2に併記する。
【0014】
【表2】
表2のCNT直径と実施例1のCNT直径(=8nm)との対比から、金量に関わらず、有機配位子の疎水性基を長くすることによりCNT直径が大きくなることが明らかとなった。
【0015】
−実施例4−
実施例1においてトルエン留去後の固形物を一旦150℃で熱処理し、30分間保持し、冷却後、トルエン30mLに再溶解し、メタノール500mLを加えて沈殿を得たことと、精製物と複合酸化物との混合物を焼成する前に10mgのTOABを添加したこと以外は、実施例1と同様にしてCNTを製造した。焼成温度は350℃とした。TEM画像を観察したところ、図1の最下段左の画像に比べてCNTの本数が著しく多かった。
【0016】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば有毒であったり取扱いにくい薬剤を用いることなく、低温でCNTを製造することができるので、各種の先端技術分野での利用を期待することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】金粒子と有機配位子の混合物を種々の温度で焼成して得られたCNTのTEM画像を示す写真である。
Claims (5)
- 金属粒子の群と、疎水性基を有する有機配位子との混合物を、セラミックからなる担体に支持させた状態で、加熱することにより前記有機配位子を炭化させることを特徴とするカーボンナノチューブ製造方法。
- 前記金属粒子を構成する金属が、金である請求項1に記載の製造方法
- 前記有機配位子がアルカンチオールである請求項1に記載の製造方法。
- 前記加熱が50℃〜400℃でなされる請求項3に記載の製造方法。
- 前記金属粒子の群は金属酸イオンに由来し、前記混合物は、その金属酸イオンを含む水溶液と有機溶媒との二相系に四級アンモニウム塩を加えて金属酸イオンを有機溶媒相に移動させ、有機溶媒相に疎水性基を有する有機配位子を加えた後、金属酸イオンを還元することによって得られたものである請求項1に記載の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002183922A JP2004026551A (ja) | 2002-06-25 | 2002-06-25 | カーボンナノチューブを製造する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002183922A JP2004026551A (ja) | 2002-06-25 | 2002-06-25 | カーボンナノチューブを製造する方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004026551A true JP2004026551A (ja) | 2004-01-29 |
Family
ID=31179945
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002183922A Pending JP2004026551A (ja) | 2002-06-25 | 2002-06-25 | カーボンナノチューブを製造する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004026551A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007045791A (ja) * | 2005-08-12 | 2007-02-22 | Univ Of Tsukuba | Au25クラスターの選択的大量合成方法 |
CN100364885C (zh) * | 2006-03-09 | 2008-01-30 | 同济大学 | 亲水亲油性碳纳米管的制备方法 |
-
2002
- 2002-06-25 JP JP2002183922A patent/JP2004026551A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007045791A (ja) * | 2005-08-12 | 2007-02-22 | Univ Of Tsukuba | Au25クラスターの選択的大量合成方法 |
CN100364885C (zh) * | 2006-03-09 | 2008-01-30 | 同济大学 | 亲水亲油性碳纳米管的制备方法 |
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