JP2004026292A - 計量機構付き液体調味料注ぎ器 - Google Patents

計量機構付き液体調味料注ぎ器 Download PDF

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Abstract

【課題】醤油、ドレッシング等液体調味料を所定量注出することができる計量機構付き液体調味料注ぎ器を提供すること。
【解決手段】定量貯留室11に連結された液体注ぎ口12を備えた液体調味料を収納する液体調味料容器本体10と、前記液体調味料容器本体10から液体調味料を吸引して前記定量貯留室11に移送する液体調味料ポンプ20と、を備え、前記定量貯留室11の底部に液体通流用の小孔13が設けられ、該小孔が前記液体調味料ポンプの押圧部22が押圧されている間は閉塞され、ポンプの開放にしたがって前記閉塞が解除されるように構成され、前記小孔13を閉塞した状態で注ぎ口12を下方向に傾斜させることにより液体調味料の定量注出する。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は液体調味料注ぎ器に関し、特に希望する所定量を注出することを可能にする機能を備えた計量機構付き液体調味料注ぎ器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
醤油、ドレッシング、ソース等のような液体調味料を食卓で使用する場合、通常の醤油注しのような調味料注ぎ器が使用される。このような通常の調味料注ぎ器にあっては、ガラス、陶器、硬質プラスチック等の容器口に取り付けられる蓋部分に設けられた例えば2個の小孔の一方から空気を取り入れ、他方の注ぎ口から液体調味料を注ぐようになっている。このような調味料注ぎ器は重力にしたがって自然注出するものであるから傾斜させている間は自由に注出され、子供や高齢者等はもとより通常の成人であってもつい油断をして過度に注出してしまうことがあることは日常経験するところである。
【0003】
また、若干の押圧が可能なプラスチック容器を用いて、手指によって押圧しながら蓋部分に設けられた注ぎ口から液体調味料を注出用に構成された液体調味料注ぎ器もよく知られている。この場合も押圧力の調節が難しく、注ぎ過ぎとなる可能性があることはよく知られている。
【0004】
このような液体調味料の注ぎ過ぎが液体調味料の無駄につながる事は自明である。さらに、醤油、ドレッシング等のように塩分、脂肪分等のように、医学上、健康上さらには美容上の理由等によって摂取を制限されている成分を多く含む液体調味料にあっては、深刻な影響を被ることがある。例えば、腎臓疾患、心臓疾患、肝臓疾患、高血圧症等にあっては医学的な見地から1日あたりの塩分摂取量が厳しく制限されることがあり、このようなケースにあっては目分量に頼ることなく、より確実な定量注出が必要となることがある。さらに、糖尿病、高脂血症、肥満症解消(ダイエット)等にあっては摂取カロリーや脂肪量が制限されることが多く、油脂分含有ドレッシング類の調味料の摂取制限が好ましく、定量注出が望まれる。
【0005】
このようなケースで、全て自己の目分量で注出することは過不足が生じがちである。不足の場合は注ぎ足しでたりるが、過剰注出の場合は無駄となるばかりでなく上述のような不都合な事態に発展する。一旦、過剰に注出されたものはたとえ本人が摂取を控えたとしても、食器類洗浄時には排水に混じって過剰分が廃出されることになって、個々には少量であっても積み重なれば無視できない量となり、汚染増加や処理コスト増大などから環境にも過大な負荷をもたらすことになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述のような背景を踏まえて、醤油、ドレッシング等液体調味料を所定量注出が可能な計量機構付き液体調味料注ぎ器を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の課題は、定量貯留室に連結された液体注ぎ口を備えた液体調味料を収納する液体調味料容器本体と、前記液体調味料容器本体から液体調味料を吸引して前記定量貯留室に移送する液体調味料ポンプと、を備え、前記定量貯留室の底部に液体通流用の小孔が設けられ、該小孔が前記液体調味料ポンプのが押圧されている間は閉塞され、ポンプの開放にしたがって前記閉塞が解除されるように構成され、前記小孔を閉塞した状態で注ぎ口を下方向に傾斜させることにより液体調味料の定量注出を可能にした計量機構付き液体調味料注ぎ器によって解決される。
【0008】
さらに本発明の課題は、前記定量貯留室の底部に形成された液体通流用小孔の閉塞状態が、前記液体調味料ポンプの押圧状態を緩和することによって部分的に開放され、前記貯留室内の液体調味料貯留量の微調整が可能であるように構成された計量機構付き液体調味料注ぎ器によって解決される。
【0009】
さらに、本発明の課題は、前記貯留室の壁面には液体調味料貯留量目盛が付されており、該目盛にしたがって貯留量が調整可能である計量機構付き液体調味料注ぎ器によってより有利に解決される。
【0010】
また、前記液体調味料ポンプの頭部を押圧することなしに、液体調味料注ぎ器を前記注ぎ口側に傾斜させることにより、前記定量貯留室低部の液体通流用の小孔を介して液体調味料を通流させながら所望量を連続的に注出可能であるように構成された計量機構付き液体調味料注ぎ器によって解決される。
【0011】
本発明にかかる計量機構付き液体調味料注ぎ器によれば、ポンプ頭部を押圧して液体調味料を液体調味料貯留室内に移送した後、液体調味料注ぎ器を傾斜させることにより、正確に計量された液体調味料を注出することが出来る。したがって、医師、栄養士、食生活アドバイザー等の指示により、あるいは自主的判断により塩分や油脂分などの摂取制限の必要な利用者に対して正確な使用量の液体調味料を注出することが出来る。なお、調理の際の使用や多人数で使用する場合のように液体調味料をこのような制限なしに注出する必要がある場合には、ポンプを押圧作動させることなしに通常の液体調味料注ぎ器と同様に傾斜させることによって液体調味料貯留室底部の液体通流用小孔を介して通流させ、所望量を注出することが出来る。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかる計量機構付き液体調味料注ぎ器の構成例を示す添付図を参照して本発明を開示する。図1および図2は実施励を示す側断面図である。計量機構付き液体調味料注ぎ器は、大別して液体調味料を収納する容器本体10と液体調味料を吸引するポンプ20とからなる。液体調味料を収納する容器本体10の上方には、定量貯留室11が形成され、その外側端部には貯留室11に一旦貯留された液体調味料を所望対象に対して注出するための注ぎ口12が設けられる。また、貯留室11の底部には、余分の液体調味料または使用後の液体調味料残留分を容器本体内に戻すための小孔13が形成される。なお、この小孔13は、ポンプによる定量注出の必要がなく、単に調味料注ぎ器を傾斜させることによって容器本体10内の液体調味料を注ぎ口12から注出する場合には液体調味料の自由通路となる。なお、定量貯留室11の容積ならびに図示されていない目盛は、使用される調味料によって異なるが、例えば醤油の場合には塩分濃度(%)と容積(cc=cm)とによって正味塩分量が算出されるため、これら数値を参考にして決定すればよい。
【0013】
ポンプ20は、ポンプ本体21と押圧部22とからなる。この押圧部22は水平に図示された指掛け部とポンプのピストン部23と定量貯留室内に挿入される閉塞弁24とのそれぞれ下方に伸びる2部材を備えた略コ字状に形成される。この押圧部22のピストン部23から定量貯留室11側にかけて液体調味料を移送するための貫通孔が形成されている。なお、ポンプ本体21のシリンダ部21Cの下方には下部球バルブ25が、そして押圧部22の貫通孔内には上部球バルブ26がそれぞれ液体調味料の通流を選択的に規制してポンプ作用を発揮するものであるが、良く知られた構成であるため詳述はしない。
【0014】
液体調味料の定量貯留室11の上端部は、押圧部22のピストン側ではない下方に伸びる部材との間の僅かな接触によって摺動するように構成されるが、容器本体10側の受け口および押圧部22の挿通側のいずれか一方に凸条を設け、他方にスリットを設け、両者を嵌合させることにより、空気導入口として機能すると同時に、両者が滑動する際の案内機構とすることが出来る。
【0015】
なお、図1において押圧部22を矢印Rのように押圧してポンプを作動させるが、その際の復元力を得るために、ポンプ本体21と押圧部22との間のいずれかに復帰ばね28を取り付けるが、取り付け位置は図示の位置には限定されない。
【0016】
この様に構成された液体調味料注ぎ器でポンプを作動させて定量貯留・注出する場合に動作について開示する。利用者は、押圧部22を矢印Rのように操作する。その結果、押圧部22は両頭矢印Uのように上下動し、上下の球バルブ25、26の選択的閉塞作用、並びにシリンダ21C内のピストン23の吸引作用によって容器本体10内部の液体調味料は矢印S、同Tのように流れ、両頭矢印U’のように上下動する閉塞弁24によって小孔13が閉塞された貯留室11内に所定量が貯留される。この場合、定量貯留室11の図示されていない目盛に合わせることにより定量の貯留が達成られる。かりに、何等かの理由で所定量を超過した場合は、押圧部22の上方からの押圧力Rを若干緩めることにより閉塞弁24が上昇して容器本体10側に超過分が戻され、容易に定量貯留を達成することができる。
【0017】
図2は押圧部22が矢印R’のように完全に押し込まれた結果、ポンプ20による液体調味料の移送が完了し、かつ閉塞弁24によって定量貯留室底部の小孔13が完全に閉塞されており、貯留室11には、所定量の液体調味料が貯留されている。この状態で計量機構付き液体調味料注ぎ器全体を矢印Vのように傾斜させれば、この貯留室11内に定量貯留された液体調味料は注ぎ口から注出され、目的とする液体調味料の定量注出が達せられる。なお、この状態では小孔13は閉塞弁24によって閉塞されているため、容器本体10内の液体調味料が余分に注出されることはない。
【0018】
なお、調理の際の使用や使用制限を要しない場合の使用にあたっては、上述のようなポンプ操作による定量注出ではなく、通常の調味料注ぎ器と同様に単に注ぎ口を下方に傾斜させることにより、上方から閉塞されることのない小孔13を介して多量の液体調味料を自由通過させて注出すればよい。
【0019】
【発明の効果】
本発明にかかる計量機構付き液体調味料注ぎ器によれば、ポンプの簡単な押圧操作によって液体調味料の所定量が貯留室内に前以って貯留され、その後の通常の調味料注ぎ器による使用と同様の傾斜による注ぎ動作によって定量の液体調味料が注がれる。この場合、液体調味料は予め貯留された量以外の注出は阻止されるため、塩分、油脂分等の摂取制限を受けている利用者に対して正確な分量の抽出が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる計量機構付き液体調味料注ぎ器の実施例を示す側断面図である。
【図2】本発明にかかる計量機構付き液体調味料注ぎ器の実施例において、ポンプ操作により定量貯留が完了した状態を示す側断面図である。
【符号の説明】
10 容器本体
11 定量貯留室
12 注ぎ口
13 小孔
20 ポンプ
21 ポンプ本体
21C シリンダ
22 押圧部
23 ピストン
24 閉塞弁
25 球バルブ(下部)
26 球バルブ(上部)
27 空気導入スリット
28 戻しばね

Claims (4)

  1. 定量貯留室に連結された液体注ぎ口を備えた液体調味料を収納する液体調味料容器本体と、前記液体調味料容器本体から液体調味料を吸引して前記定量貯留室に移送する液体調味料ポンプと、を備え、前記定量貯留室の底部に液体通流用の小孔が設けられ、該小孔が前記液体調味料ポンプの押圧部が押圧されている間は閉塞され、ポンプの開放にしたがって前記閉塞が解除されるように構成され、前記小孔を閉塞した状態で注ぎ口を下方向に傾斜させることにより液体調味料の定量注出を可能にしたことを特徴とする、計量機構付き液体調味料注ぎ器。
  2. 前記定量貯留室の底部に形成された小孔の閉塞状態が、前記液体調味料ポンプの押圧状態を緩和することによって部分的に開放され、前記貯留室内の液体調味料貯留量の微調整が可能であるように構成されたことを特徴とする、請求項1に記載の計量機構付き液体調味料注ぎ器。
  3. 前記貯留室の壁面には液体調味料貯留量目盛が付されており、該目盛にしたがって貯留量が調整可能であることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の計量機構付き液体調味料注ぎ器。
  4. 前記液体調味料ポンプの頭部を押圧することなしに、液体調味料注ぎ器を前記注ぎ口側に傾斜させることにより、前記定量貯留室低部に形成された小孔を介して液体調味料を通流させながら所望量を連続的に注出可能であるように構成されたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の計量機構付き液体調味料注ぎ器。
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