JP2004026121A - 水中呼吸器 - Google Patents
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Abstract
【目 的】シュノーケルでは長時間の潜水が不可能、アクアラングでは高価で重量があり、取扱いが難儀、そのため、長時間の潜水を可とし、安価で軽く、婦女子にも手軽に使用出来、人命救助にも役立つ水中呼吸器を提供。
【構 成】2の管1、2の一方に、浮力を有する物体3をとりつけ、他の一方に吸気弁7、排気弁8を有する吸い口9をとりつけた水中呼吸器。
【選択図】 図1
【構 成】2の管1、2の一方に、浮力を有する物体3をとりつけ、他の一方に吸気弁7、排気弁8を有する吸い口9をとりつけた水中呼吸器。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、2の管1、2の一方に浮力を有する物体3をとりつけて、当該管の端4、5が常に水面6より上の位置に存する如くし、他の一方に吸気弁7と排気弁8を有する吸い口9をとりつけたことによって、水中で長時間呼吸が出来る如くした水中呼吸器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来一般に水中呼吸器には管の一方が湾曲し、その端を口にくわえ、他の一方端を水面上に出した状態で呼吸するタイプのシュノーケルとか、また背中に圧縮空気をつめたボンベを背負い、それを水中で吸うタイプのアクアラングが有った。このうちシュノーケルの場合は、水面下やや深く潜ると、全体が水没して呼吸出来なくなり、一方アクアラングの場合は、それ自体に重量が有り、高価でもあり、婦女子や初心者では気軽に使用出来るものではなかった。
本発明は、こうした欠点や難点を克服すべく、軽量で構造を簡単にして安価となし、老若男女の誰もが容易に使用できる水中呼吸器を提供するものである。
【0003】
【発明の実施の形態】
本発明によれば、長時間の潜水を可能とするもので、その一実施例について図面参照し説明する。
図1に示すごとく
イ、管1、2の一方に浮力を有する物体3をとりつける。この物体3は、エアータンクとかスポンジ等の他、浮力を有して水中に沈まない物であればよい。これによって管1、2の端4、5が常に水面6より上の位置に存する如くする。
ロ、次に管1、2の他の一方に、吸気弁7と排気弁8を有する、吸い口9をとりつける。
ハ、管1、2の端4、5を覆う如くに通気孔10を有する波避けカバー11を物体3に取付ける。
ニ、物体3の下部にタンク12を設け、これに適宜数、適宜大の空気穴13と水穴14を設けたものである。
【0004】
【発明の効果】
イ、本発明の物体3を水面6に浮かせ、吸い口9を口にあてがって潜水すると、前述の構造から容易に水中での呼吸が出来る。
つまり、呼吸によって吐いた息は、排気弁8が開き、管1を経て、その端4から排出する。息を吸うと排気弁8が閉じると同時に、吸気弁7が開き、管2の端5から管2を経て空気が入る。水中は深くなればなる程、水圧が高まり、肺が圧迫され空気の吸入が困難となるため、本発明を使用できる深さに限界は有るものの、貝拾い、魚取り、海藻取りの他、一般的な水遊び等の深さにおいては十分使用できる。
ロ、図2に示す如く吸い口9を鼻と口の両方を覆う如く形状となし、これをベルト15等で頭に固定し、自然に離脱しないようにすれば、泳ぎに自信のない人でも、口や鼻から水が入る心配がないから、水に対する恐怖心が解され、楽しく泳げる。
ハ、毎年、川や海での死亡事故が有るが、その原因の一つには、発作や痙攣など身体の異常が考えられる。この様な場合、本発明によれば物体3が浮き袋の役割をなし、最悪の場合で失神した際でも、前項の如く吸い口9が固定してあれば呼吸は可能で、身体は管1、2の長さまでは沈んでもそれ以上沈むことはなく、水中において物体3に吊り下げられた状態となる。従って行方が不明になることもなく助かる可能性が高い。
ニ、更に本発明の物体3に、赤とか黄の色や模様を付け、人目に付き易いものとすれば、遠くからでも存在が確認できるから、遊泳中にボートのスクリューに撥ねられるなどの人身事故の防止にも役立つ。
ホ、本発明の、物体3はその下部にタンク12を設け、これに空気穴13と水穴14を設けてあるから、物体3を水面に浮かべると、即ち水穴14から水が流入し、同時にその分だけタンク12内の空気は空気穴13から外に押し出されタンク12内は水で満たされるから、これが重りの役割をなして、少々の風や波で物体3が横ゆれはしても、横転や反転することは無い。
従って、2の管1、2の端4、5は、常に水面6より上の位置に存する如くなり、その上波避けカバー11が、管の端4、5を覆うごとく取付けてあり、これに有する通気孔10から空気は出入りするものの、波やしぶきのほとんどは避けられ、管の端4、5から2の管1、2の中へ水やしぶきが入ることは全くないから、支障なく呼吸できる。
以上の如く様々な効果から、本発明は、川や海など水中での作業や、レジャー等々、用途は計りしれず、使用において訓練や経験を要せず、その構造から軽量で持ち運びは婦女子でも容易、又安価に製造できるから誰もが手軽に使え、更に前述の如く万一の場合の、人命救助の役割りをも期待出来る水中呼吸器である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構造図である
【図2】本発明の使用状態を示す図である
【符号の説明】
1、管、 2、管 3、浮力を有する物体 4、管1の端、
5、管2の端 6、水面 7、吸気弁 8、排気弁 9、吸い口
10、通気孔 11、波避けカバー 12、タンク 13、空気穴
14、水穴 15、ベルト
【発明の属する技術分野】
本発明は、2の管1、2の一方に浮力を有する物体3をとりつけて、当該管の端4、5が常に水面6より上の位置に存する如くし、他の一方に吸気弁7と排気弁8を有する吸い口9をとりつけたことによって、水中で長時間呼吸が出来る如くした水中呼吸器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来一般に水中呼吸器には管の一方が湾曲し、その端を口にくわえ、他の一方端を水面上に出した状態で呼吸するタイプのシュノーケルとか、また背中に圧縮空気をつめたボンベを背負い、それを水中で吸うタイプのアクアラングが有った。このうちシュノーケルの場合は、水面下やや深く潜ると、全体が水没して呼吸出来なくなり、一方アクアラングの場合は、それ自体に重量が有り、高価でもあり、婦女子や初心者では気軽に使用出来るものではなかった。
本発明は、こうした欠点や難点を克服すべく、軽量で構造を簡単にして安価となし、老若男女の誰もが容易に使用できる水中呼吸器を提供するものである。
【0003】
【発明の実施の形態】
本発明によれば、長時間の潜水を可能とするもので、その一実施例について図面参照し説明する。
図1に示すごとく
イ、管1、2の一方に浮力を有する物体3をとりつける。この物体3は、エアータンクとかスポンジ等の他、浮力を有して水中に沈まない物であればよい。これによって管1、2の端4、5が常に水面6より上の位置に存する如くする。
ロ、次に管1、2の他の一方に、吸気弁7と排気弁8を有する、吸い口9をとりつける。
ハ、管1、2の端4、5を覆う如くに通気孔10を有する波避けカバー11を物体3に取付ける。
ニ、物体3の下部にタンク12を設け、これに適宜数、適宜大の空気穴13と水穴14を設けたものである。
【0004】
【発明の効果】
イ、本発明の物体3を水面6に浮かせ、吸い口9を口にあてがって潜水すると、前述の構造から容易に水中での呼吸が出来る。
つまり、呼吸によって吐いた息は、排気弁8が開き、管1を経て、その端4から排出する。息を吸うと排気弁8が閉じると同時に、吸気弁7が開き、管2の端5から管2を経て空気が入る。水中は深くなればなる程、水圧が高まり、肺が圧迫され空気の吸入が困難となるため、本発明を使用できる深さに限界は有るものの、貝拾い、魚取り、海藻取りの他、一般的な水遊び等の深さにおいては十分使用できる。
ロ、図2に示す如く吸い口9を鼻と口の両方を覆う如く形状となし、これをベルト15等で頭に固定し、自然に離脱しないようにすれば、泳ぎに自信のない人でも、口や鼻から水が入る心配がないから、水に対する恐怖心が解され、楽しく泳げる。
ハ、毎年、川や海での死亡事故が有るが、その原因の一つには、発作や痙攣など身体の異常が考えられる。この様な場合、本発明によれば物体3が浮き袋の役割をなし、最悪の場合で失神した際でも、前項の如く吸い口9が固定してあれば呼吸は可能で、身体は管1、2の長さまでは沈んでもそれ以上沈むことはなく、水中において物体3に吊り下げられた状態となる。従って行方が不明になることもなく助かる可能性が高い。
ニ、更に本発明の物体3に、赤とか黄の色や模様を付け、人目に付き易いものとすれば、遠くからでも存在が確認できるから、遊泳中にボートのスクリューに撥ねられるなどの人身事故の防止にも役立つ。
ホ、本発明の、物体3はその下部にタンク12を設け、これに空気穴13と水穴14を設けてあるから、物体3を水面に浮かべると、即ち水穴14から水が流入し、同時にその分だけタンク12内の空気は空気穴13から外に押し出されタンク12内は水で満たされるから、これが重りの役割をなして、少々の風や波で物体3が横ゆれはしても、横転や反転することは無い。
従って、2の管1、2の端4、5は、常に水面6より上の位置に存する如くなり、その上波避けカバー11が、管の端4、5を覆うごとく取付けてあり、これに有する通気孔10から空気は出入りするものの、波やしぶきのほとんどは避けられ、管の端4、5から2の管1、2の中へ水やしぶきが入ることは全くないから、支障なく呼吸できる。
以上の如く様々な効果から、本発明は、川や海など水中での作業や、レジャー等々、用途は計りしれず、使用において訓練や経験を要せず、その構造から軽量で持ち運びは婦女子でも容易、又安価に製造できるから誰もが手軽に使え、更に前述の如く万一の場合の、人命救助の役割りをも期待出来る水中呼吸器である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構造図である
【図2】本発明の使用状態を示す図である
【符号の説明】
1、管、 2、管 3、浮力を有する物体 4、管1の端、
5、管2の端 6、水面 7、吸気弁 8、排気弁 9、吸い口
10、通気孔 11、波避けカバー 12、タンク 13、空気穴
14、水穴 15、ベルト
Claims (1)
- 管の一方に浮力を有する物体をとりつけ、他の一方に吸気弁と排気弁を有する吸い口をとりつけた水中呼吸器
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002218911A JP2004026121A (ja) | 2002-06-24 | 2002-06-24 | 水中呼吸器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002218911A JP2004026121A (ja) | 2002-06-24 | 2002-06-24 | 水中呼吸器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004026121A true JP2004026121A (ja) | 2004-01-29 |
Family
ID=31184710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002218911A Pending JP2004026121A (ja) | 2002-06-24 | 2002-06-24 | 水中呼吸器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004026121A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102285434A (zh) * | 2011-08-23 | 2011-12-21 | 康寻达 | 多功能呼吸面罩 |
CN104859814A (zh) * | 2015-06-23 | 2015-08-26 | 任文华 | 救生装置 |
CN107264747A (zh) * | 2017-07-23 | 2017-10-20 | 陈智仁 | 防溺水游泳圈 |
JP2020536015A (ja) * | 2018-01-16 | 2020-12-10 | スイゾウ・ジューフェン・スチール・ストラクチュア・エンジニアリング・カンパニー・リミテッドSuizhou Zhufeng Steel Structure Engineering Co.,Ltd. | 自動車用の水没自己救助装置及びその使用方法 |
-
2002
- 2002-06-24 JP JP2002218911A patent/JP2004026121A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102285434A (zh) * | 2011-08-23 | 2011-12-21 | 康寻达 | 多功能呼吸面罩 |
CN104859814A (zh) * | 2015-06-23 | 2015-08-26 | 任文华 | 救生装置 |
CN107264747A (zh) * | 2017-07-23 | 2017-10-20 | 陈智仁 | 防溺水游泳圈 |
JP2020536015A (ja) * | 2018-01-16 | 2020-12-10 | スイゾウ・ジューフェン・スチール・ストラクチュア・エンジニアリング・カンパニー・リミテッドSuizhou Zhufeng Steel Structure Engineering Co.,Ltd. | 自動車用の水没自己救助装置及びその使用方法 |
JP7013573B2 (ja) | 2018-01-16 | 2022-01-31 | スイゾウ・ジューフェン・スチール・ストラクチュア・エンジニアリング・カンパニー・リミテッド | 自動車用の水没自己救助装置及びその使用方法 |
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