JP2004024888A - Optical scanning probe apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被検部の画像を光走査によって得る光走査プローブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
被検部の画像を光走査によって得る光走査プローブ装置は従来から知られている。例えば、米国特許第5120953号には、体腔内に挿入されるプローブ(内視鏡)と、被検部に照射される光を形成する光源装置と、前記光源装置からの光を前記プローブの先端に導くための光ファイバとを備え、光ファイバの先端をアクチュエータによって動かすことにより焦点を走査して、組織を拡大観察する光走査プローブ装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記米国特許に開示されている装置は、光源装置とプローブとが一体となっており、プローブを光源装置側から分離できる構造にはなっていないため、プローブの洗浄が困難である。また、光ファイバの先端部が外部に露出してむき出した状態で使用されるため、光ファイバの先端部が非常に破損し易く、取り扱いが困難である。
【0004】
本発明は前記事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、プローブの洗浄が容易で、光ファイバの先端部が破損しにくく、取り扱いが容易な光走査プローブ装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項1に記載された光走査プローブ装置は、体腔内に挿入されるプローブと、被検部に照射される光を形成する光源装置と、前記光源装置からの光を前記プローブの先端に導くための光ファイバと、前記光ファイバからの光を被検部に合焦させ、被検部からの光を前記光ファイバの端面に集光させる合焦手段と、前記合焦手段によって合焦された焦点を被検部に対して走査する光走査手段と、被検部からの戻り光の少なくとも一部を光源装置からの光の光路から分離する分離手段と、前記分離手段によって分離された戻り光を検出する光検出手段と、前記プローブを前記光源装置に対して着脱自在に接続する光コネクタとを具備することを特徴とする。
【0006】
この請求項1に記載された光走査プローブ装置によれば、光コネクタを介して光源装置からプローブのみを取り外すことができるため、プローブの洗浄を容易に行なうことができる。
【0007】
また、請求項2に記載された光走査プローブ装置は、前記光コネクタには、光走査手段のための電気コネクタが一体的に設けられていることを特徴とする。
【0008】
また、請求項3に記載された光走査プローブ装置は、前記光コネクタには、洗浄時に水密を維持するための水密部材が備えられていることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
【0010】
図1〜図11は本発明の第1の実施形態を示している。図1に示されるように、本実施形態に係る光走査プローブ装置は、モニタ1と、制御部2と、光源装置としての光学ユニット3と、プローブ4とを備えている。プローブ4は、その基端に設けられたコネクタユニット(光コネクタ)9を介して、光学ユニット3に着脱自在に接続される。
【0011】
光学ユニット3は、光源である波長405nmのダイオードレーザ(以下、LDという)6と、光検出手段としてのフォトマルチプライヤ(以下、PMTという)ユニット7と、LD6とPMTユニット7とコネクタユニット9とを光学的に接続する分離手段としての4端子カプラ8とを有している。4端子カプラ8は、4つの端部8a,8b,8c,8dを有しており、端部8a,8bから入った光がそれぞれ分岐されて端部8c,8dに伝えられるとともに端部8c,8dから入った光がそれぞれ分岐されて端部8a,8bに伝えられるように構成されている。
【0012】
図2に示されるように、制御部2は、画像化回路11と、記録装置12と、走査駆動回路13と、レーザ駆動回路14とを有している。画像化回路11には、記録装置12と走査駆動回路13とレーザ駆動回路14とがそれぞれ接続されている。また、走査駆動回路13は、接続ケーブル10を介して、コネクタユニット9に着脱自在に接続される。また、レーザ駆動回路14はケーブルを介して光学ユニット3のLD6に接続され、画像化回路11はケーブルを介して光学ユニット3のPMTユニット7に接続されている。また、制御部2はモニタ1に接続されている。
【0013】
図3に示されるように、コネクタユニット9は、電気コネクタ15と通信用FCコネクタ16とを有している。プローブ4内およびコネクタユニット9内に挿通された光ファイバ17は、FCコネクタ16を介して、光学ユニット3の4端子カプラ8の一端部8cに接続される。また、FCコネクタ16が接続される光学ユニット3の部位には、光学ユニット3に対するFCコネクタ16の接続状態を検知する検知スイッチ64が設けられている。この検知スイッチ64は、図示しないケーブルを介して、制御部2のレーザ駆動回路14に接続されている。また、プローブ4内およびコネクタユニット9内に挿通された電気ケーブル18は、電気コネクタ15を介して、接続ケーブル10に接続される。なお、プローブ4とコネクタユニット9との接続部は、この部位の折れを防止する折れ止め部材19によって保護されている。
【0014】
コネクタユニット9の電気コネクタ15から接続ケーブル10を取り外した状態が図4に示されている。この状態で、プローブ4を洗浄する場合には、図示のように、電気コネクタ15を覆うように水密キャップ20が取付けられる。この時、Oリング200によってコネクタユニット9の内部の水密が保たれる。また、キャップ20には弾性リップ22が設けられており、キャップ20をコネクタユニット9に捩じ込むことにより、この弾性リップ22が変形して、水密が保たれる構造になっている。
【0015】
コネクタユニット9のFCコネクタ16を光学ユニット3から取り外した状態が図5に示されている。この状態で、プローブ4を洗浄する場合には、図示のように、FCコネクタ16を覆うように水密キャップ21が取付けられる。この場合も、Oリング200によってコネクタユニット9の内部の水密が保たれる。また、キャップ21にはゴム栓23が設けられている。プローブ4の水密チェックを行なう場合には、プローブ4を水中に沈め、ゴム栓23の部分から空気圧を加えて、水密チェックを行なうことができるようになっている。
【0016】
図6はプローブ4の先端部5の断面を示している。図示のように、プローブ4は、外皮を構成するチューブ24と、チューブ24内に配設されたコイルパイプ25とによって形成されている。なお、チューブ24およびコイルパイプ25の基端部はコネクタユニット9に固定されている。
【0017】
コイルパイプ25内には、電気ケーブル18と光ファイバ17とが挿通されている。また、コイルパイプ25の先端部は、プローブ4の先端部5内に配設されたコイルパイプ止め26に接着されている。また、コイルパイプ止め26にはガイドパイプ27が接着されている。そして、チューブ24の先端部が糸巻き接着部28でコイルパイプ止め26とガイドパイプ27とに固定されている。
【0018】
ガイドパイプ27にはジルコニア製フェルール29が固定されており、フェルール29の中心部には光ファイバ17が挿通されて接着されている。なお、フェルール29に光ファイバ17が接着された後、フェルール29と光ファイバ17の先端面は一体的に研磨され、研磨された先端面に図示しない反射防止膜が設けられる。また、フェルール29は、光通信に用いられている光コネクタのフェルール部材を加工したものが望ましい。光ファイバ17には、コア径の小さいシングルモードファイバが使用される。
【0019】
フェルール29には、第1の間隔管(間隔調整部材)30を介して、光走査手段としてのスキャニングミラー32を有するミラー台31が固定されている。この場合、第1の間隔管30は、フェルール29とスキャニングミラー32との間の距離を調節するために設けられる。また、スキャニングミラー32は、紫外線硬化接着剤によって、ミラー台31に固定されている。ミラー台31は、ガラスで製作されており、紫外線を透過する。スキャニングミラー32は、配線33とミラー台31に固定された垂直基板34とフレキシブル基板35とを介して、ケーブル18内の複数の心線36に接続されている。
【0020】
ガイドパイプ27の先端部にはレンズ枠38が固定されている。このレンズ枠38には合焦手段としてのレンズ37が接着固定されている。また、レンズ枠38は、第2の間隔管(間隔調整部材)39を介して、ミラー台31に固定されている。また、レンズ37の中心部付近にはミラー蒸着部45が設けられている。
【0021】
レンズ枠38には、第3の間隔管(間隔調整部材)42を介して、先端カバー41が固定されている。この先端カバー41は、また、ガイドパイプ27にも接着固定されている。先端カバー41にはカバーガラス40が固定されている。なお、ガイドパイプ27と先端カバー41との間の隙間43は接着剤で埋められている。また、光学部材が組み込まれた先端部5内に異物が混入したり圧力が作用することを防ぐため、先端部5内にはフェルール29の基端側でシリコン接着剤44が封入されている。このように、ガイドパイプ27を基準に光学部材を組立てると、組立精度が向上する。
【0022】
次に、図7〜図9を参照しながらスキャニングミラー32について詳細に説明する。
【0023】
スキャニングミラー32は抵抗値が低いシリコン基板50から成る。シリコン基板50の表面には、適切にマスクをしてエッチングを行なうことにより、窪み51が形成されている。また、基板50の裏面にも、エッチングによって、窪み部48と貫通穴47とが形成されている。窪み部48には、フェルール29の先端部が挿入される。なお、基板50は配線33を介してグランドに接続されている。
【0024】
シリコン基板50上にはプレート52が接着されている。このプレート52は、基板50上の酸化物層によって、基板50から電気的に絶縁されている。プレート52の上面には、適切にマスクをすることによって、窒化膜53が設けられる。窒化膜53は、ミラー部49に必要な部分を残して、エッチングされる。この時のミラー部49をプレート52の上面から見た図が図8に示されている。図中、黒塗りされた部分53aは窒化膜53を設けていなかった部分である。窒化膜53の上に導電層を形成して、スキャニングミラー32の電極54a,54b,54c,54dとミラー部49と配線55a,55b,55c,55dとが製作された状態が図9に示されている。この場合、電極54a,54bはミラーの役割も兼ねている。この状態で、適切にエッチングを行なうことにより、窒化膜53に覆われていない部分が取り除かれる。この時、ヒンジ部56,57は両側からアンダーエッチされることにより窒化膜53の部分のみが残り、その部分を軸にして中心部55が回転できるようになる。また、中心部55の中心には中心穴46が設けられている。また、電極54a,54b,54c,54dは、配線33と垂直基板34とフレキシブル基板35とケーブル18とを介して、制御部2に接続されている。
【0025】
次に、上記構成の光走査プローブ装置の作用について説明する。
【0026】
プローブ4を体腔内に挿入してプローブ4の先端部5を観察対象組織60に押し付けた状態が図10に示されている。コネクタユニット9のFCコネクタ16が光学ユニット3に接続されて検知スイッチ64がONになった状態の時にのみ、レーザ駆動回路14によってLD6が駆動され、LD6からレーザ光が発せられる。この場合、レーザ駆動回路14はLD6を間欠的に駆動させる。すなわち、レーザ駆動回路14は、例えばLD6を0.1秒駆動させた後に停止させ、0.9秒の間隔をもって再びLD6を0.1秒駆動させるといった間欠的な駆動を行なうことによって、照射量を調節する。
【0027】
LD6から発せられたレーザ光は、4端子カプラ8の一端部8aに集光され、4端子カプラ8によって2ルートに分けられる。分けられたレーザ光の一方は、4端子カプラ8の端部8dに導かれるが、この端部8dには何も接続されておらず、また、カプラ8内の光ファイバの端部は屈折率のマッチングがとられているため、端部8dから4端子カプラ8に戻る光は殆どない。分けられたレーザ光の他方は、4端子カプラ8の端部8cからコネクタユニット9へと導かれる。また、コネクタユニット9に導かれた光は、FCコネクタ16から光ファイバ17によってプローブ4の先端部5に導かれる。先端部5における光路が図10に破線で示されている。
【0028】
図10に示されるように、光ファイバ17によってプローブ4の先端部5に導かれたレーザ光は、光ファイバ17の先端面からレンズ37に向けて出射される。この場合、光ファイバ17の先端部はフェルール29に固定されて一体的に研磨されているとともに、研磨された端面に反射防止膜が設けられているため、光ファイバ17の端面での反射光は極めて小さく抑えられる。
【0029】
光ファイバ17の端面のコア58から出射された光は、シリコン基板50の貫通穴47とミラー部49の中心穴46とを通って、レンズ37へ向かう。この光は、レンズ37の表面に設けられたミラー蒸着45によって反射されるとともに、広がりながらスキャニングミラー32のミラー部49へ向かい、ミラー部49で反射される。続いて、ミラー部49で反射された光は、レンズ37で集光され、カバーガラス40を通って焦点59を結ぶ。プローブ4の先端部5は観察対象組織60に押し付けられており、焦点59はこの観察対象組織60の表層付近に位置するようになる。この焦点59からの反射光は、入射光と同じ光路を逆方向に通り、再び光ファイバ17のコア58で焦点を結び、光ファイバ17に入射される。この時、焦点59以外からの反射光は、入射光と同じ光路を通ることができず、光ファイバ17のコア58に殆ど入射できない。つまり、このコア58が小さいピンホールの働きをなし、共焦点顕微鏡と同等の解像度を持つようになる。
【0030】
この状態で、次に、制御部2の走査駆動回路13を動作させる。走査駆動回路13からの信号は、ケーブル10、コネクタユニット9、ケーブル18、フレキシブル基板35、垂直基板34、配線33をそれぞれ介して、スキャニングミラー32へと伝えられる。スキャニングミラー32へ伝えられた信号は、スキャニングミラー32の電極54a,54b(図9参照)を交互に正に帯電させる。ここで、基板50はグランドに接続されているため、スキャニングミラー32の電極54a,54bはそれぞれ静電気力で基板50と引き合い、ミラー部49の中心部55がヒンジ57(図8および図9参照)を回転軸にして振動する。これに伴って、レーザ光の焦点59の位置は走査面63のX方向(図10および図11参照)に走査される。一方、電極54c,54d(図9参照)が交互に正に帯電されることによって、ミラー部49の中心部55がヒンジ56(図8および図9参照)を回転軸にして振動し、レーザ光の焦点59の位置が走査面63のY方向(X方向と垂直な方向…図11参照)に走査される。ここで、Y方向の振動の周波数をX方向の走査の周波数よりも充分に遅くすることによって、焦点は図11のように観察対象組織60の走査面63を順に走査する。なお、X方向の駆動周波数は、スキャニングミラー32のX方向の回転の共振周波数と等しくすることが望ましい。
【0031】
観察対象組織60の各点の反射光は、光ファイバ17とFCコネクタ16とを介して、4端子カプラ8の端部8cに伝えられる。端部8cに伝えられた反射光は、4端子カプラ8で2ルートに分けられ、そのうちの一方の端部8bからPMTユニット7に導かれるとともに、PMTユニット7で電気信号に変換される。この電気信号は、PMTユニット7内の増幅回路で増幅されて、制御部2の画像化回路11に送られる。
【0032】
画像化回路11は、レーザ駆動回路14によってLD6が駆動されている時には、走査駆動回路13の駆動波形を参照して、PMTユニット7から送られてくる電気信号がどの焦点位置からの出力であるかを計算するとともに、この点における反射光の強さを計算し、モニタ1に表示させる。そして、画像化回路11は、これらを繰り返すことよって、走査面63の反射光をモニタ1に画像化するとともに、必要に応じて画像データを記録装置12に記録する。
【0033】
以上の画像形成が完了して光走査プローブの使用が終了したら、次に、プローブ4を洗争する。この場合、コネクタ15,16に水密キャップ20,21が取り付けられ、○リング200および弾性リップ22によってコネクタユニット9内の水密が保たれる。なお、プローブ4の水密をチェックする場合には、プローブ4を水中に沈め、キャップ21のゴム栓23の位置から空気圧を作用させる。
【0034】
以上説明したように、本実施形態の光走査プローブ装置によれば、コネクタユニット9を介して光学ユニット3からプローブ4のみを取り外すことができるため、プローブ4の洗浄を容易に行なうことができる。また、本実施形態の光走査プローブ装置によれば、光ファイバ17の先端部がフェルール29に固定的に保持されているため、光ファイバ17の先端部が破損しにくく、しかも、取り扱いが容易である。
【0035】
また、本実施形態では、小さなスキャニングミラー32と光ファイバ17を用いることにより、非常に小型な共焦点顕微鏡を構成することができる。また、光の伝達にシングルモードファイバを用いているため、細い構成でしかも柔軟に光を導くことができる。また、シングルモードファイバのコア58をピンホールとして用いているため、非常に小さなピンホールの代用ができる。また、光学ユニット3からコネクタユニット9を外した際には、レーザが出射されない構成になっているため、安全である。また、レーザ光が間欠的に発せられるため、連続的に発せられる場合よりも、体内照射量を減らすことができる。また、コネクタユニット9の周辺に電気コネクタ15が設けられているため、プローブ4の基端部の構成を簡潔にできる。
【0036】
また、本実施形態では、フェルール29と光ファイバ17とが一体的に研磨されるとともに、フェルール29および光ファイバ17の端面に反射防止膜が設けられているため、光ファイバ17の端面からの戻り光を少なくできる。また、フェルール29とスキャニングミラー32との間の距離を規定する第1の間隔管30や、レンズ37とスキャニングミラー32との間の距離を規定する第2の間隔管39が設けられているため、組立てが容易である。また、略400nmの光源を用いているため、分解能が良い。また、光源に波長400nm可視光を用いているため、紫外光を用いるよりも安全である。
【0037】
なお、本実施形態では、レーザ光が間欠的に発せられているが、レーザ光を連続的に発するようにしても良い。また、本実施形態では、光ファイバとしてシングルモードファイバが使用されているが、マルチモードファイバを用いても良い。
【0038】
図12は本発明の第2の実施形態を示している。図示のように、本実施形態の光走査プローブ装置では、プローブ4が途中で分岐され、コネクタユニット9が光コネクタ9aと電気コネクタ9bとから成る。光コネクタ9aは光学ユニット3に対して着脱自在に接続され、電気コネクタ9bは制御部2に対して着脱自在に接続されている。なお、それ以外の構成は第1の実施形態と同一である。
【0039】
このような構成によれば、第1の実施形態と略同一の作用効果を得ることができるとともに、接続ケーブル10が不要となるため、第1の実施形態よりもシステム構成が簡潔になる。
【0040】
図13〜図19は本発明の第3の実施形態を示している。なお、本実施形態において、第1の実施形態と同一の構成部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
【0041】
図13に示されるように、本美施形態の光走査プローブ装置は、モニタ1と、制御部2と、光源装置としての光学ユニット70と、先端部73を有するプローブ72とを備えている。プローブ72は、その基端部に設けられたコネクタユニット(光コネクタ)71を介して、光学ユニット70に対して着脱自在に接続される。プローブ72には、様々な用途に用いられれるスイッチBOX186が設けられている。このスイッチBOX186は図示しないケーブルによって制御部2に接続されている。
【0042】
光学ユニット70は、光源である波長405nmのダイオードレーザ(以下、LDという)74と、光検出手段としてのフォトマルチプライヤ(以下、PMTという)ユニット75と、LD74とPMTユニット75とコネクタユニット71とを光学的に接続する分離手段としての4端子カプラ76とを有している。本実施形態において、LD74はレーザ光を連続的に発する。
【0043】
4端子カプラ76は、4つの端部76a,76b,76c,76dを有しており、端部76a,76bから入った光がそれぞれ分岐されて端部76c,76dに伝えられるとともに端部76c,76dから入った光がそれぞれ分岐されて端部76a,76bに伝えられるように構成されている。
【0044】
コネクタユニット71から延びる電気ケーブル81は、光学ユニット70の内部を経由するケーブル81を介して、制御部2の走査駆動回路13に接続されている。また、LD74は制御部2のレーザ駆動回路14に、PMTユニット75は制御部2の画像化回路11にそれぞれ接続されている。
【0045】
図14に示されるように、コネクタユニット71は、その中心部に設けられた光学コネクタ77と、光学コネクタ77の周囲に配置された電気コネクタ78とを有しており、光学ユニット70に接続されると、光学ユニット70に設けられた回転自在なフック86によって抜けないように固定される。
【0046】
プローブ4内およびコネクタユニット71内に挿通された光ファイバ79は、光学コネクタ77によって、光学ユニット70の4端子カプラ76の一端部76cに接続される。この時、光ファイバ79の端部を固定的に保持する光学ユニットのフェルール84がバネ85によって光学ユニット70に押し付けられるようになっている。
【0047】
また、プローブ72内およびコネクタユニット71内に挿通された電気ケーブル80は、電気コネクタ78によって、ケーブル81に接続されている。なお、プローブ72とコネクタユニット71との接続部は、この部位の折れを防止する折れ止め部材82によって保護されている。
【0048】
コネクタユニット71を光学ユニット70から取り外した状態が図15に示されている。この状態で、プローブ72を洗浄する場合には、図示のように、電気コネクタ78を覆うように水密キャップ83が取付けられる。この時、Oリング200によってコネクタユニット71の内部の水密が保たれる。また、キャップ83には弾性リップ184が設けられており、キャップ83をコネクタユニット71に捩じ込むことにより、この弾性リップ184が変形して、水密が保たれる構造になっている。
【0049】
図16は光学ユニット70側のコネクタ部を正面から見た図である。図示のように、光学ユニット70のコネクタ部には、コネクタ蓋185が回動自在に設けられている。このコネクタ蓋185は、光学ユニット70からコネクタユニット71が取り外されると、光学コネクタ77および電気コネクタ78が接続される部位を自動的に遮蔽して、レーザ光が外部に漏れ出ないようにする。光学コネクタ77および電気コネクタ78が光学ユニット70に接続された時のコネクタ蓋185の回動位置が図中に破線で示されている。
【0050】
次に、図17および図18を参照しながらプローブ72の先端部73の構造について説明する。
【0051】
先端部73は、光学枠93と、光走査手段としての走査ユニット91と、先端カバーユニット92とを備えている。光学枠93はプローブ72のアウターチューブ94の先端部に固定されている。
【0052】
走査ユニット91は、光学枠93に固定されたベ一ス95を有している。べ一ス95は、容易に動かないように、後述するレンズ枠100や合焦手段としての対物レンズ101よりも重量が重く設定されている。べ一ス95には光ファイバ79の先端部が固定されている。
【0053】
べ一ス95の両側には薄板96が接着されている。薄板96には、厚み後方に分極された圧電素子89が接着されている。圧電素子89には、圧電素子89を駆動するためのケーブル80が接続されている。このケーブル80は、プローブ72の内部を通って、コネクタユニット71に接続されている。
【0054】
薄板96の先端部は中間部材97に固定されている。中間部材97には2枚の平行な薄板98a,98bが固定されている。薄板98a,98bには圧電素子99a,99bが接着されている。薄板98a,98bの先端にはレンズ枠100が固定され、レンズ枠100には対物レンズ101と光学ファイバ79の先端部を固定的に保持するフェルール102とが固定されている。なお、光ファイバ79は、フェルール102に固定された後、先端部がフェルール102と一体的に研磨され、さらに反射防止膜が設けられる。また、圧電素子99a,99bはケーブル80を介してコネクタユニット71に接続されている。
【0055】
本実施形態において、光ファイバ79には、低モード数のマルチモードファイバが使用される。例えば波長1300nm用のシングルモードファイバを、本実施形態の405nmで使用すると、波長がカットオフ波長よりも短くなるため、複数のモードが立つ状態となる。本実施形態では、このような状態のファイバを使用する。また、対物レンズ101には開口数が0.3以上のものが選択される。
【0056】
先端カバーユニット92は、カバーホルダ103と、カバーホルダ103に固定されたカバーガラス104とからなり、カバーホルダ103は光学枠93の先端部に固定されている。この構造により、プローブ72の先端部は密閉される。
【0057】
図19はプローブ72を内視鏡と組み合わせて使用した状態を示している。内視鏡の先端部105には、内視鏡用の対物レンズ106と、対物レンズ106を洗浄するためのノズル107と、ライトガイド108と、鉗子用チャンネル109とが設けられている。プローブ72は内視鏡の鉗子用チャンネル109内に挿通されて使用される。また、プローブ72の先端部73の外表面にはバルーン110が設けられており、図示しない送気チューブを介して図示しないシリンジから流体がバルーン110内に供給されて、バルーン110が膨張されるようになっている。
【0058】
次に、上記構成の光走査プローブそうちの作用について説明する。
【0059】
まず、内視鏡の先端部105に対してプローブ72の先端部73を固定するために、バルーン110が膨張される。続いて、プローブ72の先端部73を観察対象組織112(図17参照)の被検部に押し当てる。この時、被検部は先端部73に対して固定されるため、画像ぶれが少なくなる。
【0060】
レーザ駆動回路14によってLD74が駆動されると、LD74からのレーザ光は、4端子カプラ76の端部76aに集光され、4端子カプラ76によって2ルートに分けられる。分けられたレーザ光の一方は、4端子カプラ76の端部76dに導かれるが、この端部76dには何も接続されておらず、また、カプラ76内の光ファイバの端部は屈折率のマッチングがとられているため、端部76dから4端子カプラ76に戻る光は殆どない。分けられたレーザ光の他方は、4端子カプラ76の端部76cからコネクタユニット71へと導かれる。また、コネクタユニット71に導かれた光は、光学コネクタ77から光ファイバ79によってプローブ72の先端部73に導かれる。
【0061】
光ファイバ79によってプローブ72の先端部73に導かれたレーザ光は、光ファイバ79の先端面からレンズ101に向けて出射される。この場合、光ファイバ79の先端部はフェルール102に固定されて一体的に研磨されているとともに、研磨された端面に反射防止膜が設けられているため、光ファイバ79の端面での反射光は極めて小さく抑えられる。
【0062】
光ファイバ79の端面のコア111から発せられた光は、レンズ101で集光され、カバーガラス104を透過して、観察対象物112の内部で焦点113を結ぶ。この焦点113からの反射光は、入射光と同じ光路を逆方向に通り、再び光ファイバ79のコア111で焦点を結び、光ファイバ79に入射される。この時、焦点113以外からの反射光は、入射光と同じ光路を通ることができず、光ファイバ79のコア111に殆ど入射できない。つまり、このコア111が小さいピンホールの働きをなし、共焦点顕微鏡と同等の解像度を持つようになる。この場合、コア系がある程度小さいほうが、画像の分解能は良くなるが、画像が暗くなる。シングルモードファイバよりもややコア系の大きい低モードのマルチモードファイバが、明るさと分解能の点から望ましい。
【0063】
この状態で、次に、制御部2の走査駆動回路13を動作させる。走査駆動回路13からの信号は、ケーブル81とコネクタユニットとケーブル80とを介して、各圧電素子89,99a,99bへと伝えられる。これにより、圧電素子89,99a,99bは、電圧に応じて伸縮するが、薄板96,98a,98bに貼られているため、薄板96,98a,98bを曲げるように動作する。具体的には、圧電素子99a,99bに極性が逆の交流を加えると、レンズホルダ100が振動し、これによって、レンズ101と光ファイバ79の先端部とが移動して、レーザ光の焦点113の位置がX方向(図17参照)に走査される。この場合、この系の共振周波数で駆動すると、大きな変位が得られるので望ましい。一方、走査駆動回路13によって圧電素子89を伸縮させると、レーザ光の焦点115の位置がX方向と垂直なY方向に走査される。この場合、Y方向の振動の周波数をX方向の走査の周波数よりも充分に遅くすることによって、焦点は図11のように走査面116を順に走査する。これに伴って、走査面116の各点の反射光が光ファイバ79によって伝えらる。
【0064】
観察対象組織112の各点の反射光は、光ファイバ79と光学コネクタ77とを介して、4端子カプラ76の端部76cに伝えられる。端部76cに伝えられた反射光は、4端子カプラ76で2ルートに分けられ、そのうちの一方の端部76bからPMTユニット75に導かれるとともに、PMTユニット75で電気信号に変換される。この電気信号は、PMTユニット75内の増幅回路で増幅されて、制御部2の画像化回路11に送られる。
【0065】
画像化回路11は、レーザ駆動回路14によってLD74が駆動されている時には、走査駆動回路13の駆動波形を参照して、PMTユニット75から送られてくる電気信号がどの焦点位置からの出力であるかを計算するとともに、この点における反射光の強さを計算し、モニタ1に表示させる。そして、画像化回路11は、これらを繰り返すことよって、走査面116の反射光をモニタ1に画像化するとともに、必要に応じて画像データを記録装置12に記録する。
【0066】
なお、本実施形態では、プローブ72に設けられたスイッチBOX186によって、レーザ光のON/OFFが可能になっており、観察時にのみレーザ光を照射できるようになっている。また、これらのスイッチによって、走査のON/OFFを行なったり、画像のフリーズをかけたり、フリーズを解除したりすることができるようになっている。
【0067】
以上の画像形成が完了して光走査プローブの使用が終了したら、次に、プローブ72を洗争する。この場合、コネクタユニット71に水密キャップ83が取り付けられ、○リング200および弾性リップ84によってコネクタユニット71内の水密が保たれる。
【0068】
以上説明したように、本実施形態の光走査プローブ装置によれば、コネクタユニット71を介して光学ユニット70からプローブ72のみを取り外すことができるため、プローブ72の洗浄を容易に行なうことができる。また、本実施形態の光走査プローブ装置によれば、光ファイバ79の先端部がフェルール102に固定的に保持されているため、光ファイバ79の先端部が破損しにくく、しかも、取り扱いが容易である。
【0069】
また、本実施形態では、小さなスキャニングミラーと光ファイバを用いることにより、非常に小型な共焦点顕微鏡を構成することができる。また、低モードのマルチモードファイバのコア111をピンホールとして用いているため、第1の実施形態よりも明るい画像が得られる。また、光学ユニット70からコネクタユニット71を取り外した時には、コネクタ蓋185によってレーザ光が外部に漏れ出ないようになっているため、安全である。また、光学コネクタ77と電気コネクタ78とが一体的に設けられているため、プローブ72の基端部の構成を簡潔にできる。
【0070】
また、本実施形態では、フェルール102と光ファイバ79とが一体的に研磨されるとともに、フェルール102および光ファイバ79の端面に反射防止膜が設けられているため、光ファイバ79の端面からの戻り光を少なくできる。また、略400nmの光源を用いているため、分解能が良い。また、光源に波長400nm以上の可視光を用いているため、紫外線を用いるよりも安全である。また、光ファイバ79の先端部とレンズ101とが一体で駆動されるため、光学系が単純になり、高性能な光学系を容易に製作することができる。また、X方向を共振周波数で駆動したため、X方向の走査範囲を大きくすることができる。
【0071】
なお、本実施形態では、レーザ光が連続的に発せられているが、レーザ光を間欠的に発するようにしても良い。また、本実施形態では、光ファイバとしてマルチモードファイバが使用されているが、シングルモードファイバを用いても良い。また、本実施形態では、スイッチBOX186がプローブ72に設けられているが、これに限らず、スイッチBOX186を内視鏡本体に設けても良い。無論、フットスイッチであっても良い。また、スイッチを光学ユニット70や制御部2に設けても良い。無論、他の場所に設けても良い。
【0072】
図20および図21は本発明の第4の実施形態を示している。本実施形態は、第3の実施形態の変形例であり、第3の実施形態におけるの先端カバーユニット92を先端カバーユニット120で置き換えた構成となっている。なお、それ以外の構成は第3の実施形態と同一である。
【0073】
本実施形態のカバーユニット120は、先端部が斜めにカットされた光学枠123の先端に固定され、カバーガラスホルダ121とカバーガラス122とからなる。これらの部材121,122は図のような角度で固定されている。
【0074】
このような構成では、焦点125を走査面124上で走査すると、走査面124は組織上の深さが変化していく面を走査するので、得られる画像は図22のように斜め断面となる。
【0075】
したがって、本実施形態によれば、第3の実施形態と同様の作用効果を得ることができるとともに、斜め断面を撮影することができ、深さの異なる部位の情報を得ることができる。
【0076】
なお、以上説明してきた技術内容によれば、以下に示されるような各種の構成が得られる。
【0077】
1.体腔内に挿入されるプローブと、
被検部に照射される光を形成する光源装置と、
前記光源装置からの光を前記プローブの先端に導くための光ファイバと、
前記光ファイバからの光を被検部に合焦させ、被検部からの光を前記光ファイバの端面に集光させる合焦手段と、
前記合焦手段によって合焦された焦点を被検部に対して走査する光走査手段と、
前記被検部からの戻り光の少なくとも一部を光源装置からの光の光路から分離する分離手段と、
前記分離手段によって分離された戻り光を検出する光検出手段と、
前記プローブを前記光源装置に対して着脱自在に接続する光コネクタと、
を具備することを特徴とする光走査プローブ装置。
【0078】
2.前記光走査手段は、走査ミラーによって光を走査することを特徴とする第1項に記載の光走査プローブ装置。
3.前記光走査手段は、合焦手段と光ファイバの先端部とを一体的に走査することを特徴とする第1項に記載の光走査プローブ装置。
4.前記光コネクタの光源装置側は、箱状の筐体に納められていることを特徴とする第1項に記載の光走査プローブ装置。
5.前記光コネクタを光源装置から取り外した時に光源装置からの光が外部に漏れ出ない構造を成していることを特徴とする第1項に記載の光走査プローブ装置。
【0079】
6.前記光源装置のON/OFFを行なうスイッチがプローブに設けられていることを特徴とする第1項に記載の光走査プローブ装置。
7.前記光源装置のON/OFFを行なうスイッチがプローブの周辺に設けられていることを特徴とする第1項に記載の光走査プローブ装置。
8.前記光源装置は間欠的に光を発することを特徴とする第1項に記載の光走査プローブ装置。
9.前記光源装置は連続的に光を発することを特徴とする第1項に記載の光走査プローブ装置。
10.前記光コネクタには、光走査手段のための電気コネクタが一体的に設けられていることを特数とする第1項に記載の光走査プローブ装置。
【0080】
11.走査手段のための電気コネクタが前記光コネクタの周辺に設けられていることを特徴とする第1項に記載の光走査プローブ装置。
12.走査手段のための電気コネクタが前記光コネクタとは別の部分に設けられていることを特徴とする第1項に記載の光走査プローブ装置。
13.前記光コネクタには、洗浄時に水密を維持するための防水キャップが備えられていることを特徴とする第1項に記載の光走査プローブ装置。
14.前記光コネクタが通信用の光コネクタであることを特徴とする第1項に記載の光走査プローブ装置。
15.前記光源装置は波長400nm以上の光源であることを特徴とする第1項に記載の光走査プローブ装置。
【0081】
16.前記光源装置は波長400nm〜500nmの半導体レーザであることを特徴とする第1項に記載の光走査プローブ装置。
17.前記光源装置は波長400nm〜450nmの半導体レーザであることを特徴とする第1項に記載の光走査プローブ装置。
18.前記光ファイバはモード数が少ないマルチモードファイバであることを特徴とする第1項に記載の光走査プローブ装置。
19.前記光ファイバがシングルモードファイバであることを特徴とする第1項に記載の光走査プローブ装置。
20.被検部に接触する部分が走査面に対して一定の角度を成していることを特徴とする第1項に記載の光走査プローブ装置。
【0082】
21.体腔内に挿入されるプローブと、
被検部に照射される光を形成する光源装置と、
前記光源装置からの光を前記プローブの先端に導くための光ファイバと、
前記光ファイバからの光を被検部に合焦させ、被検部からの光を前記光ファイバの端面に集光させる合焦手段と、
前記合焦手段によって合焦された焦点を被検部に対して走査する光走査手段と、
前記被検部からの戻り光の少なくとも一部を光源装置からの光の光路から分離する分離手段と、
前記分離手段によって分離された戻り光を検出する光検出手段と、
前記光ファイバの先端部を固定的に保持する硬質のフェルール部材と、
を具備することを特徴とする光走査プローブ装置。
【0083】
22.前記光走査手段は走査ミラーによって光を走査することを特徴とする第21項に記載の光走査プローブ装置。
23.前記光走査手段は、合焦手段と光ファイバの先端部とを一体的に走査することを特徴とする第21項に記載の光走査プローブ装置。
24.前記フェルール部材と光ファイバの先端部とが一体的に研磨されていることを特徴とする第21項に記載の光走査プローブ装置。
25.前記フェルール部材と光ファイバの先端部とには反射防止膜が施されていることを特徴とする第21項に記載の光走査プローブ装置。
【0084】
26.前記フェルール部材と走査ミラーとの間の距離を一定に保つための間隔調整部材を有していることを特徴とする第22項に記載の光走査プローブ装置。
27.前記走査ミラーと合焦手段との間の距離を一定に保つための間隔調整部材を有していることを特徴とする第22項に記載の光走査プローブ装置。
28.前記光源装置は波長400nm以上の光源であることを特徴とする第21項に記載の光走査プローブ装置。
29.前記光源装置は波長400nm〜500nmの半導体レーザであることを特徴とする第21項に記載の光走査プローブ装置。
30.前記光源装置は波長400nm〜450nmの半導体レーザであることを特徴とする第21項に記載の光走査プローブ装置。
【0085】
31.前記光ファイバはモード数が少ないマルチモードファイバであることを特徴とする第21項に記載の光走査プローブ装置。
32.前記光ファイバがシングルモードファイバであることを特徴とする第21項に記載の光走査プローブ装置。
33.被検部に接触する部分が走査面に対して一定の角度を成していることを特徴とする第21項に記載の光走査プローブ装置。
【0086】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、プローブの洗浄が容易で、光ファイバの先端部が破損しにくく、取り扱いが容易な光走査プローブ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る光走査プローブ装置の概略構成図である。
【図2】図1の光走査プローブ装置を構成する制御部のブロック図である。
【図3】図1の光走査プローブ装置を構成するコネクタユニットの断面図である。
【図4】図3のコネクタユニットの電気コネクタにキャップを取付けた状態を示す断面図である。
【図5】図3のコネクタユニットのコネクタにキャップを取付けた状態を示す断面図である
【図6】(a)は図1の光走査プローブ装置を構成するプローブの先端部の断面図、(b)は(a)のA−A線に沿う断面図である。
【図7】図6のプローブの先端部に設けられたスキャニングミラーの断面図である。
【図8】図7のスキャニングミラーのミラー部の平面図(導電層が形成されていない状態)である。
【図9】図7のスキャニングミラーのミラー部の平面図(導電層が形成された状態)である。
【図10】プローブの先端部を被検部に押し付けた状態を示す拡大断面図である。
【図11】被検部の走査面における走査軌跡を示すX−Y平面図である。
【図12】本発明の第2の実施形態に係る光走査プローブ装置の概略構成図である。
【図13】本発明の第3の実施形態に係る光走査プローブ装置の概略構成図である。
【図14】図13の光走査プローブ装置を構成するコネクタユニットの断面図である。
【図15】図14のコネクタユニットの電気コネクタにキャップを取付けた状態を示す断面図である。
【図16】図13の光走査プローブ装置を構成する光学ユニットのコネクタ部の平面図である。
【図17】図13の光走査プローブ装置を構成するプローブの先端部の断面図である。
【図18】図17のプローブの先端部内に設けられた走査ユニットの斜視図である。
【図19】図17のプローブが挿通された内視鏡の先端部の斜視図である。
【図20】本発明の第4の実施形態に係る光走査プローブ装置を構成するプローブの先端部を被検部に押し付けた状態を示す断面図である。
【図21】図20の光走査プローブ装置によって得られた被検部の断面画像である。
【符号の説明】
3,70…光学ユニット(光源装置)、4,72…プローブ、6,74…ダイオードレーザ(光源装置)、7,75…フォトマルチプライヤ(光検出手段)、8,76…4端子カプラ(分離手段)、9,9a,71…コネクタユニット(光コネクタ)、17,79…光ファイバ、32…スキャニングミラー(光走査手段)、37,101…レンズ(合焦手段)、91…走査ユニット(光走査手段)。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an optical scanning probe device that obtains an image of a test portion by optical scanning.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art An optical scanning probe device for obtaining an image of a test portion by optical scanning has been conventionally known. For example, U.S. Pat. No. 5,120,953 discloses a probe (endoscope) inserted into a body cavity, a light source device for forming light to irradiate an object to be examined, and a light from the light source device for the tip of the probe. There is disclosed an optical scanning probe device that includes an optical fiber for guiding the optical fiber, and scans the focal point by moving the tip of the optical fiber by an actuator to magnify and observe the tissue.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the device disclosed in the above-mentioned U.S. Patent, the light source device and the probe are integrated, and the probe is not separated from the light source device. Therefore, it is difficult to clean the probe. Further, since the optical fiber is used in a state where the distal end is exposed to the outside and is exposed, the distal end of the optical fiber is very easily damaged, and handling is difficult.
[0004]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide an optical scanning probe device in which the probe can be easily cleaned, the tip of the optical fiber is hardly damaged, and the handling is easy. It is in.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problem, an optical scanning probe device according to
[0006]
According to the optical scanning probe device according to the first aspect, only the probe can be removed from the light source device via the optical connector, so that the probe can be easily cleaned.
[0007]
An optical scanning probe device according to a second aspect is characterized in that the optical connector is provided integrally with an electrical connector for optical scanning means.
[0008]
The optical scanning probe device according to a third aspect is characterized in that the optical connector is provided with a watertight member for maintaining watertightness during cleaning.
[0009]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0010]
1 to 11 show a first embodiment of the present invention. As shown in FIG. 1, the optical scanning probe device according to the present embodiment includes a
[0011]
The
[0012]
As shown in FIG. 2, the
[0013]
As shown in FIG. 3, the
[0014]
FIG. 4 shows a state in which the
[0015]
FIG. 5 shows a state in which the
[0016]
FIG. 6 shows a cross section of the
[0017]
The
[0018]
A
[0019]
A
[0020]
A
[0021]
A
[0022]
Next, the
[0023]
The
[0024]
A
[0025]
Next, the operation of the optical scanning probe device having the above configuration will be described.
[0026]
FIG. 10 shows a state in which the
[0027]
The laser light emitted from the
[0028]
As shown in FIG. 10, the laser light guided to the
[0029]
The light emitted from the core 58 at the end face of the
[0030]
In this state, next, the
[0031]
The reflected light at each point of the
[0032]
When the
[0033]
When the above image formation is completed and the use of the optical scanning probe is completed, the
[0034]
As described above, according to the optical scanning probe device of the present embodiment, only the
[0035]
In this embodiment, a very small confocal microscope can be configured by using the
[0036]
Further, in the present embodiment, the
[0037]
In the present embodiment, the laser light is emitted intermittently, but the laser light may be emitted continuously. In this embodiment, a single mode fiber is used as the optical fiber, but a multimode fiber may be used.
[0038]
FIG. 12 shows a second embodiment of the present invention. As shown in the drawing, in the optical scanning probe device of the present embodiment, the
[0039]
According to such a configuration, substantially the same operation and effect as those of the first embodiment can be obtained, and the
[0040]
13 to 19 show a third embodiment of the present invention. Note that, in the present embodiment, the same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and description thereof will be omitted.
[0041]
As shown in FIG. 13, the optical scanning probe device according to the present embodiment includes a
[0042]
The
[0043]
The four-
[0044]
The
[0045]
As shown in FIG. 14, the
[0046]
The
[0047]
The
[0048]
FIG. 15 shows a state where the
[0049]
FIG. 16 is a front view of the connector unit on the
[0050]
Next, the structure of the
[0051]
The
[0052]
The
[0053]
A
[0054]
The tip of the
[0055]
In this embodiment, a low-mode-number multimode fiber is used as the
[0056]
The
[0057]
FIG. 19 shows a state where the
[0058]
Next, the operation of the optical scanning probe having the above configuration will be described.
[0059]
First, the
[0060]
When the
[0061]
The laser light guided to the
[0062]
Light emitted from the core 111 on the end face of the
[0063]
In this state, next, the
[0064]
The reflected light at each point of the
[0065]
When the
[0066]
In the present embodiment, the
[0067]
When the above-described image formation is completed and the use of the optical scanning probe is completed, the
[0068]
As described above, according to the optical scanning probe device of the present embodiment, only the
[0069]
In this embodiment, a very small confocal microscope can be configured by using a small scanning mirror and an optical fiber. Further, since the core 111 of the low-mode multimode fiber is used as a pinhole, a brighter image than that of the first embodiment can be obtained. When the
[0070]
Further, in the present embodiment, the
[0071]
In this embodiment, the laser light is emitted continuously, but the laser light may be emitted intermittently. In this embodiment, a multi-mode fiber is used as an optical fiber, but a single-mode fiber may be used. In the present embodiment, the
[0072]
FIGS. 20 and 21 show a fourth embodiment of the present invention. This embodiment is a modified example of the third embodiment, and has a configuration in which the
[0073]
The
[0074]
In such a configuration, when the
[0075]
Therefore, according to the present embodiment, the same operation and effect as those of the third embodiment can be obtained, and at the same time, an oblique cross section can be photographed, and information on portions having different depths can be obtained.
[0076]
According to the technical contents described above, various configurations as described below can be obtained.
[0077]
1. A probe inserted into a body cavity,
A light source device for forming light to be applied to the test portion,
An optical fiber for guiding light from the light source device to the tip of the probe,
Focusing means for focusing light from the optical fiber on the target portion, and condensing light from the target portion on the end face of the optical fiber,
Light scanning means for scanning the target portion with the focus focused by the focusing means,
Separating means for separating at least a part of the return light from the test section from the optical path of the light from the light source device,
Light detection means for detecting the return light separated by the separation means,
An optical connector that detachably connects the probe to the light source device,
An optical scanning probe device comprising:
[0078]
2. 2. The optical scanning probe device according to
3. 2. The optical scanning probe device according to
4. The optical scanning probe device according to
5. 2. The optical scanning probe device according to
[0079]
6. 2. The optical scanning probe device according to
7. 2. The optical scanning probe device according to
8. The optical scanning probe device according to
9. The optical scanning probe device according to
10. 2. The optical scanning probe device according to
[0080]
11. 2. The optical scanning probe device according to
12. 2. The optical scanning probe device according to
13. 2. The optical scanning probe device according to
14. 2. The optical scanning probe device according to
15. 2. The optical scanning probe device according to
[0081]
16. 2. The optical scanning probe device according to
17. 2. The optical scanning probe device according to
18. 2. The optical scanning probe device according to
19. 2. The optical scanning probe device according to
20. 2. The optical scanning probe device according to
[0082]
21. A probe inserted into a body cavity,
A light source device for forming light to be applied to the test portion,
An optical fiber for guiding light from the light source device to the tip of the probe,
Focusing means for focusing light from the optical fiber on the target portion, and condensing light from the target portion on the end face of the optical fiber,
Light scanning means for scanning the target portion with the focus focused by the focusing means,
Separating means for separating at least a part of the return light from the test section from the optical path of the light from the light source device,
Light detection means for detecting the return light separated by the separation means,
A hard ferrule member that fixedly holds the tip of the optical fiber,
An optical scanning probe device comprising:
[0083]
22. 22. The optical scanning probe device according to
23. 22. The optical scanning probe device according to
24. 22. The optical scanning probe device according to
25. 22. The optical scanning probe device according to
[0084]
26. 23. The optical scanning probe device according to
27. 23. The optical scanning probe device according to
28. 22. The optical scanning probe device according to
29. The optical scanning probe device according to
30. 22. The optical scanning probe device according to
[0085]
31. 22. The optical scanning probe device according to
32. 22. The optical scanning probe device according to
33. 22. The optical scanning probe device according to
[0086]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to provide an optical scanning probe device in which the probe can be easily cleaned, the tip of the optical fiber is hardly damaged, and the handling is easy.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram of an optical scanning probe device according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a block diagram of a control unit included in the optical scanning probe device of FIG.
FIG. 3 is a sectional view of a connector unit constituting the optical scanning probe device of FIG.
FIG. 4 is a sectional view showing a state where a cap is attached to the electric connector of the connector unit of FIG. 3;
5 is a sectional view showing a state where a cap is attached to the connector of the connector unit of FIG. 3;
6A is a cross-sectional view of a distal end portion of a probe constituting the optical scanning probe device of FIG. 1, and FIG. 6B is a cross-sectional view taken along line AA of FIG.
FIG. 7 is a sectional view of a scanning mirror provided at a distal end portion of the probe of FIG. 6;
8 is a plan view of a mirror portion of the scanning mirror of FIG. 7 (a state where a conductive layer is not formed).
FIG. 9 is a plan view (in a state where a conductive layer is formed) of a mirror portion of the scanning mirror of FIG. 7;
FIG. 10 is an enlarged cross-sectional view showing a state in which the tip of the probe is pressed against a test portion.
FIG. 11 is an XY plan view showing a scanning trajectory on a scanning surface of a test portion.
FIG. 12 is a schematic configuration diagram of an optical scanning probe device according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 13 is a schematic configuration diagram of an optical scanning probe device according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 14 is a sectional view of a connector unit constituting the optical scanning probe device of FIG.
FIG. 15 is a sectional view showing a state where a cap is attached to the electric connector of the connector unit of FIG. 14;
FIG. 16 is a plan view of a connector section of an optical unit constituting the optical scanning probe device of FIG.
FIG. 17 is a sectional view of a tip portion of a probe constituting the optical scanning probe device of FIG.
FIG. 18 is a perspective view of a scanning unit provided in the distal end portion of the probe of FIG.
FIG. 19 is a perspective view of a distal end portion of the endoscope into which the probe of FIG. 17 has been inserted.
FIG. 20 is a cross-sectional view showing a state in which a tip of a probe constituting an optical scanning probe device according to a fourth embodiment of the present invention is pressed against a portion to be measured.
21 is a cross-sectional image of a test portion obtained by the optical scanning probe device of FIG.
[Explanation of symbols]
3, 70: Optical unit (light source device), 4, 72: Probe, 6, 74: Diode laser (light source device), 7, 75: Photomultiplier (light detecting means), 8, 76: 4-terminal coupler (separation) Means, 9, 9a, 71 ... connector unit (optical connector), 17, 79 ... optical fiber, 32 ... scanning mirror (optical scanning means), 37, 101 ... lens (focusing means), 91 ... scanning unit (light) Scanning means).
Claims (3)
被検部に照射される光を形成する光源装置と、
前記光源装置からの光を前記プローブの先端に導くための光ファイバと、
前記光ファイバからの光を被検部に合焦させ、被検部からの光を前記光ファイバの端面に集光させる合焦手段と、
前記合焦手段によって合焦された焦点を被検部に対して走査する光走査手段と、
被検部からの戻り光の少なくとも一部を光源装置からの光の光路から分離する分離手段と、
前記分離手段によって分離された戻り光を検出する光検出手段と、
前記プローブを前記光源装置に対して着脱自在に接続する光コネクタと、
を具備することを特徴とする光走査プローブ装置。A probe inserted into a body cavity,
A light source device for forming light to be applied to the test portion,
An optical fiber for guiding light from the light source device to the tip of the probe,
Focusing means for focusing light from the optical fiber on the target portion, and condensing light from the target portion on the end face of the optical fiber,
Light scanning means for scanning the target portion with the focus focused by the focusing means,
Separating means for separating at least a part of the return light from the test portion from the optical path of the light from the light source device,
Light detection means for detecting the return light separated by the separation means,
An optical connector that detachably connects the probe to the light source device,
An optical scanning probe device comprising:
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