JP2004024888A - Optical scanning probe apparatus - Google Patents

Optical scanning probe apparatus Download PDF

Info

Publication number
JP2004024888A
JP2004024888A JP2003203807A JP2003203807A JP2004024888A JP 2004024888 A JP2004024888 A JP 2004024888A JP 2003203807 A JP2003203807 A JP 2003203807A JP 2003203807 A JP2003203807 A JP 2003203807A JP 2004024888 A JP2004024888 A JP 2004024888A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical
light
probe
connector
scanning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003203807A
Other languages
Japanese (ja)
Inventor
Hiroyuki Yamamiya
山宮 広之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP2003203807A priority Critical patent/JP2004024888A/en
Publication of JP2004024888A publication Critical patent/JP2004024888A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an optical scanning probe apparatus wherein a probe is easy to wash and a distal end of an optical fiber is less likely to be broken and which is easy to handle. <P>SOLUTION: This apparatus is provided with: the probe 4 to be inserted to a celom; a diode laser 6 for emitting light with which a portion to be examined is irradiated; the optical fiber 17 for guiding the light from the diode laser 6 to a distal end of the probe 4; a lens 37 for focusing the light from the optical fiber 17 on the portion to be examined and condensing the light from the portion to be examined on the end face of the optical fiber; a scanning mirror 32 for scanning the portion to be examined with a focal point focused by the lens 37; a 4-terminal coupler 8 for separating at least a part of the light returned from the portion to be examined from an optical path of the light from the diode laser 6; a PMT unit 7 for detecting the returned light separated by the 4-terminal coupler 8; and a connector unit 9 for connecting the probe 4 to the diode laser 6 in an attachable and detachable manner. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被検部の画像を光走査によって得る光走査プローブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
被検部の画像を光走査によって得る光走査プローブ装置は従来から知られている。例えば、米国特許第5120953号には、体腔内に挿入されるプローブ(内視鏡)と、被検部に照射される光を形成する光源装置と、前記光源装置からの光を前記プローブの先端に導くための光ファイバとを備え、光ファイバの先端をアクチュエータによって動かすことにより焦点を走査して、組織を拡大観察する光走査プローブ装置が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記米国特許に開示されている装置は、光源装置とプローブとが一体となっており、プローブを光源装置側から分離できる構造にはなっていないため、プローブの洗浄が困難である。また、光ファイバの先端部が外部に露出してむき出した状態で使用されるため、光ファイバの先端部が非常に破損し易く、取り扱いが困難である。
【0004】
本発明は前記事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、プローブの洗浄が容易で、光ファイバの先端部が破損しにくく、取り扱いが容易な光走査プローブ装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項1に記載された光走査プローブ装置は、体腔内に挿入されるプローブと、被検部に照射される光を形成する光源装置と、前記光源装置からの光を前記プローブの先端に導くための光ファイバと、前記光ファイバからの光を被検部に合焦させ、被検部からの光を前記光ファイバの端面に集光させる合焦手段と、前記合焦手段によって合焦された焦点を被検部に対して走査する光走査手段と、被検部からの戻り光の少なくとも一部を光源装置からの光の光路から分離する分離手段と、前記分離手段によって分離された戻り光を検出する光検出手段と、前記プローブを前記光源装置に対して着脱自在に接続する光コネクタとを具備することを特徴とする。
【0006】
この請求項1に記載された光走査プローブ装置によれば、光コネクタを介して光源装置からプローブのみを取り外すことができるため、プローブの洗浄を容易に行なうことができる。
【0007】
また、請求項2に記載された光走査プローブ装置は、前記光コネクタには、光走査手段のための電気コネクタが一体的に設けられていることを特徴とする。
【0008】
また、請求項3に記載された光走査プローブ装置は、前記光コネクタには、洗浄時に水密を維持するための水密部材が備えられていることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
【0010】
図1〜図11は本発明の第1の実施形態を示している。図1に示されるように、本実施形態に係る光走査プローブ装置は、モニタ1と、制御部2と、光源装置としての光学ユニット3と、プローブ4とを備えている。プローブ4は、その基端に設けられたコネクタユニット(光コネクタ)9を介して、光学ユニット3に着脱自在に接続される。
【0011】
光学ユニット3は、光源である波長405nmのダイオードレーザ(以下、LDという)6と、光検出手段としてのフォトマルチプライヤ(以下、PMTという)ユニット7と、LD6とPMTユニット7とコネクタユニット9とを光学的に接続する分離手段としての4端子カプラ8とを有している。4端子カプラ8は、4つの端部8a,8b,8c,8dを有しており、端部8a,8bから入った光がそれぞれ分岐されて端部8c,8dに伝えられるとともに端部8c,8dから入った光がそれぞれ分岐されて端部8a,8bに伝えられるように構成されている。
【0012】
図2に示されるように、制御部2は、画像化回路11と、記録装置12と、走査駆動回路13と、レーザ駆動回路14とを有している。画像化回路11には、記録装置12と走査駆動回路13とレーザ駆動回路14とがそれぞれ接続されている。また、走査駆動回路13は、接続ケーブル10を介して、コネクタユニット9に着脱自在に接続される。また、レーザ駆動回路14はケーブルを介して光学ユニット3のLD6に接続され、画像化回路11はケーブルを介して光学ユニット3のPMTユニット7に接続されている。また、制御部2はモニタ1に接続されている。
【0013】
図3に示されるように、コネクタユニット9は、電気コネクタ15と通信用FCコネクタ16とを有している。プローブ4内およびコネクタユニット9内に挿通された光ファイバ17は、FCコネクタ16を介して、光学ユニット3の4端子カプラ8の一端部8cに接続される。また、FCコネクタ16が接続される光学ユニット3の部位には、光学ユニット3に対するFCコネクタ16の接続状態を検知する検知スイッチ64が設けられている。この検知スイッチ64は、図示しないケーブルを介して、制御部2のレーザ駆動回路14に接続されている。また、プローブ4内およびコネクタユニット9内に挿通された電気ケーブル18は、電気コネクタ15を介して、接続ケーブル10に接続される。なお、プローブ4とコネクタユニット9との接続部は、この部位の折れを防止する折れ止め部材19によって保護されている。
【0014】
コネクタユニット9の電気コネクタ15から接続ケーブル10を取り外した状態が図4に示されている。この状態で、プローブ4を洗浄する場合には、図示のように、電気コネクタ15を覆うように水密キャップ20が取付けられる。この時、Oリング200によってコネクタユニット9の内部の水密が保たれる。また、キャップ20には弾性リップ22が設けられており、キャップ20をコネクタユニット9に捩じ込むことにより、この弾性リップ22が変形して、水密が保たれる構造になっている。
【0015】
コネクタユニット9のFCコネクタ16を光学ユニット3から取り外した状態が図5に示されている。この状態で、プローブ4を洗浄する場合には、図示のように、FCコネクタ16を覆うように水密キャップ21が取付けられる。この場合も、Oリング200によってコネクタユニット9の内部の水密が保たれる。また、キャップ21にはゴム栓23が設けられている。プローブ4の水密チェックを行なう場合には、プローブ4を水中に沈め、ゴム栓23の部分から空気圧を加えて、水密チェックを行なうことができるようになっている。
【0016】
図6はプローブ4の先端部5の断面を示している。図示のように、プローブ4は、外皮を構成するチューブ24と、チューブ24内に配設されたコイルパイプ25とによって形成されている。なお、チューブ24およびコイルパイプ25の基端部はコネクタユニット9に固定されている。
【0017】
コイルパイプ25内には、電気ケーブル18と光ファイバ17とが挿通されている。また、コイルパイプ25の先端部は、プローブ4の先端部5内に配設されたコイルパイプ止め26に接着されている。また、コイルパイプ止め26にはガイドパイプ27が接着されている。そして、チューブ24の先端部が糸巻き接着部28でコイルパイプ止め26とガイドパイプ27とに固定されている。
【0018】
ガイドパイプ27にはジルコニア製フェルール29が固定されており、フェルール29の中心部には光ファイバ17が挿通されて接着されている。なお、フェルール29に光ファイバ17が接着された後、フェルール29と光ファイバ17の先端面は一体的に研磨され、研磨された先端面に図示しない反射防止膜が設けられる。また、フェルール29は、光通信に用いられている光コネクタのフェルール部材を加工したものが望ましい。光ファイバ17には、コア径の小さいシングルモードファイバが使用される。
【0019】
フェルール29には、第1の間隔管(間隔調整部材)30を介して、光走査手段としてのスキャニングミラー32を有するミラー台31が固定されている。この場合、第1の間隔管30は、フェルール29とスキャニングミラー32との間の距離を調節するために設けられる。また、スキャニングミラー32は、紫外線硬化接着剤によって、ミラー台31に固定されている。ミラー台31は、ガラスで製作されており、紫外線を透過する。スキャニングミラー32は、配線33とミラー台31に固定された垂直基板34とフレキシブル基板35とを介して、ケーブル18内の複数の心線36に接続されている。
【0020】
ガイドパイプ27の先端部にはレンズ枠38が固定されている。このレンズ枠38には合焦手段としてのレンズ37が接着固定されている。また、レンズ枠38は、第2の間隔管(間隔調整部材)39を介して、ミラー台31に固定されている。また、レンズ37の中心部付近にはミラー蒸着部45が設けられている。
【0021】
レンズ枠38には、第3の間隔管(間隔調整部材)42を介して、先端カバー41が固定されている。この先端カバー41は、また、ガイドパイプ27にも接着固定されている。先端カバー41にはカバーガラス40が固定されている。なお、ガイドパイプ27と先端カバー41との間の隙間43は接着剤で埋められている。また、光学部材が組み込まれた先端部5内に異物が混入したり圧力が作用することを防ぐため、先端部5内にはフェルール29の基端側でシリコン接着剤44が封入されている。このように、ガイドパイプ27を基準に光学部材を組立てると、組立精度が向上する。
【0022】
次に、図7〜図9を参照しながらスキャニングミラー32について詳細に説明する。
【0023】
スキャニングミラー32は抵抗値が低いシリコン基板50から成る。シリコン基板50の表面には、適切にマスクをしてエッチングを行なうことにより、窪み51が形成されている。また、基板50の裏面にも、エッチングによって、窪み部48と貫通穴47とが形成されている。窪み部48には、フェルール29の先端部が挿入される。なお、基板50は配線33を介してグランドに接続されている。
【0024】
シリコン基板50上にはプレート52が接着されている。このプレート52は、基板50上の酸化物層によって、基板50から電気的に絶縁されている。プレート52の上面には、適切にマスクをすることによって、窒化膜53が設けられる。窒化膜53は、ミラー部49に必要な部分を残して、エッチングされる。この時のミラー部49をプレート52の上面から見た図が図8に示されている。図中、黒塗りされた部分53aは窒化膜53を設けていなかった部分である。窒化膜53の上に導電層を形成して、スキャニングミラー32の電極54a,54b,54c,54dとミラー部49と配線55a,55b,55c,55dとが製作された状態が図9に示されている。この場合、電極54a,54bはミラーの役割も兼ねている。この状態で、適切にエッチングを行なうことにより、窒化膜53に覆われていない部分が取り除かれる。この時、ヒンジ部56,57は両側からアンダーエッチされることにより窒化膜53の部分のみが残り、その部分を軸にして中心部55が回転できるようになる。また、中心部55の中心には中心穴46が設けられている。また、電極54a,54b,54c,54dは、配線33と垂直基板34とフレキシブル基板35とケーブル18とを介して、制御部2に接続されている。
【0025】
次に、上記構成の光走査プローブ装置の作用について説明する。
【0026】
プローブ4を体腔内に挿入してプローブ4の先端部5を観察対象組織60に押し付けた状態が図10に示されている。コネクタユニット9のFCコネクタ16が光学ユニット3に接続されて検知スイッチ64がONになった状態の時にのみ、レーザ駆動回路14によってLD6が駆動され、LD6からレーザ光が発せられる。この場合、レーザ駆動回路14はLD6を間欠的に駆動させる。すなわち、レーザ駆動回路14は、例えばLD6を0.1秒駆動させた後に停止させ、0.9秒の間隔をもって再びLD6を0.1秒駆動させるといった間欠的な駆動を行なうことによって、照射量を調節する。
【0027】
LD6から発せられたレーザ光は、4端子カプラ8の一端部8aに集光され、4端子カプラ8によって2ルートに分けられる。分けられたレーザ光の一方は、4端子カプラ8の端部8dに導かれるが、この端部8dには何も接続されておらず、また、カプラ8内の光ファイバの端部は屈折率のマッチングがとられているため、端部8dから4端子カプラ8に戻る光は殆どない。分けられたレーザ光の他方は、4端子カプラ8の端部8cからコネクタユニット9へと導かれる。また、コネクタユニット9に導かれた光は、FCコネクタ16から光ファイバ17によってプローブ4の先端部5に導かれる。先端部5における光路が図10に破線で示されている。
【0028】
図10に示されるように、光ファイバ17によってプローブ4の先端部5に導かれたレーザ光は、光ファイバ17の先端面からレンズ37に向けて出射される。この場合、光ファイバ17の先端部はフェルール29に固定されて一体的に研磨されているとともに、研磨された端面に反射防止膜が設けられているため、光ファイバ17の端面での反射光は極めて小さく抑えられる。
【0029】
光ファイバ17の端面のコア58から出射された光は、シリコン基板50の貫通穴47とミラー部49の中心穴46とを通って、レンズ37へ向かう。この光は、レンズ37の表面に設けられたミラー蒸着45によって反射されるとともに、広がりながらスキャニングミラー32のミラー部49へ向かい、ミラー部49で反射される。続いて、ミラー部49で反射された光は、レンズ37で集光され、カバーガラス40を通って焦点59を結ぶ。プローブ4の先端部5は観察対象組織60に押し付けられており、焦点59はこの観察対象組織60の表層付近に位置するようになる。この焦点59からの反射光は、入射光と同じ光路を逆方向に通り、再び光ファイバ17のコア58で焦点を結び、光ファイバ17に入射される。この時、焦点59以外からの反射光は、入射光と同じ光路を通ることができず、光ファイバ17のコア58に殆ど入射できない。つまり、このコア58が小さいピンホールの働きをなし、共焦点顕微鏡と同等の解像度を持つようになる。
【0030】
この状態で、次に、制御部2の走査駆動回路13を動作させる。走査駆動回路13からの信号は、ケーブル10、コネクタユニット9、ケーブル18、フレキシブル基板35、垂直基板34、配線33をそれぞれ介して、スキャニングミラー32へと伝えられる。スキャニングミラー32へ伝えられた信号は、スキャニングミラー32の電極54a,54b(図9参照)を交互に正に帯電させる。ここで、基板50はグランドに接続されているため、スキャニングミラー32の電極54a,54bはそれぞれ静電気力で基板50と引き合い、ミラー部49の中心部55がヒンジ57(図8および図9参照)を回転軸にして振動する。これに伴って、レーザ光の焦点59の位置は走査面63のX方向(図10および図11参照)に走査される。一方、電極54c,54d(図9参照)が交互に正に帯電されることによって、ミラー部49の中心部55がヒンジ56(図8および図9参照)を回転軸にして振動し、レーザ光の焦点59の位置が走査面63のY方向(X方向と垂直な方向…図11参照)に走査される。ここで、Y方向の振動の周波数をX方向の走査の周波数よりも充分に遅くすることによって、焦点は図11のように観察対象組織60の走査面63を順に走査する。なお、X方向の駆動周波数は、スキャニングミラー32のX方向の回転の共振周波数と等しくすることが望ましい。
【0031】
観察対象組織60の各点の反射光は、光ファイバ17とFCコネクタ16とを介して、4端子カプラ8の端部8cに伝えられる。端部8cに伝えられた反射光は、4端子カプラ8で2ルートに分けられ、そのうちの一方の端部8bからPMTユニット7に導かれるとともに、PMTユニット7で電気信号に変換される。この電気信号は、PMTユニット7内の増幅回路で増幅されて、制御部2の画像化回路11に送られる。
【0032】
画像化回路11は、レーザ駆動回路14によってLD6が駆動されている時には、走査駆動回路13の駆動波形を参照して、PMTユニット7から送られてくる電気信号がどの焦点位置からの出力であるかを計算するとともに、この点における反射光の強さを計算し、モニタ1に表示させる。そして、画像化回路11は、これらを繰り返すことよって、走査面63の反射光をモニタ1に画像化するとともに、必要に応じて画像データを記録装置12に記録する。
【0033】
以上の画像形成が完了して光走査プローブの使用が終了したら、次に、プローブ4を洗争する。この場合、コネクタ15,16に水密キャップ20,21が取り付けられ、○リング200および弾性リップ22によってコネクタユニット9内の水密が保たれる。なお、プローブ4の水密をチェックする場合には、プローブ4を水中に沈め、キャップ21のゴム栓23の位置から空気圧を作用させる。
【0034】
以上説明したように、本実施形態の光走査プローブ装置によれば、コネクタユニット9を介して光学ユニット3からプローブ4のみを取り外すことができるため、プローブ4の洗浄を容易に行なうことができる。また、本実施形態の光走査プローブ装置によれば、光ファイバ17の先端部がフェルール29に固定的に保持されているため、光ファイバ17の先端部が破損しにくく、しかも、取り扱いが容易である。
【0035】
また、本実施形態では、小さなスキャニングミラー32と光ファイバ17を用いることにより、非常に小型な共焦点顕微鏡を構成することができる。また、光の伝達にシングルモードファイバを用いているため、細い構成でしかも柔軟に光を導くことができる。また、シングルモードファイバのコア58をピンホールとして用いているため、非常に小さなピンホールの代用ができる。また、光学ユニット3からコネクタユニット9を外した際には、レーザが出射されない構成になっているため、安全である。また、レーザ光が間欠的に発せられるため、連続的に発せられる場合よりも、体内照射量を減らすことができる。また、コネクタユニット9の周辺に電気コネクタ15が設けられているため、プローブ4の基端部の構成を簡潔にできる。
【0036】
また、本実施形態では、フェルール29と光ファイバ17とが一体的に研磨されるとともに、フェルール29および光ファイバ17の端面に反射防止膜が設けられているため、光ファイバ17の端面からの戻り光を少なくできる。また、フェルール29とスキャニングミラー32との間の距離を規定する第1の間隔管30や、レンズ37とスキャニングミラー32との間の距離を規定する第2の間隔管39が設けられているため、組立てが容易である。また、略400nmの光源を用いているため、分解能が良い。また、光源に波長400nm可視光を用いているため、紫外光を用いるよりも安全である。
【0037】
なお、本実施形態では、レーザ光が間欠的に発せられているが、レーザ光を連続的に発するようにしても良い。また、本実施形態では、光ファイバとしてシングルモードファイバが使用されているが、マルチモードファイバを用いても良い。
【0038】
図12は本発明の第2の実施形態を示している。図示のように、本実施形態の光走査プローブ装置では、プローブ4が途中で分岐され、コネクタユニット9が光コネクタ9aと電気コネクタ9bとから成る。光コネクタ9aは光学ユニット3に対して着脱自在に接続され、電気コネクタ9bは制御部2に対して着脱自在に接続されている。なお、それ以外の構成は第1の実施形態と同一である。
【0039】
このような構成によれば、第1の実施形態と略同一の作用効果を得ることができるとともに、接続ケーブル10が不要となるため、第1の実施形態よりもシステム構成が簡潔になる。
【0040】
図13〜図19は本発明の第3の実施形態を示している。なお、本実施形態において、第1の実施形態と同一の構成部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
【0041】
図13に示されるように、本美施形態の光走査プローブ装置は、モニタ1と、制御部2と、光源装置としての光学ユニット70と、先端部73を有するプローブ72とを備えている。プローブ72は、その基端部に設けられたコネクタユニット(光コネクタ)71を介して、光学ユニット70に対して着脱自在に接続される。プローブ72には、様々な用途に用いられれるスイッチBOX186が設けられている。このスイッチBOX186は図示しないケーブルによって制御部2に接続されている。
【0042】
光学ユニット70は、光源である波長405nmのダイオードレーザ(以下、LDという)74と、光検出手段としてのフォトマルチプライヤ(以下、PMTという)ユニット75と、LD74とPMTユニット75とコネクタユニット71とを光学的に接続する分離手段としての4端子カプラ76とを有している。本実施形態において、LD74はレーザ光を連続的に発する。
【0043】
4端子カプラ76は、4つの端部76a,76b,76c,76dを有しており、端部76a,76bから入った光がそれぞれ分岐されて端部76c,76dに伝えられるとともに端部76c,76dから入った光がそれぞれ分岐されて端部76a,76bに伝えられるように構成されている。
【0044】
コネクタユニット71から延びる電気ケーブル81は、光学ユニット70の内部を経由するケーブル81を介して、制御部2の走査駆動回路13に接続されている。また、LD74は制御部2のレーザ駆動回路14に、PMTユニット75は制御部2の画像化回路11にそれぞれ接続されている。
【0045】
図14に示されるように、コネクタユニット71は、その中心部に設けられた光学コネクタ77と、光学コネクタ77の周囲に配置された電気コネクタ78とを有しており、光学ユニット70に接続されると、光学ユニット70に設けられた回転自在なフック86によって抜けないように固定される。
【0046】
プローブ4内およびコネクタユニット71内に挿通された光ファイバ79は、光学コネクタ77によって、光学ユニット70の4端子カプラ76の一端部76cに接続される。この時、光ファイバ79の端部を固定的に保持する光学ユニットのフェルール84がバネ85によって光学ユニット70に押し付けられるようになっている。
【0047】
また、プローブ72内およびコネクタユニット71内に挿通された電気ケーブル80は、電気コネクタ78によって、ケーブル81に接続されている。なお、プローブ72とコネクタユニット71との接続部は、この部位の折れを防止する折れ止め部材82によって保護されている。
【0048】
コネクタユニット71を光学ユニット70から取り外した状態が図15に示されている。この状態で、プローブ72を洗浄する場合には、図示のように、電気コネクタ78を覆うように水密キャップ83が取付けられる。この時、Oリング200によってコネクタユニット71の内部の水密が保たれる。また、キャップ83には弾性リップ184が設けられており、キャップ83をコネクタユニット71に捩じ込むことにより、この弾性リップ184が変形して、水密が保たれる構造になっている。
【0049】
図16は光学ユニット70側のコネクタ部を正面から見た図である。図示のように、光学ユニット70のコネクタ部には、コネクタ蓋185が回動自在に設けられている。このコネクタ蓋185は、光学ユニット70からコネクタユニット71が取り外されると、光学コネクタ77および電気コネクタ78が接続される部位を自動的に遮蔽して、レーザ光が外部に漏れ出ないようにする。光学コネクタ77および電気コネクタ78が光学ユニット70に接続された時のコネクタ蓋185の回動位置が図中に破線で示されている。
【0050】
次に、図17および図18を参照しながらプローブ72の先端部73の構造について説明する。
【0051】
先端部73は、光学枠93と、光走査手段としての走査ユニット91と、先端カバーユニット92とを備えている。光学枠93はプローブ72のアウターチューブ94の先端部に固定されている。
【0052】
走査ユニット91は、光学枠93に固定されたベ一ス95を有している。べ一ス95は、容易に動かないように、後述するレンズ枠100や合焦手段としての対物レンズ101よりも重量が重く設定されている。べ一ス95には光ファイバ79の先端部が固定されている。
【0053】
べ一ス95の両側には薄板96が接着されている。薄板96には、厚み後方に分極された圧電素子89が接着されている。圧電素子89には、圧電素子89を駆動するためのケーブル80が接続されている。このケーブル80は、プローブ72の内部を通って、コネクタユニット71に接続されている。
【0054】
薄板96の先端部は中間部材97に固定されている。中間部材97には2枚の平行な薄板98a,98bが固定されている。薄板98a,98bには圧電素子99a,99bが接着されている。薄板98a,98bの先端にはレンズ枠100が固定され、レンズ枠100には対物レンズ101と光学ファイバ79の先端部を固定的に保持するフェルール102とが固定されている。なお、光ファイバ79は、フェルール102に固定された後、先端部がフェルール102と一体的に研磨され、さらに反射防止膜が設けられる。また、圧電素子99a,99bはケーブル80を介してコネクタユニット71に接続されている。
【0055】
本実施形態において、光ファイバ79には、低モード数のマルチモードファイバが使用される。例えば波長1300nm用のシングルモードファイバを、本実施形態の405nmで使用すると、波長がカットオフ波長よりも短くなるため、複数のモードが立つ状態となる。本実施形態では、このような状態のファイバを使用する。また、対物レンズ101には開口数が0.3以上のものが選択される。
【0056】
先端カバーユニット92は、カバーホルダ103と、カバーホルダ103に固定されたカバーガラス104とからなり、カバーホルダ103は光学枠93の先端部に固定されている。この構造により、プローブ72の先端部は密閉される。
【0057】
図19はプローブ72を内視鏡と組み合わせて使用した状態を示している。内視鏡の先端部105には、内視鏡用の対物レンズ106と、対物レンズ106を洗浄するためのノズル107と、ライトガイド108と、鉗子用チャンネル109とが設けられている。プローブ72は内視鏡の鉗子用チャンネル109内に挿通されて使用される。また、プローブ72の先端部73の外表面にはバルーン110が設けられており、図示しない送気チューブを介して図示しないシリンジから流体がバルーン110内に供給されて、バルーン110が膨張されるようになっている。
【0058】
次に、上記構成の光走査プローブそうちの作用について説明する。
【0059】
まず、内視鏡の先端部105に対してプローブ72の先端部73を固定するために、バルーン110が膨張される。続いて、プローブ72の先端部73を観察対象組織112(図17参照)の被検部に押し当てる。この時、被検部は先端部73に対して固定されるため、画像ぶれが少なくなる。
【0060】
レーザ駆動回路14によってLD74が駆動されると、LD74からのレーザ光は、4端子カプラ76の端部76aに集光され、4端子カプラ76によって2ルートに分けられる。分けられたレーザ光の一方は、4端子カプラ76の端部76dに導かれるが、この端部76dには何も接続されておらず、また、カプラ76内の光ファイバの端部は屈折率のマッチングがとられているため、端部76dから4端子カプラ76に戻る光は殆どない。分けられたレーザ光の他方は、4端子カプラ76の端部76cからコネクタユニット71へと導かれる。また、コネクタユニット71に導かれた光は、光学コネクタ77から光ファイバ79によってプローブ72の先端部73に導かれる。
【0061】
光ファイバ79によってプローブ72の先端部73に導かれたレーザ光は、光ファイバ79の先端面からレンズ101に向けて出射される。この場合、光ファイバ79の先端部はフェルール102に固定されて一体的に研磨されているとともに、研磨された端面に反射防止膜が設けられているため、光ファイバ79の端面での反射光は極めて小さく抑えられる。
【0062】
光ファイバ79の端面のコア111から発せられた光は、レンズ101で集光され、カバーガラス104を透過して、観察対象物112の内部で焦点113を結ぶ。この焦点113からの反射光は、入射光と同じ光路を逆方向に通り、再び光ファイバ79のコア111で焦点を結び、光ファイバ79に入射される。この時、焦点113以外からの反射光は、入射光と同じ光路を通ることができず、光ファイバ79のコア111に殆ど入射できない。つまり、このコア111が小さいピンホールの働きをなし、共焦点顕微鏡と同等の解像度を持つようになる。この場合、コア系がある程度小さいほうが、画像の分解能は良くなるが、画像が暗くなる。シングルモードファイバよりもややコア系の大きい低モードのマルチモードファイバが、明るさと分解能の点から望ましい。
【0063】
この状態で、次に、制御部2の走査駆動回路13を動作させる。走査駆動回路13からの信号は、ケーブル81とコネクタユニットとケーブル80とを介して、各圧電素子89,99a,99bへと伝えられる。これにより、圧電素子89,99a,99bは、電圧に応じて伸縮するが、薄板96,98a,98bに貼られているため、薄板96,98a,98bを曲げるように動作する。具体的には、圧電素子99a,99bに極性が逆の交流を加えると、レンズホルダ100が振動し、これによって、レンズ101と光ファイバ79の先端部とが移動して、レーザ光の焦点113の位置がX方向(図17参照)に走査される。この場合、この系の共振周波数で駆動すると、大きな変位が得られるので望ましい。一方、走査駆動回路13によって圧電素子89を伸縮させると、レーザ光の焦点115の位置がX方向と垂直なY方向に走査される。この場合、Y方向の振動の周波数をX方向の走査の周波数よりも充分に遅くすることによって、焦点は図11のように走査面116を順に走査する。これに伴って、走査面116の各点の反射光が光ファイバ79によって伝えらる。
【0064】
観察対象組織112の各点の反射光は、光ファイバ79と光学コネクタ77とを介して、4端子カプラ76の端部76cに伝えられる。端部76cに伝えられた反射光は、4端子カプラ76で2ルートに分けられ、そのうちの一方の端部76bからPMTユニット75に導かれるとともに、PMTユニット75で電気信号に変換される。この電気信号は、PMTユニット75内の増幅回路で増幅されて、制御部2の画像化回路11に送られる。
【0065】
画像化回路11は、レーザ駆動回路14によってLD74が駆動されている時には、走査駆動回路13の駆動波形を参照して、PMTユニット75から送られてくる電気信号がどの焦点位置からの出力であるかを計算するとともに、この点における反射光の強さを計算し、モニタ1に表示させる。そして、画像化回路11は、これらを繰り返すことよって、走査面116の反射光をモニタ1に画像化するとともに、必要に応じて画像データを記録装置12に記録する。
【0066】
なお、本実施形態では、プローブ72に設けられたスイッチBOX186によって、レーザ光のON/OFFが可能になっており、観察時にのみレーザ光を照射できるようになっている。また、これらのスイッチによって、走査のON/OFFを行なったり、画像のフリーズをかけたり、フリーズを解除したりすることができるようになっている。
【0067】
以上の画像形成が完了して光走査プローブの使用が終了したら、次に、プローブ72を洗争する。この場合、コネクタユニット71に水密キャップ83が取り付けられ、○リング200および弾性リップ84によってコネクタユニット71内の水密が保たれる。
【0068】
以上説明したように、本実施形態の光走査プローブ装置によれば、コネクタユニット71を介して光学ユニット70からプローブ72のみを取り外すことができるため、プローブ72の洗浄を容易に行なうことができる。また、本実施形態の光走査プローブ装置によれば、光ファイバ79の先端部がフェルール102に固定的に保持されているため、光ファイバ79の先端部が破損しにくく、しかも、取り扱いが容易である。
【0069】
また、本実施形態では、小さなスキャニングミラーと光ファイバを用いることにより、非常に小型な共焦点顕微鏡を構成することができる。また、低モードのマルチモードファイバのコア111をピンホールとして用いているため、第1の実施形態よりも明るい画像が得られる。また、光学ユニット70からコネクタユニット71を取り外した時には、コネクタ蓋185によってレーザ光が外部に漏れ出ないようになっているため、安全である。また、光学コネクタ77と電気コネクタ78とが一体的に設けられているため、プローブ72の基端部の構成を簡潔にできる。
【0070】
また、本実施形態では、フェルール102と光ファイバ79とが一体的に研磨されるとともに、フェルール102および光ファイバ79の端面に反射防止膜が設けられているため、光ファイバ79の端面からの戻り光を少なくできる。また、略400nmの光源を用いているため、分解能が良い。また、光源に波長400nm以上の可視光を用いているため、紫外線を用いるよりも安全である。また、光ファイバ79の先端部とレンズ101とが一体で駆動されるため、光学系が単純になり、高性能な光学系を容易に製作することができる。また、X方向を共振周波数で駆動したため、X方向の走査範囲を大きくすることができる。
【0071】
なお、本実施形態では、レーザ光が連続的に発せられているが、レーザ光を間欠的に発するようにしても良い。また、本実施形態では、光ファイバとしてマルチモードファイバが使用されているが、シングルモードファイバを用いても良い。また、本実施形態では、スイッチBOX186がプローブ72に設けられているが、これに限らず、スイッチBOX186を内視鏡本体に設けても良い。無論、フットスイッチであっても良い。また、スイッチを光学ユニット70や制御部2に設けても良い。無論、他の場所に設けても良い。
【0072】
図20および図21は本発明の第4の実施形態を示している。本実施形態は、第3の実施形態の変形例であり、第3の実施形態におけるの先端カバーユニット92を先端カバーユニット120で置き換えた構成となっている。なお、それ以外の構成は第3の実施形態と同一である。
【0073】
本実施形態のカバーユニット120は、先端部が斜めにカットされた光学枠123の先端に固定され、カバーガラスホルダ121とカバーガラス122とからなる。これらの部材121,122は図のような角度で固定されている。
【0074】
このような構成では、焦点125を走査面124上で走査すると、走査面124は組織上の深さが変化していく面を走査するので、得られる画像は図22のように斜め断面となる。
【0075】
したがって、本実施形態によれば、第3の実施形態と同様の作用効果を得ることができるとともに、斜め断面を撮影することができ、深さの異なる部位の情報を得ることができる。
【0076】
なお、以上説明してきた技術内容によれば、以下に示されるような各種の構成が得られる。
【0077】
1.体腔内に挿入されるプローブと、
被検部に照射される光を形成する光源装置と、
前記光源装置からの光を前記プローブの先端に導くための光ファイバと、
前記光ファイバからの光を被検部に合焦させ、被検部からの光を前記光ファイバの端面に集光させる合焦手段と、
前記合焦手段によって合焦された焦点を被検部に対して走査する光走査手段と、
前記被検部からの戻り光の少なくとも一部を光源装置からの光の光路から分離する分離手段と、
前記分離手段によって分離された戻り光を検出する光検出手段と、
前記プローブを前記光源装置に対して着脱自在に接続する光コネクタと、
を具備することを特徴とする光走査プローブ装置。
【0078】
2.前記光走査手段は、走査ミラーによって光を走査することを特徴とする第1項に記載の光走査プローブ装置。
3.前記光走査手段は、合焦手段と光ファイバの先端部とを一体的に走査することを特徴とする第1項に記載の光走査プローブ装置。
4.前記光コネクタの光源装置側は、箱状の筐体に納められていることを特徴とする第1項に記載の光走査プローブ装置。
5.前記光コネクタを光源装置から取り外した時に光源装置からの光が外部に漏れ出ない構造を成していることを特徴とする第1項に記載の光走査プローブ装置。
【0079】
6.前記光源装置のON/OFFを行なうスイッチがプローブに設けられていることを特徴とする第1項に記載の光走査プローブ装置。
7.前記光源装置のON/OFFを行なうスイッチがプローブの周辺に設けられていることを特徴とする第1項に記載の光走査プローブ装置。
8.前記光源装置は間欠的に光を発することを特徴とする第1項に記載の光走査プローブ装置。
9.前記光源装置は連続的に光を発することを特徴とする第1項に記載の光走査プローブ装置。
10.前記光コネクタには、光走査手段のための電気コネクタが一体的に設けられていることを特数とする第1項に記載の光走査プローブ装置。
【0080】
11.走査手段のための電気コネクタが前記光コネクタの周辺に設けられていることを特徴とする第1項に記載の光走査プローブ装置。
12.走査手段のための電気コネクタが前記光コネクタとは別の部分に設けられていることを特徴とする第1項に記載の光走査プローブ装置。
13.前記光コネクタには、洗浄時に水密を維持するための防水キャップが備えられていることを特徴とする第1項に記載の光走査プローブ装置。
14.前記光コネクタが通信用の光コネクタであることを特徴とする第1項に記載の光走査プローブ装置。
15.前記光源装置は波長400nm以上の光源であることを特徴とする第1項に記載の光走査プローブ装置。
【0081】
16.前記光源装置は波長400nm〜500nmの半導体レーザであることを特徴とする第1項に記載の光走査プローブ装置。
17.前記光源装置は波長400nm〜450nmの半導体レーザであることを特徴とする第1項に記載の光走査プローブ装置。
18.前記光ファイバはモード数が少ないマルチモードファイバであることを特徴とする第1項に記載の光走査プローブ装置。
19.前記光ファイバがシングルモードファイバであることを特徴とする第1項に記載の光走査プローブ装置。
20.被検部に接触する部分が走査面に対して一定の角度を成していることを特徴とする第1項に記載の光走査プローブ装置。
【0082】
21.体腔内に挿入されるプローブと、
被検部に照射される光を形成する光源装置と、
前記光源装置からの光を前記プローブの先端に導くための光ファイバと、
前記光ファイバからの光を被検部に合焦させ、被検部からの光を前記光ファイバの端面に集光させる合焦手段と、
前記合焦手段によって合焦された焦点を被検部に対して走査する光走査手段と、
前記被検部からの戻り光の少なくとも一部を光源装置からの光の光路から分離する分離手段と、
前記分離手段によって分離された戻り光を検出する光検出手段と、
前記光ファイバの先端部を固定的に保持する硬質のフェルール部材と、
を具備することを特徴とする光走査プローブ装置。
【0083】
22.前記光走査手段は走査ミラーによって光を走査することを特徴とする第21項に記載の光走査プローブ装置。
23.前記光走査手段は、合焦手段と光ファイバの先端部とを一体的に走査することを特徴とする第21項に記載の光走査プローブ装置。
24.前記フェルール部材と光ファイバの先端部とが一体的に研磨されていることを特徴とする第21項に記載の光走査プローブ装置。
25.前記フェルール部材と光ファイバの先端部とには反射防止膜が施されていることを特徴とする第21項に記載の光走査プローブ装置。
【0084】
26.前記フェルール部材と走査ミラーとの間の距離を一定に保つための間隔調整部材を有していることを特徴とする第22項に記載の光走査プローブ装置。
27.前記走査ミラーと合焦手段との間の距離を一定に保つための間隔調整部材を有していることを特徴とする第22項に記載の光走査プローブ装置。
28.前記光源装置は波長400nm以上の光源であることを特徴とする第21項に記載の光走査プローブ装置。
29.前記光源装置は波長400nm〜500nmの半導体レーザであることを特徴とする第21項に記載の光走査プローブ装置。
30.前記光源装置は波長400nm〜450nmの半導体レーザであることを特徴とする第21項に記載の光走査プローブ装置。
【0085】
31.前記光ファイバはモード数が少ないマルチモードファイバであることを特徴とする第21項に記載の光走査プローブ装置。
32.前記光ファイバがシングルモードファイバであることを特徴とする第21項に記載の光走査プローブ装置。
33.被検部に接触する部分が走査面に対して一定の角度を成していることを特徴とする第21項に記載の光走査プローブ装置。
【0086】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、プローブの洗浄が容易で、光ファイバの先端部が破損しにくく、取り扱いが容易な光走査プローブ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る光走査プローブ装置の概略構成図である。
【図2】図1の光走査プローブ装置を構成する制御部のブロック図である。
【図3】図1の光走査プローブ装置を構成するコネクタユニットの断面図である。
【図4】図3のコネクタユニットの電気コネクタにキャップを取付けた状態を示す断面図である。
【図5】図3のコネクタユニットのコネクタにキャップを取付けた状態を示す断面図である
【図6】(a)は図1の光走査プローブ装置を構成するプローブの先端部の断面図、(b)は(a)のA−A線に沿う断面図である。
【図7】図6のプローブの先端部に設けられたスキャニングミラーの断面図である。
【図8】図7のスキャニングミラーのミラー部の平面図(導電層が形成されていない状態)である。
【図9】図7のスキャニングミラーのミラー部の平面図(導電層が形成された状態)である。
【図10】プローブの先端部を被検部に押し付けた状態を示す拡大断面図である。
【図11】被検部の走査面における走査軌跡を示すX−Y平面図である。
【図12】本発明の第2の実施形態に係る光走査プローブ装置の概略構成図である。
【図13】本発明の第3の実施形態に係る光走査プローブ装置の概略構成図である。
【図14】図13の光走査プローブ装置を構成するコネクタユニットの断面図である。
【図15】図14のコネクタユニットの電気コネクタにキャップを取付けた状態を示す断面図である。
【図16】図13の光走査プローブ装置を構成する光学ユニットのコネクタ部の平面図である。
【図17】図13の光走査プローブ装置を構成するプローブの先端部の断面図である。
【図18】図17のプローブの先端部内に設けられた走査ユニットの斜視図である。
【図19】図17のプローブが挿通された内視鏡の先端部の斜視図である。
【図20】本発明の第4の実施形態に係る光走査プローブ装置を構成するプローブの先端部を被検部に押し付けた状態を示す断面図である。
【図21】図20の光走査プローブ装置によって得られた被検部の断面画像である。
【符号の説明】
3,70…光学ユニット(光源装置)、4,72…プローブ、6,74…ダイオードレーザ(光源装置)、7,75…フォトマルチプライヤ(光検出手段)、8,76…4端子カプラ(分離手段)、9,9a,71…コネクタユニット(光コネクタ)、17,79…光ファイバ、32…スキャニングミラー(光走査手段)、37,101…レンズ(合焦手段)、91…走査ユニット(光走査手段)。
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to an optical scanning probe device that obtains an image of a test portion by optical scanning.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art An optical scanning probe device for obtaining an image of a test portion by optical scanning has been conventionally known. For example, U.S. Pat. No. 5,120,953 discloses a probe (endoscope) inserted into a body cavity, a light source device for forming light to irradiate an object to be examined, and a light from the light source device for the tip of the probe. There is disclosed an optical scanning probe device that includes an optical fiber for guiding the optical fiber, and scans the focal point by moving the tip of the optical fiber by an actuator to magnify and observe the tissue.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the device disclosed in the above-mentioned U.S. Patent, the light source device and the probe are integrated, and the probe is not separated from the light source device. Therefore, it is difficult to clean the probe. Further, since the optical fiber is used in a state where the distal end is exposed to the outside and is exposed, the distal end of the optical fiber is very easily damaged, and handling is difficult.
[0004]
The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide an optical scanning probe device in which the probe can be easily cleaned, the tip of the optical fiber is hardly damaged, and the handling is easy. It is in.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problem, an optical scanning probe device according to claim 1 includes a probe inserted into a body cavity, a light source device that forms light to be irradiated on a target portion, and a light source device that emits light from the light source device. An optical fiber for guiding light to the tip of the probe, and focusing means for focusing light from the optical fiber on a test portion and condensing light from the test portion on an end face of the optical fiber, Light scanning means for scanning the focus to be focused on the target portion by the focusing means, separation means for separating at least a part of the return light from the test part from the optical path of the light from the light source device, A light detecting means for detecting the return light separated by the separating means, and an optical connector for detachably connecting the probe to the light source device.
[0006]
According to the optical scanning probe device according to the first aspect, only the probe can be removed from the light source device via the optical connector, so that the probe can be easily cleaned.
[0007]
An optical scanning probe device according to a second aspect is characterized in that the optical connector is provided integrally with an electrical connector for optical scanning means.
[0008]
The optical scanning probe device according to a third aspect is characterized in that the optical connector is provided with a watertight member for maintaining watertightness during cleaning.
[0009]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0010]
1 to 11 show a first embodiment of the present invention. As shown in FIG. 1, the optical scanning probe device according to the present embodiment includes a monitor 1, a control unit 2, an optical unit 3 as a light source device, and a probe 4. The probe 4 is detachably connected to the optical unit 3 via a connector unit (optical connector) 9 provided at the base end.
[0011]
The optical unit 3 includes a diode laser (hereinafter, referred to as LD) 6 having a wavelength of 405 nm as a light source, a photomultiplier (hereinafter, referred to as PMT) unit 7 as a light detecting unit, an LD 6, a PMT unit 7, and a connector unit 9. And a four-terminal coupler 8 as separating means for optically connecting the two. The four-terminal coupler 8 has four ends 8a, 8b, 8c, and 8d, and light entering from the ends 8a and 8b is branched and transmitted to the ends 8c and 8d, respectively. The light entering from 8d is branched and transmitted to ends 8a and 8b.
[0012]
As shown in FIG. 2, the control unit 2 has an imaging circuit 11, a recording device 12, a scanning drive circuit 13, and a laser drive circuit 14. A recording device 12, a scanning drive circuit 13, and a laser drive circuit 14 are connected to the imaging circuit 11, respectively. Further, the scanning drive circuit 13 is detachably connected to the connector unit 9 via the connection cable 10. The laser drive circuit 14 is connected to the LD 6 of the optical unit 3 via a cable, and the imaging circuit 11 is connected to the PMT unit 7 of the optical unit 3 via a cable. Further, the control unit 2 is connected to the monitor 1.
[0013]
As shown in FIG. 3, the connector unit 9 has an electric connector 15 and a communication FC connector 16. The optical fiber 17 inserted in the probe 4 and the connector unit 9 is connected to one end 8 c of the four-terminal coupler 8 of the optical unit 3 via the FC connector 16. Further, a detection switch 64 for detecting a connection state of the FC connector 16 to the optical unit 3 is provided at a portion of the optical unit 3 to which the FC connector 16 is connected. The detection switch 64 is connected to the laser drive circuit 14 of the control unit 2 via a cable (not shown). The electric cable 18 inserted into the probe 4 and the connector unit 9 is connected to the connection cable 10 via the electric connector 15. Note that the connection between the probe 4 and the connector unit 9 is protected by a fold-preventing member 19 for preventing this portion from being broken.
[0014]
FIG. 4 shows a state in which the connection cable 10 has been removed from the electric connector 15 of the connector unit 9. When cleaning the probe 4 in this state, a watertight cap 20 is attached so as to cover the electrical connector 15 as shown in the figure. At this time, the O-ring 200 keeps the inside of the connector unit 9 watertight. The cap 20 is provided with an elastic lip 22. When the cap 20 is screwed into the connector unit 9, the elastic lip 22 is deformed to maintain watertightness.
[0015]
FIG. 5 shows a state in which the FC connector 16 of the connector unit 9 has been removed from the optical unit 3. When cleaning the probe 4 in this state, a watertight cap 21 is attached so as to cover the FC connector 16 as shown in the figure. Also in this case, the watertightness inside the connector unit 9 is maintained by the O-ring 200. The cap 21 is provided with a rubber stopper 23. When checking the water tightness of the probe 4, the probe 4 is immersed in water, and air pressure is applied from the rubber stopper 23 to check the water tightness.
[0016]
FIG. 6 shows a cross section of the tip 5 of the probe 4. As shown in the drawing, the probe 4 is formed by a tube 24 forming an outer skin and a coil pipe 25 disposed in the tube 24. Note that the base ends of the tube 24 and the coil pipe 25 are fixed to the connector unit 9.
[0017]
The electric cable 18 and the optical fiber 17 are inserted into the coil pipe 25. Further, the tip of the coil pipe 25 is bonded to a coil pipe stopper 26 provided in the tip 5 of the probe 4. A guide pipe 27 is adhered to the coil pipe stopper 26. The distal end of the tube 24 is fixed to the coil pipe stopper 26 and the guide pipe 27 by a thread-bonding portion 28.
[0018]
A zirconia ferrule 29 is fixed to the guide pipe 27, and the optical fiber 17 is inserted and bonded to the center of the ferrule 29. After the optical fiber 17 is bonded to the ferrule 29, the tip surfaces of the ferrule 29 and the optical fiber 17 are polished integrally, and an anti-reflection film (not shown) is provided on the polished tip surface. The ferrule 29 is preferably formed by processing a ferrule member of an optical connector used for optical communication. As the optical fiber 17, a single mode fiber having a small core diameter is used.
[0019]
A mirror base 31 having a scanning mirror 32 as optical scanning means is fixed to the ferrule 29 via a first spacing tube (spacing adjusting member) 30. In this case, the first spacing tube 30 is provided to adjust the distance between the ferrule 29 and the scanning mirror 32. Further, the scanning mirror 32 is fixed to the mirror base 31 with an ultraviolet curing adhesive. The mirror base 31 is made of glass and transmits ultraviolet light. The scanning mirror 32 is connected to a plurality of core wires 36 in the cable 18 via a wiring 33, a vertical substrate 34 fixed to the mirror base 31, and a flexible substrate 35.
[0020]
A lens frame 38 is fixed to the tip of the guide pipe 27. A lens 37 as focusing means is adhered and fixed to the lens frame 38. The lens frame 38 is fixed to the mirror base 31 via a second spacing tube (spacing adjusting member) 39. Further, a mirror vapor deposition section 45 is provided near the center of the lens 37.
[0021]
A front cover 41 is fixed to the lens frame 38 via a third spacing tube (spacing adjusting member) 42. The tip cover 41 is also adhesively fixed to the guide pipe 27. The cover glass 40 is fixed to the front cover 41. The gap 43 between the guide pipe 27 and the tip cover 41 is filled with an adhesive. In addition, a silicone adhesive 44 is sealed in the distal end portion 5 at the base end side of the ferrule 29 in order to prevent foreign matter from entering the distal end portion 5 in which the optical member is incorporated and to prevent pressure from acting. In this way, assembling the optical member based on the guide pipe 27 improves the assembly accuracy.
[0022]
Next, the scanning mirror 32 will be described in detail with reference to FIGS.
[0023]
The scanning mirror 32 is made of a silicon substrate 50 having a low resistance value. On the surface of the silicon substrate 50, a depression 51 is formed by performing etching with an appropriate mask. Also, a recess 48 and a through hole 47 are formed on the back surface of the substrate 50 by etching. The tip of the ferrule 29 is inserted into the recess 48. The substrate 50 is connected to the ground via the wiring 33.
[0024]
A plate 52 is bonded on the silicon substrate 50. This plate 52 is electrically insulated from the substrate 50 by an oxide layer on the substrate 50. A nitride film 53 is provided on the upper surface of the plate 52 by appropriately masking. The nitride film 53 is etched leaving a portion necessary for the mirror portion 49. FIG. 8 shows the mirror 49 at this time as viewed from the upper surface of the plate 52. In the figure, a black portion 53a is a portion where the nitride film 53 is not provided. FIG. 9 shows a state in which a conductive layer is formed on the nitride film 53, and the electrodes 54a, 54b, 54c, and 54d of the scanning mirror 32, the mirror section 49, and the wirings 55a, 55b, 55c, and 55d are manufactured. ing. In this case, the electrodes 54a and 54b also serve as mirrors. In this state, a portion not covered with the nitride film 53 is removed by performing appropriate etching. At this time, since the hinge portions 56 and 57 are under-etched from both sides, only the nitride film 53 remains, and the center portion 55 can be rotated around the portion. A center hole 46 is provided at the center of the center portion 55. The electrodes 54a, 54b, 54c, and 54d are connected to the control unit 2 via the wiring 33, the vertical board 34, the flexible board 35, and the cable 18.
[0025]
Next, the operation of the optical scanning probe device having the above configuration will be described.
[0026]
FIG. 10 shows a state in which the probe 4 is inserted into the body cavity and the tip 5 of the probe 4 is pressed against the observation target tissue 60. Only when the FC connector 16 of the connector unit 9 is connected to the optical unit 3 and the detection switch 64 is turned on, the LD 6 is driven by the laser driving circuit 14 and the LD 6 emits a laser beam. In this case, the laser drive circuit 14 drives the LD 6 intermittently. That is, the laser drive circuit 14 intermittently drives, for example, the LD 6 to be driven for 0.1 second and then stopped, and then the LD 6 is driven again for 0.1 second at intervals of 0.9 second, so that the irradiation amount is increased. Adjust
[0027]
The laser light emitted from the LD 6 is focused on one end 8 a of the four-terminal coupler 8 and is divided into two routes by the four-terminal coupler 8. One of the divided laser beams is guided to the end 8d of the four-terminal coupler 8, but nothing is connected to the end 8d, and the end of the optical fiber in the coupler 8 has a refractive index. Are hardly returned to the four-terminal coupler 8 from the end 8d. The other of the divided laser beams is guided from the end 8 c of the four-terminal coupler 8 to the connector unit 9. The light guided to the connector unit 9 is guided from the FC connector 16 to the distal end portion 5 of the probe 4 by the optical fiber 17. The optical path at the tip 5 is indicated by a broken line in FIG.
[0028]
As shown in FIG. 10, the laser light guided to the distal end portion 5 of the probe 4 by the optical fiber 17 is emitted from the distal end surface of the optical fiber 17 toward the lens 37. In this case, the tip of the optical fiber 17 is fixed to the ferrule 29 and polished integrally, and the anti-reflection film is provided on the polished end face. It can be kept very small.
[0029]
The light emitted from the core 58 at the end face of the optical fiber 17 passes through the through hole 47 of the silicon substrate 50 and the center hole 46 of the mirror section 49 and travels toward the lens 37. This light is reflected by the mirror vapor deposition 45 provided on the surface of the lens 37, travels to the mirror 49 of the scanning mirror 32 while spreading, and is reflected by the mirror 49. Subsequently, the light reflected by the mirror unit 49 is condensed by the lens 37 and passes through the cover glass 40 to form a focal point 59. The tip 5 of the probe 4 is pressed against the observation target tissue 60, and the focal point 59 is located near the surface layer of the observation target tissue 60. The reflected light from the focal point 59 passes through the same optical path as the incident light in the opposite direction, is focused again by the core 58 of the optical fiber 17, and is incident on the optical fiber 17. At this time, the reflected light from other than the focal point 59 cannot pass through the same optical path as the incident light, and can hardly enter the core 58 of the optical fiber 17. That is, the core 58 functions as a small pinhole, and has a resolution equivalent to that of a confocal microscope.
[0030]
In this state, next, the scan drive circuit 13 of the control unit 2 is operated. A signal from the scanning drive circuit 13 is transmitted to the scanning mirror 32 via the cable 10, the connector unit 9, the cable 18, the flexible board 35, the vertical board 34, and the wiring 33, respectively. The signal transmitted to the scanning mirror 32 charges the electrodes 54a and 54b (see FIG. 9) of the scanning mirror 32 alternately positively. Here, since the substrate 50 is connected to the ground, the electrodes 54a and 54b of the scanning mirror 32 attract the substrate 50 by electrostatic force, respectively, and the center portion 55 of the mirror portion 49 is hinged 57 (see FIGS. 8 and 9). Vibrates around the axis of rotation. Along with this, the position of the focal point 59 of the laser beam is scanned in the X direction of the scanning surface 63 (see FIGS. 10 and 11). On the other hand, when the electrodes 54c and 54d (see FIG. 9) are alternately positively charged, the center portion 55 of the mirror portion 49 vibrates around the hinge 56 (see FIGS. 8 and 9) as a rotation axis, and the laser beam Is scanned in the Y direction (a direction perpendicular to the X direction... See FIG. 11) of the scanning surface 63. Here, by setting the frequency of the vibration in the Y direction sufficiently lower than the frequency of the scanning in the X direction, the focus sequentially scans the scanning surface 63 of the observation target tissue 60 as shown in FIG. It is desirable that the driving frequency in the X direction be equal to the resonance frequency of rotation of the scanning mirror 32 in the X direction.
[0031]
The reflected light at each point of the observation target tissue 60 is transmitted to the end 8 c of the four-terminal coupler 8 via the optical fiber 17 and the FC connector 16. The reflected light transmitted to the end 8c is divided into two routes by the four-terminal coupler 8, and is guided from one end 8b to the PMT unit 7 and converted into an electric signal by the PMT unit 7. This electric signal is amplified by the amplifier circuit in the PMT unit 7 and sent to the imaging circuit 11 of the control unit 2.
[0032]
When the LD 6 is driven by the laser drive circuit 14, the imaging circuit 11 refers to the drive waveform of the scan drive circuit 13, and the electrical signal sent from the PMT unit 7 is an output from which focus position. Is calculated, and the intensity of the reflected light at this point is calculated and displayed on the monitor 1. The imaging circuit 11 repeats these operations to image the reflected light from the scanning surface 63 on the monitor 1 and records image data on the recording device 12 as necessary.
[0033]
When the above image formation is completed and the use of the optical scanning probe is completed, the probe 4 is contended next. In this case, the watertight caps 20 and 21 are attached to the connectors 15 and 16, and the watertight inside the connector unit 9 is maintained by the O-ring 200 and the elastic lip 22. When checking the water tightness of the probe 4, the probe 4 is immersed in water, and air pressure is applied from the position of the rubber stopper 23 of the cap 21.
[0034]
As described above, according to the optical scanning probe device of the present embodiment, only the probe 4 can be removed from the optical unit 3 via the connector unit 9, so that the probe 4 can be easily cleaned. Further, according to the optical scanning probe device of the present embodiment, since the distal end of the optical fiber 17 is fixedly held by the ferrule 29, the distal end of the optical fiber 17 is hardly damaged, and the handling is easy. is there.
[0035]
In this embodiment, a very small confocal microscope can be configured by using the small scanning mirror 32 and the optical fiber 17. In addition, since a single mode fiber is used for transmitting light, the light can be guided flexibly with a thin configuration. Further, since the core 58 of the single mode fiber is used as a pinhole, a very small pinhole can be used instead. Further, when the connector unit 9 is detached from the optical unit 3, the configuration is such that the laser is not emitted, which is safe. In addition, since the laser light is emitted intermittently, the amount of irradiation in the body can be reduced as compared with the case where the laser light is emitted continuously. Further, since the electric connector 15 is provided around the connector unit 9, the configuration of the base end of the probe 4 can be simplified.
[0036]
Further, in the present embodiment, the ferrule 29 and the optical fiber 17 are polished integrally, and the ferrule 29 and the end face of the optical fiber 17 are provided with an antireflection film. Light can be reduced. Also, a first spacing tube 30 for defining the distance between the ferrule 29 and the scanning mirror 32 and a second spacing tube 39 for defining the distance between the lens 37 and the scanning mirror 32 are provided. Easy to assemble. Further, since a light source of approximately 400 nm is used, the resolution is good. Further, since visible light having a wavelength of 400 nm is used as a light source, it is safer than using ultraviolet light.
[0037]
In the present embodiment, the laser light is emitted intermittently, but the laser light may be emitted continuously. In this embodiment, a single mode fiber is used as the optical fiber, but a multimode fiber may be used.
[0038]
FIG. 12 shows a second embodiment of the present invention. As shown in the drawing, in the optical scanning probe device of the present embodiment, the probe 4 is branched on the way, and the connector unit 9 includes an optical connector 9a and an electrical connector 9b. The optical connector 9a is detachably connected to the optical unit 3, and the electric connector 9b is detachably connected to the control unit 2. The other configuration is the same as that of the first embodiment.
[0039]
According to such a configuration, substantially the same operation and effect as those of the first embodiment can be obtained, and the connection cable 10 is not required. Therefore, the system configuration is simpler than that of the first embodiment.
[0040]
13 to 19 show a third embodiment of the present invention. Note that, in the present embodiment, the same components as those in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and description thereof will be omitted.
[0041]
As shown in FIG. 13, the optical scanning probe device according to the present embodiment includes a monitor 1, a control unit 2, an optical unit 70 as a light source device, and a probe 72 having a distal end 73. The probe 72 is detachably connected to the optical unit 70 via a connector unit (optical connector) 71 provided at a base end thereof. The probe 72 is provided with a switch box 186 used for various applications. The switch box 186 is connected to the control unit 2 by a cable (not shown).
[0042]
The optical unit 70 includes a diode laser (hereinafter, referred to as an LD) 74 having a wavelength of 405 nm as a light source, a photomultiplier (hereinafter, referred to as a PMT) unit 75 as a light detecting unit, an LD 74, a PMT unit 75, and a connector unit 71. And a four-terminal coupler 76 as separating means for optically connecting the two. In the present embodiment, the LD 74 continuously emits laser light.
[0043]
The four-terminal coupler 76 has four ends 76a, 76b, 76c, and 76d, and the light entering from the ends 76a and 76b is branched and transmitted to the ends 76c and 76d, respectively. Light entering from 76d is branched and transmitted to ends 76a and 76b.
[0044]
The electric cable 81 extending from the connector unit 71 is connected to the scanning drive circuit 13 of the control unit 2 via the cable 81 passing through the inside of the optical unit 70. The LD 74 is connected to the laser drive circuit 14 of the control unit 2, and the PMT unit 75 is connected to the imaging circuit 11 of the control unit 2.
[0045]
As shown in FIG. 14, the connector unit 71 has an optical connector 77 provided at the center thereof and an electric connector 78 arranged around the optical connector 77, and is connected to the optical unit 70. Then, the optical unit 70 is fixed by a rotatable hook 86 provided so as not to come off.
[0046]
The optical fiber 79 inserted into the probe 4 and the connector unit 71 is connected to one end 76 c of the four-terminal coupler 76 of the optical unit 70 by the optical connector 77. At this time, the ferrule 84 of the optical unit that holds the end of the optical fiber 79 fixedly is pressed against the optical unit 70 by the spring 85.
[0047]
The electric cable 80 inserted into the probe 72 and the connector unit 71 is connected to the cable 81 by the electric connector 78. The connection between the probe 72 and the connector unit 71 is protected by a buckling member 82 for preventing this portion from being broken.
[0048]
FIG. 15 shows a state where the connector unit 71 is detached from the optical unit 70. When cleaning the probe 72 in this state, a watertight cap 83 is attached so as to cover the electrical connector 78 as shown in the figure. At this time, the O-ring 200 keeps the inside of the connector unit 71 watertight. Further, the cap 83 is provided with an elastic lip 184, and when the cap 83 is screwed into the connector unit 71, the elastic lip 184 is deformed to maintain watertightness.
[0049]
FIG. 16 is a front view of the connector unit on the optical unit 70 side. As shown in the figure, a connector cover 185 is rotatably provided at the connector section of the optical unit 70. When the connector unit 71 is detached from the optical unit 70, the connector lid 185 automatically shields a portion where the optical connector 77 and the electrical connector 78 are connected, so that the laser light does not leak outside. The rotational position of the connector cover 185 when the optical connector 77 and the electrical connector 78 are connected to the optical unit 70 is shown by a broken line in the figure.
[0050]
Next, the structure of the distal end portion 73 of the probe 72 will be described with reference to FIGS.
[0051]
The distal end portion 73 includes an optical frame 93, a scanning unit 91 as an optical scanning unit, and a distal end cover unit 92. The optical frame 93 is fixed to the distal end of the outer tube 94 of the probe 72.
[0052]
The scanning unit 91 has a base 95 fixed to the optical frame 93. The base 95 is set to be heavier than a lens frame 100 and an objective lens 101 as focusing means, which will be described later, so as not to move easily. The distal end of an optical fiber 79 is fixed to the base 95.
[0053]
A thin plate 96 is adhered to both sides of the base 95. A piezoelectric element 89 polarized backward in thickness is bonded to the thin plate 96. A cable 80 for driving the piezoelectric element 89 is connected to the piezoelectric element 89. The cable 80 passes through the inside of the probe 72 and is connected to the connector unit 71.
[0054]
The tip of the thin plate 96 is fixed to the intermediate member 97. Two parallel thin plates 98a and 98b are fixed to the intermediate member 97. Piezoelectric elements 99a, 99b are bonded to the thin plates 98a, 98b. A lens frame 100 is fixed to the distal ends of the thin plates 98a and 98b, and an objective lens 101 and a ferrule 102 for fixedly holding the distal end of the optical fiber 79 are fixed to the lens frame 100. After the optical fiber 79 is fixed to the ferrule 102, the tip is polished integrally with the ferrule 102, and an antireflection film is further provided. The piezoelectric elements 99a and 99b are connected to the connector unit 71 via the cable 80.
[0055]
In this embodiment, a low-mode-number multimode fiber is used as the optical fiber 79. For example, when a single-mode fiber for a wavelength of 1300 nm is used at 405 nm in the present embodiment, the wavelength becomes shorter than the cutoff wavelength, so that a plurality of modes are established. In the present embodiment, the fiber in such a state is used. The objective lens 101 has a numerical aperture of 0.3 or more.
[0056]
The front cover unit 92 includes a cover holder 103 and a cover glass 104 fixed to the cover holder 103, and the cover holder 103 is fixed to a front end of the optical frame 93. With this structure, the tip of the probe 72 is sealed.
[0057]
FIG. 19 shows a state where the probe 72 is used in combination with an endoscope. The distal end portion 105 of the endoscope is provided with an objective lens 106 for the endoscope, a nozzle 107 for cleaning the objective lens 106, a light guide 108, and a forceps channel 109. The probe 72 is used by being inserted into the forceps channel 109 of the endoscope. Further, a balloon 110 is provided on the outer surface of the distal end portion 73 of the probe 72, and a fluid is supplied into the balloon 110 from a syringe (not shown) through an air supply tube (not shown) so that the balloon 110 is inflated. It has become.
[0058]
Next, the operation of the optical scanning probe having the above configuration will be described.
[0059]
First, the balloon 110 is inflated to fix the distal end portion 73 of the probe 72 to the distal end portion 105 of the endoscope. Subsequently, the distal end portion 73 of the probe 72 is pressed against the target portion of the observation target tissue 112 (see FIG. 17). At this time, since the test portion is fixed to the distal end portion 73, image blurring is reduced.
[0060]
When the LD 74 is driven by the laser drive circuit 14, the laser light from the LD 74 is focused on the end 76 a of the four-terminal coupler 76 and is divided into two routes by the four-terminal coupler 76. One of the split laser beams is guided to the end 76d of the four-terminal coupler 76, but nothing is connected to the end 76d, and the end of the optical fiber in the coupler 76 has a refractive index. Is hardly returned from the end 76d to the four-terminal coupler 76. The other of the divided laser beams is guided from the end 76 c of the four-terminal coupler 76 to the connector unit 71. The light guided to the connector unit 71 is guided from the optical connector 77 to the distal end portion 73 of the probe 72 by an optical fiber 79.
[0061]
The laser light guided to the distal end portion 73 of the probe 72 by the optical fiber 79 is emitted from the distal end surface of the optical fiber 79 toward the lens 101. In this case, the tip of the optical fiber 79 is fixed to the ferrule 102 and polished integrally, and the polished end face is provided with an antireflection film. It can be kept very small.
[0062]
Light emitted from the core 111 on the end face of the optical fiber 79 is collected by the lens 101, passes through the cover glass 104, and forms a focal point 113 inside the observation object 112. The reflected light from the focal point 113 passes through the same optical path as the incident light in the opposite direction, is focused again by the core 111 of the optical fiber 79, and is incident on the optical fiber 79. At this time, the reflected light from other than the focal point 113 cannot pass through the same optical path as the incident light, and can hardly enter the core 111 of the optical fiber 79. That is, the core 111 functions as a small pinhole, and has a resolution equivalent to that of a confocal microscope. In this case, the smaller the core system is, the better the resolution of the image is, but the darker the image is. A low-mode multimode fiber having a slightly larger core system than a single-mode fiber is desirable in terms of brightness and resolution.
[0063]
In this state, next, the scan drive circuit 13 of the control unit 2 is operated. A signal from the scanning drive circuit 13 is transmitted to each of the piezoelectric elements 89, 99a, and 99b via the cable 81, the connector unit, and the cable 80. As a result, the piezoelectric elements 89, 99a, and 99b expand and contract in accordance with the voltage. Specifically, when an alternating current having the opposite polarity is applied to the piezoelectric elements 99a and 99b, the lens holder 100 vibrates, whereby the lens 101 and the tip of the optical fiber 79 move, and the focal point 113 of the laser light is moved. Is scanned in the X direction (see FIG. 17). In this case, driving at the resonance frequency of this system is desirable because a large displacement can be obtained. On the other hand, when the piezoelectric element 89 is expanded and contracted by the scanning drive circuit 13, the position of the focal point 115 of the laser beam is scanned in the Y direction perpendicular to the X direction. In this case, by setting the frequency of the vibration in the Y direction sufficiently lower than the frequency of the scanning in the X direction, the focal point sequentially scans the scanning surface 116 as shown in FIG. Along with this, the reflected light at each point on the scanning surface 116 is transmitted by the optical fiber 79.
[0064]
The reflected light at each point of the observation target tissue 112 is transmitted to the end 76 c of the four-terminal coupler 76 via the optical fiber 79 and the optical connector 77. The reflected light transmitted to the end 76c is divided into two routes by the four-terminal coupler 76, and is guided from one end 76b to the PMT unit 75, and is converted into an electric signal by the PMT unit 75. This electric signal is amplified by an amplifier circuit in the PMT unit 75 and sent to the imaging circuit 11 of the control unit 2.
[0065]
When the laser drive circuit 14 drives the LD 74, the imaging circuit 11 refers to the drive waveform of the scan drive circuit 13 and outputs an electric signal sent from the PMT unit 75 from which focus position. Is calculated, and the intensity of the reflected light at this point is calculated and displayed on the monitor 1. The imaging circuit 11 repeats these steps to image the reflected light from the scanning surface 116 on the monitor 1 and records image data on the recording device 12 as necessary.
[0066]
In the present embodiment, the switch 186 provided on the probe 72 allows the laser light to be turned on / off, so that the laser light can be applied only during observation. Further, these switches can be used to turn on / off scanning, freeze an image, and cancel the freeze.
[0067]
When the above-described image formation is completed and the use of the optical scanning probe is completed, the probe 72 is contended next. In this case, a watertight cap 83 is attached to the connector unit 71, and the watertight inside the connector unit 71 is maintained by the O-ring 200 and the elastic lip 84.
[0068]
As described above, according to the optical scanning probe device of the present embodiment, only the probe 72 can be removed from the optical unit 70 via the connector unit 71, so that the probe 72 can be easily cleaned. Further, according to the optical scanning probe device of the present embodiment, since the distal end of the optical fiber 79 is fixedly held by the ferrule 102, the distal end of the optical fiber 79 is hardly damaged, and the handling is easy. is there.
[0069]
In this embodiment, a very small confocal microscope can be configured by using a small scanning mirror and an optical fiber. Further, since the core 111 of the low-mode multimode fiber is used as a pinhole, a brighter image than that of the first embodiment can be obtained. When the connector unit 71 is detached from the optical unit 70, the laser light is prevented from leaking to the outside by the connector cover 185, so that safety is ensured. Further, since the optical connector 77 and the electrical connector 78 are provided integrally, the configuration of the base end of the probe 72 can be simplified.
[0070]
Further, in the present embodiment, the ferrule 102 and the optical fiber 79 are polished integrally, and the ferrule 102 and the optical fiber 79 are provided with an anti-reflection film on their end faces. Light can be reduced. Further, since a light source of approximately 400 nm is used, the resolution is good. Further, since visible light having a wavelength of 400 nm or more is used as the light source, it is safer than using ultraviolet light. In addition, since the tip of the optical fiber 79 and the lens 101 are driven integrally, the optical system is simplified, and a high-performance optical system can be easily manufactured. Further, since the X direction is driven at the resonance frequency, the scanning range in the X direction can be enlarged.
[0071]
In this embodiment, the laser light is emitted continuously, but the laser light may be emitted intermittently. In this embodiment, a multi-mode fiber is used as an optical fiber, but a single-mode fiber may be used. In the present embodiment, the switch box 186 is provided on the probe 72. However, the invention is not limited to this, and the switch box 186 may be provided on the endoscope main body. Of course, it may be a foot switch. Further, a switch may be provided in the optical unit 70 or the control unit 2. Of course, it may be provided in another place.
[0072]
FIGS. 20 and 21 show a fourth embodiment of the present invention. This embodiment is a modified example of the third embodiment, and has a configuration in which the front cover unit 92 in the third embodiment is replaced with a front cover unit 120. The other configuration is the same as that of the third embodiment.
[0073]
The cover unit 120 according to the present embodiment is fixed to the front end of an optical frame 123 whose front end is obliquely cut, and includes a cover glass holder 121 and a cover glass 122. These members 121 and 122 are fixed at an angle as shown.
[0074]
In such a configuration, when the focal point 125 is scanned on the scanning surface 124, the scanning surface 124 scans a surface on which the depth on the tissue changes, so that the obtained image has an oblique cross section as shown in FIG. .
[0075]
Therefore, according to the present embodiment, the same operation and effect as those of the third embodiment can be obtained, and at the same time, an oblique cross section can be photographed, and information on portions having different depths can be obtained.
[0076]
According to the technical contents described above, various configurations as described below can be obtained.
[0077]
1. A probe inserted into a body cavity,
A light source device for forming light to be applied to the test portion,
An optical fiber for guiding light from the light source device to the tip of the probe,
Focusing means for focusing light from the optical fiber on the target portion, and condensing light from the target portion on the end face of the optical fiber,
Light scanning means for scanning the target portion with the focus focused by the focusing means,
Separating means for separating at least a part of the return light from the test section from the optical path of the light from the light source device,
Light detection means for detecting the return light separated by the separation means,
An optical connector that detachably connects the probe to the light source device,
An optical scanning probe device comprising:
[0078]
2. 2. The optical scanning probe device according to claim 1, wherein the optical scanning unit scans light with a scanning mirror.
3. 2. The optical scanning probe device according to claim 1, wherein the optical scanning unit integrally scans the focusing unit and the tip of the optical fiber.
4. The optical scanning probe device according to claim 1, wherein the light source device side of the optical connector is housed in a box-shaped housing.
5. 2. The optical scanning probe device according to claim 1, wherein light from the light source device does not leak out when the optical connector is detached from the light source device.
[0079]
6. 2. The optical scanning probe device according to claim 1, wherein a switch for turning on / off the light source device is provided in the probe.
7. 2. The optical scanning probe device according to claim 1, wherein a switch for turning on / off the light source device is provided around the probe.
8. The optical scanning probe device according to claim 1, wherein the light source device emits light intermittently.
9. The optical scanning probe device according to claim 1, wherein the light source device continuously emits light.
10. 2. The optical scanning probe device according to claim 1, wherein the optical connector is integrally provided with an electrical connector for optical scanning means.
[0080]
11. 2. The optical scanning probe device according to claim 1, wherein an electrical connector for scanning means is provided around the optical connector.
12. 2. The optical scanning probe device according to claim 1, wherein an electrical connector for the scanning means is provided in a portion different from the optical connector.
13. 2. The optical scanning probe device according to claim 1, wherein the optical connector is provided with a waterproof cap for maintaining watertightness during cleaning.
14. 2. The optical scanning probe device according to claim 1, wherein the optical connector is a communication optical connector.
15. 2. The optical scanning probe device according to claim 1, wherein the light source device is a light source having a wavelength of 400 nm or more.
[0081]
16. 2. The optical scanning probe device according to claim 1, wherein the light source device is a semiconductor laser having a wavelength of 400 nm to 500 nm.
17. 2. The optical scanning probe device according to claim 1, wherein the light source device is a semiconductor laser having a wavelength of 400 nm to 450 nm.
18. 2. The optical scanning probe device according to claim 1, wherein the optical fiber is a multimode fiber having a small number of modes.
19. 2. The optical scanning probe device according to claim 1, wherein the optical fiber is a single mode fiber.
20. 2. The optical scanning probe device according to claim 1, wherein a portion in contact with the test portion forms a predetermined angle with respect to the scanning surface.
[0082]
21. A probe inserted into a body cavity,
A light source device for forming light to be applied to the test portion,
An optical fiber for guiding light from the light source device to the tip of the probe,
Focusing means for focusing light from the optical fiber on the target portion, and condensing light from the target portion on the end face of the optical fiber,
Light scanning means for scanning the target portion with the focus focused by the focusing means,
Separating means for separating at least a part of the return light from the test section from the optical path of the light from the light source device,
Light detection means for detecting the return light separated by the separation means,
A hard ferrule member that fixedly holds the tip of the optical fiber,
An optical scanning probe device comprising:
[0083]
22. 22. The optical scanning probe device according to claim 21, wherein the optical scanning means scans light with a scanning mirror.
23. 22. The optical scanning probe device according to claim 21, wherein the optical scanning unit integrally scans the focusing unit and the tip of the optical fiber.
24. 22. The optical scanning probe device according to claim 21, wherein the ferrule member and the tip of the optical fiber are polished integrally.
25. 22. The optical scanning probe device according to claim 21, wherein an anti-reflection film is formed on the ferrule member and the tip of the optical fiber.
[0084]
26. 23. The optical scanning probe device according to claim 22, further comprising an interval adjusting member for keeping a distance between the ferrule member and the scanning mirror constant.
27. 23. The optical scanning probe device according to claim 22, further comprising an interval adjusting member for keeping a distance between the scanning mirror and the focusing unit constant.
28. 22. The optical scanning probe device according to claim 21, wherein the light source device is a light source having a wavelength of 400 nm or more.
29. The optical scanning probe device according to claim 21, wherein the light source device is a semiconductor laser having a wavelength of 400 nm to 500 nm.
30. 22. The optical scanning probe device according to claim 21, wherein the light source device is a semiconductor laser having a wavelength of 400 nm to 450 nm.
[0085]
31. 22. The optical scanning probe device according to claim 21, wherein the optical fiber is a multimode fiber having a small number of modes.
32. 22. The optical scanning probe device according to claim 21, wherein the optical fiber is a single mode fiber.
33. 22. The optical scanning probe device according to claim 21, wherein a portion in contact with the test portion forms a predetermined angle with respect to the scanning surface.
[0086]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, it is possible to provide an optical scanning probe device in which the probe can be easily cleaned, the tip of the optical fiber is hardly damaged, and the handling is easy.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic configuration diagram of an optical scanning probe device according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a block diagram of a control unit included in the optical scanning probe device of FIG.
FIG. 3 is a sectional view of a connector unit constituting the optical scanning probe device of FIG.
FIG. 4 is a sectional view showing a state where a cap is attached to the electric connector of the connector unit of FIG. 3;
5 is a sectional view showing a state where a cap is attached to the connector of the connector unit of FIG. 3;
6A is a cross-sectional view of a distal end portion of a probe constituting the optical scanning probe device of FIG. 1, and FIG. 6B is a cross-sectional view taken along line AA of FIG.
FIG. 7 is a sectional view of a scanning mirror provided at a distal end portion of the probe of FIG. 6;
8 is a plan view of a mirror portion of the scanning mirror of FIG. 7 (a state where a conductive layer is not formed).
FIG. 9 is a plan view (in a state where a conductive layer is formed) of a mirror portion of the scanning mirror of FIG. 7;
FIG. 10 is an enlarged cross-sectional view showing a state in which the tip of the probe is pressed against a test portion.
FIG. 11 is an XY plan view showing a scanning trajectory on a scanning surface of a test portion.
FIG. 12 is a schematic configuration diagram of an optical scanning probe device according to a second embodiment of the present invention.
FIG. 13 is a schematic configuration diagram of an optical scanning probe device according to a third embodiment of the present invention.
FIG. 14 is a sectional view of a connector unit constituting the optical scanning probe device of FIG.
FIG. 15 is a sectional view showing a state where a cap is attached to the electric connector of the connector unit of FIG. 14;
FIG. 16 is a plan view of a connector section of an optical unit constituting the optical scanning probe device of FIG.
FIG. 17 is a sectional view of a tip portion of a probe constituting the optical scanning probe device of FIG.
FIG. 18 is a perspective view of a scanning unit provided in the distal end portion of the probe of FIG.
FIG. 19 is a perspective view of a distal end portion of the endoscope into which the probe of FIG. 17 has been inserted.
FIG. 20 is a cross-sectional view showing a state in which a tip of a probe constituting an optical scanning probe device according to a fourth embodiment of the present invention is pressed against a portion to be measured.
21 is a cross-sectional image of a test portion obtained by the optical scanning probe device of FIG.
[Explanation of symbols]
3, 70: Optical unit (light source device), 4, 72: Probe, 6, 74: Diode laser (light source device), 7, 75: Photomultiplier (light detecting means), 8, 76: 4-terminal coupler (separation) Means, 9, 9a, 71 ... connector unit (optical connector), 17, 79 ... optical fiber, 32 ... scanning mirror (optical scanning means), 37, 101 ... lens (focusing means), 91 ... scanning unit (light) Scanning means).

Claims (3)

体腔内に挿入されるプローブと、
被検部に照射される光を形成する光源装置と、
前記光源装置からの光を前記プローブの先端に導くための光ファイバと、
前記光ファイバからの光を被検部に合焦させ、被検部からの光を前記光ファイバの端面に集光させる合焦手段と、
前記合焦手段によって合焦された焦点を被検部に対して走査する光走査手段と、
被検部からの戻り光の少なくとも一部を光源装置からの光の光路から分離する分離手段と、
前記分離手段によって分離された戻り光を検出する光検出手段と、
前記プローブを前記光源装置に対して着脱自在に接続する光コネクタと、
を具備することを特徴とする光走査プローブ装置。
A probe inserted into a body cavity,
A light source device for forming light to be applied to the test portion,
An optical fiber for guiding light from the light source device to the tip of the probe,
Focusing means for focusing light from the optical fiber on the target portion, and condensing light from the target portion on the end face of the optical fiber,
Light scanning means for scanning the target portion with the focus focused by the focusing means,
Separating means for separating at least a part of the return light from the test portion from the optical path of the light from the light source device,
Light detection means for detecting the return light separated by the separation means,
An optical connector that detachably connects the probe to the light source device,
An optical scanning probe device comprising:
前記光コネクタには、光走査手段のための電気コネクタが一体的に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の光走査プローブ装置。2. The optical scanning probe device according to claim 1, wherein an electrical connector for optical scanning means is provided integrally with the optical connector. 前記光コネクタには、洗浄時に水密を維持するための水密部材が備えられていることを特徴とする請求項1に記載の光走査プローブ装置。The optical scanning probe device according to claim 1, wherein the optical connector is provided with a watertight member for maintaining watertightness during cleaning.
JP2003203807A 2003-07-30 2003-07-30 Optical scanning probe apparatus Pending JP2004024888A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003203807A JP2004024888A (en) 2003-07-30 2003-07-30 Optical scanning probe apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003203807A JP2004024888A (en) 2003-07-30 2003-07-30 Optical scanning probe apparatus

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33629499A Division JP2001149304A (en) 1999-11-26 1999-11-26 Optical scanning probe device

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004024888A true JP2004024888A (en) 2004-01-29

Family

ID=31185510

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003203807A Pending JP2004024888A (en) 2003-07-30 2003-07-30 Optical scanning probe apparatus

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004024888A (en)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006068205A (en) * 2004-09-01 2006-03-16 Optiscan Pty Ltd Insertion part flexible tube of endoscope, and endoscope
JP2011041754A (en) * 2009-08-24 2011-03-03 Hoya Corp Optical scanning endoscope
KR101254676B1 (en) * 2010-11-23 2013-04-15 아이피지 포토닉스 코포레이션 Method and system for monitoring output of high power fiber laser system
WO2013069382A1 (en) * 2011-11-09 2013-05-16 オリンパス株式会社 Endoscope and endoscope device
WO2013105329A1 (en) * 2012-01-11 2013-07-18 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 Light irradiation device, scanning endoscopic apparatus, light irradiation device manufacturing method, and scanning endoscope manufacturing method
KR101410027B1 (en) 2013-12-27 2014-06-30 단국대학교 천안캠퍼스 산학협력단 A multimodality optical probe
WO2022246933A1 (en) * 2021-05-24 2022-12-01 西安交通大学 Multi-mode measurement method and measurement system based on near-field non-porous probe

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006068205A (en) * 2004-09-01 2006-03-16 Optiscan Pty Ltd Insertion part flexible tube of endoscope, and endoscope
JP4745632B2 (en) * 2004-09-01 2011-08-10 オプティスキャン ピーティーワイ リミテッド Endoscope insertion tube flexible tube and endoscope
JP2011041754A (en) * 2009-08-24 2011-03-03 Hoya Corp Optical scanning endoscope
KR101254676B1 (en) * 2010-11-23 2013-04-15 아이피지 포토닉스 코포레이션 Method and system for monitoring output of high power fiber laser system
WO2013069382A1 (en) * 2011-11-09 2013-05-16 オリンパス株式会社 Endoscope and endoscope device
JPWO2013069382A1 (en) * 2011-11-09 2015-04-02 オリンパス株式会社 Endoscope
US9775501B2 (en) 2011-11-09 2017-10-03 Olympus Corporation Endoscope and endoscope apparatus having piezoelectric element which swings a free end of an optical element through a joining member
WO2013105329A1 (en) * 2012-01-11 2013-07-18 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 Light irradiation device, scanning endoscopic apparatus, light irradiation device manufacturing method, and scanning endoscope manufacturing method
US8926500B2 (en) 2012-01-11 2015-01-06 Olympus Medical Systems Corp. Light irradiating device, scanning endoscopic device, manufacturing method of light irradiating device, and manufacturing method of scanning endoscopic device
KR101410027B1 (en) 2013-12-27 2014-06-30 단국대학교 천안캠퍼스 산학협력단 A multimodality optical probe
WO2022246933A1 (en) * 2021-05-24 2022-12-01 西安交通大学 Multi-mode measurement method and measurement system based on near-field non-porous probe

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8396535B2 (en) Integrated optical scanning image acquisition and display
JP3330906B2 (en) Small scanning confocal microscope
US6294775B1 (en) Miniature image acquistion system using a scanning resonant waveguide
US9561078B2 (en) Multi-cladding optical fiber scanner
US7612330B2 (en) Optical scanning probe, optical scanning probe device and method for controlling the optical scanning probe
US20080081950A1 (en) Method and arrangement for high-resolution microscope imaging or cutting in laser endoscopy
JP2004222870A (en) Probe for endoscope
EP2417427A1 (en) Cantilever-based mems optical scanning apparatus, system, and method
JP2000126116A (en) Photo-diagnosis system
JP2006015134A (en) Optical scanner
JPH1172431A (en) Optical tomographic imaging apparatus
KR20180134297A (en) Optical fiber probe and endoscope apparatus having the same
JP2004024888A (en) Optical scanning probe apparatus
Seibel et al. Microfabricated optical fiber with a microlens that produces large field-of-view video-rate optical beam scanning for microendoscopy applications
JP2001149304A (en) Optical scanning probe device
JP2000126115A (en) Optical scanning probe device
JP2004065965A (en) Optical scanning probe
US6356366B1 (en) Holographic light focusing device
CN211862772U (en) Three-dimensional scanning optical microscope
JPH11337477A (en) Photoscanning apparatus
JP4402364B2 (en) Optical scanning probe device
JP2001149305A (en) Optical scanning probe device
JP2005006855A (en) Optical scanning probe device
JPH11221192A (en) Photo-scan type probe
JP5953452B1 (en) Scanning endoscope

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060323

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060829

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061027

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061128

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070327