JP2004023279A - 半導体装置、携帯端末システムおよびセンサモジュール - Google Patents

半導体装置、携帯端末システムおよびセンサモジュール Download PDF

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Shuichi Tsuruoka
鶴岡 秀一
Hideto Yamada
山田 英仁
Koji Shida
志田 光司
Toshihiro Nakai
中井 敏博
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Abstract

【課題】YUVデータからRGBデータへの変換におけるホスト装置の負担を軽くする、または外付けハードウェアの削減を図ることができ、また大容量のメモリを使用せずにズーム処理を行い、部品点数や回路規模の増加を抑えることができる半導体装置、携帯端末システム、センサモジュールを提供する。
【解決手段】イメージセンサ102により電気信号に変換された映像信号を信号処理する信号処理回路115を有するLSIであって、4ビットまたは8ビットのパラレル出力線から、YUVデータを時分割出力するモードと、RGBデータを時分割出力するモードとを有し、イメージセンサ102から出力される映像信号に信号処理を施した後、4ビットまたは8ビットのバス幅にて、モードの選択により時分割のYUVデータと時分割のRGBデータとを切り替えて出力することができる。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像信号の信号処理用半導体装置に関し、特に映像信号を信号処理してYUVデータとRGBデータとを生成して出力する信号処理回路を有する半導体装置、およびそれを用いた携帯端末システム、センサモジュールに適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
本発明者が検討したところによれば、映像信号の信号処理用半導体装置(LSI)に関しては、以下のような技術が考えられる。
【0003】
たとえば、携帯電話・PDAなどに搭載されるカメラの映像信号処理においては、主に伝送・保存を目的とした輝度・色差信号(YUV)と、主に表示を目的としたRGB原色信号の2通りが必要となる。
【0004】
このような映像信号処理用のLSIでは、イメージセンサから出力される映像信号を処理し、YUV形式のデータに変換する信号処理回路の出力端子は、LSIのチップサイズおよび配線数の増加を抑えるために出力データ端子をYとUVの時分割で使用している。さらに、UVはUとVの時分割からなり、一例としてはYUYVの順で出力している。
【0005】
また、表示回路に対しては、RGBデータが必要になるが、それは、ホスト装置または外付け回路にてYUVデータを変換して作っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記のような映像信号の信号処理用半導体装置について、本発明者が検討した結果、以下のようなことが明らかとなった。
【0007】
たとえば、前記のような映像信号処理用のLSIでは、LSIから時分割で出力されるYUVデータをホスト装置側または外付けハードウェアでRGBデータに変換し、表示回路に送っている。そのため、ホスト装置の負担や、部品点数の増大を招いている。
【0008】
また、ズーム処理に関しては、イメージセンサに対する変更は行わず、同時に信号処理回路の動作周波数も変更しなかったため、数ライン分の容量をはるかに超える大容量のメモリが必要である。すなわち、ズーム処理を行う際には、データの補間に伴うデータ量の増大を吸収するために、大容量のメモリを必要としている。
【0009】
そこで、本発明者は、YUVデータからRGBデータへの変換におけるホスト装置の負担や、部品点数の増大を抑えるために、YUVデータからRGBデータへの変換を信号処理回路内で実行し、時分割のYUVデータの出力と、時分割のRGBデータの出力とをモードの選択により切り替え可能とすることを考え付いた。また、ズーム処理に関しても、信号処理回路内で拡大YUVデータを生成することで、大容量のメモリを用いずにズーム処理を行うことが可能となることを見出した。
【0010】
そこで、本発明の目的は、YUVデータからRGBデータへの変換におけるホスト装置の負担を軽くする、または外付けハードウェアの削減を図ることができる半導体装置、およびそれを用いた携帯端末システム、センサモジュールを提供することにある。
【0011】
また、本発明の他の目的は、大容量のメモリを使用せずにズーム処理を行い、部品点数や回路規模の増加を抑えることができる半導体装置、およびそれを用いた携帯端末システム、センサモジュールを提供することにある。
【0012】
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
【0014】
本発明は、映像信号を信号処理してYUVデータとRGBデータとを生成して出力する信号処理回路を有する半導体装置に適用され、この信号処理回路が、複数ビットのパラレル出力線から、YUVデータを時分割出力するモードと、RGBデータを時分割出力するモードとを有するものである。特に、複数ビットは、4ビットまたは8ビットとするものである。これにより、映像信号に信号処理を施した後、4ビットまたは8ビットのバス幅にて、時分割のYUVデータと時分割のRGBデータとをモードの選択により切り替えて出力することができるようになる。
【0015】
さらに、本発明による半導体装置において、信号処理回路は、ズーム処理機能として、YUVデータを拡大した拡大YUVデータを時分割出力するモードと、拡大YUVデータをRGBデータに変換した変換RGBデータを時分割出力するモードとを有するものである。これにより、大容量のメモリを用いずにズーム処理が可能となり、時分割の拡大YUVデータと時分割の変換RGBデータとをモードの選択により切り替えて出力することができるようになる。
【0016】
また、本発明は、前記信号処理回路と、この信号処理回路から時分割出力された、YUVデータを伝送制御する伝送制御回路と、RGBデータを表示する表示回路とを有する携帯端末システムに適用され、信号処理回路から時分割出力されたYUVデータを伝送制御回路に出力するタイミングと、信号処理回路から時分割出力されたRGBデータを表示回路に出力するタイミングとを有するものである。さらに、信号処理回路は、前記のようなズーム処理機能を有するものである。これにより、携帯端末システムにおいても、前記半導体装置と同様の効果を得ることができるようになる。
【0017】
また、本発明は、前記信号処理回路と、対象物を撮影して映像信号に変換するイメージセンサと、このイメージセンサの受光面に対象物の像を結像させるレンズとを有するセンサモジュールに適用され、信号処理回路とイメージセンサとレンズとが一体化されているものである。特に、イメージセンサは、CMOSセンサとするものである。さらに、信号処理回路は、前記のようなズーム処理機能を有するものである。これにより、センサモジュールにおいても、前記半導体装置と同様の効果を得ることができるようになる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一機能を有する部材には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
【0019】
まず、図1により、本発明の一実施の形態の半導体装置における信号処理回路の構成の一例を説明する。併せて、図3および図4により、1ラインのデータ出力順を説明する。それぞれ、図1は本実施の形態の半導体装置における信号処理回路のブロック図、図3は1ラインのデータ出力順の説明図、図4はJバス/Kバスの出力組み合わせの説明図を示す。
【0020】
本実施の形態の半導体装置における信号処理回路は、図1に示すように、たとえば対象物の撮影像をレンズ101などの光学系によりイメージセンサ102の受光面上に結像させ、このイメージセンサ102により電気信号に変換された映像信号を信号処理する信号処理回路115とされ、イメージセンサ102からの映像信号を入力として信号処理を行うための信号処理前段部108と、信号処理された各種信号を時分割処理して出力するための信号処理後段部114などから構成される。たとえば一例として、イメージセンサ102にはMOSトランジスタをアレイ状に配置したCMOSセンサなどが用いられる。
【0021】
信号処理前段部108には、イメージセンサ102からの映像信号を一時的に蓄積するラインメモリ103と、このラインメモリ103に蓄積された映像信号を信号処理して、輝度信号Ypを生成する輝度信号処理回路104、および色(色差)信号UpVpを生成する色信号処理回路105と、輝度信号Ypをズーム処理する輝度信号ズーム処理回路106、および色信号UpVpをズーム処理する色信号ズーム処理回路107などが備えられている。
【0022】
信号処理後段部114には、信号処理前段部108の輝度信号ズーム処理回路106から出力されたY(輝度)データ、色信号ズーム処理回路107から出力されたUおよびV(それぞれ色差)データをRGB(赤緑青の3原色)データに変換する変換回路109と、信号処理前段部108から出力されたYUVデータと変換回路109によるRGBデータとを切り替えるセレクタ110,111と、このセレクタ110,111により切り替えたデータを時分割処理して出力する時分割処理回路112と、セレクタ110,111を切り替える制御回路113などが備えられている。制御回路113は、LSI外部からの切り替え指示もしくはLSI内部で発生する切り替え指示信号をもとに動作し、時分割出力モードを切り替える。
【0023】
この信号処理後段部114において、それぞれ、信号処理前段部108の輝度信号ズーム処理回路106から出力されたYデータはYバス、色信号ズーム処理回路107から出力されたUVデータはUVバス、変換回路109により変換されたRGBデータはRGBバスを通じてセレクタ110,111に接続されている。さらに、それぞれ、Yデータに対応するセレクタ110からのデータはJバス、UVデータに対応するセレクタ111からのデータはKバスを通じて時分割処理回路112に接続されている。また、制御回路113とセレクタ110,111との間は切り替え指示信号線selRGBを通じて接続されている。
【0024】
以上のように構成される信号処理回路115は、信号処理前段部108と信号処理後段部114とを含んで集積回路化され、これらの各回路を構成する回路素子は公知の半導体集積回路の製造技術によって単結晶シリコンなどのような1個の半導体基板上において形成され、1個の半導体装置(LSI)となる。
【0025】
この信号処理回路115、および光学系のレンズ101、撮像手段のイメージセンサ102を含めた構成における動作は、以下のようになる。
【0026】
まず、撮影像をレンズ101によりイメージセンサ102の受光面上に結像させ、このイメージセンサ102により電気信号に変換された映像信号を信号処理回路115に転送する。
【0027】
この信号処理回路115においては、映像信号を、一旦、ラインメモリ103に蓄積した後に、輝度信号処理回路104により信号処理して輝度信号Ypを生成し、また色信号処理回路105により信号処理して色信号UpVpを生成する。
【0028】
さらに、ズーム処理を行う際には、輝度信号Ypを輝度信号ズーム処理回路106によりズーム処理し、また色信号UpVpを色信号ズーム処理回路107によりズーム処理して、それぞれ、拡大された輝度信号のYデータをYバス、拡大された色信号のUV信号をUVバスを通じて転送する。このYデータは最低8ビット、UVデータは最低8ビットでかつ時分割で転送される。
【0029】
なお、ズーム処理を行わない場合には、それぞれ、輝度信号ズーム処理回路106、色信号ズーム処理回路107に入力された輝度信号Yp、色信号UpVpがそのままYデータ、UVデータとして出力される。
【0030】
続いて、Yバス上のYデータと、UVバス上のUVデータを変換回路109によりRGBデータに変換した後に、Yバス上のYデータとRGBデータとをセレクタ110により切り替え、またUVバス上のUVデータとRGBデータとをセレクタ111により切り替えて、それぞれ、切り替えられたデータをJバス、Kバスを通じて転送する。
【0031】
そして、Jバス上のデータ、またはKバス上のデータを時分割処理回路112により時分割処理して、信号処理回路115からYUVデータまたはRGBデータとして出力する。この信号処理回路115からの出力バスは最低8ビットで、YUVデータおよびRGBデータは出力データバスの一部または全部を使用し、最低1ビットを共有する。
【0032】
以上のようにして、イメージセンサ102からの映像信号を信号処理回路115により信号処理して、YUVデータの時分割出力、RGBデータの時分割出力、YUVデータをズーム処理した拡大YUVデータの時分割出力、拡大YUVデータをRGBに変換した変換RGBデータの時分割出力を行うことができる。
【0033】
特に、この信号処理回路115においては、YUVデータとRGBデータとのビット幅が同じ、または差が少なく、出力タイミングを一致させられる場合に良好に適用される。たとえば一例として、図3に示すように、1ラインのデータ出力順(全ライン共通、1ライン画素数M)を考えると、最低8ビットのYデータ、同じく最低8ビットでかつ時分割のUVデータの場合に、時分割の出力データの並びは以下のようになる。YUVデータの場合は、YとUVとを交互に、UVはさらに時分割され、UとVとを交互に出力する(モード1,2)。RGBデータの場合は、RGBの一部と残りのビットを交互に出力する(モード3)。
【0034】
なお、図3においては、回路遅延を加味せず、データを先頭位置に揃えている。また、Y(1),Y(2),…,Y(M)はYバスデータ、U(1),V(1),…,V(M−1)はUVバスデータ(時分割)をそれぞれ示し、U,Vは相互に入れ替え可能である。J(1),J(2),…,J(M)はJバスデータ、K(1),K(2),…,K(M)はKバスデータをそれぞれ示す。
【0035】
このモード3におけるJバス/Kバスのビット配分は、たとえば一例として、図4に示すようになる。RGB3色を2分割で出力するため、どれか1色は2回に分けて出力される。なお、図4において、G1はGデータの一部、G2は残りをそれぞれ示す。ビットの組み合わせにより、モード3−1〜3−4に分類する。それぞれ、モード3−1はJバスにRとG1でKバスにG2とB、モード3−2はJバスにG1とRでKバスにG2とB、モード3−3はJバスにG1とRでKバスにBとG2、モード3−4はJバスにRとG1でKバスにBとG2をそれぞれ配分する。
【0036】
次に、図2により、本実施の形態の半導体装置における別の信号処理回路の構成の一例を説明する。併せて、前述した図3により、1ラインのデータ出力順を説明する。図2は本実施の形態の半導体装置における別の信号処理回路のブロック図を示す。
【0037】
本実施の形態の半導体装置における別の信号処理回路は、図2に示すように、前述した図1の構成と比較して、信号処理後段部207の構成が異なっている。以下においては、この別の信号処理回路115aについて、前述した図1の構成による信号処理回路115との異なる部分を主に説明する。
【0038】
この信号処理回路115aの信号処理後段部207には、信号処理前段部108の輝度信号ズーム処理回路106から出力されたYデータ、色信号ズーム処理回路107から出力されたUVデータをRGBデータに変換する変換回路201と、信号処理前段部108から出力されたYUVデータを時分割処理する時分割処理回路202と、変換回路201によるRGBデータを時分割処理する時分割処理回路203と、時分割処理回路202による時分割YUVデータと時分割処理回路203による時分割RGBデータとを切り替えて出力するセレクタ204と、このセレクタ204を切り替える制御回路205などが備えられている。
【0039】
特に、この図2に示す信号処理回路115aにおいては、RGBデータがYUVデータよりもビット幅が広く、高いレートでの出力が必要となる場合に良好に適用される。たとえば一例として、前述した図3に示すように、1ラインのデータ出力順(全ライン共通、1ライン画素数M)を考えると、最低8ビットのYデータ、同じく最低8ビットでかつ時分割のUVデータの場合に、時分割の出力データの並びは以下のようになる。YUVデータの場合は、YとUVとを交互に、UVはさらに時分割され、UとVとを交互に出力する(モード1,2)。RGBデータの場合は、RGB3種類のデータを1種類ずつ順に出力する(モード4)。たとえば、図3ではR,G,Bの順にデータを出力している例を示しているが、B,G,Rなどの順に出力することも可能である。
【0040】
なお、図3において、R(1),R(2),…,R(M)はRデータ、G(1),G(2),…,G(M)はGデータ、B(1),B(2),…,B(M)はBデータをそれぞれ示し、R,G,Bは相互に入れ替え可能である。
【0041】
また、前記図2に示す信号処理回路115aにおいては、LSIの出力端子数および配線数の抑制を目的として、最低8ビットの出力をさらに時分割することで、最低4ビットの出力を持つ回路構成とすることができる。この場合、図2に示す信号処理後段部207の構成では、時分割処理を時分割処理回路202,203でのみ行う方法と、セレクタ204の後段に2段目の時分割処理回路206を接続し、2段階で時分割処理を行う方法の、2通りの方法を取ることができる。
【0042】
このように最低4ビットの出力を持つ回路構成では、前述した図3において、モード1のデータ並びに対して本機能を適用した場合は、モード5の出力並びとなる。たとえば、モード1のY(1)の出力に対応して、モード5ではY(1)a,Y(1)bのデータを出力するようになる。同じく、モード2に対してはモード6、モード3に対してはモード7、モード4に対してはモード8となる。
【0043】
なお、図3において、Y(1)a,Y(2)a,…,Y(M)aはYデータの一部ビット、Y(1)b,Y(2)b,…,Y(M)bはYデータの残りビットをそれぞれ示し、他のU,V,J,Kについても同様である。
【0044】
次に、図5および図6により、本実施の形態の半導体装置において、信号処理回路を構成する輝度信号ズーム処理回路、色信号ズーム処理回路の構成の一例を説明する。それぞれ、図5は輝度信号ズーム処理回路のブロック図、図6は色信号ズーム処理回路のブロック図を示す。
【0045】
図5において、輝度信号ズーム処理回路106は、輝度信号Ypが入力され、さらにズーム処理後の輝度信号Yを出力するズームメモリ151と、このズームメモリ151を制御するズームメモリ制御回路152などから構成される。ズームメモリ制御回路152には、輝度信号Ypの有効または無効を示す水平データValidと垂直データValidの各信号が入力され、さらにズーム処理後の輝度信号Yの有効または無効を示す出力データValid信号を出力する。さらに、ズームメモリ151には、メモリ書き込みクロック、メモリ書き込みイネーブル、メモリ書き込みアドレス、メモリ読み出しクロック、メモリ読み出しアドレスの各信号がズームメモリ制御回路152より入力される。
【0046】
この輝度信号ズーム処理回路106によって、ズーム処理対象領域に対応する輝度信号Ypを縦横共に2倍にしたズーム処理後の輝度信号Yが得られる。この輝度信号ズーム処理回路106におけるズーム処理は、ズームメモリ制御回路152に入力されるズーム制御信号により制御され、ズーム制御信号が活性化された場合にはズーム処理が実行され、非活性状態ではズームメモリ151に入力された輝度信号Ypがそのまま輝度信号Yとして出力される。
【0047】
図6において、色信号ズーム処理回路107は、色信号Cpが入力され、さらにズーム処理後の色信号Cを出力するズームメモリ153と、このズームメモリ153を制御するズームメモリ制御回路154などから構成される。ズームメモリ制御回路154には、色信号Cpの有効または無効を示す水平データValidと垂直データValidの各信号が入力される。さらに、ズームメモリ153には、メモリ書き込みクロック、メモリ書き込みイネーブル、メモリ書き込みアドレス、メモリ読み出しクロック、メモリ読み出しアドレスの各信号がズームメモリ制御回路154より入力される。
【0048】
この色信号ズーム処理回路107によって、ズーム対象領域に対応する色信号Cpを縦横共に2倍にしたズーム処理後の色信号Cが得られる。この色信号ズーム処理回路107におけるズーム処理は、ズームメモリ制御回路154に入力されるズーム制御信号により制御され、ズーム制御信号が活性化された場合にはズーム処理が実行され、非活性状態ではズームメモリ153に入力された色信号Cpがそのまま色信号Cとして出力される。
【0049】
以上のように構成される輝度信号ズーム処理回路106および色信号ズーム処理回路107においては、図5における輝度信号Yの有効期間と図6における色信号の有効期間Cは同じになるようにそれぞれ制御する。従って、図5における出力データValid信号は図6のズーム処理後の色信号Cの有効期間も示しており、図6には出力データValid信号は必要ない。
【0050】
次に、図7〜図11により、画素に対応する輝度信号および色信号、画素に対応するズーム処理後の輝度信号および色信号について詳細に説明する。それぞれ、図7は画素に対応する輝度信号、図8は画素に対応するズーム処理後の輝度信号、図9は画素に対応する色信号、図10は画素に対応するズーム処理後の色信号、図11は画素に対応する色信号と色差信号との関係を示す。
【0051】
図7は、前記図5における輝度信号Ypと画素との対応を表し、1つの画面は横M画素×縦N画素で構成される。各格子は画面上の各画素を表わしており、格子の数はMにNを乗じた数に一致するが、図7においては破線で表わされる一部分を、省略して描いてある。輝度信号Ypが入力される順序は、画面左上のYp(1,1)を開始点とし、まず、水平方向に順次データが入力され、水平方向1行分のデータが入力されると、下の行に移り同様に入力される。これを最下行の最終データYp(N,M)まで繰り返す。
【0052】
図8は、ズーム処理後の輝度信号Yを示し、1つの画面は前記図7と同様に横M画素×縦N画素で構成される。各格子は画面上の各画素を表わしており、格子の数はMにNを乗じた数に一致するが、図8においては破線で表わされる一部分を省略して描いてある。各画素のデータは元の輝度信号Yp(n,m)の形で示してある。ズーム処理後の輝度信号Yは図8の各格子内のYp(n,m)が示すように、元の輝度信号Ypのズーム処理対象領域内の各画素を隣接する4画素として再配置することで得られる。
【0053】
図9は、前記図6における色信号Cpと画素との対応を表し、1つの画面は横M画素×縦N画素で構成される。各格子は画面上の各画素を表わしており、格子の数はMにNを乗じた数に一致するが、図9においては破線で表わされる一部分を省略して描いてある。色信号Cpが入力される順序は、画面左上のCp(1,1)を開始点とし、まず、水平方向に順次データが入力され、水平方向1行分のデータが入力されると、下の行に移り同様に入力される。これを最下行の最終データCp(N,M)まで繰り返す。
【0054】
図10は、ズーム処理後の色信号Cを示し、1つの画面は前記図9と同様に横M画素×縦N画素で構成される。各格子は画面上の各画素を表わしており、格子の数はMにNを乗じた数に一致するが、図10においては破線で表わされる一部分を省略して描いてある。各画素のデータは元の色信号Cp(n,m)の形で示してある。ズーム処理後の色信号Cは図10の各格子内のCp(n,m)が示すように、元の色信号Cpのズーム処理対象領域内の各画素を4画素として再配置することで得られる。
【0055】
ただし、図9の色信号Cpが、図11に示すように、UpおよびVpという色差信号で構成されており、これらのデータは2つ1組で1つのグループとなるので、ズーム処理対象領域内の各画素から得られた4画素を水平方向には1画素おきに配置し、垂直方向には隣接して配置する。このような配置をすれば、元の輝度信号Ypと色信号Cpの対応関係と、ズーム処理後の輝度信号Yと色信号Cの対応関係が同一となる。
【0056】
次に、図12〜図17により、本実施の形態における第1のズーム処理方法について詳細に説明する。それぞれ、図12〜図17に従って順に説明する。
【0057】
図12は、前記図5および図6の各信号の1フレーム期間の通常時タイミング概要を示す。輝度信号Ypおよび色信号Cpは、1フレーム期間で1画面分の画素データが転送される。図12において、水平データValid信号は、画面の1ラインのデータに1つのハイレベルの期間が対応する。また、各ハイレベル期間の上の数字は何ライン目のデータであるかを示していて、図12は1ライン目からNライン目までの1画面分のタイミングを表わしている。垂直データValidは1フレームのデータに1つのハイレベルの期間が対応する。Ypは輝度信号を、Yはズーム処理後の輝度信号を、Cpは色信号を、Cはズーム処理後の色信号をそれぞれ表す。ただし、図12は通常時のタイミングを示しているので、YpとY、CpとCは同一の信号となる。それぞれの「有効」の期間はデータが有効であることを意味し、この期間には、M画素分のデータが存在し、「無効」の期間はデータが無効であることを意味する。
【0058】
図13に、本実施の形態の第1のズーム処理方法における1フレーム期間の拡大時タイミング概要を表わす。第1のズーム処理方法では、ズーム率を2倍としている。輝度信号Ypおよび色信号Cpは、前記に説明した図12のものと同様であるが、拡大対象部分におけるデータのみズームメモリに書き込むためメモリ書き込みイネーブル信号を使用する。メモリ書き込みイネーブル信号がハイレベルの期間のみズームメモリに輝度信号Ypおよび色信号Cpのデータが書き込まれる。メモリ書き込みイネーブルがハイレベルの期間は、1ライン目のデータからN/2ライン目のデータまでは水平データValid信号の前半半分の期間のみハイレベルとなり、その後N/2+1ライン目から最終ラインのNライン目まではローレベルとなる。
【0059】
この動作によって、ズーム処理対象処理領域のデータ、すなわち輝度信号Ypおよび色信号Cpの「有効」と表わされた部分のデータのみが、ズームメモリに書き込まれ、それ以外のデータ、すなわち「無効」と表わされた部分のデータはズームメモリには書き込まれない。ズームメモリに書き込まれたデータは、書き込みクロックの2倍の周波数のクロックで読み出され、ズーム処理後輝度信号Yおよびズーム処理後色信号Cとして出力される。この読み出し動作は、ズームメモリに保存されている1ライン分のデータをすべて出力した後、さらにもう一度1ライン分のデータを読み出す。このズームメモリへの書き込み動作とズームメモリからの読み出し動作は、入力データのN/2ライン目、すなわち出力側のNライン目まで繰り返され、その後、入力側のNライン目までは読み出し動作は行わない、もしくはダミーデータを読み出す。そのため、ズーム処理後輝度信号Yおよびズーム処理後色信号Cはデータの有効期間と無効期間があるため、データの有効期間には出力データValidにハイレベルを出力し、それ以外にはローレベルを出力する。
【0060】
図14を用いて、輝度信号のズーム処理の詳細な動作を説明する。図14は輝度信号の1ライン目付近のタイミングを示している。メモリ書き込みクロック信号は、ズームメモリに書き込む際の基準クロックである。Yp(m,n)信号は、前記図7の画素に対応する輝度信号Ypと同じであり、信号の(1,1)、(1,2)などはそれぞれYp(1,1)、Yp(1,2)などを示す。この図14では1ライン目付近のタイミングのみを表わしているので、Yp(1,1)からYp(1,M)まで順次信号が変化する。1ライン目のデータのうちズーム対象領域に相当する(1,1)から(1,M/2)までのデータのみをズームメモリに書き込むため、メモリ書き込みイネーブル信号を制御する。メモリ書き込みイネーブル信号はズーム対象領域でのみハイレベルとなるように制御する。また、書き込まれるデータをズームメモリ上の異なったアドレスに書き込むため、メモリ書き込み信号がハイレベルの期間のみ、メモリ書き込みアドレスをメモリ書き込みクロックと同期してインクリメントする。これらの動作によりズームメモリのアドレス1からM/2には、Yp(1,1)からYp(1,M/2)に対応するデータが書き込まれるように動作する。
【0061】
一方、メモリ書き込みクロックの倍の周波数のメモリ読み出しクロックに同期して、メモリアドレス1からM/2までを順次2回ずつ読み出し、さらに同様の動作をもう一度行う。この動作によってY(m,n)には、Yp(1,1)からYp(1,M/2)までの輝度信号Ypが横方向に2倍、縦方向にも2倍に変換された信号が出力される。なお、図14においてズーム処理後の輝度信号Yの(1,1)などは対応する輝度信号Ypの位置として表わしてある。ズーム処理後の輝度信号Yにはデータの無効期間があるので有効と無効の判別のために出力データValid信号を付加し有効期間にはハイレベルを出力する。これら一連の動作を2ライン目以降N/2ライン目まで同様に行う。その際、メモリの書き込みアドレスおよび読み出しアドレスは常に1からM/2までを繰り返し使用する。
【0062】
図15は、出力側Nライン目付近のタイミングを示す。出力側がNライン目は入力側ではN/2ライン目に相当する。動作は前記図14の1ライン目の動作と同じである。
【0063】
N/2+1ライン目以降Nライン目までの動作はズーム処理対象領域では無くなるため、メモリ書き込みイネーブルは常にローレベルに制御し、ズームメモリへの書き込みは行わない。出力データValidについても同様にローレベルを出力する。これら一連の動作によって、前記図7の画素に対応する輝度信号Ypが前記図8の画素に対応するズーム処理後の輝度信号Yに変換され、ズーム処理が実現できる。
【0064】
本実施の形態の第1の輝度信号のズーム処理方法では、前記図7に示す部分をズーム処理対象領域として定義したが、異なる領域をズーム処理対象領域としても、メモリ書き込みイネーブル、メモリ書き込みアドレス、メモリ読み出しアドレスをその領域に適合するように制御することで、同様のズーム処理が行える。
【0065】
図16を用いて、色信号のズーム処理の詳細な動作を説明する。図16は色信号の1ライン目付近のタイミングを示している。このタイミングは前記図14の輝度信号の1ライン目付近のタイミングとほぼ同様であり、前記図14のYpをCpに、YをCとして、メモリの読み出しアドレスの生成のみを変更し、それに伴ってズーム処理後の色信号Cについても出力順が変更された形となっている。すなわち、前記図9、図10に示したように色信号の処理は、2個ずつのデータを1組と考えて拡大処理をしなければならないので、メモリの読み出しアドレスを、1,2,1,2,3,4,3,4,…,M/2−1,M/2,M/2−1,M/2のように制御することで、前記図9の画素に対応する色信号Cpを前記図10の画素に対応するズーム処理後の色信号Cに変換するズーム処理を実現できる。以降の各ラインについても、輝度信号Ypの処理に対してメモリ読み出しアドレスの制御のみを変更した方法で行う。図17は色信号の出力側Nライン目付近のタイミングを示している。
【0066】
本実施の形態の第1の色信号のズーム処理方法では、前記図9に示す部分をズーム対象領域として定義したが、異なる領域をズーム対象領域としても、メモリ書き込みイネーブル、メモリ書き込みアドレス、メモリ読み出しアドレスをその領域に適合するように制御することで、同様のズーム処理が行える。
【0067】
また、メモリ書き込みクロックとメモリ読み出しクロックは相対的に2倍の比率が保たれればよいので、通常時のクロック周波数に対してメモリ書き込みクロックを1/2倍の周波数に制御してもよい。その場合は、イメージセンサのクロック周波数を1/2倍にすることで、容易に実現可能である。
【0068】
次に、図18〜図26により、本実施の形態における第2のズーム処理方法について詳細に説明する。それぞれ、図18〜図26に従って順に説明する。
【0069】
図18に、本実施の形態の第2のズーム処理方法における1フレーム期間の拡大時タイミング概要を表わす。第2のズーム処理方法では、ズーム率を2倍としている。1つの垂直データValid信号のハイレベル期間に対する水平データValid信号のハイレベル期間の回数はズーム対象領域のライン数N/2と等しいN/2個になるように制御し、かつ通常時の水平データValid信号を1つおきに間引いたタイミングになるように制御する。この動作はイメージセンサの制御タイミングを変化することで達成する。つまり、イメージセンサがNライン相当のデータではなく、N/2ライン相当のデータのみ出力するように動作させる。輝度信号Ypおよび色信号Cpは、前記に説明した図12のものと比較して、各水平データValid信号がハイレベルの期間には、同じものを入力する。水平データValid信号がローレベルの期間の輝度信号Ypおよび色信号Cpはどんなデータでも構わない。またさらに、拡大対象部分におけるデータのみズームメモリに書き込むためメモリ書き込みイネーブル信号を使用する。メモリ書き込みイネーブル信号がハイレベルの期間のみズームメモリに輝度信号Ypおよび色信号Cpのデータが書き込まれる。メモリ書き込みイネーブルがハイレベルの期間は、1ライン目のデータからN/2ライン目のデータまでの入力されたすべてのラインの水平データValid信号の前半半分の期間のみハイレベルとなり、それ以外の期間はローレベルとなる。
【0070】
この動作によって、ズーム処理対象処理領域のデータ、すなわち輝度信号Ypおよび色信号Cpの「有効」と表わされた部分のデータのみが、ズームメモリに書き込まれ、それ以外のデータ、すなわち「無効」と表わされた部分のデータはズームメモリには書き込まれない。ズームメモリに書き込まれたデータは、書き込みクロックと同じ周波数のクロックで読み出され、ズーム処理後輝度信号Yおよびズーム処理後色信号Cとして出力される。この読み出し動作は、ズームメモリに保存されている1ライン分のデータをすべて出力した後、さらにもう一度1ライン分のデータを読み出す。このズームメモリへの書き込み動作とズームメモリからの読み出し動作は、入力データのN/2ライン目、すなわち出力側のNライン目まで繰り返される。出力データValidはズームメモリからの読み出しに同期して、データの有効期間には出力データValidにハイレベルを出力し、それ以外の期間にはローレベルを出力する。
【0071】
図19を用いて、輝度信号のズーム処理の詳細な動作を説明する。図19は輝度信号の1ライン目付近のタイミングを示している。メモリ書き込みクロック信号は、ズームメモリに書き込む際の基準クロックである。Yp(m,n)信号は、前記図7の画素に対応する輝度信号Ypと同じであり、信号の(1,1)、(1,2)などはそれぞれYp(1,1)、Yp(1,2)などを示す。この図19では1ライン目付近のタイミングのみを表わしているので、Yp(1,1)からYp(1,M)まで順次信号が変化する。1ライン目の輝度信号Ypデータのうちズーム対象領域に相当する(1,1)から(1,M/2)までのデータのみをズームメモリに書き込むため、メモリ書き込みイネーブル信号を制御する。メモリ書き込みイネーブル信号はズーム対象領域でのみハイレベルとなるように制御する。また、書き込まれるデータをズームメモリ上の異なったアドレスに書き込むため、メモリ書き込み信号がハイレベルの期間のみ、メモリ書き込みアドレスをメモリ書き込みクロックと同期してインクリメントする。これらの動作によりズームメモリのアドレス1からM/2には、Yp(1,1)からYp(1,M/2)に対応するデータが書き込まれるように動作する。
【0072】
一方、メモリ書き込みクロックと同じ周波数のメモリ読み出しクロックに同期して、メモリアドレス1からM/2までを順次2回ずつ読み出し、図20の輝度信号の2ライン目付近のタイミングに示すように、さらにもう一度、メモリアドレス1からM/2までを順次2回ずつ読み出す動作を行う。この動作によってY(m,n)には、Yp(1,1)からYp(1,M/2)までの輝度信号Ypが横方向に2倍、縦方向にも2倍に変換された信号が出力される。なお、図19、図20においてズーム処理後の輝度信号Yの(1,1)などは対応する輝度信号Ypの位置として表わしてある。ズーム処理後の輝度信号Yにはデータの無効期間があるので有効と無効の判別のために出力データValid信号を付加し有効期間にはハイレベルを出力する。これら一連の動作を3ライン目以降N/2ライン目まで同様に行う。その際、メモリの書き込みアドレスおよび読み出しアドレスは常に1からM/2までを繰り返し使用する。
【0073】
図21、図22は出力側N−1ライン目、Nライン目付近のタイミングをそれぞれ示す。出力側Nライン目は入力側ではN/2ライン目に相当する。動作は前記図19の1ライン目の動作と同様である。これら一連の動作によって、前記図7の画素に対応する輝度信号Ypが前記図8の画素に対応するズーム処理後の輝度信号Yに変換され、ズーム処理が実現できる。
【0074】
本実施の形態の第2の輝度信号のズーム処理方法では、前記図7に示す部分をズーム対象領域として定義したが、異なる領域をズーム対象領域としても、メモリ書き込みイネーブル、メモリ書き込みアドレス、メモリ読み出しアドレスをその領域に適合するように制御することで、同様のズーム処理が行える。
【0075】
図23、図24を用いて、色信号のズーム処理の詳細な動作を説明する。図23は色信号の1ライン目付近のタイミングを示し、図24は色信号の2ライン目付近のタイミングを示している。これらタイミングは前記図19、図20の輝度信号の1ライン目付近のタイミング、輝度信号の2ライン目付近のタイミングとそれぞれ、ほぼ同様であり、前記図19のYpをCpに、YをCとして、メモリの読み出しアドレスの生成のみを変更し、それに伴ってズーム処理後の色信号Cについても出力順が変更された形となっている。すなわち、前記図9、図10に示したように色信号の処理は、2個ずつのデータを1組と考えて拡大処理をしなければならないので、メモリの読み出しアドレスを、1,2,1,2,3,4,3,4,…,M/2−1,M/2,M/2−1,M/2のように制御し、処理をNライン目まで繰り返すことで、前記図9の画素に対応する色信号Cpを前記図10の画素に対応する色信号Cに変換するズーム処理を実現できる。図25は色信号のN−1ライン目付近のタイミング、また図26は色信号のNライン目付近のタイミングをそれぞれ示す。
【0076】
本実施の形態の第2の色信号のズーム処理方法では、前記図9に示す部分をズーム対象領域として定義したが、異なる領域をズーム対象領域としても、メモリ書き込みイネーブル、メモリ書き込みアドレス、メモリ読み出しアドレスをその領域に適合するように制御することで、同様のズーム処理が行える。
【0077】
次に、図27により、本実施の形態における信号処理回路を用いたセンサモジュールの構成の一例を説明する。図27は本実施の形態における信号処理回路を用いたセンサモジュールのブロック図を示す。
【0078】
センサモジュール301は、前述した、YUVデータの時分割出力、RGBデータの時分割出力、YUVデータをズーム処理した拡大YUVデータの時分割出力、拡大YUVデータをRGBに変換した変換RGBデータの時分割出力の各モードを切り替えて出力する機能を有する信号処理回路115,115a、対象物を撮影して映像信号に変換し、信号処理回路115,115aに入力するイメージセンサ102、このイメージセンサ102の受光面に対象物の撮影像を結像させるレンズ101などから構成され、信号処理回路115,115a、イメージセンサ102およびレンズ101は極小型の形状に一体化して形成されている。このセンサモジュール301は、たとえばカメラモジュールなどに用いられる。
【0079】
次に、図28により、本実施の形態における信号処理回路を用いた携帯端末システムの構成の一例を説明する。図28は本実施の形態における信号処理回路を用いた携帯端末システムのブロック図を示す。
【0080】
携帯端末システム401は、前述した、信号処理回路115,115a、イメージセンサ102およびレンズ101を内蔵し、さらに信号処理回路115,115aから時分割出力されたRGBデータを用いて映像を表示する表示回路402、信号処理回路115,115aから時分割出力されたYUVデータを用いて伝送制御する伝送制御回路403、YUVデータを格納するメモリ404などを備えて構成される。この携帯端末システム401は、たとえば携帯電話機などに用いられる。
【0081】
この携帯端末システム401では、信号処理回路115,115aから、モードにより出力タイミングが切り替えられるYUVデータとRGBデータとが同一バス上に時分割出力され、伝送制御回路403ではYUVデータを使用し、表示回路402ではRGBデータを使用する。この際に、伝送制御回路403ではRGBデータを取り込まないように制御され、表示回路402ではYUVデータを取り込まないように制御される。伝送制御回路403では、YUVデータをそのまま、もしくはデータ圧縮などの加工をして、無線伝送や通信ケーブルを介した外部への転送を行う。表示回路402では、携帯端末システム401に付属の表示装置に撮影データを表示する。
【0082】
以上説明したように、本実施の形態によれば、イメージセンサ102から出力される映像信号に信号処理を施した後、最低8ビットのバス幅にて出力する信号処理回路115,115aを有するLSIにおいて、時分割のYUVデータと時分割のRGBデータとを切り替えて出力することができる。
【0083】
さらに、信号処理回路115,115aを有するLSIにおいて、大容量のメモリを用いずにズーム処理を施したYUVデータを生成し、最低8ビットのバス幅にて、時分割の拡大YUVデータと時分割の変換RGBデータとを切り替えて出力することができる。
【0084】
また、8ビットをさらに時分割することで、最低4ビットのバス幅にて、時分割のYUVデータと時分割のRGBデータとを切り替えて出力することができ、さらに時分割の拡大YUVデータと時分割の変換RGBデータとを切り替えて出力することができる。
【0085】
さらに、本実施の形態によれば、信号処理回路115,115aと、イメージセンサ102およびレンズ101を一体化したセンサモジュール301に適用することができ、また表示回路402、伝送制御回路403およびメモリ404などを有する携帯端末システム401に適用することができる。
【0086】
従って、本実施の形態の信号処理回路115,115aを有するLSI、センサモジュール301、携帯端末システム401によれば、大容量のメモリを使用せずにズーム処理を行うため、部品点数や回路規模の増加を抑えることができる。また、YUVデータとRGBデータとを時分割出力する出力端子の共用により、これらを切り替えて出力することで、出力端子数の増加を抑えることができる。さらに、YUVデータからRGBデータへの変換を1個のLSI内の信号処理回路で実行するため、ホスト装置の負担を軽くする、または外付けハードウェアの削減が図れる。
【0087】
以上、本発明者によってなされた発明をその実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0088】
【発明の効果】
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
【0089】
(1)複数ビットのパラレル出力線から、YUVデータを時分割出力するモードと、RGBデータを時分割出力するモードとを有することで、4ビットまたは8ビットのバス幅にて、モードの選択により時分割のYUVデータと時分割のRGBデータとを切り替えて出力することが可能となる。
【0090】
(2)YUVデータを拡大した拡大YUVデータを時分割出力するモードと、拡大YUVデータをRGBデータに変換した変換RGBデータを時分割出力するモードとを有することで、大容量のメモリを用いずに、モードの選択により時分割の拡大YUVデータと時分割の変換RGBデータとを切り替えて出力することが可能となる。
【0091】
(3)大容量のメモリを使用せずにズーム処理を行うことができるので、信号処理回路を有する、半導体装置、センサモジュール、携帯端末システムの部品点数や回路規模の増加を抑えることが可能となる。
【0092】
(4)YUVデータとRGBデータとを時分割出力する出力端子を共用することができるので、信号処理回路を有する、半導体装置、センサモジュール、携帯端末システムの出力端子数の増加を抑えることが可能となる。
【0093】
(5)YUVデータからRGBデータへの変換を1個の半導体装置内の信号処理回路で実行することができるので、ホスト装置の負担を軽くする、または外付けハードウェアの削減を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の半導体装置における信号処理回路を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態の半導体装置における別の信号処理回路を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施の形態の半導体装置において、1ラインのデータ出力順を示す説明図である。
【図4】本発明の一実施の形態の半導体装置において、Jバス/Kバスの出力組み合わせを示す説明図である。
【図5】本発明の一実施の形態の半導体装置において、輝度信号ズーム処理回路を示すブロック図である。
【図6】本発明の一実施の形態の半導体装置において、色信号ズーム処理回路を示すブロック図である。
【図7】本発明の一実施の形態の半導体装置において、画素に対応する輝度信号を示す説明図である。
【図8】本発明の一実施の形態の半導体装置において、画素に対応するズーム処理後の輝度信号を示す説明図である。
【図9】本発明の一実施の形態の半導体装置において、画素に対応する色信号を示す説明図である。
【図10】本発明の一実施の形態の半導体装置において、画素に対応するズーム処理後の色信号を示す説明図である。
【図11】本発明の一実施の形態の半導体装置において、画素に対応する色信号と色差信号との関係を示す説明図である。
【図12】本発明の一実施の形態の半導体装置において、第1のズーム処理方法における各信号の1フレーム期間の通常時を示すタイミング図である。
【図13】本発明の一実施の形態の半導体装置において、第1のズーム処理方法における各信号の1フレーム期間の拡大時を示すタイミング図である。
【図14】本発明の一実施の形態の半導体装置において、第1のズーム処理方法における輝度信号の1ライン目付近を示すタイミング図である。
【図15】本発明の一実施の形態の半導体装置において、第1のズーム処理方法における輝度信号の出力側Nライン目付近を示すタイミング図である。
【図16】本発明の一実施の形態の半導体装置において、第1のズーム処理方法における色信号の1ライン目付近を示すタイミング図である。
【図17】本発明の一実施の形態の半導体装置において、第1のズーム処理方法における色信号の出力側Nライン目付近を示すタイミング図である。
【図18】本発明の一実施の形態の半導体装置において、第2のズーム処理方法における各信号の1フレーム期間の拡大時を示すタイミング図である。
【図19】本発明の一実施の形態の半導体装置において、第2のズーム処理方法における輝度信号の1ライン目付近を示すタイミング図である。
【図20】本発明の一実施の形態の半導体装置において、第2のズーム処理方法における輝度信号の2ライン目付近を示すタイミング図である。
【図21】本発明の一実施の形態の半導体装置において、第2のズーム処理方法における輝度信号の出力側N−1ライン目付近を示すタイミング図である。
【図22】本発明の一実施の形態の半導体装置において、第2のズーム処理方法における輝度信号の出力側Nライン目付近を示すタイミング図である。
【図23】本発明の一実施の形態の半導体装置において、第2のズーム処理方法における色信号の1ライン目付近を示すタイミング図である。
【図24】本発明の一実施の形態の半導体装置において、第2のズーム処理方法における色信号の2ライン目付近を示すタイミング図である。
【図25】本発明の一実施の形態の半導体装置において、第2のズーム処理方法における色信号のN−1ライン目付近を示すタイミング図である。
【図26】本発明の一実施の形態の半導体装置において、第2のズーム処理方法における色信号のNライン目付近を示すタイミング図である。
【図27】本発明の一実施の形態において、信号処理回路を用いたセンサモジュールを示すブロック図である。
【図28】本発明の一実施の形態において、信号処理回路を用いた携帯端末システムを示すブロック図である。
【符号の説明】
101 レンズ
102 イメージセンサ
103 ラインメモリ
104 輝度信号処理回路
105 色信号処理回路
106 輝度信号ズーム処理回路
107 色信号ズーム処理回路
108 信号処理前段部
109 変換回路
110,111 セレクタ
112 時分割処理回路
113 制御回路
114 信号処理後段部
115,115a 信号処理回路
151,153 ズームメモリ
152,154 ズームメモリ制御回路
201 変換回路
202,203,206 時分割処理回路
204 セレクタ
205 制御回路
207 信号処理後段部
301 センサモジュール
401 携帯端末システム
402 表示回路
403 伝送制御回路
404 メモリ

Claims (8)

  1. 映像信号を信号処理してYUVデータとRGBデータとを生成して出力する信号処理回路を有し、
    前記信号処理回路は、複数ビットのパラレル出力線から、前記YUVデータを時分割出力するモードと、前記RGBデータを時分割出力するモードとを有することを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記複数ビットは、4ビットまたは8ビットであることを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項1記載の半導体装置において、
    前記信号処理回路は、ズーム処理機能として、前記YUVデータを拡大した拡大YUVデータを時分割出力するモードと、前記拡大YUVデータをRGBデータに変換した変換RGBデータを時分割出力するモードとを有することを特徴とする半導体装置。
  4. 映像信号を信号処理してYUVデータとRGBデータとを生成して出力し、複数ビットのパラレル出力線から、前記YUVデータを時分割出力するモードと、前記RGBデータを時分割出力するモードとを有する信号処理回路と、
    前記信号処理回路から時分割出力された前記YUVデータを伝送制御する伝送制御回路と、
    前記信号処理回路から時分割出力された前記RGBデータを表示する表示回路とを有し、
    前記信号処理回路から時分割出力された前記YUVデータを前記伝送制御回路に出力するタイミングと、前記信号処理回路から時分割出力された前記RGBデータを前記表示回路に出力するタイミングとを有することを特徴とする携帯端末システム。
  5. 請求項4記載の携帯端末システムにおいて、
    前記信号処理回路は、ズーム処理機能として、前記YUVデータを拡大した拡大YUVデータを時分割出力するモードと、前記拡大YUVデータをRGBデータに変換した変換RGBデータを時分割出力するモードとを有することを特徴とする携帯端末システム。
  6. 映像信号を信号処理してYUVデータとRGBデータとを生成して出力し、複数ビットのパラレル出力線から、前記YUVデータを時分割出力するモードと、前記RGBデータを時分割出力するモードとを有する信号処理回路と、
    対象物を撮影して前記映像信号に変換するイメージセンサと、
    前記イメージセンサの受光面に前記対象物の像を結像させるレンズとを有し、
    前記信号処理回路と前記イメージセンサと前記レンズとが一体化されていることを特徴とするセンサモジュール。
  7. 請求項6記載のセンサモジュールにおいて、
    前記イメージセンサは、CMOSセンサであることを特徴とするセンサモジュール。
  8. 請求項6記載のセンサモジュールにおいて、
    前記信号処理回路は、ズーム処理機能として、前記YUVデータを拡大した拡大YUVデータを時分割出力するモードと、前記拡大YUVデータをRGBデータに変換した変換RGBデータを時分割出力するモードとを有することを特徴とするセンサモジュール。
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