JP2004021757A - 情報表示処理装置 - Google Patents

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Tomoki Kitahashi
北橋 知己
Tomoya Yamauchi
山内 智也
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Abstract

【課題】捲り表示機能を有する情報表示処理装置において、画像種別を問わず、ページ捲り表示時に、文書内容の判別が容易となるようにする。
【解決手段】ページ捲り指示を受け付けると、新たなページ画像が生成されるまでの間、一旦、定常液晶駆動電圧と定常インバータ輝度値とを設定して画像コントラストとブライトネスとを下げる(状態P302)。新たなページ画像が生成された後、ページ送り時液晶駆動電圧とページ送り時インバータ輝度値とを設定して画像コントラストとブライトネスとを上げる(状態P303)。その後、ほぼ連続的に画像コントラストとブライトネスとを捲り操作前のユーザ設定値に下げていく(状態P304)。捲り表示中にページ捲り指示を受け付けると、定常液晶駆動電圧と定常インバータ輝度値とを設定して画像コントラストとブライトネスとを下げ(状態P302)、前述同様の処理を繰り返す。
【選択図】    図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の文書や複数ページにわたる文書をユーザの指示によりページ単位で順次切替表示する機能を備えた情報表示処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、文書を利用するには、紙を用いることが中心であった。しかし、紙はページ数に応じて体積および質量が増加し、一定の枚数を越えると持ち運びができなくなるといった問題があった。
【0003】
また、紙は基本的に再利用できない情報媒体であり、資源保護の観点からも紙の利用の削減が求められている。
【0004】
これに対して、近年のパーソナルコンピュータなどの情報処理機器の普及により、従来、紙で保持されていた文書が、電子的手段により保存、管理されるようになってきている。そして、これに合わせて、これまで紙に出力して参照されてきた文書を情報処理機器の表示デバイスで参照することが多くなってきている。
【0005】
ところで、情報処理機器での文書の参照で問題となるのは、複数ページに亘る構造化されていない文書の表示や閲覧(ブラウジング)である。
【0006】
現在、情報処理機器の表示デバイスとして利用されているCRTディスプレイやバックライトを搭載した透過型液晶ディスプレイなどは、ページを連続して表示した場合に、ページ内容の把握が困難になることが知られている。
【0007】
このため、たとえば本のように複数ページの紙媒体で構成された文書においてページを捲っていくときと同様に、捲りながら表示を行なっていく方式(ページ捲り中の表示方法)が検討されている。
【0008】
たとえば、特開平7−85011号には、文字属性によって表示する内容を決定する方式が提案されている。また、特開平9−138803号には、指定された領域のみを表示する方式が提案されている。これら2つの方式の共通点は、文書の主要と思われる内容を選択的に表示するという点にある。
【0009】
また、たとえば、特開平11−7376号には、連続ページ捲り中は手書き図形の太線化や文字情報の拡大を行なう方式が提案されている。また、特開平11−73293号には、ページ捲り後、一定時間拡大表示を行なう方式が提案されている。これら2つの方式の共通点は、拡大や強調など、表示方法を変えて表示するという点にある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これらの4つの公報に記載の技術は、それぞれ限定された文書では有効であるが、一般的に利用可能といえるものではない。
【0011】
たとえば、特開平7−85011号や特開平11−7376号で開示されている技術は、表示する文書が何らかのコード情報で記録されている文書、すなわちコード文書であることを前提としており、紙文書を光学的に読み取ったスキャンデータには適用できない。
【0012】
また、特開平9−138803号に開示されている技術は、コード文書やスキャン文書の何れにも適用可能であるが、指定された領域にユーザが必要とする情報が記載されていることを前提としているため、請求書などの定型フォーム以外では利用し難いという問題がある。
【0013】
また、特開平11−732293号や特開平11−7376号に開示されている技術は、拡大や太線化などを利用しているが、一般の文書で文書要素の拡大を行なうと、他の文書要素との干渉が発生し、また、太線化を行なうと図形の潰れが発生するなど、却って読み難くなる可能性が高い。
【0014】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、文書の種別を問うことなく、ページ捲り表示の際の文書内容の判別性を高めることのできる情報表示処理装置を提供すること目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明に係る情報表示処理装置は、ページ単位で表示画像を切り替えて表示する機能を備えた情報表示処理装置であって、画像を表示する表示デバイスと、表示デバイス上のページ画像の切替指示を受け付けるページ送り指示受付部と、ページ送り指示受付部がページ画像の切替指示を受け付けたことを条件として新しいページ画像を生成するページ画像生成部と、ページ送り指示受付部がページ画像の切替指示を受け付けたことを条件として、表示デバイス上の画像をページ画像生成部が生成した新しいページ画像に切り替えるとともに、表示デバイス上の表示画像の明暗状態を所定時間に亘って通常状態の明暗の調子と異なるものに設定し、その後、通常状態の明暗の調子とほぼ等しい状態に設定する表示輝度制御部とを備えた。
【0016】
また従属項に記載された発明は、本発明に係る情報表示処理装置のさらなる有利な具体例を規定する。
【0017】
【作用】
上記構成の情報表示処理装置において、表示輝度制御部は、ページ送り表示時に、画像コントラストやブライトネスを変化させて表示デバイス上の表示画像の明暗の調子を変化させ、ページ送り操作終了後には、ページ送り操作前の通常表示状態に戻す。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0019】
図1は、本発明に係る情報表示処理装置の一実施形態の全体構成を示す概略図である。図示するように、この情報表示処理装置1は、表示デバイスの一例である液晶表示パネル3と操作ボタン5とが筐体9に収容されて構成されている。
【0020】
液晶表示パネル3は、バックライト付きパネルとして構成されている。また、操作ボタン5としては、ページ後方送りボタン52、ページ前方送りボタン54、メニューボタン56、および選択ボタン58を備えている。
【0021】
この情報表示処理装置1は、内部に備えられている記憶媒体から読み出したデータ、あるいは図示しないネットワーク接続機能部を介してWebサーバなどから取得したデータに基づいて画像を液晶表示パネル3に表示するように構成されている。
【0022】
また、情報表示処理装置1は、本を読むようにパラパラと捲りながらページ単位で表示を切り替えていく機能(捲り表示機能)が搭載されており、この捲り表示機能を利用することで、たとえば、取り込んだ多数の情報の中から所望の情報を素早く検索できるように構成されている。
【0023】
すなわち、この情報表示処理装置1における情報検索時には、ページ後方送りボタン52やページ前方送りボタン54といった2つのページ送りボタンを操作することで、ページ捲り操作を行ないながら所望のページ情報を液晶表示パネル3に表示させることができる。また、ページ後方送りボタン52やページ前方送りボタン54の何れか一方を連続的に押し続けると高速でページ送りを行なうことができ、これにより、次々と表示される情報を確認しながら所望とする情報を探すという操作が可能となっている。
【0024】
また、捲り表示の際には、ページ送り操作に合わせて、液晶表示パネル3の液晶素子を駆動する画素振幅である画像コントラストや画像全体の明るさである表示明度(ブライトネス/背景輝度)を通常表示時と異なるものとし、表示デバイス上の表示画像の明暗状態を所定時間に亘って通常状態の明暗の調子と異なるものにすることで、全体の画像の特徴抽出が容易となるように構成されている。
【0025】
図2は、情報表示処理装置1の機能ブロック図である。情報表示処理装置1は、ページ単位で画像を表示する表示デバイスの一例である液晶表示パネル3と、液晶表示パネル3上のページ画像の切替指示を操作ボタン5を介して受け付けるページ送り指示受付部10と、ページ送り指示受付部10がページ画像の切替指示を受け付けたことを条件として新しいページ画像を生成するページ画像生成部20とを備える。
【0026】
また、情報表示処理装置1は、ページ送り指示受付部10がページ画像の切替指示を受け付けたことを条件として、液晶表示パネル3上の画像を切り替えるとともに表示画像の明暗状態を所定順序に従って切り替える表示輝度制御部30とを備える。
【0027】
ページ画像生成部20は、ページ送り指示受付部10がページ画像の切替指示を受け付けると、指示された方向(前方/後方の何れか)の新しいページ画像を生成し、生成し終えると、その旨を示す生成完了信号S1を表示輝度制御部30に通知する。
【0028】
表示輝度制御部30は、液晶表示パネル3上におけるページ画像の表示コントラストを制御する機能部であるコントラスト制御部120と、液晶表示パネル3のバックライト輝度を制御することでブライトネスを制御する機能部であるブライトネス制御部130とを有する。
【0029】
表示輝度制御部30は、液晶表示パネル3上のページ画像のコントラストをコントラスト制御部120により調整したり、あるいはページ画像のブライトネスをブライトネス制御部130により調整することで、液晶表示パネル3上における表示輝度を制御する。なお、コントラストおよびブライトネスの両方に限らず、この両者の少なくとも一方を調整するものであればよい。
【0030】
この表示輝度制御部30は、ページ送り指示受付部10がページ画像の切替指示を受け付けると、液晶表示パネル3の画像をページ画像生成部20が生成した新しいページ画像に切り替えるとともに、液晶表示パネル3上の表示画像の輝度を所定時間に亘って、表示画像の切替指示を受け付ける直前の明暗状態である通常状態の輝度(その時点にユーザが設定しているコントラストやブライトネスの状態)と異なるものに設定し、その後、通常状態の輝度とほぼ等しい輝度に設定する。たとえば、捲り表示中には表示輝度を高めに設定し、捲り表示完了後には、概ね元の表示輝度(ページ捲り操作直前のコントラストやブライトネスの状態)と等しい状態に戻す。
【0031】
また、より好ましくは、表示輝度制御部30は、ページ送り指示受付部10がページ画像の切替指示を受け付けると、先ず、その時点の輝度である通常輝度が予め定められている定常輝度と等しいか否かを判定し、等しくなければ、ページ画像生成部20が新しいページ画像を生成するまでの間、表示画像の輝度を定常輝度に設定する。この定常輝度は、ユーザが一般的に設定するであろう輝度よりも比較的低めに設定する。なお、定常輝度と等しいか否かは、定常コントラストもしくは定常ブライトネスのうちの少なくとも一方について判定すればよい。
【0032】
そして、ページ画像生成部20が新しいページ画像を生成し終えると、表示輝度制御部30は、ページ画像生成部20から生成完了信号S1の通知を受けて液晶表示パネル3上の画像をその新しいページ画像に切り替えさせる。ページ画像生成部20は、表示輝度制御部30からの画像切替指示S2を受けると、生成した新しいページ画像を液晶表示パネル3に設定する。
【0033】
また、表示輝度制御部30は、表示画像の輝度を通常輝度よりも比較的高い輝度に設定する。これにより、ページ画像生成部20にて生成された新しいページ画像が、通常輝度よりも高めに表示される。そして、表示輝度制御部30は、この高めの表示輝度を、生成完了信号S1が入力されてからの経過時間に応じて漸次通常輝度に戻していく。
【0034】
図3は、情報表示処理装置1のハードウェアブロック図である。情報表示処理装置1は、液晶表示パネル3と、情報表示処理装置1の各部を制御するCPU(Central Processing Unit)102と、メモリ104と、タイマ106とを備える。また情報表示処理装置1は、液晶表示パネル3を駆動する液晶コントローラ114および液晶ドライバ116と、主に表示コントラストを制御するための構成要素であるD/A変換器(デジタル/アナログ変換器)122およびDC/DCコンバータ(直流/直流変換器)124と、主にブライトネスを制御するための構成要素であるD/A変換器132およびインバータ(直流/交流変換器)134とを備えている。
【0035】
CPU102、タイマ106、D/A変換器122、およびDC/DCコンバータ124で、コントラスト制御部120が構成される。また、CPU102、タイマ106、D/A変換器132、およびインバータ134で、ブライトネス制御部130が構成される。そして、コントラスト制御部120とブライトネス制御部130とにより、表示輝度制御部30が構成される。
【0036】
情報表示処理装置1が備える液晶表示パネル3は、表示部3aとバックライト部3bとが一体形成されたものである。この液晶表示パネル3は、表示部3aの液晶画素を駆動する液晶ドライバ116が接続されるともに、バックライト部3bを点灯させるためのインバータ134が接続されている。
【0037】
液晶ドライバ116は、表示部3aにおける個々の液晶画素に信号を送出する液晶コントローラ114と、液晶駆動電圧を与えるDC/DCコンバータ124とに接続されている。DC/DCコンバータ124の出力電圧制御端子124aは、D/A変換器122を介してCPU102に接続されている。
【0038】
また、インバータ134は、その入力側に当該インバータ134の出力電圧およびパルス幅を制御してバックライトの明るさ(バックライト輝度)を制御する輝度制御端子134aを有し、この輝度制御端子134aは、D/A変換器132を介してCPU102に接続されている。
【0039】
CPU102は、コントラスト制御部120やブライトネス制御部130内の各部を制御する中枢部分であり、メモリ104に格納されている制御プログラムに基づいて制御動作をするように構成されている。つまり、主に表示コントラストを制御するための構成要素であるD/A変換器122およびDC/DCコンバータ124を制御する機能、あるいは主にブライトネスを制御するための構成要素であるD/A変換器132およびインバータ134を制御する各機能部分は、プログラムに基づいてCPU102が動作することでソフトウェア的に実現されるようになっている。
【0040】
この場合たとえば、コントラスト制御部120やブライトネス制御部130の各機能部を構成するためのプログラムを格納した記憶媒体からプログラムを読み出してフラッシュメモリやその他のRAM(ランダムアクセスメモリ)などの不揮発性の記憶媒体からなるメモリ104にそのプログラムをインストールさせておき、メモリ104からプログラムを読み出してCPU102が後述する処理を実行することにより、各機能をソフトウェア的に実現する仕組みが設けられる。
【0041】
また、このプログラムとしては、本を読むようにパラパラと捲りながら表示を行なっていく機能のための画像表示制御プログラムも用意されている。なお、図では示していないが、より高速の捲り表示をするため、画像表示専用ハードウェアを搭載するようにしてもよい。
【0042】
プログラムは、コンピュータ読取可能な記憶媒体に格納されて提供されてもよいし、有線あるいは無線による通信手段を介して配信されてもよい。また、これらのプログラムや当該プログラムを格納した記憶媒体は、既存のシステムやアプリケーションプログラムをバージョンアップするものとして提供されてもよい。あるいは、各機能部分をソフトウェア的に実現するパッチファイルなど、一部の機能に対応したオプションプログラムとして提供されてもよい。
【0043】
なお、このように、コンピュータプログラムを利用して情報表示処理装置1の各機能部分をコンピュータ(前例ではCPU102)により実現することに限らず、D/A変換器122やD/A変換器132などを駆動する制御機能部分をハードウェアで構成してもよい。
【0044】
図4は、情報表示処理装置1におけるページ送り操作時の、画像コントラストと表示ブライトネスを制御する動作フローを示すフローチャートである。
【0045】
また図5は、図4に示したページ送り操作時の動作フローを状態遷移図にて示したものである。
【0046】
本例の情報表示処理装置1は、定常状態では、状態P301をとる(S100)。CPU102は、ページ後方送りボタン52もしくはページ前方送りボタン54の押下を監視する(S102)。そして、CPU102は、ページ後方送りボタン52もしくはページ前方送りボタン54が押されると(S102−YES)、その時点の稼働状態におけるすなわちユーザが設定している稼働時液晶駆動電圧V0と稼働時インバータ輝度値Y0とをメモリ104に記憶するとともに、定常液晶駆動電圧V20と定常インバータ輝度値Y30とを液晶表示パネル3に設定する(S104)。
【0047】
定常液晶駆動電圧V20と定常インバータ輝度値Y30は、稼働状態におけるすなわちユーザが設定している稼働時液晶駆動電圧V0や稼働時インバータ輝度値Y0よりも表示輝度が低くなるように設定することが好ましい。
【0048】
すなわち、メモリ104に記憶されている定常液晶駆動電圧V20を参照して、この定常液晶駆動電圧V20に対応する所定の値DV20を、DC/DCコンバータ124の出力電圧制御端子124aに接続されているD/A変換器122に設定する。また、CPU102は、メモリ104に記憶されている定常インバータ輝度値Y30を参照して、この定常インバータ輝度値Y30に対応する所定の値DY30を、インバータ134の輝度制御端子134aに接続されているD/A変換器132に設定する。これにより、情報表示処理装置1は、状態P302に遷移する。
【0049】
続いて、CPU102は、次ページないし前ページの画像を生成し、液晶コントローラ114へ設定する(S106,S108)。そしてこの設定が完了すると(S108−YES)、CPU102は、生成した次ページないし前ページの画像に切り替えさせるとともに(S109)、ページ送り時液晶駆動電圧V21とページ送り時インバータ輝度値Y31とを液晶表示パネル3に設定する(S110)。なお、ページ送り時液晶駆動電圧V21は、画像コントラストが、定常液晶駆動電圧V20設定時よりも高まる方向の値とする。
【0050】
また、ページ送り時インバータ輝度値Y31は、ブライトネスが、定常インバータ輝度値Y30設定時よりも高まる方向の値とする。また、ページ送り時液晶駆動電圧V21やページ送り時インバータ輝度値Y31は、稼働状態におけるすなわちユーザが設定している稼働時液晶駆動電圧V0や稼働時インバータ輝度値Y0よりも表示輝度が高くなるように設定する。
【0051】
すなわち、メモリ104に記憶されているページ送り時液晶駆動電圧V21を参照して、このページ送り時液晶駆動電圧V21に対応する所定の値DV21を、DC/DCコンバータ124の出力電圧制御端子124aに接続されているD/A変換器122に設定することで、一旦、画像コントラストが高まる方向に調整する。また、CPU102は、メモリ104に記憶されているページ送り時インバータ輝度値Y31を参照して、このページ送り時インバータ輝度値Y31に対応する所定の値DY31を、インバータ134の輝度制御端子134aに接続されているD/A変換器132に設定することで、一旦、ブライトネスが高まる方向に調整する。
【0052】
またこれと略同時に、CPU102は、表示輝度制御用の各種の設定値を所望の値に設定する(S112)。たとえば、メモリ104に記憶されているコントラスト制御インターバルΔTをタイマ106に設定し、タイマ106を起動する。また、CPU102は、メモリ104上のページ送り後経過時刻T1を所定の値に初期化する。これら動作が完了すると、情報表示処理装置1は、状態P303に遷移する。
【0053】
次にCPU102は、送りボタンの押下やタイマ106の値を監視する(S114,S116)。そして、送りボタンの押下がなく(S114−NO)、且つタイマ106の値がコントラスト制御インターバルΔTに達すると(S116−YES)、CPU102は、その時点に適した液晶駆動電圧V2とインバータ輝度値Y3とを求め、求めた液晶駆動電圧V2とインバータ輝度値Y3とを液晶表示パネル3に設定する(S120)。なお、その時点に適した液晶駆動電圧V2とインバータ輝度値Y3との設定方法については、後述する(図6および図7を参照)。
【0054】
CPU102は、後述する方法にて求めた、その時点(t)における液晶駆動電圧V2(t)に対応する所定の値DV2(t)を、DC/DCコンバータ124の出力電圧制御端子124aに接続されているD/A変換器122に設定する。また、後述する方法にて求めた、その時点(t)におけるインバータ輝度値Y3(t)に対応する所定の値DY3(t)を、インバータ134の輝度制御端子134aに接続されているD/A変換器132に設定する。
【0055】
また、CPU102は、メモリ104上のページ送り後経過時刻T1から“1”を引く(S122)。以上の動作が完了すると、情報表示処理装置1は、状態P304に遷移する。
【0056】
次にCPU102は、状態P304において、送りボタンの押下やタイマ106の値、さらにはページ送り後経過時刻T1を監視する(S124,S126,S128)。そして、送りボタンの押下がなく(S124−NO)、またタイマ106の値がコントラスト制御インターバルΔTに達し(S126−YES)、且つページ送り後経過時刻T1が“0”を越えている場合には(S128−YES)、CPU102は、その時点に適した液晶駆動電圧V2とインバータ輝度値Y3とを求め、求めた液晶駆動電圧V2とインバータ輝度値Y3とを液晶表示パネル3に設定する(S120)。また、メモリ104上のページ送り後経過時刻T1から“1”を引く(S122)。以上の動作の完了後、情報表示処理装置1は、状態P304に留まる。
【0057】
一方、状態P304において、送りボタンの押下がなくタイマ106がコントラスト制御インターバルΔTに達し(S126−YES)、かつページ送り後経過時刻T1が“0”以下の場合には(S128−NO)、CPU102は、定常液晶駆動電圧V20と定常インバータ輝度値Y30とを液晶表示パネル3に設定する(S130)。以上の動作の完了後、情報表示処理装置1は、状態P305に遷移する。
【0058】
そして、所定時間が経過したら、CPU102は、タイマ106を停止させるとともに(S132)、液晶表示パネル3を定常状態に戻す、すなわちメモリ104に記憶しておいた稼働時液晶駆動電圧V0と稼働時インバータ輝度値Y0とを液晶表示パネル3に設定する(S134)。以上の動作の完了後、情報表示処理装置1は、状態P301の定常状態に遷移し、ページ送り表示を終了する。
【0059】
また、状態P303においてページ送り指示が入力されると(S114−YES)、あるいは状態P304においてページ送り指示が入力されると(S124−YES)、CPU102は、タイマ106を停止させるとともに(S140)、定常液晶駆動電圧V20と定常インバータ輝度値Y30とを液晶表示パネル3に設定する(S104)。以上の動作の完了後、情報表示処理装置1は、状態P302に遷移する。これにより、情報表示処理装置1は、ページ送り表示中であってもページ送りが可能となる。
【0060】
図6は、ステップS120にて、その時点(t)に適した液晶駆動電圧V2(t)とインバータ輝度値Y3(t)とを設定する方法を説明する図である。
【0061】
先ず、制御途中にページ送りボタンが押下されない場合における、制御開始から完了までの処理時間に相当するコントラスト制御完了時刻T2を設定する。このコントラスト制御完了時刻T2は、ページ送りボタンを検知して画像生成を開始(t0)してから生成が完了する(t1)までの画像生成時間(t0〜t1)を含んでいてもよいし、除外したものであってもよい。本例では、画像生成時間を除外したものとして説明する。
【0062】
また、ページ送り後経過時刻T1を、コントラスト制御完了時刻T2の範囲内の任意の値に設定する(0<T1<T2)。そして、コントラスト制御インターバルΔTが経過するごとに、つまり後述する計算が完了するごとに(その時点の値を求めたら)“1”だけ差し引くようにする。なお、このページ送り後経過時刻T1やコントラスト制御完了時刻T2は、正確な時刻を意味するものではなく、液晶駆動電圧V2やインバータ輝度値Y3を計算するためのタイマカウント値に相当するものである。
【0063】
次に、液晶駆動電圧V2の設定方法について説明する。先ず、その時点(t)におけるページ送り後経過時刻T1(t)を、コントラスト制御完了時刻T2で除した値を液晶駆動電圧V2に対する重付け値α2として求める。そして、この重付け値α2で定常液晶駆動電圧V20と液晶駆動電圧V21とを比例配分させた値を、その時点(t)における液晶駆動電圧V2(t)として求める。たとえば、図6(A)に示すように、液晶駆動電圧V2(t)は、式(1)のようにして求めることができる。
【数1】
Figure 2004021757
【0064】
そして、図6(B)に示すように、コントラスト制御インターバルΔTごとにページ送り後経過時刻T1(t)を小さくして、その時点(t)における液晶駆動電圧V2(t)を求めて、求めた値に対応する所定の値DV2(t)を、DC/DCコンバータ124の出力電圧制御端子124aに接続されているD/A変換器122に設定する。こうすることで、ページ送り操作があった後、一旦、画像コントラストを高くした後、ほぼ連続的に画像コントラストをページ送り操作前のユーザ設定値に戻すことができる。
【0065】
同様に、インバータ輝度値Y3についても、その時点(t)におけるページ送り後経過時刻T1(t)を、コントラスト制御完了時刻T2で除した値をインバータ輝度値Y3に対する重付け値α3として求める。そして、この重付け値α3で定常インバータ輝度値Y30とページ送り時インバータ輝度値Y31とを比例配分させた値をインバータ輝度値Y3(t)として求める。よって、液晶駆動電圧V2(t)と同様に、インバータ輝度値Y3(t)は、式(2)のようにして求めることができる。
【数2】
Figure 2004021757
【0066】
そして、液晶駆動電圧V2(t)と同様に、コントラスト制御インターバルΔTごとにその時点(t)におけるインバータ輝度値Y3(t)を求めて、求めた値に対応する所定の値DY3(t)を、インバータ134の輝度制御端子134aに接続されているD/A変換器132に設定する。
【0067】
こうすることで、ページ送り操作があった後、一旦、ブライトネスを高くした後、ほぼ連続的にブライトネスをページ送り操作前のユーザ設定値に戻すことができる。また、時点t=t2におけるページ送り後経過時刻T1(t)の設定値次第で、減衰率(収束速度)を調整することができる。
【0068】
図7は、図4に示した処理手順にて、所定回数だけ連続してページ送りボタンが押下された場合における、液晶駆動電圧V2(t)やインバータ輝度値Y3(t)の設定例を示す図である。なお、図4に示したフローチャートのステップ番号や、図5に示した状態遷移図の状態番号を示す。また、ここでは、液晶駆動電圧V2について示しているが、インバータ輝度値Y3についても、その制御特性は同様である。
【0069】
ステップ120にて、その時点に適した液晶駆動電圧V2とインバータ輝度値Y3とを求め、求めた液晶駆動電圧V2とインバータ輝度値Y3とを液晶表示パネル3に設定することで、液晶駆動電圧V2をページ送り時液晶駆動電圧V21から定常液晶駆動電圧V20の方向へ、またインバータ輝度値Y3をページ送り時インバータ輝度値Y31から定常インバータ輝度値Y30の方向へ、それぞれ連続的に変更する。
【0070】
そして、この過程で送りボタンの押下があると、直ちに、液晶駆動電圧V2を定常液晶駆動電圧V20に設定するとともにインバータ輝度値Y3を定常インバータ輝度値Y30に設定してから、次ページないし前ページの画像を生成する。そして、画像生成後に、液晶駆動電圧V2をページ送り時液晶駆動電圧V21に設定し直すとともにインバータ輝度値Y3をページ送り時インバータ輝度値Y31に設定し直す。
【0071】
このように、ページ捲り操作に合わせて、画像コントラストや表示明度(ブライトネス)を低下させた後に、ページ画像が表示される時点で画像コントラストや表示明度(ブライトネス)を高くすることで、通常表示時よりも強調表示状態に遷移して表示させる。これにより、ページが変わったことを示すことができるとともに、ページ捲り時の表示の判別性を向上させることができ、全体の画像の特徴抽出が容易となる。そして、これにより、本を読むようにパラパラと捲りながら所望の画像を検索することができる。
【0072】
また、液晶駆動電圧V2やインバータ輝度値Y3の調整過程で、送りボタンの押下がなく予め定められた制御完了時刻T2が経過すると、一旦、液晶駆動電圧V2を定常液晶駆動電圧V20に設定するとともにインバータ輝度値Y3を定常インバータ輝度値Y30に設定する。そして、所定時間が経過したら、液晶表示パネル3を定常状態に戻す。
【0073】
つまり、ページ捲り表示時に強調表示状態に遷移して、読者が目的のページかどうかをすぐに判断できるような判別表示モードにした後には、少しずつ、概ね連続的にページコントラストやブライトネスを初期状態の方向に下げていくことで、ページ捲りからページ内容の読み取りに移行した際に、読者の目が疲れないような定常表示モードに移行するよう表示制御を行なう。
【0074】
このように、概ね連続的にコントラスト値やブライトネス値を通常状態の方向に変化させることで、ページ送り終了後に判別性は低下するが疲労感の少ない定常表示状態に表示輝度を変化させることが可能であり、かつその変化がユーザにとって阻害要因にならないという副次的効果を有している。
【0075】
また、ページ送り指示が入力されてから新しいページ画像が表示されるまでの間の表示画像を比較的低めのコントラスト値やブライトネス値に変化させることで、ページが表示された時点でのコントラスト変化やブライトネス変化を明確にし、連続的なページ送りにおいてページ表示の完了をユーザに示すことができるという副次的な効果を有している。
【0076】
また、表示輝度を制御する手法、すなわち表示画像の明暗の調子を通常状態と異なるものとする制御を行なう手法であるので、取り扱う画像の種別を問うことなく、前述の制御を実施することができる。これにより、表示対象である画像の種別を問わず、ページ送り時の文書内容の判別性の向上と定常時の疲労感の少なさを同時に簡潔に実現することができる。
【0077】
なお、定常液晶駆動電圧V20、ページ送り時液晶駆動電圧V21、定常インバータ輝度値Y30、ページ送り時インバータ輝度値Y31は、液晶表示パネル3における表示部3aのパネル特性やバックライト部3bの発光特性などに応じて適切な値に設定するとよい。また、メニューボタン56を押すことで表示されるメニューを通して、ユーザが設定可能に構成してもよい。
【0078】
図8は、連続してページ送りボタンが押下された場合における、液晶駆動電圧V2(t)やインバータ輝度値Y3(t)の他の設定例を示す図である。ここでは、液晶駆動電圧V2について示しているが、インバータ輝度値Y3についても、その制御特性は同様である。また、状態遷移図を合わせて示す。
【0079】
図5の状態遷移図や図7に示した特性図との違いは、状態P304から状態P301への遷移の方法である。すなわち、前例では、液晶駆動電圧V2やインバータ輝度値Y3の調整過程で、送りボタンの押下がなく予め定められた制御完了時刻T2が経過すると、一旦、液晶駆動電圧V2を定常液晶駆動電圧V20に設定するとともにインバータ輝度値Y3を定常インバータ輝度値Y30に設定して状態P305に遷移させてから捲り操作まえのユーザ設置値に戻していたが、この変形例では、状態P305を経由することなく、捲り操作前のユーザ設置値に戻している。
【0080】
図9は、制御過程における、その時点(t)に適した液晶駆動電圧V2(t)やインバータ輝度値Y3(t)の設定方法の変形例を説明する図である。なお、ここでは、液晶駆動電圧V2について示しているが、インバータ輝度値Y3についても、その制御特性は同様である。
【0081】
前例では、時点t=t2の重付け係数α2,α3を求めた後には、コントラスト制御インターバルΔTごとに、ページ送り後経過時刻T1から減算分“1”を引くようにしていたが、図9(A)に示す例は、ページ送り後経過時刻T1からの減算分を少し多めの値から段階的に“1”に向けて変化させるようにしているものである。
【0082】
また、前例では、コントラスト制御インターバルΔTを一定としていたが、図9(B)に示す例は、コントラスト制御インターバルΔTを少しずつ長くなるように変化させているものである。また、図9(C)に示す例は、図9(A)の形態と図9(B)の形態とを組み合わせたものである。
【0083】
これら変形例とすることで、減衰率(収束速度)を、さらに調整することができる。そしてこれにより、ページ捲り表示時に強調表示状態に遷移させることでページ送り時の文書内容の判別性の向上を図り、かつ定常時の疲労感の少なさを確実に実現することができるようになる。
【0084】
以上、本発明を実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。発明の要旨を逸脱しない範囲で上記実施形態に多様な変更または改良を加えることができ、そのような変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
【0085】
また、上記の実施形態は、クレーム(請求項)にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組合せの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。前述した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜の組み合わせにより種々の発明を抽出できる。実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、効果が得られる限りにおいて、この幾つかの構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
【0086】
たとえば、上記実施形態では、表示デバイスとして液晶パネルを使用した場合について示したが、表示デバイスはこれに限るものではない。たとえば、CRTディスプレイを使用する場合には、表示の黒レベルおよび白レベルの電圧値を指定することで同様の動作が可能である。
【0087】
また、上記実施形態では、コントラストとブライトネスの両者を調整することで表示画像の明暗の調子を制御するようにしていたが、これに限らず、コントラストおよびブライトネスの少なくとも一方を前述のように制御するものであればよい。
【0088】
また、上記実施形態では、ページ送り指示を受け付けて新しいページ画像の生成が完了するまでの間、ページ送り指示を受け付けた時点の表示輝度よりも低めに設定していたが、この制御は必ずしも必須ではない。たとえば、新しいページ画像の生成が完了するまでの間ページ送り指示を受け付けた時点の表示輝度を維持しておいてもよい。あるいは、その時点の通常輝度が予め定められている定常輝度よりも高い場合に限って比較的低めの定常輝度に設定してもよい。
【0089】
また、上記実施形態では、CPUがタイマを利用してソフトウェア的に制御する場合を例示したが、タイマによるコントラスト制御に変えて時定数によるワンショットスイープを使用し、コントラスト制御をデジタル演算ではなく、増幅回路で形成することで、CPUなどのコンピュータを持たない装置を構成することもできる。
【0090】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、ページ捲り表示の際には、ページ送り操作に合わせて、画像コントラストや表示明度(ブライトネス)を通常表示時と異なるものとして画像表示するようにしたので、全体の画像の特徴抽出が容易となり、読者が目的のページかどうかをすぐに判断できるようになる。すなわち、ページ捲り表示時に、文書内容の判別を容易にすることができる。
【0091】
また、表示画像の明暗の調子を通常状態と異なるものとする制御を行なう手法であるので、取り扱う画像の種別を問うことなく、前述の制御を実施することができる。
【0092】
これにより、表示対象である画像の種別を問わず、ページ送り時の文書内容の判別性の向上と定常時の疲労感の少なさを同時に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】情報表示処理装置の一実施形態の全体構成を示す概略図である。
【図2】情報表示処理装置の機能ブロック図である。
【図3】情報表示処理装置のハードウェアブロック図である。
【図4】情報表示処理装置におけるページ送り操作時の、画像コントラストと表示ブライトネスを制御する動作フローを示すフローチャートである。
【図5】図4に示したページ送り操作時の動作フローを状態遷移図にて示したものである。
【図6】液晶駆動電圧V2とインバータ輝度値Y3とを設定する方法を説明する図である。
【図7】所定回数だけ連続してページ送りボタンが押下された場合における、液晶駆動電圧V2やインバータ輝度値Y3の設定例を示す図である。
【図8】所定回数だけ連続してページ送りボタンが押下された場合における、液晶駆動電圧V2やインバータ輝度値Y3の他の設定例を示す図である。
【図9】液晶駆動電圧V2やインバータ輝度値Y3の設定方法の変形例を説明する図である。
【符号の説明】
1…情報表示処理装置、3…液晶表示パネル、3a…表示部、3b…バックライト部、5…操作ボタン、10…ページ送り指示受付部、20…ページ画像生成部、30…表示輝度制御部、102…CPU、104…メモリ、106…タイマ、114…液晶コントローラ、116…液晶ドライバ、120…コントラスト制御部、122…D/A変換器、124…DC/DCコンバータ、130…ブライトネス制御部、132…D/A変換器、134…インバータ

Claims (4)

  1. ページ単位で表示画像を切り替えて表示する機能を備えた情報表示処理装置であって、
    画像を表示する表示デバイスと、
    前記表示デバイス上のページ画像の切替指示を受け付けるページ送り指示受付部と、
    前記ページ送り指示受付部が前記ページ画像の切替指示を受け付けたことを条件として、新しいページ画像を生成するページ画像生成部と、
    前記ページ送り指示受付部が前記ページ画像の切替指示を受け付けたことを条件として、前記表示デバイス上の画像をページ画像生成部が生成した前記新しいページ画像に切り替えるとともに、前記表示デバイス上の表示画像の明暗状態を所定時間に亘って通常状態の明暗の調子と異なるものに設定し、その後、前記通常状態の明暗の調子とほぼ等しい状態に設定する表示輝度制御部と
    を備えたことを特徴とする情報表示処理装置。
  2. 前記表示輝度制御部は、前記ページ画像生成部が前記新しいページ画像を生成したことを条件として、前記表示デバイス上の画像をページ画像生成部が生成した前記新しいページ画像に切り替えるとともに、表示画像の輝度を前記表示画像の切替指示を受け付ける直前の輝度よりも比較的高い輝度に設定することを特徴とする請求項1に記載の情報表示処理装置。
  3. 前記表示輝度制御部は、前記ページ送り指示受付部が表示画像の切替指示を受け付けたことを条件として表示画像の輝度を前記表示画像の切替指示を受け付ける直前の輝度よりも比較的低い輝度に設定し、その後、前記ページ画像生成部が前記新しいページ画像を生成したことを条件として、前記表示デバイス上の画像をページ画像生成部が生成した前記新しいページ画像に切り替えるとともに、表示画像の輝度を前記表示画像の切替指示を受け付ける直前の輝度よりも比較的高い輝度に設定することを特徴とする請求項2に記載の情報表示処理装置。
  4. 前記表示輝度制御部は、前記表示デバイス上の前記ページ画像のコントラストおよびブライトネスの少なくとも一方を調整することを特徴とする請求項1から3のうちの何れか1項に記載の情報表示処理装置。
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JP2014085703A (ja) * 2012-10-19 2014-05-12 Ntt Communications Corp コンテンツ画像表示装置、コンテンツ画像表示方法及びコンテンツ画像表示プログラム
KR101906415B1 (ko) 2012-07-11 2018-10-10 엘지전자 주식회사 이동 단말기 및 이동 단말기의 제어 방법

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