JP2004021592A - ユーザ認証装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】1台のステーションでのパスワード設定並びに変更が、他のすべてのステーションに反映されると共に、必要に応じてステーション毎のパスワード設定並びに変更を実行できる環境に切替えることができる、ユーザ認証装置を実現する。
【解決手段】管理側よりセキュリティ定義がロードされる複数のステーションに、ユーザインする場合の認証を実行するユーザ認証装置において、前記ステーション毎に設けられ、登録されたユーザのパスワードの登録、変更内容を保持するパスワードファイルと、前記管理側に設けられ、前記ステーション毎のパスワードファイルへの登録、変更でその保持内容が等値化されるパスワードマスタファイルと、前記等値化されたパスワードマスタファイルの内容を、前記各パスワードファイルに反映させるパスワード取得手段とを具備した。
【選択図】 図1
【解決手段】管理側よりセキュリティ定義がロードされる複数のステーションに、ユーザインする場合の認証を実行するユーザ認証装置において、前記ステーション毎に設けられ、登録されたユーザのパスワードの登録、変更内容を保持するパスワードファイルと、前記管理側に設けられ、前記ステーション毎のパスワードファイルへの登録、変更でその保持内容が等値化されるパスワードマスタファイルと、前記等値化されたパスワードマスタファイルの内容を、前記各パスワードファイルに反映させるパスワード取得手段とを具備した。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば複数の操作監視ステーション(以下、HIS)を有するシステムにおいて、登録されたユーザが任意のHISにユーザインする際のユーザ認証装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2に基づいて、複数のHISを有する分散型制御システムの一般的な構成例を説明する。1は制御バスであり、2a,2b,2c,…はこの制御バスに接続された複数のHISである。
【0003】
3a,3b,3c,…は、同じくこの制御バス1に接続され、上位装置であるHIS2a,2b,2c,…と通信する、複数のフィールドコントロールステーション(以下、FCS)である。4a,4b,4c,…は、各FCSがフィールド機器5a,5b,5c,…と通信する下位のI/Oバスである。
【0004】
6はHISを操作監視するオペレータ(以下、ユーザ)である。複数のHISには、下位のフィールド機器並びにFCSよりの情報が共通に収集されており、ユーザ6はどのHISでも同一の操作が可能であり、複数ユーザによるオペレーションが可能な環境となっている。
【0005】
7は、ネットワーク(インターネット、イントラネット等)8を介して制御バス1と接続された遠隔地にある他のシステムの制御バスである。9はこの制御バス7に接続されたHIS、10は同じくこの制御バス7と接続されたFCS、11はこのFCSに接続されたI/Oバス、12はこのI/Oバスに接続されたフィールド機器である。ユーザ6は遠隔地に出向いてHIS9の操作をする場合がある。
【0006】
13は制御バス1に接続されたビルダマシンであり、エンジニア14が操作し、ユーザの登録や操作範囲の制限等のセキュリティ管理を行う。点線Lを境にビルダマシン側(A)を管理側、HIS側(B)を操作側とし、以下説明する。
【0007】
HISによる操作監視では、操作監視を行うユーザ毎に、実際に監視できる範囲や操作できる範囲を制限する機能がある。この機能を使用するために、ユーザは、HISに対して、ユーザインというログオンに相当する操作を行う。そのとき、HISにユーザインできるかどうかの判定に、ユーザ名並びにパスワード(以下、パスワード)の認証を行っている。
【0008】
図3は、従来のユーザ認証装置の概念を示す機能ブロック図である。管理側(A)において、15はセキュリティ定義ファイルであり、エンジニア14がビルダマシン13を介して作成管理する。このファイルの内容はHISの操作を許可された登録ユーザ名、操作範囲等の情報が含まれる。このセキュリティ定義ファイルは、HIS2a,2b,2c,…にあらかじめロードされる。
【0009】
操作側(B)において、16a,16b,16c,…はパスワードファイルであり、各HIS2a,2b,2c,…内に対応して設けられており、ユーザイン時に、ユーザからの入力を認証する元となる。
【0010】
従来の認証装置では、このパスワードファイルは、ビルダマシン13からロードされたセキュリティ定義を元に、ユーザの入力により個々のHISで作成される。即ち、ユーザがHISにユーザインする際のパスワードの認証は、このHISが個々に持っているファイルで行われる。
【0011】
従って、この構成では、ユーザによるパスワード設定やパスワード変更の操作は、各HISが個々に持っているパスワードファイルに対して個別に行われることになる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
パスワードの設定や変更は、ユーザが個々のHISで行う作業となるので、ユーザは自分が使用する全てのHISに対して、それぞれ個別にパスワードの設定や変更をしなければならない。従って、HISの台数が多くなってくると、操作が煩雑となる問題がある。
【0013】
設定したパスワードを長期間使用する場合には、一旦全HISに設定するだけの手間ですむが、安全管理のために定期的なパスワード変更を要求する、FDA(Food and Drug Administration)からの条件をクリアしなければならないプロセス制御システム等では、全HISに対する頻繁なスワードの変更という操作は煩雑となり、オペレーションの効率低下となる。
【0014】
本発明の目的は、1台のステーションでのパスワード設定並びに変更が、他のすべてのステーションに反映されると共に、必要に応じてステーション毎のパスワード設定並びに変更を実行できる環境に切替えることができる、ユーザ認証装置を実現することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するための本発明の構成は次の通りである。
(1)管理側よりセキュリティ定義がロードされる複数のステーションに、ユーザインする場合の認証を実行するユーザ認証装置において、
前記ステーション毎に設けられ、登録されたユーザのパスワードの登録、変更内容を保持するパスワードファイルと、
前記管理側に設けられ、前記ステーション毎のパスワードファイルへの登録、変更でその保持内容が等値化されるパスワードマスタファイルと、
前記等値化されたパスワードマスタファイルの内容を、前記各パスワードファイルに反映させるパスワード取得手段と、
を具備したユーザ認証装置。
(2)前記管理側において、前記パスワードマスタファイルの機能を有効/無効に切り替えるためのパスワード管理機能切り替え手段を具備せしめた請求項1記載のユーザ認証装置。
(3)前記管理側において、特定のユーザに対して前記パスワードマスタファイルの機能を有効/無効に切り替えるためのパスワード管理機能切り替え手段を具備せしめた請求項2記載のユーザ認証装置。
(4)前記管理側において、特定のステーションに対して前記パスワードマスタファイルの機能を有効/無効に切り替えるためのパスワード管理機能切り替え手段を具備せしめた請求項2記載のユーザ認証装置。
(5)前記複数のステーションは、共通の制御バスに接続されていることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載のユーザ認証装置。
(6)前記複数のステーションの少なくとも1台は、ネットワークを介して結合した別の制御バスに接続されていることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載のユーザ認証装置。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下本発明実施態様を、図面を用いて説明する。図1は本発明を適用したユーザ認証装置の一例を示す機能ブロック図であり、図2及び図3の従来装置で説明した要素と同一要素には同一符号を付して説明を省略する。
【0017】
管理側(B)よりセキュリティ定義15がロードされる複数のHIS2a,2b,2c,…並びにHIS毎に設けられ、ユーザによるパスワードの登録、変更内容を保持するパスワードファイル16a,16b,16c,…を有する基本構成は、従来装置と同一である。
【0018】
本発明の構成上の特徴は、管理側(B)に、設けられたパスワードマスタファイル17と、このパスワードマスタファイル17の機能を有効/無効に切り替えるためのパスワード管理機能切り替え手段18と、等値化されたパスワードマスタファイルの内容を、各パスワードファイルに反映させるパスワード取得手段19を設けた点にある。
【0019】
本発明の機能上の特徴の第1は、ユーザによる任意のHISでのパスワードファイルへの登録、変更でパスワードマスタファイル17の保持内容が等値化される点である。
更に特徴の第2は、等値化されたパスワードマスタファイル17の内容が全てのHISのパスワードファイルに取得され、反映される点にある。これはパスワード取得手段19が行う。
【0020】
従って、ある登録ユーザが任意のHISにアクセスしてパスワード設定又は変更操作をした場合には、他の全てのHISのパスワードファイルの内容が、設定又は変更した最新の内容で更新されることになる。
【0021】
管理側におけるパスワード管理機能切り替え手段の機能を説明する。この手段は、パスワードマスタファイル17の機能を有効/無効に切り替えるためのものであり、エンジニア14の操作により、通常は全HISを対象にした前記の本発明認証装置の環境(1台のHISでの操作が全HISに反映)を、従来装置の環境(HIS毎の独立した設定、変更)に切り替えることができる。
【0022】
この切り替え機能によれば、必要に応じて管理形態を変更することができるので、従来の認証装置が適するシステムでもフレキシブルに対応することが可能となる。
【0023】
パスワード管理機能切り替え手段の機能として全HISを対象とする他に、特定の登録ユーザに対してパスワードマスタファイルの機能を有効/無効に切り替える管理も可能である。
同様に、特定のHISに対してパスワードマスタファイルの機能を有効/無効に切り替える管理も可能である。
【0024】
このような個別のユーザ、HISを対象にした切り替え機能は、例えば図2の遠隔地のHIS9を操作する場合に有効である。即ち、HIS2a,2b,2c,…のパスワード一斉変更の環境ではなく、遠隔地のHIS9だけは別のパスワードを設定してシステムとしての独立性を高める環境を構築することが可能となる。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したことから明らかなように、本発明によれば1台のステーションでのパスワード設定並びに変更が全てのステーションに反映させることができるので、1台毎の操作の煩雑性を解消することができる。
【0026】
更に運用の途中で必要に応じて従来に管理環境に切り替えることが可能であり、更に特定ユーザ又は特定ステーションを対象にして従来の管理環境に切り替えることも可能であり、用途に応じてフレキシブルな運用をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したユーザ認証装置の一例を示す機能ブロック図である。
【図2】分散型制御システムの一般的な階層構成図である。
【図3】従来のユーザ認証装置の一例を示す機能ブロック図である。
【符号の説明】
2a,2b,2c,…HIS
6 ユーザ
13 ビルダマシン
14 エンジニア
15 セキュリティ定義ファイル
16a,16b,16c,…パスワードファイル
17 パスワードマスタファイル
18 パスワード管理機能切り替え手段
19 パスワード取得手段
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば複数の操作監視ステーション(以下、HIS)を有するシステムにおいて、登録されたユーザが任意のHISにユーザインする際のユーザ認証装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図2に基づいて、複数のHISを有する分散型制御システムの一般的な構成例を説明する。1は制御バスであり、2a,2b,2c,…はこの制御バスに接続された複数のHISである。
【0003】
3a,3b,3c,…は、同じくこの制御バス1に接続され、上位装置であるHIS2a,2b,2c,…と通信する、複数のフィールドコントロールステーション(以下、FCS)である。4a,4b,4c,…は、各FCSがフィールド機器5a,5b,5c,…と通信する下位のI/Oバスである。
【0004】
6はHISを操作監視するオペレータ(以下、ユーザ)である。複数のHISには、下位のフィールド機器並びにFCSよりの情報が共通に収集されており、ユーザ6はどのHISでも同一の操作が可能であり、複数ユーザによるオペレーションが可能な環境となっている。
【0005】
7は、ネットワーク(インターネット、イントラネット等)8を介して制御バス1と接続された遠隔地にある他のシステムの制御バスである。9はこの制御バス7に接続されたHIS、10は同じくこの制御バス7と接続されたFCS、11はこのFCSに接続されたI/Oバス、12はこのI/Oバスに接続されたフィールド機器である。ユーザ6は遠隔地に出向いてHIS9の操作をする場合がある。
【0006】
13は制御バス1に接続されたビルダマシンであり、エンジニア14が操作し、ユーザの登録や操作範囲の制限等のセキュリティ管理を行う。点線Lを境にビルダマシン側(A)を管理側、HIS側(B)を操作側とし、以下説明する。
【0007】
HISによる操作監視では、操作監視を行うユーザ毎に、実際に監視できる範囲や操作できる範囲を制限する機能がある。この機能を使用するために、ユーザは、HISに対して、ユーザインというログオンに相当する操作を行う。そのとき、HISにユーザインできるかどうかの判定に、ユーザ名並びにパスワード(以下、パスワード)の認証を行っている。
【0008】
図3は、従来のユーザ認証装置の概念を示す機能ブロック図である。管理側(A)において、15はセキュリティ定義ファイルであり、エンジニア14がビルダマシン13を介して作成管理する。このファイルの内容はHISの操作を許可された登録ユーザ名、操作範囲等の情報が含まれる。このセキュリティ定義ファイルは、HIS2a,2b,2c,…にあらかじめロードされる。
【0009】
操作側(B)において、16a,16b,16c,…はパスワードファイルであり、各HIS2a,2b,2c,…内に対応して設けられており、ユーザイン時に、ユーザからの入力を認証する元となる。
【0010】
従来の認証装置では、このパスワードファイルは、ビルダマシン13からロードされたセキュリティ定義を元に、ユーザの入力により個々のHISで作成される。即ち、ユーザがHISにユーザインする際のパスワードの認証は、このHISが個々に持っているファイルで行われる。
【0011】
従って、この構成では、ユーザによるパスワード設定やパスワード変更の操作は、各HISが個々に持っているパスワードファイルに対して個別に行われることになる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
パスワードの設定や変更は、ユーザが個々のHISで行う作業となるので、ユーザは自分が使用する全てのHISに対して、それぞれ個別にパスワードの設定や変更をしなければならない。従って、HISの台数が多くなってくると、操作が煩雑となる問題がある。
【0013】
設定したパスワードを長期間使用する場合には、一旦全HISに設定するだけの手間ですむが、安全管理のために定期的なパスワード変更を要求する、FDA(Food and Drug Administration)からの条件をクリアしなければならないプロセス制御システム等では、全HISに対する頻繁なスワードの変更という操作は煩雑となり、オペレーションの効率低下となる。
【0014】
本発明の目的は、1台のステーションでのパスワード設定並びに変更が、他のすべてのステーションに反映されると共に、必要に応じてステーション毎のパスワード設定並びに変更を実行できる環境に切替えることができる、ユーザ認証装置を実現することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するための本発明の構成は次の通りである。
(1)管理側よりセキュリティ定義がロードされる複数のステーションに、ユーザインする場合の認証を実行するユーザ認証装置において、
前記ステーション毎に設けられ、登録されたユーザのパスワードの登録、変更内容を保持するパスワードファイルと、
前記管理側に設けられ、前記ステーション毎のパスワードファイルへの登録、変更でその保持内容が等値化されるパスワードマスタファイルと、
前記等値化されたパスワードマスタファイルの内容を、前記各パスワードファイルに反映させるパスワード取得手段と、
を具備したユーザ認証装置。
(2)前記管理側において、前記パスワードマスタファイルの機能を有効/無効に切り替えるためのパスワード管理機能切り替え手段を具備せしめた請求項1記載のユーザ認証装置。
(3)前記管理側において、特定のユーザに対して前記パスワードマスタファイルの機能を有効/無効に切り替えるためのパスワード管理機能切り替え手段を具備せしめた請求項2記載のユーザ認証装置。
(4)前記管理側において、特定のステーションに対して前記パスワードマスタファイルの機能を有効/無効に切り替えるためのパスワード管理機能切り替え手段を具備せしめた請求項2記載のユーザ認証装置。
(5)前記複数のステーションは、共通の制御バスに接続されていることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載のユーザ認証装置。
(6)前記複数のステーションの少なくとも1台は、ネットワークを介して結合した別の制御バスに接続されていることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載のユーザ認証装置。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下本発明実施態様を、図面を用いて説明する。図1は本発明を適用したユーザ認証装置の一例を示す機能ブロック図であり、図2及び図3の従来装置で説明した要素と同一要素には同一符号を付して説明を省略する。
【0017】
管理側(B)よりセキュリティ定義15がロードされる複数のHIS2a,2b,2c,…並びにHIS毎に設けられ、ユーザによるパスワードの登録、変更内容を保持するパスワードファイル16a,16b,16c,…を有する基本構成は、従来装置と同一である。
【0018】
本発明の構成上の特徴は、管理側(B)に、設けられたパスワードマスタファイル17と、このパスワードマスタファイル17の機能を有効/無効に切り替えるためのパスワード管理機能切り替え手段18と、等値化されたパスワードマスタファイルの内容を、各パスワードファイルに反映させるパスワード取得手段19を設けた点にある。
【0019】
本発明の機能上の特徴の第1は、ユーザによる任意のHISでのパスワードファイルへの登録、変更でパスワードマスタファイル17の保持内容が等値化される点である。
更に特徴の第2は、等値化されたパスワードマスタファイル17の内容が全てのHISのパスワードファイルに取得され、反映される点にある。これはパスワード取得手段19が行う。
【0020】
従って、ある登録ユーザが任意のHISにアクセスしてパスワード設定又は変更操作をした場合には、他の全てのHISのパスワードファイルの内容が、設定又は変更した最新の内容で更新されることになる。
【0021】
管理側におけるパスワード管理機能切り替え手段の機能を説明する。この手段は、パスワードマスタファイル17の機能を有効/無効に切り替えるためのものであり、エンジニア14の操作により、通常は全HISを対象にした前記の本発明認証装置の環境(1台のHISでの操作が全HISに反映)を、従来装置の環境(HIS毎の独立した設定、変更)に切り替えることができる。
【0022】
この切り替え機能によれば、必要に応じて管理形態を変更することができるので、従来の認証装置が適するシステムでもフレキシブルに対応することが可能となる。
【0023】
パスワード管理機能切り替え手段の機能として全HISを対象とする他に、特定の登録ユーザに対してパスワードマスタファイルの機能を有効/無効に切り替える管理も可能である。
同様に、特定のHISに対してパスワードマスタファイルの機能を有効/無効に切り替える管理も可能である。
【0024】
このような個別のユーザ、HISを対象にした切り替え機能は、例えば図2の遠隔地のHIS9を操作する場合に有効である。即ち、HIS2a,2b,2c,…のパスワード一斉変更の環境ではなく、遠隔地のHIS9だけは別のパスワードを設定してシステムとしての独立性を高める環境を構築することが可能となる。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したことから明らかなように、本発明によれば1台のステーションでのパスワード設定並びに変更が全てのステーションに反映させることができるので、1台毎の操作の煩雑性を解消することができる。
【0026】
更に運用の途中で必要に応じて従来に管理環境に切り替えることが可能であり、更に特定ユーザ又は特定ステーションを対象にして従来の管理環境に切り替えることも可能であり、用途に応じてフレキシブルな運用をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したユーザ認証装置の一例を示す機能ブロック図である。
【図2】分散型制御システムの一般的な階層構成図である。
【図3】従来のユーザ認証装置の一例を示す機能ブロック図である。
【符号の説明】
2a,2b,2c,…HIS
6 ユーザ
13 ビルダマシン
14 エンジニア
15 セキュリティ定義ファイル
16a,16b,16c,…パスワードファイル
17 パスワードマスタファイル
18 パスワード管理機能切り替え手段
19 パスワード取得手段
Claims (6)
- 管理側よりセキュリティ定義がロードされる複数のステーションに、ユーザインする場合の認証を実行するユーザ認証装置において、
前記ステーション毎に設けられ、登録されたユーザのパスワードの登録、変更内容を保持するパスワードファイルと、
前記管理側に設けられ、前記ステーション毎のパスワードファイルへの登録、変更でその保持内容が等値化されるパスワードマスタファイルと、
前記等値化されたパスワードマスタファイルの内容を、前記各パスワードファイルに反映させるパスワード取得手段と、
を具備したユーザ認証装置。 - 前記管理側において、前記パスワードマスタファイルの機能を有効/無効に切り替えるためのパスワード管理機能切り替え手段を具備せしめた請求項1記載のユーザ認証装置。
- 前記管理側において、特定のユーザに対して前記パスワードマスタファイルの機能を有効/無効に切り替えるためのパスワード管理機能切り替え手段を具備せしめた請求項2記載のユーザ認証装置。
- 前記管理側において、特定のステーションに対して前記パスワードマスタファイルの機能を有効/無効に切り替えるためのパスワード管理機能切り替え手段を具備せしめた請求項2記載のユーザ認証装置。
- 前記複数のステーションは、共通の制御バスに接続されていることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載のユーザ認証装置。
- 前記複数のステーションの少なくとも1台は、ネットワークを介して結合した別の制御バスに接続されていることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれかに記載のユーザ認証装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002175514A JP2004021592A (ja) | 2002-06-17 | 2002-06-17 | ユーザ認証装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002175514A JP2004021592A (ja) | 2002-06-17 | 2002-06-17 | ユーザ認証装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004021592A true JP2004021592A (ja) | 2004-01-22 |
Family
ID=31174137
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002175514A Pending JP2004021592A (ja) | 2002-06-17 | 2002-06-17 | ユーザ認証装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004021592A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005284986A (ja) * | 2004-03-30 | 2005-10-13 | Mitsubishi Electric Corp | パスワード安全同期管理方法、パスワード安全同期管理プログラム及びパスワード安全同期管理プログラム記録媒体及びパスワード安全同期管理システム |
JP2007034814A (ja) * | 2005-07-28 | 2007-02-08 | Fuji Xerox Co Ltd | 情報管理システム、システム管理装置、及びシステム管理方法 |
JP2010186432A (ja) * | 2009-02-13 | 2010-08-26 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 認証情報を変更するためコンピュータ・システム、並びにその方法及びコンピュータ・プログラム |
CN102055870A (zh) * | 2009-10-27 | 2011-05-11 | 夏普株式会社 | 复合机控制系统以及复合机 |
WO2012104947A1 (ja) * | 2011-01-31 | 2012-08-09 | ビーエルデーオリエンタル株式会社 | 業務支援装置及び、業務支援システム |
US8640209B2 (en) | 2010-03-06 | 2014-01-28 | International Business Machines Corporation | Authentication information change facility |
-
2002
- 2002-06-17 JP JP2002175514A patent/JP2004021592A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005284986A (ja) * | 2004-03-30 | 2005-10-13 | Mitsubishi Electric Corp | パスワード安全同期管理方法、パスワード安全同期管理プログラム及びパスワード安全同期管理プログラム記録媒体及びパスワード安全同期管理システム |
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US8640209B2 (en) | 2010-03-06 | 2014-01-28 | International Business Machines Corporation | Authentication information change facility |
WO2012104947A1 (ja) * | 2011-01-31 | 2012-08-09 | ビーエルデーオリエンタル株式会社 | 業務支援装置及び、業務支援システム |
JPWO2012104947A1 (ja) * | 2011-01-31 | 2014-07-03 | ビーエルデーオリエンタル株式会社 | 業務支援装置及び、業務支援システム |
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Date | Code | Title | Description |
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