JP2004021559A - オンラインショッピング受付け方法、オンラインショッピングサーバ及びオンラインショッピング受付けプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】オンラインショッピングにおいて、顧客が買い物かごに商品を入れ、購入手続きを開始した時にあるいはその後に在庫切れが判明して顧客に迷惑をかけることがないようにする。
【解決手段】オンラインショッピングで、顧客が興味のある商品を顧客端末101の画面に表示させた段階で該当商品の在庫数を販売単位数だけ減じ、仮予約することにより、その後に顧客が購入手続きに移行した時のために確実に在庫を確保しておき、オンラインショッピングサーバの信頼性を高める。
【選択図】 図8
【解決手段】オンラインショッピングで、顧客が興味のある商品を顧客端末101の画面に表示させた段階で該当商品の在庫数を販売単位数だけ減じ、仮予約することにより、その後に顧客が購入手続きに移行した時のために確実に在庫を確保しておき、オンラインショッピングサーバの信頼性を高める。
【選択図】 図8
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、オンラインショッピング受付け方法、オンラインショッピングサーバ及びオンラインショッピング受付けプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、顧客がインターネットのような情報ネットワークを利用してオンラインショッピングを行う場合、まず、所定のオンラインショッピングサーバにアクセスし、ログイン手続きの後、商品リストの画面を顧客端末に表示させる。顧客は、この商品リストの画面からポインティングデバイスによって購入したいと思う商品アイコンや商品ボタンをクリック(マウスのボタンクリック操作のことであるが、本明細書では、他のポインティングデバイスで行う同等の操作も総称して「クリック」という。)することにより該当商品の外観や仕様、価格等の詳細を画面表示させる。そして、詳細表示された商品を実際に購入したければ、通常、同じ画面に表示されている「買い物かごに入れる」ボタンをクリックし、「買い物かごに入れる」要求を送信する。
【0003】
オンラインショッピングサーバ側では、「買い物かごに入れる」の要求を受信すれば、商品名、単価、数量、合計金額、消費税、総合計金額を表示する画面を該当顧客端末に送信し、表示させる。この買い物かごの画面には、購入手続きボタンも表示させ、顧客がポインティングデバイスでこのボタンをクリックすれば、それを受信してサーバ側から決済ページを送信し、実際の購入手続きに移行することになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来のオンラインショッピングシステムでは、顧客がある商品を顧客端末において「買い物かご」に入れる操作をしても、その時点ではオンラインショッピングサーバ側で該当商品の在庫を確認することはせず、実際に購入手続きに移行した段階で実際の在庫数を確認し、あるいは購入手続きが完了した段階で財貨を確認する手順を取っているため、顧客が買い物かごに希望商品を入れる操作をした時点では、該当商品が当該顧客のために確保されておらず、決済ページで決済手続きを行う段階ですでに品切れになっている事態が発生することがあった。特に、新製品や人気商品の入荷発表直後に該当オンラインショッピングサーバにアクセスした場合に、このような不都合が発生することが多かった。
【0005】
また、顧客にとって、自分が希望商品の詳細を端末の画面に表示させた時点でどれくらいの在庫があるのか分からないことから、いろいろ同等の商品を端末上で比較し、価格や性能から判断して希望商品を決定し、いざ買い物かごに入れたとしても、その商品が在庫しているかどうか不明であれば、その後の購入手続きに移行した時に在庫切れが判明し、あるいはその後にオンラインショッピングサーバのオペレータからメールその他で在庫切れが知らされるとすると、当該オンラインショッピングサーバに対して顧客に不信感を持たせることにもなっていた。
【0006】
本発明はこのような従来の技術的課題に鑑みてなされたもので、顧客が顧客端末上で希望商品を画面表示させた時点で、オンラインショッピングサーバ側では購入仮予約とみなして該当商品の在庫数を販売単位数量だけ減じることによって当該顧客のために商品を仮に確保するようにして、顧客が買い物かごに商品を入れ、購入手続きを開始した時にあるいはその後に在庫切れが判明して顧客に迷惑をかけることがないようにするオンラインショッピング技術を提供することを目的とする。
【0007】
本発明はまた、品薄の人気商品に対して仮の購入整理券を発行し、どれくらいで入手できるかを顧客に知らせることができるオンラインショッピング技術を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明のオンラインショッピング受付け方法は、顧客端末における任意の商品に対する商品表示イベント信号を受信するステップと、前記商品表示イベント信号を受信した時に、該当商品に対する仮予約とみなして在庫数を販売単位数だけ減少させるステップと、前記顧客端末における商品購入申込み信号を受信して正式の購買予約として受理するステップとを有するものである。
【0009】
請求項1の発明のオンラインショッピング受付け方法では、顧客が興味のある商品を顧客端末の画面に表示させた段階で仮予約でき、その後に顧客が購入手続きに移行した時に確実に在庫を確保しておくことができ、オンラインショッピングサーバの信頼性を高めることができる。
【0010】
請求項2の発明は、請求項1のオンラインショッピング受付け方法において、前記顧客端末における他の商品に対する商品表示イベント信号を受信した時に、前記仮予約のキャンセルと見なして在庫数を販売単位数だけ増加させるステップを有することを特徴とするものである。
【0011】
請求項3の発明は、請求項1のオンラインショッピング受付け方法において、前記商品表示イベント信号の受信後の一定時間の間に当該商品画面へのアクセスが無い時に、前記仮予約のキャンセルと見なして在庫数を販売単位数だけ増加させるステップを有することを特徴とするものである。
【0012】
請求項2及び3の発明のオンラインショッピング受付け方法では、顧客が顧客端末の画面に表示させた商品に対して購入の意志がないとみなせる場合には、当該商品に対する仮予約を取り消すことによって商品の在庫管理を正確に行う。
【0013】
請求項4の発明は、請求項1のオンラインショッピング受付け方法において、前記商品表示イベント信号を受信した時に、該当商品に対する仮予約とみなして電子的な整理券を発行するステップを有することを特徴とするものであり、仮予約ができたことを利用者に早い機会に知らせることにより安心感を与えることができ、また発売日前や再入荷前の人気商品に対しても、購入見込みのある顧客に可能な限り早い段階で整理券を渡すことができ、顧客の当該オンラインショッピングサーバへのアクセスの満足度を高めることができる。
【0014】
請求項5の発明のオンラインショッピングサーバは、顧客端末からの商品表示指令に応答して、該当商品の商品画面を伝送する手段と、前記商品表示指令を受信した時に、該当商品に対する仮予約とみなして在庫数を販売単位数だけ減少させ、仮予約キャンセル時に該当商品の在庫数を販売単位数だけ増加させる商品在庫管理手段と、前記顧客端末からの商品購入申込みに対して、正式の購買予約として受理する購買受理手段とを備えたものである。
【0015】
請求項5の発明のオンラインショッピングサーバでは、商品画面を伝送する手段が、顧客端末からの商品表示指令に応答して該当商品の商品画面を伝送し、また、商品在庫管理手段が、商品表示指令を受信した時に該当商品に対する仮予約とみなして在庫数を販売単位数だけ減少させ、仮予約キャンセル時に該当商品の在庫数を販売単位数だけ増加させる商品在庫管理を行い、購買受理手段が、顧客端末からの商品購入申込みに対して正式の購買予約として受理する。これにより、顧客が興味のある商品を顧客端末の画面に表示させた段階で仮予約でき、その後に顧客が購入手続きに移行した時に確実に在庫を確保しておくことができ、当該オンラインショッピングサーバを使用するオンラインショッピングサーバの信頼性を高めることができる。
【0016】
請求項6の発明は、請求項5のオンラインショッピングサーバにおいて、前記商品在庫管理手段は、前記顧客端末から他の商品に対する商品表示指令を受信した時に前記仮予約のキャンセルと見なして在庫数を販売単位数だけ増加させることを特徴とするものである。
【0017】
請求項7の発明は、請求項5のオンラインショッピングサーバにおいて、前記商品在庫管理手段は、前記商品表示指令の受信後の一定時間の間に当該商品画面へのアクセスが無い時に、前記仮予約のキャンセルと見なして在庫数を販売単位数だけ増加させることを特徴とするものである。
【0018】
請求項6及び7の発明のオンラインショッピングサーバでは、商品在庫管理手段が、顧客が顧客端末の画面に表示させた商品に対して購入の意志がないとみなせる場合には当該商品に対する仮予約を取り消すことによって商品の在庫管理を正確に行う。
【0019】
請求項8の発明は、請求項5のオンラインショッピングサーバにおいて、前記商品表示指令を受信した時に、該当商品に対する仮予約とみなして電子的な整理券を発行する電子整理券発行手段を備えたことを特徴とするものであり、この電子整理券発行手段により、通常の在庫商品についても、また発売日前や再入荷前の人気商品に対しても、購入見込みのある顧客に可能な限り早い段階で整理券を渡すことができ、顧客の当該オンラインショッピングサーバを使用するオンラインショッピングサーバへのアクセスの満足度を高めることができる。
【0020】
請求項9の発明のオンラインショッピング受付けプログラムは、顧客端末における任意の商品に対する商品表示イベント信号を受信する処理と、前記商品表示イベント信号を受信した時に、該当商品に対する仮予約とみなして在庫数を販売単位数だけ減少させる処理と、前記顧客端末における商品購入申込み信号を受信して正式の購買予約として受理する処理とをコンピュータに実行させるものである。
【0021】
請求項9の発明のオンラインショッピング受付けプログラムでは、これをコンピュータに実行させることによってオンラインショッピングサーバを構築し、顧客が興味のある商品を顧客端末の画面に表示させた段階で仮予約でき、その後に顧客が購入手続きに移行した時に確実に在庫を確保しておくことができ、当該オンラインショッピングサーバを使用するオンラインショッピングサーバの信頼性を高めることができる。
【0022】
請求項10の発明は、請求項9のオンラインショッピング受付けプログラムにおいて、前記顧客端末における他の商品に対する商品表示イベント信号を受信した時に、前記仮予約のキャンセルと見なして在庫数を販売単位数だけ増加させる処理をコンピュータに実行させることを特徴とするものである。
【0023】
請求項11の発明は、請求項9のオンラインショッピング受付けプログラムにおいて、前記商品表示イベント信号の受信後の一定時間の間に当該商品画面へのアクセスが無い時に、前記仮予約のキャンセルと見なして在庫数を販売単位数だけ増加させる処理をコンピュータに実行させることを特徴とするものである。
【0024】
請求項10及び11の発明のオンラインショッピング受付けプログラムでは、これをコンピュータに実行させることにより、顧客が興味のある商品を顧客端末の画面に表示させた段階で仮予約でき、その後に顧客が購入手続きに移行した時に確実に在庫を確保しておくことができ、その上、顧客が顧客端末の画面に表示させた商品に対して購入の意志がないとみなせる場合には、当該商品に対する仮予約を取り消すことによって商品の在庫管理を正確に行うことができる。
【0025】
請求項12の発明は、請求項9のオンラインショッピング受付けプログラムにおいて、前記商品表示イベント信号を受信した時に、該当商品に対する仮予約とみなして電子的な整理券を発行する処理をコンピュータに実行させることを特徴とするものであり、これをコンピュータに実行させることによって、顧客が興味のある商品を顧客端末の画面に表示させた段階で仮予約でき、その後に顧客が購入手続きに移行した時に確実に在庫を確保しておくことができ、その上、通常の在庫商品に対しても、また発売日前や再入荷前の人気商品に対しても、購入見込みのある顧客に可能な限り早い段階で整理券を渡すことができ、顧客の当該オンラインショッピングサーバへのアクセスの満足度を高めることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて詳説する。図1は本発明の1つの実施の形態のオンラインショッピングシステムの構成を示している。オンラインショッピングシステムは、複数の顧客それぞれの居所に設置されているコンピュータで成る顧客端末101,102,…と、オンラインショッピングサイトに設置されているオンラインショッピングサーバ20と、これらの間のデータ伝送を媒介する情報ネットワーク30から構成される。
【0027】
顧客端末101,102,…は情報ネットワーク30を通じてオンラインショッピングサーバ20にアクセスしオンラインショッピングが実行できるパーソナルコンピュータであり、通常、図2に示すように、WWWを利用するためにウェブブラウザ11がインストールされている。また、ヒューマンインタフェース(HMI)としてマウスのようなポインティングデバイス、ディスプレイ、キーボードのような文字入力手段が接続されている。
【0028】
オンラインショッピングサーバ20は、オンラインショッピングを受付け、商品紹介から商品販売、在庫管理を実行する1台若しくは複数台のコンピュータシステムで構成されるものであり、より厳密には、インターネット接続のためのウェブサーバ、顧客認証のための認証サーバ、顧客管理のためのサーバ、セキュリティのためのファイアウォール等の複数のコンピュータによる分散処理システムであるのが通常であるが、ここではオンラインショッピング受付け処理するための機能に注目し、1台のオンラインショッピングサーバとして示してある。
【0029】
図2に示すように、このオンラインショッピングサーバ20は商品在庫管理を実施する商品在庫管理機能部21、種々の商品ページを管理する商品ページ管理機能部22、商品の仮予約を受付ける商品仮予約機能部23、商品の本予約を受付ける商品本予約機能部24、商品の仮予約の際に整理券番号を発行する整理券発行機能部25、顧客データ、商品データ等種々のデータを管理するデータベース26を有している。なお、データベース26を除いて、個々の機能部がハードウェアとして組み込まれているのではなく、各機能部はソフトウェアの実行により発現するものである。
【0030】
オンラインショッピングサーバ20の管理するデータベース26は、図3に示す商品ページ管理テーブル(A)、商品予約管理テーブル(B)、商品在庫管理テーブル(C)を保持している。商品ページ管理テーブル(A)には、商品画面を表示させている顧客端末101の顧客ID、その顧客端末101に表示させている商品ページ、商品ページの送信時刻、タイムアップにより解除(1)する解除フラグが登録されている。商品予約管理テーブル(B)には、商品ごとの仮予約、本予約の発生状況が予約顧客IDと対応させて登録されている。商品在庫管理テーブル(C)には、販売中の商品ごとの在庫状況が登録されている。
【0031】
このデータベース管理処理は、次のようにして行う。いま、顧客IDがABCの顧客が商品番号A01の商品画面を表示しているとし、この商品の表示要求を受信した時刻が10:00であるとする。顧客ABCがこの商品画面を表示した時に、仮予約フラグを1にし、商品A01の在庫数を11から10に1減ずる。そして、仮予約発生から一定時間、例えば2分間あるいは5分間、当該商品画面に対して無アクセスのままであればタイムアップして、仮予約解除フラグを1にし、商品A01に対する顧客ABCの仮予約をキャンセルし、仮予約フラグを0に戻し、在庫数を1増やして元の11にする。また、顧客ABCがタイムアップ前に、当該商品画面から買い物かごに入れる操作を行えば、本予約とみなし、仮予約フラグと共に本予約フラグを1にする。在庫数は仮予約で1減じているので、改めて減ずることはしない。
【0032】
情報ネットワーク30は、インターネット、顧客それぞれの契約するISP(インターネット接続プロバイダ)と顧客端末との間を接続する通信ネットワーク、このISPとインターネットとの間を接続する専用通信ネットワーク等で構成されるが、ここでは、情報ネットワーク30としてまとめて示してある。
【0033】
次に、上記構成のオンラインショッピングシステムによるオンラインショッピング手続きについて、図4〜図7のフローチャート、及び図8〜図10のシーケンス図を用いて説明する。
【0034】
ログイン手続きに先立って、顧客登録手続きを行っておく必要がある。そこで顧客は、顧客端末101から情報ネットワーク30を通じて当該オンラインショッピングサーバ20に初めてアクセスしてきた時には、オンラインショッピングサーバ20から入会手続き画面を送信し、顧客に対して入会手続きに必要なデータを入力して送信させる。この顧客データには、ID番号、パスワード、住所、氏名、電話番号、メールアドレス、クレジット決済の場合にはクレジットカード番号等、通常のオンラインショッピングサーバが求める諸データが含まれる。オンラインショッピングサーバ20では、顧客データをデータベース26に登録する。
【0035】
(i)既登録の顧客が顧客端末101からオンラインショッピングのために当該オンラインショッピングサーバ20にアクセスしてくれば、オンラインショッピングサーバ20からログイン画面を送信し、ID番号、パスワードを顧客に顧客端末101から入力させ、ログイン手続きを行う(ステップS101、シーケンスQ1)。
【0036】
(ii)ログインが完了すれば、オンラインショッピングサーバ20から商品リスト画面を送信する(ステップS201、シーケンスQ2)。
【0037】
(iii)顧客は顧客端末101に表示される商品リスト画面に対して、詳細を確認したと思う商品アイコンをクリックすることにより、商品選択入力を行う(ステップS103〜S107、シーケンスQ3)。
【0038】
(iv)顧客端末101のブラウザは、この商品選択入力を受付けると、該当商品画面の送信要求をオンラインショッピングサーバ20に対して送信する(ステップS109、シーケンスQ4)。
【0039】
(v)オンラインショッピングサーバ20では、商品画面要求を受信すると、要求元の顧客IDに対して当該商品の仮予約としてデータベース26において該当商品の在庫数を販売単位数(通常、1個)だけ減ずる仮予約処理を行い、また要求順に整理券番号を発行する(ステップS203,S205、シーケンスQ5)。そして、オンラインショッピングサーバ20は該当商品の紹介ページをデータベース26から呼び出して要求元の顧客端末101に送信すると共に、整理券番号も送信する(ステップS207、シーケンスQ6)。オンラインショッピングサーバ20ではこれらと共に、タイマをスタートする(ステップS209)。
【0040】
(vi)顧客端末101では、商品画面を受信すれば表示し、同時に整理券番号も表示する(ステップS111,S113、シーケンスQ7)。これにより、顧客は該当商品についてどれくらいの申込みが発生しているのか、また今購入申込みすれば購入が可能であることを確認することができることになる。
【0041】
そして、顧客が当該商品を購入したいと思えば、商品画面に表示されている「買い物かごに入れる」というような「買い物かご」ボタンをクリックすることにより、「買い物かごに入れる」要求信号がオンラインショッピングサーバ20に送信される(ステップS115,S117、シーケンスQ8)。
【0042】
なお、顧客がステップS105で商品リスト画面を見ただけでログオフすれば(ステップS108)、オンラインショッピングサーバ20はログオフ手続きに移行することになる(ステップS204)。
【0043】
(vii)オンラインショッピングサーバ20では、商品画面ページを要求元の顧客端末101に送信した後、当該顧客端末101から「買い物かごに入れる」要求を受信すれば、該当商品の本予約を行い、タイマを0リセットし、購入手続き画面を顧客端末101に送信して購入手続き処理に移行する(ステップS211〜S217、シーケンスQ9,Q10)。この購入手続き処理では、顧客は、顧客端末101において購入個数を決定し、決済方法や商品の送り先を指定することになる(ステップS119)。購入手続きが完了し、顧客端末101において顧客がログオフすれば、今回のオンラインショッピングは終了する(ステップS121,S219)。
【0044】
(viii)顧客端末101側でステップS113の商品表示をしたまま、顧客が何も操作せずにいると、オンラインショッピングサーバ20側では、タイマが例えば2分間あるいは5分間等、あらかじめ設定した時間を計時した時点で自動的にキャンセルと見なし、仮予約した商品の在庫数を販売単位数だけ増やす処理をし、仮予約の権利喪失を顧客に通知する(ステップS211,S221,S229,S231、図9のシーケンス図におけるシーケンスQ11,Q12)。そして、商品リスト画面を再度送信する(ステップS201)。
【0045】
顧客側では、顧客端末101がこの仮予約の権利喪失を受信すれば画面に表示する(ステップS125,S127)。
【0046】
(ix)顧客端末101側でステップS113の商品表示をした後、顧客がその商品を気に入らず、他の商品画面を見たいと思い、元の商品リスト画面に戻り、別の商品画面を要求する操作をすれば、この別の商品画面要求がオンラインショッピングサーバ20に送信される(ステップS129,S105〜S109、シーケンスQ21,Q22)。
【0047】
これに対して、オンラインショッピングサーバ20側では、別の商品の商品画面要求を受信すれば(ステップS223、シーケンスQ23)、先に仮予約した前の商品の在庫数を販売単位数だけ増やす処理を行う(ステップS225)。また、オンラインショッピングサーバ20は、今回要求があった商品に対する在庫数を販売単位数だけ減ずる処理と整理券番号の発行処理を行い(ステップS205、シーケンスQ23)、データベース26から該当商品の紹介ページを呼び出し、整理券番号と共に要求元の顧客端末101に送信する(ステップS207、シーケンスQ24)。オンラインショッピングサーバ20ではこれらの処理と共に、タイマをスタートさせる(ステップS209)。そして、これ以降は、当該別の商品に対して、上の(vi)〜(viii)と同じ処理を行う。
【0048】
なお、この場合にも、顧客がログオフすれば(ステップS131)、オンラインショッピングサーバ10はログオフ処理を行う(ステップ204,S123)。
【0049】
次に、人気商品の予約販売あるいは再販売をオンラインショッピングで行う場合に、整理券をアクセスしてきた顧客の順番に発行する処理について、図11のフローチャートを用いて説明する。顧客が顧客端末101から図4のフローチャートの手順で人気商品の商品画面要求を送信してくると(ステップS201,S203)、オンラインショッピングサーバ20側では、データベース26を検索し、当該商品が予約の必要な商品であるか否かを判断する(ステップS231)。
【0050】
予約商品である場合、オンラインショッピングサーバ20は、該当商品の在庫予定数から販売単位数だけ減ずる仮予約処理を行い、また要求順に整理券番号を発行する(ステップS233)。そして、オンラインショッピングサーバ20は該当商品の紹介ページをデータベース26から呼び出して要求元の顧客端末101に送信すると共に、整理券番号も送信する(ステップS235)。
【0051】
顧客端末101では、商品画面を受信すれば表示し、同時に整理券番号も表示する。これにより、顧客は予約商品についてどれくらいの申込みが発生しているのか、また今購入申込みすれば予約購入が可能であることを確認することができることになる。
【0052】
なお、顧客端末101から商品画面要求があっても、当該商品が予約商品でない場合には、ステップS231でNOに分岐し、図6のフローチャートにおけるステップS205に移行することになる。また、仮予約の後、ログオフ要求があればログオフ処理を行う(ステップS237)。
【0053】
【発明の効果】
以上のように請求項1の発明のオンラインショッピング受付け方法によれば、顧客が興味のある商品を顧客端末の画面に表示させた段階で仮予約でき、その後に顧客が購入手続きに移行した時に確実に在庫を確保しておくことができ、オンラインショッピングサーバの信頼性を高めることができる。
【0054】
請求項2及び3の発明のオンラインショッピング受付け方法によれば、請求項1の発明の効果に加えて、顧客が顧客端末の画面に表示させた商品に対して購入の意志がないとみなせる場合には、当該商品に対する仮予約を取り消すことによって商品の在庫管理を正確に行うことができる。
【0055】
請求項4の発明のオンラインショッピング受付け方法によれば、請求項1の発明の効果に加えて、通常の在庫商品や発売日前や再入荷前の人気商品に対して、購入見込みのある顧客に可能な限り早い段階で整理券を渡すことができ、顧客の当該オンラインショッピングサーバへのアクセスの満足度を高めることができる。
【0056】
請求項5の発明のオンラインショッピングサーバによれば、顧客が興味のある商品を顧客端末の画面に表示させた段階で仮予約することができ、その後に顧客が購入手続きに移行した時に確実に在庫を確保しておくことができ、当該オンラインショッピングサーバを使用するオンラインショッピングサーバの信頼性を高めることができる。
【0057】
請求項6及び7の発明のオンラインショッピングサーバによれば、請求項5の発明の効果に加えて、商品在庫管理手段が、顧客が顧客端末の画面に表示させた商品に対して購入の意志がないとみなせる場合には当該商品に対する仮予約を取り消すことによって商品の在庫管理を正確に行うことができる。
【0058】
請求項8の発明のオンラインショッピングサーバによれば、請求項5の発明の効果に加えて、電子整理券発行手段により、通常商品や発売日前や再入荷前の人気商品に対して、購入見込みのある顧客に可能な限り早い段階で整理券を渡すことができ、顧客の当該オンラインショッピングサーバを使用するオンラインショッピングサーバへのアクセスの満足度を高めることができる。
【0059】
請求項9の発明のオンラインショッピング受付けプログラムによれば、これをコンピュータに実行させることによってオンラインショッピングサーバを構築し、顧客が興味のある商品を顧客端末の画面に表示させた段階で仮予約でき、その後に顧客が購入手続きに移行した時に確実に在庫を確保しておくことができ、当該オンラインショッピングサーバを使用するオンラインショッピングサーバの信頼性を高めることができる。
【0060】
請求項10及び11の発明のオンラインショッピング受付けプログラムによれば、請求項9の発明の効果に加えて、顧客が興味のある商品を顧客端末の画面に表示させた段階で仮予約でき、その後に顧客が購入手続きに移行した時に確実に在庫を確保しておくことができ、その上、顧客が顧客端末の画面に表示させた商品に対して購入の意志がないとみなせる場合には、当該商品に対する仮予約を取り消すことによって商品の在庫管理を正確に行うことができる。
【0061】
請求項12の発明のオンラインショッピング受付けプログラムによれば、請求項9の発明の効果に加えて、顧客が興味のある商品を顧客端末の画面に表示させた段階で仮予約でき、その後に顧客が購入手続きに移行した時に確実に在庫を確保しておくことができ、その上、発売日前や再入荷前の人気商品に対しても、購入見込みのある顧客に可能な限り早い段階で整理券を渡すことができ、顧客の当該オンラインショッピングサーバへのアクセスの満足度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1つの実施の形態のオンラインショッピングシステムのハードウェアブロック図。
【図2】上記実施の形態のオンラインショッピングシステムの機能ブロック図。
【図3】上記の実施の形態のオンラインショッピングシステムにおいて、オンラインショッピングサーバが管理する商品ページ管理テーブル(A)、商品予約管理テーブル(B)、商品在庫管理テーブル(C)それぞれの説明図。
【図4】上記の実施の形態のオンラインショッピングシステムにおける顧客端末側の処理動作のフローチャートその1。
【図5】上記の実施の形態のオンラインショッピングシステムにおける顧客端末側の処理動作のフローチャートその2。
【図6】上記の実施の形態のオンラインショッピングシステムにおけるオンラインショッピングサーバ側の処理動作のフローチャートその1。
【図7】上記の実施の形態のオンラインショッピングシステムにおけるオンラインショッピングサーバ側の処理動作のフローチャートその2。
【図8】上記の実施の形態のオンラインショッピングシステムにおいて、顧客が商品購入手続きまで行う場合のオンラインショッピングサーバ、顧客端末間の信号送受信処理のシーケンス図。
【図9】上記の実施の形態のオンラインショッピングシステムにおいて、顧客が商品画面を表示した後、所定時間、オンラインショッピングサーバにアクセスしない場合のオンラインショッピングサーバ、顧客端末間の信号送受信処理のシーケンス図。
【図10】上記の実施の形態のオンラインショッピングシステムにおいて、顧客が商品画面を表示した後、別商品の画面要求をする場合のオンラインショッピングサーバ、顧客端末間の信号送受信処理のシーケンス図。
【図11】上記の実施の形態のオンラインショッピングシステムにおけるオンラインショッピングサーバ側の予約商品に対する仮予約処理動作のフローチャート。
【符号の説明】
101,102,103,… 顧客端末
20 オンラインショッピングサーバ
30 情報ネットワーク
21 商品在庫管理機能部
22 商品ページ管理機能部
23 商品仮予約可能部
24 商品本予約機能部
25 整理券発行機能部
26 データベース
【発明の属する技術分野】
本発明は、オンラインショッピング受付け方法、オンラインショッピングサーバ及びオンラインショッピング受付けプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、顧客がインターネットのような情報ネットワークを利用してオンラインショッピングを行う場合、まず、所定のオンラインショッピングサーバにアクセスし、ログイン手続きの後、商品リストの画面を顧客端末に表示させる。顧客は、この商品リストの画面からポインティングデバイスによって購入したいと思う商品アイコンや商品ボタンをクリック(マウスのボタンクリック操作のことであるが、本明細書では、他のポインティングデバイスで行う同等の操作も総称して「クリック」という。)することにより該当商品の外観や仕様、価格等の詳細を画面表示させる。そして、詳細表示された商品を実際に購入したければ、通常、同じ画面に表示されている「買い物かごに入れる」ボタンをクリックし、「買い物かごに入れる」要求を送信する。
【0003】
オンラインショッピングサーバ側では、「買い物かごに入れる」の要求を受信すれば、商品名、単価、数量、合計金額、消費税、総合計金額を表示する画面を該当顧客端末に送信し、表示させる。この買い物かごの画面には、購入手続きボタンも表示させ、顧客がポインティングデバイスでこのボタンをクリックすれば、それを受信してサーバ側から決済ページを送信し、実際の購入手続きに移行することになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来のオンラインショッピングシステムでは、顧客がある商品を顧客端末において「買い物かご」に入れる操作をしても、その時点ではオンラインショッピングサーバ側で該当商品の在庫を確認することはせず、実際に購入手続きに移行した段階で実際の在庫数を確認し、あるいは購入手続きが完了した段階で財貨を確認する手順を取っているため、顧客が買い物かごに希望商品を入れる操作をした時点では、該当商品が当該顧客のために確保されておらず、決済ページで決済手続きを行う段階ですでに品切れになっている事態が発生することがあった。特に、新製品や人気商品の入荷発表直後に該当オンラインショッピングサーバにアクセスした場合に、このような不都合が発生することが多かった。
【0005】
また、顧客にとって、自分が希望商品の詳細を端末の画面に表示させた時点でどれくらいの在庫があるのか分からないことから、いろいろ同等の商品を端末上で比較し、価格や性能から判断して希望商品を決定し、いざ買い物かごに入れたとしても、その商品が在庫しているかどうか不明であれば、その後の購入手続きに移行した時に在庫切れが判明し、あるいはその後にオンラインショッピングサーバのオペレータからメールその他で在庫切れが知らされるとすると、当該オンラインショッピングサーバに対して顧客に不信感を持たせることにもなっていた。
【0006】
本発明はこのような従来の技術的課題に鑑みてなされたもので、顧客が顧客端末上で希望商品を画面表示させた時点で、オンラインショッピングサーバ側では購入仮予約とみなして該当商品の在庫数を販売単位数量だけ減じることによって当該顧客のために商品を仮に確保するようにして、顧客が買い物かごに商品を入れ、購入手続きを開始した時にあるいはその後に在庫切れが判明して顧客に迷惑をかけることがないようにするオンラインショッピング技術を提供することを目的とする。
【0007】
本発明はまた、品薄の人気商品に対して仮の購入整理券を発行し、どれくらいで入手できるかを顧客に知らせることができるオンラインショッピング技術を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明のオンラインショッピング受付け方法は、顧客端末における任意の商品に対する商品表示イベント信号を受信するステップと、前記商品表示イベント信号を受信した時に、該当商品に対する仮予約とみなして在庫数を販売単位数だけ減少させるステップと、前記顧客端末における商品購入申込み信号を受信して正式の購買予約として受理するステップとを有するものである。
【0009】
請求項1の発明のオンラインショッピング受付け方法では、顧客が興味のある商品を顧客端末の画面に表示させた段階で仮予約でき、その後に顧客が購入手続きに移行した時に確実に在庫を確保しておくことができ、オンラインショッピングサーバの信頼性を高めることができる。
【0010】
請求項2の発明は、請求項1のオンラインショッピング受付け方法において、前記顧客端末における他の商品に対する商品表示イベント信号を受信した時に、前記仮予約のキャンセルと見なして在庫数を販売単位数だけ増加させるステップを有することを特徴とするものである。
【0011】
請求項3の発明は、請求項1のオンラインショッピング受付け方法において、前記商品表示イベント信号の受信後の一定時間の間に当該商品画面へのアクセスが無い時に、前記仮予約のキャンセルと見なして在庫数を販売単位数だけ増加させるステップを有することを特徴とするものである。
【0012】
請求項2及び3の発明のオンラインショッピング受付け方法では、顧客が顧客端末の画面に表示させた商品に対して購入の意志がないとみなせる場合には、当該商品に対する仮予約を取り消すことによって商品の在庫管理を正確に行う。
【0013】
請求項4の発明は、請求項1のオンラインショッピング受付け方法において、前記商品表示イベント信号を受信した時に、該当商品に対する仮予約とみなして電子的な整理券を発行するステップを有することを特徴とするものであり、仮予約ができたことを利用者に早い機会に知らせることにより安心感を与えることができ、また発売日前や再入荷前の人気商品に対しても、購入見込みのある顧客に可能な限り早い段階で整理券を渡すことができ、顧客の当該オンラインショッピングサーバへのアクセスの満足度を高めることができる。
【0014】
請求項5の発明のオンラインショッピングサーバは、顧客端末からの商品表示指令に応答して、該当商品の商品画面を伝送する手段と、前記商品表示指令を受信した時に、該当商品に対する仮予約とみなして在庫数を販売単位数だけ減少させ、仮予約キャンセル時に該当商品の在庫数を販売単位数だけ増加させる商品在庫管理手段と、前記顧客端末からの商品購入申込みに対して、正式の購買予約として受理する購買受理手段とを備えたものである。
【0015】
請求項5の発明のオンラインショッピングサーバでは、商品画面を伝送する手段が、顧客端末からの商品表示指令に応答して該当商品の商品画面を伝送し、また、商品在庫管理手段が、商品表示指令を受信した時に該当商品に対する仮予約とみなして在庫数を販売単位数だけ減少させ、仮予約キャンセル時に該当商品の在庫数を販売単位数だけ増加させる商品在庫管理を行い、購買受理手段が、顧客端末からの商品購入申込みに対して正式の購買予約として受理する。これにより、顧客が興味のある商品を顧客端末の画面に表示させた段階で仮予約でき、その後に顧客が購入手続きに移行した時に確実に在庫を確保しておくことができ、当該オンラインショッピングサーバを使用するオンラインショッピングサーバの信頼性を高めることができる。
【0016】
請求項6の発明は、請求項5のオンラインショッピングサーバにおいて、前記商品在庫管理手段は、前記顧客端末から他の商品に対する商品表示指令を受信した時に前記仮予約のキャンセルと見なして在庫数を販売単位数だけ増加させることを特徴とするものである。
【0017】
請求項7の発明は、請求項5のオンラインショッピングサーバにおいて、前記商品在庫管理手段は、前記商品表示指令の受信後の一定時間の間に当該商品画面へのアクセスが無い時に、前記仮予約のキャンセルと見なして在庫数を販売単位数だけ増加させることを特徴とするものである。
【0018】
請求項6及び7の発明のオンラインショッピングサーバでは、商品在庫管理手段が、顧客が顧客端末の画面に表示させた商品に対して購入の意志がないとみなせる場合には当該商品に対する仮予約を取り消すことによって商品の在庫管理を正確に行う。
【0019】
請求項8の発明は、請求項5のオンラインショッピングサーバにおいて、前記商品表示指令を受信した時に、該当商品に対する仮予約とみなして電子的な整理券を発行する電子整理券発行手段を備えたことを特徴とするものであり、この電子整理券発行手段により、通常の在庫商品についても、また発売日前や再入荷前の人気商品に対しても、購入見込みのある顧客に可能な限り早い段階で整理券を渡すことができ、顧客の当該オンラインショッピングサーバを使用するオンラインショッピングサーバへのアクセスの満足度を高めることができる。
【0020】
請求項9の発明のオンラインショッピング受付けプログラムは、顧客端末における任意の商品に対する商品表示イベント信号を受信する処理と、前記商品表示イベント信号を受信した時に、該当商品に対する仮予約とみなして在庫数を販売単位数だけ減少させる処理と、前記顧客端末における商品購入申込み信号を受信して正式の購買予約として受理する処理とをコンピュータに実行させるものである。
【0021】
請求項9の発明のオンラインショッピング受付けプログラムでは、これをコンピュータに実行させることによってオンラインショッピングサーバを構築し、顧客が興味のある商品を顧客端末の画面に表示させた段階で仮予約でき、その後に顧客が購入手続きに移行した時に確実に在庫を確保しておくことができ、当該オンラインショッピングサーバを使用するオンラインショッピングサーバの信頼性を高めることができる。
【0022】
請求項10の発明は、請求項9のオンラインショッピング受付けプログラムにおいて、前記顧客端末における他の商品に対する商品表示イベント信号を受信した時に、前記仮予約のキャンセルと見なして在庫数を販売単位数だけ増加させる処理をコンピュータに実行させることを特徴とするものである。
【0023】
請求項11の発明は、請求項9のオンラインショッピング受付けプログラムにおいて、前記商品表示イベント信号の受信後の一定時間の間に当該商品画面へのアクセスが無い時に、前記仮予約のキャンセルと見なして在庫数を販売単位数だけ増加させる処理をコンピュータに実行させることを特徴とするものである。
【0024】
請求項10及び11の発明のオンラインショッピング受付けプログラムでは、これをコンピュータに実行させることにより、顧客が興味のある商品を顧客端末の画面に表示させた段階で仮予約でき、その後に顧客が購入手続きに移行した時に確実に在庫を確保しておくことができ、その上、顧客が顧客端末の画面に表示させた商品に対して購入の意志がないとみなせる場合には、当該商品に対する仮予約を取り消すことによって商品の在庫管理を正確に行うことができる。
【0025】
請求項12の発明は、請求項9のオンラインショッピング受付けプログラムにおいて、前記商品表示イベント信号を受信した時に、該当商品に対する仮予約とみなして電子的な整理券を発行する処理をコンピュータに実行させることを特徴とするものであり、これをコンピュータに実行させることによって、顧客が興味のある商品を顧客端末の画面に表示させた段階で仮予約でき、その後に顧客が購入手続きに移行した時に確実に在庫を確保しておくことができ、その上、通常の在庫商品に対しても、また発売日前や再入荷前の人気商品に対しても、購入見込みのある顧客に可能な限り早い段階で整理券を渡すことができ、顧客の当該オンラインショッピングサーバへのアクセスの満足度を高めることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて詳説する。図1は本発明の1つの実施の形態のオンラインショッピングシステムの構成を示している。オンラインショッピングシステムは、複数の顧客それぞれの居所に設置されているコンピュータで成る顧客端末101,102,…と、オンラインショッピングサイトに設置されているオンラインショッピングサーバ20と、これらの間のデータ伝送を媒介する情報ネットワーク30から構成される。
【0027】
顧客端末101,102,…は情報ネットワーク30を通じてオンラインショッピングサーバ20にアクセスしオンラインショッピングが実行できるパーソナルコンピュータであり、通常、図2に示すように、WWWを利用するためにウェブブラウザ11がインストールされている。また、ヒューマンインタフェース(HMI)としてマウスのようなポインティングデバイス、ディスプレイ、キーボードのような文字入力手段が接続されている。
【0028】
オンラインショッピングサーバ20は、オンラインショッピングを受付け、商品紹介から商品販売、在庫管理を実行する1台若しくは複数台のコンピュータシステムで構成されるものであり、より厳密には、インターネット接続のためのウェブサーバ、顧客認証のための認証サーバ、顧客管理のためのサーバ、セキュリティのためのファイアウォール等の複数のコンピュータによる分散処理システムであるのが通常であるが、ここではオンラインショッピング受付け処理するための機能に注目し、1台のオンラインショッピングサーバとして示してある。
【0029】
図2に示すように、このオンラインショッピングサーバ20は商品在庫管理を実施する商品在庫管理機能部21、種々の商品ページを管理する商品ページ管理機能部22、商品の仮予約を受付ける商品仮予約機能部23、商品の本予約を受付ける商品本予約機能部24、商品の仮予約の際に整理券番号を発行する整理券発行機能部25、顧客データ、商品データ等種々のデータを管理するデータベース26を有している。なお、データベース26を除いて、個々の機能部がハードウェアとして組み込まれているのではなく、各機能部はソフトウェアの実行により発現するものである。
【0030】
オンラインショッピングサーバ20の管理するデータベース26は、図3に示す商品ページ管理テーブル(A)、商品予約管理テーブル(B)、商品在庫管理テーブル(C)を保持している。商品ページ管理テーブル(A)には、商品画面を表示させている顧客端末101の顧客ID、その顧客端末101に表示させている商品ページ、商品ページの送信時刻、タイムアップにより解除(1)する解除フラグが登録されている。商品予約管理テーブル(B)には、商品ごとの仮予約、本予約の発生状況が予約顧客IDと対応させて登録されている。商品在庫管理テーブル(C)には、販売中の商品ごとの在庫状況が登録されている。
【0031】
このデータベース管理処理は、次のようにして行う。いま、顧客IDがABCの顧客が商品番号A01の商品画面を表示しているとし、この商品の表示要求を受信した時刻が10:00であるとする。顧客ABCがこの商品画面を表示した時に、仮予約フラグを1にし、商品A01の在庫数を11から10に1減ずる。そして、仮予約発生から一定時間、例えば2分間あるいは5分間、当該商品画面に対して無アクセスのままであればタイムアップして、仮予約解除フラグを1にし、商品A01に対する顧客ABCの仮予約をキャンセルし、仮予約フラグを0に戻し、在庫数を1増やして元の11にする。また、顧客ABCがタイムアップ前に、当該商品画面から買い物かごに入れる操作を行えば、本予約とみなし、仮予約フラグと共に本予約フラグを1にする。在庫数は仮予約で1減じているので、改めて減ずることはしない。
【0032】
情報ネットワーク30は、インターネット、顧客それぞれの契約するISP(インターネット接続プロバイダ)と顧客端末との間を接続する通信ネットワーク、このISPとインターネットとの間を接続する専用通信ネットワーク等で構成されるが、ここでは、情報ネットワーク30としてまとめて示してある。
【0033】
次に、上記構成のオンラインショッピングシステムによるオンラインショッピング手続きについて、図4〜図7のフローチャート、及び図8〜図10のシーケンス図を用いて説明する。
【0034】
ログイン手続きに先立って、顧客登録手続きを行っておく必要がある。そこで顧客は、顧客端末101から情報ネットワーク30を通じて当該オンラインショッピングサーバ20に初めてアクセスしてきた時には、オンラインショッピングサーバ20から入会手続き画面を送信し、顧客に対して入会手続きに必要なデータを入力して送信させる。この顧客データには、ID番号、パスワード、住所、氏名、電話番号、メールアドレス、クレジット決済の場合にはクレジットカード番号等、通常のオンラインショッピングサーバが求める諸データが含まれる。オンラインショッピングサーバ20では、顧客データをデータベース26に登録する。
【0035】
(i)既登録の顧客が顧客端末101からオンラインショッピングのために当該オンラインショッピングサーバ20にアクセスしてくれば、オンラインショッピングサーバ20からログイン画面を送信し、ID番号、パスワードを顧客に顧客端末101から入力させ、ログイン手続きを行う(ステップS101、シーケンスQ1)。
【0036】
(ii)ログインが完了すれば、オンラインショッピングサーバ20から商品リスト画面を送信する(ステップS201、シーケンスQ2)。
【0037】
(iii)顧客は顧客端末101に表示される商品リスト画面に対して、詳細を確認したと思う商品アイコンをクリックすることにより、商品選択入力を行う(ステップS103〜S107、シーケンスQ3)。
【0038】
(iv)顧客端末101のブラウザは、この商品選択入力を受付けると、該当商品画面の送信要求をオンラインショッピングサーバ20に対して送信する(ステップS109、シーケンスQ4)。
【0039】
(v)オンラインショッピングサーバ20では、商品画面要求を受信すると、要求元の顧客IDに対して当該商品の仮予約としてデータベース26において該当商品の在庫数を販売単位数(通常、1個)だけ減ずる仮予約処理を行い、また要求順に整理券番号を発行する(ステップS203,S205、シーケンスQ5)。そして、オンラインショッピングサーバ20は該当商品の紹介ページをデータベース26から呼び出して要求元の顧客端末101に送信すると共に、整理券番号も送信する(ステップS207、シーケンスQ6)。オンラインショッピングサーバ20ではこれらと共に、タイマをスタートする(ステップS209)。
【0040】
(vi)顧客端末101では、商品画面を受信すれば表示し、同時に整理券番号も表示する(ステップS111,S113、シーケンスQ7)。これにより、顧客は該当商品についてどれくらいの申込みが発生しているのか、また今購入申込みすれば購入が可能であることを確認することができることになる。
【0041】
そして、顧客が当該商品を購入したいと思えば、商品画面に表示されている「買い物かごに入れる」というような「買い物かご」ボタンをクリックすることにより、「買い物かごに入れる」要求信号がオンラインショッピングサーバ20に送信される(ステップS115,S117、シーケンスQ8)。
【0042】
なお、顧客がステップS105で商品リスト画面を見ただけでログオフすれば(ステップS108)、オンラインショッピングサーバ20はログオフ手続きに移行することになる(ステップS204)。
【0043】
(vii)オンラインショッピングサーバ20では、商品画面ページを要求元の顧客端末101に送信した後、当該顧客端末101から「買い物かごに入れる」要求を受信すれば、該当商品の本予約を行い、タイマを0リセットし、購入手続き画面を顧客端末101に送信して購入手続き処理に移行する(ステップS211〜S217、シーケンスQ9,Q10)。この購入手続き処理では、顧客は、顧客端末101において購入個数を決定し、決済方法や商品の送り先を指定することになる(ステップS119)。購入手続きが完了し、顧客端末101において顧客がログオフすれば、今回のオンラインショッピングは終了する(ステップS121,S219)。
【0044】
(viii)顧客端末101側でステップS113の商品表示をしたまま、顧客が何も操作せずにいると、オンラインショッピングサーバ20側では、タイマが例えば2分間あるいは5分間等、あらかじめ設定した時間を計時した時点で自動的にキャンセルと見なし、仮予約した商品の在庫数を販売単位数だけ増やす処理をし、仮予約の権利喪失を顧客に通知する(ステップS211,S221,S229,S231、図9のシーケンス図におけるシーケンスQ11,Q12)。そして、商品リスト画面を再度送信する(ステップS201)。
【0045】
顧客側では、顧客端末101がこの仮予約の権利喪失を受信すれば画面に表示する(ステップS125,S127)。
【0046】
(ix)顧客端末101側でステップS113の商品表示をした後、顧客がその商品を気に入らず、他の商品画面を見たいと思い、元の商品リスト画面に戻り、別の商品画面を要求する操作をすれば、この別の商品画面要求がオンラインショッピングサーバ20に送信される(ステップS129,S105〜S109、シーケンスQ21,Q22)。
【0047】
これに対して、オンラインショッピングサーバ20側では、別の商品の商品画面要求を受信すれば(ステップS223、シーケンスQ23)、先に仮予約した前の商品の在庫数を販売単位数だけ増やす処理を行う(ステップS225)。また、オンラインショッピングサーバ20は、今回要求があった商品に対する在庫数を販売単位数だけ減ずる処理と整理券番号の発行処理を行い(ステップS205、シーケンスQ23)、データベース26から該当商品の紹介ページを呼び出し、整理券番号と共に要求元の顧客端末101に送信する(ステップS207、シーケンスQ24)。オンラインショッピングサーバ20ではこれらの処理と共に、タイマをスタートさせる(ステップS209)。そして、これ以降は、当該別の商品に対して、上の(vi)〜(viii)と同じ処理を行う。
【0048】
なお、この場合にも、顧客がログオフすれば(ステップS131)、オンラインショッピングサーバ10はログオフ処理を行う(ステップ204,S123)。
【0049】
次に、人気商品の予約販売あるいは再販売をオンラインショッピングで行う場合に、整理券をアクセスしてきた顧客の順番に発行する処理について、図11のフローチャートを用いて説明する。顧客が顧客端末101から図4のフローチャートの手順で人気商品の商品画面要求を送信してくると(ステップS201,S203)、オンラインショッピングサーバ20側では、データベース26を検索し、当該商品が予約の必要な商品であるか否かを判断する(ステップS231)。
【0050】
予約商品である場合、オンラインショッピングサーバ20は、該当商品の在庫予定数から販売単位数だけ減ずる仮予約処理を行い、また要求順に整理券番号を発行する(ステップS233)。そして、オンラインショッピングサーバ20は該当商品の紹介ページをデータベース26から呼び出して要求元の顧客端末101に送信すると共に、整理券番号も送信する(ステップS235)。
【0051】
顧客端末101では、商品画面を受信すれば表示し、同時に整理券番号も表示する。これにより、顧客は予約商品についてどれくらいの申込みが発生しているのか、また今購入申込みすれば予約購入が可能であることを確認することができることになる。
【0052】
なお、顧客端末101から商品画面要求があっても、当該商品が予約商品でない場合には、ステップS231でNOに分岐し、図6のフローチャートにおけるステップS205に移行することになる。また、仮予約の後、ログオフ要求があればログオフ処理を行う(ステップS237)。
【0053】
【発明の効果】
以上のように請求項1の発明のオンラインショッピング受付け方法によれば、顧客が興味のある商品を顧客端末の画面に表示させた段階で仮予約でき、その後に顧客が購入手続きに移行した時に確実に在庫を確保しておくことができ、オンラインショッピングサーバの信頼性を高めることができる。
【0054】
請求項2及び3の発明のオンラインショッピング受付け方法によれば、請求項1の発明の効果に加えて、顧客が顧客端末の画面に表示させた商品に対して購入の意志がないとみなせる場合には、当該商品に対する仮予約を取り消すことによって商品の在庫管理を正確に行うことができる。
【0055】
請求項4の発明のオンラインショッピング受付け方法によれば、請求項1の発明の効果に加えて、通常の在庫商品や発売日前や再入荷前の人気商品に対して、購入見込みのある顧客に可能な限り早い段階で整理券を渡すことができ、顧客の当該オンラインショッピングサーバへのアクセスの満足度を高めることができる。
【0056】
請求項5の発明のオンラインショッピングサーバによれば、顧客が興味のある商品を顧客端末の画面に表示させた段階で仮予約することができ、その後に顧客が購入手続きに移行した時に確実に在庫を確保しておくことができ、当該オンラインショッピングサーバを使用するオンラインショッピングサーバの信頼性を高めることができる。
【0057】
請求項6及び7の発明のオンラインショッピングサーバによれば、請求項5の発明の効果に加えて、商品在庫管理手段が、顧客が顧客端末の画面に表示させた商品に対して購入の意志がないとみなせる場合には当該商品に対する仮予約を取り消すことによって商品の在庫管理を正確に行うことができる。
【0058】
請求項8の発明のオンラインショッピングサーバによれば、請求項5の発明の効果に加えて、電子整理券発行手段により、通常商品や発売日前や再入荷前の人気商品に対して、購入見込みのある顧客に可能な限り早い段階で整理券を渡すことができ、顧客の当該オンラインショッピングサーバを使用するオンラインショッピングサーバへのアクセスの満足度を高めることができる。
【0059】
請求項9の発明のオンラインショッピング受付けプログラムによれば、これをコンピュータに実行させることによってオンラインショッピングサーバを構築し、顧客が興味のある商品を顧客端末の画面に表示させた段階で仮予約でき、その後に顧客が購入手続きに移行した時に確実に在庫を確保しておくことができ、当該オンラインショッピングサーバを使用するオンラインショッピングサーバの信頼性を高めることができる。
【0060】
請求項10及び11の発明のオンラインショッピング受付けプログラムによれば、請求項9の発明の効果に加えて、顧客が興味のある商品を顧客端末の画面に表示させた段階で仮予約でき、その後に顧客が購入手続きに移行した時に確実に在庫を確保しておくことができ、その上、顧客が顧客端末の画面に表示させた商品に対して購入の意志がないとみなせる場合には、当該商品に対する仮予約を取り消すことによって商品の在庫管理を正確に行うことができる。
【0061】
請求項12の発明のオンラインショッピング受付けプログラムによれば、請求項9の発明の効果に加えて、顧客が興味のある商品を顧客端末の画面に表示させた段階で仮予約でき、その後に顧客が購入手続きに移行した時に確実に在庫を確保しておくことができ、その上、発売日前や再入荷前の人気商品に対しても、購入見込みのある顧客に可能な限り早い段階で整理券を渡すことができ、顧客の当該オンラインショッピングサーバへのアクセスの満足度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1つの実施の形態のオンラインショッピングシステムのハードウェアブロック図。
【図2】上記実施の形態のオンラインショッピングシステムの機能ブロック図。
【図3】上記の実施の形態のオンラインショッピングシステムにおいて、オンラインショッピングサーバが管理する商品ページ管理テーブル(A)、商品予約管理テーブル(B)、商品在庫管理テーブル(C)それぞれの説明図。
【図4】上記の実施の形態のオンラインショッピングシステムにおける顧客端末側の処理動作のフローチャートその1。
【図5】上記の実施の形態のオンラインショッピングシステムにおける顧客端末側の処理動作のフローチャートその2。
【図6】上記の実施の形態のオンラインショッピングシステムにおけるオンラインショッピングサーバ側の処理動作のフローチャートその1。
【図7】上記の実施の形態のオンラインショッピングシステムにおけるオンラインショッピングサーバ側の処理動作のフローチャートその2。
【図8】上記の実施の形態のオンラインショッピングシステムにおいて、顧客が商品購入手続きまで行う場合のオンラインショッピングサーバ、顧客端末間の信号送受信処理のシーケンス図。
【図9】上記の実施の形態のオンラインショッピングシステムにおいて、顧客が商品画面を表示した後、所定時間、オンラインショッピングサーバにアクセスしない場合のオンラインショッピングサーバ、顧客端末間の信号送受信処理のシーケンス図。
【図10】上記の実施の形態のオンラインショッピングシステムにおいて、顧客が商品画面を表示した後、別商品の画面要求をする場合のオンラインショッピングサーバ、顧客端末間の信号送受信処理のシーケンス図。
【図11】上記の実施の形態のオンラインショッピングシステムにおけるオンラインショッピングサーバ側の予約商品に対する仮予約処理動作のフローチャート。
【符号の説明】
101,102,103,… 顧客端末
20 オンラインショッピングサーバ
30 情報ネットワーク
21 商品在庫管理機能部
22 商品ページ管理機能部
23 商品仮予約可能部
24 商品本予約機能部
25 整理券発行機能部
26 データベース
Claims (12)
- 顧客端末における任意の商品に対する商品表示イベント信号を受信するステップと、
前記商品表示イベント信号を受信した時に、該当商品に対する仮予約とみなして在庫数を販売単位数だけ減少させるステップと、
前記顧客端末における商品購入申込み信号を受信して正式の購買予約として受理するステップとを有することを特徴とするオンラインショッピング受付け方法。 - 前記顧客端末における他の商品に対する商品表示イベント信号を受信した時に、前記仮予約のキャンセルと見なして在庫数を販売単位数だけ増加させるステップを有することを特徴とする請求項1に記載のオンラインショッピング受付け方法。
- 前記商品表示イベント信号の受信後の一定時間の間に当該商品画面へのアクセスが無い時に、前記仮予約のキャンセルと見なして在庫数を販売単位数だけ増加させるステップを有することを特徴とする請求項1に記載のオンラインショッピング受付け方法。
- 前記商品表示イベント信号を受信した時に、該当商品に対する仮予約とみなして電子的な整理券を発行するステップを有することを特徴とする請求項1に記載のオンラインショッピング受付け方法。
- 顧客端末からの商品表示指令に応答して、該当商品の商品画面を伝送する手段と、
前記商品表示指令を受信した時に、該当商品に対する仮予約とみなして在庫数を販売単位数だけ減少させ、仮予約キャンセル時に該当商品の在庫数を販売単位数だけ増加させる商品在庫管理手段と、
前記顧客端末からの商品購入申込みに対して、正式の購買予約として受理する購買受理手段とを備えて成るオンラインショッピングサーバ。 - 前記商品在庫管理手段は、前記顧客端末から他の商品に対する商品表示指令を受信した時に前記仮予約のキャンセルと見なして在庫数を販売単位数だけ増加させることを特徴とする請求項5に記載のオンラインショッピングサーバ。
- 前記商品在庫管理手段は、前記商品表示指令の受信後の一定時間の間に当該商品画面へのアクセスが無い時に、前記仮予約のキャンセルと見なして在庫数を販売単位数だけ増加させることを特徴とする請求項5に記載のオンラインショッピングサーバ。
- 前記商品表示指令を受信した時に、該当商品に対する仮予約とみなして電子的な整理券を発行する電子整理券発行手段を備えたことを特徴とする請求項5に記載のオンラインショッピングサーバ。
- 顧客端末における任意の商品に対する商品表示イベント信号を受信する処理と、
前記商品表示イベント信号を受信した時に、該当商品に対する仮予約とみなして在庫数を販売単位数だけ減少させる処理と、
前記顧客端末における商品購入申込み信号を受信して正式の購買予約として受理する処理とをコンピュータに実行させることを特徴とするオンラインショッピング受付けプログラム。 - 前記顧客端末における他の商品に対する商品表示イベント信号を受信した時に、前記仮予約のキャンセルと見なして在庫数を販売単位数だけ増加させる処理をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項9に記載のオンラインショッピング受付けプログラム。
- 前記商品表示イベント信号の受信後の一定時間の間に当該商品画面へのアクセスが無い時に、前記仮予約のキャンセルと見なして在庫数を販売単位数だけ増加させる処理をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項9に記載のオンラインショッピング受付けプログラム。
- 前記商品表示イベント信号を受信した時に、該当商品に対する仮予約とみなして電子的な整理券を発行する処理をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項9に記載のオンラインショッピング受付けプログラム。
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JP2006092273A (ja) * | 2004-09-24 | 2006-04-06 | Fujitsu Ltd | 商品購入管理システム |
JP2006330836A (ja) * | 2005-05-23 | 2006-12-07 | Toshiba Tec Corp | オーダエントリシステム |
CN112950839A (zh) * | 2019-12-10 | 2021-06-11 | 威海新北洋数码科技有限公司 | 商品售卖方法 |
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2002
- 2002-06-14 JP JP2002174958A patent/JP2004021559A/ja active Pending
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