JP2004019776A - Regeneration method for gasket - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、熱可塑性エラストマー又は熱可塑性エラストマー組成物からなるガスケットの再生方法に関し、さらに詳しくはハードディスク装置用ガスケットの再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、コンピュータ等に使用されるハードディスク装置(以下「HDD」という場合がある)は、高性能化、小型化が進み、複雑な回路構成を有するようになっており、わずかな塵によっても障害が起こる。そこで実用上、防塵の必要性が高まっており、ガスケットを使って塵の侵入を防ぐことが一般に行われている。
HDD用ガスケットは、▲1▼ウレタンフォームシートやソリッドゴムシートの打ち抜き物をカバープレートに貼り付ける方法、▲2▼ソリッドゴムをトランスファー成形又は射出成形によりプレート両面にブリッジし、プレートと一体化する方法、▲3▼ディスペンサーを用いて溶融樹脂又は溶液状樹脂を押し出し、プレート面に一筆書きによりガスケット形状に押し出し、一体化するディスペンシング法、▲4▼接着性樹脂を配合した熱可塑性エラストマーをプレート面に射出成形し、一体化する方法、▲5▼接着剤をプレート面に塗布した後、熱可塑性エラストマーを射出成形し、一体化する方法、などの方法により製造される。
【0003】
これらHDDは車両等にも搭載され、夏場は高温状態にさらされるため、HDDはガスケット付きのカバーを組み込んだ状態で、100℃程度の高い温度で動作試験が行われる。この動作試験で不合格となったHDDに関しては、オフスペック品として廃棄されることになるが、このHDDに使用されたガスケット付きカバー体は該HDDからはずされ、別のHDDに装着されて再度の試験に供することが望まれる。しかしながら、100℃で長時間実施される試験によって、そのガスケットは圧縮変形し、その密閉度が低下するため再度使用することはできなかった。特に動作試験後カバーをはずす際には、ガスケットの温度がほぼ常温まで低下するため、実際の圧縮永久歪みはJISに準拠して測定される圧縮永久歪みに比べて大きくなることがわかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような状況下で、100℃程度の温度で長時間試験に供され圧縮永久変形したガスケット材を再度他のHDDに装着して試験を行ない得るように再生する方法を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、前記目的を達成するために鋭意研究を重ねた結果、熱可塑性エラストマー又は熱可塑性エラストマー組成物からなるガスケット材を圧縮時の温度以上に加熱することによって、ガスケットの圧縮永久歪を回復させることができることを見出し、これに基づいて本発明を完成したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明は、圧縮永久変形を起こした熱可塑性エラストマー又は熱可塑性エラストマー組成物からなるガスケットを圧縮時の温度以上に加熱することを特徴とする。
熱可塑性エラストマーとは、加熱によって可塑性を有するゴム状弾性体をいい、例えばスチレン系,オレフィン系,ウレタン系,エステル系等の熱可塑性エラストマーをいう。本発明のガスケット材としては、特にビニル芳香族化合物を主体とする重合体ブロックの少なくとも一つと、共役ジエン化合物を主体とする重合体ブロックの少なくとも一つからなる共重合体の熱可塑性エラストマーを含有するものが好ましく用いられ、より具体的には、例えば、ポリブタジエンとブタジエン−スチレンランダム共重合体とのブロック共重合体を水添して得られる結晶性ポリエチレンとエチレン/ブチレン−スチレンランダム共重合体とのブロック共重合体、ポリブタジエンとポリスチレンとのブロック共重合体、及びポリイソプレンとポリスチレンとのブロック共重合体、あるいは、ポリブタジエン又はエチレン−ブタジエンランダム共重合体とポリスチレンとのブロック共重合体を水添して得られる、例えば、結晶性ポリエチレンとポリスチレンとのジブロック共重合体、スチレン−エチレン/ブチレン−スチレンのトリブロック共重合体(SEBS)、スチレン−エチレン/プロピレン−スチレンのトリブロック共重合(SEPS)など、中でも、スチレン−エチレン/ブチレン−スチレンブロック共重合体又はスチレン−エチレン/プロピレン−スチレンブロック共重合体、などを挙げることができる。これらのエラストマーは、単独で用いてもよく、二種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0007】
本発明におけるガスケットは上記熱可塑性エラストマー又はこれに他の樹脂や添加剤を配合した熱可塑性エラストマー組成物を用い、熱可塑性エラストマー組成物には種々の樹脂、種々の添加剤を配合することができる。その中でも上記の熱可塑性エラストマーに、非芳香族系ゴム用軟化剤及びポリオレフィン系樹脂を配合した熱可塑性エラストマー組成物が好適である。
【0008】
本発明では圧縮永久変形したガスケットを圧縮時の温度以上に加熱することを特徴とし、これによってガスケットの圧縮永久歪が効果的に回復する。加熱時間はガスケットが所定の温度で加熱されれば特に限定されないが、通常10分〜2時間の範囲が好ましい。
例えば、車載用のHDDについては100℃で試験されることがあるが、この場合には100〜120℃で1時間程度の加熱によって圧縮永久歪みは効果的に回復する。尚、温度範囲の上限値は特に規定されるものではないが、ガスケットの型くずれ、熱劣化のおきない範囲とすることが好ましい。
【0009】
本発明のガスケットは蓋体に装着されるが、その装着方法については、特に限定されず接着剤で装着する方法、蓋体とガスケットを一体として成形する方法等がある。これらのうち蓋体とガスケットを一体に射出成形することが、製造効率等の観点から好ましい。
本発明で用いるガスケットはその圧縮歪が小さいほうが好ましく、例えばJIS K−6262に準拠して測定した圧縮永久歪が40%以下であることが好ましい。
【0010】
【実施例】
次に、本発明を実施例によりさらに詳しく説明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定されるものではない。
(評価方法)
以下に示す方法で圧縮永久歪みを測定し、評価した。
1.JIS法;各実施例により得られる熱可塑性エラストマー組成物をJIS K−6262に準拠し、100℃、圧縮率25%で圧縮し、24時間加熱保持し、圧縮終了直後に圧縮治具から取りはずして、通常の方法で圧縮永久歪みを測定した。
2.改良法1;各実施例により得られる熱可塑性エラストマー組成物をJIS K−6262に準拠し、25%に圧縮して、100℃で24時間加熱保持した。その後圧縮状態のまま室温まで冷却して、24時間放置した後、圧縮治具から取りはずして、通常の方法で圧縮永久歪みを測定した。尚、本試験法はHDDからガスケット付きカバーがはずされる際の温度が室温であるため、実際にHDDが使用される条件に近いものである。
3.改良法2;各実施例により得られる熱可塑性エラストマー組成物を、実際にガスケット形状に成形してHDDに組み込み、25%に圧縮して、100℃で24時間過熱保持し、圧縮状態のまま室温まで冷却して、24時間放置した。圧縮永久歪みは、まずガスケット付きカバーのガスケットの高さをレーサーで測定し、上記圧縮工程の後にカバーをはずしてガスケット高さを測定して計算した。
【0011】
実施例1
SEPS(クラレ(株)製「セプトン」)35質量%、ポリプロピレン(日本ポリオレフィン(株)製「J−アロマー」)5質量%及びパラフィン系オイル(出光興産(株)製「PW380」)60質量%を混合・混練して熱可塑性エラストマー組成物を得た。該エラストマー組成物を上述のJIS法、改良法1及び改良法2にて圧縮永久歪みを測定した(以下「再生前測定」という)。
次に、JIS法、改良法1及び改良法2で測定したこのガスケットを120℃で1時間加熱し、再生前測定と同様に圧縮永久歪を測定した(以下「再生後測定」という)。結果を第1表に示す。
【0012】
実施例2
使用するガスケット材として、実施例1のポリプロピレンに代えて、エチレンとアクリル酸の共重合体である接着性樹脂を用いて実施例1と同様に熱可塑性エラストマー組成物を得た。該熱可塑性エラストマー組成物について、上記JIS法及び改良法1にて、再生前測定を行った。次いでJIS法及び改良法1で測定したこのガスケットを120℃で1時間加熱し、再生後測定を行った。結果を第1表に示す。
【0013】
実施例3
SEPS(クラレ(株)製「セプトン」)25質量%、変性ポリフェニレンエーテル樹脂(旭化成(株)製「ザイロン」)23質量%、ポリプロピレン(日本ポリオレフィン(株)製「J−アロマー」)5質量%及びパラフィン系オイル(出光興産(株)製「PW380」)47質量%を混合・混練して熱可塑性エラストマー組成物を得た。該熱可塑性エラストマー組成物について、実施例1と同様にして、再生前測定を行った。次いでJIS法、改良法1及び改良法2で測定したこのガスケットを120℃で1時間加熱し、再生後測定を行った。結果を第1表に示す。
【0014】
実施例4
ガスケット材料としてエチレン−プロピレン−ジエンモノマーゴム(EPDM)とポリプロピレン(PP)との動的架橋物である(AES社製「サントプレン211−45」)を使用したこと以外は実施例1と同様にして熱可塑性エラストマー組成物を得た。該熱可塑性エラストマー組成物について、上記JIS法及び改良法1にて、再生前測定を行った。次いでJIS法及び改良法1で測定したこのガスケットを120℃で1時間加熱し、再生後測定を行った。結果を第1表に示す。
実施例5
ガスケット材料として水添ブタジエン系ラバー(日本合成ゴム(株)製「ダイナロンCE8C6100P」)を使用したこと以外は実施例1と同様にして、熱可塑性エラストマー組成物を得た。該熱可塑性エラストマー組成物について、上記JIS法及び改良法1にて、再生前測定を行った。次いでJIS法及び改良法1で測定したこのガスケットを120℃で1時間加熱し、再生後測定を行った。結果を第1表に示す。
実施例6
ガスケット材料として、加硫したスチレン−ブタジエンゴムを使用した以外は実施例1と同様にして、上記JIS法及び改良法1にて、再生前測定を行った。次いでJIS法及び改良法1で測定したこのガスケットを120℃で1時間加熱し、再生後測定を行った。結果を第1表に示す。
【0015】
【表1】
【0016】
【発明の効果】
本発明の再生方法によれば、100℃程度の温度で長時間試験に供され圧縮永久変形したガスケットを再生することができ、再度他のHDDに装着して試験を行なうことができる。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for regenerating a gasket comprising a thermoplastic elastomer or a thermoplastic elastomer composition, and more particularly, to a method for regenerating a gasket for a hard disk drive.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art In recent years, hard disk drives (hereinafter, sometimes referred to as “HDDs”) used in computers and the like have advanced in performance and miniaturization, and have complicated circuit configurations. Occur. Therefore, in practical use, the need for dust protection is increasing, and it is common practice to prevent dust from entering using a gasket.
HDD gaskets are: (1) a method in which a cutout of a urethane foam sheet or solid rubber sheet is attached to a cover plate; and (2) a method in which solid rubber is bridged to both sides of the plate by transfer molding or injection molding, and integrated with the plate. (3) Dispensing method in which molten resin or solution resin is extruded using a dispenser, extruded into a gasket shape by one stroke on the plate surface, and integrated, (4) Thermoplastic elastomer mixed with adhesive resin is applied to the plate surface And (5) a method of applying an adhesive to the plate surface and then injection molding and integrating a thermoplastic elastomer.
[0003]
Since these HDDs are also mounted on a vehicle or the like and are exposed to high temperatures in the summer, the HDDs are subjected to an operation test at a high temperature of about 100 ° C. with a cover with a gasket incorporated therein. An HDD that fails this operation test will be discarded as an off-spec product. However, the cover with a gasket used for this HDD is removed from the HDD, attached to another HDD, and re-attached. It is hoped that the test will be conducted. However, after long-term testing at 100 ° C., the gasket was compressed and deformed, and its sealing was reduced, so that it could not be used again. In particular, when the cover was removed after the operation test, the actual compression set was found to be larger than the compression set measured in accordance with JIS because the temperature of the gasket dropped to almost normal temperature.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention provides a method of regenerating a gasket material which has been subjected to a long-term test at about 100 ° C. for a long time under compression and permanently deformed in such a situation, so that the gasket material can be mounted on another HDD again and tested. It is intended for that purpose.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The present inventors have conducted intensive studies to achieve the above object, and as a result, by heating a gasket material made of a thermoplastic elastomer or a thermoplastic elastomer composition to a temperature equal to or higher than the compression temperature, the compression set of the gasket is reduced. Have been found to be able to be recovered, and based on this, the present invention has been completed.
[0006]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
The present invention is characterized in that a gasket made of a thermoplastic elastomer or a thermoplastic elastomer composition that has undergone compression permanent deformation is heated to a temperature equal to or higher than the temperature at the time of compression.
The thermoplastic elastomer refers to a rubber-like elastic body having plasticity by heating, and is, for example, a thermoplastic elastomer of styrene, olefin, urethane, ester, or the like. The gasket material of the present invention particularly contains at least one polymer block mainly composed of a vinyl aromatic compound and a thermoplastic elastomer of a copolymer composed of at least one polymer block mainly composed of a conjugated diene compound. And more specifically, for example, a crystalline polyethylene obtained by hydrogenating a block copolymer of polybutadiene and a butadiene-styrene random copolymer, and an ethylene / butylene-styrene random copolymer A block copolymer of polybutadiene and polystyrene, and a block copolymer of polyisoprene and polystyrene, or a block copolymer of polybutadiene or an ethylene-butadiene random copolymer and polystyrene. For example, the crystalline po Diblock copolymer of ethylene and polystyrene, triblock copolymer of styrene-ethylene / butylene-styrene (SEBS), triblock copolymer of styrene-ethylene / propylene-styrene (SEPS), etc. / Butylene-styrene block copolymer or styrene-ethylene / propylene-styrene block copolymer. These elastomers may be used alone or in combination of two or more.
[0007]
The gasket in the present invention uses the above-mentioned thermoplastic elastomer or a thermoplastic elastomer composition in which other resins and additives are blended, and the thermoplastic elastomer composition can be blended with various resins and various additives. . Among them, a thermoplastic elastomer composition in which a softener for a non-aromatic rubber and a polyolefin resin are blended with the above thermoplastic elastomer is preferable.
[0008]
The present invention is characterized in that the gasket that has undergone compression permanent deformation is heated to a temperature equal to or higher than the temperature at the time of compression, whereby the compression set of the gasket is effectively recovered. The heating time is not particularly limited as long as the gasket is heated at a predetermined temperature, but is preferably in a range of usually 10 minutes to 2 hours.
For example, in-vehicle HDDs are sometimes tested at 100 ° C., and in this case, compression set is effectively recovered by heating at 100 to 120 ° C. for about one hour. Although the upper limit of the temperature range is not particularly limited, it is preferable that the upper limit be in a range in which the shape of the gasket does not deteriorate and thermal deterioration does not occur.
[0009]
Although the gasket of the present invention is mounted on the lid, the mounting method is not particularly limited, and there are a method of mounting with an adhesive, a method of integrally molding the lid and the gasket, and the like. Of these, it is preferable to integrally mold the lid and the gasket from the viewpoint of production efficiency and the like.
The gasket used in the present invention preferably has a smaller compression set, and for example, preferably has a compression set of 40% or less measured in accordance with JIS K-6262.
[0010]
【Example】
Next, the present invention will be described in more detail with reference to examples, but the present invention is not limited to these examples.
(Evaluation method)
The compression set was measured and evaluated by the following method.
1. JIS method: The thermoplastic elastomer composition obtained in each example was compressed at 100 ° C. and a compression ratio of 25% in accordance with JIS K-6262, heated and held for 24 hours, and removed from the compression jig immediately after the completion of compression. The compression set was measured by an ordinary method.
2. Modification Method 1 The thermoplastic elastomer composition obtained in each Example was compressed to 25% in accordance with JIS K-6262 and heated and maintained at 100 ° C. for 24 hours. Thereafter, it was cooled to room temperature in the compressed state, left for 24 hours, removed from the compression jig, and measured for compression set by a usual method. In this test method, the temperature at which the cover with the gasket was removed from the HDD was room temperature, so that it was close to the conditions under which the HDD was actually used.
3. Improvement Method 2: The thermoplastic elastomer composition obtained in each of the examples was actually molded into a gasket shape, incorporated into an HDD, compressed to 25%, kept at 100 ° C. for 24 hours, and kept in a compressed state at room temperature. And allowed to stand for 24 hours. The compression set was calculated by first measuring the height of the gasket of the cover with the gasket with a racer, removing the cover after the compression step, and measuring the gasket height.
[0011]
Example 1
35% by mass of SEPS (“Septon” manufactured by Kuraray Co., Ltd.), 5% by mass of polypropylene (“J-Allomer” manufactured by Nippon Polyolefin Co., Ltd.) and 60% by mass of paraffinic oil (“PW380” manufactured by Idemitsu Kosan Co., Ltd.) Was mixed and kneaded to obtain a thermoplastic elastomer composition. The compression set of the elastomer composition was measured by the above-mentioned JIS method, improvement method 1 and improvement method 2 (hereinafter referred to as "measurement before regeneration").
Next, this gasket measured by the JIS method, the improved method 1 and the improved method 2 was heated at 120 ° C. for 1 hour, and the compression set was measured in the same manner as the measurement before regeneration (hereinafter referred to as “measurement after regeneration”). The results are shown in Table 1.
[0012]
Example 2
A thermoplastic elastomer composition was obtained in the same manner as in Example 1 except that an adhesive resin which was a copolymer of ethylene and acrylic acid was used instead of the polypropylene of Example 1 as a gasket material to be used. The thermoplastic elastomer composition was measured before regeneration according to the JIS method and the improved method 1. Next, the gasket measured by the JIS method and the improved method 1 was heated at 120 ° C. for 1 hour, and measured after regeneration. The results are shown in Table 1.
[0013]
Example 3
25% by mass of SEPS (“Septon” manufactured by Kuraray Co., Ltd.), 23% by mass of modified polyphenylene ether resin (“Zylon” manufactured by Asahi Kasei Corporation), 5% by mass of polypropylene (“J-Allomer” manufactured by Nippon Polyolefin Co., Ltd.) And 47% by mass of paraffin-based oil (“PW380” manufactured by Idemitsu Kosan Co., Ltd.) were mixed and kneaded to obtain a thermoplastic elastomer composition. For the thermoplastic elastomer composition, a measurement before regeneration was performed in the same manner as in Example 1. Next, the gasket measured by the JIS method, the improved method 1 and the improved method 2 was heated at 120 ° C. for 1 hour, and measured after regeneration. The results are shown in Table 1.
[0014]
Example 4
A gasket material was prepared in the same manner as in Example 1 except that a dynamically crosslinked product of ethylene-propylene-diene monomer rubber (EPDM) and polypropylene (PP) (“Santoprene 211-45” manufactured by AES) was used. A thermoplastic elastomer composition was obtained. The thermoplastic elastomer composition was measured before regeneration according to the JIS method and the improved method 1. Next, the gasket measured by the JIS method and the improved method 1 was heated at 120 ° C. for 1 hour, and measured after regeneration. The results are shown in Table 1.
Example 5
A thermoplastic elastomer composition was obtained in the same manner as in Example 1, except that hydrogenated butadiene rubber ("Dynalon CE8C6100P" manufactured by Nippon Synthetic Rubber Co., Ltd.) was used as a gasket material. The thermoplastic elastomer composition was measured before regeneration according to the JIS method and the improved method 1. Next, the gasket measured by the JIS method and the improved method 1 was heated at 120 ° C. for 1 hour, and measured after regeneration. The results are shown in Table 1.
Example 6
The pre-regeneration measurement was carried out in the same manner as in Example 1 except that a vulcanized styrene-butadiene rubber was used as a gasket material by the JIS method and the improved method 1. Next, the gasket measured by the JIS method and the improved method 1 was heated at 120 ° C. for 1 hour, and measured after regeneration. The results are shown in Table 1.
[0015]
[Table 1]
[0016]
【The invention's effect】
According to the reproducing method of the present invention, a gasket subjected to a long-term test at a temperature of about 100 ° C. and subjected to permanent compression deformation can be reproduced, and the test can be performed by attaching the gasket to another HDD again.
Claims (5)
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WO2020050912A1 (en) * | 2018-09-06 | 2020-03-12 | Applied Materials, Inc. | Method of reclaiming a seal |
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- 2002-06-14 JP JP2002174988A patent/JP2004019776A/en active Pending
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