JP2004017690A - 長周期動揺低減装置 - Google Patents

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松浦 正己
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Abstract

【課題】浮体の長周期動揺を低減させて安全性を高めることができる長周期動揺低減装置を提供する。
【解決手段】岸壁3に係留される船舶2の長周期動揺を低減させる長周期動揺低減装置1である。船舶2を係留索4にて係留し、船舶2と岸壁3との間に防舷材5を介装するとともに、船舶2を岸壁3に接近する方向に付勢するポート7を備えた。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、船舶等の浮体の長周期動揺を低減する長周期動揺低減装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
湾内が静穏であるにも拘わらず、係留された船舶が大きく動揺し、係留索が破断する事例が多数報告されており、港湾関係者の中でも重要視されている。船舶を動揺させる要因としては、波の長周期成分や変動波漂流力、サブハーモニックモーション(分数調波共振)などが考えられているが、これらはいずれも係留系の固有周期で共振する現象である。
従来においては、この船舶の動揺を防止するために防波堤を設けたり、湾内のモニタリングを行って長周期動揺発生時に荷役作業を行わないようなオペレーションを行う等の対策が施されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、防波堤を設定するには、多大や費用や時間がかかるとともに、一旦建設された後での設計変更が困難であるという問題があった。
また、湾内をモニタリングを行う方法は、作業員に負担がかかるとともに、長周期動揺発生時には荷役作業を行えないため、作業効率が低下してしまうという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、浮体の長周期動揺を低減させて安全性を高めることができる長周期動揺低減装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、水際に係留される浮体の長周期動揺を低減させる長周期動揺低減装置であって、前記浮体を係留索にて係留し、浮体と水際との間に防舷材を介装するとともに、浮体を水際方向に付勢する抵抗物を備えたことを特徴とする。
【0005】
この発明によれば、前記防舷材と抵抗物とで浮体の動揺を規制することにより、係留索にて係留された浮体(係留系)の波による運動を減衰させ、係留系と波の長周期成分との共振により発生する長周期動揺を低減させることができる。長周期動揺は固有周期の運動であり、減衰力を増加することで長周期動揺を大きく低減することができる。
【0006】
また、請求項2に記載した発明は、水際に係留される浮体の長周期動揺を低減させる長周期動揺低減装置であって、前記浮体を係留索にて係留し、浮体と水際との間に防舷材を介装するとともに、浮体を水際の周囲に囲繞するように浮遊体のフェンスを形成したことを特徴とする。
【0007】
この発明によれば、前記浮遊体のフェンスにより、係留系に伝達される波からの力を減衰させることができると共に、浮体運動に対する減衰力も大きくなるため、係留系と波の長周期成分との共振により発生する長周期動揺を低減させることができる。
【0008】
また、請求項3に記載した発明は、水際に係留される浮体の長周期動揺を低減させる長周期動揺低減装置であって、前記浮体を係留索にて係留し、浮体と水際との間に防舷材を介装するとともに、前記浮体と水際との間に水流を発生させる水流発生手段を設けたことを特徴とする。
【0009】
この発明によれば、前記水流発生手段により浮体と水際との間に水流を発生させることで浮体と水際との間に負圧を発生させ(コアンダ効果)、この負圧が浮体を水際に接近させる力を発生させるため、前記防舷材と浮体との密着力を高めることができるとともに、浮体の動揺を強く規制することができ、長周期動揺を低減させることができる。
【0010】
また、請求項4に記載した発明は、水際に係留される浮体の長周期動揺を低減させる長周期動揺低減装置であって、前記浮体を係留索にて係留し、浮体と水際との間に防舷材を介装するとともに、浮体が水際から離れることを防止するクッション体を浮沈可能に設けたことを特徴とする。
【0011】
この発明によれば、浮体が係留索に係留されるまでは、前記クッション体を沈んだ状態に保持しておき、浮体が係留された後に、前記クッション体を浮上させて、浮体の動揺を防舷材とクッション体とで規制することで、長周期動揺を低減させることができる。
【0012】
また、請求項5に記載した発明は、水際に係留される浮体の長周期動揺を低減させる長周期動揺低減装置であって、前記浮体を係留索にて係留し、浮体と水際との間に複数の防舷材を介装するとともに、該複数の防舷材の少なくとも一部に減衰力調整機能を付与したことを特徴とする。
【0013】
この発明によれば、前記複数の防舷材の少なくとも一部に減衰力調整機能を付与したことにより、係留系の動揺を抑制するように減衰力を調整させることが可能となり、長周期動揺を低減させることができる。
【0014】
また、請求項6に記載した発明は、水際に係留される浮体の長周期動揺を低減させる長周期動揺低減装置であって、前記浮体を係留索にて係留し、浮体と水際との間に複数の防舷材を介装するとともに、前記係留索に張力調節手段を備えたことを特徴とする。
【0015】
この発明によれば、前記張力調節手段により係留索の張力を調整することで、係留系の固有振動数を可変とすることができ、波の長周期成分との共振を防止するように、係留系の固有振動数を変えることで長周期動揺を低減させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態における長周期動揺低減装置を図面と共に説明する。以下の実施の形態においては、浮体が船舶である場合について説明する。
図1はこの発明の第1の実施の形態における長周期動揺低減装置1の平面図である。図2は図1の長周期動揺低減装置1の断面図である。同図に示したように、浮体である船舶2は、その長手方向が岸壁3に沿うようにして、係留索4を介して係留されている。
【0017】
船舶2と岸壁3との間には、複数の防舷材5が船舶2の長手方向に沿うように介装されている。これらの防舷材5はフェンダー等の弾性部材からなり、船舶2を弾性支持することにより、岸壁に直交する方向(矢印P方向)、すなわち波の進行方向の船舶2の振動を吸収できるようにしている。また、船舶2の沖側(岸壁3側と逆側)の部位には、抵抗板6を備えた2つのポート7が水面10に対して略半没状態で配置されている。これらのポート7は、岸壁3の電力源8に動力供給ライン9を介して接続され、該電力源8からの電力により水面10を走行可能とされている。これらのポート7は、プロペラやスラスタなどの推力を備えており、前記抵抗板6を船舶2に向けた状態で、船舶2を岸壁3方向に付勢するような推進力を発生させている。本実施の形態においては、前記抵抗板6に、接触部11が上下左右に2つずつ形成してあり、これらの接触部11を船舶2に接触させている。このように、接触部11と船舶2との間に水を介装させることにより、船舶2の動揺を低減する効果を高めることができる。
【0018】
本実施の形態における長周期動揺低減装置1は、前記防舷材5と抵抗板6とで船舶2の動揺を規制することにより、係留索4により係留された船舶2(以下、「係留系」という)の減衰力をおおきくしている。これにより、係留系と波の長周期成分との共振により発生する長周期動揺を低減させることができる。これについて図3を用いて説明する。図3は長周期動揺低減装置1の原理を示す説明図である。同図において、横軸に示したωは、係留系の角振動数であり、ωは係留系の固有角振動数である。また、縦軸に示したX/(F/m)は外力に対する水平方向の変位の比を示している。そして、同図において、係留系の角周波数ごとの変位の比を、係留系の減衰力が小さい順(減衰比ζ=0.0、、0.5)に表示している(曲線D0、、D5)。ここで、単に船舶2を係留索4にて係留しただけの場合を曲線D0で示している。また、範囲Aは通常の波の角振動数の範囲を示し、範囲Bは波の角振動数の長周期成分の範囲を示している。
【0019】
同図に示したように、係留系の変位の比は、固有角振動数の付近で大きく増大するとともに、係留系の減衰力に大きく依存する。このため、船舶2を係留索4にて係留しただけの場合には、固有角振動数の付近(Bの範囲)で非常に大きく共振して、非常に大きな長周期動揺が発生することになる。しかしながら、本実施の形態においては、前記防舷材5と抵抗板6とで船舶2の動揺を規制することにより、減衰力を増加させるため、長周期動揺を大きく低減することができる。なお、この原理については、後述する他の実施の形態における長周期動揺低減装置20、30、40、50についても適用できる(長周期動揺低減装置60については詳細を後述する)。なお、前記ポート7は無人式であってもよく、有人式であってもよい。また、前記抵抗板6に接触部11を設けたが、接触部11を設けなくてもよい。
【0020】
以下、本発明の他の実施の形態について説明する。以下の他の実施の形態において、第1の実施の形態と同様の部材については、同一の番号を付して適宜その説明を省略する。
図4は本発明の第2の実施の形態における長周期動揺低減装置20の平面図である。図5は図4に示した長周期動揺低減装置20の断面図である。これらの図に示したように、前記長周期動揺低減装置20は、船舶2を囲繞するように、複数の浮き袋21からなるフローティングフェンス22を形成している。このフローティングフェンス22はその両端部を岸壁3に沿って設けられた杭24、25に着脱自在に固定されている。これにより、船舶2の走行時には、フローティングフェンス22を杭の一方(例えば杭24)付近にて収納することで、船舶2の走行を行わせることができ、また船舶2が係留されているときには、フローティングフェンス22の先端部を矢印23に示すように移動させて、杭25に取り付けることにより、係留された船舶2を囲繞することができる。このフローティングフェンス22にて水面10を外部から遮断することにより、係留系に伝達される波からの力を減衰させることができるとともに、系の減衰力を増加することができるため、係留系と波の長周期成分との共振により発生する長周期動揺を低減させることができる。
【0021】
図6(a)は本発明の第3の実施の形態における長周期動揺低減装置30の平面図である。図7は図6(a)に示した長周期動揺低減装置30の断面図である。これらの図に示したように、係留された船舶2の前後方向にジェット流発生装置31を配置して、これらのジェット流発生装置31から、船舶2と岸壁3との間にジェット流32を発生させている。このジェット流32により、図6(b)に示したように、船舶2と岸壁3との間に負圧33を発生させることができ(コアンダ効果)、この負圧33が船舶2を岸壁3に接近させる力となる。これにより、前記防舷材5と船舶2との密着力を高めることができるとともに、船舶2の動揺を強く規制することができるため、長周期動揺を低減させることができる。なお、本実施の形態においては、2つのジェット流発生装置31を用いた場合について説明したが、ジェット流発生装置31の数は2つに限られない。また、ジェット流発生装置31は船舶2に向けて水を送り出すことでジェット流32を発生させているが、これに限らず、水を吸い込むことによりジェット流32を発生させてもよい。なお、この場合には、ジェット流32の向きは図6(a)に示したものと逆になる。
【0022】
図8は本発明の第4の実施の形態における長周期動揺低減装置40の平面図である。図9は図8に示した長周期動揺低減装置40の断面図である。これらの図に示したように、船舶2が岸壁3から離れることを防止するクッション体41を浮沈可能に設けている。すなわち、前記クッション体41は、先端部に空気袋42の取り付けられたリンク43と、底面に配設されたピン45に連結されたリンク44とが、ピン46を介して揺動可能に連結された構成となっている。空気袋42は図示しない空気給排手段に接続され、該空気給排手段により空気袋42の給排を可能としている。
【0023】
これにより、船舶2が係留索4に係留されるまでは、前記クッション体41を沈んだ状態に保持しておく(図9の点線部分参照)。このとき、空気袋42の空気は抜いておくことが好ましい。そして、船舶2が係留された後に、空気袋42に空気を供給して前記空気袋を矢印47のように水面10に浮上させる。これに伴い、リンク43,44が矢印48のように揺動することで、前記空気袋42を船舶2の沖側側面に対向するように保持させることができる(図9の実線部分参照)。このように、空気袋42と前記防舷材5とにより船舶2を挟むようにして、船舶2の動揺を防舷材5とクッション体41とで規制することができ、長周期動揺を低減させることができる。なお、実施の形態においてはクッション体41を2個設けたが、これに限らず1個であってもよいし、3個以上設けてもよい。
【0024】
図10は本発明の第5の実施の形態における長周期動揺低減装置50の平面図である。図11は図10に示した長周期動揺低減装置50の断面図である。これらの図に示したように、船舶2と岸壁3との間に介装された複数の防舷材5の間に、ジャバラ51が配設されている。図12は図10に示したジャバラ51の斜視図であり、図13は図12のジャバラ51に給排水手段を接続した状態の説明図である。これらの図に示したように、ジャバラ51はその一端面を岸壁3に接触させるとともに、他端面を船舶2に接触させている。ジャバラ51は給排ポンプ52を備えた水流路53に接続されており、該給排ポンプ52によりジャバラ51内への水の給排(供給・排出)を水流路53を介して行わせている。このようにジャバラ51内に水を供給、排出させることにより、船舶2に対する反発力、吸引力を発生させることができる。よって、船舶2の動揺を抑制するジャバラ51の減衰力を調整することが可能となり、長周期動揺を低減させることができる。なお、実施の形態においては、ジャバラ51により減衰力調整を行わせたが、例えば、磁石や圧縮吸盤等の手段により行ってもよい。
【0025】
図14は本発明の第6の実施の形態における長周期動揺低減装置60の平面図である。図15は図14に示した長周期動揺低減装置60の断面図である。これらの図に示したように、船舶2を係留する係留索4にオートテンション装置61を備えている。このオートテンション装置61は、係留索4の基端部側に巻き取り装置62を介装することにより、係留索4の巻き取り、送り出しを可能としている。また、前記オートテンション装置61には、図示しない変位量検知センサが設けられ、該センサを介して係留系の変位量を検知したときに、係留索4の張力の調整を行えるようにしている。これにより、係留系の変位量が予め設定された許容値以上に大きくなったこと前記センサにより検知すると、オートテンション装置61により係留索4のテンションを調整する。これにより、図3の矢印Eに示すように、係留系の固有振動数を変化させることができるため、波の長周期成分との共振を防止することができ、長周期動揺を低減させることができる。
【0026】
以上実施の形態において説明したように、係留された船舶2の長周期動揺を低減させることができるため、長周期動揺により荷役作業が中断されることを防止することができ、作業効率を高めることができる。また、従来のように防波堤を設定すると、設置に多大な費用や時間が必要となるが、実施の形態における長周期動揺装置では、費用や時間を大幅に低減することが可能となる。なお、本発明は、船舶に限らず、係留された浮体に適用することができる。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、浮体に対する長周期動揺を低減することができるため、浮体内での作業が長周期動揺により妨げられず、安全性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における長周期動揺低減装置の平面図である。
【図2】図1に示した長周期動揺低減装置の断面図である。
【図3】本発明の第1から第5の実施の形態における長周期動揺低減装置の原理を示す説明図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態における長周期動揺低減装置の平面図である。
【図5】図4に示した長周期動揺低減装置の断面図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態における長周期動揺低減装置の平面図である。
【図7】図6に示した長周期動揺低減装置の断面図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態における長周期動揺低減装置の平面図である。
【図9】図8に示した長周期動揺低減装置の断面図である。
【図10】本発明の第5の実施の形態における長周期動揺低減装置の平面図である。
【図11】図10に示した長周期動揺低減装置の断面図である。
【図12】図10に示したジャバラの斜視図である。
【図13】図12のジャバラを用いた説明図である。
【図14】本発明の第6の実施の形態における長周期動揺低減装置の平面図である。
【図15】本発明の第6の実施の形態における長周期動揺低減装置の断面図である。
【符号の説明】
1、20、30、40、50、60 長周期動揺低減装置
2 船舶(浮体)
3 岸壁(水際)
4 係留索
5 防舷材
6 抵抗板(抵抗物)
22 フローティングフェンス(フェンス)
31 ジェット流発生装置(水流発生装置)
41 クッション体
51 ジャバラ(減衰力調整機能)
61 オートテンション装置(張力調整手段)

Claims (6)

  1. 水際に係留される浮体の長周期動揺を低減させる長周期動揺低減装置であって、
    前記浮体を係留索にて係留し、浮体と水際との間に防舷材を介装するとともに、浮体を水際に接近する方向に付勢する抵抗物を備えたことを特徴とする長周期動揺低減装置。
  2. 水際に係留される浮体の長周期動揺を低減させる長周期動揺低減装置であって、
    前記浮体を係留索にて係留し、浮体と水際との間に防舷材を介装するとともに、浮体を水際の周囲に囲繞するように浮遊体のフェンスを形成したことを特徴とする長周期動揺低減装置。
  3. 水際に係留される浮体の長周期動揺を低減させる長周期動揺低減装置であって、
    前記浮体を係留索にて係留し、浮体と水際との間に防舷材を介装するとともに、前記船舶と水際との間に水流を発生させる水流発生手段を設けたことを特徴とする長周期動揺低減装置。
  4. 水際に係留される浮体の長周期動揺を低減させる長周期動揺低減装置であって、
    前記浮体を係留索にて係留し、浮体と水際との間に防舷材を介装するとともに、浮体が水際から離れることを防止するクッション体を浮沈可能に設けたことを特徴とする長周期動揺低減装置。
  5. 水際に係留される浮体の長周期動揺を低減させる長周期動揺低減装置であって、
    前記浮体を係留索にて係留し、浮体と水際との間に複数の防舷材を介装するとともに、該複数の防舷材の少なくとも一部に減衰力調整機能を付与したことを特徴とする長周期動揺低減装置。
  6. 水際に係留される浮体の長周期動揺を低減させる長周期動揺低減装置であって、
    前記浮体を係留索にて係留し、浮体と水際との間に複数の防舷材を介装するとともに、前記係留索に張力調節手段を備えたことを特徴とする長周期動揺低減装置。
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