JP2004015938A - 自動電圧調整装置 - Google Patents

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加藤 晴信
Kazuhiro Morita
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Abstract

【課題】従来のシミュレータ装置を用いたAVR装置の動特性機能確認試験では、製品であるAVR装置と励磁機、および試験用設備であるシミュレータ装置、インバータとを接続する必要があり時間がかかり、また、大きな配置エリアを確保する必要があった。
さらに、シミュレータ装置の保有台数に制限があり、AVR装置の輻輳した試験が不可能であり、試験設備の管理費用の増大を解消するために、シミュレータ装置を製品であるAVR装置内部に組み込み、試験を容易とする。
【解決手段】シミュレータ用アプリケーションをAVR装置の制御用アプリケーションに組み込む構造とし、双方が信号切換器を介して設けられ、シミュレーション試験が操作表示部からのモード選択手段によって選択可能とする。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は電力系統に接続されている発電機の自動電圧調整装置に関するものであり、特に、電力系統と発電機と励磁機を模擬したシミュレーション用アプリケーションを内蔵した自動電圧調整装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
図4に一般的な電力送電システムのブロック構成および自動電圧調整装置(以下、AVRと略す)9のブロック図を示す。
図において、1は発電機、2は界磁巻線、3は変圧器、4は交流遮断器、5は発電機電圧を検出するための計器用変圧器(PT)、6は発電機1の励磁機、7はシャント、8は発電機電流を検出するための計器用変流器(CT)、9は発電機電圧を制御するAVRである。
このAVR9には、例えば外部からの設定値増減指令より設定変更可能な電圧設定器10、電力系統の動態安定度を改善する系統安定化装置(PSS)11、発電機1が安定限界を超えた進相での運転とならないよう励磁量を制限する低励磁制限機能(MEL)12、発電機1の界磁巻線耐量内で運転するよう励磁量を制限する過励磁制限機能(OEL)13、および増幅器14が備えられている。
【0003】
次に動作について説明する。
励磁器6から発電機1の界磁巻線2に界磁電流が流れることにより発生する発電機電圧は、変圧器3により昇圧される。このときの昇圧された電圧の振幅と位相が送電電圧の振幅と位相に等しくなると同時に主遮断器4を投入して、発電機出力を系統側に併入する。このときの発電機電圧を一定に保つ制御を自動で行う、また発電機無効電力の制御、系統安定化装置(PSS)11との組み合わせで系統安定度向上のための制御を行うのがAVR9である。
次にAVR9の制御動作について説明する。
発電機の出力電圧は計器用変圧器(PT)5を通じて検出され、AVR9に入力される。入力された電圧は、あらかじめ電圧設定器10で設定された電圧と比較され、その偏差が増幅器14で増幅されて、励磁機6に制御信号を送る。その制御信号によって励磁機6は界磁巻線2の励磁量の大きさを加減し、発電機1の端子電圧が制御される。また、界磁巻線2の励磁量の大きさにも制限があり、過励磁保護のために過励磁制限機能(OEL)13と低励磁制限機能(MEL)12が制限回路として組み込まれている。前者は、分流器(シャント)7より界磁電流を検出して、過励磁基準値を超えていないかを計算し、超えている場合は発電機励磁量を制限させる信号を送ることにより、過励磁による過熱から発電機の界磁部を保護する。一方、後者は、計器用変圧器(PT)5より発電機電圧、計器用変流器(CT)8より発電機電流を入力として、これら2つの値から有効電力と無効電力を計算して予め設定した発電機出力制限領域内に抑えるようにするために最低励磁制限信号を送ることによって、発電機1の同期が失われるような領域まで励磁量が減少することを自動的に防止させる機能をもっている。
次に、前記AVR9が工場にて製造された後に行われる試験の為に必要な一般的設備について述べる。
試験には、製品であるAVR9と励磁機6とを接続し、これに、電力系統を模擬したシミュレータ装置および発電機1を模擬したインバータとを接続し、AVRの動特性機能確認を行っている。
つまり、AVR9のシミュレーション試験を実施する上で必要となる外部模擬機器は図4において、励磁機6、界磁遮断器15、界磁巻線2、発電機1、変圧器3、交流遮断器4で構成される。
【0004】
電力系統のシミュレータ装置としては、例えば特公報第2896039号公報に示されるものがある。これを図5に示す。この図5により、シミュレータ装置の一般的な動作を説明する。図5において、シミュレータ装置80bは、アプリケーション計算部80cと、初期値設定計算部33と、操作部20とインバータ60と、入力部32とを備えており、前記アプリケーション計算部80cは、図4に示した発電機1、励磁機6、電力系統等の模擬を行うための模擬計算を行い、それらを模擬動作させるものであり、前記初期値設定計算部33は、動特性およびダンパー手段を考慮した発電機定数、励磁機定数、電力系統定数等の初期値に基づいて、前記アプリケーション計算部80cに模擬の初期動作を行わせるための初期計算値を算出して前記アプリケーション計算部80cに設定するものである。前記操作部20は、前記発電機1、励磁機6、電力系統等の模擬のための操作信号を前記アプリケーション計算部80cに出力するものである。
前記インバータ60は、前記アプリケーション計算部80cにより求められた発電機1の模擬出力を交流出力に変換してAVR50に与えるものである。入力部32は、前記インバータ60の出力を受けたAVR50からの出力を入力するものである。そして、前記アプリケーション計算部80cと初期値設定計算部33はマイクロプロセッサ34により構成されていて、前記アプリケーション計算部80cを任意に変更可能とする保守ツールである。
【0005】
次に本願発明を生むきっかけとなった他の従来技術のシミュレーション試験のブロック図を図6に示す。図6において、AVR50の出力回路に発電機界磁巻線模擬負荷70を接続し、同じく出力回路の界磁電圧、界磁電流を外部シミュレータ装置80に入力し、この外部シミュレータ装置80にて、発電機モデル81、系統モデル82の等価回路により計算された発電機電圧、界磁電流を発電機模擬用三相インバータ装置60を介してAVR50の入力部52にフィードバックして、AVR50の動的挙動を確認していた。なお61は、励磁装置に相当するサイリスタ盤であり、盤面数が3面以上もある。また、51はAVR50の制御ロジックである。このようなシミュレーション試験を行う際には、発電機界磁巻線模擬負荷70の調整、AVR50と外部シミュレータ装置80との接続および外部シミュレータ装置80の調整が必要であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
このように、AVR50の動的挙動確認試験時には、外部シミュレータ装置80、発電機巻線模擬負荷70、インバータ装置60等の外部装置を必要とし、これらのH/Wを準備するとともに、AVR50との接続作業や試験準備に多大な時間が必要であった。また、盤面数として、AVR50は1面、励磁装置61は3面以上もあり、AVR50、励磁装置61、シミュレータ装置80、インバータ60等の配置エリアと作業スペース確保のために試験待ち時間を要し、さらにAVR50が輻輳して製作される場合には、シミュレータ装置80の保有台数の制限から所定の工程で行うことが困難な場合も生ずることもあった。
【0007】
この発明は前記のような課題を解決するためになされたものであり、シミュレーション用アプリケーション機能を内蔵したAVRとすることにより、接続作業時間の短縮、配置エリアと作業スペース確保のための試験待ち時間の削減、さらには大規模な試験設備を必要とせず、従来と同等のAVRの試験を可能とすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る自動電圧調整装置は、AVR制御ロジック部とシミュレーション用アプリケーション部と操作表示部と、さらに外部には発電機の励磁装置が備えられており、
前記シミュレーション用アプリケーション部には、前記AVR制御ロジック部の出力する点弧角指令値から発電機の界磁電圧、界磁電流を算出する第1の計算部と、発電機電圧を算出する第2の計算部とが設けられており、前記AVR制御ロジック部の入力部と出力部には信号切替器が設けられ、前記操作表示部からの信号によって、前記シミュレーション用アプリケーションと前記AVR制御ロジック部とが前記信号切換器を介して接続され、前記自動電圧調整装置の動特性試験が行われるものである。
【0009】
また、前記操作表示部には、自動電圧調整装置の動作モード選択手段が設けられているものである。
【0010】
また、前記AVR制御ロジック部とシミュレーション用アプリケーション部はマイクロプロセッサにより構成されているものである。
【0011】
またさらに、本発明による自動電圧調整装置にはAVR制御ロジック部とシミュレーション用アプリケーション部と操作表示部と、さらに外部には発電機の励磁装置が備えられており、
前記シミュレーション用アプリケーション部には、前記AVR制御ロジック部の出力する点弧角指令値から発電機の界磁電圧、界磁電流を算出する第1の計算部と、発電機電圧を算出する第2の計算部と、発電機モデル部および系統モデル部とが設けられており、
前記AVR制御ロジック部の入力部と出力部には信号切替器が設けられ、また前記操作表示部には自動電圧調整装置の動作モード選択手段が設けられており、さらに前記AVR制御ロジック部の入力部と出力部には信号切替器が設けられ前記操作表示部からの信号によって、前記シミュレーション用アプリケーションと前記AVR制御部とが前記信号切換器を介して接続されるとともに、前記操作表示部のモード選択手段からの信号により前記発電機モデル部および系統モデル部に付加されている発電機および系統の異常状態模擬機能によって、前記自動電圧調整装置の運転操作訓練用動特性試験が行われるものである。
【0012】
また、前記動作表示部の自動電圧調整装置の動作モード選択手段には少なくとも、通常運転モード、シミュレーション試験モード、運転操作訓練モードが設けられているものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図に基づいて説明する。
図1は、本実施の形態1におけるシミュレーション用アプリケーションを内蔵した自動電圧調整装置(以下、AVR装置と略す)の全体構成を示すブロック図である。
図において、AVR装置50aは、入力部53および出力部54にそれぞれ信号切換器53a、54aを有するAVR制御ロジック51aと、アナログ入力部52aが設けられている。前記入力部53に設けた信号切換器53aは発電機電圧、電流を外部から読み込まれた値として取り込む個所53と、切換器54aは前記AVR制御ロジック部51aで計算された点弧指令値を出力する個所54の2個所に設けられている。これらの主要部分により電力系統に接続されている発電機の通常運転時の自動電圧調整が行われる。ところがこの実施の形態1では図1に示すように、前記AVR装置50aは、シミュレーション用アプリケーション部80aと操作表示部20を内蔵している。前記シミュレーション用アプリケーション部80aには、前記AVR制御ロジック部51aからの出力信号(点弧角)を受けて界磁電圧および界磁電流を算出する第1の計算部83と、前記界磁電流から発電機電圧を算出する第2の計算部84と、発電機モデル部81、系統モデル部82とが設けられている。なお、前記AVR制御ロジック51aとシミュレーション用アプリケーション部80aはマイクロプロセッサにより構成されており、演算の複雑化、高速化に対応可能とするとともに、装置の小型化を図っている。図2に前記シミュレーション用アプリケーション部80aの詳細なロジックを示す。
前記操作表示部20には、モード切り替え手段が設けられており、前記モードは例えば少なくとも通常運転モード、つまり前記した通常運転時の自動電圧調整を行うモードと、後述するAVR装置50aのシミュレーション試験モードや運転技術員や保守技術員の運転操作訓練モード等を有している。この操作表示部20を操作し出力した切換信号によって前記信号切換器53a、54aが動作する。
今ここで例えば、工場で製造完了したAVR装置50aの動特性試験(シミュレーション試験)を行うケースについて説明する。この試験に必要とする設備は図1に示すAVR装置50aと外部装置である発電機励磁装置61でよい。すなわち、図6で示したように従来技術で必要としていた外部装置である外部シミュレータ装置80、発電機巻線模擬負荷70、インバータ装置60を不要としている。そして、図1に示すようにAVR装置50aと励磁装置61とを接続し、操作表示部20のモード切り替え手段をシミュレーション試験モードを選択し信号を出力すると、前記信号切換器53a、54aが動作して、前記AVR制御ロジック部51aとシミュレーション用アプリケーション部80aが接続され、AVR装置50a内にてフィードバック回路が成立し、従来のような外部装置を必要としないAVR装置50aの閉ループ試験が実現可能となる。
なお、前記信号切換器53a、54aは、前記したようにAVR制御ロジック部51aの入、出力部53,54に設けていることにより、AVR制御ロジック部51aとシミュレーション用アプリケーション部80aが接続する際、従来使用していたインバータ装置60で行っていた信号レベルの変換(工学値変換)を行うことなく、前記AVR制御ロジック部51aとシミュレーション用アプリケーション部80aで構成された回路で演算された結果をそのまま入、出力でき、従来例の図6で示した外部シミュレータ用アプリケーション部80で構築した閉ループ回路と等価のシミュレーション回路を実現している。
【0014】
次に、動作フローをフローチャート図3に基づいて説明する。
図に示すフローはAVR装置50aの通常運転における、例えば「無負荷発電機電圧確立試験」、「過渡応答試験」、「負荷上昇試験」の概略操作手順でAVR装置50aのシミュレーション試験状態を表す。これらの概略操作手順のうち、前記「無負荷発電機電圧確立試験」について述べる。
まず、操作、表示部20であるグラフィクパネルより通常運転モードからシミュレーション試験モードに切り替える。これにより前記したAVR制御ロジック部51aとシミュレーション用アプリケーション部80aとが接続される。次に初期値設定として発電機定数、励磁機定数、系統定数のデータを入力する。次に操作、表示部20のグラフィクパネルにて操作信号(タービン起動、ガバナの上げ/下げ、交流遮断器(52)ON等)により、励磁機、発電機、系統のシミュレーション計算(発電機無負荷状態、負荷状態における界磁電流、界磁電圧、発電機電圧、発電機電力、発電機周波数、発電機力率、系統電圧、系統周波数等に関わる演算)を前記シミュレーション用アプリケーション部80aが行い、その演算結果である発電機の出力を前記AVR制御ロジック部51aが入力し、AVR装置50aの動作特性試験を実施する。また、このモード以外にも、前記操作、表示部20より通常運転時における発電機や系統の状態変化要因、例えば外乱、事故等の入力を与えて、その外乱、事故等におけるシミュレータ計算を行い、同様のAVR装置50aの動作特性試験を実施する。
【0015】
実施の形態2.
前記実施の形態1では、AVR装置50aの試験のための機能を操作、表示部20を介して実施する例を示したが、この実施の形態2では、前記シミュレーション用アプリケーション部80aに設けられた発電機モデル部81と系統モデル部82に付加された発電機および系統の通常運転時では想定されない異常状態発生を仮定した要因を模擬する機能、例えば送電線三相短絡事故、発電機の同期外れ、脱調等の模擬機能を付加されており、前記操作、表示部20に設けられたモード選択手段からの信号によって前記したフィードバック回路を形成することで、運転技術員、保守技術員等の運転保守訓練を目的とした操作、表示設定が行えるものである。
このような機能をシミュレーション用アプリケーション部80aに設けることにより、メーカ内の工場試験では実行し難い発電プラント運転員や保守員および経験の少ない運転員のトレーニングを発電プラントサイドでも容易に行うことができる。
【0016】
【発明の効果】
この発明は以上述べたようなAVR装置であるので、以下に示すような効果を奏する。
【0017】
AVR制御ロジック部とシミュレーション用アプリケーション部と操作表示部と、さらに外部には発電機の励磁装置が備えられており、
前記シミュレーション用アプリケーション部には、前記AVR制御ロジック部の出力する点弧角指令値から発電機の界磁電圧、界磁電流を算出する第1の計算部と、発電機電圧を算出する第2の計算部とが設けられており、前記AVR制御ロジック部の入力部と出力部には信号切替器が設けられ、前記操作表示部からの信号によって、前記シミュレーション用アプリケーションと前記AVR制御ロジック部とが接続され、AVR装置の動特性試験が行われるので、AVR装置のシミュレーション試験を行う際、従来必要としていた設備としてのシミュレータ装置等の外部装置を必要とせず、試験設備の管理費の増大を抑制し、試験設備の保有台数に依存せずにAVR装置の試験を実施することが可能となる。また、試験作業スペースも狭くなり、かつ試験工程も短縮されるという効果を奏する。さらに、現地サイトにおいても必要に応じて、モード選択を行うことで、シミュレーション試験が容易に実施可能となる優れた効果を奏する。
【0018】
またさらに、AVR制御ロジック部とシミュレーション用アプリケーション部はマイクロプロセッサにより構成されているので、装置の小型化が図れるとともに、演算の複雑化、高速化に対応可能であるという優れた効果を奏する。
【0019】
また、AVR制御ロジック部とシミュレーション用アプリケーション部と操作表示部と、さらに外部には発電機の励磁装置が備えられており、
前記シミュレーション用アプリケーション部には、前記AVR制御ロジック部の出力する点弧角指令値から発電機の界磁電圧、界磁電流を算出する第1の計算部と、発電機電圧を算出する第2の計算部と、発電機モデル部および系統モデル部とが設けられており、
前記AVR制御ロジック部の入力部と出力部には信号切替器が設けられ、また前記操作表示部にはAVR動作のモード選択手段が設けられており、
さらに前記AVR制御ロジック部の入力部と出力部には信号切替器が設けられ前記操作表示部からの信号によって、前記シミュレーション用アプリケーションと前記AVR制御部とが接続されるとともに、前記操作表示部のモード選択手段からの信号により前記発電機モデル部および系統モデル部に付加されている発電機および系統の異常状態模擬機能によって、前記自動電圧調整装置が運転操作訓練用の動作が行われるので、AVR装置の試験以外に運転技術員、保守技術員のトレーニングをモード選択を行うことによって簡単にかつ容易にサイトで行えるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1によるAVR装置を示すブロック図である。
【図2】この発明の実施の形態1によるシミュレーション用アプリケーション部の詳細なロジックを示す図である。
【図3】この発明の実施の形態1によるフローチャートを示す図である。
【図4】従来技術における電力送電システムの回路図である。
【図5】従来技術におけるAVR装置のシミュレータ装置を示すブロック図である。
【図6】従来技術におけるシミュレーション試験を示すブロック図である。
【符号の説明】
20 操作,表示部、20a 動作モード選択手段、50,50a 入力部、53a 信号切換器、54 出力部、54a 信号切換器、61 励磁装置、
80 外部シミュレータロジック、80a 内部シミュレータロジック、
81 発電機モデル、82 系統モデル、83 第1の計算部、
84 第2の計算部。

Claims (5)

  1. 電力系統の電圧を安定制御する自動電圧調整装置であって、前記自動電圧調整装置にはAVR制御ロジック部とシミュレーション用アプリケーション部と操作表示部と、さらに外部には発電機の励磁装置が備えられており、
    前記シミュレーション用アプリケーション部には、前記AVR制御ロジック部の出力する点弧角指令値から発電機の界磁電圧、界磁電流を算出する第1の計算部と、発電機電圧を算出する第2の計算部とが設けられており、前記AVR制御ロジック部の入力部と出力部には信号切替器が設けられ、前記操作表示部からの信号によって、前記シミュレーション用アプリケーションと前記AVR制御ロジック部とが前記信号切換器を介して接続され、前記自動電圧調整装置の動特性試験が実行されることを特徴とする自動電圧調整装置。
  2. 前記操作表示部には、自動電圧調整装置の動作モード選択手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の自動電圧調整装置。
  3. 前記AVR制御ロジック部とシミュレーション用アプリケーション部はマイクロプロセッサにより構成されていることを特徴とする請求項1に記載の自動電圧調整装置。
  4. 電力系統の電圧を安定制御する自動電圧調整装置であって、前記自動電圧調整装置にはAVR制御ロジック部とシミュレーション用アプリケーション部と操作表示部と、さらに外部には発電機の励磁装置が備えられており、
    前記シミュレーション用アプリケーション部には、前記AVR制御ロジック部の出力する点弧角指令値から発電機の界磁電圧、界磁電流を算出する第1の計算部と、発電機電圧を算出する第2の計算部と、発電機モデル部および系統モデル部とが設けられており、
    前記AVR制御ロジック部の入力部と出力部には信号切替器が設けられ、また前記操作表示部には自動電圧調整装置の動作モード選択手段が設けられており、さらに前記AVR制御ロジック部の入力部と出力部には信号切替器が設けられ前記操作表示部からの信号によって、前記シミュレーション用アプリケーションと前記AVR制御部とが前記信号切換器を介して接続されるとともに、前記操作表示部のモード選択手段からの信号により前記発電機モデル部および系統モデル部に付加されている発電機および系統の異常状態模擬機能によって、運転操作訓練用の動特性試験が実行されることを特徴とする自動電圧調整装置。
  5. 前記操作表示部の自動電圧調整装置の動作モード選択手段には少なくとも、通常運転モード、シミュレーション試験モード、運転操作訓練モードが設けられていることを特徴とする請求項2または請求項4に記載の自動電圧調整装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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